新・特許太郎によろしく! 第2話「ライセンスについて学ぶ」
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新・特許太郎によろしく !
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第2話「ライセンスについて学ぶ」特許太郎29歳合成樹脂メーカーの営業マン最近、大口の取引先を開拓し、乗りに乗っている。私生活も仕事も順調。そんな、ある日・・・問題になりそうな他社特許を発見した。この特許を無効にするための資料を探したが見つからなかった。
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他社特許が邪魔で製品を売ることができません。
無効にするための資料も見つけることができませんでした・・・
3特許太郎の上司 そんなとき
は、
ライセンスを受けるんだ!
4特許太郎の上司
相手の弱点を見つけて、クロスライセンスに持ち込むんだ!
相手がライセンスをしぶったら、
第2話「ライセンスについて学ぶ」のおさらい ライセンス(実施許諾)
どうしても潰せない特許は、実施を諦めるか、相手方からライセンスを受けて実施する ライセンス料は、業界によって異なるが、通常は、売り上げの1~数%程度。 ライセンスを申し込むと相手の注意を引くので、ライセンスの申し込みは慎重に行う必要がある。 競合関係の場合、ライセンスが許諾されない場合も多い。
クロスライセンス お互いにライセンスを行うこと。 お互いが相手方の特許を使いたいときに行われる。 相手方が通常のライセンスには応じない場合でも、クロスライセンスには応じる場合がある。 クロスライセンスには持ち駒(=自社特許)の質と量が重要
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