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デルの工場における Microsoft®Deployment Toolkit 2012（MDT 2012）の統合

ユーザーガイド 2012 年 7 月

デルの工場における MDT 2012 の統合ページ 2

サービスの提供状況は国によって異なります。 © 2012 Dell Inc. All rights reserved.

プロセス

要件

構成

OSD マップ

ドライバ

CS の有効化

配送後の設定

メディアの作成

メディアの検証

デルの工場における MDT 2012 OSD 統合の概要

デルの構成サービスでは、すべての展開シナリオに対して一元化されたプロビジョニングソリューションを実現することにより、Microsoft Deployment Toolkit 2012 を利用する管理者の IT 関連業務を簡素化します。

管理者は、MDT 2012 を活用して、企業で作成および管理する必要がある OS イメージ数を削減することもできます。MDT は優れた柔軟性を持つため、管理者は 1 回の配布で OS、ドライバ、アプリケーション、およびパッチを管理できるようになります。

このガイドの対象読者は、デルをご利用の次のようなお客様です。

• MDT 2012 を使用し、組織内にオペレーティングシステムの展開を行う IT ネットワーク管理者またはマネージャ

はじめに Microsoft® Deployment Toolkit 2012（MDT）は、オペレーティングシステムの展開（OSD）を行える包括的なツールセットを含む、共通のコンソールを提供します。MDT 2012 は、クライアントおよびサーバーシステムのイメージの作成および修正を行うための、最適なプロセス/ツールセットです。デルの工場でプリロードされる MDT OSD のオプションには、次のものが含まれます：

• デルの製造工程でタスクシーケンスを開始（出荷前）。デルの工場内で OSD のプリロードおよびタスクシーケンスの大半を実行することにより、展開時間を短縮します。PC 展開のネットワーク帯域幅利用も、大幅に削減できます。本書ではこのオプションに注目し、タスクシーケンスとデルの製造工程を統合する（タスクシーケンスをデルの製造工程において実行可能にする）方法を説明します。

• 初回起動時にタスクシーケンスを開始（システムの受け取り後）。オンサイトで各システムに OSD をダウンロードするために必要な時間とネットワーク帯域幅を削減します。実稼働している MDT OSD がある場合には、この方法が工場で OSD のロードを開始する一番の近道です。

初回起動時にタスクシーケンスの実行を開始するお客様への重要なお知らせ：本書の内容は、初回起動時に（システムを受け取り後に）タスクシーケンスを開始するお客様には該当しません。デルに MDT OSD メディアを送り、プロジェクト設定を開始するための手順については、構成サービスプロジェクトマネージャにお問い合わせください。

管理者に求められる経験： • デルのクライアントシステムのイメージ作成、展開、お

よび検証 • MDT 2012 タスクシーケンスからのスタンドアロンメ

ディアのビルドの作成と検証

要件

管理者とエンドユーザーの経験を向上

ネットワーク帯域幅の

削減イメージ作成の効率化



はじめに

要件

構成

OSD マップ

ドライバ

CS の有効化

配送後の設定



構成サービスにおける MDT 2012 OSD プロセスの概要

次に、MDT 2012 OSD タスクシーケンスをデルの工場出荷時に統合するた

めに必要な、基本的な手順の概要を説明します。プロセス

手順 1：現在のタスクシーケンスを変更し、本書で詳述する構成サービスの要件を組み込みます。

手順 2：タスクシーケンス用のスタンドアロンメディアを作成し、デルの構成サービスチームに送付します。

手順 3：デルの IMS エンジニアと連携し、タスクシーケンスへの変更を検証します。

手順 4：デルの構成サービスチームが、工場で使用するためのスタンドアロンのメディアをインポートし、それを発注したシステムで使用します。

手順 5：発注したシステムにビルドを搭載し、工場内でブートを実行し、ビルドプロセスを開始します。

手順 6：ビルドプロセスのうち、工場内で行うプロセスが完了すると、システムをエンドユーザー向けに直接配送します。

手順 7：エンドユーザーがシステムを受け取り、ネットワークに接続して電源を投入します。

手順 8：ビルドプロセスが続行され、ユーザーのログオ

ンを許可する前に、ネットワーク接続を必要とする手順

（ドメインへの参加など）を実行します。

手順 8：ビルドプロセスが続行され、ユーザーのログオンを許可する前に、ネットワーク接続を必要とする手順（ドメインへの参加など）を実行します。



プロセス

構成

OSD マップ

ドライバ

CS の有効化

配送後の設定



はじめに

構成の要件

デルの工場内でタスクシーケンスの実行を開始するには、MDT 2012 タスクシーケンスはこれらの要件に対応している必要があります。

要件選択プロファイル

選択プロファイルは、作成されたメディアに含まれるコンテンツを制御するために使用されます。Deployment Workbench にフォルダを作成します。このフォルダには、アプリケーション、オペレーティングシステム、デバイスドライバ（非インボックスドライバ）、OS パッチと言語パック（パッケージ）、およびタスクシーケンスのアイテムが 1 つ以上含まれます。選択プロファイルは、MDT 2012 展開メディアを作成するための基礎として使用されます。

新しいコンピュータの展開シナリオを準備する

管理対象デバイスのドライバを展開すると、適切なデバイスドライバをターゲットコンピュータに実装できるようになります。

• Deployment Workbench の非インボックスドライバノードにフォルダ構造を作成し、MDT Documentation Library のヘルプファイル（「Managing Device Drivers（デバイスドライバの管理）」セクション）に記載の通りにデバイスドライバを整理します。

• フォルダを作成し、LTI 展開向けにデバイスドライバを整理します。 • 前の手順で作成したフォルダ構造に基づき（MDT Documentation

Library ヘルプファイルの説明に従い）、展開において使用されるデバイスドライバを選択するための選択プロファイルを作成します。

• LTI 展開用のデバイスドライバを選択するための、選択プロファイルを作成します。

• タスクシーケンスを構成し、選択プロファイルにデバイスドライバを展開します（MDT Documentation Library のヘルプファイルを参照）。

• タスクシーケンスを作成し、LTI 展開向けの選択プロファイルにデバイスドライバを展開します。

スタンドアロンメディアのビルドをオフライン PC に適用し、ビルドプロセスを検証する

• デルの構成サービスにステップを追加する前に、タスクシーケンスを検証します。

• スタンドアロンメディアのビルドを正常に完了後、変更した手順（例：デバイスドライバの導入や CS 手順）が正しく動作していることを検証します。

変数およびグループ名は、正しく入力してください。

例に示すとおりに、スペースとダッシュを追加してください。重要



プロセス

要件

OSD マップ

ドライバ

CS の有効化

配送後の設定



はじめに

スタンドアロンメディアのビルドの構成

ファクトリインテグレーションを成功させるには、標準のタスクシーケンスを変更して、デルの工場で正常に実行されるようにする必要があります。このセクションでは、タスクシーケンスに必要な変更を加えるための、基本的な手順を説明します。

構成構成

ハイライトされたセクションは、タスクシーケンスの状態に基づいて実行されます。例えば、タスクシーケンスグループ状態のキャプチャを選択してオプションタブをクリックすると、タスクシーケンスの変数 PHASE が STATECAPTURE の場合にのみ、このステップが実行されます。この変数は、タスクシーケンスの開始時に自動的に設定されます。通常、新しいコンピュータ展開シナリオでは、このステップはスキップされます。その他の条件文についても十分に確認し、タスクシーケンサの柔軟性について理解を深めてください。

標準のタスクシーケンス

標準のタスクシーケンスは、既存のタスクシーケンスを変更するために Standard Client Task Sequence（標準のクライアントタスクシーケンス）テンプレートを選択すると作成されます。

制限事項：展開ソリューションが複雑になってしまうため、同一の OS の展開において複数のタスクシーケンスを使用することは避けます。



プロセス

要件

構成

ドライバ

CS の有効化

配送後の設定



はじめに

CS 対応 MDT 2012 における OS 展開マップ

OSD マップ

CS 対応 MDT OSD マップ

このマップは、デルのファクトリインテグレーションに対して、現在の OSD タスクシーケンスを有効にするために必要なアクションを示します。このマップは、デルの製造工程でタスクシーケンスを構成する際のクイックリファレンスとして使用してください。

* これらのタスクは本番環境で実行しなければならないことがあるため、管理者は各手順を無効にする必要はありません。タスクを実行する時期とタスクをスキップする時期（例えば、CFI ≠ TRUE のときにタスクをスキップするなど）を制御するために、タスクシーケンス変数「CFI」を構成することを推奨します。

すべてのソフトウェアパッケージは、製造工程の間はオフライン展開を有効にしておく必要があります。システムは、ネットワークに接続せずに、工場でタスクシーケンスを実行します。ネットワークインフラストラクチャへの接続を必要とするパッケージがある場合は、タスクを「Post-Delivery Configuration（配送後の設定）」グループに移動します。このタスクグループは、配送後にシステムに電源が投入され、オペレーティングシステムが初めて起動されるときに実行されます。



プロセス

要件

構成

CS の有効化

配送後の設定



はじめに

OSD マップ

デルの工場から発注されたサポートモデルへのドライバの追加

ドライバ

必要なドライバを追加する

ドライバは、.INF ファイルを含むパッケージか、インストールする必要があるアプリケーションのどちらかの形式です。モデル固有のドライバパッケージとコンボ cab は Dell TechCenter から入手できます。

注：512e Advanced Format ドライブを正しくサポートする方法については、HYPERLINK "http://www.dell.com/512edrives" www.dell.com/512edrives

1) ドライバの .INF ファイルを、Deployment Workbench の非インボックスドライバノードにインポートします。

2) 他のアプリケーションと同様に、ドライバの MSI ファイルまたは setup.exe ファイルに対して MDT 2012 インストールアプリケーションプロセスを使用します。

3) 選択プロファイルを作成し、展開時にデバイスドライバを選択します。 » 高階層のフォルダが選択された場合は、デバイスドライバはより多く含まれま

すが、展開されたデバイスドライバに対する詳細な制御は行えなくなります。 » 低階層のフォルダが選択された場合は、含まれるデバイスドライバの数は少な

くなりますが、展開されたデバイスドライバに対して詳細な制御が行えます。 4) 選択プロファイル名を使用すると、Dell Latitude E3 Series x64 ファミリードライバ、

Dell Latitude E6410 x64 ドライバ、WinPE x64 ドライバ、WinPE x86 ドライバなど、実装されたデバイスドライバを識別しやすくなります。

5) 次に示すように WMI クエリを使用し、条件を統合してドライバを適用します。

» いずれかの条件が true の場合： » select * from Win32_ComputerSystemwhere Model like “Latitude E6420%”

http://en.community.dell.com/techcenter/enterprise-client/w/wiki/2065.dell-driver-cab-files-for-enterprise-client-os-deployment.aspx



プロセス

要件

構成

CS の有効化

配送後の設定



はじめに

OSD マップ

デルの工場から発注されたサポートモデルへのドライバの適用

ドライバ

ドライバパッケージを適用する

1) MDT Deployment Workbench を開きます。 2) Deployment Shares（展開共有）フォルダ構造を展開します。 3) デルの工場出荷時のインストールで使用する展開共有を開きます。 4) Task Sequences（タスクシーケンス）フォルダ構造を展開します。 5) メインペインで、デルの工場出荷時のインストールで使用するタスクシーケンスを右ク

リックし、プロパティ > タスクシーケンスタブを選択します。 6) Pre-Install Group Task（プリインストールグループタスク）を展開し、構成を選択し

ます。 7) 追加 > 全般 > Inject Drivers（ドライバの導入）をクリックします。 8) プロパティタブをクリックし、次の情報を入力します。

» 名前にモデルのドライバパッケージの説明を入力します。 o 例：Precision T7500 x64 Driver Injection

» 説明にドライバモデルを入力します。 » Choose a Selection Profile（選択プロファイルの選択）で前の手順で作成したド

ロップダウンからモデルドライバのプロファイルを選択します。 9) 「Install all driversfrom the selection profile（選択プロファイルからすべてのドライバ

をインストール）」を選択します。

条件付きステートメントを適用する

1) オプションタブをクリックします。 2) 追加 > WMI に照会するをクリックします。 3) WQL Input（WQL 入力）で、モデルタイプに対応する条件付きステートメントを入力しま

す。 » Select * from Win32_ComputerSystem where Model like “Precision T7500%”

4) 「エラーがあっても続行する」ボックスをクリックします。 5) OK > 適用をクリックします。

デルの工場でイメージを作成する各型式に対し、これらの手順を実行します。



プロセス

要件

構成

ドライバ

配送後の設定



はじめに

OSD マップ

デルの CS の初期化の構成

CS の有効化

Dell CS Entry（デルの CS の入力）グループは、Initialization Group（初期化グループ）内の既存のタスクシーケンスの最初に置かれ、1 つの主要セクションによって構成されます。

CS の初期化 CS の統合 CS の受け渡し配送後の設定

グループの作成 - Dell CS Entry（デルの CS の入力）

Microsoft Deployment Toolkit ナビゲーションペインで、デルの製造工程と統合するタスクシーケンスを確認します。

1) タスクシーケンスエディタで初期化を選択します。 » 追加 > 新しいグループをクリックします。 » 名前に Dell CS Entry （デルの CS の入

力）と入力します。 2) オプションタブをクリックします。 3) 「エラーがあっても続行する」を選択します。 4) オプションタブ > 条件の追加 > If ステートメント >

すべての条件をクリックします。 5) OK をクリックし、作成された If ステートメントを選

択して適切にネストします。 6) 条件の追加をクリックします。

» 変数 = CFI » 条件 = 等しい » 値 = True

7) OK > 適用をクリックします。



プロセス

要件

構成

ドライバ

配送後の設定



はじめに

OSD マップ

デルの CS の初期化の構成

CS の有効化


構成サービスを初期化する

CS を初期化すると、ファクトリインテグレーションファイルがシステムにコピーされ、初期のビルドの依存関係が定義されます。次のように、Initialize CS（CS の初期化）というコマンドラインの実行タスクシーケンスステップを作成します。Initialize CS（CS の初期化）は Dell CS Entry（デルの CS の入力）グループにネストされます。

1) タスクシーケンスエディタで Dell CS Entry（デルの CS の入力）を選択します。

2) 追加 > 全般 > コマンドラインの実行をクリックします。

3) プロパティタブで、次の情報を入力します。 » 名前に Initialize CS（CS の初期化）と入

力します。 » コマンドラインに CFI_START.BAT と入

力します。 » 作業フォルダに「C:\」と入力します。

4) オプションタブをクリックします。 5) 「エラーがあっても続行する」を選択します。



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プロセス

要件

構成

ドライバ

配送後の設定



はじめに

OSD マップ

デルの CS の統合の構成

CS の有効化


Dell CS Integration（デルの CS の統合）グループを作成する

CFI 変数を使用し、Dell CS Integration（デルの CS の統合）グループを作成、および構成します。

1) タスクシーケンスエディタで状態の復元グループを選択します。

2) 追加 > 新しいグループをクリックします。 3) プロパティタブをクリックし、次の情報を入力します。

» 名前に Dell CS Integration（デルの CS の統合）と入力します。

4) オプションタブ > 追加 > タスクシーケンス変数をクリックします。

» 名前に CFI と入力します。 » 条件で等しいを選択します。 » 値に True と入力します。

5) オプションタブで「エラーがあっても続行する」ボックスを選択します。

6) 適用をクリックします。



プロセス

要件

構成

ドライバ

配送後の設定



はじめに

OSD マップ

デルの CS の受け渡しの構成

CS の有効化


「Handoff to CS（CS への受け渡し）」タスクを作成する

Handoff to CS（CS への受け渡し）は、MDT プロセスをデルの工場に引き継ぎ、ビルドの依存関係を定義し、システムの配送を行います。

1) タスクシーケンスエディタで Dell CS Integration Group（デルの CS の統合）グループを選択します。

2) 追加 > 全般 > コマンドラインの実行をクリックします。 3) プロパティタブをクリックし、次の情報を入力します。

» 名前に Handoff to CS（CS への受け渡し）と入力します。

» コマンドラインに「CFI_LAUNCH.BAT」と入力します。

» 作業フォルダに「C:\」と入力します。 4) オプションタブで「エラーがあっても続行する」ボック

スを選択します。 5) 適用をクリックします。

「コンピュータの再起動」タスクを作成する 1) タスクシーケンスエディタで Dell CS Integration

（デルの CS の統合）グループを選択します。 2) 追加 > 全般 > コンピュータの再起動をクリック

します。 3) オプションタブで「エラーがあっても続行する」

ボックスを選択します。 4) 適用をクリックします。



プロセス

要件

構成

ドライバ

CS の有効化



はじめに

OSD マップ

配送後の設定

配送後の設定


CS をクリーンアップする

1) タスクシーケンスエディタで Post Delivery Configuration（配送後の設

定）グループを選択します。 2) 追加 > 全般 > コマンドラインの実行をクリックします。 » 名前に CS Cleanup と入力します。 » コマンドラインフィールドに CFI_CLEANUP.BAT と入力します。 » 作業フォルダフィールドに C:\DELL\CFI と入力します。 3) OK > 適用をクリックします。 4) 「CS Cleanup（CS のクリーンアップ）」タスクの実行後に、ネットワー

ク依存タスクを実行します。

Post-Delivery Configuration（配送後の設定）グループ

Post Delivery Configuration（配送後の設定）グループは、システムが出荷

され、オペレーティングシステムが初めて起動されたときに実行されます。

このグループは、ビルドプロセスを完了するために必要なステップに加えて

ください。このグループですべての個別タスクが実行されるように、「エ

ラーがあっても続行する」を組み込みます。次に、一般的にこのグループに

含まれるアイテムの一覧を示します。

CS のクリーンアップ（デルの工場で使用されたファイルをハードドライブから削除するために必要）

ドメインの復旧ネットワーク共有のマッピングネットワーク接続を必要とするアプリケーションインストール Windows のアクティブ化

1) タスクシーケンスエディタで状態の復元グループを選択します。 2) 追加 > 新しいグループをクリックします。 3) 名前に Post-Delivery Configuration（配送後の設定）と入力しま

す。 4) 適用をクリックします。

例示のみ：実行する必要がある、ネットワークインフラストラクチャ依存タスクをここに追加します



プロセス

要件

構成

ドライバ

CS の有効化

配送後の設定


はじめに

OSD マップ

展開メディアの作成

メディアの作

成

MDT Workbench で作成された展開メディアは、ISO ファイル形式です。ISO には、展開共有の現在のフォルダが含まれており、デルの工場での展開に使用されます。

展開メディアの作成方法

1) Deployment Workbench で Advance Configuration（高度な設定）を展開します。

2) Media フォルダを展開します。 3) Media フォルダを右クリックし、New Media（新規メディア）を選択

します。 » Media path（メディアパス）に、フォルダのパスと、生成される

ISO ファイルの名前を入力します。 » Selection Profile（選択プロファイル）で、展開に使用されるプ

ロファイルを選択します（5 ページの手順を参照）。 » Next（次へ）をクリックします。

4) Summary（概要）で Next（次へ）を選択します。

メディア ISO およびコンテンツフォルダは、メディアが Deployment Workbench で更新された後にのみ生成されます。

重要

メディアにコンパイルされるアイテムは、メディアに割り当てられた選択プロファイルによって決定されます。

展開共有で決定した規則は、メディアには引き継がれません。管理者は、メディアの CustomSettings.ini および Bootstrap.ini にルールを入力するよう求められます（手順は次ページを参照）。



プロセス

要件

構成

ドライバ

CS の有効化

配送後の設定


はじめに

OSD マップ

展開メディアの変更と LTI 展開の自動化

デルの構成サービスでは、製造工程でユーザーによる操作を行わないよう OSD が設定される必要があります。次の手順は、メディアのプロパティの CustomSettings.ini および Bootstrap.ini ファイルに適用する必要があります。次の図は、ルールのカスタマイズの参照用として使用します。

CustomSettings.ini 1) Media フォルダを開き、作成したメディアを選択します。 2) 作成したメディアを右クリックして、プロパティを選択し、ルールタブをク

リックします。 3) 設定セクションの最後で、CFI 変数を設定します。

» Properties=MyCustomProperty,CFI 4) デフォルトセクションの最後で、次の行を追加します。

» CFI=TRUE » SkipBDDWelcome=YES

[設定] Priority=Default Properties=MyCustomProperty, CFI [デフォルト] OSInstall=Y SkipWizard=YES SkipApplications=YES SkipAppsOnUpgrade=YES SkipDeploymentType=YES DeploymentType=NEWCOMPUTER SkipCapture=YES SkipAdminPassword=YES SkipProductKey=YES SkipDeploymentType=YES SkipDomainMembership=YES JoinDomain=yourdomain.local DomainAdmin=Deployment_Account DomainAdminDomain=yourdomain DomainAdminPassword=PASSWORD SkipUserData=YES UserDataLocation=NONE SkipTaskSequence=YES TaskSequenceID=Your_TS_Name SkipComputerName=YES OSDComputerName=Variable if used SkipPackageDisplay=YES SkipLocaleSelection=YES SkipTimeZone=YES SkipBitLocker=YES SkipSummary=YES CFI=TRUE FinishAction=SHUTDOWN,REBOOT,LOGOFF SkipSummary=YES SkipFinalSummary=YES SkipBDDWelcome=YES

Bootstrap.ini

5) ルールタブ内から Edit Bootstrap.ini（Bootstrap.ini を編集）ボタンをクリックします。

6) 展開時に、MDT のようこそ画面を表示しないようにするため、「Skip BDDWelcome=Yes」を使用します。

個々に示す展開共有のルールへの変更点は、ユーザー入力が行われないタスクシーケンスに必要な、空白の変数に入れられます。変数の値を変更するか、変数を追加し、クライアントシステムの展開をカスタマイズします（例：TaskSequenceID、OSDComputerName）。プロパティの定義のガイダンスについては、MDT 2012 ドキュメントの「Toolkit Reference」セクションを参照してください。




プロセス

要件

構成

ドライバ

CS の有効化

配送後の設定


はじめに

OSD マップ

スタンドアロンメディアのテスト

メディアの検

証

スタンドアロンメディアのビルドをテストし、工場での展開をシミュレートする

次の手順は、テストシミュレーションの手順を簡略的にまとめたものです。

1) Media フォルダで、Media（メディア） > Update Media Content（メディア

コンテンツの更新）を右クリックします。 2) スタンドアロンのメディア ISO を探して DVD に書き込むか、起動可能な外部

ストレージに解凍します。 3) テストシステムをネットワークから切断します。 4) メディア DVD または起動可能な外部ストレージを使用し、テストシステムを

起動します。 5) 展開を開始するプロンプトは表示されません。 6) タスクシーケンスプロセスが完了するのを待ちます。 7) システムにログインし、すべての設定およびアプリケーションのインストール

設定を検証して、展開が正常に完了したことを確認します。 8) インフラストラクチャにテストシステムが接続された状態で、手順 1 ～ 7 を再

度実行します。 9) システムにログインし、すべての配送後の構成が予期していたとおりに実行さ

れたことを確認します。 10) 2 つのテストの、最終的な構成の違いをメモします。 11) 展開をオフラインでテストするときに、イメージ展開動作に関するスクリーン

ショットまたは関連情報を提供します。これは、デルの IMS エンジニアによる

検証プロセスに役立ちます。

IMS PM と連携し、構成マネージャの OSD .ISO ファイルを送信してください。

デルの工場出荷時のインストール全体を複製することはできませんが、プロセスのシミュレーションを実行して、発生する可能性のある障害を特定する必要があります。プロセスが、ここに示した例と似ており、配送後の設定にネットワークアクセスが必要な場合は（ドメイン参加など）、少なくとも 2 つのテスト展開を実行することをお勧めします。1 つ目のテストは、システムをネットワークに接続して行います。もう 1 つのテストは、システムをネットワークから切断して行います。

お客様の組織に最適なソリューションの詳細については、デルの担当者にお問い合わせいただくか、DELL.COM/Services をご覧ください。

http://www.dell.com/services

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