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待機児童問題 Ver.2 子育て × 賑わい × 繋がり の好循環の仕組みをつくろう

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小金井市の待機児童問題を最新情報にまとめました。平成26年4月1日時点での対児童数は257名と昨年対比69名増。多摩26市中「待機児童発生率」は3年連続でワーストを更新する見込みとなり、喫緊の重要課題です。なぜ、ここまで悪化しているのか、そのポイントを解説します。

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待機児童問題 Ver.2

子育て × 賑わい × 繋がり の好循環の仕組みをつくろう

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待機児童問題 ~認可保育所増設の必要性~

母になるなら、 小金井市。

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小金井市は待機児童数がうなぎ昇り

115人 138人 188人 待機児童数

H23年4月1日現在 H24年4月1日現在 H25年4月1日現在

約1.6倍 さらに、H25年10月1日段階では237人にまで増えている(平成25年第4回定例会での答弁にて)

▼保育点数が100点が54人(全体の28.7%)

▼保育点数が95点以上が41.5%にものぼる

【H25年4月1日段階での待機児童データ】

▼0~1歳で待機児童の62%を占める(0~2歳では83%)

▼全就学前児童数における待機児童の割合は3.4%で多摩地域ワースト(24年4月1日段階では2.6%でこれもワースト)

小金井市の待機児童問題の振り返り①

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<データから読み取れること>

様々なデータからわかることは、小金井市は圧倒的に他市と比較しても保育提供枠の絶対数が少ない、ということが改めて浮き彫りに。

待機児童が50人以上存在する自治体に児童福祉法で義務付けられている「保育計画」を作成していないことから、待機児童解消は計画されていない、というのが市のスタンスであり小金井市の悲しい現状である。

▼26年度「認可保育所」に希望して入れない率→ 63.6%

多摩26市でダントツワースト

小金井市の待機児童問題の振り返り②

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「4月1日段階の待機児童数は、25年度を上回ることは予想される」と担当部長が答弁

ただし、26年度予算でも認可枠60名増 (増築&分園設置)しか措置されず

①26年4月1日に待機児童向けの緊急救済措置 ②27年4月以降の待機児童を減らすこと ③長期的な保育計画を策定し取組む事

小金井市の待機児童問題の振り返り③

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最新情報

<5年間の推移> 待機児童数

▼0~2歳で待機児童の約92%を占める(昨年度は83%)

▼全就学前児童数における待機児童の割合は4.4%で多摩地域3年連続ワースト見込み(待機児童未発表の自治体もあるため)

91名→115名→138名→188名→257名 (H22年4月1日) (H23年4月1日) (H24年4月1日) (H25年4月1日) (H26年4月1日)

257名 昨年対比 69名増

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分析① 5年間の就学前児童数増加トップ10(多摩26市)

「就学前児童数」の増加数が多い順にみると

小金井市は武蔵野市に次いで増加数が多い。

※三鷹市、府中市、西東京市は26年4月1日の待機児童数がまだ未公表だったため、25年4月1日段階の待機児童数を記載して換算。

就学前児童が増えている市は待機児童が増えている(傾向)

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分析② 5年間で待機児童数が増加した市(多摩26市)

5年間で待機児童が増えた市は10市。

「待機児童数」の増加数が多い順にみると

小金井市は26市でトップの増加数。 「発生率」も5年間でダントツの伸び

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分析③ 5年間で増加した保育枠(多摩26市)

「保育枠」の増加数が多い順にみると

←26市中16番目

待機児童数「増加ランキング」で上位に入った市

就学前児童数「増加ランキング」で上位に入った市

小金井市は就学前児童も大幅に増え、待機児童が増えているにも関わらず、充分保育枠を増やしていない

就学前児童、待機児童が共に増えている市で「認可」増が2ケタなのは小金井市のみ

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「待機児童解消方針」は出たが・・・

※27年度中に認可保育所1施設開設とはいえ…

・26年度入所にむけた保育枠増→122人分

待機児童69名増で257人

・来年度入所にむけた保育枠増→142人分(予定)

全く充分ではないことは明らか

ハード+ソフトの両軸の対応を

抜本的に取り組み方の見直し必要

→認可のさらなる増、保育コンシェルジュ導入など

→部課の壁を取っ払い、PTまたは情報活用の仕組みを