めでぃぷろ!パンフ ver.4.01

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Health & Medicine


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医療の教育インフラを創造し、患者さんがもっと笑顔になる社会を実現する「医療教育団体めでぃぷろ!」のパンフレットです。web:http://www.medi-pro.orgpromotion video:http://goo.gl/ncJmw

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Page 1: めでぃぷろ!パンフ Ver.4.01

医療に「マインド」教育を。

Page 2: めでぃぷろ!パンフ Ver.4.01

医療の教育インフラを創造し、 患者さんがもっと笑顔になる社会を実現する。

http://www.medi-pro.org

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Page 3: めでぃぷろ!パンフ Ver.4.01

What about MEDIPRO! ? めでぃぷろ!ってなに?

スキル マインド +

現在の医療は、医学を中心とした「スキル」教育によって 支えられています。

しかし、これからの医療は、医学的スキルだけではなく、唯一の答えのない中で最善の答えを見つけ出す「考えるチカラ」や、

患者さんの心を癒し生きる喜びをつくる「コミュニケーションのチカラ」が必要です。ただ、このような「マインド」教育を 体系的に提供している「学びの場」はほどんどないのが現状です。

めでぃぷろ!は、これからの医療に必要な「マインド」教育を

提供し、さまざまな医療者が「みんなで学びをつくる」、 そんな新しい医療の教育インフラを創造していくことで、 患者さんがもっと笑顔になる社会を実現します。

これからの医療教育=

既存の 学会・研究会・セミナー

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Page 4: めでぃぷろ!パンフ Ver.4.01

Background&Problem マインド教育が十分でない医療の問題

問題1 日本の医療事故の要因

37.1%  

43.6%  

46.5%  

51.3%  

72.1%  

待ち時間が短い

医師の説明がわかりやすい

医療技術や専門性が高い

医師やスタッフの接し方、対応がよい

近場にある、行きやすい場所にある 1. 2.

3.

4.

5.

問題2 病院を選ぶ基準

【出展】h,p://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/10710/index.html n=13280  (複数回答可)  

「マインド」教育がこれからの医療に必要な理由は 主に2つあります。

ひとつは、日本の医療事故の半数以上が、「確認を怠った」「観察を怠った」「判断を誤った」「精神的・身体的状態に

問題があった」などの「マインド」に関する要因である、 という事実です。

もうひとつは、医療を受ける側が病院を選ぶ要素として、 医療者の対応など「マインド」に関するニーズが高い現状が

あることです。 逆に言えば、これから「マインド」教育が医療の

基盤のひとつになれば、医療安全に大きく貢献するとともに、 患者さんの満足やQOLの向上につながると考えられます。

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気づく。

能力にする。

組織で学習する。

Domain 事業領域

他組織とのコラボレーション・プラットフォーム

院内研修

セミナー

対話の場

めでぃぷろ!は、医療現場にもとづいて開発・設計した コンセプトとラーニング・メソッドによる「マインド」教育を 他組織と共有する「コラボレーション・プラットフォーム」です。

医療現場を変える以下の3つのステップのすべてを提供できる

ナレッジ・ノウハウを有することで、他組織とともにスピーディに「マインド」教育を展開していきます。

ステップ1:「気づき」と「つながり」を生み出す「対話の場」

ステップ2:医療現場で求められるマインドを高める      「セミナー・スクール」

ステップ3:組織学習により医療の質を高めていく「院内研修」

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Page 6: めでぃぷろ!パンフ Ver.4.01

Value of MEDIPRO! 他にはない、めでぃぷろ!の3つの価値

ひとつ、「マナブコト」が違う。

ひとつ、「マナビカタ」が違う。

ひとつ、「マナブヒト」が違う。

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Page 7: めでぃぷろ!パンフ Ver.4.01

Concept Making マナブコト

能力別科目

テーマ別科目

ü 考える力

l フレームワーク l 問題発見 l ファンクショナルアプローチ

l 重要思考

ü メディカルコミュニケーション

l ロジカルコミュニケーション l  Q&A力 l コンテキスト思考

l 共感力

ü  明日から始める「医療安全&   業務改善」 ü  新人教育のための「コーチング」 ü  プレゼン&ファシリで変える 「ミーティング力」

めでぃぷろ!では、医学的スキルを最大限に生かす「マインド」を学ぶための体系的なコンセプトを開発・設計しています。 その基本となるのが「クリティカル・ シンキング」いわゆる論理思考です。 知識だけではない「ものの考え方」を学ぶコンテンツをさまざまな科目に落し込み、医療現場で求められる実践的能力を高めていきます。

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Page 8: めでぃぷろ!パンフ Ver.4.01

Learning Method マナビカタ

たとえ学ぶ内容が同じであっても、どのように学ぶか(学習プロセス)によって学習効果は大きく変わります。特にマインド教育においては、ただ知識を覚える「講義型」ではなく、何が問題か、どう解決すべきかを自分のアタマで考え、さらに他者との対話を通じて新たな気づきを得ることで自分の考えを見つめなおす「対話型」の「学びの場」が重要となります。

めでぃぷろ!では、座学と 臨床の架け橋となる 「事例」を用いた対話 「ケース・メソッド」を 通じて、学びを効率的、 効果的に深めていきます。

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Page 9: めでぃぷろ!パンフ Ver.4.01

Diversity マナブヒト

いろんな職種、分野、施設の医療者が、 それぞれの知識や経験を共有する。

多くの知恵が集まるからこそ、

ここでしか得られない学びができます。

「学びは特定の人から教わるだけではなく、 みんなでつくる」

めでぃぷろ!はそんな「学びの場」です。

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Page 10: めでぃぷろ!パンフ Ver.4.01

Virtual Reality めでぃぷろ!スクールの疑似体験

~考える力基礎第1回「フレームワークで考える」~

❶「学びのルール」の共有!

まず始めに、「学びのルール」を参加者全員と共有します。これは、めでぃぷろ!が提供する対話へと受講者をマインドセットするためです。これは、すべての回において共有されます。これは、医療者がこれまで受けてきた、答えを教えてもらい、覚えるというレクチャー・メソッドからの脱却のためにとても大事な営みとなります。

❷自分の考えを見つめ直す

受講者の「対話」へのマインドセットができた後、 さらに自分の考え方を見つめ直してもらい、これまでの「考え方のクセ」からの脱却を促すことで、参加者のアタマを柔らかくします。 左のスライドのように、一見簡単に見える問題にグループで答えを出していきます。そのなかで、自分が当初考えていた答えと他の参加者の答えとの違いを理解するとともに、この問題に隠れている本質的な意味を共有することで、考えることの難しさや重要性を実感してもらいます。

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Virtual Reality めでぃぷろ!スクールの疑似体験

~考える力基礎第1回「フレームワークで考える」~

❸フレームワークで考えることがなぜ重要かを気づかせる

ここから、第1回のテーマである「フレームワークで考える」のセッションが始まります。

しかし、従来の教育のように理論をすぐには教えません。めでぃぷろ!スクールでは、「気づきの演習」と呼ばれる問題をグループで考えても

らい、まずは従来の考え方のもとに答えを出していきます。 今回の「気づきの演習」は「投薬ミスの対策」について。対策をただ挙

げるだけでは、本当に対策がヌケモレていないか、重要な対策が挙げられているかがわかりません(左図上)。

ここで、フレームワークで対策をわけてみると、初めて「起こった事故を最小限にする」対策が十分に挙げられていないことがわかります(左

図下)。このように受講者は、この「気づきの演習」を通じて、テーマの理論の重要性を理解するのです。

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Virtual Reality めでぃぷろ!スクールの疑似体験

~考える力基礎第1回「フレームワークで考える」~

❹ケース・ダイアローグでフレームワークの理解を深める

クラスの後半では、めでぃぷろ!スクールの教育の最大の特徴で あるケース・メソッド・ダイアローグによってフレームワークの 理解を深めていきます。 今回のケースは「アクシデント会議」。三宮病院(架空)で行われた輸液ポンプの設定ミスに関するアクシデント会議での事例を もとに、自分がスタッフのひとりだったら、どのように対策を 考えるべきかをグループで考え、結論を出していきます。 グループでは、「ソフト+ハードでわけて考えるべきだ!」 「患者さんと当事者、管理者の視点でみるほうがいいのでは?」という意見が出てくるなど、フレームワークを徹底的に理解していく営みを受講者同士でつくることで、学びを醸成していきます。 最後に、2時間の学びを受講者が共有し、クラスが終了しました。

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ラーニングコンセプト&プロセスコミュニティ プラットフォーム

Innovation of Medical Learning 私たちが目指す医療の「学びの場」とは

講師

参加者

「コンテンツデリバー」モデル

参加者

「コンセプト&プロセス コミュニティ」モデル

私たちが目指す医療の「学びの場」とは、講師に依存するのではなく、参加者同士が互いの経験、知識を共有することで主体的に学びをつくっていく「コミュニティ」としての「学びの場です。

なぜならば、講師に依存してしまと学びが受動的になるとともに、その講師がいなければ学べないことになります。

さらにいえば、医療現場にいつも特定の講師がいてくれるわけではありません。

一方、ただ「コミュニティ」をつくるだけでは能力の最大化にはつながりません。そこには、参加者に、主体的に学んでいくため

の「学び方」を提供する、体系的概念的な学びのコンセプトと、それを効率的に学ぶためのプロセス(ラーニングメソッド)が 必要です。

めでぃぷろ!は、このような「コンセプト&プロセス コミュニティ」による医療の「学びの場」を創造し、

それを広く医療に提供・浸透させていきます。

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Our Will 代表メッセージ

~私たちが伝えたいこと~

Sato Kazuhiro

佐藤 和弘 めでぃぷろ! 代表 一般社団法人LINK 理事 Medical Learning Producer

(医療の学びの場のプロデューサー)

医療現場で働くなかで、医学の限界を痛感し、それを 超えるために医療者に何が必要かを、医療の外に探し求める。

そこで出会ったグロービス経営大学院の教育に感銘を受け、

このような「学びの場」が医療に必要であることを強く感じ、めでぃぷろ!を創設。 Facebook : http://facebook.com/satokazuhiro1980 Twitter : http://twitter.com/kazuhirosato Linkedin : http://jp.linkedin.com/in/kazuhirosato

『もし最愛の人が病気になったら、その医療を受けさせたいですか?』 臨床で患者さんの一番近くに居続けて約10年。私は、患者さんの笑った顔、うれしい顔をみてきました。その一方で、辛い顔や苦しい顔も、たくさん見てきました。その辛い顔を笑った顔にしたくて、医学的スキルを これまで高めてきました。

しかし、ある時、私は気付きました。 「医学的スキルだけでは患者さんの笑顔をつくれない」ということを。 「私たち医療従事者には、医学以外にも学ばなければならないことが ある」ということを。そして、それが「マインド」教育であることを。 現状の医療には「マインド」教育を体系的に学ぶ場がありません。 「社会問題は気づいた人の責任」であるならば、それに気づいた私が 「マインド」教育を提供する「学びの場」をつくろう!そして、患者さんの本当の笑顔をつくるんだ!この想いが、この団体を設立する原動力に なりました。 一緒に新たな一歩を踏み出していきましょう。 そう、すべては患者さんの笑顔をつくるために。

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「マインド」教育が変える、未来の医療へ。

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