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図書館移転

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TEL.03-3829-2470LOGI LINK プラス Vol.3 2017年7月発行発行所：SBSロジコム株式会社 東京都墨田区太平4丁目1番3号

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01 LOGILINK PLUS Vol.03　+

Case 0

3

SBSロジコム事例紹介

図書館移転に関するお問い合わせはContact

図書館の資料移転を30年以上にわたり担当SBSロジコムは慶應義塾大学様と30年以上にわたるお付き合いをさせていただき、これまで資料移転、レイアウト変更、塾内便（キャンパス間を回る定期自動車便）等を受託しています。今回は学外書庫である山中資料センターへの資料移転を受託。2015年末～2016年始に白楽サテライトライブラリー、2016年夏には三田メディアセンターの資料移転を実施しました。

オリジナルの作業機器を利用し、効率的な資料移転を実施

新砂支店

新砂支店

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図書館移転SBSロジコム事例紹介

Case 03

02LOGILINK PLUS Vol.03+新砂支店 TEL: 03-5665-2845 （月～金曜日 AM9：00～PM6：00）

Check Point

作業者の横でチェック担当者が間違いがないか確認1 専用台車を利用した作業2

オリジナル作業機器　専用台車Solution

図書の運搬専用に作成したオリジナルの作業機器。今までの段ボール詰めとは違う画期的な専用台車によって、エコで効率的な作業が可能です。

・箱詰め作業が不要・段ボールやテープの資材が不要・資材費の低減・作業スピード向上

梱包1

・荷解きのスピードが早い・棚に収めた時の配列再現性が高い・使用済み資材が散乱しない

解梱3運搬2

・専用シート（※1）で固定し、書架に並んだ状態のまま順番が変わることなく運搬するため、書籍の損傷がない・専用シート（※1）でホコリを防ぐ・キャスター付きで作業音が小さい

※1…静電気でフィルム同士がくっつくため、テープによる接着が必要ありません。

専用台車のメリット

〒136-0075 東京都江東区新砂1-13-11

TEL 03-5665-2845

Data

山中資料センターへの資料移転経緯Story

●2015年末白楽サテライトライブラリーが賃貸契約解消により閉鎖

●2015年11月，2016年1月期間を2回に分けて、白楽サテライトライブラリーの資料を山中資料センターへ移転移転冊数：1回目…約28万冊，2回目…約18万冊

●2016年8月書庫狭隘の解消を目的に三田メディアセンターの資料を山中資料センターに移転移転冊数：約8万冊

Case 0

3

SBS

ロジコム事例紹介

0403 LOGILINK PLUS Vol.03 LOGILINK PLUS Vol.03+ +

新砂支店

三田メディアセンターの資料移転について

三田メディアセンター（以下、三

田）では、年に約3万5千冊の資

料を受け入れています。

三田だけでは毎年増え続ける資

料を収めておくスペースが足りず、

慶應義塾全体の図書収納スペー

スとして、横浜市の白楽と山梨県

の山中湖にそれぞれ学外書庫を

設けています。その中の白楽の書

庫（白楽サテライトライブラ

リー）が賃貸借契約解消により閉

鎖されることになり、山中湖の書

庫（山中資料センター）に全ての

資料を移転することになりました。

そのため昨年度は、この資料移転

をSBSロジコムにお願いしました。

引き続き今年度も、三田に置かれ

ている資料を山中資料センター

に移転することになり、こちらも

お任せすることになりました。

長年にわたるお付き合い

SBSロジコムとは縁あって、長い

間図書館の資料移転をお願いし

ています。私がこの大学の職員に

なったのは約30年前ですが、そ

の当時にもSBSロジコム（当時東

京通運）が資料移転を担当して

いたのを覚えています。長年の実

績と経験があるので安心してお

任せしています。

緊張感を持って作業していただいています

私たちの希望は、資料を傷つけな

いことはもちろんですが、今と同

じ図書の並び順のまま山中資料セ

ンターへ移転していただくことで

す。並び順が乱れると資料が探せ

なくなってしまうため、並び順の

維持はとても大事なポイントにな

ります。このことは一見当たり前

で単純なようですが、何十万冊も

の資料を多くの人数で移転すると

なると間違いが起きやすいので、

実は根気のいる大変な作業です。

SBSロジコムは長年の経験から、

並び順をいかに間違えずに移転す

るためのノウハウが多数あって、

様々な工夫を凝らして書架の資料

をそのままの配列で移転してくだ

さいます。また、資料を落として

傷つけるといったこともなく常に

集中し、緊張感を持って作業に取

り組んでいただいています。

計算された効率的な作業

図書館員は資料移転を考える

際には冊数で考えがちなので

すが、それに対してSBSロジコ

ムの数え方は、棚数(段数)でと

らえるというところが違います。

段数でとらえることによって専

用台車（書架の運搬台）に何台

収まり、それがトラック１台に

どれだけ積めるか、それを何往

復すると作業が完了するのか

という計算になります。私たち

にその様な発想はありません

でした。冊数で考えると、その

中には薄い本もあれば厚い本

もあり、高さも違います。SBS

ロジコムの考え方で計算をす

ると全体像の把握が容易にな

ることに気が付きました。その

考え方を知ってからは、私も資

料の移動量の全体像をつかみ

やすくなりました。

安心のベテランスタッフ

SBSロジコムの作業スタッフの

方は長年本学の資料移転に携

わっている方が多く、安心して

お任せしています。大学側の担

当職員が変わり、資料移転の手

順がわからなくても、SBSロジ

コムのベテランスタッフの方が

詳しいことがあり、いろいろな

ことを教えていただいています。

担当の稲垣さんは、いつもはき

はきしていて対応が明るくてい

いですね。こちらとしては難し

いかなと思うお願いをすること

もありますが、嫌な顔せず「や

りましょう！」と言ってくださ

います。

難しい移転の場合は解決策を提案していただいています

無理なお願いをしてしまうこと

もありますが、難しい場合には、

お互いにどうやったらできるか

話し合い「こういう形でできそ

うですね」と解決策をご提案い

ただいています。資料移転は

長丁場なので、お互いが無理

をしない方法で、信頼関係を

持って作業をしていくことが非

常に重要だと考えています。

SBSロジコムとはこの信頼関

係が築けていると感じています。

資料移転以外に関することもお任せしています

これは私の部署ではないので

すが、大学全体としてもSBSロ

ジコムには、学内のキャンパス

間を回る「塾内便（学内便）」

の運行もお願いしています。そ

ういうことからも本学にとって

SBSロジコムは様々なお付き

合いがあり、物流に関すること

は全てお任せできるところも助

かっています。

図書館移転SBSロジコム事例紹介

Case 03

9

［慶應義塾大学 ご担当者様の声］

長年にわたる信頼と実績で安心してお任せしています

三田メディアセンター パブリックサービス担当課長 木下 和彦様

慶應義塾のメインライブラリーであるとともに、三田キャンパスにおける人文・社会科学の

研究教育活動を支えています。慶應義塾図書館（新館）、図書館旧館ならびに南館図書室が

あり、280万冊を超える蔵書と多くの電子資料へのアクセスを提供しています。

三田メディアセンター

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Interview

Case 0

3

SBSロジコム事例紹介

SBSロジコム事例紹介

Case 03 図書館移転 新砂支店

05 LOGILINK PLUS Vol.03　+

Interview

オリジナルの作業機器を使った効率的な移転

慶應義塾大学様の移転業務は、長年の間SBS

ロジコムが担当させていただいています。今

回は約1ヶ月間で、三田メディアセンターの地

下5階と4階の資料約8万冊（81,300冊）の移

転を担当いたしました。

今回の資料移転作業は、指定された書架の資

料を抜き取り、そのままの並び順で山中資料

センターに移転するという作業でした。作業

はSBSロジコムがオリジナルで開発した専用

台車を使用して効率的に行いました。この専

用台車はカルテや事務ファイル、図書の運搬

用に開発したもので、書架のサイズに合わせ

た特殊な台車です。これを使うことにより箱

詰め作業が不要になり、作業の効率化ととも

に資材コストの削減が可能です。

1日の作業は資料を書架から移動し、翌日の朝

にトラック4台で山中資料センターへ配送し

ました。移転先ではSBSロジコムのスタッフ

が、専用台車の資料を同じ並び順で書架に収

納するところまで担当しました。

チェックの徹底で作業ミスを防止

今回は指定された書架の棚全ての資料を移

動するのではなく、指定の資料だけを抜き取

るというご依頼でした。長時間の作業で集中

力を使うため、資料の抜き忘れ等のチェック

を徹底的に管理しました。資料を抜いていく

作業者の横でチェック担当者が間違いがない

か確認を行い、その日の終業前に全員で再

チェックをすることでミスを防ぎました。

貴重な資料の取り扱いにも留意

三田メディアセンターにある資料の中に

は、歴史のあるものも多く、今回は一番古

くて1600年代の資料がありました。劣化

しているものもありますので、スタッフ全

員が緊張感を持って集中して取り組みま

した。図書館移転を知り尽くしたスタッフ

が責任を持って取り扱います。また、専用

台車は資料を入れた後に専用シートで巻

いた状態で配送するため、配送中に資料

が落下してしまい傷つけてしまうといった

ことはありません。

図書館移転はもちろん様々なニーズにお応えします

SBSロジコムの図書館移転は、長年の実

績と経験から図書の扱いに自信がありま

す。ご担当者様の負担を最小限に、短期

間で作業いたします。また建物の条件を

見て移転方法をご提案させていただきま

す。その他事務所・研究室の移転やレイア

ウト変更もあわせて対応することが可能

です。

指定の資料を抜き取った書架慎重に進められる作業

新砂支店

稲垣 玲樹

長年積み重ねた実績と信頼で、長期にわたり移転業務を担当

図書館移転に関するお問い合わせはContact 06LOGILINK PLUS Vol.03+新砂支店 TEL: 03-5665-2845 （月～金曜日 AM9：00～PM6：00）

各キャンパス間を回る自動車便

塾内便も担当していますColumn

塾内便とは、慶應義塾大学のキャンパス間

を行き来し、荷物や資料を運ぶ定期自動車便

のことです。SBSロジコムではこの塾内便も

担当しています。毎日三田・日吉・湘南藤沢・

矢上・信濃町・芝にあるキャンパスの他、

幼稚舎・志木高等の一貫教育校等にも立ち

寄り、資料を乗せて移動します。時には

授業や行事のために使用される機器等大型の

物を運ぶこともあります。