1 a first introduction to Webサービスプロジェクト 2006/04/13 舩見 高貴生 大井...
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A first introduction toWebサービスプロジェクト
2006/04/13
舩見 高貴生大井 宏友石橋 利真
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プレゼンの趣旨
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プレゼンの趣旨
僕ら Web サービスプロジェクトの目指す目標と活動内容を
可能な限りわかりやすく説明する
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まずは
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公式に掲げているプロジェクトの目標と仮説
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プロジェクトの目標と仮説
仮説 Aリクルート媒体への送客を
もっと増やせないか?
昨今の Web の変化を元にした仮説
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プロジェクトの目標と仮説
仮説 B人手を介さないメディアで充分
マッチングが出来てしまうのでは?
昨今の Web の変化を元にした仮説
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プロジェクトの目標と仮説
仮説 A 仮説 Bこれらの仮説を証明することが当プロジェクトの目標です
プロジェクトの目標
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キーワード
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キーワード
アフィリエイト新たな送客経路
新たな Web ビジネス 今まで手の届かなかった人達を動かす
チープ革命僕らでもできる
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目先の目標 – 仮説 A を証明する
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目先の目標 – 仮説 A を証明する
仮説 Aリクルート媒体への送客を
もっと増やせないか?
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少し前の Web ビジネス ( 送客経路 )
目先の目標 – 仮説 A を証明する
Customer
検索エンジンex: Googleex: Yahoo!
= その層を省いた直接アクセス
Client
リクルートサイト
ex: Jalanex: Zexy
自社サイトex: ANA 航空券
予約
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個人メディアの登場目先の目標 – 仮説 A を証明する
個人が手軽に web 情報発信が出来る仕組み。他人のブログ記事に対して言及や敬意を表現する機能 ( トラックバック ) が特徴的。 RSSリーダーなるツールを使って効率的に巡回購読する。
サービス例 : ココログhttp://www.cocolog-nifty.com/
ブログ (Blog)
友達・知り合いの輪の中でのコミュニケーションツール。それぞれの日常や趣向について表現・会話する事で「人と繋がっている事の充足感」を得られる事が魅力のひとつ。
サービス例 : mixihttp://mixi.jp/
ソーシャルネットワークサービス (SNS)
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個人メディアの勢力増大目先の目標 – 仮説 A を証明する
総務省が調査した 2006 年 3 月時点でのブログおよび SNS の登録者数
ブログ 868 万人SNS 716 万人
※前年 9 月の調査時点から 80% 増加
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060413_2.html
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新たな送客経路の出現 : アフィリエイト目先の目標 – 仮説 A を証明する
ポータルサイト
ex: Amazonex: 楽天自社サイト
ex: ANA 航空券予約
ネット利用者
いつも読んでいるAさんのブログを通して商品を購入
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仲介者に対する小額な成果報酬の支
払い
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アフィリエイト報酬
Aさんのブログ
商品やサイトの推薦・紹介・体験
記
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現状 Web の送客経路目先の目標 – 仮説 A を証明する
SNSex: mixi
新たな何かex: Widgets
ex: IM
= その層を省いた直接アクセス
Customer
検索エンジンex: Googleex: Yahoo!
リクルートサイト
ex: Jalanex: Zexy
自社サイトex: ANA 航空券
予約
Client
便利系サイトex:
STAYDEALex: はてな
個人ページex: Blog
= 新たな送客経路 ( アフィリエイト )
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リクルートへのアフィリエイト送客を増やしたい
目先の目標 – 仮説 A を証明する
SNSex: mixi
新たな何かex: Widgets
ex: IM
Customer
検索エンジンex: Googleex: Yahoo!
リクルートサイト
ex: Jalanex: Zexy
自社サイトex: ANA 航空券
予約
Client
便利系サイトex:
STAYDEALex: はてな
個人ページex: Blog
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目標まとめ目先の目標 – 仮説 A を証明する
リクルートに対するアフィリエイト経由の送客
を増やす
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更なる目標 – 仮説 B を証明する
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更なる目標 – 仮説 B を証明する
仮説 B人手を介さないメディアで充分
マッチングが出来てしまうのでは?
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マッチング技術の発達 : C to C の未来は近い更なる目標 – 仮説 B を証明する
craigslisthttp://www.craigslist.com/
仕事、住まい、物品、サービス、コミュニティ、イベント… ありとあらゆる三行広告が手軽に掲載&検索できるサービス。月間 10億ページビューを稼ぐほどの人気。
情報掲載希望者から小額の掲載料を取ることでビジネスが成り立っている。シリコンバレーが本拠地のベンチャー企業が運営。社員十数名。
関連情報 :http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20079882,00.htm
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集合知を基礎とした、新たな経済の可能性更なる目標 – 仮説 B を証明する
del.icio.ushttp://del.icio.us/
個人ブックマーク管理サービス。皆が自分の為につけたブックマークが、裏で把握・集計されることで、どのサイトのどのページが多くの人にブックマークされているか (= 注目されているか ) が自然と浮き彫りになる仕組み。キーワードで検索すれば、そのキーワードに関連した注目ページがすぐに見つけられる。最近 Yahoo! に買収・吸収された。
日本での類似サービス:はてなブックマーク http://b.hatena.ne.jp/
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集合知を基礎とした、新たな経済の可能性更なる目標 – 仮説 B を証明する
Kizasi.jphttp://kizasi.jp/
あまたのブログ記事を大量に巡回・解析・統計化する事で、皆が今何に対して興味があるのかを示すサービス。ネット上で話題になっているキーワードを浮き彫りにしたり、ある特定のキーワードに対する関連ワードや属性を表す単語が何かを表示できたりもする。
類似サービス :BuzzTunes http://www.bztns.jp/
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その1例としてのサービスを立ち上げたい更なる目標 – 仮説 B を証明する
我々もこのような、集合知を基としたサービスの可能性を
追求した上で、ビジネスへと繋げたい
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目標まとめ更なる目標 – 仮説 B を証明する
R グループの中でも先駆者として、この新たなWEB サービスの仕組みを
検証~実証する
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成功に対する根拠
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今起きていること成功に対する根拠
技術者を含む少人数集団が、個人購入可能なレベルの
ハード・ソフトウェアを賢く・大量に組み合わせる事で、巨大サイトに
対抗可能なサービスを、低予算で提供することに成功している
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新たなサービスの成功例続出成功に対する根拠
Flickrhttp://www.flickr.com/
個人向けフォトアルバムサービス。登録した写真は他のユーザに公開され、各写真ごとにユーザ間交流の場が提供される。また、各写真に任意のラベル (tag) を付与する事が出来、すべての写真を対象にラベル検索する事が可能。一般開発者に対してサービスの 2次的利用も推奨 (API 公開 ) 。写真を基とした衆人知活用サービスの一例。最近 Yahoo! に買収される。社員数 : 8 名 (うち技術者 2-3名 )http://www.ludicorp.com/the_team.php
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新たなサービスの成功例続出成功に対する根拠
37signalshttp://www.37signals.com/
“ シンプルに解決する”を基本理念とした、グループウェア、個人スケジュラー、チャットツール等数々の Web サービスを立ち上げて成功している集団。MS Office に真っ向から対決した上で、多くの人々から賞賛を得られている。”自分で作ったものは自分で保守運用する”、“仕様書は作らない” 等の思想がエンジニアの心を引いている。社員数 : 7 名http://www.37signals.com/svn/
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新たなサービスの成功例続出成功に対する根拠
はてなhttp://www.hatena.ne.jp/
ブログサービス、ソーシャルブックマーク、人力検索サービス等を提供している、”知りたい事が説明されているページを他の人に探してもらうサイト”。堅実に、ユーザにとって便利なサービスを提供しようとしている姿勢が評価を得ている。主な収入源の1つがアフィリエイト報酬だという事も特徴。社員数 : 18 名 (うち技術者 10-12 名 )http://www.hatena.ne.jp/info/diary
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新たなサービスの成功例続出成功に対する根拠
ミクシィhttp://www.mixi.jp/
当時契約社員だったバタラ・ケスマさんが会社に対して提案+1人で殆どのシステムを作り上げたという経緯を持つ、現在日本最大手の SNS サービス。会員数は現在 300万人。利用者の 7割が最低 3 日に1度はログインしている程の利用率。うちの嫁も愛用。※バタラさんは現在、取締役技術最高責任者 (CTO) に。社員数 : 62 名 (mixi以外の事業含む ) http://mixi.co.jp/info.html http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/03/02/11092.html
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根幹を支えているのはチープ革命成功に対する根拠
数千万円級の超高性能ハードウェア群やソフトウェアを揃えられなくても、
腕っ節と創造力があれば、充分に大企業サービスに対抗可能な世の中の到来
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まとめ成功に対する根拠
技術力があれば僕ら数人だけでも実現できる
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But don’t forget - もっとも大切なのは成功に対する根拠
情熱 と アイディア
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なぜたたみラボでやるのか?
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なぜたたみラボでやるのか?
ベンチャースピリットの取り込み
先を行っているベンチャー企業の発想・思想を社内に取り入れて、視野を広げたほうがよいのでは?
スピードリリースを要する案件はチープ革命的発想で速攻作ればいい
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なぜたたみラボでやるのか?
己の身の丈を知る
自分の身の丈は誰かと比べて見ないとわからない。
だから自分達でもやってみて、WEB の世界ではどれ程のものか
を知ればいい。本当に安く早く出来るのかを知ればいい。
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なぜたたみラボでやるのか?
自分達で作る事の大切さ
誰かに発注する = コミュニケーションによる伝達ロスに繋がる。
思いついたアイディアをすぐさま創造物に反映させられる事が大切。
誰か他の人に任せると120%のクオリティの創造にはならない。
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なぜたたみラボでやるのか?
RMC に対するメリット
自分達の持っているノウハウ・力を利用して、別の領域に進出できる。
僕らは制作のシステムに長けている。それを新たな Web ビジネスに
活かせるのでは?- 鍵は過去の経験にある -
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終わりに
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終わりに
もしご興味あらば読んでみてください
『ウェブ進化論』梅田望夫さん
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終わりに
応援よろしくおねがいします
Web サービスプロジェクトチーム一同