1.3 アンケート調査票 「食の安全に関する消費者意...

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1.3 アンケート調査票 「食の安全に関する消費者意識と消費者行動」アンケート 東京都消費者月間実行委員会は「責任ある消費行動」がくらしを守り、持続可能な社会を実現することに繋が ると考えています。そこでこの度、消費者一人ひとりの食の安全に関する考え方や消費行動を調査し、この調査 結果をもとに報告会(2月特別企画)を開催することにしました。皆さまのご協力をよろしくお願い致します。 お住まい 1.東京都 2.東京都以外 性 別 1.男性 2.女性 年 齢 1.10 代 2.20 代 3.30 代 4.40 代 5.50 代 6.60 代 7.70 代 8.80 代以上 同居家族の有無 1.同居家族がいる(2 人以上の世帯) 2.単身(1 人の世帯) 家族構成(複数回答可) 1.乳幼児・妊婦(自身も含む)がいる 2.小学生がいる 3.中学生がいる 4.高校生又は高校生相当の子どもがいる 5.65歳以上の方がいる 6.1~5以外の同居者がいる 消費者団体に所属していますか 1.所属している 2.所属していない 食の安全について 問1. 食の安全に対して関心がありますか? ○印はひとつ1.大変関心がある 2.少し関心がある 3.あまり関心がない 4.全く関心がない 問2. 食に関して不安を感じることがありますか? ○印はひとつ1.大変不安を感じる 2.少し不安を感じる 3.あまり不安を感じない 4.全く不安を感じない 【1又は2と回答した方に】 以下のうち、何に不安を感じますか? (複数回答可) 1.食中毒 2.寄生虫 3.自然由来の重金属 4.輸入食品 5.残留農薬 6.食品添加物 7.遺伝子組み換え食品 8.放射性物質 9.BSE 10.その他 問 3. 食の安全について、A,Bどちらの考えに近いですか? ○印はひとつ1.A に賛成 2.どちらかというと A に賛成 3.どちらかというと B に賛成 4.B に賛成 食の安全に関わる情報について 問 4. 食の安全に関わる情報について、主に何から得ていますか? (複数回答可) 1.食品安全委員会(国) 2.地方自治体 3.新聞、テレビ、雑誌 4.生協や消費者団体 5.専門家 6.知人やネットのくちコミ 7.特にない 食品の購入について 問5. 食品は主にどこで購入しますか? (複数回答可) 注意:販売方法(店頭、インターネット等)は問いません。 1.スーパー 2.デパート 3.コンビニ 4.個人商店 5.生協 6.生協以外の自然食品系宅配 7.産地直売(所) 8.その他 問6. 生鮮食品(野菜・果実・肉・魚介等)を購入するとき、何に気を付けますか? (複数回答可) 1.鮮度・品質 2.価格 3.産地 4.検査結果 5.その他 問7. 加工食品(生鮮食品等を原料に製造・加工した食品)を購入するとき、何に気を付けますか? (複数回答可) 1.製造元 2.価格 3.賞味期限・消費期限 4.原材料表示 5.原産国 6.添加物 7.カロリー 8.栄養素 9.アレルギー物質 10.包装 11.その他 A.100%安全といえる食品はないので、偏りなくいろいろなものを食べることが大切だ B.食品は 100%安全が望ましいので、できる限り不安のある食品は避けるべきだ

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1.3 アンケート調査票

「食の安全に関する消費者意識と消費者行動」アンケート

東京都消費者月間実行委員会は「責任ある消費行動」がくらしを守り、持続可能な社会を実現することに繋が

ると考えています。そこでこの度、消費者一人ひとりの食の安全に関する考え方や消費行動を調査し、この調査

結果をもとに報告会(2月特別企画)を開催することにしました。皆さまのご協力をよろしくお願い致します。

お住まい 1.東京都 2.東京都以外 性 別 1.男性 2.女性

年 齢 1.10 代 2.20 代 3.30 代 4.40 代 5.50 代 6.60 代 7.70 代 8.80 代以上

同居家族の有無 1.同居家族がいる(2 人以上の世帯) 2.単身(1 人の世帯)

家族構成(複数回答可) 1.乳幼児・妊婦(自身も含む)がいる 2.小学生がいる 3.中学生がいる

4.高校生又は高校生相当の子どもがいる 5.65歳以上の方がいる 6.1~5以外の同居者がいる

消費者団体に所属していますか 1.所属している 2.所属していない

食の安全について

問1. 食の安全に対して関心がありますか? (○印はひとつ)

1.大変関心がある 2.少し関心がある 3.あまり関心がない 4.全く関心がない

問2. 食に関して不安を感じることがありますか? (○印はひとつ)

1.大変不安を感じる 2.少し不安を感じる 3.あまり不安を感じない 4.全く不安を感じない

【1又は2と回答した方に】 以下のうち、何に不安を感じますか? (複数回答可)

1.食中毒 2.寄生虫 3.自然由来の重金属 4.輸入食品 5.残留農薬

6.食品添加物 7.遺伝子組み換え食品 8.放射性物質 9.BSE 10.その他

問 3. 食の安全について、A,Bどちらの考えに近いですか? (○印はひとつ)

1.A に賛成 2.どちらかというとA に賛成 3.どちらかというと B に賛成 4.Bに賛成

食の安全に関わる情報について

問 4. 食の安全に関わる情報について、主に何から得ていますか? (複数回答可)

1.食品安全委員会(国) 2.地方自治体 3.新聞、テレビ、雑誌 4.生協や消費者団体

5.専門家 6.知人やネットのくちコミ 7.特にない

食品の購入について

問5. 食品は主にどこで購入しますか? (複数回答可) 注意:販売方法(店頭、インターネット等)は問いません。

1.スーパー 2.デパート 3.コンビニ 4.個人商店 5.生協

6.生協以外の自然食品系宅配 7.産地直売(所) 8.その他

問6. 生鮮食品(野菜・果実・肉・魚介等)を購入するとき、何に気を付けますか? (複数回答可)

1.鮮度・品質 2.価格 3.産地 4.検査結果 5.その他

問7. 加工食品(生鮮食品等を原料に製造・加工した食品)を購入するとき、何に気を付けますか? (複数回答可)

1.製造元 2.価格 3.賞味期限・消費期限 4.原材料表示 5.原産国

6.添加物 7.カロリー 8.栄養素 9.アレルギー物質 10.包装 11.その他

A.100%安全といえる食品はないので、偏りなくいろいろなものを食べることが大切だ

B.食品は 100%安全が望ましいので、できる限り不安のある食品は避けるべきだ

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原発事故で被災した地域の食品の購入について

問8. 2011 年3月の東日本大震災後の 1年間に、原発事故で被災した地域の食品を購入しましたか?

(○印はひとつ)

1.購入した 2.購入しなかった

【購入しなかった方にお聞きします】

補足質問1 購入しなかった理由は? (複数回答可)

1.安全性への不安 2.商品がない 3.必要がない 4.その他

補足質問2 不安を感じた理由は? (複数回答可)

1.検査が不十分 2.検査基準が甘い 3.乳幼児等に食べさせたくない

4.自身の健康不安 5.何となく不安 6.その他

問9. 現在(2013 年4月以降)、原発事故で被災した地域の食品を購入していますか?(○印はひとつ)

1.購入している 2.購入していない

【現在、購入している方にお聞きします】 【現在、購入していない方にお聞きします】

補足質問 1 購入の頻度は?(○印はひとつ) 補足質問 3 購入していない理由は?(複数回答可)

1.週 1回以上 2.月 2~3回

3.月1回以下

1.安全性への不安 2.商品がない

3.必要がない 4.その他

補足質問2 購入の理由は?(複数回答可) 補足質問 4 購入に不安を感じる理由は?(複数回答可)

1.安全性に信頼がある 2.品質がいい

3.価格が安い 4.復興支援のため

5.その他

1.検査が不十分 2.検査基準が甘い

3.乳幼児等に食べさせたくない 4.自身の健康不安

5.何となく不安 6.その他

食の安全に関する消費者意識について

問 10. いわゆる「風評被害」について、どう思いますか? (○印はひとつ)

1.「風評被害」はあると思う

2.実際に安全性に問題があり、「風評被害」とはいえない

3.よくわからない

問 11. 「風評被害」の原因は何だと思いますか? (複数回答可)

1.食の安全についての情報が十分でない 2.食の安全についての情報は信頼できない

3.メディアの伝え方に問題がある 4.消費者側に問題がある

5.販売・流通側が風評を恐れ商品を供給しないことに問題がある

6.インターネットによる風評の拡散 7.その他

問 12. 食の安全に関するご意見をご記入ください。(50 字以内で)

ご協力ありがとうございました

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第1章 調査の概要

1.1 調査の目的

東京都消費者月間は「責任ある消費行動」がくらしを守り、持続可能な社会を実現す

ることに繋がると考えています。

今回、「いわゆる風評被害について」、「未来につなげる消費行動について」、課題を明

らかにするために、消費者一人ひとりの食の安全に関する考え方や消費行動を調査しま

した。

調査結果をもとに、平成 26 年2月特別企画・調査研究報告会『食の安全に関する消費

者意識と消費行動』(―食の問題あれこれ!あなたはどう付き合いますか?―)を開催し

て情報発信に努めるとともに、次年度以降の消費者月間事業の企画にも反映させます。

1.2 アンケート調査の概要

(1)調査の設計

①調査対象者 一般市民男女

②回答者数 1,906人(うち、集計対象 1,821人)

③調査方法 インターネット及び紙ベース

④調査実施期間 インターネット:平成 25年 8月 13日~10月 11日

紙ベース:平成 25年 8月 13日~11月 29日

⑤調査票 別添調査票を使用

⑥調査実施機関 社会システム株式会社

(2)回収結果

表 1-1 有効回収数

回収数 有効回収数

インターネット 255 255

紙ベース 1,651 1,566

合 計 1,906人 1,821人

(3)調査の内容

・食の安全に対する関心度、不安感 (問1.2.3)

・食の安全に関わる情報取得先 (問4)

・食品の購入場所、購入時に注意する点 (問5.6.7)

・原発事故で被災した地域の食品の購入 (問8.9)

・「風評被害」に関する消費者意識 等 (問10.11)

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3

第2章 回答者の属性

(1) 居住地域

回答者の居住地域は、東京都が82.5%、東京都以外が14.9%であった。

(2) 性別

回答者の性別は、男性が16.3%、女性が68.2%であった。

(3) 年齢

回答者の年齢は、50歳代、60歳代が多く、50歳以上で半数以上、60歳以上で4割近くを占

める構成であった。

人数 割合

東京都 1,502 82.5%

東京都以外 272 14.9%

無回答 47 2.6%

人数 割合

男性 297 16.3%

女性 1,242 68.2%

無回答 282 15.5%

人数 割合

10代 7 0.4%

20代 101 5.5%

30代 228 12.5%

40代 361 19.8%

50代 407 22.4%

60代 417 22.9%

70代 225 12.4%

80代以上 47 2.6%

無回答 28 1.5%

10代

0.4%

20代

5.5%

30代

12.5%

40代

19.7%

50代

22.3%

60代

22.8%

70代

12.3%

80代以上

2.6%

無回答

1.5%

(n=1,821)

男性

16.3%

女性

68.2%

無回答

15.5%

(n=1,821)

東京都

82.5%

東京都以

14.9%

無回答

2.6%

(n=1,821)

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食の安全について

(1)食の安全に対する関心度

「大変関心がある」「少し関心がある」を合わせると98.1%になる。

<問1-男女別>

<問 1-年齢別>

※ 年齢が上がるほど、「大変関心がある」が増加する傾向がある。

※ 男性・女性とも半分以上が「大変関心がある」と回答したが、女性の方が男性より「大変関

心がある」が多い。

人数 割合

大変関心がある 1,143 63.2%

少し関心がある 631 34.9%

あまり関心がない 34 1.9%

全く関心がない 1 0.1%

問1 食の安全に対して関心がありますか?

80.6%

76.3%

60.9%

56.7%

50.0%

27.8%

18.3%

22.5%

38.1%

40.6%

46.5%

68.5%

1.1%

1.2%

1.0%

2.8%

3.1%

3.7%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

0.4%

0.0%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

70代・80代以上(n=268)

60代(n=414)

50代(n=404)

40代(n=360)

30代(n=228)

10代・20代(n=108)

大変関心がある 少し関心がある あまり関心がない 全く関心がない

大変関心

がある

63.2%

少し関心

がある

34.9%

あまり関

心がない

1.9%

全く関心

がない

0.1%

(n=1,809)

65.7%

51.7%

32.8%

44.3%

1.4%

4.1%

0.1%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

女性

(n=1,236)

男性

(n=296)

大変関心がある 少し関心がある あまり関心がない 全く関心がない

78.7%

81.0%

76.3%

60.9%

56.7%

50.0%

27.8%

19.1%

18.1%

22.5%

38.1%

40.6%

46.5%

68.5%

2.1%

0.9%

1.2%

1.0%

2.8%

3.1%

3.7%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

0.4%

0.0%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

80代以上(n=47)

70代(n=221)

60代(n=414)

50代(n=404)

40代(n=360)

30代(n=228)

20代以下(n=108)

大変関心がある 少し関心がある あまり関心がない 全く関心がない

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(2)食に関する不安

「大変不安を感じる」と「少し不安を感じる」を合わせると90.4%になり、ほとんどの人

が何らかの食に関する不安を感じている。

<問2 男女別>

<問2 年齢別>

※ 男性より女性の方が、「大変不安を感じる」「少し不安を感じる」とも多い。

※ 年齢では、年齢が高いほど「大変不安を感じる」が多い。(80代では減少)

人数 割合

大変不安を感じる 517 34.6%

少し不安を感じる 834 55.8%

あまり不安を感じない 138 9.2%

全く不安を感じない 6 0.4%

問2 食に関して不安を感じることがありますか?

大変不安を

感じる 34.6%

少し不安を

感じる 55.8%

あまり不安

を感じない 9.2%

全く不安を

感じない 0.4%

(n=1,495)

37.7%

21.8%

56.0%

55.6%

6.3%

22.6%

0.2%

1.1%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

女性

(n=1,019)

男性

(n=266)

大変不安を感じる 少し不安を感じる あまり不安を感じない 全く不安を感じない

30.6%

54.7%

46.6%

34.2%

25.8%

19.4%

9.3%

55.6%

39.2%

46.9%

58.1%

65.3%

67.8%

60.8%

11.1%

5.5%

6.5%

7.1%

8.6%

12.2%

29.9%

2.8%

0.6%

0.0%

0.6%

0.3%

0.6%

0.0%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

80代以上(n=36)

70代(n=181)

60代(n=352)

50代(n=339)

40代(n=291)

30代(n=180)

20代以下(n=97)

大変不安を感じる 少し不安を感じる あまり不安を感じない 全く不安を感じない

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(3)食の安全についての考え方

A,Bそれぞれに「賛成」または「どちらかというと賛成」は、51.3%対48.7%とほぼ

拮抗している。

4つの選択肢では「B.できる限り不安のある食品は避けるべき」に「どちらかといえば

賛成」が多い。

<問3-男女別>

人数 割合

Aに賛成 440 25.0%

どちらかというと

Aに賛成 464 26.3%

どちらかというと

Bに賛成 520 29.5%

Bに賛成 338 19.2%

A.100%安全といえる食品はないので、偏りなくいろいろなものを食べることが大切だ

B.食品は 100%安全が望ましいので、できる限り不安のある食品は避けるべきだ

問3 食の安全について、A、Bどちらの考えに近いですか?

Aに賛成 25.0%

どちらかという

とAに賛成 26.3%

どちらかという

とBに賛成 29.5%

Bに賛成 19.2%

(n=1,762)

24.0%

28.8%

26.5%

26.1%

31.2%

26.1%

18.3%

19.0%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

女性

(n=1,201)

男性

(n=295)

Aに賛成 どちらかというとAに賛成 どちらかというとBに賛成 Bに賛成

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7

79.4%

56.4%

28.6%

12.2%

8.6%

7.9%

2.6%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

新聞、テレビ、雑誌

生協や消費者団体

知人やネットのくちコミ

専門家

地方自治体

食品安全委員会(国)

特にない

(n=1,808)

(4)食の安全にかかわる主な情報源

主な情報源として、「新聞、テレビ、雑誌」が一番多い。

注)ここでは、情報源と情報媒体を同時に聞いている。

<問4-男女別>

<問 4-年齢別> 注)1位・2位に下線

※ 男女別では、女性は「生協や消費者団体」から多く情報を得ている。

※ 年齢別では、新聞テレビ等に次いで、20代以下・30代では「知人やネットの口コミ」

が2位となっている。40代以上の2位は「生協や消費者団体の情報」である。

回答

者数

新聞、テレ

ビ、雑誌

生協や消

費者団体

知人やネッ

トのくちコミ 専門家

地方自治

食品安全

委員会 特にない

20代以下 108 78.7% 12.0% 50.0% 11.1% 8.3% 3.7% 5.6%

30代 228 74.1% 44.3% 46.9% 8.8% 11.4% 5.3% 4.8%

40代 360 84.2% 56.9% 28.6% 8.9% 6.7% 5.8% 1.9%

50代 403 79.9% 62.5% 22.8% 13.6% 7.9% 8.4% 1.7%

60代 416 76.9% 65.6% 24.5% 14.9% 9.6% 9.1% 2.9%

70代 223 81.6% 59.6% 18.4% 13.9% 9.0% 10.3% 0.9%

80代以上 46 73.9% 58.7% 21.7% 13.0% 8.7% 19.6% 2.2%

問4 食の安全に関わる情報について、主に何から得ていますか? <複数回答可>

>>

82.5%

24.9%

31.0%

9.1%

9.8%

4.7%

6.4%

79.3%

61.9%

28.3%

13.4%

8.6%

9.1%

1.7%

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

新聞、テレビ、雑誌

生協や消費者団体

知人やネットのくちコミ

専門家

地方自治体

食品安全委員会(国)

特にない

男性(n=297) 女性(n=1,233)

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8

食品の購入について

(5)食品の購入場所

スーパーマーケットの83.6%に次いで、生協での購入が65%となっている。

<問5-男女別>

<問5-年齢別> 注)1位・2位に下線

スーパー 生協 コンビニ デパート 個人商店 産地直売

(所)

生協以外の

自然食品系

宅配

その他

20代以下 108 93.5% 24.1% 62.0% 13.0% 12.0% 5.6% 3.7% 2.8%

30代 228 91.7% 62.7% 28.5% 10.1% 15.8% 9.6% 3.9% 3.1%

40代 361 88.9% 70.6% 18.6% 12.2% 14.7% 11.9% 6.9% 1.7%

50代 407 82.1% 72.7% 14.3% 19.9% 18.4% 13.8% 6.9% 1.5%

60代 416 78.4% 70.2% 10.3% 24.5% 18.8% 18.5% 6.0% 2.6%

70代 225 77.3% 57.8% 9.8% 22.2% 23.6% 25.3% 6.7% 3.1%

80代以上 47 70.2% 46.8% 23.4% 31.9% 36.2% 14.9% 6.4% 4.3%

83.6%

65.0%

18.5%

18.4%

18.2%

15.1%

6.2%

2.4%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

スーパー

生協

コンビニ

デパート

個人商店

産地直売(所)

生協以外の自然食品系宅配

その他

(n=1,819)

問5 食品は主にどこで購入しますか? <複数回答可>

95.3%

36.8%

41.9%

17.9%

15.5%

5.1%

2.7%

2.4%

81.4%

70.0%

14.2%

19.1%

18.3%

15.9%

6.9%

2.1%

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

スーパー

生協

コンビニ

デパート

個人商店

産地直売(所)

生協以外の自然食品系宅配

その他

男性(n=296) 女性(n=1,242)

Page 10: 1.3 アンケート調査票 「食の安全に関する消費者意 …kurashifesta-tokyo.org/2014/special/img/syoku_houkoku.pdf1.3 アンケート調査票 「食の安全に関する消費者意識と消費者行動」アンケート

9

<問5-食の安全に対する関心度別> 注)問1の回答をもとに問5とクロス集計

<問5-食に関する不安度別> 注)問2の回答をもとに問5とクロス集計

※ 年齢により、購入場所に違いがみられる。20代以下ではコンビニがスーパーに次いで2

位である。(その他の世代では生協が2位である。)

また、年代が上がるほどデパートでの購入が多い。

※ 「食に関して大変不安を感じる」では、スーパーと生協がほぼ同じである。 〔補足〕単身世帯では、スーパーに次いで、コンビニが2位である。

単身世帯の年齢層は20代以下:17%、30代:11%、40代:12%、50代:11%、

60代:22%、70代:14%、80代以上:1% である。

1.4%

2.7%

9.3%

15.6%

13.7%

26.0%

53.2%

91.6%

3.0%

8.1%

18.0%

19.8%

21.3%

14.2%

71.8%

79.0%

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

その他

生協以外の自然食品系宅配

産地直売(所)

個人商店

デパート

コンビニ

生協

スーパー

大変関心がある(n=1,142) 少し関心がある・あまり関心がない・全く関心がない(n=666)

2.1%

2.8%

7.6%

17.4%

16.7%

38.9%

34.7%

93.1%

1.2%

3.4%

11.4%

16.3%

18.9%

21.0%

64.1%

89.2%

4.7%

10.3%

18.8%

21.5%

20.3%

12.8%

70.5%

74.0%

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

その他

生協以外の自然食品系宅配

産地直売(所)

個人商店

デパート

コンビニ

生協

スーパー

大変不安を感じる(n=516) 少し不安を感じる(n=834) あまり不安を感じない ・全く不安を感じない(n=144)

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10

(6)生鮮食品購入時に気をつけていること

鮮度・品質が89.9%と1位、次いで産地、価格の順になっている。

<問6-男女別>

※ 男女別の2位は、女性が「産地」、男性は「価格」である。

※ 年齢別では、年齢が低いほど、「価格」を重視している。(図表省略)

※ 全体では「検査結果」とした割合は20%だが、「消費者団体に所属している」で

は29.2%である。(図表省略)

※ 関心度別の「大変関心がある」では、「産地」が2位、「価格」が3位であるが、「少

し関心がある~まったく関心がない」では、「価格」が2位,「産地」が3位である(図

表省略)。

※ 不安度別では、「大変不安を感じる」で「検査結果」が36.5%と他の層と比べて多

く、「価格」は39.6%と他の層と比べて少ない。(図表省略)

89.9%

67.4%

51.7%

20.1%

2.4%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

鮮度・品質

産地

価格

検査結果

その他

(n=1,805)

問6 生鮮食品(野菜・果実・肉・魚介等)を購入するとき、何に気を付けますか? <複数回答可>

81.1%

52.2%

58.2%

7.7%

2.7%

92.0%

71.0%

51.1%

22.4%

2.3%

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

鮮度・品質

産地

価格

検査結果

その他

男性(n=297) 女性(n=1,230)

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11

(7)加工食品購入時に気をつけていること

原産国が1位、次いで賞味期限・消費期限、添加物、原材料表示、製造元で50%を超えている

<問7-男女別>

※ 男女別では、女性は「原産国」が1位、「添加物」が2位である。

男性は、「賞味期限・消費期限」が1位、「価格」が2位である。

※ 年齢別では、年齢が低くなるほど「価格」に関心を持っている。

また、20代以下は、「カロリー」に関心がある人が多い。(図表省略)

※ 「大変関心がある」と「大変不安を感じる」では、「原産国」「添加物」「原材料表

示」で顕著に割合が高く、「価格」に対する関心は低い。(図表省略)

68.6%

63.5%

60.4%

56.3%

50.3%

41.8%

12.8%

9.6%

6.1%

4.0%

1.2%

0% 20% 40% 60% 80%

原産国

賞味期限・消費期限

添加物

原材料表示

製造元

価格

カロリー

アレルギー物質

栄養素

包装

その他

(n=1,808)

問7 加工食品(生鮮食品等を原料に製造・加工した食品)を購入するとき、何に気をつけますか?<複数回答可>

52.4%

66.2%

36.8%

37.8%

43.6%

54.1%

15.9%

6.4%

6.4%

2.7%

1.7%

71.2%

62.9%

66.0%

61.5%

51.2%

40.0%

12.6%

10.1%

6.3%

4.2%

1.1%

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0%

原産国

賞味期限・消費期限

添加物

原材料表示

製造元

価格

カロリー

アレルギー物質

栄養素

包装

その他

男性(n=296) 女性(n=1,235)

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12

(9) 原発事故で被災した地域の食品の購入状況(現在※2013年4月~11月)

震災後1年間に「購入していなかった」は35.2%であった。

現在「購入していない」は26.2%で、震災後 1 年間に比べて9%減少した

(9)-2 被災地の食品を購入する理由 【問9で「購入している」と答えた方に】

被災地の食品を購入している人(73.8%)のうち、「復興支援のため」が70.6%、

「安全性に信頼がある」は30.7%である。

コメント~~~~~~

人数 割合

購入している 1,314 73.8%

購入していない 467 26.2%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

震災後1年間

現在

被災地の食品の購入について

震災後1年間と現在の比較 購入した 購入しなかった

問9 現在(2013年4月~11月)、原発事故で被災した地域の食品を購入していますか?

問9-2 購入の理由は? <複数回答可>

70.6%

30.7%

19.6%

11.3%

15.1%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%

復興支援のため

安全性に信頼がある

品質がいい

価格が安い

その他

(n=1,277)

購入してい

73.8%

購入してい

ない

26.2%

(n=1,781)

比較1

2013 年 4 月~11 月

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(9)-3 被災地の食品を購入していない理由

【問9で「購入していない」と答えた方に】

現在、被災地の食品を購入していない人(26.2%)のうち、購入していない理由は

「安全性への不安」が73.7%である。震災後 1 年間は、購入していなかった人(35.2%)

のうち、76.1%が「安全性への不安」を理由に挙げていた。

※ 家族構成別の、「乳幼児・妊婦がいる」の「乳幼児に食べさせたくない」が

88.9%と多い。(図表省略)

※ 「消費者団体に所属している」で、「検査が不十分」を理由に挙げた割合が

55.4%と他の層と比べて多い。(図表省略)

73.7%

18.3%

11.2%

6.4%

0% 20% 40% 60% 80%

安全性への不安

商品がない

必要がない

その他

(n=437)

問9-3 購入していない理由は? <複数回答可>

問9-4 購入に不安を感じる理由は? <複数回答可>

43.8%

38.5%

36.0%

33.1%

24.3%

6.9%

0% 10% 20% 30% 40% 50%

検査が不十分

検査基準が甘い

何となく不安

乳幼児等に食べさせたくない

自身の健康不安

その他

(n=317)

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14

70.3%

62.3%

29.8%

25.7%

21.8%

18.5%

3.4%

0% 20% 40% 60% 80%

食の安全についての情報が

十分でない

メディアの伝え方に問題がある

食の安全についての情報は

信頼できない

消費者側に問題がある

インターネットによる風評の拡散

販売・流通側が風評を恐れ

商品を供給しないことに問題がある

その他

(n=1,778)

食の安全に関する消費者意識について

(10)「風評被害」について

「風評被害がある」と思う人は、全体の74.2%であった。

(11)風評被害の原因

風評被害の原因として「食の安全についての情報が十分でない」が1位で70.3%、

「メディアの伝え方に問題がある」が2位で62.3%である。

※ 男女別では、男性では「メディアの伝え方に問題がある」が1位である。

女性の1位は「食の安全についての情報が十分でない」である。

「消費者側に問題がある」は男性の方が多い。(図表省略)

※ 年代別では、20代以下と80代で「消費者側に問題がある」が若干高くなっている。

また、20代以下では、他の年代に比べて「インターネットによる風評の拡散」の割合

が高い。(図表省略)

「風評被害」はあると思

う 74.2%

実際に安全性に問題が

あり、「風評被害」とは

いえない 16.3%

よくわから

ない 9.5%

(n=1,793)

人数 割合

「風評被害」はあると思う 1,332 74.2%

実際に安全性に問題があり、

「風評被害」とはいえない 293 16.3%

よくわからない 171 9.5%

問10 いわゆる「風評被害」について、どう思いますか?

問11 「風評被害」の原因は何だと思いますか? <複数回答可>

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比較 2 東日本大震災で被災した地域の食品購入について

【問 9】の回答より、以下の 2 つの群について、問 3、問 4、問 11 とのクロス集計をした。

X:被災地の食品を購入していて、安全性に信頼があると回答(392人)

Y:被災地の食品を購入していて、安全性への不安と回答 (322人)

【問 3】食の安全についての考え方とX群・Y群のクロス集計

【問 4】食の安全にかかわる情報についての回答とX群・Y群のクロス集計

【問 11】風評被害の原因についての回答とX群・Y群とのクロス集計

6.5%

9.3%

17.7%

40.7%

49.7%

77.0%

12.0%

9.7%

12.2%

23.2%

69.9%

76.5%

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

食品安全委員会(国)

地方自治体

専門家

知人やネットのくちコミ

生協や消費者団体

新聞、テレビ、雑誌

X安全性に信頼がある (n=392)

Y安全性への不安 (n=322)

14.1%

31.7%

19.2%

25.7%

34.0%

27.5%

32.7%

15.2%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

Y安全性への不安

(n=312)

X安全性に信頼がある

(n=382)

Aに賛成

どちらかというとA

どちらかというとB

Bに賛成

A.100%安全といえる食品はないので、偏りなくいろいろなものを食べることが大切だ

B.食品は 100%安全が望ましいので、できる限り不安のある食品は避けるべきだ

4.7%

10.6%

7.8%

7.1%

43.5%

54.3%

69.3%

3.3%

24.7%

24.5%

36.2%

71.7%

15.3%

75.8%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0%

その他

インターネットによる風評の拡散

販売・流通側が風評を恐れ商品を供給しな

いことに問題がある

消費者側に問題がある

メディアの伝え方に問題がある

食の安全についての情報は信頼できない

食の安全についての情報が十分でない

X安全性に信頼がある

(n=392)

Y安全性への不安

(n=322)