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平成19年3月2日(金) 横浜市健康福祉局高齢健康福祉課

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平成19年3月2日(金)

横浜市健康福祉局高齢健康福祉課

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平成18年度横浜市通所介護事業所・通所リハビリテーション事業所研修会

【日 時】平成19年3月2日(金) 午後13時00分から

【会 場】新都市ホール

次 第 1 各種加算の算定にあたって必要なプロセスについて(13:00~14:10) 横浜市健康福祉局高齢健康福祉課 2 各種加算サービス提供にあたっての留意点(14:10~17:00) 個別機能訓練加算及び運動器機能向上加算(14:10~15:30) 横浜市総合リハビリテーションセンター 渡邉 愼一氏 【休 憩】 (15:30~15:40) 口腔機能向上加算(15:40~17:00) 横浜市歯科医師会 雨宮 和則氏 3 事務連絡(17:00~17:20) 横浜市健康福祉局高齢健康福祉課

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目 次

1 各種加算の算定にあたって必要なプロセスについて・・・ 1

2 参考様式 ~個別機能訓練加算~ ・・・ 9

3 参考様式 ~運動器機能向上加算~ ・・・14

4 各種加算サービス提供にあたっての留意点

~個別機能訓練加算及び運動器機能向上加算~ ・・・23

5 各種加算サービス提供にあたっての留意点

~口腔機能向上加算~ ・・・50 6 参考資料(基本チェックリスト) ・・・67 7 平成 18 年度通所系サービスにおける事故報告について・・68

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平成19年3月

健康福祉局高齢健康福祉部高齢健康福祉課

各種加算の算定にあたって必要なプロセスについて

-1-

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◆ 各種加算を算定するにあたって必要なプロセスについて

1 加算の種類

(1) 通所介護・認知症対応型通所介護・介護予防通所介護・介護予防認知症対応型通所介護

平成18年3月まで 平成18年4月から

通所介護 通所介護 認知症対応

型通所介護

介護予防

通所介護

介護予防認知症

対応型通所介護

食事提供加算 廃止(平成 17年 10月~)

送迎加算 廃止(送迎に係る費用は基本報酬に包括評価)

入浴介助加算

特別入浴介助加算 入浴介助加算

廃止。入浴に係る費用は基本

報酬に包括評価。

機能訓練体制加算 個別機能訓練加算 運動器機能向上加算

栄養マネジメント加算 栄養改善加算

口腔機能向上加算

若年性認知症

ケア加算 ―

― アクティビティ実施加算

(2) 通所リハビリテーション・介護予防通所リハビリテーション

平成18年3月まで 平成18年4月から

通所リハビリテーション 通所リハビリテーション 介護予防通所リハビリテーション

食事加算 廃止(平成 17年 10月~)

送迎加算 廃止(送迎に係る費用は基本報酬に包括評価)

入浴介助加算

特別入浴介助加算 入浴介助加算

廃止。入浴に係る費用は基本

報酬に包括評価。

リハビリテーション

マネジメント加算

個別リハビリテーション

加算

短期集中リハビリ

テーション実施加算

運動器機能向上加算

栄養マネジメント加算 栄養改善加算

口腔機能向上加算 ―

若年性認知症ケア加算 ―

-2-

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2 加算算定にあたってのポイント

(1) 体制加算ではなく個別加算

従来の人員配置による加算とは異なり、単に専門職を配置するだけでなく、個々の利用

者の状態像に合ったサービスを提供することが評価される加算となっています。

(2) プロセスを重視

事前アセスメントによる対象者個別の課題の把握、目標設定及び計画作成、サービスの

実施、モニタリング及び事後アセスメントまでを一連の流れとし、これらのプロセスを全

て実施することで加算が算定可能となります。

(3) 他機関・他職種との連携

サービスの実施にあたっては、居宅介護支援事業所や介護予防支援事業所及び医療機関

との連携が求められており、事業所内において専門職を中心として様々な職種の職員が協

働して実施することが求められます。

3 各種加算を算定するための人員配置

(1) 通所介護・認知症対応型通所介護・介護予防通所介護・介護予防認知症対応型通所介護

加算の種類 必要となる専門職

個別機能訓練加算 1 日 120 分以上、専ら機能訓練指導員の職務に従事する理学療

法士等(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護職員、柔

道整復師又はあん摩マッサージ指圧師の資格を有するもの)を

1名以上配置

栄養マネジメント加算

栄養改善加算

管理栄養士を1名以上配置

口腔機能向上加算 言語聴覚士、歯科衛生士又は看護職員を1名以上配置

運動器機能向上加算 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護職員、柔道整復師

又はあん摩マッサージ指圧師を1名以上配置

(2) 通所リハビリテーション・介護予防通所リハビリテーション

加算の種類 必要となる専門職

リハビリテーションマネジ

メント加算

短期集中リハビリテーショ

ン実施加算

医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護職員、介護

職員等が協力して実施

(リハビリテーションを行うのは医師又は医師の指示を受けた

理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士)

栄養マネジメント加算

栄養改善加算

管理栄養士を1名以上配置

口腔機能向上加算 言語聴覚士、歯科衛生士又は看護職員を1名以上配置

運動器機能向上加算 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を1名以上配置

-3-

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4 加算算定にあたって必要なプロセスについて

◆ 加算の算定に必要なプロセスは、各サービス・各加算で若干異なりますので、詳細について

は国の基準省令や解釈通知を必ずご確認ください。

居宅介護支援事業所及び介護予防支援事業所は、利用者の希望を踏まえ、各加算サービ

スの提供が必要であると認められる場合には、(介護予防)ケアプランに位置付けます。(介

護予防)ケアプランの作成にあたっては、サービス担当者会議等を通じてサービス提供事

業所や医療機関等の関連機関から聴取した意見を反映してください。

事前評価を実施し、個々の利用者の抱えているリスクや課題を把握し、目標を設定しま

す。

① (介護予防)ケアプランへの位置づけ 【(介護予防)ケアプラン】

各加算サービスは、サービス提供事業所の独自の判断で算定できるものではあり

ません。加算の届出を行っていれば算定できるということではなく、個々の利用者

に必要なサービスであるかどうか、居宅介護支援事業所等が判断する必要がありま

す。

また、医療機関等からの情報提供により、医療ニーズが高いと判断された場合な

どは、主治医等と相談を行ってください。

② 事前評価(アセスメント)の実施 【評価書(アセスメントシート)】

専門職が中心となり、事前評価を実施します。把握したリスクや課題はアセスメン

トシート等の記録に残し、他の職種も共有できるようにします。

-4-

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事前評価を踏まえ、各利用者の目標に沿った個別計画を作成します。作成した計画は利

用者に説明し、必ず文書により同意を得てください。

個別の計画に沿って、個々の利用者に必要なサービスを提供します。実施したサービス

内容については、必ず記録を残してください。

サービス提供期間中は定期的に利用者の状況を確認し、モニタリングを行ってください。

モニタリングの結果、計画の変更が必要な場合には、修正を行ってください。

③ 個別計画の作成 【計画書】

専門職が中心となり、他の職種と共同して個別計画を作成します。個別計画には、

各利用者の目標や具体的なサービス内容、サービス実施期間、サービス提供頻度、計

画の見直し時期等を盛り込みます。個別の利用者の状況に応じて作成する必要があ

り、画一的なものにならないよう注意します。

④ サービスの実施 【サービス実施記録】

サービス提供記録には、実施日、実施したサービスの具体的な内容、実施時間、担

当者の氏名、特記事項等を記録してください。

集団ではなく、個別に実施することが必要なサービスの場合には、その提供内容も

記録しておきます。

⑤ モニタリングの実施 【モニタリング記録】

定期的に利用者の状況確認を行い、課題の克服状況や目標達成度について確認を行

い、その結果については必ず記録を残してください。

-5-

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個別計画で定めた実施期間終了後には、設定した目標の達成度や課題等について、再度

評価を行います。

事後評価の結果を(介護予防)ケアプランを作成した居宅介護支援事業所及び介護予防

支援事業所、関連機関、利用者及び利用者の家族等に対して、情報提供を行います。

事後評価の結果に基づき、サービス継続の有無について検討を行います。その際、サー

ビス担当者会議等を活用し、関係機関へ情報提供のうえ、意見を聴取してください。

⑥ 事後評価の実施 【評価書(アセスメントシート)】

専門職が中心となり、事後評価を行います。事前評価において把握したリスクや課

題について再把握を行い、記録に残します。

⑦ 関係機関への報告

事後評価の結果を踏まえ、サービス実施前後の改善状況等について居宅介護支援事

業所等に報告します。この際の報告については、評価結果を添付するなど、文書で行

います。

⑧ サービス継続の判断

サービスの継続、終了については、利用者やその家族に対して説明を行い、理解を

得るようにしてください。

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5 参考資料

各種加算に係る事務処理手順及び様式例については、インターネットの「介護サービス か

ながわ」の「書式ライブラリー」に掲載されておりますので、参照してください。

* 栄養マネジメント加算及び栄養改善加算

http://www.rakuraku.or.jp/kaigo/60/lib-list.asp?id=115&cateName=<加算関係>

【栄養マネジメント、改善加算】事務処理手順・様式例等

* 口腔機能向上加算

http://www.rakuraku.or.jp/kaigo/60/lib-list.asp?id=146&cateName=<加算関係>

【口腔機能向上加算】事務処理手順・様式例等

* リハビリテーションマネジメント加算

http://www.rakuraku.or.jp/kaigo/60/lib-list.asp?id=105&cateName=<加算関係>

【リハビリテーションマネジメント加算】事務処理手順・様式例等

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加算算定にあたってのプロセス(イメージ図)

利用者の要望等を聴取

①(介護予防)ケアプラン原案作成

(介護予防)ケアプランの修

③計画の作成

※ 加算の算定に必要なプロセスは、各サービス・各加算で若干異なりますので、詳細については国の基準省令や解釈通知を必ずご確認ください。

サービス担当者会議の開催⑧サービス継続の有無を確

必要に応じて計画を修正

⑦評価結果の報告

情報提供

必要に応じて情報提供

定期的に利用者の状況確認⑤モニタリン

グを実施

②事前アセスメントの実施

リスク・課題の把握

サー

ビスの終了・他のサー

ビスへ移行 又は サー

ビスの継続

サービス担当者会議の開催(介護予防)ケアプランの確

⑥事後アセスメントの実施

課題の再把握

必要に応じて情報提供

利用者・家族

居宅介護支援事業所

介護予防支援事業所

関係機関

(医療機関等

サー

ビス提供事業所

利用者・家族に説明、同意

を得る

④サービスの実施

目標設定

アセスメントシート(評価書)

計画 サービス実施記録

モニタリング記録

アセスメントシート(評価書)

アセスメント

シート(評価

書)の写しな

-8-

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* この様式はあくまで参考様式です。各事業所において適宜修正の

うえご使用ください。

平成19年3月

健康福祉局高齢健康福祉部高齢健康福祉課

参 考 様 式

~個別機能訓練加算~

-9-

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通所介護

〔 〕さんの個別機能訓練計画書

機能訓練は 「日常生活を営むのに必要な機能の改善」 「日常生活を営むのに必要な現在の機能の維持」 のために行います

あなたの訓練目標

目標達成に向けた短期目標(身近な目標)と訓練の内容

短 期 目 標 目標達成のための具体的な計画

(内容、1回あたりの回数、週あたりの回数等)

実 施 期 間 評価予定時期

( 月第 週)

* 訓練内容の数値については、あくまでも計画作成時の目標です。ご本人の体調やご意思を

反映した上で、無理のない範囲で進めていきます。

訓練期間(概ね3か月) 平成 年 月 日 ~ 平成 年 月 日

評 価 予 定 時 期 平成 年 月 日 頃

実行や支援にあたって 留意すること

ご本人やご家族の希望

利用者(家族)同意サイン お名前 (続柄 )

事業所名

計 画 作 成 者 氏 名 (職種 ) 初 回 作 成 日 : 平成 年 月 日 作成(変更)日 : 平成 年 月 日 計画書 交付日 : 平成 年 月 日

-10-

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通所介護

〔横 O は O〕さんの個別機能訓練計画書 <記入例>

機能訓練は 「日常生活を営むのに必要な機能の改善」 「日常生活を営むのに必要な現在の機能の維持」 のために行います

あなたの訓練目標 今、できている身のまわりのことを続けられるように、筋力の維持や関節が固くなることを防

ぐ運動に取り組みましょう。

目標達成に向けた短期目標(身近な目標)と訓練の内容

短 期 目 標 目標達成のための具体的な計画

(内容、1回あたりの回数、週あたりの回数等)

実施期間 評価予定時期

( 月第 週)

1トイレでの排泄動作が

安定して行えるように

しましょう。

2歩行が安定し、今より

長い距離を歩けるよう

にしましょう。

(1)座った姿勢による柔軟体操 毎回

(2)座った姿勢による筋力トレーニング

①肢下肢の筋肉運動 10 回×1(1 回/週)

②片手、片足上げ 10 回×1(1 回/週)

③膝のばし 10 回×1(1 回/週)

(3)立ち上がり練習 10 回×1(1回/週)

(4)トイレでの立ち上がりの訓練

(1)介助による室内歩行 100m×1(1回/週)

(2)介助による屋外歩行 50m×1(1回/週)

○月○日~

◇月◇日

(12 週間)

○月○日~

◇月◇日

(12 週間)

△月△日~

◇月◇日

(8 週間)

3 か月後

(9 月第 1週)

* 訓練内容の数値については、あくまでも計画作成時の目標です。ご本人の体調やご意思を

反映した上で、無理のない範囲で進めていきます。

訓練期間(概ね3ヶ月) 平成18年 6月 1日 ~ 平成18 年 8月 31 日

評 価 予 定 時 期 平成18年 9月 4 日 頃

訓練の実施に当たってご

注意頂くこと

・ 頑張りすぎに気をつけましょう。

・ 痛みを感じる時は、我慢をしないで、担当者にお話下さい。

ご本人やご家族の希望 ・ いつまでも、トイレは一人で済ませたい。

・ しばらくぶりに、近所の昼食会に行き、みんなに会いたい。

利用者(家族)同意サイン お名前 (続柄 ) 事業所名

計 画 作 成 者 氏 名 (職種 ) 初 回 作 成 日 : 平成 年 月 日 作成(変更)日 : 平成 年 月 日 計画書 交付日 : 平成 年 月 日

-11-

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個 別 機 能 訓 練 実 施 記 録・評 価 書 利用者: ( 歳) 要介護度: 利用の曜日

実 施 内 容 評 価

本人、家族の意見

課題と今後の目標

評価書作成日 : 平成 年 月 日 事業者名

評価書作成者 : 氏 名 (職種 )

-12-

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個 別 機 能 訓 練 実 施 記 録・評 価 書 <記入例>

利用者 : 横 O は O (78 歳) 要介護度:1 利用の曜日 月曜日 実 施 内 容 評 価

1トイレでの排泄動作が安定して行えるようにする。

(1)座った姿勢による柔軟体操 毎回

(2)座った姿勢による筋力トレーニング

① 上肢下肢の筋肉運動 10 回×1(1 回/週)

② 片手、片足上げ 10 回×1(1 回/週)

③ 膝のばし 10 回×1(1 回/週)

(3)立ち上がり練習 10 回×1(1回/週)

(4)トイレでの立ち上がりの訓練

2歩行が安定し、今より長い距離を歩けるようにする。

(1)介助による室内歩行 100m×1(1回/週)

(2)介助による屋外歩行 50m×1(1回/週)

○6 月の開始時の室内歩行は不安定で、20m 程度が限

界で、途中で中止することもありました。7 月中旬

頃から、プログラムの大半をこなすことができる

ようになりましたが、「片手・片足上げ」はそれぞ

れ3回程度が限界です。

○6 月時点では、便座に座る際に「落ちる」ような感

じでした。8月上旬頃からはゆっくりと座り、立ち

上がりは、手すりに捕まって、スムーズにできる

ようになりました。

○排泄後のズボンの着衣は、不安定な姿勢になるこ

とから、一人では現在でも難しいようです。

○室内歩行は、7 月上旬くらいにほぼ目標を達成で

きました。屋外歩行については、段差などに対す

る恐怖心から、介助者に体重を預けるような場面

もありました。

本人家族の意見 ○今までどおり、順調に回復して欲しい。家の近く程度の外出ができるようになりたい。(なってほしい) ○入浴したり、自分でお茶を入れたりするなど、家の中のことをもっと自分でできるようになりたい。 課題と今後の目標 ○体力がついたこともあり、全体的には動作が円滑になった部分が多く見られます。 ○室内の動作は、安心感があるのか、積極的な取り組みがみられたが、屋外の動作については、恐怖心が強い

ためか、介助者を頼る場面も見受けられました。今後は、補助具なども使い、少しずつ慣れていくことも必

要です。 ○トイレの使用は、大分自信がついた様子なので、今後は、浴槽の出入りや洗体などを含めた入浴動作の向上

につながる訓練も検討します。 ○体調が不安定になることもあるので、健康チェックやご家族との連絡などで、体調管理に留意していく必要

があります。

評価書作成日 : 平成 18年 9月 6日 事業者名

評価書作成者 : 氏 名 (職種 )

具体的な回数を

示すことも必要

-13-

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* この様式はあくまで参考様式です。各事業所において適宜修正のうえご使用

ください。 * この様式を作成するにあたっては、平成17年度横浜市介護予防モデル事業を実施した次の事業者の皆さまに御協力をいただきました。

◆ 横浜市寺尾地域ケアプラザ ◆ 横浜市片倉三枚地域ケアプラザ ◆ 横浜市東永谷地域ケアプラザ ◆ 横浜市今井地域ケアプラザ ◆ 奈良地域ケアプラザ ◆ 横浜市舞岡柏尾地域ケアプラザ

* 実施計画書の【現在のご自身に最も近いと思われる状態(主観的評価)】については、(福)横浜市社会福祉協議会作成のアセスメントシートを参考に

作成しています。

平成19年3月

健康福祉局高齢健康福祉部高齢健康福祉課

参 考 様 式

~運動器機能向上加算~

-14-

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1 実 施 前

運動器の機能向上プログラム実施計画書 ~介護予防サービス~ ご利用者: 様( 歳) 要介護度 【要支援1・要支援2】

< か月目>

< か月目>

短 期 目 標

< か月目>

本人や家族の希望

具体的な運動の内容 *回数、セット数、週回数、時間 等 実行や支援にあたって

留意すること

< 期>

< 期>

< 期>

訓練期間 平成19年 月 日 ~ 平成 19年 月 日 評価予定日 平成19年 月 日 頃

事 業 所 名: 提供責任者 : 担 当 者 :

利 用 者 同 意 欄 同 意 日 平成 19年 月 日 署名(印)

-15-

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2実 施 前

運動器機能向上プラグラム実施計画書 ~あなたの状態~

【 機 能 状 態 】

< 開 始 前 / > < 実 施 後 / >

筋 力 握力 ㎏ 筋 力 握力 ㎏

柔 軟 性 長座体前屈 ㎝ 柔 軟 性 長座体前屈 ㎝

静 的

バランス

開眼片足立ち 右 秒

左 秒

静 的

バランス

開眼片足立ち 右 秒

左 秒

移動能力 10M最大歩行速度 秒 移動能力 10M最大歩行速度 秒

複合動作 タイム アップ

アンド ゴー

( 回り)

複合動作 タイム アップ

アンド ゴー

( 回り)

【 現在のご自身に最も近いと思われる状態(主観的評価) 】

< 開 始 前 / > < 実 施 後 / >

■ バランス関連 ■

ふらつく 安定 ふらつく 安定

1 2 3 4 5 椅子からの立ち上がり 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 直立時からの座り込み 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 身体を前に曲げる、ひざまずく、かがむ。 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 一回転(360°)した後の直立状態の保持 1 2 3 4 5

■ 歩 行 関 連 ■

ためらう 円滑 杖の有・無 杖の有・無 ためらう 円滑

1 2 3 4 5 歩行開始の出だし 1 2 3 4 5

ふらつく 安定 ふらつく 安定

1 2 3 4 5 20歩歩行し、元の場所に戻った時(足取り) 1 2 3 4 5

■ 日 常 生 活 動 作 関 連 ■

自信がない 自信がある 自信がない 自信がある

1 2 3 4 5 布団に入る、起き上がる 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 立ったり座ったりする 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 服を着たり脱いだりする 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 日常のちょっとした片づけ(簡単な掃除) 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 日常のちょっとした買い物(簡単な買い物) 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 階段を下りる 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 混雑した場所を歩く 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 両手に物を持って歩く 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 凹凸した地面を歩く(例:芝生や砂利道) 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 バスや電車を使って一人で外出する 1 2 3 4 5

痛み(部位・程度)

プログラムを実施することで考えられること(リスク)

-16-

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3実 施 後

運動器の機能向上プログラム実施評価書 ご利用者: 様( 歳) 要介護度 【要支援1・要支援2】

< か月目>

< か月目>

短 期 目 標

< か月目>

本人や家族の希望 訓練期間 平成19年 月 日~平成19年 月 日 評価実施日 平成 19年 月 日

運動器機能向上プログラム実施評価

全体評価(効果) 1 効果あり 2 効果なし 3 不 明

計画変更をした内容

長期目標の達成度

利用者の目標達成度

1(悪い)

2(やや悪い)

3(どちらでもない)

4 (やや良い)

5(良い)

今回のサービスの満足度

1 満 足 2 やや満足 3 どちらでもない 4 やや不満 5 不 満

利用者の今後の意向

1 継 続 2 終 了 3 中 断〔理由: 〕

事 業 所 名: 提供責任者 : 担 当 者 :

利 用 者 同 意 欄

同 意 日 平成 19年 月 日 署名(印)

-17-

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4実 施 後

運動器機能向上プラグラム実施評価書 ~あなたの状態~

【 機 能 状 態 】

< 開 始 前 / > < 実 施 後 / >

筋 力 握力 ㎏ 筋 力 握力 ㎏

柔 軟 性 長座体前屈 ㎝ 柔 軟 性 長座体前屈 ㎝

静 的

バランス

開眼片足立ち 右 秒

左 秒

静 的

バランス

開眼片足立ち 右 秒

左 秒

移動能力 10M最大歩行速度 秒 移動能力 10M最大歩行速度 秒

複合動作 タイム アップ

アンド ゴー

( 回り)

複合動作 タイム アップ

アンド ゴー

( 回り)

【 現在のご自身に最も近いと思われる状態(主観的評価) 】

< 開 始 前 / > < 実 施 後 / >

■ バランス関連 ■

ふらつく 安定 ふらつく 安定

1 2 3 4 5 椅子からの立ち上がり 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 直立時からの座り込み 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 身体を前に曲げる、ひざまずく、かがむ。 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 一回転(360°)した後の直立状態の保持 1 2 3 4 5

■ 歩 行 関 連 ■

ためらう 円滑 杖の有・無 杖の有・無 ためらう 円滑

1 2 3 4 5 歩行開始の出だし 1 2 3 4 5

ふらつく 安定 ふらつく 安定

1 2 3 4 5 20歩歩行し、元の場所に戻った時(足取り) 1 2 3 4 5

■ 日 常 生 活 動 作 関 連 ■

自信がない 自信がある 自信がない 自信がある

1 2 3 4 5 布団に入る、起き上がる 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 立ったり座ったりする 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 服を着たり脱いだりする 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 日常のちょっとした片づけ(簡単な掃除) 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 日常のちょっとした買い物(簡単な買い物) 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 階段を下りる 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 混雑した場所を歩く 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 両手に物を持って歩く 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 凹凸した地面を歩く(例:芝生や砂利道) 1 2 3 4 5

1 2 3 4 5 バスや電車を使って一人で外出する 1 2 3 4 5

痛み(部位・程度)

日常生活で気をつけること

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留意点および記載例 1実 施 前

運動器の機能向上プログラム実施計画書 ~介護予防サービス~

ご利用者: OO OOO 様( 78 歳) 要介護度【要支援1・要支援2】

<1か月目>

・休まず参加する。・椅子からの立ち上がりが楽にできる。

<2か月目>

・階段(10 段)を上り下りしても、足がふらつかない。

*概ね3か月程度で達成可能な目標

*利用者と実現可能な目標の共有を

行う。

*日常生活の中でやってみたいこと

を設定する。

家の外階段の上り下りが楽にでき、

一人でも心配なく外出できるように

なりたい。(転倒後、足腰が弱ってきた。)

短 期 目 標

<3か月目>

・階段(10段)を上り下りしても、足が疲れない。

・平坦な場所は、15分位歩けるようになる。

本人や家族の希望 地域の食事会に出かけ、またみんなと楽しく食事や話がしたい。

具体的な運動の内容 *回数、セット数、週回数、時間 等 実行や支援にあたって

留意すること

1

ウォーミングアップ⇒主運動⇒クールダウン<90分の場合> 火・金/週

1 関節運動・ストレッチング <10 分>

2 軽運動・バランス運動 <20 分> バランスパット、バランスボール

3 筋力向上運動 <50 分> マシントレーニング

・リカンベント スクワット 負荷 O ㎏ O 回×O セット

〔立ち上がり、椅子すわりのための筋群を鍛える〕

・レッグ・エクステンション 負荷 O ㎏ O 回×O セット

〔膝の負担を軽減させる。階段昇降、歩行速度を上げる〕

・ローイング〔円背の予防、改善をする〕 負荷 O ㎏ O 回×O セット

・ヒップアブダクション〔歩行時のふらつきを解消する〕

負荷 O ㎏ O 回×O セット

4 クールダウン <10 分>

<導 入 期>

*筋肉や靭帯などの組織が、

運動負荷に耐えられるよう

になるまで徐々に慣らして

いく期間

*器具の使い方に慣れ、正し

い姿勢でおこなえることを

目指す。

*足指、爪のケア、服薬、食

事面にも配慮する。

*1か月目を参照

*機器を用いた運動の場合には概ね3か月を1単位、そうでない場合は

6か月を1単位として、実施する。

<筋力向上期>

*機能を向上させるために、

これまでより運動負荷を少

しずつ増やして行う期間

3

*1か月目を参照

*プログラムの中に、目標に沿った具体的な動きを取り入れ実施してみる。

<機能的運動期>

*日常生活活動や余暇活動な

どで必要とする複雑な動きを

想定し、日常の不具合を把握

した運動

訓練期間 平成19年O月O日~平成O年O月O日 評価予定日平成19年O月O日 頃

◎実施記録(実施前後の身体状況の観察を含む)については、プログラムにあわせおこなう。

事 業 所 名: OOOO OOOO 提供責任者 : OOO OO 担 当 者 : OO OOO

利 用 者 同 意 欄 同 意 日 平成 19年 O月 O日 署名(印) OO OOO

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留意点および記載例 2実 施 前

運動器機能向上プラグラム実施計画書 ~あなたの状態~

【 機 能 状 態 】

< 開 始 前 O/ O > < 実 施 後 / >

筋 力 握力 18.5 ㎏ 筋 力 握力 ㎏

柔 軟 性 長座体前屈 19.5 ㎝ 柔 軟 性 長座体前屈 ㎝

静 的

バランス

開眼片足立ち 右 3.4秒

左 2.8秒

静 的

バランス

開眼片足立ち 右 秒

左 秒

移動能力 10M最大歩行速度 10.5 秒 移動能力 10M最大歩行速度 秒

複合動作 タイム アップ

アンド ゴー

8.6 秒

(右回り)

複合動作 タイム アップ

アンド ゴー

( 回り)

【 現在のご自身に最も近いと思われる状態(主観的評価) 】

< 開 始 前 O /O > < 実 施 後 / >

■ バランス関連 ■

ふらつく 安定 ふらつく 安定

1 ② 3 4 5 椅子からの立ち上がり 1 2 3 4 5

1 ② 3 4 5 直立時からの座り込み 1 2 3 4 5

1 2 ③ 4 5 身体を前に曲げる、ひざまずく、かがむ。 1 2 3 4 5

1 2 ③ 4 5 一回転(360°)した後の直立状態の保持 1 2 3 4 5

■ 歩 行 関 連 ■

ためらう 円滑 杖の有・無 杖の有・無 ためらう 円滑

1 2 ③ 4 5 歩行開始の出だし 1 2 3 4 5

ふらつく 安定 ふらつく 安定

1 ② 3 4 5 20歩歩行し、元の場所に戻った時(足取り) 1 2 3 4 5

■ 日 常 生 活 動 作 関 連 ■

自信がない 自信がある 自信がない 自信がある

1 2 3 4 ⑤ 布団に入る、起き上がる 1 2 3 4 5

1 ② 3 4 5 立ったり座ったりする 1 2 3 4 5

1 2 3 4 ⑤ 服を着たり脱いだりする 1 2 3 4 5

1 ② 3 4 5 日常のちょっとした片づけ(簡単な掃除) 1 2 3 4 5

1 2 ③ 4 5 日常のちょっとした買い物(簡単な買い物) 1 2 3 4 5

1 ② 3 4 5 階段を下りる 1 2 3 4 5

1 ② 3 4 5 混雑した場所を歩く 1 2 3 4 5

1 2 ③ 4 5 両手に物を持って歩く 1 2 3 4 5

1 ② 3 4 5 凹凸した地面を歩く(例:芝生や砂利道) 1 2 3 4 5

1 ② 3 4 5 バスや電車を使って一人で外出する 1 2 3 4 5

痛み(部位・程度)

転倒時打撲した下腿外側が時に痛むが歩ける

プログラムを実施することで考えられること(リスク)

痛みの出現や増強、バランス運動時のふらつきや転倒

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留意点および記載例 3実 施 後 運動器の機能向上プログラム実施評価書

ご利用者:OO OOO 様( 78歳) 要介護度 【要支援1・要支援2】

<1か月目>

・休まず参加する。・椅子からの立ち上がりが楽にできる。

<2か月目>

・階段(10 段)の上り下りの後、足がふらつかない。

家の外階段の上り下りが楽にで

き、一人でも心配なく外出できるよ

うになりたい。 (転倒後、足腰が弱ってきた。)

短 期 目 標

<3か月目>

・階段を上り下りしても、足が疲れない。 ・平坦な道は、15 分位歩けるようになる。

本人や家族の希望 地域の食事会に出かけ、またみんなと楽しく食事や話がしたい。

訓練期間 平成19年 O月 O日~平成19年 O月O日 評価実施日 平成 19年 O月 O日

運動器機能向上プログラム実施評価

1 毎回笑顔で来所され、お休みされたのは、軽度の痛みが出たO 月 O 日

の 1 回だけでした。スタッフも、状況を確認しながら行ったので、その後は

痛みもなく参加されました。

2 やや下向き加減の歩き方がなくなり、足も上がり、歩く姿勢が大分よくな

りました。

3 階段の上り下りもプログラムを行う前より疲れなくなったようです。

4 機能状態をみる数値はよくなっています。

全体評価(効果) ① 効果あり 2 効果なし 3 不 明

計画変更をした内容

長期目標の達成度

平坦な道では 15 分位歩けるとの事ですが、階段の上り下りはまだ足が疲れ、

途中で休むようです。

利用者の目標達成度

1(悪い)

2(やや悪い)

3(どちらでもない)

④(やや良い)

5(良い)

今回のサービスの満足度

① 満 足 2 やや満足 3 どちらでもない 4 やや不満 5 不 満

利用者の今後の意向

① 継 続 2 終 了 3 中 断〔理由: 〕

事 業 所 名: OOOO OOOO 提供責任者 : OOO OO 担 当 者 : OO OOO

利 用 者 同 意 欄

同 意 日 平成 19年 O 月 O日 署名(印) OO OOO

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留意点および記載例4実 施 後

運動器機能向上プラグラム実施評価 ~あなたの状態~ 【 機 能 状 態 】

< 開 始 前 O /O > < 実 施 後 O/O >

筋 力 握力 18.5 ㎏ 筋 力 握力 18.5 ㎏

柔 軟 性 長座体前屈 19.5 ㎝ 柔 軟 性 長座体前屈 21.0 ㎝

静 的

バランス

開眼片足立ち 右 3.4秒

左 2.8秒

静 的

バランス

開眼片足立ち 右 5.4秒

左 4.1秒

移動能力 10M最大歩行速度 10.5 秒 移動能力 10M最大歩行速度 8.0 秒

複合動作 タイム アップ

アンド ゴー

8.6 秒

(右回り)

複合動作 タイム アップ

アンド ゴー

7.4 秒

(右回り)

【 現在のご自身に最も近いと思われる状態 】

< 開 始 前 O /O > < 実 施 後 O/O >

■ バランス関連 ■

ふらつく 安定 ふらつく 安定

1 ② 3 4 5 椅子からの立ち上がり 1 2 ③ 4 5

1 ② 3 4 5 直立時からの座り込み 1 2 ③ 4 5

1 2 ③ 4 5 身体を前に曲げる、ひざまずく、かがむ。 1 2 ③ 4 5

1 2 ③ 4 5 一回転(360°)した後の直立状態の保持 1 2 3 ④ 5

■ 歩 行 関 連 ■

ためらう 円滑 杖の有・無 杖の有・無 ためらう 円滑

1 2 ③ 4 5 歩行開始の出だし 1 2 3 ④ 5

ふらつく 安定 ふらつく 安定

1 2 ③ 4 5 20歩歩行し、元の場所に戻った時(足取り) 1 2 3 ④ 5

■ 日 常 生 活 動 作 関 連 ■

自信がない 自信がある 自信がない 自信がある

1 2 3 4 ⑤ 布団に入る、起き上がる 1 2 3 4 ⑤

1 ② 3 4 5 立ったり座ったりする 1 2 ③ 4 5

1 2 3 4 ⑤ 服を着たり脱いだりする 1 2 3 4 ⑤

1 ② 3 4 5 日常のちょっとした片づけ(簡単な掃除) 1 2 3 ④ 5

1 2 ③ 4 5 日常のちょっとした買い物(簡単な買い物) 1 2 3 ④ 5

1 ② 3 4 5 階段を下りる 1 2 ③ 4 5

1 ② 3 4 5 混雑した場所を歩く 1 2 ③ 4 5

1 2 ③ 4 5 両手に物を持って歩く 1 2 3 ④ 5

1 ② 3 4 5 凹凸した地面を歩く(例:芝生や砂利道) 1 2 ③ 4 5

1 ② 3 4 5 バスや電車を使って一人で外出する 1 2 ③ 4 5

痛み(部位・程度)

ほとんどない。

日常生活で気をつけること

歩き始めや行動の開始時には足元を確かめること。

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横浜市総合リハビリテーションセンター

渡邉 愼一 氏

各種加算サービス提供にあたっての留意点

~個別機能訓練加算及び運動器機能向上加算~

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5

48 72

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6

QOL

QOLTimed Up Go Test

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7

QOL

QOL36

123 30

-30-

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9

1

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10

1

1

-33-

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11

1

4 1992

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12

3

-35-

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15

20 30

10 15 2

10 15 2

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16

1

-39-

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18

-

-

-

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19

6

180mmHg 110mmHg

180mmHg

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20

180mmHg110mmHg

110 40

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21

2,3 1

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22

180mmHg110mmHg

110 40

-45-

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横浜市歯科医師会

雨宮 和則 氏

各種加算サービス提供にあたっての留意点

~口腔機能向上加算~

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基本チェックリスト

No.

質問項目

回 答

(いずれかに○を

お付け下さい)

1 バスや電車で1人で外出していますか 0.はい 1.いいえ

2 日用品の買物をしていますか 0.はい 1.いいえ

3 預貯金の出し入れをしていますか 0.はい 1.いいえ

4 友人の家を訪ねていますか 0.はい 1.いいえ

5 家族や友人の相談にのっていますか 0.はい 1.いいえ

6 階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか 0.はい 1.いいえ

7 椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますか 0.はい 1.いいえ

8 15分位続けて歩いていますか 0.はい 1.いいえ

9 この1年間に転んだことがありますか 1.はい 0.いいえ

10 転倒に対する不安は大きいですか 1.はい 0.いいえ

11 6ヵ月間で2~3kg以上の体重減少がありましたか 1.はい 0.いいえ

12 身長 cm 体重 kg (BMI= )(注)

13 半年前に比べて固いものが食べにくくなりましたか 1.はい 0.いいえ

14 お茶や汁物等でむせることがありますか 1.はい 0.いいえ

15 口の渇きが気になりますか 1.はい 0.いいえ

16 週に1回以上は外出していますか 0.はい 1.いいえ

17 昨年と比べて外出の回数が減っていますか 1.はい 0.いいえ

18 周りの人から「いつも同じ事を聞く」などの物忘れがあると言われま

すか

1.はい 0.いいえ

19 自分で電話番号を調べて、電話をかけることをしていますか 0.はい 1.いいえ

20 今日が何月何日かわからない時がありますか 1.はい 0.いいえ

21 (ここ2週間)毎日の生活に充実感がない 1.はい 0.いいえ

22 (ここ2週間)これまで楽しんでやれていたことが楽しめなくなった 1.はい 0.いいえ

23 (ここ2週間)以前は楽にできていたことが今ではおっくうに感じられ

1.はい 0.いいえ

24 (ここ2週間)自分が役に立つ人間だと思えない 1.はい 0.いいえ

25 (ここ2週間)わけもなく疲れたような感じがする 1.はい 0.いいえ

(注) BMI=体重 (kg) ÷身長 (m) ÷身長 (m) が 18.5 未満の場合に該当とする。

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平成18年度 通所系サービスにおける事故報告について

平成 18 年4月1日から平成 19 年1月 31 日までの間に、通所系サービス事業者から横浜市

に提出された事故報告を集計しました。

1 事故報告数について

居宅サービス全体322件のうち、通所系サービスは229件となっています。

うち、救急対応した件数は62件、利用者が死亡した件数は3件となっています。

サービス種類 報告件数 うち救急対応 うち死亡事故

通所介護 215 59 3

介護予防通所介護 5 1 0

通所リハビリ 5 2 0

介護予防通所リハビリ 0 0 0

認知症対対応型通所介護 4 0 0

介護予防認知症対応型通所介護 0 0 0

計 229 62 3

2 事故種別について

「その他」が84件と も多く、通所系サービス事故報告数の約36.7%を占めてい

ます。「その他」の内訳としては、意識消失(22件)、利用者の行方不明(11件)、

服薬誤り・服薬忘れ(6件)、脳梗塞・貧血・発熱等利用者の病気(13件)、FAX誤送

信(2件)などとなっています。

また、骨折、打撲・捻挫、切り傷などを合わせた外傷が141件で、通所系サービス事

故報告数の約61.6%を占めています。

利用者のケガ

サービス

種類 骨折

打撲

捻挫

脱臼

切傷 擦過傷

異食

誤嚥 火傷

そ の 他

の外傷

食中毒感染症

結核

法令違

不祥事

その他

通所介護 27 60 30 4 1 6 0 4 0 83

介護予防

通所介護 0 3 2 0 0 0 0 0 0 0

通所リハビリ 1 1 1 1 0 1 0 0 0 0

認知症対応

型通所介護 2 1 0 0 0 0 0 0 0 1

計 30 65 33 5 1 7 0 4 0 84

うち救急対応 9 7 1 1 0 1 0 0 0 43

うち死亡 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3

3 事故発生の状況について

事故の発生場面や原因は主に次のとおりとなっています。

(1) 利用者のケガ・病気

<座席や場所の移動>

・椅子や備品に利用者の足や杖が引っかかり転倒

・車いすで移動の際、フットレストや施設内の備品に体を擦ってしまう

<送迎時>

・車両降車時にバランスを崩し転倒

・車体に利用者の手があるのに気づかず、介助者がドアを開閉して指を挟む

・雨天時に足を滑らせて転倒

平成 19 年3月2日

健康福祉局高齢健康福祉課

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<サービス提供中>

・座って機能訓練を行っていたところ、急に椅子から立ち上がり転倒

・体操中に手を伸ばした際、破損した備品に触れてしまい指を切る

<入浴時>

・着替え介助中にバランスを失い転倒

・浴室内で移動しようとして足を滑らせ転倒

・入浴用リフトの操作誤り

・入浴後、呼吸困難になる

<トイレ介助時>

・便座に座り直した際、バランスを崩して便座から落ちる

・利用者が便座から急に立ち上がり転倒

(2) 異食・誤えん

・レクリエーションで使用していた紙粘土を口に入れてしまう

・きざみ食の方に誤って普通食を提供

・おやつを気管に詰まらせてしまう

(3) 意識消失

・入浴後、気分不快を訴えその後意識消失

・トイレ使用時に意識消失発見

・眠っていると思い声を掛けるも反応なし(意識消失しているところを発見)

(4) 服薬誤り・服薬忘れ

・服薬量を誤ってしまう

・家族から預かった薬を置き忘れてしまい、服薬を忘れてしまう

・同姓別名の薬を取り違えて服薬してしまう

(5) 利用者の行方不明

・サービス提供中、所在不明になっていることに気づく

(勝手に開錠して施設から出る、帰宅願望が強く家に帰ってしまった など)

・外出レク中に別の方向に歩き出し、追いかけるも見失う

・サービス終了後、送迎待機している間に所在不明になる

4 今後について

今後とも各事業者においては、事故再発防止について、事業所全体での積極的な取組み

をお願いいたします。

また、事故発生時は「介護保険事業者における事故発生時の取扱い要領」に従い、

迅速な対応・利用者(家族等)への説明・所管課への報告 を徹底してください。

5 報告書様式

次のホームページアドレスをご覧ください。

<横浜市高齢者福祉の案内ホームページ>

http://www.city.yokohama.jp/me/kenkou/kourei/jigyousya 「事業者向け情報」→「事故報告取扱い要領関連資料」と進んでください。

<かながわ福祉情報コミュニティーホームページ>

http://www.rakuraku.or.jp/kaigo/60/lib.asp 「書式ライブラリー」→「事故報告書(様式・提出方法)」と進んでください。

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