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1.農林水産省のミッション

2.農林水産省の取り組む課題

3.農林水産省の職場環境

4.求める人材

1

今日お話すること

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わたしたち農林水産省は、

生命を支える「食」と安心して暮らせる「環境」を

未来の子どもたちに継承していくことを使命として、

常に国民の期待を正面から受けとめ

時代の変化を見通して政策を提案し、

その実現に向けて全力で行動します。

2

ビジョン・ステートメント

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○農林水産省設置法(平成11年法律第98号)

(任務)第三条 農林水産省は、食料の安定供給の確保、農林水産業の発展、農林漁業者の福祉の増進、農山漁村

及び中山間地域等の振興、農業の多面にわたる機能の発揮、森林の保続培養及び森林生産力の増進並びに水産資源の適切な保存及び管理を図ることを任務とする。

森林の保続培養森林生産力の増進

農林漁業者の福祉の増進農山漁村 ・

中山間地域等の振興

水産資源の適切な保存・管理

農林水産業の発展 農業の多面的機能の発揮

食料の安定供給の確保

3

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食料

農村

農業

生命を支える食料を、質的・量的・価格的に安定供給するため、国内生産・輸入・備蓄についてバランスを見極めつつ実施。また、食品安全や食育、食品産業の健全な発展を支援。

食料供給の基本となる国内の農業生産の増大を図るため、農業経営展開の支援、農地や人材の確保、農業生産技術の開発・普及等を実施。

農業の持続的な発展の基盤である農村を振興するため、農業生産基盤及び生活環境の整備、条件不利地域の支援、都市農村交流等を実施。

4

農林水産省の政策分野①

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林野

水産

森林・林業の持続的発展を図るため、林業の効率化や木材加工・流通を含めた低コストかつ安定的な木材供給体制の構築と、新素材やエネルギーを含む幅広い木材利用を促進。

水産業の成長産業化のため、先端技術の導入や輸出促進などを行うと同時に、適切な水産資源管理のため、国内の制度改正や国際交渉に取り組む。

5

農林水産省の政策分野②

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6

今日お話すること

1.農林水産省のミッション

2.農林水産省の取り組む課題

3.農林水産省の職場環境

4.求める人材

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食料政策①

~世界の食料をめぐる状況と食料安全保障~

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73

5453

37(H5)

4340 37

86 83 82

74

69 66

20

40

60

80

100

S40 50 60 H7 17 27

▶ 昭和40年度以降の食料自給率の推移

○ 食生活の変化に伴う消費の変化に国内の生産体制が対応できず、食料自給率は

低下傾向が続いてきた。最近はおおむね横ばい傾向で推移。

我が国の食料自給率の変化

(%)

30

生産額ベース総合食料自給率=食料の国内生産額/食料の国内消費仕向額

カロリーベース総合食料自給率=1人1日当たり国産供給熱量/1人1日当たり供給熱量

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2050年の世界は…

11.6 14.8

22.8

33.2

10.3

21.3

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

2000年 2050年

先進国 中間国 開発途上国

(億トン)

69.3億トン

44.7億トン

22.6

46.3 5.8

52.5

0.8

12.1

0

20

40

60

80

100

120

2000年 2050年

先進国 中間国 開発途上国

(兆ドル)

110.9兆ドル

29.2兆ドル

17.8 29.3

2.4

4.0 16.6

24.1 7.9

11.9

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

2000年 2050年

穀物 油糧種子 その他農産物 畜産物

(億トン)

69.3億トン

44.7億トン

9.0 9.3

30.442.8

20.8

40.3

0.010.020.030.040.050.060.070.080.090.0

100.0

2000年 2050年

先進国 中間国 開発途上国

60.2億人

92.4億人(億人)

【図1】所得階層別の将来人口の変化

資料:農林水産省「2050年における世界の食料需給見通し」ベースライン予測結果

注:所得階層区分は、2000年の世銀データを基に、1人あたりGNIで、開発途上国(755ドル以下)、中間国(756-9,265ドル)、先進国(9,266ドル以上)とした。

【図3】世界全体の食料需要量の変化 【図4】所得階層別の食料需要量の変化

開発途上国2.1倍増

1.6倍

1.7倍

【図2】所得階層別のGDPの変化

開発途上国1.9倍増

開発途上国16倍増

1.5倍

1.6倍

食料

穀物

3.8倍

※注

13

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プラス面:青色マイナス面:赤色

地上気温の変化(1901年~2012年)

【小島嶼】・海洋温暖化の影響及びサンゴ礁白化の影響により沿岸漁業が縮小

【中央・南アメリカ】・水不足により、農民の生計がより不安定化(ボリビア)・農業生産性の向上(南アメリカ南東部)

【アフリカ】・漁業生産性が低下(アフリカ大湖沼・ガリバ湖)

・果樹の減少(サハラ砂漠南縁部)

【ヨーロッパ】・技術向上にも関わらず、ここ数十年小麦の単収が停滞

(いくつかの国々)・技術向上による増加以上の作物単収の上昇(北ヨーロッパ)・ブルータングウイルスが蔓延(一部の国)

【豪州及びニュージーランド】・ワイン用ブドウの成熟が早期化・気温上昇による干ばつの発生

(豪州)

【アジア】・技術向上による増加以上に、小麦・とうもろこしの収量に負の影響(南アジア、中国)

気候変動に起因する食料生産への影響

(注)気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書を基に農林水産省で作成

各地域において過去数十年間で観測された変化

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(2) 不測時に備えた食料安全保障

(1)食料安全保障の確立に向けた取組

①国内の農業生産の増大・国内外での国産農産物の消費拡大や食育の推進・消費者ニーズに対応した麦、大豆の生産拡大や飼料用米の推進・優良農地の確保や担い手の育成の推進 等

②輸入穀物等の安定供給の確保・輸入相手国との良好な関係の維持・強化・食料の安定供給に資する国際交渉・関連情報の収集・分析、定期的な情報発信 等

③備蓄の推進・米、小麦及び飼料穀物の適正な備蓄水準の確保 等

○ リスクを洗い出し、リスクごとの影響度合、発生頻度、対応の必要性等について定期的に検証

○不測の事態を想定した具体的な対応手順を検証

商社など

コンサルタント

在外公館現地調査

国際機関

総合的な食料安全保障の確立

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我が国におけるEPA/FTA交渉の状況

○ 我が国は18のEPA/FTAを発効済・署名済

▶ 我が国におけるEPA/FTA交渉の状況

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SDGs(持続可能な開発目標)への貢献

○ SDGs(Sustainable Development Goals)-持続可能な開発目標-とは、世界が抱える問題を解決し、持続可能な社会をつくるために世界各国が合意した17の目標と169のターゲット。

・食品ロス削減・食品リサイクル

→ ゴール2(飢餓をゼロに)

ゴール12(つくる責任つかう責任)

・有機農業、環境保全型農業の推進

→ ゴール13(気候変動に具体的な政策を)

ゴール15(陸の豊かさも守ろう)

・再生可能エネルギーの導入促進

→ ゴール7(エネルギーをみんなにそしてクリーンに)

ゴール11(住み続けられるまちづくりを)

農林水産分野におけるSDGsへの貢献(例)

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食料政策②

~国内外の食市場の変化と輸出促進~

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人口減少・高齢化に伴い、国内の食市場規模は縮小の可能性

1億2,600万人(1995年)

1億2,671万人(2017年) 1億190万人

人口

83兆円(1995年)

76兆円(2011年)

飲食料のマーケット規模

農産物貿易額4,400億ドル(約42兆円)(1995年)

世界の食市場規模は拡大の可能性

・日本の農林水産業GDP(2016年) 10位・日本の農産物輸出額(2016年) 52位

1兆4,000億ドル(約136兆円)

(2013年)

農業総産出額10.4兆円(1995年)

9.2兆円(2016年)

20年前 現在 2050年

人口 57億人(1995年)

74億人(2015年) 98億人

+32%

▲20%

14.5%(1995年)

27.7%(2017年)

高齢化率

飲食料のマーケット規模(主要国)

- 340兆円(2009年)

680兆円(2020年)

国内外の食市場の見通し

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14,167

20,278

34,771 37,476

44,161 45,189

48,113

1,036

1,341

1,974

2,404

2,869

3,119 3,188

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

0

1,000

2,000

3,000

4,000

旅行消費額(左軸:億円) 旅行者数(右軸:万人)

2018年2017年2016年2015年2014年2013年

66.3%46.4% 42.5%

24.6% 21.9% 18.8%13.4% 12.5% 10.3% 9.7%

0%

20%

40%

60%

80%

100%3位 2位 1位

出典:ジェトロ「日本食品に対する海外消費者意識アンケート調査」(2014年3月)を基に作成出典:日本貿易振興機構調査(2014年3月)※複数回答可、回答者数に対する回答個数の割合。 (自国の料理は選択肢から除外)

資料:観光庁及び日本政府観光局(JNTO)資料を基に作成。

2019年

16

日本の食への海外の関心の高まり

▶ 訪日外国人旅行者数と旅行消費額 ▶ 好きな外国料理(億円) (万人)

2013年和食、ユネスコ無形文化遺産登録

2015年ミラノ万博

2020年東京オリパラ

2025年大阪万博

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農林水産物・食品の輸出額の推移

○ 2019年の農林水産物・食品の輸出額は、9,121億円で前年同期比0.6%増加。

注:速報値であり、今後、財務省から確定値が公表されれば変更されることがあります。(農林水産物輸出入情報)

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輸出の更なる拡大に向けた施策

「農林水産物・食品輸出本部」の創設

○ 「農林水産物及び食品の輸出の促進に関する法律」(令和2年4月1日施行)に基づき、「農林水産物・食品輸出本部」を農林水産省に設置。政府一体となった戦略的な輸出推進体制を構築。

○ 当本部を司令塔にグローバル産地形成、施設整備等を推進するほか、知的財産権の保護に向けた法制度の整備を推進。

農林水産物・食品輸出本部(農林水産省に設置)

(本部の事務)

(本部長) 農林水産大臣

(本部員) 総務大臣、外務大臣、財務大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣、国土交通大臣 等

基本方針の策定・輸出先国との協議・輸出円滑化措置(証明書発行・施設認定等)・事業者支援 等

実行計画(工程表)の作成・進捗管理・食肉加工施設の認定等のスピードアップ・輸出先国との協議の一体的実施 等

GFPによるグローバル産地づくり

GFP(農林水産物・食品輸出プロジェクト)により・輸出先国のニーズ・規制に対応した産地づくり・食品事業者等の輸出向け施設の整備等

を支援

戦略的な知的財産権の保護

【植物新品種】(第201回通常国会に法案提出)・国内利用限定の条件に反した行為を制限

【和牛遺伝資源】(第201回通常国会に法案提出)・精液・受精卵の生産、流通、在庫状況の把握・家畜人工授精所を介さない流通の排除・罰則強化・第三者の不正利用に対抗できる仕組みの創設

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農業政策

~強い農業をつくるために~

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担い手の減少・高齢化

○ 我が国の農業を支える基幹的農業従事者は年々高齢化し、今後一層の減少が見込まれることから、担い手の確保が困難となり、農業の持続可能性が懸念される地域が発生する可能性がある。

展 望

0

10

20

30

40

50

60(万人)

1926年~1934年世代

1995年 256万人 59.6歳60代以下:205万人

2005年 224万人 64.2歳60代以下:135万人

2015年 175万人 67.0歳60代以下:93万人

基幹的農業従事者数 平均年齢

資料:農林水産省「農林業センサス」

基幹的農業従事者:ふだん仕事として主に自営農業に従事した者。(家事や育児が主体の主婦や学生等は含まない。)農業就業者:基幹的農業従事者及び雇用者(常雇い)

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21.1 19.820.0

18.0 18.619.3

17.9

21.923.0

22.1

20.8

19.3

15

20

25

H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30

新規就農者数の推移

○ 世代間のバランスのとれた農業就業構造の実現に向けて、青年層の就業者の増加が喫緊の課題。○ 49歳以下の新規就農者数は、近年はおおむね2万人程度で推移。

農の雇用事業創設 青年就農給付金事業 創設(現 農業次世代人材投資事業)

▶ 新規就農者数(49歳以下)の推移

(千人)農の雇用事業

農業法人に就職した青年に対する研修経費として年間最大120万円を最長2年間助成

農業次世代人材投資事業(経営開始型)

50歳未満で独立して自営する認定新規就農者に対して、年間最大150万円を最長5年間交付

農業次世代人材投資事業(準備型)

研修期間中、年間150万円を最長2年間交付

(備考)1.農林水産省統計部「新規就農者調査」により作成。2.H23~28年は、東日本大震災の影響で調査不能となった福島県の一部地域を除いて集計。

0

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農地の集積・集約化に向けて

① 地域内の分散し錯綜した農地利用を整理し担い手ごとに集約化する必要がある場合や、耕作放棄地等について、農地中間管理機構が借受け

② 農地中間管理機構は、必要な場合には、基盤整備等の条件整備を行い、担い手(法人経営・大規模家族経営・集落営農・企業)がまとまりのある形で農地を利用できるよう配慮して、貸付け

③ 農地中間管理機構は、当該農地について農地としての管理

④ 農地中間管理機構は、その業務の一部を市町村等に委託し、農地中間管理機構を中心とする関係者の総力で農地集積・耕作放棄地解消を推進

借受け

貸付け

農地中間管理機構 (農地集積バンク)(都道府県に1つ)

地域内の分散・錯綜した農地利用 担い手ごとに集約化した農地利用

B C

農地の集積・集約化でコスト削減

農地の集約(イメージ)

○ 県段階に公的な農地の中間受け皿として「農地中間管理機構」を整備。

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経営規模の拡大

○ 経営規模5ha以上層のシェアが拡大傾向。メガファームも約1割に

展 望

資料:農林水産省「農林業センサス」

21.4

17.4

11.9

44.4

39.3

30.2

7.7

9.2

10.3

26.5

8.0

10.1

5.4

7.2

7.7

10.3

8.7

11.8

4.4

8.2

0 20 40 60 80 100

1

2

3

4

5

1ha未満 1~5 5~10

10~20 20~30 30~50

(%)

【5ha以上:43.3%】

【5ha以上:57.9%】

【5ha以上:34.2%】

平成7年

平成17

平成27

100ha以上

50~100

10ha以上

<864><0.5><0.7>

<0.8>

<2.2>

<1,590><0.6><0.9><1.0><2.5><5.2>(△5.5) (△9.1) (+1.1) (+2.1)(+1.8)(+2.6) (+3.1)(+3.8)

<115.1>

<53.1>

<76.5>

<74.1>

<5.1>

前回構成比からの増減

注:1 平成7年結果は10ha以上を詳細化できないため、最上位層を「10ha以上」としている。注:2 < >内の数値は、当該規模階層の経営体数である。

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2025年までに農業の担い手のほぼすべてがデータを活用した農業を実践

自動運転田植機農薬散布用ドローン

これらの技術を早急に実用化・商品化し、農業者による実装を強力に推進

自動収穫ロボット

⇒我が国は、スマート農業に活用できる要素技術の特許出願件数が世界トップクラス

スマート農業とは、ロボット技術、AI、ICT等の活用により超省力・高品質生産を可能にする農業

【スマート農業の例】・自動運転システム+高精度GPS → 省力化、無人化により労働力不足を解消・センシング技術+ビッグデータ+IoT+AI → 精密農業の実現により収量・品質を向上・ロボット技術 → 重労働や危険作業からの解放により労働環境を改善

スマート農業技術の利活用

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農村政策

~農村地域の整備と活性化~

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【農村・都市部の人口と高齢化率】

○農山漁村における高齢化・人口減少は、都市に先駆けて進行。小規模な農村集落の割合も増加。○過疎地域集落では、空き家の増加、働き口の減少、耕作放棄地の増大などの問題が発生。

【総戸数が9戸以下の農業集落の割合】

20年程度先行

資料:総務省「国勢調査」、国立社会保障・人口問題研究所「都道府県の将来人口推計(平成25年3月推計)」を基に農林水産省で推計。

注:ここでは、国勢調査における人口集中地区(DID)を都市、それ以外を農村とした。なお、高齢化率とは、人口に占める65歳以上の高齢者の割合。

農村地域の現状

1.3 1.5

3.9 4.27.0 7.7

15.717.9

0

10

20

平成22年

(2010)

27

(2015)

22

(2010)

27

(2015)

22

(2010)

27

(2015)

22

(2010)

27

(2015)

都市的地域 平地農業地域 中間農業地域 山間農業地域

資料:農林水産省「農林業センサス」

23.5

26.1

26.6

45.3

61.9

31.5

68.6

71.6

32.7

32.8

33.3

35.4

38.8

43.2

21.3

27.6

32.1

33.4

36.1

51.3

62.3

64.0

82.9

0 20 40 60 80 100

棚田や段々畑等の農山村景観の荒廃

ごみの不法投棄の増加

土砂災害の発生

森林の荒廃

獣害・病虫害の発生

不在村者有林の増大

働き口の減少

耕作放棄地の増大

集落としての一体感や連帯意識の低下

地域の伝統的生活文化の衰退

住民による地域づくり活動の停滞・減少

伝統芸能の衰退

運動会や収穫祭などの行事の減少

伝統的祭事の衰退

冠婚葬祭等の日常生活扶助機能の低下

道路・農道・橋梁の維持が困難

医療提供体制の弱体化

集会所・公民館等の維持が困難

小学校等の維持が困難

公共交通の利便性の低下

住宅の荒廃(老朽家屋の増加)

商店・スーパー等の閉鎖

空き家の増加

生活基盤・住民生活

地域文化・集落機能・交流

産業基盤

自然環境・災害・景観

資料:総務省・国土交通省「平成27年度過疎地域等条件不利地域における集落の現況把握調査」平成28(2016)年3月公表)を基に農林水産省で作成

注:1) 過疎地域、半島振興対策実施地域、離島振興対策実施地域、振興山村、特別豪雪地帯及び旧過疎地域の1,042市町村を対象としアンケート(回答市町村数1,032、回収率99.0%)

2) 回答率が20%に満たない項目を除く。

【集落で発生している課題(複数回答)】

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「農泊」とは...

【利用者】農山漁村に宿泊し、滞在中に地域資源を活用した食事や体験等を楽しむ「農山漁村滞在型旅行」。

【提供者】地域の中で、何らかの形で「宿泊」、「食事」、「体験」を提供できる形を備えていることが採択の要件。

【目 標】平成29年度より、農泊に取り組む地域への支援を開始し、令和元年(2019年)6月までで465地域を採択。

令和2年(2020年)までに農泊をビジネスとして実施できる体制をもつ500地域を創出することを目標。

農 泊(農山漁村滞在型旅行)

農山漁村地域

廃校を活用した宿泊施設

(簡易宿所等)

古民家ステイ(簡易宿所)ホテル・旅館

農家民泊民泊

農家民宿(簡易宿所)

農家レストラン

郷土料理

農業体験 サイクリング自然公園

トレッキング文化財

ジビエの活用

地域で農泊に取り組もうと考えている「宿泊業」、「飲食業」、「小売業」、「農林水産業」などを営む者を構成員とする地域協議会を設立し、農泊のサービスを提供。

滞在中に楽しむ

体 験

食 事宿 泊

農泊推進体制

これら要素を備えていることが必要ソフト対策

[支援内容]実施体制整備、体験プログラム開発、インバウンド受入環境整備 等

[交付率]定額 1年目:上限800万円

2年目:上限400万円

ハード対策[支援内容]

古民家、農家民宿、廃校の改修等[交付率]

1/2等(上限2,500万円等)

< 国の支援 >農泊推進対策

(R元年度 [当初]:53億円)

農山漁村の活性化に関する主な施策 (1)農泊の推進

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○ 野生鳥獣による農作物被害額は、近年200億円前後で推移。営農意欲の減退等、農山漁村に深刻な影響を及ぼす。○ ジビエへの利活用推進は、捕獲・処理加工・供給・消費の各段階について、関係者が一体となって取り組む必要。

情報表示

22

(2)鳥獣被害対策とジビエの利活用の推進

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〇 土地改良事業は、産業政策として、水利用の高度化やほ場の大区画化等を通じ、農業の競争力強化や農業の担い手の所得向上を実現。

〇 さらに、①農業後継者が確保されることに伴う人口の定着や出生率の増加、②特色ある農産物の生産が可能になり、地元直売所等への集客力増加に伴う都市と農村の交流機能強化

等の地域政策的な側面も存在。

(3)土地改良事業による地域の活性化

長崎県雲仙市【八斗木(はっとぎ)地区】 長崎県諫早市【飯盛(いいもり)地区】

整備前のほ場の状況整備後のほ場の状況 散水チューブによる散水散水チューブによる散水

基盤整備(H8年~H23年)

畑地かんがい施設の整備により労力の軽減と品質・収量の安定化

畑地かんがい施設の整備や区画整理による農業機械の導入により、かん水等に係る労力の軽減や高収益作物の安定した品質・収量による生産が実現。担い手の経営面積拡大。(H8:64ha→H26:116ha)

区画整理・畑地かんがい施設の整備により高収益作物へ転換

整備後のほ場の状況深ネギの生産拡大

区画整理及び畑地かんがい施設の整備により、作業負担の軽減、生産性の向上を図り、雲仙ブランド「八斗木白葱」を中心とした高収益作物への転換するとともに担い手への集積が実現。

直売所を通じた消費拡大と後継者の確保

181%増

基盤整備を契機に、高収益作物の生産が増加するとともに、生活条件の改善も進んでいる。八斗木小学校の児童数が増加。(H22年度43人→H29年度56人)

担い手の確保も実現し、さらに小学校の児童数も増加

大型ショッピングセンターでの販売

飯盛地区における農業所得(1ha当たり)の変化

0

200

400

600

整備前(H8) 整備後(H27)

農業所得が約2.2倍に増加

190万円/ha

410万円/ha

(万円/ha)

直売所を中心とした消費拡大への取り組みを通じて、販売額が増加。(年間来場者10万人超、H27年の販売額は1億円を突破。)地区内の担い手55戸のうち、30戸で後継者を確保。

京阪神・中国地方にも出荷され好評

直売所

児童数増加の報道

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林野政策

~川上から川下まで~

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7 10 11 16

22 35

58

85

111

153 159

143

89

34

19 16 13 10

26

0

20

40

60

80

100

120

140

160

180

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19

森林資源の現状

(齢級)

(万ha) 人工林の約半数が51~55年生となり、主伐期 (※)を迎えつつある

※更新または更新準備のために行う伐採

若い森林を増やしていく必要→林業の担い手が必要

国土の3分の2が森林

人工林 天然林

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森林の持続的なサイクル

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○ 2019年4月から開始した森林経営管理制度により、意欲と能力のある林業経営者に森林経営を集積・集約化。

○ この取組を後押しするため、今通常国会で成立した国有林改正法の施行の準備を進め、当面10カ所でパイロット的に事業を実施。

○ また、森林資源の循環利用が促進されるよう、生産流通構造改革を促進しつつ、都市部を中心に非住宅建築物や中高層建築物への木材の利用拡大を図るとともに、木材利用に取り組む民間企業のプラットフォームとなる「ウッド・チェンジ・ネットワーク」の立ち上げ(2019年2月)を契機に木材需要の拡大を精力的に推進。

○ さらに、ICTを活用したスマート林業に加え、レーザ計測データ等と連携させた施業の集約化や生産管理、林内作業を自動・遠隔操作で行う林業機械の開発等、先進的技術による林業イノベーションを推進。

効率的・安定的な生産体制の整備 ○ 森林の経営管理を委託したい森林所有者を把握するため、市町村による経営管理意向調査等に着手

○ 市町村の体制整備等のため、地域林政アドバイザ―など制度の支援を行うことができる技術者を育成(2023年度までに1,000人を育成)

○ 2020年度の法施行に向け、政省令、ガイドライン等の整備や制度の周知。

○ 当面10カ所でパイロット的に実施するための候補地の選定

<今後の対応方向><これまでの取組>

森林経営管理制度を創設(今年4月から施行)

今通常国会で国有林改正法が成立(来年4月から施行予定)

木材需要の拡大 ○ 生産流通構造改革を促進するため、川上から川下まで連携した簡素で効率的なサプライチェーンの構築を推進

○ 木材利用に取り組む民間企業のプラットフォームを構築するため、ウッド・チェンジ・ネットワークを立ち上げ、木材需要の拡大を促進

○ サプライチェーン構築を効率的に進めるため、川上から川下までの意欲のある関係者によるSCM※推進フォーラムを設置(2019年度は7地域、2020年度以降は全国展開)

○ 国産材の利用の促進のため、低層建築物におけるJAS構造材等の利用拡大や、CLTを用いた先駆的な中高層建築物の実証等を推進

○ 民間企業ネットワークによる非住宅建築物への木材利用の普及・定着

・都市部を中心に非住宅建築物や中高層建築物への木材の利用拡大

民有林改革(森林経営管理制度)

国有林改革

・意欲と能力のある林業経営者に森林経営を集積・集約化

・民有林を補完する形で、国有林が長期・安定的に意欲と能力のある林業経営者に木材を供給

※SCM:サプライチェーンマネジメント

スマート林業等の推進(林業イノベーション)

○ レーザ計測による地理情報・資源情報のデジタル化などスマート林業を促進

○ レーザ計測データ等と連携させた施業の集約化や生産管

理、伐採や運搬を自動化等で行う林業機械の開発など、先進的技術による林業イノベーションの推進

・ICTをはじめとする先進的技術を活用し、省力化・効率化された魅力ある林業の実現

森林・林業政策改革の推進

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水産政策

~成長産業化と資源管理~

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漁業・養殖業の生産量の推移

平成28年(2016年)(万トン)

合 計 436

海 面 430

漁 業 327

遠洋漁業 34

沖合漁業 194

沿岸漁業 99

養 殖 業 103

内 水 面 6

漁 業 3

養 殖 業 3

資料:農林水産省「漁業・養殖業生産統計」

○ 日本の漁業・養殖業生産量は、昭和59(1984)年にピーク(1,282万トン)に達した後、昭和63年頃から平成7年頃にかけて急速に減少し、その後も暫減傾向が続いている。

○ 昭和63年頃からの生産量の急速な減少の主要因は➀資源量が周期的に大きく変動するマイワシ資源の減少②各国の排他的経済水域(EEZ)の設定による遠洋漁業の縮小 である。

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昭和59年の生産量(■)に対する、平成28年の生産量(■)の比率

(昭和59年の生産量を100%とする)

36

水産資源管理の難しさ

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・資源を維持・回復し適切に管理するため、科学的・効果的な評価方法及び管理方法を実現

水産政策改革の推進

○ 水産資源の適切な管理と水産業の成長産業化を両立させ、漁業者の所得向上と年齢バランスの取れた漁業就業構造を確立することを目指し、水産政策の改革を実施。

○ 昨年12月成立の改正漁業法に基づく新たな資源管理システムや漁業生産に関する制度の円滑な導入を図るほか、漁業収入安定対策の機能強化・法制化、漁獲証明に係る法制度の整備等に取り組む。

資源管理

遠洋・沖合漁業

養殖・沿岸漁業

水産物の流通・加工

○ 資源評価対象魚種の拡大や評価精度の向上を図るため、調査船調査等の資源調査を強化

○ 適切な資源管理等に取り組む漁業者の経営安定のため、漁業収入安定対策の機能強化・法制化を実施

○ 漁獲量のモニタリング体制等必要な環境を整備した上で、IQの導入が進んだもの等について船舶の規模に係る規制を見直し

○ 引き続き、高性能で居住性に優れた漁船の導入を推進

○ 水産業データ連携基盤の構築、漁場形成予測等スマート水産業を推進することにより沿岸漁業の生産性を向上

○ 国内外の需要も見据えて養殖を振興する総合戦略を策定

○ 資源管理の徹底、IUU(違法・無報告・無規制)漁業の撲滅を図り、輸出促進等のため、漁獲証明に係る法制度を整備

○ 引き続き、「水産バリューチェーン産地」の構築を支援

<今後の対応方向>

※ 資源管理から流通に至るまでICTを活用

<これまでの取組>

○ 改正漁業法により最大持続生産量(MSY)を目標とする新たな資源管理システムを創設

○ 改正漁業法により船舶毎の漁獲割当て制度(IQ)を創設

○ 高性能で居住性に優れた漁船の導入等による収益性向上の実証の取組を支援

○ 改正漁業法により漁業権の免許の優先順位等を見直し

○ 養殖振興に向けた事業(低コスト飼料の開発、大規模沖合養殖システムの導入等を支援)

を創設

○ 水産バリューチェーン事業(作業の自動化、商品の高付加価値化に取り組む「水産バリューチェーン産地」の構築など、バリューチェーン全体での生産性向上や輸出拡大を支援)

を創設

・輸出を視野に入れ、衛生管理の強化、持続可能性の向上、コンプライアンスの強化等市場ニーズに即した取組を推進しつつ、品質・コスト面等で競争力のある構造を確立

・生産性の向上等により、IQの導入などとあわせて国際競争力の強化につながるよう制度を見直す

・養殖・沿岸漁業については、我が国水域を有効かつ効率的に活用できる仕組みとする

・特に、養殖については、新技術の導入・投資が円滑に行われることに留意して検討

水産政策改革の推進

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38

今日お話すること

1.農林水産省のミッション

2.農林水産省の取り組む課題

3.農林水産省の職場環境

4.求める人材

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39

農林水産省の採用者の4割は女性。敷地内に保育所も整備。

農林水産省に併設された保育園

男性も女性も、子育てしながら、働くのが当たり前の職場です。

農林水産省の採用者に占める女性の割合

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40

たとえば…こんな職員も。

食料産業局 和食室小宮 室長

(H14入省)

子供2人を育てつつ、

留学、出向、育児経験を業務に活かして

室長として活躍。

林野庁企画課渡邉 総括課長補佐

(H16入省)

育児のため時短勤務。

課のとりまとめを担当。

水産庁 水産経営課伊藤 課長補佐

(H18入省)

子連れで地方出向。

夫も農林水産省職員で、補い合いながら育児。

国際部 国際機構G一条 国際専門官

(H19入省)

フレックス・タイムやテレワーク等を活用。

子供3人を育てつつ

国際出張することも。

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41

働きやすい職場環境をつくるため、

「部下」が「上司」を評価する調査を行っています。

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政策Open Lab

技術・社会の変化に伴い必要となる新しい政策について、所属部局に関わらず関心のある職員がチームを組み、勤務時間の1~2割を充てて取り組めます。幹部級のメンターがつき、予算の活用も可能です。

【取組例:チームで森林の伐採箇所抽出プログラムを自主開発】

42

若手の柔軟な発想を施策として実現する仕組みがあります。

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〇 勤務時間内に、外部の方と触れ合える勉強会を多数開催。所掌にかかわらず、誰でも参加できます。

(ベンチャー企業の講演、農業者との意見交換会、プレゼン講座、マネジメント……etc)

〇 入省1年目を対象にメンター制度を実施。日常的な悩みを親身になって聞いてくれる自分専用のメンターがつきます(3~5年目のちょっと上のお兄さん、お姉さん)。

〇 人事院の制度を使って、希望者を積極的に留学を送り出しています。国内でも、職員の語学学習の支援を行って

います(早朝、省内で語学学校の講義を実施。受講料も助成)。

43

若手の成長を応援しています。

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44

今日お話すること

1.農林水産省のミッション

2.農林水産省の取り組む課題

3.農林水産省の職場環境

4.求める人材

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農林水産省のミッション(ビジョン・ステートメント)

わたしたち農林水産省は、

生命を支える「食」と安心して暮らせる「環境」を

未来の子どもたちに継承していくことを使命として、

常に国民の期待を正面から受けとめ

時代の変化を見通して政策を提案し、

その実現に向けて全力で行動します。

45

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農林水産業

1次産業を核とした多様なフィールドと、豊富なツール

ex.森林環境税

ex.経済連携協定

ex.食育・和食ex.バイオマス

ex.自走トラクター

ex.動植物の水際検疫

ex.農業ベンチャーへの投資

ex.資材価格改革ex.輸出戦略策定

観光 地方創生

環境

外交

輸出

文化教育

エネルギー

産業育成

技術開発

安全衛生

ex.農泊

46

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47

24名※が世界各地へ

出向・留学中。※総合職事務系職員の在外出向・留学者数

(令和2年2月1日時点)

在英国大使館参事官

在ロシア大使館参事官

在中華人民共和国大使館参事官

在アメリカ合衆国大使館参事官

在ジュネーブ国際機関代表部一等書記官(2名)

OECD代表部一等書記官

在インド大使館一等書記官

欧州連合代表部一等書記官

国際連合代表部一等書記官

在カナダ大使館一等書記官

在ニューヨーク総領事館領事

在フランス大使館一等書記官

在ドイツ大使館一等書記官

OECD本部貿易農業局政策分析官

JETROバンコク駐在員

JETROシカゴ駐在員

世界を舞台に活躍できます。ヨーロッパ

(米国)ニューヨーク大学・行政学ミシガン大学・公共政策学ウィスコンシン大学マディソン校・農業経済学

(英国)ブリストル大学・法律学エディンバラ大学・経済学

(独国)フライブルク大学・社会学(仏国)パリ政治学院・国際関係学

留学

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48

御所市農林商工課農政係

中頓別町産業課産業グループ主事

岩手県農業振興課主事

大津町農政課農政係参事

焼津市経済産業部長

山形県農政企画課長

石川県農業政策課長

福井県食料産業振興課長 鉾田市産業経済部長

鹿児島県農政課長

三重県森林・林業経営課長

宮崎県農政企画課長

兵庫県総合農政課長

愛知県農林水産推進監

島根県農林水産部長

茨城県農林水産部次長

北海道農業経営局長

真庭市産業観光部長

和歌山県高野町建設課農林係

山梨県農政部長埼玉県農業政策課長

さつま町農政課主幹

福岡県農林水産部次長

静岡県水産業局長

26名※が全国各地で活躍中。

※総合職事務系職員の地方自治体出向者数(令和2年2月1日時点)

栃木県自然環境課長

秋田県園芸振興課長

地方の農林水産行政を最前線で担う機会も。

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「食」や「農林水産業」には、

経済的価値には留まらない魅力があります。

・家族で囲む毎日の食卓

・恋人とのデートで楽しむ食事

・旅先で出会う地域の名物料理・景観

これらは、我が国の豊かで多様な気候・風土と、

そこに住む人々が育んできた

他国に類を見ない多様な農林水産業が支えています。

農林水産省のおもしろさ

49

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資料:国土地理院

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51

寒流

暖流

東西南北に長い

70%

清流

豊かな漁場

健康・長寿

日本の農林水産業の潜在力

資料:国土地理院

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52

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この国の豊かな「食」と「環境」を

子どもたちに残していくために……。

何かわからないことがあれば、

いつでも気軽にお問い合わせ下さい。

■農林水産省ホームページ→http://www.maff.go.jp/

■お問い合わせ先

→大臣官房秘書課 加地、中原(03-6744-2001)

[email protected]

[email protected]