20150218 釜援隊4期採用説明会

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page. 1 釜石リージョナルコーディネーター採用説明会 Date: 2015.02.18 Wed Open: 190018:30より受付) Place: fune (ちよだプラットフォーム1F) 復興と地方創生のあいだ。 ~釜石リージョナルコーディネーター活動報告・採用説明会~

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Page 1: 20150218 釜援隊4期採用説明会

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釜石リージョナルコーディネーター採用説明会

Date: 2015.02.18 Wed

Open: 19:00~(18:30より受付)

Place: fune (ちよだプラットフォーム1F)

復興と地方創生のあいだ。

~釜石リージョナルコーディネーター活動報告・採用説明会~

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目次

3.釜援隊の活動紹介

1.開会

2.基調講演 「どうしたら『復興』したと言えるのか? ~阪神・淡路大震災の経験から~」

5分

20分

20分

4.「復興」一言談義 35分

5.募集要項・エントリー方法説明 10分

6.質疑応答

Page 3: 20150218 釜援隊4期採用説明会

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目次

1.開会

3.釜援隊の活動紹介

2.基調講演 「どうしたら『復興』したと言えるのか? ~阪神・淡路大震災の経験から~」

4.「復興」一言談義

5.募集要項・エントリー方法説明

6.質疑応答

5分

20分

20分

35分

10分

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基調講演

どうしたら 「復興」

したと言えるのか? 〜阪神・淡路大震災の経験から〜

立木 茂雄

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立木 茂雄(Tatsuki Shigeo)

❏役職

同志社大学社会学部 教授

❏略歴

1955年兵庫県生まれ。同志社大学社会学部教授。専門は福祉防災学・家族研究・市民社会論。とくに大災害からの長期的な生活復興過程の解明や、災害時要援護者支援のあり方など、社会現象としての災害に対する防災学を研究。

阪神・淡路大震災時には、関西学院救援ボランティア委員会を組織し、約3ヶ月間で延べ7,500名の学生ボランティアのマネジメントにあたった。1997年から2005年まで被災者復興支援会議メンバーとして被災者の自立支援を目的とした被災者・支援者との直接対話や、生活復興に向けた政策・施策の提言活動を続けてきた。

Page 6: 20150218 釜援隊4期採用説明会

どうしたら「復興」したと言えるのか? ~阪神・淡路大震災の経験から~

2015年2月18日

同志社大学 社会学部

立木茂雄

Page 7: 20150218 釜援隊4期採用説明会

目次

• 生活再建7要素

• 生活再建に至る2通りの道すじ

• 東日本大震災の被災者に当てはまるか?

Page 8: 20150218 釜援隊4期採用説明会

生活を再建するとは どういうことか?

生活を立て直すための7つの要素

Page 9: 20150218 釜援隊4期採用説明会

1999年神戸市生活再建草の根検証検討会

(神戸市震災5年検証)

立木茂雄・林春男「TQM法に

よる市民の生活再建の総括検証-草の根検証と生活再建の鳥瞰図づくり」『都市政策』104、2001, 123-141.

Page 10: 20150218 釜援隊4期採用説明会

市民の生活再建実感 (神戸市草の根検証ワークショップ結果、99年7月~9月)

①すまい

②つながり

③まち

④こころとからだ

⑤そなえ

住宅被害

様々な

仮住まい先

すまいあっての生活再建

自分が支援される立場になった

つながりから

理解・共感が

生まれた

新しいつながりが生まれた

自律と連帯が

つながりの鍵

まちの全般的復興はまだまだ

ハード先行の復興。でもソフト面は?

活かしたい花・緑・文化・そなえ

心の傷は今でも

心のケアは

今でも必要

対処資源の

利用

被災体験を意味づけたい

個人でそなえるようになったこと

地域でのそなえには課題が

今後への提言

⑦行政の対応

タテ割り、融通なさ、後見人的態度への不満

広域避難者に情報を、全国共通の対応を

感謝や要望

⑥景気・生業・ くらしむき

景気の落ち込み、地域経済の停滞

個人の生業への影響

くらしむきは戻

ったが、余裕はない

からだの治療は終わったが...

Page 11: 20150218 釜援隊4期採用説明会

489

407

197

154 154 138

84

0

50

100

150

200

250

300

350

400

450

500

すまい まち そなえ

(30.1%)

( 25.1%)

(12.1%)

(9.5%) (9.5%) (8.5%)

(5.2%)

全体N=1623項目

生活再建構造の分野別カード枚数

行政との関わり

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社会調査から見る 被災者の生活再建過程

1999年・2001年・2003年・2005年 兵庫県復興調査

Page 13: 20150218 釜援隊4期採用説明会

生活復興過程の鳥瞰図 (2005年生活復興調査結果の概要)

震災体験の評価

震災の影響

生活復興感

公・共・私型の

社会意識 地域活動

地域における

人間関係の

豊かさ

復興過程

震災体験の評価 (⑧意味づけ ⑨継承・発信)

震災の影響

生活復興感

②つながり

公共への市民の参画・協働の芽生え

被害の緩和

復興過程

⑤そなえ

①すまい

⑥くらしむき

③まち (地域活動)

④こころと からだの ストレス

+ + +

重要他者と

の出会い ⑦行政との

関わり

Page 14: 20150218 釜援隊4期採用説明会

生活復興過程の鳥瞰図 (2005年生活復興調査結果の概要)

震災体験の評価

震災の影響

生活復興感

公・共・私型の

社会意識 地域活動

地域における

人間関係の

豊かさ

復興過程

震災体験の評価 (⑧意味づけ ⑨継承・発信)

震災の影響

生活復興感

②つながり

公共への市民の参画・協働の芽生え

被害の緩和

復興過程

⑤そなえ

①すまい

⑥くらしむき

③まち (地域活動)

④こころと からだの ストレス

+ + +

重要他者と

の出会い ⑦行政との

関わり

Page 15: 20150218 釜援隊4期採用説明会

生活復興過程の鳥瞰図 (2005年生活復興調査結果の概要)

震災体験の評価

震災の影響

生活復興感

公・共・私型の

社会意識 地域活動

地域における

人間関係の

豊かさ

復興過程

震災体験の評価 (⑧意味づけ ⑨継承・発信)

震災の影響

生活復興感

②つながり

公共への市民の参画・協働の芽生え

被害の緩和

復興過程

⑤そなえ

①すまい

⑥くらしむき

③まち (地域活動)

④こころと からだの ストレス

+ + +

重要他者と

の出会い ⑦行政との

関わり

Page 16: 20150218 釜援隊4期採用説明会

2003年神戸市・2004年兵庫県 生活再建草の根検証検討会

(神戸市・兵庫県震災10年検証)

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生活再建を進める上で重要だと指摘された意見群の変化: 震災5年目検証と10年目検証ワークショップの結果から

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

35.0%

99年神戸市ワークショップ結果

03年神戸市ワークショップ結果

04年兵庫県南部地域ワークショップ結果

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東日本大震災 被災地での取り組み

Page 19: 20150218 釜援隊4期採用説明会

名取市生活再建検討 市民ワークショップ (2013年1月27日)

プレハブ仮設 みなし仮設 在宅

住宅再建済み

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生活再建を進める上で重要なこと (投票によって重みづけた意見分布)

0

10

20

30

40

50

60

70(2013年1月27日実施)

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復興の教科書(fukko.org/)

図1 復興の教科書(fukko.org/)

2001年・2003年・2005年兵庫県復興調査の解説サイト

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参考文献

• 立木茂雄(2011). 「1 被災者の生活再建 1.1 概説-基本的視点」(130-131)、「1 被災者の生活再建 1.4 暮らしの再建支援方策」(140-141)、ひょうご震災記念21世紀研究機構災害対策全書編集企画委員会編『災害対策全書③復旧復興』、ぎょうせい.

• Shigeo Tatsuki (2007). Long-term life recovery processes among survivors of the 1995 Kobe earthquake: 1999, 2001, 2003, and 2005 life recovery social survey results, Journal of Disaster Research, 2, 6, 484-501.

• 立木茂雄・林春男・矢守克也・野田隆・田村圭子・木村玲欧(2004). 「阪神・淡路大震災被災者の長期的な生活復興過程のモデル化とその検証:2003年兵庫県復興調査データへの構造方程式モデリング(SEM)の適用」『地域安全学会論文集』, 6, 251-260.

• 立木茂雄(2004). 「神戸における「自律と連帯」の現在」『都市政策』(神戸都市問題研究所)116号,, 88-105.

• 立木茂雄(2001).TQM法による市民の生活再建の総括検証-草の根検証と生活再建の鳥瞰図づくり-『都市政策』 (神戸都市問題研究所)第104号, 123-141.

(著者ホームページ: www.tatsuki.org/)

Page 23: 20150218 釜援隊4期採用説明会

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目次

1.開会

3.釜援隊の活動紹介

2.基調講演 「どうしたら『復興』したと言えるのか? ~阪神・淡路大震災の経験から~」

4.「復興」一言談義

5.募集要項・エントリー方法説明

6.質疑応答

5分

20分

20分

35分

10分

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釜石リージョナルコーディネーター(通称:釜援隊) ⇓ ⇓ 「地域の 調整役」

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釜援隊プロフィール

No. 氏名 性別 年齢 担当(派遣先等) 前住居地 学歴 前職等

1 荒木淳 男性 52 マネジメント/デマンドバス 東京 東京工業大学 交通計画系コンサルタント、 自営業(一級建築士)

2 大林正英 男性 50 産業育成センター 東京 慶應義塾大学 銀行、システムセキュリティ系社団法人

3 二宮雄岳 男性 48 平田地区/

マネジメントサポート 神奈川 東京農業大学 銀行(中小企業診断士)

4 黍原豊 男性 37 三陸ひとつなぎ自然学校 岩手 岩手大学 岩手県立児童館いわて子どもの森、岩手子ども環境研究所

5 前川智克 男性 36 鵜住居地区 岩手 盛岡カレッジ・オブ・ビジネス 自営業(人材派遣)

6 手塚さや香 女性 35 釜石地方森林組合 岩手 立教大学 新聞社

7 齋藤学 男性 34 マネジメント/KamaPro 北海道 東海大学 流通研究所、NPO法人ねおす

8 山口政義 男性 32 唐丹地区 福井 東京大学大学院 テレビ番組制作、まちづくり企業

9 鹿島卓弥 男性 31 観光交流課 東京 日本大学 広告代理店

10 常陸奈緒子 女性 30 @リアスNPOサポートセン

ター 岩手

北海道教育大学、 アラスカ州立大学(留学)

青年海外協力隊(セネガル)

11 茨木いずみ 女性 28 マネジメントサポート/

広報 東京

一橋大学、 パリ政治学院(留学)

教育関連企業

12 加藤愛 女性 28 平田地区 東京 中部ファッション専門学校 マーケティング関連企業

13 中村博充 男性 28 マネジメント/

キリン絆プロジェクト 東京 兵庫県立大学 商社

14 下川翔太 男性 26 おはこざき市民会議 大阪 国際基督教大学 銀行

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釜援隊の概観

• 平成25年度より、復興支援員制度を活用した「釜援隊」を市事業として開始

• 釜援隊は釜石市より委嘱を受け、協議会と業務委託契約を結ぶ個人事業主の集合体。

市内NPOやまちづくりの議論をおこなう団体・市関係機関などを支援し、連携を促す

• 隊員の目標設定やリソースマッチングなど、マネジメント機能を内包する体制が特徴

A団体/地域 B団体/地域 C団体/地域

釜援隊

釜石市役所

RCF復興支援 チーム

企業

他地域

NPO・個人

連携 連

支援

市内

市外

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page. 27

大船渡市

三陸ひとつなぎ 自然学校 鵜住居

まちづくり協議会

産業育成センター

@リアス

おはこざき市民会議

平田地区 生活応援センター

唐丹地区 生活応援センター

観光交流課

森林組合

テーマ軸

地域軸

釜援隊の派遣先(活動エリア)

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@リアスNPO サポートセンター

鵜住居まち協

唐丹地区生活応援センター

産業育成センター

平田地区生活応援センター

地域軸

テーマ軸 産業・観光 コミュニティ・ まちづくり

生活・福祉

鵜住居

東部

平田 (嬉石・松原)

唐丹

観光交流課

三陸ひとつなぎ自然学校

釜援隊の協働先(エリア×テーマ)

釜石地方森林組合

おはこざき市民会議

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❏買物弱者対策 岩手県立大学と連携して、復興公営住宅の 集会室にて無人販売実験。

【地域】住民の身近な課題を解決する・合意形成を促す

❏NPO・まちづくり協議会等の活動支援 各種会議の運営支援や、高台造成工事視察の企画サポートなどを実施。

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【地域】コミュニティ内部・地域間の交流促進

❏スカットボール大会 地域対抗のスポーツ大会を行い、仮設住民と 地域住民間の交流を生むとともに、健康増進の一環として練習を定期的に開催。

❏子どもと地域の関わりづくり 町内会、漁協、学校等と協力し、津波で流された卒業アルバムを自主制作してプレゼント。 また、海での遊びが疎遠になってしまった子ども達に、シーカヤック体験や漁業見学などを通して 海と接する機会を増やす。

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❏馬文化再生プロジェクト 「馬と共に暮らす生活文化の再生」を通した、ホースセラピーによる子どもケアや、 ホーストレッキングツアー等を企画中。

【観光】地域の資源を活かしたプログラム作り

page. 31

❏民泊&グリーンツーリズム 都市部からの観光客を対象とした民泊体験や グリーンツーリズムで、地域内だけではなく地域外との交流を促進。

Page 32: 20150218 釜援隊4期採用説明会

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❏視察・取材の受入れ調整 小泉復興大臣政務官の視察の様子。 六次化プロジェクトの説明や、隊員との意見交換、活動現場の視察をコーディネート。

【マネジメント】外部への窓口・内部の調整役

❏釜援隊の組織運営 各隊員の目標設定のサポート、協働先とのすり合わせの他、チームで働く体制づくり、ミッション・ビジョン等の策定、長期戦略の検討などの舵を取る。

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•魅力を伝える

•交流人口を

増やす

•地域-行政の コミュニケー ション量を増やす

•未来の担い手を育てる

•新しい生業を 創造する

•国際化に寄与する

• ソトからの目線を取り入れる

•伝統を形にする

釜石の

DNAを

再認識する

釜石らしい

価値を

生み出す

釜石に

誇りを

もつ

釜石の

まちづくり に関わる

釜援隊のビジョン&ミッション

なりわい

・住民の身近な課題を解決する ・住民間の合意形成を促す

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釜援隊のミッションとKPI

ビジョン

釜石のDNAを再認識する

ミッション 本年度のKPI

• 伝統を形にする • 震災前の祭で再開を支援する祭の数2件

• 震災後再開した祭の参加団体増加数10団体

釜石らしい価値を生み出す

• あたらしい生業を創造する • 地域資源を活用した新規事業数5件支援

• 事務局体制を整え地域内連携を5件支援

釜石に誇りを持つ

釜石の まちづくりに関わ

• 国際化に寄与する • 外国人の受け皿を用意する実績を2件支援

• 外国人受け入れ人数50人

• 魅力を伝える

• 交流人口を増やす

• Facebookにおいて釜石外のファン数を60%へ

• イベント前の情報発信・取材受付を10件実施

• 地域外を対象とした交流プログラムを20回実施

• 計200人の参加者へ釜石の情報を発信

• 地域間のコミュニケーション量

を増やす

• 未来の担い手を育てる

• コミュニケーションの場の創出、

及び質的向上を5カ所実施

• 釜石の雇用機会の説明会を都心で10回開催

• 説明会で系300人に雇用機会の情報を発信

• その結果30人の働き手を外部から呼び込む

• 住民の身近な課題を解決する

• 住民間の合意形成を促す

• 住民のQOL向上に繋がる事業を2事業支援

• 自治組織の設立・再編を支援すべく、5カ所の住民組

織の集まりに参画

復興支援員としてのミッション

Page 35: 20150218 釜援隊4期採用説明会

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釜援隊の基本理念は中越から学び、釜石で磨いたもの

経済が右肩上がりの時代と右肩下がりの

時代では、「復興」の意味が異なる

GDP/人口

1945 1964

復旧=復興

発災

発災

復旧≒復興

2004 2020

復興活動に関わってきた者ほど、

ハード復旧後に「復興」を実感している

出所:『震災復興が語る農山村再生-地域づくりの本質-』p.54,62を元に作成

1

10

21

18

82

44

1

0

2

3

7

5

7

45

37

11

38

4

3

3

6

4

10

1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

その他

関係ない

わからない

あまり積極的に参加しな…

まあまま参加した

積極的に参加した

その他 関係な

わからな

あまり積

極的に

参加し

なかった

まあまま

参加し

積極的

に参加

した

復興したと感じる 1 10 21 18 82 44

復興したと感じない 1 0 2 3 7 5

関係ない 7 45 37 11 38 4

非回答 3 3 6 4 10 1

復興したと感じる 復興したと感じない 関係ない 非回答

<アンケート調査2012年8月、復興プロセス研究会> <イメージ図>

中越地震は右肩下がりの時代の復興を、

日本ではじめて定義した震災。

中越での学びが釜援隊にも生きている。

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釜石市における釜援隊の役割と、その可能性

• コミュニティの活性、セクター間連携

• 民間ノウハウ×ソトモノのモチベーション

によるチャレンジ誘発

(0から1を生み出す機会)

• キャリア形成の機会

• 社会貢献欲の充足

• 外部人材活用の先行事例

• 都市と地方における人口移動

釜援隊の可能性 釜石市における釜援隊の役割

震災によって拡大 した公領域の補完

原型復旧にとどまらない「復興」の実践

○ “半官半民のコーディネーター”

× “役場/地域のお手伝いさん”

To 釜石

To 隊員

To 他地域

釜援隊は単なる“支援員”ではなく、釜石の新たな復興まちづくりを推進する存在。

マネジメント機能を強化し、外部人材を活用した地域づくりのモデル形成を目指す。

Page 37: 20150218 釜援隊4期採用説明会

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釜石での暮らし①

外食も充実♪おすそ分けもすごいんです。 女子1人でも

入りやすい♪

お米カフェ

目指せ全店制覇!

釜石ラーメン

期間限定!

さくら牡蠣パスタ

スープも残さず…

帰宅したら…

ワカメがどっさり!

Page 38: 20150218 釜援隊4期採用説明会

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釜石での暮らし②

釜石ならではのレジャーが盛りだくさん!

時には仮設で

鍋を囲み…

郷土料理を

教わったり…

女子力UP…!?

時には雪玉を手に

共に戦い…

釜石の料理名人

Page 39: 20150218 釜援隊4期採用説明会

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釜石での暮らし③

日常に必要な施設もひと通りそろっています。

Page 40: 20150218 釜援隊4期採用説明会

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目次

1.開会

3.釜援隊の活動紹介

2.基調講演 「どうしたら『復興』したと言えるのか? ~阪神・淡路大震災の経験から~」

4.「復興」一言談義

5.募集要項・エントリー方法説明

6.質疑応答

5分

20分

20分

35分

10分

Page 41: 20150218 釜援隊4期採用説明会

page. 41

「復興」一言談義

Page 42: 20150218 釜援隊4期採用説明会

page. 42

中村 博充(Nakamura Hiromitsu )

❏所属

釜石リージョナルコーディネーター

マネージャー

❏活動内容

市内各所と連携して釜石の復興課題解決に取り組む為

に、釜援隊の活動目標の設定や、採用活動まとめ等の組

織運営を担当。

また、外部企業と市内外のリソースのマッチングを実施。

別途、専属で担当しているプロジェクトとして、水産業の

6次化・活性化に向けて、市内事業者の連携と新製品の

開発支援を担当。

半導体商社勤務を経て現職。

Page 43: 20150218 釜援隊4期採用説明会

page. 43

登壇者紹介

山口 政義

❏恊働先

唐丹地区生活応援センター

❏活動内容

唐丹地区の住民主体のまちを目指

し、住民や地域同士の連携促進、

住民と行政の関係構築を行う。

地域づくりの法人をを経て現職。

齋藤 学

❏恊働先

釜援隊マネージャー

❏略歴

釜援隊の現場隊員の業務が上

手く回るよう、業務の検討や恊働

先との調整を担当。

NPO法人を経て現職。

手塚 さや香

❏恊働先

釜石地方森林組合

❏活動内容

林業従事者の育成やUIターン

者の増加に向けて、森林組合の

林業スクールの企画、運営を担

当。新聞記者を経て現職。

Page 44: 20150218 釜援隊4期採用説明会

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談義1.一言で言うと

自分が釜石に 提供している価値とは?

Page 45: 20150218 釜援隊4期採用説明会

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一言談義1. 自分が釜石に提供している価値とは?

ヨソモノ視点 メディア視点 岩手県内視点

バランス

地域に今までなかった役割を担っている 山口:

手塚:

齋藤:

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談義2.一言で言うと

釜援隊とは何か?

Page 47: 20150218 釜援隊4期採用説明会

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一言談義2. 釜援隊とは何か?

セミプロ集団

でこぼこ

結果が出た時に 判断してもらえばいい 山口:

手塚:

齋藤:

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談義3.一言で言うと

どうしたら 復興と言えるのか?

Page 49: 20150218 釜援隊4期採用説明会

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一言談義3. どうしたら復興と言えるのか?

多くの人が「震災で失ったものは大きかったが、得たものも あった」と思えるようになったら

皆が言わなくなった時

客観的にはまわりが 忘れた時、主観的には いつまでも終わらない

山口:

手塚:

齋藤:

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目次

1.開会

3.釜援隊の活動紹介

2.基調講演 「どうしたら『復興』したと言えるのか? ~阪神・淡路大震災の経験から~」

4.「復興」一言談義

5.募集要項・エントリー方法説明

6.質疑応答

5分

20分

20分

35分

10分

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観光 地域コミュニティ

アシスタント (マネジメント)

今回募集するポジションは3つ。

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職種・領域 業務内容 背景

【ミッション】 観光客数・単価↗

• ターゲット選定~地域資源を生かした

ツアープログラム企画~プロモーション

• ボランティアガイド会の育成・コーディネート

• 観光プレーヤー間の連携促進 等

【ミッション】 市民力↗

• 住宅再建によって形成される新たな

コミュニティにおける自治力の強化

• 観光・産業領域で活動するコーディネーター

との協働による、地域活性プロジェクトの

企画・実施 等

【ミッション】 釜援隊の組織基盤強化

• 釜援隊全体のプロモーション

• 総務関連事務

• 個別プロジェクト

観光

地域

コミュニティ

アシスタント

(マネジメント)

コーディネーター

今回募集するポジション

• ユネスコ世界遺産登録(2015)、

ラグビーワールドカップ開催(2019)

などの大いなる機会

• 震災後にボランティアなどを通じて関係

性を育んできた分厚い交流人口

• 被災された方々の物理的移動に伴い、

新たなコミュニティ形成が求められる

• 社会的課題として、地域のことは地域

で決めるという住民自治を推進していく

必要

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求める人物像

マインド

その他

• ストレス耐性

… 慣れない環境(土地・人・仕事)に順応する

• ポジティブ思考

… できない理由より、やれる方法を

• 巻き込み力

… チームをつくる、市内外の資源をつなげる

• ITリテラシー

… Word, Excel, PowerPoint, SNS利用など

• 応募職種に関連する「なにか」

• 普通自動車免許

• いつも笑顔で

スキル

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募集要項

• 最大4名

• 釜援隊協議会との業務委託契約(フリーランス)

• 平成27年5月~平成28年3月(毎年4月更新・最長5年)

• 年間報酬約300万円(12分割にて報酬支払い)

• 住居・車両を無償で貸与 (市外から転入される方)

• 活動経費・交通費支給

• 各種研修制度

• 原則週休2日制(業務状況に応じて、自由に設定)

• 年齢20歳以上、65歳未満の心身ともに健康な方

• 生活の拠点を釜石市に移すことができる方

• 普通自動車運転免許を有する方

募集人数

契約期間

待遇

応募条件

休日・休暇

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採用プロセス

説明会開催 エントリー 書類選考 面接試験

合否連絡 勤務開始

本日 3月1日〆切 3月12日~16日頃 3月20日頃 5月~

下記3点を提出。 ・「エントリーシート」 ・「履歴書」 ・「職務履歴書」 提出先は、 [email protected] 提出書類は市HPより ダウンロード http://www.city.kamaishi.iwate.jp/index.cfm/7,33610,118,html

説明会に参加しなくてもエントリー可

個別または集団で面接実施。 会場は東京or釜石

メールor電話にて 連絡

開始時期は相談可

お問い合わせは[email protected]まで

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目次

1.開会

3.釜援隊の活動紹介

2.基調講演 「どうしたら『復興』したと言えるのか? ~阪神・淡路大震災の経験から~」

4.「復興」一言談義

5.募集要項・エントリー方法説明

6.質疑応答

5分

20分

20分

35分

10分