2018年10月号 鳥取市立病院 no ·...

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ひと 地域 をケアで包む Tottori Municipal Hospital 鳥取市立病院 201810月号 No.217 1.信頼される病院 2.心温まる病院 3.楽しく働ける病院 地域における医療福祉の向上につとめ、地域住民のいのちと健康を守ります。 地域の中核病院として、地域の医療機関と連携・協調を図ります。 二次医療を中心に担当します。 医療需要の増大と多様化に対応できる病院づくりを目指します。 超高齢社会における治す医療と支える医療の両立を目指します。 初期臨床研修医 6ヶ月を振り返って 当院での研修が始まり、気付けば半年が経ちました。積 極的に動き、考察する日々で充実した研修を行っています。 今年度は初期研修医1年目が4人在席しており、上級医 からの教えを共有したり、困ったこと・悩んだことを相談した りと、共に過ごす中で互いの学びを深めています。 これからも、知識や技術の習得はもちろんのこと、患者さ まに寄り添い、信頼していただけるような医師となれるよう 研修に励んで参ります。 中村 悠大 なかむら ゆうだい 初期研修医同士 仲良く切磋琢磨しながら 共に過ごしています 松本 真実 まつもと 医学生から医師になって半年となります。現在は外科を 研修しており、指導医から、患者さまの主訴、所見、検査、治 療方針などを学び、自分の意見に対しても評価と的確なア ドバイスをしていただいています。また、2年目の先輩からは 一番近い立場で直接指導していただき、充実した研修を 送っています。今後はさらに知識や技術を習得し、日々の診 療に役立てるよう努力していきたいと思います。 指導医だけでなく看護師や 医療技術スタッフからも 指導・助言をいただいています 河原 史歩 かわはら 宮本 翔太郎 みやもと 救急対応や日当直を通して 現場で求められる技術や 判断能力を学んでいます 月日が経つのは早いもので、初期研修が始まってから半 年が過ぎました。学生時代は与えられる知識を吸収すれば よかったのに対し、研修医となってからは自らアンテナを 張って学んでいかなければならず、そのギャップに戸惑っ たこともありました。 4月当初と比べるとできることは少しず つ増えてきましたが、それよりも自分の知識不足を感じる場 面の方が多いです。まだまだ未熟ではありますが、日々研 鑽を積んで参りたいと思います。 毎日が勉強の積み重ね! 忙しくも充実した日々を 過ごしています 4 月に入職してから病院の環境にも慣れ、患者さまや病 棟スタッフの皆さまからご指導いただき、充実した日々を 送っております。 とはいえまだ経験・知識不足を痛感する場面も多く、 2間の初期研修は、あっという間に終わってしまうのではない かと感じています。残り1年半という短い期間で、病院にとっ て“使える”人間に、そして市民の皆さまからは信頼いただけ る医師を目指し、研鑽を続けて参ります。

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ひとと地域をケアで包む

Tottori Municipal Hospital鳥取市立病院

2018年10月号No.217

1.信頼される病院2.心温まる病院3.楽しく働ける病院

• 地域における医療福祉の向上につとめ、地域住民のいのちと健康を守ります。• 地域の中核病院として、地域の医療機関と連携・協調を図ります。• 二次医療を中心に担当します。• 医療需要の増大と多様化に対応できる病院づくりを目指します。• 超高齢社会における治す医療と支える医療の両立を目指します。

基本方針

初期臨床研修医

6ヶ月を振り返って

当院での研修が始まり、気付けば半年が経ちました。積極的に動き、考察する日々で充実した研修を行っています。今年度は初期研修医1年目が4人在席しており、上級医

からの教えを共有したり、困ったこと・悩んだことを相談したりと、共に過ごす中で互いの学びを深めています。これからも、知識や技術の習得はもちろんのこと、患者さ

まに寄り添い、信頼していただけるような医師となれるよう研修に励んで参ります。

中村悠大な か む ら ゆ う だ い

初期研修医同士

仲良く切磋琢磨しながら

共に過ごしています

松本真実ま つ も と ま こ と

医学生から医師になって半年となります。現在は外科を研修しており、指導医から、患者さまの主訴、所見、検査、治療方針などを学び、自分の意見に対しても評価と的確なアドバイスをしていただいています。また、2年目の先輩からは一番近い立場で直接指導していただき、充実した研修を送っています。今後はさらに知識や技術を習得し、日々の診療に役立てるよう努力していきたいと思います。

指導医だけでなく看護師や

医療技術スタッフからも

指導・助言をいただいています

河原史歩か わ は ら し ほ

宮本翔太郎み や も と し ょ う た ろ う

救急対応や日当直を通して

現場で求められる技術や

判断能力を学んでいます

月日が経つのは早いもので、初期研修が始まってから半年が過ぎました。学生時代は与えられる知識を吸収すればよかったのに対し、研修医となってからは自らアンテナを張って学んでいかなければならず、そのギャップに戸惑ったこともありました。4月当初と比べるとできることは少しずつ増えてきましたが、それよりも自分の知識不足を感じる場面の方が多いです。まだまだ未熟ではありますが、日々研鑽を積んで参りたいと思います。

毎日が勉強の積み重ね!

忙しくも充実した日々を

過ごしています

4月に入職してから病院の環境にも慣れ、患者さまや病棟スタッフの皆さまからご指導いただき、充実した日々を送っております。とはいえまだ経験・知識不足を痛感する場面も多く、2年

間の初期研修は、あっという間に終わってしまうのではないかと感じています。残り1年半という短い期間で、病院にとって“使える”人間に、そして市民の皆さまからは信頼いただける医師を目指し、研鑽を続けて参ります。

病院だよりNO.217

9月25日(水)6階東デイルームで「オカリナコンサート」を開催しました。今回で2回目となる大西保江さん(鳥取市在住)のコン

サートでは、「里の秋」、「貝殻節」、「上を向いて歩こう」など、秋の童謡、鳥取の民謡、昭和の歌謡曲9曲が演奏されました。陶器で作られたオカリナの素朴な音色が会場を包み、約

20名の患者さまも、歌詞カードを見ながらゆったり和まれたり、口ずさまれたり、仲秋の優しいひと時を過ごされていました。

09月20日 樹脂粘土の作品作りがんサロン「ひだまり」のイベントとして樹脂粘土を使った作品作りを行いました

09月25日 オカリナコンサート毎月1回開催される6階東病棟のお茶会でオカリナコンサートが行われました

ミニチュア粘土細工講師 田中さん

みなさん作品作りに夢中です

オカリナ奏者 大西保江 さん

がん患者サロン「陽だまり」では、毎月第3木曜日に患者さんやご家族の方々の皆さんで話をしたり、聴いたりする場としてのサロンを開催しています。今回は日常生活の中に少しでも心休まる時間を提供でき

ればと思い「樹脂粘土の作品作り」を企画しました。9月20日(木)の当日は、ミニチュア粘土細工講師/こねこねアート講師の田中さんをお迎えして、樹脂粘土の作品作りをしました。患者さまやご家族など、7名の方にご参加いただき、秋の実

りとハロウィンをイメージしてかわいらしいオーナメントの製作にチャレンジされました。木の実やカボチャ、顔や髪の毛、帽子の細工に挑戦し、講師の方が準備して下さった土台にきれいに飾り付けていきました。皆さん、田中さんの説明を聞きながら各々自由に作品を

作っておられました。作り方の説明を皆さんがすぐに理解されて、細かい部分の作業も初めてとは思えないくらい上手で、田中さんもとてもびっくりされていました。その場に参加されていた皆さんはとても楽しそうな表情を

されていて、笑い声も絶えない素敵な時間でした。それぞれに違うお顔のかわいい作品が出来上がり、「楽し

かった」というお声がたくさんあがっていました。また第二弾も企画していきたいと思います。

病院だよりNO.217

インフルエンザ予防接種について本年度のインフルエンザ予防接種を下記の日程により実施します。接種を希望される方は、事前に来院、または電話にて予約をおとりください。

地域医療総合支援センター0857-37-1522(代表)

実施期間平成30年10月15日~平成31年2月末日※ ただし、土・日・祝日と12月29日~1月3日は除きます。※ 1月以降は状況により予定を変更する場合があります。その際はホームページなどでお知らせします。

実施日時

16歳以上の方 16歳未満の方 妊婦の方

実施場所 内科外来

10月15日(月)より 10月16日(火)より

小児科外来 産婦人科外来

接種料金

任意接種者 4,880円接種券等をお持ちの方 記載された負担金

10月22日(月)より

・・・・・・・・・・・・・・・・

65歳以上の方(60歳以上65歳未満の方で、特定の疾患を有する方も含む)、小児の方、及び重度の心身障がい者(児)の方につきましては、市町によって接種券(助成券)が交付されています。※自治体によって助成制度に違いがあります。

火曜日 14時~15時14時~14時30分第2・第4月曜日

13時~13時30分14時~14時30分月曜日

木曜日

平成30年度

を使ってみよう!

平成30年 10月27日 10:00~11:30

さざんか会館 5階大会議室駐車場はさざんか会館駐車場、鳥取市役所駅南庁舎駐車場をご利用ください。

新しいきずの治しかた鳥取市立病院 皮膚科 増地 裕

講 演

インフルエンザ予防注射

第53回 市民医療講演会

冬目前!!いまから始めるスキンケア鳥取市立病院 皮膚・排泄ケア認定看護師 漆原聖子

開催日時

会 場

インフルエンザ

指文字の「い」の形を口の前にもていき、咳をする仕草をします。

予防

注射

注射器で注射を打つような動作をします。

両手のひらを前に押し出す動作をします。土