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平成26年度事業報告 Ⅰ 法人の概況 1 設立年月日 平成6年3月31日 財団法人の設立 平成25年4月1日 公益財団法人へ移行 2 定款に定める目的 本法人は、情報科学技術に関する産業の支援、人材育成、情報提供、情報交流、 啓発普及等を促進することにより、岐阜県の情報産業の高度化、産業の情報化及び 地域の情報化を推進し、県民の豊かなくらしを実現する情報化社会の形成に寄与す ることを目的とする。 3 定款に定める事業内容 (1)情報科学技術に関する産業の支援事業 (2)情報科学技術に関する人材の育成事業 (3)情報科学技術に関する情報の提供事業 (4)情報科学技術に関する交流事業 (5)情報科学技術に関する啓発普及事業 (6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業 4 所管官庁に関する事項 岐阜県(商工労働部情報産業課) 5 主たる事務所の状況 大垣市加賀野4丁目1番地7 6 役員に関する事項 (平成 27 年 3 月 31 日現在) 役員名 常勤・非常勤別 役員所属団体等 評議員 評議員 評議員 評議員 評議員 評議員 臼井 猛 鈴木 守 樋口 昭二 藤野 琢巳 三輪 髙史 非常勤 非常勤 非常勤 非常勤 非常勤 非常勤 大垣共立銀行 専務取締役 大垣市 経済部長 岐阜県中小企業団体中央会 会長 十六銀行 法人営業部副部長兼公務渉外室長 岐阜県 商工労働部長 SJ情場クラブ 会長

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平成26年度事業報告

Ⅰ 法人の概況

1 設立年月日

平成6年3月31日 財団法人の設立

平成25年4月1日 公益財団法人へ移行

2 定款に定める目的

本法人は、情報科学技術に関する産業の支援、人材育成、情報提供、情報交流、

啓発普及等を促進することにより、岐阜県の情報産業の高度化、産業の情報化及び

地域の情報化を推進し、県民の豊かなくらしを実現する情報化社会の形成に寄与す

ることを目的とする。

3 定款に定める事業内容

(1)情報科学技術に関する産業の支援事業

(2)情報科学技術に関する人材の育成事業

(3)情報科学技術に関する情報の提供事業

(4)情報科学技術に関する交流事業

(5)情報科学技術に関する啓発普及事業

(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業

4 所管官庁に関する事項

岐阜県(商工労働部情報産業課)

5 主たる事務所の状況

大垣市加賀野4丁目1番地7

6 役員に関する事項

(平成 27 年 3 月 31 日現在)

役員名 氏 名 常勤・非常勤別 役員所属団体等

評議員

評議員

評議員

評議員

評議員

評議員

臼井 猛

鈴木 守

辻 正

樋口 昭二

藤野 琢巳

三輪 髙史

非常勤

非常勤

非常勤

非常勤

非常勤

非常勤

大垣共立銀行 専務取締役

大垣市 経済部長

岐阜県中小企業団体中央会 会長

十六銀行 法人営業部副部長兼公務渉外室長

岐阜県 商工労働部長

SJ情場クラブ 会長

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役員名 氏 名 常勤・非常勤別 役員所属団体等

理事長

副理事長

理 事

理 事

理 事

理 事

理 事

理 事

理 事

理 事

理 事

理 事

理 事

理 事

熊坂 賢次

渡辺 敬一

浅井 元雄

臼井 功

河合 進一

千代 和幸

橘谷 美則

田中 靖哲

辻 博文

中里 雅彦

丹羽 義典

山本 勝敏

吉田 茂樹

米田 秀弥

非常勤

常 勤

非常勤

非常勤

非常勤

非常勤

非常勤

非常勤

非常勤

非常勤

非常勤

非常勤

非常勤

非常勤

慶應義塾大学環境情報学部教授

常勤理事

タック(株) 代表取締役社長

(株)セイノー情報サービス代表取締役社長

(一社)岐阜県工業会会長

伊藤忠テクノソリューションズ (株 )名古屋支店長

日本電気(株)岐阜支店長

(株)電算システム代表取締役社長

(株)インフォファーム代表取締役社長

富士通(株) 岐阜支店長

(公財)岐阜県産業経済振興センター理事長

岐阜県議会企画経済委員会委員長

情報科学芸術大学院大学学長

西日本電信電話(株) 岐阜支店長

監 事

監 事

藤川 師弘

成瀬 重雄

非常勤

非常勤

名古屋税理士会大垣支部支部長

大垣商工会議所 専務理事

・評議員定数 3 名以上 7 名以内 ・現在評議員数 6 名

・任 期 平成 25 年 4 日1日から平成 29 年度定時評議員会終結の時まで

・理事定数 10 人以上 18 人以内 ・現在理事数 14 名

・任 期 平成 25 年 4 月 1 日から平成 27 年度定時評議員会終結の時まで

7 職員に関する事項 (平成 27 年 3 月 31 日現在)

所属 プロパー

職員

業務

専門員

事務

専門員

事業

推進員 県OB 嘱託 合計

総務課(事務局長を含む) 1 2 1 0 3 1 8

経営支援課 2 1 1 0 0 0 4

ぎふネットショップ等 販路総合支援センター 1 0 0 2 0 0 3

事業連携課 2 2 0 0 0 1 5

新サービス創出支援課 2 0 1 0 0 0 3

産学官連携イノベーション

創出支援室 2 1 0 0 0 0 3

合計 10 6 3 2 3 2 26

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Ⅱ 事業の実績

1 事業の実施の状況

【公益目的事業会計】

1 新サービス創出機能強化事業

(1)新サービス創出拠点事業

(予算額: 1,580千円 決算額: 1,317千円)

新サービス・新商品の創出のために必要な情報の提供や支援を実施し、県内企

業の経営力、生産性の向上を支援するとともに、IT 技術の交流過程で技術者間の

交流を促し、企業間の連携を図った。

ア コミュニティの形成・活性化

スマートフォン、プロトタイピング手法等の勉強会を実施する他、農商工

連携や次世代開発環境などの先端技術をテーマとした IT 技術交流会(勉強会)

を開催した。

イ 最新動向等の情報提供や支援

情報系企業と福祉/教育/農業/医療等の他業種との連携のための勉強会やセ

ミナーを各機関と連携して実施した。

○コミュニティの形成・活性化、最新動向等の情報提供や支援

[教育の IT 化]

(高校生)ソフトピア企業による最新 IT 技術等の指導

・SUMMER CAMP in SOFTOPIA JAPAN 2014 8/21~23 高校生 20 名参加

・オータムキャンプ in SOFTOPIA JAPAN 2014 11/2~3,29 高校生 20 名参加

(小中学生)授業におけるタブレット活用の推進

・白川郷学園(ICT 教育推進プロジェクト) 4/18,5/28,7/15,10/20,

11/27,12/3,1/28

(校務システム)学校給食の食物アレルギーチェックシステム導入の支援

・アレンジャー! 年間を通じ適宜

(セミナー)

・教育分野の IT 活用セミナー2015 2/25 101 名参加

[Gifu Android プロジェクト]

・AWS ハンズオン 岐阜~アカウント開設+

仮想サーバーAmazon EC2 編~ 6/28 15 名参加

・Swift 勉強会 7/19 5 名参加

・Ogaki Developer Day 2014 Summer 7/19~20 28 名参加

・AndroidWear 開発のための AndroidStudio 12/11 8 名参加

・AndroidWear でウエラブルアプリをつくってみよう! 2/5 17 名参加

・Android Project Ara とものづくりの未来 3/6 40 名参加

[オープンデータ/ビッグデータ]

・輪之内マッピングパーティー[協力] 5/17~18 14 名参加

・大垣情報ネットワーク研究会 7/25,9/24,10/23,

11/20,12/18,1/29

・実践的データ分析研修[協力・総務省] 1/29~30 24 名受講

・オープンデータ活用の真髄[共催] 3/2 84 名参加

[iBeacon]

・発表から1年、見えてきた iBeacon!! 11/21 50 名参加

・iBeacon ワークショップ 12/19 12 名参加

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[情報交換]

・モバイルカフェ 5/16,5/30,6/20,6/25,6/27,

(IT 関連の自由な情報交換の場) 7/25,8/8,8/29,9/5,9/19,

9/26,10/28,11/28,12/12,

12/19,1/16,3/6

計 16 回 約 550 名参加

[新サービス創造]

・「デザイン思考」ワークショップ 9/25 20 名参加

・Startup Weekend Ogaki[後援] 12/5~7 30 名参加

[最新動向等の情報提供]

・Kaizen IT Summit in Gifu 2014 7/4~5 147 名参加

・137億年間のイノベーションが産んだもの・・・そしてこれから[後援]

9/18 150 名参加

【事業効果】

新サービス・新商品の創出のステップになる他分野と情報企業間の連携やIT関連

技術者間の情報交換・交流の場を提供、さらには、新しい技術に関するセミナー等を

関係機関とも連携して開催することにより、情報企業を中心に県内企業の新サービス

創出の支援となった。教育分野では高校生向けイベントの参加者が起業したほか、白

川郷学園での取り組みは白川村の教育政策に反映されるなどの展開があった。

(2)産学官連携による共同開発支援事業 ※

(予算額: 15,000千円 決算額: 14,905千円)

学(IAMAS 等)が持つ「知的資源」と県内企業が持つ「ニーズ」を異業種・異分野

交流等を通じマッチングし、新サービス・新商品等の共同開発事業を支援するこ

とで企業競争力の向上を図った。また、イノベーションの創出のために必要な情

報の提供や本事業の成果等を県内企業へ広く普及させるとともに、デジタルファ

ブリケーション(レーザーカッターや3Dプリンタ等、コンピュータと接続され

た工作機械を用いて、デジタルデータを基に色々な素材を加工し、成型する技術

や行為。)の支援等を行って、県内企業の経営力、生産性の向上を図った。

[産学官連携による共同開発事業]

企業が IAMAS と連携して新しい商品の開発に取組む(採択 4 件)

1)「商業利用を目的とした小型インタラクティブ・プロジェクションマッピングシス

テムの開発」(代表企業:日本イベント企画株式会社、参加企業:ソウルメイツイ

ンタラクティブ・だるまジャパン、IAMAS:平林真実教授)

現在、利用されているプロジェクションマッピングは大型で費用面での課題が大

きいことから卓上サイズの広告プロジェクションマッピングの試作品を開発

2)「多視点映像による看護技術タブレット教材の開発」(代表企業:サンメッセ株式

会社、参加企業:教育産業(株)・中京学院大学・大垣女子短期大学、IAMAS:瀬川晃

准教授, 山田晃嗣講師)

多視点映像を用いて看護の動作を学習でき、紙面の看護教材よりも多くの情報を

得ることができるタブレット教材の試作品を開発

3)「デジタル工作機を利用した新しい IT 農業器具試作」(代表企業:株式会社

GOCCO.、IAMAS:小林孝浩教授)

「農業を身近に感じられる農業器具」の開発を目的とし、パーソナルユース(個

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【事業効果】

産学官連携による共同開発事業では 4 テーマで試作品を製作した。試作品を広く紹介した

ところ 2 つのテーマはものづくり企業との共同開発に展開した。他のテーマに関してもメデ

ィア掲載や県内自治体から導入について問い合わせがあるなど広報的な相乗効果があった。

デジタルファブリケーション機器を利用できる“ものづくり空間 Fab-Core”は、開発工

程での活用や商品製作などに利用され、地域企業の新商品の開発等に貢献した。また、コア

ブースタープロジェクトでは参加企業のサービス・商品開発の取組みを支援し、参加者によ

り 2 つの試作品が製作された。

この事業を通じて新たな連携が生まれ、NFC 拡張アタッチメントの開発などに結びついた。

2 人材育成事業

(1)IT人材育成事業 ※(昨年度の価値創造 IT人材育成事業と産業人材育成事業を統合)

(予算額: 10,466千円 決算額: 10,357千円)

IT 企業をはじめ、県内の企業・団体等を対象に、IT のビジネス活用、最新 IT 技

術、マネジメント等 IT 技術の習得レベルに応じた研修を実施した。

ア IT リーダー育成研修

IT 開発を率いるリーダーやリーダー候補者を対象としたマネジメント等の

実践的な研修のほか、次世代を担う中高生等を対象とした IT 技術への興味を

促すイベントや研修を実施した。

イ IT 技術者育成研修

IT 技術者・開発者等を対象に、新分野、新技術、デザイン等の専門的な IT

技術習得研修及び研修受講後の技術力の定着化を図るフォローを実施した。

人利用)を対象とした、スマートフォンによって穀物を選別する試作機を開発

4)「ロボットと AR-交差する現実 Chiasm Reality」(代表企業:株式会社間チルダ、

参加企業:レシピシステム(株)、IAMAS:赤松正行教授)

ロボットの制御と AR(拡張現実技術)を組み合わせる、新しいロボット制御技術

を開発

[“ものづくり空間 Fab-core の運営”]

・5/15 fab-core オープニングイベント 148 名

・Fab-core の利用実績(2014 年 5 月~2015 年 3 月 31 日まで)

来訪者数 1,119 名(機器利用回数 215 名、視察・見学・打合せ 904 名)

[コアブースタープロジェクト(新商品開発プロジェクト)]

参加企業が連携し、新商品の企画から試作品開発までを実施

・コアブースタープロジェクト2

6/13~7/22 全 5 回、参加者 25 名・4 グループで実施、2つの試作品を作成

1)タブレット連動知育玩具「ことばつみき」を開発(メンバー:NPO 法人森と

IT、ピーアイシステム(株)、共立コンピューターサービス(株)、(株)丸八木

管、(有)仏壇工芸ほりお)

2)スマホ連動の照明機能を付加した家具「イロドリスタンド」を開発 (メンバ

ー:飛騨産業(株)、(株)セイノー情報サービス、フィット(合同) 、(株)トウメ

イエンジニアリング、パートナーズブレイン、サンメッセ(株))

・10/7~10/11 CEATEC2014 出展

・コアブースタープロジェクト2.5(テレマティックスハッカソン)

3/4~7 テーマ「車と IT」、参加者 19 名

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ウ IT ビジネス活用人材育成研修

中小企業や各種団体を対象に、IT を活用することにより売上向上や業務の

効率化を図る研修を各機関の要望に沿ったオーダーメイド型で実施した。

【事業効果】

IT マネジメント改善塾は、ソフトピアジャパン進出企業等から 5 社 8 名が受講し、

仕事の見える化、業務の効率化・改善、自律的な開発チームへの形成等に取り組み、

業務の共有化、コミュニケーションの向上など成果を得ることができた。また、岐阜

サマーサイエンススクールを共催、支援し、次世代を担う人材育成に寄与することが

できた。

IT 技術者育成研修は、スマートフォン・アプリ開発、ホームページ制作、デザイ

ン関連、ビジネス・スキル等の計 27 研修で、166 名が受講し、情報産業・情報関連

部門の人材育成に寄与することができた。

中小企業向けオーダーメイド研修は、中小企業のニーズに応じた内容・日時にて研

修を実施し、計 7 研修を開催し 97 名が受講した。また、受講者へのフォローアップ

として、中小企業情報化支援事業にて訪問支援を実施することにより、県内中小企業

の IT 活用の促進に寄与することができた。

3 産業高度化事業

(1)中小企業情報化支援事業

(予算額: 6,342千円 決算額: 5,239千円)

県内中小企業の IT 活用による経営革新を促進し、企業競争力を向上させること

を目的として、IT 経営の導入による効率化を図るため、企業からの IT 活用に関す

ア IT リーダー育成研修

・IT マネジメント改善塾 受講者数:8 名 12 日間 延べ 93 名受講

8/6,8/20,9/4,9/17,10/6,10/20,

11/7,11/25,12/4,12/25,1/22,2/6

・岐阜サマー・サイエンス・スクール他

[共催]岐阜サマー・サイエンス・スクール 2014 in なかつがわ

7/29~8/1 4 日間 参加者:岐阜県内等中学生 70 名

イ IT 技術者育成研修

・IT 技術者育成研修 27 講座 受講者数:166 名 開催日数:66 日 延べ人数:328 人

・研修フォロー(StudyTime) 22 講座 受講者数:94 名 開催日数:22 日

ウ 中小企業向けオーダーメイド研修

7研修開催 受講者数:97名 開催日数:7日

・デザイン力向上セミナー

(各務原商工会議所) 6/25 23 名参加

(美濃加茂商工会議所) 11/26 21 名参加

・無料サービスによる簡単ホームページ作成

(恵那商工会議所) 6/27 5 名参加

(関商工会議所) 8/6 6 名参加

(瑞浪商工会議所) 10/7 9 名参加

・ネット動画活用術

(関商工会議所) 12/9 23 名参加

・フォトショップ研修

(瑞浪商工会議所) 2/24 10 名参加

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る相談を受けるとともに、訪問指導等による課題解決に向けた助言・支援を実施

した。

ア IT 経営セミナー実施支援事業

商工会、商工会議所等と連携し、経営への効果的な IT の活用策などをテーマ

にセミナーを開催した。

イ IT 経営相談対応事業

県内中小企業から経営課題に係る相談を受け、IT 活用による課題解決を支援

した。課題解決に当たっては、専門的能力を有する IT 経営アドバイザーを適宜

派遣し、幅広い分野に及ぶ IT 経営相談に対して的確な支援を行った。

ウ 地域支援機関との連携強化事業

企業との関わりが強い県内の地域支援機関(商工会議所、金融機関、各種支

援団等)との連携を強化し、地域支援機関を対象とした勉強会・セミナーを実

施したほか、経営相談時等の企業訪問を一緒に行うことで、地域企業にとって

より身近に IT サービスの相談ができる人材を育成した。

ア 連携セミナー実施支援事業

・連携セミナー20回 参加者数420社504名

商工会議所等と連携し、経営に効果的なITの活用策を周知した。

テーマ/会場 日付 参加社/

人数

満足度

「販路拡大につなげるインターネット活用術」

(各務原商工会議所) 5/30 41社46名 4.6

(瑞浪商工会議所) 8/27 29社35名 4.7

「世界に通用する商品力とは」

(美濃商工会議所)

4/24 21社22名 4.8

「売上につなげるアクセス解析とホームページ

改善術」

(中津川商工会議所)

6/6 24社32名 4.2

「儲けの仕組みを作る!顧客情報活用術」

(多治見商工会議所) 6/30 36社37名 4.7

(高山北商工会) 12/10 15社17名 4.6

「1日でアップするホームページ作成講座」

(美濃商工会議所)

製造業編 7/23 5社5名 5.0

サービス業編 9/12 5社5名 5.0

小売業編 10/29 4社5名 5.0

フォローアップ講座 2/4 5社5名 4.8

「あなたにもできる簡単ホームページ」

(土岐商工会議所・下石陶磁器工業協同組合)

導入編 8/27 15社15名 4.5

実践編 10/2 9社9名 4.4

「自社サイトを立ち上げよう!」

(高山北商工会)

9/17

29社32名

4.7

「自社サイトを作り変える -成功事例と

実践的ノウハウから-」(多治見商工会議所)

10/3 25社31名 4.4

「ホームページ改善勉強会」(岐阜ファミリー

サポートセンター等広域推進連絡会議)

10/14 7社15名 4.9

「Jimdoカンファレンス in 岐阜」

(岐阜商工会議所)

11/11 106社140名 4.1

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「売上につながる!SNS活用法」

(本巣市商工会)

1/27 14社16名 4.0

「SNSを活用したリピーター獲得、

囲い込み術」(美濃加茂商工会議所)

2/10 23社27名 4.5

「プレゼンテーションで商品の魅力を高める

コツとは」(美濃商工会議所)

3/19 4社5名 4.5

「ネットトラブル護身術」(羽島商工会議所) 3/25 3社5名 5.0

イ IT経営相談対応事業

・IT経営相談対応

中小企業からの経営課題に係る相談に対し、訪問支援等を行った。

支援回数 総支援回数 420回

対応者内訳 財団職員対応 330回

IT経営アドバイザー派遣 90回

支援内容別内訳 経営戦略 135回

インターネット関連 180回

EC 77回

BtoC(EC以外) 31回

BtoB(EC以外) 19回

SNS 2回

SEO 51回

基幹システム 27回

IT活用全般 78回

・その他

県内企業・団体等が主催したIT関連セミナーやオーダーメイド研修講師を

担当した。 16回

ウ 地域支援機関との連携強化事業

・支援機関向け勉強会

5回開催 参加者数227名

ITサービスに関する相談に対応できる人材を育成するため、支援機関職員を対

象とした勉強会・セミナーを開催した。

テーマ/会場 日付 参加者数

「おもてなしギフトショップ説明会」

(岐阜県商工会議所連合会)

6/18 16名

「加茂地区職員研修会」

(坂祝町商工会)

6/24 18名

「東濃地区商工会議所向け研修会」

(多治見商工会議所)

7/11 10名

「岐阜県下経営支援員研修会」

(ふれあい福寿会館)

7/18 95名

「岐阜県下経営支援員研修会」

(郡上市総合文化センター)

7/24 88名

・地域支援機関職員と連携した企業訪問

地域支援機関職員の指導力の向上のため、IT 経営相談対応事業における企業

訪問への同行を行った。

同行回数 156 回

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【事業効果】

商工会議所との連携セミナーを 20 回開催し、経営課題の相談対応を 420 回実施したこ

とにより、県内中小企業の IT 活用の啓発や経営課題解決、企業の競争力向上に寄与した。

特に、飛騨高山、東濃エリアで積極的に事業を実施したことにより、IT 経営の導入、ビ

ジネスモデルの見直しのきっかけとなった企業が多くみられた。

また、地域支援機関向けの勉強会を 5 回開催し、支援機関職員の同行を伴う IT 経

営相談に関する企業訪問を 156 回実施したことで、支援機関職員の IT 経営への理解

と IT サービス活用のスキルが向上したため、より地域に密着した支援体制が整った。

(2)ソフトピアジャパン企業支援事業

(予算額: 4,992千円 決算額: 4,558千円)

ソフトピアジャパン・エリアの入居・進出企業を総合的に支援することにより、

企業の競争力強化や企業間の連携を促進し、情報産業の振興を図るとともに、入

居・進出予定企業にインセンティブを提供し、ソフトピアジャパンを情報関連企

業の集積拠点とした。

ア ベンチャー企業経営支援

ベンチャー企業が必要とする事業計画立案、マーケティング、資金調達、人

材確保等について、中小企業診断士、税理士、弁理士、弁護士等の専門家によ

る無料コンサルティングを実施したほか、共通の問題点などについて勉強会を

通じて解決することにより、ベンチャー企業の経営基盤強化を支援した。

イ 販路開拓支援

大規模展示会に共同展示ブースを設置し、販路拡大並びにビジネスマッチン

グを支援したほか、専門性の高い国内の企業展示会等に出展する進出企業に、

補助金を交付することにより販路の開拓を支援した。また、関連機関と連携し

てプレゼンの機会を提供し、マッチング支援を行った。

ウ 情報提供・交流支援

進出企業や連携企業等が構成する各種団体等が行う情報交流・技術交流活動

等に参加するとともに活動を支援したほか、企業活動に有益な情報を収集・提

供することにより、入居・進出企業の活動を支援した。

ア ベンチャー企業経営支援

・専門家によるコンサルティング支援

専任経営アドバイザーによるコンサルティング 8 回 [満足度](5 段階評価)

企業名 実施日 内容 満足度

㈱システムアドバンス 6/4 契約関係 5

㈱間チルダ 7/4 知財関係 5

㈱ワールドタイムス 9/25 契約関係 4

㈱トゥ・ステップ 11/17 知財関係 5

岐阜 IT 協同組合 11/27 契約関係 5

㈱スフィアプロジェクト 1/26 契約関係 5

蒲池 祥 2/27 財務関係 4

㈱スフィアプロジェクト 3/20 契約関係 5

・ベンチャースクール 14 社 17 名参加

マーケティングの基礎と戦略 7/17

ビジネスプラン作成 8/19

広報戦略の基礎知識/雇用と労務リスク管理 8/25

経理、決算書の基礎知識 9/19

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ビジネスプランブラッシュアップ 10/9

・ICT ビジネスプラン発表会(10/30) (発表 10 社)

・企業訪問等 通年 延べ 110 社

イ 販路開拓支援

補助金交付社数 延べ 6 社

・エコソリューションズ㈱ (6/10~6/12) IT 関係展示会

・サンメッセ㈱ (11/5~11/8) 異業種交流展示会

・岐阜 IT 協同組合 (11/5~11/8) 異業種交流展示会

・㈱エヌ・エス・エム (11/6~11/8) 医療情報関係展示会

・㈱EC ロボ (11/13~11/14) コールセンター/CRM 関係展示会

・㈱エヌ・エス・エム (2/12~2/13) 大学病院情報関係展示会

メッセナゴヤ 2014 共同出展 (11/5~11/8) 6 社

ウ 情報提供・交流支援

・IT 業界研究セミナー(2/20) 学生を対象に開催し、人材確保を支援

参加者 69 名 出展企業 13 社

・SJ情場クラブ

交流会(4/4)、夏祭り(8/1)、ソフこい祭り(10/18)

冬のファンタジー点灯式(11/28)

・知的財産の管理

特許保有 6 件、ソフトウェア(ライブラリー)7 件保有

・技術移転

特許 3 件について 4 件(4 社)の実施許諾契約締結(継続含む)

ソフトウェア(ライブラリー)5 件について 4 社と使用許諾契約締結(継続含む)

・戦略的基盤技術高度化支援事業(平成 19 年度~平成 21 年度実施)補完研究

「リアルタイム産業機械向けエミュレーターの開発」(実用化段階に達し終了)

エ その他支援・調査

・進出企業実態調査(5 月)

・エリア企業への情報提供(セミナー、展示会、補助金等)88 件

・企業PRパネル等展示

企業の知名度向上や製品の販売促進のため、企業PRポスター・デジタルサイネー

ジを作成し、センタービル内に展示 (ポスター 10 社、デジタルサイネージ 8 社)

・企業誘致、入居支援に関する関係機関との調整

入居審査会 (5/9、6/10、7/10、10/10、11/10、12/10、2/10、3/10)

入居説明会 (5/20、6/20、7/18、10/20、11/20、12/19、2/20、3/20)

企業誘致活動連絡会 (4/24、5/22、6/26、7/24、8/28、9/25、10/22、11/27、

12/25、2/26、3/26)

【事業効果】

ソフトピアジャパン・エリア企業の人材確保を支援するため、学生を対象に IT 業

界研究セミナーを開催したほか、経営上の問題を抱えるベンチャー企業への専門家に

よる無料相談、販路の拡大を目指す企業への展示会出展補助金、ソフトピアジャパン

・エリア内外との情報交流事業連携の促進、企業活動に関する情報提供などを実施す

ることにより、ソフトピアジャパン入居・進出企業を総合的に支援し、ソフトピアジ

ャパン・エリア企業の競争力強化の促進が図られた。

(3)ネットショップ総合支援センター設置事業(受託事業) ※

(予算額: 19,000千円 決算額: 18,568千円)

県内中小企業の経営改善・事業拡大を図るため、ネットショップの新規出店、

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既存店舗の売上拡大、事業者相互の情報交流などを支援する「ネットショップ総

合支援センター」を設置・運営した。

ア ネットショップ相談対応事業

ネットショップの新規出店や売上拡大に関する情報を提供するとともに、個

別の相談に対応した。

イ ネットショップ関連セミナー・研修実施事業

新規出店や海外での販売に関するセミナーや、ネットショップのサイトを改

善し売上拡大につなげるための技術的な研修等を実施した。

ウ 「ぎふネットショップマスターズ倶楽部」運営事業

全体例会や支部活動、研修を通じ、事業者間の情報交流を進め、県内ネット

ショップ事業者全体のレベルアップを図った。

ア ネットショップ相談対応事業

勉強会・相談会による情報提供と個別相談、撮影指導を実施

・勉強会、相談会の開催

勉強会開催 回数 23回

分野別内訳 新規出店 1回

デザイン・写真撮影 8回

アプリケーション 7回

ページ作成 2回

相談会(海外販売、顧客管理など) 5回

・個別相談の実施

ネットショップの構築・運営に関し、個別に相談対応を行った。

相談対応 回数 206回

内容別内訳 新規開業 41回

売上/利益向上 31回

アクセス数向上 25回

アプリ操作 78回

その他 31回

・ネット商品等撮影指導の実施 56回

イ ネットショップ関連セミナー・研修実施事業

・新規出店セミナーの開催

飛騨、東濃、中濃圏域における新規出店セミナー開催

タイトル 日付 場所 参加人数

ゼロから始めるネットショップ 7/16 高山市内 25名

ゼロから始めるネットショップ 8/1 多治見市内 37名

「おもてなしギフトショップ」出店説明会 9/24 瑞浪市内 20名

ゼロから始めるネットショップ 9/29 中濃(坂祝町) 17名

ゼロから始めるネットショップ 10/15 美濃加茂市内 20名

ゼロから始めるネットショップ 11/28 羽島市内 28名

ゼロから始めるネットショップ 1/21 各務原市内 31名

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【事業効果】

総合支援センターでの勉強会や県内商工会議所等と連携した新規出店セミナーを開催

するとともに、個別相談対応を実施したことで、ネットショップの新規出店を促進する

ことができた。また、既存のネットショップの運営事業者に対して、運営スキルやデザ

イン面を強化する「ネットショップ道場」を県内各地で開催しながら、センターで個別

にフォローすることで、販路拡大、売上拡大につながる企業がみられるようになった。

「ぎふネットショップマスターズ倶楽部」では、計 140 名のネットショップ事業者が売上

拡大に関するセミナーを受講し、事業者同士の交流を促進した。また、自主的な勉強会が積

極的に行われ、事業者がともに学び合う環境づくりにつながった。

・既存店舗向けセミナーの開催

タイトル 日付 場所 参加人数

売れるサイトにしよう!

【商品撮影編】

8/29 多治見市内 15 名

売れるサイトにしよう!

【デザイン編】

9/26 多治見市内 14 名

黒豆式!ネットショップの磨き方 10/1 関市内 48 名

売れるサイトにしよう① 10/22 高山市内 8 名

売れるサイトにしよう!

【商品撮影編】

10/28 中濃

(八百津町)

16 名

売れるサイトにしよう② 11/19 高山市内 17 名

売れる商品には、ストーリーとキャッチコピ

ーがある。

12/5 多治見市内 41 名

基礎から学ぶ Web デザイン・商品写真 1/16 羽島市内 24 名

売れる商品には、ストーリーとキャッチコピ

ーがある。

1/23 美濃加茂市内 23 名

ショッピングカートセミナー 2/13 岐阜市内 33 名

ウ 「ぎふネットショップマスターズ倶楽部」運営事業

・全体例会

9 月 16 日開催 75 名参加、 3 月 17 日開催 65 名参加

・100 万円突破ゼミ

10 月 16 日開催 9 名参加、 10 月 30 日開催 9 名参加

11 月 13 日開催 8 名参加、 11 月 27 日開催 9 名参加

12 月 16 日開催 8 名参加、

・EC アタマの磨き方1期2期合同勉強会

8 月 1 日開催 20 名参加、 11 月 19 日開催 16 名参加

・EC アタマの磨き方

1 月 21 日開催 23 名参加、 1 月 22 日開催 22 名参加

2 月 12 日開催 22 名参加、 3 月 6 日開催 22 名参加

3 月 27 日開催 21 名参加

・支部別交流会・勉強会 14 回開催

・テーマ別勉強会 5 回開催

・センターにおける勉強会 17回開催

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【収益事業会計】

4 収益事業会計

(1)WEB広告・特許権等活用事業

(予算額: 451千円 決算額: 101千円)

ア 財団ホームページの冒頭に企業等のバナー広告を掲載し、掲載料を収入した。

【事業効果】

公告掲載企業の知名度を向上させた。また、収入は自主財源とした。

(2)ぎふ IT・ものづくり協議会事務処理受託事業

(予算額: 605千円 決算額: 624千円)

ぎふ IT・ものづくり協議会の会員の入退会管理や、総会/理事会/講演会の開催

に関する事務等、協議会運営にかかわる事務作業を受託して実施した。

【事業効果】

協議会を適正かつ円滑に運営し、会員企業に有益な情報提供、人材育成を行い企業の

競争力向上に資することができた。

ア 平成26年6月~平成27年3月 1社

[理事会・総会]

第 1 回理事会、総会開催(6/10) 97 名参加、会場:ホテルグランヴェール岐山

第2回理事会開催(2/26) 19 名出席、会場:岐阜都ホテル

[講演会・セミナー]

ものづくり産業の新たな潮流~ものづくり産業にイノベーションをもたらす ICT~」

(6/10) 他 2 回開催

[研修]

生産管理研修初級編「~IT を活用して製造業の競争力強化へ~」(9/19)19 名受講

他 2 回開催

[企業研究・視察]

「工作機械の生産現場を見よう」研究会開催(12/9)視察先:(株)ヤマザキマザック

美濃加茂製作所、39 名参加

[広報]

電子メール配信サービス 26 回配信(隔週)(配信先 1041)

Twitter、Facebook ページでの広報

[研修助成]

18 社 44 名(1回当たり 10,000 円の助成金を会員企業に支給)

[後援]

実績:5 回

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2 重要な契約に関する事項 (単位:円)

契 約 名 内 容 期 間 金 額 方法 契約先 備考

該当なし

(注)1件につき1,000万円以上の契約について記載。

3 役員会等に関する事項

(評議員会)

評議員会・理事会開催年月日 議事事項

第1回評議員会(決議の省略)

平成26年4月1日

第1号議案 理事の選任について

第2回評議員会(決議の省略)

平成26年5月8日

第1号議案 理事の選任について

第3回評議員会(定時)

平成26年6月26日

第1号議案 平成25年度公益財団法人ソフトピアジャパ

ン収支決算について

第4回評議員会(決議の省略)

平成26年6月20日

第1号議案 理事の選任について

第5回評議員会(決議の省略)

平成26年8月1日

第1号議案 評議員の選任について

第6回評議員会(決議の省略)

平成26年9月1日

第1号議案 評議員の選任について

(理事会)

第1回理事会(決議の省略)

平成26年4月1日

第1号議案 平成26年度第1回評議員会の招集について

第2回理事会(決議の省略)

平成26年5月8日

第1号議案 平成26年度第2回評議員会の招集について

第3回理事会(定例)

平成26年6月11日

第1号議案 平成25年度公益財団法人ソフトピアジャパ

ン事業報告について

第2号議案 平成25年度公益財団法人ソフトピアジャパ

ン収支決算について

第3号議案 平成26年度公益財団法人ソフトピアジャパ

ン収支予算の補正について

第4号議案 平成26年度定時評議員会の招集について

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第4回理事会(決議の省略)

平成26年6月20日

第1号議案 平成26年度第4回評議員会の招集について

第5回理事会(決議の省略)

平成26年8月1日

第1号議案 平成26年度第5回評議員会の招集について

第6回理事会(決議の省略)

平成26年9月1日

第1号議案 平成26年度第6回評議員会の招集について

第7回理事会(決議の省略)

平成26年12月18日

第1号議案 常勤役員の報酬(期末手当)の変更について

第8回理事会(定例)

平成27年3月23日

第1号議案 平成26年度公益財団法人ソフトピアジャパ

ン収支補正予算について

第2号議案 平成27年度公益財団法人ソフトピアジャパ

ン事業計画について

第3号議案 平成27年度公益財団法人ソフトピアジャパ

ン収支予算について

第4号議案 公益財団法人ソフトピアジャパン諸規程の一

部改正について

第5号議案 公益財団法人ソフトピアジャパン諸規程の制

定について

第6号議案 常勤役員の報酬の決定について

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4 収支及び正味財産増減の状況並びに財産の状態の推移

単位:百万円

23年3月期 24年3月期 25年3月期 26年3月期 27年3月期

経 常 収 益 244 200 214 176 2 0 9

経 常 費 用 236 204 213 1 7 7 2 0 9

経 常 増減額 8 △4 1 △ 1 0

経 常 外 増減額 1 1 △3 △ 1 △ 1

一般正味財産増減額 9 △3 △2 △ 2 △ 1

一般正味財産 8 5 3 0 0

指定正味財産増減額 △24 △5 △2 △2 △1

指定正味財産 18 13 11 9 7

資 産 164 100 94 79 98

負 債 138 82 80 70 91

正 味 財 産 26 18 14 9 7

(注 ) 平 成 25年 3月 期 ま で は 「 収 支 計 算 書 」 を 作 成 し 、 財 産 の 状 態 (資 産 、 負

債 、正 味 財 産 )以 外 は「 収 支 計 算 書 」に よ り 記 載 し て い ま し た が 、平 成 25

年 4月 に 公 益 法 人 へ の 移 行 に 伴 い 、定 款 を 変 更 し 決 算 資 料 の「 収 支 計 算 書 」

を 廃 止 し ま し た 。こ れ に よ り「 財 産 の 状 態 」以 外 は 、平 成 25年 3月 期 以 前

を 含 め て 「 正 味 財 産 増 減 計 算 書 」 に よ り 記 載 し て い ま す 。

Ⅲ 法人の課題等

日本経済は、デフレからの脱却と経済の再生を目的としたアベノミクスの一体的な取組

みの結果、経済の好循環が動き始め、円安、株高が進行している。

また、東日本大震災の復興事業、東京2020オリンピック・パラリンピック、東京名

古屋間のリニア中央新幹線など、将来に向けたインフラ整備などの事業が活発なこともあ

り、大企業の景況感は上昇基調で、県下の企業も企業間取引も堅調に推移している。

一方、国内の人口減少や超高齢化が想定される中、業種や地域によっては人手不足の影

響が深刻化するおそれがあり、国は、地方が成長する活力を取り戻し、人口減少を克服す

る魅力ある地方を創生し、地方への人の流れをつくることを掲げ、「まち・ひと・しごと

創生本部」を設置(平成26年9月3日設置)し、「人口減少克服・地方創生」という構

造的な課題に正面に取り組むこととしている。

この地方創生を達成するための手段としてITに係る期待は大きく、本年6月には「地

方創生に資するIT利活用推進プラン(仮称)」の策定を予定している。地方創生へのI

Tの役割としては、テレワークやクラウドソーシング、ITとものづくり等との融合が考

えられる。

県は、昨年「岐阜県成長雇用戦略」を策定し、ソフトピアジャパンの集積企業や県内企

業が情報科学芸術大学院大学の持つ「知的資源」を新商品・新サービスなどの開発に活か

すために、具体的な事業を進める産学官連携やインターネットビジネスの拡大を推進し、

ソフトピアジャパンプロジェクトのさらなる展開を図っている。

本財団は、ソフトピアジャパンプロジェクトの推進役として、「人材育成」、「産業高

度化」、「新サービス創出」の3つの機能によるプロジェクト事業を遂行し、「岐阜県成

長雇用戦略」を一層推進するため、ICTと地場産業の融合による新ビジネスの創出や、

ICTを媒介とした異業種・産業の連携促進の他、中小事業者のインターネットビジネス

に対するニーズの拡大に対応、さらにソフトピアジャパンエリアの企業が支援を望んでい

るIoE(Internet of Everything)やクラウドファンディングの普及、機械の自動運転

等情報技術による産業構造の変化に対応するなど、引き続き、Connect Next(情報と人、人

と人をつなげる新たなビジネスチャンスが生まれるよう「次」に挑戦。)をスローガンに、

県内の県内産業の情報化、情報産業の育成、既存産業の高度化を推進することとする。

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平 成 26年 度 事 業 報 告 の 付 属 明 細 書

平 成 26年 度 に は 、 「 一 般 社 団 法 人 及 び 一 般 財 団 法 人 に 関 す る 法 律 施 行 規 則 」

第 34条 第 3項 に 規 定 す る「 事 業 報 告 の 内 容 を 補 足 す る 重 要 な 事 項 」が 存 在 し な い

の で 附 属 明 細 書 を 作 成 し な い 。