年2月28日ジェトロビジネス情報提供課古賀...

2017年2月28日

日本貿易振興機構(ジェトロ) ビジネス情報提供課

古賀健司

■名称独立行政法人日本貿易振興機構（ジェトロ） JAPAN EXTERNAL TRADE ORGANIZATION (JETRO)

■根拠法独立行政法人日本貿易振興機構法（2002年12月13日法律第172号）

■設立 2003年10月1日

■事務所数国内

本部（東京）大阪本部アジア経済研究所貿易情報センター４３事務所

海外５５カ国７４事務所（2016年4月1日現在）

■職員数国内１，０２４名

海外７１１名

合計１，７３５名（2016年4月1日現在）

■ジェトロの目的

（独立行政法人日本貿易振興機構法（第3条）より抜粋）

「我が国の貿易の振興に関する事業を総合的かつ効率的に実施すること並びにアジア地域等の経済及びこれに関連する諸事情について基礎的かつ総合的な調査研究並びにその成果の普及を行い、もってこれらの地域との貿易の拡大及び経済協力の促進に寄与することを目的とする。」

1

メコン各国概況

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ミャンマー

ラオス

ベトナム

カンボジア

タイ

・人口： 6,884万人・名目GDP： 3,735億ドル・一人当たりGDP： 5,426ドル

・人口： 1,554万人・名目GDP： 177億ドル・一人当たりGDP： 1,140ドル

・人口： 9,158万人・名目GDP： 1,988億ドル・一人当たりGDP： 2,171ドル

・人口： 703万人・名目GDP： 125億ドル・一人当たりGDP： 1,785ドル

・人口： 5,185万人・名目GDP： 658億ドル・一人当たりGDP： 1,269ドル

人口格差： 13.0倍名目GDP格差： 29.9倍一人当たりGDP格差： 4.8倍


メコン諸国向けの日本からの直接投資額は、2013年に中国向けの投資額を上回った。 2012年から、メコン各国の商工会議所会員数は順調に増加。特にミャンマーで著しく増加し（5.5倍）、

カンボジア、ラオスが続く。全体では、1,000社超の企業が新しくメコン各国の日本人商工会議所に登録。

単位：100万ドル

（注）2014年以降はIMFの国際収支マニュアル第6版に基づき算出しているため、それ以前の数字とは比較不可。（出所）日本銀行国際収支統計よりジェトロ作成

中国・メコン諸国向け直接投資額の推移メコン各国の日本人商工会議所登録企業数

（出所）各国日本人商工会議所よりジェトロ集計

2016年6月 2012年6月

カンボジア 218 91

ラオス 79 41

ミャンマー 310 56

タイ 1,716 1,379

ベトナム 1,562 1,035

合計 3,885 +1,283 2,602

2.4 倍

1.9 倍

5.5 倍

1.2 倍

1.5 倍

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015

中国

メコン諸国


単位：米ドル単位：米ドル単位：米ドル

カッコ内は回答企業数

（注）年間実負担額：一人あたり社員に対する負担総額(基本給、諸手当、社会保障、残業、賞与などの年間合計。退職金は除く。（出所）在アジア・オセアニア日系企業実態調査（2015年度調査）（ジェトロ）。ミャンマーは2014年度調査データを使用。

CLMVの魅力のひとつは低廉な労働力。アジア地域全体で見ても、ワーカー・エンジニア・マネージャー全てで低賃金で雇用可能。中国進出日系製造業の賃金ベースアップ率は7.9%に達し、大きくタイ（4.5%）を上回る。一方カンボジア（13.6%）、ミャンマー（12.6%）、ラオス

（11.8%）、ベトナム（10.0%）は中国を上回る。

製造業・作業員製造業・エンジニア製造業・マネージャー

中国との賃金格差（年間実負担額、中国を100とした場合）タイベトナムカンボジアラオスミャンマー

ワーカー 2015 72.8 44.3 30.4 27.4 23.7

2010 92.3 33.0 27.1 - 11.3

エンジニア 2015 84.1 43.3 33.9 41.9 34.3

2010 120.0 59.5 59.3 - 17.3

マネージャー 2015 97.0 52.7 36.4 57.0 50.5

2010 161.3 69.1 36.6 - 37.2

1,606 2,033 2,380 2,642 3,660 3,806 3,855 4,098 4,316 5,257 6,337

8,702 18,174

28,785 31,929 32,666

35,774 49,147

0 30,000

バングラデシュ(21) スリランカ(8) ラオス(10)

カンボジア(23) インド(134)

パキスタン(14) ベトナム(260) フィリピン(49)

インドネシア(156) マレーシア(87)

タイ(233) 中国(379) 台湾(34) 香港(22) 韓国(65)

シンガポール(31) ニュージーランド(16)

オーストラリア(35)

4,645 4,651 5,746 5,940 6,429 6,827 7,856 8,403 9,946 11,529 12,067 13,709

22,141 39,911

46,324 47,359

47,800 69,642

0 50,000

カンボジア(16) バングラデシュ(19)

ラオス(8) ベトナム(235) フィリピン(47)

インドネシア(131) スリランカ(6) インド(141)

パキスタン(14) タイ(226)

マレーシア(80) 中国(341) 台湾(29) 韓国(59)

ニュージーランド(12) 香港(10)

シンガポール(24) オーストラリア(29)

8,882 10,753 12,746 12,865 13,915 14,785 16,621 19,686 21,754 22,544 23,657 24,391

33,367 52,865

57,655 62,831

73,772 94,765

0 60,000

カンボジア(15) バングラデシュ(21)

スリランカ(7) ベトナム(236)

ラオス(8) インドネシア(154)

フィリピン(48) インド(151)

パキスタン(12) マレーシア(79)

タイ(229) 中国(370) 台湾(34) 韓国(67) 香港(28)

ニュージーランド(16) シンガポール(34) オーストラリア(40)

タイベトナムカンボジアラオスミャンマー

$9.09 （日額）

$110～ 160

$140 （縫製・製靴業）

$110 $2.8 （日額）

全国一律300バーツ。2013年1月～。

地域別に4つのカテゴリー。2016年1月～。

2016年1月～。

全国一律90万キープ。2015年4月～。

全国一律3600チャット。2015年9月～。

※参考：各国の法定最低賃金

8

2008年5月からラオス・ビエンチャンで縫製工場を操業（ベトナム工場は91年に設立）

出資比率：ラオス側45%、日本側55% 2011年2月に第2工場（ビエンチャン）の操業開始 2013年4月に第3工場操業開始

新たな拠点を確保

＜湖北省＞男性用スーツ、女性用フォーマル＜上海、安徽省＞男性用スラックス

ラオス進出のメリット得意分野を相互補完的に活用することで、ビジネス効率を高め

る

中国での人件費高騰

ヒアリングによりジェトロ作成

●縫製業A社（スーツ・フォーマルウェア等の縫製）

主に流行の変化に対応した商品を製造

中国流行に左右されいくい

製品を中心に製造

ラオス

チャイナプラス1

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ビエンチャン

東西経済回廊

●B社（ワイヤーハーネス）

（立地場所：ビエンチャン）

ラオス企業と業務提携（委託加工外注）

ヒアリングによりジェトロ作成

ラオス設備・材料を支給し

一部工程（加工、組み立て等）を実施

タイバンコクおよび

タイ北部にマザー工場

① タイ～ベトナムの交通の要所としての可能性を意識して開拓。

② タイとの国境では積み替え不要で通行可能。

③ 言語・文字がタイと似ているため、タイ語での展開が可能（技術指導、現場管理など）

ラオス進出のメリット

• 国境のラオス側での手続 • CBTAの実現／税関開庁時間 • 重量制限 • 物流費高額など

課題

タイプラス1：タイとラオスの生産分業①


10

タイプラス1：タイとラオスの生産分業②

●ニコン（デジタル一眼レフカメラの一部工程）

（立地場所：サワンナケート、東西経済回廊の利用）

• 国境での通関手続きがワンストップになっていない。

• 労働力の確保など

課題

• 2013年9月からサワン･セノ経済特区（SEZ）にて新工場操業を開始。

• マザー工場はアユタヤ。

●トヨタ紡織（自動車用シートカバーなどの内装部品）

• 2014年5月本格生産を開始。 • トヨタ紡織グループのタイ生産拠点を補

完するサテライト工場と位置づけ。

●アデランス（ウィグの生産）

• 2012年にラオスでの委託生産を開始。 • 2015年7月24日工場開所。

〜タイ・ラオス国境への進出〜

サワンナケート東西経済回廊

ラオス労働集約的な工程。製品は全量タイの

マザー工場に戻す。

タイ主力製造拠点

（マザー工場）

最終製品化ヒアリングによりジェトロ作成


11

タイ・ラオス・ベトナム三国間物流

在ハノイ日系電子部品メーカーハノイからバンコク向けに電子部品を送る際に、トラックによる陸

上輸送便（日系物流会社の定期サービス）を週1回の頻度で利用。小口貨物の混載で、1回300ドル程度。

バンコク向けの陸上輸送のメリットは、ドアtoドアで4日間というスピード。海上輸送の場合、トータルで10日間近く見る必要があり、その差は大きい。

在ダナン日系自動車部品メーカータイの主力工場のリスクヘッジとしてダナンに製造拠点を設置。原材料、製品などの輸送は東西経済回廊利用を想定。（現在、

試験輸送中。）

日系物流会社A社ラオスのトラックを使ってベトナム、タイを含む3国間輸送サービ

スの提供。越境交通協定に基づき3国間輸送が可能となっている14台のトラックを所有。

積み替え無しでタイ～ラオス～ベトナム間を運送可能であり、72時間以内（最短48時間以内）で運送サービスを提供。

日系物流会社B社ベトナムとタイのトラックを使って3国間輸送サービスを提供。積

替えはラオスのサワンナケート。バンコク～ハノイの輸送時間は3日間。

ヒアリング（2013年）によりジェトロ作成


日系企業から見たメコン地域のビジネス環境


28.6 43.6

39.4 53.7

44.6 62.7 65.5 65.5

46.0 68.0

56.7 70.7

63.5 70.9

47.2 71.3

67.7 72.9 70.2 73.2

82.9 76.1

60.6 78.3

61.6 79.9

19.1 12.8 23.2

17.3 15.8

9.0 17.2 19.1

24.0 11.6

26.7 17.8

13.5 11.1

18.4 11.3

12.9 11.8

23.4 9.9

8.6 9.6

15.2 10.9

17.5 8.2

52.4 43.6 37.4

29.0 39.6

28.4 17.2 15.5

30.0 20.4 16.7

11.5 23.1 18.0

34.4 17.4

19.4 15.3

6.4 16.9

8.6 14.4

24.2 10.9

20.9 11.9

中小企業(n=42) 大企業(n=39)


中小企業(n=139) 大企業(n=257) 中小企業(n=58) 大企業(n=168)



中小企業(n=288) 大企業(n=265) 中小企業(n=31) 大企業(n=170) 中小企業(n=47) 大企業(n=71)



黒字均衡赤字

インドネシア

インド

カンボジア


2015年の営業利益見込みを「黒字」とした企業の割合は62.2％と14年調査の63.9%（2014年調査、n=4,711）から1.7ポイント低下した。一方、「赤字」とした企業の割合は22.8％となり、14年調査の21.4％から1.4ポイント上昇した。国・地域別の黒字企業の割合は、韓国が77.2％と最も高く、以下台湾、パキスタン、オーストラリア、フィリピン、タイで70％を超えた。大企業では68.1％が黒字となり、中小企業の51.6％を16.5ポイント上回った。また、有効回答数が30社以上ある全13カ国・地域のうち、韓国・シンガポールを除く11カ国・地域で大企業の黒字比率が中小企業を上回った。特にベトナム・中国では、大企業の黒字企業の割合が中小企業より20ポイント以上高く、逆に韓国では中小企業の黒字比率が大企業を上回った。

2015年の営業利益見込み(国・地域別)

17.7 35.4 35.8

42.1 44.4

50.5 56.3 58.8 60.4 64.1 65.5 67.1 68.3 70.4 72.0 72.1 73.3 74.7 77.2

62.2 62.2

23.5 25.0

16.1 31.6

16.7 18.6 11.4

15.0 15.9

16.7 18.6 20.1

12.0 13.0

15.3 11.9 6.7

11.7 9.4

14.0 15.0

58.8 39.6

48.2 26.3

38.9 30.9 32.3

26.2 23.8 19.2 15.9 12.8

19.8 16.6 12.7

15.9 20.0

13.6 13.4

23.7 22.8

ミャンマー（n=34）バングラデシュ(n=48)

カンボジア（n=81）スリランカ（n=38）

ラオス(n=18) インド（n=440）

インドネシア（n=396）ベトナム（n=553）

中国（n=863）ニュージーランド（n=78）シンガポール（n=226）香港・マカオ（n=234）マレーシア（n=293）

タイ（n=561）フィリピン（n=118）

オーストラリア（n=201）パキスタン（n=30）

台湾（n=162）韓国（n=202）

ASEAN(n=2,280)総数(n=4,576)

黒字均衡赤字

20 40 60 80 100 0 (％)

0 20 40 60 80 100 (％) 2015年の営業利益見込み(国・地域別、企業規模別)

51.6 68.1

19.7 12.4

28.7 19.5

中小企業(n=1,631) 大企業(n=2,945)

（注）大企業・中小企業のn≧30の国・地域。

タイ

台湾

ベトナム

マレーシア

韓国

中国

フィリピン

香港・マカオ

シンガポール

全体

オーストラリア

50.7

65.5 63.0

38.7 30.9

42.6

39.0

23.7

38.7 48.3

26.2 30.9 25.5

50.0

23.1 20.4 21.4 19.1 20.5 15.4

30.4 13.8

14.8

31.0 34.6

23.2 30.5

31.7 17.3 10.3

25.6 23.1

16.2

3.0

14.4 10.0 16.7

10.0 9.1 7.7

6.8 3.5 7.4

11.0 12.2 9.3 4.7

13.0 6.7 6.9

11.7 8.6 1.5

7.0 9.5

3.5

4.6 2.3

10.3 9.7 13.8 8.7

3.2 10.3

6.7 11.5 9.6

17.7 1.5

9.1 16.6 8.4

8.2 4.6

3.4

3.7

7.7 5.9 9.0

11.1 17.0

18.7 20.7

18.2 15.7 22.1

3.0

31.3

35.6

17.3 20.0

11.4

7.7

3.6 6.9 11.1 1.9 2.7 7.1 11.6

4.4 12.0 13.8

6.9 12.2 10.3

40.9

15.2 8.1

32.8 38.2

52.3

69.2

14.1% 16.2% 19.0% 21.3% 23.2% 25.9% 27.4%

33.1% 34.6% 34.8%

36.2% 37.0%

45.5% 45.7%

52.4% 53.7% 56.2%

64.6%

67.0% 77.7%

0% 1~25%未満 25~50%未満 50~75%未満 75~100%未満 100% 平均


売上高に占める輸出の比率(国・地域別、0～100％で回答)

0

100

90

80

70

60

50

40

30

10

20

(％)

インド (n=414)

ミャンマー (n=29)

パキスタン (n=27)

台湾(n=155)

韓国(n=188)

インドネシア

(n=366)

オーストラリア

(n=190) タイ(n=524)

ニュージーランド (n=75)

スリランカ (n=29)

中国 (n=786)

総数 (n=4,184)

香港・マカオ

(n=204)

カンボジア (n=66)

マレーシア (n=243)

シンガポール

(n=211)

ベトナム (n=510)

フィリピン (n=110)

バングラデシュ

(n=44)

ラオス (n=13)

内販型輸出型

進出日系企業の現地での売上高に占める平均輸出比率は、ベトナムで6割弱全量輸出型企業（輸出比率が100％）の比率は、ベトナムで約3割。

ラオス 15年調査(％)

14年調査(％)

1 従業員の質(n=18) 72.2 46.2

2 従業員の賃金上昇(n=18) 66.7 61.5

3 従業員の定着率(n=18) 61.1 38.5

4 品質管理の難しさ(n=12) 58.3 66.7

5 原材料・部品の現地調達の難しさ(n=12) 50.0 50.0


タイ 15年調査（％）

14年調査（％）

1 従業員の賃金上昇(n=557) 60.1 70.2

2 品質管理の難しさ(n=349) 58.2 52.0

3 主要販売市場の低迷(消費低迷) (n=554) 52.4 42.5

4 従業員の質(n=557) 51.0 50.4

5 競合相手の台頭(コスト面で競合) (n=554) 43.9 47.8

ベトナム 15年調査

（％） 14年調査

（％）

1 従業員の賃金上昇(n=544) 77.9 74.4


3 通関等諸手続きが煩雑(n=536) 55.8 61.1

4 品質管理の難しさ(n=356) 55.6 50.2

5 従業員の質(n=544) 50.2 49.0

フィリピン 15年調査（％）

14年調査（％）


2 品質管理の難しさ(n=77) 52.0 36.3

3 従業員の質(n=118) 50.0 49.3

4 通関等諸手続きが煩雑(n=117) 39.3 31.9

5 競合相手の台頭(コスト面で競合) (n=118) 39.0 40.3

（注1）「特に問題はない」を除く、回答率上位5項目。（注2）オレンジ色のハイライトは、「3．経営上の問題点（1）」の全調査対象地域総数の上位10項目に入っていない項目。赤色のハイライトは14年調査より10ポイント以上上昇、青色のハイライトは14年調査より10ポイント以上低下。

国・地域別の問題点（上位５項目、複数回答）

カンボジア 15年調査(％)

14年調査(％)


2 従業員の賃金上昇(n=83) 62.7 80.0

3 品質管理の難しさ(n=33) 60.6 36.8

4 従業員の質(n=83) 60.2 60.0

5 人材(中間管理職)の採用難(n=83) 54.2 45.0

ミャンマー 15年調査(％)

14年調査(％)

1 品質管理の難しさ(n=2) 100.0 22.2


3 従業員の賃金上昇(n=32) 68.8 68.0

4 競合相手の台頭(コスト面で競合)(n=32) 65.6 42.0

5 対外送金に関わる規制(n=32) 56.3 62.0

ラオスの投資環境


17

ラオス、近年の注目点

2015年建国40周年（記念プロジェクト：人工衛星・

中国ラオス鉄道）日ラオス外交関係樹立60周年 ASEAN経済共同体（AEC）発足

2016年（政治の年） ASEAN議長国（8月AEM、9月サミット）第10期党大会（1月18-22日）国会・地方議員選挙(3月20日）新国家主席、首相、閣僚の任命（4月国会）新社会経済五カ年計画開始


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周辺国との関係

中国ベトナムタイ日本

共有国境 505km 2,069km 1,835km -

政治

包括的戦略パートナーシップ。「良き隣人、良き友、良き同志、良きパー

トナー」

革命の同志。伝統的な友情、特別な連帯、包括

的な協力関係。

1988年に国境線紛争があったものの、現在は良

好な関係。

2015年に包括的から戦略的パートナーシップへ

格上げ。外交樹立60周年。

援助中国輸出入銀行を介したインフラ支援。その他省単位による支援など増加。

ベトナムとの接続道路インフラを中心に支援。

エーヤーワディ・チャオプラヤ・メコン経済協力戦略会議（ACMECS）、タイラオス協力委員会による

支援。

ODAではトップドナー(76億円:2013年）。2013年

円借款再開。

在住者数(推定） 28万人 50万人不明 600〜700人

文化・教育

孔子学院、蘇州大学等中国語・文化促進。華人学校や中国への留学生

も増加。

多くの越僑コミュニティが暮らし同化している者も多い。ベトナムへの留学

生も多い。

タイ東北部には多くのラオ族が居住。言語が類

似。

おしん、一休さんなど昔からドラマ、アニメは人気。日本語学習熱の増加

直接投資順位 1 3 2 6

経済

資源セクター（鉱山、水力、農林業）の他にも不動産開発、小売・卸など

幅広い。

プランテーション、鉱山、不動産開発、小売卸等

電源開発、農林業、サービス等

2000年から縫製業、2010年頃から電子部品等製造業が増加傾向。

（出所）各種資料をもとにジェトロ作成 Copyright©2017 JETRO. All rights reserved. 禁無断転載


ラオスの一般概況

出所：政府統計、IMF、ADB、国連、ジェトロアジア経済研究所

人口約681万人（2014年）

面積 23 万6,800k㎡（日本の本州に相当）

首都ビエンチャン（Vientiane）（人口：約82.8万人:2014）

民族公式にはラオ族をはじめ計49民族

公用語ラオス語

宗教仏教

通貨キープ kip 1US$= 8045キープ（2014年平均）

政治体制

人民民主共和制、一院制（132名）国家主席：チュムマリー・サイニャソーン首相：トンシン・タムマヴォン ※5年ごとに選挙を実施

主要産業

GDP割合農業22.7％、工業29.5%、サービス39.4%（2015年/16度）

国家予算 29兆2,130億キープ (約36億ドル)（2015/16年度）

インフレ率 1.28％（2015年）

●17の県とビエンチャン都により構成される。＜主要な県／人口（2014年）＞・ヴィエンチャン首都／82.8万人・ルアンパバン県／48.2万人・ヴィエンチャン県／47.3万人・サワンナケート県／97.45万人・チャンパサック県／69.1万人


http://d-arch.ide.go.jp/browse/html/2012/203/link/i2012203BAS_01.gif


物流コスト

出典：アジア・オセアニア主要都市地域の投資関連コスト比較 2015年6月

ホーチミン、プノンペン、ヤンゴンからの輸送料は比較的低廉。ラオスには港湾が無いため、タイ・レムチャバン港やベトナム・ブンアン港、ダナン港経由で海上輸出を行う。また貨物のインバランスによる片荷の問題等により、コンテナ輸送料金は周辺諸国に比べて高くなっている。近年下落傾向にはある。



ラオス人の気質（進出企業の声まとめ）

家族が一番！家族親戚、宗教行事が最優先。

農繁期（田植え、稲刈）には休みがち。

ややプライドが高い。人前で叱られることを嫌う。

周辺国と比べて低く見られるのを嫌う。

宗教に信仰が厚く、温和な人が多く争いを好まない。

車のクラクションを鳴らさない、人前で喧嘩はしない。

労働争議がほとんど無く、気に入らないと離職する傾向がある。

のんびりしている。農業を中心とした暮らし。

近年若者を中心に現金収入の必要性が

高っており変化の兆しがある。

子供の時から農作業、手作業に慣れているため

手先が器用。機織り、籠編み、自宅の保守修理から自宅を建てることまで自分たちでやる。



内政

1.民によって選出される一院制の国民議会・1992年より5年毎に選出

・第7期は2011年4月30日選挙実施（立候補190名、定数132名）

・第8期は2016年3月20日選挙実施（立候補204 名、定数144名）、

・同日、地方議会選挙（立候補491名、定数 348名）

2.国家主席の管下にある行政機関 3.党中央委員会に従属する党機関

・5年に一回の党大会で人事、政策を決定。

・2011年3月に第9回党大会開催

・第10回は2016年1月18-22日に実施済み。

ラオス人民革命党旗

2011年7月撮影（出所）各種資料をもとにジェトロ作成



2020年までに一人当たりGDPを

3190ドル、7.5%成長

2020年までに

低開発途上国（LDC)脱却

経済政策第8期社会経済開発5カ年計画（2016-2020）

質量ともに高成長を達成するために、商業・生産の多様化により国内需要と輸出を促進し、持続的成長の主要セクターへと転換。

開発、環境、社会のバランスを配慮「グリーンで持続的」をキーワードに

加工工業セクターは農業や林業の原料を積極利用、近代化により国際競争力強化、雇用機会創出。組み立てなどの工場投資を支援。

（出所）各種資料をもとにジェトロ作成 Copyright©2017 JETRO. All rights reserved. 禁無断転載


ラオスについてSWOT分析

強み(Strengths) 弱み(Weaknesses) ・廉価な労働力（最低賃金111ドル/月）・器用な労動者・若い国民（平均24.4歳）・安く、安定した電力・豊富な資源（土地、水、鉱物）・ラオス語とタイ語との共通性

・希薄な人口（650万人）と離職率・スピード効率の低さ・高い輸送コスト、内陸国・開発権取得のコスト、時間・タイへの出稼ぎ労働(30万人）

機会(Opportunities) 脅威(Threats) ・投資優遇制度・進む経済特区開発・増加する個人消費・インフラ整備（鉄道、道路、ロジパーク等）・規制緩和（特にサービス業）・CBTA、三国間輸送協定、電子通関制度・地価の上昇・年14-15万人の新労働力供給

・財政赤字と税制改革・労働力の取り合い・労賃の上昇・インフラの未整備・管理不足・法律の変更、不透明な運用・物価上昇（年4-6%) ・キープ高

（出所）各種資料、進出企業へのヒアリングをもとにジェトロ作成


（参考） ASEAN経済共同体（AEC）への影響

25 Copyright©2017 JETRO. All rights reserved. 禁無断転載

2015年末にASEAN経済共同体（AEC）が発足 EUと異なり、各国で主権は保った形で貿易・投資・サービス・人の移動の自由化を図るもの「共同市場」（物品・サービス・人・資本が自由に移動するもの）ではない。共通関税は採用せず人の移動は熟練労働者に限定

EU AEC

関税撤廃〇〇非関税障壁撤廃〇〇共通域外関税〇 ×

サービス貿易自由化〇 △

規格相互承認〇 △ 貿易円滑化〇〇投資自由化〇〇人の移動〇 △ 知的所有権保護〇〇政府調達開放〇 × 競争政策〇 △ 域内協力〇〇共通通貨〇 ×

AECの対象分野経済統合とはなにか？

ASEAN経済共同体（AEC）とは

（注）○は実現している（あるいは目指している）、△は対象としているが実現は不十分、×は実現していない、あるいは、対象としていないことを示している。


2009.1.1 2010.1.1

ASEAN6

〇80%の品目につき関税撤廃 -ICT関連はe-ASEAN構想に基づき全て関税撤廃 -優先統合分野関連品目はASEAN優

先統合分野枠組み協定中のネガティブリストで除外されている品目以外関税撤廃〇全品目の関税率は0%～5％に

〇一部例外品目を除き、全品目の関税率を撤廃

2015.1.1

2018.1.1

ベトナム

〇全品目の関税率は0%～5％に〇7％未満の品目を除き、全品目の関税を撤廃〇7％未満の品目の関税を撤廃

ラオス

ミャンマー

カンボジア〇80％の品目の関税率は0％～5％に

ASEAN域内での関税撤廃は順調に進展。先進ASEANでは2010年に、CLMV諸国についても2015年に大半の品目で関税撤廃が行われ、残る品目についても2018年1月1日までに原則撤廃される。

（出所）ASEAN物品貿易協定（ATIGA）よりジェトロ作成

進む「関税障壁の撤廃・削減」（AEC）


28

１．【関税撤廃】全加盟国による関税撤廃の実現は２０１８年

２．【非関税障壁】「可視化」が進展するも、数年での撤廃は難しい

非関税障壁の撤廃に向けては、ATIGAのもとで撤廃期限が合意され、ASEAN事務局を中心に取り組みが進められているが、実際の措置

実施は国内法や通達によるため、当初設定した目標期限に沿った運用とはなっていない。新たな障壁を導入する場合の報告義務なども設定されているが、一部の国で、関税削減に反比例する形で、強制規格（鉄鋼製品等）導入やアンチ・ダンピング措置の発動を増加させている例もある。

３．【貿易円滑化】通関手続き、法規則の未達、原産地規則の混在等がモノの移動の自由化を阻害 ASEAN域内でFTAによる関税撤廃が進展する一方、煩雑な通関手続きや、通達・規則の周知徹底の不備、また複数の原産地規則の混在による労力・コストの増大などが、自由化の阻害要因として、関税よりも大きな課題として指摘される。

４．【サービス自由化】（現時点では）限定的（例外はシンガポールとカンボジア） 2015年11月、サービス枠組み協定の9パッケージ（全10パッケージ）署名完了。サービス分野の自由化に関しては、これまでのところAECのイニシアチブが各国の実質的な規制緩和には結びついていない。業務拠点の設置（投資）については、2015年末を期限に、ASEAN資本企業に対する外資70％までの開放という目標を掲げるが、運用は各国によって異なり、「ASEAN資本」の定義も明確ではない。自由化

が必要なサブ・セクターのカウント方法の問題により、「見せかけの自由化」が進展しており、国によって格差・不平等感も生じているため、この是正が必要。

５．【人の移動】熟練労働者の移動自由化はほぼ手つかず AECのもとでは、熟練労働者の移動の自由化が目標に掲げられるが、「査証および労働許可証の発給促進」と明記されるのみで、実際の運用は各国に委ねられ、ほぼ手つかずの状況となっている。また、ASEAN域内では、エンジニアリング・サービスや、建築、会計などなど8つの資格分野で「相互認証協定（MRA）」が締結されているが、エンジニアリング、建築以外では運用されていない。

2015年は通過点。中長期的課題に取り組む「ポスト2015」に焦点移る。

積み残している課題（AEC）

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（参考）ジェトロのサポートサービス


○ジェトロ大阪本部メールマガジン：・配信回数：週１回、登録者数： 6,248 ・セミナー等のイベントの案内を発信。 ○関西アジアTODAY：・配信回数：月１回、登録者数： 2,947 ・アジアの市場レポート等を発信。

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〇貿易投資相談利用実績・2016年度12月末：4,039件 ※2015年度実績：5,804件・アドバイザー（9名）および職員が対応

＜貿易投資相談数推移＞〇海外ブリーフィングサービス利用実績・2016年度12月末：380件 ※2015年度実績：565件〇海外ミニ調査利用実績・2016年度12月末：133件 ※2015年度実績：193件

大阪本部全体

2012年度

2013年度 2014年度 2015年度 2016年度（１２月末）

3,863 4,086 5,636 5,804 4,039

〇「関西企業の海外事業展開に関する傾向（2016年度上半期）」調査関西（近畿2府4県）に所在地がある企業からジェトロへの貿易投資相談

内容の傾向を分析・相談件数は増加傾向、海外・貿易が初めての企業が増加・産業別では農水食品関連の問合せが最多・投資に関する相談でベトナムが1位へ・ベトナム：「サービス業の進出相談増加」「 EVFTAへの期待感も」

・「爆買い」需要に関連した新規輸出、越境EC 関連の相談も多数

ジェトロの主な活動 (1)貿易投資相談、メルマガ、ﾋﾞｼﾞﾈｽﾗｲﾌﾞﾗﾘｰ等 ◆ 貿易投資相談は投資に関する相談でベトナムが初の1位 ◆ 海外展開初心者からの相談が増加 ◆ ライブラリー閲覧資料では現地マーケット情報（医薬・医療、化学品、化粧品、食品）、ベトナムが最多

○ビジネスライブラリー・2016年度12月末時点利用者累計：：8065人 ※2015年度実績：10,809人利用者の43.7%が電子情報コーナーを利用・蔵書等数： 67,660 ・利用者CS調査（2016年11月）役立ち度96.1% 利用者の54.7%が中小企業。利用目的：企業調査59.2%、統計40.8%、産業・市場情報34.1%、各国情報18.9%、貿易情報14.1%、投資情報5.7% 調査対象：アジア49.4%、日本30.8%、世界17.7%、北米13.1%、欧州9.3% ・ジェトロ開催セミナーにおいてライブラリー利用促進チラシを配布（30回）

関連記事掲載（日経新聞：12月22日）

大阪商工会議所との共同ミッション派遣大阪商工会議所と共同団長によるミッション派遣部品・加工の中小企業中心の視察団 ○2016年2月派遣先：ミャンマー、カンボジア、タイ ○2017年2月派遣先：フィリピン、インドネシア


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ジェトロの主な活動 (2)各種セミナー ◆ 関経連、大商等の関係機関と協力して時宜に適った地元ニーズの高いテーマでセミナーを実施。 ◆ その他、国別、実務、知財、人材活用セミナーも地元関係機関と協力して実施（118件/2016年度12月末時点）

工業団地を一挙に紹介：「アジアの日系工業団地説明会＆個別相談会」

米国ビジネスセミナー～米大統領選後の日米経済展望～

◆ 日程：2016年12月21日（水） ◆ 場所：第二吉本ビルディング ◆ 共催：関経連、大商、 ◆ 参加者：109名・米大統領選結果を振返り、新政権の政策見通しに触れながら、日米経済の今後の展望について解説。あわせて、米国のビジネス環境や先行進出事例ご紹介。・「トランプ新大統領の経済政策による企業投資拡大は奏功するか」等の質問があった。

◆ 日程：2016年11月29日（火） ◆ 場所：グランフロント大阪 ◆ 共催：関経連、大商 ◆ 参加者：１０９名・日系デベロッパー１４社が一堂に会し、アジア８カ国における約３０の工業団地・経済特区について説明。・近年では、進出後の操業支援を行うデベロッパーも増えている。

海外進出のためのアジア安全対策セミナー

・隣接する会場では、デベロッパーと直接相談できる、個別相談会を開催。・説明会での疑問をすぐに解消できる体制を整え、参加者へ効率的で且つ充実した情報提供を行った。

●説明会風景 ●相談会風景

◆日程：2016年12月9日(金） ◆場所：ホテルニューオータニ大阪Ｂ１階ウィステリア ◆共催：インターナショナルSOSジャパン株式会社、三井住友海上火災保険株式会社 ◆後援：近畿経済産業局、日本商工会議所 ◆参加者：95名・海外、特にアジアでのビジネスにおいて、「いかに医療リスクを最小限にするか」及び「海外渡航時のセキュリティリスク」をテーマに、専門家が豊富な事例を交えて解説。・来場者からは「海外で事業展開するうえで医療リスク以外にも様々なものがあり、それらへの対応を考えておく必要が理解できた」等のコメントがあった。


海外展開に関心がある中堅・中小企業様

新輸出大国コンソーシアム～海外展開支援のワンストップサービス～

地方銀行

商工会議所

コンソーシアム参加支援機関

中小機構

信用金庫

商工会

日本貿易保険

経産局・政府機関

地方自治体・地域支援機関

ジェトロ JICA

個別支援専門家

① 海外展開フェーズに即した専門家

新輸出大国コンシェルジュ（企業様の担当窓口）

新輸出大国コンソーシアム

➁ 重点産業を支援する専門家

③ 個別課題に対応する専門家

海外展開したいけど、誰に相談したらよいのか…？

おかせください！私がご案内いたします！問い合わせ・相談最適な支援の紹介

お問合せ【事務局】日本貿易振興機構（ジェトロ）

サポートホットライン 0120‐95‐3375

【支援具体例】ビジネス・サポートセンター（ＢＳＣ）５カ国７ヶ所

専用のオフィススペースが無料で利用できます

現地ジェトロ事務所によるサポートを受けられます 1. 海外投資アドバイザーによるコンサルティング - 現地の投資環境情報の提供 - 法務・労務・税務等に関するアドバイスなど 2. 共有アシスタント 3. 現地政府等へとりつぎ

拠点設立までの課題解決には、BSCが便利です！初めてASEAN・インドに進出しようとする時、現地での活動にお困りではありませんか？ジェトロ・ビジネス・サポートセンターでは、現地拠点設立の際にハード（貸オフィス）・ソフト（情報提供）両面でのサービスを受けることができます。

◆基本的な設備・机、椅子、電話、FAX／プリンター、共有コピー機等・会議室・応接室、ライブラリー ※原則、パソコンは各自持参

◆オフィススペース（個室数）・タイ（バンコク） 10 ・ベトナム（ハノイ） 3

・インド（ニューデリー） 5 （ムンバイ） 3 （チェンナイ） 5 ・フィリピン（マニラ） 2

・ミャンマー（ヤンゴン） 3

ハード面でのサービスソフト面でのサービス

●利用対象者 1. BSC入居希望国・地域に拠点を持たず、タイ、ベトナム、インド、フィリピン、ミャンマーへの投資等を検討する日本法人

2. タイ、ベトナムは中小企業であること 3. 入居者は当該企業の社員で進出に携わる方であること

●入居期間 - タイ：最長3ヵ月(延長不可) - ミャンマー：最長70日(延長利用は最大2回迄※) - ベトナム：3ヵ月(延長利用は最大1回迄※) - インド、フィリピン:2ヵ月(延長利用は最大3回迄※) ※ 延長するごとに延長利用申請が必要

●入居手続料（税込）（ジェトロメンバーズは1割引） - タイ、ベトナム →中小企業限定 32,400円 - インド、フィリピン →中小企業 21,600円 / 中小企業以外 67,900円ミャンマー →中小企業 32,400円 / 中小企業以外 78,700円 ※通信費・コピー代等は別途自己負担

タイ・ベトナム・インド・フィリピン・ミャンマーへの拠点設立にはBSC利用をご検討ください

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■現地法人設立手続き

諸手続き・拠点立ち上げ段階


【支援具体例】中小企業海外展開現地支援プラットフォーム現地での知見や地元政府当局、地場企業等とのネットワークに強みのあるコーディネーターを、13ヵ国・19ヵ所に配置しています。海外展開に必要な支援( ブリーフィング、Eメール相談、現地パートナー候補企業等の紹介、取次ぎ・アポイント取得、面談随行、協力機関、各種専門家への取次ぎ等)をお受けいただけます。

■現地事業の立上げ、既進出企業の経営円滑化

●国内のお客様：最寄りのジェトロ国内事務所 ●海外に拠点をお持ちのお客様：ジェトロ海外事務所 ●もしくはジェトロビジネス展開支援課（Tel. 03-3582-5017）へご相談ください。

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現地出張の際にパートナー候補や立地条件等、個別具体的な相談をしたい。(海外進出を検討する国内の中小企業) 現地制度の変更や運用面、労務・税務面やビジネス習慣の相違など、操業を始めたものの、難問が山積みだ･･･。(すでに海外拠点を有する中小企業)

諸手続き・拠点立ち上げ段階事業開始段階

■料金：無料（※中小企業限定のサービスとさせていただきます。）


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MTAベトナム2016概要

会期 2016年7月5日～8日

会場 Saigon Exhibition and Convention Center (SECC)

出展商品・サービス

工作機械、金属加工機械、工業用精密測定機器、切削工具、ロボット・オートメーション、溶接、金型・治工具、各種製造技術・サービス

出展社数 416社

来場者数約1万人

ジェトロ支援内容

・出展手続き支援・出展料等割引（中小企業対象）・ビジネスマッチングのアレンジ

※ジェトロ見本市レポート・MTAベトナム2015 https://www.jetro.go.jp/j-messe/w-info/a24089a06baf9569.html


https://www.jetro.go.jp/j-messe/w-info/a24089a06baf9569.html

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○ジェトロ「イベント情報」に各種セミナー、商談会、海外現地視察（ミッション）のご案内があります。 ○ぜひ一度ご覧ください！ https://www.jetro.go.jp/events/


https://www.jetro.go.jp/events/



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ご清聴ありがとうございました。

【免責事項】本報告書で提供している情報は、ご利用される方のご判断・責任においてご使用下さい。本資料の掲載内

容はできるだけ正確な情報の提供を心掛けておりますが、本資料で提供した内容に関連して、ご利用される方が不利

益等を被る事態が生じたとしても、ジェトロ及び執筆者は一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。


年2月28日 ジェトロ ビジネス情報提供課 古賀...

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