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ACQUITY UPLC H-Classおよび H-Class Bio
システム仕様
リビジョン B
Copyright © Waters Corporation 2010All rights reserved
ii
著作権表示
© 2010 WATERS CORPORATION. 米国およびアイルランドにて印刷。 著作権保有。 発行者の文書による許諾がない限り、いかなる形でも本書の全部または一部を複製することはできません。
本書の内容は予告なしに変更される場合があり、また当社の責任を示すものではありません。 本書に万一誤りがあった場合、Waters Corporation は責任を負いかねますのでご了承
ください。 本書は、発行時点においては完全で正確なものと確信しております。 本書の使
用に関連して、または本書の使用結果として発生する偶発的または結果的な損害に対して、当社は責任を負いません。
目次
著作権表示 ............................................................................................................................... ii
はじめに ................................................................................................................................. 1
システムの特長 ....................................................................................................................... 1
装置コントロール ................................................................................................................... 3
環境仕様 ................................................................................................................................. 4
電気的仕様 .............................................................................................................................. 4
パフォーマンス仕様 ............................................................................................................... 5 クォータナリソルベントマネージャ ................................................................................ 5 サンプルマネージャ - FTN .............................................................................................. 8 カラムヒーター ............................................................................................................... 15 カラムマネージャ ........................................................................................................... 16
装置の接液面の材料 ............................................................................................................. 19 クォータナリソルベントマネージャ .............................................................................. 19 サンプルマネージャ - FTN ............................................................................................ 19 カラムヒーター ............................................................................................................... 20 カラムマネージャ ........................................................................................................... 20
目次 iii
iv 目次
はじめに
本書で説明するシステム仕様は、試験室個々の動作条件によって左右されます。 仕様につ
いての詳細情報は、『ACQUITY UPLC H-Class の設置環境ガイド』を参照するか、Watersテクニカルサービスにお問い合わせください。
注意:
• ELS 検出器を使用する場合は、物理的仕様について『ACQUITY UPLC エバポレイ
ティブ光散乱検出器入門ガイド』を参照してください。
• PDA 検出器を使用する場合は、物理的仕様に関して『ACQUITY UPLC フォトダイ
オードアレイ検出器入門ガイド』を参照してください。
• PDA eλ検出器を使用する場合は、物理的仕様について『ACQUITY UPLC フォトダ
イオードアレイ eλ検出器入門ガイド』を参照してください。
• FLR 検出器を使用する場合は、物理的仕様について『ACQUITY UPLC 蛍光検出器
入門ガイド』を参照してください。
• 質量分析計をご使用の場合は、仕様について、付属のマニュアルを参照してください。
システムの特長
以下の表には、 ACQUITY UPLC® H-Class および H-Class Bio システムの特長が示され
ています。
システムの特長
項目 仕様
デュエル(遅延)ボリューム <400 μL(100 μL ミキサー使用時)。
統合リーク管理 ドリップトレイはすべてのリークを装置の前面を経由して、廃液ラインに導きます。
リーク検出 ドリップトレイに設置されたリークセンサーによる。
量子同期 ポンプとサンプルマネージャ間の注入同期。 保持時間
の再現性を高めます。
設定可能な流量範囲 0.010 ~ 2.000 mL/分、0.001 mLずつ増加
大動作圧力 103,421 kPa(1034 bar、15,000 psi)、1 mL/分まで。
62,053 kPa(621 bar、9000 psi)、2 mL/分まで。 pH 範囲 2 ~ 12
はじめに 1
サイクル時間 <30 秒
システムのサイクル時間(または処理時間)は、注入から次の注入までの時間からクロマトグラフィ分析時間を引いた時間と等しくなります。
テスト条件:
• システム:ACQUITY UPLC H-Class クォータナ
リソルベントマネージャ (QSM)、フロースルー
ニードル付き ACQUITY UPLC H-Class サンプル
マネージャ (SM-FTN)、アクティブプレヒーター
付き ACQUITY UPLC H-Class カラムヒーター
(CH-A)、ACQUITY UPLC TUV 検出器
• アイソクラティッククロマトグラフィ
• 流量:≥0.4 mL/分• 注入量:1 μL• SM-FTN パラメータ:既定の吸引速度と洗浄時間
• 先行ロードモード:有効
• ループオフライン:0.2 分
• 分析時間:2.0 分
グラジェントミキサー H-Class QSM:
• 標準:ステンレススチール製 100 μL ミキサー /フィルタ
• オプション:ステンレススチール製 250 μL ミキ
サー /フィルタ
H-Class bioQSM:
• 標準:チタン、100 μL ミキサー /フィルタ
• オプション:チタン、250 μL ミキサー /フィルタ
プランジャ洗浄機能 ポンププランジャ洗浄はシール洗浄溶媒を用いて、手動または自動でプライムすることが可能です。
ゼロフロー停止機能 ユーザーが指定したアイドル時間を過ぎると、プランジャ洗浄機能を自動的に実行します。
カラムトラッキング機能 eCord™ テクノロジーカラム情報管理はカラム使用履
歴を追跡、アーカイブします。
システムの特長(続き)
項目 仕様
2
装置コントロール
以下の表には、ACQUITY UPLC H-Class および H-Class Bio システム装置のコントロール
で使用されているメカニズムが示されています。
自動運転 リークセンサーによる。96 時間分の診断データは、
ACQUITY UPLC コンソールソフトウェアにより表示
されます。
Auto•Blend Plus™ ユーザーが既知の組成と濃度の液体移動相(酸、塩基、水溶液、塩)を混合するためのソフトウェアです。 ユーザーは、指定された pH または塩濃度で特定の時
間に各段階を選択し、これらの時間と条件の間の遷移に、事前に定義された 11 の機能のうち 1 つを入力し
ます。 Auto•Blend Plus テクノロジーにより、指定さ
れた pH および塩条件を達成するために特定の時間に
必要となる酸、塩基、塩、溶媒の比率が自動的に計算されます。
装置コントロール
項目 仕様
外部制御 Empower™ ソフトウェア、MassLynx™ ソフトウェ
ア、または ACQUITY UPLC コンソールソフトウェ
アによるスタンドアロン使用。
外部通信 ホスト PC への RJ45 接続による Ethernet インター
フェース
イベント入力/出力 背面パネルのコンタクトクロージャもしくは TTL 入力/出力
Connections INSIGHT® リアルタイム監視を提供し、装置パフォーマンスや診断情報の自動通知による問題解決の迅速化を可能にします
ローカルコントロール ACQUITY UPLC ローカルコンソールコントロール(LCC)
システムの特長(続き)
項目 仕様
装置コントロール 3
環境仕様
以下の表には、ACQUITY UPLC H-Class および H-Class Bio 装置の環境仕様が示されて
います。
電気的仕様
以下の表には、ACQUITY UPLC H-Class および H-Class Bio 装置の電気仕様が示され
ています。
環境仕様
属性 仕様
音響ノイズ <65 dBA、システム
運転時の温度 4 ~ 40 °C (39.2 ~ 104 °F)運転時の湿度 20 ~ 80%、(結露しないこと)
輸送時および保管時の温度 −30 ~ 60 °C (−22 ~ 140 °F)輸送時および保管時の湿度 20 ~ 80%、(結露しないこと)
電気的仕様
属性 仕様
保護クラス1
1. 保護クラス I – 感電を防止するために装置は絶縁されています。 クラス I は、電気が流れている部品(導線)と露出している伝導性部品(金属製パネル)間の単独の絶縁レベルを定義します。露出している伝導性部品は接地システムに接続されます。 さらに、この接地システムは、電源コードのプラグの 3 番目のピン(接地ピン)に接続されます。
クラス I
過電圧カテゴリ2 II
汚染レベル3 2
湿気防止4 標準 (IPXO)
線間電圧、公称 接地された AC
電圧範囲 90 ~ 264 VAC周波数 47 ~ 63 Hz
大消費電力 QSM: 360 VASM-FTN: 400 VAアクティブプレヒーター付きカラムマネージャ (CM-A):400 VA
4
パフォーマンス仕様
クォータナリソルベントマネージャ
以下の表には、ACQUITY UPLC H-Class QSM および H-Class bioQSM のパフォーマン
ス仕様が示されています。
2. 過電圧カテゴリ II – 壁のコンセントなどのローカルレベルから電力を供給される装置を対象にしています。
3. 汚染レベル 2 – 電気回路の汚れの基準で、絶縁耐力または表面抵抗率を減少させる場合があります。 レベル 2 は、通常の非伝導性の汚れを指しています。 場合によっては、結露によって発生する一時的な伝導性も予想されます。
4. 湿気防止 – 標準 (IPXO) – IPXO は、漏れや吹き出した水の進入防止対策がないことを意味しています。 該当する場合、『X』はほこりから保護されていることを示すプレースホルダです。
QSM パフォーマンス仕様
項目 仕様
溶媒の数 1 ~ 4(A、B、C および D)、任意の組み合
わせ。 オプションの 6 ポジション溶媒選択
バルブにより、A、B、C に加えてライン Dで D1 ~ D6 の溶媒を選択可能(合計 9 溶媒
から選択)。
溶媒条件 4 つのチャンバーで構成された本体内蔵式
の真空デガッサー。 SM-FTN 用に 1 つの追
加チャンバー。
グラジェントの形成 低圧混合、クォータナリグラジェント
グラジェントのプロファイル 11 種類のグラジェント曲線、直線、ステッ
プ (2)、凹曲線 (4)、凸曲線 (4) など
プライマリチェックバルブ Intelligent Intake Valve (i2Valve)流量正確度 100% 溶媒 A を使用した 0.500 ~ 2.000 mL/
分における流量設定は ±1.0%。
水による背圧 4137 ~ 6895 kPa (41 ~ 69 bar、600 ~ 1000 psi)。
パフォーマンス仕様 5
流量精度 0.075% RSD または ±0.02 分 SD のいずれ
かのうち大きい方の値で、6 回単位で繰り
返されます。
テスト条件:
• 移動相:60:40 でメタノール/水を事前に
混合
• 流量:0.5 mL/分• サンプル:アルキルフェノン混合液(5.0 µL の注入量)
• カラム:ACQUITY UPLC BEH C18、
1.7 μm、2.1 × 50 mm• カラム温度:35 °C ±0.3 °C• 検出器:UV、波長 254 nm
組成上の変化(ベースラインノイズ) <1.0 mAu(<0.1 mAU、オプションの
250 µL ミキサー使用時)
テスト条件:
• 移動相:A:水 + 0.1% トリフルオロ酢
酸;B:アセトニトリル + 0.1% トリフル
オロ酢酸
• 流量:0.5 mL/ 分• グラジェント条件:10 分間に 1.0 ~ 33%
B、時間平均ウィンドウ 10 秒、ノイズ
範囲 4.00 ~ 6.00 分
• カラム:ACQUITY UPLC BEH C18、
1.7 μm、2.1 × 50 mm• 検出器:ACQUITY TUV、波長
214 nm、サンプリングレート 10 Hz
QSM パフォーマンス仕様(続き)
項目 仕様
6
混合正確度 ±0.5% フルスケール 5 ~ 90%、
0.500 ~ 2.000 mL/分テスト条件:
• 移動相:水/アセトニトリル、10:90、水/アセトニトリル、10:90、濃度12 mg/L カフェイン使用
• 背圧:13,790 kPa(138 bar、2000 psi)• グラジェント条件:ステップグラジェン
トメソッド
• 検出器:UV、波長 273 nm混合精度 <0.15% RSD または ±0.04 分 SD のいずれ
かのうち大きい方の値。6 回繰り返し注入
テスト条件:
• 移動相:QSM 経由のオンラインミキシン
グ機能で 60:40 のメタノール/水を混合
• 流量:0.5 mL/分• サンプル:アルキルフェノン混合液(5.0 μL の注入量)
• カラム:ACQUITY UPLC BEH C18、
1.7 μm、2.1 × 50 mm• 検出器:UV、波長 254 nm• カラム温度:35 °C ±0.3 °C
圧縮率補正 自動および連続
プライム ウェットプライムは、 大 4 mL/分の流量
で実行可能
プランジャ洗浄 高圧シールおよびプランジャの背面を洗浄する洗浄システムが取り付けられています。 シール洗浄ポンプの作動間隔:
• QSM の既定値:5.0 分
• bioQSM の既定値:0.1 分(6 秒)
流量の変更範囲 範囲:2.0 mL/分に到達するまで、
0.01 ~ 30.00 分
既定値:0.45 分(4.44 mL/分/分で 2.0 mL/分に到達する値)
QSM パフォーマンス仕様(続き)
項目 仕様
パフォーマンス仕様 7
サンプルマネージャ - FTN以下の表には、ACQUITY UPLC H-Class SM-FTN および H-Class bioSM-FTN のパ
フォーマンス仕様が示されています。
ベントバルブ ポンプのプライムおよび自動リークテストに使用されます。 カラムマネージャがカラム
を切り替える場合は、ベントバルブがベント位置に切り替わり、システム圧が減少します。
溶媒ライン 工場出荷時に取り付け済みのインレットチューブ部品。 各ラインに、10 μm のリ
ザーバフィルタ付き。
組成範囲 0.0 ~ 100.0%、0.1% 間隔で設定可能。
サンプルマネージャ - FTN パフォーマンス仕様
項目 仕様
注入量の範囲 0.1 ~ 10.0 μL(標準)。 大 1000.0 μL、オプションの拡張ループ使用時(50、100、250 および 1000 μL)。
正確度(吸引) ±0.2 μL、100 μL シリンジを使用して、
20 回以上の 10 µL の注入での平均を取り、
バイアルから液体重量を引いて計測。
直線性 >0.999(標準ニードル)
テスト条件:
• クロマトグラフィ:アイソクラティック
• 移動相:10:90 のアセトニトリル/水• 流量:0.6 mL/分• サンプル:カフェイン 0.03 mg/mL(注
入量 0.2 ~ 10 μL)• カラム:ACQUITY UPLC BEH C18、
1.7 µm、2.1 × 50 mm• 検出器:UV、波長 273 nm• カラム温度:40 °C ± 0.3 °C
QSM パフォーマンス仕様(続き)
項目 仕様
8
精度 < 面積 1% RSD、0.2 μL ~ 1.9 μL(0.25 ~ 0.50 mg/mL カフェイン)、
< 面積 0.5% RSD、2.0 μL ~ 10.0 μL (0.03 mg/mL カフェイン)
テスト条件:
• クロマトグラフィ:アイソクラティック
• 繰り返し注入回数:6• 移動相:10:90 のアセトニトリル/水• 流量:0.6 mL/分• カラム:ACQUITY UPLC BEH C18、
1.7 μm、2.1 × 50 mm• 検出器:UV、波長 273 nm• カラム温度:40 °C ±0.3 °C
サンプルプレートの数 以下の Waters 認定プレート(2 つ)の任意
の組み合わせ:
• 96 円形ウェル、350 μL• 96 円形ウェル、中型、1.0 mL• 96 角型ウェル、(トール)、2.0 mL• 384 ウェル、100 μL• 384 ウェル、250 μL• 96 ウェル、700 μL ガラスインサート付
きプレート
• 96 ウェル、1 mL 拡張ガラスインサート
付きプレート
• 96 ウェル、700 μL ガラスインサート、
インサートのみ
• 96 ウェル、1 mL 拡張ガラスインサー
ト、インサートのみ
詳細については、ACQUITY UPLC および
ACQUITY UPLC H-Class システムでのプ
レートとバイアルの使用方法を参照してください。
サンプルマネージャ - FTN パフォーマンス仕様(続き)
項目 仕様
パフォーマンス仕様 9
大サンプル容量 Waters 認定の 384 ウェルプレート 2 枚で
768、または 2 mL バイアルホルダーで 96。詳細については、ACQUITY UPLC および
ACQUITY UPLC H-Class システムでのプ
レートとバイアルの使用方法を参照してください。
サンプルコンパートメント温度範囲 4.0 ~ 40.0 °C(0.1 °C 間隔で設定可能)
• サンプルマネージャは、周囲温度 大23 °C および相対湿度レベル 大 80% に
おいて、5 ~ 40 °C の設定温度を維持し
ます。 サンプル温度は、設定温度の
±3 °C 以内です。
• 周囲温度が 23 °C より高い場合、サンプ
ルマネージャは、平均サンプル温度18 °C、周囲温度± 3 °C 以内を維持でき
ます。
サンプルマネージャ - FTN パフォーマンス仕様(続き)
項目 仕様
10
最小サンプルコンパートメント温度仕様グラフは、達成可能なサンプルコンパートメント温度と、さまざまなサンプル温度での予想変動を示しています。
サンプルマネージャ - FTN パフォーマンス仕様(続き)
項目 仕様
0 5 10 15 20 25 30 35 40
+3 °C
-3 °C
持続可能なコンパートメント
温度の最低値
温度の最低値
周囲温度 (°C)
サンプルマネージャコンパートメント温度
(°C
)
0
5
10
15
20
25
30
到達可能なコンパートメント
サンプル温度の許容範囲
パフォーマンス仕様 11
推奨される温度センサーの位置次の図で、正式に仕様確認を行う際の、サンプルトレイ内の温度センサーの位置を示します。
温度正確度 追跡可能な外部温度測定装置と装置温度測定装置の間の温度で ±0.5 °C 以内
温度安定性 ±1.0 °C(サンプルコンパートメントドアを
閉じた状態でのセンサーで)
注入ニードル洗浄 内蔵、アクティブ、およびプログラム可能
必要な 小サンプル 3 µL、残留、48 ウェルバイアルホルダーで
Waters トータルリカバリー 950 µL バイアル
使用時(ニードル位置 0 mm)
7 µL、残留、48 ウェルバイアルホルダーで
マキシマムリカバリーバイアル使用時(ニードル位置 2.0 mm)
サンプルマネージャ - FTN パフォーマンス仕様(続き)
項目 仕様
1 2 3 4 5 6 7 8
A
B
C
D
E
F
TS TS
TS TS
TS
TS = 温度センサー
12
サンプルのキャリーオーバー - UV <0.004% カフェイン (UV)テスト条件:
• 溶媒 A:100% 水
• 溶媒 B:100% アセトニトリル
• 弱洗浄:水/アセトニトリル、90/10• 強洗浄:水/アセトニトリル、90/10• カラム:ACQUITY UPLC BEH C18、
1.7 μm、2.1 × 50 mm• 移動相:90% 溶媒 A:10% 溶媒 B• 流量:0.6 mL/分• サンプル:カフェイン、0.16 mg/mL(標準)および 4 mg/mL(対象) 90/10 の水/アセトニトリルで、90/10 の水/アセ
トニトリルのブランクと比較
• 注入量:5 μL• カラム温度:40 ℃• 検出:UV (273 nm)、サンプリングレー
ト = 20 ポイント/秒、フィルター時定数 =通常(0.2秒)
• 分析時間:2 分
• データシステム:Empower または
MassLynx ソフトウェア
計算の根拠:対象サンプルを既知 (0.005%)の標準サンプルと比較した後のブランクのピークです。 標準面積以下のキャリーオー
バーのピーク面積は仕様範囲内。
サンプルマネージャ - FTN パフォーマンス仕様(続き)
項目 仕様
パフォーマンス仕様 13
サンプルキャリーオーバー - MS <0.005% スルファジメトキシン (MS)テスト条件:
• 溶媒 A:水(0.1% のギ酸)溶媒 B:
アセトニトリル(0.1% のギ酸)
• 弱洗浄:水/アセトニトリル、95/5• 強洗浄:水/アセトニトリル、50/50• 移動相:80% 溶媒 A:20% 溶媒 B• 流量:0.3 mL/分• サンプル:水/アセトニトリルでスル
ファジメトキシン5 pg/L(標準)および 1 μg/L(対象)、90/10 +0.1% ギ酸、
90/10 の水/アセトニトリルのブランクと
比較、90/10 +0.1%ギ酸
• 注入量:5 μL• カラム:ACQUITY UPLC BEH C18、
1.7 μm、2.1 × 50 mm• カラム温度:40 °C• サンプル温度:10 °C• 検出:311.3 Da で SIR モード、0.5 秒
デュエルタイムまたは 156.0 ~ 310.0 Daで MRM モード
• イオンモード:ES+• 分析時間:5 分
• データシステム:Empower または
MassLynx ソフトウェア
計算の根拠:対象サンプルを既知 (0.005%)の標準サンプルと比較した後のブランクのピークです。 標準面積以下のキャリーオー
バーのピーク面積は仕様範囲内。
サンプルマネージャ - FTN パフォーマンス仕様(続き)
項目 仕様
14
カラムヒーター
以下の表には、ACQUITY UPLC H-Class CH-A、アクティブプレヒーター付き H-Class 30 cm カラムヒーター(CH-30A)、H-Class bioCH-A、および H-Class bioCH-30A のパフォー
マンス仕様が示されています。
カラムヒーターのパフォーマンス仕様
項目 仕様
格納サイズ/本数 CH-A:
単一カラム、内径 (ID) 2.1 ~ 4.6 mm、フィル
タやガードカラムを含めて 大 150 mm。 大
カラム外径 (OD) は 5/8 インチ。
CH-30A:
単一カラム、内径 (ID) 2.1 ~ 4.6 mm、フィル
タやガードカラムを含めて 大 300 mm。 大
カラム外径 (OD) は 5/8 インチ。
カラムコンパートメント温度範囲
CH-A/CH-30A:
20 ~ 90 °C、0.1 °C 単位で昇温(コントロール
には周囲温度 +5 °C を超える設定温度が必要)
カラムコンパートメント温度正確度
CH-A/CH-30A:
±0.5 °C までテスト済み
テスト条件:
• ドアを閉じた状態
• カラムなし
• 流量なし
• 追跡可能な外部温度測定機器を使用して測定
• 設定温度で 1 時間の熱平衡の後に測定
• カラムコンパートメントのセンサー位置で測定
• 35 °C、55 °C、および 85 °C でテスト
パフォーマンス仕様 15
カラムマネージャ
以下の表には、ACQUITY UPLC H-Class CM-A、H-Class 補助カラムマネージャ
(CM-Aux)、H-Class bioCM-A、および H-Class bioCM-Aux のパフォーマンス仕様が示
されています。
カラムコンパートメント温度安定性
CH-A/CH-30A:
±0.3 °C までテスト済み
テスト条件:
• ドアを閉じた状態
• カラムなし
• 流量なし
• 追跡可能な外部温度測定機器を使用して測定
• 設定温度での熱平衡を 1 時間測定
• カラムコンパートメントのセンサー位置で測定
• 35 °C、55 °C、および 85 °C でテスト
溶媒条件 CH-A:
アクティブプレヒーターは標準。 パッシブプレ
ヒーター(従来機器をサポートするために使用可能)。
CH-30A:
アクティブプレヒーターは標準。
カラムマネージャパフォーマンス仕様
項目 仕様
カラム 内径 高 4.6 mm、 高 150 mm カラム。 ガードカ
ラムまたはフィルターを含め 高 30 mm カラム。 ACQUITY UPLC 30 cmカラムヒーター /クーラー
では、直径 高 7.8 mm の寸法のカラムが使用で
きます。
カラムヒーターのパフォーマンス仕様(続き)
項目 仕様
16
カラム数 CM-A:
高 150 mm(フィルターまたはガードカラ
ムを含む)のカラム 2 本、または 高 50 mm(ガードまたはフィルターを含めない)のカラム 4 本。
CM-Aux:高 150 mm(フィルターまたはガードカラ
ムを含む)のカラム 2 本。
カラムコンパートメント温度範囲(設定可能)
4 ~ 90 °C、0.1 °C 単位で昇温。トラフは個別に設
定可能。
ディレーティング: 小達成可能カラムコンパートメント温度は、周囲温度を 25 °C 以上下回らな
い温度に設定する必要があります。
ドアを 30 秒間開けた後の定常
状態温度への時間。
大 12 分
テスト条件:
• カラムなし
• 流量なし
• 内蔵温度センサーにより測定
• 設定温度で 1 時間の熱平衡の後に測定
• ドアを 30 秒間開ける
• 35 °C、55 °C、および 85 °C でテスト
カラムコンパートメント温度正確度
±0.5 °C までテスト済み
テスト条件:
• ドアを閉じた状態
• カラムなし
• 流量なし
• 追跡可能な外部温度測定機器を使用して測定
• 設定温度で 1 時間の熱平衡の後に測定
• カラムコンパートメントのセンサー位置で測定
• 35 °C、55 °C、および 90 °C でテスト
カラムマネージャパフォーマンス仕様(続き)
項目 仕様
パフォーマンス仕様 17
カラムコンパートメント温度精度
±0.1 °C までテスト済み
テスト条件:
• ドアを閉じた状態
• カラムなし
• 流量なし
• 追跡可能な外部温度測定機器を使用して測定
• カラムコンパートメントのセンサー位置で測定
• 温度は、周囲温度から 高 90 °C まで昇温
• 1 時間の熱平衡の後に測定
• 温度を周囲温度に戻します
• テストをさらに 4 サイクル繰り返します
カラムコンパートメントの一時温度安定性
±0.3 °C までテスト済み
テスト条件:
• ドアを閉じた状態
• カラムなし
• 流量なし
• 追跡可能な外部温度測定機器を使用して測定
• 設定温度での熱平衡の後に 1 時間測定
• カラムコンパートメントのセンサー位置で測定
• 35 °C、60 °C、および 90 °C でテスト
周囲温度の安定性 高 2.0 °C/60 分内
プレヒーター(ユーザーは設定できません)
カラムトラフの設定温度によって定義
カラムマネージャパフォーマンス仕様(続き)
項目 仕様
18
装置の接液面の材料
クォータナリソルベントマネージャ
以下の表には、ACQUITY UPLC H-Class QSM および H-Class bioQSM のパフォーマン
ス仕様が示されています。
サンプルマネージャ - FTN以下の表には、サンプル ACQUITY UPLC H-Class SM-FTNおよびH-Class bioSM-FTNの接液面材料のパフォーマンス仕様が示されています。
QSM 装置の接液面の材料
説明 仕様
接液面の材料 ACQUITY UPLC H-Class QSM:
316 L ステンレススチール、DLC、フッ素重合体、フッ素エ
ラストマー、Nitronic 60、PEEK™ および PEEK 混合物、
PPS および PPS 混合物、ルビー、サファイア、チタン合金、
UHMWPE 混合物、ジルコニア
ACQUITY UPLC H-Class bioQSM:
316 L ステンレススチール、DLC、フッ素重合体、フッ素エ
ラストマー、Inconel 600、MP35N、PEEK™ および PEEK混合物、PPS および PPS 混合物、ルビー、サファイア、
チタン、チタン合金、UHMWPE 混合物、ジルコニア
サンプルマネージャ - FTN 接液面の材料
説明 仕様
接液面の材料 ACQUITY UPLC H-Class SM-FTN:
316 ステンレススチール、DLC使用 316ステンレススチール、
450-G、ホウケイ酸、EPDM、フッ素エラストマー、フッ素
エラストマーコーティングされたネオプレン、金メッキステンレススチール、PEEK、PEEK 混合物、ポリエチレン、
ポリイミド、PPSACQUITY UPLC H-Class bioSM-FTN:
316 ステンレススチール、MP35N、PEEK、DLC 使用チ
タン合金
装置の接液面の材料 19
カラムヒーター
この表には、ACQUITY UPLC H-Class CH-A、H-Class CH-30A、H-Class bioCH-A お
よび H-Class bioCH-30A の接液面材料が示されています。
カラムマネージャ
この表には、ACQUITY UPLC H-Class CM-A、H-Class CM-Aux、H-Class bioCM-A お
よび H-Class bioCM-Au の接液面材料が示されています。
カラムヒーターの接液面の材料
説明 仕様
接液面の材料 ACQUITY UPLC H-Class CH-A および CH-30A:
316 ステンレススチール
ACQUITY UPLC H-Class bioCH-A および bioCH-30A:
MP35N
カラムマネージャの接液面の材料
説明 仕様
接液面の材料 ACQUITY UPLC H-Class CM-A および CM-Aux:316 ステンレススチール
ACQUITY UPLC H-Class bioCM-A および bioCM-Aux:MP35N、チタニウム
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