appleworks startup manual

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AppleWorks 6 スタートアップマニュアル 新しいユーザのための基礎知識およびすべての ユーザのためのプロジェクト例とコンセプトが示されています

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Page 1: AppleWorks startup manual

AppleWorks 6スタートアップマニュアル

新しいユーザのための基礎知識およびすべてのユーザのためのプロジェクト例とコンセプトが示されています

Page 2: AppleWorks startup manual

K

Apple Computer, Inc.

©

2001 Apple Computer, Inc. All rights reserved.本書の著作権はアップルコンピュータ社に帰属します。本書の一部あるいは全部をアップルコンピュータ社から書面による事前の許諾を得ることなく複写複製(コピー)することを禁じます。本ソフトウェアに対するお客様の権利は、付属のソフトウェア使用許諾契約により規定されます。

Appleロゴは米国その他の国で登録された米国アップルコンピュータ社の商標です。キーボードから入力可能な Appleロゴについても、これをアップルコンピュータ社からの書面による事前の許諾なしに商業的な目的で利用すると、商標および企業間の自由競争原理の侵害となる場合があります。

本書には正確な情報を記載するように努めました。ただし、誤植や制作上の誤記がないことを保証するものではありません。

Apple Computer, Inc.1 Infinite LoopCupertino, CA 95014-2084U.S.A.

Apple Japan, Inc.アップルコンピュータ株式会社〒 163-1480 東京都新宿区西新宿 3丁目 20番 2 号東京オペラシティ タワー www.apple.co.jp/

Apple、 Appleロゴ、 AppleWorks、クラリスワークス、 Mac、 Macintoshは、米国その他の国で登録された米国アップルコンピュータ社の商標です。

Balloon Helpは米国アップルコンピュータ社の商標です。

Windowsは Microsoft社の登録商標です。

本書に記載のその他の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。本書に記載の他社商品名は参考を目的としたものであり、それらの製品の使用を強制あるいは推奨するものではありません。また、アップル社は他社製品の性能または使用につきましては一切の責任を負いません。

Page 3: AppleWorks startup manual

目次

第 1章 問題の解決と操作方法 7はじめに 7

特定の作業についての情報 8

AppleWorksヘルプを開く/閉じる 8

AppleWorksヘルプ内の移動 8

画面上の項目の説明 9

Web上で提供される「 AppleWorks」の情報源 9

製品サポート 10

第 2章 AppleWorks 6とは 11

AppleWorks 6の新機能 11

AppleWorksの起動 12

新しいユーザのための基礎知識 12

テンプレートの利用 12

AppleWorksのウインドウについて 13

ゼロからはじめる新規プロジェクトの作成 17

書類の種類の説明と選択 17

基礎知識上級編 25

種類が異なる内容を 1つの書類に統合する(フレーム) 25

書類への表の追加 26

オブジェクトまたはフレームとテキストによる相互関係の制御 26

コンピュータやアプリケーション間での書類のやりとり 30

次の目標 31

第 3章 使用例とコンセプト 33

予定表 34

3

Page 4: AppleWorks startup manual

ビジネス住所録 36

バナー 38

パンフレット 40

スケジュール 42

カレンダー 44

見積書 46

フラッシュカード(インタラクティブ) 48

CD管理 50

書籍管理 52

レターヘッド 54

Cooking Recipe 56

社会人のためのスクール(プレゼンテーション) 58

ポスター 60

4 目次

Page 5: AppleWorks startup manual

序 章

このマニュアルについて

このマニュアルは、「 AppleWorks」のご利用経験の有無に関係なくご使用いただけます。ただし、マウスの操作や書類の保存など、コンピュータを使った基本的な作業方法を理解されていることを前提としています。(必要に応じて、お使いのコンピュータの説明書を参照して基本的なコンピュータの操作方法を習得してください。)

このマニュアルは、次のような目的にご利用いただけます。

m 詳しい使用方法やその他の便利な情報の検索方法を調べる。第 1 章「問題の解決と操作方法」を参照してください。

m すぐに作業を始めることができるように基礎知識を習得し、新しい機能の簡単な情報を入手する。 第 2 章「 AppleWorks 6とは」を参照してください。

m 例、ヒント、およびポインタを表示し、特定の操作方法を習得する。第 3 章「使用例とコンセプト」を参照してください。それぞれの例では、強調表示されている項目の作成方法がどこで説明されているかがわかります。

「 AppleWorks」を初めて使う方は、第 3 章を参照してください。ここでは、役に立つ説明や参照事項が、図を使ってわかりやすく示されています。「 AppleWorks」を使い慣れている方は、この章を利用して、新しいアイディアを得たり、「 AppleWorks 6」についてさらに学ぶことができます。

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Page 6: AppleWorks startup manual
Page 7: AppleWorks startup manual

1

1 問題の解決と操作方法

はじめに「 AppleWorks」のマニュアルは、「 AppleWorks」を初めて使う方、すでに使い慣れている方に関係なく、どなたでも使用できるように編集されています。

あなたの経験レベル 操作

初めて「 AppleWorks」を使う、または

「 AppleWorks 6」を完全にマスターしたい

m この章では、段階的な操作方法や、その他の情報源の検索方法

について学習します。

m 第 2 章「 AppleWorks 6とは」を参照し、作業を始めるのに必要な基礎知識を習得します。

m 第 3 章「使用例とコンセプト」を参照し、「 AppleWorks」で作成できる書類の例と、その例で強調表示されている項目の操作方

法がどこで説明されているかを確認します。

m 必要に応じて、「 AppleWorksヘルプ」を使用して、特定の手順について学習します。

すでに「 AppleWorks」を使用したことがある

m この章では、オンスクリーンヘルプや World Wide Web上で提供されている情報源について学習します。

m 第 2 章「 AppleWorks 6とは」を参照して、新機能について学習します。

m 第 3 章「使用例とコンセプト」を参照して、新しいコンセプトを理解し、「 AppleWorks」の機能をより詳しく学習します。

m 必要に応じて、「 AppleWorksヘルプ」を参照して特定の手順やショートカットについて学習します。

7

Page 8: AppleWorks startup manual

特定の作業についての情報「 AppleWorks ヘルプ」には、作業の実行方法、ショートカット、およびその他の詳しい説明が用意されています。

オンスクリーンヘルプには、次のような便利な機能があります。

m 「ヘルプ」メニューやキーボードのショートカットを使用した簡単なアクセス

m 索引、および「 Mac OS 8.5」以降で使える完全検索の可能な目次

m リンクを使用した関連情報への迅速なアクセス

AppleWorksヘルプを開く/閉じる「 AppleWorks ヘルプ」は、「 AppleWorks」アプリケーションが選択されているときに使用できます。

ヘルプシステムを起動するには、「ヘルプ」メニューから「 AppleWorks」を選択します。また、拡張キーボードで Helpキーを押して起動することもできます。

「 ?」ボタンのあるダイアログボックスが画面に表示されるときは、「 ?」ボタンをクリックすると、ダイアログボックスにヘルプが表示されます。

参考: 8.5よりも前のバージョンの「 Mac OS」を使用している場合は、「 AppleWorksヘルプ」は省略時指定の Webブラウザで開きます。「 Mac OS 8.5」以降では、ヘルプシステムは「 Apple Help Viewer」で表示されます。

AppleWorksヘルプ内の移動下線付きのテキストをクリックすると、オンスクリーンヘルプに新しい項目やページが表示されます。

「 AppleWorksヘルプ」内を移動するには、次の項目を使います。

m 目次: 目次は、「 AppleWorksヘルプ」の起動時にヘルプウインドウの左側に表示されます。項目をクリックすると、それに含まれる下の項目のリストがウインドウの右側に表示されます。目次へのリンクは、ヘルプの各ページの一番下に表示されます。

m 索引: 索引には、項目のリンクのリストが五十音、アルファベットの順に表示されます。索引へのリンクは、ヘルプの各ページの一番下に表示されます。

m 検索: 「 AppleWorks」を「 Mac OS 8.5」以降で使用する場合、「検索」フィールドに入力したテキストは、ヘルプビューアによってヘルプシステム全体から検索されます。

m 関連トピック: ほとんどのヘルプページの一番下に、関連項目へのリンクのリストが表示されます。

8 第 1 章

Page 9: AppleWorks startup manual

画面上の項目の説明画面上の項目にポインタを合わせると、その項目についての情報が表示されます。

画面上の項目の名前と機能の説明

「 Mac OS X」よりも前のバージョンの「 Mac OS」を使用している場合は、バルーンヘルプを使用して画面上の項目の名前や機能を調べることができます。バルーンヘルプを使用するには、次のようにします。

1 「ヘルプ」メニューから「バルーン表示」を選択します。

2 調べたい項目にポインタを合わせます。

バルーンヘルプを使い終えたら、「ヘルプ」メニューから「バルーンを隠す」を選択します。

ボタンバーとツールウインドウの項目の説明

「 AppleWorks」には、ボタンバーやツールウインドウの項目に関する「ヒント」が用意されています。項目にポインタを合わせて少し待つと、関連するツールのヒントが表示されます。

参考: このヒント機能は、省略時設定で使用できるようになっています。ボタンバーのヒントを表示または非表示にするには、「 AppleWorks」メニュー(「 Mac OS X」の場合)または「編集」メニュー(「 Mac OS 8」または「 Mac OS 9」の場合)から「環境設定」(「 MacOS X」の場合)または「初期設定」(「 Mac OS 8」または「 Mac OS 9」の場合)を選択し、サブメニューから「ボタンバー」を選択します。「ツールのヒントを表示する」チェックボックスでチェックを付けるか、またはチェックを外します。

Web上で提供される「 AppleWorks」の情報源インターネットにアクセスできる場合は、次のような「 AppleWorks」の補足資料を無料で入手できます。

m 追加テンプレート

m 追加クリップアート

m ヒントとテクニック

m 「 AppleWorks」の新機能

その他のテンプレート、ヒントとテクニック、および「 AppleWorks」の新機能にアクセスするには、次のようにします。

1 「スタートポイント」ウインドウが表示されていないときは、「ファイル」メニューから「スタートポイントを表示」を選択します。

2 「 Web」見出しをクリックして、情報源を選択します。

アップル社がインターネットで提供する追加クリップアートにアクセスするには、次のようにします。

問題の解決と操作方法 9

Page 10: AppleWorks startup manual

1 クリップアートを追加する書類を開きます。

2 「クリップ集」ウインドウが表示されていないときは、「ファイル」メニューから「クリップ集を表示」を選択します。

3 「検索」ボックスに使いたいクリップアートの種類を説明するキーワードを入力し、「検索」ボタンをクリックします。 (「 Web コンテンツを検索する」チェックボックスを選択しておきます。 )

製品サポートアップル社では、ユーザの皆様のご要望にお応えする製品サポートの提供に努めています。

製品サポートについての説明は、次の Webサイトを参照してください。

www.apple.co.jp/support/

また、製品に付属の「アップルサービス&サポートガイド」を参照してください。

「 AppleWorks」のサイトも参照してください。

www.apple.co.jp/appleworks/

10 第 1 章

Page 11: AppleWorks startup manual

2

2

AppleWorks 6とは「 AppleWorks」では、文書やアウトラインの作成、表計算の使用や図表の作成、データベースの構築と管理、ドロー、ペイント、プレゼンテーション書類の作成を行うことができます。また、「 AppleWorks」を使って、手紙を書いたり住所録を管理するなどの個人的な日常の作業や、ニュースレターの発行などの複雑な作業を行うこともできます。

作業ごとに別々のプログラムを使用するのではなく、すべてのプロジェクトに AppleWorks を使用することで、メモリやディスク領域などのコンピュータのリソースを節約できます。また、さまざまな種類のコンテンツを簡単に統合できたり、多くのプログラムを開かなくても複数の作業を並行して行うことができるという特長もあります。

AppleWorks 6の新機能

m スライドプレゼンテーションの作成、整理、および画面表示の設定など、プレゼンテーションのための新しい環境

m 実用的でアクセスが簡単なインターネットの情報源

m どの種類の書類にも簡単に表を作成できる新しい機能

m 改良されたユーザインタフェース - ライブラリおよび「新規書類」ダイアログボックスに代わるウインドウ、フレーム、ドロー、ペイント、表、および書式設定ツールを含む新しい「ツール」ウインドウ、色やその他の属性を設定するためのツールを統合した新しい「アクセント」ウインドウなど( 14 ページの「独立したウインドウ」を参照してください。)

m その他の多くの機能強化 - 自動保存機能、メールマージの改良、および表計算のための機能の改良など

新機能についての詳細は、次の手順で「 AppleWorksヘルプ」を参照してください。

1 「ヘルプ」メニューから「 AppleWorksヘルプ」を選択します。

2 「はじめに」をクリックし、次に「 AppleWorks 6の新機能」をクリックします。

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Page 12: AppleWorks startup manual

AppleWorksの起動「 AppleWorks」を起動するには、次のようにします。

m 「 AppleWorks 6」のフォルダにある「 AppleWorks」のアイコンをダブルクリックします。「 AppleWorks」で作成した書類のアイコンをダブルクリックして「 AppleWorks」を起動することもできます。

新しいユーザのための基礎知識「 AppleWorks」を初めて使う方は、次の基礎知識を参照してください。すぐに作業を始めることができます。

テンプレートの利用「 AppleWorks」のテンプレートを利用することによって、プロジェクトの作業を手早く開始できます。

テンプレート

「 AppleWorks」には複数のテンプレートが用意されており、テキスト、図、およびその他の書式設定のオプションがあらかじめ構成されています。テンプレートには家庭向け、ビジネス向け、および学校向けがあります。

テンプレートを自分用に手を加えたり、利用可能な機能や性能についての情報源として使用することもできます。テンプレートの多くには、役に立つ作業方法やヒントの注記が記載されています。

テンプレートの選択方法は次のとおりです。

1 「スタートポイント」ウインドウが表示されていないときは、「ファイル」メニューから「スタートポイントを表示」を選択します。

2 「テンプレート」見出しをクリックします。

3 テンプレートを選択します。

テンプレートの使いかた、編集方法、および独自のテンプレートの作成方法の詳細は、「 AppleWorksヘルプ」の「高度な使いかた」セクションの「テンプレートの使いかた」を参照してください。

12 第 2 章

Page 13: AppleWorks startup manual

AppleWorksのウインドウについて次の図(ドロー書類)に、「 AppleWorks」のすべての種類の書類に共通の基本機能を示します。

メニューバー

メニューバーからは、すべての機能を使用できます。表示されるメニューは作業中の書類の種類や、書類内で選択している項目やフレームの種類によって変化します。たとえば、ドロー書類を編集していたり、ドローオブジェクトを選択していると、「配置」メニューが表示されます。

ボタンバー

メニューバーを使用する代わりに、ボタンバーからさまざまな機能にすばやくアクセスできます。表示されるボタンバーの種類は、使用している書類やフレームの種類によって変化します。

タイトルバー

タイトルバーには、書類のタイトルとその種類を表わす次のような省略記号が表示されます。

m

WP(ワープロ書類)

m

SS(表計算書類)

m

DB(データベース書類)

m

DR(ドロー書類)

m

PT(ペイント書類)

m

PR(プレゼンテーション書類)

タイトルバー

書類ウインドウ

ボタンバー

ズームコントロール

メニューバー

AppleWorks 6とは 13

Page 14: AppleWorks startup manual

書類ウインドウ

書類ウインドウは、書類を作成する作業を行う場所です。書類ウインドウの特定の機能は、作業している書類の種類によって異なります。( 17 ページの「書類の種類の説明と選択」を参照してください。)

ズームコントロール

ズームコントロールで、書類の表示を拡大(ズームイン)または縮小(ズームアウト)できます。

独立したウインドウ

たくさんの小さな独立したウインドウにより、機能に簡単にアクセスできます。

m スタートポイント (以前のバージョンの「 AppleWorks」および「クラリスワークス」の「新規書類」ダイアログボックスはこのウインドウに変更されました): 書類の種類、テンプレート、インターネットのコンテンツ、および最近開いたファイルに簡単にアクセスできます。開いている書類がない場合は、「スタートポイント」が表示されます。「ファイル」メニューから書類を開くこともできます。

14 第 2 章

Page 15: AppleWorks startup manual

m ツール: フレーム、ドロー、ペイント、表、および書式設定のためのツールが入っています。「ツール」ウインドウを開くには、「ウインドウ」メニューから「ツール表示」を選択します。

m クリップ集(以前のバージョンの「 AppleWorks」および「クラリスワークス」のライブラリはこのウインドウに変更されました): 「 AppleWorks 6」のクリップアートやインターネット上の項目に簡単にアクセスできます。「クリップ集」を活用して、メディアのコレクションの追加や整理に役立てください。「クリップ集」の検索機能で項目を検索できます。「クリップ集」ウインドウを表示するには、「ファイル」メニューから「クリップ集を表示」を選択します。

AppleWorks 6とは 15

Page 16: AppleWorks startup manual

m アクセント: 画像、線、およびテキストの色、パターン、スタイル、その他の設定を変更するためのツールが入っています。「アクセス」ウインドウがサポートするほとんどの機能は、「ツール」ウインドウのツールを使用して実行することもできます。「アクセント」ウインドウを開くには、「ウインドウ」メニューから「アクセント表示」を選択します。

m スタイル: 使い慣れたユーザ向けの機能で、見出しや項目リストなどの、テキスト要素のスタイルを定義したり編集することができます。「スタイル」を開くには、「書式」メニューから「スタイル表示」を選択します。

これらのウインドウの中には、特定の状況で自動的に表示されるものや、特定の種類の書類の場合にだけ利用できるものがあります。独立したウインドウは、画面のどこにでも移動できます。

独立したウインドウの移動方法やサイズの変更方法の詳細は、「 AppleWorks ヘルプ」の「 AppleWorksの基本」セクションの「 AppleWorksのインタフェースについて」を参照してください。

16 第 2 章

Page 17: AppleWorks startup manual

ゼロからはじめる新規プロジェクトの作成テンプレートを使用しないでプロジェクトを作成する場合は、プロジェクトを始めるために空白の書類を開く必要があります。

空白の書類を開く方法

1 「 AppleWorks」を起動します。 ( 12 ページの「 AppleWorks の起動」を参照してください。)

2 「スタートポイント」ウインドウで、「一般」見出しをクリックし、作成したい書類の種類をクリックします。(書類の種類の選びかたについては、次の「書類の種類の説明と選択」のセクションを参照してください。)

書類の種類の説明と選択書類は種類によって機能とメニューの組み合わせが違います。書類をゼロから作成するときは、プロジェクトに最適な書類の種類を選択する必要があります。

「 AppleWorks」には、次の 6種類の書類があります。

m ワープロ書類

m 表計算書類

m データベース書類

m ドロー書類

m ペイント書類

m プレゼンテーション書類

どの種類の書類で作業をしていても、異なるコンテンツを簡単に 1つの書類にまとめることができます。どの種類の書類にも線画を描くことができます。また、ある書類の「フレーム」を別の種類の書類に追加することもできます。たとえば、表計算のフレームを手紙に追加できます。詳細は、 25 ページの「種類が異なる内容を 1つの書類に統合する(フレーム)」を参照してください。

AppleWorks 6とは 17

Page 18: AppleWorks startup manual

ワープロ書類について

次のような、大部分がテキストのプロジェクトを作成する場合は、ワープロ書類を選択します。

m 手紙

m 報告書

m 小説

m アウトライン

空白のワープロ書類は次のようになっています。

「 AppleWorks」では、文章の表現方法を柔軟に変更できます。たとえば、複数の段組設定を使用すると、本格的なカタログや報告書を作成できます。調査報告書の場合は、「 AppleWorks」で自分のアイデアのアウトラインをまとめたり、自動的に番号が付けられる脚注や巻末注を使用すると、上手に構成された報告書が作成できます。書類は、本の章のようなセクションで構成することができ、各セクションに独自のヘッダ、フッタ、段組設定、ページ番号を付けることができます。また、 1つの書類に表、図、または表計算を追加できます。

次のワープロの使用例を参照してください。

m

34 ページの「予定表」

m

54 ページの「レターヘッド」

ワープロの詳細は、「 AppleWorksヘルプ」の「テキストの操作(ワープロ)」を参照してください。

ワープロの一般的な作業用のボタン

テキスト定規のコントロール

ワープロのメニュー

18 第 2 章

Page 19: AppleWorks startup manual

表計算書類について

次のような作業には、表計算書類を選択します。

m 数値の整理

m 計算

m 予算策定と管理

m 報告書を見やすくするための、数値データから作成したグラフの追加

表計算は、テキストや数字を整理し、自動的に必要な計算を実行するように設定できます。わかりやすい文書を作成するためにタイトルや画像を追加したり、数値をグラフで表すことができます。

空白の表計算書類は次のようになっています。

表計算のウインドウの使いかたについて、次の基本事項を理解しておく必要があります。

m 各列の一番上にアルファベットのラベルが付いています。各行の一番左に数字のラベルが付いています。行と列が交差する位置をセルと呼びます。各セルは特有のアドレスを持ちます。このアドレスは、たとえば D3 というような、列ラベルのアルファベットと行ラベルの数字の組み合わせです。

m セルを選択し、表計算の最上部のデータ入力バーにデータを入力することにより、セルの内容を入力したり編集することができます。テキスト、日付、数値、または数式を入力したり編集することができます。

m 表計算では、常にいずれかのセルが作業中になっています。作業中のセルは太い境界線に囲まれて表示されます。作業中のセルに値が含まれる場合や式が割り当てられている場合は、その値または式がデータ入力バーに表示されます。

m テキストや数値と異なり、数式は特定の値ではありません。数式は、「 AppleWorks」がセルの値を算出するための計算方法を指定するものです。計算結果は表計算のセル内に表示されます。

表計算のメニュー

表計算の一般的な作業用のボタン

データ入力バー

AppleWorks 6とは 19

Page 20: AppleWorks startup manual

次の表計算の使用例を参照してください。

m

46 ページの「見積書」

m

48 ページの「フラッシュカード(インタラクティブ)」 (表計算のフレーム)

表計算の使用方法の詳細は、「 AppleWorksヘルプ」の「数値の操作(表計算)」を参照してください。

データベース書類について

情報の集まりを管理、整理するには、データベース書類を選択します。次のようなプロジェクト向けにデータベースを作成できます。

m 住所録

m 定型の用紙

m 学生または顧客の名簿

m 研究メモ

m レシピ

m 労働時間の記録

ブラウズモードでの空白のデータベース書類は次のようになっています。

データベース書類を使用して、情報の蓄積、情報のソート、および説得力のある報告書の印刷ができます。また、特定のデータを探すために、優れた検索機能が利用できます。レイアウト(表示)を変更すると、同じデータでもさまざまな方法で整理したり表示できます。また、データベースに画像、パターン付きの線、およびその他のオブジェクトを追加して、レイアウトを強調できます。

データベースの便利な機能に、「差し込みファイル指定」があります。これは、データベース内の情報を他の書類やフレームに挿入する機能です。たとえば、住所録のデータベースを手紙にマージすれば、同一の内容を、複数の個人に宛てた手紙が作成できます。

データベースのメニュー

データベースでの一般的な作業用のボタン

サイドパネルには、データベース内を移動するためのブックツールと、レイアウトの管理や検索などを行うためのポップアップメニューが含まれています。

20 第 2 章

Page 21: AppleWorks startup manual

次のデータベースの使用例を参照してください。

m

36 ページの「ビジネス住所録」

m

50 ページの「 CD 管理」

m

52 ページの「書籍管理」

m

56 ページの「 Cooking Recipe」

データベース書類の作業方法の完全な説明は、「 AppleWorks ヘルプ」の「情報の構成(データベース)」を参照してください。

ドロー書類について

図形、線、および曲線を使ってグラフィックを作成したり、次に示すような相関関係のあるテキストと図を使ってプロジェクトのページを設計するときは、ドロー書類を選択します。

m 地図

m 座席表

m パンフレット

m ちらし

m ニュースレター

空白のドロー書類は次のようになっています。

ドロー環境では、「ツール」ウインドウでオブジェクト(長方形、円、線など)を作成したり変更したりします。クリップアートやテキスト、表計算、およびペイントのフレームも追加できます。

23 ページの「 AppleWorksでのドローとペイントの相違点」も参照してください。

参考: ブラウズ、リスト表示、または検索のモードのデータベース書類以外のすべての種類の書類でドローを使用できます。

ドローのメニュー

ドローの一般的な作業用のボタン

レイアウト時に便利なグリッド

AppleWorks 6とは 21

Page 22: AppleWorks startup manual

次のドローの使用例を参照してください。

m

38 ページの「バナー」

m

40 ページの「パンフレット」

m

42 ページの「スケジュール」

m

44 ページの「カレンダー」

m

48 ページの「フラッシュカード(インタラクティブ)」

m

58 ページの「社会人のためのスクール(プレゼンテーション)」

m

60 ページの「ポスター」

ドロー方法の詳細は、「 AppleWorks ヘルプ」の「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェクトの操作」参照してください。

ペイント書類について

次のような作業には、 ペイント書類を選択します。

m 自由なデザイン

m ロゴ

m 美術作品

空白のペイント書類は次のようになっています。

ペイント環境には、ドローツールのほかにペイントブラシやスプレーなどの特殊効果ツールが含まれています。表計算、テキスト、およびクリップアートなどの追加は、ペイント書類上で実行できます。

次の 「 AppleWorksでのドローとペイントの相違点」のセクションも参照してください。

ペイント用のメニュー

ペイントの一般的な作業用のボタン

22 第 2 章

Page 23: AppleWorks startup manual

次のペイントの使用例を参照してください。

m

34 ページの「予定表」(ペイントフレーム)

m

54 ページの「レターヘッド」(ペイントフレーム)

ペイント方法の詳細は、「 AppleWorks ヘルプ」の「ペイントによる画像の作成および画像の操作」を参照してください。

AppleWorksでのドローとペイントの相違点

ドローとペイントは似ていますが、次のような相違点があります。

ペイントよりドローが適している場合

m オブジェクトの重なりかたを再調整したいとき

m 描くものが図形、線や曲線、および単純なフリーハンドのオブジェクトだけのとき

m オブジェクトの再選択や操作を簡単に行いたいとき

m 色のブレンド、色合い、および濃淡の調整など、ペイント特有の特殊効果機能が必要ないとき

ドロー ペイント

ドローツールに用意されている種類の線や幾

何学図形だけを使って作成し作業できます。

「自由形式」の創作ができます。ポインタを絵

筆のように動かし、好きな形を描くことができ

ます。

コラージュの作成に似ています。ページに

追加できるのはオブジェクトだけで、その

オブジェクトは配置を変えたりページにあ

る他のオブジェクトと重ね合わせたりでき

ます。

たとえば、ドロー内でオブジェクト同士が

重なっても、下になったオブジェクトは影

響を受けません。下のオブジェクトはいつ

でも選択、移動、および変更できます。

紙に絵を描くのと似ています。描かれているも

のを上塗りすると、その部分は新しい色になり

ます。

ドローしたオブジェクトを選択するとオブ

ジェクト全体が選択され、部分的な選択は

できません。次に挙げる例を参照してくだ

さい。

ペイント後の項目の特定の部分を選択できま

す。次に挙げる例を参照してください。

AppleWorks 6とは 23

Page 24: AppleWorks startup manual

ドローよりペイントが適している場合

m ドローツールのほかにペイントブラシやスプレーなどのペイントツールを使用したいとき

m 色のブレンド、色合い、および濃淡の調整など、ペイント特有の特殊効果機能を使用したいとき

m ペイントツールやペイント機能を使用して、挿入した画像を修正したいとき

m シンプルな図形や線ではなく、複雑な手描きの絵を作成したいとき

m 項目を再度選択したり操作する必要がないとき

m 項目の重なりかたを調整し直す必要がないとき

プレゼンテーション書類について

コンピュータや OHP で表示するスライドの作成には、プレゼンテーション書類を選択します。

空白のプレゼンテーション書類は次のようになっています。

プレゼンテーション環境は、「 AppleWorks 6」から新しく追加されました。プレゼンテーション書類では、ドロー書類の機能のすべてが使用できるほか、スライドを見ながら整理したりプレゼンテータのコメントをまとめたりできます。特定のスライドを非表示にして、 1 つのプレゼンテーションを複数の視聴者に使用できるようにしたり、「フェードアウト」および「フェードイン」効果などの特別なスライド切り替え効果を追加したり、ムービーやサウンドのファイルを組み込んだりできます。

次のプレゼンテーションの使用例を参照してください。

m

58 ページの「社会人のためのスクール(プレゼンテーション)」

プレゼンテーション書類の作成方法の詳細は、「 AppleWorks ヘルプ」の「プレゼンテーションの作成」を参照してください。

設定ウインドウスライドやマスタスライドを追加または管理したり、スライドショーオプションを設定します。

プレゼンテーションのメニュープレゼンテーションの一般的な作業用のボタン

24 第 2 章

Page 25: AppleWorks startup manual

基礎知識上級編このセクションでは、「 AppleWorks」で使用できる便利な操作方法や作業などについてご紹介します。フレームを使用して種類が異なる内容を 1つの書類に統合する方法、書類に表を追加する方法、項目がテキストへ与える影響の決定方法、コンピュータやアプリケーション間で書類をやりとりする方法について説明します。

種類が異なる内容を 1つの書類に統合する(フレーム)種類が異なる内容を 1つの書類に統合する方法はいくつかあります。目的に合わせて使い分けてください。ペイント、表計算、テキスト、表を種類の違う書類に作成するには、まずフレームツールを選択し書類にドラッグします。するとフレームが作成されます。たとえば、ワープロ書類でペイント作業をするには、ペイントフレームを作成します。フレームツールは「ツール」ウインドウにあります。

書類におけるフレームの機能

m フレームを選択すると、メニューバーにドロー用メニューが表示され、フレームを操作できます。たとえば、「配置」コマンドを使用して、ページ上のフレームの位置を指定できます。

m ダブルクリックしてフレーム作業を開始すると、メニューやツールはそのフレームの種類に合わせて変わります。

フレームを使用する方法以外にも、種類の違うコンテンツをまとめる方法があります。任意の種類の書類でドローする方法や、画像や書類または他の種類のファイルの挿入、「クリップ集」ウインドウのクリップアートなどの使用方法、サウンドやムービーの挿入についての詳細は、「 AppleWorksヘルプ」を参照してください。

この本に記載されている文書例には、フレームが使われているものがいくつかあります。次の使用例を参照してください。

m

40 ページの「パンフレット」(テキストフレームを使用)

m

46 ページの「見積書」 (ペイントフレームを使用)

フレームの作成方法と使用方法の詳細は、「 AppleWorks ヘルプ」の「種類が異なる内容を 1つの書類に統合(フレーム)」を参照してください。

26 ページの「オブジェクトまたはフレームとテキストによる相互関係の制御」も参照してください。

AppleWorks 6とは 25

Page 26: AppleWorks startup manual

書類への表の追加表の機能は、「 AppleWorks 6」から新しく追加されました。表はすべての種類の書類に追加できます。

表を追加するには、次のようにします。

1 「ツール」ウインドウが表示されていないときは、「ウインドウ」メニューから「ツール表示」を選択します。

2 表フレームツールを選択します。

3 表を表示する場所にポインタを置き、対角線に沿ってドラッグして表のサイズを指定します。

4 ダイアログで行と列の数を入力します。

表の中の項目を入力、編集、および削除できます。ドラッグして行や列を変えたり、表のサイズを変更できます。境界線と背景のスタイルの変更もできます。

参考: 表はフレームの一種なので、表とテキストとの関係を指定できます。次の「オブジェクトまたはフレームとテキストによる相互関係の制御」セクションも参照してください。

次の表の使用例を参照してください。

m

52 ページの「書籍管理」

オブジェクトまたはフレームとテキストによる相互関係の制御グラフィックスやフレームなどのオブジェクトをワープロ書類やフレームに配置する方法には、次の 3種類があります。

m 項目をテキストの行に埋め込む

m 項目を「独立した項目」にして、テキストの行に埋め込まない

m 項目の周囲をテキストで囲む

26 第 2 章

Page 27: AppleWorks startup manual

項目をテキストの行に埋め込む

書類を編集すると、埋め込まれた項目は文章の単語のように、テキストと一緒に動きます。次の表で、項目をテキストの行に埋め込む方法を簡単に説明します。

テキストから「独立した項目」にする

埋め込まれた項目とは異なり、独立した項目は、書類を編集するときにテキストと一緒には動きません。独立した項目は動かすことができ、テキストの背後に配置できます( 34 ページの「予定表」の背景グラフィックのような効果を出すため)。次の表で、テキストから独立した項目にする方法を簡単に説明します。

項目の種類 テキストの行に埋め込む方法

同じ「 AppleWorks」書類にある(まだ埋め込まれていな

い)オブジェクトまたはフ

レーム

m オブジェクトまたはフレームを作成し選択します。

m 「編集」メニューから「カット」を選択します。

m テキストで項目を表示させる位置をクリックして I字形ポインタを置き、「編集」メニューから「ペースト」を選択

します。

ファイル m 「ツール」ウインドウのテキストツールを選択します。

m クリックして、ファイルを表示させる位置に I字形ポインタを置きます。

m 「ファイル」メニューから「挿入」を選んで、ファイルを

選択します(または、書類上へドラッグします)。

他の書類やアプリケーション

のオブジェクトまたはフレー

ム、あるいはクリップ集や

「 Mac OS」のスクラップブックにある項目

m 項目をコピーします。

m 項目を表示させる位置をダブルクリックして I字形ポインタを置き(書類内で何も選択されていないようにしま

す)、「編集」メニューから「ペースト」を選択します。

ショートカット: テキストツールを選択してダブルクリックしてポインタを合わせてから、項目を書類にドラッグします。

テキストの行に埋め込まれたオブジェクト

AppleWorks 6とは 27

Page 28: AppleWorks startup manual

参考: 独立した項目は、利用者が移動しない限り同じ場所にあります。

項目の種類 テキストから独立した項目にする方法

同じ「 AppleWorks」書類にあるオブジェクトまたはフレーム

m オブジェクトまたはフレームを作成します。(省略時設定

では、テキスト上で独立したオブジェクトになります。)

ファイル m 「ツール」ウインドウの矢印ツールを選択します。

m 「ファイル」メニューから「挿入」を選んで、ファイルを

選択します。

ショートカット: 矢印ツールを選択し、ファイルを書類上にドラッグします。

他の書類やアプリケーション

のオブジェクトまたはフレー

ム、あるいはクリップ集や

「 Mac OS」のスクラップブックにある項目

m 「ツール」ウインドウの矢印ツールを選択します。

m 項目を書類にコピー&ペースト(またはドラッグ)しま

す。ペースト前に書類をクリックしないでください。

テキスト上の独立したオブジェクト

28 第 2 章

Page 29: AppleWorks startup manual

テキストの回り込み

次の表に、項目の周囲を囲むようにテキストを回り込ませる方法を簡単に示します。テキストの回り込みは、「四角」と「不規則」の 2種類のスタイルから選択できます。「四角」は、オブジェクトの形に関係なくテキストを四角く回り込ませます。「不規則」は、オブジェクトの輪郭に合わせてテキストを回り込ませます。

テキストの回り込みを行わないようにするには、項目を選んで、「オプション」メニューから「テキストの回り込み」を選び、「なし」を選択します。

項目の種類 テキストの回り込みを行う方法

同じ「 AppleWorks」書類にあるオブジェクトまたはフレーム

m オブジェクトまたはフレームを作成し選択します。

m 「オプション」メニューから「テキストの回り込み」を選

んで、テキストの回り込みのスタイルを選択します。

ファイル m 「ツール」ウインドウの矢印ツールを選択します。

m このとき書類をクリックしないでください。

m 「ファイル」メニューから「挿入」を選んで、ファイルを

選択します(または、書類上へドラッグします)。

m オブジェクトを選択します。

m 「オプション」メニューから「テキストの回り込み」を選

んで、テキストの回り込みのスタイルを選択します。

他の書類やアプリケーション

のオブジェクトまたはフレー

ム、あるいはクリップ集や

「 Mac OS」のスクラップブックにある項目

m 「ツール」ウインドウの矢印ツールを選択します。

m 項目を書類にコピー&ペースト(またはドラッグ)しま

す。 ペースト前に書類をクリックしないでください。

m 項目を選択します。

m 「オプション」メニューから「テキストの回り込み」を選

んで、テキストの回り込みのスタイルを選択します。

テキストの回り込みを行ったオブジェクト

AppleWorks 6とは 29

Page 30: AppleWorks startup manual

コンピュータやアプリケーション間での書類のやりとり「 AppleWorks」の書類フィルタによって、さまざまな形式からの変換が自動的に行われるため、コンピュータやアプリケーション間での書類のやりとりは簡単に行えます。

「 AppleWorks」は、元の書類の色、レイアウト、およびその他の書式設定をできるだけ保ちます。

他のアプリケーションやコンピュータで書類を開く

他のアプリケーションやコンピュータで書類を開く方法

1 書類が他のコンピュータにある場合は、お使いのコンピュータにコピーします。(後の「コンピュータ間で書類を転送する方法」を参照してください。)

2 通常どおりにファイルを開きます。

参考: ファイルを変換できない場合は、一般的なファイル形式を選択してみます。たとえば、ワープロファイルの場合は、テキストや RTF です。詳細は、「 AppleWorksヘルプ」の「 AppleWorksの基本」セクションの「書類を開く」を参照してください。

他のアプリケーションで開けるように書類を保存する方法

他のアプリケーションで開けるように書類を保存するには、次のようにします。

1 「ファイル」メニューから「別名で保存」を選択して、ファイル名を入力します。

2 「ファイル形式」ポップアップメニューで、他のアプリケーションで使用できる形式を選択します。

詳細は、「 AppleWorksヘルプ」の「 AppleWorksの基本」セクションの「書類の保存」をクリックしてから、「ファイル形式」をクリックして「 AppleWorks で読み込めるファイル形式の種類」を表示します。

30 第 2 章

Page 31: AppleWorks startup manual

3 書類の場所を選択します。

コンピュータ間で書類を転送する方法

コンピュータ間で書類を転送する方法はいつくかあります。

次の方法があります。

m 書類を電子メールメッセージに添付して送信する(ファイルを圧縮しないでください。多くの圧縮方法は、「 Mac OS」と Windowsの間で互換性がありません。)

m 同じネットワーク上のサーバに書類をコピーしてから、そのサーバから書類を他のコンピュータにコピーする

m 両方のコンピュータが読み込むことができる着脱可能なディスクに書類をコピーし、そのディスクを他方のコンピュータに挿入する。「 Mac OS」と Windowsとの間でデータをやり取りするときには、 Windows形式のディスクを使用します。これは、 Macintoshでは、 Windows形式のディスクをフォーマットしたり、読み込むことができるためです。(詳細については、お使いのコンピュータの説明書を参照してください。)

次の目標これで、「 AppleWorks」での作業の準備は完了です。詳細な使用方法については、「 AppleWorksヘルプ」を参照してください( 8 ページの「特定の作業についての情報」を参照)。

「 AppleWorks」で作成できる書類の例や、特定の技法や機能についての説明は、次の 第 3 章「使用例とコンセプト」を参照してください。

重要 変換方法またはコピー方法を選択する場合には、「バイナリ」を選択します。

AppleWorks 6とは 31

Page 32: AppleWorks startup manual
Page 33: AppleWorks startup manual

3

3 使用例とコンセプト

この章では、「 AppleWorks」を活用できる作業についての多くの例が示されています。それぞれの例では、強調表示されている項目の作成方法がどこで説明されているかがわかります。

ヒント: これらの例はすべてテンプレートでもあり、必要に応じて利用したり設定を変更することができます。例およびその他のテンプレートにアクセスするには、「スタートポイント」ウインドウで「テンプレート」見出しをクリックします。

この章に含まれる例は次のとおりです。

m 予定表 ( p. 34)

m ビジネス住所録 ( p. 36)

m バナー ( p. 38)

m パンフレット ( p. 40)

m スケジュール ( p. 42)

m カレンダー ( p. 44)

m 見積書 ( p. 46)

m フラッシュカード(インタラクティブ) ( p. 48)

m

CD管理 ( p. 50)

m 書籍管理 ( p. 52)

m レターヘッド ( p. 54)

m

Cooking Recipe ( p. 56)

m 社会人のためのスクール(プレゼンテーション) ( p. 58)

m ポスター ( p. 60)

33

Page 34: AppleWorks startup manual

予定表次の予定表は、ワープロ書類で作成されています。

ヒント: テキストの背景に淡い色合いの画像を使用すると、効果的にデザイン性を高めることができます。このためには、白を塗りつぶしの色として使用し、「色合い」コマンドを何回か適用して、テキストが鮮明に読みやすくなるまでイメージの色合いを淡くします。

テキストの主な項目を揃えるようにします(この例では左/上インデントに揃えてあります)。これにより、本文の内容を目立たせることができます。これは、装飾した文書には特に重要な作業です。

目的 「ヘルプ」メニューから「 AppleWorksヘルプ」を選択し、次のようにします。

オブジェクトのドロー 「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェ

クトの操作」をクリックして、「ドローによるオブ

ジェクトの作成」を選びます。

マージンの調整 「テキストの操作(ワープロ)」をクリックして、

「ワープロ書類の書式設定」、「書類のマージンの設定」

の順に選びます。

ペイントフレームの作成 「種類が異なる内容を 1つの書類に統合(フレーム)」をクリックして、「フレームの作成」を選びます。

画像の挿入 「 AppleWorksの基本」をクリックして、「書類へのファイルの挿入」を選びます。

画像の色合い調整 「ペイントによる画像の作成および画像の操作」をク

リックして、「ペイントした画像の外観の変更」、「ペ

イントした画像の色合いの調節」の順に選びます。

オブジェクトのレイヤーの操作 「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェ

クトの操作」をクリックして、「オブジェクトの操作

と配置」、「オブジェクトの前後移動」の順に選びま

す。

34 第 3 章

Page 35: AppleWorks startup manual

Mr. Johnson

Room H17

Meeting February 2, 2000 3:00–5:00 p.m.

AGENDA

Safety First

Backcountry PreparationsLorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed diam nonnumy eiusmod tempor incidunt labore et dolore magna aliquam era.

Finding the Perfect Fit

BootsLorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed diam nonnumy eiusmod tempor incidunt labore et dolore magna aliquam era.

Guest Speaker

Glissade Snowboard’s Greg PronkoLorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed diam nonnumy eiusmod tempor labore et dolore magna aliquam era.

Tips and Tricks

Front Side GrabsLorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed diam nonnumy eiusmod tempor labore etor or labore et dolore magna aliquam era.

Video

Mack Dawg’s DecadeLorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed diam nonnumy eiusmod tempor labore etorelit, sed diam nonnumy eiusmod tempor labore etor etorelit, sed diam nonnumy eiusmod tempor labore etor

Bracker Jr. High Snowboarding ClubBracker Jr. High Snowboarding Club

1

2

3

4

5

バナー上に挿入 された独立した画像

背景が薄くなるよう に色合い調整された ペイントフレーム

ドローツールで作成 された線および円 Blairフォント

Tremorフォント

任意に設定した余白

使用例とコンセプト 35

Page 36: AppleWorks startup manual

ビジネス住所録次のビジネス住所録は、データベース書類で作成されています。それぞれのレイアウトは、異なる 4つの書類のように見えますが、 1つの顧客管理用データベースから作成されています。

目的 ヘルプメニューの AppleWorksヘルプを選択して行う作業

異なるデータベースモードの使用に

よる作成および作業

「情報の構成(データベース)」をクリックして、

「データベースについて」を選びます。

それぞれの用途のための複数のデー

タベースレイアウトのデザイン

「情報の構成(データベース)」をクリックして、

「データベースレイアウトの作成と操作」を選びます。

任意の検索および並べかえによるレ

イアウト(レポートリスト)の作成

「情報の構成(データベース)」をクリックして、

「データベースレポートの作成と操作」を選びます。

36 第 3 章

Page 37: AppleWorks startup manual

ブラウズモードで顧客管理用の データベースに情報を入力する

別のレイアウトとして 作成された FAX 送付案内

データベースから 作成された郵便ラベル

レポートリストを使って 表示された顧客管理一覧

使用例とコンセプト 37

Page 38: AppleWorks startup manual

バナー次のバナーは、ドロー書類で作成されています。

ヒント: 作業を始める前に、「ファイル」メニューの「用紙設定」を選択し、「方向」のとなりにある横方向のアイコンをクリックして、ページを横向きにします。

書類の操作時にバナー全体を表示するときは、「表示縮小」をクリックします。 ( 13 ページの「 AppleWorksのウインドウについて」を参照してください。)

お使いのプリンタが対応しているサイズよりも大きい書類を印刷する場合は、バナーを連続したページに印刷して、印刷した各ページを貼り合わせます。不都合な場所にページ区切りを入れないようにデザインするには、「ページビュー」を表示して、ページ区切りの位置を確認します。「ウインドウ」メニューの「ページビュー」を選びます。

最大のサイズよりも大きいテキストを作成するときは、ペイントフレームでテキストを入力してからサイズを変更します。

目的 「ヘルプ」メニューから「 AppleWorksヘルプ」を選択し、次のようにします。

オブジェクトのレイヤーの操作 「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェク

トの操作」をクリックして、「オブジェクトの操作と配

置」、「オブジェクトの前後移動」の順に選びます。

ページを横方向に追加 「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェ

クトの操作」をクリックして、「ドロー書類の書式設

定」、「ドロー書類へのページの追加と削除」の順に選

びます。

テキストの書式設定 「テキストの操作(ワープロ)」をクリックして、「テ

キストの外観の変更と強調・組文字テキスト」を選び

ます。

38 第 3 章

Page 39: AppleWorks startup manual

˝ ongratulations!!C

Partyフォント(Option + ?キー)

Partyフォント (Option + Rキー)

Partyフォント

Partyフォント (0キー)

Partyフォント (=キー)

書類の幅を広げるために追加されたページ

レイヤー化した オブジェクト

使用例とコンセプト 39

Page 40: AppleWorks startup manual

パンフレット次のパンフレットは、ドロー書類で作成されています。

ヒント: 作業を始める前に、「ファイル」メニューの「用紙設定」を選択し、「方向」のとなりにある横方向のアイコンをクリックして、ページを横向きにします。

書類の操作時にパンフレットの表または裏全体を表示するときは、「表示縮小」をクリックします。( 13 ページの「 AppleWorksのウインドウについて」を参照してください。)

この例で使われている四角形など、画像項目を繰り返し使用すると、効果的なレイアウトになります。同じように、ロゴを繰り返し使用しても効果的です。

目的 「ヘルプ」メニューから「 AppleWorksヘルプ」を選択し、 次のようにします。

ページの追加 「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェ

クトの操作」をクリックして、「ドロー書類の書式設

定」、「ドロー書類へのページの追加と削除」の順に選

びます。

図形のドロー 「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェ

クトの操作」をクリックして、「ドローによるオブ

ジェクトの作成」、「ドローによる図形の作成」の順に

選びます。

オブジェクトのレイヤーの操作 「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェク

トの操作」をクリックして、「オブジェクトの操作と配

置」、「オブジェクトの前後移動」の順に選びます。

クリップアートの追加 「高度な使い方」をクリックして、「クリップ集の使い

方」を選びます。

テキストフレームの作成 「種類が異なる内容を 1つの書類に統合(フレーム)」をクリックして、「フレームの作成」を選びます。

オブジェクトの拡大縮小 「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェク

トの操作」をクリックして、「オブジェクトの操作と配

置」、「オブジェクトのサイズ変更」の順に選びます。

オブジェクトの整列 「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェク

トの操作」をクリックして、「オブジェクトの操作と配

置」、「オブジェクトの位置揃え」の順に選びます。

40 第 3 章

Page 41: AppleWorks startup manual

外側

SUPERB CATERING FOR ALL

OCCASIONS

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FABULOUS

PRESENTATION

REASONABLE

PRICES

QUALITY

INGREDIENTS

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c a t e r i n gs e r v i c e

CUSTOMER COMMENTS

T. Beresford

SAMPLE MENU

FABULOUS DESSERTS

QUALITY INGREDIENTS

拡大縮小された クリップアート

正方形を描き、 コピーして、位置 揃えしていくことに よって作成された 境界線のパターン

内側

Fold

Fold

挿入された画像

テキストフレーム

Fold

Fold

使用例とコンセプト 41

Page 42: AppleWorks startup manual

スケジュール次のスケジュールは、ドロー書類で作成されています。

ヒント: 複数の図形やテキストを 1つのオブジェクトとして選択可能な状態(「グループ化」といいます)にするには、グループ化したいすべてのオブジェクトを選択し、「配置」メニューから「グループ化」を選びます。

目的 ヘルプメニューの AppleWorksヘルプを選択して行う作業

図形のドロー 「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェ

クトの操作」をクリックして、「ドローによるオブ

ジェクトの作成」、「ドローによる図形の作成」の順に

選びます。

テキストの書式設定 「テキストの操作(ワープロ)」をクリックして、「テ

キストの外観の変更と強調・組文字テキスト」を選び

ます。

書類をテンプレートとして保存 「高度な使い方」をクリックして、「テンプレートの使

い方」、「独自テンプレートの作成」の順に選びます。

42 第 3 章

Page 43: AppleWorks startup manual

任意のテンプレート として保存された

書類

テキストを入力する ための空白行

長方形を描き、 コピーして、 位置揃えしていく ことによって 作成された行

使用例とコンセプト 43

Page 44: AppleWorks startup manual

カレンダー次のカレンダーは、ドロー書類で作成されています。

ヒント: 書類を効果的にするために、線の外側にいくつかの要素を配置してみます。たとえば、クリップアートを境界線の外側に重なるように配置します。

目的 「ヘルプ」メニューから「 AppleWorksヘルプ」を選択し、次のようにします。

図形のドロー 「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェ

クトの操作」をクリックして、「ドローによるオブ

ジェクトの作成」、「ドローによる図形の作成」の順に

選びます。

「ツール」ウインドウによる、テキ

ストやオブジェクトの色の変更

「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェ

クトの操作」をクリックして、「色やその他の属性の

変更」をクリックします。

クリップアートの追加 「高度な使い方」をクリックして、「クリップ集の使い

方」を選びます。

正確な曲線を使った図形を描くため

にベジェツールを使用

「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェ

クトの操作」をクリックして、「ドローによるオブ

ジェクトの作成」、「ドローによる直線、弧、および曲

線の作成」の順に選びます。

変形機能の使用 「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェ

クトの操作」をクリックして、「オブジェクトの外観

の変更」、「オブジェクトと曲線の形状変更」の順に選

びます。

オブジェクトの拡大縮小 「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェク

トの操作」をクリックして、「オブジェクトの操作と配

置」、「オブジェクトのサイズ変更」の順に選びます。

44 第 3 章

Page 45: AppleWorks startup manual

Bertramフォント

クリップアート

APRIL

SUN MON TUE WED THU FRI SAT

APRIL

ベジェツールで描いて、形を 修正して仕上げられた花

拡大縮小されたオブジェクト

ドローツールおよび アクセントウィンドウで 作成された基本的な図形と色

使用例とコンセプト 45

Page 46: AppleWorks startup manual

見積書次の見積書は、表計算書類で作成されています。

ヒント: 右の例のように背景に「セルの枠」や「列ラベル」を表示しないようにするには「オプション」メニューから「表示オプション」を選び、表示項目をすべて選択しないようにします。

目的 ヘルプメニューの AppleWorksヘルプを選択して行う作業

表計算の作業 「数値の操作(表計算)」をクリックして、「表計算に

ついて」を選びます。

表計算での計算 「数値の操作(表計算)」をクリックして、「表計算で

の式および関数の使い方」を選びます。

図形のドロー 「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェ

クトの操作」をクリックして、「ドローによるオブ

ジェクトの作成」、「ドローによる図形の作成」の順に

選びます。

46 第 3 章

Page 47: AppleWorks startup manual

追加された グラフィック

フレーム

数量と単価の小計、合計、 および消費税を計算する ための数式が入力された セル(表示形式として通 貨が選択されている)

使用例とコンセプト 47

Page 48: AppleWorks startup manual

フラッシュカード(インタラクティブ)次のインタラクティブ・フラッシュカードは、表計算フレームの含まれるドロー書類で作成されています。子供が数字を入力し、 Enter キーを押すと、答えが正しいかどうかを知らせるメッセージが表示されます。答えが正しいと、別のフラッシュカードを表示するために「計算実行」を選ぶよう求めるメッセージが表示されます。

目的 「ヘルプ」メニューから「 AppleWorksヘルプ」を選択し、次のようにします。

表計算フレームの追加 「種類が異なる内容を 1つの書類に統合(フレーム)」をクリックして、「フレームの作成」を選びます。

表計算の作業 「数値の操作(表計算)」をクリックして、「表計算に

ついて」を選びます。

計算用の表計算の設計 「数値の操作(表計算)」をクリックして、「表計算で

の式および関数の使い方」を選びます。

48 第 3 章

Page 49: AppleWorks startup manual

ADDITION TO TEN

3 6Click in the white box, type your answer, and press Enter.

Bertramフォント

回答が入力された ときに、自動的に正解を 表示する式を作成する ために使われている 表計算フレーム

ADDITION TO TEN

÷ Correct! Choose 'Calculate Now' for more.7 1 8

ADDITION TO TEN

Try again! Type a smaller number.

3 6 10

使用例とコンセプト 49

Page 50: AppleWorks startup manual

CD管理次の CD 管理は、データベース書類で作成されています。それぞれのレイアウトは、異なる 2 つの書類のように見えますが、 1 つの CD 管理用データベースから作成されています。

目的 ヘルプメニューの AppleWorksヘルプを選択して行う作業

異なるデータベースモードを使用し

ての作成および作業

「情報の構成(データベース)」をクリックして、

「データベースについて」を選びます。

それぞれの用途のための複数のデー

タベースレイアウトのデザイン

「情報の構成(データベース)」をクリックして、

「データベースレイアウトの作成と操作」を選びます。

「アクセント」ウインドウから「壁

紙」を選択する

「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェ

クトの操作」をクリックして、「色やその他の属性

(アクセント)の変更」を選びます。

50 第 3 章

Page 51: AppleWorks startup manual

プラウズモードでCD管理用の データベースに情報を入力する

「アクセント」ウインドウから、 「壁紙」を選んで作成された 背景パターン

レポートリストを使って 表示されたCD管理一覧

使用例とコンセプト 51

Page 52: AppleWorks startup manual

書籍管理次の書籍管理は、データベース書類で作成されています。それぞれのレイアウトは、異なる 2つの書類のように見えますが、 1つの書籍管理用データベースから作成されています。

目的 ヘルプメニューの AppleWorksヘルプを選択して行う作業

異なるデータベースモードを使用し

ての作成および作業

「情報の構成(データベース)」をクリックして、

「データベースについて」を選びます。

それぞれの用途のための複数のデー

タベースレイアウトのデザイン

「情報の構成(データベース)」をクリックして、

「データベースレイアウトの作成と操作」を選びます。

「アクセント」ウインドウから「壁

紙」を選択する

「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェ

クトの操作」をクリックして、「色やその他の属性

(アクセント)の変更」を選びます。

52 第 3 章

Page 53: AppleWorks startup manual

プラウズモードで書籍管理用の データベースに情報を入力する

「アクセント」ウインドウから、 「壁紙」を選んで作成された 背景パターン

レポートリストを使って 表示された書籍管理一覧

使用例とコンセプト 53

Page 54: AppleWorks startup manual

レターヘッド次のレターヘッドは、ワープロ書類で作成されています。

ヒント: テキストの背景に淡い色の画像を使用するときには、白を塗りつぶしの色として選択し、「色合い」コマンドを何回か適用して、テキストが鮮明に読みやすくなるまで画像の色合いを淡くします。

目的 「ヘルプ」メニューから「 AppleWorksヘルプ」を選択し、次のようにします。

図形のドロー 「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェ

クトの操作」をクリックして、「ドローによるオブ

ジェクトの作成」、「ドローによる図形の作成」の順に

選びます。

ペイントフレームやテキストフレー

ムの追加

「種類が異なる内容を 1つの書類に統合(フレーム)」をクリックして、「フレームの作成」を選びます。

クリップアートの追加 「高度な使い方」をクリックして、「クリップ集の使い

方」を選びます。

画像の色合い調整 「ペイントによる画像の作成および画像の操作」をク

リックして、「ペイントした画像の外観の変更」、「ペ

イントした画像の色合いの調節」の順に選びます。

オブジェクトのサイズ変更 「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェク

トの操作」をクリックして、「オブジェクトの操作と配

置」、「オブジェクトのサイズ変更」の順に選びます。

オブジェクトを文書の背面に移動 「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェク

トの操作」をクリックして、「オブジェクトの操作と配

置」、「オブジェクトの前後移動」の順に選びます。

行間の変更 「テキストの操作(ワープロ)」をクリックして、「段

落の書式設定」、「行間隔と段落間隔の変更」の順に選

びます。

書類をテンプレートとして保存 「高度な使い方」をクリックして、「テンプレートの使

い方」、「独自テンプレートの作成」の順に選びます。

54 第 3 章

Page 55: AppleWorks startup manual

Annos undeviginti natus exercitum privato consilio et privata

impensa comparavi, per quem rem publicam a dominatione

factionis oppressam in libertatem vindicavi. [Ob quae] senatus

decretis honorificis in ordinem suum me adlegit, C. Pansa et A.

Hirtio consulibus, consularem locum sententiae dicendae tribuens, et

imperium mihi dedit. Res publica ne quid detrimenti caperet, me

propraetore simul cum consulibus providere iussit. Populus autem

eodem anno me consulem, cum cos. uterque bello cecidisset, et

triumvirum rei publicae constituendae creavit.

Qui parentem meum trucidaverunt, eos in exilium expuli iudiciis

legitimis ultus eorum facinus, et postea bellum inferentis rei

publicae vici bis acie.

Bella terra et mari civilia externaque toto in orbe terrarum saepe

gessi, victorque omnibus veniam petentibus civibus peperci.

Externas gentes, quibus tuto ignosci potuit, conservare quam

excidere malui. Millia civium Romanorum sub sacramento meo

fuerunt circiter quingenta. Ex quibus deduxi in colonias aut remisi in

municipia sua stipendis emeritis millia aliquanto plura quam

trecenta, et iis omnibus agros adsignavi aut pecuniam pro praemiis

militiae dedi. Naves cepi sescentas praeter eas, si quae minores

quam triremes fuerunt.

Sincerely,

Judy Smith

Judy Smith

1425 Sunshine Way

Anytown, USA 95595

tel: 555-555-2355

fax: 555-555-2345

February 23, 2000�

��Mrs. Kathy Jones�

2454 Mardell Way�

Smithsville, TN 56784�

��Dear Mrs. Jones:

1425 Sunshine WayAnytown, USA 95595

tel: 555-555-2355 fax: 555-555-2345

Annos undeviginti natus exercitum privato consilio et privata impensa comparavi, per quem rem publicam a dominatione factionis oppressam in libertatem vindicavi. [Ob quae] senatus decretis honorificis in ordinem suum me adlegit, C. Pansa et A. Hirtio consulibus, consularem locum sententiae dicendae tribuens, et imperium mihi dedit. Res publica ne quid detrimenti caperet, me propraetore simul cum consulibus providere iussit. Populus autem eodem anno me consulem, cum cos. uterque bello cecidisset, et triumvirum rei publicaeconstituendae creavit.

Qui parentem meum trucidaverunt, eos in exilium expuli iudiciis legitimis ultus eorum facinus, et postea bellum inferentis rei publicae vici bis acie.

Bella terra et mari civilia externaque toto in orbe terrarum saepe gessi, victorque omnibus veniam petentibus civibus peperci. Externas gentes, quibus tuto ignosci potuit, conservare quam excidere malui. Millia civium Romanorum sub sacramento meo fuerunt circiterquingenta. Ex quibus deduxi in colonias aut remisi in municipia sua stipendis emeritis millia aliquanto plura quam trecenta, et iis omnibus agros adsignavi aut pecuniam pro praemiis militiae dedi. Naves cepi sescentas praeter eas, si quae minores quam triremesfuerunt.

Sincerely,

Bobby LaPierre

BBBB OOOO BBBB BBBB YYYY ’�’�’�’� SSSS

c a t e r i n gs e r v i c e

February 23, 2000��Mrs. Kathy Jones�2454 Mardell Way�Smithsville, TN 56784��Dear Mrs. Jones:

1425 Sunshine Way Anytown, USA 95595 tel: 555-555-2355 fax: 515-555-2345

retr

o h

air

salo

n

Annos undeviginti natus exercitum privato consilio et privata impensa comparavi, per

quem rem publicam a dominatione factionis oppressam in libertatem vindicavi. [Ob

quae] senatus decretis honorificis in ordinem suum me adlegit, C. Pansa et A. Hirtio

consulibus, consularem locum sententiae dicendae tribuens, et imperium mihi dedit.

Res publica ne quid detrimenti caperet, me propraetore simul cum consulibus providere

iussit. Populus autem eodem anno me consulem, cum cos. uterque bello cecidisset, et

triumvirum rei publicae constituendae creavit. Qui parentem meum trucidaverunt, eos in exilium expuli iudiciis legitimis ultus eorum

facinus, et postea bellum inferentis rei publicae vici bis acie.

Bella terra et mari civilia externaque toto in orbe terrarum saepe gessi, victorque

omnibus veniam petentibus civibus peperci. Externas gentes, quibus tuto ignosci potuit,

conservare quam excidere malui. Millia civium Romanorum sub sacramento meo

fuerunt circiter quingenta. Ex quibus deduxi in colonias aut remisi in municipia sua

stipendis emeritis millia aliquanto plura quam trecenta, et iis omnibus agros adsignavi

aut pecuniam pro praemiis militiae dedi. Naves cepi sescentas praeter eas, si quae

minores quam triremes fuerunt. Sincerely,

Bobby LaPierre

February 23, 2000��

Mrs. Kathy Jones�2454 Mardell Way�Smithsville, TN 56784��

Dear Mrs. Jones:

ロゴを作成するために テキストと組み合わせて 描かれたオブジェクト

色合い調整と拡大縮小が 行われたクリップアートを 使用したペイントフレーム 内に作成された背景

任意に設定された行間隔

任意のテンプレートとして 保存された書類

使用例とコンセプト 55

Page 56: AppleWorks startup manual

Cooking Recipe次の Cooking Recipe は、データベース書類で作成されています。それぞれのレイアウトは、異なる 2 つの書類のように見えますが、 1つの Cooking Recipe 用データベースから作成されています。

目的 ヘルプメニューの AppleWorksヘルプを選択して行う作業

異なるデータベースモードを使用し

ての作成および作業

「情報の構成(データベース)」をクリックして、

「データベースについて」を選びます。

それぞれの用途のための複数のデー

タベースレイアウトのデザイン

「情報の構成(データベース)」をクリックして、

「データベースレイアウトの作成と操作」を選びます。

クリップアートの追加 「高度な使い方」をクリックして、「クリップ集の使い

方」を選びます。

56 第 3 章

Page 57: AppleWorks startup manual

レポートリストを 使って表示された Cooking Recipe一覧

クリップアート

ブラウズモードで Cooking Recipe用の データベースに 情報を入力する

使用例とコンセプト 57

Page 58: AppleWorks startup manual

社会人のためのスクール(プレゼンテーション)次の社会人のためのスクールは、「プレゼンテーションコントロール」を使ってドロー書類で作成されています。プレゼンテーション書類は、コンピュータでスライドショーとして表示することや、透明の OHP シートにプリントしてオーバーヘッド・プロジェクタを使ったスライド表示をすることができます。

目的 ヘルプメニューの AppleWorksヘルプを選択して行う作業

プレゼンテーション書類の基本的な

作成方法

「プレゼンテーションの作成」をクリックして、「プレ

ゼンテーションについて」を選びます。

正確な曲線を使った図形を描くため

のベジェツールの使用

「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェ

クトの操作」をクリックして、「ドローによるオブ

ジェクトの作成」、「ドローによる直線、弧、および曲

線の作成」の順に選びます。

「スライドショーのオプション」の

設定

「プレゼンテーションの作成」をクリックして、「スラ

イドショーのオプションの設定」を選びます。

58 第 3 章

Page 59: AppleWorks startup manual

スライドとして作成された プレゼンテーション書類

ドローツールで作成された 線および円

テキストフレーム

使用例とコンセプト 59

Page 60: AppleWorks startup manual

ポスター次のポスターは、ドロー書類で作成されています。

ヒント: お使いのプリンタが対応しているサイズよりも大きい書類を印刷する場合は、ポスターを連続したページに印刷してから、印刷した各ページを貼り合わせます。不都合な場所にページ区切りを入れないようにデザインするには、「ページビュー」を表示して、ページ区切りの位置を確認します。「ウインドウ」メニューの「ページビュー」を選びます。

目的 「ヘルプ」メニューから「 AppleWorksヘルプ」を選択し、次のようにします。

正確な曲線を使った図形を描くため

にベジェツールを使用

「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェ

クトの操作」をクリックして、「ドローによるオブ

ジェクトの作成」、「ドローによる直線、弧、および曲

線の作成」の順に選びます。

ページを縦方向および横方向に追加 「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェ

クトの操作」をクリックして、「ドロー書類の書式設

定」、「ドロー書類へのページの追加と削除」の順に選

びます。

クリップアートの追加 「高度な使い方」をクリックして、「クリップ集の使い

方」を選びます。

テキストの回転 「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェ

クトの操作」をクリックして、「オブジェクトの操作

と配置」、「オブジェクトの回転」の順に選びます。

「ツール」ウインドウによるテキス

トやオブジェクトの色の変更とオブ

ジェクトの境界線(輪郭)の太さの

調整

「ドローによるオブジェクトの作成、およびオブジェ

クトの操作」をクリックして、「色やその他の属性の

変更」をクリックします。

60 第 3 章

Page 61: AppleWorks startup manual

B O O K

F A I R

S P R I N G 2 0 0 0

A P R I L 2 3

Neal Dow Elementary School

In the Sutter Gymnasium

Kids

, Par

ents,

and

Teac

hers

Wel

com

e! All Day From

8:30 A.M

.–5:30 P.M.

Rerum gestarum divi Augusti, quibus orbem terrarum imperio populi Romani subiecit, et impensarum quas in rem publicam populumque Romanum fecit, incisarum in duabus aheneis pilis,

quae sunt Romae positae, exemplar subiectum.

回転された (テキスト) オブジェクト

ベジェドロー ツールで作成 された曲線

クリップ アート

ポスターの大きさにするために追加されたページ

線を太くした 円の枠

使用例とコンセプト 61

Page 62: AppleWorks startup manual