特定非営利活動法人新発田市手をつなぐ育成会 - 身...

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(1) 第39号 新発田市手をつなぐ育成会 会報 平成28年3月31日発行 稿28 調28 第39号 発 行 NPO法人新発田市手をつなぐ育成会 新発田市五十公野 4970 2 老人福祉センター金蘭荘 内 TEL 0254 28 8670 FAX 0254 28 8671 E-mail : [email protected] 育成会は知的障害児・者の親の会です。

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Page 1: 特定非営利活動法人新発田市手をつなぐ育成会 - 身 …ikushiba.sunnyday.jp/kaihou39.pdf平成28年3月31日発行 新発田市をな育成会 会 第39号(2)

(1) 第39号 新発田市手をつなぐ育成会 会報 平成28年3月31日発行

 「育成会だより」への寄稿

にあたり、はじめに「新発田

市手をつなぐ育成会」の皆様

の日頃の取り組みに、敬意を

表しますと共に、当市の福祉

行政にご理解・ご協力を賜り

心からお礼申し上げます。

 平成28年は、複数年にわた

り取り組んできた市庁舎や

新発田駅前複合施設といった

大規模な建設事業が完成する

年であり、皆様もどのような

施設ができあがるのか、期待

を寄せていただいていること

と思います。7月にオープン

予定の新発田駅前複合施設

は、未来のこども達に引き継

ぐ「まちの顔」として誰から

も愛される施設を目指してお

り、来年1月からご利用いた

だけるよう準備を進めている

新庁舎は、新発田の歴史的な

まちなみと調和し、周辺商店

街との連携により中心市街地

の核となる庁舎を目指してお

ります。新庁舎は、単に行政

手続きだけで訪れる場所では

なく、イベントや休憩などで

も利用していただける「身近

な庁舎」として、まちなかの

にぎわいを創出していきたい

と考えておりますので、駅前

複合施設とともに皆様から頻

繁にご利用いただき、親しみ

を感じていただけるようお願

い申し上げます。

 さて、手をつなぐ育成会の

皆様は、知的障がいを持つ子

どもの親の会として様々な取

組みを行ってこられましたが、

障がいを持つ子どもの親御さ

んからは、自らに何かあった

場合や自らが高齢になった後

における子どもの支援につい

て、不安の声が聴かれるよう

になっており、皆様も少なか

らず、同じ不安を抱いておら

れることと思います。市では、

平成28年度から成年後見制度

の充実に向けた取り組みを行

い、成年後見制度が容易に利

用できる環境を整備し、皆様

の不安が少しでも軽減される

よう努めて参りたいと考えて

おります。

 また、この4月からは、障

害者差別解消法が施行されま

す。法律においては、差別的

な取り扱いの禁止はもちろん、

行政には「合理的配慮」の提

供についても義務化されるこ

とから、市においては、これ

まで以上に皆様からご意見等

を賜り、共生社会の実現に向

け取り組みを進めて参りたい

と考えておりますのでご協力

くださるようお願いします。

 結びに、「新発田市手をつ

なぐ育成会」の会員の皆様・

地域・関係機関・行政の繋が

りが更に強められ、引き続き

積極的な事業展開が継続され

ますことをご期待申し上げま

して、あいさつとさせていた

だきます。

第39号発 行

NPO法人新発田市手をつなぐ育成会新発田市五十公野4970 −2老人福祉センター金蘭荘 内TE L 0254 ー 28 ー 8670FAX 0254 ー 28 ー 8671

E-mail : [email protected]育成会は知的障害児・者の親の会です。

 

身近な庁舎を目指して

     

新発田市長 二階堂  馨

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 第39号(2)新発田市手をつなぐ育成会 会報平成28年3月31日発行

 震災から5年の節目を迎え

ました。この5年を振り返っ

ても、日本や世界の各地で大

規模な自然災害が起きていま

す。そのたびに被災された

方たち、特に障がいのある方

たちの暮らしに思いを寄せて

おります。毎年東北三県の手

をつなぐ育成会より仲間たち

の写真やお手紙が届きますが、

それらを拝見し、地域で手を

つなぎ支え合うことの大切さ

を感じております。力強く生

きてこられた皆様に改めて心

からの敬意を表します。

 今年四月より「障害者差別

解消法」が施行されます。差

別的取扱いの禁止と合理的配

慮の提供が求められています

が、社会的障壁を取り除くた

めには、我々当事者が積極的

に困ったこと、気付いたこと

を発信していかなければなり

ません。そのためには、相談

機能の充実は不可欠です。新

発田市におかれましては是非

「基幹相談支援センター」と、

課題を協議し解決につなげる

ための「地域協議会」の早期

設置をお願い致します。

 また、新発田市において障

がい者の生活を地域全体で

支える機能「地域生活支援拠

点」の整備に向け仕組みづく

りが始まっています。国から

は、この拠点に対し「相談」「体

験の機会・場」「緊急時の受

入れ・対応」「専門性」「体制

づくり」といった機能が求め

られています。地域の各事業

所が今より少しずつ力をつけ、

どんなに重い障がいがあって

も親元から自立して生活でき

る体制を作って頂きたいと思

います。手をつなぐ育成会と

して永年にわたり親亡き後の

問題提起を継続してきた成果

が、制度としてようやく形に

なってきたかなと感じていま

す。機能を十分発揮し、地域

の実情に応じたより良い拠点

にするためには、今後も私た

ちの声が重要です。障がい者

が暮らしやすい社会は誰もが

暮らしやすい社会です。この

施策をまちづくりの一環とと

らえ、新発田独自の自慢でき

る拠点づくりに参画し、私た

ちが胸を張れるふるさと新発

田を目指しましょう。

 さて、この一年もスマイル

の会員達が活躍してくれまし

た。永年続けている赤い羽根

共同募金の街頭募金活動に対

し、中央共同募金会様より会

長賞を頂きました。また佐藤

隆之さんが新潟県障害者施策

推進協議会に委員として任命

されました。そしてスペシャ

ルオリンピックス新潟大会閉

会式においてよさこいクラブ

煌がアトラクション参加を致

しました。他にも様々な活動

を通し、自立と社会参加、地

域貢献を実現し障がい者の理

解啓発にも大いに役立ってく

れました。ご協力ご理解を頂

きました行政や地域の皆様に

は心より感謝を申し上げます。

また、嬉しかったことは、行

事に参加するお父さんやご兄

弟の姿が見られたことです。

これからは男性の出番が増え

るますます活気のある活動を

増やしてまいりたいと思いま

す。オヤジ、アニキ、弟たち、

参加を待っています。

 育成会の活動をもっと多くの方々に知っていただくために、特別支援

学級のある、市内の小中学校にご案内を出しました。講師には、のぞみ

の家福祉会理事長で健民少年団指導者や赤十字代議員としてご活躍の齋

藤敏郎氏、新潟県障害者スポーツ協会理事の丸田徹氏をお招きしました。

野外でのびのびと

    

活躍する機会を

 のぞみの家福祉会理事長

 齋藤 敏郎

 新発田市手をつなぐ育成会

の皆様、今回会報に一文を掲

載する機会を与えて頂き感謝

申し上げます。

 昨年新潟県少年自然の家で

合宿を開催出来た事を大変喜

ばしく思い、また遣り甲斐を

感じた行事となりました。

 恒例だった五頭少年自然の

家の活動から数年経ち、ま

た乙の利用も初との事で多少

の不安もありましたが、自然

の家職員の理解と支援もあり、

無事成功したものと思います。

 グランドゴルフではルール

を守りながら競技を楽しみ、

「もっとコースを回りたい!」

と元気な感想が聞けました。

 今後も野外でのびのびと楽

しめる時間が会員の皆さんに

は必要ではないかと強く感じ、

機会提供を積極的に行えたら

良いと考えています。

 キャンドルファイヤーでは

皆さんが協力して様々な役を

演じてくれました。念願の火

の女神様になった会員さん始

め、火の守りや火の子役の体

験は良き想い出になった事と

思います。キャンドルの大き

なサークルはとても綺麗でし

たね。

 「火はきんちょうしたー、

出来てほっとしたよ」との思

いは大切な気持ちだと考えま

す。

 乙宝寺への自然散策や見学

でも皆さんの活躍がありまし

た。砂地の細いやぶの中や階

段があるコースを協力しなが

ら歩きました。車いすを押し

たり、持ち上げたり、「ここ

に木の根があるよ注意して」

と心遣いを友人同士で見せた

り、みんな素晴らしいなと感

心しました。

 あっと言う間の1泊2日で

したが、準備に奔走した事務

局時津様、お疲れさまでした。

 これからも参加者も楽しく、

主催者もストレスとならない、

のんびりとした野外でのレク

リェーションを行いましょう。

 今年は旧赤谷小学校跡地に

念願の野外活動宿泊施設が完

成します。是非利用を計画し

てみてください。出来る限り

の応援をさせて頂きます。

当事者が積極的に発信を

新発田市手をつなぐ育成会     

理事長 籠島 由美子

レクリエーション合宿

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(3) 第39号 新発田市手をつなぐ育成会 会報 平成28年3月31日発行

楽しかった合宿

小林 優太

 一番印象に残っているのは、

キャンドルサービスで衛兵役

をやった事です。最初は緊張

したけど、ローソクに火がつ

いてとてもキレイでした。

 大変だったのは、寝具を敷

く時に手間取った事です。み

んなで協力しながら寝具を敷

く事ができてよかったです。

 この楽しかった合宿は私に

とってとても良い体験になり

ました。

キャンプは、楽しい

 阿部 友亮

 ピンク色の風せんボールが

ぼくの目の前を行ったり来た

りした。ぼくも手を出し打ち

返すことができた。決まった

時は、チームメイトとよろこ

んだ。同点で残念だった。

 外でフライングディスクを

やった。三回も遠くまで投げ

ることができてうれしかった。

 一人で参かできるようにな

りました。来年も又行きたい

です。

合宿ボランティア初参加

 ボランティア 伊東 智史

 胎内少年自然の家で一泊二

日の合宿にボランティアとし

て初参加させていただきまし

た。初参加という事で緊張し

ていましたが、参加者のみん

なは少し緊張しているようで

したが、それ以上に楽しみな

のでしょう、期待で目を輝か

せているように感じました。

 外でのレクリエーションで

は、グランドゴルフを行いま

した。不器用な方も上手な方

もみんな一緒に楽しむことが

できました。外でのスポーツ

は気持ちが良いですね。

 夜はロウソクの火でキャン

ドルサービス。みんなでゲー

ムや歌を歌って盛り上がりま

した。

 合宿ではみんなと一緒に、

ご飯を食べ・レクリエーショ

ンを楽しみ・一緒に寝るとい

う事を初めて体験させていた

だきました。ちょっとしたト

ラブルもありましたが、本当

に良い経験をしました。次回

もぜひ参加したいです。

合宿に参加して

保護者 湯田 美由紀

 長男、初参加!!

 母と2人のお泊りも初めて

で良い経験になるのではと申

し込みました。

 今回は大きいお兄さん、お

姉さんばかりで最初は不安

そうでしたが徐々に慣れ、彼

なりに楽しんでいました。昼

間は活動などをお兄さんに助

けてもらいながら参加したり、

大好きなご飯の時間などで気

が紛れていましたが夜になり

外が暗くなると〝おうちかえ

る〟と玄関に座りこんで泣き

始め、泊りは諦めようかと心

折れかけた時、部屋に駆けこ

み、布団にもぐりそのまま泣

き疲れて寝てしまいました。

彼なりに一生懸命状況を理解

し、耐えたんだとその姿は本

当に立派でした。

 次の日は夜の事が嘘の様に

元気に挨拶でき、1つお兄さ

んになった瞬間が見れて本当

に参加して良かったと思いま

した。

 この合宿で支えて下さった

皆様、大変お世話になりまし

た。またこの様な活動があり

ましたら参加させてもらえれ

ばと思います。

 ありがとうございました。

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 第39号(4)新発田市手をつなぐ育成会 会報平成28年3月31日発行

有能な知的障がい者の

  就労現場を知るつどい

事務局 時津 聖子

 平成28年2月20日、生涯学

習センター多目的ホールで、

「有能な知的障がい者の就労

現場を知るつどい」を開催し

ました。このつどいは、赤い

羽根共同募金の新発田市支会

様からの助成金によって行い

ました。知的障がいのある人

も、実は一般の方がイメージ

しているよりもずっと、いろ

いろなことが出来るというこ

とを、広く一般の方や企業の

人事担当の方に知っていただ

きたくて開いたつどいでした。

 つどいでは、新発田市手を

つなぐ育成会の会員さんのお

子さんである、大橋香美さん、

皆川真理子さん、水戸部寿さ

んと、その上司の方々に、職

場での様子を直接お話しして

いただき、その後、障がい者

就業・生活支援センターアシ

ストのセンター長・高橋正弘

様に、障がい者雇用について

のポイント解説をしていただ

きました。

 上司の方々のお話から、職

場の雰囲気の良さや、ご本

人さん達が一般の方と変わら

ず職場の戦力となって働いて

いることが伝わってきまし

た。どの上司の方も共通し

て「特別な支援はしていな

い」、「困ったことがあったと

きには、すぐに話し合って解

決している」と話していらっ

しゃって、特別扱いというよ

りは、一般の方が働くときで

も、こういった配慮のある職

場は働きやすい場所であると

いう印象を持ちました。

 アシストの高橋さんのお話

によれば、下越圏域では、障

がい者雇用の義務のある企業

の約7割がすでに障がい者を

雇用しているということで、

この10年間で、県内の知的障

がいのある人の雇用者数も2.5

倍に伸びたということでした。

 一般就労をしている人たち

だけでなく、その他の授産

施設で作業をしている人たち

も、教え方によって、見た目

のイメージよりもずっと立派

な仕事ができるということを、

ぜひ多くの人に知ってもらい、

知的障がいのある人への敬意

の気持ちを持ってくれる人が

増えてほしいと思います。

 ただ残念なことに「広報し

ばた」に周知のためのお知ら

せを載せていただいたり商工

会議所を通じて企業の方々に

お知らせを出していただいた

りもしたのですが、一般の方

の参加はたいへん少ないもの

となりました。なかなか知的

障がい者に対して関心を持っ

てもらうこと自体が難しいこ

とであることを痛感しました。

 それでも今後も諦めず、知

的障がい者への理解ある社会

になってくれることを目指し

て、育成会活動を続けていか

なければと考えます。

佐渡キャンプ

佐藤 祐一

 9月5日、6日に1泊2日

の佐渡キャンプに行きました。

9時位のカーフェリーに乗っ

て、2時間ぐらいで佐渡に着

きました。昼食は、カキや、

ブリや、カニ汁など、いろい

ろ食べました。そしてサンラ

イズ城ヶ浜に着きました。と

ころが海水温が冷たすぎて海

水浴ができなくなったこと

が残念でした。そのため太

鼓体験をしました。それか

ら、次は、カラオケ大会を

しました。僕は「時代」を

歌いました。みんなに、「歌

が上手」とほめられました。

その後は、懇親会をしまし

た。夕食は、またカニがで

ました。もちろんサザエも

ありました。いろいろなご

ちそうがでました。おいし

かったです。その後は、再

びカラオケをしました。そ

の時は、僕は、みんなの前

で「時代」を歌いました。

そしたら、みんなに「上手」

だとほめられました。僕は、

この歌は、自分の想いを

こめて歌いました。この中に

は、「心にしみた。」という人

もいました。とても良かった

です。2日目は、トキの森公

園に行きました。トキを見ま

した。次は、両津港に行って

お土産を買ってジェットフォ

イルに乗って、無事新潟港に

着きました。ちょっと残念な

事もあったが楽しかったです。

また行きたいです。

研修会報告

 下越地区市町村手をつなぐ育成会

        連絡協議会主催研修会

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(5) 第39号 新発田市手をつなぐ育成会 会報 平成28年3月31日発行

ハローハロー

 児童発達支援管理責任者

藤田 恵美子

 ハローハローが始動して、

丸四年が過ぎようとしていま

す。

 有意義な放課後にするには、

どうするか?また、個々の支

援をどのようにするか?次々

と課題があります。

 〝学校で頑張っているので、

のんびり過ごしてほしい〟と

いう保護者の思いを受けると

迷うこともたくさんあります。

でも、楽しそうに過ごしてい

る子ども達の笑顔を見ると、

ささやかでも、満足のいく支

援をしていきたいと思います。

ハローハロー

地域活動支援センター事業

放課後等デイサービス事業

ハローハローでの活動

坂田 マミ

 ハローハローでは刺し子や

クロスステッチ、ジグゾーパ

ズル、大人のぬり絵などをし

ています。

 ハローハローで楽しいこと

は、職員の人たちとのおしゃ

べりです。それからイオンの

フードコートでドーナツを食

べたのが楽しかったです。家

とは違う場所で、自分を理解

してくれる人たちがいること

がうれしいです。

 これからも、刺繍などいろ

いろな手芸をしたり、イオン

やお祭りなど、一人ではなか

なか行くのが難しいにぎやか

な所にハローハローの人たち

と行きたいです。

ハローハローで働いて

指導員 石井 真理

 夏休みの活動のお手伝いか

ら参加させていただき、現在

は放課後の指導員として勤め

させていただいています。

 利用者の皆さんに寄り添い

一緒に活動することで、私自

身が癒される毎日です。

 ハローハローの支援室が、

常に安心して過ごせる場所で

あることを願いますが、時に

大きな声が出たり、物を投げ

たりとパニックを起こしたり、

気持ちを伝えられずに動かな

くなってしまう場面もありま

す。そんな時は、どう支援し

たらいいのか、どうすべき

だったのか考えさせられます。

 利用者さんの特性を理解し

て、一人ひとりの状態に配慮

しながら、適切な支援をして

いきたいと思います。

 よろしくお願い致します。

運動会

ハロウィーン

ふくらむアートふわっとにいがたフェスティバルに出品

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 第39号(6)新発田市手をつなぐ育成会 会報平成28年3月31日発行

全国表彰に参加して

会長 皆川 美穂

 スマイル発足以前より地域

貢献を目的に続けている赤

い羽根共同募金も10年がすぎ

ました。去年11月20日、継続

の力が報われ東京日比谷公会

堂にて全国表彰を頂きまし

た。受賞者の方は多年に渡り

福祉に尽力された方々に囲ま

れ、その中に新発田市スマイ

ルです。「継続は力なり」と

言いますが、いつかは誰かが

認め、それが形になって自分

の物になると言う事を改めて

感じ、喜びでいっぱいでした。

また街頭に立つ際は大勢の方

にご協力していただき感謝し、

今後も生まれ育った新発田市

で啓発貢献していきたいと思

います。表彰式に参加させて

いただきとてもよい経験とな

りました。有難うございまし

た。

みんなで暮らせる地域づくり

   

フォーラムに参加して

   副会長 佐藤 隆之

 障害者差別解消法の講演を

聞いて、制度の話だからむず

かしくて何もわからないまま

終わってしまうのではないか

と思っていましたが、聞いて

みると話の内容が聞きやすく

てわかりやすいと感じました。

 少しでも制度のことを知る

ことができて聞きに行って良

かったと思います。

楽しい調理実習

阿部 友亮

 ぼくは、包丁はつかえませ

んが、ピューラーでじゃがい

もの皮をむくことができまし

た。ゆでたイモと鮭をあえて、

おいしく食べました。同じ班

の人たちと協力して準備や片

づけができました。楽しかっ

たです。またやりたいです。

「うまいもん横丁」の

 

チラシ配りに参加して

本間 隆之

 コモタウンでの今年のスマ

イルの活動は、赤い羽根の街

頭募金についで2回目でした。

 今回の活動は、市の観光協

会主催の「うまいもん横丁」

のチラシ配りでした。県内外

から来るお客さんに配っては、

道案内も同時にできて、市民

のためになる仕事を上手くこ

なせました。

 来年もまた挑戦したり、新

しいことにも挑戦してみたい

と思います。

カラオケ三昧に参加して

大塚 一訓

 七月十二日に、カラオケ

三昧に出て、とて

も楽しかったです。

家では、年に三回

か四回しか行けな

いので、また企か

くしてもらえたら

行ってみたいと思

います。今度は、

もっといっぱいう

たってみたいです。

今年度のスマイル活動

     

テーマと感想

副会長 来島 秀夫

 スマイルの27年度のテーマ

は「仲間とであい、広げよう

友達の和」でした。これまで

自立や支えあいなどをテーマ

にしてきました。今年度は協

力、交流をテーマにしました。

僕が思ったことは、スマイル

の行事で新しく会員になられ

た皆さんと、長い間いる会員

の皆さんと、すぐ仲良くなり、

お互いの気持ちが解りあう仲

間になれたことです。困って

いる人がいたら駆けより、そ

ばにいてくれることです。そ

れで仲間ができていくんだと

感じました。これからも仲間

が増えて、いろんな行事に参

加して頂けたらいいなと思っ

ています。

スマイル

本人

の会

調理実習

共同募金全国表彰

新年会もちつき

新年会

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(7) 第39号 新発田市手をつなぐ育成会 会報 平成28年3月31日発行

絵手紙クラブバーベキュー

佐藤 穂高

 絵手紙のバーベキュー楽し

かったです。いっぱい食べ

させてもらってありがとうご

ざいました。次は一泊二日の

キャンプをやりたいです。絵

手紙のメンバーで五頭自然教

室に行って泊まったりカレー

を作ってキャンプファイヤー

もやりたいです。川で魚も釣

りたいです。

スペシャルオリンピックス

閉会式に参加して

 常木 大輔

 僕は、2月14日の日曜日に

朱鷺メッセで、スペシャルオ

リンピックス2016新潟の

閉会式が、行われました。イ

ベントでよさこいチーム「煌」

が出場しました。踊った曲は

綺麗星「手と手をつないで」

桜咲く頃あやめ咲く頃の2曲

踊りました。全国各地から大

勢の選手やボラン

ティアのみなさん他

の前で踊り緊張しま

した。会場が、盛り

上がりたくさんの拍

手をいただき、うれ

しかったです。ま

た機会が、あったら

踊ってみたいと思い

ます。貴重な体験を

させていただきあり

がとうございました。

住吉敬老会にさんかして

佐藤 直人

 ぼくはたいこクラブで敬老

会にさんかしました。広い体

育かんがいっぱいで少しきん

ちょうしたけれどうまくたた

くことができました。おわっ

たら、はくしゅをいっぱいし

てもらいました。「よかった

よ」と係の人にいってもらっ

たのでまたがんばりたいと思

います。

クリスマスパーティーと妹

兄 髙澤 将弥

 クリスマスパーティーには、

毎回家族四人で参加させて頂

いています。育成会の会員と

なってから、早くも三回目の

参加となりました。

 育成会に入会する以前の妹

は学校以外での楽しみは皆無

で、これといった趣味もなく、

「何か楽しみが作れないか」

と家族でよく話し合っていま

した。それが今では、週に一

度のよさこいを楽しみ、たま

に開催される料理教室に参加

したりと、楽しく過ごさせて

いただいています。中でもク

リスマスパーティーは普段交

流のない方々との出会いやよ

さこいの発表、そしてごちそ

うなどが、妹にとって一年間

で一番楽しみにしているイベ

ントとなっています。

 育成会で妹達のためにご尽

力下さっている皆様、ハロー

ハローの皆様、よさこいを主

催して下さっている皆様、こ

の場をお借りして感謝の気

持ちを申し上げます。ありが

とうございます。今年も家族

で参加するクリスマスパー

ティーを楽しみにしています。

クラブ活動よさこい

太鼓クラブ

絵手紙クラブ

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 第39号(8)新発田市手をつなぐ育成会 会報平成28年3月31日発行

 はじめに、ご寄稿くださいま

した新発田市長・二階堂馨様に

心より御礼申し上げます。

 さて、平成27年度は、新潟県

共同募金会新発田支部様より、

新発田市手をつなぐ育成会とス

マイルに各15万円ずつ助成金を

頂くことができました。多額の

助成金を有効に活用することが、

27年度の大きな目標の一つとな

りました。

 まずはレクリエーション合宿

やヨガ体験を企画し、市内の幼

稚園、小中学校に案内を出して

参加者を募りました。続いて「就

労現場を知るつどい」を企画し、

商工会議所の会員の皆様に、知

的障がい者が有能な働き手にな

れるということを知ってもらう

機会を設けさせて頂きました。

 28年度は助成金も4割以上少

なくなる予定です。助成金を頂

戴するにも、新規の企画を立て

て申請しなければ、マンネリ化

防止のために減額が行われます。

活動を潤沢な予算で続けていく

ためには、常に新しいことを実

行していく会であることが求め

られます。

編集委員

宮野 

明子・川上 

栄子

木滑加矢子・稲岡 

千洋

時津 

聖子

編集後記

祝 新成人

新発田市様より� 37,000円

新潟県共同募金会新発田市支会様より� 150,000円

同 スマイルへ� 150,000円

新潟県共同募金会様より

  ハローハロー地域活動支援事業へ� 150,000円

新潟県地域福祉基金運用益活用事業� 141,000円

ハンズ知的障害児者生活サポート協会

     支部研修会等開催支援事業� 50,000円

     ボランティア活動支援事業� 20,000円

平成27年度

育成会活動報告

平成27年度スマイル活動報告

テーマ「仲間とであい、

    

広げよう友だちの和」

5月17日 定期総会(カルチャーセンター) 46名(委任状44名)7月11日 手をつなぐ育成会県大会(新潟ユニゾンプラザ) 20名8月 1日 緑風園納涼祭 太鼓倶楽部・よさこい「煌」出演8月27日 新発田祭り 太鼓倶楽部・よさこい「煌」出演9月5~6日 佐渡キャンプ(佐渡市) 4名9月14日 手芸講習会(金蘭荘) 12名9月26~27日 レクリエーション合宿(新潟県少年自然の家) 57名10月11日 ガス展(コモタウン) よさこい「煌」出演 12月 5日 ボランティアフェスティバル参加(カルチャーセンター)12月12日 ヨガ体験(サンビレッジしばた) 12名12月20日 クリスマス会(月岡温泉冠月) 133名

〈平成28年〉2月 5日 懇親会(金子屋別館) 61名2月20日 「有能な知的障がい者の就労現場を知るつどい」

(生涯学習センター) 45名3月27日 卒業を祝う会(金蘭荘) 27名上記の他、理事会(総合企画部会)3回、役員会1回開催クラブ活動 太鼓倶楽部(月1回)・よさこい(月4回)      絵手紙(月1回)・コーラス(月2回)

カレンダー売上金の収益は被災地の仲間たちに届けられました。今年で最終号となります。

新発田市手をつなぐ育成会絵手紙クラブ

復興支援カレンダー2016

育成会員のお子さんで今年成人を迎えられた皆さんをご紹介します。

助成金

五十嵐 直 樹 さん (のぞみ工房)木 滑 智 紀 さん (渡辺パイプ)高 山   怜 さん (虹の家)竹 前 直 也 さん (ウオロク)皆 川 ちひろ さん (のぞみ工房)八百板 佑太朗 さん (希望の家)八百板 佳太郎 さん (希望の家)

新成人を祝う会(スマイル主催)にて

5月10日㈰ 定期総会と話し合い(地域交流センター)5月31日㈰ 新発田市しおかぜウォーク(藤塚浜)7月19日㈰ みんなで唄おう!カラオケざんまい♪(地域交流センター)9月26・27日(土・日) レクリエーション合宿(新潟県少年自然の家)10月 3日㈯ 赤い羽根共同募金街頭募金(コモタウン)11月29日㈰ 料理教室(地域交流センター)

〈平成28年〉1月31日㈰ 合同新年会(地域交流センター)3月20日㈰ 新成人を祝う会2016(月岡温泉冠月)その他 毎月1回定例役員会議