金融市場ウィークリー · 2019. 1. 25. ·...

12
2019 1 25 日号 [目次]マーケット時流潮流・来週の予想 ······················· 1 Ⅰ.経済・金融市場動向 ·····························2 金融市場レビュー ····································· 2 今週のチャート ······································· 3 Ⅱ.参考資料 ·······································5 今週・来週の主要経済指標 ····························· 5 月次・四半期のスケジュール ··························· 7 今週の金融市場の動き ································ 10 最新リポート一覧 ···································· 11 金融市場ウィークリー

Upload: others

Post on 23-Aug-2020

0 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: 金融市場ウィークリー · 2019. 1. 25. · 経済の最前線に立つ経営者からは警鐘が相次いで鳴らされている。中国IT大手、百度(バイドゥ)

2019 年 1 月 25日号

✣[目次]✣

マーケット時流潮流・来週の予想 ······················· 1

Ⅰ.経済・金融市場動向 ····························· 2

金融市場レビュー ····································· 2

今週のチャート ······································· 3

Ⅱ.参考資料 ······································· 5

今週・来週の主要経済指標 ····························· 5

月次・四半期のスケジュール ··························· 7

今週の金融市場の動き ································ 10

最新リポート一覧 ···································· 11

金融市場ウィークリー

Page 2: 金融市場ウィークリー · 2019. 1. 25. · 経済の最前線に立つ経営者からは警鐘が相次いで鳴らされている。中国IT大手、百度(バイドゥ)

1 金融市場ウィークリー(2019年 1月 25日号)

〰〰 マーケット時流潮流 〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰

複合不況 調査本部副本部長 長谷川克之

人口約 14 億人。面積約 960 万平方キロ。この巨大な中国経済で今何が起きているのか。今週発表

された昨年 10~12月期の実質GDP成長率は前年比+6.4%に減速した。前期からの低下幅はわずか

0.1%ポイントだが、実際にはマクロ統計では把握できない劇的な変化が起きているに違いない。

経済の最前線に立つ経営者からは警鐘が相次いで鳴らされている。中国IT大手、百度(バイドゥ)

の李彦宏会長の新年メッセージは「Winter is coming(冬の時代が来る)」。日本電産の永守重信会長

も年始の業績修正に際して、中国での販売に「尋常でない変化が起きた」と語っている。加えて、習

国家主席も国内外の環境変化を「深刻で複雑」と表現し、かつてない強い危機感を示している。

世界金融危機後に急膨張した債務の縮減(デレバレッジ)。グローバルな半導体スーパーサイクル

の変調。米中貿易戦争の激化。中国経済は複合的な調整圧力に晒されている。昨秋までは当局がある

程度意図する形でのデレバレッジによる影響が強かったが、足元にかけては半導体要因、米中貿易要

因が顕在化しつつあるように見える。当然、中国当局も手をこまねいているわけではない。昨年末以

降、財政支出拡大や金融緩和などによる景気の梃入れ姿勢を一段と強化している。

経済政策には一般的に 3つのラグがあるとされる。すなわち、政策発動の必要性が認識されるまで

の「認知」ラグ、必要に応じた政策が実施されるまでの「発動」ラグ、そして政策効果が波及するま

での「効果」ラグ、の 3つである。中国はすでに政策「発動」の段階に移りつつあるが、いみじくも

国家主席が語る通り「深刻で複雑な」調整であるだけに、その深度を的確に「認知」することは容易

ではない。また、政府の強いリーダーシップが期待できる中国であっても、景気対策重視路線、構造

改革重視路線など様々な議論がある中で「発動」が遅れることだってあり得る。

冬来りなば春遠からじ、ともいう。3月初旬に米国が対中制裁関税の引き上げを撤回すれば、それ

こそ春めくことも無いわけではないが、李会長が語るように春はまだ遠いと覚悟した方が良さそうだ。

〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰

【 来週の予想 】

USD LIBOR 3カ月(%) 2.750 ~ 2.850

米10年国債(%) 2.60 ~ 2.85

円 TIBOR 3カ月(%) 0.01 ~ 0.07

10年国債(%) -0.10 ~ 0.10

ダウ平均(ドル) 23,900 ~ 25,200

NASDAQ総合指数(ポイント) 6,820 ~ 7,270

日経平均(円) 20,200 ~ 21,400

TOPIX(ポイント) 1,520 ~ 1,620

円/ドル 108.0 ~ 112.0

ドル/ユーロ 1.110 ~ 1.140

円/ユーロ 120.0 ~ 125.0

為 替

項目 予想レンジ

内外金利

内外株式

Page 3: 金融市場ウィークリー · 2019. 1. 25. · 経済の最前線に立つ経営者からは警鐘が相次いで鳴らされている。中国IT大手、百度(バイドゥ)

金融市場ウィークリー(2019年 1月 25日号) 2

Ⅰ.経済・金融市場動向 ~金融市場レビュー~

日米金利

日米株価

為替

(資料)Bloombergより、みずほ総合研究所作成

17,000

18,000

19,000

20,000

21,000

22,000

23,000

24,000

25,000

20,000

21,000

22,000

23,000

24,000

25,000

26,000

27,000

10/26 11/2 11/9 11/16 11/23 11/30 12/7 12/14 12/21 12/28 1/4 1/11 1/18 1/25 (月/日)

(円)(ドル) ダウ平均株価 日経平均株価(右目盛)

・米中貿易協議前進へ

の期待や良好な企業

決算が下支え

▲ 0.05

0.00

0.05

0.10

0.15

2.5

2.6

2.7

2.8

2.9

3.0

3.1

3.2

3.3

10/26 11/2 11/9 11/16 11/23 11/30 12/7 12/14 12/21 12/28 1/4 1/11 1/18 1/25(月/日)

(%)(%) 米10年国債利回り 日10年国債利回り(右目盛)

・米中貿易摩擦や政府機関閉鎖

への不透明感によるリスクオフ

ムードから低下

・円金利は20年債入札

の良好な結果を受け

低下

1.11

1.12

1.13

1.14

1.15

1.16

104

106

108

110

112

114

116

10/26 11/2 11/9 11/16 11/23 11/30 12/7 12/14 12/21 12/28 1/4 1/11 1/18 1/25(月/日)

(ドル/ユーロ)(円/ドル) ドル円 ユーロドル(右目盛)

・ECBドラギ総裁が欧州の景気見通し

に警戒の姿勢を示したことから下落

Page 4: 金融市場ウィークリー · 2019. 1. 25. · 経済の最前線に立つ経営者からは警鐘が相次いで鳴らされている。中国IT大手、百度(バイドゥ)

金融市場ウィークリー(2019年 1月 25日号) 3

~今週の注目チャート~ 【 国内債券利回り 】

日本国債利回りの低下基調が続く

(資料)Bloombergより、みずほ総合研究所作成

【解説】海外金利低下の流れを受け、日本の国債利回りが昨年7月の金融緩和政策修正前の水準以上に低下

している。今週の日銀金融政策決定会合(1/22・23)では金融政策の維持が決定された一方で、あらゆるリ

スクへの警戒感の高まりが示され、展望レポートでは 2019年度の物価見通しも下方修正された。金融機関へ

の副作用等を考慮すると追加緩和の余地も乏しい中、日銀は難しい舵取りが求められている。

【 日経平均株価とダウ平均株価、ドル建て日経平均株価の推移 】

米国株に比べ顕著である日本株の上値の重さの一因はドル安

(資料)Bloombergより 、みずほ総合研究所作成

【解説】日本株の上値の重さが目立つが、ドル建ての日経平均株価のパフォーマンスを見てみると、日経平

均株価に比べ上昇しており、日本株の上値の重い一因にドル安地合いがあることがうかがえる。来週以降、

日本企業の決算発表が本格化し割安感が一部修正され出遅れ回復も期待されるが、米国の金融政策について

引き締めを慎重化するとの見方が台頭する中、ドル安地合いが日本株の上値を抑える展開が当面続きそうだ。

80

90

100

110

18/1 18/2 18/3 18/4 18/5 18/6 18/7 18/8 18/9 18/10 18/11 18/12 19/1

日経平均

ダウ平均

ドル建て日経平均

(2017年末=100)

(年/月)

▲ 0.3

▲ 0.1

0.1

0.3

0.5

0.7

0.9

1.1

1.3

16/1 16/4 16/7 16/10 17/1 17/4 17/7 17/10 18/1 18/4 18/7 18/10 19/1

(%)

(年/月)

7月末 金融政策

柔軟化決定

40年

30年

20年

10年

Page 5: 金融市場ウィークリー · 2019. 1. 25. · 経済の最前線に立つ経営者からは警鐘が相次いで鳴らされている。中国IT大手、百度(バイドゥ)

金融市場ウィークリー(2019年 1月 25日号) 4

【 米国ISM製造業指数・中国製造業PMI 】

貿易摩擦の影響が懸念される米中製造業

(資料)中国国家統計局、米国サプライマネジメント協会より、みずほ総合研究所作成

【解説】金融市場では米中貿易摩擦への懸念が高まる局面でリスクオフ相場に傾く状況が続いている。特に

中国では製造業の業況が弱含み始めており、そうした懸念を高めている。中国は対米貿易黒字の縮小など妥

協案を提示しているが、米国側は昨日ロス商務長官が通商交渉の妥結には程遠いとの見方を示すなど先行き

は不透明だ。足元では米製造業の拡大モメンタムも鈍ってきており、米中通商交渉の行方が注目される。

49.4

54.1

46

48

50

52

54

56

58

60

62

48

49

50

51

52

53

54

55

56

10 11 12 13 14 15 16 17 18 19

(pt)(pt)

(年)

中国製造業PMI

米国ISM製造業指数(右目盛)

【 ユーロドル相場とユーロ圏PMI 】

軟調な経済指標からユーロが弱含み

(資料)Bloombergより、みずほ総合研究所作成

【解説】ユーロ圏景況感指標の下落が続いている。1 月ユーロ圏総合PMI(1/24)は 5 年半ぶりの低水準

を記録した。同日行われたECB政策理事会では、ドラギ総裁が「ユーロ圏の成長へのリスクは下向きに転

じた」と発言するなど、欧州の景気見通しに警戒の姿勢を示している。欧州経済の先行き懸念が燻るなか、

今後も欧州のファンダメンタルズが悪化すれば、下落基調がさらに強まる可能性があり留意が必要だ。

50

55

60

1.05

1.10

1.15

1.20

1.25

1.30

17/03 17/06 17/09 17/12 18/03 18/06 18/09 18/12

(Pt) (ドル/ユーロ)

(年/月)

ユーロドル ユーロ圏PMI(総合・右軸)

Page 6: 金融市場ウィークリー · 2019. 1. 25. · 経済の最前線に立つ経営者からは警鐘が相次いで鳴らされている。中国IT大手、百度(バイドゥ)

金融市場ウィークリー(2019年 1月 25日号) 5

Ⅱ.参考資料 今週の主要経済指標

予想:情報ベンダー(Bloomberg、Reuters等)の取りまとめた予想コンセンサス。米国の経済指標は特に断りのない限り季調値。

Rは改定値。

日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、仏:フランス、中:中国、韓:韓国、印:インド、

尼:インドネシア、泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア

日 付 今回実績 予想

1/18(金) 日 設備稼働率(11月) 106.3 N.A. 105.2

米鉱工業生産指数(12月)設備稼働率(12月)

前月比 +0.3%78.7%

+0.2%78.5%

RR

+0.4%78.6%

90.7 96.8 98.3

1/21(月) 中 鉱工業生産(12月) 前年比 +5.7% +5.3% +5.4%

前年比 +6.4% +6.4% +6.5%

1/22(火) 米 年率 499万件 524万件 R 533万件

1/23(水) 日

貿易統計(12月)

通関収支

輸出輸入

原数値前年比前年比前年比

▲553億円▲115.5%

▲3.8%+1.9%

▲423億円▲111.9%

▲1.8%+4.0%

R ▲7,377億円▲801.3%

+0.1%+12.5%

全産業活動指数(11月) 前月比 ▲0.3% ▲0.4% R +2.1%

1/24(木) 日

50.7 51.4 51.1

1/25(金) 日消費者物価(1月都区部)   [除・生鮮食品]

前年比前年比

+0.4%+1.1%

+0.2%+0.9%

R +0.4%+0.9%

前回実績経 済 指 標 等

ミシガン大消費者信頼感指数(1月速報)

キング牧師誕生日(米国休場)

ECB政策理事会

ユーロ圏合成PMI(1月速報)

金融政策決定会合

金融政策決定会合

実質GDP(10~12月期)

中古住宅販売件数(12月)

日銀金融政策決定会合(22・23日)

日銀総裁定例記者会見

日銀「経済・物価情勢の展望」(基本的見解)

20年利付国債入札:最高利回り 0.469%、 平均利回り 0.467%、 応札倍率 4.57倍

・前回確報値から急低下。市場予想(96.8)を大幅に下回る。現状・期待指数がともに低下 したが、期待指数の低下幅が相対的に大きく、家計の先行き不安の増大を示唆。政府閉鎖や 株式市場の不安定さなどが家計のマインドに影響を与えている模様

・3四半期連続で低下。外需寄与度のマイナス幅が縮小し、総資本形成のプラス幅がやや拡大 する一方、最終消費のプラス幅が縮小したことが成長率の低下につながった模様・政府はインフラ投資の拡大、企業向け減税・手数料削減に加え、個人所得税減税や自動車・ 家電購入促進策などによる景気下支えを強める方針。中国経済は減速するものの、 そのテンポは緩やかにとどめられると予想

・金融政策は据え置き。ドラギ総裁は「成長へのリスクは下方向へ転じた」と発言。政策の 先行き方針は維持

Page 7: 金融市場ウィークリー · 2019. 1. 25. · 経済の最前線に立つ経営者からは警鐘が相次いで鳴らされている。中国IT大手、百度(バイドゥ)

金融市場ウィークリー(2019年 1月 25日号) 6

来週の主要経済指標

予想:情報ベンダー(Bloomberg、Reuters等)の取りまとめた予想コンセンサス。予定は変更になる可能性があります。

日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、仏:フランス、中:中国、韓:韓国、印:インド、

尼:インドネシア、泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア

日 付 予 想 前 回 前々回

1/25(金) 独 ifo景況感指数(1月) 100.7 101.0 102.0

1/28(月) 日

1/29(火) 日

1/30(水) 日前年比前年比

▲1.1%+0.8%

▲2.2%+1.4%

▲0.8%+3.6%

消費動向調査(1月) 42.5 42.7 42.9

米GDP(10~12月期速報)

+2.5%7~9月期+3.4%

4~6月期+4.2%

前月比 +1.0% ▲0.7% ▲2.6%

1/31(木) 日

鉱工業生産(12月速報) 前月比 ▲0.5% ▲1.0% +2.9%

新設住宅着工戸数(12月) 95.4万戸 95.7万戸 95.0万戸

2年利付国債入札

米前月比前月比前年比

+0.5%+0.3%+1.9%

+0.2%+0.4%+1.9%

+0.5%+0.8%+1.8%

前期比 +0.8% +0.8% +0.6%

中 製造業PMI(1月) 49.4 49.4 50.0

非製造業PMI(1月) 53.9 53.8 53.4

欧 +0.2% +0.2% +0.4%

2/1(金) 日 完全失業率(12月) 2.5% 2.5% 2.4%

有効求人倍率(12月) 1.63倍 1.63倍 1.62倍

欧 +1.4% +1.6% +1.9%

前月差前月比

3.8%+163千人

+0.3%

3.9%+312千人

+0.4%

3.7%+176千人

+0.2%

製造業ISM指数(1月) 54.3 54.1 59.3

N.A. 90.7 98.3ミシガン大消費者信頼感指数(1月確報)

季調済年率

ユーロ圏消費者物価指数(1月速報)

雨宮日銀副総裁挨拶(山口県金融経済懇談会)

日銀金融政策決定会合における主な意見(1/22・23分)

個人所得(12月)消費支出(12月)コアPCEデフレータ(12月)

ユーロ圏GDP(10~12月期速報)

雇用コスト指数(10~12月期)

雇用統計(1月) 失業率 非農業部門雇用者数 時間当たり賃金(全従業員ベース)

経 済 指 標 等

日銀金融政策決定会合議事要旨(12/19・20分)

2年国債入札

5年国債入札

内閣府月例経済報告(1月)

40年利付国債入札

7年国債入札

消費者態度指数

百貨店・スーパー販売額[既存店](12月速報)小売業販売額(12月速報)

前期比年率

中古住宅販売仮契約指数(12月)

FOMC(29・30日)

Page 8: 金融市場ウィークリー · 2019. 1. 25. · 経済の最前線に立つ経営者からは警鐘が相次いで鳴らされている。中国IT大手、百度(バイドゥ)

金融市場ウィークリー(2019年 1月 25日号) 7

1月のスケジュール

国 内 米 国 他 1 元日(日本休場) 1 米 ニューイヤーズデー(米国休場)

2 2

3 3 米 製造業ISM指数(12月)

4 2019年大発会 4 米 雇用統計(12月)

5 5

6 6

7 新車販売台数(12月) 7 米 非製造業ISM指数(12月)

8 消費動向調査(12月)

10年利付国債入札

8 米 3年国債入札

9 毎月勤労統計(11月速報) 9 米 FOMC議事録(12/18・19分)

10年国債入札

10 景気動向指数(11月速報)

30年利付国債入札

10 米 30年国債入札

11 家計調査(11月)

国際収支(11月速報)

景気ウォッチャー調査(12月)

11 米 CPI(12月)

12 12

13 13

14 成人の日(日本休場) 14

15 マネーストック(12月速報) 15 米 PPI(12月)

ニューヨーク連銀製造業業況指数(1月)

16 機械受注統計(11月)

第 3次産業活動指数(11月)

企業物価指数(12月)

5年利付国債入札

16 米 小売売上高(12月)

ネット対米証券投資(11月)

17 17 米 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(1月)

住宅着工・許可件数(12月)

18 消費者物価(12月全国)

設備稼働率(11月)

18 米 鉱工業生産・設備稼働率(12月)

ミシガン大学消費者信頼感指数(1月速報)

19 19

20 20

21 21 米 キング牧師誕生日(米国休場)

22 22 米 中古住宅販売件数(12月)

23 日銀金融政策決定会合(22・23日)

日銀総裁定例記者会見

日銀「経済・物価情勢の展望」(基本的見解)

貿易統計(12月)

全産業活動指数(11月)

23

24 20年利付国債入札 24 欧 ECB政策理事会

25 消費者物価(1月都区部) 25 独

ifo景況感指数(1月)

耐久財受注(12月),新築住宅販売件数(12月)

26 26

27 27

28 日銀金融政策決定会合議事要旨(12/19・20分) 28 米 2年国債入札

5年国債入札

29 内閣府月例経済報告(1月),40年利付国債入札 29 米 7年国債入札

30 商業動態統計(12月速報)

消費動向調査(1月)

30 米 FOMC(29・30日)

GDP(10~12月期速報)

31 鉱工業生産(12月速報)

住宅着工統計(12月)

日銀金融政策決定会合における主な意見(1/22・23分)

2年利付国債入札

31 米 個人所得・消費支出(12月)

雇用コスト指数(10~12月期)

シカゴPMI指数(1月)

*印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕

日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、仏:フランス

Page 9: 金融市場ウィークリー · 2019. 1. 25. · 経済の最前線に立つ経営者からは警鐘が相次いで鳴らされている。中国IT大手、百度(バイドゥ)

金融市場ウィークリー(2019年 1月 25日号) 8

2月のスケジュール

国 内 米 国 他 1 労働力調査(12月)

新車販売台数(1月)

1 米 製造業ISM指数(1月)

雇用統計(1月)

ミシガン大学消費者信頼感指数(1月確報)

2 2

3 3

4 4 米 製造業新規受注(12月)

5 10年利付国債入札 5 米 非製造業ISM指数(1月)

貿易収支(12月)

3年国債入札

6 6 米 労働生産性(10~12月期暫定)

10年国債入札

7 景気動向指数(12月速報)

30年利付国債入札

7 英

英中銀金融政策委員会(6・7日)

30年国債入札

8 家計調査(12月)

毎月勤労統計(12月速報)

景気ウォッチャー調査(1月)

国際収支(12月速報)

8

9 9

10 10

11 建国記念の日(日本休場) 11

12 第 3次産業活動指数(12月)

マネーストック(1月速報)

12

13 企業物価指数(1月)

5年利付国債入札

13 米 CPI(1月)

14 GDP(10~12月期 1次速報) 14 米 PPI(1月)

15 設備稼働率(12月)

10年物価連動国債入札

15 米 鉱工業生産・設備稼働率(1月)

小売売上高(1月)

ミシガン大学消費者信頼感指数(2月速報)

ネット対米証券投資(12月)

ニューヨーク連銀製造業業況指数(2月)

16 16

17 17

18 機械受注統計(12月) 18 米 ワシントン誕生日(米国休場)

19 20年利付国債入札 19

20 貿易統計(1月) 20 米 FOMC議事録(1/29・30分)

住宅着工・許可件数(1月)

21 全産業活動指数(12月) 21 米 中古住宅販売件数(1月)

フィラデルフィア連銀製造業業況指数(2月)

22 消費者物価(1月全国) 22 独 ifo景況感指数(2月)

23 23

24 24

25 25 米 2年国債入札

5年国債入札

26 26 米 7年国債入札

新築住宅販売件数(1月)

27 27 米 耐久財受注(1月)

28 鉱工業生産(1月速報)

商業動態統計(1月速報)

住宅着工統計(1月)

2年利付国債入札

28 米 GDP(10~12月期暫定)

シカゴPMI指数(2月)

*印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕

日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、仏:フランス

Page 10: 金融市場ウィークリー · 2019. 1. 25. · 経済の最前線に立つ経営者からは警鐘が相次いで鳴らされている。中国IT大手、百度(バイドゥ)

金融市場ウィークリー(2019年 1月 25日号) 9

四半期スケジュール 3月 4月 5月

日 本 1 労働力調査(1月) 消費者物価(2月都区部) 法人企業統計調査(10~12月期)

消費動向調査(2月) 新車販売台数(2月) 5 10年利付国債入札

7 景気動向指数(1月速報) 30年利付国債入札 8 家計調査(1月)

GDP(10~12月期 2次速報) 景気ウォッチャー調査(2月) 国際収支(1月速報)

11 マネーストック(2月速報) 12 法人企業景気予測調査(1~3月期) 5年利付国債入札

13 第 3次産業活動指数(1月) 企業物価指数(2月) 機械受注統計(1月)

15 日銀金融政策決定会合(14・15日) 日銀総裁定例記者会見 18 設備稼働率(1月)

貿易統計(2月) 19 資金循環統計(10~12月期速報) 20年利付国債入札

22 消費者物価(2月全国) 25 全産業活動指数(1月) 26 40年利付国債入札

28 2年利付国債入札 29 鉱工業生産(2月速報) 商業動態統計(2月速報)

労働力調査(2月) 消費者物価(3月都区部)

1 日銀短観(3月調査) 新車販売台数(3月) 5 家計調査(2月)

景気動向指数(2月速報) 8 景気ウォッチャー調査(3月) 国際収支(2月速報)

消費動向調査(3月) 10 企業物価指数(3月) 機械受注統計(2月)

11 マネーストック(3月速報) 17 貿易統計(3月) 設備稼働率(2月)

19 消費者物価(3月全国) 25 日銀金融政策決定会合(24・25日) 日銀「経済・物価情勢の展望」(基本的見解)

日銀総裁定例記者会見 26 鉱工業生産(3月速報) 商業動態統計(3月速報)

消費者物価(4月都区部)

7 新車販売台数(4月) 13 マネーストック(4月速報) 14 景気ウォッチャー調査(3月)

国際収支(3月速報) 16 企業物価指数(4月) 20 設備稼働率(3月)

24 消費者物価(4月全国) 31 鉱工業生産(4月速報) 商業動態統計(4月速報)

消費者物価(5月都区部)

米 国 1 ミシガン大学消費者信頼感指数(2月確報)

製造業ISM指数(2月) 個人所得・消費支出(1月) 5 非製造業ISM指数(2月)

7 貿易収支(1月) 労働生産性(10~12月期改訂) 8 雇用統計(2月)

11 3年国債入札 12 CPI(2月) 10年国債入札

13 PPI(2月) 30年国債入札 14 小売売上高(2月)

15 ミシガン大学消費者信頼感指数(3月速報) 鉱工業生産・設備稼働率(2月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(3月)

19 住宅着工・許可件数(2月) 20 FOMC(19・20日) 21 経常収支(10~12月期)

フィラデルフィア連銀製造業業況指数(3月) 22 中古住宅販売件数(2月) 25 新築住宅販売件数(2月)

26 2年国債入札 耐久財受注(2月) 27 5年国債入札

28 GDP(10~12月期確定) 7年国債入札 29 ミシガン大学消費者信頼感指数(3月確報)

個人所得・消費支出(2月) シカゴPMI指数(3月)

1 製造業ISM指数(3月)

3 非製造業ISM指数(3月) 貿易収支(2月) 5 雇用統計(3月)

9 3年国債入札 10 FOMC議事録(3/19・20分) CPI(3月)

10年国債入札 11 PPI(3月) 30年国債入札

12 ミシガン大学消費者信頼感指数(4月速報) 15 ニューヨーク連銀製造業業況指数(4月) 16 鉱工業生産・設備稼働率(3月)

小売売上高(3月) 17 住宅着工・許可件数(3月) 18 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(4月)

22 中古住宅販売件数(3月) 23 2年国債入札 新築住宅販売件数(3月)

24 5年国債入札 25 7年国債入札 耐久財受注(3月)

26 ミシガン大学消費者信頼感指数(4月確報) GDP(1~3月期速報) 29 個人所得・消費支出(3月)

30 雇用コスト指数(1~3月期) シカゴPMI指数(4月)

1 FOMC(30・1日)

製造業ISM指数(4月) 2 労働生産性(1~3月期暫定) 3 非製造業ISM指数(4月)

雇用統計(4月) 7 貿易収支(3月) 9 PPI(4月)

10 CPI(4月) 15 鉱工業生産・設備稼働率(4月) 小売売上高(4月)

ニューヨーク連銀製造業業況指数(5月) 16 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(5月) 住宅着工・許可件数(4月)

17 ミシガン大学消費者信頼感指数(5月速報) 21 中古住宅販売件数(4月) 22 FOMC議事録(4/30・5/1分)

23 新築住宅販売件数(4月) 24 耐久財受注(4月) 30 GDP(1~3月期暫定)

31 ミシガン大学消費者信頼感指数(5月確報) 個人所得・消費支出(4月) シカゴPMI指数(5月)

欧 州 7 ECB政策理事会

21 英中銀金融政策委員会(20・21日)

10 ECB政策理事会 2 英中銀金融政策委員会(1・2日)

*印は期日未定を示す〔予定は変更の可能性があります〕

Page 11: 金融市場ウィークリー · 2019. 1. 25. · 経済の最前線に立つ経営者からは警鐘が相次いで鳴らされている。中国IT大手、百度(バイドゥ)

金融市場ウィークリー(2019年 1月 25日号) 10

今週の金融市場の動き

(注)前週末比は、海外などについては現時点での直近値と前週末値との比較。

東京市場の発行日表示値は終値。

米国 10年債、米金利スワップ 10年物は Bloombergの終値。

日本株出来高・売買代金はそれぞれ東京証券取引所第一部出来高・売買代金。

TIBORは全銀協発表のユーロ円 TIBOR平均値。

新発 10年国債は日本相互証券発表の気配値。

金利先物は東京金融取引所(TFX)のユーロ円 3ヵ月金利先物。

独・英 10年国債は Bloombergの提示する終値。

為替は NY時間終値(出所:Bloomberg)。

[海外金利]1/17 1/18 1/21 1/22 1/23 1/24 前週末比

ドルLIBOR 3M(%) 2.77575 2.76100 2.77238 2.77925 2.77063 2.76475 0.004

ユーロドル金先(Dec19) 97.270 97.215 97.270 97.245 97.270 0.055

米国債(10年、%) 2.750 2.784 休場 2.739 2.741 2.716 ▲ 0.069

スワップ金利(10年、%) 2.784 2.823 2.773 2.772 2.750 ▲ 0.073

独国債(10年、%) 0.243 0.262 0.255 0.236 0.225 0.180 ▲ 0.082

英国債(10年、%) 1.337 1.353 1.323 1.323 1.326 1.265 ▲ 0.088

[内外株式]1/17 1/18 1/21 1/22 1/23 1/24 前週末比

ダウ平均(㌦) 24,370.10 24,706.35 24,404.48 24,575.62 24,553.24 ▲ 153.11

S&P500指数 2,635.960 2,670.71 休場 2,632.90 2,638.700 2,642.33 ▲ 28.38

NASDAQ総合指数 7,084.46 7,157.23 7,020.36 7,025.77 7,073.46 ▲ 83.77

日経平均(円) 20,402.27 20,666.07 20,719.33 20,622.91 20,593.72 20,574.63 ▲ 91.44

TOPIX(Pt.) 1,543.20 1,557.59 1,566.37 1,556.43 1,547.03 1,552.60 ▲ 4.99

出来高(百万株) 1,148.74 1,150.95 1,127.75 1,010.93 1,151.88 1,149.43 ▲ 1.52

売買代金(億円) 19,778.33 21,529.34 19,432.76 17,310.89 19,222.11 18,897.88 ▲ 2631.46

日経JASDAQ平均(円) 3,345.00 3,368.81 3,359.39 3,345.51 3,339.39 3,357.17 ▲ 11.64

[円金利]1/17 1/18 1/21 1/22 1/23 1/24 前週末比

TIBOR 3カ月(%) 0.03000 0.03000 0.03000 0.03000 0.03000 0.03000 0.00

ユーロ円金先(Mar19) 99.960 99.970 99.965 99.965 99.960 99.965 ▲ 0.005

新発国債(10年、%) 0.000 0.010 0.005 ▲ 0.005 0.000 0.005 ▲ 0.005

長国先物(Mar19) 152.58 152.51 152.52 152.58 152.55 152.53 0.02

スワップ金利(5年、%) 0.013 0.011 0.001 0.001 0.006 ▲ 0.005 ▲ 0.016

[為替]1/17 1/18 1/21 1/22 1/23 1/24 前週末比

円/$ 109.26 109.78 109.67 109.37 109.60 109.64 ▲ 0.14

$/EUR 1.1389 1.1363 1.1365 1.1360 1.1381 1.1304 ▲ 0.0059

円/EUR 124.42 124.74 124.64 124.25 124.75 123.95 ▲ 0.79

Page 12: 金融市場ウィークリー · 2019. 1. 25. · 経済の最前線に立つ経営者からは警鐘が相次いで鳴らされている。中国IT大手、百度(バイドゥ)

金融市場ウィークリー(2019年 1月 25日号) 11

最新リポート一覧

<みずほインサイト>

2019年 1月 24日 調整局面を迎える中国の住宅市場~2018年の価格の伸び率上昇要因と今後の展望~

https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/as190124.pdf

2019年 1月 22日 中国経済の現状と 2019年展望~2018年 10~12月期 GDP と修正李克強指数の動向~

https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/as190122.pdf

2019年 1月 21日 2019年度年金額は 0.1%引き上げ~4年ぶりにマクロ経済スライド発動~

https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/pl190121.pdf

2019年 1月 18日 「事業等のリスク」を捉える~テキストマイニングによる有価証券報告書の分析(1)~

https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp190118.pdf

<内外経済見通し>

2018年 12月 10 日 2018・19年度 内外経済見通し(2018年 7~9月期 GDP2次速報後改訂)

~輸出減速から日本経済の回復テンポは鈍化する見通し~

https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_181210.pdf

2018年 11月 15 日 2018・19年度 内外経済見通し

~2019年は成長鈍化も底堅さは維持、不確実性の高まりに警戒~

https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_181115.pdf

2018年 6月 28日 内外経済の中期見通し

~2020年代、3 つのメガトレンド と 3 課題克服で日本は 1%成長~

https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_180628.pdf

発行・編集/みずほ総合研究所 調査本部

〒100-0011 東京都千代田区内幸町 1-2-1 TEL.03-3591-1296

当レポートは情報提供のみを目的として作成されたものであり、取引の勧誘を目的としたものでは

ありません。本資料は、当社が信頼できると判断した各種データに基づき作成されておりますが、

その正確性、確実性を保証するものではありません。本資料のご利用に際しては、ご自身の判断に

てなされますようお願い申し上げます。また、本資料に記載された内容は予告なしに変更されるこ

ともあります。なお、当社は本情報を無償でのみ提供しております。当社からの無償の情報提供を

お望みにならない場合には、配信停止を希望する旨をお知らせ願います。