金融市場ウィークリー...3...

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2018 4 27 日・5 4 日合併号 経済・金融市場動向] 金融市場見通し・内外経済指標 米長期金利の上昇が一服する展開を予想。原油価格 は中東情勢の不透明感から高止まり。米通商政策の 動向に引き続き注意が必要 [トピックス] 日米首脳会談で新貿易協議開始に合意 懸念された米国からの具体的な市場開放要求や日米 FTA、為替への言及はなかった一方、合意された 新貿易協議では厳しい対日要求が予想される ※来週(54)の「金融市場ウィークリー」は休刊とさせて頂きます。 金融市場ウィークリー

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Page 1: 金融市場ウィークリー...3 金融市場ウィークリー(2018年4月27日・5月4日合併号) Ⅰ.経済・金融市場動向 ~金融市場見通し~ 米長期金利の上昇余地は

2018 年 4 月 27日・5月 4日合併号

[経済・金融市場動向]

◆ 金融市場見通し・内外経済指標

米長期金利の上昇が一服する展開を予想。原油価格

は中東情勢の不透明感から高止まり。米通商政策の

動向に引き続き注意が必要

[トピックス]

◆ 日米首脳会談で新貿易協議開始に合意

懸念された米国からの具体的な市場開放要求や日米

FTA、為替への言及はなかった一方、合意された

新貿易協議では厳しい対日要求が予想される

※来週(5月4日)の「金融市場ウィークリー」は休刊とさせて頂きます。

金融市場ウィークリー

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金融市場ウィークリー(2018年 4月 27日・5月 4日合併号)

✣[目次]✣

今週の注目チャート ···················································· 1

Ⅰ.経済・金融市場動向 ················································ 3

金融市場見通し ·································································· 3

金融市場レビュー ································································ 4

国内経済指標の解説と予測 ························································ 5

Ⅱ.トピックス ························································ 7

日米首脳会談で新貿易協議開始に合意 ·············································· 7

Ⅲ.参考資料 ·························································· 9

今週・来週・再来週の主要経済指標 ················································ 9

月次・四半期のスケジュール ····················································· 12

今週の金融市場の動き ··························································· 15

最新リポート一覧 ······························································· 16

〰〰 マーケット時流潮流 〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰

米短期金利上昇の謎 調査本部本部長代理 長谷川克之

米国金利に上昇圧力がかかっている。10 年国債の利回りは今週、4 年ぶりに一時 3%台に乗せた。

長期金利は様々な要因によって決まるが、足元では原油価格の上昇に伴う期待インフレ率の上昇が金

利を押し上げていると見られる。一方、短期金利は基本的には金融政策の動きによって規定されるは

ずだが、足元での金利上昇は金融政策だけでは十分説明できない。

短期金利の代表的な指標である 3 カ月物のドル LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)は 2.3%台と 9

年半ぶりの高水準となっている。理解に苦しむのは政策金利の期待水準を示すOIS(オーバーナイ

ト・インデックス・スワップ)金利との乖離幅拡大である。乖離幅は 0.5%を超え、水準としては金

融危機前後を除けば最も高い。通常は 0.1%~0.2%程度である乖離幅がここまで拡大することは珍

しい。

この乖離幅拡大は需給要因によるものと見られているが、需給悪化の背景には諸説あり判然としな

い。トランプ大統領の大盤振る舞いによる財政収支悪化と短期債増発が影響しているとの見方が有力

だが、米国企業がいわゆるレパトリ減税によって海外に滞留させてきたドル資金を国内に還流させて

おり、海外でドル資金が不足しているとの見方もある。海外への利益移転を抑制する「税源浸食・租

税回避防止税(BEAT)」により外銀の海外送金が課税され、ドル調達コストが上昇しているとの説も

ある。昨年末以降のFRB(連邦準備制度理事会)のバランスシート縮小が短期金融市場に影響して

いる可能性もある。何れにしろ、既に約 2 回分(0.25%×2)に近い利上げが実質的に前倒しで実施

されている形になっており、金融政策の運営上も無視できないだろう。

銀行間金利は信用リスクプレミアムを内包するものでもある。金融セクターが深刻な問題を抱えて

いるとは思えないが、市場が発する声なきメッセージに耳を研ぎ澄ますことも必要かもしれない。

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金融市場ウィークリー(2018年 4月 27日・5月 4日合併号) 1

~今週の注目チャート~ 【 FF金利先物に基づく米利上げ予想回数 】

期待インフレ率の高まりを受け、年内利上げ予想回数が 3回以上に

(資料)Bloombergより、みずほ総合研究所作成

【解説】原油高の加速により期待インフレ率が上昇する中で、金融市場では年内に FOMCで 3回利上げが行わ

れる織り込みが進んでいる。足元 4 回以上利上げ予想が 2 回を上回り、利上げ加速観測が強まっている。こ

れにトランプ政権による国債発行増発懸念が相まって、米 10年国債利回りは一時 2014年 1月以来となる 3%

台に上昇した。最近のファンダメンタルの良好さも踏まえると、しばらくは 3%前後での推移が見込まれる。

【 日米欧の株価 】

3月下旬から米株を上回るパフォーマンスの日・欧の株式

(資料)Bloombergより、みずほ総合研究所作成

【解説】日本株や欧州株は 2 月の米長期金利上昇、3 月の貿易戦争激化への懸念の高まりをきっかけとした

グローバルな株安局面において米国株に比べて下落が顕著であった。しかし 3 月下旬以降は日・欧株のパフ

ォーマンスが米国株を上回り、2018 年の騰落率はほぼ並んだ。2 月の米長期金利上昇局面ではドル高が進ま

なかったのに対し、足元では米金利上昇による金利差拡大に伴ってドル高が進行していることが背景にある。

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TOPIX S&P500 ストックス・ヨーロッパ600

(2017年末=100)

(年/月)

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17/12 18/01 18/02 18/03 18/04

2回 3回 4回以上

(年/月)

(%)

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金融市場ウィークリー(2018年 4月 27日・5月 4日合併号) 2

【 ドル円と内外金利差 】

通商懸念・地政学的リスクの後退により相関が復活

(資料)Bloombergより、みずほ総合研究所作成

【解説】ドル円相場は短期的には 110 円を試す水準を回復した。背景には為替報告書・日米首脳会談におい

て米国から為替に対する強いスタンスが確認できなかった安心感や朝鮮半島情勢における緊張が緩和したこ

とがある。結果として、2017 年末から乖離が始まったドル円と日米金利差の相関が足元で復活したようだ。

原油高を背景とした米国の期待インフレ率上昇にともなう米金利上昇→ドル高・円安の流れは継続しそうだ。

【 新興国市場の概況 】

不透明感が高まる新興国市場

(注)新興国通貨指数は、FRBの名目実効ドルレートを使用。ただし、直近値はみずほ総合研究所算出。

(資料)Thomson Reutersより、みずほ総合研究所作成

【解説】新興国市場は、米国の長期金利上昇を背景に通貨安圧力が高まるなど、足元で一段と不透明感が高

まっている。さらに米国がイランに対して核合意の破棄を示唆しており、原油の一段高が米長期金利の上昇

圧力をさらに高める可能性もある。米国の対中・保護主義については、中国が一部譲歩の構えを見せ始めて

いるが、先行き懸念は払しょくされておらず、影響を受けやすいアジアでは株価が軟調に推移している。

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16/4 16/7 16/10 17/1 17/4 17/7 17/10 18/1 18/4

新興国株指数(MSCIエマージング)

新興国通貨指数(対ドルレート、右目盛)

(年/月)

(2016/4/1=100) (2016/4/1=100)

新興国

通貨高

(ドル安)

新興国

通貨安

(ドル高)

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2.1

2.4

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2016 2017 2018

(%Pt)(円/ドル)

(年)

過去3年間

ドル円

日米10年国債金利差(右目盛)

2.6

2.7

2.8

2.9

3.0

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18/02 18/03 18/04

(%Pt)(円/ドル)

(年/月)

直近2カ月間

ドル円

日米10年国債金利差(右目盛)

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金融市場ウィークリー(2018年 4月 27日・5月 4日合併号) 3

Ⅰ.経済・金融市場動向 ~金融市場見通し~ 米長期金利の上昇余地は

限定的と予想

再来週にかけての金融市場では米長期金利の動向に注視したい。原油価

格が高止まりする中、米10年国債利回りは今週4年ぶりに一時3%台に上昇

した。米雇用統計(5/4)で雇用の底堅い結果が予想され、四半期米国債定

例入札計画(5/2)で国債増発が見込まれる中、金利上昇圧力が高まる可能

性がある。もっとも、物価の伸びに加速感が見られない中、利回りが3%を

超えて大きく上昇していく展開は考えにくい。雇用統計における時間当た

り賃金の伸びは前月より鈍化することが予想されており、再来週にかけて

金利上昇は一服する展開となるだろう。

原油価格は中東情勢の不

透明感から高止まり

原油価格は中東情勢への不透明感から高止まりすると予想している。ト

ランプ大統領は5月12日までに2015年の核合意で解除された対イラン制裁

を再開するかを判断する。英仏独などは核合意の履行継続を訴えているが、

トランプ大統領が納得するかは不透明感が強い。制裁によりイラン産原油

の輸出が滞るとの見方が強まれば原油価格が上昇する可能性がある。

米通商政策動向に引き続

き注意が必要

米通商政策の動向にも引き続き注意が必要だ。鉄鋼・アルミ輸入関税に

ついて、現在7カ国・地域が適用除外とされているが、4月末までの措置と

なっている。適用除外が停止されればEUなどが対抗措置を打ち出す可能

性がある。通商政策への警戒感が高まり企業マインドが冷え込むことが懸

念される。一方、南北首脳会談開催など北朝鮮情勢への警戒は和らいでい

る。次の焦点は6月半ばまでの開催が予定されている米朝首脳会談となる。

米国株は金利動向に神経

質に反応する展開。円安地

合いが継続

米国株は決算発表が一巡する中、長期金利の動きなどに神経質に反応す

る展開が予想される。日本株は、今後本格化する企業決算における2018年

度の収益計画が為替水準を踏まえ保守的になることが予想され、上値が重

い推移となるだろう。ドル円相場は日米金利差との相関が高まっており円

安地合いが続くだろう。米長期金利が上昇すれば、1ドル=110円を試す動

きも考えられる。 (野口雄裕)

【 来週・再来週の予想 】

USD LIBOR 3カ月(%) 2.300 ~ 2.400米10年国債(%) 2.90 ~ 3.20円 TIBOR 3カ月(%) 0.07 ~ 0.1010年国債(%) 0.02 ~ 0.10ダウ平均(ドル) 23,400 ~ 25,100NASDAQ総合指数(ポイント) 6,850 ~ 7,450日経平均(円) 21,900 ~ 23,100TOPIX(ポイント) 1,730 ~ 1,810円/ドル 108.0 ~ 111.0ドル/ユーロ 1.200 ~ 1.230円/ユーロ 130.0 ~ 135.0

為 替

項目 予想レンジ

内外金利

内外株式

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金融市場ウィークリー(2018年 4月 27日・5月 4日合併号) 4

~金融市場レビュー~

<内外金利動向> 利上げ期待の高まりを受

け、米 10年国債利回りは

小幅上昇

先週末以降の米 10年国債利回りは 2.9%台後半に小幅上昇した。先週ま

で注目されていた米中の通商を巡る緊張緩和を受け、今週はリスクオン地

合いが広がり、2014 年 1月以来となる 3%台をつける場面もあった。原油

高の加速による期待インフレ率の高まりや予想を上回る良好な経済指標の

発表によって利回りが上昇し、トランプ政権による国債発行増加への懸念

もサポート要因となった。ECB政策理事会(4/26)では金融政策の据え

置きが決定された。記者会見でドラギ総裁がハト派の姿勢を示したことで、

独 10年国債金利は節目の 0.6%を割って終了した。日本の 10年国債利回り

は 0%近傍での推移が続いている。 (宮本凌)

<内外株式動向>

米国株は長期金利上昇へ

の警戒感が高まり下落、

日本株は円安進行を好感

し上昇

先週末以降の米株式相場は下落した。上昇基調を強めた長期金利への警

戒感が高まる中、一部の個別企業の決算等のネガティブな材料に神経質に

反応した。1~3 月期の企業業績は概ね事前予想を上回る内容であったが、

一部企業の決算で米国の通商政策が一因と考えらえる鋼材価格の上昇が今

後の懸念材料として挙げられていたこと等が嫌気された。ただし、週後半

に長期金利の上昇が一服すると株価も一部を取り戻した。日本株は上昇し

た。米金利上昇・株安により上値が重い場面も見られたが、円安進行によ

り業績改善期待が高まり、上昇する展開となった。また、北朝鮮を巡る地

政学的リスクへの懸念の後退も投資家心理を改善させた。 (大塚理恵子)

<為替動向> 米長期金利上昇を受けド

ル高基調を強める展開

先週末以降の為替市場は総じてドル高の展開となった。ドル円について

は、米国の通商問題やアジアにおける地政学的リスクへの懸念の後退によ

り、リスク許容度の回復から円安・ドル高となった。良好な米経済指標の

発表(製造業PMI:4/23、消費者信頼感指数:4/24)やトランプ減税に

よる国債増発懸念が金融市場ではくすぶっており、米金利上昇に伴いドル

高が進行した模様だ。ユーロドルについては、ドル高の進行、ドイツ政府

が今年の成長率見通しを引き下げたこと加え、各国の経済指標(独IFO

業況指数:4/24、仏製造業景況感指数:4/24)が下振れたこともユーロ安

につながった模様である。 (殿岡直樹)

<新興・資源国動向>

米長期金利の上昇を受け

新興国通貨は総じて下落

新興国市場では、多くの新興国通貨が下落している。背景には、米国の

10年国債利回りが週半ばにかけて 3%台まで上昇したことがある。NAFTA再

交渉が進展するとの見方から足元で通貨安が一服したメキシコペソも、先

週末と比べれば値を下げている。また、後期流動性貸出金利を引き上げた

トルコでは通貨リラに反発の動きがみられるが、メキシコペソと同様に現

時点で通貨安トレンドが反転したとまでは言えない。さらに新興国株も、

総じて軟調な展開だ。米中貿易摩擦の懸念は幾分和らいだとの見方もある

が、影響を受けやすいアジアを中心に弱含んでいる。ただし原油をはじめ

資源価格が足元上昇していることから、資源国株は続伸している。(井上淳)

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金融市場ウィークリー(2018年 4月 27日・5月 4日合併号) 5

~内外経済指標の解説と予測~ <国 内> 鉱工業生産は 2 カ月連続

の増産

今週発表された指標は、生産や雇用の改善が確認された一方、消費の弱

さを示す結果となった。

3月の鉱工業生産指数(4/27)は、前月比+1.2%と2カ月連続の増産とな

った。業種別にみると、電子部品・デバイス工業、化学工業、輸送機械工

業などが上昇した。ただし、1月の減産の影響をカバーしきれず、1~3月期

でみると、前期比▲1.4%と8四半期ぶりマイナスとなり、増産基調が一服

した形となった。

先行きの生産計画は、4月が増産、5月が減産する見通しだ(4月+3.1%、

5月▲1.6%)。6月の前月比が横ばいで推移すると過程すれば、4~6月期は

前期比+3.4%と、大幅なプラスになる見込みである。ただし、在庫が積み

上がり局面にあることから、夏場以降の増産ペースは緩やかになるとみて

いる。

就業者数は過去最高を更

3月の有効求人倍率(4/27)は、1.59倍と3カ月ぶりに上昇した。求人数

および求職者数ともに減少したが、求職者の減少幅が大きく、有効求人倍

率を押し上げた形となった。

完全失業率は2.5%と前月から横ばいとなり、低水準を維持している。な

お、就業者は3カ月連続の大幅増(前月差+48万人)となり、過去最高を更

新した。内訳をみると、自営業主・家族従業者が増加したほか、パート、

アルバイトが2カ月連続で大幅な増加となった。

財消費は弱含み 3月の小売業販売額(名目、4/27)は、前年比+1.0%と5カ月連続のプラ

スとなったが、季節調整値では2カ月ぶりのマイナスとなった。実質値ベー

ス(みずほ総合研究所による試算)では、前月比▲0.1%と4カ月連続のマ

【 鉱工業生産指数の推移 】 【 雇用関連指標の推移 】

(資料)経済産業省「鉱工業指数」より、みずほ総合研究所作成

(資料)総務省「労働力調査」、厚生労働省「職業安定業務統計」よ

り、みずほ総合研究所作成

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(前月比、%)

(年/月)

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2.4

2.6

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3.4

3.6

16/3 16/6 16/9 16/12 17/3 17/6 17/9 17/12 18/3

(倍)(%)

(年/月)

完全失業率

有効求人倍率(右目盛)

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金融市場ウィークリー(2018年 4月 27日・5月 4日合併号) 6

イナスとなった。内訳をみると、飲食料品がプラスに転じたものの、燃料

小売業や自動車小売業が押し下げに寄与した。1~3月期を10~12月期比で

みると、▲1.4%と大幅なマイナスであり、財の消費は弱含んでいる状況だ。

先行きは、雇用所得環境の回復や生鮮食品価格の高騰一服などから徐々

に回復基調に復するとみている。ただし、エネルギー価格の上昇などによ

る実質所得の下押しリスクには注意が必要だろう。

都区部コアCPIは 2 カ

月連続で伸びが低下

4月の東京都区部コアCPI(生鮮食品を除く消費者物価指数、4/27)は、

前年比+0.6%と2カ月連続で伸びが低下した。診療報酬改定の影響から保

健医療サービスが上昇した一方、携帯電話機代の押し上げ効果がはく落し

たほか、生鮮食品を除く食料やエネルギー価格、宿泊料などが全体を押し

下げた。足元では原油価格が上昇していることから、ガソリン価格の上昇

を受けて、今後の都区部コアCPIも緩やかに上昇するとみている。

消費者マインドは底堅く

推移

来週発表される4月の消費動向調査(5/2)では、3月上旬まで高騰してい

た生鮮食品価格が落ち着いたことなどを受け、消費者マインドの底堅さが

示されるだろう。

実質消費支出は 3 カ月連

続で前年比プラス

再来週に発表される3月の実質消費支出(5/8)は、前年比+1.5%と予測

する。自動車販売の減少傾向が続く一方、気温上昇を受けた春物需要の高

まりや外食の客足増により、実質消費支出は前年比プラスとなるだろう。

経常収支は前年から黒字

幅が拡大

3月の経常収支(5/10)は、34,123億円の経常黒字を見込む。第一次所得

収支を中心に大幅な黒字が続くほか、貿易・サービス収支の黒字幅も拡大

することを受けて、経常黒字は前年同月(29,959億円)を上回る見込みだ。

(平良友祐)

【 実質消費支出の推移 】 【 経常収支の推移 】

(注)2018年 3月の値は、みずほ総合研究所による予測値。

(資料)総務省「家計調査」より、みずほ総合研究所作成

(注)2018年 3月の値は、みずほ総合研究所による予測値。

(資料)財務省「国際収支統計」より、みずほ総合研究所作成

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予測値

(前年比、%)

(年/月)

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15/01 15/07 16/01 16/07 17/01 17/07 18/01

(兆円)

(年/月)

経常収支

貿易収支 サービス収支

第一次所得収支

第二次所得収支

予測値

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7 金融市場ウィークリー(2018年 4月 27日・5月 4日合併号)

Ⅱ.トピックス

~日米首脳会談で新貿易協議開始に合意~

日米首脳会談

通商問題では、得失なし

4 月 17、18 日の両日、米フロリダ州で開催された日米首脳会談は、日本

にとって悪くない結果に終わったと評価して良いだろう。主要議題は北朝

鮮問題と通商問題であったが、北朝鮮問題では、日本が重視する拉致問題

の解決に向けて米国が協力することを約束する等の成果が得られた。

他方、通商問題では、懸念された米国からの具体的な対日市場開放要求

はなく、為替への言及もなかった。また、日米FTA(自由貿易協定)交

渉の開始に合意することも回避できた。

ただし、日本が米国に求めていた米国の鉄鋼・アルミ製品への輸入制限

措置における日本の国別適用除外については、米国は日本の要求に応じな

かった。また、会談前には、米国のTPP(環太平洋パートナーシップ)

への復帰の検討を通商代表らに指示していたドナルド・トランプ大統領が、

「TPPには戻りたくない」との姿勢を明確に示すなど、日本が得たもの

もほとんどなかった(図表)。

「自由で公正かつ相互的

な貿易取引のための協議」

開始に合意

今回の会談における通商問題での具体的成果は、「自由で公正かつ相互

的な貿易取引のための協議(talks for free, fair and reciprocal trade

deals : FFR)」を開始することに合意したことに尽きる。

日本としては、米国から日米FTA交渉を求められた場合、貿易投資分

野を柱のひとつとして立ち上げた「日米経済対話」において議論を行って

いくことが最善策であった。麻生太郎副総理・財務相とマイク・ペンス米

副大統領をトップとして行われる同対話には、インフラ投資等の日米双方

に利益のある協力案件を積み上げることで、貿易投資分野にのみ焦点が当

たることを避けるという日本の狙いがあった。しかし、これまでに 2 回開

催して、米国は同対話を日本側の「時間稼ぎ」とみなすようになっており、

今回の会談前には、同対話を日米FTA交渉の代替案とすることは困難と

みられていた。そこで日本側が用意したカードが、新たな対話の枠組みの

設置であったと言われている。

【 図表 日米首脳会談(通商問題)の注目点と結果 】

注目された論点 結果・主な発言

米国の鉄鋼・アルミ製品への輸入制限措置 ・日本は適用対象(国別除外とはならない)

米国の具体的な対日要求

・具体的要求や為替への言及はなし

【トランプ大統領】

「自動車を日本に輸出する際には障壁を取り除かなければならない」

日米 FTA・米国の TPP 復帰

・「自由で公正かつ相互的な貿易取引のための協議(FFR)」開始で合意

【トランプ大統領】

「巨額の対日赤字を均衡させたい」

「TPP には戻りたくない」「2 国間協定の方が良い」

【安倍首相】

「TPP が日米に最善だと思っている」

(資料)各種報道より、みずほ総合研究所作成

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8 金融市場ウィークリー(2018年 4月 27日・5月 4日合併号)

激しい攻防が予想される

新貿易協議

新貿易協議の通常より長い名称には同協議の開始を提案したとされる日

本側の苦心の跡が表れている。米通商代表部は 2月 28日、議会に年次報告

書『2018 年通商政策課題』を提出したが、そのプレスリリースの冒頭に記

されているのが「自由で公正かつ相互的な貿易の促進」であり、これをそ

のまま用いたことは同協議が米国の意向に沿ったものになるよう努めると

の日本の米国への配慮と言える。他方、「取引」や「協議」とすることで

同協議がFTAのような「協定(agreement)」を目指す「交渉(negotiation)」

ではないという日本の立場を明確に示している。日米FTA交渉を視野に

入れている米国に対し、安倍晋三首相は会談で「日米FTAは念頭にない」

とトランプ大統領に伝えたとされている。日米の思惑はすでにすれ違って

おり、この違いが鮮明になる局面がいずれ訪れるだろう。

新貿易協議は、日本側が茂木敏充経済財政・再生相、米国側がロバート・

ライトハイザー通商代表が担当する。ともに「タフ・ネゴシエーター」と

して知られており、同協議では日米の激しい攻防が予想される。

日米FTA交渉の前哨戦

となるのか?

トランプ大統領は、今回の会談でも、米国の「巨額の対日貿易赤字」に

強い不満を示した。2017 年の米国の対日貿易赤字額は約 688 億ドル(貿易

赤字総額比 8.6%)で、中国、メキシコに次ぐ規模となっている。『2018年

通商政策課題』には、対日政策として「慢性的な貿易障壁・不均衡・貿易

赤字に対処するために、対等で確かな市場アクセスを追求」すると明記さ

れている。今秋に中間選挙を控える中で、米国が新貿易協議において、短

期的に具体的成果を求めてくることも考えられる。

米国からのエネルギー輸入の拡大、防衛装備品の調達増等が日本側のカ

ードとしてささやかれているが、首脳会談後にウィリアム・ハガティ駐日

米国大使は、日本が高関税を課している農産物と、対日貿易赤字の大きな

部分を占める自動車・同部品が、新貿易協議の議題として優先順位が高い

と指摘している。

日本の自動車・同部品関税はすでにゼロのため、米国は安全基準等の日

本の規格・基準を非関税措置として問題視しているが、新貿易協議ではこ

れにとどまらず、より直接的に対日貿易赤字の削減に結びつく措置を求め

てくることも考えられる。

もし米国が牛肉をはじめとする多くの農産物につき関税削減・撤廃を日

本に要求してくるとなれば、これは最早FTA交渉と言える。日本が米国

のみに関税を削減・撤廃すれば、WTO(世界貿易機関)の無差別(最恵

国待遇(MFN))原則に反することになる。しかし、米国を含むすべて

のWTO加盟国に対する農産物の関税削減・撤廃に応じることは、日本に

とって極めて困難である。米国にのみ農産物関税を削減・撤廃するのであ

れば、米国がTPPに復帰しない限り、それは日米FTA締結ということ

になるだろう。

新貿易協議を日米FTA交渉への前哨戦とすることなく、TPPを嫌う

トランプ大統領にTPP復帰を働きかける。今回の首脳会談によって日本

に課された宿題は超難問である。 (菅原淳一)

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金融市場ウィークリー(2018年 4月 27日・5月 4日合併号) 9

Ⅲ.参考資料 今週の主要経済指標

予想:情報ベンダー(Bloomberg、Reuters等)の取りまとめた予想コンセンサス。米国の経済指標は特に断りのない限り季調値。

Rは改定値。

日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、仏:フランス、中:中国、韓:韓国、印:インド、

尼:インドネシア、泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア

日 付 今回実績 予想

4/20(金) 日 第3次産業活動指数(2月) 前月比 0.0% 0.0% R ▲0.4%

4/23(月) 米 中古住宅販売件数(3月) 年率 560万件 555万件 554万件

欧 ユーロ圏合成PMI 55.2 54.8 55.2

4/24(火) 日

米 新築住宅販売件数(3月) 年率 69.4万件 63.0万件 R 66.7万件

128.7 126.0 R 127.0

独 ifo景況感指数(4月) 102.1 102.8 R 103.3

4/25(水) 日 全産業活動指数(2月) 前月比 +0.4% +0.5% R ▲1.1%

4/26(木) 米 耐久財受注(3月) 前月比 +2.6% +1.6% R +3.5%

欧 ECB政策理事会

4/27(金) 日

鉱工業生産(3月速報) 前月比 +1.2% +0.5% +2.0%

消費者物価(4月都区部)   [除・生鮮食品]

前年比前年比

+0.5%+0.6%

+0.8%+0.8%

+1.0%+0.8%

前年比前年比

+0.1%+1.0%

+0.8%+1.5% R

+0.6%+1.7%

完全失業率(3月) +2.5% 2.5% 2.5%

有効求人倍率(3月) 1.59倍 1.59倍 1.58倍

経 済 指 標 等

G20(20か国財務大臣・中央銀行総裁会議、ワシントンD.C.(アメリカ))

2年利付国債入札:最高利回り ▲0.134%、 平均利回り ▲0.134%、 入札倍率 5.39倍

百貨店・スーパー販売額[既存店](3月速報)小売業販売額(3月速報)

5年国債入札:最高利回り 2.837%、 平均利回り 2.800%、 入札倍率 2.49倍

7年国債入札:最高利回り 2.952%、 平均利回り 2.900%、 入札倍率 2.56倍

日銀金融政策決定会合(26・27日)

日銀総裁定例記者会見

日銀「経済・物価情勢の展望」(基本的見解)

・3月までの急低下が一服し、景気モメンタムの鈍化に歯止めがかかったことを示唆。 寒波による悪影響が剥落したことが主因と見られる。

前回実績

2年国債入札:最高利回り 2.498%、 平均利回り 2.470%、 入札倍率 2.61倍

カンファレンスボード消費者信頼感指数(4月)

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金融市場ウィークリー(2018年 4月 27日・5月 4日合併号) 10

来週の主要経済指標

予想:[ ]はみずほ総合研究所予想、それ以外はコンセンサス(Bloomberg等)。予定は変更になる可能性があります。

日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、仏:フランス、中:中国、韓:韓国、印:インド、

尼:インドネシア、泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア

日 付 予 想 前 回 前々回

4/27(金) 日 新設住宅着工戸数(3月) 93.0万戸 92.6万戸 85.6万戸

米GDP(1~3月期速報)

前期比年率 +2.0%10~12月期

+2.9%7~9月期+3.2%

98.0 97.8 101.4

雇用コスト指数(1~3月期)前期比 +0.7%

10~12月期+0.6%

7~9月期+0.7%

4/29(日) 日

4/30(月) 日

中 製造業PMI(4月) 51.3 51.5 50.3

非製造業PMI(4月) 54.5 54.6 54.4

米個人所得(3月)消費支出(3月)コアPCEデフレータ(3月)

前月比前月比前年比

+0.4%+0.4%+2.0%

+0.4%+0.2%+1.6%

+0.4%+0.2%+1.5%

中古住宅販売仮契約指数(3月) 前月比 +0.5% +3.1% ▲5.0%

5/1(火) 米 製造業ISM指数(4月) 58.5 59.3 60.8

5/2(水) 日 消費動向調査(4月) N.A. 44.3 44.3

中 財新製造業PMI(4月) 51.0 51.0 51.6

米 FOMC(1・2日)

+0.4% +0.6% +0.6%

5/3(木) 日 憲法記念日(日本休場)

米 非製造業ISM指数(4月) 58.0 58.8 59.5

貿易収支(3月) ▲556億㌦ ▲576億㌦ ▲567億㌦

欧 ユーロ圏消費者物価指数 +1.3% +1.4% +1.1%

5/4(金) 日 みどりの日(日本休場)

中 財新サービスPMI(4月) 52.3 52.3 54.2

前月差前月比

4.0%+185千人

+0.2%

4.1%+103千人

+0.3%

4.1%+326千人

+0.1%

財・サ収支

雇用統計(4月) 失業率 非農業部門雇用者数 時間当たり賃金(全従業員ベース)

ミシガン大消費者信頼感指数(4月確報)

経 済 指 標 等

ユーロ圏GDP(1~3月期速報)

季調済年率

昭和の日

振替休日(日本休場)

消費者態度指数

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金融市場ウィークリー(2018年 4月 27日・5月 4日合併号) 11

再来週の主要経済指標

予想:[ ]はみずほ総合研究所予想、それ以外はコンセンサス(Bloomberg等)。予定は変更になる可能性があります。

日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、仏:フランス、中:中国、韓:韓国、印:インド、

尼:インドネシア、泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア

日 付 予 想 前 回 前々回

5/5(土) 日

5/7(月) 日

5/8(火) 日 前年比 [+1.5%] +0.1% +2.0%

中 貿易収支(4月) 米ドル N.A. ▲50億㌦ +334億㌦

輸出総額(4月) 前年比 N.A. ▲2.7% +44.1%

輸入総額(4月) 前年比 N.A. +14.4% +6.1%

5/9(水) 日 毎月勤労統計(3月速報) 名目賃金 前年比 +0.9% +1.0% +1.2%

景気動向指数(3月速報)

N.A.N.A.N.A.N.A.

20.0%25.0%106.0116.1

60.0%50.0%105.9114.8

米前月比前月比

N.A.N.A.

+0.3%+0.3%

+0.2%+0.2%

10年国債入札

5/10(木) 日

国際収支(3月速報)

[+3兆4,123億円][+13.9%]

[+1兆231億円][+18.2%]

+2兆760億円▲28.7%

+1,887億円▲82.5%

+6,074億円+430.5%

▲6,666億円-

景気ウォッチャー調査(4月) N.A. 48.9 48.6

中 消費者物価指数(4月) 前年比 N.A. +2.1% +2.9%

米消費者物価指数(4月) [食品・エネルギーを除く]

前月比前月比

N.A.N.A.

▲0.1%+0.2%

+0.2%+0.2%

5/11(金) 日

マネーストック(4月速報)M2M3

広義流動性

前年比前年比前年比

+3.2%+2.8%

N.A.

+3.2%+2.8%+2.8%

+3.2%+2.7%+3.0%

米 N.A. N.A. 97.8

金融政策決定会合

金融政策決定会合

ミシガン大消費者信頼感指数(5月速報)

実質消費支出[二人以上の全世帯](3月)

10年利付国債入札

経常収支(前年比)

貿易収支(前年比)

生産者物価指数(4月) [食品・エネルギーを除く]

現状判断DI

3年国債入札

経 済 指 標 等

日銀金融政策決定会合議事要旨(3/8・9分)

こどもの日

日銀金融政策決定会合における主な意見(4/26・27分)

10年物価連動国債入札

30年国債入札

英中銀金融政策委員会(9・10日)

先行DI一致DI先行CI一致CI

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金融市場ウィークリー(2018年 4月 27日・5月 4日合併号) 12

4月のスケジュール

国 内 米 国 他 1 1

2 日銀短観(3 月調査),新車販売台数(3 月) 2 米 製造業ISM指数(3 月)

3 10年利付国債入札 3

4 4 米 製造業新規受注(2月)

5 5 米 貿易収支(2月)

6 家計調査(2月),景気動向指数(2月速報)

消費動向調査(3 月), 毎月勤労統計(2月速報)

6 米 雇用統計(3 月)

7 7

8 8

9 国際収支(2月速報),景気ウォッチャー調査(3 月) 9

10 10 米 PPI(3 月)

3 年国債入札

11 黒田日銀総裁挨拶(第 93 回信託大会)

機械受注統計(2 月)

企業物価指数(3 月)

11 米 CPI(3 月)

FOMC 議事録(3/20・21分)

ベージュブック(地区連銀経済報告)

連邦財政収支(3 月)

10年国債入札

12 マネーストック(3 月速報),30 年利付国債入札 12 米 30 年国債入札

13 13 米 ミシガン大学消費者信頼感指数(4月速報)

14 14

15 15

16 雨宮日銀副総裁挨拶(「デジタル時代と中央銀行」

(IMF・金融庁・日本銀行共催 FinTech コンファレンス )

内閣府月例経済報告(4月)

16 米 小売売上高(3 月),ネット対米証券投資(2月)

ニューヨーク連銀製造業業況指数(4月)

17 設備稼働率(2 月)

5年利付国債入札

17 米 鉱工業生産・設備稼働率(3 月)

住宅着工・許可件数(3 月)

18 貿易統計(3 月) 18

19 20年利付国債入札 19 米 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(4月)

景気先行指数(3 月)

20 消費者物価(3 月全国)

第 3次産業活動指数(2月)

20 G20(20か国財務大臣・中央銀行総裁会議、ワシントン

D.C.(アメリカ))

21 21

22 22

23 23 米 中古住宅販売件数(3 月)

24 2年利付国債入札 24 独

ifo景況感指数(4月)

カンファレンスボード消費者信頼感指数(4月)

新築住宅販売件数(3 月),2年国債入札

25 全産業活動指数(2月) 25 米 5年国債入札

26 26 欧

ECB政策理事会

耐久財受注(3 月),7年国債入札

27 日銀金融政策決定会合(26・27日)

日銀総裁定例記者会見

日銀「経済・物価情勢の展望」(基本的見解)

鉱工業生産(3 月速報)

消費者物価(4 月都区部)

住宅着工統計(3 月)

商業動態統計(3 月速報)

労働力調査(3 月)

27 米 GDP(1~3月期速報)

ミシガン大学消費者信頼感指数(4月確報)

雇用コスト指数(1~3月期)

シカゴPMI指数(4月)

28 28

29 昭和の日 29

30 振替休日(日本休場) 30 米 個人所得・消費支出(3 月)

*印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕

日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、仏:フランス

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金融市場ウィークリー(2018年 4月 27日・5月 4日合併号) 13

5 月のスケジュール

国 内 米 国 他 1 新車販売台数(4月) 1 米 製造業ISM指数(4 月)

2 消費動向調査(4月) 2 米 FOMC(1・2日)

3 憲法記念日(日本休場) 3 米 非製造業ISM指数(4 月)

労働生産性(1~3月期暫定)

製造業新規受注(3 月)

貿易収支(3 月)

4 みどりの日(日本休場) 4 米 雇用統計(4 月)

5 こどもの日 5

6 6

7 日銀金融政策決定会合議事要旨(3/8・9分) 7

8 家計調査(3 月)

10年利付国債入札

8 米 3 年国債入札

9 景気動向指数(3 月速報)

毎月勤労統計(3 月速報)

9 米 PPI(4月)

10年国債入札

10 日銀金融政策決定会合における主な意見(4/26・27分)

景気ウォッチャー調査(4月)

国際収支(3 月速報)

10年物価連動国債入札

10 英

英中銀金融政策委員会(9・10日)

CPI(4 月)

連邦財政収支(4月)

30 年国債入札

11 マネーストック(4月速報) 11 米 ミシガン大学消費者信頼感指数(5月速報)

12 12

13 13

14 企業物価指数(4月) 14

15 第 3次産業活動指数(3 月)

30 年利付国債入札

15 米 小売売上高(4 月),ネット対米証券投資(3 月)

ニューヨーク連銀製造業業況指数(5月)

16 GDP(1~3月期 1次速報)

設備稼働率(3 月)

16 米 鉱工業生産・設備稼働率(4 月)

住宅着工・許可件数(4月)

17 機械受注統計(3 月)

5年利付国債入札

17 米 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(5月)

景気先行指数(4月)

18 消費者物価(4 月全国) 18

19 19

20 20

21 貿易統計(4月) 21

22 20年利付国債入札 22 米 2年国債入札

23 全産業活動指数(3 月) 23 米 FOMC議事録(5/1・2分)

新築住宅販売件数(4月)

5年国債入札

24 24 米 中古住宅販売件数(4月)

7年国債入札

25 消費者物価(5 月都区部) 25 米

耐久財受注(4 月)

ミシガン大学消費者信頼感指数(5月確報)

ifo景況感指数(5月)

26 26

27 27

28 28 米 メモリアルデー(米国休場)

29 労働力調査(4月)

40年利付国債入札

29 米 カンファレンスボード消費者信頼感指数(5月)

30 商業動態統計(4月速報)

消費動向調査(5月)

30 米 ベージュブック(地区連銀経済報告)

企業収益(1~3月期暫定)

GDP(1~3月期暫定)

31 鉱工業生産(4 月速報)

住宅着工統計(4月)

2年利付国債入札

31 米 シカゴPMI指数(5月)

個人所得・消費支出(4月)

*印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕

日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、仏:フランス

Page 16: 金融市場ウィークリー...3 金融市場ウィークリー(2018年4月27日・5月4日合併号) Ⅰ.経済・金融市場動向 ~金融市場見通し~ 米長期金利の上昇余地は

金融市場ウィークリー(2018年 4月 27日・5月 4日合併号) 14

四半期スケジュール 6 月 7月 8月

日 本 1 法人企業統計調査(1~3月期) 新車販売台数(5 月)

5 家計調査(4 月) 10年利付国債入札 6 毎月勤労統計(4 月速報)

7 景気動向指数(4 月速報) 8 GDP(1~3月期 2次速報) 景気ウォッチャー調査(5 月)

国際収支(4 月速報) 11 マネーストック(5 月速報) 機械受注統計(4 月)

12 企業物価指数(5 月) 法人企業景気予測調査(4~6月期) 第 3次産業活動指数(4 月)

14 設備稼働率(4 月) 15 日銀金融政策決定会合(14・15日) 日銀総裁定例記者会見

18 貿易統計(5 月) 19 30 年利付国債入札 21 5年利付国債入札

22 消費者物価(5 月全国) 全産業活動指数(4 月) 26 20年利付国債入札

27 資金循環統計(1~3月期速報) 28 商業動態統計(5 月速報) 2年利付国債入札

29 鉱工業生産(5 月速報) 労働力調査(5 月) 消費者物価(6 月都区部)

消費動向調査(6 月)

2 日銀短観(6 月調査) 新車販売台数(6 月)

6 家計調査(5 月) 毎月勤労統計(5 月速報) 景気動向指数(5 月速報)

9 景気ウォッチャー調査(6 月) 国際収支(5 月速報) 10 マネーストック(6 月速報)

11 企業物価指数(6 月) 第 3次産業活動指数(5 月) 機械受注統計(5 月)

13 設備稼働率(5 月) 19 貿易統計(6 月) 20 消費者物価(6 月全国)

全産業活動指数(5 月) 27 消費者物価(7 月都区部) 30 商業動態統計(6 月速報)

31 日銀金融政策決定会合(30・31 日) 日銀「経済・物価情勢の展望」(基本的見解) 日銀総裁定例記者会見

鉱工業生産(6 月速報) 労働力調査(6 月)

1 新車販売台数(7 月) 7 家計調査(6 月)

毎月勤労統計(6 月速報) 8 景気ウォッチャー調査(7 月) 国際収支(6 月速報)

9 マネーストック(7 月速報) 10 企業物価指数(7 月) 第 3次産業活動指数(6 月)

13 GDP(4~6月期 1次速報) 14 設備稼働率(6 月) 16 貿易統計(7 月)

22 全産業活動指数(6 月) 24 消費者物価(7 月全国) 30 商業動態統計(7 月速報)

31 鉱工業生産(7 月速報) 労働力調査(7 月) 消費者物価(8 月都区部)

米 国 1 製造業ISM指数(5 月) 雇用統計(5 月)

5 非製造業ISM指数(5 月) 6 労働生産性(1~3月期改訂) 貿易収支(4 月)

11 3 年国債入札 10年国債入札 12 CPI(5 月)

連邦財政収支(5 月) 米 30 年国債入札 13 FOMC(12・13 日)

PPI(5 月) 14 小売売上高(5 月) 15 ミシガン大学消費者信頼感指数(6 月速報)

鉱工業生産・設備稼働率(5 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(6 月) 19 住宅着工・許可件数(5 月)

20 中古住宅販売件数(5 月) 経常収支(1~3月期) 21 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(6月)

景気先行指数(5 月) 25 新築住宅販売件数(5 月) 26 カンファレンスボード消費者信頼感指数(6 月)

2年国債入札 27 耐久財受注(5 月) 5年国債入札

28 企業収益(1~3月期改訂) GDP(1~3月期確定) 7年国債入札

29 シカゴPMI指数(6 月) 個人所得・消費支出(5 月)

2 製造業ISM指数(6 月) 5 FOMC 議事録(6/12・13 分)

非製造業ISM指数(6 月) 6 雇用統計(6 月) 貿易収支(5 月)

10 3 年国債入札 11 PPI(6 月) 10年国債入札

12 CPI(6 月) 連邦財政収支(6 月) 30 年国債入札

13 ミシガン大学消費者信頼感指数(7 月速報) 16 小売売上高(6 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(7 月)

17 鉱工業生産・設備稼働率(6 月) 18 ベージュブック(地区連銀経済報告) 住宅着工・許可件数(6 月)

19 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(7月) 景気先行指数(6 月) 23 中古住宅販売件数(6 月)

24 2年国債入札 25 新築住宅販売件数(6 月) 5年国債入札

26 耐久財受注(6 月) 7年国債入札 27 GDP(4~6月期速報)

31 雇用コスト指数(4~6月期) シカゴPMI指数(7 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(7 月)

個人所得・消費支出(6 月)

1 FOMC(31・1日) 製造業ISM指数(7 月)

3 非製造業ISM指数(7 月) 雇用統計(7 月) 貿易収支(6 月)

9 PPI(7 月) 10 CPI(7 月) 連邦財政収支(7 月)

15 鉱工業生産・設備稼働率(7 月) 小売売上高(7 月) 労働生産性(4~6月期暫定)

ニューヨーク連銀製造業業況指数(8 月) 16 住宅着工・許可件数(7 月) フィラデルフィア連銀製造業業況指数(8月)

17 ミシガン大学消費者信頼感指数(8 月速報) 景気先行指数(7月) 22 FOMC 議事録(7/31・8/1 分)

中古住宅販売件数(7 月) 23 新築住宅販売件数(7 月) 24 耐久財受注(7 月)

28 カンファレンスボード消費者信頼感指数(8 月) 29 企業収益(4~6月期暫定) GDP(4~6月期暫定)

30 個人所得・消費支出(7 月) 31 シカゴPMI指数(8 月)

欧 州 14 ECB政策理事会

21 英中銀金融政策委員会(20・21日)

26 ECB政策理事会 2 英中銀金融政策委員会(1・2日)

*印は期日未定を示す〔予定は変更の可能性があります〕

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金融市場ウィークリー(2018年 4月 27日・5月 4日合併号) 15

今週の金融市場の動き

(注)前週末比は、海外などについては現時点での直近値と前週末値との比較。

東京市場の発行日表示値は終値もしくは 11:30 時点値。

米国 10年債、米金利スワップ 10年物は Bloombergの終値。

日本株出来高・売買代金はそれぞれ東京証券取引所第一部出来高・売買代金。

TIBORは全銀協発表のユーロ円 TIBOR平均値。

新発 10年国債は日本相互証券発表の気配値。

金利先物は東京金融取引所(TFX)のユーロ円 3ヵ月金利先物。

独・英 10年国債は Bloombergの提示する終値。

為替は NY時間終値(発行日のみ東京時間 11:30 時点、出所:Bloomberg)。

[海外金利]4/19 4/20 4/23 4/24 4/25 4/26 4/27 前週末比

ドルLIBOR 3M(%) 2.36156 2.35923 2.35954 2.36167 2.36561 2.35878 ▲ 0.003

ユーロドル金先(Dec18) 97.375 97.360 97.355 97.360 97.340 97.360 0.000

米国債(10年、%) 2.910 2.960 2.975 3.000 3.026 2.981 0.622

スワップ金利(10年、%) 2.939 2.995 3.004 3.025 3.058 3.012 0.017

独国債(10年、%) 0.600 0.590 0.636 0.631 0.634 0.593 0.003

英国債(10年、%) 1.520 1.479 1.539 1.539 1.539 1.504 0.025

[内外株式]4/19 4/20 4/23 4/24 4/25 4/26 4/27 前週末比

ダウ平均(㌦) 24,664.89 24,462.94 24,448.69 24,024.13 24,083.83 24,322.34 ▲ 140.60

S&P500指数 2,693.13 2,670.14 2,670.29 2,634.56 2,639.40 2,666.94 ▲ 3.20

NASDAQ総合指数 7,238.06 7,146.13 7,128.60 7,007.35 7,003.74 7,118.68 ▲ 27.45

日経平均(円) 22,191.18 22,162.24 22,088.04 22,278.12 22,215.32 22,319.61 22,413.85 251.61

TOPIX(Pt.) 1,750.18 1,751.13 1,750.79 1,769.75 1,767.73 1,772.13 1,774.39 23.26

出来高(百万株) 1,577.19 1,424.99 1,343.84 1,469.95 1,423.47 1,520.38 - -

売買代金(億円) 25,927.93 24,976.77 21,614.23 24,349.29 24,679.06 27,856.51  - -

日経JASDAQ平均(円) 3,912.17 3,929.01 3,937.02 3,951.39 3,953.91 3,955.69 3,951.37 22.36

[円金利]4/19 4/20 4/23 4/24 4/25 4/26 4/27 前週末比

TIBOR 3カ月(%) 0.08500 0.08500 0.08500 0.08500 0.08500 0.08500 - -

ユーロ円金先(Sep18) 99.920 99.910 99.910 99.910 99.905 99.900 99.905 ▲ 0.00

新発国債(10年、%) 0.040 0.055 0.055 0.050 0.060 0.055 0.050 ▲ 0.005

長国先物(Jun18) 150.85 150.58 150.63 150.67 150.55 150.56 150.63 0.05

スワップ金利(5年、%) 0.114 0.122 0.120 0.116 0.130 0.120 0.118 ▲ 0.00

[為替]4/19 4/20 4/23 4/24 4/25 4/26 4/27 前週末比

円/$ 107.37 107.66 108.71 108.82 109.43 109.30 109.18 1.52

$/EUR 1.2345 1.2288 1.2209 1.2233 1.2161 1.2103 1.2109 ▲ 0.0179

円/EUR 132.55 132.28 132.71 133.11 133.07 132.30 132.21 ▲ 0.07

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最新リポート一覧

<みずほインサイト>

2018年 4月 20日 インドネシア燃料価格政策の転換~改革の逆行を意味しないが情勢を注視する必要~

https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/as180420.pdf

2018年 4月 20日 日米首脳、新貿易協議開始で合意~日米 FTA交渉への前哨戦となるのか?~

https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/pl180420.pdf

2018年 4月 10日 2018 年夏季ボーナス予測~3年連続で一人当たり支給額が増加~

https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp180410.pdf

2018年 4月 3日 米韓通商交渉の最近の動向~大筋合意に至るも北朝鮮情勢を背景に帰結は不透明~

https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/as180403.pdf

<内外経済見通し>

2018年 3月 9日 2017・18・19 年度 内外経済見通し( 2017年 10~12月期 GDP2 次速報後改訂)

~国内、海外とも高めの成長は変わらず~

https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_180308.pdf

2018年 2月 15日 2017・18・19年度 内外経済見通し

~世界経済は拡大基調、金融市場の変調には警戒~

https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_180215.pdf

2017年 7月 5日 内外経済の中期見通し―2020 年代、日本最後の改革機会

~人口減少下でも 1%成長を維持する 4課題~

https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_170705.pdf

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