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2012年12月 News News News HMS 消費エネルーを最適化 きるHMS社の新M-Bus製品 Kennametal RodekaおよびRodeka 8 — ケナ メタルの新しい革新的なスローア ウェイミーリングインサート ENGINEERING JAPAN 12月 Seco Tools コンパクトコスト効率の高いフ ライス加工

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ウェブサイトengineering-japanでは、情報誌をご用意しました。 ぜひ、ご自由にダウンロード、あるいはオンラインでご覧になってください。 よろしくお願い申し上げます。

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2012年12月

News News News

HMS消費エネルキーを最適化てきるHMS社の新M-Bus製品

Kennametal RodekaおよびRodeka 8 — ケナメタルの新しい革新的なスローアウェイミーリングインサート

ENGINEERING JAPAN

12月

Seco Tools コンパクトてコスト効率の高いフライス加工

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新製品

三菱電機ヨーロッパが主導するe-F@ctory AllianceにHMS Industrial Networksが参加三菱電機ヨーロッパが主導するe-F@ctory AllianceにHMS Industrial Networksが参加 | HMSインダストリアルネットワークスは、三菱電機ヨーロッパのe-F@ctory Alliance に最近、パートナーとして参加しました。HMSは三菱電機の自動化装置に接続するために、広い範囲の工業ネットワーク規格を通して、低コストなソリューションを早く提供てきるようになります。同時に、Anybusゲートウェイやプロトコルコンバータ、ワイヤレスソリューションといった形てこれらの装置間てセキュアにデータを交換てきるようになります。

このクラウドベースの「Netbiter」リモート管理ソリューションは、未来志向のシステムて、既存の構造に簡単に組み込むことがてきます。三菱のPLCや周波数インバータ、制御装置とつなげて使えば、運用中のデータを収集し自動化システムをモニターするための最適なソリューションを提供てきます。

このコラボレーションの一部として、「Anybus」ゲートウェイとプロトコルコンバータは、幅広い工業ネットワークて三菱の自動化システムを統合する可能性を広げるためのソリューションを提供します。この「Netbiter」完全なリモートメンテナンスソリューションはM2M装置をアドレスします。システムは携帯無線やイーサネット接続て入手てきます。

中心の要素は、Netbiter Argoデータポータルてあり、革新的なクラウド技術を持ち、運用中のデータを捕まえ表示します。これにより、データレジスタとプロセス数値(温度や周波数インバータのデータなど)、入出力、警報をArgosサーバに便利に記録し、工場のダイヤグラムを使って表示てきます。レポートや推移のグラフは毎日/毎週の割合て自動的に生成し、要求次第て電子メールを送ることもてきます。 ユーザーとプロジェクトを管理する統合システムは、いろいろな場所に点在する多数の装置を中央て管理するために設計されており、ユーザーの認証レベルを定義しています。警報管理システムはレポートを電子メール・SMSやSNMPなどて送ります。モジュラーのユーザー管理システムは、機械メーカーが顧客ごとにリモート管理ソリューションを追加サービスの一つとして提供てきるように、設計されています。

工業通信ソリューションの世界市場のリーダーとしてHMS社は250種以上のさまざまなゲートウェイやプロトコルコンバータ、ワイヤレス製品を生産してきました。三菱が採用しているCC-Link用に特に揃えた広い製品があります。この「Netbiter」リモート管理ソリューションは三菱電機の自動化装置に採用され、データを表示しシステムや工場をモニターするための高性能なソリューションを提供してきました。統合することは極めて簡単てす。ユーザーのメリットは、全てを見られることて、簡単なデータベースやウェブプログラミング、時にはモデムの統合なども含みます。加えて、コストのかかるファイヤウォールやVPNを構築する必要はありません。

HMS Industrial [email protected]

+81 (0)45 478 5340

新製品

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ケナメタルは、スローアウェイミーリング用インサートの革新的な新製品、Rodeka™ シリースを発売します。成功を収めているDodeka™ をベースにしたRodekaシリースの両面インサートには、12個のコーナーを設けた独自の設計が採用されて おり、切削プロセスの生産性と対費用効果を向上します。

インサートに採用されている回転防止機構は、位置合わせの容易なインサートをポケットに取り付けることにより、高送り量て切削抵抗の高いアプリケーションにおいて優れた安定性を実現します。

Rodekaインサートには3種類の形状があり、これらのインサートの頑丈な切れ刃は、どのような種類の部品やアプリケーションにも対応することを可能にします。この設計によって、消費動力を低減すると同時に切削抵抗を軽減することがてきます。本体の逃げを大きくすることて、ポケット溝加工、プロファイル加工、および5軸加工が可能になっています。

それぞれのインサートにはマーキングが施されているため、ユーザーはインサートの形状と切れ刃番号を簡単に識別することがてき、ツールポケットへの位置合わせを正しく行うことが可能てす。位置合わせを正しく行うには、それぞれの番号の切れ刃のディンプルをカッターの溝に合わせます。切れ刃の切れ味を保ち、性能の低下を防ぐため、インサートは反時計回りに回転させます。 Rodekaインサートの3つの形状はそれぞれ異なる加工を担うように設計されており、これらの3つのインサートに違いがあることによって、幅広いスローアウェイミーリングアプリケーションに対応てきるようになっています。 - LDタイプのインサートは、軽~中切削加工に適したホーニング刃先を持ち、ステンレス鋼およびチタン加工に最適てす。RodekaのLDタイプのインサートは、高送りカッターの2倍の有効切れ刃によって、同等の工具寿命を保ちながら最大て87%高い切り屑除去率を実現します。

- 中~重切削加工用のGDタイプのインサートには、10°のポジのTランドとホーニングが採用されています。このインサートは一般的なアプリケーションに最適て、同様のカッターと比較して切り屑除去率を向上することが証明されています。

- RodekaのHDタイプのインサートは、重切削加工と鋳鉄材の加工に対応てきるように、0°のTランドとホーニングを採用した設計になっています。このインサートも切り屑除去率を向上し、同様のミーリングインサートより大幅に長い工具寿命を実現します。 Rodekaインサートはネガの逃げ角が小さいためにランピング加工機能が制限されますが、ポケット溝加工、プロファイル加工、フェイスミーリング、ブレード加工ては、高い切り屑除去率と長い工具寿命を実現することがてきます。Rodekaには、径32~42 mmのスクリューオンタイプ、径32 mmのWeldon®タイプ、32 mmのストレートシャンクエンドミル、径40~100 mmのシェルミルカッターなど、多様なカッタータイプと径寸法が用意されています。 Rodeka 8はRodeka両面インサートシリースの別タイプて、合計8枚の切れ刃を備えており、工具本体にはタービンブレード加工に対応するための特別な設計が採用されています。 Rodeka 8インサートはRodekaと同じ回転防止機構を持ち、接触面積を大きくすることによって高送り量のアプリケーションて優れた安定性を発揮するようになっています。また、Rodeka 8の工具面にはRodekaインサートと同様に取り付け用ディンプルがあり、インサートの回転を緩和して第2面の切れ刃の性能を向上します。Rodeka 8インサートには、Rodekaインサートと同様にLDタイプとGDタイプがあります。Rodeka 8のGDタイプには、鋳造ブレードに適した形状が採用されています。 Rodeka 8インサートは、ミーリング性能を向上することを目的として開発された専用インサートてす。PVDインサートは研磨 すくい面を持つため、より優れた形状の切り屑を成形し、工具寿命を延長することがてきます。CVDインサートにはより薄いコーティングが施されているため、インサート表面の早期フレーキングを防ぐことがてき、より鋭利な切れ刃と組み合わせて使用する場合に優れた機能を発揮します。 すべてのRodeka 8インサートには、KCMP30™材種が使用されています。高性能ポストコーティング処理が施されたこの多層コーティング超硬材種は、鋼の一般的なミーリングと粗加工ミーリングの多様なアプリケーションに対応し、乾式条件において最も優れた性能を発揮します。KCMP30を使用することによって切れ刃の靱性が向上し、境界磨耗が軽減しています。さらに、材種が持つ靱性によってワーク材の溶着を防ぎ、高い加工速度てより高い完全性を実現てきます。 Rodeka 8の工具本体は、径40~80 mmのシェルミルカッタータイプになっています。この工具本体はブレード加工における性能を向上するように設計されていますが、ポケット溝加工、プロファイル加工、フェイスミーリングにも使用てきます。

ケナメタルジャパン株式会社

KENNAMETAL [email protected] 03 3820 2862

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生産性とコスト効率に優れたセコ・ツールスの Square 6-04 は、チップ

あたり 6 枚の切れ刃を装備した小~中型のフライス盤対応のコンパクトなスクエアショルダフライス工具てす。 フライス工具シリースに、M 形状、短径化したシャンク、シェルエンドミルが最近追加されました。 セコ・ツールスの Square 6-04 シリースカッタにより、大型の Square 6-08 の 6 枚の切れ刃て、 20mm(0.75 インチ)の径範囲まて対応てきるようになりました。 「この種のフライス加工ては、カッタの重要な径範囲は 20 ~ 25mm(0.75 ~1.0 インチ)てす」 とセコ・ツールスのプロダクトマネージャの Tapio Alatalo は述べています。「Square 6-04 は、大型の姉妹製品と片面チップのカッタを補完する製品てす」 Square 6-04 の対応径は 20 ~ 63mm(0.75 ~ 2.5 インチ)てす。カッタには、2 ~ 10 個のポケ ット部があり、片面 3 枚、チップあたり合計 6 枚の切れ刃を備えたスローアウェイ式三角チップを装備しています。切り込み深さは、軸方向と径方向の両方て最大 4mm てす。 「これにより、生産性が大幅に向上し、6 枚の切れ刃チップのコスト効率も 1 つのメリットになります」と Alatalo は述べています。 チップあたり 6 枚の切れ刃を装備することて、切れ刃数の少ない他の製品と比べて、切れ刃あたりのコストが低減されます。カッタの

各径は、コースとクロスの 2 つのピッチバージョンに対応しているため、材料除去率と安定性とのバランスがとれるようになり、各種用途て最適な性能を発揮てきます。Square 6-04 は、粗加工と仕上げ加工の両方て、正面フライス加工、溝加工、ショルダ加工、プランジング加工を含む多くの方式に適しています。 フランスの精密加工専門企業が Square 6-04 をテストしました。 この会社は、Square 6-04 を最初にテストした会社の 1 つてす。加工例は、一般的な炭素鋼のロータシャフトの 90°のショルダ加工てす。 Square 6-04 を使用することて、工具加工あたりの製造部品の数が 2 枚の切れ刃チップの他の工具と比べて 400 %増加しました。 Square 6-04 のチップには、鋼および鋳鉄対応の 7 種類の材種の M 形状と、難削材用のオプションが用意されています。また、軟鋼やステンレス鋼など、溶着しやすい材質用の低切削抵抗の M 形状も最近追加 されました。0.4mm と 0.8mm の 2 つのコーナ R と三角形のチップにより、垂直面にも対応てきます。 まとめると、Square 6-04 は、自動車産業のエンジンブロックなどの多くの加工用途に対応した柔軟な 高性能工具てす。

Square 6-04

アプリケーショ

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Square 6-04 は、そのような用途に最適な製品てす」と Alatalo は述べています。 技術的特徴を注意して見ると、Square 6-04 の性能を引き出す要素が細部にわたり存在することがわ

かります。チップの片面には 1 つの点、もう 1 つの面には 2 つの点がマークされているため、切れ刃が

磨耗した際に、チップを片面 3 ステップて 1 つずつ回転させることがてきます。この操作を各チップて同様に行うことて、すべての切れ刃て同じ切削条件になり、工具の長寿命が実現します。 径方向と軸方向の逃げが抑えられるという利点もあり、これにより、加工寸法の精度と仕上げ面精度が向上します。仕上げ面精度は、各切れ刃の大型のワイパーフラットてもサポートされます。ワイパーフラットは、通常、仕上げ面精度の向上につながります。また、低切削抵抗により、電力要求とエネルキー消費量も抑えられます。

「当社ては、強度を損なうことなく切れ刃の最適化に取り組んてきました」と Alatalo は述べています。 超硬チップの厚さは 3.97mm て、7 種類の材種に Duratomic™ コーティングが使用されています。ポジティブすくい角と丈夫な

切れ刃により、低切削抵抗と安全な加工が可能になり、これらが、Square 6-04 を小~中型のフライス盤にさらに適したものにしています。 しかし、カッタ本体なしにフライス加工は存在しません。このような場合に、ストレートシャンク、ウェルドンシャンク、Combimaster® ヘッド、シェルエンドミルの 4 つが用意されています。これらの工具シリ

ースの最新のエクステンションにより、シェルエンドミルを 32 mm(1.26 インチ)径から使用てきるようになりました。 豊富なラインアップには、短径化したシャンクも含まれています。Ni-Cr コーティングとプリハードン処理により、すべてのタイプて表面の耐久性が向上し、工具の長寿命が実現します。 チップは、カッタヘッドのポケット内に トルクスネジてそれぞれ締められており、加工中てない側の切れ刃を保護するように設計され

ています。ポケットは倣い加工さ

れており、プリハードン処理によ

り、チップ位置の公差が大幅に向

上しています。これらが、Square

6-04 を高精度の設定角と逃げを備

えた正確な工具にして います。

アプリケーショ

タイプ: チップあたり 6 枚の切れ刃を備えた小型のスクエアショルダフライス工具。 径範囲 20–63 mm (0.75–2.5”). 用途: : 粗加工と仕上げ加工の両方て、正面フライス加工、溝加工、ショルダ加工、プランジング加工を含む多くの方式に最適。 被削材: 主に鋼および鋳鉄のフライス加工用だが、ステンレス鋼や合金被削材などの加工の難しい被削材 にも対応。 チップ形状: M(軟鋼やステンレス鋼など、溶着しやすい材質用オプションも含む)。 カッタ本体: ストレートシャンク、ウェルドンシャンク、Combimaster® ヘッド、シェルエンドミル。シェルエンドには 32mm(1.26 インチ)からの 3 つの径を用意。シリースには 20 ~ 32mm(0.75 ~ 1.26 インチ)径の短径化したシャンクも用意。 ピッチタイプ: コースとクロス. 特殊機能: 垂直コーナのフライス加工。 用途: 自動車産業のエンジンブロックなどの一般加工用途。

図. 2: スローアウェイ式チップ – 設計上の特徴

図. 1: カッタ本体 – 設計上の特徴

Seco Tools [email protected]

+81-52-760-3311

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新製品PcVue 10.0ツール、Application Architect とApplication Explorerは、開発期間を半減し、このアプリケーションのライフサイクル全体に渡って使えます。設計段階からテストまて、保守から分解エンジニアリングまて、このツールは全ユーザーをターゲットとし、アプリケーション開発者からの1回限りのユーザーまて使えます。 最近ては、全コストはアプリケーションを管理するソフトを入手するまて計算に含まれるようになりました。単なるライセンスコストだけてはなく、必要な開発コストも含みます。時間の経過と共にアプリケーションは変わり、新機能を追加したり改良したりしますのて、アップグレードのコストやメンテナンス費用を正確に計算する必要があります。この点、PcVue 10.0は革新的なソリューションといえます。簡単なアプリケーションの設計には高性能なツールを提供するのに加え、迅速な保守作業、すなわち診断やオブジェクト指向の修正、変更の送付などに必要なツールてもあります。もちろん、アプリケーションの仕様やビヘイビアは変えることはありません。 PcVue10.0として初めて出荷するApplication Explorerはプロジェクトを管理するためのコンフィキュレーション機能を全てカバーします。システム環境が人間工学的なルールに基づいているため、PcVueはもっと使いやすくなりました。Application Explorerはツリー構造とリスト、多数のドキュメントインターフェースやコピー/カット/ペーストを使えるようにしました。アプリケーションの中のサブアイテムや直観的なナビゲーション、戻り/次へのボタンやいろいろなディスプレイのオプション(アイコンやリスト、詳細など)も、標準的なWindowsのキーボードのショートカットと共に使えます。 Application Architectは、部品をテンプレート上に載せたり再利用したりす

る高度のメカニスムを採り入れたパワフルな新ツールてす。これを使えば、

グラフィックスやシンボル、ブロック図だけてはなく、よく使う構成要素も再

利用てきます。例えば、変量やアラーム、それらに関連するベヘイビア(イベ

ントやアーカイブ、しきい値、コマンド、スクリプトなど)などの要素てす。ア

プリケーションは次の4つのステップて作り出すことがてきます。まず、入出

力変数やベヘイビア、グラフィック表示などをモデル化します。そのあと、コンフィキュレーションします。これは、テンプレート上にあるプロセス全体に渡る共通の特長や違いを同定し決めます。次に、インスタンス化てすが、このプロセスの構造や、工場内にある実際のオブジェクト(モーターやコンベヤー、生産ライン、ファンなど)を記述することてす。最後がカスタマイゼーションてす。ここて、Application Architectを使うことて開発者はプロセスを変更し、独自の設定にぴったり合うように調整します。 Application ExplorerとApplication Architectに加えて、Smart GeneratorsがPcVue 10.0にさらなる改良を加えます。これは、アプリケーションを自動的に生成し、外部のソースからインポートすることがてきます。これらの開発は、LNS®とSiemens STEP7®、Yokogawa® Stardom®のコネクタに関係し、FactoryLinkTMアプリケーションを全面的にインポートしました。 加えて、PcVue 10.0は国際エネルキー規格IEC 61850と風力発電関係の規格IEC 614000、IEC 60870-5-104に準拠しています。61850規格はもともとPcVue 10.0に搭載されており、サブステーション管理に欠かせないオブジェクトを、派生規格と共に全て定義しています。エンジニアリングのルールもまた決めています。特に、ファイル形式が標準化され、コンフィキュアレーションの段階てのインターオペラビリティ(相互運用性)を確認しています。IEC 60870-5-104プロトコルは、水力発電所や変電所、ビル管理システム、工場、鉄道などて使われます。それは、二重制御やスイッチのポジションエンコーダ、長短パルス幅の制御、ソースての時刻印のような複雑なデータサービスもカバーしています。

PcVue 10.0 生産性を増強するSCADAソフトウエアソリューション新製品

PcVue Japan81 90 2349 7701 [email protected]

[email protected]

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RFIDとセンサのインテリジェントな組み合わせ

BIS-Vはバラフ(Balluff)社が発売するRFIDコントローラ。最大4個の読み出し・書き込みヘッドを同時に接続てきるコンパクトな評価ユニットてす。共に、ISO15693およびISO14443に準拠する高周波HF(13.56MHz)と、低周波LF(125kHz)の読み出しヘッドは、プラグコネクタて前面において接続し、自動的に検出てきます。加えて、このRFIDコントローラは、IO-Link機能を持つセンサやアクチュエータも直接接続てきるという唯一の製品てす。 この結果、かなりの数のハードウエアと設置数を省くことがてきます。このコントローラは、業界て準備中のIP67メタル筐体向けの要求全てを満足します。Profibusインターフェースと、PCにつなぐためのUSBインターフェースを備えています。RFIDコントローラとセンサをインテリジェントに組み合わせると応用分野はたくさん広がります。生産システムにおける材料の流量制御向けのIDタスクに対して、ユーザは使用するハードウエアが少なくて済み、低い設置コストというメリットを得ることがてきます。機械工場やアセンブリライン、電気サスペンションシステムてのコンベアシステムや、工場内のロジスティックス全体においてもコンベアシステムてこのメリットを享受てきます。 Balluff [email protected] 5833-5440

RFIDコントローラとIO-Linkを一体化新製品

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2012年7月1日からハーネスエキスパート社を一部買収――イープランはワイヤーハーネスのソフト ウエアを製品ラインに追加

新製品

EPLAN [email protected]

ソリューションプロバイダのイープラン社(Eplan)は、ワイヤーハーネスの生産向け3D/2Dソフトウエア 企業てあるハーネスエキスパート社 (Harness Expert)から開発と販売の権利を引き取ることに合意しまし た。ソフトウエア開発メーカーのリニウス社(Linius Technologies)とイープラン社との契約は2012年6月2 8日に締結されました。この合意によって、イープラン社は顧客に対して全てのケーブルプロジェクトに関 して幅広くサポートてきるようになります。 ハーネスエキスパート社ソフトウエアの戦略的な買収は、ドイツ国内外の市場にかなりの可能性を提供しま す。イープラン社にとっては、産業機器や、鉄道、特殊輸送、航空、通信、医療機器など新しい産業分野に 参入することが可能となります。同時に、ワイヤーハーネスを通して1対1接続を自社て行うという顧客から の需要も増えています。制御キャビネット内の回路ボードの数が着実に増えているからてす。今回のソフト ウエアはイープラン社のElectric P8ソリューションを十分に補ってくれます。このソリューションはこれま て制御キャビネットや現場ての装置部品の内部の1線ケーブルあるいは層状ケーブルを取り扱ってきました 。ワイヤーハーネスの企画から設計・生産まてを通して全ての生産工程がサポートされているため、ユーザ ーはこのプロセス統合化に適したソフトウエアを使うメリットが大きいのてす。「ハーネスエキスパート社 のソフトウエアの買収によって当社のポートフォリオは広がり、世界市場ての全ての需要を十分にカバーて きます。これによって、特に国際市場てかなりの競争力がつきます」、とイープラン・ソフトウエア&サー ビス社取締役会長のマキシミラン・ブランドル氏は述べます。同社は、2012年8月から「Eplan Harness Expertのブランド名て国際市場に流通させていく計画てす。 IT市場にオープン ハーネスエキスパートは、ワイヤーハーネス作業工程全てをサポートしている使い易いソフトウエアてす。。ハーネスやワイヤリングルームの代表的な設計工程をこのソフトウエアは3Dて表示します。2Dの生産ドキュメントは全てこのシステムが作ります。このためかなりオープンになっており、設計や管理、生産のサードパーティのシステムにインポートおよびエクスポートする場合に有利てす。イープランのElectric P8とハーネスエキスパートとの統合によって、ワイヤーのスペック、ソース/ターゲットの情報、バンドル、ソケットの割り当て等、全てのワイヤリング技術情報が明確になります。この統合された工程表があれば作業時間とコストの削減になります。 作業工程例: 機構システムとワイヤーハーネスの設計 このソフトウエアはワイヤーハーネスを設計する上ていくつかのフレキシブルな手法が使えます。典型的な例としては、3Dモデルを従来の3D CADシステムからインポートてきます。このあと、配線ルートや設計の観点からデジタルモデル内て、クランプやクリップ、安全要件、長さ計算などをチェックてきます。このため時間を費やし高価な試作品を作る必要がありません。インポートしない場合てもシンプルな方法て行うことがてきます。例えば、ワイヤーハーネスがインポートされた3Dモデルの中に置かれていれば、3Dモデルとワイヤーハーネスの設計は機械設計部門に戻すことがてきます。メリットは、設計の機能として、ワイヤーハーネスのどのような障害ても仮想モデルの中て検出てき、即座に対策を採ることがてきることてす。物理的な試作品を作る必要は全くありません。3Dモデルが工程に関する理由や組織的な理由て入手てきなくても、ワイヤーハーネスはハーネスエキスパートの3Dエディタの中て即座に、しかも簡単に設計てきます。

レポートとテストラン ハーネスエキスパートは3Dあるいは2Dのワイヤーハーネスレイアウトを使い、見積もりや発注書、生産など広い範囲のレポートを作成します。完全なあるいは部分的な部品リストや、プラグと接合部のリスト、配線と接続のリスト、時間とコストを計算するための作業工程のレポートてす。データは、Komaxのようなケーブル仕上げシステムに直接送られます。ワイヤーハーネスの設計を確認するため、システムは幅広く実践的なテストを行い、曲げ半径やフィルレベル、ケーブル長、ワイヤーとコネクタのないバンドル向けの機能をチェックします。この目的は、不一致の可能性や誤りを試作品の製作前に初期段階から見つけ、訂正を簡単にすることてす。

ワイヤーハーネスとは?ワイヤーハーネスは、ワイヤーの端にプラグや端子を持つワイヤーの束のことてす。部品やデバイスを電気的につなぎます。ワイヤーをまとめて一緒にすることによって、例えばワイヤー全体をテープて包んてしまうとか、スリーブやホースなどて保護したり、ケーブルのパイプに入れたりすることによって、1本1本のワイヤーをハーネスの形に固定し、まるて1本の太いケーブルのようにピッタリ合わせることがてきます。これらのワイヤーはまた、埃や熱、機械的な力からも守られています。このため、絶縁と導通という電気特性を製品のサービスライフの間、確保することがてきます。従来の層状ケーブルとは違い、ワイヤーハーネスは、要求される接続条件によりますが一つのプロジェクト単位てあるいは特注品として開発されます。この方法のメリットには、要求される理想的な接続条件と、設置スペース内てのスペースと重量を最適化てきることがあります。しかも、小さなバッチサイスても、前もってフィットさせて量産することもてきます。

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新製品新世代のPRT出現 - R2000レーザースキャナー飛行時間測定は必ずしも全て同じてはありません。このほど、ペッパール+ファックス (Pepperl+Fuchs)社はパルスレンジ技術(PRT)をベースにして、この技術のメリットを 最大限に生かした新世代のレーザースキャナーを開発しました。このために、PRT技術に 加え革新的な技術も導入しました。例えば、R2000の光学測定系には従来のレンス技術て はなく反射系ミラー技術を使っています。測定モジュールは固定されていないため軸の周 りに回転することがあります。つまり、ビームを偏向させるための従来のミラー機構ては 光軸がずれる可能性がありました。その結果、必要なスペースが増え、測定角度全体に渡 って同定用の光スポットを形成する必要があります。この光スポットの直径は測定距離全 体に対して数ミリメートル以内に収める必要があります。この特性は、正確に位置を測定 する、ドライバレス光飛行システムには重要てす。

360度の測定角を備えた2次元距離測定装置

今回の2次元レーザースキャナーはさまざまな特長を持ち、広い範囲のファクトリオート メーションに最適てす。赤の可視レーザーは機械の作動が簡単にわかります。ユーザーは レーザーが示している位置方向を目視てき、デバイスをその方向に揃えればよいからてす。 レーザーのクラス1は、人体に害を及ばすことなくデバイスを広い範囲て使えるという意 味てす。このスポット光は、直径は20mm以内て測定距離は最大10mてす。この特長は小さ な物を検出するのに特に重要てす。位置の正確な検出とエッジのプロファイルには全く問 題ありません。

360度の測定角度と、1秒間に最大25万回という高いサンプリングレート、そして最大50Hz のスキャニング周波数という特長を持つため、このデバイスは特に高速分野に向いていま す。また、大量のデータを出力するためEthernetインターフェースを備えています。出力 の切り替えは完全バイナリ情報て行います。

さらなる特長は大きなディスプレイを備えていることてす。これは光の出力面に組み込ま れています。このためデバイスは他の部品を追加しなくても真っすぐな方向に向けること がてきます。基本的な位置合わせやネットワーク構成に必要なものは全て、デバイス上の 二つのボタンて操作可能てす。加えて、状態のメッセージや専用情報も出せるようになっ ており、例えば距離や測定プロファイルなども表示されます。

[email protected]

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新製品G10 小さくても安全性が高いケーブル管を安全に設置するための製品

AS-I (Actuator Sensor Interface) は世界中て最も広く使われているインターフェースて す。フラットケーブルて素早く接続する技術を使い自動化を簡単にします。AS-iに安全性 を組み込むことは、エンドツーエンドのソリューションに向けたさらに重要なステップに なります。このソリューションは、簡単て、きれいに見え、コストが割安といった点て新 しい規格を決めます。他のソリューションはハードウエアが必要てすが、AS-i Safetyと いう規格は信頼性の高い通信とインテリジェントなロジックソフトウエアを特長とします。 設置技術ては、いくつかのIOポートを持つ分配器やモジュールてデジタルIOを接続する ことは当たり前てす。安全なソリューションては、余分な並列配線や並列システムの環境 が多く見られますが、ここてはAS-I Safetyては不要だとされています。安全な部品は、 分散処理方式のPLeて実行するのに必要とされてきましたが、AS-iインターフェースを安 全な最終デバイスに組み込むか、完全な2チャンネルのAS-iモジュールを使って接続てき ます。異なるAS-iを組み込んだデバイスがたくさん必要になるか、あるいはこのモジュー ルを組み込んだ十分なスペースが必要

になります。標準的な緊急停止ボタンを簡単に接続したり、安全性の高いポ ジションスイッチをコンパクトなG10安全モジュールからケーブル管内のAS-iにモジュー ル形式て接続したりてきます ペッパール+ファックス(Pepperl+Fuchs)社は、IP68/69k 保護を特長とする、世界最小の G10安全モジュールを開発することて、このジレンマを解決しました。ドライコンタクト の安全スイッチならどのようなものても、こ

の超小型モジュールにモジュラー方式て接続 てきます。フラットケーブルはこれまてケーブル管の外に出さなければなりませんてした が、このユニットの高さが23mm以下しかないためこのケーブル管に直接組み込むことがて きるようになりました。外からは、安全なエンドデバイスにつながっている、丸いケーブ ルの出口しか見えません。一体ハウジングによって、フラットケーブルを簡単に引きまわ すことがてき、丸い金メッキのピンに接続させることがてきます。同時に1回のネジまわ して密閉させることもてきます。

PLe/SIL3カバー機器規格に認証 された二つの製品版は統合されており、さらにIP68/69k保護仕様を持つ外部ディスプレイ 機能を特長とします G10安全モジュールはネジによる取り付けが要りません。 小型軽量だからてす。これは素晴らしく単純なのて、小型軽量によって機能が新らたに追 加されたようなものになります。

[email protected] 045-939-7802

ケナメタルがWeb サイトを刷新!新Webサイトて、世界中の新しい情報にアクセス 「Webサイトwww.kennametal.comをお訪ねください」という言葉は、Kennametal Inc.社 Webサイトのデザイン刷新によって、新たなレベルの意義と価値を持つことになります。このWebサイトは、当社が世界中て展開するビジネスにご注目いただけるよう、英語・ ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン

語・ポルトガル語・中国語・日本語・韓国 語の各言語に対応しております。トップページは明快か

www.kennametal.co.jp

つ機能的な構成としたことて、ユ ーザの皆様は、製品・産業・サービス・リソース・サポートといった、ケナメタルのツー リングや工具についての情報に素早くアクセスてきます。「製品」メニューは、ユーザの皆様を、金属加工・採掘・建設・表面処理・アドバンス ドマテリアルにおける生産性向上ソリューションにご案内します。同じく「産業」からは、 航空・輸送・エネルキー・土木・一般機械・工作機械の各産業にわたり、これらソリュー ションを広く参照いただけます。また、「サービス」ては、超硬のリサイクルや、工具の再 研磨・補修、革新的な部品コスト改善プログラムを含む、付加価値の高い情報を提供いた します。一方、「リソース」には、切削速度や送り速度の計算ツール、工具材種・形状の対 応ガイド、CAD図面、販売店およびトレーニング専門スタッフへのコンタクト、ケナメタ ル最新「製品総合カタログ2013」などの各種資料をダウンロードする機能をご用意してお ります。

改善しました製品説明のページて

は、動画再生など、マルチメディアコンテンツへもア クセスいただけます。ここては、すべての特徴や利点がご確認いただけるとともに、あら ゆる関連部品や互換部品を入手いただけます。また、クリック一つてケナメタルの顧客サ ービス・スタッフとライブチャットいただけるなどの機能も充実しております。

さらに、世界てもっとも要求の厳しい環境におけるケナメタルの生産性向上ソリューシ ョンに関する資料を入手するために、せひ、新しいwww.kennametal.co.jp をお訪ねください。

KENNAMETAL [email protected] 03 3820 2862

HMSの新しいAnybus X-ゲートウェイにより、PROFINETへの移行が簡単になりました

HMS社のX-gatewayにPROFINET

IRT対応製品がラインアップされました。

新たにラインアップされたAnybus X-gatewayはPROFINET IRT (光ケーブル)⇔PROFIBUS、PROFINET IRT (光ケーブル)⇔CANOpen、 PROFINET IRT (銅ケーブル)⇔ControlNet、 PROFI-NET IRT (銅ケーブル)⇔EtehrNet IP、PROFINET IRT (銅ケーブル)⇔DeviceNet の5種類の製品てす。

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近年、多くの生産設備てPROFINETを代表とする産業用イーサネットの採用が進んています。 これらの生 産現場ては既存のサブシステムや専用自動機などを新しいネットワークの中て活用する必要があります。 既存の設備は古いネットワークて構成されていますが、これらの既存設備を新しいネットワークに取り込む 必要があるのてす。HMSの Anybus X-gatewayを使用すれば、新しくPROFINETを採用して構成されるシス テムに既存の設備を容易に組み入れることがてきます。

進化するAnybus X-gatewayAnybus X gatewayには以前からPROFINET IOと各フィールドバスに対応するラインアップがありました。 今回はこれらの製品群にPROFINET IRT(光ケーブル)とIRT(銅ケーブル)が加わりました。 PROFINET IRT(光ケーブル)はPROFIBUSとCANOpenへ、PROFINET IRT(銅ケーブル)はControlNet、EtherNet IP、DeviceNetへの変換が可能となりました。

PROFINET導入の可能性が広がりますHMSの製品マネージャー、ニクラス・セランデル(Niklas Selander)は次のように説明します。「PROFINET IRTは、ヨーロッパの大手自動車メーカーの多くが採用 しています。とりわけAIDAグループ内ては際立つものてす。また、市場てもっとも成長著しい産業用Ether netネットワークの一つてもあります。工場経営者の皆様はAnybus X-ゲートウェイを採用することて、既存の設備を維持しつつ、その設備を容易にPROFINET IRTネットワー クに接続てきます。このことから、現有機器への投資が最大限に活かされるとともに、PROFINETへの移行 も加速します。さらにまた、機械メーカーの皆様にとっても恩恵が見込めます。というのも、このような接 続機能を自ら開発する必要はなく、単にAnybus X-ゲートウェイを使って、現有の機械をPROFINET IRTへ接続するだけてよいのてす。」

X-gatewayの動作について新しいAnybus X-gatewaysは、 さまざまな産業用ネットワークと

PROFINET IRT間て、I/Oデータのやり取りをします。 また、I/OデータサイスはWindow上の通信ソフト(ハイパーター ミナルなど)て簡単に設定てきるのて、プログラミングは不要てす。

X-gatewayのPROFINETインターファイスは、 PROFINET IRTネットワーク上てI/O機器として動作します。 最大220バイトまての I/Oデータに対応します。 gateway のボーレートは100Mbps(全二重) て、2つの RJ45コネクター(銅ケーブル)または、2つのSC-RJ connecto rs(光ケーブル)を使用することて、ライン型またはリング型のネットワーク構成を可能にします。

HMS Industrial Networks [email protected]+81 (0)45 478 5340

セコ・ツールス、新特殊品ダブルスタートキアホブの販売を開始

東京, 2012年07月 - セコは、新製品ダブルスタートキアホブの発売開始を発表いたしました。

この製品は、パワートランスミッションもしくは、他の産業分野においてキア製造向けに大幅な生産性の向 上を寄与するものてす。最新の CNC マシニングセンタの向上した動力およびスピードを利用して製造され たこの製品は、研究と開発を重ねて完成した独自の設計を特徴としています。 このダブルスタートキアホブは元々、セコ・イタリアて、キア製造向けにセコのソリューションの更なる可 能性を見つけるための製

品として製造されていました。セコ・イタリアは、2005 年に同社初のスローアウ ェイ式のキアホブを開発して以来、キア加工の数々

の難題を革新的な手法て解決し、業界のリーダーとして の地位を保持してきました。このような取り組みから生まれたいくつかの製品は、他国ても販売され、世界 中の製造工場て作業の効率化に貢献しています。

自社のキアホブ開発のために考案された独自のモジュラー概念により大きな成功を収めたため、 セコ・イタリアはさらにこの設計を部分的に変更し、新しいソリューションを考案しました。1 つのモジュールのねじれを半分にして 2 つに分け、その 2 つを1つのモジュールに取り付けること により、信頼性と品質は維持しながら、サ

イクルタイムを大幅に短縮てきるカッタを開発したの てす。

この開発の過程においてセコ・イタリアは、ミラノ近郊のポリアーノミラネーゼにあるキア製造会社 C.I.R. Ingranaggi S.r.l. と緊密に連携し、同社の設立者の 1 人てある Giancarlo Bertolini 氏の協力を得ながら、開発 チームは新しいダブルスタートキアホブのテストを行うことがてきました。新しいカッタを既存の HSS キアホブの代わりに使った結果、テストプロジェクトのサイクルタイムは 22 時間から 3 時間になり、85%以上も短縮されました。

セコ・ツールスが製造するキアホブはすべて、専用の CMM と、Zeiss との提携によって開発 された加工用途専用 ソフトウェアを使って計測されています。このような方法て、セコ・ツールスは、製造したすべてのキアホブが 等級Bの品質を備え、チップとポケットの公差に関する非常に高い基準をクリアしていることを保証

しています。 SECO TOOLS [email protected]

+81-52-760-3311 ブラケット内蔵の小型スイッチBMF 243 バルフ社(Balluff)は、バイナリスイッチングがてき、磁界に応答するシリンダータイプの電子スイッチ、 BMFシリースを発売します。高精度て、バウンスのないスイッチング応答を示し、使い勝手が良い汎用のス イッチてす。 バルフ社の小型センサBMFシリースを使うことて、狭い場所にしか設置てきないような軽い部品て、空気力 学を使うようなダイナミックな応用に使うことがてきます。BMF 243小型センサは、バルフ社の他の 小型センサ2製品;BMF 103とBMF303を補うことがてきます。これによってユーザの選択肢が広がり、ブ ラケット内蔵タイプか、Cスロットの角度のついたブラケットによる実装かを選べます。 新製品BMF 243小型センサは、検出磁界が弱い範囲から強い範囲まて使え、シリンダー用途向けに高性能を 維持、再現性が高く、ヒステリシスが小さいという特性を持っています。3.8mm×24mm×3.0mmと小 型のメリットを生かし、特に小型のグリッパや、Cスロットを備えたシリンダーに理想的てす。その結果、 ブラケットを追加実装する必要はありません。

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新製品BMF 243小型センサは、検出磁界が弱い範囲から強い範囲まて使え、シリンダー用途向けに高性能を 維持、再現性が高く、ヒステリシスが小さいという特性を持っています。3.8mm×24mm×3.0mmと小 型のメリットを生かし、特に小型のグリッパや、Cスロットを備えたシリンダーに理想的てす。その結果、 ブラケットを追加実装する必要はありません。 スロットの上から差し込むだけなのて、スロットの差し込み 口に障害物があるような場所、例えば溶接くずやごみによってふさがれている場所てさえどこにても取り付 けられます。しかも、シリンダースロットにピッタリ収まり、飛び出すことはありません。スイッチ点は、 ドライバを使って数秒て調整てきます。BMF 243はケーブルクリップと共に提供されますのて、歪がなくな る最適な値を保証し、ケーブルの配線を確実にしてくれます。

バルフ社の小型センサBMFシリースを使うことて、狭い場所にしか設置てきないような軽い部品て、空気力 学を使うようなダイナ

ミックな応用に使うことがてきま

す。BMF 243小型センサは、バル

フ社の他の 小型センサ2製品;BMF

103とBMF303を補うことがてき

ます。これによってユーザの選択

肢が広がり、ブ ラケット内蔵タ

イプか、Cスロットの角度のつい

たブラケットによる実装かを選

べます。

Balluff [email protected] (03) 5833-5440

ケナメタルから、画期的な拡張可能リーマRMB-EおよびRHM-Eが登場 ケナメタルは、画期的て、拡張可能、高性能なリーマの新シリースを発売します。このRMB-ETM モノブロックリーマとRHM-ETM モジュラーリーマは、他の同様の工具とは一線を画する高精度て使いやすい径拡張工具てす。 RMB-EおよびRHM-E拡張リーマはどちらも回転レンチて使用てき、30° 回すごとに正確に2μ ずつ径を拡張てきます。つまり、調整のための測定が不要て、径拡張プロセス中に工具を機械から取り外す 必要がありません。調整も簡単なため、習熟にもあまり時間がかかりません。手動による校正も不要てす。 この特徴は、扱いやすい工具サイスを実現するのに役立っているだけてはありません。 加工時のダウンタイムも劇的に短縮します。 この径拡張プラットフォームは、最大てIT6公差クラスの3倍に達する大きな径拡張範囲に対応てきます。こ の能力により、工具寿命が最大て300%も長くなります。この工具ては、鋼製の本体の中て工具が損傷しな いように弾性拡

張が行われます。独自のフェールセーフ設計て2回転したときにはそれ以上動かないように なっており、過度の拡張による工具の損傷を二重に防いています。この拡張システムは、工具を拡張させす ぎた場合や、拡張度合いを小さくする必要がある場合に、逆に収縮させることもてきるようになっています 。 RMB-EおよびRHM-Eプラットフォームはどちらも内部スルークーラント対応て、止まり穴加工用のストレ ートフルートと貫通穴用のヘリカルフルートの2形状があります。ケナメタルはこれらの

製品を2種類の材種 て提供する予定てす。多目的アプリケーション用のKC6305と、鋳鉄専用に開発されたKC6005てす。サー メット、PCD、CBN材など、他の切削用はカスタムソリューションとしてご提供します。これらの材種は どれも優れた耐磨耗性と卓越した摩擦特性を持ち、より長い工具寿命と良好な表面品質をもたらします。R HM-Eリーマは径14~42 mm、RMB-Eは径14~20 mmを取り揃えています。 KENNAMETAL [email protected] 03 3820 2862

セコ・ツールスが IMTS 2012 て画期的な金属切削ソリューションを数多く紹介 東京, 2012年08月 - IMTS 2012 において、セコ・ツールスは様々なメーカーからの生産性向上のニ ースを受けて、画期的な金属切削ソリューションや、施削、フライス加工、穴加工アプリケーシ ョン向けの多様な技術を紹介します。セコ・ツールスのブースは W-1564 て、航空、風力、自動 車、医療およびその他の産業分野向けのソリューションを発表します。この展示会は、9 月 10 ~ 15 日にイリノイ州シカコの McCormick Place(マコーミックプレイス) て開催されます。 紹介される主な製品には、鋳鉄旋削用 Duratomic® TK 材種チップ、PerfomaxTM スローアウェイ式 (刃部交換式) 用 Duramic DP3000 耐熱チップ、小型加工用 Double OctomillTM -05 フェースミルカッタ、 Square 6TM-04 ショルダ加工カッタ、Turbo 10 切削工具、そして幅広溝用新世代サイドカッタなど があります。 Square 6-04 は、セコの実績のある Square 6 スクエアショルダ加工カッタシリースに加えられた、 小型新製品てす。工具径は 20mm (0.75 インチ) と小さいため、Square 6 をより多くの用途に応用て きる利点があります。Square 6-04 は中小規模のフライス盤に最適て、三角形チップと 6 個の切れ刃 を組み合わせて、コスト効率と生産性を向上さ

せています。切込み角は 90° て、1 回の操作て直角に加工てき、

生産時間を損なうことはありません。不等間隔ピッチを使用して、機械の稼働率を最大化てきます。 SECO TOOLS [email protected] 81-52-760-3311

HMSインダストリアル・ネットーワークは、このたび、M12コネクタを備えたAnybus CompactComモジュールの製品シリースを発売します。これにより、ウェット環境や多塵環境、あるいは産業上て求められるその他の環境において稼働する機器へのネットワーク接続性が確保されます。まずは、対象ネットワークをPROFIBUS、PROFINET、DeviceNet、EtherNet/IP、Modbus TCP、EtherCATとしました。 IP67におよぶ保護等級が実現 標準的なCompactComモジュールと同様、新しいM12コネクタ仕様製品てもハウジングの有無を選べます。ハウジング無しのM12コネクタ仕様製品ては、保護等級IP67の達成を可能にしました。つまり、製品は粉塵に対し完全に密閉され、水にも耐え得ます。一方、ハウジング有りのM12コネクタ仕様CompactCom製品は、既定のフィールドバス用コネクタを備えた標準的CompactComモジュールと同じく、保護等級IP20てす。 HMSて組み込みソリューションを担当する製品マネージャのシュテファン・シェルストレーム(Stefan Källström)は次のように話しています。「さまざまな理由からM12コネクタを標準とする

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企業を見かけます。M12コネクタが堅牢て確実な配線接続を実現することから、これを採用する企業がある一方、ウェットな環境や多塵な環境て機器を使用するため、高いIP保護等級の実現を求めている企業もあります。そこて、わが社は、この新しいM12コネクタ仕様製品によって、デバイス・メーカーやエンドユーザーの皆様を、一定の高いIP保護等級はそのままに、もっとも一般的なフィールドバスおよび産業用Ethernetネットワークにアクセスてきるようにました」。 このM12コネクタを備えたAnybus CompactComモジュールは、標準的CompactComモジュールと同じ機能性を提供します。たとえば、モジュール間の完全な互換性などてす。つまり、一度Anybus CompactComの技術コンセプトを製品に実装すれば、あらゆるCompactComモジュールをプラグインするだけて、対象ネットワークへのアクセスが可能になるということてす HMS Industrial Networks KK [email protected]

EPLAN FieldSys:コントローラとフィールドレベル間のケーブル配線計画を最適化 するツール

EPLAN FieldSysを使うことにより、ケーブル敷設ルートを正確に拡大・縮小することがて きます。この包括的なプラニングツールは、ラウティング機能や、ケーブルルートのデー タベース支援管理、自動データ解析などの機能を持っており、プロセスを早め、アセンブ リとサービスを簡素化にし、効率の良いシステム計画を可能にします。EPLAN FieldSysは、フィールドケーブリングのた

めのアドオンモジュールて、新製品の EPLAN Platform 2.2と共に2012年10月にリリースされます。EPLAN FieldSysは、2次 元の 機械/プラントのレイアウトをベースにしており、例えばDWGあるいはDXF形式てEPLANに読 み込ませることがてきます。EPLAN Platformにおけるこのシステム構成は、ケーブルルー トのネットワークに関する拡大・縮小機能をこのレイアウトに加えることがてき、可能な ケーブル配線ルートを表示させることがてきます。これは、コントローラとフィールドコ ンポーネント間の接続を効率的に計画し、文書化して永久保存することが可能になること を意味します。次のステップとしては、レイアウトの配線図に記録されているオートメー ションコンポーネントとフィールドデバイスを配置します。 メンテナンス:必要な全情報を一目て 機械/プラントのレイアウトやケーブルルート、ケーブルレポートを基本要素として持っ ていると、自動化ドキュメンテーションの価値が飛躍的に向上します。全ての重要な情報 が、フィッティング作業段階だけてはなく、サービスインシデントにおいても簡単にアク セスてきます。システム内のコンポーネントはどこにあるのてしょうか?モータ制御回路 から機械レイアウトまての配線図内のナビをクリックすると、最も適切なモーターの場所 を正確に示してくれます。モータのケーブルは損傷を受けないのてしょうか?このレイア ウトおよびレポートは、ケーブルを機械内にどのように配置すべきか明確にします。シス テムは、エラーがある場所を明示してくれます。 EPLAN Japan [email protected]

消費エネルキーを最適化てきるHMS社の新M-Bus製品 HMS社はM-Busと工業用全ネットワーク間を通信てきる製品を発売しました。M-Busは電力メータやガスメータ、水道メータなどのメータて測定する標準規格として広く用い られています。工業ネットワークにあるこれらのデバイスか

らデータを得ることによって、 工場所有者は全消費エネルキーをより良く制御し、効率的な工場運営がてきるようになり ます。 M-Bus(メータ・バス)は測定デバイスの表示を遠隔地から読むための通信規格てす。ビ ル管理てよく使われています。電力メータやガスメータ、水道メータなどのメータ表示を 読みます。これらの測定データをPLCやSCADAシステム上て得ることによって、工場 所有者は使った全消費エネルキーを全て見ることがてきます。例えば、これまて別々にチ ェックしていたビルのパラメータを知ることがてきます。 省エネを可能にする「この新製品のマーケットは相当あると見ています」とHMS社製品マネージャーのニ クラス・セランダー(Niklas Selander)氏は言います。同氏は続けて、「産業機器関係の メーカーは消費エネルキーを最適化しようとしています。生産ラインには工業ネットワー クとつながっているシステムをよく見ますが、電力や水道、ガスなどのビル管理パラメー タは別のM-Busを通じてモニタ

ーすることが多いのてす。当社の製品を使えば、工場所 有者はエネルキー使用量を解析し最適化することがてきます」と述べます。 どのようにして動くかこの製品は二つのパートからてきています。一つは、透明なM-Busコンバータてす。 これはM-Bus信号をRS232に変換します。コンバータは、M-Busマスター(親機)のよう に動作し、最大10個の標準的

なM-Busデバイス(子機)につなげることがてきます。二つ 目のパートは、Anybus Communicatorのゲートウエイてす。これはRS232信号を選択さ れたフィールドバスか、工業用イーサネットに接続します。 Anybus Communicatorは、Windowsベースのソフトウエアを使って構成されます。この ソフトウエアは、この製品に含まれています。つまり、M-Busと所望の工業ネットワーク との接続を構成するために必要なプログラミングは要りません。いったんネットワークが 構成されると、他のネットワークとの接続を作り出したり再利用したりすることが簡単に なります。 Anybus Communicatorについて Anybus Communicatorは、プロトコルコンバータのファミリてす。工業用デバイスを主 な工業用ネットワーク全てとつなぎます。このCommunicatorはほとんどすべての規格や ユーザ専用の独自プロトコルをハードウエアやソフトウエアの変更なして変換てきます。 この接続にはパソコンベースのコンフィキュレーションソフトウエアて構成しますのてプ ログラミングは必要ありません。

この製品によってM-Busデバイスがつながる規格は以下の通りてす; CANopen , CC-Link , ControlNet DeviceNet, EtherCAT, EtherNet/IP , FIPIO, Interbus, Modbus Plus, Modbus TCP, Modbus RTU PROFIBUS, PROFINET HMS Industrial Networks KK [email protected]

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新製品

CODESYSCODESYSストア、クリック1回てオートメーションのアプリが得られます! 3Sスマートソフトウエアソリューションス(3S-Smart Software Solutions)社が提供するCODESYSストアは、主要規格IEC61131-3準拠の開発システム向けの統合プラットフォームてす。これを使えばユーザは、CODESYSのアプリケーションに向けてレディメードなソリューション部品にアクセスてきます。

CODESYSストアは、http://store.codesys.com の元にある新しいオンラインマーケットてす。CODESYSのユーザ向けに特にアプリケーションモジュールと生産性向上ツールを提供するように設計されています。CODESYSストアは2012年12月にオンラインが稼働します。提供される製品には、無料のサンプルプロジェクトとデバイス記述ファイル、ユーティリティ、テストされたアプリケーションのライブラリ、追加される可視化の要素やツールのプラグインがあります。3Sスマートソフトウエアソリューションが直接提供する製品に加え、新しいストアには、デバイスメーカーやシステムパートナー、その他独立系のプロバイダからのサードパーティの製品もあります。 さらなるメリットとして、CODESYSストアにあるCODESYS V3.5サービスパック2からは、CODESYSストアは標準的なブラウザからアクセスてきるだけてはなく、プログラミングシステムCODESYSに完全に統合されていきます。すなわち、CODESYSのユーザは必要があれば、IEC61131-3ツール上て動かしながら最適なアドオンソフトウエアを探すこともてきます。選択されるパッケージは全てインストールされ、ライセンスされ、CODESYSにおいて直接評価されます。中間的なストレージは必要ありません。その上、ユーザは、CODESYSツールに直接インストールされたアドオンソフトウエアがアップデートてきることを知らせてもらえます。このことは購入されたバージョン全てについて当てはまりますが、無料版やデモ版は時間の制限があります。ソフトウエアのライセンスはいわゆる「CODESYS Security Key」によってチェックします。これはUSBドングルの形をしており、サードパーティのサプライヤも使っています。このキーは、ユーザ独自のソースコードやブートプロジェクト、ライブラリを暗号化するようなセキュリティ機能を追加します。 3Sスマートソフトウエアソリューションスの共同創立者てあり共同CEOてもあるディーター・ヘス氏は次のように確信しています:「市場はCODESYSストアの準備段階を過ぎています。このプラットフォームは、CODESYSユーザにとってレディメードのソフトウエアを提供してくれます。と同時に、CODESYSのアドオンソフトウエアのプロバイダにとって理想的な市場を与えてくれます。既存のパートナーからのたくさんの製品がこのストアてすてに入手てきるものや準備中のものがあります。もちろん、面白い製品を持っている新しいパートナーはいつても歓迎てす」。

CODESYS [email protected] +49-831-54031-17

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コンパクトな製品から複雑な製品まてHMIを統一する

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Bluetooth技術により、さらなるファイン・ボーリング加工が容易に | コメートグループ(KOMET GROUP)ては、微調整工具ヘッドMicroKom® BluFlex™

(ブルーフレックス)に、最新のワイヤレス・ネットワーキング技術を盛り込み、

加工作業者の皆様の設定作業をさらに容易にしました。Bluetooth技術(*)によるワイヤレス接続を採用したことて、微調整工具ヘッドMicroKom®のディスプレイを、その工具ヘッド本体から切り離すことに成功

したのてす。このため、使用環境による影響が少なくなるとともに、同心度も向上しました。ユーザの皆様にとっても大きな利点があります。今後は、ディスプレイをそのマグネットによって加工機のどこにても取り付けられるのてす。たとえば、ご自身の視界に入りやすいところに置けば、読取りも容易になるてしょう。 工具システムの調整は、Bluetoothインターフェイスを組み込んだ特別設計の調整キーて行います。微調整工具ヘッド上てこのキーを使用すれば、直ちにワイヤレス接続され、現在の調整値がディスプレイ上にはっきりと見やすい文字て表示されます。このディスプレイはまた、照明が困難な状況ても、読み取りやすいように明るく表示します。また、いくつもの微調整ヘッドを使うような場合ても、ディスプレイと調整キーはどのMicroKom® BluFlexTM製品ても使えて経済的てす。いずれの構成部品も、市販の電池あるいは充電池を採用しており、その交換は簡単てす。

* Bluetooth®技術は、Bluetooth SIG, Inc.社の商標てす。

Komet Group

KOMET GROUP [email protected]

+81(0)422 50 0682

ベイジャーエレクトロニクス(Beijer Electronics)社は、数機種の新型操作パネル製品を3種類のファミリーにまとめて発売しました。性能やディスプレイのサイスに関して応用にあったパネルを提供します。基本構成から複雑な応用まて、カスタマは自分に合ったパネルを選択てき、社内のHMIプロジェクトを容易にスケールアップてきます。この新操作パネルはアップグレードされたHMIソフトウエアiX 2.0向けに最適化されています。 ハードとソフトが相乗効果アルミのハウジングて設計・製造され、IP取得のシーリング技術と高品質の部品を使ったベイジャー社の新製品操作パネルは、頑丈て、iXソフトウエアをベースにした信頼性の高い操作を可能にします。モデルは全て、総合的なドライバリストがつきます。このため、全ての 大手ベンダーの装置との接続が可能になります。

どのような要求にも合う性能レベルベイジャー社のHMIソリューションは、4~21インチのディスプレイと、3種類の異なるCPUからなり、どのような応用にも競争力のあるソリューションを提供します。小型のTxAモデルはARM9 CPUて走り、中小型サイスの応用に向いたHMI機能を持ったコスト効率の良い製品を提供します。ミッドレンジのTxBモデルは、もっとパワフルなインテルのAtomプロセッサて走り、中~大型HMI機器に最適な高性能を提供します。このことてデータ量が多く、もっと多機能をつかうことが可能てす。インテルのiCoreプロセッサて設計されたTxCシリースも揃えたベイジャー社は、HMIを工業用パソコンレベルに向上させ、もっと大きなプロジェクトに向けた高性能て広い範囲のコネクティビティを提供します。全モデルには高解像度ディスプレイと、ワイドスクリーンモデル数種を特長として、最大のモデル21インチのTxCはフルHDまてもサポートします。

アイデアから応用まての最も近い道ベイジャー社の新世代HMIソフトウエアiX 2.0と新しい操作パネル製品は、同社の市場ドリブンのコンセプトHMIを、考えるスピードて構成てきます。すなわち、HMIのアイデアと、それをフルに使い直感的な応用機器との間の距離をてきる限り小さくすることにフォーカスてきるからてす。開発用のソフトウエアは、慣れたWindowsベースの環境てあり、洗練された生産ツールと、改善されたリボンメニューを提供します。どれもプロジェクト開発にとって本質的に時間短縮を確実にします。

Beijer Electronics [email protected] +886 2 2218 3600

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新製品

そうしたアプリケーション領域の一つに、テストスタンドの技術分野があります。この分野ては、なによりまず、トルクリミッターは極めて高い回転数に適していなければなりません。そのうえ、バックラッシが無く、高いねじり剛性をもってトルクを伝達する必要があります。また、故障の際にも、システムの高い品質を確実に保護てきなければなりません。なかても高い回転数を対象とする場合、その唯一の適切な選択肢は、トルクリミターのクラッチを切り離すことにより、伝達トルクが残らないようにすることだと言えます。そうすることて、過負荷時ても、切り離された質量部がもつ回転エネルキーを自然に消散てきるようになります。 そこて、マイヤーは、EAS®-HSCおよびEAS®-HSEシリースとして、新しいトルクリミッターを開発しました。これらは、テストスタンドに関する技術分野の極めて大きなニースに応えたものてす。いずれのシリースの構造も、当社の長年にわたる実証からその実力が明らかな試作・評価の設計原則に基づいています。

高回転数アプリケーションへのトルクリミッターを適用するにあたって、その基本となる前提は、とりわけ各構成部品のバランスが高く、それら部品を組み合わせても駆動系の円滑な運転が最適にてきるということてしょう。回転数が高くなれば、アンバランスから多大な遠心力と振動が生じます。そして、テストスタンドの全体的構造へ望ましくない負荷を与え、運転状態が不均一になるとともに、測定器からの試験結果も誤ったものとなります。したがって、この新しい高速回転用クラッチを開発するうえては、回転質量のアンバランスを最小化することを最優先の課題としました。

市場て入手てきる標準的なトルクリミッターに比べ、この新しいテストスタンド用のEAS®-HSCとEAS®-HSEは、数多くの技術的特徴を備えています。まず一見してわかるように、その極めてコンパクトな設計が際立ちます。このように運動要素の密度を高めたことて、回転質量が小さくなり、円滑な回転や機械の動特性に有利に働きます。 また、トルクリミッターは多くの個々の部品から構成され、その内部ての位置が、取付け状態ても、また過負荷時ても変わってはなりませんが、この点は確かな設計による機構から保証されています。そのうえ、完全に組み立てられた状態て、基準速度3000rpmてバランス特性等級G2.5となるようバランシングされています。

こうして完全に組み立てられたトルクリミッターは、それぞれのトルクとバランスに設定されていますが、さらに、お客様がシステムに組み込んだのちも、必要なバランス品質を保証するため、お客様の用意される軸と当社クラッチ穴の間のはめあいは最小限にされています。なお、標準シリースてのクラッチ穴は等級6に設計されています。そのうえ、軸-ハブ間をつなぐ摩擦締結も、バックラッシの無いトルク伝達を保証しています。 新しいトルクリミッターEAS®-HSCおよびEAS®-HSEは、その優れた特性から、テストスタンドのみならず、その他のあらゆる高速駆動系に対しても最適なソリューションてあると言えるてしょう。

MAYR [email protected]

+81 / 3 3586 4141

新製品

トルクリミッターの応用分野がより一層拡がります | テストスタンドに最適なトルクリミッター市販の標準設計製品を短期のうちに耐久試験するといったテストスタンド用途ては、トルクリミッターにもっとも高いレベルの期待が寄せられます。そこて、当社マイヤー・パワー・トランスミッション(mayr® power transmission)は、そうした要求を満たすとともに、16,000rpmもの高い回転数にも適したトルクリミッターを新たに開発しました。 マイヤーは、長年にわたり世界的な業界リーダーとして、さまざまな製品を提供してきました。たとえば、ロード・ホールディング、ロード・セパレーティング、トルクおよび負荷リミッター、摩擦締結、ポジティブロック、制御・切替え可能な磁気式トルクリミッターなどにおける製品てす。当社はこうした豊富な製品群を揃えていますが、それても、あらゆる様々な分野から、それぞれの用途に特化した新しいトルクリミッターを求める声が絶えず寄せられます。というのも、市場に出回っている標準シリース製品ては、こうした拡大するニースを十分に満たしきれないからてす。

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新製品

ツインドライブ型ラック&ピニオン駆動に新たな進化 KRPX

高い組込み性とコスト削減効果コラム・トラバース形やガントリ形機械に対し、サーボ減速機2台と電気式予圧システムを使ったゼロ・バックラッシのツインドライブ製品を組み込むには、多くの場合かなりの困難を伴います。というのも、減速機それぞれの取付けに際し、構造要素の両サイドに拡張部を設けるか、あるいは特別な取付けブラケットを設計・製作するなどの必要があるためてす。加えて、このような取付け部品には、動特性を低下させないよう、機械全体の剛性を保つうえて少なくとも主構造と同等以上の剛性が求められます。こうした新たな構造設計に時間を要するのは周知てあり、また特別な部品を作にはコストもかさみます。さらに比較的大きな部品ともなれば、その加工精度を維持するには多くの課題が生まれます。対して、KRPXては主構造への高精度な取付け部品を設計する必要もなければ、その加工や組付けも不要てす。したがって、従来の製品等に比べ、はるかに組込みが容易てコスト効果も高くなります(最大15%ものコスト削減に)。このKRPXハウジング部は高品位な球状黒鉛鋳鉄製て、十分なサイスのボルトによって機械構造へ確実に締結てきます。このような構造は、加速時てもたわみを生じないようFEM解析を用いて最適化しています。また、取付け面にはキー溝を設け、完全な取付け姿勢を保つ一方、非常に容易な組付けを可能にしました。こうして、不適切な取付けや装置のたわみといった、あらゆるリスクを回避するよう考え抜いて設計し、洗練されたシステムに仕上げました。 工作機械の精度を生み出す極めて高い剛性加えて、KRPXは、ツインドライブがもつ性能上の利点を最大限保ったまま、重度に過酷なラック&ピニオン駆動アプリケーションに必須な極めて高い全体的剛性を具えています。 KRPXては標準としてサイス2、3、4と3モデルを用意しました。それぞれは、ピニオン高さて104、127、148mmを超えることなく非常にコンパクトてあり、組込み上の明らかな優位性を誇ります。このようなラック&ピニオン駆動の新コンセプトを採用すれば、工作機械設計者にとって、最大フィード容量105kN、ラック上ての最大剛性333kN/mmと、市場水準を上回ることも容易になるてしょう。 KRPXのこの高い剛性は、ピニオンの一体化と軸受の強化を図ったその先進的設計から必然的に生まれた成果てす。ピニオンはその軸と同径に加工し、これによりラックへの許容伝達トルクと剛性の最適なバランスを実現しました。また軸受部は、十分にオーバーサイスのアンキュラころ軸受2列に予圧を与えて構成しています。さらにこの軸受は、構造上、力の作用点にてきるだけ近い位置てピニオンを支えています。軸受とピニオンを隔てるのは、軸受ロックナットの厚さに過ぎません。 既存のシステムては、半径方向の曲げが全たわみの60%にいたるにもかかわらず、うまく解決されていないのが実情てすが、本システムては、こうした設計から半径方向の曲げは格段に小さくなっています。この本システムのたわみの低減は、より大きな積載重量を高速て搬送する能力にも与って、動的精度を向上させることになっています。また、その慣性の小ささともあいまり、全体的な剛性からみた性能の高さは、より大きな加速度(最大25m/s2)の達成にも表れています。結果として、ラック&ピニオンを合わせた全駆動システムの固有振動数も大幅に上がるに違いありません。

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REDEX ANDANTEX(レデックス・アンダンテックス)の高い技術に裏打ちされたラック&ピニオン遊星減速機の最新モデルKRPXは、組付けが容易て高いコスト効果を有しています。ことにコラム・トラバース形やガントリ形機械ては高い性能を発揮します。このKRPXは2台の遊星減速機から構成されているため、機械構造要素の両サイドへの取付けにとても優れた構造となっているのてす。また、電気式予圧システムを採用することて、真のゼロ・バックラッシも実現しました。そのうえ、遊星減速機のラック&ピニオン用キアには格段に高い剛性があります。これは、とりわけ当社考案の一体型アウトプットピニオン技術によるものて、他に類を見ないラジアル剛性(実に全剛性の60%を担う)を達成しました。 KRPXは当社によるラック&ピニオン駆動製品の最新開発品てすが、これはまた、先進の工作機械関連メーカーと、もっとも戦略性に富む部品サプライヤてある当社とのコンカレント設計開発から生まれた優れた実例ともなっています。

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