Fantasista Toastmasters Club

16th January, 2010

“The Body of Fantasista”

Table of Contents

2

項目Standard Bylaws

該当箇所

ファンタジスタって、どんなクラブ？

とめて、考えて、練習して、実践するクラブ

例会種類：｢ハレ｣と｢ケ｣の例会 Article Ⅳ Sec.1,

変動プログラムの決定プロセス：公開コンペ

例会の進め方(1)：プロデューサー制

例会の進め方(2)：プロデューサー VS 教育担当

例会の進め方(3)：例会の時間配分(イメージ)

メンバーシップ＆ゲストポリシー

入会条件・会費 Article Ⅲ Sec.1,

固定プログラム(1)： 総合論評

固定プログラム(2)： ファンタジスタモメンツ

準固定プログラム：アイスブレーキングセッション

役員組織と議事進行手順Article Ⅳ Sec.1, Article Ⅴ Sec.1, 3, Article Ⅵ

ファンタジスタ戦略・戦術マップ

変更履歴

Missionミッション

Strategy戦略

Tactics戦術・打ち手

“Go for Toastmasters !”

｢ﾊﾚ｣と｢ｹ｣の例会、公開コンペ、

プロデューサー制 etc

｢とめて、考えて、練習して、実践する｣

ﾊﾌﾞ&ｽﾎﾟｰｸ戦略

Visionビジョン

■徹底的にトーストマスターズを楽しむ上級バイリンガルクラブ

ファンタジスタだからこそ出来るバリューを追求する！

What’s “Fantasista” ? ファンタジスタって、どんなクラブ？

1)“Toastmaster of Toastmaster” と言えるビジョンとミッションを持ったクラブ

2) ３H(Heart, Head, Hands)の視点を持って、学び、成長するクラブ

3) 従来の枠に縛られないで、徹底的に、自由闊達に学ぶクラブ

目指すべきクラブの理想の姿

ビジョンを実現する為の

メンバーの行動規範・使命

ビジョン・ミッションを

具現化する戦略

具体的な仕掛け・仕組み

“Be a Fantasista !”

3

自由闊達に｢とめて、考えて、練習して、実践する｣クラブ

4但し、トーストマスターズの枠からは、逸脱しない

• 通常例会では流してしまうことを｢とめて、考えて、練習して、実践する｣例会

• 通常クラブでは実施困難な｢守・破・離｣の｢離｣を意識した例会

• 公開コンペで選ばれたプロデューサーがテーマを掘り下げるブートキャンプスタイル

• ここでの知見・学びはクラブで共有、蓄積し、各メンバーは、他でのTMや仕事、日常生活で実践、展開

とめて、

練習して、

考えて、実践する

公開コンペ

ブートキャンプスタイル例会

プロデューサー・テーマ決定

知見・学びの共有・展開

公開コンペ～例会の流れ ファンタジスタ版学びのPDCAサイクル

例会で何気なく流れていることを

何故？どうして？と皆で掘り下げて

自分の血となり肉となるまで

他のTMで、仕事、日常生活で

やりたい人がやりたいことを提案出来る

公平にオープンに皆で決める

トコトン掘り下げて学んでいく

クラブで学んだことを最大化する

例会種類：｢ハレ｣と｢ケ｣の例会

｢ハレ｣と｢ケ｣の例会ミックスで学びを深耕し、加速化させる 5

■ 通常のクラブとは異なる例会・プログラム体系

｢ハレ｣の例会 ｢ケ｣の例会

日時 毎月第三土曜日 13:45-16:45 曜日固定開催

ポジショニング クラブの正式例会オプション

(実施有無はプロデューサーが決定)

内容 ワークショップ主体の例会 ハレの例会の補完 or 練習に特化した例会

名前の由来 祭りなどの｢非日常｣を示す 普段の生活である｢日常｣を示す

クラブビジネス 実施 実施しない(動議は挙げられない)

例会構成1. クラブビジネス(会長主管)2. 変動プログラム(プロデューサー主管)3. 固定プログラム(VPE主管)

変動プログラムのみ(プロデューサー主管)

場所第一候補： 渋谷(渋谷勤労福祉会館)第二候補： 池袋(池袋勤労福祉会館)

ハレと同じだが、日時・場所は、プロデューサーに裁量を不え、柔軟な対応も可とする

変動プログラムの決定プロセス：公開コンペ

• 公開コンペ 例会スケジュールを、半年単位で決める公開コンペ例会の実施

• 資格 アクティブ会員のみ公開コンペの応募、投票が可(ゲスト見学は可)

• 提案内容 固定プログラムに関する提案や提案に関する応援スピーチも可

• プロセス ディスカッション・質疑応答に重きを置き

• 決定方法 1位：3点、2位：2点、3位：1点で、上位から順に最大3カ月取れる

• 緊急時 万一プロデューサーが履行出来ない場合、VPE に諮る (VPE判断)

VPE が教育プログラムを決めるのではなく、皆で決める 6

■やりたい人が、やりたいコンテンツを提案して、皆で決める

立候補者

1人で複数提案可但し、最大3カ月

立候補者 プレゼン

投票

例会コンテンツ

決定！

公開コンペ

オーガナイザー： VPE

•スケジューリング

•プログラム策定

•プレゼンターアサイン

•役割のアサイン

プランニング

プロデューサー：企画を通した会員

Etc..

プラン募集

アクティブ会員

一次審査

事前レビュー

コンペ締切まで

一人あたりの割当時間は、状況に応じて、都度設定

丌在投票可上位から枠を選べる

ディスカッション

・質疑応答

例会の進め方(1)：プロデューサー制

7

■プロデューサーが VPE に成り代わり、例会プログラムをコーディネート

通常のクラブ

•VPEが毎回の例会をセットアップ(場合によって、細かいフォローアップが必要)

•未経験・経験の浅いプロデューサーには、VPEよりアシスタントをアサインし、サポート体制を整える•全員が自分の役割の意義を確認、主体的に動き、リーダーシップを発揮、プログラムに貢献

当クラブ

VPE

TMOD Role Takers

- 教育プログラムの策定

- Role Takers のアサイン

- VPEよりアサイン

- Role Takers との調整

VPM VPPR Treasurer Secretary SAA

例会をセットアップ！

担当プロデユーサー

VPE TMODRole

TakersVPM VPPR Treasurer Secretary SAA

公開コンペ

教育プログラムのサポート

プロデューサーよりアサイン

プロデューサー又は、TMODよりアサイン

メンバーシップサポート

PRのサポート 必要資金の拠出サポート

記録のサポート 会場確保のサポート

オーガナイザー： VPE

： コンペで企画を通した本人全てをプロデュース！

プロジェクトマネジメント・ファシリテーションの力も磨く

アシスタントも付けられる!

7

例会の進め方(2)：プロデューサー VS 教育担当

VPE に頼らず、リーダーシップの実践！ 8

項目 プロデューサー 教育担当

総合プログラムの策定

主アジェンダ含めて、作成(権限委譲も可)

従 プロデューサーをサポート

変動プログラム 主 全てをコーディネート 従 同上

固定プログラム(含む準固定)

従但し、変動プログラム遂行の為の要望は言える

主プロデューサーのコンテンツが最大化されるよう配慮して作成

時間管理 主開会・閉会の部も含めて時間管理を。

従全体のバランスを見ながらの、アドバイスとサポート

役割アサイン 主固定プログラムを除いて、自らコーディネート

従 同上

特記事項#1 未経験、経験の浅いメンバーでも挑戦出来るアシスタントなどサポート体制を敷く

特記事項#2例会会場の確保は、SAA 管轄

但し、ケの例会などで特別な場所を使用する場合は、プロデューサー主体で確保

特記事項#3 プロデューサーは、High Performance Leadership Program を用いる事を強く推奨

8

例会の進め方(3)：例会の時間配分(イメージ)

通常クラブとは異なる例会フォーマット 9

Time時間

Dur.(分)

Activity項目

Responsibility担当

19:15 2 開会の部 / Opening Session会長 /

President

19:17 100教育プログラム：変動プログラムEducational Program: Free

プロデューサーProducer

20:57 3 閉会の部 / ClosingSession会長 /

President

21:00 閉会 / Adjourned

Time時間

Dur.(分)

Activity項目

Responsibility担当

13:45 15 開会の部 / Opening Session会長 /

President

14:00 70教育プログラム：変動プログラム(前半)Educational Program: Free (1st Half)

プロデューサーProducer

15:10 10

15:20 60教育プログラム：変動プログラム(後半)Educational Program: Free (2nd Half)

プロデューサーProducer

16:20 10 総合論評 / General Evaluation総合論評者

GE

16:30 7 ファンタジスタモメンツ / Fantasista Moments会長 /

President

16:37 8 閉会の部 / ClosingSession会長 /

President

16:45

休憩

閉会 / Adjourned

*ハレの例会* *ケの例会*

• 公開コンペで勝ち取ったプログラム実施• プロデューサー一人の仕切りでも、TMOD

的に役割アサインし、チームで実行も可

• コンテンツにより時間配分は、フレキシブルに設定される

練習やハレの例会のフォローアップに特化

準固定のアイスブレーキングが入ることもあり

9

メンバーシップ＆ゲスト・ポリシー

10

•常にオープン、無理・強引な勧誘は一切行わない自発性重視の精神で

面白いと思えば、人は自然と集まる。人が集まればクラブは繁栄する

1. “You are always welcome !"

■絶対にブレてはいけない２つのファンタジスタの流儀

*ゲスト訪問*

• TM対象のクラブの為、ゲストも原則、TM限定とする(Reinstate(復帰)会員も含む )• ゲストは、2回目まで見学無料、3回目以降は、1,000円/回の費用負担• 入会せずにスキルビルディングを目的とした見学も可とし、上記の考えで運用する

*メンバー出欠*

• アクティブ会員は、事前に必ず担当プロデューサーに出欠連絡を行う(ケの例会も対象)• 無断欠勤を2回連続行った場合は、自動的にインアクティブ会員へ(動議可能とする為)

• インアクティブからアクティブへの復帰は本人から役員へ申し出、役員会の確認後、変更

２. “三方よし"

•｢自分よし、相手よし、世間よし｣の視点を忘れない(Win-Win-Win)

入会条件・会費

■ 入会条件

• トーストマスターであること(CC等の資格制限はなし)

• クラブビジョンへの賛同 (＝“The Spirit of Fantasista” への賛同)

• 入会前に “The Spirit of Fantasista” を VPM が入会希望者に説明

• 最低2回のゲスト訪問• 但し、2回目の訪問で入会表明しても、当日入会は行わない(次回以降)

• 入会希望者は、入会の為に、プレゼンテーション・スピーチを行う• 1)何故、入会したいのか？ 2) このクラブにどう貢献出来るか？ を網羅

• 時間は、2-3分以内とする(論評と同じタイムフレーム)

• 例会参加アクティブメンバーの2/3以上の賛同を得ること

■ 会費• 入会金はなし、月会費1,000円で、半期に一度6,000円を徴収

• Reinstatement/Transfer(復帰・移籍)会員も同額

• インアクティブ会員の会費減額は行わない

入会するにも、ファンタジスタらしい流儀で 11

固定プログラム(1)：ファンタジスタ流 総合論評

やった人には、リコグニションとフィードバックを(TMの真髄)12

■｢やった人に報いる｣仕掛け - リコグニションと更なる成長へ

*オブジェクティブ*

• Role Taker に対するリコグニションとモチベーションアップの為の改善点と良い点を積極的にフィードバック

• クラブとしての例会・運営の品質向上とノウハウの蓄積・共有

*視点*

• 例会を A Toastmaster’s Promise, Moments of Truth, DCP, The Spirit/Body of Fantasista の実現の視点で行う

*手順*

• VPE がセッションをセットアップ

• 外の視点で客観化する為、ディストリクトオフィサーやゲストTMに依頼するのも手

• 従来の一人が総合論評を述べずに、全員参加型のフィードバックを推奨

• 受けたフィードバックを元に次回以降に反映(改善を実際に行い、 PDCAを回す)

固定プログラム(2)：ファンタジスタモメンツ

ファンタジスタを意識し、体現する為の仕掛け 13

■ファンタジスタ版ブーケ＆ブリックバットセッション

*オブジェクティブ・内容*

• 我々が目指すファンタジスタだと思える言動・態度に対するリコグニション並びにクラブ運営・例会の品質向上の為のブリックバットを皆で共有、ファンタジスタな振る舞いのクラブ基準の共通認識醸成を目的とするセッション

*手順*

1. Bouquet & Brickbats として、その例会でよかった点と改善点を皆で述べ合う

2. １で挙がった Bouquet & Brickbatsから Fantasista Moments を選択

3. 時間については、状況に応じて調整(目安は、3-5分程度)、会長が執り行う

4. 基本的に毎回の｢ハレ｣の例会最後に行う

準固定プログラム：アイスブレーキングセッション

*オブジェクティブ*

• クラブメンバーとの距離を近づける為に、アイスブレーカー・スピーチを行う

• メンバーからフィードバックを受け取ることで、より自分のことを知る

*手順*

1. 入会後、VPE はプロデューサーと連携し、速やかに本セッションをセットアップ

2. セッションは、スピーチとフィードバックセッションの２つで構成(言語は、日英可)

3. スピーチの部は、CCマニュアル PJ#1 に準拠して行う

4. フィードバックの部は、以下の通り、ファンタジスタオリジナルのスタイル

• ファシリテーターは、スピーカー自らか若しくは専任の担当が行う

• 360度フィードバックで、全員参加型でのフリースタイル

• 時間は、状況により調整(目安：5-10分程度)

• フィードバックの対象は、以下の2点とする

① スピーチに対する論評(従来のスタイル通り)

② スピーチを軸にした、スピーカー自身の人となりを含めたフィードバック

新入会員がファンタジスタになるためのセレモニー 14

■新入会員は、もう一度 PJ#1 アイスブレーカーを持ってスタート

14

役員組織と議事進行手順

• 役員会： 月一回実施 (状況によりSkype等を通じた電子会議も)

• 任期： 7月から翌年6月までのフルタイムでの１年

• 選挙： 選挙は、原則5月の例会にて実施

• Officer’s Role & Responsibilities を十分に理解をした上で、各メンバーに Delegation (権限委譲)を出来るところは行う

• 管理業務は出来る限り軽く、メンバーが主体性を持てるクラブに

• 属人的にならずに持続成長可能な仕掛け・仕組みを追求

15最小にして最大の効果を狙う→レバレッジを効かす

■｢小さな政府｣、｢Small is Beautiful｣ の実践

*基本*

*ポリシー*

*議事進行手順*

• Robert’s rule of order に則り、クラブビジネスの処理を行う

ファンタジスタ戦略・戦術マップ

16

■ビジョン・ミッション実現の為の一貫性のある戦略・戦術・打ち手

機能・個別戦略

STPマーケティング

組織(運営形態)

IT (ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝ・ｲﾝﾌﾗ)Product (例会)

クラブ戦略： ハブ＆スポーク戦略 ｢とめて、考えて、練習して、実践する｣

ミッション： “Go for Toastmasters !”

従来のｴﾘｱでなく属性でｾｸﾞﾒﾝﾄ

ｲﾉﾍﾞｰﾀｰとｱｰﾘｰｱﾀﾞﾌﾟﾀｰに絞る

上級ﾊﾞｲﾘﾝｶﾞﾙCC等の資格制限無し

ｱﾄﾞﾐ業務の最小化会員への積極的なﾃﾞﾘ

ｹﾞｰｼｮﾝｽｶｲﾌﾟ会議

FreeToastHost電子会議(Skype)

動画配信(YouTube)資料配信(SlideShare)

Photo配信(Picasa)ｸﾞﾙｰﾌﾟｳｪｱ(ZOHO)

公開ｺﾝﾍﾟﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ制

｢ﾊﾚ｣と｢ｹ｣例会ﾌﾞｰﾄｷｬﾝﾌﾟ形式ｱｲｽﾌﾞﾚｰｷﾝｸﾞ

｢守・破・離｣を学ぶ

スキミング戦略ブルーオーシャン戦略

“Small is Beautiful”“Delegation Model” “Web2.0”

ビジョン： “Be a Fantasista !”ビジョン

ミッション

クラブ戦略

機能・個別戦略

戦術・打ち手

マーケティング

マーケティング・ミックス(4P)

Place, Price & Promotion

例会の質で勝負口コミ重視&Web活用渋谷＆池袋に固定毎月第三土曜PM入会金無、月千円

“You are alwaysWelcome” & “三方よし”

組織・インフラ

付加価値・差別化・オープン戦略

16

変更履歴

17

Ver. 変更日 クラブ承認日 備考

1.0 2008/11/15 2008/11/15 作成

1.0 2009/1/16 2009/1/16 The Body of Fantasista として改訂