背景画像 ササ葉の凍結割断横断面 試料ご提供 樹木生物学研究室

技術講習会＿SEM観察＿基礎編


クライオ走査型電子顕微鏡の基本的な操作法


概 要 生体組織・細胞の表面微細構造観察には走査型電子顕微鏡（SEM）は有効なツールです。クライオSEMは、新鮮な含水生物試料を凍結固定することにより、一般的なSEM試料作製法で用いられる化学固定や脱水などの過程で生じるおそれのあるアーティファクトを回避し、水を含んだままのインタクトな状態で生物試料の微細構造を観察することが可能です。クライオSEMの特徴として、凍結試料の割断や金属蒸着などの前処理を行うための試料調製室と、凍結状態を維持したまま観察するための冷却試料ステージが設置されています。 当講習会では、クライオ SEMについて基本的な説明をした後、凍結固定済みの生物試料を用いて機器操作手順を実演いたします。 内 容：クライオ走査電子顕微鏡の基本的な説明 クライオ高分解能走査型電子顕微鏡の機器操作 日 時：平成29年 6月 13日（火） 13：00～14：30 場 所：農学研究院 共同実験棟２階 電子顕微鏡室４（C203室） 定 員：6名まで（受講者の決定は，申し込み順） 対 象 者：当施設の対象機器利用をお考えの方または現在利用している方 高分解能走査型電子顕微鏡の基本的な操作法を習得したい方 対象機器：高分解能走査型電子顕微鏡（日本電子製 JSM-6701F） 試料調製室（ガタン製Alto2500）

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