エンタープライズにおけるクラウド適用の成功事例 · 2011. 11. 28. ·...

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Prowise Business Forum

株式会社日立ソリューションズ営業統轄本部サービス営業部第1グループ

2011/01/24

坂内聡

エンタープライズにおけるクラウド適用の成功事例


１. 章クラウドへの期待と不安

２. 章クラウドへの不安に対する我々の考え

３. 章日立のクラウド SecureOnlineの真実

エンタープライズにおけるクラウド適用の成功事例

Prowise Business Forum

Contents

４. 章 SecureOnline事例クラウド適用の成功事例

５. 章 SecureOnline事例 SecureOnlineだからできた事例


１.章クラウドへの期待と不安

Prowise Business Forumエンタープライズにおけるクラウド適用の成功事例


1-1 そもそもクラウドとは？

そもそもクラウドとは？

ハウジング・ホスティングのマルチテナント型サービス

Windows2003

ｱﾌﾟﾘｹｰｼｮﾝ

ﾐﾄﾞﾙｿﾌﾄ

HiRDB

Linux



Oracle

Windows2000



DB2

WindowsNT



SQLServer

仮想化ソフトウェア

X86アーキテクチャ

CPU メモリ NIC ディスク

クラウド仮想マシン

OS

ｱﾌﾟﾘｹｰｼｮﾝﾐﾄﾞﾙｿﾌﾄ

DB

サーバ・プール複数のサーバをグループ化することで、１台のサーバがハードウェア障害を起こしても、他の正常なサーバ上で仮想マシンが再起動されます。

従来のハウジング・ホスティング


サービスとして提供される「インフラストラクチャ」「仮想マシンとストレージ」を利用するサービス利用者は、必要となるＯＳ・ミドルウェア・アプリケーションを準備する必要がある

サービスとして提供される「プラットフォーム」プラットフォームを「アプリケーション実行環境や開発環境」として利用するサービス

サービスとして提供される「ソフトウェア」「アプリケーション」の機能をインターネット上で利用するサービス（ＡＳＰの進化形とも呼ばれる）

ＳａａＳ

(Software as a Service)

ＰａａＳ

(Platform as a Service)

ＨａａＳ / ＩａａＳ

(Hardware/Infrastructureas a Service)

1-2 クラウドの種類 – 分類


1-3 クラウドの種類 – それぞれのメリット

自社調達ＨａａＳＰａａＳＳａａＳ

アプリケーション

開発・実行環境

インフラ



インフラ



インフラ



インフラ

※ 部分がクラウドを利用できる範囲

迅速な利用が可能アプリケーション開発、運用不要

お客様はアプリ開発に専念できる

開発・実行環境とアプリケーションは自社で準備

お客様で全て所有コスト大、運用負荷大

お客様でコントロールできる範囲大小

システムを利用できるまでのスピード遅早


これは、何を表した数字でしょう？

1-4 クラウドにまつわる数字その１


クラウドが注目されています

スクリーンをご覧ください。


1-5 クラウドにまつわる数字その２



まだまだ発展途上？です



1-6 社内システムとして利用できるかが不安？

出典 ITmedia エンタープライズリサーチインタラクティブ分析レポート「クラウド・コンピューティング」より抜粋

クラウドの利用に対して不安があげられています

参考：「クラウド・コンピューティングの不安点」


1-7 利用状況は不安の反映？

出典：ITpro 企業ネット実態調査2010[クラウドコンピューティング]国内ASPが主流、社内向けで検討進む図１●クラウドコンピューティングの利用状況http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20110105/355818/?ST=network

クラウドを使っているお客様はまだまだ少ないです

参考：「クラウドを利用するか」と「利用するならどのサービスか」

国内サービスが比較的上位


1-8 不安はあるけどやっぱりコストは大事

出典：ITpro 企業ネット実態調査2010[クラウドコンピューティング]国内ASPが主流、社内向けで検討進む図３●クラウドを導入していないユーザーの評価http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20110105/355818/?ST=network

でもやはり利用しない一番の理由はコストです参考：「クラウドを導入していないユーザの評価」


1-9 ここまでのまとめ

クラウドは不安？

高いのでは？①.

セキュリティは大丈夫か？②.

社内システムとして利用できるか？③.

でも興味はある！安くて、社内システムとして利用でき、安心なら使いたい。だから、４０％のお客様から試してみたいとのご要望を頂いたと考えております


クラウドのプレーヤー



２.章クラウドへの不安に対する我々の考え



2-1 ①クラウドは高いのか？






2-2 買った方が安い？

ファイルを共有したいだけなんだけど…信頼性とかそんなに…

サーバ買った方が安くない？

おっしゃる通りです！

ハードウェアのことだけ考えたら買った方が安いよね？

でも少しでもこう考えたら、クラウドを考えてみてください

安定稼働してくれないと業務効率落ちるんだよね…

データ消えたらどうしよう…

ハードウェアの面倒までみてられない…


2-3 本当に買った方が安い？

購入PC

ハード本体

ハード保守

ファシリティ

・データセンタ費用　スペース費　光熱費　管理費・インターネット接続・ファシリティ保守・保全

システム運用・システム監視・レポート作成

資産管理・ハードウェア資産管理・提供ソフトウェア資産管理

システム設計・ITインフラ設計・ネットワーク設計・セキュリティ設計

システム構築・システム拡張・OS環境作成・シンクライアント環境作成

・エンタープライズ向けシステム　(ブレード、SANソトレージ)・完全冗長化構成・仮想化によるハード信頼性向上

ハード本体

ハード保守・ハード保守対応・ハード保全(メンテナンス)

PC購入の場合、お客様自身で対応しなければならない費用、工数がクラウドなら、元から含まれているのです！

それでも考えてみてください。本当に買った方が安いでしょうか

クラウド


2-4 コストの比較

見えるコスト見えにくいコスト

オンプレミス（買う）

初期費用

・ハードウェア購入費用（サーバ・ストレージ・ネットワーク機器）・仮想化ソフト費用・インフラ構築費用（OS・クラスタ・仮想化）・アプリケーションソフト費用・アプリケーション構築費用

・プロジェクトにあわせた開発機の調達・発注から納入までのタイムラグ（その間の開発プロジェクト進行の調整）・不要となった開発機の破棄または転用・プロジェクトにあわせた本番機の調達・システムのセキュリティ検討・構築

運用費用

・ハードウェア保守費用・仮想化ソフト保守費用・電気代（電源・空調）・スペース利用コスト（データセンターにある場合）・ネットワーク利用料・運用担当者人件費・アプリケーションソフト保守費用

・ハードウェア障害対応コスト・ハードウェア障害による業務停止リスク・ハードウェア資産管理コスト・減価償却等の経理処理コスト・ハードウェア故障時の消耗品や部品のコスト・設置場所占有コスト（社屋にある場合）・アプリケーション障害対応コスト・アプリケーション障害による業務停止リスク

再構築費用

・ハードウェア保守切れに伴う再購入費用・仮想化ソフト再購入費用・インフラ再構築費用（OS・クラスタ・仮想化）・アプリケーションソフト再購入費用・アプリケーション再構築費用

・業務的には必要のなかったシステム変更を行うことによるリスク

クラウド（借りる）

初期費用

・サービス利用初期費用・インフラ構築費用（OS）・アプリケーションソフト費用・アプリケーション構築費用

・申込の手間（長くて半日：開発機・本番機とも最短3日で提供）

運用

・月額利用料・アプリケーション保守費用

・アプリケーション障害対応コスト・アプリケーション障害による業務停止リスク

再（・ハードウェアの入替はサービス利用料に込み）（・必要がなければアプリケーションの変更は不要）

買った場合とは、見えにくいコストも比較してみてください


2-5 Webサイト見積比較例

データセンタ利用の場合利用の場合

¥36,594,000¥14,700,000¥14,700,000

¥19,613,000¥18,661,000¥18,661,000

＋機会損失費

利用期間

1年2年3年4年5年

¥15,086,000¥36,594,000

¥18,661,000¥18,661,000

１年

￥

利用期間５年３年２年４年0

２千万

＞

年額コスト

４千万

６年７年

機器リプレースシステム再構築

＋状況変化に対する柔軟性

6年 ¥14,700,0007年 ¥14,700,000

¥18,661,000¥18,661,000

機会損失リスクはハードの老朽化に伴い増加

システムのインフラ基盤は借りたほうが安い !

イニシャルコストの抑制

：DC利用

：SecureOnline利用

合計¥147,074,000

合計¥131,579,000


2-6 クラウドは高いのか？まとめ

クラウドは安い！

ただし、クラウドを使う際はデータセンタにハウジング・ホスティングし、２重化以上するシステムを検討するケースとの比較が必要。

オフィスに設置するサーバと単純に比較してもメリットは出ない。

（買取価格との比較は意味がないのでは…と考えております）


2-7 ②クラウドは安全（セキュア）か？






2-8 日立グループ全体で信頼性を提供

SecureOnlineインフラ構成要素

HITACHI BladeSymphony320(BS320)

サーバ

HITACHI AMS200

ストレージ

基幹ネットワークスイッチ：AlaxalAロードバランサー：BIG-IP

ファイアウォール、高速化装置

ネットワーク

VMware ESX Server

仮想化エンジン

【シャーシ】電源、内蔵L3スイッチ、内蔵FCスイッチを二重化

【Blade】FCボード、NICを二重化

信頼性・可用性確保

【ＲＡＩＤ】・主要コンポーネントは二重化、ハードディスクはRAID5構成・LUは、Vmwareの特性を考慮したRAIDグループ設計を採用【バックアップ領域の提供（オプションサービス）】・バックアップ用ディスク領域を提供可能

【L2/L3スイッチ】冗長化構成を採用【基幹ネットワーク】

10Gbpsまたは1Gbps x 4本のトランキング構成とし、高可用性、通信速度の高速化を実現

【ロードバランサー、認証系サーバ】冗長化・多重化構成を採用し、信頼性・可用性を確保

【ESX Server】可用性はVMware HAで実現

【仮想マシン】VMotionにより、リソース確保、冗長性確保

【多重化構成サーバ】同じ機能を持つサーバは、同一ESXサーバで稼動させないことで、更なる可用性を確保

信頼性に最大限配慮したインフラ構成をしております


ネットワーク装置（ファイアウォール、アンチウイルス、ロードバランサ、L2スイッチ、VPN装置）

ブレードBlade SymphonyBS320

ストレージAMS200/2100/2300

FCスイッチ

共有ストレージAMS2100

インターネット

・・・

C社用仮想サーバA社用

仮想サーバ

B社用仮想サーバ

B社用ストレージ

A社用ストレージ

D社用仮想サーバ

C社用ストレージ

D社用ストレージ

・・・

2-9 SecureOnlineの信頼性を支える仕組み


2-10 例えてみるとクラウドは…

クラウドは守衛つきの堅固な城にみんなで住むようなもの

ファイアウォール・IPS・ハード監視

不正侵入情報漏洩ハード故障

冗長化された堅固なシステムインフラ

ハードメンテナンス要員


2-11 ③社内システムとして利用できるか？






お客様

VPN

社内PC

社内サーバ

192.168.1.1

192.168.2.1

192.168.2.2

192.168.2.3

仮想サーバインターネット

VPN装

置

VPN装

置

2-12 クラウドをサーバとして利用

VPN装置で社内サーバのように使うことができます

メリット② 永続利用ハード・ソフトの保守切れの影響を受けず利用し続けることができます

メリット① 待機オプション利用しないときは電源offすることによりコストを削減できます

さらに

メリット③ インターネット接続インターネット接続も可能なため社外向けのWebサーバとしても利用できます


2-13 VPN装置がない場合

PC PC PC PC

PC PC PC PC

192.168.1.10 192.168.1.11

72.21.192.10

172.16.1.10 172.16.1.11

72.21.194.10

192.168.1.10 192.168.1.11

10.41.1.10 10.41.1.11

72.21.193.10

72.21.195.10

VM VM

VM VM

Ａ社Ｂ社

Ｃ社Ｄ社

センタ側が割り振るグローバルアドレス

パブリッククラウド・センタ

レイヤ３のIP接続

社内サーバとしての利用は難しくなります


2-14 VPN装置を利用した場合

172.16.1.12

各社専用のネットワークのため重複したIPアドレス設定が可能

172.16.1.10172.16.1.11

Ａ社 VPN装置Ｂ社

172.16.1.10172.16.1.11

VPN装置

172.16.1.12

192.168.2.10 10.41.2.11

Ｃ社

192.168.1.10192.168.1.11

VPN装置Ｄ社

10.41.1.10

Layer２-接続 Layer２-接続

Layer３-接続ｼﾝｸﾗｲｱﾝﾄ接続

認証サｰバ USBｷｰ

お客さまが割り振る社内用ＩＰアドレス

お客さま社内ネットワークの延長の位置付け

お客様ネットワークの延長として利用することが可能です

http://www.juniper.net/jp/jp/products-services/security/ssg-series/ssg5/�

http://www.juniper.net/jp/jp/products-services/security/ssg-series/ssg5/�


お客様

社内PC

192.168.1.1インターネット

USB認

証ｻ

ｰﾊﾞ

VPN

インターネット自宅（社外）

画面転送

画面転送

シンクライアント化されたPC

■社内からは画面転送で仮想クライアントを操作します。

■社外からはUSBキーでシンクライアント化されたPCでアクセスします。

■シンクライアント化されたPCにはファイルをダウンロードできません。

■社外からでも社内で使っているPCを使うことができます。

USBキー「Resalio Lynx」

VPN装

置

VPN装

置

2-15 クラウドを利用して社内PCにリモート接続

社外から社内システムへ安全に接続する環境を提供します


2-16 ④．その他、お客様にとってうれしいこと





クラウドのメリットは他にないのか？④.


2-17 資産計上が不要

（判定条件）① リース料総額が、その物件を購入すると

仮定した場合の合理的見積金額の90%以上

② リース期間が、当該物件の経済的耐用年数の75%以上

「（企業会計基準第13条）リース取引に関する会計基準」で以下のように規定されている

中途解約不能またはそれに準ずるものフルペイアウト

※比較的長いリース期間を設定し、リース料総額がリース物件の取得価額及び金利、税金、保険料等の諸費用のおおむね全額を回収

ファイナンス・リース

オペレーティング・リース（＝レンタル）

所有権移転ファイナンス・リース

所有権移転外ファイナンス・リース

譲渡条件付割安購入選択権付特別仕様物件

上記以外

上記以外

リース取引の分類会計処理

売買処理

売買処理

賃貸借処理

※リース会計基準改正前は賃貸借処理でも可だった

（オンバランス）

（オフバランス）

クラウド利用にはあてはまらない

資産を多くのお客様で分け合って利用するので資産計上が不要です



2-18 クラウドにまつわる数字その３


必要とするあいだ使い続けられます



2-19 業務にあわせたシステムの変更を

１年

￥

利用期間５年３年２年４年0

２千万

年額コスト

イニシャルコストの抑制

４千万

６年７年

機器リプレースシステム再構築

システム停止による機会損失リスクはハードの老朽化に伴い増加

：ハードウェア購入

：SecureOnline利用

移行コストシステム利用再教育コスト

（業務手順変更?）

通常利用移行コストシステム利用再教育コスト


通常利用

移行コストシステム利用再教育コスト


通常利用

ジャストフィットしているシステムが再利用できない可能性あり

システムに問題がなければ最新のハード上で利用し続けられる

ハードウェア購入におけるライフサイクル

SecureOnlineにおけるライフサイクル

システムは随時最新に入替

お客様が必要とするサイクルでシステムを更改できます


2-20 まとめ





クラウドのメリットは他にないのか？④.

私共の理屈となりますが、ご理解・ご納得いただけましたでしょうか？


３.章日立のクラウド SecureOnlineの真実



日立品質

2008年

2009年

2010年

2007年2007年8月日立建機ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ開始2007年1月サービス開始

2008年11月日立SecureOnline開始2008年11月 1ラックソリューション2008年 8月在宅勤務サービス開始

2009年12月 P2V移行サービス2009年11月海外利用向け2009年11月パンデミック対策2009年11月スケールアウト技術2009年11月ゲームクラウド2009年10月デスクトップサービス2009年 7月出前クラウド2009年 5月ディスクレスPC2009年 3月遠隔保守サービス2009年 2月指静脈認証

2010年7月大容量ストレージ2010年7月物理装置接続・連携2010年4月海外からのRDP接続2010年4月ハイブリッドクラウド2010年3月 CPU性能保証

高セキュリティ

シンクラ在宅

3営業日以内

お客様ニーズに対応したメニュー拡充

１ラック

指静脈

本番業務用途に求められるメニュー拡充

遠隔保守出前

ゲームパンデミック P2V

性能保証を求められるメニュー拡充

性能保証ハイブリッド海外から

物理装置ストレージ

2011年以降中国センタ開設

2011年 SecureOnlineグローバル展開

3-1 積み重なるサービス拡張の経験


3-2 お客様に最適なクラウドを

日立ソリューションズの提供するクラウド

問合せ窓口

オンプレミス/DC運用サービス

プライベートクラウド運用サービス

お客様

アプリ開発・導入

基幹系システム情報系システム

アカウントSE対応

ワンストップでサービス提供

パブリッククラウドサービス

日立ｿﾘｭｰｼｮﾝｽﾞ他社

データセンタ

お客様にあったクラウドのワンストップでの提供を目指します


月額利用なので山あり谷あり



仙台在宅勤務サービス

秋田 SaaS基盤

富山在宅勤務サービス

名古屋シンクライアント

関東本番用途（業務サーバ、SaaS基盤、グリッド計算等）、開発用途、在宅勤務サービス等多数

大阪、京都、神戸、奈良、大津本番用途、在宅勤務サービス等

北九州 SaaS利用

愛媛在宅勤務サービス

は、全国各地で使われています。

北海道在宅勤務サービス

3-3 今、この時も全国各地から利用されています


ハノイ、ホーチミン

インド

北京、上海、天津、大連

は、海外からも使われています。

情報漏えい防止のため、海外からのアクセスは、主にUSBキーによるシンクライアントアクセス

サンフランシスコ

ソウル北米

3-4 今、この時も世界各地から利用されています


海外からと国内からの接続の比較



大規模・長期間の利用も増えてます



3-5 ご利用社数は300社を突破

・A社（ゲーム会社）・B社（総合電気メーカー）・C社（金融業）・D社（金融業）・E社（自動車会社）・F社（国内SIer）・G社（ｅラーニング業者）・H社（複合機メーカー）・I社（プリンタ会社）・J社（建設業）・K社（家電メーカー）・L社（レンタル業）・お客様多数・日立グループ企業

・中小企業多数

：ゲーム基盤（ゲームクラウド）：ハード老朽化に伴うシステムの延命対策：他社クラウドからの連携（ハイブリッドクラウド）：グリッドコンピューティング環境利用：グローバルナビゲーションシステムASP基盤：シンクライアント用SaaS基盤：ｅラーニングシステムのSaaS化：携帯電話での文書閲覧サービスのSaaS化：グローバル分散開発基盤（オフショア開発）：シンクライアントによる分散開発：オフショアからのハード基盤利用：本番センターのセキュアなリモート保守：サーバ利用・分散開発：シンクライアントによる国内分散開発基盤

在宅勤務向けサービスグリッド研究、請負適正化、開発基盤等多数

：在宅勤務サービス

これまでに300社以上のお客様にご利用いただいています。


3-6 ご信頼を胸に運用にあたっております

クラウド基盤に問題が発生すれば、利用しているお客様すべてに影響がでる可能性があります。


実際は

どう使うの？

パソコンからSecureOnline上のVMに入るデモをご覧下さい。

3-7 実際に使うとどんな感じ？


４.章 SecureOnline事例クラウド適用の成功事例



4-1 ハード老朽化のシステム延命（某電気メーカー）

VPN

VPN装

置

VPN装

置

お客様拠点

ハード保守切れリース期限切れ

SecureOnlineへ引越業務Ｂサーバ

業務Ｃサーバ

業務Ｂサーバ

業務Ｃサーバ

業務Ａサーバ

課題ＩＴ投資の大幅削減システム機器の保守切れ・リースアップ間近

ハード資産管理が面倒

効果月額制のＩＴ投資でTCO削減システム改造を最小限にして、SecureOnline上で継続稼動

ハード資産管理から開放


4-1 サーバレンタルサービスのコスト効果

ハード老朽化のシステム延命（某電気メーカー）

￥2,700万/年減額

従来（サーバを社内に設置）

他社データセンタを利用の場合

SecureOnlineの場合

サーバ代

場所代光熱費

管理費

サーバ代

データセンタ費

管理費

SecureOnline代

自社からサーバが物理的になくなることで、サーバに関わるコストが削減されるが、管理コストは残る。

自社からサーバが物理的になくなることで、サーバに関わるコストが削減される。しかも、自社資産ではないので管理コストが削減される。


4-2 オフショアからの利用（某製造メーカー）

開発環境へのアクセスが制限海外から操作性よく開発したい

海外ベンダを使いたい開発人員が変動する

課題

VPN接続で自社からアクセスシンクラ＆高速化装置

シンクライアントで安全に月単位で契約数を変更

効果

海外ベンダX社

シンクライアントサービスUSBキー「Resalio Lynx」

ﾈｯﾄﾜｰｸ機器

Firew

all

USB認証サーバ

クライアントVM

VPN装

置

お客様国内拠点

VPN装置

米国開発環境

国内拠点経由で開発環境へアクセス

海外からはUSBキーアクセス


4-2 オフショアサービスのコスト効果

オフショアからの利用（某製造メーカー）

￥9,600万/年減額

通常IP発注の場合在宅勤務導入後

自社にてITインフラ用意在宅勤務導入後


IP発注費※現地開発環境、

開発委託、国内出張、宿泊費

SecureOnlineを利用することで、国内オンサイト作業が削減されるため出張費、国内側受入れに伴う、スペース、PCなどが削減される。

国内開発環境費用※場所代、光熱費、

PC・サーバ費用

IP先管理工数※IP先コミュニケーション負荷を含む

IP発注費

回線費用

SecureOnline代

国内開発環境費用

IP先管理工数

開発環境(画面)を共有することで、電話等によるコミュニケーションがスムーズになり、作業効率が向上する。


4-3 在宅勤務によるワークライフ改革（お客様多数）

Ａさん自宅（又は出先）


VPN

HTTP/HTTPS

お客様社内

ﾌﾞﾛ

ｰﾄﾞ

ﾊﾞﾝ

ﾄﾞﾙｰﾀｰ

Firew

all

USB認証サーバ

USBゲートウェイ

VPN装

置

VPN装

置

Ａさん用PC Ｂさん用PC Ｃさん用PC

社内の自席PCを遠隔操作

課題営業効率改善（移動時間>業務時間）

PCの情報漏えいやウイルス感染今すぐ始めたい安価に始めたい

効果営業生産性の向上シンクライアント化でセキュア接続

顧客満足度の向上短納期での早期実現


4-3 在宅勤務サービスのコスト効果

在宅勤務によるワークライフ改革（お客様多数）

￥9,600万/年減額

従来在宅勤務導入後

自社にてITインフラ用意在宅勤務導入後


交通費※出張先からの帰社

オフィス光熱費

残業費※生産性低下によるロス


移動時間における損失工数

サービスレベル低下に伴う機会損失費

持出し対応費、補償金


在宅勤務用ITインフラ代

ITインフラ運用・管理費



契約関連運営管理

SecureOnline代

在宅導入による業務効率向上在宅用インフラ構築、運営工数が発生

在宅導入による業務効率向上在宅用インフラ一式が月額、低コストで利用可インフラ運営はSecureOnlineにお任せ。利用者の管理を行うのみ。


4-4 シンクライアントによる分散開発（某製造メーカー）

ベンダX社


VPN

HTTP/HTTPS

VPN装

置

VPN装

置

開発サーバ環境

お客様拠点ﾈｯﾄﾜ

ｰｸ機

器

追加はMasterをコピー

Firew

all

不要になったら削除

ベンダX社用

ベンダY社用

開発用クライアントとして利用

効果

課題開発用リソースの大量準備拠点一極化すると旅費膨大

開発要員数が変動リソースの管理・統制の手間

迅速にリソース提供分散開発で交通費大幅減

月額制による柔軟な契約統制された開発環境

・・・

ベンダ共有サーバ


4-4 シンクライアントサービスのコスト効果

シンクライアントによる分散開発（某製造メーカー）

￥5億5,000万/年減額

従来（サーバをお客様社内に設置）

パートナー会社各社持ち帰りの場合


PC代サーバ代 SecureOnline代

定期的なミーティングに関わるコスト・工数が発生。各社独自環境での開発のため、結合時の工数が新たに発生

定期的なミーティングに関わるコスト・工数が発生。ただし、異なる場所に居ながらにして同一環境(画面)を共有できるため、コミュニケーションの効率は向上。同一環境で開発するため、物理的なコスト、付随するコストは発生しない

サーバ代

什器代

交通費日当

場所代

運用管理費

交通費、日当

場所代

運用管理費

結合テストの手戻り工数

交通費、日当

場所代

契約関連運営管理


５.章 SecureOnline事例 SecureOnlineだからできた事例



5-1 サーバ利用・分散開発（お客様多数）

課題機器購入費が高額開発環境準備に時間がかかる

開発スペースの確保指示命令系統が曖昧

効果機器購入不要利用（月額制）短納期

分散開発の実現請負契約の適正化

Ａ社

Ｂ社

社内PC

社内PC

中継用VM

中継用VM

VPN

VPN

共有VM(ﾌｧｲﾙｻｰﾊﾞ)

192.168.2.2

192.168.1.1

100.138.2.2

100.138.1.110.1.20.1



VPN装

置

VPN装

置

VPN装

置

VPN装

置

分散開発が可能


5-2 オンラインゲーム基盤（某ゲーム会社）

ゲームが当たるか分からないユーザ数の変動が読めない

太い回線が必要大規模DBの安定稼動

初期投資なく月額利用で必要に応じてサーバ数を準備

ネットワーク帯域保証ストレージI/O保証

課題

効果

VPNVPN装

置

VPN装

置

お客様拠点

DBサーバ

APサーバ・・・

Webサーバ

Firew

all

エンドユーザ

必要に応じてサーバ数を増減

高性能サーバ

太いインターネット回線


5-3 グリッド環境によるシミュレーション（某金融機関）

VPNVPN装

置

VPN装

置

お客様拠点

未使用時：ﾃﾝﾌﾟﾚｰﾄのみ契約利用時期：100VMでシミュレーション計算

課題膨大な数のサーバを至急準備利用と未使用の時期がある

CPU性能が必須場所の確保も必要

効果大量のマシンで迅速に構築未使用時はマシンを削除

CPUの性能保証場所代含めた月額費用


5-4 オフショアからハード基盤開発（某電気メーカー）

開発基盤は国内に置いたまま

課題海外オフショア先を使いたい海外から操作性よく開発したい

基盤は海外に出したくない設計図も出したくない

効果シンクラ化USBキーを輸出高速化装置（ﾈｯﾄﾜｰｸﾚｲﾃﾝｼの解消）

基盤開発も海外から可能シンクラ化でセキュア接続

VPN

HTTP/HTTPS

高速

化装

置

USB認証サーバ

USBゲートウェイ

VPN装

置

ボード制御VM（ICE）

シンクライアントサービスUSBキー「Resalio Lynx」ﾈ

ｯﾄﾜ

ｰｸ機

器海外ベンダX社

VPN装

置USBﾃﾞﾊﾞｲｽｻｰﾊﾞ

お客様国内拠点

海外オフショア先から国内拠点の基盤開発が可能


5-5 本番サーバの利用（某建築機材メーカー）

課題初期投資を抑えたい本番サービスに耐えられるシステム構築が必要

実績あるシステムを使いたい

効果月額制で利用可能高性能・高信頼のハードウェアによる高いサービスレベル

日立ソリューションズ「FitONE」を採用

VPN装

置Firew

all

お客様拠点

Webサーバ等

情報系セグメントのサーバ群

基幹系セグメントのサーバ群

VPN装

置

ユーザ企業

ﾈｯﾄﾜ

ｰｸ機

器

VPN

HTTP/HTTPS

本番システムに耐える高性能・高信頼な設備


5-6 文書閲覧サービスのSaaS化（某製造メーカー）

VPN装

置

VPNVPN装

置

SaaS基盤として利用

SaaS利用Ａ社

Firew

all

バックアップ領域

課題設備投資が大きい設備運用者が必要

迅速なサービス提供

Ａ社用サーバ群

WordExcelPowerPointPDF

携帯電話で社内ドキュメントを閲覧

コンビニで印刷可能

ファイルサーバメールサーバ

効果月額制のＩＴ投資でTCO削減設備運用者が不要

3営業日でサービス開始


5-7 ｅラーニングシステムのSaaS化（某人材関連業）

SaaS業者

Firew

all


VPN装

置

VPN装

置仮想Firewall

SaaS基盤として利用

VPN

課題 SaaSビジネスを開始したい（が、成功するか心配!?）

早期に事業展開したい増設は段階的に（投資分散）

効果社内の設備投資は殆ど不要で、万が一の時のリスクも加味約２週間でSaaS開始ＩＴリソースの追加が容易

Web/DBサーバ

DNS/SMTPサーバ

エンドユーザ


5-8 ハイブリッドクラウドとしての利用（某金融機関）

課題 CRMサービスを使いたい膨大な夜間バッチを実行する必要がある

ﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄｸﾗｳﾄﾞと連携したい

効果入力はCRMサービスでバッチ処理はSecureOnlineを利用（CRM側では夜間バッチが終わらない）

VPN接続でﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄｸﾗｳﾄﾞ連携

お客様データセンタ

VPN装

置

VPN装

置

CRMサービスベンダ

Firew

all

ﾈｯﾄﾜ

ｰｸ機

器

④データをお客様のサーバに渡す

②データをSecureOnlineに渡す

③バッチ処理

バッチ実行結果

①入力はCRMサービス


5-9 中堅・中小企業におけるクラウド導入のヒント

■関連書籍 ■関連記事

クラウドはどのように進化していくのか？（ITmedia 2010年8月）前編：http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1008/23/news017.html後編：http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1008/24/news014.html

システム構成は2次元から3次元へ進化（インプレス IT Leaders 2009年9月号）http://it.impressbm.co.jp/e/2009/09/14/1218

インターナル・クラウドの奨め（インプレス IT Leaders 2009年3月号）http://it.impressbm.co.jp/e/2009/03/16/623

仮想オフィスの世界（日経ITpro 2008年12月）http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20081117/319391/

仮想化が変えるニッポンの開発環境（日経ITpro 2007年3月）http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070316/265454/?ST=virtual

著者・編者株式会社日立製作所情報・通信システム社経営戦略室事業戦略本部クラウド担当本部長（兼）株式会社日立ソリューションズセキュリティサービス本部本部長SecureOnline 主席アーキテクト中村輝雄

エンタープライズにおける クラウド適用の成功事例 · 2011. 11. 28. ·...

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