ニュースレター第22 号 平成25 年2 月...

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1 農学部セミナー/環境・安全セミナー 「知ってほしい、廃液処理の大切さ!」 農学部 亜熱帯農林環境科学科 准教授 金城 和俊 2012 年 10 月 18 日、木曜日に農学部(209 教室)にて農学部セミナー /環境・安全セミナーで「知ってほしい、廃液処理の大切さ!」のセミ ナーを開催しました。研究を行う時には、化学試薬を使用すると必ず試 薬廃液が出ます。データを出すことも大事ですが、それと同じように試 薬廃液を適正に処理することも大事です。 本セミナーは農学部の学生および教員に対して、その意識を持って研 究に取り組んでもらうことを目的で開催しました。講師は本学で廃液処 理の担当をされ、廃液処理に関する経験や知識が豊富な機器分析支援センター 前田芳己 氏に講演を依頼いたしました。当日は学生・教員を含め 70 名近く参加され、立ち見が出 るほど盛況でした。講演は約 1 時間で、その内容は大学内の廃液処理方法、排水水質のチ ェック等、大学が社会における責任ある立場にあることの説明がありました。授業ではな かなか聞く事ができない内容で、参加した学生や教員から様々な質問等がありました。ま た、セミナー後のアンケートでは、廃液処理を念頭に起きながら実験を行いたい等、セミ ナー開催の目的を達成できたことを実感しました。初めての試みで主催する側の不手際も あったかと思いますが、次回は参加者も増えるように努力していきたいと思います。 廃液処理に関するセミナーは農学部では今後も定期的に行うことを予定しており、学生 や教員に向けて適正な廃液処理についての認識を高めていきたいと思います。学生に対し ては、在学期間中には必ずセミナーへ参加させ るように、農学部の教員や事務の方々と調整し、 セミナーを開催していきたいと考えています。 最後に、本セミナーを開催する上で、機器分 析支援センターの前田芳己 氏、池原清子 氏を はじめ職員のみなさま、農学部の高良健作先生、 鹿内健志先生には大変お世話になり、厚く御礼 を申し上げます。 琉球大学機器分析支援センター ニュースレター 22 平成 25 2 知ってほしい、廃液処理の大切さ!」 セミナーの様子

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Page 1: ニュースレター第22 号 平成25 年2 月 「知ってほしい、廃液処理の大切さ!」 セミナーの様子 2 機器分析支援センターを利用して 教育学部

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農学部セミナー/環境・安全セミナー

「知ってほしい、廃液処理の大切さ!」

農学部 亜熱帯農林環境科学科 准教授

金城 和俊

2012 年 10 月 18 日、木曜日に農学部(209 教室)にて農学部セミナー

/環境・安全セミナーで「知ってほしい、廃液処理の大切さ!」のセミ

ナーを開催しました。研究を行う時には、化学試薬を使用すると必ず試

薬廃液が出ます。データを出すことも大事ですが、それと同じように試

薬廃液を適正に処理することも大事です。

本セミナーは農学部の学生および教員に対して、その意識を持って研

究に取り組んでもらうことを目的で開催しました。講師は本学で廃液処

理の担当をされ、廃液処理に関する経験や知識が豊富な機器分析支援センター 前田芳己

氏に講演を依頼いたしました。当日は学生・教員を含め 70 名近く参加され、立ち見が出

るほど盛況でした。講演は約 1 時間で、その内容は大学内の廃液処理方法、排水水質のチ

ェック等、大学が社会における責任ある立場にあることの説明がありました。授業ではな

かなか聞く事ができない内容で、参加した学生や教員から様々な質問等がありました。ま

た、セミナー後のアンケートでは、廃液処理を念頭に起きながら実験を行いたい等、セミ

ナー開催の目的を達成できたことを実感しました。初めての試みで主催する側の不手際も

あったかと思いますが、次回は参加者も増えるように努力していきたいと思います。

廃液処理に関するセミナーは農学部では今後も定期的に行うことを予定しており、学生

や教員に向けて適正な廃液処理についての認識を高めていきたいと思います。学生に対し

ては、在学期間中には必ずセミナーへ参加させ

るように、農学部の教員や事務の方々と調整し、

セミナーを開催していきたいと考えています。

最後に、本セミナーを開催する上で、機器分

析支援センターの前田芳己 氏、池原清子 氏を

はじめ職員のみなさま、農学部の高良健作先生、

鹿内健志先生には大変お世話になり、厚く御礼

を申し上げます。

琉球大学機器分析支援センター

ニュースレター 第 22号 平成 25年 2月

「知ってほしい、廃液処理の大切さ!」

セミナーの様子

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機器分析支援センターを利用して

教育学部 美術教育教室 教授

片岡 淳

美術教育でなぜ測定機器が必要なのかと思われる方が大半であ

ろう。本教室には陶芸や織染の分野がある。私の研究は琉球文化圏

の古い染織品の調査を行っている。対象は、先の大戦をくぐり抜け、

数百年も大切に伝えられてきた神衣装がほとんどだ。明時代に多く

作られた繻子織物や刺繍衣裳など形態や素材、技法について文献や

東アジアの中でどのような位置づけになるか調べている。触るとは

らはらと脆化した繊維や小裂がシーツの上に落ちる。これらをひと

つひとつ透明なケースに入れ、データを書き込む。教育・学部運営

そして研究は、フィールドワークや文献調査までは個人の研究室で

行なえるが、精度の良い顕微鏡観察や成分の分析になると、十分な場所と時間が確保でき

ない。個人の研究の限界を感じていた。

そんな折、那覇市テンブス館で行なわれた「縫い文化を形に・琉服ふれあい展」で機器

分析支援センターの池原清子氏に出会った。本センターのオリエンテーションで顔は存じ

上げていたがもう一歩が出なかった。この出会いをきっかけに直木秀夫琉球大学客員教授、

儀間真一氏、向井健太朗氏を巻き込んでの共同研究というか研究協力の御陰で、繊維の直

径から織密度や形状、成分分析など非破壊で得られる分析データが着々と手元に届くよう

になった。

なぜもっと早く本センターでの学際的なネットワークを活用しなかったものかと後悔し

きりである。というのは、デジタル顕微鏡写真などを撮ろうとしても肉眼と同じレベルで

の撮影器材になると個人研究費では、購入が無理である。最先端の機器は他大学に依頼で

きるが、経費や時間が膨大にかかる。しかし本センターを利用すれば、自由自在な倍率と

作業を指導・協力してくれるのだ。大学内のネットワークをもっと活用すべきだ。みなさ

んもオリエンテーションに参加したならば、次は職員に直接研究テーマを説明し、使用機

材の相談から始めることをお進めする。

沖縄そしてアジアのこの分野の研究は始まったばかりである。沖縄の光と水この地で研

究することはアジアの研究の最先端をいくことであり、世界が注目していることを忘れな

いで欲しい。

伊平屋あむがなし衣装。琉球大学機器

分析支援センター デジタルマイクロ

スコープ VHX-1000 にて

撮影提供。繻子地表面。

型染裂「菊花鎖繋文胴衣裂/伝伊敷索按司

家衣裳」*1 沖縄で一番古いとされている

紅型。琉球大学機器分析支援センター

デジタルマイクロスコープ VHX-1000

にて撮影提供。

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学生実習における機器分析支援センターの活用

農学部 亜熱帯農林環境科学科 准教授

松本 一穂

私は平成 24 年度から農学部 3 年生を対象とした「林木育種学

実験」を担当しています。毎週、樹木生理学を中心とした実験実

習を行い、最後の宿泊実習では沖縄県森林資源研究センターで林

木育種の現場を学ぶカリキュラムになっています。私は学生の

「考える」能力を伸ばすことを目標に、前半の実験では班毎に学

生自身に調査計画を立案してもらい、それに沿って実験を実施し、

最後にその結果を報告会で発表するという内容にしました。初年

度ということもあり、この実習を実現する上で最も問題となった

のが実験に用いる分析機器です。私の研究室には分析機器が殆ど

無かったため、藁をもすがる思いで相談に行ったのが機器分析支援センターでした。実習

は受講人数も多いため、断られることも覚悟したのですが、スタッフの方々は親身に相談

にのって下さり、万全の態勢で実験に臨むことができました。

今年度の実習では、学生は 2 班に分かれ、それぞれ樹木の葉

の光合成特性が「通常の葉と偽葉」および「光環境」の違いによ

ってどのように異なるのかを調査しました。機器分析支援センタ

ーでは、光合成の制御要因である葉内の窒素・クロロフィル濃度

および葉の気孔密度の測定を行いました。学生達は自分達で考え

た実験計画に基づいて NC 分析装置や分光光度計、デジタルマイ

クロスコープなどの高度な分析機器を自分の手で扱うことに、緊

張しつつもやりがいを感じ、皆積極的に実験に取り組む姿が印象

的でした。発表会の内容も、最新の研究でも注目されている、葉

の形態と光合成特性との関係について考察で言及するなど、非常

にレベルの高いものになりました。学生達にとっては、今回の実

習で「計画の立案」と「データの考察」が最も大変な作業だった

ようです。裏を返せば、指示された作業をこなすことに慣れた学

生達に、自分で「考える」ことの重要性について気付いてもらうよい機会になったのでは

ないかと思います。また、高度な分析機器の利用を実習に取り入れることは、学生達の考

えるモチベーションを高める意味においても、とても効果的であると感じました。

本学の機器分析支援センターは、単に分析機器の保守管理に留まらず、利用者に対して

幅広い支援を提供していることが特筆されます。今回の実

習は分析項目が数多くあり、教員一人では対応しきれない

内容であったものの、機器分析支援センターの専門性の高

いスタッフが学生への機器の操作手順の説明や分析の指導

など、積極的に支援してくれたおかげで、滞りなく実施す

ることができました。今後は機器分析支援センターとの協

力関係をさらに深め、より質の高い教育を提供できるよう、

さらに工夫を重ねていきたいと考えています。

機器分析支援センター

における実験の様子

発表会の様子

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走査型プローブ顕微鏡(SPM)を利用して

工学部 電気電子工学科 4 年次

江崎 麦 私は比嘉先生・山里先生のもとで半導体放射線検出器の

材料として用いられる、テルル化カドミウムに関する研究を行っています。研究テーマは「硫黄処理したテルル化カドミウム結晶表面状態の分析」です。この研究は過去の先輩方から受け継がれた研究で、私の代では試料表面の分析に走査型プローブ顕微鏡を使った形状像や、電流特性の測定がメインになります。硫黄処理を施したテルル化カドミウムの試料表面には硫化カドミウムの層が形成されますが、試料表面が均一でないときがあり、複数の測定箇所での測定を行う必要があるので、測定

回数は多くなります。なので、測定となると機器分析支援センターにいる時間が多くなり、ひたすら機械の前に座りながら、じーっと測定しています。すると、同じルームを利用する他学部の先生方や学生達が入れ替わり立ち代わりで測定機器を利用していく様子が見え、また、私の知らない世界のことを熱心に調べているのが分かります。みなさんが、測定画面を見ながらあーでもない、こーでもないと言っている姿を視界の端で感じると、なんだか、自分がじーっと座っているのがとても楽しいことだと感じてきます。なので、機器分析支援センターはとても刺激的な場の一つであると思います。 また、走査型プローブ顕微鏡は、真空中での測定が行えたり、温度を変化させることが

できるなど、いろいろな条件での測定が可能なので、今後、いろいろ試してみたいと楽しみにしています。 最後に、テルル化カドミウムを研究するにあたって結晶表面を観察できる走査型プロー

ブ顕微鏡は大変役に立っていて、研究がはかどっています。高価な装置を利用できる機会

をくれた機器分析支援センターの皆様には感謝しています。これからも、機器分析支援センターにはお世話になりますのでよろしくお願いします。

CHN 元素分析装置と ICP 発光分析装置を利用して

理学部 海洋自然科学科 生物系 4 年次

宮城 祐太

私は、機器分析支援センターを利用して植物体の葉に含まれている C、N、P の含有量を測定しました。CN の測定には CHN 元素分析装置を使用して、P の測定には ICP 発光分析装置を使用しました。どちらの機器も研究室で利用するのが初めてだったので、

誰も扱い方が分からず、最初はとても戸惑いました。しかし、分析機器を使用しているとき、池原さん、宮城さんをはじめセンターの職員の方々に使用方法を細かく教えて頂けたので安心して使用することができました。特に、CHN 元素分析装置では、測定の速度を上げるために AB 二つポンプを使用して、センターの方と相談しながら可能な限り多くのサンプル測定が 1 日に行える方法を模索しました。また、大量のサンプルの測定を行ったため、分析機器のトラブルや不調が何度かありました。そういった機器のトラブルのときも、センター職員の方と話し合い次回以降のトラブルを防ぐための注意点を見つけることができました。また、分析機器の

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消耗品の取り替え方法も教えていただけたので、非常に貴重な体験になりました。そして、機器の周辺にあるメトラー天秤や乾燥器なども使用させていただけたため、大量のサンプ

ルの測定も円滑に行うことが出来ました。 機器分析支援センターを利用していたなかで、予約システムが Web 上で可能になったことが測定を行っていくうえで非常に助かりました。約 1 カ月単位で測定の予定を組むことが出来たので、私みたいに大量のサンプルの測定を行う必要がある利用者には、とても便利なシステムだと思いました。1 年間かけて測定を行いましたが、まだ全サンプルの測定を終えていないので、来年度も後輩にバトンタッチして測定を行うと思います。自分もしっかりと測定手順を引き継ぎますが、また、ご指導の方をよろしくお願いします。

合同機器分析展・セミナー 主催:琉球大学機器分析支援センターと共催:株式会社エル・エム・エスで『合同機器

分析展・セミナー』を平成24年5月15日(火)に琉球大学大学会館と理系複合棟にて開催。

出展社37社による分析機器の展示と2社の分析機器セミナーを行い、学内からの参加者

186名、県内企業の参加者103名、出展社スタッフ78名で合計367名のご参加を頂きました。

~ 機能追加機器の紹介 ~

・マイクロプレートリーダー (コロナ電気株式会社 SH-9000 Lab) ・発光測定モードと分注機能を追加しました。

吸光、蛍光、時間分解蛍光、発光の各モード測定が可能となりました。

・デジタルマイクロスコープ(㈱キーエンス WHX-1000) ・3D 形状測定ソフトを導入しました。

プロファイル測定、堆積・表面積測定、面間角度測定、面間距離測定ができます。

「ターゲットシークエンス」と 「フローサイトメーター」の セミナーの様子(理系複合棟)

機器分析展の様子

(大学会館3階)

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平成 24 年度 セミナー・講習会等 【平成 24 年 4 月~12 月】

日付 タイトル・講師 参加人数

学内 学外 合計

5 月 10 日 前期オリエンテーション(農学部 207 室)

85 0 85 講師:機器分析支援センター

5 月 11 日 前期オリエンテーション(理系複合棟 102 室)

100 0 100 講師:機器分析支援センター

5 月 11 日 放射線測定機器講習会

15 0 15 講師:機器分析支援センター 棚原 朗

5 月 15 日 企業セミナー 合同機器分析展・セミナー

193 101 294 共催:株式会社 エル・エム・エス

5 月 24 日 廃液処理手続きセミナー(理系複合棟 102 室)

66 0 66 講師:機器分析支援センター 前田 芳己

5 月 24 日 廃液処理手続きセミナー(医学部臨床講義棟 2F)

43 0 43 講師:機器分析支援センター 前田 芳己

5 月 25 日 廃液処理手続きセミナー(農学部 207 室)

72 0 72 講師:機器分析支援センター 前田 芳己

6 月 1 日 デジタルマイクロスコープ・3D レーザ顕微鏡機器講習会

19 0 19 講師:機器分析支援センター 井上 真登

6 月 27 日

28 日

企業セミナー NMR 31 0 31

講師:ブルカーバイオスピン(株) 佐藤 一氏

7 月 10 日 大型プリンター利用説明会

18 0 18 講師:機器分析支援センター 小林 史司

9 月 25 日 企業セミナー メルク・ミリポア出張ミニスクール

25 0 25 講師:メルク株式会社 福永 さやか氏、田光 香氏

10 月 3 日 企業セミナー ウォーターズ 分析技術セミナー

22 4 26 講師:日本ウォーターズ株式会社

11 月 8 日

やさしい機器分析セミナーⅠ

高速液体クロマトグラフィーとガスクロマトグラフィー 89 17 106

講師:琉球大学客員教授 直木 秀夫氏

11 月 21 日 原子吸光光度計講習会

5 0 5 講師:機器分析支援センター 井上 真登

11 月 27 日 単結晶 X 線解析装置講習会

13 0 13 講師:機器分析支援センター 向井 健太朗

12 月 18 日 NC、CHN 元素分析装置機器講習会

8 0 8 講師:機器分析支援センター 宮城 尚

12 月 20 日

やさしい機器分析セミナーⅡ

GC/MS と LC/MS の基礎と応用 26 4 30

講師:琉球大学客員教授 直木 秀夫氏

12 月 21 日 後期オリエンテーション

38 0 38 講師:機器分析支援センター

総参加人数 868 126 994

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機器分析支援センターの利用状況

【平成 24 年度の廃液回収実績(部局別依頼件数)】 (廃液回収期:第1期 H24.7月、第 2 期9月、第 3 期 12 月、第 4 期 H25.2月)

廃液の回収・処理申請は、Web(課金システム)により行えます。

廃液回収申請の利用方法は、センターHP にある「廃液回収の手引き(pdf)」をご覧ください。

回収処理申請は 4 期に分けて取り纏め、年 4 回、外部の処理専門業者による回収・運搬及び処理

を行っています。

回収期の設定は、毎年度の実績をもとに期ごとの回収廃液数が平均化するよう努めています。

【平成 24 年度の大型プリンター部局別利用状況】 (利用期間:H24.4.1~H25.2.15)

学会発表用ポスター、立て看板、シンポジウムの横断幕等にご利用できます。

平成 24 年6月から Web 予約になりました。印刷希望日の3業務日前までにご予約ください。

http://irc1.lab.u-ryukyu.ac.jp/?page_id=42

合計 700 件

合計 996 枚

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~ 機器分析支援センターからのお知らせ ~ 【カードキーの返却について】 センターの利用者は、平成 25 年 3 月 15 日までにカードキーをご返却ください。

返却がない場合は、紛失したものとみなし経費負担者にカードキー料金(3,000 円)をご負担

頂く事になります。

※継続利用の場合

カードキーの更新手続きは、平成 25 年4月 15 日(月)から受け付けます。

更新の際には、カードキー登録申請書(センターホームページでダウンロード)をお持ちの

上、センター事務室へお越しください。

なお、平成 23 年度よりカードキー登録には、経費負担者(指導教員)もカードキー登録が

必須となっております。学生のみのカードキー登録は、できませんのでご了承ください。

【受益者負担金について経費負担者へのお願い】 ・大学運営費等(受託研究費・寄付金等)

センターで手続きを行いますので

予算の確保をお願いします。

・科学研究費

センターから請求書を発行します

各自で財務会計システムへ入力を

してください。

なお、利用料金に関する明細は、

http://irckakin.lab.u-ryukyu.ac.jp/login/form/

の利用実績履歴参照で確認できます。 「ログイン ID」と「パスワード」は、 財務会計システムの「ユーザー」と 「パスワード」と同じです。

編集後記 昨年度の東日本震災に伴う受託試験のドタバタから解放され,センター職員もようやくいつもの業務に戻れた一年でした。今年度は予約システムを導入した事でユーザーの利便性が図られました。平成 25 年度は、蛍光 X 線装置が補正予算で入ることになり嬉しい悲鳴を上げながらも維持管理費捻出に頭の痛いスタッフです。 (棚原)

機器分析支援センター スタッフ

多和田眞吉センター長(上段右から 4 番目)

棚原朗専任教員(上段右から 3 番目)

直木秀夫客員教授(上段右端)

常勤職員(池原清子・前田芳己・儀間真一)

技術補佐員(小林史司、宮城直也、井上真登、

宮城 尚、向井健太朗)

琉球大学機器分析支援センター

ニュースレター

22号 平成 25年 2月発行 〒903-0213

沖縄県西原町字千原 1 番地

TEL 098-895-8967 FAX 098-895-8539

E-mail:[email protected]

URL http://irc1.lab.u-ryukyu.ac.jp

理系複合棟 3 階

センター周辺マップ

★平成 25 年度から維持管理費確保のため

受益者負担金を値上げいたします。