アクセスアップレポート...

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社長の通信講座 ザ・レスポンス 1 by ザ・レスポンス  マーケティングディレクター  アクセスアップレポート 2011 ・Yahoo! Googleの提携でどうなる?今後のSEO、PPC・・・P5,P20 ・まず、何から手をつければいいのか?アクセスアップのはじめの一歩・・・P3 ・毎日安定してアクセスを集める方法・・・P18 ・Twitter、YouTube、ブログ、facebook、、、をやる前に知っておくべき3つの真 実・・・P7 ・SEOはなぜ危険なのか?その最大の理由とは・・・P6 ・ページの成約率(転換率)アップが先か?アクセスが先か?それとも?・・・P17 ・無料でアクセスを集める3つの方法・・・P5 ・効果の出ない広告に、ムダなお金を使わなくて済む 方法・・・P19 ・あなたのページにアクセスが集まらない本当の理 由・・・P17 ・PPC広告入門・・・P19 ・アドワーズに関する5つの間違い・・・P25 ・最強のアクセスアップの知識を3日間で身に付ける 方法・・・P29

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社長の通信講座 ザ・レスポンス

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by ザ・レスポンス マーケティングディレクター 

アクセスアップレポート         2011

・Yahoo! Googleの提携でどうなる?今後のSEO、PPC・・・P5,P20・まず、何から手をつければいいのか?アクセスアップのはじめの一歩・・・P3・毎日安定してアクセスを集める方法・・・P18・Twitter、YouTube、ブログ、facebook、、、をやる前に知っておくべき3つの真実・・・P7・SEOはなぜ危険なのか?その最大の理由とは・・・P6・ページの成約率(転換率)アップが先か?アクセスが先か?それとも?・・・P17・無料でアクセスを集める3つの方法・・・P5・効果の出ない広告に、ムダなお金を使わなくて済む方法・・・P19・あなたのページにアクセスが集まらない本当の理由・・・P17・PPC広告入門・・・P19・アドワーズに関する5つの間違い・・・P25・最強のアクセスアップの知識を3日間で身に付ける方法・・・P29

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はじめに

アクセスアップレポート2011を請求して頂き、ありがとうございます。

社長の通信講座 【ザ・レスポンス】http://www.theresponse.jp/の寺本隆裕です。このレポートの前作、「アクセスアップレポート2010」は、2万2877人の社長・起業家・ネットショップ関係者・インターネット・マーケターに読まれた(2010年12月1日現在)人気のレポートでした。今回の「アクセスアップレポート2011」は、その最新作です。

・ネットショップ向けのコンテンツを追加・Yahoo!とGoogleの提携に関するコンテンツを追加・内容全体を最新版に修正

などの、改良を加えています。

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サイト・ページを作った人、ネットショップを運営している人の多くが、アクセスが集まらないという問題を抱えています。あなたは、こんな経験はないでしょうか?例えば、、、

『アクセスが集まらない・・・』

アクセスアップは難しいのか?・・・そんなことはありません。そしてこのレポートの目的は、あなたにこの「難解」に見えるアクセスアップの方法を整理してお伝えすること。そしてあなたに、インターネットから安定したアクセスを集められるようになってもらう事です。実際私が思うに、アクセスが集まらない理由、難しく感じる理由は、以下の3つです。

アクセスがなければ何も始まりません。いつまでたっても影響力が小さいままなので、他のサイトと協力したくても相手にしてもらえません。

広告費が高すぎて手が出せないたとえ頑張って高額な広告費を払ったとしても、アクセスが増えるのは一時的なもので終わるSEOなどの無料の方法を試したが、時間と手間がかかるTwitter , Facebook ,ブログなど、次々出る新しい技術、トレンドに追い付けないネットの広告は難しくてよくわからない費用対効果のいい広告媒体が見つからないそもそも、何からやっていけばいいのかわからないなど、、、

理由1:方法がたくさんありすぎる

無料のアクセスアップから有料のアクセスアップまで、アクセスアップには方法がたくさんありすぎるのです。しかも新しいものが次々登場してくるので、ますます混乱してきます。そして結局「いつもの方法」を選ぶことになってしまいます。

理由2:それぞれの長所と短所がわかりづらい

アクセスアップの方法にはそれぞれ、長所と短所があります。とても基本的なことですが、ここをちゃんと理解していなければ、自分がどの方法を選んでいいのかがわかりません。例えば無料のアクセスアップの方法であっても、そこから1ヶ月に3件しかアクセスが来なければどうでしょうか?ほとんど意味がありませんよね。

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このレポートでは、無数にあるアクセスアップの方法を6つのカテゴリに整理しました。そしてそれぞれの長所と短所、そしてその方法を「いつ」使うべきかという、タイミングについても整理しています。

もしあなたがアクセスアップに困っているなら、このレポートをじっくり読んでみてください。

レポートを読めば、毎日新規のアクセスを追い続ける必要もなくなり、費用対効果の出ない広告にお金を払うこともなくなります。最新のインターネットのトレンドや新しい技術に振り回されることも、時間と労力のムダに終わる作業からも解放されます。

それでは前置きはこれくらいにして、6つのカテゴリを紹介していきましょう。。。

アクセスを集める6つの方法

理由3:その方法を使う順番が間違っている

これは重要なポイントです。それぞれの方法には長所と短所がありますが、使うタイミングを間違うと長所が長所でなくなったり、お金や労力や時間のムダに終わってしまう場合があるのです。例えば、「無料だから」という理由でSEOをやろうとするのは「順番間違い」の典型的なパターンです。

1.SEO2.ソーシャルメディア

1.バナー広告

2.メール広告、メールアドレスを購入

3.アフィリエイト、ジョイントベンチャー

4.PPC

有料のアクセス

無料のアクセス

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無料のアクセスの代表とも言えるのがこれ。SEOとは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)のことで、ヤフーやグーグルなどの検索エンジンの検索結果の上位に自分のサイトを表示させる技術のことを言います。検索結果の上位に表示されればされるほど、多くのアクセスが集まります。

SEO

狙ったキーワードで上位表示されれば、無料で検索エンジンが見込み客を集めてくれます。例えばあなたが「ドライフラワー」を売っているとしましょう。その場合に「ドライフラワー」の検索結果にあなたのサイトが表示されれば、ドライフラワーの見込み客に対して、あなたのサイトを無料で告知する事ができます。そこからアクセスが何件来ても、あなたは検索エンジンにお金を払う必要はありません。

通常、数カ月単位での時間がかかってきます。地味で専門的な作業もたくさんしなければならないし、サイトが検索エンジンに評価されるまで時間もかかります。さらに、時間と労力をかけたからといって上位表示されるという保証はなく、気まぐれな検索エンジンのプログラムに左右されます。

メリット

デメリット

無料でアクセスが集まる

1.時間がかかる

アクセスアップの方法その1

2.決定的なノウハウがない

トリックを使って簡単に上位表示できる時代もありました。例えば、ダミーサイトからリンクをたくさん集め、あなたのサイトが評価されているように見せかければ、検索エンジンをだますことができたのです。でもその時代は終わりました。今、そのノウハウは無意味です。それどころか、下手をすれば検索エンジンからスパム(不正)とみなされ、検索結果のどこにも表示されなくなってしまいます。

今まで、特にヤフーでは一部の「裏技」を使うことができていました。しかしヤフーとグーグルの提携により2011年からヤフーがグーグルの検索プログラムを使うことになるため、ますます「裏技」は危険な状況になってきます。

検索エンジンが日々取り組んでいることは、できるだけ検索ユーザにとって役に立つサイトを上位表示するということ。だから究極的なSEO対策とは、ユーザにとって役に立つサイトを作ることなのです。だから、知識としてSEOのノウハウをも学んでも、結局は役に立つサイトを長い期間かけて作り上げていくしかないのです。たとえ今現在有効なSEOの裏技トリックがあったとしても、長期的には使えなくなるでしょう。

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実は私たちもSEO対策をかけるキーワードを間違えて、痛い目にあったことがあります。私たちの販売している商品に、FX投資家向けの教育プログラムがあるのですが、その販売サイトにアクセスを集めるために、SEO対策をしたときのこと。狙ったキーワードは『FX投資』。かなり競争率の高いキーワードではあったものの、時間と労力をかけてなんとかヤフーで1位表示されるようになりました(ヤフーで「FX投資」と検索すると、検索結果の一番上に表示された)。おかげでアクセスはたくさん来るようになったものの、肝心の商品がなかなか売れません。なぜか?・・・それは、「FX投資」というキーワードが「売れないキーワード」だったからです。あとでわかったのですが、「FX投資」というキーワードで検索する人は、「FXとは何か?」「FXの業者にはどんなものがあるのか?」ということを調べている人で、私たちの商品の見込み客ではなかったのです。

つまり、SEO対策をする前に、どういうキーワードで検索する人が優良見込み客なのか、いわゆる「売れる検索キーワード」が何かを知っておく必要があるわけです。

長所:無料でアクセスが集まる。

短所:時間がかかる。決定的なノウハウがない。キーワードを間違うと致命的。

ポイント:まず、売れるキーワードを見極める。それからSEO対策をする

SEO

3.上位表示されても、売れるとは限らない

最大のデメリットがこれです。SEO対策は、狙ったキーワードで検索されたときに上位表示させる方法ですから、キーワードを間違って、間違った見込み客のアクセスを集めてしまった場合、そのSEO対策は全くのムダだったということです。

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アクセスアップの方法その2ソーシャルメディアソーシャルメディアとは、個人ユーザが情報を発信して形成していくメディアのこと。ミクシィ(mixi)に代表されるSNSや、最近では、ツイッター(twitter)などの新しいものも登場してきました。無料の動画サイトユーチューブ(YouTube)などもあります。アメブロなどのブログも、ソーシャルメディアの一部と言っていいでしょう。そしてほぼ全てのソーシャルメディアは、無料で使うことができます。

メリット無料でアクセスが集まる

ソーシャルメディア上であなたのサイトが話題に上れば、そこから無料でアクセスを集めることができます。企画がヒットすれば、勝手に口コミで広がるということもあります。

デメリット1:コントロールできない

ソーシャルメディアの動きをコントロールすることはできません。それは狙ってブームや口コミを起こすということですから、ほぼ不可能に近いです。既存客との「コミュニケーションの手段」として使うことは有効かもしれませんが、新規のアクセスを集めるメインの手段として、ソーシャルメディアに頼るのは危険です。

例えば無料動画サイトのYouTube(ユーチューブ)から自分の花屋のサイトにアクセスを流すことを考えてみましょう。あなたはきれいな花のビデオを撮ってユーチューブにそのビデオをアップしました。ユーチューブからはあなたの花屋のサイトへのリンクが貼ってあります。次にするべきことは何でしょう?そうです。ユーチューブの花のビデオにアクセスを集めることです・・・。つまり結局、アクセスが必要なのです。(twitterからアクセスを集めたいなら、twitterのフォロワーを増やす必要があります。ブログからアクセスを集めたいなら、ブログの読者を増やす必要があります)

2:結局、アクセスが必要

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基本的にソーシャルメディアのユーザは、売り込みが嫌いです。あからさまな売り込みやサイトへの誘導は、無視されるばかりか総攻撃の的にもなりえます。だから、ソーシャルメディアを使ったアクセスアップのためには、「ユーザが思わず口コミしたくなるような面白い企画」を作って、そこにうまく自社サイトの宣伝をなじませないといけません。常にアクセスを集めるためには、永遠にこのようなヒット企画を出し続けないといけないので、難しいです。

更に、今後もこのような「新しいもの」はどんどん登場してきます。ですが、それらについていく必要は全くありません。ちなみにtwitterのアメリカでの月間利用者数は、2008年12月で267万人、2009年3月には1386万人と急速に伸びているものの、日本での利用者はようやく50万人規模に到達し、その後は伸び悩んでいます。今後伸びてくるかもしれないし、伸びないかもしれません。ユーザの間でずっと使われ続けるかもしれないし、一時的な流行で終わってしまうかもしれません。だからこのような「新しいもの」は、長期的なアクセスアップのノウハウが体系化されてから取り組んでも、全く遅くはないのです。その方が確実だし楽です。あなたがモルモットになる必要はありません。

3:難しい

長所:無料でアクセスが集まる

短所:コントロールできない。結局アクセスが必要。難しい。

ポイント:既存客とのコミュニケーションや、「サブ」としてソーシャルメディアを使えば有効なケースがある。ソーシャルメディアをメインの手段とするのは、危険。

ソーシャルメディア

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長所:大量の資金を投入して一気にビジネスを拡大することができる

短所:広告費、顧客獲得コストが高い

ポイント:ページの成約率(転換率)を高め、高い顧客獲得コストをかけても利益の出るビジネスを構築してから使う。

バナー広告バナー広告は、最も一般的な広告方法の一つ。アクセスの多いサイトにお金を払ってバナーを貼り、そこからサイトへアクセスを流す方法です。インターネットの広告では、最もよく知られているものです。

メリット一気に大量のアクセスが集まる

ヤフーなどの大量アクセスが集まるサイトにバナーを貼れば、一気にアクセスを集められます。大企業など資金力のあるサイトは、バナー広告をメインの広告手段に使っています。

デメリット広告費、顧客獲得コストが高い

バナー広告のデメリットは、広告費が高いということにあります。例えば、ヤフーのトップページに出す場合、一番小さいサイズのバナーを1週間出すだけでも、最低210万円かかります。

またこれらのバナー広告は、「○○について興味のある人」や「ビジネスマン」などのターゲットに向けてではなく、「ヤフーを見ている人」に対して配信されるので、一般的に顧客獲得コストが高くなります。なので、大手サイトにバナー広告を出す前に、十分にページの成約(転換)率を高めておくこと。それから、顧客獲得にお金をかけても、ビジネス全体として利益が出るようなモデルを構築しておく必要があります。

バナー広告

アクセスアップの方法その3

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アクセスアップの方法その4

メール広告メールマガジンであなたのページの宣伝をしてもらうというものです。楽天やヤフーなどのモールのメール広告もこれにあたります。

メリット1:属性に合ったアクセスが、すぐに集まる発行部数の多いメルマガに出せば、一気にアクセスを集めることができます。あなたのターゲットにマッチしたメルマガに広告を出せれば、費用対効果も高くなる可能性があります。

デメリット1:効果が持続しないメール広告は、通常1回、多くても数回紹介してもらうという媒体なので、効果は短期的なもので終わってしまいます。また、メルマガ広告は「メルマガ読者」という比較的流動性の低い人たちに向けて出すものなので、何度も同じ媒体に広告を出し続けると、反応が下がってきます。

また、メール広告を出した時は売上が上がる。出さないと売上が下がる。という現象になってしまうため、麻薬のように広告を買い続けることになってしまいます。一種の依存状態となり、危険です。

2:比較的スグにできる

媒体が見つかれば、比較的スグに宣伝を流してもらうことができます。

2:媒体探しが大変

実際、費用対効果のいい媒体はあまりありませんし、効果があるかどうかはお金を払って試してみなければわかりません。メール効果に関してデータを公開しているところは少ないですし、公開しているところであっても、公開されているデータの通り効果が出るとは限りません(通常はそれよりもずいぶん少ないです)。

さらに、メール広告を売っている媒体を探すのが大変です。たとえ費用対効果が良かったとしても、小さい媒体(数万部など)であれば売上には少ししか貢献しないため、「労力対効果」が低くなります。効果も持続しないので、媒体を探し続ける苦労もあります。

ネットのショッピングモールなどが売っているメール広告であっても、常に情報をチェックしておかなければならず、面倒です。

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長所:一気に、ターゲットにマッチしたアクセスを集めることができる。媒体が見つかればすぐできる。

短所:効果は短期的。費用対効果、労力対効果のある媒体探しが大変。広告費が高い

ポイント:長期的にメール広告だけをアクセスの柱にすることはできない。まず、ページの成約率(転換率)を高め、追加売上を上げるためのサブの媒体として使う。

メール広告

3:広告費が高い

ある程度発行部数の多い媒体に広告を出す場合、数十万円単位の広告費がかかります。例えば、大手のメルマガ業者である「まぐまぐ」で、まぐまぐニュースという400万部のメルマガへ広告を出す場合。35文字×10行のヘッダー広告を1通出すのに、広告費は45万円かかります。

小さなメルマガ広告でも、広告費の内容は以下の表の通り7万円~10万円です。「想定CPC」という列は1アクセスという意味なので、最大で1,442円。最低でも473円の広告費が1アクセスあたりかかることになります。

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メルアドの購入についてメルアドを買うことについても少し触れておきましょう。実際に個人情報の売買としてのメルアド購入はやっちゃいけませんが、懸賞やイベントの企画などを行う、また、メルマガの読者増サービスを使えば合法的にメールアドレスを買うことができます。

メリット短期的に、そして手軽にたくさんのメールアドレスが集まります。メルアドの獲得単価も一見安いように見えます。また、保有している見せかけのメルアドの数が増えることになるため、「うちのサイトのリストは○○件あります」とアピールできます。きちんと取得したリストとの関係構築ができれば、徐々に効果も上がってきます。

デメリット集まるリストは「薄い」です。つまりそのリストにメールを流したとしても、反応がほとんど来ないのです。「購入」という反応もほとんど来ないですが、そもそもそのメールを「開封」するという反応すらほとんどしてくれません。理由はいくつかあります。

理由1)懸賞やイベント企画でメルアドを登録する場合に使われているメルアドは、普段使っていないいわゆる「捨てアド」と呼ばれるような、どうでもいいメルアドだから(登録するお客さんの側も、懸賞に応募すると売り込みメールが大量に来ることを知っている)。

理由2)登録した人は、あなたのことを覚えていないから(懸賞や企画に登録した人であるため、あなたのサイト名やあなたの名前、あなたの商品のことなど何も覚えていない)。

などです。

買ったリストと関係構築をしようと、ちゃんとした「お役立ち情報」を送ったとしても反応はほとんど来ません。そのため、とりあえずメルアドを買うのに使ったお金だけでも回収しようと、スパムのように売り込みメールを送り続けることになります。まわりの人がみんなそんな状況なので、ますますリストの反応は下がってきます。それらのメールを受け取る側にしてみれば、あなたのメールはアダルト系や怪しい情報商材系の売り込みメール(違法にメルアドを取得して迷惑メールを送っている業者)と区別がつきません。

最悪、ちゃんと取得したリスト(例えば商品の購入客のメルアド)へのメールも、迷惑メール扱いになって、相手に届かなくなってしまうという致命的なリスクがあります。

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アクセスアップの方法その5

アフィリエイト、ジョイントベンチャーアフィリエイトとは、アフィリエイター(あなたのサイトにアクセスを流してくれる人)経由のアクセスで商品が売れた(成果が出た)場合に、成果報酬を支払うという仕組み。例えば、1万円の利益が出る商材がアフィリエイターからのアクセスで売れた場合、あなたはアフィリエイターに5,000円のアフィリエイト報酬を支払う、といったものです。報酬が高ければ高いほど、アフィリエイターのモチベーションは上がり、活発にあなたのサイトにアクセスを流してくれます。

ジョイントベンチャー(JV)とは、会社と会社が協力してビジネスをやることなので、広い意味があります。ただし今回、「アクセスを集める」というテーマだけに絞って考えた場合、アフィリエイトと同じ(たくさんアクセスを流してくれるアフィリエイターと同じ)としてまとめてここで紹介します。

メリット成果報酬であるため、リスクが少ないこと何と言っても、成果報酬だというところがアフィリエイトのメリットです。売上が上がった場合のみ報酬を支払うことにすれば、赤字になるリスクはありません。インターネット・ビジネスをスタートする最初の時はもちろん、ビジネスが大きくなったとしてもずっと使うべきアクセスアップの方法のひとつです。本の販売最大手サイトのアマゾン(amazon.co.jp)も、ずっとこの方法をアクセスアップの柱の一つとして使っています。

デメリット1:運営が大変

アフィリエイターは、「ノルマのない営業マン」と考えるとわかりやすいです。つまり、あなたの商品を売るというモチベーションが、とても低いのです。だから、彼らのモチベーションを高く保つことがアフィリエイト成功の秘訣になってきます。例えば、、、

・高い成約率(転換率)のサイトを用意するアフィリエイターが重い腰をあげてあなたのサイトにアクセスを流してくれたとしましょう。しかしそれが、商品の購入につながらなかったとしたら、印象は最悪です。それ以上紹介するモチベーションがなくなり、永遠に離れてしまうかもしれません。そもそも、「売れるか売れないかわからないんですが、アクセス流してもらえませんか?」と言うのは変ですよね。「テストして成約率を上げておきました。少ないアクセスでも成約して報酬をお支払いできると思うので、協力頂けませんか?」と言うのが普通だと思いませんか?

・新しいことや、面白いプロモーションを次々企画する成約率(転換率)が高くても、継続的に紹介してくれるわけではありません。紹介するきっかけや、紹介したくなるようなイベント。紹介しやすい企画などを、次々に実行していかなければ、すぐに飽きられてしまいます。

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2:初期費用などが高くつく、またはアフィリエイターを集めるのが大変

スタート時にある程度の資金と苦労が必要です。まず、アフィリエイトの仕組みを提供している会社と契約する必要があります。例えば業界最大手のA8ネットというアフィリエイト業者は、初期費用が51万4500円、プラス商品ひとつあたり登録料が2万円かかります。更に、アフィリエイターに支払う成果報酬の30%を、システム使用料としてA8に毎月支払わなければいけません(アフィリエイターに100万円のアフィリエイト報酬を支払う場合、プラス30万円のコストが追加になる!)。

もうひとつ、自社でアフィリエイトのシステムを構築するという方法をとることもできます。パッケージのプログラムやサービスを使えば初期費用は比較的少なくて済むものの、アフィリエイト業者がやってくれるサービスを全部自分たちで運営することになるので、少し大変です。更に、アフィリエイターを自力で集めないといけないので、そのための活動が必要です。

・定期的にコミュニケーションするモチベーションを高めたり、商品や販売方法に関するトレーニングをしたり、人間関係を築いておかなければ、すぐに紹介してくれなくなり、別のところに行ってしまいます。

ネットショッピングモールの場合であれば、モール側でアフィリエイトを運営しているため、ある程度自動的にアフィリエイターは動いています。ですがその一方、通常はアフィリエイトの運営フィーが毎月の利用料の中に含まれています。

長所:リスクが少ない

短所:運営が大変。初期費用が高くつく。

ポイント:アクセスの柱の一つとして使うべき方法のひとつ。ただし、アフィリエイターに紹介してもらう前に、ページの成約率(転換率)を高めておくのは最低限のマナー。また、商品知識のトレーニングをするなど、自社の営業マンと接するようにきちんと運営しなければならない。

アフィリエイト、ジョイントベンチャー

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アクセスアップの方法その6

PPCPPCとは、ペイ・パー・クリック(Pay Per Click:クリック課金型広告)のことで、広告がクリックされると課金されるもの。主なものは、ヤフーの出しているYahoo!リスティング広告(旧オーバーチュア)と、グーグルの出してい る グー グル ・ ア ド ワ ーズ ( G o o g l e AdWords)の2つです。他に小さいものはありますが、検索エンジンのユーザがヤフーとグーグルに絞られつつあるように、PPCについてもこの2つだけをマークしていれば問題ないでしょう。

PPC広告が表示される場所は大きく2か所あります。一つは、検索結果のページ。もうひとつは、PPCの業者と提携しているサイトです。

メリット1:スグ、スタートできるPPCは、ネットからアカウントを開設して必要項目をセットすれば、スグにスタートできます。広告配信のボリュームや、配信される場所なども、ネット経由で設定変更するだけでスグに変えられます。待ち時間はほとんどの場合数分~数十分、PPC業者側の審査が入ることがあったとしても数日です。ほかの媒体に比べたら相当早いです。

2:長期安定的にアクセスを集められる

PPCの広告配信場所は、ヤフーやグーグル、彼らの提携先のサイトといった、とても大きなところです。毎日新しい見込み客が利用するので、同じ場所に同じ広告を長期間出し続けることができるし、そこからのアクセスも比較的安定しています。

3:アクセス数、使う費用をコントロールできる

柔軟に予算を設定できます。1クリック(1アクセス)当たりにかけるコスト、1日当たりの予算をコントロールできるので、ビジネスの規模に合わせた広告出稿ができます。ビジネスの規模が小さいうちは、予算を下げるかわりにアクセス数も少なめに抑えておく。予算が確保できるようになれば、一気に大量のアクセス(例えば、1日1万アクセス!)を集める、というようなこともできます。

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長所:スグにアクセスが集まる。長期安定的にアクセスが集まる。アクセス数、使う費用をコントロールできる。再現性が高い。

短所:知識が必要

ポイント:アクセスの柱の一つとして使うべき方法のひとつ。インターネット・ビジネスの立ち上げ時期からずっと使える。知識の習得が必要だが、ほとんどの人はうまく使えていないので、基本的な部分をおさえておくだけでかなり有利。

デメリット知識が必要

PPCをやっている人でも、うまく行かない人がいます。思うようにアクセスが来なかったり、アクセスが来ても成約しなかったり。あるいは広告費のコントロールがうまくできず、高すぎて続けられなかったりします。うまく使うには、ある程度の知識が必要なのです。

ただし、習得はそれほど難しくありません。逆に言えば、きちんとPPCを使えている人が少ないので、あなたがこの知識を身につければ、一気に有利になります。

PPC

4:高い再現性

PPCは、インターネット上のあらゆるところからユーザを集めてきます。だから常に安定して均等に同じようなアクセスが来ることになるため、常にある一定の成果(再現性)が見込めます。例えば、あるページから先週10件の申込があった場合、今週も同じだけの申込が再現される可能性が高いのです。

つまり、今日のことは明日また再現されるので、来月、来週、明日の売上を心配する必要がなくなります。

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アクセスアップの、ベストな「順番」とは?

今までのことを考えてみると、小さいサイトがアクセスを増やし、売上を増やしていくためには、以下のような順番が最も効率的だということがわかります。

まずPPCでテストをしながらサイトの成約率(転換率)を高め、それからアフィリエイトやJV、バナー・メール広告、ソーシャルメディアなどに広げていくのです。SEO対策をするのは、PPCで売れる検索キーワードを見つけた後です。

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長所と短所をきちんと把握していなかったからかもしれません

順番(タイミング)を間違っていたからかもしれません

「サブ」の手段をメインに使おうとしていたからかもしれません

でも上のフロー図を見れば、アクセスが集まらない理由が何なのか。なぜ、色んな方法を試してみたけどダメだったのか。今何をすべきなのか、がわかるでしょう。

あなたが最初にやるべきで、ずっとアクセスの中心とすべきなのはPPCです。 PPCまず

ずっと

しかもPPCは、長期的に見ても、アクセスアップのメインの一つとして使っていける方法です。だからもし今あなたが別のアクセスアップの柱を持っていたとしても、あるいは別のアクセスアップの方法からスタートしようとしたとしても、できるだけ早くPPCをもうひとつの柱に加えることをお勧めします。

ではここから、PPCについて詳しく見ていきましょう。

PPCでアクセスを集め、ある程度影響力のあるサイトになれば、次の展開も簡単です。アフィリエイトのリクルートだって、JVパートナーへのオファーだって、とてもやりやすくなります。

今までアクセスが集まらなかったのは、、、

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ヤフー VS グーグル

PPCで知っておくべきなのは、ヤフーの出しているYahoo!リスティング広告(旧オーバーチュア)と、グーグルの出しているグーグル・アドワーズ(Google AdWords)の2つだということを先ほどお話ししました。これも最終的には両方やった方がいいのですが、両方同時にスタートするのは、時間・手間・コストが分散して効率が悪いです。だからどっちを先にやるべきか、その優先順位を見極めることが大切です。

ではこの2つ、どっちを先にやるのがいいのでしょうか?

結論から言うと、アドワーズが先、です。

アドワーズが先というといつも、「日本はグーグルじゃなくヤフーでしょ」とか、「グーグルで検索する人はインターネットに慣れている人たちだから、なかなか買ってくれないんじゃない?インターネットで「スレ」てない素人はヤフーを使ってるから、ヤフーの方が売れるんじゃない?」と言う人がいるので、少し説明をしましょう。

なぜ、ヤフーより先にアドワーズをやるべきなのか?その4つの理由

1.アドワーズでうまくいった設定内容は、3~5分でヤフーに移行できる

これだけでも、アドワーズを先にやった方が効率がいいことが分かります。なぜなら、アドワーズの設定をダウンロードして少し加工すれば、その内容をそっくりヤフーに移行できるからです。慣れてしまえば3~5分程度の時間しかかかりません。でも、逆はできません。ヤフーの内容をアドワーズに移行することはできないのです。

2.アドワーズは、最適化が簡単。

グーグルはたくさんの無料で使える解析ツールや最適化ツールを提供してくれていますが、そのひとつに、ウェブサイト・オプティマイザというものがあります。これは例えばどっちのキャッチコピーがいいか迷った時、自動的に2つのキャッチコピーを切り替えて、簡単にテストをしてくれるというものです。集計も自動で、一度設定してしまえばあとは勝手に反応のいい方を残してくれるのです。

この優れたサポートツールたちを使って、まずあなたのサイトの成約率を徹底的に高めることができます。「いいものを作って、それをヤフーにコピーする」のが、効率がいい方法です。

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3.広告範囲が断然広く、将来性がある

日本で「検索」ユーザの数はヤフーの方が多いですが、提携サイトの数、配信できるサイトの数は、断然アドワーズの方が広いのです。更にGmailというメールサービスや、グーグルマップという地図のサービス、YouTubeという動画配信サービスなど、サービスはどんどん増え、ユーザもどんどん増えていますがそれらは全部無料で使えます。それもそのはず、グーグルの収益はアドワーズによる広告費だけ。だからグーグルの活動の全ては、アドワーズの配信範囲を広げるため、また、アドワーズ広告の効果を高めるため「だけ」に集中されているのです。一方ヤフーは、広告枠の販売やヤフーオークションの手数料など、色んなところに力が分散しています。

4.ヤフーの裏では、実はグーグルのプログラムが動いている

前回のレポートには、「アドワーズの方がヤフーより先を進んでいるので、アドワーズを理解すれば、ヤフー攻略は簡単。」「世界ではグーグルが技術のトップを走り、ヤフーはそれを追いかけている」と、書いたのですが、2010年7月27日、ある衝撃的な出来事がありました。ヤフーとグーグルが提携し、ヤフーが検索技術にグーグルのプログラムを採用することになった、という発表です。

2001 年から 2004 年にはヤフー株式会社に対し、Google の検索エンジンを提供していました。そして、本日、ヤフー株式会社に対して再び検索技術をライセンス提供することになったことを発表いたします。http://googlejapan.blogspot.com/2010/07/yahoo-japan.html

元々、グーグルは数々の検索サイトに検索プログラムを技術提供しています。ヤフーは、その検索技術の提供先の一つになったわけです。つまり、ヤフーで検索をすると、グーグルのプログラムが動く。そのグーグルのプログラムの結果に対し、ヤフーは独自のカスタマイズを多少加えて(例えば、ヤフーオークションのサイト、ヤフーショッピングのサイトなどを優先的に上位表示させるなど)表示させる。というわけです。

また、検索結果のページに表示されるPPC広告についても、ヤフーはグーグルのプログラムを使うことになりました。

Google はさらに、ヤフー株式会社に対して、検索連動型広告配信プラットフォームを提供します。すなわち、Google の技術が、ヤフー株式会社による検索連動型広告の提供、ターゲット及びレポートをバックエンドで支えることになります。

つまり、グーグル(アドワーズ)を理解すれば、ヤフー攻略は簡単なのです。

ただ、ヤフーをやることでプラスアルファの集客は見込めますので、「まずアドワーズ」次に「ヤフー」という順番を間違えないようにしてください。

1日1万アクセス!アドワーズのパワー

私たちがアドワーズを使って集めたアクセスを紹介しておきましょう。2008年4月、私たちはアドワーズをスタートしました。その結果、1日300アクセスだったビジネス系商品の販売サイトへのアクセスは、スグに1日約5000アクセスに増えました。

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1日約300だったアクセスは、その月8万4538アクセスに増えました。1日当たりの平均は、2,818アクセスです。

翌月のアクセスは一気に月間17万4,578件に増え、1日当たり5,819アクセスと5千件の大台を突破!その翌月も1日5,259アクセスと5千件台をキープし、更にその翌月には、18万8239アクセス。1日当たり6,274アクセスになりました。

これは一つのサイトに過ぎません。同時に私たちはあと2つのサイトでもアドワーズでの集客をしていて、それらもそれぞれ、1日当たり300件だったアクセスを、約3,000アクセスに増やすことに成功しています。

ビジネス系商品サイト

投資系商品サイト

自己啓発系商品サイト

SEO,アフィリエイトなどからのアクセス 一日約300件

SEO,アフィリエイトなどからのアクセス 一日約300件

SEO,アフィリエイトなどからのアクセス 一日約300件

アドワーズを追加してからのアクセス 一日約5000件

アドワーズを追加してからのアクセス 一日約3000件

アドワーズを追加してからのアクセス 一日約3000件

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あまりにもアドワーズから大量のアクセスが来るので、一時はほかの集客方法そっちのけでアドワーズにのめりこんでいたくらいです。例えば、2009年11月には、投資家向け商品の販売サイトへの集客で、アドワーズに1246万679円の広告費を投資し、310,173件のアクセスを集め、16,046件のコンバージョン(成約)を獲得しています。

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どうやって、こんなに大量のアクセスを集めたのか?私たちのチームがアドワーズからアクセスを集められるようになったのは、ある人物からアドバイスを受けていたからです。彼は私たちの会社にアドワーズのチームを作り、メンバーへのトレーニングはもちろん、実践して結果を出してくれました。

彼の名前は鷲見貴人(すみ・たかひと)。

彼は現在、アドワーズに関するコンサルティングサービスを提供している、アドワーズのエキスパートです。

グーグル・アドワーズの認定資格保有者でもあり、米グーグルから正式に認定された、『ウェブサイト・オプティマイザ』のコンサルタントでもあります。このコンサルタントの資格を米グーグルから認められているのは、日本人では鷲見さん、ただ一人だけです。

先日、鷲見さんの運営するサイトで「腕が鈍らないように」と、軽くアドワーズの代行サービスを告知したところ、申し込みが殺到。彼は応募者の中から好きなものだけをクライアントに選びました。もちろん、料金は鷲見さんの言い値。値引きを要求されることも当然ありません(念のため言っておきますが、多くの広告代理店は、価格競争しながらクライアントを必死に探しているのです)。漏れてしまったクライアントは、あるかないかわからない次のチャンスまで待つしかありません。。。

私の会社で3年間、マーケティングチームの一員として、ウェブサイトの集客を担当してくれた事、そして、彼のような卓越したスキルの持ち主を、推薦できる機会を与えてくれた事にとても感謝している。

彼がウェブサイトの集客から、日本オフィスの支店長まで担ってくれたおかげで、わずか1年足らずで収益を21%アップできただけでなく、彼の情熱が社員全体に良いモチベーションを与えてくれた。

誠実で、何事にも120パーセントで取り組む彼のキャラクターを、言葉で表すのは難しい事なのかもしれない。

1年前、私が経営する会社の物販サイト業務から離れ、今ではインターネットマーケティングのスペシャリストとして活躍するようになってしまったが、日本支店のスタッフには、これからも彼の知識を学んで欲しいと願っているし、そのための資金は惜しまない。

私、個人としても、1人の男として今後も付き合っていきたいと思う。

「彼の知識を学ぶための資金は惜しまない」

モベルコミュニケーションズ最高経営責任者トニー・スミス (イギリス本社)

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イギリス人の妻を持ち、英語の得意な鷲見さんは、世界のトップエキスパートとの交流もあります。先日も米グーグルの研修に参加し、最新の情報を学んでいました。日本にアドワーズのエキスパートと名乗る人は何人かいるものの、彼ほど深い専門知識を持った人はいないんじゃないでしょうか?

紹介はこれくらいにして、ひとつ、鷲見さんから学んだアドワーズ成功の秘密をシェアしましょう。

彼とはイギリスで一緒に仕事をしていた同僚で、今でも頻繁に情報交換しあうだけでなく、プライベートでも交流があるほど良い仲だ。

彼の日本での活躍のおかげで、英語圏のノウハウが世界でも通用する証明になって、今では世界中のたくさんのクライアントに彼のテクニックを紹介する事ができる。

これからも、活躍する国は違っても好き友、好きライバルであり続けたい。

Google認定コンサルタントベン・ジェッソン 

※世界的に有名なインターネットマーケターとして活躍中。

右は、シリコンバレーにあるGoogle本社に招待され、スピーチをしたときの写真。

アドワーズ成功の秘密:アドワーズは広告ツール「じゃない」

実際アドワーズは広告ツールの一つです。ですが、鷲見さんから教わったアドワーズ成功の秘密は、アドワーズを単なる広告ツールではなく、「テストツール」としてとらえることだったのです。アドワーズを使えば、アクセスアップは簡単です。ですがそのアクセスを、「儲けるため」に使うのではなく、「儲かるサイトを作るため」に使うべきだ、というのが、成功のためのアドバイスでした。

このサイトで考えてみましょう ↓

=============================ある売れないサイトがある。あなたはそのサイトの改善ポイントをいくつか予想し、色んなパターンでテストをする。最初のテストは1万円かけたキャッチコピーのテスト。費用対効果でマイナスにはなったものの、新しいキャッチコピーの方が高い反応。次のテストでも1万円をかけ、今度は写真をテスト。これも新しい写真の方が高い反応。次のテストでは背景色のテスト。これは、元の背景の色の方が高い反応。・・・こういうテストを繰り返し、最終的に、10回目のテストでようやく、費用対効果でプラスになり、かけた広告費よりも高い収益が上がるようになった。

=============================

この場合、費用対効果でプラスになるまでに10万円かかっていることになります。当然この10万円からは利益は出ていません。

「彼のテクニックは世界中で通用する」

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“アドワーズは資産を作るためのテストツールである”

でも、利益よりももっと重要なものを作り出していることに気付いたでしょうか?それは、アクセスを流せば売れるサイト=ビジネスにおける重要な「資産」です。資産とは、そこから長期的に収益を生み出してくれるもののこと。アドワーズをテストツールだととらえれば、この10万円は資産を作りだすための、安い投資だったということが分かります。一度資産ができれば、そこから収益を生み出して元を取るのは簡単です。やり方はもうわかりますね。アドワーズの予算を増やし、アクセスを増やすだけです。

逆に、この考えを知らない人からすれば、10万円は単なる損失にすぎません。テストをすることもなく、ただおかねをかけ、ただアクセスを流して、結局「アドワーズは儲からない」といってやめていくのです。

この重要な考え方をぜひ覚えておきましょう。

アドワーズに関する5つの間違いアドワーズの知識は深まってきたでしょうか?更にその知識を深めてもらうために、ここでアドワーズに関するよくある5つの間違紹介しましょう。

クリック単価が高すぎてとても継続できない

安くする方法がある。

実際、「ダイエット」などに代表されるような競争率の高いキーワードは、1クリック当たりの広告費が高くなります。これは、クリック当たりの広告費が、入札方式で決まっていくことが理由です。ただしこれは、キーワードを複数組み合わせることや、ディスプレイネットワークというサービスを使うこと。ニッチなターゲットを狙うことで、十分安いクリック単価で広告を出すことができます(ディスプレイネットワークを使えば、1クリックあたり数円でアクセスを集めることもできます)。

間違い1:

事実:

アドワーズからのアクセスは、成約率(転換率)が低い(なかなか商品を買ってくれない)

比較する対象が間違っている。あるいは、集めるアクセス(ターゲット)が間違っている。

例えばアフィリエイトなどのアクセスと比較して、「アドワーズ経由の成約率(転換率)が低い」と言っているのであれば、それは単なる比較の問題です。そもそもアフィリエイトからのアクセスは、アフィリエイターからの「紹介」なので、当然高い成約率になります。また、アドワーズの設定を間違うと、ターゲットではないアクセスを集めることになり、結果的に成約率は低くなります。単純に優良ターゲットに絞って集めれば成約率は高まりますし、テストをすればサイトの成約率を高めることができます。

間違い2:

事実:

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アドワーズはお金がかかる

小予算からスタートできる。費用対効果が出てから、お金をかければいい。

少ないお金、少ないアクセスでテストをして、徐々に費用対効果を高めながらアクセスを増やしていけるのが、アドワーズのいいところです。例えば、1クリック当たり50円まで、とか、1日当たり2,000円まで、というように予算を増やしていくことができます。

間違い3:

事実:

情報を売るサイトは、アドワーズに出せない

情報を売るサイトが悪いのではない。アドワーズの決まりを守っていないから出せないだけ。

これはアマゾンを見てみればわかります。アマゾンが売っているのは本やDVDの形をした「情報」。でも、アマゾンはアドワーズの広告にずっと出ています。つまり、情報を売るビジネスがアドワーズに出せないのではありません。情報を売っているサイトの多くが、アドワーズの決まりを守っていないというだけです。「アフィリエイトサイトはアドワーズに出せない」というのも同じです。

間違い4:

事実:

アドワーズは、難しい

基本的な知識を知れば、結果が出せる。

考えてみてください。アドワーズはグーグルの唯一の有料商品です。難しすぎて誰にも使えないようなものは「売れません」。もちろん鷲見さんのように、知識をどんどん深めていく事もできますが、基本的なことを知っておけば、それなりの結果を出す事ができます。

間違い5:

事実:

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・コントロール好きな時にスグ、アクセスを流すことができます。誰かに気を使うこともなければ、手続きに何日も待たされることもありません。パソコンの画面から設定値を調整するだけで、集めるアクセスの数を決めることもできます。使うお金、集めるアクセスは、あなたがコントロールできるのです。

・強い影響力(スケールメリット)「大量のアクセス=強い影響力」。ヤフーやグーグル、楽天ショップやアマゾンが強い影響力を持っているのは、毎日大量のアクセスを集めているからにほかなりません。毎日毎日、何人もの新規顧客のリストが増えていけば、あなたの影響力もどんどん大きくなります。増えたリストに対して、自社の新商品を売り込むことも、他社の商品を紹介してあげることもできます。

・自動的な売上サイトは、あなたや営業マンの代わりにセールスをしてくれるセールスマンと同じです。一度そのような売れるサイトができてしまえば、あとはアドワーズの予算を増やしてアクセスを増やすだけで、売上が増えるのです。

これはレバレッジのパワーです。そして売れるサイト=成約率(転換率)の高いサイトは、テストを繰り返すことで育てることができます。アドワーズを使えば短期間にたくさんのテストができるので、毎日サイトの成長を見るのが楽しくなるでしょう。

商品のキャッチコピーをテストしたい場合

ステップ1テストしたい2つのキャッチコピーを用意する

ステップ2グーグルが提供してくれる無料のソフト『ウェブサイト・オプティマイザ』にセット

ステップ3あとはアドワーズが集めたアクセスが、自動的にテストをしてくれます。

アドワーズのメリット

アドワーズは、検索エンジンの検索結果をはじめ、世界中の無数の提携サイトからあなたの見込み客を集めてきます。だから常に安定して均等に同じようなアクセスが来ることになるため、常にある一定の成果(再現性)が見込めます。例えば、あるページから先週10件の申込があった場合、今週も同じだけの申込が再現される可能性が高いのです。

つまり、今日のことは明日また再現されるので、来月、来週、明日の売上を心配する必要がなくなります。

・高い再現性

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・結果あなたは今まで、結果が出るかどうかわからないような媒体に広告を出した経験はありませんか?(チラシなどのオフライン広告も含めて)。そして何万円、何十万円というお金を損したことは?アドワーズならそんな心配はありません。アクセスが来なければお金はかからないし、成約に結びついていれば続ける。結びつかなければ、やめるか改善する。という調整ができます。これ以上、無意味な広告にお金を払うという心配はありません。アドワーズは「結果重視」の広告です。

・安定一度設定してしまえば、あとは毎日毎日、アドワーズが新しい見込み客を呼び込んでくれます。毎日の売上のために走り回ることもなくなります。売上が安定すると、キャッシュフローだけでなく時間と気持ちにも余裕ができるので、やりたくてもできなかった戦略立案などの大きな仕事、ビジネスを成長させるための長期プランを練る仕事、お客さんを驚かせるような企画をする仕事、従業員や家族のためのサプライズの企画、など、エキサイティングなことに時間を使うことができます。

・自由インターネットにつながれば、世界中どこにいても仕事ができます。一度売れる仕組みができたら、あとは毎日、または数日おきに10分程度、アドワーズの管理画面を見るだけでチェックはOKです。もちろん、もっとアクセスを増やしたければ、時間をかけてもいいでしょうし、あなた自身でやらずに、誰かできる人に任せてしまうこともできます。どちらにするかは、あなたの選択です。

・新しいビジネスチャンス「アクセスを集める」というスキル。このスキルは一生モノです。自転車の乗り方を忘れないのと同じように、一度身につけたらずっと使えるのです。例えあなたが今のビジネスをやめることになったとしても、このスキルを生かして別の新しいインターネット・ビジネスをスタートすることができます。

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最後に、、、レポートを読んでくれて、ありがとうございます。このレポートを作った目的は2つあります。

一つは、僕たちが企画している「【ザ・レスポンス】ビジネススクール・PPCコース」の紹介をすること。もしあなたが、「自分のビジネスにはアドワーズが必要だ」「スタッフにこのスキルを身に付けさせたい」と思うなら、ぜひ以下のURLにアクセスして案内をご覧ください。きっとお役に立てるでしょう。

http://www.theresponse.jp/business_school/PPC/

そしてもう一つは純粋に、あなたに正しいインターネットのアクセスアップに関する知識をつけてもらう事。このレポートをきっかけにあなたが結果を出してくれれば、きっと私たちと長期的にお付き合いをしてくれると思ったからです。「よし、ホームページができた。次はアクセス集めるためにブログを作ろう!」なんていうことを言う人がよくいるのですが、あなたはこのアプローチがなぜ間違っているのか、もうわかりますよね?

もしあなたがこの先アクセスに困ったら、ぜひこのレポートを読み返してみてください。きっとヒントが得られると思います。

もしこのレポートが気に入ってくれたなら、

http://www.theresponse.jp/?page_id=5042↑このブログのページにコメントを入れてもらえないでしょうか?

・最もためになったところ・読む前と読んだ後でのアクセスアップに関する考え方の変化・アドワーズを自分のビジネスに取り入れるにあたっての意気込み

など、何でも結構です。熱いコメントを頂けると嬉しいです。