工場のデジタル化に向けた ネットワーク ソリューション€¦ ·...
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製造業向け
工場のデジタル化に向けたネットワーク ソリューション
現在製造業では、より高い付加価値の提供や収益性の向上が求められる一方、現場でのマンパ
ワー確保が困難になりつつあり、生産現場のデジタル化への取り組みが急務となっています。IoT技術の普及により、生産現場内のセンサー データや映像をもとに、AIを活用してより最適な生産を実現しようとするもので、工場内で発生する様々なデータを収集し、解析する必要があるため、
ネットワークのパフォーマンスと信頼性がこれまで以上に重要になっています。
製造業デジタル化の実現
株式会社クボタ事例の詳細はこちらhttps://www.cisco.com/c/ja_jp/about/case-studies-customer-success-stories/1256-kubota.html
©2018 Cisco Systems, Inc. All rights reserved.Cisco、Cisco Systems、および Cisco Systems ロゴは、Cisco Systems, Inc. またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。
「パートナー」または「partner」という用語の使用は Cisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1502R)この資料の記載内容は 2018 年 3 月現在のものです。この資料に記載された仕様は予告なく変更する場合があります。
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デジタル マニュファクチャリングに対応するネットワークのポイント
デジタル マニュファクチャリングではネットワークを介して大容量のデータや映像のやりとりを行うため、止まらない高信頼なネットワークが必要です。各生産設備を統合的に接続可能な全体最適化されたアーキテクチャをもつネットワークにより、高いセキュリティと容易な運用性を実現することで信頼性を高めることが重要です。
機械を接続するための産業プロトコルへの対応と、防塵、防水、温度、など耐環境性能の高い機器を適切に選択し、多様な環境においても安全で安定した運用を実現
産業プロトコル対応と環境要件に合う機器
エンタープライズ システムで実績のある機器の利用により、ITシステムとの安全な接続・統合運用を実現し、システム拡張や障害対応を効率的に行うことが可能
企業ネットワークとの接続、統合運用
ネットワーク レベルでの検出と対策で、生産現場においても必要なセキュリティ対策を実施し、生産停止などの重大なリスクを低減
十分なセキュリティ対策
エッジ コンピューティングのアーキテクチャにより、各設備から発生する大量のデータを効率的に処理し、生産効率を最適化
大量のデータの効率的な処理
生産現場のデジタル化基盤とそれを支えるネットワークの一般的な段階とその特徴
Step1
ロボット/生産設備 ネットワーク化
セル単位のネットワーク
生産設備のイーサネット対応
製造情報のデータベース化
生産設備の予防保全
稼働率の可視化
Step3
デジタル マニュファクチャリングインダストリー 4.0
自律的生産システム
AI/ディープ ラーニング活用
完全なオートメーション
企業間リアルタイム SCM連携
スマート ファクトリー
Step2
工場/製造ライン 統合ネットワーク
ネットワークの重要性
工場全体のネットワーク
製造工程の可視化
トレーサビリティ
品質向上
ビジョン データの活用
不良率の低減
製造データの相関分析
セキュリティの必要性
デジタル マニュファクチャリングに対応するネットワークのポイント
生産現場のデジタル化基盤とそれを支えるネットワークの一般的な段階とその特徴
Column : 工場無線 LAN ニーズの高まり
固定的な生産設備のネットワーク接続だけでなく、可動設備や製品、人の移動などを把握することにより、設備や人員配置の最適化やさらなる効率化を図ることができます。またタブレット デバイスを活用した業務の推進や、危険なエリアでの作業者の入退出のトレースなど安全性にかかわる場面でも非常に有効です。
Cisco CleanAir技術生産現場ではすでに様々な目的のために、多様な無線 LANが導入されている場合が多く見受けられ、それぞれの干渉が問題になります。CleanAir 技術により、電波干渉源の特定と回避を自動化し、「きれいな」接続環境を保ちます。
ハイパーロケーション モジュール工場内の人やもの移動を正確にトラッキングするためのしくみがハイパーロケーション モジュールです。AoA(Angle of Arrival)方式でWi-Fiデバイスの位置を誤差 1m~ 3mで特定し、可視化することが可能です。
防爆アクセス ポイント石油、ガス、化学工場など、引火、爆発の危険性がある現場においても、産業安全技術協会(TIIS)の防爆認定を受けた無線アクセス ポイントを提供します。危険性を伴う現場においても、タブレット デバイスなどを活用した作業や遠隔操作を安全に支援します。
▲ ヒートマップで電波を見える化
▲ Cisco CreanAir技術で干渉源を見える化
Ciscoの産業用 IoTネットワーク製品群 ハードウェア ソフトウェア
産業用スイッチ
IoTゲートウェイ
産業用ルータ
産業用ワイヤレス
産業用セキュリティ
Cisco IE1K,2K,3K,4K,5K,CGS
CiscoIR809, 829, 819H
Cisco ASR 902/903,CGR 1000, CGR 2000
Cisco AP1552 ,IW3700
Converged Plantwide Ethernet(CPwE)デジタル マニュファクチャリングを支えるネットワーク リファレンス アーキテクチャ
Cisco ISA 3000
LPWAワイヤレス
Cisco LoRaWANゲートウェイ
& ネットワーク サーバ
組込み式ネットワーク
Cisco ESS, 5900 ESR5921 SW ESR
コラボレーション
Cisco TelePresenceシリーズCisco Spark、Cisco Spark Board
エッジコンピューティング
Cisco IOxFog Director
自動化ソフトウェア
Cisco Kinetic
特 長
Cisco IoT ソリューション導入事例 ー 株式会社クボタ
課
題
● グローバルのビジネス展開で常に競争力を維持するため、ICT を活用した工場の体質強化の必要性が高まる
● 工場内の部品搬送車の動線分析は移動距離が長く、分析にも時間がかかるため継続的な実施が困難
● 季節によって状況が変化する生産現場のデータを随時取得することは難しく、改善施策の早期提案と実施が困難
Solution
● シスコ ワイヤレス LAN ソリューションで、工場内で利用する各種端末の通信インフラおよび作業者 /部品搬送車の測位に必要な環境を構築
● 位置情報管理 /動線分析ソフトウェア「RaFLOW」でリアルタイムの実績データを収集し、3D 画面で部品搬送車の動線を可視化
● 得られたデータおよび分析結果を基に、工場内の無駄の発見と改善のプロセスを早期化
結
果
● 得られたノウハウを他の工場へ展開していくことを検討 ● データ分析の専門的な知識を持つ人材の確保と育成を検討 ● より詳細なデータの取得によってさらなる改善を目指す
アドバンスド サービス(AS)アドバンスド サービスはネットワークに特化した専門家に
よるコンサルティング サービスです。特にネットワーク セキュリティに関しては、セキュリティ アドバイザリ サービスがアセスメントおよび戦略の策定、ガイドラインの策定支援などを提供し、ネットワー
クセキュリティ リスクを最小化するご支援をいたします。
▼ アドバンスド サービスの詳細はこちらhttp://www.cisco.com/jp/go/sas
1
Cisco Talos(世界最大規模のセキュリティ インテリジェンス)Cisco Talosは業界トップのサイバーセキュリティ インテリ
ジェンス&リサーチ グループです。Talosチームには研究者、データ科学者やエンジニアなどが所属し、新旧の脅威情報をすべて収集し、攻撃やマルウェアに対する保護を提供することでシスコのセキュリ
ティ エコシステム全体を支え、お客様の人材やデータ、インフラを保護します。
▼ Cisco Talosの詳細はこちらhttp://www.cisco.com/jp/go/talos
2
フォグ コンピューティング工場のデジタル化を進めると、各デバイスから高頻度に
大量のデータが通信されます。これを効率的に処理するため、データを収集するデバイスや環境の近く(ネットワーク エッジ)でリアルタイムにデータ処理と制御を行うことで、遅延を最小限に抑え、ミリ秒単位の要求に対応可能なデータの分析と活用を実現します。
Cisco IOx では、シスコの IoT 製品とサード パーティのソフトウェアやインターフェイスを組み合わせる仕組みを提供します。
▼ フォグ コンピューティングの詳細はこちらhttp://www.cisco.com/jp/go/fog
3
株式会社クボタ事例の詳細はこちらhttps://www.cisco.com/c/ja_jp/about/case-studies-customer-success-stories/1256-kubota.html
©2018 Cisco Systems, Inc. All rights reserved.Cisco、Cisco Systems、および Cisco Systems ロゴは、Cisco Systems, Inc. またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。
「パートナー」または「partner」という用語の使用は Cisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1502R)この資料の記載内容は 2018 年 3 月現在のものです。この資料に記載された仕様は予告なく変更する場合があります。
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