gfsiと 世界食品安全会議2018...safe food for consumers everywhere...
TRANSCRIPT
GFSIと世界食品安全会議2018
GFSI日本ローカルグループ議長株式会社カーギルジャパン篠田 直樹
2
3
21世紀のフード・システムにおけるGFSIとその役割
• グローバルで対等な業界ネットワーク
→ 会員企業による運営
• 70カ国 約400社(日本80社)
• 売り上げ総計2.5兆ユーロ(約300兆円)※2016年度日本政府予算案(96兆7218億円)の3.2倍
ザ コンシューマーグッズフォーラム(TCGF)
GFSI理事会
GFSI概要
2018.5月現在
TCGFとGFSI
議長:カーギル 副議長:アホールド、ウエグマンズ
Safe food for consumers everywhereすべての消費者に安全な食品を
5
GFSIとは
「世界中の消費者に安全な食品を届ける上で、
確かな信頼を築くため食品安全マネジメントシステムの
継続的改善を図ること。」
GFSIのミッションと目的
ミッション
活動目的 1. 食品安全リスクを軽減する
2. 重複を低減しコスト効率を図ること
3. 技量・力量を開発し、能力を育成する
4. 知識の交流とネットワーキング機会を提供する
GFSI承認規格
GFSI承認規格
GFSI要求事項
ISO 22000
○×HACCP
△○GAP□□認証制度
JFS(C規格)
JGAP(ASIAGAP)
7
GMaP(グローバルマーケットプログラム)
GFSI要求事項
JFS(B規格)
主要組織や規制当局とのパートナーシップ
8
GFSIとは -主要組織や規制当局とのパートナーシップ(PPPs)
メキシコSENASICA (メキシコ食品衛生安全品質管理局)
アルゼンチンArgentinian Ministry of Agribusiness(アルゼンチン農業関連省)
ローカルグループ
ステアリングコミッティ(27社)
コミュニケーションCommunication
行政連携Japan Regulatory Affaires
グローバル・マーケットプログラム
Global Market Programme
日本のローカル・グループ
一次農産品Primary production
2018.5月現在
GFSI日本ローカルグループ Vision & Strategy
PPP(官民パートナーシップ)やGFSIの活動を通じ、国内の様々なHACCP及びGAPの調和・協調を実現する
小売、メーカー等のGFSI関係者インタビュー
11
世界食品安全会議
12
食品安全では世界最大の国際会議
13
世界52カ国から1200人以上が参加
アマゾン、マクドナルド、コストコ、イオン、ダノン、カーギルなど、大手食品会社の代表者が登壇
政府関係は、日本を中心に、米国、英国、カナダ、中国、WHO、CODEXなど登壇(日本からは総理大臣、農水大臣、スポーツ庁長官など多数)グローバルパートナーシップ発表 国際金融公社(IFC) チリ政府
開催に合わせ、G2B会議開催(政府・企業共同会議)
世界食品安全会議2018
14
G2B会議
• 日本政府からは厚労省、農水省参加• 民間認証を政府がどのように活用できるか?など
15
G2B会議
共同議長:
日本(農水省 横田室長)、カナダ(食品検査庁 ポール・メイヤー氏)、GFSI(カーギル マイク・ロバック氏)
「日本で初めて開催される世界食品安全会議への期待」「日本の伝統的な食文化と食品安全の関連性」「日本発の食品安全マネジメント規格への期待」
内閣総理大臣:安倍晋三氏
農水省政務官:上月良祐氏
「国内のGAP認証取得を2020年までに3倍以上に」「HACCPの制度化」「日本発の規格・認証の活用」
CEOパネル
• 味の素 CEO 西井 孝明氏• イオングループCEO 岡田元也氏• コストコジャパン 社長 ケン・テリオ氏
より、各社における食品安全の取組みや「食品安全文化について、何が重要か?」など
19
• アマゾン バイスプレジデント カレッタ・ウートン氏• 日本マクドナルドCEO サラ・カサノバ氏• メトロジャパン 代表取締役社長 石田 隆嗣 氏
より、日本の消費者の要求度合や消費者の声に耳を傾けること、透明性の重要性など
セッション:顧客の声
スポーツ庁長官:鈴木大地氏
「食品安全の認証が広がれば、安全な食品を安心して食べることができるので、非常に望ましい」「2020年東京でのスポーツ
イベントにおける調達基準において、“食品安全の認証基準”、“持続可能であること”を推進していく」
まとめと今後
21
日本発の規格のGFSI認証日本の食品業界・行政のプレゼンス向上官民連携、CCFICS業界全体での食品安全の取組、効率性向上
対立・競合ではなく 協力・連携する