hulft unix/linux ver.6 エラーコード・メッセージ i 目 次 第1章...

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UNIX/Linux UNIX/Linux UNIX/Linux UNIX/Linux UNIX/Linux エラーコード エラーコード エラーコード エラーコード エラーコード・メッセージ メッセージ メッセージ メッセージ メッセージ

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U N I X / L i n u x U N I X / L i n u x U N I X / L i n u x U N I X / L i n u x U N I X / L i n u x エラーコードエラーコードエラーコードエラーコードエラーコード・・・・・メッセージメッセージメッセージメッセージメッセージ

・Microsoft、Windows NT、Windows、Windows XP、Windows Server 2003、Visual C++、Visual Basicは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

・OS/400、OS/390、AIX は、米国における米国 International Business Machines Corporation の登録商標です。

・MSP、XSP は、富士通株式会社の登録商標です。

・VOS3 は、株式会社日立製作所のオペレーティングシステムの名称です。

・ORACLEは、ORACLE Corporation の登録商標です。

・UNIX は、The Open Group の登録商標です。

・Tandem、Himalaya、Nonstop は、Hewlett-Packard Companyの商標です。

・HP-UX は、Hewlett-Packard Company の登録商標です。

・Solarisは、米国 Sun Microsystems,Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

・Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

・Adobe Reader は Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の商標です。

・CLUSTERPRO は、日本電気株式会社の登録商標です。

・Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、米国 Sun Microsystems,Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

・C4S(R)は、株式会社シーフォーテクノロジーの登録商標です。

・VERITAS Cluster Serverは、米国 Symantec Corporation の米国内およびその他の国における登録商標または商標です。

・MC/ServiceGuard は、Hewlett-Packard Company の登録商標です。

・DNCWARE および ClusterPerfect は、東芝ソリューション株式会社の登録商標です。

・SteelEyeおよび LifeKeeper は、米国およびその他の国における SteelEye Technology, Inc の登録商標です。

・OpenSSL License

Copyright (c) 1998-2003 The OpenSSL Project. All rights reserved.

"This product includes software developed by the OpenSSL Project for use in the OpenSSLToolkit.

(http://www.openssl.org/)"

・SSLeay License

Copyright (C) 1995-1998 Eric Young ([email protected]) All rights reserved.

"This product includes cryptographic software written by Eric Young ([email protected])"

・その他の製品名等の固有名詞は、各メーカーの商標または登録商標です。

お願い

・本書の一部、または全部を無断で他に転載することを禁じます。

・本書および本製品は、予告なしに変更されることがあります。

Copyright(c)1992-2007 SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. All Rights Reserved.

HULFT

はじめに

本書は、UNIXまたはLinux上で稼動する、HULFT製品およびオプション製品・関連製品の、エラーコードおよびログ内容について述べたものです。アプリケーション・システムの設計、構築に携わっている方および、日常的にシステムの運用に携わっている方を対象に解説しております。

・本書の構成

本書は、以下の章で構成されています。

第1章 履歴情報のエラーコード第2章 終了ステータス第3章 ログ

・本書の表記について

<製品名称について>

・UNIX版とLinux版に相違はありません。Linux版をご利用の場合は、本文中のUNIXをLinuxに読み換えてご利用ください。・「HULFT for UNIX/Linux」と「HULFT-SAN for UNIX/Linux」、およびそのクラスタ対応版を総称して、HULFTと表記しています。・各製品を示す場合は、その製品名を表記します。

<コマンドやコントロールカードの解説>

[ ] 大かっこ。このかっこで囲まれた項目は、省略可能であることを示しています。{ } 中かっこ。かっこ内の項目の中から一つを選択する必要があることを示しています。・・・ 繰り返し記号。必要に応じて繰り返し入力する項目を示します。繰り返し記号は単一の

語の後ろにある場合もあれば、大かっこまたは中かっこで囲まれたグループの後ろに示されている場合もあります。形式の中での大かっこまたは中かっこで囲まれた部分は一つの単位とみなすので、繰り返しを指定するときは、その単位で繰り返します。

| 縦線。選択項目の区切りに使われます。

カンマ(,)、等号(=)などの記号は表示されている位置に入力します。

HULFT

・利用方法

HULFTのマニュアルは、HULFTをご利用になる方やそのご利用形態により以下のように分冊されています。ファイル名、格納場所等については、インストールCD内のreadmeを参照してください。

「HULFT機能説明書」HULFTの機能について述べたものです。HULFTを初めてご利用になる方および、HULFTの導入を担当される方を対象に説明しております。

「HULFT Ver.6 新機能・非互換説明書」新製品の機能説明、および旧バージョンとの非互換等について述べたものです。HULFT製品の新規導入、バージョンアップ、レベルアップ、リビジョンアップ、製品移行を行う方を対象に説明しております。

「HULFT UNIX/Linux 導入マニュアル」HULFTのインストールから環境設定、ファイル転送(疎通テスト)までの手順について述べたものです。HULFTを初めてご使用になる方や、バージョンアップ、レベルアップ、リビジョンアップを実施される方を対象に説明しております。

「HULFT UNIX/Linux アドミニストレーション・マニュアル」HULFTをUNIX/Linux上で稼動させるために必要な環境設定について述べたものです。アプリケーション・システムの設計、構築に携わっている方および、HULFTの導入を担当する方を対象に説明しております。

「HULFT UNIX/Linux オペレーション・マニュアル」HULFTをUNIX/Linux上で稼動させるために必要な環境設定について述べたものです。アプリケーション・システムの設計、構築に携わっている方および、日常的にシステムの運用をする方を対象に説明しております。

「HULFT UNIX/Linux コマンドリファレンス」HULFTのコマンド集です。アプリケーション・システムの設計、構築に携わっている方および、日常的にシステムの運用に携わっている方を対象に説明しております。

「HULFT UNIX/Linux エラーコード・メッセージ」HULFTのエラーコードおよびメッセージ内容について述べたものです。アプリケーション・システムの設計、構築に携わっている方および、日常的にシステムの運用に携わっている方を対象に説明しております。

「HULFT 使用例」HULFTの使用例について述べたものです。HULFTを初めてご使用になる方から、HULFTを使用したシステムの設計、管理、運用に携わる方を対象に説明しております。

以下の製品は、上記のマニュアルに加えて各製品のマニュアルをお読みください。 ・HULFT for UNIX/Linux クラスタ対応版 ・HULFT for UNIX/Linux PPPサーバ・オプション ・HULFT for UNIX/Linux エクスチェンジャ・オプション ・HULFT-SAN for UNIX/Linux ・HULFT-SAN for UNIX/Linux クラスタ対応版

以下の製品は、各製品のマニュアルをお読みください。 ・HULFT FireWall ・HULFT スケジューラ for UNIX ・HULFT データ変換 for UNIX (Ver.5) ・HULFT データ変換 Standard for UNIX/Linux Ver.6 ・HULFT データ変換 Pro for UNIX/Linux Ver.6

HULFT

I

目 次目 次目 次目 次目 次

第 1 章 履歴情報のエラーコード .............................................. 1-11.1 履歴情報エラーコード概要 ........................................... 1-21.2 完了コード.......................................................... 1-31.2.1 CSV変換プログラムの完了コード ............................................. 1-31.2.2 集信プログラムの完了コード ................................................ 1-51.2.3 要求受付プログラムの完了コード ............................................ 1-81.2.4 配信プログラムの完了コード ................................................ 1-91.2.5 集信プロセス(XML関連)の完了コード ........................................ 1-111.2.6 システム関連の完了コード ................................................. 1-131.2.7 SAN関連の完了コード ...................................................... 1-18

1.3 詳細コード......................................................... 1-191.3.1 配信プロセスの詳細コード ................................................. 1-191.3.2 集信プロセスの詳細コード ................................................. 1-221.3.3 要求プロセスの詳細コード ................................................. 1-271.3.4 属性変換、外字処理、外部暗号化の詳細コード ............................... 1-281.3.5 PPP Serverプロセスの詳細コード ........................................... 1-301.3.6 SAN関連の詳細コード ...................................................... 1-37

第 2 章 終了ステータス ....................................................... 2-12.1 デーモン起動時の終了ステータス..................................... 2-22.2 コマンド異常終了時の終了ステータス ................................ 2-42.3 クラスタ対応版専用ユーティリティの終了ステータス................. 2-13

第 3 章 ロ グ ................................................................ 3-13.1 出力ログの概要 ..................................................... 3-23.1.1 メッセージログ(旧メッセージ) .............................................. 3-23.1.2 トレースログ .............................................................. 3-23.1.3 ログ出力内容と出力先 ...................................................... 3-3

3.2 配信デーモンのメッセージログ(旧メッセージ) ........................ 3-53.2.1 配信開始時 ................................................................ 3-53.2.2 配信終了時 ................................................................ 3-53.2.3 配信後ジョブ起動時 ........................................................ 3-6

3.3 集信デーモンのメッセージログ(旧メッセージ) ........................ 3-73.3.1 集信開始時 ................................................................ 3-73.3.2 集信終了時 ................................................................ 3-73.3.3 CSV連携開始時 ............................................................. 3-83.3.4 CSV連携終了時 ............................................................. 3-9

3.4 トレースログ ...................................................... 3-103.4.1 共通ヘッダ ............................................................... 3-103.4.2 出力メッセージ ........................................................... 3-11

HULFT

II

HULFT

1 - 1

第1章

履歴情報のエラーコード

履歴情報のエラーコードについて説明します。

HULFT

1 - 2

1.1 履歴情報エラーコード概要

履歴情報のエラーコードは完了コードと詳細コードの2種類があります。管理画面(utladmin)や、リスト表示コマンド(utllist、utlobslist)で確認できます。4桁ずつで表示されますので、下3桁の数字を参照して下さい。

0000-0000(完了コード-詳細コード)

また、完了コード、詳細コードは、エラーの発生した処理によって、分類されます。

【完了コード】完了コード 内容 章

180~199 CSV変換プログラムの完了コード 1.2.1

200~229 集信プログラムの完了コード 1.2.2

230~249 要求受付プログラムの完了コード 1.2.3

250~269 配信プログラムの完了コード 1.2.4

270~289 集信プログラム(XML関連)の完了コード 1.2.5

300~899 システム関連のエラーコード(各プログラム共通) 1.2.6

216~217263~265900~950

SAN関連のエラーコード 1.2.7

【詳細コード】詳細コード 内容 章

200~299 配信プロセスの詳細コード 1.3.1

300~399 集信プロセスの詳細コード 1.3.2

400~449 要求受付プロセスの詳細コード 1.3.3

450~480 属性変換、外字処理、外部暗号化の詳細コード 1.3.4

700~899 PPP Serverプロセスの詳細コード 1.3.5

001~004240~253370~378

SAN関連の詳細コード 1.3.6

詳細コードに表示される内容は以下のとおりです。

(1)完了コードが相手側のエラーの場合

①相手機種がOS/390、MSP、XSP、VOS3の場合・相手機種の「エラーコード・メッセージ」マニュアルの「配信側エラー時の詳細コード」「集信側エラー時の詳細コード」を参照してください。

②上記以外の場合・相手機種の「エラーコード・メッセージ」マニュアルの完了コードを参照してください。

(2)上記以外の場合完了コードの内容に従って、詳細コードを参照してください。

HULFT

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1.2 完了コード

1.2.1 C S V 変換プログラムの完了コード

182 receive file open error内容)CSV変換を行うための集信ファイルがオープンできません。対処)データ受信中に異常が発生したと考えられます。ソケットストリームの異常、OSの異

常等、環境の確認後、再度転送を行ってください。

183 receive file read error内容)CSV変換を行うための集信ファイルが読み込めません。対処)データ受信中に異常が発生したと考えられます。ソケットストリームの異常、OSの異

常等、環境の確認後、再度転送を行ってください。

184 CSV file create error内容)CSV変換後ファイルが作成できません。対処)指定したディレクトリに書き込み許可がされていない等が考えられます。環境の確認

後、再度転送を行ってください。

185 CSV file write error内容)CSV変換後ファイルが作成できません。対処)CSV形式変換中に異常が発生したと考えられます。ソケットストリームの異常、OSの異

常等、環境の確認後、再度転送を行ってください。

186 CSV info file open error内容)CSV変換情報ファイルがオープンできません。対処)CSV変換情報ファイルの指定に誤りがあると考えられます。CSV変換情報ファイル

(hulcsv.info)の確認を行ってください。

187 memory allocate error内容)CSV変換を継続するためのメモリが不足しました。対処)他の不必要なアプリケーションを終了するなどして、再度転送を行ってください。

188 CSV exec parameter error内容)CSV変換プログラムの起動パラメータに誤りがあります。対処)CSV変換プログラムのバージョンと集信のバージョンがあっていません。環境を確認し

てください。

189 get file size error内容)ファイルサイズの取得に失敗しました。対処)CSV形式変換中に異常が発生したと考えられます。ソケットストリームの異常、OSの異

常等、環境の確認後、再度転送を行ってください。

190 data type error内容)CSV形式変換でサポートされていないデータタイプがあります。対処)フォーマット情報のデータタイプを確認後、再度転送を行ってください。

191 data length error内容)CSV形式変換でサポートされていないデータ長があります。対処)フォーマット情報のデータタイプ及び、データ長を確認後、再度転送を行ってくださ

い。

HULFT

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192 format information error内容)CSV形式変換中に異常が発生しました。対処)データ受信時に異常が発生したか、集信ファイルに異常が発生したと考えられます。

環境の確認後、再度転送を行ってください。

HULFT

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1.2.2 集信プログラムの完了コード

200 insufficient disk space内容)受信データまたはワークデータを作成するためのディスクエリアが不足しています。対処)ディスク上の不要なファイルを削除し、十分な空き容量を確保してから再実行してく

ださい。

201 undefined data type内容)受信電文のタイプが未定義です。対処)データ受信時に異常が発生したと考えられます。再度転送を行ってください。

202 data item in file information error内容)電文中の項目が不足しています。対処)データ受信時に異常が発生したと考えられます。再度転送を行ってください。

203 data length in file information error内容)ファイル情報と、実際に受信したデータ長が一致しません。対処)データ受信時に異常が発生したと考えられます。再度転送を行ってください。

204 undefined file information内容)管理情報の取得に失敗しました。対処)集信管理情報にあやまりがあると考えられます。集信管理情報が適当か確認をしてく

ださい。

205 file already exist内容)同名のファイルが存在しています。対処)同名のファイルが存在する場合、データを新規モードで登録することはできません。

置換モードで再実行してください。

206 db communication error内容)データベース連携に失敗しました。対処)「データベース連携マニュアル」を参照してください。

207 generation control error内容)集信ファイルの世代管理ができません。対処)世代管理の最大値を超えていると考えられます。世代管理の拡張子は、0001~世代管

理最大数までです。集信ファイルの整備及び、世代管理ファイル(ファイルID.info)を確認してください。

208 data convert error内容)コード変換または属性変換に失敗しました。対処)システム動作環境設定及び、詳細ホスト名の漢字コード種、JIS年度を確認してく

ださい。また、フォーマット転送の場合はフォーマット情報のデータタイプも確認してください。

209 client error内容)配信側に異常が発生したと考えられます。対処)配信状況の照会を行い、適切な処理を行ったのち再実行してください。   このエラー時に設定される詳細コードは、配信側の完了コードとなります。

210 length over error内容)1レコードのデータ長が最大値を超えています。対処)テキスト転送の場合、1レコード(改行まで)の最大値は32768バイトです。このサイ

ズを超えているファイルを集信することはできません。

HULFT

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211 parameter error内容)集信管理情報の登録に誤りがあります。対処)異常時の処置、世代管理、集信形態の組み合わせに誤りがないか確認してください。

212 cipher error内容)暗号の解読に失敗しました。対処)データ受信中に異常が発生したと考えられます。ソケットストリームの異常、OSの異

常等、環境の確認後、再度転送を行ってください。

214 Exchanger error内容)エクスチェンジャ連携時のエラーです。対処)「エクスチェンジャ・オプション」のマニュアルを参照して下さい。

215 receive file maxsize over内容)集信ファイルの最大長を超えています。対処)集信ファイルの最大長を増やすか、配信ファイルを分割して再度転送を行って下さ

い。

218 Format unmatch内容)受信データの内容がフォーマット情報の定義と異なっています。対処)指定したフォーマットIDでは集信ファイルを扱うことができません。配信側で指定さ

れたフォーマットIDの内容を確認し修正するか、配信ファイルの内容をフォーマットIDと照らし合わせて修正し、再度配信を行ってください。

219 Not install option内容)必要なオプション製品が導入されていません。対処)オプション製品が導入されていないため、指定された機能を実行することができませ

ん。配信管理情報、集信管理情報、環境等の確認をし、再度転送を行ってください。

220 Transmission group Invalid内容)転送グループのホスト未登録対処)ホスト名が指定された転送グループに登録されていません。管理情報の転送グループ

に登録されている内容を確認してください。

221 Transmission group no definition内容)転送グループ未登録エラー対処)転送グループチェックモードが「2」で転送グループIDが指定されていません。転送グ

ループチェック機能を使用しない場合は「0」または「1」を指定してください。転送グループチェック機能を使用する場合には転送グループIDを指定してください。

222 Not support in this version内容)サポートされていない機能対処)配信管理情報の連携DBIDにサポートされていないIDが指定されました。連携DBIDに指

定可能なIDは「CSV」または「XML」です。

223 client error, but job success内容)配信側に異常が発生したと考えられます。ただし、集信側の正常時ジョブは正常に終

了しています。対処)配信状況の照会を行い、適切な処理を行ったのち再実行してください。   このエラー時に設定される詳細コードは、配信側の完了コードとなります。

HULFT

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224 socket error, but job success内容)通信ソケットの読み込み、または書き込みに失敗しました。ただし、集信側の正常時

ジョブは正常に終了しています。対処)配信側の状態が確認できませんでした。ネットワークの状態が不安定な状態の可能性

があります。環境の確認をしてください。

225 recieve file not exist内容)集信ファイルが存在しません。ファイル集信中に集信ファイルが削除されました。対処)集信ファイルが削除された原因を確認し、再度転送を行ってください。

HULFT

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1.2.3 要求受付プログラムの完了コード

230 data type error内容)電文のタイプが未定義です。対処)要求受付プログラムサポート外のアプリケーションから接続されています。

231 service name error内容)サービス名が未定義です。対処)サービス情報ファイル(service.db)に、検索キーとなるサービス名が未定義と思われ

ます。サービス情報ファイルを確認してください。

232 send request error内容)送信要求時のエラーです。対処)詳細コードにコマンドの終了ステータスが代入されていますので確認して下さい。

233 resend request error内容)再送要求時のエラーです。対処)詳細コードにコマンドの終了ステータスが代入されていますので確認して下さい。

234 send request prejob error内容)送信要求時の配信前ジョブエラーです。対処)詳細コードに配信前ジョブの終了ステータスが代入されていますので確認して下さ

い。

HULFT

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1.2.4 配信プログラムの完了コード

250 server error内容)集信側に異常が発生したと考えられます。対処)集信状況の照会を行い、適切な処理を行ったのち再実行してください。このエラー時

に設定される詳細コードは、集信側の完了コードとなります。

251 data length no match内容)1レコードのデータ長が最大値を超えています。対処)テキスト転送の場合、1レコード(改行まで)の最大値は32768バイトです。配信ファ

イルを確認してください。

252 all data length no match内容)配信と集信のファイルサイズまたは、レコード件数が違っています。フォーマット転

送時は、レコード件数の違いです。テキスト転送及び、バイナリ転送時はファイルサイズの違いです。

対処)データの内容を確認してください。データの内容に誤りがある場合は、内容を修正後再度転送を行ってください。

253 data convert error内容)コード変換または属性変換に失敗しました。対処)システム動作環境設定及び、詳細ホスト名の漢字コード種、JIS年度を確認してく

ださい。また、フォーマット転送の場合は、フォーマット情報のデータタイプも確認してください。

254 data compress error内容)データの圧縮に失敗しました。対処)OSの異常等、環境の確認後、再度転送を行ってください。

255 version error内容)集信側のHULFTのバーションとの互換性がありません。対処)集信側のHULFTとのバーションが違うため、コード変換が行えません。配信管理情報の

コード変換先を確認してください。

256 file clear or delete error内容)配信ファイルのクリアまたは削除に失敗しました。対処)ファイル内容、パーミッションを確認してください。

257 cipher error内容)暗号の解読に失敗しました。対処)データ受信中に異常が発生したと考えられます。ソケットストリームの異常、OSの異

常等、環境の確認後、再度転送を行ってください。

258 Proxy connect error内容)プロキシデーモンへのコネクションに失敗しました。対処)HULFT firewall(オプション)よりエラーが通知されました。詳細コードにプロキシ

サーバのエラーコードが設定されていますので、プロキシサーバ側のエラー内容を参照してください。

HULFT

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260 format no match内容)フォーマット情報に登録された内容と配信ファイルが一致しません。対処)指定したフォーマットIDでは配信ファイルを扱うことができません。フォーマット情

報に登録したフォーマットIDの内容を確認し修正するか、配信ファイルの内容をフォーマットIDと照らし合わせ修正し、再度転送してください。

261 parent error内容)配信システムが不安定な状態になりました。対処)配信システムのプロセスの中で、外部から強制的に終了させられたものがあります。

配信システムの各プロセスが正常に動作しているか確認し、再度転送してください。

262 version error内容)バージョンエラー対処)集信側が下位バージョンのため、転送できません。配信管理情報の内容を確認して下

さい。

HULFT

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1.2.5 集信プロセス(XM L関連)の完了コード

270 input paramater errror内容)起動パラメータが不正です。対処)XML変換は単独での起動はできません。

271 format infomation error内容)配信元ホストで登録されているフォーマット情報と、受信データの内容が一致しない

か、XML形式変換でサポートされていないデータタイプがあります。対処)配信元ホストのフォーマット情報と配信データの整合性を確認してください。また、

フォーマット情報にタイプ「I」が含まれている場合は、XML形式変換はできません。

272 formatID relation error内容)配信元ホストで登録されているフォーマット情報と、受信データの内容が一致しませ

ん。対処)配信元ホストのフォーマット情報と配信データの整合性を確認してください。

273 XMLstruct relation error内容)XML環境設定ファイルに指定されているフォーマット情報が見つかりません。対処)指定されたフォーマット情報の値が不正です。XML環境設定ファイルの内容を確認して

ください。

274 memory error内容)XML変換でメモリ不足が発生しました。対処)不要なプログラムを停止したのちに再度集信を行ってください。

275 XML date convert error内容)日付項目で変換エラーが発生しました。対処)日付項目に不正なデータが含まれています。XML環境設定ファイルの内容を確認してく

ださい。

276 XML data error内容)XML環境設定ファイルに指定されているフォーマット項目が見つかりません。対処)指定されたフォーマット項目の値が不正です。XML環境設定ファイルの内容を確認して

ください。

280 recive file read error内容)集信ファイルの読み込みに失敗しました。対処)集信ファイルパーミッション等の状態を確認し、再度実行してください。

281 recive file data length error内容)集信ファイルのサイズの取得に失敗しました。対処)(1)集信ファイルの存在を確認してください。存在しない場合は、再度集信を行ってく

ださい。(2)集信ファイルを他の処理で使用していないか確認してください。

282 recive file empty error内容)集信データが0バイトです。対処)集信データが無い場合、XML変換は行われません。

283 XML file open error内容)XMLファイルのオープンに失敗しました。対処)同一名のファイルを他の処理で使用していないか確認してください。

HULFT

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284 XML file write error内容)ファイルへの出力に失敗しました。対処)(1)ディスクの空き容量を確認してください。(2)文字項目タイプ(X,M,N)のエリアに

NULLデータが含まれています。NULLデータをXMLファイルに出力することはできません。

285 XML environment file open error内容)XML環境設定ファイルのオープンに失敗しました。対処)同一名のファイルを他の処理で使用していないか確認してください。

286 XML environment file read error内容)XML環境設定ファイルの読み込みに失敗しました。対処)XML環境設定ファイルが存在するか、設定に誤りがないか確認してください。

287 XML environment file data error内容)XML環境設定ファイルの設定に誤りがあります。対処)XML環境設定ファイルの設定をもう一度確認してください。

288 XML schema file open error内容)スキーマファイルのオープンに失敗しました。対処)同一名のファイルを他の処理で使用していないか確認してください。

289 XML schema file read error内容)スキーマファイルの読み込みに失敗しました。対処)スキーマファイルが存在するか、設定に誤りがないか確認してください。

HULFT

1 - 13

1.2.6 システム関連の完了コード

300 insufficient memory内容)アプリケーションを継続するためのメモリが不足しました。対処)他の不必要なアプリケーションを終了するなどして、再実行してください。

301 unable to open file内容)ファイルをオープンする事ができません。対処)指定したディレクトリが存在しない、ワ-クファイル作成パスが存在しない、パー

ミッションが許可されていない等の原因が考えられます。環境の確認をしてください。

302 file read error内容)ファイルを読み込む事ができません。対処)ソケットストリームの異常、OSの異常、指定したファイルの誤り等が考えられます。

環境の確認をしてください。

303 file write error内容)ファイルに書き込む事ができません。対処)ソケットストリームの異常、OSの異常、等が考えられます。環境の確認をしてくださ

い。

304 file seek error内容)ファイルシークに失敗しました。対処)ファイルへのアクセスエラーです。ファイル内容を確認してください。

305 link file error内容)ファイルへのリンクに失敗しました。対処)ファイルへのアクセスエラーです。ファイル内容を確認してください。

306 remove file error内容)ファイル(ワークファイル等)の削除に失敗しました。対処)ファイルへのアクセスエラーです。ファイル内容を確認してください。

307 disk full内容)データ書き込みの最中、ディスクに空きがなくなりました。対処)データを作成しようとするディスク上の不要なファイルを削除し、十分な空き容量を

確保してから再実行してください。

308 disk access error内容)ディスクやファイルの入出力に失敗しました。対処)ファイル内容、パス、パーミッションを確認して再実行してください。

309 process error内容)プロセスの生成、プロセス間通信など、プロセス関連の動作でエラーが発生したと考

えられます。対処)OS環境が不安定な状態にあります。HULFTシステムの再起動が必要です。他のプロセス

で不正な動作をしているものはないか確認してください。

310 socket error内容)ソケットの生成、コネクトなど、ソケット関連の動作でエラーが発生したと考えられ

ます。対処)ネットワーク環境の確認をしてください。指定したホスト名、ポートNo.に誤りがない

か確認してください。

HULFT

1 - 14

311 signal set error内容)シグナルのセットに失敗しました。対処)HULFTが不安定な状態になっています。すべてのサービスを停止して再起動してくださ

い。

312 interrupt内容)ユーザまたはシステムからのインタラプトにより、プロセスが中断しました。対処)HULFTが他のプロセスから干渉を受けたか、または不安定な状態にあります。 HULFTを

再起動してください。

313 hang up内容)何らかの原因により、プロセスがハングアップしました。対処)HULFTまたはOS環境が不安定な状態にあります。システムを再起動してください。

314 killed内容)強制終了しました。対処)HULFTまたはOS環境が不安定な状態にあります。システムを再起動してください。

315 bus error内容)何らかの原因により、プロセスにおいてバスエラーを発生したと考えられます。対処)HULFTが不安定な状態にあります。HULFTを再起動してください。

316 segmentation fault内容)プロセスにおいてセグメンテーション違反を起こしました。対処)HULFTが不安定な状態にあります。HULFTを再起動してください。

317 quit内容)ユーザまたはシステムによりプロセスが終了しました。対処)HULFTが他のプロセスから干渉を受けたか、または不安定な状態にあります。 HULFTを

再起動してください。

318 broken pipe内容)ソケットまたはパイプに異常が発生したと考えられます。対処)相手側または通信経路上に問題が発生したと考えられます。要求受付からのコマンド

実行の場合は、ユーティリティの異常終了や起動失敗も原因となります。

319 duplication error内容)ファイルディスクリプタの二重化に失敗しました。対処)HULFTのシステムエラーです。HULFTを再起動してください。

320 illegal time address内容)システム時間の取得に失敗しました。対処)HULFTのシステムエラーです。HULFTを再起動してください。

321 child process error内容)子プロセスにエラーが発生したと考えられます。対処)詳細コードに子プロセスの完了コードが設定されています。これを基に起動されたコ

マンドや、ユーティリティの完了コードの意味を参照してください。

322 no passwd name内容)集信管理情報のオーナー名がパスワードファイルに登録されていません。対処)オーナー名を登録するか、現在登録されているオーナー名で再実行してください。

HULFT

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323 no group name内容)集信管理情報のグループ名がグループファイルに登録されていません。対処)グループ名を登録するか、現在登録されているグループ名で再実行してください。

324 unable to change owner内容)ファイルの所有者またはグループを変更できませんでした。対処)HULFTのサービスが対象ファイルの情報を変更することができませんでした。 HULFT

サービスがルート権限をもつ必要があります。

325 unable to change mode内容)ファイルのパーミッションを変更できませんでした。対処)HULFTのサービスが対象ファイルの情報を変更することができませんでした。 HULFT

サービスがルート権限をもつ必要があります。HULFTがルート権限をもっていない場合は、HULFT起動オーナ権限の所有する権限内でファイルを変更できます。

326 unable to set user id内容)プロセスのユーザーIDを変更できませんでした。対処)HULFTのサービスが対象ファイルの情報を変更することができませんでした。 HULFT

サービスがルート権限をもつ必要があります。

327 unable to set group id内容)プロセスのグループIDを変更できませんでした。対処)HULFTのサービスが対象ファイルの情報を変更することができませんでした。 HULFT

サービスがルート権限をもつ必要があります。

328 unable to set process group内容)プロセスグループを変更できませんでした。対処)HULFTのサービスが対象ファイルの情報を変更することができませんでした。 HULFT

サービスがルート権限をもつ必要があります。

329 file move error内容)ファイルの移動に失敗しました。対処)ディスク上に十分な空き容量を確保してから再実行してください。

330 file copy error内容)ファイルのコピーに失敗しました。対処)ディスク上に十分な空き容量を確保してから再実行してください。

331 file lock error内容)ファイルのロックに失敗しました。対処)HULFTまたは他のシステムにファイルのアクセスを拒否されている可能性があります。

しばらく時間をおいてから再実行してください。

332 get hostname error内容)集信デーモンまたは要求受付デーモンが接続元ホスト名の取得に失敗しました。対処)UNIXシステムのホスト管理ファイル(/etc/hosts)または、ドメインネームサーバ環

境を確認してください。

333 timeout内容)配信デーモン、集信デーモン、要求受付デーモンがソケット通信中にタイムアウトを

感知しました。対処)回線に異常がないか確認してください。

HULFT

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334 multi format information error内容)マルチフォーマット情報の内容に誤りがあります。対処)データの内容、マルチフォーマット情報、フォーマット情報を確認してください。

335 locked by another process内容)他のプロセスによって、既にロックされています。対処)時間をあけて再度転送してください。

336 shared library load error内容)共有ライブラリのロードに失敗しました。対処)暗号出口ルーチンを使用している場合は、共有ライブラリが指定の場所にあるかどう

か確認してください。SAN転送の場合は、SAN転送に必要な共有ライブラリが指定の場所にあるかどうか確認してください。

340 gaiji/usertable initialize error内容)外字テーブル、またはユーザコードテーブルの初期化に失敗しました。対処)配信管理情報に指定しているコード変換に必要な外字テーブル、ユーザコードテーブ

ルを確認してください。

350 HULFT linkage error内容)HULFTエクスチェンジャ連携時に異常が発生しました。対処)詳細コードを参照してください。

360 PPP connection max over内容)PPP Serverの接続最大件数を超えています。

512 receive cancel内容)集信側からのキャンセルコマンドにより処理を中止しました。

513 receive checkpoint error内容)集信管理情報の登録モードが「N:新規作成」で、ファイルが既に存在しているため

チェックポイント送信を受け付けられません。対処)以下のいずれかの対処を行ってください。    ・チェックポイント再配信を行わないで要求を発行する    ・集信ファイルの削除を行う    ・集信管理情報の登録モードを「R:置き換え」に変更する

514 receive after job abend内容)集信後ジョブが異常終了しました。対処)ジョブの内容を確認してください。

515 receive after job timeout内容)集信後のジョブのタイムアウトで異常終了しました。対処)ジョブ終了待ち時間を長く設定し、集信デーモンの再起動を行ってから再度転送をお

こなってください。

516 connect max over内容)集信の多重度を超えています。対処)集信の多重度を増やすか、しばらく待ってから再度転送を行ってください。

525 End telegram recv error内容)集信側の終了状態を取得できませんでした。集信側は正常終了している可能性があり

ます。対処)集信側の完了コードを確認してください。

HULFT

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526 SUCCESS, But send possibly fail内容)配信側からのソケットクローズ待ちに失敗しました。対処)ネットワークが断線した可能性があります。集信側は異常終了しますが、配信側は正

常終了している可能性があります。双方の環境を確認してください。

530 Data size or record disagreement内容)データ件数エラー対処)転送レコード数の不一致を検出しました。集配信ファイル内容、属性を確認してくだ

さい。暗号出口ルーチンを使用している場合、暗号キーが正しく設定されているか確認してください。

531 User cipher function error内容)ユーザ外部暗号化関数実行エラー対処)暗号化出口ルーチン実行中にエラーが発生しました。出口ルーチンの動作を確認して

ください。このエラー時に設定される詳細コードは、ユーザが作成した関数の戻り値が設定されます。

590 Force stop command accept(Snd)内容)配信プロセスがクラスタ専用ユーティリティの終了同期コマンド(強制終了モード)に

より終了しました。

591 Force stop command accept(Rcv)内容)集信プロセスがクラスタ専用ユーティリティの終了同期コマンド(強制終了モード)に

より終了しました。

592 Force stop command accept(Obs)内容)要求受付プロセスがクラスタ専用ユーティリティの終了同期コマンド(強制終了モー

ド)により終了しました。

603 get cancel from send process内容)配信側からのキャンセルコマンドにより処理を中止しました。

HULFT

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1.2.7 S A N関連の完了コード

216 SAN transfer error内容)SAN(FAL)転送中に、集信処理に異常が発生しました。対処)詳細コードが370,371の場合は、SAN関連の詳細コードを参照してください。

それ以外の詳細コードの場合は、FALのエラーコードが設定されます(FALのエラーコードは、詳細コードから1000を減じた値になります)。例)「216-987」の場合、987-1000=-13で、FALのエラーコードは「-13」になります。FALマニュアルを参照して、FALのエラーコードの内容と対処を確認してください。

217 Verify check error内容)SAN(FAL)転送のベリファイ中に、異常が発生しました。対処)詳細エラーコードを確認してください。

263 SAN transfer error内容)SAN(FAL)転送中に、配信処理に異常が発生しました。対処)詳細エラーコードを確認してください。

264 Verify check error内容)SAN(FAL)転送のベリファイ中に、異常が発生しました。対処)詳細エラーコードを確認してください。

265 FAL error detected内容)SAN(FAL)転送中に異常が発生しました。対処)詳細コードには、FALのエラーコードが設定されます(FALのエラーコードは、詳細コー

ドから1000を減じた値になります)。例)「265-998」の場合、998-1000=-2で、FALのエラーコードは「-2」になります。FALマニュアルを参照して、FALのエラーコードの内容と対処を確認してください。

   汎用機集信データセットに確保した容量が不足している場合が考えられます。SAN転送時、領域増分指定(2次割振り)は拡張されません。1次割り当てに十分な領域を設定してください。汎用機集信管理情報に設定する「RLSE」(未使用領域解放指定)を指定した場合、設定した1次領域は最小単位分(1シリンダまたは1トラック)しか確保されません。この様な設定は行わないでください。

900 SAN transfer system error内容)SAN(XLD)連携を行うことができません。対処)HULFT-SANが導入されていないか、環境に問題があります。環境の確認をしてくださ

い。

901~949内容)XLデータムーバ連携においてエラーが発生しました。HULFTの完了コードの下2桁にXL

データムーバAPIの詳細コードが設定されます。HULFTの詳細コードにはXLデータムーバAPIのエラーコードが設定されます。例)9XX-YYYの場合、XXはXLデータムーバの詳細コードを表し、YYYはXLデータムーバのエラーコードを表しています。

対処)「XLデータムーバ使用手引書」を参照して、XLデータムーバAPIの詳細コード・エラーコードの内容と対処を確認してください。

950 SAN transfer error内容)XLデータムーバ連携においてエラーが発生しました。XLデータムーバAPIのエラーで

す。HULFTの詳細コードにはXLデータムーバAPIのエラーコードが設定されます。対処)XLデータムーバAPIで定義されていないエラーコードです。「XLデータムーバ使用手引

書」を参照してください。

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1.3 詳細コード

1.3.1 配信プロセスの詳細コード

200 sendtmpfile open error内容)配信ワークファイルのオープンに失敗しました。対処)システム動作環境設定のワークファイル作成パスとそのパーミッションを確認してく

ださい。

201 sendfile open error内容)配信ファイルのオープンに失敗しました。対処)配信管理情報の配信ファイル名および配信ファイルとそのパーミッションを確認して

ください。

202 formatfile open error内容)フォーマット情報ファイルのオープンに失敗しました。対処)配信管理情報のフォーマットIDおよびフォーマット情報を確認してください。

203 messagelogfile open error内容)メッセージログファイルのオープンに失敗しました。対処)メッセージログファイルのパーミッションなど環境の確認をしてください。

204 processfile open error内容)配信子プロセス管理ファイルのオープンに失敗しました。対処)ワークファイル作成パスの設定に誤りがあると考えられます。環境の確認をしてくだ

さい。

205 sendfile read error内容)配信ファイルの読み込みに失敗しました。対処)配信管理情報の配信ファイル名及び、配信ファイルとそのパーミッションを確認して

ください。

206 formatfile read error内容)フォーマット情報ファイルのオープンに失敗しました。対処)配信管理情報のM/フォーマットID及び、管理情報を確認してください。

207 sendtmpfile read error内容)配信ワークファイルの読み込みに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

208 socket read error内容)通信ソケットの読み込みに失敗しました。対処)ソケットストリームの異常が考えられます。環境の確認をしてください。

209 sendfile disk error内容)配信ファイルの読み込みに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

210 messagelogfile write error内容)メッセージログファイルへの出力に失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。ディスク容量など環境の確認をして

ください。

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211 processfile disk is full内容)配信デーモンと配信プロセスの通信ファイルの書き込みに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。システム動作環境設定ファイル

(hulenv.conf)タグを確認し、そのパーミッションと環境の確認をしてください。

212 socket write error内容)通信ソケットの書き込みに失敗しました。対処)ソケットストリームの異常が考えられます。環境の確認をしてください。

213 sdd pipe disk is full内容)ソケットまたはパイプに異常が発生したと考えられます。対処)環境を確認し、再度転送を行ってください。

215 format buf memory error内容)フォーマット変換時のメモリーエラーです。対処)他のアプリケーションを終了するなどして再実行してください。

216 compress buf memory error内容)データ圧縮時のメモリーエラーです。対処)他のアプリケーションを終了するなどして再実行してください。

217 send buf disk is full内容)ブロック用メモリーセットエラーです。対処)他のアプリケーションを終了するなどして再実行してください。

220 Sending file clear or delete error内容)配信ファイルのクリアまたは削除に失敗しました。対処)ファイル内容、パーミッションを確認してください。

221 multiformat id error内容)マルチフォーマット情報のオープンに失敗しました。対処)配信管理情報のM/フォーマットID及びマルチフォーマット情報を確認してください。

222 multiformat key error内容)マルチフォーマットデータのキーが一致しません。対処)マルチフォーマット情報のキーとデータの内容を確認してください。

223 gaiji initialize error内容)外字テーブル展開ファイルのオープンに失敗しました。対処)外字テーブルの環境を確認してください。

224 usertable initialize error内容)EBCDICユーザテーブルファイルのオープンに失敗しました。対処)EBCDICコードセット及びEBCDICユーザテーブルの内容を確認してください。

225 filesize over against V4,3,2内容)集信側のHULFTが2G以上のファイルを受信することができません。対処)ファイルを分割して再度転送をおこなってください。

226 socket size over against V4,3,2内容)集信側のHULFTが下位バージョンのため送信できません。対処)転送ブロック数×転送ブロック長の値を32760以下に設定してください。

227 can't cut the shiftcode against V4,3,2内容)集信側のHULFTが下位バージョンのため送信できません。対処)シフトコードの扱いを「Y:付加する」に設定してください。

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228 multiformat support error内容)集信側のHULFTが下位バージョンのため送信できません。対処)マルチフォーマット転送以外を設定してください。

229 CSV version error(pschg, psascii)内容)集信側のHULFTが下位バージョンのため送信できません。対処)次のすべての条件を満たす場合、CSV変換は出来ません。   (1) パックゾーン変換がSのとき   (2) ASCII用符号部が2のとき (3) 集信側のHULFTのバージョンがVer5以下のとき (4) 配信側変換のとき

230 Record length error(Convert)内容)1レコードのデータ長が最大値を超えました。対処)コード変換により、1レコード(改行まで)の最大値32768バイトを超えたと考えられ

ます。そのレコードを含むファイルはHULFTでは扱えません。ファイルレイアウトを変更してください。

231 Record length error(Compre)内容)1レコードのデータ長が最大値を超えました。対処)圧縮により、1レコードの最大値32768バイトを超えたと考えられます。圧縮を行わな

いで配信を再実行してください。

260 Sendlist file read/write error内容)配信状況ファイル(sddsendlist.dat)アクセスで異常が発生しました。対処)配信状況ファイル(sddsendlist.dat)が破損しているか、またはHULFTが不安定な状態

の可能性があります。 HULFTの再起動を行ってください。

261 Cannot connect server内容)集信ホスト接続エラー対処)コネクトなど、ソケット関連の動作でエラーが発生したと考えられます。ネットワー

ク環境を確認してください。指定したホスト名、ポートNo.に誤りがないか確認してください。

262 Cannot connect my proxy内容)自ネットプロキシサーバ接続エラー対処)自ネットプロキシサーバへの接続再試行に失敗しました。自ネットプロキシサーバの

状態や、ポート番号等の指定を確認してください

263 Cannot connect other proxy内容)他ネットプロキシサーバ接続エラー対処)他ネットプロキシサーバへの接続再試行に失敗しました。他ネットプロキシサーバの

状態や、ポート番号等の指定を確認してください

270 Trace file open error内容)トレースログファイルオープンエラー対処)トレース出力モード、トレース出力ファイル名を確認してください。

271 But, Transmission of send file is completed内容)配信ファイルの転送は終了しましたが、最後の終了処理で失敗しました。   クラスタ対応版の場合は、フェイルオーバ後自動再配信は行われません。対処)集信側は全てデータを受信していない可能性があります。再度転送を行ってくださ

い。

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1.3.2 集信プロセスの詳細コード

300 displayfile open error内容)集信デーモン情報ファイルのオープンに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

301 processfile open error内容)集信プロセス管理ファイルのオープンに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

302 formatfile open error内容)フォーマット情報ファイルのオープンに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

303 receivetmpfile open error内容)集信ワークファイルのオープンに失敗しました。対処)システム動作環境設定のワークファイル作成パスを確認してください。

304 storefile open error内容)複数集信時に集信情報ファイルのオープンに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

305 gnr info file open error内容)世代管理情報ファイルのオープンに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

306 generationfile open error内容)世代管理集信時に集信ファイルのオープンに失敗しました。対処)集信管理情報の集信ファイル名の確認をしてください。

307 receivefile open error内容)集信ファイルのオープンに失敗しました。対処)集信管理情報の集信ファイル名の確認をしてください。

308 receivebuckupfile open error内容)異常時復元用ファイルのオープンに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

309 messagelogfile open error内容)メッセージログファイルのオープンに失敗しました。対処)メッセージログファイルのパーミッションなど環境の確認をしてください。

310 dispfile disk is full内容)集信デーモン情報ファイルの書き込みに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

311 processfile disk is full内容)集信プロセス管理ファイルの書き込みに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

312 formatfile disk is full内容)フォーマット情報ファイルの書き込みに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

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313 storefile disk is full内容)複数集信時に集信情報ファイルの書き込みに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

314 receivefile disk is full内容)集信ファイルの書き込みに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

315 generationfile disk is full内容)世代管理集信時に集信ファイルの書き込みに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

316 messagelogfile write error内容)メッセージログファイルへの出力に失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。ディスク容量など環境の確認をして

ください。

317 file name buf memory error内容)ファイル名格納時のメモリーエラーです。対処)他のアプリケーションを終了するなどして再実行してください。

318 format table memory error内容)フォーマット変換時のメモリーエラーです。対処)他のアプリケーションを終了するなどして再実行してください。

319 socket buffer memory error内容)ソケット通信時のメモリーエラーです。対処)他のアプリケーションを終了するなどして再実行してください。

320 uncompress buf memory error内容)圧縮データ解凍時のメモリーエラーです。対処)他のアプリケーションを終了するなどして再実行してください。

321 change code buf memory error内容)コード変換時のメモリーエラーです。対処)他のアプリケーションを終了するなどして再実行してください。

322 1 record buffer memory error内容)データ受信時のメモリーエラーです。対処)他のアプリケーションを終了するなどして再実行してください。

323 processfile lock error内容)集信プロセス管理ファイルのロックエラーです。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

324 receivefile lock error内容)集信ファイルのロックエラーです。対処)集信ファイルが、(lockf関数による排他制御を使用した)他のアプリケーション、もし

くは、HULFTの集信システム(Ver.6.3.1未満)にロックされていると考えられます。しばらく時間をおいてから再実行するか、別の集信ファイルに集信するなどしてください。また、システム動作環境設定の「集信オープンモード(rcvfilewait)」の値も確認してください。

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325 generationfile lock error内容)世代管理情報ファイルのロックエラーです。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

326 processfile seek error内容)集信デーモン情報ファイルのシークエラーです。対処)ファイルへのアクセスエラーです。ファイル内容を確認してください。

327 receivefile seek error内容)集信ファイルのシークエラーです。対処)ファイルへのアクセスエラーです。ファイル内容を確認してください。

328 processfile disk error内容)集信プロセス管理ファイルサイズの取得エラーです。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

329 receive dir disk error内容)集信ファイルディレクトリサイズの取得エラーです。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

330 receivefile disk error内容)集信ファイルサイズの取得エラーです。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

331 processfile read error内容)集信プロセス管理ファイルの読み込みに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

332 socket(format message) read error内容)フォーマット情報のデータ受信時に通信ソケットの読み込みに失敗しました。対処)ソケットストリームの異常が考えられます。環境の確認をしてください。

333 gnr info file read error内容)世代管理情報ファイルの読み込みに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

334 socket read error内容)データ受信時に通信ソケットのI/Oに失敗しました。対処)ソケットストリームの異常が考えられます。環境の確認をしてください。

335 rcv process fork error内容)集信プロセスの生成に失敗しました。対処)システムのメモリ不足などのOS異常が考えられます。環境の確認をしてください。

336 CSV process error内容)CSV形式変換プロセス起動に失敗しました。対処)ファイルへのアクセスエラーかメモリ不足です。ファイル内容を確認してください。

337 DB process error内容)DB連携プロセス起動に失敗しました。対処)ファイルへのアクセスエラーかメモリ不足です。ファイル内容を確認してください。

338 socket error内容)通信ソケット生成、オープンに失敗しました。対処)ソケットストリームの異常が考えられます。環境の確認をしてください。

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339 hostname read error内容)詳細ホスト情報の取得に失敗しました。対処)詳細ホスト情報の確認をしてください。

340 CSV/XML file chmod/chown error内容)CSVまたはXMLファイルのパーミッション変更・オーナー変更に失敗しました。対処)HULFTのサービスが対象ファイルの情報を変更することができません。対象ファイルの

パーミッション・オーナーを確認してください。

341 genctl file error内容)世代管理ファイル作成時にエラーが発生しました。対処)完了コードの対処に従ってください。

342 cannot get rcv information内容)受信するためのファイル情報がありません。対処)集信情報に誤りがあると考えられます。集信管理情報を確認してください。

352 gaiji code set error内容)外字テーブル展開ファイルのオープンに失敗しました。対処)外字テーブルの環境を確認してください。

353 user code set error内容)EBCDICユーザテーブルファイルのオープンに失敗しました。対処)集信管理情報のEBCDICコードセット及びEBCDICユーザテーブルの内容を確認してくだ

さい。

354 transferfile open error内容)転送グループ情報の取得に失敗しました。対処)指定した転送グループが登録されているかどうか確認してください。

355 $MSGx or $SNDPATH/$SNDFILE replace error内容)メッセージの置換または配信ファイル名の置換に失敗しました。対処)置換しようとしている項目とメッセージの内容を確認してください。置換後のメッ

セージおよびファイル名の長さが制限値を超えていないかを確認してください。

360 multi format key unmuch内容)マルチフォーマットデータのキーが一致しません。対処)マルチフォーマット情報のキーとデータの内容を確認してください。

361 job lock listfile open error内容)集信ファイル排他制御用ファイルのオープンに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。HULFTの再起動を行い、再度転送を

行ってください。

362 job lock listfile lock error内容)集信ファイル排他制御用ファイルのロックに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。HULFTの再起動を行い、再度転送を

行ってください。

363 job lock listfile disk error内容)集信ファイル排他制御用ファイルの取得に失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。HULFTの再起動を行い、再度転送を

行ってください。

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364 job lock listfile read error内容)集信ファイル排他制御用ファイルの読み込みに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。HULFTの再起動を行い、再度転送を

行ってください。

365 job lock listfile seek error内容)集信ファイル排他制御用ファイルのシークに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。HULFTの再起動を行い、再度転送を

行ってください。

366 job lock listfile write error内容)集信ファイル排他制御用ファイルの書き込みに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。HULFTの再起動を行い、再度転送を

行ってください。

380 File size is different内容)転送ファイルサイズが一致しません。対処)ファイルサイズの不一致を検出しました。集配信ファイル内容、属性を確認してくだ

さい。

381 File record count is different内容)転送レコード件数が一致しません。対処)転送レコード数の不一致を検出しました。集配信ファイル内容、属性を確認してくだ

さい。

382 Receive lockfile lock error内容)集信ファイルのロックエラーです。対処)HULFTの集信システム(Ver.6.3.1以降)により、集信ファイルがロックされています。

しばらく時間をおいてから再実行するか、別の集信ファイルに集信するなどしてください。システム動作環境設定の「集信オープンモード(rcvfilewait)」の値も確認してください。また、集信ファイル制御用ファイル($HULPATH/.#hulrcv_file.lock)に異常が発生している可能性もあります。この場合、OSまたは、HULFTが不安定になっていることが考えられるため、ロックファイルの削除を行い、HULFTの再起動を行ってください。

HULFT

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1.3.3 要求プロセスの詳細コード

400 pipe error内容)要求デーモンとサービスプロセス通信パイプのオープンに失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

401 obs process error内容)サービスプロセス生成に失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

402 service process error内容)サービスプロセス起動に失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

403 pipe dup error内容)要求デーモンとサービスプロセス通信パイプの複製に失敗しました。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

404 pointer buffer memory error内容)サービス起動時のメモリーエラーです。対処)他のアプリケーションを終了するなどして再実行してください。

405 read buffer memory error内容)要求情報受信時のメモリーエラーです。対処)他のアプリケーションを終了するなどして再実行してください。

406 write buffer memory error内容)データ受信時のメモリーエラーです。対処)他のアプリケーションを終了するなどして再実行してください。

407 servicefile open error内容)サービス情報ファイルのオープンに失敗しました。対処)サービス情報ファイルの確認をしてください。

412 socket error内容)通信ソケット生成に失敗しました。対処)ソケットストリームの異常が考えられます。環境の確認をしてください。

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1.3.4 属性変換、外字処理、外部暗号化の詳細コード

450 No Data(Convert)内容)属性変換入力データなし対処)転送データ内容とフォーマット定義内容の妥当性を確認してください。

451 Out buffer is not specified内容)属性変換出力バッファなし対処)メモリ取得に失敗しました。OSの状態を確認してください。

452 A pschg flag is not specified内容)属性変換PSCHG指定なし対処)システム動作環境設定の、該当項目を確認してください。

453 A pschg flag is failure内容)属性変換PSCHGの値が不正対処)システム動作環境設定の、該当項目を確認してください。

454 Sign falg is not specified(Convert)内容)属性変換符号部フラグ指定なし対処)システム動作環境設定の、該当項目を確認してください。

455 Invalid sign flag(Convert)内容)属性変換符号部フラグが不正対処)システム動作環境設定の、該当項目を確認してください。

456 Invalid data type (not P)内容)属性変換入力データがPタイプでない対処)転送データ内容とフォーマット定義内容の妥当性を確認してください。

457 Out buffer is too small(Convert)内容)属性変換出力バッファが不足対処)メモリ取得に失敗しました。OSの状態を確認してください。

458 Sign data is failure(Convert)内容)属性変換サイン部が不正対処)システム動作環境設定の、該当項目を確認してください。

459 Memory error(Convert)内容)属性変換メモリーエラー対処)メモリ取得に失敗しました。OSの状態を確認してください。

460 Invalid data type (not S)内容)属性変換入力データがSタイプでない対処)転送データ内容とフォーマット定義内容の妥当性を確認してください。

461 Data length error(Convert)内容)属性変換データ長エラー対処)転送データ内容とフォーマット定義内容の妥当性を確認してください。

462 Invalid item type(Convert)内容)属性変換項目タイプが不正対処)転送データ内容とフォーマット定義内容の妥当性を確認してください。

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463 Invalid destination code(Convert)内容)属性変換先コード種が不正対処)転送データと管理情報の妥当性を確認してください。

464 Data overflow(Convert)内容)属性変換データオーバーフロー対処)転送データ内容とフォーマット定義内容の妥当性を確認してください。

465 Invalid parameter(Convert)内容)属性変換パラメータ指定エラー対処)HULFTの内部的な問題です。データや管理情報を元に、お問合せください。

466 Invalid data type(Convert)内容)属性変換入力データが指定した項目タイプと異なる対処)転送データ内容とフォーマット定義内容の妥当性を確認してください。

467 Invalid item length(Convert)内容)属性変換項目長が不正対処)転送データ内容とフォーマット定義内容の妥当性を確認してください。

468 Invalid decimal(Convert)内容)属性変換小数部桁数が不正対処)転送データ内容とフォーマット定義内容の妥当性を確認してください。

469 System error(Convert)内容)属性変換システムエラー対処)HULFTの内部的な問題です。データや管理情報を元に、お問合せください。

470 Gaiji has not been registered内容)外字エラー対処)入力データに外字コード登録されていないデータが有りました。外字コードテーブル

をメンテナンスするか、データ内容を確認してください。【備考】システム動作環境設定の外字未登録時処理(gaijierr)が、1(外字テーブルに未登

録の漢字コードが存在したときはエラー)に設定された場合のみ発生します。

471 Inside user cipher function内容)ユーザ暗号化エラー対処)暗号化出口ルーチン実行中にエラーが発生しました。出口ルーチンの動作を確認して

ください。

HULFT

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1.3.5 PPP Serverプロセスの詳細コード

700 Send file open Error.内容)配信ファイルのオープンに失敗しました。対処)配信管理情報の配信ファイル名及び、配信ファイルとそのパーミッションを確認して

ください。

701 Receive file open Error.内容)集信ファイルのオープンに失敗しました。対処)集信管理情報の集信ファイル名及び、集信ファイルとそのパーミッションを確認して

ください。

702 Receive temp file open Error.内容)テンポラリファイルのオープンに失敗しました。対処)集信管理情報の集信ファイル名及び、集信ファイルとそのパーミッションを確認して

ください。HULPATH環境、ワークファイル作成パスのパーミッションを確認してください。

703 Receive Store file open Error.内容)複数集信情報ファイル(ファイルID.store)のオープンに失敗しました。対処)集信管理情報の集信ファイル名及び、HULPATH環境のパーミッションを確認してくださ

い。

704 Format file open Error.内容)フォーマット情報ファイルのオープンに失敗しました。対処)フォーマットID及び、HULPATH環境のパーミッションを確認してください。

706 pppdisp.pid file open Error.内容)集配信状況情報ファイルのオープンに失敗しました。対処)HULPATH環境、ワークファイル作成パスのパーミッションを確認してください。

707 Receive file exist.(For generation)内容)世代管理ファイルのオープンに失敗しました。対処)既に世代管理番号を拡張子に持つファイルが集信パスに存在しています。そのファイ

ルを削除して再実行してください。

708 Receive Generation info. file open Error.内容)世代管理情報ファイル(ファイルID.info)のオープンに失敗しました。対処)HULPATH環境、ワークファイル作成パスのパーミッションを確認してください。

711 pppXXXchkp.dat file open Error.内容)集配信状況情報ファイル(pppXXXchkp.dat)のオープンに失敗しました。対処)HULPATH環境のパーミッションを確認してください。

712 pppXpid.tmp file open Error.内容)集配信プロセス制御ファイル(pppXpid.tmp)のオープンに失敗しました。対処)HULPATH環境、ワークファイル作成パスのパーミッションを確認してください。

713 Logging file open Error.内容)履歴ファイルのオープンに失敗しました。対処)HULPATH環境のパーミッションを確認してください。

714 Compress Error.内容)配信データの圧縮に失敗しました。対処)メモリ不足が考えられます。他のアプリケーションを終了するなどして再実行してく

ださい。

HULFT

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715 Uncompress Error.内容)集信データの解凍に失敗しました。対処)メモリ不足が考えられます。他のアプリケーションを終了するなどして再実行してく

ださい。

716 Convert Error.内容)集配信データのコード変換に失敗しました。対処)メモリ不足が考えられます。他のアプリケーションを終了するなどして再実行してく

ださい。

720 Socket read Error.内容)通信中にデータの受信に失敗しました。対処)ソケットストリームの異常が考えられます。環境の確認をしてください。クライアン

トから強制切断されていなか確認してください。

721 Socket write Error.内容)通信中にデータの送信に失敗しました。対処)ソケットストリームの異常が考えられます。環境の確認をしてください。クライアン

トから強制切断されていなか確認してください。

722 Socket Disconnected.内容)通信中に回線が強制切断されました。対処)ソケットストリームの異常が考えられます。環境の確認をしてください。クライアン

トから強制切断されていなか確認してください。

730 Memory insufficient.(Format)内容)フォーマット転送中にメモリ不足が発生しました。対処)メモリ不足が考えられます。他のアプリケーションを終了するなどして再実行してく

ださい。なお、発生する場合は、PPP Serverを再起動してください。

731 Memory insufficient.(Foward)内容)データ集信中にメモリ不足が発生しました。対処)メモリ不足が考えられます。他のアプリケーションを終了するなどして再実行してく

ださい。なお、発生する場合は、PPP Serverを再起動してください。

732 Memory insufficient.(Communication)内容)データ集配信中にメモリ不足が発生しました。対処)メモリ不足が考えられます。他のアプリケーションを終了するなどして再実行してく

ださい。なお、発生する場合は、PPP Serverを再起動してください。

733 Memory insufficient.(Compress)内容)配信データ圧縮中にメモリ不足が発生しました。対処)メモリ不足が考えられます。他のアプリケーションを終了するなどして再実行してく

ださい。なお、発生する場合は、PPP Serverを再起動してください。

734 Memory insufficient.(Uncompress)内容)集信データ解凍中にメモリ不足が発生しました。対処)メモリ不足が考えられます。他のアプリケーションを終了するなどして再実行してく

ださい。なお、発生する場合は、PPP Serverを再起動してください。

735 Memory insufficient.(Convert)内容)集配信データコード変換中にメモリ不足が発生しました。対処)メモリ不足が考えられます。他のアプリケーションを終了するなどして再実行してく

ださい。なお、発生する場合は、PPP Serverを再起動してください。

HULFT

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736 Memory insufficient.(A record)内容)データを集信中にメモリ不足が発生しました。対処)メモリ不足が考えられます。他のアプリケーションを終了するなどして再実行してく

ださい。なお、発生する場合は、PPP Serverを再起動してください。

740 Send file clear Error.内容)配信ファイルのクリアに失敗しました。対処)配信ファイルのパーミッション、また、そのパスのパーミッションを確認してくださ

い。

742 File lock error.内容)集配信ファイルのロックに失敗しました。対処)PPP Serverの集配信の多重度が,お使いのUNIXシステムの限界を超えました。多重度

の確認後、再度実行してください。リモートドライブを使用した集配信を行いました。リモートドライブの使用を避けてください。

743 File already locked.内容)集信ファイルまたは、集配信状況情報ファイルは既に他のプロセスによってロックさ

れています。対処)集信ファイルのロックの開放を待ってから再実行してください。リモートドライブを

使用した集配信を行いました。リモートドライブの使用を避けてください。

744 Display file already locked.内容)集配信状況情報ファイルのロックに失敗しました。対処)PPP Serverの集配信の多重度が,お使いのUNIXシステムの限界を超えました。多重度

の確認後、再度実行してください。

745 Recv file exist.(Recv mode 'N')内容)集信ファイルは既に存在していました。対処)集信管理情報の登録モードを「N:新規」にしている場合は、集信ファイルが既に存

在しはいけません。集信ファイルを削除するか、登録モードを変更してください。

747 Recv file seek Error.内容)集信ファイルのシークに失敗しました。対処)集信ファイル、または、そのパスのパーミッションを確認してください。

748 Send file seek Error.内容)配信ファイルのシークに失敗しました。対処)配信ファイル、または、そのパスのパーミッションを確認してください。

750 Record length over.内容)集配信データの1レコードが32768Byte(改行含む)を超えました。対処)1レコードが32768Byteを超えるデータをHULFTは扱うことができません。配信データの

変更をしてください。

751 Record length over.(Convert)内容)集配信データの1レコードがコード変換後、32768Byte(改行含む)を超えました。対処)1レコードが32768Byteを超えるデータをHULFTは扱うことができません。配信データの

変更をしてください。

752 Record length over.(Compress)内容)集配信データの1レコードが圧縮後、32768Byte(改行含む)を超えました。対処)1レコードが32768Byteを超えるデータをHULFTは扱うことができません。圧縮レベルを

「圧縮なし」に変更するか、配信データの変更をしてください。

HULFT

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753 Size no match.内容)配信データと集信データが一致しません。対処)集配信データの欠落が発生したと考えられます。クライアントの再集配信情報を確認

の上、再集配信を行ってください。

760 Protcol Error.内容)クライアントとの通信中にプロトコルエラーが発生しました。対処)回線障害によるデータの欠落、PPP Serverの不安定が考えられます。再実行しても同

様な現象の現れる時は、PPP Serverを再起動して実行してください。

761 Username setting Error.内容)指定されたユーザは存在しません。対処)集信管理情報に登録したユーザ名の確認をしてください。

762 Group setting Error.内容)指定されたグループは存在しません。対処)集信管理情報に登録したグループ名の確認をしてください。

763 Bad Connection type.(LAN?)内容)接続先クライアントは、PPP接続クライアントではありません。対処)PPP Server側の詳細ホスト情報に登録しているクライアント情報を確認してくださ

い。接続形態がPPPでなければいけません。

765 Cannot checkpoint.内容)チェックポイント集配信はできません。対処)PPP Server側ファイル情報とクライアントのファイル情報が一致しませんでした。

チェックポイント集配信は行わず、再集配信してください。

766 Client management access error.内容)クライアント管理ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)HULPATH環境のパーミッションを確認してください。

767 Permission denied.内容)集信ファイルのユーザ名、グループ名の変更に失敗しました。対処)集信ファイルのパーミッション、また、そのパスのパーミッション、所有者を確認し

てください。

771 pppdisp.pid file write Error.内容)集配信状況情報ファイルへの書き込みに失敗しました。対処)HULPATH環境、ワークファイル作成パスのパーミッション、ファイルシステムの空き容

量を確認してください。

772 Recv file write Error.内容)集信ファイルへの書き込みに失敗しました。対処)集信ファイルのパーミッション、また、そのパスのパーミッション、ファイルシステ

ムの空き容量を確認してください。

773 Format table file write Error.内容)フォーマット情報ワークファイルへの書き込みに失敗しました。対処)フォーマットID及び、HULPATH環境のパーミッションを確認してください。ファイルシ

ステムの空き容量を確認してください。

HULFT

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775 *.store file write Error.内容)複数集信情報ファイル(ファイルID.store)への書き込みに失敗しました。対処)集信管理情報の集信ファイル名及び、HULPATH環境のパーミッションを確認してくださ

い。ファイルシステムの空き容量を確認してください。

776 Generate file write Error.内容)世代管理情報ファイル(ファイルID.info)への書き込みに失敗しました。対処)HULPATH環境、ワークファイル作成パスのパーミッションを確認してください。ファイ

ルシステムの空き容量を確認してください。

777 pppXXXchkp.dat file write Error.内容)集配信状況情報ファイル(pppXXXchkp.dat)への書き込みに失敗しました。対処)HULPATH環境のパーミッションを確認してください。ファイルシステムの空き容量を確

認してください。

778 pppXpid.tmp file write Error.内容)集配信プロセス制御ファイル(pppXpid.tmp)への書き込みに失敗しました。対処)HULPATH環境、ワークファイル作成パスのパーミッションを確認してください。ファイ

ルシステムの空き容量を確認してください。

780 Send file read Error.内容)配信ファイルの読み込みに失敗しました。対処)配信ファイルのパーミッション、また、そのパスのパーミッションを確認してくださ

い。

781 Format info. file read Error.内容)フォーマット情報ファイルの読み込みに失敗しました。対処)フォーマットID及び、HULPATH環境のパーミッションを確認してください。

782 Temporary file read Error.内容)集信テンポラリファイルの読み込みに失敗しました。対処)集信ファイルパスのパーミッションを確認してください。

783 Cannot read 'hulrcv.db.dat' file.内容)集信管理情報に該当ファイルIDが未登録です。対処)集信管理情報ファイル(hulrcv.db.dat、idx)のパーミッションを確認してください。

集信管理情報に該当ファイルIDが登録されているか確認してください。

784 Cannot read 'hulsnd.db.dat' file.内容)配信管理情報に該当ファイルIDが未登録です。対処)配信管理情報ファイル(hulsnd.db.dat、idx)のパーミッションを確認してください。

配信管理情報に該当ファイルIDが登録されているか確認してください。

785 Cannot read 'hulrhosts.db.dat' file.内容)転送グループ情報ファイルの読み込みに失敗しました。対処)転送グループ情報ファイル(hulrhosts.db.dat、idx)のパーミッションと存在を確認し

てください。

786 Recv Generation info. file read Error.内容)世代管理情報ファイル(ファイルID.info)の読み込みに失敗しました。対処)HULPATH環境のパーミッションを確認してください。

HULFT

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790 Hostname nothing.内容)詳細ホスト情報にクライアント情報が未登録です。対処)PPP Server側の詳細ホスト情報を確認してください。クライアントのホスト名を変更

していないか確認してください。

792 Client error.内容)クライアント側で何らかの異常が発生し、処理の続行ができなくなりました。対処)クライアント側のエラーコードを参照してください。また、PPP Serverをメッセージ

出力パラメータを指定して起動している場合は、そのエラーメッセージを参照し、エラーコードを確認してください。

793 DB Link error.内容)DB連携時に異常が発生しました。対処)集信ファイルへのアクセスエラーです。集信ファイル、または、そのパスのパーミッ

ションを確認してください。メモリ不足が考えられます。他のアプリケーションを終了するなどして再実行してください。なお、発生する場合は、PPP Serverを再起動してください。

794 Event timeout.内容)通信中にタイムアウトが発生しました。対処)回線の異常がないか調査してください。システム動作環境設定ファイルの

「pppsocktime」の設定値を大きくして再度実行してください。

796 Cannot generational management.内容)世代管理機能は使用できません。対処)CSV変換以外のDB連携を指定して、世代管理機能をすることはできません。世代管理を

する場合は、DB連携を行わないか、CSV変換にしてください。

797 Unmatched Recv management information.内容)集信管理情報に登録されている内容に矛盾があります。対処)該当ファイルIDの集信管理情報を参照して、矛盾が無いか確認してください。

798 Unmatched Send management information.内容)配信管理情報に登録されている内容に矛盾があります。対処)該当ファイルIDの配信管理情報を参照して、矛盾が無いか確認してください。

810 Multiformat key unmuch.内容) 受信データの内容がマルチフォーマット情報の定義と異なっています。対処) 指定したマルチフォーマットIDでは集信ファイルを扱うことができません。配信側で

指定されたマルチフォーマットIDの内容を確認し修正するか、配信ファイルの内容をマルチフォーマットIDと照らし合わせて修正し、再度配信を行ってください。

811 Receive job execute error.内容)集信後のジョブが異常終了しました。対処)実行したジョブを確認してください。

812 Memory insufficient.(file name buffer)内容)データ集配信中にメモリ不足が発生しました。対処)メモリ不足が考えられます。 他のアプリケーションを終了するなどして細事移行して

ください。なお、発生する場合は、PPP Serverを再起動してください。

813 Job lock list file open error.内容)集信ファイル排他制御用ファイルのオープンに失敗しました。対処)HULPATH環境、ワークファイル作成パスのパーミッションを確認してください。

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814 Job lock list file lock error.内容)集信ファイル排他制御用ファイルの排他制御に失敗しました。対処)ファイルシステム、OS等の異常が考えられます。環境を確認後、PPP Serverを再起動

してください。

815 Job lock list file disk error.内容)集信ファイル排他制御用ファイルの取得に失敗しました。対処)ファイルシステム、OS等の異常が考えられます。環境を確認後、PPP Serverを再起動

してください。

816 Job lock list file read error.内容)集信ファイル排他制御用ファイルの読み込みに失敗しました。対処)ファイルシステム、OS等の異常が考えられます。環境を確認後、PPP Serverを再起動

してください。

817 Job lock list file seek error.内容)集信ファイル排他制御用ファイルのシークに失敗しました。対処)ファイルシステム、OS等の異常が考えられます。環境を確認後、PPP Serverを再起動

してください。

818 Job lock list file write error.内容)集信ファイル排他制御用ファイルの書き込みに失敗しました。対処)ファイルシステム、OS等の異常が考えられます。環境を確認後、PPP Serverを再起動

してください。

820 Gaiji code set error.内容)外字コードテーブルの読み込みに失敗しました。対処)HULPATH環境のパーミッションを確認してください。

821 Version error.内容)下位バージョンに対して、送信を行うことのできない設定をしています。対処)配信管理情報を確認してください。

822 Multi formatfile read error.内容)マルチフォーマット情報の読み込みに失敗しました。対処)マルチフォーマットID及び、HULPATH環境のパーミッションを確認してください。

823 PPP connect max over.内容)PPP Serverの接続最大件数を超えています。対処)時間をおいて再度転送するか、接続最大件数を増やしてください。

HULFT

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1.3.6 S A N関連の詳細コード

1 verify check error内容)SAN(FAL)転送完了後のベリファイチェックで、レコードの差分を検出しました。転送

中にファイルが置き換えられたり、HULFT以外からデータセットの書込みが競合した可能性があります。

対処)転送したデータは保証されません。再度転送を行ってください。検出されたレコード差分の内容が、ダンプファイルに出力されています。内容を参照し、どのようなデータ矛盾が発生したかを解析して原因を調査してください。ダンプファイルのフォーマットについては、「付録1 ダンプファイル」を参照してください。

2 verify check error内容)SAN(FAL)転送完了後のベリファイチェックで、配信ファイルのレコードより集信デー

タセットのレコード数が多いことが検出されました。対処)転送中にファイルが置き換えられたり、HULFT以外からデータセットの書込みが競合し

た可能性があります。転送したデータは保証されません。再度転送を行ってください。検出されたレコード番号(1始まり連番)が、ダンプファイルに出力されています。内容を参照し、どのようなデータ矛盾が発生したかを解析して原因を調査してください。ダンプファイルのフォーマットについては、「付録1 ダンプファイル」を参照してください。

3 verify check error内容)SAN(FAL)転送完了後のベリファイチェックで、配信ファイルレコードが集信データ

セットのレコード数よりも多いことが検出されました。対処)転送中にファイルが置き換えられたり、HULFT以外からデータセットの書込みが競合し

た可能性があります。転送したデータは保証されません。再度転送を行ってください。検出されたレコード番号(1始まり連番)が、ダンプファイルに出力されています。内容を参照し、どのようなデータ矛盾が発生したかを解析して原因を調査してください。ダンプファイルのフォーマットについては、「付録1 ダンプファイル」を参照してください。

4 verify dump error内容)SAN(FAL)転送のファイル出力先ディレクトリに配信プロセスからの書込権限がありま

せん。または、ダンプファイル出力先パーティションの容量が不足しています。対処)転送したデータは保証されません。再度転送を行ってください。システム動作環境設

定ファイル内の「raiddumpdir」または、「tmpdir」ディレクトリへの配信プロセスからの書込み権限を付与し、指定しているパーティションの空き容量を確認してください。ダンプファイルの出力にも失敗しているため、データにどのような差分が検出されたかを確認することはできません。配信ファイルと集信データセット双方が残存している場合、それぞれの内容を比較してデータの不整合を解析し、原因を調査してください。

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240 Dataset open error内容)SAN(FAL)転送のデータセットのオープンに失敗しました。対処)指定されたボリュームが共有されていないか、ボリューム定義ファイル、スペシャル

デバイス設定に問題があります。汎用機集信起動時にJCLで指定する「RAIDONLY」が2以上に設定されている時に検出されます。SAN転送の実績がない場合、ボリューム定義ファイルとこれに記載されているスペシャルデバイスのパーミッションを確認してください。既にSAN転送が行われている環境の場合は、相手側汎用機集信の集信管理情報に共有ボリュームのボリューム通番が正しく設定されていることと、ボリューム定義ファイル内の共有ボリュームの行が正しく記述されていることを確認してください。LANによる転送も行いたい場合は、汎用機集信起動時にJCLで指定する「RAIDONLY」を1以下に設定してください。

241 Code change set on Mainframe内容)SAN(FAL)転送のコード変換が汎用機側に設定されています。対処)汎用機集信起動時にJCLで指定する「RAIDONLY」が1以上に設定されています。UNIX側

配信管理情報に指定する「コード変換」を「配信側」(UNIX側)または「無変換」に設定してください。SAN転送時は汎用機側によるコード変換を行うことはできません。汎用機側によるコード変換を行いたい場合は、LANによる転送を行ってください。LANによる転送を行いたい時は、汎用機集信起動時にJCLで指定する「RAIDONLY」を0に設定してください。

242 VSN not set内容)SAN(FAL)転送の相手側汎用機集信管理情報にボリューム通番が設定されていません。

または、相手側汎用機集信がSAN転送できない条件です。対処)汎用機側集信管理情報にボリューム通番を設定してください。

243 Sending file over 2G内容)SAN(FAL)転送の配信ファイルが2GB以上です。対処)汎用機集信起動時にJCLで指定する「RAIDONLY」が2以上に設定されている時に検出さ

れます。FALの制限により、2GB以上のデータを転送することはできません。LANによる転送を行ってください。LANによる転送を行いたい時は、汎用機集信起動時にJCLで指定する「RAIDONLY」を1以下に設定してください。

244 Sending rec-len exceeds dataset-reclen内容)SAN(FAL)転送で配信しようとするファイル内に、集信側データセットレコード長より

も長いレコードがあります。対処)コード変換により、転送レコード長が増加している可能性があります。汎用機側集信

データセットのレコード長をより長く設定してください。または、汎用機集信起動時にJCLで設定する「RECCHK」を指定しないでください。「RECCHK」を指定しないとレコードに納まらない部分は切り捨てられてデータセットに格納されます。

245 SAN(FAL) library load error内容)HULFT-SAN(FAL)に必須のライブラリがロードできません。対処)FAL HULFTオプションが導入されていないか環境に問題があります。環境の確認をし

てください。

250 SAN(XLD) library load error内容)HULFT-SAN(XLD)に必要な共有ライブラリがロードできません。対処)XLデータムーバAPIが導入されていないか、環境に問題があります。環境の確認をして

ください。

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251 no-SAN(XLD) option on receive side内容)集信側にHULFT-SAN(XLD)が導入されていません。対処)環境を確認してください。または、LAN転送によるファイル転送を行ってください。

252 invalid SAN(XLD) information内容)SAN(XLD)転送の受信電文の内容に誤りがあります。対処)データ受信時に異常が発生したと考えられます。環境を確認してから、再度転送を

行ってください。

253 invalid SAN(XLD) transfer information内容)SAN(XLD)転送の受信電文の内容に誤りがあります。対処)データ受信時に異常が発生したと考えられます。環境を確認してから、再度転送を

行ってください。

370 format unmatch error RAID内容)配信ファイルのレコード長とフォーマット情報のレコード長が一致していません。対処)配信ファイルまたはフォーマット情報を確認してください。

371 file open error RAID内容)SAN(FAL)転送で共有ボリューム上のファイル、または配信ファイルのオープンに失敗

しました。対処)SAN転送の実績がない場合、ボリューム定義ファイルとこれに記載されているスペシャ

ルデバイスのパーミッションを確認してください。既にSAN転送が行われている環境の場合は、相手側汎用機配信の配信管理情報に共有ボリュームのボリューム通番が正しく設定されていることと、ボリューム定義ファイル内の共有ボリュームの行が正しく記述されていることを確認してください。LANによる転送も行いたい場合は、汎用機配信起動時にJCLで指定する「RAIDONLY」を1以下に設定してください。配信データセットのオープンに失敗している場合は、配信データセットが存在していることを確認してください。

372 file read error RAID内容)SAN(FAL)転送で共有ボリューム上のファイルの読み込みに失敗しています。対処)SAN転送の実績がない場合、ボリューム定義ファイルとこれに記載されているスペシャ

ルデバイスのパーミッションを確認してください。既にSAN転送が行われている環境の場合は、相手側汎用機集信の集信管理情報に共有ボリュームのボリューム通番が正しく設定されていることと、ボリューム定義ファイル内の共有ボリュームの行が正しく記述されていることを確認してください。

373 raid memory error内容)SAN(FAL)転送のベリファイ中のメモリ操作で異常が発生しました。対処)HULFTが不安定な状態です。HULFTを再起動してください。

374 host type error内容)SAN(FAL)転送の相手側のホスト種が汎用機以外のホスト種で定義されています。対処)相手側のホスト種が汎用機以外のホスト種でのSAN転送はできません。ホスト種を汎用

機に変更するか、「RAIDONLY」の設定を変更してください。

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375 Dataset rec cnt large内容)SAN(FAL)転送完了後のベリファイチェックで、配信データセットのレコード数が集信

ファイルのレコード数よりも少ないことが検出されました。または、可変長0バイトデータをバイナリで集信しました。

対処)転送中にファイルが置き換えられたり、HULFT以外からデータセットの書込みが競合した可能性があります。転送したデータは保証されません。再度転送を行ってください。検出されたレコード番号(1始まり連番)が、ダンプファイルに出力されています。内容を参照し、どのようなデータ矛盾が発生したかを解析して原因を調査してください。

376 receive file record count large内容)SAN(FAL)転送完了後のベリファイチェックで、集信ファイルのレコード数が配信デー

タセットのレコード数よりも少ないことが検出されました。対処)転送中にファイルが置き換えられたり、HULFT以外からデータセットの書込みが競合し

た可能性があります。転送したデータは保証されません。再度転送を行ってください。検出されたレコード番号(1始まり連番)が、ダンプファイルに出力されています。内容を参照し、どのようなデータ矛盾が発生したかを解析して原因を調査してください。

377 write file error内容)SAN(FAL)転送で集信ファイルへの書き込みに失敗しました。対処)OSの異常、ファイルシステムの異常が考えられます。OS、ファイルシステムの環境を

確認してください。

378 verify error内容)SAN(FAL)転送完了後のベリファイチェックで、レコードの差分を検出しました。転送

中にファイルが置き換えられたり、HULFT以外からデータセットの書込みが競合した可能性があります。

対処)転送したデータは保証されません。再度転送を行ってください。検出されたレコード差分の内容が、ダンプファイルに出力されています。内容を参照し、どのようなデータ矛盾が発生したかを解析して原因を調査してください。ダンプファイルのフォーマットについては、「付録1 ダンプファイル」を参照してください。

HULFT

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第2章

終了ステータス

デーモンまたは、コマンドの終了ステータスについて説明します。

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HULFT

2.1 デーモン起動時の終了ステータス

配信デーモン、集信デーモン、要求受付デーモンの起動に失敗した時、各デーモンは「0」以外のexitコードで終了します。自動立ち上げ等で終了ステータスを使用する際に参照してください。

1内容)システムエラー対処)ファイルシステム、ソケットストリーム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をし

てください。

2内容)起動パラメータに誤りがあります。対処)マニュアルを確認し再度起動してください。また、ソケットバッファサイズが、OSの制

限を超えていることも考えられます。ソケットバッファサイズを確認してください。

3内容)既にデーモンが起動している可能性があります。配信デーモンにおいては、配信状況

ファイルのオープン(sddsendlist.dat)に失敗した可能性もあります。また、集信・要求受付デーモンにおいては、他のアプリケーションによってそのポート番号が使用されている可能性もあります。

対処)「ps」コマンド等で、デーモンの起動を確認してください。また、配信デーモンについては、配信状況ファイルのアクセス権等の環境を確認してください。集信・要求受付デーモンについては、「netstat」コマンド等でポート番号が使用されていないか確認し、変更するなどしてください。

4内容)プロセスが起動できません。対処)ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認をしてください。

5内容)通信ソケットに異常があります。対処)ソケットストリームの異常等が考えられます。環境の確認を行ってください。

6内容)未配信ファイル(sddreqchkp.dat)の読み込みに失敗しました。対処)未配信ファイルに異常がありますので、未配信ファイルの削除を行って再起動をしてく

ださい。

7内容)メモリーエラーです。対処)他のアプリケーションを終了させるなどして再度起動してください。

8内容)パイプのオープンに失敗しました。対処)パイプに異常があります。システム動作環境設定ファイルの「fifopath」タグが示すパ

スにHULFTの通信用パイプがある場合は、削除を行ってHULFTシステムを再起動してください。「fifopath」に指定がない場合はHULPATHに作成されます。それぞれ確認してください。

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9内容)環境設定エラーです。対処)システム環境動作設定ファイル(hulenv.conf)の内容で、コメント化してはならないタグ

がコメント化されていたり、タグが削除されていたりしないか確認してください。また、HULPATHの設定に間違いがないか確認してください。

10内容)パス指定エラーです。対処)指定したパス名の長さが、128文字以上は扱うことができません。128文字以下に設定し

てください。

11内容)ワークファイル作成パスが無効です。対処)ディレクトリやパーミッション等のワークファイル作成パス内の内容を確認してくださ

い。

12内容)共有ライブラリロードエラーです。対処)管理画面左上の製品名称が正しいか確認してください。HULFT-SANの場合は、SAN転送に

必要な共有ライブラリのロードに失敗しました。共有ライブラリが正しくインストールされているか確認してください。

13内容)クラスタ対応版専用起動同期コマンドのデーモン起動パラメータに誤りがあります。対処)クラスタ対応版で指定可能な起動パラメータをマニュアルで確認し、再起動してくださ

い。

15内容)トレース用ファイルの作成や書込みに失敗しました。対処)デーモン起動時に-l指定したファイル、或いはシステム動作環境設定ファイル

(hulenv.conf)で指定したトレース用のファイルが作成または書込み可能であることを確認してください。

17内容)-n 引数エラー対処)-nで指定した起動できる配信プロセスの最大数(多重度)が不正です。設定可能な値は1~

9999です。

18内容)-rc 引数エラー対処)-rcで指定したソケット接続失敗時の再接続回数が不正です。設定可能な値は0~9999で

す。

19内容)-rt 引数エラー対処)-rtで指定したソケット接続失敗時の再接続待ち時間が不正です。設定可能な値は0~

9999です。

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HULFT

2.2 コマンド異常終了時の終了ステータス

各コマンドは正常終了した場合、「0」のexitコードで終了します。異常終了した場合、「0」 以外のexitコードで終了しメッセージを出力します。シェルスクリプト等でコマンドを実行し、終了ステータスを使用する際に参照してください。

1 No information resend log record. 内容)再配信待ちファイルに該当情報がありませんでした。 対処)パラメータ内容の確認を行って、再度実行してください。

2 Can't exec command. 内容)要求の発行に失敗しました。 対処)パラメータ内容の確認を行って、再度実行してください。

3 Can't kill daemon.内容)デーモンの終了ができませんでした。対処)パラメータ内容の確認を行って、再度実行してください。

4 Require time out.内容)タイムアウトが発生しました。対処)「ユーティリティ応答待ち時間」の設定値または[-w]を大きくして、再度実行してくだ

さい。送信要求の場合はソケットリードタイムアウトの値も大きくしてください。また、配信要求を行った場合は、配信デーモンが正しく起動されているか確認してください。

5 Memory error.(system error)内容)メモリによるシステムエラーが発生しました。対処)OS環境の確認を行った後、再度実行してください。

6 Can't use file Clear/Delete/Lock.内容)同報配信時には、配信ファイルの扱いで「クリア(C)」・「削除(D)」・「ロック(L)」は

指定できません。対処)同報配信時には、配信ファイルの扱いを「保存(K)」としてください。また、複数のホス

トを設定している転送グループを指定していないことや、配信ファイルのパーミッションについても確認してください。

7 Signal error.内容)シグナル操作に失敗しました。対処)起動プロセスの権限を確認してください。

8 Can't display status.(sddpid.tmp append open error)内容)状態表示用ファイルの作成に失敗しました。対処)環境ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態、ワークファイ

ル作成パスのパーミッション、状態を確認して再度実行してください。

9 Send daemon is not running.内容)配信デーモンが起動していません。対処)配信デーモンを起動し、再度実行してください。

10 Can't write file.内容)各種ファイルの書き込みに失敗しました。対処)HULPATHのパーミッション、状態、ワークファイル作成パスのパーミッション、状態、

ファイルの状態、ディスクの容量などを確認して再度実行してください。

HULFT

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11 File ID nothing.内容)配信要求のパラメータで指定したファイルIDが存在しません。対処)指定したファイルIDは配信管理情報に未登録です。登録してから再実行してください。

12 Group ID nothing.内容)配信要求のパラメータで指定したファイルIDの転送グループIDが存在しません。対処)配信管理情報の指定したファイルIDに登録した転送グループIDは存在しません。登録し

てから再実行してください。

13 Hostname nothing in the group.内容)転送グループIDに登録したホスト名が、詳細ホスト情報に存在しません。対処)転送グループIDに登録したホスト名を、詳細ホスト情報に登録してから再実行してくだ

さい。

14 System error.内容)システムエラーが発生しました。対処)環境ファイルへのアクセスエラーです。HULPATH、ワークファイル作成パス、fifoパスの

パーミッション、状態を確認してください。また、fifoファイルが削除されている場合は、パラメータ「--recover」を使用してfifoファイルを再作成してください。

17 Make queue error.内容)キュー生成エラーが発生しました。対処)システムが不安定です。配信システムを再起動してください。

20 Some queue error. (synchronized)内容)同期転送で同報配信した場合、いくつかの配信が異常終了しました。対処)配信履歴のエラーコードから問題となる原因を取り除き、再度転送してください。

21 All queue error. (synchronized)内容)同期転送で、すべての配信が異常終了しました。対処)配信履歴のエラーコードから問題となる原因を取り除き、再度転送してください。

22 All connection PPP. (PPP)内容)配信先のホストは、すべてPPP接続のため配信できません。対処)詳細ホスト情報の該当ホストを確認してください。PPP接続のホストへHULFT V6から配信

することはできません。

23 Some connection PPP. (PPP)内容)配信先のホストの中にPPP接続のものがあったため、配信できないものがありました。対処)詳細ホスト情報の該当ホストを確認してください。PPP接続のホストへHULFT V6から配信

することはできません。

24 Hostname nothing.内容)転送グループIDに登録したホスト名が、詳細ホスト情報に存在しません。対処)転送グループIDに登録したホスト名を、詳細ホスト情報に登録してから再実行してくだ

さい。

25 Can't use parm [-f filename][-t hostgroup | -h hostname]内容)動的ファイル名指定、転送グループ/ホスト名指定は禁止されています。対処)システム動作環境ファイルで「dynaparam=1」にすると、禁止を解除できます。

26 Pre-job execute error.内容)配信前ジョブが異常終了しました。対処)配信管理情報、ジョブ起動情報及びジョブを確認し、再度実行してください。

2 - 6

HULFT

27 HULFT Fire wall connect error.内容)「HULFT Firewall」への接続に失敗しました。対処)詳細ホスト情報及び環境を確認してください。

28 Some connection SAN(F).not support SAN(F).内容)配信先のホストの中にSAN接続のものがあったため、配信できないものがありました。対処)HULFT-SANがインストールされていません。詳細ホスト情報の該当ホストを確認してくだ

さい。SAN接続のホストへHULFTからの配信をすることはできません。

29 All connection SAN(F).not support SAN(F).内容)配信先のホストは、すべてSAN接続のため、配信できません。対処)HULFT-SANがインストールされていません。詳細ホスト情報の該当ホストを確認してくだ

さい。SAN接続のホストへHULFTからの配信をすることはできません。

30 Can't open snd information.内容)配信管理情報ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)環境ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要

であれば変更して再度実行してください。

31 Can't open rcv information.内容)集信管理情報ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)環境ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要

であれば変更して再度実行してください。

32 Can't open job information.内容)ジョブ起動情報ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)環境ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要

であれば変更して再度実行してください。

33 Can't open host information.内容)詳細ホスト情報ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)環境ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要

であれば変更して再度実行してください。

34 Can't open group information.内容)転送グループ情報ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)環境ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要

であれば変更して再度実行してください。また、送信要求を行った場合は、集信管理情報に転送グループIDが登録されているか確認してください。

35 Can't open fmt information.内容)フォーマット情報ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)環境ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要

であれば変更して再度実行してください。

36 Can't open sys information.内容)HULFT環境設定ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)環境ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要

であれば変更して再度実行してください。

37 Can't open snd log.内容)配信履歴ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)環境ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要

であれば変更して再度実行してください。

HULFT

2 - 7

38 Can't open rcv log.内容)集信履歴ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)環境ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要

であれば変更して再度実行してください。

39 Can't open snd job log.内容)配信ジョブ履歴ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)環境ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要

であれば変更して再度実行してください。

40 Can't open rcv job log.内容)集信ジョブ履歴ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)環境ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要

であれば変更して再度実行してください。

41 Can't open req log.内容)要求受付履歴ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)環境ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要

であれば変更して再度実行してください。

42 Can't open sending queue log.内容)配信状況ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)環境ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要

であれば変更して再度実行してください。

45 Can't open XXX file.内容)各種ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)ファイルへのアクセスエラーです。表示された各ファイルのHULPATHのパーミッション、

状態を確認後、必要であれば変更して再度実行してください。

46 Can't open PPP client file.内容)PPPクライアント管理ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要であ

れば変更して再度実行してください。

47 Can't open multi format file.内容)マルチフォーマット情報ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要であ

れば再度実行してください。

48 Can't open output message file.内容)メッセージ出力ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)指定ファイルのパーミッション、状態を確認後、再度実行してください。

50 Can't lock file.内容)各種ファイルへのロックに失敗しました。対処)ファイルへのロックエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要であれ

ば変更して再度実行してください。

51 Can't unlock file.内容)各種ファイルへのアンロックに失敗しました。対処)ファイルへのアンロックエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要で

あれば変更して再度実行してください。

2 - 8

HULFT

52 Can't close file.内容)各種ファイルへのクローズに失敗しました。対処)ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要であ

れば変更して再度実行してください。

53 Can't read file.内容)ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)環境ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要

であれば変更して再度実行してください。

54 Can't copy file.内容)ファイルのコピーに失敗しました。対処)ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要であ

れば変更して再度実行してください。

55 Can't move file.内容)ファイルのコピーに失敗しました。対処)ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要であ

れば変更して再度実行してください。

56 Can't delete record.内容)レコードの削除に失敗しました。対処)ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要であ

れば変更して再度実行してください。

57 Not found ID.内容)指定されたIDは存在しません。対処)違うIDを指定して再度実行してください。

58 Over max count.内容)指定数オーバーです。対処)パラメータの内容を確認し、再度実行してください。

59 Can't get filesize.内容)ファイルサイズの取得に失敗しました。対処)ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要であ

れば変更して実行してください。

60 Connect socket error.内容)ソケット接続に失敗しました。対処)ソケットの接続に失敗しました。接続先のポートナンバー確認後、必要であれば変更し

て再度実行してください。

61 Read socket error.内容)通信バッファの読み込みに失敗しました。対処)回線が切断された可能性があります。回線の状態を確認後、再度実行してください。

62 Write socket error.内容)通信バッファの書き込みに失敗しました。対処)回線が切断された可能性があります。回線の状態を確認後、再度実行してください。

63 Send daemon received the term request and ended.内容)配信デーモンの終了処理中のため要求発行に失敗しました。対処)配信デーモンを起動し、再度要求発行を行ってください。

HULFT

2 - 9

65 Usage内容)指定された引数に誤りがあります。対処)引数の確認後再度実行してください。

72 Illegal date range.内容)指定された日付に誤りがあります。対処)日付を確認後再度実行してください。

73 filename error.内容)ファイルへのアクセスに失敗しました。対処)指定ファイル名を確認してください。

75 QUIT.内容)ユーザー指定により終了しました。

76 Server error.内容)サーバのエラーです。対処)サーバ側のエラーを確認してください。

77 resend error.内容)アラートクライアントコマンド実行時の再配信エラーです。対処)詳細は、アラートクライアントのログに出力されます。確認してください。

78 All transmission processings were canceled.内容)同期転送で、すべての配信がキャンセルされました。

79 Some transmission processings were canceled.内容)同期転送で同報配信した場合、いくつかの配信がキャンセルされました。

80 Server error.内容)リモートジョブ実行時のサーバのエラーです。対処)要求受付側の履歴を確認してください。

81 Job execute error.内容)リモートジョブ実行時のジョブが異常終了しました。対処)ジョブ実行側の履歴を確認してください。

82 Socket error.内容)リモートジョブ実行時のソケットエラーです。対処)ソケットストリーム等の異常が考えられます。環境を確認してください。

83 Job ID not found.内容)ジョブIDが登録されていません。対処)ジョブ実行側のジョブ起動情報を確認してください。

84 File access error.内容)詳細ホスト情報ファイルへのアクセスに失敗したか、指定したホストが詳細ホスト情報

へ登録されていません。対処)ファイルへのアクセスエラーです。HULPATHのパーミッション、状態を確認後、必要であ

れば変更して再度実行してください。

85 Job time out.内容)ジョブがタイムアウトで異常終了しました。対処)ジョブの内容を確認し、再度実行してください。

2 - 10

HULFT

86 Log file open error.内容)リモートジョブ実行時の履歴ファイルのオープンに失敗しました。対処)ファイルへのアクセスエラーです。表示された各ファイルのHULPATHパーミッション、状

態を確認後、必要であれば変更して再度実行してください。

87 Log file write error.内容)リモートジョブ実行時の履歴ファイルの書き込みに失敗しました。対処)ファイルへのアクセスエラーです。表示された各ファイルのHULPATHパーミッション、状

態を確認後、必要であれば変更して再度実行してください。

88 Memory error.内容)リモートジョブ実行時のメモリーエラーです。対処)OS環境の確認を行った後、再度実行してください。

89 Parameter error.内容)リモートジョブ実行時のパラメータエラーです。対処)引数の確認後、再度実行してください。

95 Illegal data.内容)データの内容に誤りがあります。対処)データの内容、指定パラメータを確認してください。

96 No corresponding transmission information.内容)対象となる転送が存在しません。対処)コマンドの指定パラメータ(ホスト名、ファイルIDなど)を確認してください。

99内容)管理情報バッチ登録で管理情報の登録に失敗しました。対処)パラメータファイルの記述形式、項目の指定方法に誤りがあるか、または、コマンドの

指定パラメータに誤りがあります。パラメータファイル、コマンドの指定パラメータを確認し、再度実行してください。

101 parameter error内容)ジョブ実行結果通知で起動パラメータに誤りがあります。対処)パラメータの内容を確認してください。

102 getenv error内容)ジョブ実行結果通知でシェルの環境変数取得に失敗しました。対処)集信後のジョブ起動情報およびコマンドが登録してあるシェルスクリプトの確認を行っ

てください。

103 connection error内容)ジョブ実行結果通知で配信側の要求受付デーモンへの接続に失敗しました。対処)配信側の要求デーモンの起動および集信側の詳細ホスト情報の要求受付ポートNo.、配信

側の要求受付デーモンのポートNo.の確認を行ってください。

104 write file error内容)ジョブ実行結果通知で通信ソケットまたはファイルの書き出しに失敗しました。対処)ソケットストリーム、ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認を

行ってください。

105 read file error内容)ジョブ実行結果通知で通信ソケットまたはファイルからの読み出しに失敗しました。対処)ソケットストリーム、ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認を

行ってください。

HULFT

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106 host information error内容)ジョブ実行結果通知で詳細ホスト情報の登録に誤りがあります。対処)詳細ホスト情報の確認を行ってください。

107 service file error内容)ジョブ実行結果通知でサービス情報ファイルの内容に誤りがあります。対処)サービス情報ファイルの内容を確認してください。

108 write error内容)ジョブ実行結果通知で通信ソケットまたはファイルの書き出しに失敗しました。対処)ソケットストリーム、ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認を

行ってください。

109 read error内容)ジョブ実行結果通知で通信ソケットまたはファイルからの読み出しに失敗しました。対処)ソケットストリーム、ファイルシステム、OSの異常等が考えられます。環境の確認を

行ってください。

110 message file open error内容)ジョブ実行結果通知で通知メッセージ出力先ファイルのオープンに失敗しました。対処)サービス情報ファイルの内容を確認してください。

111 hostname error内容)ジョブ実行結果通知でホスト名の取得に失敗しました。対処)ソケットストリーム、OSの異常等が考えられます。環境の確認を行ってください。

2 - 12

HULFT

112 server error内容)ジョブ実行結果通知で配信側からキャンセルされました。対処)配信側(要求受付側)の異常です。確認を行ってから再度実行してください。

113 server error内容)ジョブ実行結果通知で要求受付デーモンで異常が発生しました。対処)配信側(要求受付側)の異常です。確認を行ってから再度実行してください。

114 Memory error内容)メモリの取得に失敗しました。対処)OS環境の確認を行った後、再度実行してください。

HULFT

2 - 13

2.3 クラスタ対応版専用ユーティリティの終了ステータス

クラスタ対応版専用ユーティリティ(hulclustersnd,hulclusterrcv,hulclusterobs)が正常終了した場合、「0」のexitコードで終了します。異常終了した場合は、「0」以外のexitコードで終了します。

1~50内容)デーモンが異常終了しました。対処)ユーティリティの終了ステータスは対象となるデーモンの終了ステータスとなります。

対処方法については、「2.1 デーモン起動時の終了ステータス」の対処を参照してください。

51 File write error (writefilename).内容)システム動作環境設定問い合わせ処理(-queryオプション)で指定されたファイルへの書

き込みに失敗しました。対処) 指定したファイルのパーミッションを確認してください。

52 File read error (readfilename).内容)システム動作環境設定再設定処理(-setオプション)で指定されたファイルの読み込みに

失敗しました。対処) 指定したファイルのパーミッションを確認してください。

53 tlogfile setting error.内容)システム動作環境設定再設定処理(-setオプション)で指定されたトレースログの設定に

失敗しました。対処) 「tlogmode」タグを0以外で設定する場合は、「tlogfile」タグで出力ファイル名を指定

してください。

54 Lock error.内容)終了同期処理で終了を監視するための制御ファイルへのロック取得で、デーモンにエ

ラーが発生しました。対処) 制御ファイルが不正な状態(ディレクトリ・アクセス権限なし)になっていないかどうか

確認してください。制御ファイル名は$HULPATH/.#hulclusterXXX.lock (XXXはsnd、rcv、obsのいずれか)です。

55 Stop request is already received.内容)デーモンはすでに終了要求を受け付けています。対処) 新規の依頼を行いたい場合は、デーモン終了後に再起動してください。

56 [hulsndd] hulsndd is already stopped and the last is processing.内容)デーモンは終了処理中なので、依頼を受け付けることはできません。対処) 新規の依頼を行いたい場合は、デーモン終了後に再起動してください。

57 [hulsndd] hulsndd.pid file rewrite error.内容)配信デーモンのpidファイルの再構築に失敗しました。対処) このエラーコードでユーティリティが終了した場合は、配信デーモンは異常終了しま

す。「pidファイル作成パス」の設定を再確認した後、配信デーモンを再起動してください。

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HULFT

58 [hulsndd] sndpsnum set error.内容)システム動作環境設定再設定処理(-setオプション)で配信多重度の設定に失敗しまし

た。対処) メモリ不足の可能性が考えられます。環境の確認をしてください。

97 Received request cannot be processed.内容)クラスタ対応版ユーティリティからデーモンが理解できない処理を依頼されました。対処) クラスタ対応版ユーティリティとデーモンのリビジョンが同一かどうか確認してくださ

い。

100 Require timeout.内容)タイムアウトが発生しました。対処)各機能のオプションで指定する(-timeoutで指定する)タイムアウト値を長く設定してく

ださい。

101 HULFT is not Type-CL or HULFT Type-CL is not installed.内容)お使いのHULFTがクラスタ対応版でないかまたは、クラスタ対応版がインストールされて

いません。対処)ご購入された製品をご確認ください。

102 Usage内容)クラスタ対応版ユーティリティの指定した引数に誤りがあります。対処)引数の指定に誤りがないか確認し、再度実行してください。

103 Environmental error.内容)HULFTの環境エラーです。対処)HULPATH、HULEXEPの環境変数が正しく設定されているかどうかを確認してください。

104 hulenv.conf error.内容)システム動作環境設定ファイル($HULPATH/hulenv.conf)へのアクセスに失敗しました。対処)システム動作環境設定ファイルのパーミッションを確認してください。また、環境変数

HULPATHが正しく設定されているかどうかを確認してください。

105 hul[sndd|rcvd|obsd] abnormal end.内容)起動同期処理(-startオプション)で起動同期、生存監視モード(生存・相互監視モード)

での待機中にデーモンが異常終了しました。対処)デーモンに不正なシグナルが送信されている可能性があります。環境の確認をしてくだ

さい。

106 File open error.内容)システム動作環境設定再設定処理(-setオプション)で指定された環境再設定用のファイ

ルのオープンに失敗しました。対処)指定したファイルのパーミッションを確認してください。

109 Lock error.内容)終了同期処理で終了を監視するための制御ファイルへのロック取得で、ユーティリティ

にエラーが発生しました。対処)制御ファイルが不正な状態(ディレクトリ・アクセス権限なし)になっていないかどうか

確認してください。 制御ファイル名は$HULPATH/.#hulclusterXXX.lock (XXXはsnd、rcv、obsのいずれか)で

す。

HULFT

2 - 15

110 Fork failure.内容)起動同期処理(-startオプション)でデーモン起動プロセスまたは監視プロセスの生成に

失敗しました。対処)お使いの環境でプロセス数の上限値を超えている可能性があります。環境の確認をして

ください。

111 hulsndd is not running.内容)配信デーモンが起動していません。対処)配信デーモンを起動してください。

112 FIFO interprocess communication error.内容)配信デーモンとの通信に失敗しました。対処)配信デーモンが起動していないか、正常に通信できない可能性があります。デーモンが

起動しているにも関わらずこの終了コードで終了した場合は、デーモンを再起動してください。

113 Socket connect error.内容)集信・要求受付デーモンとの通信に失敗しました。対処)集信・要求受付デーモンが起動していないか、正常に通信できない可能性があります。

デーモンが起動しているにも関わらずこの終了コードで終了した場合は、デーモンを再起動してください。

114 Socket write error.内容)ローカルホスト内での通信ソケットの書き込みに失敗しました。対処)OSが不安定な状態にある可能性があります。環境の確認をしてください。

115 Socket read error.内容)ローカルホスト内での通信ソケットの読み込みに失敗しました。対処)OSが不安定な状態にある可能性があります。環境の確認をしてください。

116 Pipe open failure.内容)システム動作環境設定再設定処理(-setオプション)で起動同期、生存監視モード(生存・

相互監視モード)を監視するためのpipeのオープンに失敗しました。対処)OSが不安定な状態にある可能性があります。環境の確認をしてください。

117 Invalid tag.内容)システム動作環境設定再設定処理(-setオプション)で再設定しようとしたタグの中に不

正な値が設定されているタグがあります。対処)再設定するタグの値の確認をしてください。

118 HULPATH invalid.内容)環境変数HULPATHの指定に誤りがあります。対処)HULPATHの設定を確認してください。

125 Fatal error.内容)致命的なエラーが発生しました。対処)OSが不安定な状態にある可能性があります。環境の確認をしてください。

2 - 16

HULFT

~・~・~・~・~・~・~・~・~ メモ ~・~・~・~・~・~・~・~

HULFT

3 - 1

第3章

ロ グ

デーモンが出力するログについて説明します。

HULFT

3 - 2

3.1 出力ログの概要

デーモンが出力するログには2種類があります。ひとつが互換性のために出力されるメッセージログ(旧メッセージ)で、もう一つは今バージョンの新機能であるトレースログです。

3.1.1 メッセージログ(旧メッセージ) 

HULFT5で出力されていたメッセージです。配信デーモンおよび集信デーモンが出力します。集配信の開始・終了、後続ジョブの失敗時などのタイミングで出力されます。配信デーモン・集信デーモン起動時に{ -l [list] | -f [fifo] | -s }を指定することにより指定されたファイルにメッセージログが出力されます。

【注意】メッセージログは互換性のために残されている機能です。    したがって、今バージョンで新たに追加されたログではありません。

3.1.2 トレースログ HULFT6で新たに追加されたログ出力機能です。配信・集信・要求受付デーモンが出力します。トレースログは、集配信の開始・終了、後続ジョブの実行・終了、各種エラーの発生などのタイミングで出力されます。システム動作環境設定の「トレース出力ファイル名(tlogfile)」で指定したファイルかまたは、デーモン起動時に指定する引数{-l list}で指定したファイル(list)にログが出力されます。

HULFT

3 - 3

3.1.3 ログ出力内容と出力先

ログ出力内容は、システム動作環境設定の「トレース出力モード(tlogmode)」に従います。トレース出力モードとログ出力内容の関係は、表3.1のとおりです。

 <表3.1> トレース出力モードとログ出力内容   

 

トレース出力モード(tlogmode)

ログ出力内容

0 メッセージログのみ出力。トレースログは出力しません。

1 メッセージログと異常系のトレースログを出力。

2 メッセージログと正常系、異常系全てのトレースログを出力。

 

「トレース出力モード」が「1」または「2」の場合、ログはメッセージログとトレースログの両方を出力します。このときデーモン起動時の引数{-l}とログ出力先ファイルの関係は、表3.2のとおりです。

<表3.2> デーモン起動時の引数{-l}とログ出力先(tlogmode「1」または「2」の場合)

配信・集信 要求受付

なし 出力されない tlogfile tlogfileトレースログのみシステム動作環境設定の「トレース出力ファイル名(tlogfile)」で指定したファイルへ出力

-lコンソール

(/dev/console)tlogfile 起動しない

-l list list list listメッセージログ/トレースログの両方が、デーモン起動時に指定したファイル(list)へ出力

デーモン起動時の引数

メッセージログ出力先

トレースログ出力先備  考

【備考】デーモン起動時の引数については、「オペレーション・マニュアル」を参照してください。

【注意】   ・要求受付デーモンは、メッセージログは出力しません。   ・配信・集信デーモン起動時に引数{-f [fifo]|-s}を指定した場合、メッセージロ

グは起動時指定したファイルに出力され、トレースログは「トレース出力ファ イル名」で指定したファイル(tlogfile)に出力されます。

   ・PPP Server・オプション導入時、PPP Serverデーモン起動時に{-l list}を指定した場合は、ファイル(list)にはトレースログは出力されません。

    「トレース出力ファイル名」で指定したファイル(tlogfile)に出力されます。

HULFT

3 - 4

<設定例>

①全てのログ(全てのトレースログ・メッセージログ)をデーモンごとに出力したい場合

トレース出力モード(tlogmode)  :2トレース出力ファイル名(tlogfile) :/usr/local/log/tlogfileデーモンの起動 :引数-lでファイル名を指定

hulsndd -l /usr/local/log/hullog_sndhulrcvd -l /usr/local/log/hullog_rcvhulobsd -l /usr/local/log/hullog_obs

-lで指定したそれぞれのファイルにメッセージログ(集配信デーモンのみ)とトレースログが出力されます。指定した「トレース出力ファイル(tlogfile)」にはトレースログは出力されません。

②トレースログ(異常系)のみを出力したい場合

トレース出力モード(tlogmode)  :1トレース出力ファイル名(tlogfile) :/usr/local/log/tlogfileデーモンの起動 :引数-lなしで起動

hulsnddhulrcvdhulobsd

「トレース出力ファイル名」で指定したファイル「/usr/local/log/tlogfile」にトレースログが出力されます。

③メッセージログのみを出力したい場合(V5と同様のログ出力)

トレース出力モード(tlogmode) :0トレース出力ファイル名(tlogfile) :省略可デーモンの起動 :引数-lでファイル名を指定

hulsndd -l /usr/local/log/hullog_sndhulrcvd -l /usr/local/log/hullog_rcvhulobsd

-lで指定したそれぞれのファイルにメッセージログが出力されます。「トレース出力ファイル(tlogfile)」を指定してもトレースログは出力されません。

④ログ出力を行わない場合

トレース出力モード(tlogmode) :0トレース出力ファイル名(tlogfile) :省略可デーモンの起動 :引数-lなしで起動

hulsnddhulrcvdhulobsd

「トレース出力ファイル(tlogfile)」を指定してもトレースログは出力されません。

HULFT

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3.2 配信デーモンのメッセージログ(旧メッセージ)

3.2.1 配信開始時

・メッセージ(1レコード140バイト(改行含む))hulsndd: HOSTNAME=SUN1FILEID=ID00001 DATE=2003/03/22 START TIME=11:22:00

HOSTNAME

相手先ホスト名68文字の英数字(68文字より少ない場合は、桁数分スペースコードを埋めます)

FILEID

ファイルID8文字の英数字(8文字より少ない場合は、桁数分スペースコードを埋めます)

DATE

配信開始日付

START TIME

配信開始時刻

3.2.2 配信終了時

・メッセージ(1レコード171バイト(改行含む))hulsndd: HOSTNAME=SUN1FILEID=ID00001 DATE=2003/03/22 START TIME=11:22:00END TIME=11:22:33 RC=0000-0000

HOSTNAME

相手先ホスト名68文字の英数字(68文字より少ない場合は、桁数分スペースコードを埋めます)

FILEID

ファイルID8文字の英数字(8文字より少ない場合は、桁数分スペースコードを埋めます)

DATE

配信終了日付

START TIME

配信開始時刻

END TIME

配信終了時刻

RC

相手から通知された完了コード

HULFT

3 - 6

3.2.3 配信後ジョブ起動時

配信後のジョブ起動を指定している時、システム的な障害でジョブが起動できなかった時に出力されます。

・メッセージ(1レコード159バイト(改行含む))hulsndd: HOSTNAME=SUN1FILEID=ID00001 DATE=2003/03/22 START TIME=11:22:00JOB EXECTION ERROR

HOSTNAME

相手先ホスト名68文字の英数字(68文字より少ない場合は、桁数分スペースコードを埋めます)

FILEID

ファイルID8文字の英数字(8文字より少ない場合は、桁数分スペースコードを埋めます)

DATE

配信開始日付

START TIME

配信開始時刻

HULFT

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3.3 集信デーモンのメッセージログ(旧メッセージ)

3.3.1 集信開始時

・メッセージ(1レコード140バイト(改行含む))hulrcvd: HOSTNAME=HP1FILEID=ID00001 DATE=2003/03/23 START TIME=13:22:00

 

HOSTNAME

相手先ホスト名68文字の英数字(68文字より少ない場合は、桁数分スペースコードを埋める)

FILEID

ファイルID8文字の英数字(8文字より少ない場合は、桁数分スペースコードを埋める)

DATE

集信開始日付

START TIME

集信開始時刻

3.3.2 集信終了時

・メッセージ(1レコード171バイト(改行含む))hulrcvd: HOSTNAME=HP1FILEID=ID00001 DATE=2003/03/23 START TIME=13:22:00END TIME=13:24:00 RC=0000-0000

HOSTNAME

相手先ホスト名68文字の英数字(68文字より少ない場合は、桁数分スペースコードを埋める)

FILEID

ファイルID8文字の英数字(8文字より少ない場合は、桁数分スペースコードを埋める)

DATE

集信終了日付

START TIME

集信開始時刻

END TIME

集信終了時刻

RC

完了コード

HULFT

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3.3.3 CSV連携開始時

・メッセージ(1レコード86バイト(改行含む))hulrcvd : FILEID=FMT DBID=CSV MODE=REPDATE=2003/03/23 START TIME=13:23:00

FILEID

ファイルID8文字の英数字(8文字より少ない場合は、桁数分スペースコードを埋める)

DBID

データベース連携ID8文字の英数字(8文字より少ない場合は、桁数分スペースコードを埋める)

MODE

登録モードNEW:新規作成モードREP:置き換えモードMOD:追加モード

DATE

集信開始日付

START TIME

連携処理開始時刻

HULFT

3 - 9

3.3.4 CSV連携終了時

・メッセージ(1レコード117バイト(改行含む))hulrcvd : FILEID=FMT DBID=CSV MODE=REP DATE=2003/03/23 STARTTIME=13:23:00 END TIME=13:23:59 RC=0000-0000

FILEID

ファイルID8文字の英数字(8文字より少ない場合は、桁数分スペースコードを埋める)

DBID

データベース連携ID8文字の英数字(8文字より少ない場合は、桁数分スペースコードを埋める)

MODE

登録モードNEW:新規作成モードREP:置き換えモードMOD:追加モード

DATE

集信開始日付

START TIME

連携処理開始時刻

END TIME

連携処理終了時刻

RC

完了コード

HULFT

3 - 10

3.4 トレースログ

トレースログは共通ヘッダ部分と出力メッセージ部分とに分かれています。共通ヘッダはすべてのメッセージに付加されます。出力メッセージ部分は出力する内容によってそれぞれ異なります。

DATE=2002/12/18 09:46:36 CLASS=N PNAME=hulsndd PID=11424 MYHOST=uxserver PARAM=psebcdic MSG=1 used.DATE=2002/12/18 09:46:36 CLASS=N PNAME=hulsndd PID=11424 MYHOST=uxserver PARAM=xmode MSG=0 used.DATE=2002/12/18 09:46:36 CLASS=N PNAME=hulsndd PID=11425 MYHOST=uxserver hulsndd startDATE=2002/12/18 12:54:51 CLASS=N PNAME=hulsndd PID=11425 MYHOST=uxserver REQUEST=Send. DATA=fileid(TXT) …DATE=2002/11/28 12:54:51 CLASS=N PNAME=hulsndd PID=11425 MYHOST=uxserver REPLAY=Send. STS=0(Success)

ログ出力開始日時 区分 プロセス名 プロセスID 出力メッセージ

共通ヘッダ

ログ出力開始日時 区分 プロセス名 プロセスID 出力メッセージログ出力開始日時 区分 プロセス名 プロセスID 出力メッセージ

共通ヘッダ

ホスト名

3.4.1 共通ヘッダ

DATE  ログ開始日時

yyyy/mm/dd hh:mm:ss

CLASSクラス(区分)N:正常時W:警告R:リトライ時E:異常時

PNAMEプロセス名配信:hulsndd hulsnd集信:hulrcvd要求:hulobsd

PIDプロセスID

MYHOSTホスト名

HULFT

3 - 11

3.4.2 出力メッセージ

出力内容は多岐にわたります。主な概要を以下に示します。

正常(CLASS=N) デーモンの起動・終了 集配信の開始・終了 要求受付の終了 配信各種要求の受付依頼・受付結果 後続ジョブの実行開始・実行終了 システム動作環境設定の各種タグの採用値の表示

警告(CLASS=W) システム動作環境設定の各種タグの不正 後続ジョブの失敗

リトライ(CLASS=R) コネクションリトライ 自動再配信リトライ

異常(CLASS=E) 集配信のエラー 集信各種連携の異常 要求受付の結果異常 デーモンの起動異常 デーモンの異常終了 配信各種要求の結果異常 システム動作環境設定の各種タグの異常

HULFT

3 - 12

~・~・~・~・~・~・~・~・~・ メモ ~・~・~・~・~・~・~・~・~

HULFT UNIX/Linux Ver.6エラーコード・メッセージ

2003年 4月 1日  第1版発行2007年 4月 1日 第10版発行

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