事例から振り返るio tの今後
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IoTなんて自分には関係ないな、と思われた方もいるかと思うのですが、実は広い意味のでIoTは私達のかなり身近にあったりします。 そんなIoTの今までの歴史から、これからの未来IoTがどうなっていくのか?というところまでまとめてみました。TRANSCRIPT
事例から振り返る、IoTの今後株式会社ゆめみプロデュースチーム
君塚 賢一 Kenichi Kimizuka有泉 雅彦 Masahiko Ariizumi岩野 真理子 Mariko Iwano
IoTってなに?
IoT (Internet of Things) モノのインターネット
モノのインターネット(Internet of Things)は、一意に識別可能なものがインターネットに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組みである。
IoTという略語でも呼ばれる。
「Internet of Things」という用語は、1999年にケビン・アシュトン(英語版)(Kevin Ashton)が始めて使った用語である。ここでいうものとは、スマートフォンのようにIPアドレスを持つものや、IPアドレスを持つセンサーから検知可能なRFIDタグを付けた商品や、IPアドレスを持った機器に格納されたコンテンツのことである。
(Wikipediaより抜粋)
意訳すると
PC、スマホ以外にもインターネットに接続できる(もしくは、それに準ずる)モノがたくさん出てきた。
それにより、PC・スマホのハードウェアの枠を飛び越えた、多彩なサービスを創造することができる状態。
出典:Shutterstock
市場予測
野村総合研究所2018年度までのIT主要市場の規模とトレンドを展望
2013年11月27日
ガートナー「2014年の戦略的テクノロジ・トレンドのトップ10」
2013年10月8日
ウェアラブル市場において、メガネ型のスマートグラス、腕時計型のスマートウオッチや服などに身につける健康管理を行うモバイルヘルスケア端末など、さまざまな端末がこれからも登場するとみられている。
ウェアラブル端末は2018年には国内で475万台の販売が見込まれている。
今後3年間で企業に大きな影響を与える可能性を持った「戦略的テクノロジ」としてのトップ10にIoE(Internet of Everything※IoTの広義の意味)がランクイン
デジタル化することで生み出されるデータ・ストリームとサービスの組み合わせによって、管理(Manage)・運用(Operate)・拡張(Extend)・収益化(Monetize)の4つの基本的な利用モデルが生まれ、あらゆる業種 (重工業、混合型、サービス) の企業が活用できるとした。
これまでのIoT事例
「Internet of Things」は1999年に生まれた用語であり
最近急に発生したものではない。
その歴史がある。
デバイスからインターネットを通じて決済2000年代前半から多くの日本人がIoTを体験している[広義なIoT]
特徴1.を
JR東日本が開発し、自社線専用として導入した非接触型ICカードシステムによる乗車カードで、2001年からJR東日本管内のエリアで順次サービスを実施。
Suica
改札機
インターネット
Suica
Felica
出典:JR東日本
特徴1.非接触型ICカード技術「FeliCa」を採用2.商品代金の支払いにも利用できる電子マネー機能
2001年11月18日発売 JR東日本
携帯電話と、専用のコンピュータユニットが組み込まれた自販機を連携させることにより実現会員制消費者サービス。携帯電話をかざすことによりキャッシュレスで飲料購入などが可能。
Cmodeサービス
自動販売機
インターネット
携帯電話
NFC
出典:コカ・コーラ
2002年4月15日発売日本コカ・コーラ、NTTドコモ、三井住友カード
特徴1.ケータイクレジット「iD」搭載2.利用に応じたポイントプラグラム3. iモード対応携帯と連携して各種サービスを提供する
無線LANを通じて内蔵のiTunesでiPod touch単独で楽曲の購入が可能となり、Safariを搭載することによってウェブサイトの閲覧をはじめとするインターネット端末の役割をもつほか、App Storeからダウンロードしたゲームなどアプリケーションの実行機能も搭載。
iPod touch
iPod touch
インターネット
Wi-Fi
出典:Apple
2007年9月5日発売 Apple
特徴1.単独で楽曲の購入が可能2.インターネット端末の役割をもつ
iPhone
iPhone
インターネット
3G/4GWi-Fi
出典:Apple
2008年7月11日発売 Apple
特徴1.アプリケーションを使用することにより多機能・高機能なツールとして利用することが可能
同社のデジタルオーディオプレーヤーであるiPod、携帯電話、インターネットや電子メールの送受信等が行える携帯情報端末、これら三つの機能を併せ持った機器として登場。
特徴
任天堂が発売する第6世代の携帯ゲーム機。視差バリア式の液晶を備え裸眼で3D立体視映像のゲームを楽しめる。
Nintendo 3DS
Nintendo 3DS
インターネット
Wi-Fi
出典:任天堂
2011年2月26日発売 任天堂
特徴1.ダウンロードソフトを購入・ダウンロードできる2.すれちがい通信機能を本体機能として搭載3.無線LANアクセスポイントを自動的に探索し、インターネットからの情報・ゲームのデータなど取得する
Wi-Fi回線のみならず3G回線に対応している。これにより、モバイル端末と同じように、外出先でもゲームの通信対戦プレイやネットワークコンテンツの利用が可能になっている。
PlayStation Vita
PlayStationvita
インターネット
3GWi-Fi
出典:SCE
2011年12月17日発売 SCE
特徴1.携帯ゲーム機として初めて3G回線を搭載2.タッチスクリーンやモーションセンサー搭載3.位置情報配信機能搭載
ワイヤレスで簡単データ同期日常的な計測(体重計や血圧計)をワイヤレスでPC/スマートフォンと同期して記録できる。主に自宅で利用する。
手首に装着して測定する手首式の血圧計。測定したデータをスマートフォンに自動で転送し、グラフで確認できる点が特徴。転送されたデータは、同社の無料健康管理WEBサービス「ウェルネスリンク」に登録され、パソコンやスマートフォンから確認できる。
手首式血圧計
Android
インターネット
3G/4GWi-Fi
手首式血圧計
NFC
出典:Panasonic
2012年8月23日発売 オムロン
特徴1.測定データは、おサイフケータイ機能付きのAndroidスマートフォンや携帯電話から簡単に自動転送可能2.厚さ13mm、質量80gと軽量のため持ち運び可能
専用のアプリケーション「パナソニックスマートアプリ」を使い、Androidスマートフォンで本体にタッチすることで、測定データを管理ができる。また、体重や体脂肪率などの測定データの表示・記録、グラフ化などができる。
体組成バランス計
Android
インターネット
3G/4GWi-Fi
体組織バランス計
NFC
出典:Panasonic
2012年10月1日発売 Panasonic
特徴1.Android TMスマートフォンをタッチする
だけで測定値をグラフ化
ウェアラブル型の活動量計
ウェアラブル型の活動量計身体に身につけることで、日々の消費カロリーを計測し、記録するデバイス「歩く」「走る」という動作の違いや、「デスクワーク」「睡眠」のような微動も判別して計測できる
米スポーツ用品大手のナイキが米アップルと提携し、2006年に始めた「Nike+(ナイキプラス)」というランナー支援サービス。第一弾は、シューズの底に専用のセンサーを装着し、無線でデータを送信してアップルの携帯型音楽プレーヤー「iPod」に走行した距離やかかった時間などを記録するというシンプルなものだった。
Nike+
スマホiPod nano
インターネット
3G/4GWi-Fi
Nike+
専用プロトコル
出典:Nike
2006年5月23日発売 NIKE , Apple
特徴1.走行データがリアルタイムでiPod nanoの画面及び音声で確認できる2.データの蓄積をnikeplus.comに集約することで、世界各国のランナーとの比較やさまざまなイベントと連動することが可能
iPhoneやiPadとBluetoothでワイヤレス接続することで、歩数や消費カロリー、睡眠サイクルなどの毎日のアクティビティーを手軽にチェックできる活動量計。
fitbit
スマホ
インターネット
3G/4GWi-Fi
fitbit
Bluetooth
出典:fitbit
2013年3月15日発売 Fitbit, Inc.
特徴1. Bluetoothで同期ができる。2.価格がリーズナブル
ウェアラブル型の活動量計
未来のウェアラブル機器これから発売されるガジェット、デバイス、操作端末
指輪型のデバイスを指に装着して空中に文字や記号などのジェスチャーを描くことで、照明やテレビの電源をONにしたり、TwitterやFacebookなどのSNSにメッセージを投稿することができるウェアラブルデバイス。
Ring
スマホ
インターネット
3G/4GWi-Fi
Ring
bluetooth
出典:logbar
2014年発売予定 logbar
特徴1.ジェスチャーによる照明やテレビなどの操作が可能2.空中に書いた文字をテキストとして認識3.電子決済可能
米グーグル社が開発中の眼鏡型モバイルコンピューター。体に装着するウェアラブルコンピューターの一種で、ヘッドマウント・ディスプレー型とも称される。
GLASS
スマホ
インターネット
3G/4GWi-Fi
GLASS
Bluetooth Wi-Fi
出典:google
2014年以降 google
特徴1. WiFiと、Bluetooth接続に対応2.ディスプレーには、AR(拡張現実)を利用3.自然言語音声コマンドでインターネットを使用する事が可能
真のIoT社会
社会インフラの整備が進み、家だけでなく、
街のあらゆる所でモノとモノがつながるようになる。
人々の生活が拡張され、豊かな日常へと変化していく。
家の中心に置かれる「HEMS(エネルギー管理システム)」や「スマートメーター(次世代電気メーター)」によってエネルギーの見える化されたり、外出先から自宅の家電を遠隔操作やホームセキュリティの監視を行って、安全で住みやすい家「スマートハウス」に変わっていく。
HEMS「エネルギー管理システム」
家のエネルギーを可視化したり、家電を遠隔操作することができる
※2014年度から約10年かけて、電力メーターが順次切り替わる
出典:情報通信研究機構
特徴1.家のエネルギーを見える化2.家の電力を蓄電、売電3.家電を遠隔操作
EVBエナジー社
スマートハウス
スマートメーター
スマートメーター
インターネット
3G/4GWi-Fi
ホームゲートウェイ
Wi-Fi
家電分電盤
Wi-Fi
ITや環境技術を駆使し、エネルギーや水、地球環境に徹底配慮した、効率的でかつ住みやすい21世紀型の都市のこと。再生可能エネルギーの効率的な利用を可能にするスマートグリッド、電気自動車の充電システム整備に基づく交通システム、蓄電池や省エネ家電などによる都市システムを総合的に組み合わせた街づくりが行われる。
Yokohama City
特徴1.家だけでなく街の状況も見える化2.家と街、街と街がつながっていく3.自動車など乗り物もIT化
出典:経済産業省(横浜スマートシティプロジェクト/横浜市)出典:経済産業省(低炭素都市構築実証プロジェクト/豊田市)
スマートシティ構想
Toyota City
Appleから発表された「CarPlay」をはじめ、ドライブ中にインターネットを通じたコミュニケーションができるようになる。カーシェアリングも自動車ではなく、パーソナルモビリティ/電動自転車も対象となり、いつでもどこでもスマートフォンで認証すれば借りることができるようになる。マチナカに発信機が付き、渋滞情報/地域情報が届くようにもなる構想も発表されている。
出典:TOYOTA Ha:mo(豊田市実証実験プロジェクト)
未来の自動車
スマホ
インターネット
3G/4GWi-Fi
クルマ
3G/4GWi-Fi
特徴1.自動車が常時ネット接続に2.ネットを通じて現在の渋滞、工事、天候などが得られる。3.カーシェア進化、パーソナルモビリティが普及
ウェアラブル型の活動量計
参考)ゆめみの取組み
iBeaconを利用した研究開発プロダクト
Beacon端末
GREETING BEACON企業訪問時における受付業務や、ライブイベントが始まるまでの待ち時間など、グリーティングシーンにおけるスキマ時間を有効活用するプロモーションサービス。
仕組みについて 仕組みについて2
株式会社ゆめみ(YUMEMI Inc.)■東京本社 東京都世田谷区三軒茶屋2-11-23 サンタワーズB棟 7F
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