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<教職(栄養教諭)に関する教育課程>

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Page 1: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

<教職(栄養教諭)に関する教育課程>

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E I 2 0 1

教職概論 (2単位) 開講時期 1年・後期(管理栄養学科) 担当者氏名 嶺井正也

◆授業概要 教育基本法第 9 条に示された教員の使命に基づきながら、子どもの教育を受ける権利を学習指導・生

徒指導を通して保障する役割をもつ教職の在り方を、教育の歴史や法制、学校教育の現状や課題を踏ま

え、さらには保護者や地域社会から寄せられる教職への希望や批判を受け止めて、具体的に考えていく

ようにする。また栄養教諭制度の成立過程と現状、その魅力についてもとりあげる。

◆到達目標 1.教職の意義や教員の役割を理解し、説明することができる。 2.教職の歴史と現状(勤務条件や保護者からの期待を含む)を認識し、教職にかかわることの意思を明

確化することができる。 3.教職の役割や職務内容を把握し、自分なりのめざすべき教員像を作り上げることができる。 ◆授業計画 回 項 目 内 容 予習・復習

1 教職をめざす理由の確

認と授業のガイダンス

これまで受けてきた学校教育を振

り返りながら教職をめざす理由・目

的を確かめるとともに、目指す教師

像・栄養教諭像を描く道筋を提起す

る。

予習 これまで出会った先生の特徴を確

認する。 復習 授業中に配布された「栄養教諭」の

キャリアに関する資料を読み、自分なりの

栄養教諭像を描いてみる。

2 教職の意義・役割・使命

教育基本法に規定する日本の教育

の基本的なあり方を確認しつつ第 9条に規定する教員の使命を踏まえ、

学校教育の目的と専門職としての

教員の役割を考える。

予習 第 1回授業で配布した教育基本法及

び教科書 35・36 頁を読み、何が規定され

ているかを確かめ、疑問があれば書きだし

ておく。 復習 講義を踏まえて教育基本法前文・各

条項を読み、学校教育の役割と教員の使命

を整理する。

3 教員の職務

教育課程にそった学習指導、生徒指

導、進路指導だけでなく、教員は学

校という組織を効果的に運営し、ま

た、地域の関係機関との連携など多

様な職務があることを理解する。

予習 教員の仕事にはどんなものがあり

かを予め調べ、まとめておく。

復習 教員の職務は学校教育の年間計画

である教育課程の実施が中核になってい

るばかりでなく、多様な職務があることを

整理する。

4 教員の研修

「学び続ける教員」という職業にと

って必要不可欠な研修(研究と修

養)の意義、仕組み、内容を理解す

る。

予習 中教審答申「これからの学校教育を

担う教員の資質能力の向上について~学

び合い,高め合う教員育成コミュニティの

構築に向けて」を読んでおくこと。 復習 初任者研修、10 年経年研修を軸とし

て教員には経験と教育課題に応じた研修

が体系化されていることを確認する。

5 教員の身分と服務及び

倫理

教員一般に必要な倫理(子どもの人

権尊重を含む)、公私立学校での服

務・コンプライアンス、身分保障に

かかわる法令などを総合的に考察

する

予習 第4回授業で配布した教員の倫理

宣言を読んで何が重要かを整理しておく。

復習 公務員としての服務と、学校教育に

独自のコンプランスの具体的事例を整理

しておく。

6 教員の待遇と勤務条件

使命と職責の重要性からその待遇

の適正が不可欠とされている教員

の待遇と勤務条件について現状を

把握する。

予習 教員給与の仕組みを事前に調べて

おくこと 復習 教育財政の多くの割合を占めてい

る教員給与制度と給与額決定の仕組みを

整理する。

7 チーム学校

学校で働く教員は他の多くの職種

スタッフと協働で職務を遂行して

いること、そして、今後もっと増加

することを理解し、どういう対応が

必要かを考える。

予習 教科書第 7 章を読んで、学校でさま

ざまな職種の人々が働いていることを確

認しておく。 復習 新しい課題となった「チーム学校」

について説明できるようにする。

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8 中間テスト 計 7 回の授業内容の理解がどの程

度すすんでいるか確認するための

中間テストをおこなう。

予習 第7回までの授業内容を整理して

おく。 復習 中間テストでできなかった点を確

認しておく。

9 教職の魅力 栄養教諭を含め教職の魅力はどこ

にあるかを資料やデータさらには

経験を通して考える。

予習 自分の経験を踏まえ教員という職

業について評価をしておくこと

復習 教職の魅力は児童生徒の成長を手

助けできること、社会的に有用な職業であ

ることなどを確認しておく。

10 期待される教員像

保護者と児童生徒との間で期待さ

れる教員像の共通性と違いとを検

討しながら自らが目指す望ましい

教員像を追究する。

予習 今まで出会った魅力ある先生はど

んな先生であったかを振り返っておく。

復習 期待される教員像をめざして、これ

から努力する目標を考えておく。

11 ICT 活用と教員

平成 29 年3月に告示される新たな

学習指導要領によって学校教育で

の ICT 活用が飛躍的に増える。そ

のメリットを生かしながら、さまざ

まなデメリットを予測し、対処する

能力が求められていることを理解

する。

予習 ICT活用の教育実践を探して検討し

ておく。 復習 電子黒板、電子教科書、タブレット

などの ICT 機器の利用方法だけでなく、そ

れを通じた学習やコミュニケーションの

新たな課題をまとめておく。

12 特別支援教育と教員

インクルーシブ教育が推進される

状況のなかで特別支援教育には教

職員全員がかかわること、また障害

差別解消法を理解する。

予習 教科書の第 14 章を読んで、特別支

援教育とインクルーシブ教育についての

基本を確認する。 復習 障害者差別解消法で求められてい

る「合理的配慮」の理解を確認する。

13 グローバル化のなかの

教員

今、日本社会のそれぞれ地域に外国

人や外国人と結婚した人々が多数

住み始めている。その結果、学校に

も外国籍や外国にルーツのある児

童生徒が増えている。また ALT の

教員も増える見込みである。こうし

た状況のなかでどんなかかわりを

持ちながら職務を遂行していくか

が問われるようになっている。その

課題は何かを考える。

予習 日本社会にどれだけ外国人が住ん

でいるか、国際結婚がどれだけ広がってい

るかを調べておく。 復習 グローバル化時代の学校教育にお

いては、外国語学習だけではなく国際理解

や異文化理解が重要であることを確認す

る。

14 教職への道

公立学校か私立学校か、どの自治体

の教員をめざすのか、校種は何かを

考え、採用にいたる過程を確認し、

目標・計画を立てる。その際、学校

ボランティアの経験が重視される

ようになっていることを確認する。

予習 自分が受けようと思っている公立

学校の採用試験の状況を確かめ、試験に必

要な内容を確認する。 復習 とくに公立学校の採用試験を受

ける場合の心構えを自分なりに考えてお

く。

15 復習 計 14 回の授業内容を振り返り、到

達目標がどの程度達成されている

かを確認する。

予習 ノート、教科書、配布資料に目を通

す。 復習 最後の授業で確認した内容をノー

トと資料で再度整理する。

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◆教科書及び資料 書 名 著 者 発行所

公平な社会を築く公教育論 嶺井正也編著 八千代出版株式会社 ◆参考書

書 名 著 者 発行所 最新版 文部科学白書 文部科学省 文部科学省HP ◆関連科目

教育原論 教育心理学 教育制度論 生徒指導の理論と方法

◆成績評価の方法・基準

評価項目 評価比率(%) 評価項目 評価比率(%)

定期試験 60 小テスト 20

レポート 実技(発表・コミュニケーション)

学習に取り組む姿勢・意欲 20

(補足)「学習に取り組む姿勢・意欲」は授業最後に書く振り返りレポートで確認する。

◆受講上の注意事項及び助言

授業中のスマートフォン使用は認めない。

◆オフィスアワー

受付時間:出校時に対応する。

受付場所:学務課内講師控室

上記で対応できない場合:[email protected] に連絡すること

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E P 2 0 1

教育原論 (2 単位) 開講時期 1年・後期(管理栄養学科) 担当者氏名 有村久春

◆授業概要 子供の存在や成長及び発達をベースにした教育の原理を指導する。子供の成長と教育の営みとの関係、

子供と教師とのかかわり、学校教育の目的などを考えながら「教育とは何か」の問いに自らの意見と論理

がもてるようにする。具体的には、教育の原理としての①学校の役割、②教育の目標、③教育の思想、④

教師論、⑤教育課程論などを論理的・実践的に学ぶ。授業の方法としては、講義を中心に具体的な資料を

提示しながらグループでの話し合いや意見発表等を行う。

◆到達目標 1.「教育とは何か」の問いから、その意義や目標の理解、教育の思想などを理論的・実践的に学ぶ。 2.子供(人間)の存在や学校における教育の論理を教育の思想家や実践研究者の論をもとに学ぶ。 3.教育者を志す者としての資質・能力を培い、教職にあって不可欠な教育の根本原理を具体的に学ぶ。 ◆授業計画 回 項 目 内 容 予習・復習

1 「教育」とは何か、その基本

的な意味・意義を学ぶ (オリエンテーション)教育の一般的意

味、語義的な解釈等を学ぶ

予習 シラバスを読んでおく 復習 自分の考えとして教育の意味をノー

トに取りまとめる

2 子供(人間)の存在と学校教

育 子供とは何か、その存在を考える 予習 テキストp2「子どもの存在」を読む

復習 「教育」「子供」を自分の言葉でまと める

3 教育の原理①:学校の役割 今日の学校の状況を知る 予習 テキストp3~6 を読む

復習 学校教育の課題をまとめる

4 教育の原理②:教育の目的と

目標 教育の「目的」を理解する 予習 教育基本法・学校教育法の内容から

「目的」を読む(必携教職六法) 復習 法的理解をまとめる

(必携教職六法)

5 教育の原理③:教育の思想と

歴史 ― 教育思想の古典 ギリシアの教育哲人を学ぶ 予習 テキストp32~34 を読む

復習 3人の哲人についてまとめる

6 教育の原理④:教育の思想と

歴史 ― 教育思想の近代・現

代 中世から近代の教育学者を学ぶ

予習 テキストp34~36 を読む

復習 コメニウスなどの教育論を記述する

7 教育に影響を与えた人々①

(カント、ピアジェ、ルソー、

デューイなど)

カント、ピアジェ、ルソーなどの教

育論を学ぶ

予習 カントなど調べておく

復習 カント、ピアジェ、ルソーなどの教育

論について取りまとめる

8 教育に影響を与えた人々②

(福沢諭吉、新渡戸稲造など

など) とくに日本人の教育学者に学ぶ

予習 『学問のすすめ』を読んでおく

復習 テキストp43~46 の人物と業績をま とめる

9 教師と子供とのかかわり① その基本原則およびカウンセリング

感覚のあるかかわりを学ぶ 予習 テキストp47~68 の概要理解

復習 テキスト第 3 章の内容をまとめる

10 教師と子供とのかかわり② その基本原則およびカウンセリング

感覚のあるかかわりを理解する 予習 テキストp47~68 の概要理解

復習 テキスト第 3 章の内容をまとめる

11 教育課程の編成と実施① その編成と実施の方法を理解する。 予習 法規から教育課程の意味を調べる

(必携教職六法) 復習 テキストp49~79 の概要理解

12 教育課程の編成と実施② とくにその概要と法的理解を深める 予習 法規から教育課程の意味を調べる

復習 テキストp49~79 の概要理解

13 学級経営(HR経営)と学級

教師 学級における教師論と学習指導およ

び生徒指導 予習 テキスト 5 章・6 章を読んでおく

復習 学級経営の在り方をまとめる

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14 教育の制度と学校 教育制度の法的理解を深める 予習 法規から教育制度の在り方を調べる

(必携教職六法) 復習 とくに地教行法の理解をまとめる

(必携教職六法)

15 まとめ・講義の振り返り 改めて教育の意味を問い直す 予習 これまでの講義内容を読み返す

復習 テキストと講義ノートの内容を理解 する(テストの準備を行う)

◆教科書及び資料

書 名 著 者 発行所 教育の基本原理を学ぶ 有村久春 金子書房、2009 必携教職六法〈2018 年度版〉 若井 彌一編著 協同出版

◆参考書

書 名 著 者 発行所 新訂版 学級教育相談入門 有村久春 金子書房、2014

◆関連科目

◆成績評価の方法・基準

評価項目 評価比率(%) 評価項目 評価比率(%)

定期試験 (60%) 小テスト

レポート 課題レポート(20%) 実技(発表・コミュニケーション)

学習に取り組む姿勢・意欲 (20%)

(補足)

◆受講上の注意事項及び助言

・積極的に授業に参画し、疑問点や質問事項を提案すること。 ・予習や復習を十分に行う。必要な課題レポートに意欲的に取り組むこと。

・自ら学修課題を解決するように努め、演習やグループでの学びに取り組むこと。 (当然であるが授業中のスマホやケイタイは禁止、私語等も慎む。)

◆オフィスアワー

受付時間: 原則として、月曜日、水曜日、金曜日の昼休み(12:10~12:50)

受付場所: 教育学第1研究室(4号館) 

上記で対応できない場合: 研究室入口の伝言板に用件をメモすること。

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教育心理学 (2単位) 開講時期2年・前期(管理栄養学科) 担当者氏名 岡田 弘

◆授業概要 教育心理学とは、教育に関連する諸事情について心理学的に研究し、教育の効果を高めるのに役立つよ

うな心理学的知見と心理的技術を提供しようとする学問である。本講義では、幼児、児童及び生徒(障

害のある幼児、児童及び生徒を含む)の学習過程及び発達課題を理解し、児童及び生徒への教育効果を

促進する上での知識をもって、教師としての基本的態度を学ぶことを目的とする。

◆到達目標 1. 子どもの学習・動機づけ・評価に関する教育心理学の知見を理解し、説明できる 2. 子どもの人間関係・発達・発達障害に関する教育心理学の知見を理解し、説明できる 3. 主体的・協働的に学びを発表することができる ◆授業計画 回 項 目 内 容 予習・復習

1 教育における現代的課

題 今日的教育の課題を理解し、理論と

実践の間について理解する

予習 今日的教育の課題を調べて

おく 復習 課題に対応する理論をまと

める

2 教育と心理学 自己指導力の育成

予習 自己指導力の意味を調べて

おく 復習 自己指導力の育成方法をま

とめる

3 乳幼児期の発達 乳幼児期の発達課題(ネグレクトを

含む)を理解する

予習 乳幼児期の発達課題を調べ

ておく 復習 乳幼児期の発達課題をまと

める

4 乳幼児期の発達 障害のある乳幼児の理解と学習過

程への対応を理解する

予習 乳幼児の障害の内容を調べ

ておく 復習 学習過程での対応方法をま

とめる

5 児童・生徒期の発達 児童・生徒期の発達課題(虐待・い

じめ・不登校・体罰を含む)を理解

する

予習 児童・生徒期の発達課題を調

べておく 復習 学習過程での対応方法をま

とめる

6 児童・生徒期の発達 障害のある児童・生徒の理解と学習

過程への対応を理解する

予習 児童・生徒の障害の内容を調

べておく 復習 学習過程での対応方法をま

とめる

7 青年期の発達 青年期の発達課題(アパシ-・バ-

ンアウトを含む)を理解する

予習 青年期の発達課題を調べて

おく 復習 学習過程での対応方法をま

とめる

8 青年期の発達 青年期のキャリアデベロップを理

解する

予習 青年期のキャリアデベロッ

プの内容を調べておく 復習 学習過程での対応方法をま

とめる

9 学習とは何か 学習の定義を理解する 予習 学習の定義を調べておく 復習 学習の定義をまとめる

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10 能力の測定と評価 能力の測定方法と評価の仕方を理

解する

予習 能力の測定方法と評価の仕

方を調べておく 復習 能力の測定方法と評価の仕

方をまとめる

11 個人と集団 個人と集団(グル-プダイナミクス

の視点を含む)の在り方を理解する

予習 個人と集団の在り方を調べ

ておく 復習 個人と集団の指導方法をま

とめる

12 個人と集団 個人と集団への指導方法を理解す

予習 個人と集団への指導方法を

調べておく 復習 個人と集団への指導方法の

実際をまとめる

13 実践的対話力 教科指導での対話力を培う

予習 教科指導での対話力の向上

方法を調べておく 復習 教科指導での対話力の向上

方法をまとめる

14 実践的対話力 特別活動での対話力を培う

予習 特別活動での対話力の向上

方法を調べておく 復習 特別活動での対話力の向上

方法をまとめる

15 まとめ 教師としての基本的態度を理解す

予習 これまでの学びをまとめて

おく 復習 教師としての基本的態度を

まとめる ◆教科書及び資料

書 名 著 者 発行所 教育心理学・新版 -教師を目指す人への入門書- 河野義章 川島書店

◆参考書

書 名 著 者 発行所 ◆関連科目

生徒指導の理論と方法・教育相談の理論と方法・栄養教育実習 ◆成績評価の方法・基準

評価項目 評価比率(%) 評価項目 評価比率(%)

定期試験 70 小テスト

レポート 実技(発表・コミュニケーション) 30

学習に取り組む姿勢・意欲

(補足)

◆受講上の注意事項及び助言

予習内容を提出する

◆オフィスアワー

受付時間: 12:10分~(月・水・木・金・土曜日)

受付場所: 人文科学研究室(4号館5階)

上記で対応できない場合:16:40~(月・水・木・金・土曜日)

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教育制度論 (2単位) 開講時期 2年・前期(管理栄養学科) 担当者氏名 嶺井正也

◆授業概要 自らが受けてきた学校教育の過程を振り返りながら、公教育として、法制度として整備されている学校教

育の歴史と現状を把握し、その役割と課題を考える。また他の国々の教育制度も参考にしながら日本の学

校教育の特質も明らかにする。また地域における生涯学習の機会提供を主とする社会教育制度も取り上げ、

学社連携の在り方について検討する。

◆到達目標 1.日本の教育制度(特に学校教育制度)の歴史と現状を的確に把握することができる。 2.現在進められようとしている教育制度改革の動向を理解できる。 3.国際的な観点から日本の教育制度の特質を分析できる。 ◆授業計画 回 項 目 内 容 予習・復習

1 自分の受けてきた学校

教育の確認と授業のガ

イダンス

これまでの学校教育を振り返りつ

つ、正規の学校とは何かを確認し、

次回以降の授業の流れ、成績評価を

説明する。

予習 自分の受けてきた学校教育を振り

返っておく。 復習 学校教育法第一条で正規の学校を

確認する。

2 教育制度の分類 教育制度は観点によってさまざま

に分類できることを確認し、その特

徴をつかむ

予習 家庭教育と学校教育の違いを考え

ておく。 復習 フォーマル、インフォーマル、ノン

フォーマル教育制度の区別を確認する。

3 学校教育制度とその分

教育制度の中心的位置をしめてい

る学校教育制度も内容や段階によ

って分類できることを理解する。

予習 幼児期からの段階ごとの学校教育

制度を調べておく。 復習 学校教育制度の中核である義務教

育制度を説明できるようにする。

4 教育法制

憲法第 26 条の教育を受ける権利を

保障するための教育制度を規定す

る法律は学校教育法をはじめ多数

存在している。その教育法制を構造

的に把握し、その内容を検討する

予習 教育基本法の概要を整理しておく。

復習 教育基本法、学校教育法、社会教育

法、私立学校法など主要な教育法のポイン

トを整理する。

5 学校の種類と体系

教育基本法上の学校と学校教育法

上の学校の種類を確認し、それらが

どのようなつながりになっている

のかを明らかにする。

予習 学校教育法第一条を読み、一条校を

再確認する。 復習 法律に規定されている学校の種類

と特徴を整理する。

6 学校教育制度の歴史

その1

明治 5 年の学制から始まり、日本の

近代的教育制度の骨格ができた明

治中期をへて、戦時中の国民学校制

度へ至る歴史の概要を掴む。

予習 教科書 69 頁を読んで学制『序文』

に何が書いてあったかを確認する。

復習 明治、大正、昭和の各時代に日本の

学校期制度がどのように変遷してきたか

をまとめる。

7 学校教育制度の歴史

その2

第二次世界戦後も教育改革によっ

て成立した6-3-3-4制の学

校教育制度が戦後の社会の変化と

ともにどう変わってきたのかを理

解する。

予習 6-3-3-4制とは何を意味す

るかを調べておく。 復習 戦後社会の発展とともに進学率が

向上し、それとともに学校教育制度の多様

化がすすんできていることを確認する。

8 中間テストと振り返り 計 7 回の授業内容を確認し、振り返

る。

予習 計7回の授業をノートを中心に振

り返っておく。 復習 教育制度の現状と課題を再確認す

る。

9 学校教育制度改革

1990 年代以降に学校教育法上に登

場してきた中等教育学校、特別支援

学校、義務教育学校の成立背景と現

状を分析する。

予習 中高一貫教育や小中一貫教育につ

いて下調べをしておく。 復習 中等教育学校、義務教育学校、特別

支援学校の教育目標や制度の特徴を整理

しておく。

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10 コミュニティ・スクール 地域学校運営協議会が管理運運営

するコミュニティ・スクールの成立

過程と現状を分析する。

予習 文部科学省の HP でコミュニティ・

スクールとは何かを調べておく。

復習 コミュニティ・スクールの現状と課

題をまとめておく。

11 インクルーシブ教育シ

ステム

2007(平成 19)年度から日本で始

まった特別支援教育の制度と現状、

および障害者権利条約で規定する

インクルーシブ教育制度との関係

を考える。

予習 教科書 218~220 頁を読んで日本の

特別支援教育制度に興味を抱く。

復習 文部科学省がすすめる「インクルー

シブ教育システム」と国際的な合意である

インクルシーブ教育とは隔たりがあるこ

とを指摘できるようにする。

12 比較教育制度 世界の学校教育制度の普遍的側面

と日本の特徴を把握する。

予習 教科書 116・117 頁に記載のイタリ

アの教育制度について概要をつかんでお

く。 復習 世界の各国の教育制度と比較した

日本の教育制度の特徴をあげることがで

きる。

13 社会教育制度(学社連

携、生涯学習を含む)

社会教育を行なっている場である

公民館、図書館、博物館などの組織

だけでなく、近年活発になっている

NPOの学習活動の現状と課題を

取り上げる。

予習 学校外でみずからが学んだ経験を

想起し、まとめておく。 復習 生涯学習時代において学校外での

学びの中心であり、多様な形態をとる社会

教育の現状や、学校教育との連携の具体的

とりくみを整理する。

14 教育行財政制度 日本の教育行財政制度を概観し、特

に新たな教育委員会制度を考える。

予習 教科書 74・75 頁を読んで、戦後に

導入された教育委員会制度の概要をつか

んでおく。 復習 平成 27 年4月から新しくスタート

した教育委員会の仕組みと役割を整理し

ておく。

15 復習 計 14 回の授業内容を振り返り、到

達目標がどの程度達成されている

かを確認する。

予習 これまでの授業でとりあげた内容

を振り返り整理する。 復習 あらためて到達目標を確認し、授業

のポイントを復唱してみる。

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◆教科書及び資料 書 名 著 者 発行所

公平な社会と築く公教育論 嶺井正也編著 八千代出版株式会社 ◆参考書

書 名 著 者 発行所 最新版 文部科学白書 文部科学省 文部科学省HP ◆関連科目

教育原論 教職概論

◆成績評価の方法・基準

評価項目 評価比率(%) 評価項目 評価比率(%)

定期試験 60 小テスト 20

レポート 実技(発表・コミュニケーション)

学習に取り組む姿勢・意欲 20

(補足)「学習に取り組む姿勢・意欲」は授業最後に書く振り返りレポートで確認する。

◆受講上の注意事項及び助言

授業中のスマートフォン使用は認めない。

◆オフィスアワー

受付時間:出校時に対応する。

受付場所:学務課内講師控室

上記で対応できない場合:[email protected] に連絡すること

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E C 6 0 1

教育課程論 (2 単位) 開講時期 3 年・後期(管理栄養学科) 担当者氏名 有村久春

◆授業概要 本講義では、教育課程とは何かを学ぶ。その具体的な編成と実施が学校教育の中心的な役割であること

を習得する。文部科学省が公示している小学校学習指導要領に学び、子どもの実態や学校の特性に応じて

編成することが重要であることを学ぶ。また、その歴史的な経緯や改訂の意義、法令上の位置づけ等につ

いても研究を深める。 学校の教育活動の基盤となる教育課程の構成を理解させ、栄養教諭を目指す学生自らが主体的に学ぶ授

業を構成する。

◆到達目標 1. 学校教育における教育課程の意義を理解する。 2. 小学校における教育課程の内容を理解する。 3. 教育課程の編成と実施における教師の役割を理解する。 4. 教育課程の変遷を理解する。 5. 教育課程における法令や栄養教諭の役割を理解する。

◆授業計画 回 項 目 内 容 予習・復習

1 オリエンテーション、学校教

育の目的 (オリエンテーション)教育課程の意味

の理解、語義的な解釈等を学ぶ

予習 シラバスを読んでおく 復習 自分の考えとして教育課程の意味

をノートに取りまとめる

2 教育課程の意義 ― 教育課程とは何か

教育課程の編成の視点から教育の課

題とその存在を考える

予習 教育とは何か、教育原論での学びを

思い出す テキストp69 を読む 復習 「教育」「教育課程」「今日的な教育

課題」を自分の言葉でまとめる

3 教育課程の編成 - 構成・様式及び内容

今日の学校の状況について、栄養教

諭の立場から考える 予習 テキストp75~を読む

復習 教育課程の課題をまとめる

4 教育課程の実施 - 教科等の内容

例えば、学級活動や道徳の授業例か

らその実施の内容を学ぶ 予習 2 年後期の学修を振り返る

復習 教科等の内容をまとめる

5 教育課程に関する法令 法令集の内容から教育課程の法的位

置を学ぶ 予習 テキストp70~の内容を読む

復習 教育課程の法的位置をまとめる

6 教育課程の変遷 - 歴史的な経緯

戦後の指導要領の改訂の動きを検討

し、その変遷を学ぶ 予習 テキストp79 を読む

復習 変遷の各内容を記述する

7 各教科等の具体例① - 国語、算数等

その内容および方法の実際を演習等

から学ぶ(栄養教諭の指導案) 予習 指導案例を調べる

復習 指導案の作成方法をまとめる

8 各教科等の具体例② - 道徳、特別活動等

その具体例を学ぶ(栄養学との連関

について) 予習 指導案例を調べる

復習 例を栄養学との連関でまとめる

9 子どもの実態と教育課程の

実施 栄養教諭がみる子どもの実態把握の

仕方を教育課程に生かす 予習 実態把握のあり方を考える

復習 栄養教諭の指導法をまとめる

10 保護者や地域の実態と教育

課程の実施 学校給食の実施との関連で、保護者

への説明や地域との連携の在り方 予習 学校給食の状況をレポートする

復習 自分なりの考えをまとめる

11 教育課程の適正な実施を促

す教育課程のPDCA 学校の自主性の在り方と PDCA の

サイクルを学ぶ 予習 PDCA の例を調べる

復習 特色例をレポートにまとめる

12 学習指導の原理と教育課程

(顕在的カリキュラム) 全体計画の作成と指導案の構成など

を学ぶ 予習 全体計画の例を考える

復習 レポートにまとめる

13 学級経営と教育課程の実施

(潜在的カリキュラム) 教職員の協力体制と学級教師、栄養

教諭における教師論と学習指導 予習 栄養教諭における教師論を考える

復習 教師論をレポートにまとめる

14 教職員の協働と教育課程の

実施(学校組織論) 学校の組織に機能する教育課程の実

施とその評価の在り方を理解する 予習 評価の在り方を調べる

復習 評価方法の理解をまとめる

Page 13: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

- 259 -

15 講義のまとめと全体の振り

返り 改めて教育課程の意義と展望を問い

直す

予習 これまでの講義内容を読み返す

復習 テキストと講義ノートの内容を理

解する(テストの準備を行う) ◆教科書及び資料 *以下の 3 冊を用意すること(4 年生まで使います)

書 名 著 者 発行所 『改訂二版 キーワードで学ぶ特別活

動 生徒指導・教育相談』 有村久春 金子書房、2015

『小学校学習指導要領解説 総則編』 文部科学省 東洋館出版社、平成 20 年 ◆参考書

書 名 著 者 発行所 新訂版 学級教育相談入門 有村久春 金子書房、2014 必要な資料を随時配布する。 ◆関連科目

◆成績評価の方法・基準

評価項目 評価比率(%) 評価項目 評価比率(%)

定期試験 (60%) 小テスト

レポート 課題レポート(20%) 実技(発表・コミュニケーション)

学習に取り組む姿勢・意欲 (20%)

(補足)

◆受講上の注意事項及び助言

・積極的に授業に参画し、疑問点や質問事項を提案すること。 ・予習や復習を十分に行う。必要な課題レポートに意欲的に取り組むこと。

・自ら学修課題を解決するように努め、演習やグループでの学びに取り組むこと。 (当然であるが授業中のスマホやケイタイは禁止、私語等も慎む。)

◆オフィスアワー

受付時間: 原則として、月曜日、水曜日、金曜日の昼休み(12:10~12:50)

受付場所: 教育学第1研究室(4号館) 

上記で対応できない場合: 研究室入口の伝言板に用件をメモすること。

Page 14: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

- 260 -

E C 4 0 2

道徳の指導法 (1 単位) 開講時期 2 年・後期(管理栄養学科) 担当者氏名 有村久春

◆授業概要 授業の内容は、教育基本法や学校教育法などに示される教育の目標を基盤に、学習指導要領の内容や学

校で実践されている道徳教育の現状や課題について検討する。また、学習指導要領の変遷を手がかりとし

て、戦後日本の道徳教育の変遷を理解する。学生個々の日常的な経験や現在の生徒たちの生活環境などを

参考にして、学校教育において必要な道徳教育の本質とは何かについて考える。さらに、いじめや暴力行

為、少年非行などの教育荒廃の現象に対して道徳教育の在り方を省察する。

◆到達目標 1. 学習指導要領においては、学校教育における道徳教育が重視されている。この状況を栄養教諭の立場

から理解することができる。 2. とくに、以下の 4 つの目標を達成することができる。すなわち、①学習指導要領に示されている道徳

教育の内容を理解すること、②これまでの道徳教育の変遷を理解すること、③学校教育における道徳

教育の本質は何かについて自分なりの意見と考えをもつこと、④自らの道徳教育実践に必要な情報や

アイディアを習得することである。 3. 栄養教諭として自己の道徳性を深め、それを教職の実際に生かそうと考えることができる。 ◆授業計画 回 項 目 内 容 予習・復習

1 道徳教育論への導入 「道徳」とは何かを考える 予習 シラバスを読んでおく 復習 自分の考えとして道徳の意味をノ

ートに取りまとめる

2 教育基本法や学校教育法の

教育目標と道徳教育 法的な意味から道徳教育の現状と課

題を話し合う

予習 道徳・モラルの意味を考える

復習 法令の内容から道徳教育の目的を 理解する(必携教職六法)

3 学習指導要領における道徳

教育の目標及び内容 今日の道徳・モラルの状況について、

栄養教諭の立場から考える

予習 文科省の解説編を読む

復習 道徳教育の目標及び内容をまと

める

4 道徳教育の変遷 戦前から戦後、そして現在・今後の

課題について検討する 予習 テキストp59~を読む

復習 道徳教育の変遷をまとめる

5 道徳教育の意義(1) 我々の社会生活における道徳の役割

を学ぶ 予習 テキストp19~を読む

復習 道徳の役割をまとめる

6 道徳教育の意義(2) 児童生徒(人間)の道徳性の発達理

論と課題を学ぶ 予習 テキストp33、39 を読む

復習 道徳性の発達を記述する

7 道徳教育の意義(3) 学校、家庭、地域社会の役割につい

て栄養教諭の立場から学ぶ

予習 テキストp27 を読む

復習 道徳教育の意義について取りまと

める

8 教師と道徳教育 道徳教育における教師の役割を具体

的に学ぶ

予習 道徳教育での教師の役割を考える

復習 テキストp19~の内容と教師論を まとめる

9 各教科と道徳教育の関係 学校教育全体を通しての道徳教育の

在り方を話し合う 予習 テキストp69 の概要理解

復習 テキスト第 7 章の内容をまとめる

10 特別活動と道徳教育の関係 集団活動における道徳性の育成を理

解する。食育との連関を学ぶ

予習 テキストp73 の概要理解

復習 テキスト第 7・8 章の内容をまとめ

11 総合的な学習の時間と道徳

教育の関係 「道徳的実践力」の育成とその実施

方法を理解する。 予習 道徳的実践力の意味を調べる

復習 テキスト第 9 章の内容をまとめる

12 道徳の時間の指導 道徳の指導案の書き方を理解する 予習 テキストp109 の概要理解

復習 指導案を作成する(レポート)

13 社会の変化と道徳教育 国際化社会における道徳教育の在り

方、食のマナーを考える 予習 テキストp119 を読んでおく

復習 テキスト第 5 章の内容をまとめる

Page 15: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

- 261 -

14 魅力ある道徳教育実践に向

けて 各自の道徳教育のアイディア、指導

案作成の在り方を理解する 予習 テキストp89 を読んでおく

復習 指導案作成の在り方をまとめる

15 講義のまとめと全体の振り

返り 改めて道徳教育の意義を問い直す 予習 これまでの講義内容を読み返す

復習 テキストと講義ノートの内容を理 解する(テストの準備を行う)

◆教科書及び資料

書 名 著 者 発行所 『道徳教育の研究』 谷田貝公昭編 一藝社、2008 ◆参考書

書 名 著 者 発行所 新訂版 学級教育相談入門 有村久春 金子書房、2014 必要な資料を随時配布する。 ◆関連科目

◆成績評価の方法・基準

評価項目 評価比率(%) 評価項目 評価比率(%)

定期試験 (60%) 小テスト

レポート 課題レポート(20%) 実技(発表・コミュニケーション)

学習に取り組む姿勢・意欲 (20%)

(補足)

◆受講上の注意事項及び助言

・積極的に授業に参画し、疑問点や質問事項を提案すること。 ・予習や復習を十分に行う。必要な課題レポートに意欲的に取り組むこと。

・自ら学修課題を解決するように努め、演習やグループでの学びに取り組むこと。 (当然であるが授業中のスマホやケイタイは禁止、私語等も慎む。)

◆オフィスアワー

受付時間: 原則として、月曜日、水曜日、金曜日の昼休み(12:10~12:50)

受付場所: 教育学第1研究室(4号館) 

上記で対応できない場合: 研究室入口の伝言板に用件をメモすること。

Page 16: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

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E C 4 0 3

特別活動の指導 (1 単位) 開講時期 2 年・後期(管理栄養学科) 担当者氏名 有村久春

◆授業概要 本講義で学ぶ特別活動は、学校教育における教育課程の一領域を構成する。児童生徒個々が実際の活動

体験や生活経験を通して、「なすことによって学ぶ」ことを指導の基本理念としている。それゆえ、望ま

しい集団活動の実際を演習的に体験し、人間関係形成能力や自主性及び実践的な態度形成の力量などにつ

いて栄養教諭を目指す学生自らが主体的に学ぶ授業を構成する。 この考えを基本に、学校教育において児童生徒が身に付けたい自発的・自治的な力、社会の一員として

の自覚と態度、自己指導の力、食に関する理解と実践などについての研究を深める。具体的には、グルー

プ体験や話し合い活動の実際、在り方生き方に関する事例研究等を行う。

◆到達目標 1. 特別活動の意義や目標の理解、小中学校で取り扱う特別活動の内容の理解、実践事例等の分析と考察、

学習指導案の作成を行うことができる。 2. とくに、学級活動や学校行事等における食育に関する指導内容について、その理解と実際的な活用例

などを理解することができる。 3. 栄養教諭の職にあって不可欠な食と児童生徒とのかかわりや学級集団の特性を理解する力量など、教

師としての指導力を講義や演習などを通して幅広く実践的に学ぶことができる。

◆授業計画 回 項 目 内 容 予習・復習

1 特別活動の目標の理解 (オリエンテーション)特別活動の意味

の理解、語義的な解釈等を学ぶ

予習 シラバスを読んでおく 復習 自分の考えとして特別活動の意味

をノートに取りまとめる

2 特別活動と教育課程の編成

及び学校教育の課題 教育課程の編成の視点から特別活動

の課題とその存在を考える

予習 教育とは何か、教育原論での学びを

思い出す 復習 「教育」「教育課程」「特別活動」を

自分の言葉でまとめる

3 特別活動の目標と他の教育

内容との関連 今日の学校の状況について、栄養教

諭の立場から考える 予習 テキストp128~を読む

復習 特別活動の課題をまとめる

4 特別活動の内容構成の理解 学級活動・児童生徒会活動・学校行

事・クラブ活動(部活動)の内容を

学ぶ

予習 テキストp122~を読む

復習 特別活動の内容をまとめる

5 各内容の特質と集団活動の

原理 学習指導要領の内容から特別活動の

特質を学ぶ 予習 テキストp22~の内容を読む

復習 特別活動の特質をまとめる

6 各内容の活動の授業の特質 その実際例、模擬授業等から学ぶ 予習 テキストp22、74、47、33 を読む

復習 各内容の活動事例を記述する

7 各内容の指導案の作成 その内容および方法の実際を演習等

から学ぶ(栄養教諭の指導案) 予習 テキストp119 を読む

復習 指導案の作成方法をまとめる

8 他の領域、生徒指導・学級経

営、道徳教育との関連 その具体例を学ぶ(栄養学との連関

について)

予習 テキストp95、27 を読む

復習 具体例を栄養学との連関でまとめ る

9 特別活動を指導する教師 その役割、組織的な思考と行動を学

ぶ(栄養教諭の指導を中心に)

予習 教師のあり方を考える

復習 栄養教諭の指導の在り方をまとめ る

10 児童生徒の実態把握と特別

活動の指導 体験の不足、対人関係の不適応、子

どもの食育に状況などを理解する 予習 子どもの状況をレポートする

復習 自分なりの人間関係論をまとめる

11 学校の特色を生かす特別活

動 学校の自主性、自律性の在り方、そ

の編成と実施の方法を理解する。 予習 学校の特色例を調べる

復習 特色例をレポートにまとめる

Page 17: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

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12 地域との連携を図る特別活

動 ボランティア活動、社会奉仕体験活

動などの理解を深める 予習 ボランティア活動体験を考える

復習 体験例をレポートにまとめる

13 特別活動における学校の指

導体制 教職員の協力体制と学級教師、栄養

教諭における教師論と学習指導 予習 栄養教諭における教師論を考える

復習 教師論をレポートにまとめる

14 特別活動の評価 個人的な資質、集団・社会的な資質

などの評価の在り方を理解する 予習 評価の在り方を調べる

復習 評価方法の理解をまとめる

15 講義のまとめと全体の振り

返り 改めて特別活動の意義を問い直す 予習 これまでの講義内容を読み返す

復習 テキストと講義ノートの内容を理 解する(テストの準備を行う)

◆教科書及び資料

書 名 著 者 発行所 『改訂二版 キーワードで学ぶ特別活

動 生徒指導・教育相談』 有村久春 金子書房、2015

◆参考書

書 名 著 者 発行所 新訂版 学級教育相談入門 有村久春 金子書房、2014 必要な資料を随時配布する。 ◆関連科目

◆成績評価の方法・基準

評価項目 評価比率(%) 評価項目 評価比率(%)

定期試験 (60%) 小テスト

レポート 課題レポート(20%) 実技(発表・コミュニケーション)

学習に取り組む姿勢・意欲 (20%)

(補足)

◆受講上の注意事項及び助言

・積極的に授業に参画し、疑問点や質問事項を提案すること。 ・予習や復習を十分に行う。必要な課題レポートに意欲的に取り組むこと。

・自ら学修課題を解決するように努め、演習やグループでの学びに取り組むこと。 (当然であるが授業中のスマホやケイタイは禁止、私語等も慎む。)

◆オフィスアワー

受付時間: 原則として、月曜日、水曜日、金曜日の昼休み(12:10~12:50)

受付場所: 教育学第1研究室(4号館) 

上記で対応できない場合: 研究室入口の伝言板に用件をメモすること。

Page 18: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

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E C 3 0 4

教育方法論 (2単位) 開講時期 2年・前期(管理栄養学科) 担当者氏名 三尾忠男

◆授業概要 教師という専門職には、自己の教育技術や方法を常に見つめ直し、同僚などとの研鑽に取り組む姿勢が求められる。

その際、感覚や経験だけに依存せず、教師や授業を対象とする工学的なアプローチに基づく研究方法が必要である。こ

の授業では、基本的な教育技術である“板書”に加えて、ICT の活用、授業の設計・実施・分析・評価・改善の方法、

初任や中堅教師の教育方法にかかわる課題など、教師が学校現場で成長していくために必要となる内容を取り扱う。 また、この授業そのものを授業や教育の方法を研究する“場”と考え,各種の教授メディアや技術の利用を受講者に

体験してもらう。具体的には、PC や DVD 等による資料提示、ビデオカメラ等による授業記録、授業評価、Web 等によ

る学習を通して、効果や特徴を体感してもらうとともに、それらを授業研究の対象として捉え、受講者各自が教授法や

授業の評価観点を養うこともねらいとする。

◆到達目標 学校現場での教育活動を研究・開発する際に必要となる基礎的な知識や考え方の習得を目指す。それらを教育実習の

事前指導,教壇実習で関連づけられる程度まで習得させるとともに、自己研鑽するために必要な程度までの知識と方法

の習得を目標とする。 ◆授業計画 回 項 目 内 容 予習・復習

1 教育方法と教育工学 教育の方法を科学的に見る視点を概念的

に学ぶ。 予習 良い授業とは、各自考えておく。

復習 工学的アプローチ特徴を整理する。

2 教授学習過程のモデル化 教授学習における3方向コミュニケーシ

ョンをモデル、データ、パズル言語ゲーム

に学ぶ。

予習 教師と子どもの間の対話を具体的に思い

出しておく。 復習 パズル伝言ゲームの考察をする。

3 教育実習生にみる教育方法の改

善(授業の導入、発問・指名・

KR)

授業導入、発問・KR について、教育実習

生の初回、研究授業の変容から学ぶ。 予習 発問の意義について調べておく。 復習 子どもの回答に対する KR の重要性をパ

ズル伝言ゲームの考察で確認する。

4 教育実習生にみる教育方法の改

善(板書、教材利用、机間指導)

板書、教材利用、机間指導についてその理

論と教育実習生の初回、研究授業の変容か

ら学ぶ。

予習 板書についての配付資料を読む。

復習 授業技術の自己研鑽方法を考える。

5 授業技術(板書、カード、OHP等の比較)

板書、カードのそれぞれの特徴と必要なス

キルを映像と演習で学ぶ。また、教育実習

生に必要な資質・技能についてグループで

議論する。

予習 板書等の使い方について各自が受けた授

業を思い出し、まとめてくる。 復習 各自、板書練習をして自身の現状を確認

する。

6 授業技術(電子黒板、ICT 活

用、アクティブ・ラーニング)

授業における電子黒板、タブレット端末活

用について実践映像と「経験の円錐」とア

クティブ・ラーニングの意義と期待される

効果について考察する。

予習 日常の学びで ICT の効果について各自、

まとめてくる。 復習 ICT 活用とアクティブ・ラーニングの功

罪について各自、考察する。

7 目標分析、プログラム学習 授業の設計段階で求められる能力、目標設

定、プログラム学習について学ぶ。

予習 授業における目標について評価規準との

関連を調べてくる。 復習 目標行動を実際に作成し、理解を深める。

8 授業設計演習 各自が作成した授業設計シートを元に、マ

イクロ・レッスンを実施する。

予習 授業設計シートを完成させる。

復習 マイクロ・レッスンを振り返り、改善し

て各自、実施する。

9 学習評価(診断的、形成的、

総括的)、S-P 表の活用 学習評価の3段階、S−P 表、ルーブリック

評価について学ぶ。

予習 各自が体験した学習評価を簡潔にまとめ

てくる。 復習 授業設計シートにルーブリック評価を追

記する。

10 授業研究の意義と方法(授業

記録) 授業を授業者自身が研究するための授業

記録の各種方法とその意義について学ぶ

予習 授業を記録する意味について考える。

復習 音声、写真、動画の相違点について考察

する。

11 授業研究の意義と方法(授業

分析) 授業を授業者自身が研究するための授業

分析の各種方法とその意義について学ぶ 予習 授業の分析について各自調べておく。

復習 授業を研究する意義について考察する。

12 教員研修、学習組織と学級経

営 教員研修の制度等について理解する。「学

級」の授業における意味について学ぶ。 予習 教師の職能育成について調べておく。

復習 授業にとって学級の重要性を考察する。

13 初任・中堅教員の教育方法に

かかわる課題 教師の初任・中堅それぞれの段階における

授業技術の課題について学ぶ。 予習 授業力の段階的発達について考える。

復習 授業力と OJT の役割について考察する。

Page 19: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

- 265 -

14 学習技能、学習論と教育方法 学習技能と学習効果、新しい学習論と教育

方法について学ぶ。マイクロ・レッスンを

実施する。

予習 自身の学習技能を列挙してくる。マイク

ロ・レッスンの準備をしてくる。 復習 「食育」の学習技能を作る。

15 授業評価、総括 本授業14週を振り返り、各種授業方法と

満足度との関連について考察する。

予習 満足度、理解度で振り返ってくる。

復習 理論と実践の往還の効果について考察す

る。 ◆教科書及び資料 相当量のプリント資料を配付します。各自で整理し、毎回、持参してください。 ◆参考書

書 名 著 者 発行所 視聴覚メディアと教育方法 Ver.2 井上 智義 北大路書房 プロの板書 釼持 勉 教育出版 視聴覚メディアと教育方法 Ver.2 井上 智義 北大路書房 ◆関連科目

「教育心理学」

◆成績評価の方法・基準

評価項目 評価比率(%) 評価項目 評価比率(%)

定期試験 25 本科目の知識理解度テスト

レポート 25 小サポート3種、最終レポート 25%(5,5,5,10%)

学習に取り組む姿勢・意欲 50 各回の授業理解度

(補足)

・学習の状況と取り組み:毎回、小課題や授業評価コメント等により確認する。(50%) ・レポート(3 件)、及び、演習課題(1件)。(25%) 1つでも未提出の場合には失格。 小レポート等の提出に際して、クラス内における相互評価等を行う。

◆受講上の注意事項及び助言

授業プリントは、各自、綴じるなど整理しておくこと。また、グループ作業などで積極的に参加するこ

とを期待します。

◆オフィスアワー

受付時間:授業後の休み時間

受付場所:授業教室

上記で対応できない場合:電子メール [email protected] にて。

Page 20: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

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E G 4 0 1

生徒指導の理論と方法 (2単位) 開講時期 2年・後期(管理栄養学科) 担当者氏名 嶺井正也

◆授業概要 学生の小学校から高等学校での体験を踏まえ、学校における生徒の学習及び生活全般を対象とした支援

である学習指導、進路指導、教育相談を含む広義の生徒指導は、教科、道徳、特別活動などを柱とする教

育課程の内外を通じて行われるものであることを具体的に理解できるようにする。続いて、狭義の生徒指

導の意義、課題、体制づくりなどを具体的に取り上げ考察する。なお今日的課題となっているキャリア教

育(進路指導を含む)についても広義の生徒指導の観点からとりあげることとする。

◆到達目標 1.学習指導と並んで学校教育活動の柱となっている生徒指導の意義と役割を理解することができる。 2.生徒指導は生徒全体に対する働きかけを基盤として個別問題への対処を必要に応じて行うものである

ことを理解することができる。 3.生徒指導の理論について考えを深め、生徒指導の方法を具体的に身につけることができる。 ◆授業計画 回 項 目 内 容 予習・復習

1 生徒指導にかかわる学

校教育の現状

生徒指導でクローズアップされて

いるいじめ問題を手掛かりに生徒

指導に関する学校教育の現状や「指

導死」といった状況があることを概

観する

予習 これまで受けた生徒指導・進路指導

を振り返っておく 復習 いじめ問題の現状と課題を整理し、

どんな背景があるか、また不適切な指導と

言われる現状もあることを確認する。

2 生徒指導の概念

生活指導、学習指導や進路指導との

区別と関連を考えながら「学習指導

要領解説」で示されている概念をと

りあげ、検討する。

予習 『生徒指導提要』の該当部分を読ん

でおく。 復習 生徒指導は「問題行動への対応」が

基本でなく、生徒が自己指導能力を身に着

けられるようにする指導であることを確

認する。

3 生徒の発達と生徒理解

生徒指導をすすめるにあたって不

可欠の生徒理解について、発達段階

を踏まえた共感的理解を中心に考

える。

予習 生徒理解についてまとめてある教

科書 176~178 頁を予め読んでおく。

復習 共感的理解の特徴、方法を確認す

る。

4 生徒指導にかかわる法

学校教育法はもとより、少年法、児

童福祉法、児童虐待防止法、いじめ

防止対策推進法などのポイントの

他、校則のあり方もとりあげる。

予習 「体罰」にかかわる事件にどんなこ

とがあったかを調べておく。

復習 体罰は法律によって禁止されてい

ることを確認するとともに、生徒指導にか

かわる法令が多数存在すること整理する。

5 教育課程編成と生徒指

導体制づくり

学級活動を中心としながらも学校

教育全体で行う生徒指導にとって、

学校が編成する教育課程や徒指導

主事を中心とした指導体制の在り

方が重要であることを認識する。こ

れは進路指導にも通じる。

予習 教科書 122~124 頁を読んで教育課

程の概念を知る。 復習 生徒指導は特別活動を中心としな

がらも学校教育活動全体の計画である教

育課程を通じて、組織的に行われることを

確認する。

6 開発的生徒指導

生徒が学校内外での生活に適応し

ながら、よりよき人格形成にむけて

主体的に活動できるような自己指

導能力の育成を図る生徒指導が基

本であることを考える。

予習 生徒指導の方法として大きく 3つに

類型化できることを教科書 174・175 頁を

読んで確認しておく。 復習 生徒指導は本来、全生徒を対象にし

た学校及び将来生活への適応を主体的に

図っていけるよう促す働きかけであるこ

とを理解する。

7 予防的生徒指導

いじめ問題はそれが起きてしまっ

た時にどう対処するかが課題であ

るが、より重要なのはいじめが生じ

ないようにするためにはどう指導

したらいいのかを工夫する。

予習 文部科学省が定めている「いじめ防

止基本方針」を読んでおく。

復習 特にいじめ問題に関して、いじめが

起きないようにすることの重要性と具体

的取り組みを確認する。

Page 21: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

- 267 -

8 中間テストと振り返り 計 7 回の授業内容を確認する中間

テストを行い、振り返りの作業をお

こなう。

予習 これまでの授業の内容をひりかえ

っておく。 復習 計 7回の授業の内容で理解できてい

なかった点を整理し、調べるようにする。

9 問題解決的生徒指導そ

の1 いじめ

もっとも緊急の課題となっている

「いじめ問題」への対応を「重大事

態」を想定して具体的に確かめる。

予習 自分の身近にあったいじめ問題に

はどんなものがあったか整理しておく。

復習 近年報道された「重大事態」への対

応の学校側の問題に関するポイントをま

とめておく。

10 問題解決的生徒指導そ

の2 不登校

依然として減少傾向が見られない

不登校問題を原理的に考えながら

解決の糸口を模索する。

予習 適応指導教室やフリースクールと

いった学びの場について調べておく。

復習 平成 28 年に成立した「多様な教育

機会確保法」の内容について説明できるよ

うにする、

11 問題解決的生徒指導そ

の3 GID

近年注目されている「性的少数者

(LGBT)」とも学校教育で課題と

なっている GID 生徒への対応を考

える。

予習 そもそも GID とは何かを調べてお

く。 復習 この問題への対応は教職員の意識

改革が重要であることを確認する。

12 キャリア教育としての

進路指導

キャリア教育の一環として位置づ

けられるようになっている進路指

導の意義と方法を検討する。

予習 教科書 190~193 頁を読んでキャリ

ア教育政策の概要を認識する。

復習 キャリア教育の一環としての進路

指導の意義と方法を確認する。

13 学習指導との連携

教科と中心に行われる学習指導に

おいて生徒指導と重なる側面に着

目し、あらゆる場面における生徒指

導の役割を理解する。

予習 教科書 140~143 頁を読み学習指導

の原理を調べておく。 復習 学習指導場面においても学校及び

将来生活への適応能力を育む生徒指導の

側面があることを具体的に整理する。

14 ガイダンスの機能と教

育相談

生徒指導、進路指導の双方において

強調されているガイダンスの機能

の意味と意義を考え、指導あり方を

考える。

予習 学習指導要領解説の該当部分を読

んでおく。 復習 生徒指導はもともとアメリカの

guidance 概念に基づいていることを確認

し、なぜ、いまガイダンスの機能の充実が

求められているのかを整理する。

15 復習

合計 14 回の授業を通して確認して

きたことを振り返り、達成目標がど

の程度達成されているかを確認す

る。

予習 これまでの授業をノート、教科書、

配布資料などから振り返っておく。 復習 設定目標に到達できた点、できなか

った点を確認し、できなかった点について

は再度授業内容を調べなおす。

Page 22: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

- 268 -

◆教科書及び資料 書 名 著 者 発行所

公平な社会を築く公教育論 嶺井正也編著 八千代出版株式会社 ◆参考書

書 名 著 者 発行所 生徒指導提要 文部科学省 文部科学省 学習指導要領解説 文部科学省 文部科学省 ◆関連科目

教育原論 教育心理学

特別活動の指導

◆成績評価の方法・基準

評価項目 評価比率(%) 評価項目 評価比率(%)

定期試験 60 小テスト 20

レポート 実技(発表・コミュニケーション)

学習に取り組む姿勢・意欲 20

(補足)「学習に取り組む姿勢・意欲」は授業最後に書く振り返りレポートで確認する。

◆受講上の注意事項及び助言

授業中のスマートフォン使用は認めない。

◆オフィスアワー

受付時間:出校時に対応する。

受付場所:学務課内講師控室

上記で対応できない場合:[email protected] に連絡すること

Page 23: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

- 270 -

E G 5 0 2

教育相談の理論と方法 (2単位) 開講時期3年・前期(管理栄養学科) 担当者氏名 岡田 弘

◆授業概要 今日、いじめや不登校など、子どもの学校教育上の問題はきわめて深刻な事態にある。教育現場におけ

るその解決を目指し、教師が教育相談の理論や技法に基づいて、生徒や親、教師に相談・援助していくプ

ロセスを学んで行く。

◆到達目標 1.学校教育相談の実際を説明できる。 2.教育相談の理論を説明できる。 3.心理的援助場面でカウンセリング技法を活用できる。

授業計画 回 項 目 内 容 予習・復習

1 ガイダンス 授業の内容、進め方、グル-ピング、

評価方法を理解する 予習 シラバスを読んでおく 復習 グル-プで講義内容を確認する

2 教育カウンセリングと

は 必要性・理論的背景・「育てる」と

は何かを理解する

予習 テキストp8~p12を理解して

おく 復習 教育カウンセリングを説明できる

ようにしておく

3 教育現場の実態、倫理 教育カウンセリングの方法・職業倫

理・不可欠条件を理解する

予習 テキストp12~p17、p18~

27を理解しておく 復習 方法・倫理・不可欠条件をまとめる

4 カウンセリングの学び

方 アセスメント・ガイダンスカリキュ

ラムを理解する

予習 テキストp38~p56を理解し

ておく 復習 アセスメント・ガイダンスカリキュ

ラムをまとめる

5 カウンセリングの歴史

と背景 発達の理論・キャリアガイダンスを

理解する

予習 テキストp28~p37、p116

~p125を理解しておく 復習 発達の理論・キャリアガイダンスを

まとめる

6 学校教育相談と問題行

動・子どもの問題を見る

視点 問題行動・非行について理解する

予習 テキストp166~p185を理 解おく 復習 発達・人格形成・社会生をまとめる

7 理論の大きな3つの立

場 精神分析・自己理論・行動理論を理

解する

予習 テキストp57~p85を理解し

ておく 復習 3大理論をまとめておく

8 カウンセリングの技

法・かかわり行動・観察

技法

コ-ヒ-カップモデル・非言語的技

法を理解する

予習 テキストp86~p88、p93~

p94を理解しておく 復習 コ-ヒ-カップデル・非言語的技法

をまとめる

9 傾聴・こころの言葉をと

らえる 言語的技法を理解する 予習 テキストp88~p93を理解し

ておく 復習 言語的技法をまとめる

10 積極技法・面接と援助技

法 サイコエジュケ-ション・対話のあ

る授業を理解する

予習 テキストp106~p115、p1

36~p145を理解しておく 復習 サイコエジュケ-ション・対話のあ

る授業をまとめる

11 ロ-ルプレイⅠ 保護者への面接場面で

保護者への対応場面でカウンセリ

ング技法を活用できるようにする

予習 テキストp215~p224を理 解しておく

復習 カウンセリング技法をまとめる

12 ロ-ルプレイⅡ 特別な支援を必要とす

る子への面接場面で

教室で行う特別な支援場面でカウ

ンセリング技法を活用できるよう

にする

予習 テキストp205~p224を理 解しておく

復習 カウンセリング技法をまとめる

13 ロ-ルプレイⅢ いじめを受けている子

への面接場面で

いじめへの対応場面でカウンセリ

ング技法を活用できるようにする

予習 テキストp186~p195を理

解しておく 復習 カウンセリング技法をまとめる

Page 24: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

- 271 -

14 ロ-ルプレイⅣ 虐待や体罰を受けてい

る子への面接場面で

虐待や体罰への対応場面でカウン

セリング技法を活用できるように

する

予習 虐待・体罰について調べておく

復習 カウンセリング技法をまとめる

15 ロ-ルプレイⅤ 不登校傾向の子への面

接場面で

不登校への対応場面でカウンセリ

ング技法を活用できるようにする

予習 テキストp196~p204を理 解しておく 復習 カウンセリング技法をまとめる

◆教科書及び資料

書 名 著 者 発行所 新版教育カウンセラ-標準テキ

スト初級編 日本教育カウンセラ-協会 図書文化社

生徒指導提要 文部科学省 ◆参考書

書 名 著 者 発行所 ◆関連科目

自己表現法・心理学・教育心理学・生徒指導の理論と方法

◆成績評価の方法・基準

評価項目 評価比率(%) 評価項目 評価比率(%)

定期試験 70 小テスト

レポート 実技(発表・コミュニケーション) 30

学習に取り組む姿勢・意欲

(補足)

◆受講上の注意事項及び助言

予習内容を提出する

◆オフィスアワー

受付時間: 12:10~(月・水・木・金・土曜日)

受付場所: 人文科学研究室(4号館5階)

上記で対応できない場合: 16:40~(月・水・木・金・土曜日)

Page 25: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

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E T 6 0 1

栄養教育実習事前事後指導(1単位) 開講時期3年・後期~4年前期(管理栄養学科)

担当者氏名 :有村久春、橋場浩子、岡田弘、渡辺順子、田中広美 ◆授業概要 教育実習を有意義なものとするためには、実習の意義・目的や心構えをしっかりと理解し、万全な準備で臨むことが重

要である。これまでに学んできた一般教育科目、教職に関する科目、専門に関する科目を学校現場での実習を通して総合

的に実践し、教師としての資質を養う。実習後には、教育現場で体験したことを基に教える立場から見えてきた教育の諸

問題や指導法に反省を加え、教師の使命や教育の重さを感じとる。

◆到達目標 1.栄養教育実習の意義や目的について理解するとともに、実習を円滑に効果的に行うために必要な知

識・技能・態度を習得する。 2.食に関する指導の実践に積極的に参画できる。 3.実習後は実習の反省、問題点の整理、今後の課題の明確化を図り、改善することができる。 ◆授業計画

回 項 目 内 容 予習・復習

1 栄養教育実習の法的根

拠 「栄養教育実習」実施の法的根拠、

受入の法的根拠等を理解する。

予習 シラバスを読んでおく。

復習 栄養教諭の普通免許状の授与する 法律についてプリントにまとめる。

2 栄養教諭制度創設の趣

旨と学校教育の法令

栄養教諭制度創設に関する学校教

育の法令を理解する。

予習 学校栄養教育論の教科書 P1復習し

ておく。 復習 栄養教諭に関する一部改正された

法律をまとめとく

3 栄養教育実習の意義と

目指す教師像

栄養教育実習の意義、理想の教師

像、教師に求められる資質を理解す

る。

予習 栄養教育実習の意義と目指す教師

像テキスト P5~読んでおく。 復習 栄養教育実習の意義と目指す教師

像を自分の言葉でプリントにまとめる。

4 教育実習の準備と心得

事前準備、実習期間中の一般的な注

意事項について理解する。

予習 栄養教育実習の準備と心得テキス ト P9~読んでおく。

復習 実習の基本的心得・目的を自分の考

でまとめて提出する。

5 子ども理解とその指導

児童理解とその指導法について理

解する。

予習 学校ボランティアの報告書を読ん

でおく。 復習 本日の講義の内容をプリントにま

とめて提出する。

6 学校経営、公務分掌、服

務 校内の組織、教育計画、教師の職務

内容等について理解する。

予習 栄養教諭の役割と職務内容につい て復習しておく。

復習 本日の講義の内容をプリントにま とめて提出する。

7 実習におけるコミュニ

ケーションの構築 自己紹介や児童、生徒、教師とのコ

ミュニケーション手法を学ぶ。

予習 自己紹介の内容をまとめておく。

復習 コミュニケーション手法の復習を する。

8 実習計画の立て方 実習計画書をもとに実習の内容を

理解し、計画を立てる。

予習 実習計画の立て方テキストP17~読

んでおく。 復習 実習計画表に記入する。

9 実習校との事前準備 事前訪問、あいさつ、教育実習の内容

を理解する。

予習 実習計画書を読んでおく。

復習 実習打合せ事項の確認とノートの

整理

10 実習にあたって必要な

健康管理の知恵

健康管理の一般的注意事項と健康

障害が生じた場合の対応を理解す

る。

予習 実習にあたって必要な健康管理の 知恵テキスト P39 を読んでおく。

復習 健康管理について理解し、健康障害

が生じた場合の対応策を復習する。

Page 26: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

- 273 -

11 学習指導案作成(教科) 事前打ち合わせで決定した実習中に行う

教科領域の授業の指導案を作成する。

予習 教科の年間指導計画を調べておく。

復習 研究授業の指導案を作成しておく。

12 学習指導案作成(給食) 事前打ち合わせで決定した実習中に行う

給食指導の指導案を作成する。

予習 給食の献立を参考に指導案を見直

しておく。 復習 給食時の指導案を見直しておく。

13 栄養教育実習の記録の

とり方と使用上の注意 実習に関する提出書類の書き方を

理解し、作成する。

予習 栄養教諭実習の記録のとり方テキ

スト P37を読んでおく。 復習自主研究の記録、実習生に関する記録

を完成させる。

14 実習ノート 課題レポートまとめ

実習ノートや教育実習中に取り組んだ課

題のまとめをする。

予習 実習内容の全体を振り返り、実習ノ

ート、課題レポートを読んでおく。 復習 教育実習中に於いて、指導を受けた

内容は必ずノートにまとめ復習する。 疑問な点は、必ず調べて解決する。

15 事後報告会 教育実習での成果を学び合う。 予習 報告内容の整理と準備をする

復習 教育実習の成果を自己確認する

◆教科書及び資料 書 名 著 者 発行所

栄養教育実習ノート 笠原 賀子、他 医歯薬出版 学校栄養教諭論 笠原 賀子、他 医歯薬出版

◆参考書 書 名 著 者 発行所

学習指導要領解説 文部科学省 ぎょうせい 食に関する指導の手引 文部科学省 東山書房

◆関連科目

基礎栄養学 臨床栄養学 応用栄養学 調理学 給食計画論 教栄養育論Ⅰ・Ⅱ 栄養教育実習1 教職概論 教育原理 教育心理学 教育制度論 道徳の指導法 特別活動の指導 教育方法論 生徒指導の理論と方法 学校ボランティア

◆成績評価の方法・基準

評価項目 評価比率(%) 評価項目 評価比率(%)

定期試験 小テスト

レポート・実習校の評価 40 実技(発表・コミュニケーション) 30

学習に取り組む姿勢・意欲 30

(補足)

◆受講上の注意事項及び助言

・教育実習の学習に参画し、疑問点や質問事項を提案すること。 ・必要な課題レポートに意欲的に取り組むこと。 ・自ら学修課題を解決するように努め、演習やグループでの学びに取り組むこと。 ・実習校の指示に従い積極的に実習に取り組み実習の成果を事後の学修に生かすこと。

◆オフィスアワー

時 間:学期開始時に学務課からの掲示を確認すること。

受付場所:4号館 5階 教育学第 2研究室

上記で対応できない場合:研究室入口の伝言板に要件をメモすること。

Page 27: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

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E T 7 0 2

栄養教育実習 (2単位) 開講時期4年・前期(管理栄養学科) 担当者氏名 有村久春 橋場浩子 岡田弘 渡辺順子 田中広美

◆授業概要 教育実習の意義、実習で学ぶべき内容、実習に向けての心構えについて解説し、実習に対する不安な

点や疑問点の解消を図る。実習前は実習校から教育情報を収集し施設概要を把握し事前学習を行う。実

習中は実習担当教諭から、栄養教諭として必要な知識・技術を習得し理論と実践を結びつけ、児童生徒

とふれあいながら実践的指導を受ける。

◆到達目標 1.小・中学校における栄養教諭の果たすべき役割を理解する。

2.栄養教諭としての専門的知識、実践的指導力を身に付ける。

3.コミュニケーション能力など総合的な能力を身につける。

◆授業計画 回 項 目 内 容 予習・復習

1 オリエンテーション 教育実習生としての心構え及び諸注意を

理解する。

予習 シラバスを読んでおく。 復習 授業の要点をまとめる。

2 学校長の講義 学校経営、学校教育目標、 校務分掌につ

いて学ぶ。

予習 実習計画を確認 復習 要点を実習ノートにまとめる。

3 副校長先生の講義 児童生徒の実態、家庭・地域の連携につい

て学ぶ。

予習 質問の内容を確認しておく。 復習 講義の要点をまとめる。

4 教務及び担当教諭による指

教科学習・給食指導・学校行事等について

学ぶ。

予習 質問の内容を確認しておく。

復習 食に関する指導の課題等質問の明 用を確認しておく。

5 栄養教諭による指導 給食管理と連携した食育活動、個別指導等

について学ぶ。

予習 実習校の食に関する全体計画を確 認しておく。

復習 講義の要点をまとめる。

6 給食指導参観 給食時間の指導について学ぶ。 予習 給食指導の目標を確認しておく。

復習 指導の要点をまとめる。

7 授業参観① 児童・生徒の実態を把握し、指導目標の

設定方法を学ぶ。

予習 児童・生徒の食に関する課題を調べ

ておく。 復習 児童・生徒の食に関する指導の課題

とその指導目標をまとめる。

8 授業参観② 児童・生徒の実態に即した授業計画を学

ぶ。

予習 実習校の食に関する指導の年間計 画を確認しておく。

復習 授業計画の立て方の要点をまとめ る。

9 授業参観③ 効果的な授業の進め方、板書計画等指導

技術を学ぶ。

予習 良い板書計画について調べておく。

復習 板書計画の要点をまとめる。

10 指導案の検討① 教科、指導目標の設定及び授業計画を作成

する。

予習 教科の指導目標について調べてお く。

復習 教科の指導目標について要点をま

とめる。

11 指導案の検討② 指導案内容の検討と指導媒体の作成をす

る。

予習 研究授業の指導案を見直しておく。

復習 指導の媒体を完成させる。

12 指導案の検討③ 担当教諭から指導案の内容について指導

を受ける。

予習 指導案・教材を完成する。

復習 担当教諭からの指導を受けた内容 をまとめる。

13 研究授業の事前指導 他の学級での事前指導を体験し、指導技術

を学ぶ。

予習 指導案・教材を完成する。

復習 担当教諭からの指導を受けた内容 をまとめる。

Page 28: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

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14 研究授業 担当学級で研究授業を行い、指導を受ける

予習 指導案・教材を手直しして完成して

おく。 復習 担当教諭からの指導を受けた内容 をまとめる。

15 総括 成果と課題をまとめる。

予習 実習ノートをまとめておく。お礼の

挨拶を考えておく。 復習 課題をまとめ自己評価をする。

◆教科書及び資料

書 名 著 者 発行所 栄養教諭論―理論と実際 金田 雅代 他 建帛社 ◆参考書

書 名 著 者 発行所 学習指導要領解説 文部科学省 ぎょうせい 食に関する指導の手引 文部科学省 東山書房 ◆関連科目

基礎栄養学 臨床栄養学 応用栄養学 調理学 給食計画論 教栄養育論Ⅰ・Ⅱ 栄養教育実習1 教職概論 教育原理 教育心理学 教育制度論 道徳の指導法 特別活動の指導 教育方法論 生徒指導の理論と方法 学校ボランティア

◆成績評価の方法・基準

評価項目 評価比率(%) 評価項目 評価比率(%)

定期試験 小テスト

レポート・実習校の評価等 40 実技(発表・コミュニケーション) 40

学習に取り組む姿勢・意欲 20

(補足)

◆受講上の注意事項及び助言

・積極的に学習に取り組むこと。(指導案・教材作成等)

・課題レポートに意欲的に取り組むとともに提出期限を厳守すること。

・グループ演習等自ら積極的に取り組むこと。

◆オフィスアワー

時 間:学期開始時に学務課で確認すること。

受付場所:4号館 5階 教育学第 2研究室

※上記で対応できない場合:研究室入口の伝言板に要件を記入すること。

Page 29: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

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E E 8 0 1

教職実践演習 (2 単位)開講時期 4年・後期(管理栄養学科) 担当者氏名 有村久春 橋場浩子 岡田弘 渡辺順子 田中広美

◆授業概要 本授業では、栄養教諭が学校全体の食のコーディネーターとしての中核的役割を担うため、学校経営

と給食経営、各教科を網羅した「食に関わる年間計画」の検証を軸とした教育活動が行われていることを

理解する。その上で、食に関する分野の教科・特別活動等における栄養教諭としての指導案の研究、教材

研究、それに関わる指導技術の向上を図る。また、毎回の模擬授業後は自評及び研究協議を重ね、より栄

養教諭としての自覚と資質の改善を図る。

◆到達目標 1.小学校・中学校における栄養教諭としての資質向上を目指す。

2.事例研究、模擬授業、栄養教育実習報告会などを通して、栄養教諭としての使命感や責任感、教育的

愛情等を確認する

3.教育現場に必要な社会性や対人関係能力に関する知識を習得し現場における実践力を高める。

◆授業計画 回 項 目 内 容 予習・復習

1 教職の責任と倫理 教職の意義と栄養教諭の職務内容、子ども

に対する責任感について理解する。

予習 シラバスを読んでくる 復習 要点をレポートにまとめる。

2 履修履歴の把握と教職への

適性

履修履歴について確認し、教職への適性に

ついて理解する。

予習 学生便覧の教職課程履修規定を読 読んで取得単位の確認をする。 復習 授業の要点をレポートにまとめる。

3 組織の中の教員 学校での栄養教諭の位置づけや使命感や

責任感、教育的愛情等を確認する。

予習 教育課程論で学んだ栄養教諭論を

を復習してくる。 復習 授業の要点をレポートにまとめる。

4 学級の中の子ども

教育現場における児童生徒の理解や学級

経営等ついて理解する。

予習 学級経営について実習経験から習 得したことをまとめてくる。 復習 授業の要点をレポートにまとめる。

5 教育現場での人間性 教育現場に必要な社会性や対人関係能力

に関する知識について理解する。

予習 教職概論で学んだ「チーム学校」を

復習してくる。 復習 授業の要点をまとめる。

6 事例研究① 教育現場としての学校給食の意義や実施

に必要な内容について理解する。

予習 学校給食時の指導について実習レ

ポートを読み返してくる。 復習 学校給食の役割についてまとめる。

7 事例研究② 教育現場における食に関する指導のあり

方について理解する。

予習 実習校の食に関する全体計画を熟 熟読する。 復習 授業の要点をまとめる。

8 事例研究③ 栄養教育実習等での経験をもとに望まし

い指導法について理解する。

予習 食に関する指導(授業・給食・個別)

実習ノートを読んでおく。 復習 授業の要点をまとめる。

9 教育現場の現状 現在の教育現場において必要とされる教

員について、外部講師の講演を行う。

予習 理想の教師像を考えてくる。 復習 授業の要点をレポートにまとめる。

10 模擬授業① 実習における研究授業について見直し、模

擬授業を行う準備をする。

予習 実習で行った授業の指導案を読み 返してくる。 復習 模擬授業の準備をする。

11 模擬授業② 実習における研究授業について見直し、模

擬授業を行う(補完指導を含む)。

予習 模擬授業の準備をする。 復習 模擬授業の準備をする。

12 模擬授業③ 実習における研究授業について見直し、模

擬授業を行う。

予習 模擬授業の準備をする。

復習 模擬授業のレポートをまとめる。

13 模擬授業⑤(給食指導含む) 実習における研究授業について見直し、模

擬授業を行う。

予習 模擬授業の準備をする。 復習 模擬授業のレポートをまとめる。

14 給食時の指導 実習における給食指導について見直し、模擬

指導を行う。

予習 模擬授業の準備をする 復習 模擬授業のレポートをまとめる。

Page 30: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

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15 資質能力の確認とまとめ 履修履歴を確認し、模擬授業の結果につい

て各自で自己評価を行う。

予習 模擬授業のまとめのレポートを作 成する。 復習 模擬授業の自己評価をまとめる。

◆教科書及び資料

書 名 著 者 発行所 栄養教諭論―理論と実際 金田 雅代 他 建帛社 ◆参考書

書 名 著 者 発行所 学習指導要領解説 文部科学省 ぎょうせい 食に関する指導の手引 文部科学省 東山書房 ◆関連科目

基礎栄養学 臨床栄養学 応用栄養学 調理学 給食計画論 栄養教育論Ⅰ・Ⅱ 栄養教育実習1 教職概論 教育原理 教育心理学 教育制度論 道徳の指導法 特別活動の指導 教育方法論 生徒指導の理論と方法 学校ボランティア

◆成績評価の方法・基準

評価項目 評価比率(%) 評価項目 評価比率(%)

定期試験 小テスト

レポート 40 実技(発表・コミュニケーション) 40

学習に取り組む姿勢・意欲 20

(補足)

◆受講上の注意事項及び助言

・積極的に学習に取り組むこと。(指導案・教材作成等)

・課題レポートに意欲的に取り組むとともに提出期限を厳守すること。

・グループ演習等自ら積極的に取り組むこと。

◆オフィスアワー

時 間:学期開始時に学務課で確認すること。

受付場所:4号館 5階 教育学第 2研究室

※上記で対応できない場合:研究室入口の伝言板に要件を記入すること。

Page 31: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

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E N 6 0 1

学校栄養教育法 (2単位) 開講時期 3年・後期(管理栄養学科) 担当者氏名 渡辺 順子 田中 広美

◆授業概要 栄養教諭は、発育成長期という特殊な時期にあたる児童及び生徒に食の意義と正しい知識を習得させ

望ましい食習慣を身に着けさせるために学校全体で食に関する指導を展開していかなければならない。 本講義では、実際に学校現場で実施されている指導や指導資料等を活用しながら食に関する指導のスキ

ルや実践力を養う。

◆到達目標 1.我が国の食生活の現状と課題、子どもの食生活の実態を把握し、食に関する課題を理解できる。 2.食育基本法および食育推進基本計画の趣旨、栄養教諭の役割と職務、学校給食の意義などについて理

解し、食の指導について意欲的に取り組める。 3.我が国の食文化や行事食・郷土料理の特徴などについて理解できる。 4.小学校および中学校における食教育と学習指導要領について理解できる。 ◆授業計画 回 項 目 内 容 予習・復習

1 栄養教諭の役割と職務

内容 栄養教諭制度と今後の展望につい

て理解する。 予習 シラバスを読んでおく 復習 授業の内容をまとめる。

2 食に関する指導の基礎

的知識

子どもの発達、学習能力、行動科学

理論、コミュニケーション技術等理

解する。

予習 教科書 P13~読んでおく。

復習 授業の内容をまとめる。

3 子どもの健康・栄養に関

わる現状と課題

子どもの発育・健康状態、子どもの

栄養摂取状況・食生活について理解

する。

予習 教科書 P33~読んでおく

復習 課題のプリントをまとめる。

4 わが国の食生活の変遷

と学校給食 食生活の変遷と学校給食の歴史に

ついて理解する。 予習 教科書 P41~読んでおく。 復習 課題のプリントをまとめる。

5 学校給食の実際 学校給食の意義と栄養管理・衛生管

理の実際について理解する。 予習 教科書 P47~読んでおく。

復習 課題のプリントをまとめる。

6 食に関する指導の全体

計画 食に関する指導の計画・実施・評価

について理解する。 予習 教科書 P57~読んでおく。 復習 課題のプリントをまとめる。

7 教科などにおける食に

関する指導 学習指導要領の徹底理解と指導の

実際を理解する。 予習 教科書 P67~読んでおく。 復習 課題のプリントをまとめる。

8 指導にあたっての全般

的な心構え

指導の心得、指導要領との関係、指

導案作成の仕方、実施の留意点等を

理解する。

予習 教科書 P69~読んでおく。

復習 課題のプリントをまとめる。

9 家庭科、技術家庭科にお

ける食に関する指導 教科領域等の学習指導案・教材につ

いて理解する。

予習 家庭科、技術家庭科の指導案を調べ

てくる。 復習 指導案・教材研究

10 体育科、保健体育におけ

る食に関する指導 教科領域等の学習指導案・教材につ

いて理解する。

予習 体育科、保健体育科の指導案を調べ

てくる。 復習 指導案・教材研究

11 道徳における食に関す

る指導 教科領域等の学習指導案について

理解する。 予習 道徳の指導案を調べてくる。 復習 指導案・教材研究

12 特別活動における食に

関する指導~学級活動

授業実践演習

グループごとに指導案を作成し、教

材等を検討する。

予習 指導案の作成と教材研究

復習 模擬授業の準備

13 特別活動における食に

関する指導~給食指導 模擬授業をグループごとに行い 改善点等を討議する。

予習 指導案の作成と教材研究

復習 模擬授業の改善点をまとめる。

Page 32: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

- 279 -

14 総合的な学習の時間に

おける食に関する指導 総合的な学習の時間の指導の内容

を理解する。 予習 教科書 P97~読んでおく。

復習 教科の特徴をまとめる。

15 個別栄養相談指導の

あり方 総括

児童生徒が個々に抱える様々な食

生活の問題把握と相談指導のあり

方を理解する。(偏食、肥満、痩身 食物アレルギー、疾病、スポーツ等)

予習 教科書 P107~読んでおく。

復習 教科総括の課題プリントをまとめ

る。

◆教科書及び資料

書 名 著 者 発行所 栄養教諭のための 学校栄養教育論 笠原 賀子、他 医歯薬出版

◆参考書

書 名 著 者 発行所 学習指導要領解説 文部科学省 ぎょうせい 食に関する指導の手引 文部科学省 東山書房 栄養教諭論 金田 雅代 建帛社

◆関連科目

基礎栄養学 臨床栄養学 応用栄養学 調理学 給食計画論 栄養教育論Ⅰ・Ⅱ 栄養教育実習1 教職概論 教育原理 教育心理学 教育制度論 道徳の指導法 特別活動の指導 教育方法論 生徒指導の理論と方法 学校ボランティア

◆成績評価の方法・基準

評価項目 評価比率(%) 評価項目 評価比率(%)

定期試験 50 小テスト

レポート 10 実技(発表・コミュニケーション) 30

学習に取り組む姿勢・意欲 10

(補足)

◆受講上の注意事項及び助言

・積極的に学習に取り組むこと。

・課題レポートに意欲的に取り組むとともに提出期限を厳守すること。

・グループ演習等自ら積極的に取り組むこと。

◆オフィスアワー

時 間:学期開始時に学務課からの掲示を確認すること。

受付場所:4号館 5階 教育学第 2研究室

※上記で対応できない場合:研究室入口の伝言板に要件をメモすること。

Page 33: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

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E N 6 0 2

食育指導法 (2単位) 開講時期3年・後期(管理栄養学科) 担当者氏名 田中広美

◆授業概要 管理栄養士免許に必要な科目を習得したことによって培われた栄養学の専門性に加えて、児童生徒の

健全な心身の発達のため、さらには生涯を通じた健康づくりのために、食を通じた健康教育の重要性を

理解し、教育者として食に関する指導(学校における食育)ができる能力を養う。 ◆到達目標 1.食に関する指導について、その基礎理論を理解している。 2.栄養教諭の実践演習として、食に関する指導についての学習指導案が作成できる。 3.模擬授業、相互評価を通し、指導法や指導効果の向上を目指すことができる。

◆授業計画 回 項 目 内 容 予習・復習

1 栄養教諭と食に関する

指導 学校における食育推進の中核とな

る栄養教諭の役割を理解する。 予習 シラバスを読んでおく

復習 授業のプリントをまとめる。

2 食に関する指導に係る

全体計画の作成 食に関する指導の全体計画を理解

する。

予習 教科書 P53~読んで食に関する全

体計画を調べておく。 復習 授業の内容をプリントにまとめる。

3 給食時間における「食に

関する指導」 学校給食を「生きた教材」として活

用した給食指導の内容を理解する。

予習 教科書 P80~読んでおく。

復習 課題のプリントをまとめる。

4 教科における「食に関す

る指導」 家庭科・技術家庭科に関する指導内

容について理解する。

予習 教科書 P111~読んでおく.

復習 課題のプリントをまとめる。

5 教科における「食に関す

る指導」 体育・保健体育科その他の教科の指

導内容について理解する。

予習 教科書 P128~読んでおく。

復習 課題のプリントをまとめる。

6 教科における「食に関す

る指導」 道徳、総合的な学習の食に関する指

導内容について理解する。 予習 教科書 P161~読んでおく。

復習 課題のプリントをまとめる。

7 特別活動における「食に

関する指導」 学級活動の食に関する指導の内容

を理解する。

予習 小学校の学級活動の指導案を調べ

てくる。 復習 課題のプリントをまとめる。

8 特別活動における「食に

関する指導」 文部科学省、食生活学習教材を活用

した指導案作りについて理解する。

予習 教科書 P161~読んでおく。

復習 課題のプリントをまとめる。

9 児童生徒が楽しく学ぶ

学習指導案・教材作り、

評価の考え方

文部科学省、食生活学習教材を理解

する。

予習 文部科学省、食生活学習教材を読ん

でおく 復習 指導案の作成と教材研究

10 食に関する指導の実際

「家庭地域と連携した

指導」

地場産物の活用等地域と連携した

取り組みの進め方、地域関係機関、

団体との連携について理解する。

予習 自分の出身県の磁場産物と郷土料

理を調べる。教科書 P186~読んでおく

復習 授業の要点のプリントをまとめる。

11 食に関する指導の実際

「個別指導」

個別指導の意義、特徴、指導法を理

解する。(食物アレルギー等、個別

相談指導の実の実際)

予習 アレルギー除去食を調べてくる。

復習 個別相談の方法をプリントにまと

める

12 実践演習 模擬授業に向けて指導案、教材の作

成(グループ活動)

予習 教材作成

復習 指導案の作成と教材研究

Page 34: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

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13 教科における模擬授業 模擬授業の実施と相互評価 (グループ活動)

予習 模擬授業の準備

復習 模擬授業の改善点をまとめる。

14 特別活動における模擬

授業 模擬授業の実施と相互評価 予習 模擬授業の準備 復習 模擬授業の改善点をまとめる。

15 模擬授業のまとめ 模擬授業の改善点等をまとめる。 予習 教科書 P107 から読んでくる。

復習 教科総括の課題プリントをまとめ

る。 ◆教科書及び資料

書 名 著 者 発行所 栄養教諭論―理論と実際 金田 雅代 他 医歯薬出版 ◆参考書

書 名 著 者 発行所 学習指導要領解説 文部科学省 ぎょうせい 食に関する指導の手引 文部科学省 東山書房 ◆関連科目

基礎栄養学 臨床栄養学 応用栄養学 調理学 給食計画論 栄養教育論Ⅰ・Ⅱ 栄養教育実習1 教職概論 教育原理 教育心理学 教育制度論 道徳の指導法 特別活動の指導 教育方法論 生徒指導の理論と方法 学校ボランティア

◆成績評価の方法・基準

評価項目 評価比率(%) 評価項目 評価比率(%)

定期試験 なし 小テスト

レポート・提出物等 30 実技(発表・コミュニケーション) 30

学習に取り組む姿勢・意欲 40

(補足)

◆受講上の注意事項及び助言

・積極的に学習に取り組むこと。(指導案・教材作成等)

・課題レポートに意欲的に取り組むとともに提出期限を厳守すること。

・グループ演習等自ら積極的に取り組むこと。

◆オフィスアワー

時 間:学期開始時に学務課で確認すること

受付場所:4号館 5階 教育学第 2研究室

※上記で対応できない場合:研究室入口の伝言板に要件をメモすること

Page 35: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

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E V 3 0 1

学校ボランティア (2 単位) 開講時期 2 年前期~3 年後期(管理栄養学科) 担当者氏名 有村久春、渡辺順子、岡田弘、橋場浩子、田中広美

◆授業概要 本講義では、学校ボランティアの意義や内容について学校教育の実際に触れて学ぶことを基本とする。

その際、葛飾区内の小学校において、2年次の9月と2月の1週間ずつ計2週間のボランティア体験を行

うものである。 その主な内容は、①事前学習としてボランティアの意義や内容を学ぶ、配置校への事前訪問(あいさつ、

校内参観、給食時間の参観など)、②ボランティアの実際体験(配置学校の計画による。例:学級担任・

教科指導の補助、給食時間の補助、放課後の学習相談活動、放課後遊びサポート、学校行事の補助、部活

動の補助、障害のある子供の学習・学校生活への支援など)、③事後学習としてまとめのレポート作成・

提出、配置校へのお礼(あいさつ)などである。また、まとめとして報告発表会も予定したい。

◆到達目標 1. 学校でのボランティア活動を通して、栄養教諭の立場から学校教育の実際とその在り方を実践的に学

ぶことができる。 2. 学生自らが自発的に学校教育に関する課題を見出し、具体的なボランティア体験を通して実際的・体

験的に学修することができる。 3. 4 年次に履修する教育実習に向けて、教職への自己の適性を知る機会とすることができる。 ◆授業計画 回 項 目 内 容 予習・復習

1 事前学習① 学校ボランティアの意義

学校ボランティアの意義・内容の理

解、学習への意欲など

予習 シラバスを読んでおく 復習 学校ボランティアの意義・内容を理

解する

2 事前学習② 配置校の理解

葛飾区立の小学校の情報(HP)を

もとに配置校の教育状況を知る 予習 HP等で配置校の情報を得る

復習 配置校の理解を深める

3 事前学習③ 活動内容の事前準備

事前訪問、あいさつ、ボランティア

活動の内容理解 予習 事前訪問の心構えをつくる

復習 配置校の状況を知る

4 ボランティアの実際① 配置校の計画によるボランティア活

動(担任の補助、給食の援助など) 予習 持ち物等の準備をする

復習 活動内容をまとめる

5 ボランティアの実際② (同上)

予習 (同上)

復習 (同上)

6 ボランティアの実際③ (同上) 予習 (同上)

復習 (同上)

7 ボランティアの実際④ (同上) 予習 (同上)

復習 (同上)

8 9月の活動体験のまとめ ボランティア学習のレポート作成、

配置校へのお礼など 予習 活動内容の資料整理をする

復習 レポート内容の確認をする

9 ボランティアの実際⑤ 配置校の計画によるボランティア活

動(担任の補助、給食の援助など) 予習 持ち物等の準備をする

復習 活動内容をまとめる

10 ボランティアの実際⑥ (同上) 予習 (同上)

復習 (同上)

11 ボランティアの実際⑦ (同上) 予習 (同上)

復習 (同上)

12 ボランティアの実際⑧ (同上) 予習 (同上)

復習 (同上)

13 2月の活動体験のまとめ ボランティア学習のレポート作成、

配置校へのお礼など 予習 活動内容の資料整理をする

復習 レポート内容の確認をする

14 事後学習① まとめのレポート まとめのレポート作成、報告の準備

予習 活動内容の全体を振り返る

復習 報告内容の確認をする

担当教員に

よる配置校

訪問

Page 36: <教職(栄養教諭)に関する教育課程>することを理解し、どういう対応が 必要かを考える。 予習 教科書第7 章を読んで、学校でさま

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15 事後学習② 報告会

学校ボランティアの体験と成果を学

び合う

予習 報告内容の整理と準備をする

復習 学校ボランティアの成果を自己確 認する

◆教科書及び資料

書 名 著 者 発行所 特に指定しない

*随時配布資料を用意する

◆参考書

書 名 著 者 発行所 必要な資料を随時配布する。 ◆関連科目

◆成績評価の方法・基準

評価項目 評価比率(%) 評価項目 評価比率(%)

定期試験 小テスト

レポート 30 実技(発表・コミュニケーション) 40

学習に取り組む姿勢・意欲 30

(補足)

◆受講上の注意事項及び助言

・積極的に学校ボランティアの学習に参画し、疑問点や質問事項を提案すること。 ・必要な課題レポートに意欲的に取り組むこと。

・自ら学修課題を解決するように努め、演習やグループでの学びに取り組むこと。 ・配置校の指示を積極的に理解し、ボランティア体験を日々の学修に生かすこと。

◆オフィスアワー

受付時間: 原則として、月曜日、水曜日、金曜日の昼休み(12:10~12:50)

受付場所: 4号館:教職演習室、教育学第1研究室 

上記で対応できない場合: 研究室入口の伝言板に用件をメモすること。