movable type for aws hands-on
TRANSCRIPT
Movable Type for AWS Hands-on
Six Apart, Ltd. Ver. 1.2
http://www.sixapart.jp/
CMS どうでしょう - 大阪編 -
YUJI TAKAYAMASix Apart, Ltd.
Senior Product Manager Movable Type Lead Engineer
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yuji
yuji
Yuji Takayama
シックス・アパートで、働き始めて9年目
Movable Type 一筋
好きなタグは <MTAssetProperty>
好きなサービスは Cloud Watch
Movable Type とは
Movable Type 1.0 Movable Type 6.1
サンフランシスコ生まれの世界標準 CMS パブリッシングプラットフォーム。
世界中のユーザーに使われ続けて 13年。
2001年 2015年
Movable Type User Groups
日本全国に 8 つのユーザーグループ
北海道
東北
東京
長野
名古屋
関西
広島
福岡
MTDDC Meetup
MT 勉強会http://www.movabletype.jp/mtug/index.html
Movable Type for AWSとは
Movable Type for AWS は、Movable Type 6 が
インストールされた、OS込みの Amazon
Machine Image(AMI)です。
OS、アプリケーション、ウェブサーバー、
PSGIサーバー、PHP、データベースがすべて
Movable Type にチューニングされた形で提供
されるため、数クリックで簡単に Amazon
EC2 サーバー上に環境を構築できます。
アプリケーション: Movable Type 6.1
ウェブサーバー: nginx
php: php-fpm
OS: Amazon Linux 2014.09版
PSGI サーバー: starman
データベース: mysql
システム構成
Movable Type for AWSとは
料金
時間課金制
$ 0.07 / Hour *1
$ 499 / Year *1
Micro インスタンスは無料
テクニカルサポートは別途 (¥10,800 -)
7日分の無料トライアル
*1: AWS 利用料は別途、Micro インスタンスは無料
*2: EC2 が対応しているリージョン
特徴
All-in-one パッケージ
AWS Marketplace
全リージョン対応 *2
yum コマンドでアップデート
ハンズオン
http://www.slideshare.net/
swordbreaker/movable-type-for-
aws-handson-jaws-days-2015
ハンズオンのシナリオ
VPC 内に Movable Type のシステムを構築します。
構築された Movable Type を使って再構築、記事の公開を体験します。
システムの構築を3つのフェーズで実施していきます。(残り時間によっては途中で終了します)
最初は、EC2 1台による最小構成のシステムから開始します。
アクセス数が増えてきたと仮定して、システムの拡張を行っていきます。
AWS の各種サービスと連携した、より実用的なシステムについて解説を行います。
全体構成(最終フェーズ)
EC2 2台構成
ELB
RDS
Multi -AZ
Phase 1
全体構成(Phase 1)
EC2 1台構成
Internet Gateway
VPC の作成
VPC の作成
1. “Start VPC Wizard” ボタンをクリック
します。
VPC の作成
1. “VPC with a Simple Public Subnet” を
選択し、”Select” ボタンをクリックし
ます。
VPC の作成
1. 以下の内容で入力します。
IP CIDR block: 10.0.0.0/16
VPC name: vpc-mt-handson
Availability Zone: ap-northeast-1b
2. “Create VPC” ボタンをクリックしま
す。
VPC の作成
1. VPC が作成されます。
VPC の作成
1. 左ペインの “Your VPCs” を選択する
と、作成された VPC が確認できま
す。
VPC の作成
1. 左ペインの “Subnets” を選択する
と、作成された Subnet が確認できま
す。
2. 作成された subnet を選択し、CIDR
が、10.0.0.0/24 、Availability Zone が
ap-northeast-1b になっていることを
確認して下さい。
VPC の作成
1. “Route Table” タブを選択し、Route
Table を確認します。
2. igw- から始まる Target が、Internet
Gateway です。この Target が存在し
ない場合は、インターネット側との通
信ができません。
EC2 インスタンスの配置
EC2 インスタンスの配置
1. EC2 のサービスページに移動
し、”Launch Instance” ボタンをクリ
ックします。
EC2 インスタンスの配置
1. “AWS Marketplace” タブを選択し、
検索ボックスに “Movable Type 6” と
入力します。
EC2 インスタンスの配置
1. “Movable Type 6” のパッケージが 3
種類表示されます。
2. ”Movable Type 6 (HVM, nginx)” の右
横の “Select” をクリックします。
EC2 インスタンスの配置
1. “T2.Micro” インスタンスのソフトウ
ェア料金が無料であることが確認で
きます。また、“T2.Micro” 以外のイン
スタンス タイプでは、一律 $0.07 で
あることも確認できます。
EC2 インスタンスの配置
1. 年間契約で利用する場合は、AWS
Marketplace のサイトから起動する必
要があります。
EC2 インスタンスの配置
1. ページ下部にある “Continue” をクリ
ックします。
EC2 インスタンスの配置
1. インスタンス タイプとして、デフォ
ルトでは “m3.medium” が選択されて
います。
2. 今回は “t2.micro” を選択します。
3. 選択したら、”Next: Configure
InstanceDetails” をクリックします。
EC2 インスタンスの配置
1. “Network” は、先ほど作成した VPC
を選択します。
2. “Subnet” は、”(10.0.0.0/24) ap-
northeast-b” を選択します。
3. それ以外は、デフォルトのままで
“Next: Add Storage” をクリックしま
す。
EC2 インスタンスの配置
1. ストレージは特に変更すること無
く、”Next: Tag Instance” をクリック
します。
EC2 インスタンスの配置
1. 管理しやすくするために、名前をつ
けます。ここでは、”AZ-B-MT-1” と指
定します。
2. 値を入れ終わったら、”Next:
Configure Security Group” をクリック
します。
EC2 インスタンスの配置
1. Movable Type for AWS では、おすす
めのセキュリティグループを用意して
います。
2.
3. 今回は、この設定のまま利用します
ので、“Review and Launch” をクリッ
クします。
EC2 インスタンスの配置
1. 内容を確認して、”Launch” をクリッ
クします。
EC2 インスタンスの配置
1. Key Pair は、既存のものを利用しま
す。もし、Key Pair を持っていない場
合は、次のステップで作成します。の
で、”Create a new key pair” を選択し
てください。
2. チェックボックスにチェックを入れ
て、”Launch Instance” をクリックし
ます。
EC2 インスタンスの配置
1. 新しい Key Pair を作成する場合
は、”Create a new key pair” を選
び、”Key pair name” に任意の名前を
入力します。
2. 名前を入力したのち、”Download
Key Pair” をクリックして Key Pair を
ダウンロードします。
3. “Launch Instances” をクリックしま
す。
EC2 インスタンスの配置
1. “View Instance” をクリックすると、
作成されたインスタンスを確認できま
す。
Elastic IP の割り当て
Elastic IP の割り当て
1. 左のペインから “Elastic IPs” を選択し
ます。
2. “Associate New Address” をクリック
します。
Elastic IP の割り当て
1. “VPC” を選択して、”Yes, Allocate” を
クリックします。
Elastic IP の割り当て
1. 先ほど作成された IP アドレスを選択
して、”Associate Address” をクリック
します。
Elastic IP の割り当て
1. 先ほど作成した EC2 のインスタンス
を選択し、”Associate” をクリックし
ます。
Elastic IP の割り当て
1. 左ペインの “Instances” を選択して、
作成した EC2 インスタンスを選択す
ると、Elastic IP が割り当てられてい
ることが確認できます。
Elastic IP の割り当て
1. Elastic IP で実際に ターミナルからロ
グインできるか試してみましょう。
2. ターミナルを開き、以下のコマンド
を入力します。”Key Pair File Name”
と “IP Address” は、各々の環境に応じ
て変更してください。
ssh -i <Key Pair File Name> ec2-user@<IP Address>
Elastic IP の割り当て
1. Elastic IP で、ブラウザからアクセス
できることを確認します。
2. ブラウザを開き、IPアドレスを入力
すると、Movable Type の スタート画
面が表示されます。
Movable Type のインストール
Movable Type のインストール
1. ブラウザを開き、IPアドレスを入力
すると、Movable Type の スタート画
面が表示されます。
2. “Start Movable Type” をクリックし
て、インストールを開始します。
Movable Type のインストール
1. 新規ユーザー の情報を入力します。
Username: サインインのアカウント
Display Name:ユーザーの表示名
Email Address: メールアドレス
User this as system email address: シ
ステムからのメールの From アカウ
ントとして使用するか
Language: 管理画面の表示言語
Password: サインインのパスワード
2. 終わったら、”Continue” をクリック
します。
Movable Type のインストール
1. 最初のウェブサイトの情報を入力し
ます。
Website Name: サイト名
Website URL: サイトのURL
Website Root: サイトの出力パス
Theme: サイトのテンプレートテー
マ
Time Zone: タイムゾーン
2. 終わったら、”Finish Install” をクリッ
クします。
Movable Type のインストール
1. インストールが終わると、ユーザー
ダッシュボード が表示されます。
Movable Type を使ってみる
初めての再構築
1. ダッシュボードの「ウェブサイト」
というタブの中に「My First Website」
が表示されています。「My First
Website」をクリックし、ウェブサイ
トのダッシュボードに移動します。
初めての再構築
1. 右上の「再構築アイコン」をクリッ
クします。
2. 再構築ダイアログが表示されます。
3. 「再構築」ボタンをクリックすると
再構築が始まります。
初めての再構築
1. 再構築が終わったら「閉じる」ボタ
ンをクリックします。
ダッシュボードに戻る
1. いま、どこにいるのかは画面上部の
バーの色で判別できます。
2. いずれかのウェブサイトにいる場合
は、緑のバー、 いずれかのブログに
いる場合は、青いバーが表示されてい
ます
3. システムレベルにいる場合は、灰色
のバーが表示されます。
ダッシュボードに戻る
1. サイト名をクリックすると、サイト
間を移動するメニューが表示されます
2. 今どこにいるのかわからなくなった
場合は、「ユーザーダッシュボード」
をクリックすると、ログイン直後に表
示されていたダッシュボードに移動で
きます。
Movable Type で記事を書いてみる
1. インストール時に作成したウェブサ
イトに対して、初めての記事を書いて
みます。
2. ダッシュボードの「ウェブサイト」
というタブの中に「My First Website」
が表示されています。右にある「記事
を作成」をクリックします。
Movable Type で記事を書いてみる
1. 記事の作成画面が開きます。
Movable Type で記事を書いてみる
1. デフォルトでは、記事の入力フォーマッ
トとして「リッチテキスト」が選択託
されていますが、他にも「Markdown」
や、「Textile 2」HTML を全て入力で
きる「フォーマットなし」などを先駆
できます。
2. リッチテキストエディタは、TinyMCE
Ver. 3 を採用しています。
Movable Type で記事を書いてみる
1. タイトルと本文を入力します。
2. プレビューボタンをクリックしま
す。
Movable Type で記事を書いてみる
1. 新しいタブ(ウィンドウ)にプレ
ビュー結果が表示されます。
2. プレビューを終わらせる場合は、タブ
(ウィンドウ)をクローズしてくださ
い。
Movable Type で記事を書いてみる
1. 「公開」ボタンをクリックすると、作
成された記事が公開されます。まだ公
開したくないという場合は、「ステー
タス」のドロップボックスから「未公
開(原稿)」を選べば公開されません。
2. また、「日時指定」を選択すると「公
開日」に設定された日時に自動公開さ
れます。(run-periodic-tasks が実行さ
れている必要がありますが、MT for
AWS では、実行設定済みです)
Movable Type で記事を書いてみる
1. 記事の保存が完了すると、作成された
記事を確認することができます。
2. 「記事を見る」リンクをクリックしま
す。
Movable Type で記事を書いてみる
1. 先ほどプレビューで確認した内容と同
じ結果が表示されます。
Scale Up してみる
1. 起動したインスタンスは、運用後も
サイズを自由に変更することができま
す。
2. 左ペインの “Instances” を選択して、
作成した EC2 インスタンスを選択し
ます。
3. 「Actions」をクリックして、メニュー
を表示し、「Instance State」-
「Stop」を選択して、一旦インスタン
スを停止します。
Movable Type の Update
Movable Type の Update
1.先ほどと同様にターミナルを開き、以
下のコマンドを入力します。”Key Pair
File Name” と “IP Address” は、各々の
環境に応じて変更してください。
ssh -i <Key Pair File Name> ec2-user@<IP Address>
Movable Type の Update
1. Movable Type for AWS では、yum コ
マンドによる Movable Type のアップ
デートができます。以下のコマンドを
実行すると、アップデートは完了です
2. 今回は、最新版をインストールしてい
るのでアップデートは行われません。
yum clean all; yum update movabletype
Scale Up してみる
Scale Up してみる
1. 確認のダイアログが表示されます。
2. 「Yes, Stop」をクリックします。
3. 停止中は、一覧の Instance State が
Stopping になっています。これが、
Stopped になれば停止完了です。
Scale Up してみる
1. 「Actions」をクリックして、
「Instance Settings」-「Change
Instance Type」をクリックします。
Scale Up してみる
1. ダイアログが表示されるので、
「Instance Type」から利用したいイ
ンスタンスのタイプを選択します。
2. 今回は、「t2.small」を選びます。
Scale Up してみる
1. インスタンスを起動します。
2. 「Actions」-「Instance State」-
「Start」を選択します。
Scale Up してみる
1. 起動の確認ダイアログが表示される
ので、「Yes, Start」をクリックしま
す。
2. 一覧の Instance State が Pending か
ら、Running に変わればインスタン
スのサイズ変更は完了です。
Scale Down してみる
Scale Down してみる
1. 確認のダイアログが表示されます。
2. 「Yes, Stop」をクリックします。
3. 停止中は、一覧の Instance State が
Stopping になっています。これが、
Stopped になれば停止完了です。
Scale Down してみる
1. 「Actions」をクリックして、
「Instance Settings」-「Change
Instance Type」をクリックします。
Scale Down してみる
1. ダイアログが表示されるので、
「Instance Type」から利用したいイ
ンスタンスのタイプを選択します。
2. 今回は、「t2.micro」を選びます。
Scale Down してみる
1. インスタンスを起動します。
2. 「Actions」-「Instance State」-
「Start」を選択します。
Scale Down してみる
1. 起動の確認ダイアログが表示される
ので、「Yes, Start」をクリックしま
す。
2. 一覧の Instance State が Pending か
ら、Running に変わればインスタン
スのサイズ変更は完了です。
Phase 1 まとめ
全体構成(Phase 1)
EC2 1台構成
Internet Gateway
Phase 1 のまとめ
HVM 版を利用するには、VPC の構築が必要である。
新しい VPC 内に Movable Type のシステムを構築すると、セキュリティにも考慮された環境が構
築できる。
Internet Gateway を利用すると、インターネットに公開するサイトを作成できる。
Movable Type for AWS を使うと、インストール前の準備作業(Perl、DB、ImageMagickなどの
周辺環境構築)が必要ないので、簡単にインストールして使いはじめることが出来る。
Phase 2
全体構成(Phase 2)
EC2 1台構成
Internet Gateway
RDS (Multi-AZ)
DB 用のセキュリティグループ作成
DB 用のセキュリティグループ作成
1. 左のペインから “Security Groups” と
選択し、”Create Security Grup” をク
リックします。
DB 用のセキュリティグループ作成
1. “Security group name” に “mt-db”と
入力し、VPC に 今回利用している
VPC を選択します。
2. “Inbound” タブから、”Add Rule” を
クリックします。
3. “Type” として、”MYSQL” を選択
し、”Source” に “Custom IP” と “sg”
から始まるセキュリティグループ(今
回は、Movable Type 6 - で始まるグルー
プ)を指定し、”Create” をクリックし
ます。
DB 用のサブネットグループ作成
DB 用のサブネットグループ作成
1. 左のペインから “Subnets” を選択
し、”Create Subnet” をクリックしま
す。
DB 用のサブネットグループ作成
1. 以下の内容で設定をします。
Name tag:MTDB-AZ-B
VPC: 現在利用しているVPC
Availability Zone: ap-northeast-1b
CIDR block: 10.0.2.0/24
2. 入力が終わったら、”Yes, Create” を
クリックします。
DB 用のサブネットグループ作成
1. 2つ目のサブネットを以下の内容で設
定をします。
Name tag:MTDB-AZ-C
VPC: 現在利用しているVPC
Availability Zone: ap-northeast-1c
CIDR block: 10.0.3.0/24
2. 入力が終わったら、”Yes, Create” を
クリックします。
DB 用のサブネットグループ作成
1. VPC を作成したときに作成されたサ
ブネットと合わせて、3つのサブネッ
トが作成されていることを確認して下
さい。
DB 用のサブネットグループ作成
1. RDS のページに移動して、左のペイ
ンから “Subnet Groups” を選択します。
2. “Create DB Subnet Group” をクリッ
クします。
DB 用のサブネットグループ作成
1. “Name”, “Description” を入力
し、”VPC” に今回作成した VPC を選
択します。
2. “Availability Zone” に “ap-northeast-
1b”、“Subnet ID” に 先ほど作成した
Subnet を選択して “Add” をクリック
します。同様に、”ap-northeast-1c”
からも Subnet を選択して “Add” しま
す。
3. Subnet を2つ追加したら、”Create”
をクリックします。
DB 用のサブネットグループ作成
1. DB Subnet の作成が完了しました。
DB 用のパラメータグループ作成
DB 用のパラメータグループ作成
1. MySQL の パラメータを調整するた
めに、パラメータグループの作成を行
います。
2. 左のペインから “Parameter Groups”
を選択し、”Create Parameter Group”
をクリックします。
DB 用のパラメータグループ作成
1. “Group Name”, “Description” を入力
し、”Parameter Group Family” に
“mysql5.6” を選択します。
2. “Create” をクリックします。
DB 用のパラメータグループ作成
1. 先ほど作成したパラメータグループ
を選択し、”Edit Parameter” をクリッ
クします。
DB 用のパラメータグループ作成
1. 画面をスクロールし、以下のパラメー
タに “utf-8” を設定して “Save
Changes” をクリックします。
character_set_client
character_set_connection
character_set_database
character_set_filesystem
character_set_results
character_set_server
DB インスタンスの作成
DB インスタンスの作成
1. 左のペインから “Instances” を選択し
ます。
2. “Launch DB Instance” をクリックし
ます。
DB インスタンスの作成
1. “MySQL” を選択し、”Select” をク
リックします。
DB インスタンスの作成
1. Multi-AZ の利用に “Yes” を選択し
て、”Next Step” をクリックします。
DB インスタンスの作成
1. “DB Instance Class” に
“db.t2.micro”、”Multi-AZ
Deployment” に “Yes” を選択します。
2. “DB Instance Identifier”, “Master
User”, “Master Password”, “Confirm
Password” を入力し、”Next Step” を
クリックします。
DB インスタンスの作成
1. 以下のように設定します。
VPC: 今回作成した VPC
Sebnet Group: 先ほど作成したサブ
ネットグループ
VPC Security Group: 先ほど作成した
セキュリティグループ
Database Name: movabletype
DB Parameter Group: 先ほど作成し
たパラメータグループ
2. 入力したのち、”Launch DB Instance”
をクリックします。
DB インスタンスの作成
1. 作成が終わると、インスタンスを確
認できます。”View Your Instances” を
クリックします。
DB インスタンスの作成
1. 少し待つと、”Status” が “available”
になるので、それまで待ちます。
DB インスタンスの作成
1. 作成された DB インスタンスを選択
して、DB のエンドポイントを確認し
ます。
MySQL のデータを移行する
MySQL のデータを移行する
1. ターミナルから、EC2 インスタンス
にログインして、データベースのダン
プデータを作成します。
2. ダンプの取得には、”mysqldump” コ
マンドを使用します。
mysqldump -usixapart -pp@ssw0rd movabletype > db-backup.sql
MySQL のデータを移行する
1. 先ほど取得したダンプを RDS 上の
MySQL にインポートします。
2. インポートには、”mysql” コマンド
を使用します。
mysql -u<DBユーザー名> -p<DBパスワード> -h <RDSのエンドポイント> movabletype < db-backup.sql
Movable Type の設定を変更する
Movable Type の設定を変更する
1. Movable Type の構成ファイル(mt-
config.cgi)を編集して、RDS を利用す
るように変更します。
DBUser: RDSのユーザー
DBPassword: RDSユーザーのパスワー
ド
DBHost: RDS のエンドポイント
DBPort: 3306
sudo vi /app/movabletype/mt-config.cgi
Movable Type の設定を変更する
1. ファイルを保存したのち、Movable
Type のサービスを再起動します。
sudo service movabletype reload
Movable Type の設定を変更する
1. Movable Type の管理画面にアクセス
してみます。
2. サインイン画面が表示されて、サイ
ンインができれば設定は完了です。
Phase 2 まとめ
全体構成(Phase 2)
EC2 1台構成
Internet Gateway
RDS (Multi-AZ)
Phase 2 のまとめ
RDS を利用することで、データベースのバックアップや、可用性を高めることができます。
Multi-AZ にすることで、Master - Slave モデルが簡単に構築できます。
UTF-8 で利用する場合は、RDS の パラメータグループでカスタマイズする。
Phase 3
全体構成(Phase 3)
EC2 2台構成
ELB
RDS
Multi -AZ
EC2 インスタンスの AMI 化
EC2 インスタンスの AMI 化
1. 2台目以降のインスタンスを起動する
とき、毎回同じ設定を行う必要はあり
ませんので、既存のインスタンスを
AMI 化しておきます。
2. EC2 のページで、左のペインから
“Instances” を選び、現在の EC2 イン
スタンスを選択します。
EC2 インスタンスの AMI 化
1. “Actions” から、”Image” - “Create
Image” を選択します。
EC2 インスタンスの AMI 化
1. “Image name”, “Description” を入力
します。”No reboot” にはチェックを
入れません。
2. 入力したら、”Create Image” をク
リックします。
EC2 インスタンスの AMI 化
1. 既存のサーバーが再起動して、AMI
が作成されます。
2. イメージの作成には、数分かかりま
す。
新しいインスタンス用の Subnet の追加
新しいインスタンス用の Subnet の追加
1. VPC のページに移動し、左のペイン
から “Subnets” を選択します。
2. “Create Subnet” をクリックします。
新しいインスタンス用の Subnet の追加
1. 以下の内容を入力します。
Name tag: MT-App-AZ-C
VPC: 今回作成した VPC
Availability Zone: ap-northeast-1c
CIDR block: 10.0.1.0/24
2. 入力後、”Yes, Create” をクリックし
ます。
新しいインスタンス用の Subnet の追加
1. 合計 4つのサブネットが作成されて
います。
新しいインスタンス用の Subnet の追加
1. 先ほど作成されたサブネットを選択
し、”Route Table" を選びます。
2. “Edit” をクリックして、編集画面を
表示します。
新しいインスタンス用の Subnet の追加
1. “Change to” から、”Internet
Gateway” が含まれているルートテー
ブルを選択し、”Save” をクリックし
ます。
新しいインスタンスの起動
新しいインスタンスの起動
1. EC2 のページより、”AMIs” を開き、
先ほど作成した AMI を選択して
“Launch” をクリックします。
新しいインスタンスの起動
1. インスタンスタイプは、デフォルト
で “t2.micro” が選択されていますの
で、”Next: Configure Instance
Details” をクリックします。
新しいインスタンスの起動
1. “Network” には、今回利用している
VPC を選択します。
2. “Subnet” には、先ほど作成した “ap-
northeast-1c” のサブネットを指定し
ます。
3. 指定した後、”Next: Add Storage” を
クリックします。
新しいインスタンスの起動
1. ストレージは特に変更せず
に、”Next: Tag Instance” をクリック
します。
新しいインスタンスの起動
1. 識別用に名前を指定します。今回
は、”AZ-C-MT-2” と指定します。
2. 入力した後、”Next: Configure
Security Group” をクリックします。
新しいインスタンスの起動
1. 最初のインスタンスを起動した時に、
作成されたセキュリティグループを利
用しますので、”Movable Type 6 “ か
ら始まるセキュリティグループを選択
します。
2. SSH (22) と HTTP (80) が指定されて
いることを確認した上で、”Review
and Launch” をクリックします。
新しいインスタンスの起動
1. 内容を確認した上で、”Launch” をク
リックします。
新しいインスタンスの起動
1. Key Pair は、最初のインスタンスで
使用したものと同じ Key Pair を使用
します。
2. チェックボックスをチェックし
て、”Launch Instance” をクリックし
ます。
新しいインスタンスの起動
1. “View Instances” をクリックすると、
インスタンスの一覧に戻ります。
新しいインスタンスの起動
1. EC2 のインスタンスが2つ起動してい
るのが確認できます。”Status Check”
が “2/2 check passed” になれば、起動
は完了です。
ELB の作成
ELB の作成
1. EC2 のページの左のペインから
“Load Balancers” を選択し、”Create
Load Balancer” をクリックします。
ELB の作成
1. “Load Balancer name” を入力
し、”Create LB Inside” に、現在使用
してる VPC を選択します。
2. “Listener Configurations” で、両方共
に “http” “80” が選ばれていることを
く確認して、”Continue” をクリック
します。
ELB の作成
1. “Ping Path” を “/“ に変更し
て、”Continue” をクリックします。
ELB の作成
1. App サーバー用のサブネットを 2つ
とも “Available Subnets” から選択し
て、”+” アイコンをクリックします。
2. 選択したら、”Continue” をクリック
します。
ELB の作成
1. ELB 用のセキュリティグループを新
たに作成します。
2. “Security group name”, “Description”
を入力し、HTTP (80) を Anywhere
(0.0.0.0) で許可します。
3. 入力後、”Continue” をクリックしま
す。
ELB の作成
1. ELB のはいかに配置するインスタン
スを選択します。
2. 2台とも選択したら、”Continue” を
クリックします。
ELB の作成
1. “Tag” は指定してもしなくても構い
ません。
2. “Continue” をクリックします。
ELB の作成
1. 内容を確認したら、”Create” をク
リックします。
ELB の作成
1. ELB が作成されました。リンクをク
リックすると、作成された ELB を確
認できます。
ELB の作成
1. “Instances” タブを選択すると、ELB
配下のインスタンスを一覧できます。
2. インスタンスの “Status” が
“InService” になれば、ELB からアクセ
スすることができるようになります。
ELB の作成
1. “Description” タブで、ELB のエンド
ポイントが確認できます。
ELB の作成
1. ELB のエンドポイント に “/mt/
admin” を付けて、ブラウザでアクセ
スしてみます。
2. Movable Type のサインイン画面が表
示されれば、ELB の設定は完了です。
Security Group の変更
Security Group の変更
1. HTTP のアクセスをELBからのみ受け
付けるようにすることで、よりセキュ
リティを高めることができます。
2. EC2 の左のペインから、”Security
Groups” を選びます。
3. EC2 のインスタンスで利用している
セキュリティグループを選択
し、”Inbound” タブを選び、”Edit” ボ
タンをクリックします。
Security Group の変更
1. HTTP の右にある “☓” をクリックして
削除します。
Security Group の変更
1. “Add Rule” をクリックして、新しい
ルールを追加します。
2. “Type” に “HTTP” を選択し、”Source”
に “Custom IP” として、ELB のセキュ
リティグループを指定します。
3. 追加した後、”Save” をクリックしま
す。
Seurity Group の変更
1. 先ほど同様に ELB のエンドポイント
に “/mt/admin” を付けて、ブラウザ
でアクセスしてみます。
2. Movable Type のサインイン画面が表
示されれば、セキュリティグループの
変更は完了です。
Phase 3 まとめ
全体構成(Phase 3)
EC2 2台構成
ELB
RDS
Multi -AZ
Phase 3 のまとめ
ELB を利用することで、アクセス負荷を分散できる。
実運用では、Movable Type が出力するファイルを NFS、S3、GlusterFS などで共有する必要が
ある。
EC2 インスタンスのセキュリティグループを抑えることで、セキュリティを向上できる。
Appendix
API サーバーを分離する
Movable Type + GlusterFS Clustering
EC2 2台構成
CMS
API
ELB
RDS
Multi -AZ
GlusterFS を利用する
Movable Type + GlusterFS Clustering
EC2 2台構成
ELB
RDS
Multi -AZ
GlusterFS Cluster
Distributed Striped
Replicated
S3 を利用する
Movable Type + Amazon S3
EC2 1台構成
RDS
Multi -AZ
S3
SES を利用する
Movable Type + Amazon SES
EC2 1台構成
RDS
Multi -AZ
SES
メール送信
Cleanup
ELB を削除する
ELB の削除
1. 削除する ELB を選択して、”Actions”
より “Delete” を選択します。
ELB の削除
1. “Yes, Delete” をクリックします。
EC2 のインスタンスを削除する
EC2 のインスタンスを削除する
1. “Instances” を選択し、削除する EC2
インスタンスを選択します。
2. “Actions” より “Instance State” -
“Terminate” を選択します。
EC2 のインスタンスを削除する
1. Elastic IP を開放するため、“Release
attached Elastic IPs” を開き、チェッ
クボックスにチェックを入れます。
2. “Yes, Terminate” をクリックします。
EC2 のインスタンスを削除する
1. 一覧で “Terminate” 担っていること
を確認します。
EC2 のインスタンスを削除する
1. “Elastic IPs” を選択し、EC2 インスタ
ンスに割り当てていた Elastic IP が削
除されていることを確認します。
AMI を削除する
AMI の削除
1. “AMIs” を選択し、削除する AMI を選
択します。
2. “Actions” から “Deregister” を選択し
ます。
AMI の削除
1. “Continue” をクリックします。
AMI の削除
1. 一覧から削除されていることを確認
します。
RDS を削除する
RDS の削除
1. RDS のページの左のペインから
“Instances” を選択し、削除する RDS
のインスタンスを選択します。
2. “Instance Actions” - “Delete” をクリ
ックします。
RDS の削除
1. “Create final Snapshot?” に “No” を指
定します。
2. “Delete” をクリックします。
RDS の削除
1. “Parameter Groups” を選択し、削除
するパラメータグループを選択します。
2. “Delete” をクリックします。
RDS の削除
1. “Delete” をクリックします。
RDS の削除
1. “Subnet Groups” を選択し、削除す
る サブネットグループを選択します。
2. “Delete” をクリックします。
RDS の削除
1. “Delete” をクリックします。
VPC を削除する
RDS の削除
1. “VPC” ページから、”Your VPSc” を選
択します。
2. 削除する VPC を選択して、”Actions”
- “Delete VPC” を選択します。
RDS の削除
1. “Yes, Delete” をクリックします。
RDS の削除
1. VPC が削除されたことを確認しま
す。
Thank You!