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クイックスタート・ガイド

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Page 1: MPC Renaissance - Quickstart Guide - RevB4JPinmusicbrands.jp/manuals/data/akai/mpcren_qsg.pdf7 機能 MPC Renaissanceは、MPC ソフトウェアのコントロール専用に設計されたハードウェアです。この項では、ハードウェ

クイックスタート・ガイド

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クイックスタート・ガイド (日本語) はじめに アカイ・プロフェッショナルの伝説的名機 MPC のパネル・レイアウトと操作性を、コンピューターのパワ

ーと融合させた MPC Renaissance は、他に類のない音楽制作ツールです。MPC Renaissance を使えば、慣

れ親しんだハードウェアのコントロールやポップアップ式の内蔵ディスプレイを利用しながら、MAC や PCで走る強力な専用ソフトウェアを組み合わせ、これまでになかった拡張可能な環境で音楽制作が行えます。 同梱品 • MPC Renaissance 本体 • 電源アダプター * • USB ケーブル • ソフトウェア/ドライバ CD • クイックスタート・ガイド 接続図

* 電源アダプターは、MPC Renaissance を固定している発

泡スチロールの、どちらか一方に収められた白い箱に入っ

ています。

USB MIDI キーボード

マイク

電源

モニター (MAIN ミックス用)

モニター (ASSIGNABLE OUT ミックス用)

外部ミキサー

コンピューター

接続図内の機器で、同梱品の項目にない

ものは、別売りです。

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動作環境 本製品をご使用になる前に、お使いのコンピューターが以下の動作環境を満たしていることを確認してください。 Windows: • 2 GHz Pentium®4プロセッサ または Celeron®互換 CPU 以上(マルチコア CPU 推奨) • 2 GB RAM(4 GB 推奨) • Windows 7 (32/64bit) • DVD-ROM ドライブ • 14 GB のハードディスクの空き領域 Mac: • 2 GB RAM(コンピューターがサポートする場合は 4 GB 推奨) • Mac OS X 10.6.8 またはそれ以降 • DVD-ROM ドライブ • 14 GB のハードディスクの空き領域 重要! 1. ソフトウェアとドライバのインストール MPC Renaissance をコンピューターに接続する前に、以下の手順で作業を行ってください: 重要:コンピューターのウィルス検知ソフトウェアは、一時的にオフにすることをお勧めします。ウィルス検知プログ

ラムによっては、動作が遅くなったり、ドライバのインストールに失敗する場合があります。また、インストールの作

業が終わった後には、検知ソフトウェアを再びオンにすることを忘れないでください。 Windows: 1. 同梱のソフトウェア CD を、コンピューターの CD ドライブに入れます。 2. ソフトウェアのセットアップ・ウィザードが現れたら、「次へ」のボタンをクリックします。

ウィザードのスクリーンが現れない場合は、「コンピューター」を開き、CD のアイコンを右クリックして「エクス

プローラー」選択し、 .exe ファイルをダブルクリックします。 3. 画面に表示された指示に従って、ソフトウェアとドライバをインストールします。(インストール作業の途中で、

MPC Renaissance をコンピューターへ接続するように求められます。) Mac: 1. 同梱のソフトウェア CD を、コンピューターの CD ドライブに入れます。 2. CD のアイコンをダブルクリックします。 3. .pkg ファイルをダブルクリックします。 4. 画面に表示された指示に従って、ソフトウェアとドライバをインストールします。(インストール作業の途中で、

MPC Renaissance をコンピューターへ接続するように求められます。) 2. 接続 MPC Renaissance をコンピューターに接続する際には、必ず以下の手順に従ってください。 1. MPC Renaissance を電源に接続します。 2. MPC Renaissance の COMPUTER USB PORT を、標準の USB ケーブルでコンピューターの空いている USB ポート

に接続します。 3. MPC Renaissance の電源を入れます。

Windows ユーザーの方へ:コンピューターが 初に MPC Renaissance を検出したときには、「新しいハードウェ

アが見つかりました」というダイアログが表示されます。これは、コンピューターが MPC Renaissance を初めて認

識し、適切なドライバをインストール中であることを示しています。このダイアログが消えるのを待ってから、作業

を続けてください。 4. MPC ソフトウェアを立ち上げます。 MPC Renaissance と MPC ソフトウェアの簡単な使い方については、このマニュアルにある「作業の開始」の項を参照

してください!

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MPC ソフトウェアの概要

本項はあくまでも、MPC ソフトウェアの概要についての説明です。MPC Renaissance 本体からは、実質的にソフトウェ

アの全ての要素にアクセスし、それらをコントロールすることができます。詳しくは、レファレンス・マニュアルを参照

してください。レファレンス・マニュアルには、MPC の機能を利用してすぐに作曲を始めるための方法や、より経験を

積んだユーザーのための詳しい情報が収録されています。 • メニュー:ソフトウェアのメニューです。 • タブ:これらのタブをクリックすると、ソフトウェアの様々なページ(プログラム・エディット、プログラム・ミキ

サー、トラック・ミキサーなど)が一覧できます。 • ブラウザ:ソフトウェアのファイル・ブラウザです。ここにあるファイルをマウスでクリック&ドラッグするか、あ

るいは MPC Renaissance のコントロールを操作して、 ファイルをロードします。 • 作業スペース:プロジェクトの様々なパートを構築したり編集したりするための メイン・スペースです。選択した

タブによって、この作業スペースにシーケンス・グリッドやトラック・グリッド、ソングあるいはサンプルの波形が

表示されます。 • パラメーター・コントロール:作業スペースの下に設けられたこの領域には、選択されたタブに応じたパラメータ

ー・コントロールが表示されます。選択するタブによって、この領域には Q-Link ノブのパラメーターや、パッドお

よびそれらのバンクやサンプル、パッドのレイヤーおよびそれらのチューニング、プログラムあるいはトラックのミ

キサー・コントロールなどが表示されます。 • タイム/テンポ:: 現在の経過時間やテンポの情報が表示されます。 • トランスポート:再生および録音に関係するコントロールで、MPC Renaissance のトランスポート・コントロール

と同じです。

• マスター・レベル:ソフトウェアのマスター出力のレベルと音量メーターです。この部分では、MPC Renaissanceの MAIN VOLUME ノブを通る以前の信号を、独立して設定するという点に注意してください。

ブラウザ

作業スペース

パラメーター・コントロール

メニュー タブ

マスター・レベルトランスポートタイム/テンポ

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作業の開始

1. 接続、ソフトウェアの起動および設定 1. MPC Renaissance を電源に接続し、接続図にしたがって USB 端子とコンピューターを接続します。 2. MPC Renaissance の電源をオンにして、MPC ソフトウェアを起動します。 3. ソフトウェアの Edit メニューから Preferences を選択し、Audio & MIDI タブをクリックします。 4. ポップアップ・メニューの Device をクリックして、MPC Renaissance ASIO driver を選択し、OK をクリックしま

す。MPC Renaissance の DIRECT MON ノブが COMP の位置(コンピューターの出力をモニターする設定)になっ

ていることを確認してください。 サウンド設定の確認:MPC Renaissance の STEREO OUT 端子に接続したスピーカーの音量を上げて、ポップアッ

プ・メニューの Device の隣にある Test ボタンをクリックします。システムが正しく設定されていれば、音が聞こ

えます。

2. サンプルをパッドにアサインする 1. MPC Renaissance の BROWSER ボタンを押します。 2. CURSOR ボタンと DATA ダイヤルを操作して、コンピューターのファイルの中から MPC ソフトウェアで利用する

サンプルを探します。 3. F3 (Play)ボタンを押すと、サンプルをロードする前に確認できます。あるいは、F2 (Auto)ボタンを押せば、

オート・プレビュー機能(選んだサンプルがすぐに再生されます)が利用できます。 4. 好みのサンプルが見つかったら、そのサンプルを割り当てるパッドを叩き(パッドが緑色に点灯します)、F6

(Open)ボタンを押します。 同じプログラムを次回使用するときのために、パッドにサンプルが割り当てられます。 5. 同じ操作を繰り返して、他のパッドにもサンプルを割り当てます。パッドを叩いてサンプルが鳴ることを確認してみ

ましょう!

3. 録音および演奏 1. MAIN ボタンをクリックして、メイン・モードに戻ります。 2. OVERDUB ボタンを押して、 シーケンスを録音待機の状態にします。PLAY ボタンの上にあるライトが点滅します。 3. PLAY ボタンを押して 、録音を開始します。録音が始まる前に、メトロノームによる 4 拍分のカウントが聞こえます。 4. シーケンスのループ再生が始まります:

• パッドを使って演奏してみてください! 叩いた音がそのシーケンスに録音されます。演奏がビートと完璧に合

っていなくても、ソフトウェアの Time Correct 機能(T.C.)が自動的にクオンタイズして、演奏をグリッドにぴ

ったり合わせてくれます。 • ERASE ボタンを押しながら、消去したい音を割り当てたパッドを押す(押し続ける)と、その音が消去できま

す。オーディオ・ポインターがシーケンスの中を移動すると、そのパッドで出せる音はすべて消去されます。 • ヒント:初心者の方は、1 個ずつパッドを叩くと良いでしょう。シーケンスは繰り返し演奏されるので、あわて

て全てのパッドをいちどに叩く必要はありません! 5. 録音を終了するときには、STOP ボタンを押します。録音せずにシーケンスを再生だけする場合は、PLAY ボタンを

押します。

4. 重要! プロジェクトを保存するときには、SHIFT ボタンを押しながら SAVE ボタンを押します。ファイルを保存する場所を選

択し、ファイル名を入力してください。その際、Also save samples(サンプルも保存する)のボックスにはチェックを

入れておくと良いでしょう。そうすれば、再びこのプロジェクトを開いたときに、サンプルをロードし直さなくても済み

ます。また、素晴らしい作品を失わないために、保存は頻繁に行うようにしましょう! MPC レファレンス・マニュアルのクイック・スタート・チュートリアルをお読みになることをお勧めします。ソフトウ

ェアの Help メニューから MPC Help を選択すると、レファレンス・マニュアルの PDF ファイルが開きます。内容は: • 詳しくてわかりやすいチュートリアル:MPC の使い始めるのに必要な機能が簡単に理解できます。 • ソフトウェアのより詳細な機能:MPC や一般的なデジタル・オーディオ・ワークステーション(DAW)に関す

る知識をお持ちの方のために、より高度な機能についての解説が用意されています。 • ソフトウェアを利用する、使い慣れた MPC のワークフロー:MPC Renaissance と MPC ソフトウェアはシーム

レスに合体しており、従来の MPC のワークフローが維持されています。作品の制作や演奏を効率的かつスムー

ズに行うために、MPC Renaissance で MPC ソフトウェアをコントロールする方法がわかります。

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機能 MPC Renaissance は、MPC ソフトウェアのコントロール専用に設計されたハードウェアです。この項では、ハードウェ

アのすべてのコントロールについて解説しています。ソフトウェアの全ての機能については、ソフトウェアのレファレン

ス・マニュアルを参照してください。 トップパネル

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ナビゲーションおよびデータ入力コントロール 1. ディスプレイ– この液晶画面に、MPC Renaissance の動作状況に関するあらゆる情報が表示されます。情報の

多くは、ソフトウェア上にも表示されます。ディスプレイ内のカーソルは、CURSOR ボタンで移動させます。

選択した設定やパラメーターの調節は、DATA ダイヤルと-/+ボタンで行います。表示するページは MODE ボタ

ン、タブは F ボタンでそれぞれ選択します。 2. F ボタン – これらのボタンを押して、ディスプレイに表示されたそれぞれに対応するタブを 1 つ選択します。 3. CURSOR ボタン – これらのボタンで、ディスプレイに表示されたメニューやオプションを移動します。 4. DATA ダイヤル – このダイヤルで、ディスプレイに表示されたメニューのオプションを選択したり、 パラメー

ターの値を調節したりします。 5. -/+ボタン – これらのボタンを押して、ディスプレイ上で選択した値の増減を行います。 6. 数字キー – ディスプレイ上で数値の表示を選択した場合には、これらの数字キーを標準的なテンキーのように使

って、数値を直接入力できます。入力を確定するときには、ENTER キーを押します。 7. UNDO / REDO ボタン – 後に行った操作をキャンセルするときには、このボタンを押します。SHIFT ボタンを

押しながらこのボタンを押すと、キャンセルした 後の操作がふたたび有効になります。

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パッドおよび Q-LINK ノブ 8. Q-LINK ノブ – タッチ・センス機能を持ったこれらのノブで、様々なパラメーターを設定します。個々のノブの

周囲にある LED は、ノブの設定位置を示します。 9. Q-LINK トリガー – このボタンを押しながら Q-LINK ノブを回すと、ノブに対応するパラメーターの設定が 小

値または 大値にジャンプします(ソフトウェアの Trig パラメーターの設定によります)。 10. PAD – これらのパッドで、ソフトウェアにロードしたドラム音その他のサンプルをトリガーします。パッドは

ベロシティとプレッシャーを認識するので、表現力豊かで感覚的な演奏が可能です。 11. PAD BANK ボタン – これら 4 つのボタンで、A~H の 8 つのパッド・バンクを選択します。16 個のパッドの設

定を 8 つのバンクに記憶できるので、パッドで合計 128 個までの MIDI イベントが呼び出せます。 12. PAD ASSIGN / PAD COPY ボタン – このボタンを押して、サンプルをパッドに割り当てます。ディスプレイに

は、16 個のパッドに対応する 4 列 x 4 段のグリッドが表示されます。CURSOR ボタンでグリッド内を移動し、 DATA ダイヤルまたは-/+ボタンで、プログラム(プログラム領域が選択されている場合)またはサンプル(パッ

ドが選択されている場合)を選択します。 SHIFT ボタンを押しながらこのボタンを押すと、あるパッドのサンプルやパラメーターを別のパッドにコピーで

きます。CURSOR ボタンで From Pad(コピー"元")あるいは To Pads(コピー"先")の領域を選択し、パッド

を叩いて選択します(コピー先のパッドは複数でも可)。F ボタンを押して、操作の確定またはキャンセルを行

います。 13. FULL LEVEL / HALF LEVEL ボタン – このボタンを押すと、フルレベル機能がオン

になります。オンの状態では、パッドを叩く強さに関係なく、ベロシティ―が常に

大値の 127 でサンプルが再生されます。 SHIFT ボタンを押しながらこのボタンを押すと、ハーフレベル機能がオンになり、

パッドを叩くと常にベロシティ―値 64 でサンプルが再生されます。 14. 16 LEVEL ボタン – このボタンを押すと、16 レベル機能がオンになります。オンの

状態では、 後に叩いたパッドの設定が、一時的に 16 個すべてのパッドにコピーさ

れます。すべてのパッドは、 後に叩いたパッドと同じノート・ナンバーしか出力

できなくなりますが、叩く強さに関係なく、右図のように異なる値でパラメーター

が選択できるようになります。このときに割り当てられるパラメーターは、ベロシティ、チューニング、フィル

ター、レイヤー、アタックおよびディケイです。 15. NOTE REPEAT / LATCH ボタン – このボタンを押しながらパッドを押すと、現在のテンポおよびタイム・コレ

クトの設定に基づくタイミングで、サンプルが繰り返しトリガーされます(タイム・コレクトの設定は、ディス

プレイに表示され、F ボタンで選択できます)。SHIFT ボタンを押しながらこのボタンを押すと、ノート・リピ

ート機能が固定されます。固定されると、ノート・リピート機能をオンにするためにこのボタンを押し続ける必

要がなくなります。NOTE REPEAT ボタンをもういちど押すと、機能の固定が解除されます。 モード/ビュー・コントロール 16. SHIFT ボタン – 押すと、いくつかのボタンの第 2 の機能(オレンジ色の文字で表示されています)が呼び出せ

ます。 17. MAIN / TRACK ボタン – 押すと、ディスプレイとソフトウェア上にメイン画面が表示されます。SHIFT を押し

ながら押すと、トラック画面が表示されます。 18. BROWSER / SAVE ボタン – 押すと、ディスプレイにファイル・ブラウザが表示されます。SHIFT を押しなが

ら押すと、現在のプロジェクト(サンプルやプログラム、シーケンス、ソングを含む)が保存されます。 19. PROG EDIT / Q-LINK ボタン – 押すと、ディスプレイとソフトウェア上にプログラム・エディット画面が表示さ

れます。SHIFT を押しながら押すと、パラメーターを Q-LINK ノブに割り当てられます:CURSOR ボタンで Q-LINK ノブを選択し、DATA ダイヤルまたは-/+ボタンでパラメーターを選択します。

20. PROG MIX / TRACK MIX ボタン – 押すと、ディスプレイとソフトウェア上にプログラム・ミキサー画面が表示

されます。SHIFT を押しながら押すと、トラック・ミキサー画面が表示されます。 21. SEQ EDIT / EFFECTS ボタン – 押すと、シーケンス・エディット・モードに入ります。SHIFT を押しながら押

すとエフェクト・モードに入り、選択中のエフェクトのパラメーターに Q-LINK ノブが割り当てられます。 22. SAMPLE EDIT / SAMPLE REC ボタン – 押すと、ディスプレイとソフトウェア上にサンプル・エディット画面

が表示されます。SHIFT を押しながら押すと、サンプル・レコード画面が表示されます。 23. SONG / OTHER ボタン – 押すと、ディスプレイとソフトウェア上にソング画面が表示されます。SHIFT を押し

ながら押すとアザー・モードに入り、タップテンポ・ボタンの 小タップ数や、パッドのスレショウルド、感度

およびカーブ、フットスウィッチのメッセージ、プログラム・チェンジのターゲットが設定できます。 24. STEP SEQ ボタン – 押すと、ディスプレイとソフトウェア上にステップ・シーケンス画面が表示されます。 25. NEXT SEQ ボタン – 押すと、ディスプレイとソフトウェア上にネクスト・シーケンス画面が表示されます。 26. TRACK MUTE / PAD MUTE ボタン – 押すと、ディスプレイとソフトウェア上にトラック・ミュート画面が表示

されます。SHIFT を押しながら押すと、パッド・ミュート画面が表示されます。

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27. WINDOW / FULL SCREEN ボタン – ボタンが点灯して、画面上で選択した領域に追加機能があることを示しま

す。それらの機能にアクセスするには、このボタンを押します。F ボタンや CURSOR ボタン、DATA ダイヤル

や-/+ボタンで、追加機能を実行(またはキャンセル)します。 SHIFT を押しながら押すと、フルスクリーンとハーフスクリーン・モードが切り替わります。フルスクリーン・

モードでは、作業スペースが画面全体に広がります。ハーフスクリーン・モードでは、パラメーターのコントロ

ール(Q-Link ノブ、パッド、シーケンスおよびトラックの情報、プロジェクトの情報など)が作業スペースの

下に表示されます。 28. PROJECT / FOLDER 1 ボタン – 押すと、ファイル・ブラウザ内にはプロジェクト・ファイルだけが表示されま

す。SHIFT を押しながら押すと、ブラウザのフォルダー1 のショートカットが選択されます。 29. SEQUENCE / FOLDER 2 – 押すと、ファイル・ブラウザ内にはシーケンス・ファイルだけが表示されます。

SHIFT を押しながら押すと、ブラウザのフォルダー2 のショートカットが選択されます。 30. PROGRAM / FOLDER 3 – 押すと、ファイル・ブラウザ内にはプログラム・ファイルだけが表示されます。

SHIFT を押しながら押すと、ブラウザのフォルダー3 のショートカットが選択されます。 31. SAMPLE / FOLDER 4 – 押すと、ファイル・ブラウザ内にはサンプル・ファイルだけが表示されます。SHIFT

を押しながら押すと、ブラウザのフォルダー4 のショートカットが選択されます。 32. NO FILTER / FOLDER 5 – 押すと、ファイル・ブラウザ内に全てのファイルが表示されます。SHIFT を押しな

がら押すと、ブラウザのフォルダー5 のショートカットが選択されます。

トランスポート/レコーディング・コントロール

33. PLAY ボタン – 押すと、オーディオ・ポインターの現在位置からシーケンスの再生が始まります。 34. PLAY START ボタン – 押すと、シーケンスの頭から再生が始まります。 35. STOP ボタン – 押すと、再生が停止します。 36. REC ボタン – 押すと、シーケンスが録音待機の状態になります。PLAY または PLAY START ボタンを押すと、

録音が始まります。 37. OVERDUB ボタン – 押すと、録音済みのノート・データを上書きせずに、新たなノート・イベントを追加録音

できます。オーバーダブ機能は、録音が始まる前でも録音の 中でもオンにできます。 38. < / > ( |< / >| )ボタン – 押すと、オーディオ・ポインターの位置が 1 ステップずつ左右に移動します。LOCATE

ボタンを押しながら押すと、シーケンス・グリッド上の前後のイベントにポインターが移動します。 39. << / >> (START/END)ボタン – 押すと、オーディオ・ポインターが 1 小節分ずつ左右に移動します。LOCATE

ボタンを押しながら押すと、シーケンス・グリッドの 初または終わりの位置にポインターが移動します。 40. LOCATE ボタン – このボタンを押しながら< / > や << / >> のボタンを押すと、これらの第 2 の機能( |< / >| あ

るいは START/END)にアクセスできます。 41. ERASE ボタン – シーケンスの再生中に、このボタンを押しながら任意のパッドを押すと、現在再生中のポジシ

ョンでそのパッドに割り当てられた音が消去されます。この機能を使うと、シーケンスの再生を止めずにノー

ト・イベントを手早く消去できます。 42. TAP TEMPO ボタン – 好きなテンポでこのボタンを押して、ソフトウェアに新しいテンポ(BPM)を入力しま

す。

入出力およびレベル・コントロール

43. MIC/LINE / PHONO スウィッチ – このスウィッチで、リアパネルの REC IN または PHONO IN 端子に接続した

機器を選択します。REC IN 端子に接続したマイクやラインレベルの音源を使用する場合は MIC/LINE、PHONO IN 端子に接続したターンテーブルを使用する場合は PHONO を選択します。

44. REC GAIN ノブ – リアパネルの REC IN や PHONO IN 端子に接続した機器のゲインを調節します。録音レベル

は、MIC/LINE / PHONO スウィッチの上にあるメーター(LED)で確認してください。 45. DIRECT MON ノブ – ヘッドフォン出力の IMPUT および COMP のバランスを調節します。INPUT の信号は

REC IN または PHONO IN 端子からの信号で、INPUT 側に回し切ると、レイテンシーのないダイレクト・モニ

タリングが可能になります。COMP 側の信号は、ソフトウェアによる通常の再生信号です。録音していないと

きには、このノブを COMP 側に回し切っておくほうが良いでしょう。 46. MAIN VOLUME ノブ – STEREO OUT 端子の出力信号の音量を調節します。 47. VINTAGE MODE ボタン – これを押して、ビンテージ・モードを選択します MPC3000 および MPC60 の設定で

は、MPC の名機のサウンドを再現します。OTHER の設定では、ビンテージのサンプリング・ドラムマシーン

のサウンドを再現します。このモードがオフのときには、これらのどの LED も点灯しません。

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フロントパネル 1. FOOTSWITCH 端子 – 別売りの 1/4 インチ TS プラ

グ付きフットスウィッチを接続します。 2. MIX ノブ – ヘッドフォン端子から出力される、

MAIN 系統 ASSIGN 系統の信号のバランスを調節し

ます。MAIN の信号は左右の STEREO 出力、ASSIGN の信号は ASSIGNABLE MIX 1 および 2 の出力のそれぞれ

モノミックスです。 3. HEADPHONES 端子 – ヘッドフォン(別売り)をこれらの標準 TRS 出力端子(1/8 または 1/4 インチ)に接続

します。モニターする信号は、MIX ノブで調節します。 4. HEADPHONES VOLUME ノブ – ヘッドフォンの音量を調節します。 リアパネル

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1. POWER INPUT – 12V DC/2A の電源アダプター(センター・プラス)をこの端子に接続してから、アダプター

本体をコンセントに接続します。 2. 電源アダプター・ケーブル・フック – 電源アダプターのケーブルをこのフックに引っかけて、不意にケーブル

が抜けるのを防ぎます。 3. POWER スウィッチ – MPC Renaissance の電源のオン/オフを切り替えます。 4. COMPUTER USB ポート – 同梱の USB ケーブルでコンピューターの空いている USB ポートと接続します。こ

れによって、MPC Renaissance と MPC ソフトウェアが MIDI データをやりとりできるようになります。 5. USB HUB – 別の USB デバイス(コントローラーやハードドライブなど)を、電源供給可能なこの端子に接続

します。つまり、MPC Renaissance はオーディオインターフェースとしてだけでなく、パワード USB ハブとし

ても機能します。 6. STEREO OUT 端子 – 1/4 インチ TRS ケーブルでスピーカー・システム(別売り)と接続します。この端子から

は、メイン・ミックスの信号が出力されます。MPC ソフトウェアの Program Mixer タブで出力 1 または 2 を選

択すると、1 個あるいは複数のパッドの出力をこれらの端子に割り当てられます。 7. ASSIGNABLE MIX OUT 端子 – 1/4 インチ TRS ケーブルで外部ミキサー(別売り)に接続します。この端子か

らは、信号がフル・ボリューム(0dB)で出力されます。MPC ソフトウェアの Program Mixer タブで出力 3 ま

たは 4 を選択すると 1 個あるいは複数のパッドの出力をこれらの端子に割り当てられます。 8. S/PDIF IN/OUT 端子 – 標準の RCA ケーブルを接続すると、デジタル信号のやりとりができます。 9. REC IN 端子 – 1/4 インチ TRS または XLR ケーブルで、外部の音源やマイクを接続します。MIC/LINE スウィッ

チが適切に設定されているかどうか確認してください。 10. MIC/LINE スウィッチ – REC IN 端子に接続した機器に応じて適切に設定してください。音源がマイクの場合は

MIC、ライン・レベルの機器の場合は LINE に設定します。 11. PHANTOM POWER スウィッチ – ファンタム電源のオン/オフを切り替えます。オンにすると、両方の REC IN

端子から+48V のファンタム電源が供給されます。ファンタム電源は、ダイナミック・タイプのマイクには必要

ありませんが、ほとんどのコンデンサー・マイクには必要です。ファンタム電源が必要かどうかは、ご使用のマ

イクの仕様書で確認してください。 12. PHONO IN 端子 – RCA ケーブルで外部音源(ターンテーブルや CD プレイヤーなど)を接続します。機器に応

じて、PHONO/LINE スウィッチを適切に設定してください。 13. PHONO/LINE スウィッチ – PHONO IN 端子に接続した機器に応じて、このスティッチを適切に設定してくださ

い。フォノレベルのターンテーブルの場合は、フォノレベルの信号に必要なゲインが得られる"PHONO"、CD プ

レイヤーやサンプラーなど、ラインレベルの機器の場合は"LINE"にそれぞれ設定します。 14. GROUND 端子 – フォノレベルのターンテーブルを PHONO IN 端子に接続して低いハム・ノイズが聞こえた場

合は、ターンテーブルのグラウンドが浮いている可能性があります。ターンテーブルにグラウンド・ワイヤーが

付いていれば、 ワイヤーをこの端子に接続してください。 参考:ターンテーブルによっては、グラウンド・ワイヤーが RCA コネクターに内蔵されているものもあります。

その場合、この端子には何も接続する必要がありません。 15. MIDI IN 端子 – 5 ピンの MIDI ケーブルで、外部 MIDI 機器の MIDI OUT 端子と接続します。 16. MIDI OUT 端子 – 5 ピンの MIDI ケーブルで、外部 MIDI 機器の MIDI IN 端子と接続します。

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サポートおよびアップデート より詳しい情報やテクニカル・サポート、 新版のソフトウェアやファームウェア、ドライバーのご利用につきましては、

以下のウェブサイトを参照してください:

www.akai-pro.jp サポートコード ご購入後のサポートは弊社正規ルートによる流通品を購入された方のみにご提供しております。 お電話やメールでのお問い合わせの際、下記のサポート・コードが必要となりますので、この取扱説明書は大切に保管し

てください。 また弊社ウェブサイトより、日本語レファレンス・マニュアルがダウンロード可能です。 その際は上記サポートコードを入力してください。 株式会社ニュマークジャパンコーポレーション カスタマ・サポート部 受付時間:平日 9 時半~12 時、13 時~16 時半 電話番号:03-6277-2231・メールアドレス:[email protected]

4d50 – 4352 - 656e – 6169 – 7373 - 616e – 6365MPC Renaissance サポートコード

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仕様

ハードウェア

ディスプレイ 360 x 96 ドット LCD、バックライト付き

寸法 502 mm x 328 mm x 70 mm (124 mm:ディスプレイをいっぱいに起こした場合)

重量 4.8 kg

電源 12V DC, 2A 電源アダプター、センター・プラス

消費電力 大 24 W

オーディオおよび MIDI 入出力

サンプルレート 大 24-bit、 96 kHz

モニタリング ゼロ・レイテンシー・ハードウェア、ノブにより調節

録音入力 (L & R) XLR/ 1/4 インチ・コンボ端子 x 2 (-40 dBu バランス、入力インピーダンス 11 kΩ) RCA ステレオ(フォノ・プリアンプ内蔵)

大入力レベル +10 dBu

デジタル入力 24-bit RCA x 1 S/PDIF

オーディオ出力 1/4 インチ・フォーン端子 x 4 (+11 dBu バランス、出力インピーダンス 1 kΩ)

大出力レベル +18 dBu

Phones 出力 1/4 インチ・ステレオ・フォーン端子 x 1 (200 mW / 100 Ω) 1/8 インチ・ステレオ・フォーン端子 x 1 (200 mW / 100 Ω)

デジタル出力 24-bit RCA x 1 S/PDIF

MIDI 入力 5-pin DIN x 2

MIDI 出力 5-pin DIN x 4

USB 端子 コンピューター接続用 USB 2.0 端子 x 1、ハブ用 USB 端子(電源供給可能)x 2

フットスウィッチ端子 1/4 インチ x 2

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