実店舗とネットを融合するo2oサービスとテクノロジー
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実店舗とネットを融合するO2Oサービスとテクノロジーについて、解説します。TRANSCRIPT
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Rakuten Inc. RIT. 楽天技術研究所 森正弥 2012
実店舗とネットを融合するO2Oサービスとテクノロジー
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GAP
実店舗での購買 インターネットでの購買
従来、消費者による実店舗でのショッピングと、インターネットでのショッピングは、目的や利便性にあわせて別々に行われていました。
Mobile Apps
Social (Share)
目的や利便性にあわせた別々の購買
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29.8% 【参考】フィーチャーフォンの普及グラフ
30%を超えると爆発的に増加
ですが、日本においてスマートフォンの普及が急速に進んでおり、2013年には、ケータイの約30%(爆発的に成長するとされるライン)にまで浸透すると考えられています。それらが実店舗とインターネットでの購買を融合させる原動力となっています。!
スマートフォンの普及
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実際の店舗で商品を見て、それをネットで購入 比較検討して購買へ
Action
Mobile search (リアルタイムでの在庫検索)
実空間(Offline) インターネット (Online)!
実空間からインターネットへの流入により、E-Commerceは、65兆円規模へ拡大
(2015)
例えば、スマートフォンを対象に、商品検索やバーコード・QRコード等を用いたインターネットでの購買を誘導する試みが拡大しています。!
O2O:オフライン(実空間)とオンライン(インターネット)を融合
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ShopKick ShopSavvy
Amazon A9 Flow
CheckPoints
TESCO
米国を中心とした海外では、実店舗の差別化を目的として、実空間からネットへの誘導を行い、クーポンやディスカウント等と組み合わせて付加価値を提供するサービスが増えつつあります。
O2O により、差別化・付加価値を実現
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Ubira: Rakuten O2O
Collaborate w/ shop Check-in
Coupon / Point Barcode scan
Affiliate
楽天においても、Ubira (ユビラ) という名称で、O2O 型のサービスモデルを考案しています。実店舗(パートナー様)と協業し、ネットでのクーポンやポイントプログラムと連携、ショッピングの付加価値を高めていくサービスです。
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USELES: 超音波通信
また、O2Oサービスを実現する上で欠かせない近距離通信の技術として、独自の超音波通信技術(USELES)を開発しています。これにより、従来では難しかったり、また操作が面倒であったため敬遠されていた実店舗に来た顧客のスマートフォンへの情報配信や、端末同士の通信が従来技術に比べ容易になります。!
USELES
端末同士の通信も可能 実店舗内のスマートフォンへの情報発信
顧客へのお買い得クーポンのPUSH型配信等も実現され、顧客を逃さない施策が可能。
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AR-HITOKE: 拡張現実ソーシャルサービス
他にも、AR-HITOKE という拡張現実型のソーシャルサービスも開発しています。これは、実店舗にある商品をスマートフォンで覗くことで、人気商品かどうか、他の顧客や友人の評判はどうなのかを視覚的に確認することができ、他のSNSサービスとも連携しながら、ショッピングを支援するサービスです。
商品を覗くと、どれだけ人気があるか、 評判はどうかを視覚的に確認できる。