日本版dmo形成・確立計画 日本版dmoの組織 -...

Click here to load reader

Upload: others

Post on 09-Jul-2020

0 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

  • (別添)様式1

    1

    日本版DMO形成・確立計画

    1. 日本版DMOの組織

    申請区分

    広域連携DMO・地域連携DMO・地域DMO

    日本版DMO候補

    法人の名称

    株式会社八幡平DMO

    マーケティング・

    マネジメント対象

    とする区域

    区域を構成する地方公共団体名

    岩手県八幡平市

    所在地 岩手県八幡平市

    設立時期 平成30年 5月 14日

    職員数 2人(非常勤 2名)

    代表取締役 CEO

    プロモーション、

    地域ブランディン

    (氏名)

    畑 めい子

    (出身組織名)

    (株)クレセント

    1999年より、コピーライター・編集者として、岩手県内

    のテレビ、ラジオ、新聞、情報誌、観光パンフレット等

    の広告制作に携わる。2012年、岩手県県政広報誌「いわ

    てグラフ」編集長。八幡平市では、観光公式パンフレッ

    ト「はちたび」プロデュースのほか、広域連携観光振興

    企画の実施、地元企業のブランド戦略サポート、ホーム

    ページ制作統括等、地域に密着した情報発信を通じて、

    地域活性化に寄与している。いわて産業振興センター登

    録専門家(宣伝広告)。2015年9月より現職、DMO(観光

    地域づくり)構築サポート事業に従事。早稲田大学第二

    文学部(現在文学部)卒。

    取締役 CMO

    マーケティング、

    各種データの分

    析・収集、

    二次交通

    (専門人材)

    (氏名)

    柴田 亮「専従」

    (出身組織名)

    岩手県北自動車

    (株)

    ㈱東京三菱銀行(現 ㈱三菱東京 UFJ銀行)、㈱三菱 UFJ

    リサーチ&コンサルティング(金融機関の顧客満足度調

    査等)を経て、2008年より㈱経営共創基盤で傘下の岩手

    県北自動車㈱等(㈱みちのりホールディングス)のイン

    バウンド事業立ち上げ、復興支援事業に従事。

    2014年から、岩手大学三陸復興推進機構、COC推進室に

    て、特任准教授として三陸のものづくり企業の復興支

    援、大学生の地元定着の推進、大学生の起業家育成プロ

    グラム開発などに従事。2017年 11月より現職。

    早稲田大学政治経済学部卒、岩手大学大学院連合農学研

    究科博士課程中退

    観光協会との連

    絡・調整、商品造

    成連及び現地ガイ

    ド育成携

    (氏名)海藤 美香

    (出身組織名)(一

    社)八幡平市観光協

    会 事務局次長

    (株)岩手ホテル&リゾートで広報宣伝を担当し、2013

    年 11月、(社)松尾八幡平観光協会(現 八幡平市観光

    協会)に転職し、現在に至る。秋田県立大館桂高等学校

    外国語ガイド育

    成、通訳・翻訳業

    務(専門人材)

    (氏名)Nick

    Carmon

    (出身組織名)八幡

    平市国際交流員 CIR

    八幡平市の国際交流員の募集に応じ、自治体国際化交流

    協会を通じて 2018年8月から八幡平市商工観光課に着

    任、アラスカ州出身、日本(札幌市)での留学経験あ

    り、日本語能力試験レベルN2(日常より広い場面での

    会話・読解が可能)

    プロモーションほ

    か事業実施事務局

    (氏名)予定

    (出身組織名) 旅行代理店などに所属していた等、観光事業の経験者で

  • (別添)様式1

    2

    業務

    地域おこし協力隊 旅行商品のプロモーションを担っていきたい人材を募集

    中。(来年度募集予定)

    非常勤監査役 (氏名)菊地文彦

    (出身組織名)岩手

    銀行総合企画部付部

    長(前平舘支店長)

    1989年 株式会社岩手銀行入行 本店営業部、北上支店

    等を経て、2007年から 2016年 9月まで総合企画部にて主

    計業務(決算、開示業務等)、特命業務、会社法対応、取

    締役・監査役等の補助業務等に従事、2016年 10月 平舘

    支店長、2018年 10月より現職 明治大学法学部卒

    株式会社八幡平DMOの株主であり、八幡平市の指定

    金融機関でもある岩手銀行から選任

    (氏名)香川豊(出

    身組織名)八幡平市

    企画財政課

    1978年安代町役場採用、2005年市町村合併により八幡

    平市職員となり、企画総務部署、福祉部署に従事、2016

    年から企画財政課長を務める。岩手県立平舘高等学校卒

    株式会社八幡平DMOへの事業委託を行う八幡平市か

    ら、経営状況、事業進捗を監査する立場として選任

    社外取締役

    経営アドバイザー

    (専門人材)

    氏名)高橋 三男

    (出身組織名)(一

    社)八幡平観光協会

    副会長、(株)岩手ホ

    テルアンドリゾート

    取締役会長

    明治大学経営学部卒、(株)岩手ホテルアンドリゾート

    株式会社八幡平DMOとの連携先である(一社)八幡

    平市観光協会の副会長でもあり、市内屈指の観光事業者

    の会長であることから選任

    (氏名)菅原 芳彦

    (出身組織名)IGR

    いわて銀河鉄道

    (株) 総務部長

    1982年岩手県採後、2007年滝沢村副村長、2013年秘書広

    報室秘書課総括課長を経て、2015年岩手県を退職、公益

    財団法人いわてリハビリテーションセンター事務局長の

    後、2016年 IGRいわて銀河鉄道株式会社総務部長

    上智大学法学部法律学科卒

    株式会社八幡平DMOの株主であるIGRいわて銀河鉄

    道(株)からの選任

    連携する地方公共

    団体の担当部署名

    及び役割

    岩手県八幡平市商工観光課(観光施策全般)

    連携する事業者名

    及び役割

    ・(一社)八幡平市観光協会(観光イベント・国内客誘客)、

    ・八幡平市商工会(商品開発・受入環境整備)

    ・八幡平市ホテル協議会(スキー場(※)を含む受入環境整備・誘客)

    ※安比高原スキー場→ホテル安比グランド、八幡平リゾート下倉/パノラマス

    キー場→八幡平マウンテンホテル))

    ・八幡平市産業振興株式会社(商品開発)

    ・株式会社八幡平温泉開発(受入環境整備)

    ・八幡平市企業懇談会(様々な事業で連携)

    ・八幡平市起業家支援センター(ITシステム整備)

    ・岩手県北自動車株式会社及び株式会社岩手県北観光(二次交通、ツアー商品

    造成・販売)

    ・IGRいわて銀河鉄道株式会社(ツアー商品造成・販売)

    ・株式会社クレセント(プロモーション、DMO運営支援)

    ・(一社)東北観光推進機構

    (広域 DMO連携で、マーケティング調査やファムツアーの実施等を展開)、

    <2018 年 11月~2019年 3月にアンケート調査、広域動態調査等を「広域周

    遊観光促進のための観光地域支援事業」として展開中。また、来年度も訪日

    グローバルキャンペーンに対応したコンテンツ造成事業等で連携予定>

    ・(一社)秋田犬ツーリズム(広域連携でファムツアーを実施)

  • (別添)様式1

    3

    <2019年 3月にファムツアーを調整中>

    ・一般財団法人 VISITはちのへ (広域連携で欧米豪への広域マーケティン

    グ・営業)<2019年度に連携事業を「広域周遊観光促進のための観光地域支援

    事業」として申請中>

    ・株式会社 ログバー

    (翻訳デバイス「ili Pro」の地域への販売。八幡平 DMOは代理店契約を締結

    済み)

    ・株式会社 ユニヴァ・ペイキャスト(AliPay/WechatPay,Paypay等の QRコー

    ド決済の導入支援。八幡平 DMOは代理店契約を締結済み)

    ・デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー(合)及び㈱分析屋

    (宿泊施設の Robotics Process Automationによる人手不足対策、宿泊施設等

    の業務共同化、キャッシュレス導入支援等の観光事業者経営支援)

    <2018年 11月より 3月まで事業者ヒアリング、RPAモデル事業を展開中>

    ・三菱 UFJ リサーチ&コンサルティング㈱(岩手山 SAにバス停を設置することに向けた

    事業性調査およびロードマップの策定)

    <2018年 10月より 3月までアンケート等の調査事業を実施中>

    ・某通信 ICT大手(プロジェクト公表前につき名称は匿名。MAAS(Mobility

    as a Service等で地方創生/観光振興/地域交通に資するサービス開発)

    <2018年 12月プロジェクトは発足し、地元の観光事業者との協議開始>

    ・㈱百戦錬磨

    (商品造成、農業と連携したツアー商品の造成、仙台と連携したモデルコース

    の造成)<DMO発足前から都度>

    ・アトラク東北株式会社(広域周遊商品造成、八幡平の体験プログラムのポー

    タルサイトへの掲載)<DMO発足時から都度>

    ・eResort Inc/有限会社地方創発計画/釼持 勝(スキーリゾートアドバイザリ

    ー、スキーに関する広告出稿時の見せ方等)、<DMO発足時から都度>

    ・株式会社 Japan Guide Group(Japan Ski Tours)(八幡平リゾートに常駐して

    デイガイドの受入、外国人バックカントリ―スキーヤー受入アドバイス、バッ

    クカントリー関連のファムツアーの実施)<2018年 12月から八幡平に常駐>

    ・株式会社リクルートライフスタイルじゃらんリサーチセンター 営業統括本部

    旅行営業統括部 地域創造部 じゃらんリサーチセンター ジバ観研究プロジェク

    ト(SBNR層をターゲットにした八幡平のリトリート/創造性開発プログラムの住

    民主体の開発支援)<2019年 2月にワークショップ開始>

    ・岩手県立大学総合政策学部宇佐美研究室(二次交通調査研究)<2018年 10月

    より調査開始>

    官民・産業間・地域

    間との持続可能な

    連携を図るための

    合意形成の仕組み

    (該当する要件)

    ③日本版DMOの取組に関する連絡調整を行うため、行政や関係団体で構成す

    る協議会等をDMOと別に設置する

    (概要)

    八幡平市が主催する八幡平市観光振興審議会は下図のとおり市内の主たる観

    光、商工事業者の代表等により構成されており、また、観光戦略策定など観光

    事業の中核となるDMOと連携する事業者・団体を代表する者により構成され

    ている。当審議会は定期的に開催され、観光振興計画の策定を担っており、今

    後はDMOの立案した施策や戦略事業計画の合意形成の役割も担う。

  • (別添)様式1

    4

    地域住民に対する

    観光地域づくりに

    関する意識啓発・

    参画促進の取組

    定期的に市広報紙「広報はちまんたい」において八幡平DMOの事業推進状

    況などを掲載し、広く市民への周知を図る他、市民も参加することが可能な受

    入環境整備のセミナー(活動実績参照)を 6回実施。平成 31年度からは、平成

    30年度の活動も踏まえて市民向けの報告会も実施する予定。

    観光事業者に対しては上記セミナーの他、観光事業者が中心に各種観光キャ

    ンペーンや地域の課題解決を討議する既存の「八幡平市ホテル協議会」「安比高

    原ペンションビレッジ会」に加え、DMOが発案して集めた八幡平温泉郷のペンシ

    ョン等の会合において、DMOの活動報告を実施することや調査結果に対する

    意見交換、二次交通の実証運行への協力要請、訪日旅行メディアを対象にした

    セミナー等を開催していく。

    法人のこれまでの

    活動実績

    (1) 基幹業務

    ① 調査・分析

    a, DMP(データ・マネジメント・プラットホーム)「Vpon」のデータを活

    用し、外国人観光客の動態調査を実施中(2018年 1月~12月に八幡平

    を訪れた台湾 389、香港 437サンプルを対象に分析中)

    b, 東北観光推進機構と連携し、外国人観光客の冬季広域周遊顧客満足度

    調査を、ITを活用した現地対面式・多言語対応アンケートにて実施中

    (2018年 12月~2月で、スキー場、宿泊施設それぞれ 300サンプル程

    度を回収し、分析中。)

    c, 台湾、中国、韓国、香港、豪州、タイ、シンガポールの 7カ国、合計

    6000サンプルに八幡平・安比の認知度、旅前の情報収集に利用する具

    体的な媒体の調査を計画中(調査は 2月まで実施し、終了後に分析)

    ② 戦略立案

    a, 昨年度の満足度調査、動態調査等の結果を分析し、観光審議会、ホテ

    ル協議会、安比高原ペンションビレッジ会、セミナー実施時などで共

    有(4月/7月にそれぞれ一回づつ実施、その他個別の事業では随時ミー

    ティングを実施)

    b, 調査戦略、マーケット分析、ポジショニング考察、デジタルマーケテ

    ィング施策等を構築中。今年度実施の動態調査・満足度調査の深堀

    り、次年度は具体的に八幡平のブランディング戦略、プロモーション

    戦略を立案する予定

    ③ 合意形成(随時実施)

    a, 八幡平市観光協会(月一度程度)、八幡平市ホテル協議会(4回)

    との情報共有、意見交換

    b, 八幡平温泉郷(6回)、安比高原ペンションビレッジ会(3回)、市内飲

  • (別添)様式1

    5

    食店等と意見交換(それぞれ毎月 1回程度実施)

    (2) 外国人観光客受入環境整備

    ① 情報発信状況調査

    a, ホテル、観光施設等に設置された観光情報パンフレット、ウェブサイ

    ト等の状況を調査中。

    ② 観光関連施設受入環境整備

    a, 外国人観光客受入セミナー開催

    i) 「翻訳アプリ活用&モバイルクレジットカード決済導入」

    (講演者:八幡平 DMO)

    (実施日:7/23、参加者数:14名)

    ii) 「外国人観光客に日本流のおもてなしを」

    (澤の屋旅館 館主 澤功氏)

    (8/30、39名)

    iii) 「インバウンドの勝ち組戦略とは 世界最大の旅行口コミサイト

    「トリップアドバイザー」前社長が語る」

    (株式会社ランドリーム 代表取締役 原田 劉 詩織氏)

    (9/18、64名)

    iv) 「外国人観光客リアル対応セミナー」

    (旅行添乗員/中国語・英語講師/司会業 昆 沙織氏)

    (10/24、20名)

    v) 「最低限、これだけ英語で対応 OK

    (株式会社ライフブリッジ代表取締役 櫻井 亮太郎氏)」

    (11/21、16名)

    vi) 「“循環する八幡平”を活かした観光と食・農業を考える会」

    (一般社団法人日本ビオホテル協会代表理事、

    株式会社ビオロジックフィロソフィ代表取締役 中石 和良氏)

    (12/18、15名)

    ③ 受入施設環境の整備

    a, 外国人観光客受入意識の高い観光スポット、体験事業者等の多言語対

    応支援(八幡平マウンテンホテル、ロッジクラブマン、サンマリノグラ

    ンプリ、地熱染、麹屋もとみや、大更ホルモン、等 8事業者に実施)。

    b, 外国人が、八幡平の体験コンテンツをウェブサイトで予約・決済でき

    るよう、Visit Hachimantai のウェブサイトを再構築(クラブマンによ

    る、サイクリング、バックカントリーツアーの予約受付等を実施中)。

    c, バックカントリーの専門旅行会社である Japan Ski Tours のスタッフ

    が八幡平マウンテンホテルへの常駐を誘致し、日帰りのガイドを受け

    付けると共に、ホテルやスキー場に対して外国人目線でのアドバイス

    を実施。

    d, 翻訳機の ili proや QRコード決済の AliPay WechatPay等の代理店に

    八幡平 DMOがなり、地域への導入支援(代理店契約締結済み)

    ④ 観光事業者経営力強化事業

    a, 宿泊施設等がインバウンドなどの攻めの施策に経営資源を捻出できる

    ようにする為に、人手不足解消、経営効率化につながる業務改善ツー

    ルの導入や事業者間連携の枠組みを構築

    i) デロイトトーマツフィナンシャルアドバイザリー及び分析屋と連

    携して、宿泊施設に Robotics Process Automation(RPA)を導

    入。2月に市内 20事業者に説明会を行い、そのうち 1事業者に対

    して試験導入を始め、3月に全体説明会を実施予定。関心度の高

    い事業者は 5事業者程いるので、来年度の導入が広がる見通し。

    ii) その他、QRコード決済にとどまらない包括的な決済の手数料負担

  • (別添)様式1

    6

    の圧縮や、業務共同化、泊食分離などを検討する為のヒアリング

    を 20事業者に対して実施(2月)

    iii) 将来的には新規事業や経営革新に向けた金融支援ができるための

    枠組みを構築する為に金融機関やファンドなどともコンタクトを

    行っている。

    (2) 二次交通整備

    ① 観光客向け二次交通実証運行

    a, 観光客が域内周遊観光できるよう、路線バス化を視野にバス実証運行

    を実施

    i) 秋:安比-温泉郷-焼走り熔岩流-サラダファーム-道の駅にしね-

    温泉郷-安比-不動の滝-漆器工房-静流閣(アクティブリゾーツ岩

    手八幡平の長期滞在者をターゲットに 9月 24日、9月 29日、10

    月 5 日、10月 19 日、10月 26日、11月 2 日の 6日間実施。利用

    者数:84名)

    ii) 冬:安比高原スキー場-下倉-松川温泉-温泉郷-安比高原スキー場

    -安代-静流閣等巡(春節前に 2月 1日~7 日まで毎日実施、利用

    者数 10名程度)

    ※ 秋は地元の食堂を複数から選択できたり、買物に立ち寄れるダイ

    ヤ。冬はボンネットバスに連絡等工夫

    iii) 安比ー大更ナイトシャトルバス(12月末~3月の毎週火、木、

    日)

    iv) 八幡平温泉郷ー大更ナイトシャトルタクシーの運行(2月~12日

    間運行したものの利用なし)

    ② バス活用による八幡平二次交通アクセス向上施策

    a, タイガ-エア便対応の花巻空港⇔八幡平温泉郷/安比ペンション/新安比

    温泉線の実証運行(12月~3月の毎水、土曜日 19日間)

    b, 八幡平へのアクセス向上に向け、東北自動車道 岩手山サービスエリア

    にバス停を設置する為の調査とアクションプランを策定中。(2月末現

    在、住民向けアンケートを集計中)

    ※今後、高速バスは東北各地の空港へ接続することを働きかける

    ことで、FITが空港から八幡平に立ち寄りやすくする。

    c, 岩手県立大学宇佐美研究室と連携し、自然散策バス、コミュニティバ

    ス、空港での訪日外国人を対象とした調査と学生による政策提言を実

    施予定(10月~1月まで調査、3月 7日市内で発表予定)

    d, 八幡平エリアを含むバス情報を Google Mapで検索できるよう、みちの

    りホールディングスで GTFS(General Transit Feed Specification)

    対応実施(11月)

    ③ 観光客向け二次交通の多言語対応支援

    a, バス実証運行パンフレット等の多言語化、ウェブサイト掲載

    b, 八幡平アクセス情報の多言語化

    ④ タクシーによる域内周遊活性化実現に向けた取組

    a, 域内周遊観光による長期滞在化を目指し、市内タクシー事業者と合意

    形成を進め、ワンデータクシープラン(13種類)を検討中。4月から実

    施予定。

    (3) プロモーション

    ① 季節ごとの主要観光コンテンツを、Web・ITを活用し、海外向けに PR。

    a, 八幡平の観光情報を発信する webページである Visit Hachimantai

    (Facebook連動)を制作、IT広告を活用して海外向け PRを実施。

    b, 次年度用プロモーション素材として、9月の三ツ石山紅葉、サイクリ

    ング・ヒルクライムなど動画作成。

  • (別添)様式1

    7

    c, 「JNTO観光コンテンツ情報収集事業」「リロクラブ Tokyo Travel

    Guide」「東北プレミアムサポータ―ズクラブ LuxuryTravelTohoku」「ア

    トラク東北 Tohoku Attraction 100 」向け情報提供。ターゲット国向

    けに観光・宿泊情報を発信。

    d, ドラゴンアイ、9月の三ツ石紅葉、サイクリングなどでコンタクトした

    旅行者の連絡先を管理し、将来の地域 CRMへの展開の布石としてい

    る。(登録者数=253名(2月 20日現在))

    ② (ターゲット国向け)台湾向け施策

    a, 台湾・香港でユーザー数 No. 1(月間 UU数 120 万人)の訪日観光メデ

    ィア「樂吃購(ラーチーゴー)」に、八幡平スノーリゾート情報を掲

    載。(53,030人にリーチ、リアクションは 418)

    b, 「日本東北感謝祭 だいすき♡とうほく」(来場者数 134,997人)出

    展。樂吃購と連動したチラシを 1.000枚配布、ITを活用したメディア

    ミックス配信でスキー場チケットダウンロード数 597枚。

    c, 台湾向け、タイ向け旅行会社招請商談会対応(盛岡)。

    ③ (ターゲット国向け)オーストラリア向け施策

    a, オーストラリアで 40万人、アメリカで 50万人以上が閲覧する、世界

    中のスノーリゾート情報ウェブサイト「Powderhounds.com」に対する

    八幡平スノーエリア情報の修正依頼、広告出稿

    (9月 10月の二カ月で安比高原 40,055 views 55 conversions、八幡

    平リゾート 11,323 view 24 conversions)

    b, オーストラリアで2万部発行、オーストラリア、NZで最も信頼される

    スノー専門誌「SNOW ACTION」の取材招請、今春(3月または4月)に

    6ページの特集記事を出稿予定。

    c, 広域周遊観光促進のための観光地域支援事業として、北東北を周遊す

    るバックカントリ―スキーツアーを Japan Ski Tours と企画・造成

    し、モニターツアーを実施(2月)。それに基づいた商品を造成し、来

    年度に向けて販売予定。

    ④ その他

    a, 株式会社インアウトバウンド仙台・松島主催のシンガポール旅行会社

    FAM ツアー対応。

    b, 秋田犬ツーリズム主催のメディア向け FAMツアー対応(3月実施予

    定)

    (4) 観光商品磨き上げ

    ① 既存のコンテンツを外国人向けにアレンジする提案

    a, 八幡平温泉郷の台湾向け「別荘に泊まろうプラン」造成サポート。

    b, 仙台 in-outの観光+八幡平スノーリゾート宿泊プラン造成サポート。

    ② 環境学習コンテンツ造成サポート(県、JTB事業)。

    a, 安比塗漆器工房の漆絵付け体験に、春の特別企画として桜絵付けを実

    施。

    b, 31 年度実施の七時雨マウンテントレイルフェスに向けた外国人枠ツア

    ーを造成中。

    ③ 新規のコンテンツ造成による観光活性化支援。

    a, 域内移動による長期滞在周遊観光促進に向けたタクシーを利用したワ

    ンデータクシープランの造成(4月から実施に向けて調整中)。

    b, サイクルツーリズム支援のためのサイクルスタンド設置(道の駅にし

    ね、八幡平ビジターセンター他)、情報ツール「八幡平サイクリングマ

    ップ(仮称)制作中。

    ④ 既存の二次交通による八幡平周遊プランの提案。

    a, バスで巡る八幡平ドラゴンアイと体験・宿泊プランの PR。

  • (別添)様式1

    8

    (5) 施設整備検討

    ① 遊休施設「野駄舘公園」活用。

    a, 創業前支援として、桜イベントを実施。

    b, タイ・タマサート大の体験受入として、文化体験を提供。

    ② 「森の湯」活用による地域活性化の検討。

    a, 「森の湯」の活用について、八幡平温泉郷宿泊事業者と意見交換、活

    用の方向性を検討中。

    (6) その他

    ① 各種セミナー依頼等への対応

    a, 県政懇談会。

    b, 岩手県立大学 JR寄付講座。

    c, 盛岡商業高校「地方創生プロジェクト」取材対応。

    d, 八幡平市商工会「産業振興セミナー」講師。

    e, 県観光振興セミナー講師

    f, 盛岡広域振興局スポーツツーリズムにパネリストとして出席

    ② 地域貢献活動

    a, 平舘高校家政科学科2年「地域観光基礎」講義、土産品開発プロジェ

    クト実施(全 10回予定)

    b, 八幡平市観光協会外国語対応セミナー実施(全3回)

    実施体制 (実施体制の概要)

    ・株式会社岩手県北自動車、株式会社クレセントが母体となり、専任の担当者 2

    名が各プロジェクトの管理を行い、株式会社クレセントの職員 2名がマーケテ

    ィング分析、プロモーション実行、バックオフィス業務などをハンズオンで支

    援し、岩手県北自動車の職員がバスの実証運行の管理等を行っている。また、

    市職員、市観光協会の職員とは随時情報共有を行い、セミナーの実施や地域の

    観光事業者への情報共有などで協力を行っている。

    ・市とDMOは日常的に連絡を取り、事業の進行状況などを確認している。

    ・DMOが立案した戦略や事業計画は諮問機関である八幡平市観光振興審議会

    が承認し、市の広報誌や同審議会を通して市内事業者に情報共有される。

    ・施策の実行に関しては DMOが中心となり、八幡平市に既存の八幡平市ホテル

    協議会、安比高原ペンションビレッジ会、八幡平温泉開発が取りまとめている

    八幡平温泉郷のペンションの集まりに協力を頂いている。

    ・また、モデルケースを構築するような事業においては、特定の事業者を先行

    的に協力してもらい事業を実施するケースが増えている。(例:サイクリング事

    業→ロッジクラブマン、三ツ石の紅葉→八幡平マウンテンホテル、RPA→八幡平

    ハイツ等)

    ・当初はテーマ毎での会合を行うことを検討していたが、八幡平の地域性や広

    大さを鑑み、地域毎の協議会を重視することとした。初年度に実施した八幡平

    市ホテル協議会、安比高原ペンションビレッジ会、八幡平温泉郷での集まりに

    加えて、急速に開発が進む岩手山 SA周辺の観光施設、安比から安代地区にかけ

    ての民宿などとも協議の場を設けて対話を深める他、マーケティングや二次交

    通、ファームステイなど特定テーマの協議会も進めていきたい。岩手山 SA周辺

    の観光施設からも協議会の必要性の打診は受けており、また、ファームステイ

    に関する協議会は母体となる活動が始まり、商品造成などに向けたワークショ

    ップや個別事業者の協議も始まっている。二次交通やマーケティングに関する

    協議会も事業者の関心が高く、小さいながらも確実な実施が期待される。

    また、自主事業として、H29年度に実施したモニターツアーなどの事業成果に基

    づき、「新・八幡平スローステイ構想」を策定し、施設運営及びその施設での体

  • (別添)様式1

    9

    験受入れやイベント運営を小規模に事業を始め、徐々に拡大していくことを検

    討し、平成 30年度は野駄舘公園でのイベントやサイクリングのイベントを行っ

    た。

    (参考)「新・八幡平スローステイ」構想の具体的な事業イメージ

    (参考)野駄舘公園イベントのチラシ

  • (別添)様式1

    10

    (当日の様子 岩手日報 4/23・・延べ 80名参加)

    (実施体制図)

    ※八幡平DMO(I

    T活用・情報発信):

    多言語Webサイ

    ト、SNSの構築

    ※観光協会(観光情報発信):既存日本語Webサイト運営、パンフレット発行

  • (別添)様式1

    11

    2. 日本版DMO候補法人がマーケティング・マネジメントする区域

    【区域の範囲が分かる図表を挿入】

    【区域設定の考え方】

    本 DMOがマーケティングマネジメントする区域は八幡平市(以下、本市)全域とする。

    <本市の位置と概要>

    本市は、県都盛岡市の北西約 30 キロメートルに位置し、東は二戸市・一戸町・岩手町と、南は盛岡市・滝

    沢市・雫石町と、西は秋田県仙北市・鹿角市と、北は青森県田子町と、それぞれ接している。

    古くから、秋田県や青森県へ通じる鹿角街道が縦貫し、現在では東北自動車道・八戸自動車道と国道

    282 号、さらには JR 花輪線が縦貫しており、基礎的な交通基盤が整った地域であるとともに、秋田県や青

    森県を含めた北東北3県のほぼ中心に位置している。

    本市の南端には秀峰岩手山(2,038 メートル)がそびえ、最高地点となっており、西部地域は、八幡平

    (1,613 メートル)をはじめとする奥羽山脈の山々が南北に連なり、中央部は前森山、七時雨山、田代山など

    の山々が横断している。本市は、東西約 25 キロメートル、南北約 45 キロメートルで広さは 862.3 平方

    キロメートルと岩手県の総面積の約 6パーセントを占めている。

    <地区別の特徴>

    歴史的には、平成 17 年 9 月 1 日に西根町、松尾村、安代町が合併して誕生した。それぞれの地区に

    特徴的な地域資源や観光資源が存在している。

    旧西根町地区には、西根歴史民俗資料館があり、地域内の貴重な文化遺産が展示されているほか、岩

    手県指定文化財の「瑞花双鳳八稜鏡」が保存されている。また、ふるさとの詩情を詠んだ詩碑が西根地域

    内7カ所にある。特に、焼走りには宮沢賢治の「鎔岩流」の詩碑、岩手山サービスエリアや大泉院には石啄

    木ゆかりの詩碑があり、愛好者が時折訪れ、詩情を満喫している。七時雨山麓の旧西根町地区側には、往

    時を今に偲ばせる鹿角街道(津軽街道)や斗内沢遺跡などがあり、ロマンをかきたてている。また、盛岡方

    面から八幡平市へ入る玄関口となっており、道の駅などの観光施設がある他、本市の人口と住宅の集積地

  • (別添)様式1

    12

    である大更地区には、特徴的な飲食店や酒蔵などもある。最近では本市のリゾートで滞在した観光客に大

    更駅周辺で食事や買い物を楽しんでもらう試みなども進んでいる。

    旧松尾村地区は十和田八幡平国立公園に代表される八幡平を有し、風光明媚な景観、豊富な温泉、ス

    キー場、特色ある宿泊施設などが立地し、高原リゾートを形成している。地熱エネルギーの恩恵は、温泉だ

    けでなく、地熱発電所や農業や染物などにも活用されている。高原を周遊するドライブコースはアスピーテ

    ライン、樹海ラインと呼ばれ、春先の雪の回廊、初夏の新緑、秋の紅葉など四季折々の美しさを楽しませて

    くれる。また、旧松尾村地区には、往時東洋一の硫黄鉱山で、「雲上の楽園」と呼ばれて栄えた松尾鉱山の

    遺構などもある。平成 28年度には、十和田八幡平国立公園が国の「国立公園満喫プロジェクト」にも選定さ

    れ、八幡平山頂見返り峠地区などのビューポイントの景観整備、外国人向けガイドツアーの開発やクオリテ

    ィの高い宿泊施設の充実、海外への情報発信強化に取り組むこととしている。

    旧安代町地区は、縄文時代の遺跡から天然アスファルトや翡翠の勾玉が出土しており、太古から交流が

    盛んだったことを偲ばせる。鹿角街道沿いの交通の要衝として発展したこの町では、古くから漆器作りが盛

    んであり、国産漆を使った安比塗として知られるようになっている。また、日本有数の大型スキー場である

    安比高原があり、4度のスキー国体開催で「スキーの町」の名を全国に馳せている。外国人観光客の多くは

    このスキーリゾートに滞在している。スキー場周辺では、ペンション街が広がっており、各々特色あるサービ

    スを展開している。スキー以外には、夏の自然体験メニューも豊富で、安比高原に広がるブナ二次林の散

    策などが人気を集めている。最近では、七時雨山麓でトレイルランの大会なども実施されるようになったり、

    特産品である「安代りんどう」が海外へ輸出されたりしている。

    <本市の観光戦略>

    本市では平成 29 年 4 月に「八幡平市観光振興計画」を改定した。計画では、八幡平観光の将来像を「日

    本の美しい四季と暮らし ナショナルパーク八幡平」とし、「“ナショナルパーク八幡平”の良さを市民全体で

    認識し、最高の自然環境を満喫することができる観光地としての発信力を高め、国内のみならず世界中の

    旅行者が訪れ、長期滞在したいと憧れる訪問地になること」を目指すとしている。この将来像を実現する為

    に、以下の 6つの項目を課題としてまとめ、29年度から 33年度までの 5カ年で 8つアクションプランに取り

    組むこととしている。

    本市の観光の課題 8つのアクションプラン

    ① 基礎データの整備と戦略策定

    ② 興味・関心度を底上げし、行動させる情報

    発信

    ③ ノウハウのある人材からの学び、効果の

    拡大

    ④ 継続可能な「仕組み」の構築

    ⑤ 販路の開拓・拡大

    ⑥ 本市のワンストップ窓口の機能強化

    ① 八幡平市版DMOの設立

    ② 「ナショナルパーク八幡平」ブランドの構築

    ③ 戦略策定のためのマーケティングデータの

    収集

    ④ スポーツ・健康をキーワードにした観光

    ⑤ 山里・雪国の暮らし・自然エネルギー

    ⑥ 観光イベントの強化

    ⑦ 人材育成(ガイド・市民の参画意識)

    ⑧ 広域周遊ルート、観光圏の広域連携・協

    【観光客の実態等】

    (入込客数)

    本市における観光入込客数は、平成 23 年の東日本大震災の影響を大きく受けることなく、平成 27 年ま

    で順調に伸びた。平成 23年6月には「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学遺跡群」の世界

    文化遺産登録、平成 26年には三陸復興国立公園の指定、平成 27年には三陸地域をモデルとした NHK

    連続テレビ小説「あまちゃん」の放送、平成 26年度には三陸鉄道全線復旧など、岩手県にとって追い風と

    なる出来事が続き、本市においてもその波及効果が見られた。平成 27 年度は 4度目となる冬季国体スキ

    ー競技会が行われたが、記録的な雪不足に見舞われて日帰り客が大きく減少したこともあり、入込客は減

    少に転じた。平成 28年度、平成 29年度は日本人は大きく回復することはなかったが、平成 29年度は外

    国人の入り込みが大幅に伸びた。

  • (別添)様式1

    13

    本市における外国人観光客の入込客数は、平成 23 年の東日本大震災で大きく落ち込んだものの、その

    後は順調に推移し、震災前の平成 22 年比で平成 28 年は 73%増と大きく伸びている。この成長を牽引して

    いるのは台湾からの観光客で、本市の外国人観光客の 6 割を占めている。平成 29 年度は東北において、

    アジアからの航空便の就航が整い、タイを除く各国の入り込み数は大幅に伸びた。特に中国の伸びが著し

    く、当市における二番目のシェアとなった、他に韓国、香港から外国人観光客が多い。

    (観光客の居住地)

    八幡平への宿泊客の多くは東京都をはじめ、関東近郊の県に居住している。次いで、宮城県、岩手県、

    青森県、秋田県など東北近県の宿泊客が多い。また、花巻空港へアクセスが良い愛知県も 10 位以内に入

    っている。

    北海道からの宿泊客はランク外で低迷してるが、東北新幹線の延伸やフェリー就航などでアクセスが良く

    なったので、今後伸びてくる可能性がある。

    八幡平市への入込客数の推移 (単位:人)

    台湾 中国 韓国 香港

    オースト

    ラリア タイ

    シンガ

    ポール その他

    23年度 1,416,817 4,784 2,592 35 754 923 203 102 74 101

    24年度 1,480,893 12,462 8,188 92 1,697 790 868 191 123 513

    25年度 1,981,497 17,891 12,785 202 1,313 1,236 1,350 280 89 636

    26年度 2,295,614 22,364 14,227 1,420 2,050 1,179 1,493 264 81 1,650

    27年度 1,999,026 28,448 15,591 1,573 4,468 1,965 1,699 740 422 1,990

    28年度 1,922,014 34,870 21,408 2,924 3,132 2,479 1,871 1,163 613 1,290

    29年度 1,920,561 71,166 42,687 12,868 7,344 2,588 2,454 770 764 1,691

    前年伸率 -0.1% 104.1% 99.4% 340.1% 134.5% 4.4% 31.2% -33.8% 24.6% 31.1%

    入込客数

    (延べ人数)

    内、外国人

    八幡平市観光統計

    平成27年 八幡平への宿泊者の居住都道府県(単位:人)

    順位 都道府県名 宿泊者数 割合

    1位 東京都 99,668 20.5%

    2位 宮城県 65,432 13.5%

    3位 岩手県 53,069 10.9%

    4位 神奈川県 45,515 9.4%

    5位 埼玉県 43,128 8.9%

    6位 青森県 35,285 7.3%

    7位 千葉県 31,212 6.4%

    8位 愛知県 16,373 3.4%

    9位 秋田県 15,005 3.1%

    10位 茨城県 12,112 2.5%

    11位 福島県 11,438 2.4%

    12位 大阪府 9,874 2.0%

    13位 栃木県 8,282 1.7%

    14位 山形県 5,942 1.2%

    15位 京都府 4,998 1.0%

    16位 兵庫県 4,008 0.8%

    17位 静岡県 3,829 0.8%

    18位 群馬県 3,607 0.7%

    19位 岐阜県 2,287 0.5%

    20位 三重県 1,894 0.4%

    ー その他 15,308 3.1%

    計 - 486,372 100%

    観光予報プラットフォーム

    平成27年 八幡平市の滞在人口 (単位:人)

    順位 市町村名 人数 割合

    1位 岩手県八幡平市 29,700 58.7%

    2位 岩手県盛岡市 4,700 9.3%

    3位 岩手県岩手町 1,900 3.8%

    4位 岩手県滝沢市 1,600 3.2%

    5位 岩手県二戸市 1,100 2.2%

    5位 岩手県花巻市 1,100 2.2%

    7位 秋田県鹿角市 900 1.8%

    8位 青森県八戸市 800 1.6%

    9位 青森県青森市 600 1.2%

    10位 岩手県北上市 500 1.0%

    11位 岩手県紫波町 400 0.8%

    11位 岩手県奥州市 400 0.8%

    11位 岩手県一戸町 400 0.8%

    11位 秋田県大館市 400 0.8%

    11位 青森県弘前市 400 0.8%

    16位 秋田県北秋田市 200 0.4%

    16位 秋田県秋田市 200 0.4%

    16位 青森県十和田市 200 0.4%

    19位 宮城県石巻市 100 0.2%

    19位 宮城県仙台市泉区 100 0.2%

    ー その他 4,900 9.7%

    合計 50,600 100.0%

    ・・・岩手県外 RESAS「From-to分析」

  • (別添)様式1

    14

    尚、日帰りを含む、入込客数で見ると、盛岡市からの観光客が多く、県内の隣接市町村からの観光客が

    続き、近場からの観光客が多い。県外からの観光客に関しても、高速道路でのアクセスの良い近隣市町村

    からの入込が上位にランクしている。

    (月別の入込客数の推移)

    本市への観光客を月別に見て見ると、

    1月と 10月をピークに 2月、3月もスキー

    客が多い。一方で、11 月、4 月、6 月あた

    りが閑散期になっている。

    また、ピークである 1 月のスキー客は

    気候条件などの影響を受け、シーズン毎

    の変動も激しい。また、1月、2月の数字

    の善し悪しが、その年の入込客数の実績

    に大きく影響している。

    本市ではいわゆるグリーンシーズンの観光客のテコ入れを図り、繁閑の平準化を図る必要があると考え

    られる。

    (旅行形態別の特徴)

    本市への旅行形態は「夫婦、カップル」が多く、「家族」「男女グループ」が続く。また、数は少ないが、一人旅

    もそれなりに存在し、男性の割合が高いのが特徴である。(ビジネスの旅行者が多いと思われる。)

    宿泊の購入単価で見ると、男性グループが最も高く、一人旅が最も少ないという結果であった。

    月別観光入込客数の推移 (単位:人回)

    4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

    27年度 98,478 164,301 122,676 139,732 217,129 180,373 245,044 90,671 115,342 224,672 234,072 166,536

    28年度 98,046 151,484 121,493 134,852 176,839 143,393 253,579 81,188 131,599 228,946 211,553 189,042

    29年度 110,043 155,379 124,478 119,529 175,797 151,896 218,635 81,723 139,589 250,062 223,141 170,289

    3年平均 102,189 157,055 122,882 131,371 189,922 158,554 239,086 84,527 128,843 234,560 222,922 175,289

    平成28年 本市への宿泊客の旅行形態と大人子供、男女別のクロス表

    (単位:人)

    合計 大人(男性) 大人(女性) 小人

    夫婦、カップル 138,430 69,215 69,215 0

    家族 121,327 37,077 41,193 43,057

    男女グループ 112,172 57,874 54,298 0

    男性グループ 43,644 43,644 0 0

    女性グループ 32,343 0 32,343 0

    一人 16,680 13,818 2,862 0

    観光予報プラットフォーム

    平成28年 本市への宿泊客の旅行形態と宿泊の購入単価のクロス表 (単位:人、円)

    合計

    ~9,999

    10,000~

    29,999円

    30,000~

    49,999円

    50,000~

    69,999円

    70,000~

    99,999円

    100,000~

    149,999円

    加重平均

    (円)

    夫婦、カップル 59,886 11,256 39,971 6,346 1,809 504 0 17,676

    家族 48,065 13,916 26,820 3,153 157 4,019 0 19,327

    男女グループ 41,010 13,603 20,396 3,187 1,739 314 1,771 20,782

    男性グループ 18,845 5,379 7,729 1,592 475 3,670 0 28,050

    一人 11,804 5,610 5,624 244 326 0 0 12,007

    女性グループ 10,478 3,721 5,815 797 145 0 0 13,973

    観光予報プラットフォーム

    0

    50,000

    100,000

    150,000

    200,000

    250,000

    300,000

    4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 0 月 1 1 月 1 2 月 1 月 2 月 3 月

    月別の入込客数の推移

    3年平均

  • (別添)様式1

    15

    【観光資源:観光施設、商業施設、自然、文化、スポーツ、イベント等】

    (1)自然的観光資源 (2) 歴史的・文化的観光資源

    ●岩手山・焼走り熔岩流

    ●十和田八幡平国立公園

    ●八幡平アスピーテライン・樹海ライン

    ●松川渓谷

    ●金沢清水

    ●安比高原 (ブナの二次林)

    ●智恵の滝・草の湯

    ●七時雨山

    ●田代平

    ●不動の滝と桜松公園

    ●巨樹・巨木

    ●横間の水芭蕉群落

    ●八幡平ドラゴンアイ

    ●田頭館山公園

    ●釜石環状列石

    ●野駄舘公園

    ●鹿角街道と一里塚

    ●県指定文化財 (木造地蔵菩薩立像や南部絵

    暦 等)

    ●八幡平市指定文化財 (白坂の大鏡 等)

    ●史跡 (一里塚、石碑、窯跡 等)

    ●無形文化財 (平笠裸参り、山伏神楽、横間虫

    追い祭 等)

    ●歌碑・詩碑 (石川啄木歌碑、宮沢賢治詩碑

    等)

    (3)主要な観光施設

    【遊ぶ・見る】 【体験する】 【学ぶ】 【癒される】

    ●岩手山焼走り国際交

    流村

    ●ユーランド清水川(観

    光釣堀)

    ●八幡平サーキットサ

    ンマリノグランプリ

    ●長者屋敷清水

    ●桜松公園

    ●分水嶺公園

    ●各種キャンプ場

    ●サラダファーム

    (八幡平フラワーラン

    ド)

    ●県民の森

    ●工房夢蒸染 (株)地

    熱染色研究所

    ●安比高原遊々の森

    (ブナ二次林の散策)

    ●そば道場

    ●イーハトーヴォ安比

    自然学校

    ●サイクリングやアウト

    ドア等体験メニューを

    持つペンション

    ●荒屋新町商店街

    (郷土料理、クラフト)

    ●西根歴史民俗資料

    ●松尾鉱山資料館

    ●八幡平市博物館

    ●松尾八幡平ビジター

    センター

    ●森林ふれあい学習

    館 フォレストI(あい)

    ●イーハトーブ火山局

    ●松川地熱発電所

    ●八幡平市博物館

    ●安比塗漆器工房

    ●わしの尾

    ●岩手山銀河ステーシ

    ョン天文台

    ●岩手山焼走り国際交

    流村焼走りの湯

    ●いこいの村岩手

    ●おらほの温泉

    ●藤七温泉

    ●八幡平温泉郷

    ●八幡平温泉館森乃

    ●自然休養村なかやま

    ●松川温泉峡

    ●新安比温泉

    ●七時雨鉱泉・老人憩

    の家

    【スポーツをする】 【買い物をする】 (3) 主要な特産品・名産品

    ●安比高原リゾート

    ●八幡平リゾート パノ

    ラマスキー場・下倉ス

    キー場

    ●田山スポーツゾーン

    ●ASPA(アスパ)

    ●南部富士カントリーク

    ラブ

    ●安比高原ゴルフ場

    ●七時雨パラグライダ

    ースクール

    ●八幡平市ラグビー場

    ●道の駅にしね

    ●生産物直売所(赤松

    どおりふれあい館)

    ●八幡平山頂レストハ

    ウス

    ●松尾八幡平物産館

    「アスピーテ」

    ●松っちゃん市場

    ●ふうせつ花(ざる豆腐

    と生ゆば)

    ●麹屋もとみや(味噌)

    ●安比清流山葵園

    【食品】 【特産品・工芸品】

    ●八幡平サーモン

    ●八幡平マッシュルー

    ●八幡平牛

    ●杜仲茶ポーク

    ●西根ほうれん草

    ●ちぢみ小松菜

    ●山ぶどう

    ●安比まいたけ

    ●安比清流山葵

    ●日本酒 わしの尾

    ●安代りんどう

    ●安比塗

    ●地熱染め

    ●南部紫根染め

  • (別添)様式1

    16

    (5)主要なイベント

    4/15(土)~5/31(水) 桜と雪の回廊観光キャンペーン 2017

    4/15(土) 八幡平アスピーテライン開通式

    4/22(土) 八幡平樹海ライン開通式

    5/3(水・祝) 不動の滝まつり

    5/6(土)-7(日) 八幡平桜まつり

    5/28(日) 七時雨山山開き

    6/1(木) 八幡平山開き

    6/4(日) 七時雨マウンテントレイルフェス

    6/18(日) 2017焼走り熔岩流まつり&旧車ミーティングin八幡平

    6/18(日) 第6回残雪の裏岩手連峰開山祭

    7/1(土) 岩手山山開き

    7/2(日) 第 26回岩手山焼走りマラソン全国大会

    7/9(日) 八幡平外来植物駆除キャンペーン

    7月中旬 大更ガーデンフェスティバル

    8/5(土)-6(日) Harvest Restaurant

    8/15(火) 八幡平ふるさと花火まつり

    8/19 (土) 農場キャンプ

    8/26(土)-27(日) 第 41回出光イーハトーブトライアル大会 安比高原

    9/17(日) IWATEハチマンタイダイナマイト

    9月中旬~11月初旬 紅葉と温泉キャンペーン

    9/24(日) 第 19回ノスタルジックカーin八幡平

    10/7(土)-10/9(月) 八幡平山賊まつり

    10/14日(土)-15(日) 八幡平紅葉まつり

    2月中旬~2月末 八幡平・安比ゆきフェスティバル

    【宿泊施設:域内分布、施設数、収容力、施設規模等】

    ホテル ペンション 旅館 その他 計

    西根地区 2 0 0 1 3

    松尾地区 5 35 11 4 55

    安代地区 5 8 5 25 43

    12 43 18 30 101

    ホテル ペンション 旅館 その他 計

    西根地区 161 0 0 152 313

    松尾地区 1,665 902 726 72 3,365

    安代地区 4,324 217 303 1,039 5,883

    6,150 1,119 1,029 1,263 9,561

    八幡平市地域公共交通網形成計画(平成 28年 3月)

  • (別添)様式1

    17

    【利便性:区域までの交通、域内交通】

    “主要な交通ネットワーク図”

    <区域までの交通>

    1. 盛岡から

    鉄道「JR花輪線」1日8往復 盛岡→大更まで 20分〜30分、盛岡→安比高原まで約 60分

    路線バス「岩手県北バス」1 日約 20 往復、盛岡駅→大更駅まで約 50 分,八幡平リゾートホテルまで約 100

    分、松川温泉まで約 120分など

    高速バス「みちのく号(盛岡→花輪・大館)」,を途中下車、盛岡→安代約 50分

    自動車 東北自動車道 盛岡 I.C.→松尾八幡平 I.C. 約 20分

    その他、夏季シーズンに八幡平自然散策バス、宿泊者専用無料シャトルバス

    冬季シーズン(スキーシーズン)に安比高原へ結ぶ路線バスなどあり

    JR

    花輪線

    約35分

    岩手県北バス

    約50分

    東北自動車道

    盛岡IC

    松尾八幡平IC

    約20分

    (一般道50分)

    ( 冬季のみ)APPIエアポート ライナー 約80分

    ( 冬季のみ) 仙台空港⇔APPIシャト ルバス 約170分

    高速バス「アーバン号」

    150

    東北新幹線

    約40分

    東北新幹線

    131

    高速バス(夜行バス)「岩手きずな号」(久慈行き「おらほの温泉」途中下車)

    高速バス(夜行バス)

    「ドリーム盛岡・らくちん号」

    東北自動車道

    仙台宮城IC

    松尾八幡平IC

    145

    空港アクセスバス約45分

    仙台空港アクセス線約25分

    新千歳、 名古屋、伊丹、 福岡 他

    新千歳、 成田、 中部国際、小松、 関西国際、 伊丹、神戸、 広島、 福岡、 那覇、グァム、 ソウル、 上海、台北 他

  • (別添)様式1

    18

    2. 東京から (東京→盛岡、盛岡以降は上記「1.盛岡駅から」ご参照)

    鉄道「東北新幹線」東京→盛岡、最速 131分

    高速バス(夜行バス)「ドリーム盛岡・らくちん号 他」東京→盛岡

    高速バス(夜行バス)「岩手きずな号(東京→久慈)」を途中、おらほの温泉で下車

    自動車 浦和料金所→松尾八幡平 I.C. 約 6時間〜8時間

    3. 仙台から (仙台→盛岡 、盛岡以降は上記「1.盛岡駅から」ご参照)

    鉄道「東北新幹線」仙台→盛岡、最速 40分

    高速バス「アーバン号」1日約 20往復、仙台→盛岡まで約 150分

    高速バス「大館仙台線(仙台→大館・鹿角)」を途中下車、仙台→安代まで約 240分

    自動車 東北自動車道 仙台宮城 I.C.→松尾八幡平 I.C. 約 135分

    4. いわて花巻空港から

    路線バス「空港アクセスバス」 1日 4往復 空港→盛岡まで約 45分

    (盛岡以降は上記「1.盛岡駅から」ご参照)

    (冬季のみ)高速バス「APPIエアポートライナー」1日 1往復、空港→安比高原まで約 80分

    自動車 釜石道 東北自動車道 花巻空港 I.C.→松尾八幡平 I.C.約 50分

    ※ 花巻空港へは、新千歳、名古屋、伊丹、福岡からの定期便が就航している他、台湾、香

    港からのチャーター便も運航している。

    5. 仙台国際空港から

    鉄道「仙台空港アクセス線」空港→仙台駅まで約 25分「東北新幹線」仙台→盛岡最速 39分

    (盛岡以降は上記「1.盛岡駅から」ご参照)

    (冬季のみ)高速バス「仙台空港→APPIシャトルバス」1日 1往復、空港→安比高原まで約 170分

    自動車 仙台東部道路 東北自動車道 名取 I.C.→松尾八幡平 I.C.約 170分

    ※ 仙台国際空港へは、新千歳、成田、中部国際、小松、関西国際、伊丹、神戸、広島、福

    岡、那覇、グァム、ソウル、上海、台北、からの定期便が就航している。

    6. その他

    八戸 I.C.→安代 I.C. 約 70分

    青森 I.C.→安代 I.C. 約 100分 (青森空港→安代 I.C. 約 90分)

    大館能代空港→安代 I.C. 約 70分 (青森空港→安代 I.C. 約 90分)

  • (別添)様式1

    19

    <域内交通>

    1. 鉄道・・・JR 花輪線が市内に 12 駅あり、安代地

    区と西根・松尾地区を結ぶ他、安比高原へのア

    クセスにも利用されている。市外へは盛岡と秋

    田県大館を結んでいる。1日 8往復。

    2. 路線バス・・・盛岡バスセンター、盛岡駅から大更

    駅を軸に田頭を経由して松尾方面へ向かう路

    線と病院やスーパー等の主要な施設が立ち並

    ぶ国道 282 号をって平館駅方向に行く2つの

    方向に伸びている。1日約 20往復。

    3. コミュニティバス・・・西根地区(4 路線)、松尾地

    区(2路線)、安代地区(9路線)各、1日 1〜2往

    復程度を運行している。

    4. タクシー・・・市内には3つのタクシー事業者があ

    り、ジャンボタクシー4台、中型 2台、小型 20台

    ほどが保有されている。

    【外国人観光客への対応(八幡平市役所および八幡

    平観光協会が実施したもの)】

    平成 27年度 平成 28年度

    訪日外国

    人客宿泊

    助成金

    市内宿泊施設利用で一人一泊につき 1,000円を当該旅行会社に助成

    21,709人泊

    (台湾 14,384/香港 1,640/韓国 3,125/

    欧州 1,150/タイ 485/その他 925)

    25,000人泊

    (台湾 18,703/香港 1,369/韓国 1,625/

    欧州 790/タイ 327/その他 2,186)

    海外旅行

    業者の招

    請事業

    (モニター

    ツアーの

    実施)

    ① タイ実業家ファミリー招請

    平成 27年 5月 13日~14日

    招請者:チョークブーラン(実業家)・

    スークワンブーラン(女優) 他

    ② タイ旅行会社招請

    平成 27年 9月 27日~10月 1日

    招請者:A Double Plus Company Ltd

    ③ 台湾人専門家による現地指導

    平成 27年 10月 19日~23日

    招請者:五福旅行社 林廉駿社長、

    雄獅旅遊・ブロガー2名ほか

    ① 台湾招請事業タイアップ

    平成 28年 4月 12日~14日

    主 催: 岩手県(空港課、観光課)、

    岩手県空港利用促進協議全

    招請者:中華航空孫会長、向井氏他

    大手旅行会社 6社 6名、

    ② 中国招請事業タイアップ

    平成 28年 6月 22日~27日

    主 催:岩手県大連経済事務所

    招請者:運通旅游旅行全社

    ③ 台湾招請事業タイアップ

    平成 28年 9月 22日~25日

    主 催:盛岡地域振興局経営企面部

    招請者:台湾旅行会社 5社 5名

    ④ タイ旅番組招請事業タイアップ

  • (別添)様式1

    20

    平成 28年 10月 12日~16日

    主 催:岩手県商工労働部観光課

    招請者:タイテレビ制作会社

    ⑤ タイ招請事業タイアップ

    平成 29年 1月 30日~2月 3日

    主 催:(公財)岩手県観光協全

    招請者:タイ旅行社 3社 3名ほか

    ブロガー1名 コーディネーター1名

    ⑥ タイ招請事業

    平成 29年 2月 20日~26日

    主 催:八幡平市観光協会

    共 催:(公財)岩手県観光協会

    招請者:オリンパス、サムライジャパ

    ン、ブロガー含 19名

    外国人誘

    客促進に

    関わる研

    修会の実

    施、参加

    ① 外国人観光客おもてなし講座

    (盛岡市 7月 27日、8月 24日)

    ② 免税店申請支援に関する説明会

    (盛岡市 10月 28日)

    ③ 「外国人観光客モニター調査」

    事前ワークショップ (盛岡市 11月 24日)

    ④ 西和賀インバウンドセミナー

    (西和賀 12月 17日)

    ⑤ 訪日外国人誘客受入講演会

    (盛岡市 1月 22日)

    日本版 DMO とは?研修会

    (平成 28年 12月 5日)

    八幡平市版DMO研修会

    (平成 29年3月 10日)

    海外プロ

    モーション

    ① 台中国際旅行展覧会 (台中世界貿易セ

    ンター 10月 14日~20日)

    タイ国際旅行フェア視察及びタマサート大学

    訪問ほか(2月 14日~17日)

    タイ国際旅行フェア視察及びタマサート大学

    訪問ほか(2月 14日~17日)

    その他 ① 韓国旅行業協会関係者岩手来訪歓迎お

    出迎え (ホテル安比グランド 4月 24日)

    ② JNTO マレーシアメディアファムトリップ to

    東北(八幡平案内 4月 29日)

    ③ JapanExpo2015タイランド出展へのパンフ

    送付協力 (8月)

    ④ 盛岡広域振興局台湾招請事業(盛岡広域

    9月 12日~16日)

    ⑤ 中国旅行会社視察への対応 (市内及び

    ホテル安比グランド 1月 12日~13日)

    ⑥ 欧州スキーエージェント招請事業 (ホテ

    ル安比グランド 2月 3日)

    ⑦ 訪日外国人 (中国)と松野小学校の交流

    事業(松野小学校 2月 16日)

    広域観光周遊ルート形成計画関係市町

    村等会議 (盛岡市 11月 30日)

    ① JTB香港メディア (ブロガー) 招請事業ア

    テンド (4月 25日)

    ② JNT0日本政府観光局取材アテンド

    (6月 9日)

    ③ Daisuki Samurai Japan!いわて取材アテ

    ンド(6月 7日~8日)

    ④ 仙台放送「Go!Go!Tohoku!」事業アテンド

    (八幡平市 7月 18日)

    ⑤ TOUHOKU SNOW MONSTERワークショッ

    プ (仙台市 10月 12日)

    ⑥ HIS香港メディア招請事業アテンド (10月

    16日)

    ⑦ 台湾からの国際チャーター便歓迎セレモ

    ニー(いわて花巻空港 10月 24日)

    ⑧ 青葉インターナショナルスクールアテンド

    (八幡平市 1月 7日)

    ⑨ 2017 アジア・パシフィックスノーフェスティ

    バル in安比高原 (3月 9日)

  • (別添)様式1

    21

    平成 29年度 平成 30年度

    訪日外国

    人客宿泊

    助成金

    市内宿泊施設利用で一人一泊につき 1,000円を当該旅行会社に助成

    47,072人泊

    (台湾 32,267/中国 6,653/韓国 5,366/

    欧州 1,529/タイ 437/その他 820)

    ※30年度事業は平成 30年 4月か

    ら 9月末まで分を対象として実施

    14,228人泊

    海外旅行

    業者の招

    請事業

    (モニター

    ツアーの

    実施)

    ①香港メディア招請タイアップ

    4月 26日

    ②タイ国サイクリングブロガー招請タイアップ

    5月 10日~12日

    ③台湾民視テレビ番組「ロケ美鳳有約」招請タイアッ

    プ 5月 16日

    ④台湾テレビ東森電公局「東森旅遊玩楽誌」招請タイ

    アップ 7月 10日~11日

    ⑤J-Physics2017 八幡平国際ワークショップエクス

    カーション 9月 26日

    ⑥台湾中華航空謝社長御一行様招請タイアップ

    9月 29日~30日

    ⑦タイ富裕層(写真冊子出版)招請タイアップ

    10月 18日~20日

    ⑧台湾旅行社招請事業タイアップ 11月 13日~14日

    ⑨タイブロガー招請タイアップ 12月 31日~1月 2日

    ⑩タイ旅行者招請タイアップ 1月 11日~12日

    ⑪タイ旅行業協会招請 1月 25日~26日

    ①タイ旅行業協会招請

    11月 11日~14日

    ②タイ旅行業者AW+社視察

    2月6日~9日

    ③タイ旅行業者・インフルエンサー

    招請

    3月5日~8日

    その他はDMOの「法人のこれまで

    の活動実績に記載」

    外国人誘

    客促進に

    関わる研

    修会の実

    施、参加

    ①訪日外国人向け観光パンフレットブラッシュアップ

    研修会 3月 9日~10日

    DMO の「法人のこれまでの活動実

    績に記載」

    海外プロ

    モーション

    ①スノートラベル博 inシドニー 5月 21日

    ②台中国際旅行展覧会 6月8日~12日

    ③台湾IGR台中線(台湾鉄道管理局)協定 1 周年記

    念事業 11月8日~12日

    ④タイ岩手県主催イベント視察及びタマサート大学訪

    問 12月 13日~17日

    ⑤タイ国際旅行フェア 2月6日~11日

    ①スノートラベル博 inシドニー

    5月 20日

    ②台中国際旅行展覧会

    5月 24日~26日

    ③東北 6 県感謝祭だいすきとうほ

    く(台北市内博覧会) 12 月 14 日

    ~16日

    ④タイ国際旅行フェア2月 13 日~

    17日

    その他 ①花巻空港国際チャーター便歓迎実行委員会総会

    (4月 19日)

    ②花巻空港国際チャーター便歓迎行事対応(4月~

    3月)

    ③冬の東北とスノーコンテンツ等情報発信ワークショ

    ップ対応(9月 27日)

    ④花巻空港国際チャーター便歓迎実行委員会意見

    交換会(3月 12日)

    ①花巻空港国際チャーター便歓迎

    行事対応(4月~3月)

  • (別添)様式1

    22

    3. 各種データ等の継続的な収集・分析

    収集するデータ 収集の目的 収集方法

    Webサイトのアクセス状況 誘客に向けた情報発信の効果検証の

    ため

    観光情報サイト、SNSなどのア

    クセス数、フォロワー数の確認

    延べ宿泊者数 誘客を図る各種施策の効果検証のた

    市町村が実施する調査を利用する

    旅行消費額 地域への経済波及効果を検証するた

    アンケートや聴取調査を実施する

    来訪者満足度 観光受け入れ体制や旅行商品の品質

    向上のため

    リピーター率 顧客満足度向上の為の施策の効果検

    証のため

    観光客の動態 誘客を図る各種施策の効果検証と旅

    行商品の開発のため

    通信事業者に調査を委託

    外国人受け入れ意識 外国人を積極的に受け入れる施設を

    増やすため

    市内の施設へのアンケート調査及

    び聞き取り調査

    八幡平に関する認知度調査 (申請時はインフルエンサーの意識調

    査としていたが、客観的なデータとし

    て扱いづらい為変更)

    誘客の前段階として認知度を高める

    ことが重要である。また、様々な広告

    やキャンペーンの効果を測る

    インターネットによるアンケート

    の実施

    4. 戦略

    (1)地域の強みと弱み

    自分の強み Strength 自分の弱み Weakness

    ・豊富な観光資源…自然(雪・桜・紅葉)、スキー場、(バックカントリーが楽しめる)温泉等 ・野外スポーツ施設 ・宿泊施設が多い(県内1位)…国際会議開催可能施設 ・若手事業者(後継者クラス)の活気がある ・安比高原の国際的知名度の高さと集客力 (CNN: 10 top ski resorts to visit this winter (2017)、World Ski Awards:Japan's Best Ski Resort

    2017 nominees, Yahoo International:8 best ski

    resorts in Asia(2013)、等海外メディアで紹介、ラン

    キングにランクイン・ノミネートされている。) ・海外向け特産品としてのりんどう生産量が多い ・北東北の食材と食文化(雑穀、蕎麦、日本酒、発酵等) ・木地を作り、漆も採取できる漆器文化、古代から伝わる馬事文化 ・イーハトーヴォ安比自然学校が築き上げた農村体験プログラム ・ファミリーフレンドリーなサービスの安比高原と日本一の緩斜面で安心の八幡平リゾートパノラマスキー場 ・環境や自然と共生した暮らしを目指して、馬と協働し、馬を活用した新しい暮らしに挑戦する若者

    ・二次交通 ・外国人向け案内所、対応ガイドがない ・外国人向け観光情報が整備されていない (商店街・通りの名前がない) ・カード決済可能な店が少ない ・八幡平ブランドが確立されていない ・特産品・販売店の少なさ ・海外商品がない ・宿泊者への求職者減少 ・東北への海外からの直行便の少なさ ・体験メニューが少ない ・目的型団体旅行の集客不足(教育・スポーツ) ・宿泊施設の人手不足、事業承継の問題 ・IT化対応が遅れている

    市場にとっての機会 Opportunity 市場にとっての脅威 Threat

  • (別添)様式1

    23

    ・日本全体の外国人観光客の増大…ゴールデンルート以外を志向するリピーター増 ・円安傾向 ・LCC(格安旅行会社)の増加 ・国内客の観光傾向変化(アクティビティ、食を求める) ・個人観光客が増加 ・アジア新興国の中流所得層の増加 ・市内事業者の外国人客受け入れ意識が高まりつつある ・2019年ラグビーWC(観戦者=欧州 40万人) ・2022 年の北京五輪に向けて急増する中国人スキーヤー ・物見遊山よりコト消費傾向で、本物志向で交流を重視する傾向が強くなっている ・サスティナブルツーリズムの潮流

    ・気候変動に伴う雪不足 ・近年高まる岩手山の噴火の可能性 ・国内スキー客の減少 ・国内シニア観光客の減少(50歳以上) ・国内サービス事業への求職者減少 ・ネット予約者増加によるキャンセル率の増加 ・国内におけるペットを飼う人の増加 ・国内所得の減少 ・マナーの悪い外国人観光客による観光公害 ・

    (2)ターゲット ●第一ターゲット層 オーストラリアをはじめとする欧米豪

    ①選定の理由

    ・ 一日当たりの消費額が大きいことに加え、長期滞在もする魅力的な市場である。*1*2

    ・ 日本の雪質に憧れており、バックカントリー志向なので、八幡平は訴求力がある*3

    ・ 実際には家族連れで旅行しており(55%)、託児が充実している安比高原や子供が安心して滑ら

    れれる八幡平リゾートパノラマスキー場の強みが活かせる*2

    ・ 文化体験に関心(31%)があり、コト消費、本物志向があり、人との交流を通じた体験を求めて

    いる。*2

    ・ 訪日外国人消費動向調査の推移をみると、個人旅行比率、消費のコト消費傾向など、旅行の成熟

    化は欧米豪が先行していたものの、近年、アジア各国においても急速に個人旅行化と消費のコト

    消費傾向が進んでいるとみることが出来る。今後、アジアの一人当たり GDPが伸びて、成熟して

    くると欧米豪と同様の嗜好パターンになることが予想され、欧米豪に受け入れられるような観光

    地づくりは、後々アジア人を対象に横展開しやすいと考えられる*1

    ②取組方針

    ・ 日本に対して豪州市場が期待するところは、雪質であり、いわゆる JAPOWである(*3調査結果の

    他、複数の欧米豪旅行会社からのコメント)特に観光庁の検討会でも言及があるようにバックカ

    ントリーの人気が高まっており、八幡平でも事業者の実感値とも合致している。そこでバックカ

    ントリースキーの受入態勢を整備することに注力し、欧米豪から憧れられる観光地を目指す。(バ

    ックカントリーは冬季の八幡平の象徴、フラッグシップとしてイメージ戦略に活かす)

    ・ 然しながら、バックカントリーだけでは地域経済を潤すほどのキャパシティが八幡平にはない為、

    如何にしてファミリーを取り込むかがカギとなる。すでに八幡平に訪れている豪州客には家族連

    れが多く、ホテルだけでなく、ペンションなども利用しており、この流れを強化する。*2

    ・ また、八幡平で行われた調査の結果、豪州の旅前の情報収集がウェブなどが中心であることが判

    明し、デジタルマーケティングを強化する。*1、*2

    ・ 上記調査からすでにオーストラリア人が参考にしているウェブサイトを把握(Powder hounds)し、

    そのウェブサイトの掲載情報の強化を図ったところであるが、これを継続しつつ、ウェブにも影

    響力がある雑誌媒体(Snow Action誌)の取材対応、ファムツアーの受入を通じて広告宣伝に使え

    る映像や記事を蓄積して展開する。*2

    ・ 欧米豪に魅力あるスノーリゾートを構築するには外国人の視点での観光地・観光商品づくりが重

    要と考え、米国人が運営するバックカントリー専門の旅行会社である JAPAN SKITOURS のスタッ

    フを八幡平マウンテンホテルに常駐してもらい、現地ガイド事業を行いながら、受入に関するア

    ドバイス、八幡平の商品造成に注力してもらっており、今後も継続してもらう。

  • (別添)様式1

    24

    ・ 八幡平で実施した調査の結果、満足度に関して特にナイトタイムエコノミーの課題が明らかにな

    ったので、アフタースキーのコンテンツ開発に注力する。また、同じ調査で家族連れはスキーだ

    けでなく、文化体験も期待していることが分かったので、文化的コンテンツの強化も図る。*2

    ・ 5月のシドニーの商談会までに商品や企画をまとめて、アーリーバードの予約を早めに積み上げ

    る。

    *1平成 29年度訪日外国人消費動向調査

    *2平成 29年度八幡平市内訪日外国人満足度調査

    *3平成 27年 5月 25日 観光庁 追加調査結果「海外の消費者の意識・実態調査」及び

    複数の欧米豪の旅行会社からのコメント

    *4 平成 29 年 4 月 28 日スノーリゾート地域の活性化に向けた検討会「最終報告

    ~世界に誇れるスノーリゾートを目指して~」

    ●第二ターゲット層 台湾

    ①選定の理由

    ・ 台湾は仙台空港の増便や花巻空港、青森空港の定期便があり、他国と比べて東北と台湾のアクセ

    スは格段に向上している。(各空港ホームぺージから発着便を確認)(但し、東北に到着してから

    の二次交通には課題があり、航空網の充実を観光客が実感していない課題はある。*2)

    ・ 訪日外国人旅行消費動向調査で台湾と他国を比較した場合に旅行消費額や宿泊日数などが必ず

    しも大きくないことに加え、JNTO「 国・地域別 / 目的別 訪日外客数」によれば、他国と比べ

    て訪日客数の成長率も高くない。一件魅力を感じない市場に見えるものの、訪日旅行のリピート

    率は高く、繰り替えし日本を訪れる中で、訪問率がまだまだ低い東北へ訪れる余地は大きく、東

    北だけを見ればまだまだ成長の余地があると考えられる。単価や宿泊施設の問題についても、八

    幡平の多くの宿泊施設では、高単価に見合うサービスの構築、長期宿泊対応が必ずしも十分では

    ない為、却って台湾人の旅行スタイルのほうがマッチしている。

    ・ 訪日外国人旅行消費動向調査および JNTO のホームページによると日本に慣れていて、親日派が

    多く、インバウンドの受入に慣れていない事業者の多い八幡平でも受入がしやすいマーケットで

    ある。(訪日外国人旅行消費動向調査によると訪日回数は非常に高い傾向がある。)

    ・ 台湾市場の受入態勢を整えることは、客単価の大きい香港やシンガポールの華僑の受入にもつな

    がり、潜在力があるマーケットである。(繁体字の言語を共有する他、華僑の文化など共有する

    ものが多い)

    ②取組方針

    ・ 航空網が発展しているにも関わらず、アクセスを問題と考える台湾人も多く*2、二次交通につい

    ては課題が残る。東北域内での移動手段の情報発信、実際に移動する際のストレス軽減につなが

    る措置を積み上げる。

    ・ 八幡平においては全国的な傾向と比べて団体旅行の割合が高く、チャネルも旅行会社経由に偏っ

    ている。確かに現状で団体旅行を旅行会社経由で集客出来ていることは強みであるが、訪日外国

    人消費動向調査を経年で比較すると台湾においても FIT市場が拡大しており*1、FITに向けた情

    報発信やアクセスを含めた利便性の向上で訴求できることは多い。*1*2

    ・ ウィンターシーズンだけでなく、紅葉の時期にも集客ができており、ドラゴンアイや夏の登山、

    サイクリング、ゴルフなどを訴求して、晩春~夏にかけての集客につなげていきたい。*3

    ・ また、開拓余地の大きい FIT に向けての認知度向上の為に、体験コンテンツなどの OTA である

    KLOOKや KKDAYに公共交通を利用したアクセスも組み合わせた商品を展開していく。*2

    ・ ブロガーが有効な市場であるため、積極的に活用していく。個別のブログはもちろん旅行酒吧な

    どに旅行記を積極的に書いてもらう仕組みづくりを検討する。*1*2

    ・ 日本の田舎への関心度は高く、体験に関心のある層は大きい。また、田舎に泊まろうという日本

    の番組が流行したことからも農家体験のポテンシャルは高い。八幡平が修学旅行向けに培った受

    入ノウハウの横展開が期待できる。*4*5

  • (別添)様式1

    25

    *1平成 29年度訪日外国人消費動向調査

    *2平成 29年度八幡平市内訪日外国人満足度調査

    *3八幡平市が集計している訪日外国人の宿泊統計

    *4株式会社 JTB総合研究所、株式会社ナビタイムジャパン 「台湾からの旅行者の心理と行動に関

    する調査研究」2017/3/14

    *5三菱 UFJリサーチ&コンサルティング「農泊に関する実態調査」2018/03/22

    ●第三ターゲット層 中国

    ①選定の理由

    ・ 八幡平市でも前年比 4倍と異様に成長している市場。すでに多くの中国人が来てしまっており対

    応を考えないといけない。*3

    ・ 2022 年の北京五輪に向けて、ウィンタースポーツの愛好家を 3 億人にする政府の計画があり、

    その中からスキー愛好家が生まれれば、よい雪質を求めて東北・北海道が憧れの地になる蓋然性

    がある。*6

    ・ 八幡平においても買い物などの消費金額は高い傾向があり、地域経済の活性化に一定以上の効果

    がある。*3

    ②取組方針

    ・ 他の国とは利用されるメディアやチャネルが違うことに加え、迂闊に集客すると観光公害を引き

    起こすリスクもあるので、慎重に研究をしながらアプローチを行う。(例:facebookなどが使え

    ない他、Baidu, 蚂蜂窝等独自のチャネルが発達している。また観光公害は各種メディアで報道

    されている。)

    ・ 個人旅行者が増えており、既に八幡平でもスキーヤーは団体旅行よりも個人向けパッケージ利用

    者が上回っている。この流れを加速させる為に FITを対象にしたマーケティングを行う。*2

    ・ Ctrip を利用したプロモーションを実施しつつ、DMO のスタッフが確保できれば、weibo や

    wechat,tikutokなどを通じたプロモーションを計画する。

    ・ 台湾と同様にブログが有効な市場であるため、積極的に活用していく。プロはもちろん個人の旅

    行記も参考にされる為、马蜂窝などに旅行記を積極的に書いてもらう仕組みづくりを検討する。

    *1*2

    ・ 中国市場の拡大は、現在冬季閉鎖している大型ホテルの再開につながるポテンシャルがあり、そ

    の施設と連携した取り組みを行っていく

    *1平成 29年度訪日外国人消費動向調査

    *2平成 29年度八幡平市内訪日外国人満足度調査

    *3八幡平市が集計している訪日外国人の宿泊統計

    *4株式会社 JTB総合研究所、株式会社ナビタイムジャパン 「台湾からの旅行者の心理と行動に関

    する調査研究」2017/3/14

    *5三菱 UFJリサーチ&コンサルティング「農泊に関する実態調査」2018/03/22

    *6 中華人民共和国中央人民政府体育总局“三亿人参与冰雪运动”等

    ●第四ターゲット層 国内外の企業(MICE)

    ①選定の理由

    ・ 市場が拡大している MICE に関して、ダボス会議を代表とする海外の国際会議が自然環境豊かな

    リゾート地でも実施されていることから、雄大な自然環境の中で 3000 人規模の国際会議が実施

    できる八幡平は、国内外の MICEを伸ばす余地は大きいと考えている。*1

    ・ 各種報道によるとグローバルな企業において SDGs を経営に組み込む企業が増えているが、その

    ような企業が調達などにも持続可能性を考慮する傾向が強まっている。*3 海外の企業を誘致す

    る為には、その土地で MICEを開くことがサステナビリティや SDGsにどうつながるかのストーリ

  • (別添)様式1

    26

    ー性が求められると考えられるが、自然豊かな国立公園の下で、地熱を積極的に活用する八幡平

    における環境配慮の MICEは魅力的であると考えられる。

    ・ 近年、八幡平では馬を使って馬糞堆肥を製造したり、馬般や農耕に再び馬を利用しようとするプ

    ロジェクトが生まれており、それぞれ、社会的な意義のある目標を持って取り組んでいる。こう

    した活動に触れることは企業のリーダーの意識を変える可能性を持っている。

    ・ また、欧州ではこれまでの成長と効率一辺倒の経済運営に限界を感じ、サーキュラーエコノミー

    への転換が図られている*2。馬を生活や経済活動に取り入れるプロジェクトが生まれている八幡

    平との親和性が高いと考えられる。

    ②取組方針 ・ 首都圏の大手企業の研修や小規模の IT企業の開発合宿などを積極的に誘致する。

    ・ 宿泊施設と環境対応や脱プラスチックを進め、八幡平全体で SDGs に整理した取り組みを進め、

    循環型経済を責任をもって取り組んでいる地域にすることで、欧米や中国のグローバル企業の国

    際会議も誘致できるようになる。

    ・ 八幡平の馬を企業研修に活かすプログラム開発を行う。

    ・ 八芳園など首都圏でグローバルな MICE誘致に取り組む企業との連携を模索する。

    *1 観光庁「平成 29年度 MICEの経済波及効果算出等事業報告書」他観光庁資料

    *2 欧州委員会ではサーキュラーエコノミ―への転換を進めている。

    http://ec.europa.eu/environment/circular-economy/index_en.htm

    *3 一般社団法人グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン

    サプライチェーン分科会(2017 年度)「持続可能な世界実現のためのお役立ちシリーズ CSR 調

    達入門書―サプライチェーンへの CSR浸透―」(2018年 9月 1日)

    (3)コンセプト

    ①コンセプト

    地域が主体となる「稼ぐ観光産業」の仕組みづくりをサポー

    トし、地域経済の活性化に貢献する。

    ② コンセプトの考え

    • 「今伸びている顧客層」「将来的に増加が見込まれる顧客層」にターゲ

    ットを絞り、ターゲットにとって価値のある情報を発信する。

    • 事業ごとに、成果の達成目標値を示す指標を定め、効果測定を実施す

    る。

    • 観光戦略に「観光マーケティング」という息吹を吹き込み、裏付けの

    ある戦略�