our beats for your engine....obd故障の検出と解決 故障コード p0005/p0006/p0007 p0087...

1
www.ms-motorservice.com © MS Motorservice International GmbH – 50 003 979-15 – JA – 09/14 (112019) OUR HEART BEATS FOR YOUR ENGINE. 燃料供給系統 詰まったストレーナーフィルタ ーと新品状態 錆び付いたポンプ入口 (水による損傷) 空運転での過熱による損傷 OBD故障の検出と解決 故障コード P0005/P0006/P0007 P0087 P0172 P0441 P0462/P0463 表示された故障 燃料カットオフソレノイドバルブ – 電気回路が オープン;信号が高すぎる/低すぎる • 燃料カットオフソレノイドバルブの故障 • コネクター接続の故障、ケーブル断線 インジェクションパイプ/システム圧力が低 すぎる • 燃料ポンプ/フューエルプレッシャーレギュレー ターの故障 • 燃料フィードライン/フィルターの詰まり • ポンプの吸引側にフィルターがある (後付け/交換の際) 混合気がリッチすぎる • 活性炭フィルターソレノイドバルブの固着 (常に開いている状態):活性炭フィルター からの燃料を含んだエアが吸引管に吸い込ま れる • 空圧式フューエルプレッシャーレギュレーター のダイヤフラムのリーク:燃料がバキュームライ ンを介して吸引管に吸い込まれる • 固着/カーボン付着により、EGRバルブが常に 開いている状態にある 燃料蒸発ガス排出抑止装置 – 不適切なフ ロー率 • ホース接続部のリークなど、活性炭フィルター システム (ACFシステム) のリーク • ACFソレノイドバルブの固着 (常に開いている 状態) 燃料レベルセンサー – 入力信号が低すぎる/高 すぎる • タンクセンサーが示す燃料レベルが低すぎる • エンジンが自動的に停止するか、始動しない 次のステップ/ 考えられる対処方法 • 電力供給/ワイヤーハーネスを全体にわたって 測定し、必要に応じて新品に交換する • 燃料カットオフソレノイドバルブを点検し、必要 に応じて新品に交換する • 燃料ポンプ/フューエルプレッシャーレギュレー ターを点検し、必要に応じて新品に交 換する • 燃料フィードライン/フィルターを点検し、 必要に応じて新品に交換する • ポンプの吸引側にフィルターがある場合は、そ れを取り除く • ACFソレノイドバルブを点検し、必要に応じて 新品に交換する • フューエルプレッシャーレギュレーターを点検 し、必要に応じて新品に交換する • EGRバルブを点検する: - EGRバルブが常に開いている場合、排気ガ スは常に戻される - 固着しているEGRバルブは新品に交換し、 固着の原因を探す • ホース接続部の点検など、ACFシステムで のリークを検査し、必要に応じて新品に交 換する • ACFソレノイドバルブを点検し、必要に応じて 新品に交換する • タンクセンサーを、またはタンクセンサーを含 むモジュールを点検し、必要に応じて新品に交 換する 接触腐食 現場の実例 01 燃料供給モジュール (インタンク) 02 燃料レベルセンサー 03 活性炭フィルターシャットオフバルブ 04 活性炭フィルター再生バルブ 05 燃料ポンプ (インライン) 06 燃料フィルター (Kolbenschmidt) 07 燃料チェックバルブ 08 燃料/バキュームのタンデムポンプ 09 フューエルプレッシャーレギュレーター PIERBURG製品 自己診断機能 10 エンジンコントロールユニット 11 故障ランプ (MIL) 12 診断コネクター 13 OBD読み出し装置 (スキャンツール) 01 02 03 04 05 06 07 08 09 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 車載式故障診断 システム

Upload: others

Post on 22-Jan-2020

1 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: OUR BEATS FOR YOUR ENGINE....OBD故障の検出と解決 故障コード P0005/P0006/P0007 P0087 P0172 P0441 P0462/P0463 表示された故障 燃料カットオフソレノイドバルブ

ww

w.m

s-m

otor

serv

ice.

com

© M

S M

otor

serv

ice

Inte

rnat

iona

l Gm

bH –

50

003

979-

15 –

JA –

09/

14 (1

1201

9)

OUR HEART BEATS FOR YOUR ENGINE.

燃料供給系統

詰まったストレーナーフィルターと新品状態

錆び付いたポンプ入口 (水による損傷)

空運転での過熱による損傷

OBD故障の検出と解決

故障コード P0005/P0006/P0007 P0087 P0172 P0441 P0462/P0463

表示された故障 燃料カットオフソレノイドバルブ – 電気回路がオープン;信号が高すぎる/低すぎる• 燃料カットオフソレノイドバルブの故障• コネクター接続の故障、ケーブル断線

インジェクションパイプ/システム圧力が低 すぎる• 燃料ポンプ/フューエルプレッシャーレギュレー

ターの故障• 燃料フィードライン/フィルターの詰まり• ポンプの吸引側にフィルターがある

(後付け/交換の際)

混合気がリッチすぎる• 活性炭フィルターソレノイドバルブの固着

(常に開いている状態):活性炭フィルター からの燃料を含んだエアが吸引管に吸い込まれる

• 空圧式フューエルプレッシャーレギュレーターのダイヤフラムのリーク:燃料がバキュームラインを介して吸引管に吸い込まれる

• 固着/カーボン付着により、EGRバルブが常に開いている状態にある

燃料蒸発ガス排出抑止装置 – 不適切なフ ロー率• ホース接続部のリークなど、活性炭フィルター

システム (ACFシステム) のリーク• ACFソレノイドバルブの固着 (常に開いている

状態)

燃料レベルセンサー – 入力信号が低すぎる/高すぎる• タンクセンサーが示す燃料レベルが低すぎる• エンジンが自動的に停止するか、始動しない

次のステップ/  考えられる対処方法

• 電力供給/ワイヤーハーネスを全体にわたって測定し、必要に応じて新品に交換する

• 燃料カットオフソレノイドバルブを点検し、必要に応じて新品に交換する

• 燃料ポンプ/フューエルプレッシャーレギュレーターを点検し、必要に応じて新品に交 換する

• 燃料フィードライン/フィルターを点検し、 必要に応じて新品に交換する

• ポンプの吸引側にフィルターがある場合は、それを取り除く

• ACFソレノイドバルブを点検し、必要に応じて新品に交換する

• フューエルプレッシャーレギュレーターを点検し、必要に応じて新品に交換する

• EGRバルブを点検する: - EGRバルブが常に開いている場合、排気ガスは常に戻される

- 固着しているEGRバルブは新品に交換し、 固着の原因を探す

• ホース接続部の点検など、ACFシステムで のリークを検査し、必要に応じて新品に交 換する

• ACFソレノイドバルブを点検し、必要に応じて新品に交換する

• タンクセンサーを、またはタンクセンサーを含むモジュールを点検し、必要に応じて新品に交換する

接触腐食

現場の実例

01 燃料供給モジュール (インタンク)02 燃料レベルセンサー03 活性炭フィルターシャットオフバルブ04 活性炭フィルター再生バルブ05 燃料ポンプ (インライン)06 燃料フィルター (Kolbenschmidt)07 燃料チェックバルブ08 燃料/バキュームのタンデムポンプ09 フューエルプレッシャーレギュレーター

PIERBURG製品 自己診断機能10 エンジンコントロールユニット11 故障ランプ (MIL)12 診断コネクター13 OBD読み出し装置 (スキャンツール)

0102

03

04

05

06

07

08

09

01

02

03

04

0506

07

08

09

10

11

1213

車載式故障診断システム車載式故障診断システム