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株式会社フィリップス・ジャパン
TC Business Marketing &Sales2020年7月10日
Windows10での赤外線データケーブルの利用について
© 2020 Philips Japan, Ltd.2
• 本手順書は、Windows10搭載のPCでACT-IR 赤外線データケーブル(次ページ参照)を使用する際、PCがACT-IRを認識しない、ハートスタートHS1・FRxからデータが抽出できない、などの問題が発生した場合の対処手順です。
• 本手順書は、2020年4月時点の情報を基に作成しております。それ以降のWindows Update等の影響は反映されて
おりませんので、あらかじめご了承ください。
• 本手順書の作業は、管理者権限( Administrator権限 )を持つWindowsアカウントで行うことを推奨しております。
管理者権限のない標準ユーザーで行った場合、本手順書通りに進まない、または、本手順書通り行っても問題が
解消されない可能性があります。
• 本手順書の作業は、インターネットに接続した状態で行ってください。
• 本手順書に基づく作業によって生じた損害、データの毀損・消失等について、当社は一切の責任を負いません。
重要なデータについては、必ず事前にバックアップを取るなどの措置を講じていただきますよう、お願い申し上
げます。
• エラーが解消されない場合は、販売店または弊社AEDコールセンターまでお問い合わせください。
フィリップスAED コールセンター: 0120-802-337 / 03-3740-3269 受付時間 9:00~18:00(土・日・祝祭日・年末年始を除く)
はじめに
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• 弊社純正のACT-IR4002以外の製品につきましては対応できかねます。
• Windows10では古いACT-IRデバイスが使用できません。ACT-IR4002をご利用ください。
• USBの電源管理の設定によって、送信が不安定になる場合があります。デスクトップ左下の「スタート」を右クリックして
「デバイスマネージャー」を選択し、ACT-IR のプロパティにて電源管理設定をオフにご変更ください。
ACT-IR 赤外線データケーブルについて
ACT-IR4002
・Windows10のVersion確認
・Version 1511より前の場合
・Version 1511~1805の場合
・Version 1809 の場合
・Version 1903以降の場合
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・Windows10のVersion確認
・Version 1511より前の場合
・Version 1511~1805の場合
・Version 1809 の場合
・Version 1903以降の場合
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Windows10のVersionを確認する
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ご使用中のWindows10のVersionによって、赤外線データケーブル利用に必要な手順が異なりますので、まず、Windows10のVersionをご確認ください。
1. デスクトップ左下の「スタート」をクリック2. 「設定」をクリック3. 「システム」をクリック4. 左下「バージョン情報」をクリック5. バージョンを確認
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・Windows10のVersion確認
・Version 1511より前の場合
・Version 1511~1805の場合
・Version 1809 の場合
・Version 1903以降の場合
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Version 1511より前の場合
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• コマンドプロンプトで、赤外線に関するサービスの有効化が必要です。
1. コマンドプロンプトを管理者として実行
1-1. 「cmd」と入力して検索
1-2. 表示される「コマンドプロンプト」を右クリック
1-3. 「管理者として実行」をクリック
2. コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力
2-1. netcfg –u ms_irdanetcfg –c p –I ms_irda
3. PCを再起動し、再度コマンドプロンプトを管理者として実行
3. コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力
3-1. sc query irda
3-2. sc query irmon
1-1
1-21-3
※次ページにてコマンド実行例をご紹介
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Version 1511より前の場合
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C:¥WINDOWS¥system32>netcfg -u ms_irdanetcfg -c p -I ms_irdams_irdanetcfg をアンインストールしようとしています ...
... ms_irdanetcfg はインストールされていません。
... 完了しました。
ms_irda をインストールしようとしています ...
... 完了しました。
【コマンド実行例】
※表示内容は、必ずしも例と同じとは限りません。
C:¥WINDOWS¥system32>sc query irda
SERVICE_NAME: irdaTYPE : 1 KERNEL_DRIVERSTATE : 4 RUNNINGWIN32_EXIT_CODE : 0 (0x0)SERVICE_EXIT_CODE : 0 (0x0)CHECKPOINT : 0x0WAIT_HINT : 0x0
C:¥WINDOWS¥system32>sc query irmon
SERVICE_NAME: irmonTYPE : 20 WIN32_SHARE_PROCESSSTATE : 4 RUNNING
WIN32_EXIT_CODE : 0 (0x0)SERVICE_EXIT_CODE : 0 (0x0)CHECKPOINT : 0x0WAIT_HINT : 0x0
2-1
3-1 (赤枠がRUNNING になっていることを確認) 3-2 (赤枠がRUNNING になっていることを確認)
・Windows10のVersion確認
・Version 1511より前の場合
・Version 1511~1805の場合
・Version 1809 の場合
・Version 1903以降の場合
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Version 1511~1805の場合
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• Windowsの標準赤外線ドライバで動作する場合が多いことが確認されていますが、動作しない場合は、ACT-IR付属のCDに入っているドライバーをインストールしてください。
• インストール手順は、同梱のマニュアルをご参照ください。
・Windows10のVersion確認
・Version 1511より前の場合
・Version 1511~1805の場合
・Version 1809 の場合
・Version 1903以降の場合
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Version 1809の場合
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• 赤外線通信に関するドライバのインストールが必要です。使用するドライバーは、販売店または弊社AEDコールセンターまでお問い合わせください。
1. ドライバー( Win10 1809 x64 IrDA Driver.zip)をデスクトップに保存2. ファイルを右クリックして「すべて展開(T)…」→「展開」をクリック3. パソコンに赤外線ケーブルを接続してください。4. デスクトップ左下の「スタート」を右クリックして「デバイスマネージャー」を選択5. 「USB-Infrared Adapter」を右クリックして、「ドライバーの更新(P)」をクリック6. 「コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを検索」をクリック7. 「参照」をクリック8. デスクトップに展開したWin10 1809 IrDA driverを選択「次へ」をクリック
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・Windows10のVersion確認
・Version 1511より前の場合
・Version 1511~1805の場合
・Version 1809 の場合
・Version 1903以降の場合
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Version 1903以降の場合[1]
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• 赤外線通信に関するオプション機能のインストールが必要です。
必ず赤外線データケーブルを取り外してから作業してください。
1. デスクトップ左下の「スタート」をクリック2. 「設定」をクリック3. 「アプリ」をクリック4. 「アプリと機能」をクリック5. 「オプション機能の管理」をクリック1
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Version 1903以降の場合[1]
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6. 「機能の追加」をクリック7. リストから「IrDA赤外線」をクリック8. 「インストール」をクリック9. 戻る10. インストール完了(オプション機能の管理に「IrDA赤外線」が表示されることを確認)11. PCを再起動する
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IrDA赤外線 1.1778
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IrDA赤外線 1.17
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Version 1903以降の場合[2] ( [1]で問題が解消しないとき)
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• コマンドを使って赤外線ドライバーの削除と再インストールが必要です。
1. PowerShellを管理者として実行
1-1. 「powershell」と入力して検索
1-2. 表示される「Windows PowerShell」を右クリック
1-3. 「管理者として実行」をクリック
2. PowerShellに以下のコマンドを入力
2-1. get-WindowsCapability -online -Name "Network.Irda~~~~0.0.1.0"
2-2. Remove-WindowsCapability -online -Name "Network.Irda~~~~0.0.1.0"
2-3. add-WindowsCapability -online -Name "Network.Irda~~~~0.0.1.0"
2-4. get-WindowsCapability -online -Name "Network.Irda~~~~0.0.1.0"1-1
1-21-3
※次ページにてコマンド実行例をご紹介
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Version 1903以降の場合[2] ( [1]で問題が解消しないとき)
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PS C:¥WINDOWS¥system32> get-WindowsCapability -online -Name "Network.Irda~~~~0.0.1.0"Name : Network.Irda~~~~0.0.1.0State : NotPresentDisplayName : IrDA infraredDescription : Support for IrDA devices. Requires special IrDA hardware.DownloadSize : 604101InstallSize : 1236233
PS C:¥WINDOWS¥system32> Remove-WindowsCapability -online -Name "Network.Irda~~~~0.0.1.0"Name "Network.Irda~~~~0.0.1.0"PathOnline : TrueRestartNeeded : False
PS C:¥WINDOWS¥system32> add-WindowsCapability -online -Name "Network.Irda~~~~0.0.1.0"Path :Online : TrueRestartNeeded : False
PS C:¥WINDOWS¥system32> get-WindowsCapability -online -Name "Network.Irda~~~~0.0.1.0"Name : Network.Irda~~~~0.0.1.0State : InstalledDisplayName : IrDA infraredDescription : Support for IrDA devices. Requires special IrDA hardware.DownloadSize : 604101InstallSize : 1236233
【コマンド実行例】
※表示内容は、必ずしも右図と同じとは限りません。
2-1
2-2
2-3
2-4
赤枠がInstalled になっていることを確認
赤枠がNotPresent になっていることを確認