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福井厚生病院 医療法人 厚生会

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2016 年度

年 報

福井厚生病院医療法人 厚生会

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巻 頭 言

温暖化のせいでしょうか、最近は災害のニュースが多いように思われます。2016 年度は 4

月の熊本地震、8 月の東北地方への台風十号の上陸による災害、10 月には鳥取中部地震等が大

きなものでしたが、豪雨のニュースも多く聞かれるように思います。被害にあわれた方々の復

興を祈るとともに、私たち、また厚生病院自体も災害への備えをしなくてはならないと痛感し

ます。

日本では少子高齢化の進行で、4 人に 1 人が後期高齢者となる 2025 年(平成 37 年)に向け

て、地域医療構想が進められています。医療・介護において、患者さまが早く社会復帰し、在

宅医療が円滑にできるように、効率的で質の高い医療を提供できるように病床の機能の再編が

進みつつあります。福井県では 2014 年の報告病床数 10,068 床に対して、2025 年の必要病床

数は 7,591 床とされ、ベッド数を約 25%削減するのみでなく、高度急性期、急性期の病床を減

らし、回復期病棟の病床を増やすこととなっています。当院でも約 1 年間かけて地域包括ケア

病床について検討を重ね、2016 年 8 月 1 日より急性期病床の 3A 病棟を地域包括ケア病棟とし

て開設することができました。開設後も職員の皆さんのおかげで順調に病棟運営がされており、

深く感謝申し上げます。

診療面では 2016 年 10 月より、外科の木村成里医師を中心として肛門外来が、また、婦人科

の福岡哲二医師により、冷え症・漢方外来が開設されました。また、新たに眼科の河野伸二郎

医師が 2016 年 12 月より就職され、ここ数年間空白だった眼科を開設することができました。

2017 年 1 月より、整形外科に細川元男医師が加わり、念願の常勤医 2 名の複数体制となりま

した。各先生方には今後のご活躍が期待されております。

今後も地域の方々が安心して住み慣れた自宅や施設で安心して住み続けられるように健診、

医療、介護・訪問看護と一体的に支援する「地域完結型の医療」の中心となる病院として活動

を続けたいと思います。

さて、今年も多くの方々のご協力で福井厚生病院の 2016 年度の年報が完成しました。

この 2016 年度年次報告書の作成編集にご協力いただいたスタッフの皆さんに深く感謝申し

上げます。

福井厚生病院

院長

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患者さまのため、まごころをこめて

良質の医療と保健・福祉のサービスを

提供します。

理念

基本方針

良質の医療を提供します

患者さまの権利を尊重します

患者さまにやさしく誠実に接します

患者さまが安らげる環境作りを目指します

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■ 巻頭言

■ 理念・基本方針

■ 目次

01 沿革

04 施設概要

07 組織図

09 関連施設

10 学会別指導医・専門医・認定医等資格一覧

13 委員会

16-27学会・講演・研究発表等

診療部 コメディカル

院内研究発表会 講演・講師協力依頼

院内勉強会 実習・見学受入れ

28-45患者統計

診療科別 外来患者数推移 地域別 外来患者数内訳

年齢別 外来患者数内訳 地域別 入院患者数内訳

年齢別 入院患者数内訳 外来・入院患者人口比率

ICD-10による疾病統計 ICD-10による死因統計

がん統計 再入院率

救急搬送患者疾病別内訳

46-99診療状況等

内科 循環器科

胃腸科 外科

血管透析センター ストレスケアセンター

整形外科 放射線科

婦人科 眼科

看護部 リハビリ課

画像課 検査課

栄養課 薬剤課

臨床工学課 医療連携センター

健康増進センター 介護事業部

年間行事表

福井厚生病院 2016 年度 年報 目次

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福井厚生病院関連

年 月日 内 容

1983 4 福井厚生病院開設 50 床

8 30 床増床 計 80 床

1984 8 57 床増床 計 137 床

1986 4 基準看護・基準給食・基準寝具の認可

10 基準看護特Ⅰ類の認可

1987 8 在宅酸素療法指導管理の認可

管理棟・リハビリ室落成

1988 1 運動療法の実施の認可

8 総合病院の認可

1989 11 MRI 装置の設備

1990 2 作業療法の実施の認可

救急病院に認定

6 福井工大付属 福井高校准看実習開始

1991 5 医療法人 厚生会 設立

12 基準看護特Ⅱ類の認可

1992 4 加算入院時医学管理料算定の認可

11 人工腎臓透析用灌流液の水処理加算の認可

1993 3 新館完成 精神科病棟落成

(50 床増床 計 187 床)

5 院内託児所「いちごルーム」開設

7 職員寮「ファミール厚生」落成

8 精神科デイ・ケア(小規模)の認可

特別管理給食加算の認可

1994 3 薬剤管理指導料の認可

8 精神科デイ・ケア(大規模)の認可

10 新看護(3:1(A)看護・10:1 看護補助)の認可

1995 10 外来部門増築リニューアル

内視鏡センター開設

1996 6 院内感染防止対策の施設基準の認可

1998 4 ペースメーカー移植術の施設基準の認可

5.1 院外処方箋発行

年 月日 内 容

1998 10.1 新看護(3:1(A)看護・10:1 看護補助、

平均在院日数 60 日以内)の認可

1999 5.1 大動脈バルーンパンピング法等にかかる

施設基準の認可

5 南館完成(精神デイ・ケア移設)

7.3 3B 病棟完成

8.1 21 床増床 187 床→208 床

10.1 看護体系変更 一般病床 3:1(A)→2.5:1(A)

2000 2.1 療養型病床群 環境加算 8 床の認可

(医療保険適用 4 床・介護保険摘用 4 床)

一般病床 140 床、精神 50 床、

特例老人病床 10 床、療養型病床 8 床計 208 床

2001 1.1 健康増進課 敦賀営業所開設

4.1 OP 中材設備リニューアル

8.1 日帰り手術センター 産科センター開設

9.1 診療支援管理室開設

2002 1.31 MRI 更新(北陸初フイリップス社製 1.5T)

4.1 循環器科開設

言語聴覚療法Ⅱの認可

10.1 医療安全管理体制実施の認可

褥瘡対策体制整備の認可

2003 1.1 診療録管理体制加算の認可

5.1 特殊 MRI 撮影の認可

7.1 一般病床 150 床、精神 50 床、

療養型病床 8 床 計 208 床

9.1 画像診断 管理加算 1 の認可

2004 1.1 画像診断管理加算 2 の認可

1.13 外来処置室 リニューアル

4.1 褥瘡患者管理加算の認可

7 睡眠外来開始

8.1 診療時間変更届出 月~金 8:30~19:00

土 8:30~17:00 日・祭 9:00~12:30

8 不整脈外来開始

「栄養サポートチーム稼動施設」認定

10 肝臓外来開始

沿革

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年 月日 内 容

2005 1.1 検体検査管理加算Ⅰの認可

1 総合外来(17:00~19:00)開始

2 亜急性期病床(10 床)の認可

5 16 列マルチスライス CT を導入

7 日本医療機能評価機構認定

10 亜急性期病床(10 床→14 床)へ病床数変更

12末 産科閉鎖

2006 2 診療科目変更:胃腸科追加

4 生活習慣病予防健診実施機関の認証

一般病棟入院基本料 10:1、

精神病棟入院基本料 15:1 の認可

診療科目変更:神経科、精神科→精神科

診療科目変更:神経内科追加

脳血管疾患等・運動器・

呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)の認可

栄養管理実施加算の認可

6 診療科目変更:産婦人科→婦人科

6.1 一般病床 42 床休止

6.8 指定介護療養型医療施設(8 床)辞退

2007 1.1 『自動吻合器を用いた直腸粘膜脱又は内痔核

手術(PPH)』を行う先進医療機関の指定

4.1 「日本循環器学会

循環器専門医研修関連施設」の指定

精神科作業療法の認可

精神科ナイト・ケアの認可

5.1 特殊 CT 撮影および特殊 MRI 撮影の認可

2008 1.1 診療科目変更:眼科閉鎖

「日本消化器病学会 認定施設」に認定

2.1 検体検査管理加算Ⅱの認可

病棟再編 3F 病棟→3A・3B 病棟復活

一般病床休止 42 床→38 床

4.1 診療科目変更:脳神経外科閉鎖

診療科目変更:乳腺外科追加

4 福井県エイズ基幹病院に認定

12 「日本消化器外科学会

指定修練施設認定関連施設」に認定

2009 1 病棟再編 3A・3B・4F 病棟:10 床復活

一般病床 130 床・精神 50 床稼動

年 月日 内 容

2009 1 診療科目変更:リハビリテーション科追加

4 「日本循環器学会 循環器専門医関連施設」

に認定

「特例社団法人日本精神科看護技術協会

精神科認定看護師 認定看護師教育機関」認定

6 「日本糖尿病学会 認定教育施設」に認定

一般病棟入院基本料(10:1)の受理

(一般病床 133 床(3 床増)増床)

2010 1 診療科目変更:麻酔科追加

3 中棟稼動(健診センター・透析センター)

4 「日本老年医学会 認定施設」に認定

6 2A 病棟 37 床稼動

8 回復期リハビリテーション病棟開設 32床稼動

2011 1 日本医療機能評価機構 V.6 認定

1.1 「日本乳癌学会 認定施設」認定

1.4 専門夕診開始

5 診療科目変更:形成外科追加

10 電子カルテ稼働

11 「日本がん治療認定医機構 認定研修施設」

に認定

2012 1 整形外科診察室リニューアル

血管造影室新設 心臓カテーテル装置増設

2 208 床稼働

4 院長交代(山本誠→羽場利博)

名誉院長就任(山本誠)

6 急性心筋梗塞救急搬送指定病院認定

9 診療科目変更:脳神経外科追加

11 診療科目変更:乳腺外科閉鎖

MRI 装置増設(GE 社製 1.5T)

2013 3 CT 入替(GE 社製 64 列マルチスライス)

6.7 防犯カメラ設置

8 胸部 X 線検診車を導入

9.14 感謝の集い(ユーアイふくい)

9.22 30 周年記念式典(ユアーズホテル福井)

12.9 自動精算機を導入

2014 6 褥瘡ラウンドへの外部専門看護師

(認定看護師)の介入開始

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年 月日 内 容

2014 6 院内託児所「みつばちルーム」開設

7 亜急性期病床の廃止、一般病床へ変更

10 透析監視装置の入替

2015 3 職員寮「La Mer」落成

4.1 理事長交代(林好孝→林讓也)

6 病院機能評価受審

9 新規胸部 X 線検診車を導入

12 診療日変更:日曜日、祝祭日を休日扱いとする

2016 4 診療科目変更:小児整形外科追加

8 地域包括ケア病棟開設 43 床稼動

12 診療科目変更:眼科追加

介護事業部関連

年 月日 内 容

1992 6 訪問看護ひまわりステーション開設

1993 4 福井厚生病院在宅支援センター開設

8 福井厚生病院ホームヘルプ事業開設

1994 5 訪問看護ステーション美山開設

1997 2 訪問看護さくらステーション 大野市に開設

1999 10.1 介護支援事業所 5 カ所開設

(病院 1、ステーション 4)

2000 1.1 通所リハビリセンター開設

(1 単位 4 月以降 2 単位)

4.1 西館完成 ホームヘルプ事業開始

2001 1.1 通所リハビリセンター3 単位

2003 1.1 ほほえみネットワークさくら 大野市に開設

2004 6.1 地域共生型デイサービス支援事業補助金

10.1 ナーシングケアひまわり福井市浅水町に開設

2005 12 デイサービスほっと館みやま開設

2006 3 ほほえみネットワークさくら増築

10.4 小規模多機能型居宅介護

『ほっと館みやま』に名称変更

2007 4.1 管理棟(旧ツーリング眼鏡)使用開始

(1F 西:介護事業部事務所・3F 東:デイ・ケア)

2010 5 グループホーム匠 福井市灯明寺に開設

年 月日 内 容

2012 10 ぶる~夢森目 大野市森目に開設

2013 4.1 すまいる・厚生 福井市下馬に開設

小規模多機能型居宅介護

あったかホームひまわり 福井市下馬に開設

グループホームさくら日和 大野市に開設

2016 3.31 小規模多機能型居宅介護

あったかホームひまわり廃止

福井中央包括支援センター委託終了

4.1 看護小規模多機能型居宅介護

あったかホームひまわり開設

2017 3.31 訪問看護ステーション美山廃止

4.1 訪問看護ひまわりステーション

美山サテライト開設

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施設概要

所 在 地 〒918-8537 福井県福井市下六条町 201 番地

T E L 0776-41-3377(代表) F A X 0776-41-3372

U R L http://www.koseikaigroup.jp/hospital/

標 榜 科 目 内科 呼吸器内科 内分泌代謝内科 腎臓内科 循環器内科

外科 胃腸内科 胃腸外科 心臓血管外科 神経内科 精神科 脳神経外科

整形外科 小児整形外科 形成外科 麻酔科 皮膚科 泌尿器科 婦人科

眼科 耳鼻咽喉科 放射線科 リハビリテーション科

面 積 敷地面積 18,719.71 ㎡ 建築面積 8,048.02 ㎡ 延面積 16,575.38 ㎡

看 護 形 態 一般 10:1 精神 15:1

管 理 者 院長 羽場 利博 開 設 1983 年 4 月 1 日

許 可 病 床 208 床

施設認定資格

■ 日本医療機能評価機構認定 一般病院Ⅰ・リハビリテーション病院(副)・精神科病院(副)

■ 日本内科学会 認定医制度教育関連病院 ■ 日本循環器学会 循環器専門医研修施設

■ 日本外科学会 外科専門医制度修練施設 ■ 日本消化器病学会 認定施設

■ 日本消化器内視鏡学会 指導施設 ■ 日本整形外科学会 専門医制度による研修施設

■ 日本消化器外科学会 専門医制度指定関連施設 ■ マンモグラフィ(乳房エックス線写真)検診施設

■ 卒後臨床研修協力施設 ■ 日本がん治療認定医機構 認定研修施設

■ 日本消化器がん検診学会 認定指導施設 ■ 日本甲状腺学会認定専門医施設

■ 日本静脈経腸栄養学会 NST 稼動施設 ■ 日本静脈経腸栄養学会 NST 専門療法士認定教育施設

■ 日本栄養療法推進協議会 NST 稼動施設認定 ■ 日本人間ドック学会 優良 2 日ドック施設認定

■ THP の労働者健康保持増進サービス機関

■ 特例社団法人日本精神科看護技術協会 認定看護師教育機関

診療指定

■ 保険医療機関 ■ 二次救急指定病院

■ 生活保護法指定医療機関 ■ 結核予防法指定医療機関

■ 労災指定 救急指定病院 ■ 精神保健福祉法指定医療機関

■ 労災保険二次検診等給付医療機関 ■ 身体障害者福祉法指定医療機関

■ 生活習慣病検診実施機関 ■ 指定自立支援医療機関(育成医療・更正医療)

■ 国保療養取扱期間 ■ 指定自立支援医療機関(精神通院医療)

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施設基準

■ 一般病棟入院基本料 10:1 ■ HPV核酸検出及び

看護必要度加算 2 HPV核酸検出(簡易ジェノタイプ判定)

■ 急性期看護補助体制加算 25 対 1 ■ 検体検査管理加算(Ⅱ)

■ 精神病棟入院基本料 15:1 ■ 心臓カテーテル法による諸検査の血管内視鏡検査加算

■ 精神保健福祉士配置加算 ■ 時間内歩行試験

■ 看護配置加算 ■ ヘッドアップティルト試験

■ 看護補助加算 2 ■ 画像診断管理加算 2

■ 療養環境加算 ■ CT 撮影及び MRI 撮影

■ 診療録管理体制加算 1 ■ 冠動脈 CT 撮影加算

■ 医師事務作業補助体制加算 2 30:1 ■ 心臓 MRI 撮影加算

■ 精神科身体合併症管理加算 ■ 抗悪性腫瘍剤処方管理加算

■ 医療安全対策加算 1 ■ 無菌製剤処理料

■ 感染防止対策加算 1 ■ 心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)

■ 感染防止対策地域連携加算 ■ 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)

■ 精神科救急搬送患者地域連携受入加算 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)

■ 総合評価加算 注 5 に規定する施設基準

■ 後発医薬品使用体制加算 1 ■ 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)

■ データ提出加算 1 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)

■ 退院支援加算 1 注 5 に規定する施設基準

■ 精神疾患診療体制加算 ■ 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)

■ 回復期リハビリテーション病棟入院料 2 ■ がん患者リハビリテーション料

休日リハビリテーション提供体制加算:有 ■ 精神科作業療法

リハビリテーション充実加算 ■ 精神ショート・ケア「大規模なもの」

■ 地域包括ケア病棟入院料 1 ■ 精神科デイ・ケア「大規模なもの」

看護職員配置加算 ■ 精神科ナイト・ケア

看護補助者配置加算 ■ 医療保護入院等診療料

■ 糖尿病合併症管理料 ■ 透析液水質確保加算 2

■ がん性疼痛緩和指導管理料 ■ 下肢末梢動脈疾患指導管理加算

■ ニコチン依存症管理料 ■ ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術

■ がん治療連携指導料 ■ 大動脈バルーンパンピング法(IABP 法)

■ 肝炎インターフェロン治療計画料 ■ 医療点数表第 2章第 10部手術の 16に掲げ

■ 薬剤管理指導料 る手術 胃瘻造設術

■ 地域連携診療計画加算 ■ 輸血管理料(Ⅱ)

■ 検査・画像情報提供加算及び電子的診療情報評価料

■ 輸血適正使用加算

■ 医療機器安全管理料 1 ■ 胃瘻造設時嚥下機能評価加算

持続血糖測定器加算 ■ 麻酔管理料(Ⅰ)

■ 皮下連続式グルコース測定 ■

入院時食事療養(Ⅰ)

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職員数 (単位:人)

常勤職員 非常勤職員 合計

役員 1 3 4

医師 27 27

保健師 3 3

看護師 164 35 199

准看護師 21 12 33

看護補助者 12 8 20

社会福祉士 6 6

精神保健福祉士 7 7

臨床心理技術者 5 2 7

薬剤師 7 1 8

管理栄養士 4 4

臨床検査技師 18 5 23

診療放射線技師 14 14

臨床工学技士 5 5

理学療法士 45 2 47

作業療法士 25 25

言語聴覚士 4 1 5

介護福祉士 77 27 104

介護職員 20 12 32

事務職員 95 2 97

施設管理士 10 10

その他職員 5 19 24

合計 575 129 704

(2017 年 3 月 31 日現在)

-6-

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組織図

《厚生健康福祉センター》

羽場 利博

林 讓也

《福井厚生病院》

理事長 理 事

院長・病院管理者

理事会顧問 監事

理事長

林 讓也

厚生健康福祉センター 介護事業部

チーム長 乙部 由美子

看護小規模多機能型居宅介護あったかホームひまわり

五島 宏樹

チーム長 筒井 京子

デイサービスほっとかん

中央在宅介護事業所

本部事務局

訪問看護ステーション美山

川端 早苗

介護保険相談センター

福井厚生病院通所リハビリセンター

中前 光江

サービス付き高齢者専用住宅すまいる・厚生

訪問看護ひまわりステーション

チーム長

ひまわりグループ

橋本 桂子

グループホーム 匠

さくらグループ

前田 理恵 デイサービス さくらの家

訪問看護ステーションあったかホームひまわり

グループ長

ぶる~夢 森目

デイサービス さくら

さくらのヘルパーさん

介護事業部 部長 林 眞智子

ひまわりグループ

次長 斎藤 伸夫

部長補佐

顧問 林 秀洋

さくら在宅介護支援事業所

訪問看護さくらステーション

ひまわりグループ

小椋 久美子

岡部 真由美

グループ長

チーム長福井東足羽包括支援センターすいだに相談所

グループ長

グループホームさくら日和

グループ長

-7-

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福井厚生病院

 

事務局

健康増進センター

医療連携センター

看護部

病院管理者

院 長  羽場 利博福井厚生病院

リハビリセンター

ストレスケアセンター

部長補佐

道鎭 正規

林 譲也

事務部長

業務部長

多田 和正金森 貴範

センター長

部 長

センター長 木村 成里

みつばちルーム

診療録管理室

電算資料室

IT室

内科

腎臓内科

内分泌代謝内科

センター長副センター長

古澤 修章細川 元男

三崎 究杉坂 夏子

センター長副センター長

皮膚科神経内科脳神経外科耳鼻咽喉科泌尿器科形成外科小児整形外科

眼科

副院長  加藤 浩司

透析センター 羽場 利博センター長

山岡 弘之部長補佐(健診) 

山下 圭子

技術部 高橋 範雄部 長

部 長

桑野 寛之

佐々木 久医療安全管理部

副部長 澤崎 敦子

部長補佐(薬剤) 吉村 直人

副院長  浅田 康行健康増進センター 顧問

 診療部 診療部長 医局長 副医局長

大西 定司古澤 修章道鎭 正規

名誉院長 山本 誠

副部長

婦人科

胃腸科

呼吸器内科

放射線科

ストレスケアセンター

透析室

手術室・中材

外 来

医療連携センター

リハビリ課

  循環器科

2A病棟(消化器病センター)

庶務課

医師事務補助課

医事課

医療安全管理室

感染管理室

健康増進センター

臨床工学課

整形外科

栄養課

画像課

検査課

健康増進センター

4F病棟(回復期リハビリセンター)

外科

臨床心理室

精神科

透析室

3B病棟(循環器センター)

医療情報システム課

用度課

施設管理課

財務経理課

人事課

薬剤課

  事務局 健康増進センター  看護部 健康増進センター  技術部 健康増進センター

  健康増進センター

ソーシャルワーカー室

副部長 髙村 由美子

副部長 竹内 明美

医  員部長補佐(検査)

李   相大佐々木 眞弘

3A病棟

-8-

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関連施設

■ひまわりグループ

施設・事業所名 郵便番号 住所 電話番号

介護事業部本部事務局

918-8135

福井市下六条町 217 0776-41-8300

福井東足羽包括支援センター 福井市下六条町 201 0776-41-4135

福井厚生病院介護保険相談センター

福井市下六条町 217

0776-41-8020

訪問看護ひまわりステーション 0776-41-8484

福井厚生病院通所リハビリセンター 0776-41-4747

中央在宅介護支援事業所 910-0858 福井市手寄一丁目 7-23

駅東さくらビル 3 階 0776-28-0607

サービス付高齢者向け住宅すまいる・厚生

918-8112 福井市下馬三丁目 2302

0776-33-6517

看護小規模多機能型居宅介護

あったかホームひまわり 0776-33-6515

訪問看護ステーション

あったかホームひまわり

グループホーム匠 910-0063 福井市灯明寺四丁目 1706 0776-28-3232

■さくらグループ

施設・事業所名 郵便番号 住所 電話番号

訪問看護さくらステーション

912-0004 大野市中津川 32-33 0779-69-7090

さくらのヘルパーさん

さくら在宅介護支援事業所

デイサービスさくらの家

デイサービスさくら

グループホームさくら日和 0779-69-7339

ぶる~夢森目 912-0804 大野市森目 22-7 0779-66-7739

■みやまグループ

施設・事業所名 郵便番号 住所 電話番号

訪問看護ひまわりステーション

美山サテライト

910-2346 福井市椙谷町 12-9-2

0776-90-3838

デイサービスセンターほっとかん

福井東足羽包括支援センター

すいだに相談所 0776-90-3858

-9-

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日本内科学会 総合専門医 加藤 浩司 大西 定司 後藤 拓也

認定医

山本 誠 羽場 利博 加藤 浩司

大西 定司 道鎭 正規 東田 元

熊本 輝彦 稲葉 聡 木村 記代

後藤 拓也

教育関連病院指導医

山本 誠 羽場 利博 加藤 浩司

大西 定司 道鎭 正規 前川 直美

東田 元 稲葉 聡

日本肝臓学会 専門医 山本 誠

日本糖尿病学会 専門医 稲葉 聡

療養指導医 山本 誠

日本血液学会 指導医・専門医 羽場 利博

日本循環器学会 専門医 加藤 浩司 熊本 輝彦 後藤 拓也

日本呼吸器学会 専門医 大西 定司

日本外科学会 指導医 浅田 康行 大澤 武

専門医 浅田 康行 木村 成里 大澤 武

佐々木 久 天谷 博一

認定医 浅田 康行 木村 成里 大澤 武

佐々木 久 天谷 博一

日本消化器外科学会 指導医・専門医 浅田 康行 大澤 武

認定医 浅田 康行 大澤 武 天谷 博一

消化器がん外科治療認定医 浅田 康行 大澤 武

日本消化器病学会 指導医 山本 誠 浅田 康行 東田 元

専門医 山本 誠 浅田 康行 道鎭 正規

東田 元 大澤 武

日本消化器内視鏡学会 指導医 浅田 康行 東田 元 大澤 武

専門医 山本 誠 浅田 康行 道鎭 正規

東田 元 大澤 武

日本消化器がん検診学会 指導医 浅田 康行

認定医 浅田 康行 大澤 武 木村 成里

日本静脈経腸栄養学会 認定医 浅田 康行

トータルニュートリショナルセラピー

浅田 康行 道鎭 正規 前川 直美

木村 成里 大澤 武 佐々木 久

天谷 博一

日本救急医学会 専門医 大澤 武 後藤 拓也

日本集中治療医学会 専門医 大澤 武 後藤 拓也

日本がん治療認定医機構 暫定教育医 浅田 康行

認定医 大澤 武

日本精神神経学会 精神科専門医 三崎 究 杉坂 夏子

学会別指導医・専門医・認定医等資格一覧

-10-

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日本睡眠学会 睡眠医療認定医 三崎 究

日本総合病院精神医学会 指導医・専門医 三崎 究

日本整形外科学会 専門医 古澤 修章 細川 元男

リウマチ医 古澤 修章

スポーツ医 古澤 修章

脊椎脊髄病医 古澤 修章

運動器リハビリテーション医 古澤 修章

日本リウマチ学会 専門医 古澤 修章

日本医学放射線学会 専門医 高橋 範雄

日本超音波医学会 専門医 加藤 浩司

指導医(循環器) 加藤 浩司

日本臨床内科医会 専門医・認定医 山本 誠 前川 直美

日本甲状腺学会 専門医 稲葉 聡

日本内分泌学会 内分泌代謝科指導医 稲葉 聡

内分泌代謝科(内科)専門医 稲葉 聡

日本腎臓学会 専門医 木村 記代

日本透析医学会 専門医 木村 記代

日本麻酔科学会 専門医・認定医 大澤 武

日本眼科学会 専門医 河野 伸二郎

日本網膜硝子体学会 認定医 河野 伸二郎

日本乳がん検診

精度管理中央機構 読影認定

木村 成里 佐々木 久 天谷 博一

銅 愛

日本産科婦人科学会 専門医 福岡 哲二 銅 愛

認定医 福岡 哲二

日本人間ドック学会 認定施設指導医・専門医 山本 誠 木村 成里

認定医 山本 誠 羽場 利博 木村 成里

岡村 誠太郎

人間ドック健診情報管理指導士 前川 直美 木村 成里

ICD 制度協議会 インフェクションコントロールドクター 大西 定司 大澤 武

日本医師会 認定産業医 前川 直美 木村 成里 岡村 誠太郎

銅 愛 熊本 輝彦

認定健康スポーツ医 古澤 修章 前川 直美

福井県医師会 母体保護法指定医 福岡 哲二

-11-

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その他

身体障害者福祉法指定医

山本 誠 羽場 利博 加藤 浩司

浅田 康行 大西 定司 古澤 修章

道鎭 正規 三崎 究 前川 直美

木村 成里 東田 元 大澤 武

佐々木 久 天谷 博一 杉坂 夏子

細川 元男 窪田 彰一 熊本 輝彦

稲葉 聡 木村 記代 後藤 拓也

河野 伸二郎

福井大学医学部臨床教授 加藤 浩司

精神保健指定医 三崎 究 杉坂 夏子

がん治療に携わる医師を対象とした

緩和ケアに関する研修修了

大西 定司 道鎭 正規 東田 元

大澤 武 佐々木 久 天谷 博一

佐々木 久 天谷 博一

眼瞼痙攣・片側顔面痙攣 ボトックス

講習・実技セミナー終了 河野 伸二郎

-12-

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委員会

労働

安全衛生

委員会

災害防止、保険衛生対策を推進

し、職員の健康保持増進と安全

な環境を図る。

医療ガス

安全管理

委員会

医療ガス設備の安全管理を図り、

患者さま、利用者、職員の安全を

確保する。

防火管理

委員会

防火・防災業務の適正な運営を

図り、患者さま、利用者、職員

の安全を確保する。

個人情報

保護管理

委員会

個人情報の適切な運用を図り、安心

して医療を受けていただけるよう、

また職員、取引先業者等が安心して

業務ができるよう、情報保護管理を

行う。

輸血療法

委員会

輸血に関する適応・管理・事故

や合併症等を検討し、適切な輸

血療法を推進する。

医療

安全管理

委員会

医療事故を防止し、安全かつ適

切な医療の提供体制を整える。

セーフティ

マネジメント

委員会

事故の原因分析や事故故防止の

具体策等について調査・検討し、

迅速に職場にフィードバックす

る。

院内感染

防止対策

委員会

院内感染の予防および院内感染

発生時における適正な処理を図

る。

ICT委員会 感染症発症と予防に関し、院内感

染対策の実施・評価・報告を行う。

NST委員会

患者さまに適切な治療を行うた

め、医療行為の基本である栄養

療法について理解を深める。

栄養委員会 給食業務の円滑化・充実を図る。

褥瘡対策

委員会

院内で確認される褥瘡の対策を

討議・検討し、その効率的な推

進、及び褥瘡発生防止に努める。

臨床検査

適正化

委員会

当院において臨床検査を適正か

つ円滑に遂行するための検討を

行う。

診療報酬の算定に基づく委員会

法令に基づく委員会

-13-

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診療録管理

委員会

病歴に関する事項を検討・推進

する。診療録開示、院内教育利

用、閲覧できるよう整備管理す

る。

DPC

コーディング

委員会

適切な診断や国際疾病分類に基づく

病名決定を行い、DPC請求制度に備

える。医療資源の同等性、臨床的な

類似性を踏まえ、アップコーディン

グを防止する。

精神科入院

処遇検討

委員会

入院治療を受ける患者さまの人

権を守り、精神保健福祉法を遵

守する。

医療機器

安全管理

委員会

医療機器にかかわる事故を防止

し、安全かつ適切な医療の提供を

目的とする。

透析機器

安全管理

委員会

透析液の水質を確保し合併症を防止

する観点より、透析液の製造、品質

管理、透析機器設備に関する適正な

管理及び必要に応じた改善を行う。

倫理委員会

病院及びその職員が行う人を対

象とした医学的研究および医療

行為について、倫理的配慮を図

る。

手術室運営

委員会

手術室の円滑な運営を図り、患者

さまに安全な手術および麻酔の

提供ができる体制を維持する。

個人情報

調査部会

個人情報の保護管理について、

実施確認等を行い、患者さまお

よび職員の安全を確保する。

クリニカル

パス委員会

医療の質と安全の保証、業務の

効率性及び在院日数短縮を図

る。

糖尿病療養

指導委員会

糖尿病に関する正しい知識を指

導し合併症の進展を防止する動

機付けの場とする。

病床管理

委員会

病床の利用状況、患者数の動向等

を把握し、入退院の受入れ、チー

ム医療の向上を図る。

サービス

向上委員会

患者サービスの向上、職員間の

節度保持、人間関係の和と協調

が図れるように啓蒙を図る。

業務改善

委員会

各部門間・病院全体に関わる問題

点を検討し、業務の改善を図る。

院内研修

委員会

患者さま主体の対応ができる、医療

に関わる専門職人として自己啓発の

できる、部門間連携を図るための相

互理解と協調ができる人材を目指

し、職員の育成活動を行う。

緩和ケア

委員会

当院の外来・入院診療において

がん緩和医療の標準化を図る。

組織運営に関する委員会 <医療の質>

-14-

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臓器・組織

提供委員会

臓器の移植に関する法律に基

づき、移植医療の適正な実施を

図る。

SPD委員会

診療材料の SPD運用をより円滑

に行い、材料管理の適正化及び

コスト低減を図る。

薬事委員会 病院の医薬品の採用、医薬品の

適正使用および管理を行う。

ふれあい

サービス

委員会

職員・地域の人々との親睦を図

れるような行事計画を立て推

進する。

夏祭り実行

委員会

福井厚生病院夏祭りを継続的に企

画・運営する。職員の福利厚生およ

び交流を図る。地域との交流を図り、

地域と病院との連携を密接にする。

業務委員会

患者さまの安全を保障し、患者さま

が安心して療養生活を送れるよう、

院内において想定される事故を防

止。看護業務の煩雑化を整理し、患

者さまが安心して療養生活を送れる

よう、必要な業務改善を推進する。

教育委員会

看護職員が自分に期待される役

割を認識し、自分の能力を開発す

る機会を作ることと、看護部の活

動をより効果的に遂行するため

の、看護の専門性を追及する。

記録委員会

診療録内の看護記録の適切な記入方

法や記録類に必要な書式の提案・作

成、看護記録が的確に記入されてい

るかどうかの監査を行い、看護記録

の質の向上を図る。

リンク

ナース会

患者や職員を感染から守り、安全

な医療の提供のために活動をす

ることを、より具体的・効率的に

おこなう。

安全委員会

患者の安全を保障し、患者が安

心して療養生活を送れるよう

に各部署で活動する。

プリセプタ―

委員会

新人看護職員の OJT による指

導、育成を効果的に実施及びプ

リセプターの成長を目指す。

組織運営に関する委員会 <経営>

看護部 委員会

組織運営に関する委員会 <その他>

-15-

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学会・講演・研究発表等

診療部 ・・・・・・・・・16

コメディカル ・・・・・・・・・20

院内研究発表会 ・・・・・・・・・21

講演・講師等協力依頼 ・・・・・・・・・22

院内勉強会 ・・・・・・・・・25

実習・見学受入れ ・・・・・・・・・26

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学会・講演・研究発表

診療部

国際・全国学会・地方会

開催日 学会名 演題 発表者 開催地

5 月 14 日 第 91 回日本消化器内視鏡学会総会 癌性粘膜に被覆された胃

inflammatory fibroid polyp の 1 例

○大澤 武

佐々木 久

天谷 博一

木村 成里

浅田 康行

東京都

6 月 10 日 第 55 回日本消化器がん検診学会総会 ①大腸内視鏡検診で発見された

直腸カルチノイドの検討

②逐年の職域検診で発見できなかっ

た多発直腸カルチノイドの 1 例

○大澤 武

木村 成里

浅田 康行

鹿児島県

6 月 19 日 第 59 回日本腎臓学会学術総会 Renal resistive index (RI) 上昇には

動脈硬化だけでなく Peritubular

capillary (PTC) の減少が関与する

○木村 記代

(高橋 直生)

(三上 大輔)

(糟野 健司)

(木村 秀樹)

(吉田 治義)

(岩野 正之)

神奈川県

6 月 19 日 日本内科学会 第 229 回北陸地方会 サイトメガロウィルス感染の関与が

疑われた急性心膜炎、急性肝炎の 1 例

○後藤 拓也

加藤 浩司

窪田 彰一

東田 元

道鎭 正規

稲葉 聡

大西 定司

羽場 利博

山本 誠

石川県

6 月 26 日 第 107 回日本消化器内視鏡学会

北陸支部例会

当院における胃底腺型胃癌の経験 ○道鎭 正規

東田 元

大澤 武

浅田 康行

福山 智基

福井県

大腸顆粒細胞腫の一例 ○東田 元

道鎭 正規

大澤 武

佐々木 久

天谷 博一

木村 成里

浅田 康行

山本 誠

7 月 14 日 第 91 回日本消化器外科学会総会 A case of mucinous cystadenoma of

pancreas with the expression of

symptoms from the time of youth

○大澤 武

佐々木 久

天谷 博一

木村 成里

浅田 康行

徳島県

-16-

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開催日 学会名 演題 発表者 開催地

7 月 15 日 第 63 回日本不整脈心電学会学術大会 Transseptal puncture and catheter

ablation via the superior vena cava

for atrial fibrillation in a patient

with polysplenia and interruption of

the inferior vena cava

○加藤 浩司

窪田 彰一

後藤 拓也

羽場 利博

山本 誠

北海道

8 月 28 日 ESC congress 2016(ヨーロッパ

心 臓病学 会総会 2016 、 European

Society of Cardiology)

Left atrial strain derived from 2D

speckle tracking echocardiography

predicts cardiovascular events and

mortality: a 4-year follow-up study

○加藤 浩司

窪田 彰一

後藤 拓也

羽場 利博

山本 誠

イタリア

10 月 28 日 日本不整脈心電学会 第 28回カテーテ

ルアブレーション 委員会公開研究会

Inappropriate sinus tachycardia

(IST)に対するカテーテルアブレーシ

ョン;CARTO SOUND による右心耳

基部、右房分界稜の詳細な 3D シェル

作成が有用であった一例

○加藤 浩司

窪田 彰一

後藤 拓也

羽場 利博

山本 誠

福岡県

11 月 4 日 第 14 回日本消化器外科学会 限局性主膵管狭窄の尾側拡張膵管に

生じた高異型度 PanIN の 1 例

○大澤 武

佐々木 久

天谷 博一

木村 成里

浅田 康行

兵庫県

11 月 5 日 日本循環器学会 第 148 回東海、第 133

回北陸合同地方会

慢性心房細動患者における

胸腔鏡下左心耳切除術の一例

○加藤 浩司

窪田 彰一

後藤 拓也

羽場 利博

山本 誠

(大塚 俊哉)

石川県

閉塞性動脈硬化症を合併した

遺残坐骨動脈閉塞の 1例

○窪田 彰一

加藤 浩司

後藤 拓也

羽場 利博

山本 誠

3 月 17 日 第 81 回日本循環器学会総会・学術集会 Reduced Left Atrial Strain

Measured by 2D Speckle Tracking

Echocardiography is a Novel

Predictor for Cardiovascular Events

and Mortality

○加藤 浩司

窪田 彰一

後藤 拓也

石川県

注.( )内は他施設医師

研究会

開催日 学会名 演題 発表者 開催地

4 月 13 日 第 667 回福井県胃腸疾患懇話会 症例呈示 佐々木 久 福井県

4 月 20 日 福井第一医師会学術講演会 心不全の治療と薬物療法 窪田 彰一 福井県

5 月 18 日 第 668 回福井県胃腸疾患懇話会 症例呈示 大澤 武 福井県

5 月 25 日 第 406 回福井肝胆膵勉強会 症例呈示 佐々木 久 福井県

6 月 8 日 第 669 回福井県胃腸疾患懇話会 症例呈示 道鎭 正規 福井県

7 月 13 日 第 670 回福井県胃腸疾患懇話会 症例呈示 木村 成里 福井県

-17-

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開催日 学会名 演題 発表者 開催地

9 月 14 日 第 672 回福井県胃腸疾患懇話会 症例呈示 佐々木 久 福井県

10 月 1 日 NPO 法人血液情報広場・つばさフォー

ラム in 福井 血液がん~より良い治

療とより良い治癒~

血液がんとは。また、リンパ系と

骨髄系の違いと治療法の現状につい

羽場 利博 福井県

10 月 12 日 第 673 回福井県胃腸疾患懇話会 症例呈示 佐々木 久 福井県

11 月 16 日 第 534 回福井県内科臨牀懇話会 難治性の下痢を呈した一例 道鎭 正規 福井県

12 月 21 日 第 412 回福井肝胆膵勉強会 症例呈示 大澤 武 福井県

2 月 8 日 第 676 回福井県胃腸疾患懇話会 症例呈示 佐々木 久 福井県

3 月 3 日 Fukui Circulation Forum 2017 WPW 症候群に対して CARTO merge

と多点同時マッピングを用いたアブ

レーションが有用であった Ebstein

奇形の一例

窪田 彰一 福井県

座長・司会等

学会

開催日 学会名 担当 担当者 開催地

6 月 26 日 第 107 回日本消化器内視鏡学会 北陸支部例会 座長 東田 元 福井県

11 月 26 日 第 78 回臨床外科学会 一般演題座長 浅田 康行 東京都

2 月 24 日 第 32 回日本静脈栄養学会 一般演題座長 浅田 康行 岡山県

研究会・講演会等

開催日 学会名 担当 担当者 開催地

4 月 20 日 福井第一医師会学術講演会 座長 加藤 浩司 福井県

5 月 26 日 福井第一医師会学術講演会 座長 道鎭 正規 福井県

6 月 8 日 第 669 回福井県胃腸疾患懇話会 司会 東田 元 福井県

6 月 22 日 福井第一医師会学術講演会 座長 三崎 究 福井県

7 月 13 日 Global Fukui Gastroenterologists 2016 座長 山本 誠 福井県

7 月 20 日 福井第一医師会学術講演会 座長 羽場 利博 福井県

8 月 27 日 第 671 回福井県胃腸疾患懇話会 司会 浅田 康行 福井県

9 月 7 日 第 38 回福井肝臓懇話会 座長 山本 誠 福井県

9 月 29 日 福井第一医師会学術講演会 座長 加藤 浩司 福井県

11 月 12 日 福井第一医師会 市民公開講座 司会 加藤 浩司 福井県

11 月 15 日 福井第一医師会学術講演会 座長 羽場 利博 福井県

12 月 3 日 第 47 回福井県診療情報管理懇話会 座長 羽場 利博 福井県

12 月 6 日 ITP Expert Meeting in Fukui 司会 羽場 利博 福井県

12 月 21 日 第 412 回福井肝胆膵勉強会 司会 浅田 康行 福井県

2 月 7 日 福井第一医師会学術講演会 座長 加藤 浩司 福井県

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著書・論文等

著書・論文名 タイトル 著者

Europace:

Europace Advance Access published

May 12, 2016

Transseptal puncture and catheter ablation via

the superior vena cava approach for persistent

atrial fibrillation in a patient with polysplenia

syndrome and interruption of the inferior vena

cava: contact force-guided pulmonary vein

isolation

○加藤 浩司、窪田 彰一

後藤 拓也、(井上 耕一)

(奥 直彦)、羽場 利博

山本 誠

北陸外会誌 35:15-18, 2016 膵頭十二指腸切除術後の腸瘻チューブによる

腸重積症の 1 例

○浅田 康行、大澤 武

佐々木 久、天谷 博一

木村 成里、髙橋 範雄

World J Gastrointest Endosc. 8(4):

244-251, 2016

Gastric adenocarcinoma of fundic gland type:

Endoscopic and clinicopathological features.

○東田 元、大澤 武

浅田 康行、道鎭 正規

(寺畑 信太郎)

World J Gastroenterol. 22(37):

8382-8388, 2016

Efficacy and safety of emergency endoscopic

retrograde cholangiopancreatography for acute

cholangitis in the elderly.

○東田 元、(大谷 昌弘)

道鎭 正規

日本消化器がん検診学会雑誌 55(1),

45-51, 2017

Helicobacter pylori 未感染と考えられる

幽門腺腺腫から発生した胃癌の 1 例

○大澤 武、浅田 康行

木村 成里、(海崎 泰治)

注.( )内は他施設医師

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コメディカル

全国会

開催日 学会名 演題 発表者 開催地

2 月 10 日 回復期リハビリテーション病棟協会

第 29 回研究大会

回復期リハビリテーション病棟における

食事摂取量と体重・下肢周囲長の関係性

福岡 沙織 広島県

2 月

24 日

第 32 回日本環境感染学会 当院のカルバペネム系抗菌薬の使用は適

切か

吉田 明弘 兵庫県

現場ICTスタッフが取り組んだ手指

衛生の向上に向けた活動とその評価

中島 治代

パートナーシップを生かした擦式手指

消毒剤使用量増加に向けての取り組み

高柳 淳子

3 月 18 日 第 42 回日本脳卒中学会学術集会 下腿周囲径とアルブミン値を用いた

脳卒中予後の試み

谷口 克哲 大阪府

3 月 18 日 第 42 回日本脳卒中学会学術集会 脳卒中回復期リハビリテーションに

おける運動強度と予後の関係

伊吹 渉 大阪府

地方会

開催日 学会名 演題 発表者 開催地

4 月 26 日 第 4 回福井県感染制御研究会 当院のカルバペネム使用は適切か 吉田 明弘 福井県

9 月 14 日 福井県超音波研究会勉強会 院外勉強会の症例提示 野村 亜希 福井県

10 月 22 日 第 32 回東海北陸理学療法学術大会 横紋筋融解症患者のリハビリテーション

を経験して 白川 智大 岐阜県

11 月 12 日 日本精神科看護協会

福井県支部看護研究発表会

多職種ミーティングによるチーム医療の

活性化の取り組み 清水 きみ恵 福井県

11 月 19 日 福井感染制御ネットワーク会議 尿路感染症と抗菌薬 吉田 明弘 福井県

11 月 19 日 第 6 回栄養管理・食育研究会 当院における栄養指導の取り組み 明城 摩利子 福井県

12 月 3 日 第 47 回福井県診療情報管理懇話会 各施設における診療記録監査の実態 藤井 宏美 福井県

1 月 25 日 福井県超音波研究会勉強会 総胆管抽出のコツおしえてください 乙坂 咲子 福井県

2 月 12 日 日本超音波検査学会中部

第 26 回地方会学術集会

下肢血管超音波検査を実施した遺残

坐骨動脈閉塞の 1 例 野村 亜希 愛知県

3 月 11 日 第 16 回日本マネジメント学会

福井県支部学術集会

利用者や家族の思いを大切にした

退院支援を目指して

山原 香里

三田 安子 福井県

3 月 15 日 第 13 回福井県超音波研究会勉強会 症例呈示 野村 亜希 福井県

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院内研究発表会 開催日 2017 年 1 月 28 日 総合司会 清水雅也

第Ⅰ群 座長 透析室 駒田英理子

終末期看護の振り返り 2A 病棟 山村 かほり・中山 奏

手術室における血液暴露の実態調査

~アイガードへの汚染に着目して~ 手術室 野﨑 里砂・森田 栄治・相馬 あゆみ

便潜血陽性者の精密検査受診率向上に向けた取組み 健康増進センター 濱田 真佐哉・西出 佳世・吉川 美穂

髙栁 淳子

インシデント KYT の取組み 3B 病棟 馬場 真希・田中 麻里・反保 晶子

第Ⅱ群 座長 グループホーム匠 岡部真由美

利用者や家族の思いを大切にした退院支援を目指して 介護保険相談センター 三田 安子・山原 香里・川端 早苗小

森 幸子・加藤 香津代・市村 卓也

人事課から取り組む法人全職員への業務改善

~打刻システムの多面的波及について~ 人事課

元矢 美穂・猪口 未来・林田 さなみ

南部 ひろみ・高島 郁絵

更衣動作能力向上を目指したデイサービスでのアプロー

チ~よつばリハビリサポートセンターの取組み~

よつばリハビリ

サポートセンター

リハビリセンター

福谷 優介・米平 哲也

桑野 寛之

紹介患者の動向と今後の課題 医療連携センター 田中 舞美・源甲斐 幹江・安岡 美智子

小棹 美鈴・酒井 直美・谷口 穂純

第Ⅲ群 座長 検査課 廣瀬亮

当院回復期リハビリ病棟における認知症患者への

モーニング・イブニングリハビリの効果 リハビリセンター

山内 志織・桑野 寛之・川口 富男

清水 雅也・笹村 修平・中村 友美

伊吹 渉・藤田 悠里江・川上 智大

除水困難な患者に段階除水を施行した症例 臨床工学課 清水 里海

リハビリ器具における環境表面清浄度調査

~ATP 測定装置を用いて~ リハビリセンター

後藤 拓也

川口 富男

回復期リハビリテーション病棟における食事摂取量と

体重・下腿周囲長の関係性

栄養課

リハビリセンター

福井大学医学部附属病院

神経内科

福岡 沙織・天野 美鶴・明城 摩利子

川口 富男

山村 修

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講演・講師等協力依頼

講議先 講師 内容

福井工業大学附属福井高等学校

衛生看護科

羽場 利博

古澤 修章

稲葉 聡

後藤 拓也

木村 記代

銅 愛

解剖生理学

森川 裕美

岸上 香織

看護の統合と実践Ⅰ

医療安全

林 眞智子

川端 早苗

五島 宏樹

在宅看護論(目的論)

福井健康福祉センター 杉坂 夏子 育児不安解消サポート事業「こあら広場」

坂井健康福祉センター 杉坂 夏子 育児不安解消サポート事業「ぺんぎんクラブ」

講演日 依頼元 会場 講師 内容

4 月 8 日 福井県医師会 福井県医師会館 浅田 康行 胃がん個別検診責務研修会

(内視鏡指導研修会)

4 月 26 日 MSD 株式会社 ユアーズホテル福井 吉田 明弘 第4回福井県感染制御研究会講演

5 月 17 日 福井県坂井健康福祉

センター

福井県坂井健康福祉

センター 杉坂 夏子 育児不安解消サポート事業研修会

5 月 21 日 福井県社会福祉協議会 福井県社会福祉協議会 林 眞智子 高齢者支援展開

6 月 19 日 社会福祉法人 福井

県社会福祉協議会 福井県社会福祉センター 林 眞智子 介護支援専門員試験準備講習会

6 月 30 日 地域精神保健福祉業

務連絡会

嶺南地域福祉相談・

介護実習普及センター 森川 裕美 初任者のための介護技術向上研修

7月 11,20,21日 福井県社会福祉士会 武生商工会議所 奥脇 由美 高齢者虐待防止関係職員研修会

7 月 21 日 社会福祉法人 福井

県社会福祉協議会

アイアイ鯖江健康福祉

センター 森川 裕美 初任者のための介護技術向上研修

8 月 24 日 福井市保健センター 鶉公民館 三崎 究 鶉地区健康教室

9 月 8 日 福井県坂井健康福祉

センター

福井県坂井健康福祉

センター 三崎 究 こころを元気にする講座

9 月 25 日 上文殊地区社会福祉

協議会 上文殊小学校 岡倉 ちづ子 上文殊地区敬老とふれあいの集い

10 月 19 日 福井摂食障害家族会

事務局 福井健康福祉センター 杉坂 夏子 福井摂食障害家族会例会

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講演日 依頼元 会場 講師 内容

10 月 23 日 福井県病院薬剤師会 しきぶ温泉 湯楽里 山田 憲和 福井県病院薬剤師会全体研修会

10 月 25 日 福井看護協会 特別養護老人ホーム

あさくら苑 中島 治代 専門認定看護師出前講座

10 月 31 日 福井県 AED 普及

啓発推進協議会 福井健康福祉センター 羽場 利博

福井県 AED 普及啓発推進協議会・

県民対象救命救急処置講習会

11 月 12 日 福井第一医師会 ユー・アイ福井 窪田 彰一 第 13 回福井第一医師会市民公開

講座

11 月 15 日 杏林製薬株式会社 エースイン福井 中島 治代 社内勉強会

11 月 17 日 福井県介護支援専門

員協会 福井県生活学習館 川端 早苗 福井県主任介護支援専門員研修

11 月 18,25 日 地域精神保健福祉業

務連絡会 福井県立図書館 山崎 利道

やさしい心の健康講座

~ストレスとの付き合い方~

11 月 19 日 福井感染制御ネット

ワーク 福井大学医学部附属病院 吉田 明弘 感染管理加算合同カンファレンス

11 月 20 日 日本超音波検査学会 ボルファートとやま 野村 亜希 JSS 中部第 25 回地方会研修会(座

長)

11 月 20 日 福井県糖尿病対策

推進会議 福井県産業会館

岡本 純子 ふくい味の祭典 血糖測定コーナー

齊藤 泰子 ふくい味の祭典 HbAlc 測定

11 月 24 日 大野市社会福祉協議会 大野市結とぴあ 小椋 久美子 地域医療推進連絡会

11 月 26 日 福井大学医学部 福井大学医学部附属病院 笠原 耕司

木谷 博之

福井レジデントキャンプ 2016

超音波診断実技指導インストラクター

11 月 30 日 鯖江市北中山公民館 鯖江市北中山公民館 三崎 究 北中山塾

11 月 30 日 福井メディックス

介護事業部研修委員会 通所リハビリセンター 中島 治代 介護施設の感染対策

12 月 3 日 福井県臨床検査技師会 益茂ビル 杉本 愛鐘 HIV 検査

12 月 7 日 福井県国民健康保険

団体連合会 福井県自治会館 羽場 利博 国保連合会審査担当職員研修会

12 月 12 日 福井県健康福祉部

障害福祉課

福井県立すこやかシル

バー病院 三崎 究 精神科病院に対する実地審査

12 月 13 日 奥村外科胃腸科 ひかりケアホーム 森川 裕美 医療安全研修会

1 月 7 日 株式会社サンリーブ 株式会社サンリーブ 山崎 利道 メンタルヘルス講習

1 月 28,29 日 一般社団法人 日本

臨床衛生検査技師会 関西医科大学 野村 亜希

検体採取等に関する

厚生労働省指定講習会(実務員)

2 月 5 日 福井市地域包括ケア

推進課 酒生公民館

増田 啓介

齊藤 理絵 認知症サポーター養成講座

2 月 12 日 日本超音波検査学会 名古屋国際会議場 野村 亜希 JSS 中部第 26 回地方会学術集会

実務委員

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講演日 依頼元 会場 講師 内容

2 月 17 日 福井第一医師会 福井厚生病院 林 眞智子 平成 28 年度福井第一医師会あん

しんネット検討会

2 月 22 日 福井県社会福祉協議会 福井県産業会館 桑野 寛之

五島 宏樹 福井県介護支援専門員実務コース

2 月 22 日 福井不死鳥包括支援

センター 福井市旭公民館 池田 直美 在宅ケア講習会

2 月 28 日 坂井市市民福祉部

子育て支援課

高椋コミュニティセン

ター 杉坂 夏子 児童虐待防止講演会

3 月 8 日 福井市保健センター 国見公民館 三崎 究 健康教室

3 月 29 日 医療法人雄久会

奥村外科胃腸科 奥村外科胃腸科 森川 裕美 医療安全対策講演

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院内勉強会

開催日 主催 内容 講師

4 月 23 日 NST 委員会 えんげ食~食べやすさと栄養~ 栄養課 明城 摩利子

5 月 28 日 NST 委員会 検査値と画像の見方(初級編) 検査課 乙坂 咲子

6 月 20 日~24 日 医療安全管理室 急変時の対応~AED を学ぼう~ 医療安全管理室 森川 裕美

6 月 20 日~24 日 ICT 委員会 肺炎について 呼吸器内科 大西 定司

6 月 29 日 NST 委員会 リハ栄養について リハビリ課 谷口 克哲

7 月 13 日 緩和ケア委員会 がん疼痛緩和に使用されるレスキュ

ー薬について 薬剤課 山田 憲和

7 月 23 日 NST 委員会 栄養と輸液製剤 薬剤課 吉川 知世

8 月 27 日 NST 委員会 症例検討 2A 病棟 上坂 真奈美

3B 病棟 山田 章代

9 月 23 日 院内研修委員会 慢性肝炎の抗ウイルス療法について 内科 山本 誠

9 月 24 日 NST 委員会 症例検討 2F 病棟 岡林 みどり

3A 病棟 竹内 千彩

10 月 5 日~14 日 サービス向上委員会 医療機関における接遇について サービス向上委員

10 月 22 日 NST 委員会 症例検討 4F 病棟 竹内 由樹

透析室 河原 千晶

11月 14日~18日 医療安全管理室 医薬品安全管理について

医療ガスの安全な取扱い

薬剤課 吉田 明弘

臨床工学課 岸上 香織

11月 14日~18日 ICT 委員会 肺だけじゃない結核の画像診断 放射線科 高橋 範雄

11 月 22 日 院内研修委員会 救急診療のトラブル事例 福井大学医学部 地域医療推進講座

教授 寺澤 秀一先生

11 月 25 日 個人情報調査部会 説明義務の判例から学ぶ医療機関の

対応

SOMPOリスクケアマネジメント株式会社

医療リスクマネジメント事業部

泉 泰子先生

11 月 26 日 NST 委員会 Live on nutrition Seminar「半固形剤

による栄養管理」

福井県立病院 内科 NST

栗山 とよ子先生

1 月 14 日 NST 委員会 検査値の見方(上級編) 株式会社シノテスト 東海西支店

平 貴司 先生

1 月 28 日 NST 委員会 脆弱な皮膚へのアプローチ スミス・アンド・ネフューウンドマネジ

メント株式会社 中野 清志朗先生

2 月 22 日 院内研修委員会 医の倫理/総合評価加算研修 内科 羽場 利博

2 月 25 日 NST 委員会 看護の力で考えるスキンテア 外来 宮腰 心

3 月 14 日 院内研修委員会 陽子線がん治療について 陽子線がん治療センター

センター長 玉村裕保先生

3 月 15 日 防火管理委員会 病院と社会福祉施設の防火安全向上 六条厚生会顧問 塚本 政敏先生

3 月 24 日 NST 委員会 褥瘡と栄養 ニュートリー株式会社

3 月 31 日 院内研修委員会 CPC 研修会 循環器科 窪田 彰一

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実習・見学受入れ

依頼機関 受入れ部署 人数 課程

福井大学医学部附属病院

医局

3 卒前臨床研修

2 卒後臨床研修

20 耳鼻咽喉科学外病院実習

9 国際社会医学講座環境保健学実習

訪問看護ひまわりステー

ション 42 在宅看護学臨地実習

福井県ナースセンター 看護部 10 インターンシップ事業

福井県看護協会 訪問看護ひまわりステー

ション 3 訪問看護師養成講習会

大野市民生環境部健康長寿課 さくらのヘルパーさん 2 訪問型サービス A従事者

養成講座

福井県立大学

ソーシャルワーカー室 5 ソーシャルワーク実習

訪問看護ひまわりステー

ション 4 在宅看護学臨地実習

訪問看護さくらステーシ

ョン 6 在宅看護学臨地実習

福井県立看護専門学校 訪問看護ひまわりステー

ション 8 在宅看護学臨地実習

奥越明成高等学校生活福祉課 さくらグループ 9 臨地実習

福井工業大学附属福井高等学校

看護部 164 看護学生臨地実習

介護保険相談センター 9 居宅介護支援事業所における実習

中央在宅介護事業所 9 居宅介護支援事業所における実習

グループホーム匠 16 臨地実習

仁愛大学 栄養課 4 病院実習

東海学園大学 栄養課 1 病院実習

神戸薬科大学 薬剤課 1 病院実務実習

金城大学 リハビリセンター 2 臨床実習

つくば国際大学 リハビリセンター 1 臨床実習

目白大学 リハビリセンター 2 総合Ⅲ

日本医療科学大学 リハビリセンター 1 臨床実習

福井医療短期大学 リハビリセンター 2 臨床実習

関西学研医療福祉学院 リハビリセンター 1 臨床実習

千葉・柏リハビリテーション学院 リハビリセンター 2 臨床実習

京都医健専門学校 リハビリセンター 1 臨床実習

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依頼機関 受入れ部署 人数 課程

東海医療科学専門学校 リハビリ課 2 臨床実習

若狭医療福祉専門学校 リハビリ課 4 臨床実習

大阪健康ほいく専門学校 ソーシャルワーカー室 1 精神保健福祉援助実習

福井県医療福祉専門学校 事務局 19 医療事務研修

フィリップス・レスピロニクス 検査課 1 PSG・MSLT検査実習

福井県/医療サポート 医事課 2 医療調剤事務課コース職場実習

職場見学・体験

依頼機関 受入れ部署 人数 課程

福井市足羽中学校 病院全体 3 職場体験

福井市足羽第一中学校 病院全体 4 職場体験

福井市光陽中学校 病院全体 8 職場体験

福井市高志中学校 病院全体 7 職場体験

福井市至民中学校 病院全体 8 職場体験

福井市成和中学校 病院全体 15 職場体験

福井市大東中学校 病院全体 3 職場体験

福井市藤島中学校 病院全体 8 職場体験

福井市明倫中学校 病院全体 8 職場体験

大野市内の中学校 さくらグループ 4 職場体験

京都薬科大学 薬剤課 2 病院見学

北陸大学 薬剤課 1 病院見学

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患者統計

診療科別 外来患者数推移 ・・・・・・・・・28

地域別 外来患者数内訳 ・・・・・・・・・31

年齢別 外来患者数内訳 ・・・・・・・・・33

地域別 入院患者数内訳 ・・・・・・・・・35

年齢別 入院患者数内訳 ・・・・・・・・・37

外来・入院患者人口比率 ・・・・・・・・・39

ICD-10による疾病統計 ・・・・・・・・・40

ICD-10による死因統計 ・・・・・・・・・41

がん統計 ・・・・・・・・・42

再入院率 ・・・・・・・・・43

救急搬送患者疾病別内訳 ・・・・・・・・・44

Page 34: 2016年度 年報koseikaigroup.jp/.../img/nenpo/annual_report2016-2017.pdf2015 3 職員寮「La Mer」落成 4.1 理事長交代(林好孝→林讓也) 6 病院機能評価受審

診療科別 外来患者数推移

診療科別患者数 (単位:人)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

内科 2,336 2,118 2,164 2,107 2,285 2,221 2,240 2,301 2,465 2,606 2,247 2,429 27,519

ストレスケア科 2,708 2,560 2,627 2,717 2,690 2,703 2,602 2,642 2,531 2,463 2,411 2,761 31,415

神経内科 141 126 147 138 161 126 133 130 110 94 116 127 1,549

胃腸科 385 419 462 448 459 426 439 436 412 411 362 422 5,081

循環器科 1,401 1,408 1,525 1,374 1,399 1,402 1,414 1,399 1,391 1,405 1,307 1,503 16,928

外科 871 816 879 859 868 886 836 824 848 766 830 912 10,195

整形外科 4,159 4,122 4,219 4,265 4,246 4,084 4,154 3,904 3,817 3,691 3,644 4,032 48,337

透析センター 860 838 842 857 910 897 890 896 908 839 762 862 10,361

形成外科 21 21 17 29 24 18 27 21 24 11 22 32 267

脳神経外科 31 32 37 53 46 42 50 49 41 29 37 48 495

皮膚科 275 262 329 324 333 325 301 302 271 263 247 343 3,575

泌尿器科 195 140 169 146 128 151 162 115 155 143 129 160 1,793

婦人科 117 100 133 119 102 125 152 140 135 105 147 148 1,523

眼科 39 66 93 119 317

耳鼻咽喉科 359 323 312 310 345 289 353 343 355 306 297 355 3,947

放射線科 46 44 52 33 35 26 34 25 36 27 23 54 435

合計 13,905 13,329 13,914 13,779 14,031 13,721 13,787 13,527 13,538 13,225 12,674 14,307 163,737

診療科別初診患者数

(単位:人)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

内科 318 316 250 254 351 283 298 323 454 507 410 351 4,115

ストレスケア科 42 35 36 44 36 40 46 49 37 35 35 40 475

神経内科 4 8 9 3 10 5 8 3 1 4 2 57

胃腸科 35 45 64 59 39 46 42 58 35 36 29 49 537

循環器科 32 25 38 25 20 21 34 23 24 23 28 28 321

外科 146 156 149 163 167 152 161 152 173 128 136 169 1,852

整形外科 108 139 118 118 126 111 122 96 82 111 97 109 1,337

透析センター 1 4 3 1 2 2 3 16

形成外科 1 2 1 2 3 1 3 1 1 1 6 22

脳神経外科 6 6 6 6 5 4 7 9 5 5 4 9 72

皮膚科 30 34 35 26 44 23 22 31 20 17 25 38 345

泌尿器科 8 4 7 5 1 6 4 7 5 7 7 7 68

婦人科 15 17 24 22 22 21 31 17 25 15 23 26 258

眼科 8 10 10 8 36

耳鼻咽喉科 38 29 39 34 32 31 40 28 34 29 34 60 428

放射線科 39 36 47 29 32 23 30 23 31 22 22 44 378

合計 822 852 823 791 889 769 849 823 937 952 861 949 10,317

診療科別再診患者数

(単位:人)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

内科 2,018 1,802 1,914 1,853 1,934 1,938 1,942 1,978 2,011 2,099 1,837 2,078 23,404

ストレスケア科 2,666 2,525 2,591 2,673 2,654 2,663 2,556 2,593 2,494 2,428 2,376 2,721 30,940

神経内科 137 118 138 135 151 121 125 127 109 90 116 125 1,492

胃腸科 350 374 398 389 420 380 397 378 377 375 333 373 4,544

循環器科 1,369 1,383 1,487 1,349 1,379 1,381 1,380 1,376 1,367 1,382 1,279 1,475 16,607

外科 725 660 730 696 701 734 675 672 675 638 694 743 8,343

整形外科 4,051 3,983 4,101 4,147 4,120 3,973 4,032 3,808 3,735 3,580 3,547 3,923 47,000

透析センター 860 838 842 856 906 897 887 895 906 837 762 859 10,345

形成外科 20 19 16 27 24 15 26 18 23 10 21 26 245

脳神経外科 25 26 31 47 41 38 43 40 36 24 33 39 423

皮膚科 245 228 294 298 289 302 279 271 251 246 222 305 3,230

泌尿器科 187 136 162 141 127 145 158 108 150 136 122 153 1,725

婦人科 102 83 109 97 80 104 121 123 110 90 124 122 1,265

眼科 31 56 83 111 281

耳鼻咽喉科 321 294 273 276 313 258 313 315 321 277 263 295 3,519

放射線科 7 8 5 4 3 3 4 2 5 5 1 10 57

合計 13,083 12,477 13,091 12,988 13,142 12,952 12,938 12,704 12,601 12,273 11,813 13,358 153,420

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診療科別患者数

月別患者数推移 (単位:人)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

初診 822 852 823 791 889 769 849 823 937 952 861 949 10,317

再診 13,083 12,477 13,091 12,988 13,142 12,952 12,938 12,704 12,601 12,273 11,813 13,358 153,420

-29-

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診療科別初再診数

(単位:人)

診療科 初診 再診

内科 4,115 23,404

ストレスケア科 475 30,940

神経内科 57 1,492

胃腸科 537 4,544

循環器科 321 16,607

外科 1,852 8,343

整形外科 1,337 47,000

透析センター 16 10,345

形成外科 22 245

脳神経外科 72 423

皮膚科 345 3,230

泌尿器科 68 1,725

婦人科 258 1,265

眼科 36 281

耳鼻咽喉科 428 3,519

放射線科 378 57

合計 10,317 153,420

診療科別初再診数

全体でみる初再診の割合

(単位:人)

(6.3%)

(93.7%)

-30-

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地域別 外来患者数内訳

地域別外来患者数 (単位:人)

地域名 患者数 比率 新患数 比率 新患率

福井市内 118,652 72.5% 1,725 54.7% 1.5%

東部 112,133 68.5% 1,600 50.8% 1.4%

美山 3,091 1.9% 32 1.0% 1.0%

清水 1,999 1.2% 44 1.4% 2.2%

西部 1,246 0.8% 44 1.4% 3.5%

越廼 183 0.1% 5 0.2% 2.7%

福井市外 44,438 27.1% 1,336 42.4% 3.0%

鯖江市 11,333 6.9% 283 9.0% 2.5%

越前市 8,854 5.4% 224 7.1% 2.5%

坂井市 7,384 4.5% 305 9.7% 4.1%

大野市 4,959 3.0% 126 4.0% 2.5%

永平寺町 3,728 2.3% 107 3.4% 2.9%

勝山市 1,873 1.1% 54 1.7% 2.9%

越前町 1,851 1.1% 65 2.1% 3.5%

あわら市 1,472 0.9% 52 1.7% 3.5%

南越前町 977 0.6% 33 1.0% 3.4%

敦賀市 854 0.5% 46 1.5% 5.4%

池田町 635 0.4% 17 0.5% 2.7%

美浜町 197 0.1% 5 0.2% 2.5%

小浜市 162 0.1% 9 0.3% 5.6%

若狭町 104 0.1% 8 0.3% 7.7%

おおい町 46 0.0%

高浜町 9 0.0% 2 0.1% 22.2%

県外 647 0.4% 90 2.9% 13.9%

合計 163,737 100.0% 3,151 100.0% 1.9%

福井市外患者数比率 福井市内患者数比率

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福井市東部外来患者数 (単位:人)

地域名 男性 女性 延患者数 比率 新患数 比率 新患率

木田 7,778 9,289 17,067 15.2% 259 16.2% 1.5%

上文殊 3,692 6,531 10,223 9.1% 29 1.8% 0.3%

麻生津 4,240 5,291 9,531 8.5% 67 4.2% 0.7%

文殊 3,324 5,582 8,906 7.9% 28 1.8% 0.3%

東郷 2,968 4,832 7,800 7.0% 45 2.8% 0.6%

六条 2,583 5,172 7,755 6.9% 26 1.6% 0.3%

清明 2,972 4,242 7,214 6.4% 83 5.2% 1.2%

豊 2,409 2,055 4,464 4.0% 81 5.1% 1.8%

和田 1,450 1,964 3,414 3.0% 96 6.0% 2.8%

社南 1,472 1,555 3,027 2.7% 66 4.1% 2.2%

酒生 1,394 1,342 2,736 2.4% 38 2.4% 1.4%

日之出 1,476 1,181 2,657 2.4% 66 4.1% 2.5%

旭 1,259 1,384 2,643 2.4% 50 3.1% 1.9%

社西 1,155 1,130 2,285 2.0% 53 3.3% 2.3%

社北 992 1,133 2,125 1.9% 49 3.1% 2.3%

円山 1,282 824 2,106 1.9% 56 3.5% 2.7%

宝永 622 1,276 1,898 1.7% 42 2.6% 2.2%

松本 654 969 1,623 1.4% 42 2.6% 2.6%

日新 1,100 519 1,619 1.4% 57 3.6% 3.5%

東安居 569 1,028 1,597 1.4% 34 2.1% 2.1%

啓蒙 569 1,024 1,593 1.4% 33 2.1% 2.1%

中藤 977 516 1,493 1.3% 62 3.9% 4.2%

足羽 529 672 1,201 1.1% 33 2.1% 2.7%

森田 625 470 1,095 1.0% 49 3.1% 4.5%

湊 292 735 1,027 0.9% 15 0.9% 1.5%

明新 460 478 938 0.8% 31 1.9% 3.3%

岡保 541 380 921 0.8% 13 0.8% 1.4%

東藤島 469 362 831 0.7% 16 1.0% 1.9%

一乗 387 328 715 0.6% 10 0.6% 1.4%

順化 106 366 472 0.4% 17 1.1% 3.6%

河合 353 107 460 0.4% 16 1.0% 3.5%

安居 276 104 380 0.3% 18 1.1% 4.7%

西藤島 85 115 200 0.2% 13 0.8% 6.5%

春山 96 21 117 0.1% 7 0.4% 6.0%

合計 49,156 62,977 112,133 100.0% 1,600 100.0% 1.4%

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年齢別 外来患者数内訳

福井市東部年齢別外来患者数 (単位:人)

0 代 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 80 代 90 以上

木田 25 212 612 1,124 1,829 1,614 3,237 3,742 3,778 894

上文殊 8 30 245 152 280 720 1,506 2,827 3,505 950

麻生津 112 187 168 799 888 1,806 2,425 2,656 490

文殊 16 79 64 387 131 372 1,103 2,040 4,032 682

東郷 10 72 113 151 590 792 1,562 2,475 1,787 248

六条 4 84 183 126 259 494 1,211 2,155 2,772 467

清明 4 312 252 274 625 948 1,026 1,200 2,276 297

豊 1 15 235 240 440 431 948 1,069 944 141

和田 88 160 218 566 441 667 646 596 32

社南 3 42 155 190 368 282 616 829 464 78

酒生 3 40 219 209 197 298 462 506 626 176

日之出 1 31 186 236 360 476 596 437 262 72

旭 2 28 235 162 149 286 495 752 372 162

社西 4 41 52 133 392 405 480 703 42 33

社北 12 53 44 129 296 194 723 502 161 11

円山 8 73 126 430 338 567 408 125 31

宝永 24 174 69 204 401 310 248 461 7

松本 1 67 157 82 183 404 185 69 302 173

日新 3 17 212 110 205 497 264 146 165

東安居 6 42 224 77 388 283 383 101 92 1

啓蒙 4 21 52 167 235 306 691 98 19

中藤 1 41 63 175 419 204 335 231 21 3

足羽 3 126 41 112 230 234 142 220 93

森田 18 68 120 182 216 198 164 58 71

湊 1 17 170 170 76 128 164 196 105

明新 8 10 127 375 149 105 84 53 27

岡保 9 13 3 20 124 94 329 131 173 25

東藤島 6 9 20 310 86 122 258 15 5

一乗 2 7 23 9 49 53 131 88 296 57

順化 5 4 20 33 59 91 129 81 50

河合 29 238 15 38 18 111 6 5

安居 8 6 32 54 92 62 110 16

西藤島 12 17 24 40 40 37 29 1

春山 14 1 6 14 53 24 4 1

合計 116 1,551 4,401 5,189 10,770 12,130 20,389 25,531 26,650 5,406

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福井市東部男女年齢別外来患者数

(単位:人)

男性 女性 合計

0 代 60 56 116

10 代 467 1,084 1,551

20 代 2,232 2,169 4,401

30 代 2,613 2,576 5,189

40 代 5,729 5,041 10,770

50 代 5,974 6,156 12,130

60 代 10,158 10,231 20,389

70 代 10,444 15,087 25,531

80 代 9,988 16,662 26,650

90 以上 1,491 3,915 5,406

合計 49,156 62,977 112,133

-34-

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地域別 入院患者数内訳

地域別入院患者数 (単位:人)

地域名 合計 比率 福井市内 1,957 71.6% 東部 1,832 67.0% 美山 72 2.6% 清水 27 1.0% 西部 19 0.7% 越廼 7 0.3%

福井市外 761 27.8% 鯖江市 180 6.6% 坂井市 163 6.0% 越前市 103 3.8% 大野市 82 3.0% 永平寺町 64 2.3% 越前町 53 1.9% あわら市 31 1.1% 勝山市 20 0.7% 敦賀市 20 0.7% 池田町 14 0.5% 南越前町 11 0.4% 美浜町 9 0.3% 若狭町 4 0.1% おおい町 3 0.1% 小浜市 3 0.1% 高浜町 1 0.0%

県外 17 0.6%

合計 2,735 100.0%

福井市外患者数比率

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福井市東部入院患者数 (単位:人)

地域名 男性 女性 患者数 比率 木田 140 144 284 15.5% 麻生津 109 53 162 8.8% 清明 76 70 146 8.0% 東郷 70 67 137 7.5% 上文殊 46 73 119 6.5% 文殊 42 64 106 5.8% 六条 39 57 96 5.2% 豊 41 27 68 3.7% 社南 42 21 63 3.4% 社西 45 14 59 3.2% 和田 27 22 49 2.7% 酒生 22 22 44 2.4% 社北 23 21 44 2.4% 日之出 18 25 43 2.3% 円山 26 16 42 2.3% 旭 21 21 42 2.3% 松本 24 11 35 1.9% 宝永 13 14 27 1.5% 森田 14 13 27 1.5% 一乗 9 18 27 1.5% 日新 17 8 25 1.4% 啓蒙 15 10 25 1.4% 足羽 15 9 24 1.3% 中藤 13 11 24 1.3% 東安居 15 6 21 1.1% 東藤島 9 10 19 1.0% 岡保 10 9 19 1.0% 明新 6 9 15 0.8% 順化 4 8 12 0.7% 湊 7 3 10 0.5% 安居 5 1 6 0.3% 河合 4 2 6 0.3% 春山 3 1 4 0.2% 西藤島 0 2 2 0.1%

合計 970 862 1,832 100.0%

-36-

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年齢別 入院患者数内訳

福井市東部年齢別入院患者数 (単位:人)

0 代 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 80 代 90 以上

木田 3 8 11 19 24 57 39 81 42

麻生津 4 3 14 10 62 14 35 20

清明 1 2 1 14 42 8 33 33 12

東郷 2 1 4 10 22 37 29 32

上文殊 1 3 5 10 19 47 34

文殊 1 4 1 4 5 14 49 28

六条 1 4 1 1 11 18 37 23

豊 1 1 7 5 12 9 7 19 7

社南 1 2 6 6 3 10 8 20 7

社西 5 4 4 23 20 2 1

和田 1 4 2 7 5 7 8 12 3

酒生 3 1 4 8 7 3 11 7

社北 1 10 6 12 8 1 6

日之出 1 2 5 7 7 2 14 5

円山 2 2 5 7 8 10 4 4

旭 2 2 4 5 7 7 9 6

松本 3 12 6 4 2 5 3

宝永 3 1 1 5 5 2 9 1

森田 1 8 6 7 3 1 1

一乗 1 5 2 8 11

日新 4 3 5 2 1 10

啓蒙 1 3 1 8 4 3 4 1

中藤 3 7 7 5 2

足羽 1 1 3 2 4 3 8 2

東安居 1 2 6 7 2 2 1

東藤島 2 4 3 6 1 3

岡保 2 7 4 2 4

明新 1 6 1 6 1

順化 2 3 4 3

湊 1 1 4 2 1 1

河合 1 1 2 1 1

安居 1 2 2 1

春山 1 1 1 1

西藤島 1 1

合計 0 14 46 63 153 212 329 287 462 266

-37-

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福井市東部男女年齢別入院患者数

(単位:人)

男性 女性 合計

0 代 0

10 代 3 11 14

20 代 27 19 46

30 代 40 23 63

40 代 92 61 153

50 代 146 66 212

60 代 228 101 329

70 代 145 142 287

80 代 211 251 462

90 以上 78 188 266

合計 970 862 1,832

-38-

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外来・入院患者人口比率

福井県 外来・入院患者 人口比率 (単位:人)

市町村 外来 入院

人口

(2015/4/1 時点) 患者数 比率 患者数 比率

福井市 263,956 14,700 5.6% 1,502 0.6%

坂井市 90,331 1,263 1.4% 133 0.1%

越前市 83,519 1,166 1.4% 95 0.1%

鯖江市 67,690 1,626 2.4% 150 0.2%

敦賀市 66,310 177 0.3% 20 0.0%

大野市 32,958 677 2.1% 61 0.2%

小浜市 29,796 28 0.1% 3 0.0%

あわら市 28,653 293 1.0% 30 0.1%

勝山市 23,896 236 1.0% 16 0.1%

越前町 21,659 287 1.3% 40 0.2%

永平寺町 19,968 471 2.4% 57 0.3%

若狭町 15,346 31 0.2% 4 0.0%

南越前町 10,779 154 1.4% 10 0.1%

高浜町 10,455 7 0.1% 1 0.0%

美浜町 9,800 30 0.3% 8 0.1%

おおい町 8,269 7 0.1% 3 0.0%

池田町 2,639 109 4.1% 13 0.5%

福井県合計 786,024 21,262 2.7% 2,146 0.3%

-39-

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ICD-10 による疾病統計

(単位:人、日)

大分類 ID 合計 科別 平均

在院日数 内科 循環器科 外科 整形外科 精神科 胃腸科

Ⅰ 感染症および寄生虫症 51 9 9 9 24 10.0

Ⅱ 新生物(悪性) 364 25 19 248 72 16.1

Ⅱ 新生物(良性) -

Ⅲ 血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害 21 1 11 1 8 16.9

Ⅳ 内分泌、栄養および代謝疾患 77 23 40 12 1 1 23.9

Ⅴ 精神および行動の障害 277 2 274 1 57.3

Ⅵ 神経系の疾患 48 35 4 4 3 2 10.5

Ⅶ 眼および付属器の疾患 2 1 1 2.5

Ⅷ 耳および乳様突起の疾患 22 3 15 4 11.2

Ⅸ 循環器系の疾患 362 20 266 36 40 25.9

Ⅹ 呼吸器系の疾患 297 108 164 7 18 26.3

ⅩⅠ 消化器系の疾患 784 6 16 453 309 5.0

ⅩⅡ 皮膚および皮下組織の疾患 18 5 6 2 3 2 23.7

ⅩⅢ 筋骨格系および結合組織の疾患 54 6 10 4 30 4 42.3

ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 81 21 42 10 8 24.7

ⅩⅤ 妊娠、分娩および産褥 -

ⅩⅥ 周産期に発生した病態 -

ⅩⅦ 先天奇形、変形および染色体異常 11 5 6 1.1

ⅩⅧ 症状、徴候および異常臨床所見 31 4 14 9 4 13.5

ⅩⅨ 損傷、中毒およびその他の外因の影響 243 8 16 17 200 1 1 58.0

ⅩⅩⅠ 健康状態に影響をおよぼす要因 2 1 1 52.0

合 計 2,745 274 635 818 238 279 501 23.9

(単位:人)

大分類 ID 性別 転帰

男 女 治癒 軽快 寛解 不変 増悪 死亡

Ⅰ 感染症および寄生虫症 33 18 44 3 4

Ⅱ 新生物(悪性) 256 108 28 293 11 1 31

Ⅱ 新生物(良性) 1

Ⅲ 血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害 9 12 20 3 7

Ⅳ 内分泌、栄養および代謝疾患 40 37 66 1 19 1

Ⅴ 精神および行動の障害 98 179 8 249 8

Ⅵ 神経系の疾患 38 10 35 5

Ⅶ 眼および付属器の疾患 1 1 2

Ⅷ 耳および乳様突起の疾患 6 16 22 15 19

Ⅸ 循環器系の疾患 209 153 1 324 19 3 35

Ⅹ 呼吸器系の疾患 163 134 2 241 10 3

ⅩⅠ 消化器系の疾患 478 306 25 746 1

ⅩⅡ 皮膚および皮下組織の疾患 6 12 17 3

ⅩⅢ 筋骨格系および結合組織の疾患 24 30 51 4 4

ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 43 38 73

ⅩⅤ 妊娠、分娩および産褥

ⅩⅥ 周産期に発生した病態

ⅩⅦ 先天奇形、変形および染色体異常 4 7 11 4 1

ⅩⅧ 症状、徴候および異常臨床所見 11 20 26 12 5

ⅩⅨ 損傷、中毒およびその他の外因の影響 75 168 225 1

ⅩⅩⅠ 健康状態に影響をおよぼす要因 2 2

合 計 1,494 1,251 56 2,206 256 112 4 111

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ICD-10 による死因統計

年齢別死亡数と比率 (単位:人)

疾病分類 50 未満 50 代 60 代 70 代 80 代 90 以上 合計

計 比率

平均 在院 日数 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女

Ⅰ 感染症および寄生虫症 1 1 1 1 3 1 2 8 2 10 9.1% 41.4

Ⅱ 悪性新生物 2 1 3 5 9 2 1 2 15 10 25 22.7% 41.5

Ⅲ 血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害 1 0 1 1 0.9% 37

Ⅸ 循環器系の疾患 1 1 2 3 4 7 7 11 18 16.4% 29.1

Ⅹ 呼吸器系の疾患 1 1 3 2 9 10 7 4 20 17 37 33.6% 37.1

ⅩⅠ 消化器系の疾患 2 1 2 1 5 1 6 5.5% 15.2

ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 1 4 3 4 4 8 7.3% 29

ⅩⅧ 症状、徴候および異常所見で分類されないもの 1 1 1 1 1 3 2 5 4.5% 6.5

合計 0 1 0 7 3 9 10 28 20 17 15 62 48 110 100.0%

男女年齢別死亡数

疾病分類でみる死因の割合

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がん統計

年齢別 部位別発見経緯、病期 (単位:人)

年齢

部位

20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 80 代 90 以上 合計

男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 計

大腸 1 2 6 1 6 5 7 3 4 2 24 13 37

胃 1 2 4 2 4 4 3 4 1 1 14 12 26

肺 1 2 1 2 6 0 6

肝臓 1 1 1 1 2 2 4 6

膵臓 1 2 1 2 2 4

胆のう、胆管 2 1 1 3 1 4

骨髄 1 1 1 1 2 2 4

盲腸 1 1 1 1 2 2 4

前立腺 1 1 2 0 2

腎 1 1 1 3 0 3

膀胱 1 1 2 0 2

大陰唇 1 0 1 1

合計 0 1 2 0 2 2 11 6 19 10 16 10 9 6 3 2 62 37 99

(2015 年度)

(単位:人)

発見経緯 観血的治療 病巣の拡がり

がん検診 健診・

ドック

他疾患

通院中 自覚症状等 紹介 手術 内視鏡的 無し 上皮内 限局

所属リンパ

節転移

隣接臓器

浸潤 遠隔転移 不明

大腸 5 11 6 10 5 21 16 15 10 3 2 7

胃 1 10 5 5 5 15 11 4 15 5 1 1

肺 3 3 1 5 2 1 1 1 1

肝臓 1 5 1 5 5 1

膵臓 3 1 3 1 1 1 2

胆のう、胆管 1 2 1 1 1 2 3 1

骨髄 1 1 1 1 4 4

盲腸 1 3 2 2 1 2 1

前立腺 1 1 2 1 1

腎 2 1 3 3

膀胱 2 2 1 1

大陰唇 1 1 1

合計 7 23 33 23 13 44 28 27 22 41 9 5 15 7

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再入院率

予定による再入院率 (単位:人)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

退院数 254 222 250 258 208 207 229 201 224 199 227 265 2,744

6 週以内再入院数 28 26 22 29 18 11 18 14 20 16 15 20 237

再入院率(%) 11.0% 11.7% 8.8% 11.2% 8.7% 5.3% 7.9% 7.0% 8.9% 8.0% 6.6% 7.5% 8.6%

予期せぬ再入院率 (単位:人)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

退院数 254 222 250 258 208 207 229 201 224 199 227 265 2,744

6 週以内再入院数 11 14 20 24 11 15 18 11 13 15 16 17 185

再入院率(%) 4.3% 6.3% 8.0% 9.3% 5.3% 7.2% 7.9% 5.5% 5.8% 7.5% 7.0% 6.4% 6.7%

同一疾患率(%) 1.6% 1.8% 2.8% 3.1% 1.0% 1.9% 2.6% 2.0% 2.2% 2.0% 2.2% 1.5% 2.1%

同一疾患による予期せぬ再入院率の推移

-43-

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救急搬送患者疾患別内訳

救急搬送数 (単位:人)

疾病分類 搬送数 搬送比率 搬送時間帯別

時間内 時間外 日祭日

感染症および寄生虫症 6 2.8% 5 1

悪性新生物 5 2.4% 2 2 1

血液および造血器の疾患

内分泌、栄養および代謝疾患 8 3.8% 4 2 2

精神および行動の障害 12 5.7% 7 5

神経系の疾患 8 3.8% 4 3 1

耳および乳様突起の疾患 3 1.4% 1 1 1

循環器系の疾患 24 11.4% 12 9 3

呼吸器系の疾患 29 13.7% 13 10 6

消化器系の疾患 12 5.7% 10 1 1

皮膚および皮下組織の疾患

筋骨格系および結合組織の疾患 6 2.8% 2 1 3

腎尿路生殖器系の疾患 4 1.9% 3 1

症状、徴候および異常所見で分類されないもの 32 15.2% 17 8 7

損傷、中毒およびその他の外因の影響 62 29.4% 41 12 9

健康状態に影響を及ぼす要因

合計 211 100.0% 121 56 34

比率 57.4% 26.5% 16.1%

救急搬送数推移 (単位:人)

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診療状況等

内科 ・・・・・・・・・46

循環器科 ・・・・・・・・・48

胃腸科 ・・・・・・・・・51

外科 ・・・・・・・・・53

透析センター ・・・・・・・・・56

ストレスケアセンター ・・・・・・・・・58

整形外科 ・・・・・・・・・63

放射線科 ・・・・・・・・・65

婦人科 ・・・・・・・・・66

眼科 ・・・・・・・・・67

看護部 ・・・・・・・・・68

リハビリ課 ・・・・・・・・・78

画像課 ・・・・・・・・・80

検査課 ・・・・・・・・・82

栄養課 ・・・・・・・・・84

薬剤課 ・・・・・・・・・86

臨床工学課 ・・・・・・・・・88

医療連携センター ・・・・・・・・・90

健康増進センター ・・・・・・・・・93

介護事業部 ・・・・・・・・・95

年間行事表 ・・・・・・・・・98

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内科

大西 定司

スタッフ

常勤医 山本 誠(消化器―肝・胆・膵)・羽場 利博(血液・糖尿・透析)・

前川 直美(透析・腎)・岡村 誠太郎・稲葉 聡(内分泌・糖尿)・

木村 記代(透析・腎)・熊本 輝彦・李 相大・大西 定司(呼吸器)

非常勤医 平井 淳一・高橋 秀宏・林 浩嗣・野原 淳・山村 修・白藤 法道・

山口 智久

実績報告

常勤医師はほとんど異動がなく、非常勤医師の応援を受けながら、診療実績では別表のよう

に、外来患者数・入院患者数ともにほぼこれまで同様に推移した。

外来部門では、特に初診では、健診(検診)で精密検査を勧められての受診が一定数を占め

ている。肝機能障害・脂質異常・胸部異常陰影を指摘されて来院される方が多い印象である(胃

透視や便潜血が契機の方は、胃腸科や外科に回ることがほとんどである)。

一方の入院部門では、例年と変わることなく高齢の患者さまが圧倒的多数を占めている。疾

病に対する治療は当然であるが、ADL を維持・改善するためのリハビリも大きな治療の柱とな

っている。短期間で退院される若年の患者さま(市中肺炎や胃腸炎等)以外の方には、何らか

のリハビリを行っているのが現状で、理学療法・作業療法・言語療法のスタッフには大変お世

話になっている。

退院時の主病名では相変わらず、誤嚥性肺炎を中心とした呼吸器疾患が多い状況が続いてい

る。誤嚥性肺炎をきっかけに全身状態が一気に悪化して、そのまま最期を迎えられる方も多く

なってきている。

退院後の行き先としては、介護施設に行く(戻る)方が多い。病状や介護上の問題点は、家

族のみでなくケアマネージャーや介護施設の職員の方とも共有する必要があり、医療連携やリ

ハビリスタッフも交えてのカンファレンスの形で、密度の濃い情報交換を行っている。

【外来】 (単位:人)

年度 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計

患者数 2015 2,187 2,064 2,202 2,324 2,194 2,153 2,372 2,142 2,270 2,223 2,339 2,489 26,959

2016 2,336 2,118 2,164 2,107 2,285 2,221 2,240 2,301 2,465 2,606 2,247 2,429 27,519

初診数 2015 264 304 281 279 274 280 284 291 294 338 436 362 3,687

2016 318 316 250 254 351 283 298 323 454 507 410 351 4,115

再診数 2015 1,923 1,760 1,921 2,045 1,920 1,873 2,088 1,851 1,976 1,885 1,903 2,127 23,272

2016 2,018 1,802 1,914 1,853 1,934 1,938 1,942 1,978 2,011 2,099 1,837 2,078 23,404

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【入院】 (単位:人)

年度 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計

患者数 2015 25 18 21 14 28 16 20 23 22 13 20 17 237

2016 14 16 23 21 33 23 35 26 22 24 27 28 292

【退院患者疾病分類】

大 分 類 ID 患者数(人) 比率(%)

Ⅰ 感染症および寄生虫症 9 3.3

Ⅱ 新生物(悪性) 25 9.1

Ⅲ 血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害 1 0.4

Ⅳ 内分泌、栄養および代謝疾患 23 8.4

Ⅵ 神経系の疾患 35 12.8

Ⅷ 耳および乳様突起の疾患 3 1.1

Ⅸ 循環器系の疾患 20 7.3

Ⅹ 呼吸器系の疾患 108 39.4

ⅩⅠ 消化器系の疾患 6 2.2

ⅩⅡ 皮膚および皮下組織の疾患 5 1.8

ⅩⅢ 筋骨格系および結合組織の疾患 6 2.2

ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 21 7.7

ⅩⅧ 症状、徴候および異常臨床所見 4 1.5

ⅩⅨ 損傷、中毒およびその他の外因の影響 8 2.9

計 274 100.0

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循環器科

加藤 浩司

スタッフ

前年度と同じく、循環器内科を専門とする医師 3 人、加藤浩司、窪田彰一医師、後藤拓也医

師で循環器科の診療を継続した。

循環器科の発展

3B 病棟を循環器科の入院病棟として固定し、より専門的に特化した心臓血管疾患患者の診

療ができるようにしている。

現在、心房細動の治療の標準術式として、カテーテルアブレーションによる肺静脈電気的隔

離術が確立されて、全世界に普及している。当院では、さらにこれを発展させ、北陸地方では

先駆けて、2014 年より anatomic approach による心臓自律神経修飾術を併用している。これ

により、心房細動患者がアブレーション後に洞調律を維持する割合が格段に増加し、その予後

はさらに改善してきた。心房細動アブレーションにカテーテルの接触力をリアルタイムでモニ

タリングできるシステム(コンタクトフォース)を併用し、より効果の高い肺静脈隔離術を施

行している。2016 年からは、多点同時マッピングカテーテルを駆使し、より詳細な不整脈の機

序の解明を行っている。

診療内容

従来から、カテーテル室での治療、すなわち、アブレーション、PCI、ペースメーカーを心

臓病の治療の 3 本の柱としてきたが、さらに、末梢血管に対するインターベンションにも適応

を拡大している。また、心エコー、TEE、頸動脈エコー、下肢血管エコー、透析シャントエコ

ーにも検査課と共に力を入れて、より高い診療のレベルを目指している。

検査、治療実績

急性心筋梗塞、不安定狭心症に対する緊急 PCI も従来どおり実施している。24 時間オンコ

ールのスタッフ(臨床検査技師、診療放射線技師、看護師)の協力もあり、夜間、祭日でも治

療のタイミングを逸することなく、最短の時間でステント留置を実施している。スタッフの迅

速な連携により最短の時間で緊急 PCI を実施することを心がけて、door to balloon time < 90

分を目標としている。PCI では、薬剤溶出性ステントを多くの症例に使用した結果、再狭窄も

激減して良好な治療成績となっている。当院の PCI は、ほぼ全例で IVUS(冠動脈内超音波)

による観察を駆使し、最適なステントの種類、直径、長さを選択するようにしている。PCI の

適応は小血管、びまん性病変、長い病変、多枝病変、高度石灰化病変にも拡大している。

当院のカテーテル室は、不整脈の症例を対象とした検査、治療が多いのが特徴である。アブ

レーションについては、2005 年から 2017 年に至るまで、常時、福井県内において上位を維持

することができ、開設以来でアブレーション通算件数 800 件を凌駕した。これらの内訳として

は、一般には最も難易度が高いとされている心房細動のアブレーションが数多くを占めている。

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今年度も、循環器疾患におけるインターベンションの様々な可能性を追求し、さらに、治療

の幅を広げて、適応を拡大した。2017 年 2 月には、日本国内で初めて、心房細動アブレーシ

ョンの治療戦略として、dispersion area mapping によるアブレーション法を実施した。この

術式は、フランスの病院で開発された新しい心房細動の治療概念であり、2017 年 1 月 24 日に

世界で初めて論文が公開された。当院循環器科はその 2 週後に、この最新の術式を導入するこ

とに成功した。

心臓超音波の解析にも力をいれており、心疾患患者の左房機能をストレイン心エコーでフォ

ローアップして解析し、4 年間の予後を追跡調査した結果を、2016 年 8 月にイタリアのローマ

で開催されたヨーロッパ心臓病学会の総会で発表し、アメリカ、ヨーロッパ各国の循環器専門

医と意見を交えることができた。

カテーテル検査 件数(件)

冠動脈造影 68

スワンガンツ 9

電気生理検査 65

アブレーションあり 58

アブレーションなし 7

検査(その他) 件数(件)

心エコー 1,688

TEE 52

頸動脈エコー(末梢血管エコーも含む) 430

ホルター心電図 808

心臓 CT 79

教育

循環器専門医の養成を目指して、随時カンファレンスを行い、心疾患の診療方針を議論して

いる。また、福井大学医学部附属病院からは、初期研修医を受け入れ、マンツーマンの指導を

した。

学術的に価値のある症例は、パワーポイントにまとめ、院内内科症例検討会にも提示し、デ

ィスカッションを行っている。

学会活動

学会・講演・研究発表参照

カテーテル治療 件数(件)

アブレーション 58

PCI(ステントあり) 18

PCI(バルーン拡張のみ) 4

大動脈弁バルーン拡張術 0

下肢動脈形成術 13

シャント血管形成術 20

ペースメーカー移植術 12

ペースメーカー交換 5

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【退院患者疾病分類】

大 分 類 ID 患者数(人) 比率(%)

Ⅰ 感染症および寄生虫症 9 1.4

Ⅱ 新生物(悪性) 19 3.0

Ⅲ 血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害 11 1.7

Ⅳ 内分泌、栄養および代謝疾患 40 6.3

Ⅴ 精神および行動の障害 2 0.3

Ⅵ 神経系の疾患 4 0.6

Ⅶ 眼および付属器の疾患 1 0.2

Ⅷ 耳および乳様突起の疾患 15 2.4

Ⅸ 循環器系の疾患 266 41.9

Ⅹ 呼吸器系の疾患 164 25.8

ⅩⅠ 消化器系の疾患 16 2.5

ⅩⅡ 皮膚および皮下組織の疾患 6 0.9

ⅩⅢ 筋骨格系および結合組織の疾患 10 1.6

ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 42 6.6

ⅩⅧ 症状、徴候および異常臨床所見 14 2.2

ⅩⅨ 損傷、中毒およびその他の外因の影響 16 2.5

計 635 100.0

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胃腸科

道鎭 正規

胃腸科は道鎭正規、東田元医師による 2 名体制で外来・入院診療を行っています。日々の業

務は午前の外来診察と、午前午後の内視鏡検査、内視鏡治療、胆道系の処置、入院患者さまの

診療です。入院は内視鏡検査・内視鏡治療の方が多数ですが、山本誠名誉院長の肝疾患、肝腫

瘍の治療の方、また回復期病棟の脳卒中の方、施設からの誤嚥性肺炎の方の担当も行っていま

す。2016 年は東田医師も負傷から回復し治療内視鏡も従来に近い件数まで施行可能となりまし

た。午後からの大腸内視鏡検査はドックの方 2 名から 3 名、入院の患者さまは 1 日 2 名から 3

名検査施行されております。午前・午後の内視鏡検査には外科の先生方のご協力を頂き大変感

謝しております。外来診療においては月曜日から金曜日の午前に行う内視鏡検査希望の患者さ

まが増加していますが本年より午前上部内視鏡検査は予約制に移行していただいたおかげで午

前の検査数がほぼ平均化し検査医の負担はやや軽減されました。また東田医師は 2か月に 1回、

土曜日の午前外来にて炎症性腸疾患の患者さまの予約診療も行っています。2 名体制のため、

あまり重症な症例は担当できませんが、毎週水曜日には外科や放射線科の医師とカンファレン

スを行い、的確な診断と治療方針の決定について協力して検討しています。また、定期的に福

井県胃腸疾患懇話会や肝胆膵勉強会へも参加し研鑽を積んでいます。今後は検診の便潜血陽性

者の精査が 2 か月待ちの状態となっているため、大腸内視鏡検査の増加のための体制の検討が

急務と考えています。

【外来】 (単位:人)

年度 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

患者数 2015 460 451 496 529 459 442 392 427 419 415 407 379 5,276

2016 385 419 462 448 459 426 439 436 412 411 362 422 5,081

初診数 2015 44 36 61 57 51 34 35 32 32 44 33 17 476

2016 35 45 64 59 39 46 42 58 35 36 29 49 537

再診数 2015 416 415 435 472 408 408 357 395 387 371 374 362 4,800

2016 350 374 398 389 420 380 397 378 377 375 333 373 4,544

【入院】 (単位:人)

年度 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

患者数 2015 63 61 66 62 54 44 50 45 51 34 44 41 615

2016 39 40 39 53 32 39 35 48 40 28 45 56 494

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【退院患者疾病分類】

大 分 類 ID 患者数(人) 比率(%)

Ⅰ 感染症および寄生虫症 24 4.8

Ⅱ 新生物(悪性) 72 14.4

Ⅲ 血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害 8 1.6

Ⅳ 内分泌、栄養および代謝疾患 1 0.2

Ⅴ 精神および行動の障害 1 0.2

Ⅵ 神経系の疾患 2 0.4

Ⅸ 循環器系の疾患 40 8.0

Ⅹ 呼吸器系の疾患 18 3.6

ⅩⅠ 消化器系の疾患 309 61.7

ⅩⅡ 皮膚および皮下組織の疾患 2 0.4

ⅩⅢ 筋骨格系および結合組織の疾患 4 0.8

ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 8 1.6

ⅩⅦ 先天奇形、変形および染色体異常 6 1.2

ⅩⅧ 症状、徴候および異常臨床所見 4 0.8

ⅩⅨ 損傷、中毒およびその他の外因の影響 1 0.2

ⅩⅩⅠ 健康状態に影響をおよぼす要因 1 0.2

計 501 100.0

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外科

大澤 武

外科診療体制

浅田康行副院長を筆頭に、木村成里医師、天谷博一医師、大澤武医師、佐々木久医師の 5 名

で外科診療を担当している。

診療内容

外来

月曜日から金曜日の午前、午後および土曜日の午前の初診・再診を担当し、消化器病疾患、

一般・消化器外科疾患、血管外科の診療を行っている。乳がん個別施設検診を毎週水・木曜日

に行っている。隔週火曜日に夕診を行っている。

消化器内視鏡検査

午前中は 2~3 名の外科医が上部消化管内視鏡検査、午後は 1 名の外科医が下部消化管内視

鏡検査を行っている。

外科総回診

毎週水曜日 8 時から 8 時 30 分まで病棟の外科総回診を行っている。

手術

火曜日は午前から、月・水・木・金曜日は午後から手術を行っている。時間外手術を減らす

ように外科医と手術室スタッフが連携を取りスケジュール管理している。消耗品の手術器具は

無駄が出ないように手術室運営会議で討議を行っている。

救急車対応

月・水曜日の午後の救急車対応を行っている。

消化器病カンファレンス

毎週水曜日 17 時 30 分から外科、胃腸科、放射線科医師およびコメディカルで消化器病カン

ファレンスを行っている。カンファレンスでは、周術期の問題点の検討を行い、医師による外

科手術例や各種内視鏡治療の症例検討を行っている。原則的に消化器病疾患において治療方針

は参加医師全員でカンファレンスを行い決定している。

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実績件数

【手術数】(手術室使用) (単位:件)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

16 19 24 19 19 14 16 13 14 18 7 10 189

【内訳】 (単位:件)

胆嚢、胆道

総胆管胃(腸)吻合術 1

胆嚢摘出術 5

腹腔鏡下胆嚢摘出術 13

肝 肝切除術(外側区域切除) 1

膵頭部腫瘍切除術(リンパ節・神経叢郭清等を

伴う腫瘍切除術) 2

膵頭部腫瘍切除術(周辺臓器の合併切除を伴う

腫瘍切除術) 1

空腸、回腸

盲腸、虫垂

結 腸

結腸切除術(結腸半側切除) 1

結腸切除術(小範囲切除) 1

結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手

術) 14

結腸瘻閉鎖術(腸管切除を伴わない) 2

人工肛門造設術 3

人工肛門閉鎖術(腸管切除を伴う) 1

人工肛門閉鎖術(腸管切除を伴わない) 1

虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 7

腸管癒着症手術 4

腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 1

直 腸

直腸切除・切断術(低位前方切除術) 2

直腸脱手術(経会陰)(腸管切除を伴わない) 1

腹腔鏡下直腸切除・切断術(低位前方切除術) 1

肛 門

その周辺

痔核手術(脱肛を含む)(血栓摘出術) 1

痔核手術(脱肛を含む)(硬化療法) 1

痔核手術(脱肛を含む)(根治手術) 6

肛門ポリープ切除術 1

肛門良性腫瘍切除術 1

膀 胱 尿膜管摘出術 3

膀胱腸瘻閉鎖術 1

合 計 189

【NCD 登録数】 (単位:件)

2012 2013 2014 2015 2016

外科学会(消化器外科学会) 331(148) 339(153) 317(157) 300(143) 293(128)

注.( )内の消化器外科学会は内数

皮 膚

皮下組織

創傷処理(筋肉、臓器に達しない) 1

創傷処理(筋肉、臓器に達する) 9

皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 7

皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 7

皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 1

皮膚切開術 4

形 成 粘膜弁手術 1

筋膜・筋・腱・腱鞘 筋炎手術(その他の筋) 1

喉頭、気管 気管切開術 2

唾 液 腺 副甲状腺(上皮小体)腺腫過形成手術(副甲状

腺摘出術) 1

食 道

食道悪性腫瘍手術(消化管再建手術併施)(頸

部、胸部、腹部の操作) 1

食道周囲膿瘍切開誘導術(開胸手術) 1

食道縫合術(穿孔、損傷)(開腹手術) 1

動 脈

血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) 3

抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテー

テル設置(頭頸部その他) 8

内シャント血栓除去術 7

内シャント設置術 6

静 脈

下肢静脈瘤手術(ダイオードレーザ) 6

大伏在静脈抜去術 1

中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部

その他) 1

リンパ管、リンパ節 リンパ節摘出術 2

腹 壁

ヘルニア

鼠径ヘルニア手術 14

大腿ヘルニア手術 2

内ヘルニア手術 1

閉鎖孔ヘルニア手術 1

臍ヘルニア手術 2

腹壁膿瘍切開術 2

腹膜、後腹膜

腸間膜、網膜

急性汎発性腹膜炎手術 1

限局性腹腔膿瘍手術(その他) 3

限局性腹腔膿瘍手術(横隔膜下膿瘍) 1

後腹膜悪性腫瘍手術 1

胃、十二指腸

胃切除術(悪性腫瘍手術) 5

胃腸吻合術(ブラウン吻合を含む) 1

胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔

鏡下胃瘻造設術を含む) 1

腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術) 1

噴門側胃切除術(悪性腫瘍切除術) 5

幽門形成術(粘膜外幽門筋切開術を含む) 1

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【退院患者疾病分類】

大 分 類 ID 患者数(人) 比率(%)

Ⅰ 感染症および寄生虫症 9 1.1

Ⅱ 新生物(悪性) 248 30.3

Ⅲ 血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害 1 0.1

Ⅳ 内分泌、栄養および代謝疾患 12 1.5

Ⅶ 眼および付属器の疾患 1 0.1

Ⅷ 耳および乳様突起の疾患 4 0.5

Ⅸ 循環器系の疾患 36 4.4

Ⅹ 呼吸器系の疾患 7 0.9

ⅩⅠ 消化器系の疾患 453 55.4

ⅩⅡ 皮膚および皮下組織の疾患 2 0.2

ⅩⅢ 筋骨格系および結合組織の疾患 4 0.5

ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 10 1.2

ⅩⅦ 先天奇形、変形および染色体異常 5 0.6

ⅩⅧ 症状、徴候および異常臨床所見 9 1.1

ⅩⅨ 損傷、中毒およびその他の外因の影響 17 2.1

計 818 100.0

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透析センター

羽場 利博

取組み事項

2016 年度は透析室の大きな変化はなく、月、水、金曜のグループは前川直美医師が、火、木、

土曜のグループは木村記代医師が中心となって担当し、駒田師長、岸上臨床工学技士を中心と

してスタッフの体制も整いました。2015 年 10 月に福井で最初に導入した透析監視装置(東

レ・メディカル社製の最新鋭装置 TR-3300M、透析台数 28 台)にも慣れ、有効に使いこなせ

るようになり、透析体制も確立したことから、透析患者数を平均で 82.8 名まで増やすことがで

きました。この透析装置では、オンライン HDF (Hemo Dialysis Filtration の略、血液濾過

透析)モード、I-HDF(間歇補充型 HDF) モード等多様な治療法で透析を行うことができ、

患者さまの透析による負担が軽くなり、透析の合併症も減らすことができるとともに、生理食

塩液を必要としない自動プライミングやワンタッチでの自動脱血や自動返血等、自動化による

安全性向上と業務効率化が図られています。患者数の増加と共に、複雑な透析を行うことで単

価の向上が図られ、透析の売り上げを大きく増やすことができました。

治療内容については、血液透析濾過、吸着式血液浄化療法(エンドトキシン吸着療法)、選択

的血症成分吸着法(LDL アフェレーシス)、薬物吸着療法、難治性潰瘍性大腸炎に対する顆粒

球除去療法、難治性腹水に対する腹水濾過濃縮再静注法等を継続して行っています。

透析患者数は 2016 年度平均では 82.8 人で、2015 年度の 75.7 人、2014 年度の 72.7 人より、

大きく増加しています。今後も必要とされる治療法に積極的に取り組み、他科と連携して治療

ができる当院の強みを活かし、体の不自由な患者さまへの送迎を強化する等多方面から積極的

に取り組んでいきます。

実績報告

【透析数】 (単位:件)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計

血液透析 39 48 46 33 40 37 28 14 25 24 47 71 452

血液透析濾過(複雑) 972 958 969 979 1,019 942 911 964 977 926 810 919 11,346

小計 1,011 1,006 1,015 1,012 1,059 979 939 978 1,002 950 857 990 11,798

血漿交換療法 6 2 2 2 3 2 2 2 6 6 5 8 46

エンドトキシン選択

除去用吸着式血液浄化1 1 1 3

血球成分除去療法 0

合計 6 3 2 2 3 2 3 2 6 6 5 9 49

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【血液浄化療法患者数】 (単位:人)

年度 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10月 11月 12月 1 月 2 月 3 月 平均

2014 71 73 70 72 77 76 73 70 73 75 74 68 72.7

2015 71 72 70 66 73 75 75 74 75 81 88 88 75.7

2016 87 86 84 84 86 81 81 81 83 82 76 83 82.8

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ストレスケアセンター

三崎 究

ストレスケアセンターの地域連携 ―ストレスケアへの紹介統計からみえてきたこと―

地域の医療機関と精神科との地域連携は今や時代の要請となっています。ストレスケアセン

ターは、以前から他の医療機関からの紹介入院を積極的に受け入れていましたが、これまで詳

細な統計がなく、2015 年の病院機能評価を前にして、2014 年度の統計を元に地域連携の可視

化を図りました。今回は 2016 年度の統計により、ストレスケアセンターの地域連携の現状を

示しました。併せて 2015 年度の統計との比較も試みました。

紹介患者一覧を元に、前年度と同様に紹介総数、月別の紹介数について、紹介元の医療機関

を病院とクリニックに分け、さらに病院は精神科病院、一般病院、総合病院に区分し、クリニ

ックは精神科・心療内科クリニックと一般身体科クリニックに区分して調べました。

2016 年 4 月から 2017 年 3 月までの、他の医療機関からの全紹介数は 360 名で、前年度の

406 名(睡眠外来を含む)から減少しています。紹介元は 103 医療機関で、内訳は病院が 35

医療機関、クリニックが 68 医療機関でほぼ前年通りでした。内訳は表 1 のとおりです。

月別の紹介数は表 2-1 に示します。年間を通して多数の紹介をいただいています。年間 105

名の紹介入院にも結びついていることが分かります。月別の紹介入院数を表 2-2に示します。

病院からの紹介数は 182 名から 146 名に減少していますが、紹介入院数は 37 名から 41 名

へとむしろ増加しています。特に精神科病院からの紹介数は減少、紹介入院数は増加していま

す。

クリニックからの紹介数は 224 名から 214 名と減少しています。紹介入院数は 83 名から 64

名へと減少しています。精神科・心療内科クリニックからの紹介数は前年同様で、紹介入院数

は 71 名から 55 名へと減少しています。一般身体科クリニックからの紹介数、紹介入院数はや

や減少しています。

表 3 では疾患別に紹介数と紹介入院に分けてみています。気分障害と神経症圏(適応障害、

不安障害、解離性障害、身体表現性障害、その他)が圧倒的に多いことが分かります。前年比

では、気分障害の紹介数も紹介入院数も前年とほぼ変わらず、神経症圏の紹介数は 122 名から

87 名に減少していて、紹介入院数も 32 名から 24 名に減少しています。以前から、ストレス

ケアの入院は「半分が気分障害」で「4 分の 1 が神経症」と言い伝えられていますが、紹介数、

紹介入院数ともに図らずもその通りになっていることに驚かされます。時代を反映して双極性

障害と適応障害が増えてきており、前年と同様の様相がみられます。摂食障害が一定数以上あ

りますが、紹介入院数は減少しています。一方、自閉症スペクトラム障害は紹介数が多くなっ

ていて、認知症等器質性障害は紹介数がやや減少しているものの紹介入院数が増えています。

統合失調症は紹介数、紹介入院数も減少が目立ちます。

多機能化している精神科医療機関の中で、当センターが得意とするのは、うつ病、不安障害、

ストレス関連疾患の開放病棟での入院治療からリワーク・プログラムまで、豊富な多職種で対

応ができることです。院内他科の協力も得て、身体合併症のある患者さまの精神科治療も可能

です。以上のようなことが、各医療機関のご理解が深まっていることが、今回の統計結果から

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推定されます。

表 4-1 では疾患別に月毎の紹介数、表 4-2 では疾患別に月毎の紹介入院数を示していま

す。

7 月、8 月が気分障害の紹介数、紹介入院数ともに多いのが特徴的です。神経症圏の紹介数

は 6 月が多く、特に適応障害が多くみられました。

紹介パターンは以下のモデルケースが考えられます。

1.かかりつけの内科クリニックからの紹介(うつ病入院や認知症通院が多い)

2.かかりつけの精神科、心療内科クリニックからの紹介(双極性障害やうつ病入院が多い)

3.かかりつけの精神科、心療内科クリニックからデイ ・ ケア(リワーク ・ プログラム)紹介

4.総合病院からの紹介(うつ病入院、適応障害入院が多い)

5.精神科病院、総合病院からデイ・ケア(リワーク・プログラム)紹介

6.精神科病院からの紹介(うつ病入院や当科への逆紹介が多い)

調査を終えて、ストレスケアセンターの診療は、初診患者の大半が紹介患者で占めている、

入院患者の 4 割近くが紹介患者であること等、地域の多くの医療機関からの多大なる紹介によ

り支えられていることが改めて分かりました。前年度と比べて、全紹介数、紹介入院数は減少

しており、地域の医療機関との連携の必要性に十分に応えられなかったのかと残念に思います。

今後もできるだけ迅速な対応を行い、より良い精神科医療を提供することを心掛けて行きたい

と思います。

【外来患者数】 (単位:人)

外来 年度 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計

患者数 2015 2,442 2,410 2,533 2,596 2,418 2,440 2,595 2,342 2,390 2,326 2,464 2,732 29,688

2016 2,708 2,560 2,627 2,717 2,690 2,703 2,602 2,642 2,531 2,463 2,411 2,761 31,415

初診数 2015 40 46 57 67 46 44 43 38 40 38 40 56 555

2016 42 35 36 44 36 40 46 49 37 35 35 40 475

再診数 2015 2,402 2,364 2,476 2,529 2,372 2,396 2,552 2,304 2,350 2,288 2,424 2,676 29,133

2016 2,666 2,525 2,591 2,673 2,654 2,663 2,556 2,593 2,494 2,428 2,376 2,721 30,940

【入院患者数】 (単位:人)

入院 年度 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計

患者数 2015 16 28 26 26 16 23 17 20 20 23 28 23 266

2016 21 20 18 27 21 20 23 21 25 20 23 26 265

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表 1.紹介元医療機関分類、医療機関別紹介数、紹介入院数(内訳)

医療機関数(件) 紹介数(人) 紹介入院数(人)

病院 35 146 41

精神科病院 12 25 11

一般病院 12 26 6

総合病院 11 95 24

クリニック 68 214 64

精神科・心療内科 24 147 55

一般身体科 44 67 9

合計 103 360 105

表 2-1.紹介医療機関別の紹介数 (単位:人)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計

精神科病院 3 3 3 2 4 4 2 1 1 2 25

一般病院 5 2 2 1 1 4 1 3 1 2 1 3 26

総合病院 5 6 11 8 12 7 13 9 5 8 3 8 95

精神科・ 心療内科 クリニック

13 10 9 17 14 8 10 14 17 12 9 14 147

一般身体科 クリニック

6 4 11 5 6 3 4 5 3 10 6 4 67

合計 32 25 33 31 36 24 32 35 28 33 20 31 360

うち 紹介入院数

6 7 7 13 12 12 8 8 7 7 10 8 105

表 2-2.紹介医療機関別の紹介入院数 (単位:人)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計

精神科病院 2 3 2 2 1 1 11

一般病院 1 2 1 1 1 6

総合病院 1 2 1 3 3 4 3 1 2 2 2 24

精神科・ 心療内科 クリニック

3 4 4 8 5 3 3 6 4 5 5 5 55

一般身体科 クリニック

2 2 1 1 1 2 9

合計 6 7 7 13 12 12 8 8 7 7 10 8 105

-60-

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表 3.疾患別 紹介数、紹介入院数

紹介数(人) 全紹介割合(%) 紹介入院数(人) 紹介入院割合(%)

統合失調症 19 5.3 3 2.9

気分障害 178 49.4 62 59.0

双極性障害 62 23

うつ病 116 39

神経症圏 87 24.2 24 22.9

適応障害 23 4

不安障害 21 5

解離性障害 12 5

身体表現性障害 21 6

その他+ 10 4

自閉症スペクトラム 31 8.6 3 2.9

摂食障害 15 4.2 4 3.8

器質性障害 30 8.3 9 8.6

合計 360 105

表 4-1.疾患別の紹介数 (単位:人)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計

統合失調症 1 1 2 3 1 1 1 2 7 19

気分障害 17 11 10 18 27 11 20 17 13 13 11 10 178

双極性障害 7 4 5 4 10 3 7 8 5 4 2 3 62

うつ病 10 7 5 14 17 8 13 9 8 9 9 7 116

神経症圏 8 8 13 7 5 6 4 10 7 10 3 6 87

適応障害 1 2 6 2 2 2 1 2 1 2 2 23

不安障害 3 2 3 1 1 1 4 1 1 3 1 21

解離性障害 1 1 3 3 2 1 1 12

身体表現性障害 3 2 4 2 5 4 1 21

その他+ 1 1 3 2 1 1 1 10

自閉症スペクトラム 3 3 2 2 2 3 3 3 3 3 4 31

摂食障害 1 1 3 1 2 1 2 3 1 15

器質性障害 2 1 3 1 1 4 2 3 2 2 6 3 30

合計 32 25 33 31 36 24 32 35 28 33 20 31 360

-61-

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表 4-2.疾患別の紹介入院数 (単位:人)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計

統合失調症 1 1 1 3

気分障害 3 3 4 9 10 2 7 4 6 4 6 4 62

双極性障害 2 2 3 4 4 2 2 2 1 1 23

うつ病 1 1 1 9 6 2 3 2 4 2 5 3 39

神経症圏 1 4 3 3 1 5 1 4 1 1 24

適応障害 1 1 1 1 4

不安障害 1 1 1 1 1 5

解離性障害 1 1 3 5

身体表現性障害 2 2 2 6

その他+ 1 1 1 1 4

自閉症スペクトラム 1 2 3

摂食障害 1 2 1 4

器質性障害 1 1 4 3 9

合計 6 7 7 13 12 12 8 8 7 7 10 8 105

-62-

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整形外科

古澤 修章

2016 年度の整形外科は、4 月から 12 月までは 2015 年同様に常勤医師 1 人体制での診療の

継続となりましたが、非常勤医師の増員により、負担軽減と、安全な診療を行うことができま

した。1 月より待望の常勤医として細川元男医師の入職を受け、患者数、手術の増加等、更な

る充実した診療ができ、体制が整ってきました。細川医師は私の大学時代の同期生であり、コ

ミュニケーションもスムーズで、コメディカルスタッフとの連携もこれまでになく良い状態に

あると思います。また回復期病棟、2016 年導入の地域包括ケア病棟等リハビリ患者の増加等に

も十分に対処できてきております。

疾患では入院、外来ともにやはり高齢者の大腿骨頚部骨折、腰椎圧迫骨折等の症例が多いの

ですが、2 人体制になったことに加えて、福井大学より麻酔医の依頼がしやすくなったことに

より、変性疾患に対する人工関節手術等全身麻酔手術患者が増加してきました。今後も高齢化

社会に対応しつつ、手術、リハビリ、骨粗鬆症や関節リウマチの薬物治療、運動器疾患の治療

等に鋭意取り組んでいきたいと思っております。

実績報告

【手術数】 (単位:件)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

4 4 1 3 4 4 2 9 7 7 5 7 57

【内訳】 (単位:件)

腱鞘切開術 13

筋肉内異物摘出術 1

骨折経皮的鋼線刺入固定術 1

骨折観血的手術 15

骨内異物(挿入物)除去術 4

骨腫瘍切除術 1

半月板切除術(関節鏡下) 1

人工骨頭挿入術 15

手根管開放手術 1

椎間板摘出術 3

観血的整復固定術(インプラント周囲骨折・大腿) 1

関節鏡下関節内骨折観血的手術 1

合計 57

【退院患者疾病分類】

-63-

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大 分 類 ID 患者数(人) 比率(%)

Ⅵ 神経系の疾患 4 1.7

ⅩⅡ 皮膚および皮下組織の疾患 3 1.3

ⅩⅢ 筋骨格系および結合組織の疾患 30 12.6

ⅩⅨ 損傷、中毒およびその他の外因の影響 200 84.0

ⅩⅩⅠ 健康状態に影響をおよぼす要因 1 0.4

計 238 100.0

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放射線科

高橋 範雄

年度初めから、福井大学より、月曜日午前に非常勤医師を派遣してもらえるようになり、休

日施行した画像検査の報告書をより迅速に作成することができようになりました。特に、月 2

回の土曜日休みの翌週は非常に助かっています。

保険診療の検査に関しては従来通り、CT、MR 検査は全例読影し、単純写真および消化管造

影検査は読影依頼のあるものを読影しています。US に関しては画像課技師が担当する腹部お

よび表在検査をチェックしています。さらに外来の胸腹部単純撮影に関しては、読影依頼の無

い症例も報告書を作成し、異常所見があった場合には依頼医にメールで報告しています。

CT 造影検査の立会いは、午前中は他科の先生にお願いし、午後のみ放射線科が対応してい

ます。

健診業務は CT および MRI、院内の胸部写真全例を担当しました。腹部超音波は月・木曜日

以外は一次読影者から相談のあった症例のみチェックしました。明らかな異常所見があり、早

急な受診が望ましいと判断した場合には、健診担当医に連絡しています。

画像診断管理加算 1 は 3%増加した一方、保険診療の CT および MR 検査数(コンピュータ

断層診断)は 8%減少したため、画像診断管理加算 2 も同程度減少しました。

毎週木曜日朝の画像カンファレンスでは過去 1週間の教育的あるいは興味深い症例の画像を

供覧、毎週水曜日夕方の消化器病カンファレンスにも参加しています。

福井県肝胆膵勉強会、北陸画像診断勉強会、JCR ミッドサマーセミナー、日本医学放射線学

会総会および秋期臨牀大会等院外の研究会、学会にも参加し、研鑽を積んでいます。

実績報告 (単位:件)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計 前年度 前年度比

読 影 画像診断管理加算 1 449 424 436 452 436 434 440 456 447 441 419 444 5,278 5,139 103%

画像診断管理加算 2 469 432 505 468 445 476 466 459 463 430 428 453 5,494 5,954 92%

コンピューター断層診断 486 447 513 478 456 491 476 473 483 440 438 474 5,655 6,163 92%

アンギオ 血管塞栓術(腹腔内血管) 1 1 1 2 1 1 1 3 11 16 69%

-65-

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婦人科

福岡 哲二

婦人科は、水曜日は午前・午後、木・金・土曜日は午前のみの医師 1 名の外来診療を行って

います。診療の基本方針は、『女性の一生の健康管理を担うパートナーたること』です。月経異

常、貧血、更年期障害、子宮筋腫、子宮内膜症等の婦人科疾患の内科的治療ならびに、当院健

康増進センター受診者の婦人科の精密検査、市町村の子宮頸癌個別検診・精密検診も行ってい

ます。また、閉経前後の女性については、女性ホルモンの低下にともなう骨密度の低下を骨密

度検査にて早期発見し、骨量減少症には生活指導、骨粗鬆症には内服による治療を行い、骨折

予防による寝たきり防止、女性の健康寿命の延長をめざしています。

当科の最大の特徴は、漢方医学に基づく治療を原則にしていることです。漢方医学は、日本

で独自に発展してきた中国系伝統医学で、それに基づく漢方医療は、心と身体を一体のものと

して扱う「全人的医療」であり、気血水のバランスを整えることにより自然治癒力を高めて治

す「守りの医療」であり、また、個々の人に合わせた「オーダーメイド医療」です。また、漢

方医学では、体の病態を寒(冷えている)・熱(熱がある)の尺度で把握し、寒の病態には体を

温める漢方薬、熱の病態には体を冷やす漢方薬が準備されています。特に、気・血・水の異常

から起こる体の内部の冷え(裏寒)という病態を重視しています。

『冷え』という言葉は、日常よく耳にし、使う言葉ですが、医学的には体温低下のことをい

います。そして、『冷え性』とは、西洋医学では、手や足や腰等の体の皮膚の体温が低下(冷え)

してつらいと自覚している状態をいい、この場合の『冷え』は症状です。西洋医学的には、特

別な疾患がない限りは体質として扱われます。それに対して、『冷え症』とは、体の内部の体温

低下(冷え=裏寒、腋窩温で 36.5℃未満)が、手足の冷えやそのほか様々な症状(頭痛、胃痛、

腹痛、腰痛、関節痛、神経痛等)を引き起こしている状態をいい、この場合の『冷え』は原因

です。西洋医学では疼痛に対して、鎮痛剤(体を冷やす作用がある)で対処しますが、一時的

には痛みはとれても、さらに、鎮痛剤が体を冷やしてしまい、また、痛みが起こります。西洋

医学では、冷え症は、なおせません。このような冷え症の段階を放置しておきますと、「冷えは

万病の元」といわれるように、免疫力の低下、代謝機能低下を引き起こし、生活習慣病に発展

していきます。現在の西洋医学の健康管理は、メタボとか、肥満とか、体重の増加ばかり注目

していますが、体温の低下(=冷え)に視点をおいた健康管理が、これからは必要です。当科

では、2015 年 8 月より、福井県の医療機関で初めて、「冷え症・漢方外来」を開設し、沢山の

患者さまが漢方薬のすばらしさを実感されています。漢方薬治療の成否は、まさに、患者さま

の「証=漢方医学的診断」をいかに、正しく診断するかにかかっています。これからも、患者

さまの訴えを真摯に受け止め、満足してもらえる診療に努めていきます。

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眼科

河野 伸二郎

眼科は、毎週月・火・木・金曜日の午前午後、土曜日は月 1 回の午前のみ、医師 1 名、看護

師 1 名、視能訓練士 1 名で外来診療を行っています。診療の基本方針は、『福井厚生病院を受

診される患者さまの眼の健康を守ること』です。白内障、緑内障、ドライアイ、糖尿病網膜症

加齢黄斑変性等の検診、治療ならびに当院健康増進センター受診者や院外健診受診者における

眼底検査の読影も行っています。診察していくうえで、当院で施行不可能な高度な治療が必要

になった患者さまがおられましたら、近隣の基幹病院に紹介する等、適切に連携し、患者さま

の治療にあたっています。

2016 年 12 月の眼科開設当初は、スタッフは看護師 1 名のみで、検査機器も視力検査と眼圧

検査のみ、という眼科におけるもっともシンプルなスタイルでの船出でした。その中でもスタ

ッフと協力して可能な限り病気の見落としがなく、適切な診断ができるように努めてきました。

少しずつ受診者数も増えてきたところで、2017 年 4 月に視能訓練士 1 名が加わり、眼科専用

の診察室が完成し、検査機器としては最新の光干渉断層計や視野検査機器が納入され、これら

が使用できるようになりました。検査および診断の精度が開設当初に比較して格段に良くなっ

ています。

福井厚生病院の患者さまの特徴としましては 80 歳を超えるいわゆる超高齢者の方の割合が

大きいにもかかわらず、比較的全身的に健康で自立して生活されている方が多いと感じます。

人間は外界からの情報の約 80%は眼から得ているとされ、健康寿命をのばし、患者さまの生活

の質を引き続き保つためにも、当院において適切なスパンで眼科の受診を継続されることが望

ましいといえます。

最近の話題としましては、病院をあげての糖尿病患者さまの検診の強化があります。眼科に

おける役割は言うまでもなく糖尿病網膜症の早期発見、早期治療になります。糖尿病網膜症は

日本人の失明理由の第 2 位にあたります。この疾患の難しいところは、網膜出血、眼底出血が

少々出たくらいでは視力が全く落ちず、かなり進行期に至るまで患者さまの自覚症状が乏しい

ところ、そして自覚症状が出てからできる治療は限定され、その目的は失われた視機能の改善

ではなく残存視機能を維持することしかできないところにあります。自覚症状が乏しいという

ことは病院受診をしなくなりがちであり、また悪くなってからの治療は限られるということは、

まさに早期発見、早期治療が求められるということです。今後も糖尿病内科をはじめとする内

科の先生方と協力し、患者さまがドロップアウトすることなく定期的に眼科受診を継続しても

らうことで、健康な眼を維持していけるよう努力していきます。

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看護部

山下 圭子

看護部では、当院を受診または入院される患者さまに、より安心で安全な医療・看護が提供

できるように、看護職者の資質を高めることを重点目標にしています。

地域の皆様に「福井厚生病院で治療を受けて良かった」と思っていただけるように「患者さま

にそっと寄り添い支え続ける」そんな看護師、看護補助者を育成したいと考えています。

また、看護職者が働き続けられる職場環境整備のため、超過勤務削減や連続休暇取得等にも

取り組んでいます。

以下、看護部年間活動目標と活動状況を記載いたします。

看護部理念

私たちは、患者さまに温かく心の通う看護

質の高い安全な看護を提供します

活動目標および取組項目

基 本 方 針

1 安全で質の高い看護の提供

2 人材育成と確保促進

3 働き続けられる職場環境整備

4 病院経営への参画

目 標

1-①ペア制業務の定着

1-②ダブルチェック機能強化と定着

2-①教育ラダーシステム活用と定着

3-①全職員が年 1 回以上 3 連休以上の休暇取得

3-②業務改善による定時退社推進

4-①病床利用率 85%以上確保

4-②超過勤務時間の削減

2016 年 4 月

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( 師 長 ) ( 主 任 ) ( 主 任 ) ( 主 任 )

外   来 宮腰 心 酒井 恵子 高島 真由美  宮本 弘美

手術室・中材 熊野 直美

副看護部長(統括) 透 析 室 駒田 英里子 河原 千晶

ストレスケアセンター病棟・外来・ディケア

4 F 病 棟(回復期リハビリセンター)

3 B 病 棟副看護部長(教育) (循環器センター)

3 A 病 棟(地域包括ケア)

2 A 病 棟(消化器センター)

健康増進センター 形部 さゆり 田中 麻里  竹内 美幸

山下 圭子

深見 まなみ西澤 有里武田 尚美

八木 美智代

高村 由美子

竹内 明美

澤崎 敦子

八木 真理子杉本 幸江吉川 利矢子

高栁 淳子木村 里美

浅井 信子 岡林 みどり

看護部長 副看護部長(業務)

酒井 多貴子

山下 千鶴清水 きみ恵

看護部組織図

(2017 年 3 月 31 日)

看護職員離職率

常勤看護職員離職率 6.00%

新卒看護職員離職率 0.00%

有資格者・研修受講者一覧

感染管理認定看護師 中島 治代

医療安全管理者 酒井 多貴子、森川 裕美

栄養サポートチーム専門療法士

(NST 認定療法士) 岡林 みどり

認定心理士 松井 智子

日本糖尿病療養指導士 岡本 純子、林 清美

福井糖尿病療養指導士 宮本 弘美、渡邉 里美、武田 尚美、林田 あゆ美

消化器内視鏡技師 高島 真由美、酒井 恵子、佐々木 里枝、松田 美津紀、

林 清美、浅井 美津江

精神保健福祉士 澤﨑 敦子、清水 きみ恵

院内臓器移植コーディネーター 武田 尚美、熊野 直美

臨地実習指導者研修 修了者 八木 美智代、岡林 みどり、高柳 淳子、長谷川 真澄、

中村 知子、中野 謙吾、田中 昭成

認定看護管理者研修

ファーストレベル 修了者

山下 圭子、高村 由美子、竹内 明美、澤崎 敦子、

源甲斐 幹江、吉川 利矢子、宮腰 心、武田 尚美、

八木 美智代、浅井 信子、深見 まなみ、熊野 直美、

清水 きみ恵、駒田 英里子、山下 千鶴

認定看護管理者研修

サードレベル 修了者山下 圭子

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看護部教育活動

研修会参加状況

院内研修:延 895 名参加

月 日 研修項目 対象看護職員

4 21 看護管理研修 「入社 1 年目の教科書か

ら」

師長、主任

5 19 看護管理研修 「感情マネジメント」 師長、主任

5 23,25 看護補助者研修「ストレスコントロー

ル」

看護補助者

5 24,26,31 地域包括ケアシステムの理解 全ラダー

6 16 看護管理研修 「伝える力」 師長、主任

6 28 ラダー別研修「メンバーシップ」 ラダーⅡ

7 5,15,19 ラダー別研修「コーチングスキル」 ラダーⅣ

7 21 看護管理研修 「重要なリーダーの仕

事」

師長、主任

7 25,27 看護補助者研修「排泄のお世話」 看護補助者

8 18 看護管理研修 「ペア制について」 師長、主任

9 18 看護管理研修 「目標管理」 師長、主任

9 26,28 看護補助者研修 「食事のお世話」 看護補助者

9 30 認定看護師出前講座「摂食嚥下障害看

護」

全ラダー、他職種

10 20 看護管理研修「仕事力、人間力を高める」 師長、主任

10 21 看護部伝達講習会 全ラダー

11 17 看護管理研修「看護業務基準について」 師長、主任

11 28,30 看護補助者研修 「移動のお世話」 看護補助者

12 8 認知症対応の基本 全ラダー、他職種

12 15 看護管理研修 「看護管理」 師長、主任

12 12,22,26

26

ラダー別研修「リーダーの役割」 ラダーⅢ

1 19 看護管理研修「リーダーシップの基本」 師長、主任

1 21 看護管理研修「コーチングスキル」 師長、主任

1 23,26 看護補助研修 「冬場の感染症防止」 看護補助者

2 16 看護管理研修「ほめ方・叱り方」 師長、主任

2 18 看護管理研修「アドラー心理学」 師長、主任

2 24 ラダー別研修「クレーム対応」 ラダーⅤ

3 13 看護部伝達講習会 全ラダー

3 16 看護管理研修「上手なコミュニケーション」 師長、主任

3 16 ラダー別研修「私の看護観を語ろう」 ラダーⅡ

3 28,30 看護補助者研修「業務上の責任と倫理」 看護補助者

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院外研修(出張):延 49 名参加

月 日 研修項目 対象看護職員

4 9 楽しさ見つけよう看護研究(基礎編) ラダーⅢ以上

5 9 楽しさ見つけよう看護研究(実践編) ラダーⅢ以上

6 10,11 病院看護師のための認知症対応力向上研修 ラダーⅢ以上

7 6,7 災害医療と看護 ラダーⅢ以上

7 8,9 認知高齢者の看護実践に必要な知識 ラダーⅢ以上

7 9 精神科看護初任者研修 ラダーⅠ以上

7 24 重症度、医療、看護必要度評価者研修 ラダーⅣ以上

8 6,7 地域包括ケア時代のよりよい在宅支援 ラダーⅢ以上

8 31 楽しさ見つけよう看護研究 実践編② ラダーⅢ以上

3以上9 2 退院支援研修 ラダーⅣ以上

9 18,19 第 6 回愛知がんリハビリテーション研修会 ラダーⅣ以上

9 15,20,30 看護職員認知症対応力向上研修 ラダーⅤ以上

10 13,14 認知症高齢者の看護実践に必要な知識 ラダーⅢ以上

10 15 災害看護研修「その時、何ができるのか」 ラダーⅢ以上

10 29 看護倫理とは何か ラダーⅢ以上

11 5 緩和ケアにおけるコミュニケーション ラダーⅡ以上

12 8,14,20 看護職員認知症対応力向上研修 ラダーⅤ以上

3 4,5 精神科 SST 初級・中級者研修 ラダーⅢ以上

院外研修(出張以外):延 112 名参加

月 日 研修項目 対象看護職員

4 9 楽しさ見つけよう看護研究(基礎編) ラダーⅢ以上

5 9 楽しさ見つけよう看護研究(実践編) ラダーⅢ以上

5 14 医療と介護の連携 研修会 ラダーⅡ以上

6 1 認知症の症状を評価するための心理検査 ラダーⅡ以上

6 10 災害看護の心のケア ラダーⅢ以上

6 24 災害時のトリアージの基本 ラダーⅢ以上

6 25 医療安全「転ばぬ先の杖」 ラダーⅡ以上

6 26 ストマ勉強会 ラダーⅢ以上

6 27 DiNQL ラダーⅤ以上

7 8 高齢者の睡眠改善に向けたケア ラダーⅡ以上

7 14,15 2016 年度新人研修 ラダーⅠ

7 23 褥創、ストマ、失禁勉強会 2016 ラダーⅢ以上

7 31 糖尿病スキルアップセミナー ラダーⅢ以上

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月 日 研修項目 対象看護職員

8 31 楽しさ見つけよう看護研究 実践編② ラダーⅢ以上

9 2 介護職員のメンタルヘルス 介護福祉士

9 3 ナースが知っておきたい循環の基礎 ラダーⅡ以上

9 8 メンタルヘルスケア ラダーⅢ以上

9 13 PNS で変わるあなたの病院 ラダーⅢ以上

9 21 SST 研究会 ラダーⅢ以上

9 26 実地指導者研修 ラダーⅣ以上

9 26 精神科で役立つフィジカルアセスメント ラダーⅡ以上

10 6 看護専門職としての管理者の役割 ラダーⅤ以上

10 6 周術期の患者・家族の心理 ラダーⅢ以上

10 6 高齢者介護施設における感染対策の実際 介護福祉

10 7 看護に活かす診療報酬 ラダーⅣ以上

10 9,10 緩和ケアセミナー ラダーⅢ以上

10 15 災害看護研修「その時何ができるのか」 ラダーⅢ以上

10 15 メンタルステータス・イグザミネーション ラダーⅢ以上

10 22 医療機器の洗浄・消毒・滅菌 ラダーⅡ以上

10 28 看護師のためのリラクゼーション ラダーⅠ以上

11 5 緩和ケアにおけるコミュニケーション ラダーⅡ以上

11 12 退院支援ルールの活用と在宅療養支援 ラダーⅢ以上

11 14,15 実地指導者研修 ラダーⅣ以上

11 21 コンピテンシーモデルの活用 ラダーⅣ以上

11 25 災害看護の心のケア ラダーⅢ以上

11 26 よりよい関わりを保つためのコミュニケーショ

ンスキルの習得と実践ラダーⅢ以上

12 9 災害時のトリアージの基本 ラダーⅢ以上

2 1 地域緩和ケアに携わる看護師に必要な知識と実

践 ラダーⅢ以上

2 23 看護補助者の活用推進のための看護管理者研修 主任、師長

2 23 看護補助者の活用推進のための看護管理者研修 主任、師長

2 25 看護師職能Ⅱ集会 ラダーⅢ以上

3 1 2 年目に向けてこれからの自分の目標を考える ラダーⅠ

3 2 新人看護職員教育 全員で育てる風土をどう作

る ラダーⅣ以上

3 11 第 3 回北陸緩和医療研究会総会

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学会・その他:延 21 名参加(出張)

月 日 研修項目(学会・その他) 対象看護職員

5 18 皮膚・排泄ケア認定看護師教育課程研修

(5 月 18 日~12 月 16 日) 看護師実務経験 5 年以上

6 7 保健師助産師看護師教育課程研修

(6 月 7 日~9 月 2 日) 看護師実務経験 5 年以上

6 10,11,12 日本精神科看護学術集会 ラダーⅢ以上

6 11 日本透析医学会 ラダーⅢ以上

7 28,29 人間ドッグ学会学術集会 ラダーⅢ以上

8 4,5 日本看護学会 教育学会 ラダーⅢ以上

8 5,6 日本うつ病学会 ラダーⅢ以上

9 11 NST 専門療法士資格更新セミナー 担当者

9 5 認定看護管理者教育課程ファーストレベル

(9 月 5 日~11 月 18 日) 看護師実務経験 5 年以上

9 24,25 第 4 回日本静脈経腸栄養学学会 ラダーⅢ以上

9 27,28 第 47 回日本看護学会看護管理 ラダーⅤ以上

10 14,15 第 30 回日本手術学会 ラダーⅢ以上

11 20 第 42 回人間ドッグブラッシュアップ研修 ラダーⅣ以上

11 24 医療安全に関するシンポジウム 担当者

11 26,27 日本精神科看護専門学術集会 ラダーⅢ以上

12 2 日本医療安全管理者養成研修 担当者

12 11 ピンクリボンアドバイザー認定試験 ラダーⅢ以上

2 23,24 第 32 回日本静脈経腸栄養学学術集会 ラダーⅢ以上

2 24,25 日本環境感染学会総会・学術爽快 ラダーⅣ以上

新人研修:延 342 名参加

月 日 研修項目 対象看護職員

4 4~ 新人集中研修(4 月 4 日~8 月 12 日 34 回) 新人

9 8 6 か月目フォローアップ 新人

10 13 化学療法について、伝達講習会参加 新人

10 21 伝達講習会参加 新人

11 24 ストレスマネジメント法 新人

12 10 9 か月目フォローアップ 新人

1 12 グリーフケアについて 新人

3 9 1 年のまとめ 新人

3 13 伝達講習会参加 新人

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看護部各部署勉強会実施

外 来

月 タイトル

5 フォーリーカテーテルについて

6 血液培養採血。手洗い、手指消毒のタイミング

7 高齢者の脱水

8 外来 TCF について

9 川中医師との勉強会

10 肝臓を大切に

11 巻き爪・嵌入爪について

12 シャント術後管理について

1 心房細動

2 EPA と DHA

3 散瞳検査について

透析センター

月 タイトル

4 透析中の不整脈を心電図から読み取る

5 腎性貧血について

6 透析患者の食事管理

7 透析患者に関わる社会保障、福祉サービス

8 エルカルチンについて

9 高齢透析患者の看護ケア

10 看護におけるコミュニケーション、フットケア

11 透析室におけるインフルエンザ対策

12 透析室の感染対策

1 高リン血症を有する血液透析中の慢性腎不全患者への効果、ピートルの効果

2 透析患者の体液量の考え方

3 ダイアライザーについて、介護保険について

手術室

月 タイトル

8 手術機械の正しい取扱いとメンテナンス

9 手術室における感染対策

10 オリンパス内視鏡システム

11 鏡視下手術使用の器材の取扱い

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ストレスケアセンター

月 タイトル

4 感情処理法

5 抗精神病薬の副作用と看護

7 SST について

8 退院後の服薬指導、発達障害について

9 うつ病について

10 リフィーディング症候群について、休職中の勤労者うつ病治療

11 摂食障害の看護について

12 摂食障害の栄養について、休職中の勤労者うつ病治療

1 精神障害の原因別分類、脳波の見方

2 SST について

2A 病棟

月 タイトル

4 心電図モニター管理について

5 拘縮予防を見直そう

7 食べている時の観察のポイント

8 看護必要度

10 弾性ストッキングについて

11 テープドレッシング材の貼り方、はがし方

12 シュアフューザーの化学療法

1 褥瘡対策、ドレーン排液の性状について

2 看護必要度 A 項目

3A 病棟

月 タイトル

4 輸液ポンプシリンジポンプ使用時の注意点

5 フォルテオ、プライアマニュアル

6 経管栄養

7 身体抑制フローチャートについて

8 地域包括ケア病棟について

10 心電図モニターについて

1 褥瘡予防と看護、介護保険について

2 肺炎について

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3B 病棟

月 タイトル

4 心電図

6 化学療法

8 整形外科手術について

9 看護記録監査

10 褥創について

11 認知症行動への対応

12 血液培養について、痰について

1 高齢患者のスキンケアトラブル

2 オーソパットについて

4F 病棟

月 タイトル

5 FIM について

6 BBS

7 主な心電図波形

8 心電図と不整脈

9 脳神経系におけるアセスメント

10 ADL の介助方法、急変時の対応

11 回復期病棟全体リスクミーティングについて

12 急変シナリオ、急変時の対応

1 研修会報告(回復期病棟全職種研修会)

2 高次脳機能障害について

健康増進センター

月 タイトル

5 メールおよび重要情報取扱いに関する勉強会

6 医療に関する週刊誌報道から

7 子宮頸がんについて

12 検診について

1 特殊健診

3 有機溶剤検診

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看護部年間活動

月 項 目

4 月 新人看護職員研修

高校就活訪問

完全ペア制業務開始

管理者研修

5 月 看護の日記念行事

福井高校就職説明会参加

看護職養成施設訪問(看護専門学校)

管理者研修

6 月 仁愛高校就職説明会参加

管理者研修

福井高校衛生看護科 3 年次(27 名)成人看護学実習Ⅰ

外来採血業務に検査技師配置

7 月

福井高校就職説明会参加

看護必要度演習実施

県立・医師会専門学校訪問

管理者研修

高校生 1 日看護体験

高校就活訪問

福井高校衛生看護科 2 年次(20 名)基礎Ⅰ

8 月 合同就職説明会

高校生 1 日看護体験

インターンシップ研修

管理者研修

9 月

インシデント KYT 発表会

美山地区敬老会救護班派遣

福井高校戴帽式出席

感染予防研修会

県内看護専門学校訪問

摂食嚥下障害看護認定看護師出前講座

10 月

師長、主任ミーティング開始(月 1 回)

福井市美山地区行事への救護班派遣

伝達講習会

フットボール救護班参加

福井高校衛生看護科 2 年次(20 名)基礎Ⅱ

主任会議新設

中学生職場体験参加

5 病棟防災訓練実施

美山そば祭り救護班参加

福井高校衛生看護科 5 年次(15 名)統合実習

11 月 福井高校衛生看護科 2 年次(20 名)基礎Ⅲ 福井高校衛生看護科 4 年次(14 名)老年看護学

12 月 職員満足度アンケート実施 院内 WLB 活動報告会

1 月

院内研究発表会参加

WLB 活動 2 年目の発表(看護協会)

看護管理者研修

施設間留学研修実施(訪問看護)

看護師養成施設訪問(看護専門学校)

2 月 施設間留学研修実施(訪問看護)

次年度看護展プロジェクトメンバー結成

教育異動実施

看護管理者研修

3 月

インシデント KYT 発表会

感染研修会(血流感染)

合同就職説明会

看護管理者研修

伝達講習会

福井県立看護専門学校就職説明会

福井高校衛生看護科 4 年次(14 名)慢性期

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リハビリ課

桑野 寛之

事業方針

1 安全かつ効率のよい業務体制の整備

リスク管理および無理・無駄のない業務の推進

2 人材の育成

個人に合った明確な目標管理と適切かつ公平な評価

3 チーム体制の確立

チームワークの向上とチームリーダーとしての意識向上

4 実績の維持・向上

入院患者さまのリアルタイムな把握

医師および病棟へのアプローチ

取組み事項

・リハビリ実績数の増加(前年度実績の 3.5%UP)

・外来リハビリ患者のキャンセル数の減少→キャンセル者の傾向分析

・病棟改編への対応→地域包括ケア病棟でのリハビリ体制の整備

・透析リハビリテーションの充実→透析室との連携強化

・回復期病棟の病床稼動率の安定化=紹介率の UP

ADL 能力向上のために病棟全体での体制強化

・リスク管理体制の見直し⇒カンファレンス内容の再検討

・車椅子管理体制の確立→外来・病棟との連携強化

・診療報酬改正への早期対応

実績報告

【医療保険部門】

1)各療法別推移 (単位:実施単位数)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計 前年度比

運動療法 13,759 14,124 13,735 13,516 13,955 13,329 14,128 13,619 13,510 11,723 12,559 11,614 159,571 99.8%

作業療法 6,289 6,466 6,193 5,726 6,314 5,696 5,757 5,785 5,755 4735 5,554 4,630 68,900 93.6%

言語療法 714 872 787 750 752 720 686 603 562 543 570 572 8,131 97.2%

合 計 20,762 21,462 20,715 19,992 21,021 19,745 20,571 20,007 19,827 17,001 18,683 16,816 236,602 97.8%

物理療法 99 102 98 93 86 93 96 81 76 70 66 91 1,051 121.2%

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2)部門別推移 (単位:実施単位数)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計 前年度比

外 来 6,125 5,921 6,043 6,200 6,159 5,940 6,354 5,822 5,550 5,423 5,448 5,736 70,721 104.5%

一般入院 8,495 9,083 8,653 8,162 4,861 4,578 4,841 5,266 5,079 5,484 4,630 4,787 73,919 93.7%

包括ケア - - - - 3,713 3,186 3,065 3,038 3,287 56 2,895 19,240

回 復 期 6,142 6,458 6,019 5,630 6,288 6,041 6,311 5,881 5,911 6,038 5,710 6,293 72,722 97.3%

合 計 20,762 21,462 20,715 19,992 21,021 19,745 20,571 20,007 19,827 17,001 18,683 16,816 236,602 97.8%

3)疾患別リハビリ推移 (単位:実施単位数)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計 前年度比

外来

運動器 5,606 5,414 5,565 5,676 5,618 5,498 5,845 5,342 5,144 5,019 5,073 5,337 65,137 106.0%

脳血管 507 478 444 492 511 423 488 454 380 376 353 378 5,284 87.2%

呼吸器 14 14 10 4 10 6 10 10 8 86 573.3%

心大血管 12 15 20 22 26 19 21 16 20 18 12 13 214 132.9%

入院

運動器 10,004 9,684 8,704 8,072 8,585 8,025 8,328 8,015 7,062 6,608 7,814 7,217 98,118 81.7%

脳血管 2,226 3,182 2,979 2,763 3,081 2,840 2,700 2,356 2,591 2,925 2,674 2,030 32,347 128.5%

廃用 233 593 743 700 599 710 561 987 1,429 588 1,025 606 8,774 128.9%

呼吸器 1,027 1,233 1,259 1,292 1,623 1,397 1,760 1,922 2,140 794 1,044 636 16,127 125.8%

心大血管 296 209 170 299 224 134 70 219 257 48 233 110 2,269 73.1%

がんリハ 851 640 817 666 750 699 798 686 798 615 445 481 8,246 133.5%

合計 20,762 21,462 20,715 19,992 21,021 19,745 20,571 20,007 19,827 17,001 18,683 16,816 236,602 97.8%

まとめ

・今年度の実績について前年比 103.5%を目標に取り組んできたが、結果としては前年度比

97.8%にとどまり、目標には到達できなかった。

・8 月より開設した「地域包括ケア病棟」において、在宅復帰に向けた回復期病棟看護師との

情報交換およびリハビリの充実(平均取得単位 2 単位以上)に取り組んだ。

・「がんリハビリテーション」研修に医師・看護師も含めた 2 チーム目も研修に参加し、定期

的なカンファレンスの開催による病棟との連携強化および実績増につながった。

・病棟・外来の車椅子・歩行器の管理をリハビリ課にて行うようになって 2 年目となる。病棟

ごとの車椅子・歩行器の台数把握および修理・管理体制が整い、マニュアルを作成した。

・他院では行っていない「透析リハビリテーション」の介入数増加を目標に医師、師長と連携

をとり、新患数増加につなげた。

・リハビリが必要・介入可能な患者さまについて各病棟の朝礼・カンファレンス等情報交換の

場に必ずリハビリスタッフが参加することで介入率の向上に努めた。

・各部門単位でリスクミーティングを月 1 回開催し、前月のインシデント報告の見直し、対策

検討を行い、事故防止に努めた。

・外来リハビリの予約システムの見直し・検討を行い、リハビリ予約数に対するキャンセル率

は前年度 6.8%から 5.2%に減少した。

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画像課

笠原 耕司

取組み事項

高度医療機器の有効活用と稼働率の向上

・画像課全体の実績量は、44,479 件と前年度比 2%(+920 件)の増加

業務改善事項

・MRI 検査直前チェックを入院同様、外来、ドック、紹介においても電子カルテ上のチェ

ックリストを使用

・健診腹部超音波検査の所見をカテゴリー分類

・健診腹部超音波検査の撮影方法をガイドラインに沿った方法に変更

教育

・学会へ参加し最新の情報、知識を学び検査に役立てた

・X 線 CT 認定技師の取得

・他施設での乳腺超音波検査の研修

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実績報告

【合計】 (単位:件)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

一般撮影 2,021 2,025 2,244 2,174 2,292 2,171 2,241 2,038 1,999 2,056 2,015 1,796 25,072

超音波 464 592 764 672 691 640 681 633 603 578 499 418 7,235

CT 359 335 360 382 367 403 426 408 388 364 337 369 4,498

MRI 227 245 267 217 191 201 191 214 217 159 190 191 2,510

乳房 148 178 236 239 238 223 226 222 194 207 205 134 2,450

心カテ 21 25 14 22 14 8 9 11 12 14 12 23 185

アンギオ 1 1 1 1 2 2 1 2 3 14

DEXA 53 40 40 47 37 34 35 41 42 49 74 90 582

胃透視 99 117 169 161 174 168 162 150 140 135 134 72 1,681

その他 21 13 27 11 31 25 20 23 25 23 16 17 252

合計 3,413 3,571 4,122 3,926 4,036 3,873 3,993 3,742 3,621 3,585 3,484 3,113 44,479

【保険診療】 (単位:件)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

一般撮影 1,066 1,080 1,071 1,029 1,098 1,024 1,054 1,014 1,033 1,073 1,030 1,170 12,742

超音波 185 192 247 176 188 201 217 196 221 192 177 213 2,405

CT 344 316 348 369 358 388 383 372 371 350 326 359 4,284

MRI 179 187 209 160 160 159 143 160 165 133 162 167 1,984

乳房 1 1 6 3 4 6 4 2 2 3 3 35

心カテ 21 25 14 22 14 8 9 11 12 14 12 23 185

DEXA 31 27 32 40 27 27 26 31 30 43 72 73 459

胃透視 6 14 5 8 8 8 7 13 16 6 8 13 112

その他 21 14 28 12 32 25 22 25 26 23 18 20 266

合計 1,854 1,856 1,960 1,819 1,889 1,846 1,865 1,822 1,876 1,836 1,808 2,041 22,472

【健診・ドック(院内)】 (単位:件)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

一般撮影 955 945 1,173 1,145 1,194 1,147 1,187 1,024 966 983 985 626 12,330

超音波 279 400 517 496 503 439 464 437 382 386 322 205 4,830

CT 15 19 12 13 9 15 43 36 17 14 11 10 214

MRI 48 58 58 57 31 42 48 54 52 26 28 24 526

乳房 147 177 230 236 234 217 222 222 192 205 202 131 2,415

DEXA 22 13 8 7 10 7 9 10 12 6 2 17 123

胃透視 93 103 164 153 166 160 155 137 124 129 126 59 1,569

合計 1,559 1,715 2,162 2,107 2,147 2,027 2,128 1,920 1,745 1,749 1,676 1,072 22,007

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検査課

佐々木 眞弘

取組み事項

・新人教育プログラムの作成を行い、プログラムに基づいた教育を行い、半年間で日常業務の

ルーチン検査に新人が加わることができるようになる

・処置室業務である採血に検査課から 6 月より 1 名の応援体制を構築する

・看護部で実施していた病棟検体採取容器管理を検査課による定数管理に変更し、補充や使用

期限の管理を始める

・検体・生理各チームに業務上の疑問点を書き込む用紙を作成し、解決に努めるようにした

・尿沈さで尿路感染が疑わしい場合は ICN を通じて培養検査追加できるように報告と検体保管

を行うようにし培養実施率の向上に努めた

・乳腺超音波検査を検査技師も担当できるように院内・院外研修を受け健診課および画像課へ

の応援体制も可能となった

・検査の質向上のため、積極的な研修会参加を行った。合計 39 回

・PSG に臨床工学課も加わり連携を深める機会となる

実績報告 (単位:件)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

心電図 1,054 997 1,072 994 860 971 904 939 938 935 958 1,106 11,728

長時間心電図 66 68 83 64 46 59 71 66 66 73 73 68 803

心臓超音波 220 229 272 249 209 215 227 220 196 191 213 227 2,668

呼吸機能 13 9 16 17 15 14 23 16 15 15 19 18 190

脳波 18 6 12 5 19 7 15 5 10 3 9 6 115

筋電図 1 4 2 2 5 3 6 5 6 3 2 6 45

聴力検査 62 54 40 20 56 38 50 49 43 41 37 31 521

病理 99 138 131 121 117 87 99 126 118 109 106 124 1,375

細胞診 169 200 273 265 241 226 248 250 209 250 239 138 2,708

術中迅速 1 2 2 2 2 3 3 1 1 17

尿検査 956 851 965 914 969 993 954 997 1,008 1,076 938 996 11,617

血液検査 2,095 2,081 2,158 2,089 2,230 2,217 2,133 2,173 2,160 2,181 2,066 2,283 25,866

血清検査 606 649 700 695 777 742 666 742 752 703 645 713 8,390

生化学検査 2,558 2,495 2,600 2,456 2,636 2,324 2,420 2,595 2,590 2,597 2,401 2,593 30,265

細菌検査 124 105 134 173 176 159 163 210 165 163 134 169 1,875

前年度実績と比較すると生理機能検査において、呼吸機能・脳波・筋電図検査が伸びている

が、心電図・心臓超音波・聴力検査が前年度より下回っている。検体検査においては、病理検

査だけが前年実績を下回っており他はすべての項目で増加し、特に細菌検査の依頼が増える結

果であった。

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まとめおよび今後の課題

4 月より新卒の臨床検査技師 4 名が入職した。新人研修プログラムに沿って順調に検査を行

うことが可能となった。従来採血業務は病棟アンモニア採血と処置室応援で一部の技師が応援

対応していたが、6 月より新人のローテーションによる処置室採血業務が可能となった。これ

から新人以外での採血業務も可能となるように実施予定。採血以外の検体採取等検査技師が対

応可能な処置室業務においても今後は協力できるよう準備を進める予定。

検体・生理班のチーム制の中で各自疑問点を毎月のチーム会で解決できるようにしコミュニケ

ーションを図れる職場づくりに努める。

検査機器では老朽化で修理不能となった機器の更新として遠心器・冷凍庫・インピーダンス

オージオメータの機器を入れ替える。PSG 機器は隔月でレンタルしていたが、購入し毎月の検

査実施を可能とする体制とした。

今後の課題として各検査技師の質の向上を目指し各々が抱えている問題点を探り、いかに解

決の方向へ導くかが大きな課題と考える。乳腺超音波検査も検査技師が定期的に入りスキルを

維持できる体制作りを目指したい。

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栄養課

天野 美鶴

取組み事項

患者満足度の向上

・ 嗜好調査結果や声の伝書箱等のご意見を踏まえ、食の工房との話し合いを重ねながら食

事内容の改善につとめた

・ 2 日ドック食の見直しと変更

・ 嚥下調整食学会分類に合わせて嚥下調整食を検討

チーム医療の推進

・ NST、褥瘡回診への積極的な参加を継続

・ 肝臓病教室、糖尿病教室の定期的開催

・ 入院時初回カンファレンスへの参加

管理栄養士個人のレベル向上

・ 部内で定期的に勉強会を実施

・ 学会、研修会への積極的な参加

実績報告

【栄養指導数】 (単位:件)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

外来初回 8 14 13 7 9 12 5 12 8 6 7 12 113

外来 2回目以降 35 30 26 36 36 35 51 40 33 37 43 38 440

外来透析初回 5 1 2 0 2 1 0 0 4 0 0 0 15

外来透析 2回目 2 7 12 1 3 8 2 4 29 6 7 2 83

入院初回 41 39 40 51 45 38 38 33 30 42 42 56 495

入院 2回目以降 10 9 6 9 7 7 6 11 7 6 17 8 103

ドック 13 11 21 19 22 18 17 15 19 19 19 17 210

合計 114 111 120 123 124 119 119 115 130 116 135 133 1,459

【入院食数】 (単位:食)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

一般食 9,033 10,145 10,252 8,901 9,080 9,746 9,057 9,076 9,784 9,058 7,944 8,786 110,862

治療食 4,328 4,149 3,451 4,509 4,799 4,492 3,926 3,980 4,107 4,902 5,513 5,785 53,941

合 計 13,361 14,294 13,703 13,410 13,879 14,238 12,983 13,056 13,891 13,960 13,457 14,571 164,803

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まとめおよび今後の課題

施設によって嚥下食の内容が異なり、食事提供に苦渋することが多い。そこで当院でも全国

共通の嚥下食提供を目指し、嚥下食基準となる日本摂食嚥下リハビリテーション学会の「嚥下

調整食分類 2013」に合わせて嚥下食の見直しを行った。

また、前年度から介護保険を利用している患者さまの入院中の栄養管理状況や退院後の支援

について「栄養管理情報用紙」を作成し、ケアマネージャーや施設の管理栄養士との情報共有

を行っている。来年度は情報提供先のケアマネージャーや施設の管理栄養士にアンケートを実

施し、「栄養管理情報用紙」の内容を見直していきたい。

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薬剤課

吉田 明弘

取組み事項

・病棟常駐に向けた取組み ・後発医薬品の採用の促進

・チーム医療への積極的参加 ・有効性・安全性向上のための処方監査徹底

・監査、調剤ミスの減少 ・医薬品情報の収集、伝達

・薬剤師の確保 ・医薬品安全管理責任者業務の取組み強化

・注射薬の払い出し・電子カルテ実施の検証

実績報告

【処方箋数】 (単位:枚)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

院外 6,594 6,225 6,446 6,408 6,558 6,601 6,511 6,517 6,744 6,625 6,151 7,091 78,471

院内 243 252 200 232 237 223 209 241 311 335 291 369 3,143

外来合計 6,837 6,477 6,646 6,640 6,795 6,824 6,720 6,758 7,055 6,960 6,442 7,460 81,614

入院処方箋 2,483 2,339 2,381 2,162 2,239 2,435 2,340 2,413 2,557 2,526 2,401 2,808 29,084

入院注射箋 1,364 1,478 1,210 1,394 1,509 1,455 1,381 1,715 1,623 1,600 1,435 1,579 17,743

入院合計 3,847 3,817 3,591 3,556 3,748 3,890 3,721 4,128 4,180 4,126 3,836 4,387 46,827

【服薬指導数】 (単位:件)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

薬剤管理指導 1 124 112 111 116 85 76 67 69 65 92 115 107 1,139

薬剤管理指導 2 86 84 104 136 121 108 105 81 86 80 81 87 1,159

退院時指導加算 89 78 86 110 76 73 66 47 66 53 64 84 892

合計 299 274 301 362 282 257 238 197 217 225 260 278 3,190

保険請求点数 75,070 69,860 75,980 88,280 71,625 63,980 59,585 52,545 52,650 60,960 70,025 68,935 809,495

【持参薬確認数】 (単位:件)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

持参薬確認件数 97 95 96 122 101 71 96 101 100 117 90 116 1,202

【化学療法混合調製数】 (単位:件)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

無菌製剤処理料 1(閉鎖式) 11 4 3 1 2 1 6 6 4 38

閉鎖式以外 25 26 20 21 19 24 25 16 13 21 20 37 267

【TDM 数(特定薬剤治療管理料算定)】 (単位:件、点)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

TDM 数(件) 1 1

保険請求点数(点) 470 470

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【前年度と今年度の比較(1 か月平均)】

2015 年度平均 2016 年度平均

処方箋数(枚)

院外 6,412.1 6,539.3

院内 239.1 261.9

外来合計 6,651.2 6,801.2

入院処方箋 2,495.8 2,423.7

入院注射箋 1,553.3 1,478.6

入院合計 4,049.1 3,902.3

服薬指導数(件)

薬剤管理指導 2

(2016 年度は 1 に改称) 79.4 94.9

薬剤管理指導 3

(2016 年度は 2 に改称) 114.3 96.6

退院時指導加算 75.8 74.3

合計 269.5 265.8

保険請求点数 74,134.6 67,457.9

持参薬チェック数(件) 100.7 100.2

外来化学療法混注数(件) 31.7

無菌調製処理料 1(閉鎖式)(件) 3.2

閉鎖式以外(件) 22.3

特定薬剤治療管理料 TDM 数(件) 0.17 0.08

まとめ

8 月より 3A 病棟が地域包括ケア病棟になり、薬剤管理指導は算定できない病棟となった。

しかし、3A 担当者を他の一般病棟へ回診・算定に振り分け、調剤助手のサポート、新卒の薬

剤師 2 名の成長で総合力を上げ、件数は前年度平均より 2.6%減少に留めた(前年比 98.4%

保険請求点数 91.0%)。

地域包括ケア病棟を開始するとともに 3A 病棟常駐を撤退したが、これは本意ではなく薬剤

師人数の充足、教育次第で常駐の再開をしたい。

後発医薬品は従来、採用“率”が診療報酬上の条件だったが、これも使用“量”の割合に制

度が変更された。このため後発品の採用切り替えを積極的に行い、後発品使用量割合 70%越え

を維持、算定を継続することができた。

医師のオーダーを薬剤師の視点で点検する文化が根付き、全オーダーについて点検して、活

発な疑義照会をするようになった。また前年同様にチーム医療として NST、ICT、医療安全に

参画してきた。さらに増員に伴う力で他領域にも関与を進めたい。そのためには人員確保のた

めのリクルート活動が欠かせないと考える。

医薬品卸業者による SPD により部署払い出し管理をしている。この部署払い出しと電子カ

ルテ内の薬剤実施記録の突合点検を注射剤に関して毎月検証をしているが大きな差はない。引

き続き検証作業を続けていく。

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臨床工学課

岸上 香織

取組み事項

透析・機器管理業務

・持続陽圧換気(NPPV)運用開始

・各病棟に輸液ポンプ追加取扱い説明開催

・水銀血圧計を回収。水銀レス血圧計設置(介護事業部含む)

・在宅使用可能呼吸器レンタル開始

・長期使用輸液ポンプ交換日数変更(10 日毎交換)

・シリンジポンプ新規更新(10 台)

・AED新規更新

・フットポンプ簡易修理開始

・透析中点検方法、時間見直し

・透析看護師と定期勉強会開始

環境整備

・医療機器貸出室設置

・在宅酸素業者、窓口統一

・呼吸支援装置治療支援システム(アンコールエニウェア)運用開始

・医療機器類清拭薬剤を第 4 級アンモニウム塩に変更

・AEDランケージ運用開始

・リハビリ時酸素ボンベ運用方法フローチャート作成(HOT 使用中・導入予定者限定)

・拘束体制見直し

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実績報告 (単位:件)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

日常点検の

確実な実施

輸液ポンプ

返却時点検 126 138 145 194 180 159 119 116 135 149 126 136 1,723

シリンジポンプ

返却時点検27 30 35 48 39 44 39 37 26 50 42 38 455

麻酔器

日常点検 10 8 8 10 8 8 10 8 8 8 8 8 102

人工呼吸器

(NPPV 含む)

返却時点検数

(ハミルトンのみ) 1 1 2 1 1 1 2 1 2 1 2 2 17

使用中点検数 不使用 不使用 1 不使用 不使用 不使用 22 63 50 46 15 3 200

定期点検 輸液ポンプ 9 9

シリンジポンプ 18 18

透析液清浄化

(透析液水質加算 2)

加算数

(20 点/件) 1,011 1,006 1,015 1,012 1,059 979 939 978 1,002 950 857 990 11,798

特殊血液浄化 LDL-A 6 2 2 2 3 2 2 2 6 6 5 8 46

KM-CART 2 2

ME 修理 1 1 4 1 2 3 1 13

今後の課題

・透析用患者監視装置内部構造、原理理解の強化

・手術室内、医療機器点検の頻度の見直し

・各部門業務の確立

・定期勉強会の充実

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医療連携センター

源甲斐 幹江

取組み事項

・紹介患者さま増加の推進

・業務マニュアルの見直し、業務改善への取組み

・紹介転院患者さまの受入れ

・医療と介護の連携推進 退院支援体制の充実(退院支援加算、介護連携指導等)

・地域連携パスを通しての連携(脳卒中連携協議会・大腿骨頚部骨折連携会への参加)

・福井市第一医師会市民公開講座への協力

・地域包括ケア病棟導入検討会への参画

実績報告

紹介来院実績 (単位:人)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

検 査 17 8 17 10 24 14 26 18 12 11 6 9 172

診 察 110 107 95 97 133 106 83 97 91 99 84 128 1,230

処 置 5 7 6 5 7 8 3 7 6 4 3 14 75

放 射 線 47 42 50 32 34 26 34 24 36 27 24 51 427

入院当日 10 12 16 24 20 18 12 16 20 19 25 27 219

入院予約 10 11 5 15 11 7 14 12 17 14 10 6 132

転院当日

1

1 2 1 1 1

1 8

転院予約 22 11 12 9 14 12 6 16 16 2 17 22 159

合 計 221 198 201 193 243 192 180 191 199 177 169 258 2,422

逆紹介転院 (単位:人)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

逆紹介転院 1 3 8 5 6 3 4 5 4 5 3 8 55

【連携パス紹介数】 (単位:人)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

脳卒中連携パス 9 3 3

1 4 3 3 6 3 2 5 42

大腿骨頚部骨折パス 4 2 2 2 1

2 2 2 1 3 3 24

合 計 13 5 5 2 2 4 5 5 8 4 5 8 66

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渉外活動

・年末年始挨拶、情報交換訪問 206 件

・施設病院間の情報交流会

■6 月 29 日 50 名参加(院外 32 名、院内 18 名)

・厚生会が提供しているリハビリについて

・訪問看護・訪問リハビリについて

・栄養課との連携について

・退院調整における連携について

(1)福井県の「退院支援ルール」について

(2)当院における退院調整の流れについて

・グループディスカッション

■2 月 8 日 57 名参加(院外 34 名、院内 23 名)

・地域包括ケア病棟について

・ケアマネージャーと薬剤師の関わりについて

・グループディスカッション

・第 13 回 福井第一医師会市民公開講座「明日のわが身を考えよう」:11 月 12 日(134 名参加)

「心房細動から身を守る」 福井厚生病院 窪田 彰一医師

「みんなで支える在宅療養」 多職種のパネルディスカッション

司会 貴志医院 貴志 英生院長

パネラー あさくら苑居宅介護支援事業所 叶 英敏

文珠苑居宅介護支援事業所 中山 照恵

メディペック福祉用具 和田 要輔

訪問看護ひまわりステーション 五島 宏樹

東足羽包括支援センター 中前 光江

福井厚生病院 奥脇 由美

・医療連携勉強会・懇親会開催:12 月 3 日

症例発表 「多脾症に伴う下大静脈欠損患者における心房細動アブレーション:

内頸静脈、上大静脈経由のブロッケンブロー心房中隔穿刺と肺静脈隔離術」

福井厚生病院 加藤 浩司副院長

「関節リウマチ cs-DMARDs のお話」

福井厚生病院 川中 紀邦医師

【退院調整に伴う加算】 (単位:件)

点数 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

退院支援加算 600 41 44 75 66 62 72 63 59 68 62 51 72 735

介護連携指導 400 44 38 51 53 35 37 36 33 35 42 30 46 480

精神保健福祉士加算 30 1,100 1,219 1,169 1,301 1,178 1,271 1,186 915 1,143 1,163 1,161 1,237 14,043

地域連携診療計画

退院時指導料 300

2 6 6 4 4 4 2 3 4 7 1 43

退院時共同指導料 400 -

保険医 3 者加算 2,000 -

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MSW 相談業務

・2016 年度に福井県内での「入退院に係る病院と介護の統一連携ルール」が策定された。連携

手順が明らかにされたことで、速やかに介護関係機関との連携をとることができ、退院調整

がしやすい状況となった。

・入院後 3 日以内に、病棟ごとに「入院時カンファレンス」を行うことで、関係スタッフ間で

早期の情報交換を行うことができている。仮説を立てて課題を検討したり、関わるタイミン

グを検討したりすることができ、退院調整に有益となっている。

・初回・中間・退院カンファレンスにおいて、主治医・看護師の他にも、リハビリスタッフや

管理栄養士等の参加協力が得られ、多職種で支援していく体制作りが定着している。

・月 1 回事例検討を行っているが、MSW の質の向上、技能習得のための勉強会・学習会を定

例開催できていないため、教育時間の確保を今後の課題としたい。

入・転院受入れ相談 (単位:件)

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計

23 17 12 19 16 13 19 18 22 22 24 35 240

まとめ

・転院依頼に速やかに対応できるよう検討、従来の曜日固定の判定会を中止し、迅速に対応で

きる体制作りに努めた。

・2013 年より行っている病棟師長と病棟専従の MSW による転院前面談にて、情報提供書から

は掴めなかった問題・課題も把握でき、転院後の退院調整に大いに役立っている。今後も継

続していきたい。

・今年度より看護師が退院支援専従看護師となり、入院案内ができなくなった。更に年度末に

入院案内担当者が急遽異動となったが、事務スタッフ全員が入院案内業務に対応できる体制

を構築していたため、スムーズに移行が行われた。

・医療安全管理室の協力を得て、紹介患者さまの救急対応マニュアルを作成し、院内の流れを

統一した。

・看護部、施設、在宅担当者との交流会は今年度より年 2 回の開催となり、グループディスカ

ッションでは退院支援等について、活発な意見が交わされた。今後も、院外の病院、診療所

との連携や介護事業所との交流を深め、更なる連携強化に努めたい。

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健康増進センター

北 泰郎

事業実績

受診者月別実績および前年度比較 (単位:人)

年度 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 前年比

協会けんぽ

院内 2015 477 463 571 515 511 464 493 458 437 453 488 293 5,623

99.5% 2016 611 445 559 481 498 498 454 446 407 435 461 301 5,596

巡回 2015 257 499 800 530 144 723 758 714 226 106 113 185 5,055

117.8% 2016 300 650 856 606 284 755 811 968 224 189 121 191 5,955

人間ドック

1日 2015 151 214 315 281 296 252 284 279 302 294 281 153 3,102

100.2% 2016 150 226 301 296 300 289 316 324 274 266 237 138 3,111

2日 2015 9 15 25 23 23 21 21 18 19 21 22 13 230

91.3% 2016 13 13 20 19 20 18 17 15 19 20 19 17 210

定期健康診断

院内 2015 234 276 258 286 275 278 305 304 220 157 208 199 3,000

100.2% 2016 198 269 245 297 313 284 336 321 253 177 162 153 3,007

巡回 2015 1,162 2,227 3,509 2,195 1,148 1,085 2,101 2,576 519 397 408 619 17,946

103.3% 2016 1,020 2,421 3,646 2,251 2,011 1,027 2,022 2,314 683 305 427 423 18,550

・人間ドックにおいて受診者数は前年比 11人減であったが、単価アップの効果により売上額は前

年比 1,360,000円増を計上できた

・巡回健診において新規事業所 10社を獲得した

・インフルエンザ予防接種が大幅に増加した(前年比 881人増)

・ストレスチェック実施(64事業所 8,694人実施)

【その他事項】

9月より中古胃部 X線バス(デジタル車)を導入

【事後指導実績】

院内健診、巡回健診において胃部・胸部・大腸がん検査の有所見者に対し二次検診を積極的に勧

め、当院での受診に繋げた。

検査項目 受診者総数 有所見者数 当院精検受診者数

胃部検査(バリウム) 4,581人 277人 28人

胸部検査 33,911人 531人 73人

大腸がん検査 17,230人 877人 196人

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【総括】

人間ドックについては受診者数が若干減少したが協会けんぽ、健診および定期健診において増

やすことができた。

また売上額においても前年比 104.9%(562,971,368円)を計上できた。

次年度に向けて胃部内視鏡のフル稼働、巡回健診において新規企業(1,000 人以上)の獲得を

目指したい。

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介護事業部

林 眞智子

取組み事項(年度目標)

【魅力ある介護事業の継続】

医療と福祉を融合したトータルケア

・ 介護職員の資質向上

・ 人材確保

経営参画

・ 2013 年 4 月開設のサービス付き高齢者向け住宅「すまいる・厚生」の広報活動を積極的に

行い満室の状態を維持していたが、入居希望者が多く部屋を工夫して 1 室増床した。現在

の入居者数は過去最高の 52 名となった。

・ 今年度、看護小規模多機能型居宅介護へ移行したことで、前年度の収入実績比 165.5%とな

った。

・ 看護小規模多機能型居宅介護「あったかホームひまわり」(2016 年 4 月開設)は、平均利

用者登録数が前年度末は 20.6 名であったが、今年度末は 23.7 名に増加した。

・ 職員定数配置を確認し採用を行うことで、各事業所職員数のバラツキも少なく、収支改善

にも繋がっている。

2016 年度収入実績比:前年対比 103.4% 計画対比 99.2%

まとめ

今年度は、さくら・ひまわりグループ間での情報共有・管理者対象に勉強会(予算化・財務

経理課資料の見方・人事管理)を開催し管理者業務について再度、確認することができた。

介護職員は恒常的に不足(急な退職・心身の体調を崩しての長期欠勤・産休や育休)してい

たが、人事課との連携により職員募集がスムーズとなり、介護職員採用に繋がった。

今後も、職員募集のためのパンフレットを作成し、早期に学校への訪問や就職説明会へ参加

し、介護職員・看護師の確保に努めていきたい。また、新採用職員の教育プログラムを確立し

ていき離職防止に努めていきたい。

今後需要が高くなることが予想される認知症の方に対応するために、2017 年 9 月に重度認

知症デイ・ケアを開設予定である。医療機関や介護支援事業所への広報を行い、地域に広く

知らせていきたい。

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実績および前年比

単位

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月

2015 2016 2015 2016 2015 2016 2015 2016 2015 2016 2015 2016 2015 2016

包括支援 東足羽包括支援センター

件 158 186 160 189 156 191 162 196 164 187 172 194 168 189

居宅介護支援 件 506 524 505 522 506 526 505 525 506 531 512 541 514 532

介護保険相談センター 件 180 212 174 211 184 217 180 180 178 174 181 186 180 178

中央在宅介護支援 件 138 105 137 103 139 105 137 141 138 145 140 147 140 141

さくら在宅介護支援 件 188 207 194 208 183 204 188 204 190 212 191 208 194 213

訪問看護 件 1,755 1,565 1,629 1,494 1,662 1,611 1,755 1,543 1,508 1,587 1,580 1,585 1,588 1,628

ひまわりステーション 件 864 791 816 784 812 866 834 859 728 879 808 848 807 837

ステーション美山 件 405 306 379 298 393 313 429 280 378 299 371 303 340 304

さくらステーション 件 486 468 434 412 457 432 492 404 402 409 401 434 441 487

訪問介護

さくらのヘルパーさん 件 1,231 1,307 1,214 1,330 1,292 1,368 1,368 1,249 1,229 1,210 1,257 1,207 1,347 1,218

通所介護 件 3,105 3,309 3,146 3,165 3,253 3,306 3,336 3,431 3,199 3,421 3,192 3,297 3,402 3,247

通所リハビリセンター 件 1,142 1,049 1,156 1,061 1,189 1,101 1,200 1,124 1,115 1,108 1,139 1,047 1,194 1,011

さくらの家 件 863 914 869 804 903 830 925 871 891 867 847 831 893 842

ぶる~夢森目 件 688 875 720 840 742 869 785 907 759 934 740 903 787 885

ほっとかん 件 412 471 401 460 419 506 426 529 434 512 466 516 528 509

認知通所介護

デイサービスさくら 件 253 237 297 244 272 257 237 273 252 302 252 296 221 269

小規模多機能型

あったかホームひまわり(通い) 件 477 627 496 667 487 652 473 732 538 800 540 769 540 756

グループホーム 件 1,057 1,080 1,099 1,060 1,051 1,046 1,064 1,111 1,064 1,116 1,020 1,080 1,071 1,090

匠 件 518 540 541 502 526 517 510 558 538 558 510 540 543 548

さくら日和 件 539 540 558 558 525 529 554 553 526 558 510 540 528 542

サービス付き高齢者向け住宅 人 48 49 49 50 50 50 49 49 47 49 46 50 46 51

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単位

11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計 前年度

比較 増減率

2015 2016 2015 2016 2015 2016 2015 2016 2015 2016 2015 2016

包括支援 東足羽包括支援センター

件 176 187 176 174 171 169 173 166 185 168 2,021 2,196 175 108.7%

居宅介護支援 件 508 537 515 534 515 527 520 529 520 523 6,132 6,351 219 103.6%

介護保険相談センター 件 181 186 181 184 177 175 183 179 179 184 2,158 2,266 108 105.0%

中央在宅介護支援 件 137 141 137 144 143 147 135 146 138 143 1,659 1,608 ▲51 96.9%

さくら在宅介護支援 件 190 210 197 206 195 205 202 204 203 196 2,315 2,477 162 107.0%

訪問看護 件 1,515 1,553 1,594 1,513 1,428 1,395 1,541 1,484 1,599 1,615 19,154 18,573 ▲581 97.0%

ひまわりステーション 件 770 808 805 808 712 788 777 812 809 941 9,542 10,021 479 105.0%

ステーション美山 件 326 332 343 291 291 280 306 266 346 293 4,307 3,565 ▲742 82.8%

さくらステーション 件 419 413 446 414 425 327 458 406 444 381 5,305 4,987 ▲318 94.0%

訪問介護

さくらのヘルパーさん 件 1,239 1,196 1,307 1,220 1,173 1,125 1,129 1,075 1,313 1,122 15,099 14,627 ▲472 96.9%

通所介護 件 3,188 3,272 3,362 3,238 2,891 2,824 3,055 2,837 3,358 3,217 38,487 38,564 77 100.2%

通所リハビリセンター 件 1,070 1,004 1,146 990 993 899 1,040 900 1,091 1,030 13,475 12,324 ▲1,151 91.5%

さくらの家 件 876 871 885 853 763 750 853 736 900 809 10,468 9,978 ▲490 95.3%

ぶる~夢森目 件 779 895 827 895 745 769 754 743 899 928 9,225 10,443 1,218 113.2%

ほっとかん 件 463 502 504 500 390 406 408 458 468 450 5,319 5,819 500 109.4%

認知通所介護

デイサービスさくら 件 220 253 222 268 196 241 214 229 236 255 2,872 3,124 252 108.8%

小規模多機能型

あったかホームひまわり(通い) 件 526 699 586 700 652 744 576 690 612 818 6,503 9,048 2,545 139.1%

グループホーム 件 1,023 1,029 1,087 1,081 1,080 1,081 1,038 1,011 1,091 1,092 12,745 12,877 132 101.0%

匠 件 543 514 550 525 524 530 518 507 551 534 6,372 6,373 1 100.0%

さくら日和 件 480 515 537 556 556 551 520 504 540 558 6,373 6,504 131 102.1%

サービス付き高齢者向け住宅 人 47 53 45 47 47 47 46 49 47 44 567 587 20 103.5%

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年間行事表

日付 内容

4 月 1 日 入社式 入職 41 名

(正社員 15 名、準職員 6 名、契約職員 18 名、パート 2 名)

4 月 1~2 日 新人オリエンテーション

5 月 12 日 看護展

5 月 24 日 第 51 回定時社員総会・理事会

6 月 13 日 七夕会

8 月 6 日 厚生会グループ合同就職説明会

8 月 27 日 第 18 回夏祭り

8 月 31 日 医療法第 25 条第 1 項の規定に基づく立入検査[福井県福井保健所]

9 月 26 日 避難訓練

12 月 3 日 医療連携勉強会

12 月 20 日 クリスマス会

12 月 21 日 精神科病院に対する実地審査

1 月 4 日 年賀式

1 月 23 日 託児所みつばちルーム認可外保育施設立入調査

3 月 25 日 第 52 回定時社員総会・理事会

3 月 18 日 合同就職説明会

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医療法人 厚生会 福井厚生病院

2016年度年報

発行日 2017年 10月 28日

発 行 医療法人 厚生会 福井厚生病院

〒918-8537 福井市下六条町 201番地

TEL 0776‐41‐3377(代表)

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