82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論...

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目 次 2年生~4年生 漢方医学入門 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 82 2年生 ・基盤コース 1. 生体物質代謝・生化学コース (生化) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 85 2. 医学史コース (医学史) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88 3. 医学英語論文の読み方コース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 90 4. 細胞生物学コース (細胞) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 92 ・ 臓器別コース 5. 運動器系コース (運動器) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 95 6. 血液・造血器系コース (血液) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 98 7. 循環器系コース (循環) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 101 8. 神経解剖コース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 104 9. 脳機能系コース(脳機能系) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 107 10. 分子系実習 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 111 11. 呼吸器系コース (呼吸) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 115 12. 免疫系コース (免疫) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 118 13. 消化器系コース (消化器) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 121 14. 感覚器・皮膚コース (感覚皮膚) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 124 15. 内分泌・代謝コース (内分泌・代謝) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 126 16. 腎・泌尿器系コース (腎泌尿器) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 139 17. 生殖器系コース (生殖) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 132 18. 肉眼解剖学(マクロ)実習 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 134 19. 機能系実習 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 140 ・ 実習 20. コミュニケーション ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 143 21. 早期臨床実習Ⅱ(Second Exposure) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 145 ・ M3科目・コース 22. 生体と薬物コース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 147 23. 原因と病態1コース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 150 24. 原因と病態2コース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 153 25. 細菌・真菌感染症コース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 156 26. ウイルス感染症コース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 159 27. メディカル・データ・サイエンス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 163 28. 医学英語 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 165

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Page 1: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

目 次

2年生~4年生

漢方医学入門 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 82

2年生

・基盤コース

1. 生体物質代謝・生化学コース (生化) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 85

2. 医学史コース (医学史) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88

3. 医学英語論文の読み方コース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 90

4. 細胞生物学コース (細胞) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 92

・ 臓器別コース

5. 運動器系コース (運動器) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 95

6. 血液・造血器系コース (血液) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 98

7. 循環器系コース (循環) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 101

8. 神経解剖コース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 104

9. 脳機能系コース(脳機能系) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 107

10. 分子系実習 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 111

11. 呼吸器系コース (呼吸) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 115

12. 免疫系コース (免疫) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 118

13. 消化器系コース (消化器) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 121

14. 感覚器・皮膚コース (感覚皮膚) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 124

15. 内分泌・代謝コース (内分泌・代謝) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 126

16. 腎・泌尿器系コース (腎泌尿器) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 139

17. 生殖器系コース (生殖) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 132

18. 肉眼解剖学(マクロ)実習 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 134

19. 機能系実習 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 140

・ 実習

20. コミュニケーション ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 143

21. 早期臨床実習Ⅱ(Second Exposure) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 145

・ M3科目・コース

22. 生体と薬物コース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 147

23. 原因と病態1コース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 150

24. 原因と病態2コース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 153

25. 細菌・真菌感染症コース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 156

26. ウイルス感染症コース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 159

27. メディカル・データ・サイエンス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 163

28. 医学英語 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 165

Page 2: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

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開講年度 年

● 担当教員

河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論

柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論

寒川 慶一(同源院薬局) 年 各論

森村 美奈(総合医学教育学) 年 各論

中本 佳代子(大阪漢方振興財団附属診療所) 年 各論

● 科目の主題

西洋医学とは異なる医学体系である漢方医学の概略を学ぶコースである。二千年以上の伝統がある漢方医学

に触れ、西洋医学とは違った視点の臨床診療に役立つ診断法、薬剤があることを学ぶのが目的である。

● 授業の到達目標

漢方医学の成り立ちがわかるようになる。

漢方医学と西洋医学の大きな違いを理解し、言及できる。

漢方薬に用いられる代表的生薬について名称や働き、副作用について言及できる。

代表的漢方薬と処方すべき病態について理解し言及できる。

● 授業内容・授業計画

月 日 時間対象

学年担当者 所属 講義場所 講義主題

(木)

: ~ : 河邉 讓治 核医学 小講義室 漢方とは?その原理と考え方

: ~ 柳原 茂人 近畿大学 小講義室 漢方医学史

: ~ : 柳原 茂人 近畿大学 小講義室漢方臓腑論(五臓六腑の概念と皮膚科漢

方症例、漢方における副作用等)

: ~ 河邉 讓治 核医学 小講義室 不定愁訴の漢方(梅核気・瘀血など)

(木)

~ 森村 美奈 総合医学教育学 小講義室婦人科漢方を中心に 三大漢方婦人薬の

発想からの臨床応用について

: ~ : 中本佳代子大阪漢方振興財団

附属診療所小講義室

実臨床に役に立つ弁証と治方(舌診・脈

診 生薬について、を含む)

(水)限・ 限 寒川 慶一 同源院薬局 中講義室 生体と薬物(和漢薬)

● 事前・事後学習の内容

河邉の講義に関しては、講義の 週間前までに授業で用いるレジメの を

ブログ市大漢方( )で告知するので各自ダウンロードしてください。

科目名 漢方医学入門単位数 -

授業

形態講義

科目

ナンバー―

英語表記

Page 3: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

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● 評価方法

出席を重視して評価

年次は小テストを行う場合もあり

● 受講生へのコメント

とにかく漢方に興味を持ってもらいたい。漢方を知ると臨床医として治療の幅が広がる。

● 教材

スライド、プリント、生薬等

● 対象学年

年生・ 年生・ 年生

● コアカリキュラムへの対応

診療の基本 2基本的診療知識 )薬物治療の基本原理 ⑬ 漢方医学の特徴や、和漢薬(漢方薬)の適

応、薬理作用を概説できる

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅱ コミュニケーション力 (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

Ⅵ 教育マインド (仁)

Ⅶ グローバルシンキング (智、仁)

Ⅷ 大阪住民の幸福と発展への貢献力 (智、仁、勇)

● その他

特になし

開講年度 年

● 担当教員

河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論

柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論

寒川 慶一(同源院薬局) 年 各論

森村 美奈(総合医学教育学) 年 各論

中本 佳代子(大阪漢方振興財団附属診療所) 年 各論

● 科目の主題

西洋医学とは異なる医学体系である漢方医学の概略を学ぶコースである。二千年以上の伝統がある漢方医学

に触れ、西洋医学とは違った視点の臨床診療に役立つ診断法、薬剤があることを学ぶのが目的である。

● 授業の到達目標

漢方医学の成り立ちがわかるようになる。

漢方医学と西洋医学の大きな違いを理解し、言及できる。

漢方薬に用いられる代表的生薬について名称や働き、副作用について言及できる。

代表的漢方薬と処方すべき病態について理解し言及できる。

● 授業内容・授業計画

月 日 時間対象

学年担当者 所属 講義場所 講義主題

(木)

: ~ : 河邉 讓治 核医学 小講義室 漢方とは?その原理と考え方

: ~ 柳原 茂人 近畿大学 小講義室 漢方医学史

: ~ : 柳原 茂人 近畿大学 小講義室漢方臓腑論(五臓六腑の概念と皮膚科漢

方症例、漢方における副作用等)

: ~ 河邉 讓治 核医学 小講義室 不定愁訴の漢方(梅核気・瘀血など)

(木)

~ 森村 美奈 総合医学教育学 小講義室婦人科漢方を中心に 三大漢方婦人薬の

発想からの臨床応用について

: ~ : 中本佳代子大阪漢方振興財団

附属診療所小講義室

実臨床に役に立つ弁証と治方(舌診・脈

診 生薬について、を含む)

(水)限・ 限 寒川 慶一 同源院薬局 中講義室 生体と薬物(和漢薬)

● 事前・事後学習の内容

河邉の講義に関しては、講義の 週間前までに授業で用いるレジメの を

ブログ市大漢方( )で告知するので各自ダウンロードしてください。

科目名 漢方医学入門単位数 -

授業

形態講義

科目

ナンバー―

英語表記

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開講年度 年

● 担当教員

広常 真治(細胞機能制御学)他

● 科目の主題

[正常な細胞や組織での基本的な物質代謝について学ぶ]

本コースは、基礎教育科目で学んだ生物学・化学的基礎知識を土台に、正常な細胞や組織での基本的な物

質代謝について学ぶ。また、物質代謝の多様性と相互関係を理解する。さらに、分子機構の破綻に伴う疾

患のメカニズムについての理解を深める。

● 授業の到達目標

主要な到達目標は以下の通りである。個別の到達目標については、別途記載する。

生命機構を分子レベルで理解する

生命現象を支える代謝の全体像を理解する

医学における生化学の役割を説明できる

蛋白質・酵素の構造と機能について理解する

ビタミンの構造と生理機能またその欠乏症・過剰症を理解する

アミノ酸代謝について理解する

糖質の代謝について理解する

脂質の代謝について理解する

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

金 広常 真治 細胞機能制御学学舎4階小講義室

エネルギー代謝総論

水 金 明月 細胞機能制御学学舎4階小講義室

タンパク質の構造と機能

金 金 明月 細胞機能制御学学舎4階小講義室

酵素反応の機構

水 金 明月 細胞機能制御学学舎4階小講義室

エネルギー代謝

木 松本 早紀子 細胞機能制御学学舎4階小講義室

ビタミンの構造と機能

月 松本 早紀子 細胞機能制御学学舎4階小講義室

アミノ酸代謝

科目名生体物質代謝・生化学コース

(生化)単位数 -

授業

形態講義

科目

ナンバー英語表記

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− 86 −

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

水 松本 早紀子 細胞機能制御学学舎4階小講義室

アミノ酸代謝

木 広常 真治 細胞機能制御学学舎4階小講義室

糖質の代謝

金 広常 真治 細胞機能制御学学舎4階小講義室

糖質の代謝

水 千葉 秀平 細胞機能制御学学舎4階小講義室

核酸の合成、異化、再利用代謝

火 千葉 秀平 細胞機能制御学学舎4階小講義室

脂質の代謝

火 千葉 秀平 細胞機能制御学学舎4階小講義室

脂質の代謝

火 広常 真治 細胞機能制御学学舎4階小講義室

生化学試験

● 事前・事後学習の内容

授業の細胞生物学の中における位置づけを理解するため生化学の教科書を通読すること。個別の事前学

習・事後学習については講義毎に指示する。

● 評価方法

出席、レポート提出および試験

講義は 以上、実習は 以上出席しなければ、受験資格はない。

● 受講者へのコメント

興味ある分野を深く掘り下げると同時に、生化学の教科書を通読することで全体を見渡せるように勉強す

ること。

● 教材

推奨テキスト

ハーパー・生化学(丸善)講義 第一版

ヴォート 生化学(東京化学同人)

ヒトの分子遺伝学( )

細胞生物学(南江堂)

● 対象学年

2年生

● コアカリキュラムへの対応

全体を通じた対応は以下の通り。

医学一般

個体の構成と機能

) 個体の調節機構とホメオスタシス

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情報伝達の基本

生体物質の代謝

病因と病態

)遺伝的多様性と疾患、 ) 細胞障害・変性と細胞死、 )代謝障害

● 該当するコンピテンス

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

● その他

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

水 松本 早紀子 細胞機能制御学学舎4階小講義室

アミノ酸代謝

木 広常 真治 細胞機能制御学学舎4階小講義室

糖質の代謝

金 広常 真治 細胞機能制御学学舎4階小講義室

糖質の代謝

水 千葉 秀平 細胞機能制御学学舎4階小講義室

核酸の合成、異化、再利用代謝

火 千葉 秀平 細胞機能制御学学舎4階小講義室

脂質の代謝

火 千葉 秀平 細胞機能制御学学舎4階小講義室

脂質の代謝

火 広常 真治 細胞機能制御学学舎4階小講義室

生化学試験

● 事前・事後学習の内容

授業の細胞生物学の中における位置づけを理解するため生化学の教科書を通読すること。個別の事前学

習・事後学習については講義毎に指示する。

● 評価方法

出席、レポート提出および試験

講義は 以上、実習は 以上出席しなければ、受験資格はない。

● 受講者へのコメント

興味ある分野を深く掘り下げると同時に、生化学の教科書を通読することで全体を見渡せるように勉強す

ること。

● 教材

推奨テキスト

ハーパー・生化学(丸善)講義 第一版

ヴォート 生化学(東京化学同人)

ヒトの分子遺伝学( )

細胞生物学(南江堂)

● 対象学年

2年生

● コアカリキュラムへの対応

全体を通じた対応は以下の通り。

医学一般

個体の構成と機能

) 個体の調節機構とホメオスタシス

Page 7: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 88 −

開講年度 年

● 担当教員

中島裕司(第二解剖)、坂井建雄(順天堂大学)、田中祐尾(田中医院)、仲谷和記(四天王寺大学)

● 科目の主題

医学が生み出され発展してきた背景と過程を学び、これから学ぶ現代医学の歴史的背景を知る。

● 授業の到達目標

西洋の医学が発展した過程や背景を概説できる。

本邦や東洋の医学が発展した過程や背景を概説できる。

感染症とその対策に関する歴史を概説できる。

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知する

ので情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

火 坂井 建雄 順天堂大学学舎4階

小講義室

西洋の医学史1

西洋の医学史2

火 仲谷 和記 四天王寺大学

学舎4階

小講義室 感染症とその対策の歴史

月 田中 祐尾 田中医院学舎4階

小講義室

東洋の医学史

日本の医学史

● 事前・事後学習の内容

事前学習:医学の歴史に関する一般啓蒙書籍、たとえば小川鼎三著、医学の歴史(中公新書)、梶田昭著、

医学の歴史(講談社学術文庫)を一読しておく。

事後学習:医学の歴史に関る書籍を再読する。また医学史に関る史跡の訪問、シラバスで紹介してある専

門的な教科書で興味ある事項をさらに調査し造詣を深める。

● 評価方法

出席とレポートで評価する

科目名 医学史単位数 -

授業

形態講義

科目

ナンバー英語表記

Page 8: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

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● 受講生へのコメント

事前学習をし、すべての講義に出席すること。

● 教材

人体観の歴史 坂井建雄、岩波書店 中国医学古典と日本 小曽戸洋、塙書房

医学史探訪 二宮陸雄、日経 社 感染症の近代史(内海孝、山川出版)

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅶ グローバルシンキング (智、仁)

● その他

開講年度 年

● 担当教員

中島裕司(第二解剖)、坂井建雄(順天堂大学)、田中祐尾(田中医院)、仲谷和記(四天王寺大学)

● 科目の主題

医学が生み出され発展してきた背景と過程を学び、これから学ぶ現代医学の歴史的背景を知る。

● 授業の到達目標

西洋の医学が発展した過程や背景を概説できる。

本邦や東洋の医学が発展した過程や背景を概説できる。

感染症とその対策に関する歴史を概説できる。

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知する

ので情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

火 坂井 建雄 順天堂大学学舎4階

小講義室

西洋の医学史1

西洋の医学史2

火 仲谷 和記 四天王寺大学

学舎4階

小講義室 感染症とその対策の歴史

月 田中 祐尾 田中医院学舎4階

小講義室

東洋の医学史

日本の医学史

● 事前・事後学習の内容

事前学習:医学の歴史に関する一般啓蒙書籍、たとえば小川鼎三著、医学の歴史(中公新書)、梶田昭著、

医学の歴史(講談社学術文庫)を一読しておく。

事後学習:医学の歴史に関る書籍を再読する。また医学史に関る史跡の訪問、シラバスで紹介してある専

門的な教科書で興味ある事項をさらに調査し造詣を深める。

● 評価方法

出席とレポートで評価する

科目名 医学史単位数 -

授業

形態講義

科目

ナンバー英語表記

Page 9: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 90 −

開講年度 年

● 担当教員

林 朝茂(産業医学)他

● 科目の主題

大学入学までの英語教育は、 としての教育である。本講座では

あるいは として医師として習得すべき医学英語に触れ

端緒とする。医学英語論文を正確に読み解くには、①英語を読み解く力、②疫学の知識の習得、③医療統計

学の知識の習得は必須である。本講座では、どのようなスキルを卒業までに習得する必要があるかを医学部

の 年生で体験することで、今後の学習の指針とする。

本講座では、1)症例報告、2)疾患のリスク要因を評価するための観察研究論文を実習形式で扱う。

● 授業の到達目標

症例報告を通読し、必要性を理解できる。

疾患のリスク要因を評価するための観察研究論文(コホート研究)を通読し、必要性を理解できる。

● 授業内容・授業計画

実習の日時、実習場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

首藤 太一

林 朝茂

佐藤 恭子

上原 新一郎

柴田 幹子

並川 浩己、他

総合医学教育学

産 業 医 学

学舎 階

小講義室

医学英語論文を読む:

症例報告( )~( )

林 朝茂

佐藤 恭子

上原 新一郎

柴田 幹子

産 業 医 学学舎 階

小講義室

医学英語論文を読む:

コホート研究( )~( )

科目名 医学英語論文の読み方単位数 -

授業

形態実習

科目

ナンバー英語表記

Page 10: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

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● 事前・事後学習の内容

個別の事前学習・事後学習については講義毎に指示する。

● 評価方法

提出物(出席カードなど)およびレポート

実習のため 以上出席しなければ、評価資格はない。なお、 分以上の遅刻は出席とは認めない。

実習中に配布する出席カードに、与えられた問題や課題などについて回答し、提出したものを出席とす

る。なお、出席を口頭で確認することもある。

成績評価は、提出物の内容( %)、レポートの内容( %)をもとに総合的に評価する。

● 受講生へのコメント

実習中の態度も評価対象であり、必要に応じて加点・減点する。

電子辞書や英和辞典を持参すること。

● 教材

教科書:使用しない。

参考書:授業で適宜紹介する。

プリント:授業で適宜配布する。

参考教科書

)中村好一著:基礎から学ぶ楽しい疫学 第 版、

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

A 医師として求められる基本的な資質・能力

医学知識と問題対応能力 学修の在り方 ①

科学的探究 – 医学研究への志向の涵養–①

B 社会と医学・医療

集団に対する医療 根拠に基づいた医療< > ③

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

Ⅶ グローバルシンキング (智、仁)

● その他

特記事項なし。

開講年度 年

● 担当教員

林 朝茂(産業医学)他

● 科目の主題

大学入学までの英語教育は、 としての教育である。本講座では

あるいは として医師として習得すべき医学英語に触れ

端緒とする。医学英語論文を正確に読み解くには、①英語を読み解く力、②疫学の知識の習得、③医療統計

学の知識の習得は必須である。本講座では、どのようなスキルを卒業までに習得する必要があるかを医学部

の 年生で体験することで、今後の学習の指針とする。

本講座では、1)症例報告、2)疾患のリスク要因を評価するための観察研究論文を実習形式で扱う。

● 授業の到達目標

症例報告を通読し、必要性を理解できる。

疾患のリスク要因を評価するための観察研究論文(コホート研究)を通読し、必要性を理解できる。

● 授業内容・授業計画

実習の日時、実習場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

首藤 太一

林 朝茂

佐藤 恭子

上原 新一郎

柴田 幹子

並川 浩己、他

総合医学教育学

産 業 医 学

学舎 階

小講義室

医学英語論文を読む:

症例報告( )~( )

林 朝茂

佐藤 恭子

上原 新一郎

柴田 幹子

産 業 医 学学舎 階

小講義室

医学英語論文を読む:

コホート研究( )~( )

科目名 医学英語論文の読み方単位数 -

授業

形態実習

科目

ナンバー英語表記

Page 11: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 92 −

開講年度 年

● 担当教員

広常 真治(細胞機能制御学)他

● 科目の主題

[生命の最小単位である細胞の構造、機能について学ぶ]

本 コ ー ス は 遺 伝 と 遺 伝 子 コ ー ス と 一 連 の も の で あ り 、 両 コ ー ス を 学 ぶ ことで急速な進

展を見せている生命科学の現状を理解し、将来の分子医学の発展・臨床への応用に十分対応できる基礎知識

の確立を目指すコースである。

● 授業の到達目標

主要な到達目標は以下の通りである。個別の到達目標については、別途記載する。

生命機構を分子レベルで理解する

細胞外からの情報伝達機構について理解する

細 胞 膜 の 機 能 分 子 の 多 様 性 ( チ ャ ネ ル 、 ト ラ ン ス ポ ー タ ー 、 ポ ン プ 、 レ セ プ タ

ー)と、その働き方 について理解する

イ オンチ ャ ンネル 、神 経 ・ 筋 で発 生 する活 動 電 位 の発 生 ・伝 播 機 序 に ついて理解する

細胞接着因子の構造・機能が理解する

細胞骨格、モータータンパンク質、細胞内物質輸送とその制御について理解する

蛋白質分解とその制御について理解する

アポトーシスとネクローシスの形態学的特徴を理解する

細胞周期の制御機構を理解する

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

火 広常 真治 細胞機能制御学学舎4階

小講義室コースの概略および情報伝達総論( ・ )

金 広常 真治 細胞機能制御学学舎4階

小講義室

情報伝達総論 ・ 膜・細胞内受容体・細胞

内情報伝達系

水 水関 健司 神経生理学学舎4階

小講義室細胞膜、膜電位と電気信号

水 広常 真治 細胞機能制御学学舎4階

小講義室膜輸送と細胞内メンブレントラフィック

科目名 細胞生物学コース(細胞)

単位数 -授業

形態講義

科目

ナンバー英語表記

Page 12: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 93 −

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

金 水関 健司 神経生理学学舎4階

小講義室イオンチャネルとイオンシグナリング

水 広常 真治 細胞機能制御学学舎4階

小講義室

細胞内コンパートメントへの蛋白質輸送と蛋白

質分解

火 小島 裕正 免疫制御学学舎4階

小講義室免疫系における情報伝達

火 小島 裕正 免疫制御学学舎4階

小講義室細胞骨格と運動

水 大谷 直子 病態生理学学舎4階

小講義室細胞死

火 加藤 隆幸 神経生理学学舎4階

小講義室細胞接着と情報伝達

小島 裕正 免疫制御学学舎4階

小講義室

細胞周期と細胞分裂

水関 健司 神経生理学 神経系の情報伝達

金 広常 真治 細胞機能制御学学舎4階

大講義室細胞生物学試験

● 事前・事後学習の内容

授業の細胞生物学の中における位置づけを理解するため細胞生物学の教科書を通読すること。個別の事

前学習・事後学習については講義毎に指示する。

● 評価方法

出席、レポート提出および試験

講義は 以上、実習は 以上出席しなければ、受験資格はない。

● 受講者へのコメント

興味ある分野を深く掘り下げると同時に、細胞生物学の教科書を通読することで全体を見渡せるように勉強

すること。

● 教材

推奨テキスト

ハーパー・生化学(丸善)講義 第一版

ヴォート 生化学(東京化学同人)

ヒトの分子遺伝学( )

細胞生物学(南江堂)

● 対象学年

年生

開講年度 年

● 担当教員

広常 真治(細胞機能制御学)他

● 科目の主題

[生命の最小単位である細胞の構造、機能について学ぶ]

本 コ ー ス は 遺 伝 と 遺 伝 子 コ ー ス と 一 連 の も の で あ り 、 両 コ ー ス を 学 ぶ ことで急速な進

展を見せている生命科学の現状を理解し、将来の分子医学の発展・臨床への応用に十分対応できる基礎知識

の確立を目指すコースである。

● 授業の到達目標

主要な到達目標は以下の通りである。個別の到達目標については、別途記載する。

生命機構を分子レベルで理解する

細胞外からの情報伝達機構について理解する

細 胞 膜 の 機 能 分 子 の 多 様 性 ( チ ャ ネ ル 、 ト ラ ン ス ポ ー タ ー 、 ポ ン プ 、 レ セ プ タ

ー)と、その働き方 について理解する

イ オンチ ャ ンネル 、神 経 ・ 筋 で発 生 する活 動 電 位 の発 生 ・伝 播 機 序 に ついて理解する

細胞接着因子の構造・機能が理解する

細胞骨格、モータータンパンク質、細胞内物質輸送とその制御について理解する

蛋白質分解とその制御について理解する

アポトーシスとネクローシスの形態学的特徴を理解する

細胞周期の制御機構を理解する

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

火 広常 真治 細胞機能制御学学舎4階

小講義室コースの概略および情報伝達総論( ・ )

金 広常 真治 細胞機能制御学学舎4階

小講義室

情報伝達総論 ・ 膜・細胞内受容体・細胞

内情報伝達系

水 水関 健司 神経生理学学舎4階

小講義室細胞膜、膜電位と電気信号

水 広常 真治 細胞機能制御学学舎4階

小講義室膜輸送と細胞内メンブレントラフィック

科目名 細胞生物学コース(細胞)

単位数 -授業

形態講義

科目

ナンバー英語表記

Page 13: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 94 −

● コアカリキュラムへの対応

全体を通じた対応は以下の通り。

医学一般

生命現象の科学

生命の最小単位 細胞

細胞の構造と機能、

固体の構成と機能

細胞の構成と機能

細胞膜、 細胞骨格と細胞運動

)個体の調節機構とホメオスタシス

情報伝達の基本、 神経による情報伝達の基礎

病因と病態

)遺伝的多様性と疾患、 ) 細胞障害・変性と細胞死、 )代謝障害

● 該当するコンピテンス

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

●その他

Page 14: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 95 −

開講年度 年

● 担当教員

中島 裕司、山岸 敏之、甲斐 理武、東島沙弥佳、(器官構築形態学[解剖2])安部みき子(非常勤)

内線

整形外科学教員

● 科目の主題

本コースは、運動器としての骨、関節、靭帯と筋の基本的な形態を学ぶ。骨学は実習で標本をスケッチす

ることにより、個々の骨の特徴を理解する。関節・靱帯学は各関節の基本構造と靭帯の構成を理解する。

筋学は骨格・関節・神経と関連付け機能(運動)について理解する。

● 授業の到達目標

□ 骨・軟骨・関節・靭帯の構造と機能を説明できる。

□ 頭部・顔面の骨の構成を説明できる。

□ 四肢の骨・関節を列挙し,主な骨の配置を図示できる。

□ 椎骨の構造と脊柱の構成を説明できる。

□ 四肢の主要筋群の運動と神経支配を説明できる。

□ 骨盤の構成と性差を説明できる。

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

甲斐 器官構築形態学学舎 階

小講義室

総論(解剖学・運動器全般)

総論(骨学、関節・靭帯学)

解剖 器官構築形態学学舎 階

組織実習室骨学実習1(体幹)

金 解剖 器官構築形態学学舎 階

組織実習室骨学実習2(上肢)

月 甲斐 器官構築形態学学舎 階

小講義室総論(筋学)と脳・脊髄神経

科目名 運動器系コース(運動器)単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー英語表記

● コアカリキュラムへの対応

全体を通じた対応は以下の通り。

医学一般

生命現象の科学

生命の最小単位 細胞

細胞の構造と機能、

固体の構成と機能

細胞の構成と機能

細胞膜、 細胞骨格と細胞運動

)個体の調節機構とホメオスタシス

情報伝達の基本、 神経による情報伝達の基礎

病因と病態

)遺伝的多様性と疾患、 ) 細胞障害・変性と細胞死、 )代謝障害

● 該当するコンピテンス

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

●その他

Page 15: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 96 −

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

火 解剖 器官構築形態学学舎 階

組織実習室骨学実習 (下肢 )

金 甲斐 器官構築形態学学舎 階

小講義室体幹

月 解剖 器官構築形態学学舎 階

組織実習室骨学実習 (下肢 )

火 甲斐 器官構築形態学学舎 階

小講義室前腕と手の筋、手の連結

山岸 器官構築形態学学舎 階

小講義室骨盤、股関節、膝関節、足の連結

整形外科 整形外科学学舎 階

大講義室機能形態学

山岸 器官構築形態学学舎 階

小講義室下肢帯、大腿の筋、下腿と足の筋

火 解剖 器官構築形態学学舎 階

組織実習室

骨学実習 (頭蓋を構成する骨)

骨学実習 (頭蓋底と顔面頭蓋)

金 甲斐 器官構築形態学学舎4階

小講義室頭部と頚部の筋、頭部の連結

月 解剖 器官構築形態学学舎 階

大講義室運動器試験

水 解剖 器官構築形態学学舎 階

大講義室運動器試験

● 事前・事後学習の内容

各講義終了時に、講義内容に関する出題を行う場合がある。指定教材や配布資料などを活用して、予習・

復習を行うこと。特に実習に際しては、内容を事前によく理解した上で臨むこと。標本を用いた事後学習を

希望する場合は、申出により適宜支援する。

● 評価方法

成績評価は、コース中間および終了時に行われる筆記試験の結果に、実習の出席及び提出レポートの評点

を加味して行う。合格には総合して %以上の成績が必要である

Page 16: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 97 −

● 受講生へのコメント

骨学実習に使用する標本は全て本物の人骨であるので、人骨に対し尊厳を欠くような行為は厳に禁止する。

● 教材

教科書

□ 寺田・藤田 骨学実習の手引き(南山堂)

□ 小川・森ほか 解剖学 分担(1)(金原出版)

□ 金子 日本人体解剖学(南山堂)

参考書

□ ネッター解剖学アトラス(南江堂)

□ 解剖学カラーアトラス(医学書院)

□ 坂井 プロメテウス解剖学アトラス(医学書院)

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅳ 基本的総合診療能力 (智、仁、勇)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

● その他

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

火 解剖 器官構築形態学学舎 階

組織実習室骨学実習 (下肢 )

金 甲斐 器官構築形態学学舎 階

小講義室体幹

月 解剖 器官構築形態学学舎 階

組織実習室骨学実習 (下肢 )

火 甲斐 器官構築形態学学舎 階

小講義室前腕と手の筋、手の連結

山岸 器官構築形態学学舎 階

小講義室骨盤、股関節、膝関節、足の連結

整形外科 整形外科学学舎 階

大講義室機能形態学

山岸 器官構築形態学学舎 階

小講義室下肢帯、大腿の筋、下腿と足の筋

火 解剖 器官構築形態学学舎 階

組織実習室

骨学実習 (頭蓋を構成する骨)

骨学実習 (頭蓋底と顔面頭蓋)

金 甲斐 器官構築形態学学舎4階

小講義室頭部と頚部の筋、頭部の連結

月 解剖 器官構築形態学学舎 階

大講義室運動器試験

水 解剖 器官構築形態学学舎 階

大講義室運動器試験

● 事前・事後学習の内容

各講義終了時に、講義内容に関する出題を行う場合がある。指定教材や配布資料などを活用して、予習・

復習を行うこと。特に実習に際しては、内容を事前によく理解した上で臨むこと。標本を用いた事後学習を

希望する場合は、申出により適宜支援する。

● 評価方法

成績評価は、コース中間および終了時に行われる筆記試験の結果に、実習の出席及び提出レポートの評点

を加味して行う。合格には総合して %以上の成績が必要である

Page 17: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 98 −

開講年度 年

● 担当教員

コース主任:大谷 直子(病態生理学)

担当:大谷 直子(病態生理学)

● 科目の主題

血液は全身を循環して酸素や物質の運搬と熱の配分を行っている。そのため、血液の組成と機能は恒常的に維持さ

れなければならない。血液の機能はその構成成分の複雑さを反映して多岐にわたっている。細胞成分である赤血球、

白血球、血小板はすべて血液幹細胞から分化したものであるが、その機能はそれぞれ酸素運搬、生体防御と免疫、

止血と分化している。液体成分にいたっては、各臓器機能の影響を受けて成分濃度が臓器機能検査のための重要

な情報となる。これらの理解のため、本コースでは、造血器・リンパ網内系の構造を理解し、造血機構、造血因子、血

球(赤血球、白血球、血小板)機能、血漿タンパク質および止血・凝固・線溶機構を学ぶ。

● 授業の到達目標

第1回

1.循環血液量と末梢血液成分の組成を理解する。

2.末梢血血球成分の種類、形態、数を理解する。

第 回

1.造血幹細胞の性質と機能を理解する。

2.造血細胞の増殖・分化機構を理解する。

3.造血因子の種類と機能を理解する。

第 回

1.赤血球の産生と機能を理解する。

2.ヘモグロビンの構造と機能を理解する。

3.血漿タンパク質の種類と機能を理解する。

第 回

1.白血球(好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球)の種類と機能を理解する。

2.血小板の機能を理解する。

第 回

1.脾臓の機能を理解する。

2.胸腺の機能を理解する。

3.リンパ網内系の機能を理解する。

第 回

1.止血機構を説明できる。

2.凝固機構を説明できる。

3.線溶機構を説明できる。

科目名 血液・造血器系コース(血液)単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー英語表記

Page 18: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 99 −

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義

回数月 日

限担当者 所属 講義場所 講義主題

水 大谷 直子 病態生理学学舎4階小講義室

血液量と血液成分の組成、末梢血血球成分の種類、形態、数

造血幹細胞、造血細胞の増殖・分化、造血因子

金 大谷 直子 病態生理学学舎4階小講義室

赤血球、ヘモグロビン、血漿タンパク質

白血球の種類と機能、血小板の機能

木 大谷 直子 病態生理学学舎4階小講義室

脾臓、胸腺、リンパ網内系の機能

止血、凝固、線溶

火 大谷 直子 病態生理学学舎4階大講義室

試験

● 事前・事後学習の内容

毎回の講義内容を「講義主題」にて把握し、教材の目次を用いて該当する内容を検索し、講義内容に関する

項目を事前に学習しておくこと。既習の内容については、関連科目の授業内容を振り返り確認をしておくこ

と。各自講義の要点をまとめるなど、事前・事後学習を欠かさないようにすること。

● 評価方法

コース終了時に筆記試験を行い、 点以上( 点満点)を合格とする。

● 受講生へのコメント

事前学習を行うことで次の講義の予習をし、毎回の講義後、復習を行うこと。

● 教材

標準生理学 第 版(医学書院)、オックスフォード生理学第 版(丸善)、

、 、

、 ’s 免疫生物学 原

書第 版

学習方法:講義資料をプリントで配布、スライドで講義

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

医学一般

個体の構成と機能

組織・各臓器の構成、機能と位置関係

ねらい:細胞集団としての組織・臓器の構成、機能分化と方向用語を理解する。

組織・各臓器の構造と機能

開講年度 年

● 担当教員

コース主任:大谷 直子(病態生理学)

担当:大谷 直子(病態生理学)

● 科目の主題

血液は全身を循環して酸素や物質の運搬と熱の配分を行っている。そのため、血液の組成と機能は恒常的に維持さ

れなければならない。血液の機能はその構成成分の複雑さを反映して多岐にわたっている。細胞成分である赤血球、

白血球、血小板はすべて血液幹細胞から分化したものであるが、その機能はそれぞれ酸素運搬、生体防御と免疫、

止血と分化している。液体成分にいたっては、各臓器機能の影響を受けて成分濃度が臓器機能検査のための重要

な情報となる。これらの理解のため、本コースでは、造血器・リンパ網内系の構造を理解し、造血機構、造血因子、血

球(赤血球、白血球、血小板)機能、血漿タンパク質および止血・凝固・線溶機構を学ぶ。

● 授業の到達目標

第1回

1.循環血液量と末梢血液成分の組成を理解する。

2.末梢血血球成分の種類、形態、数を理解する。

第 回

1.造血幹細胞の性質と機能を理解する。

2.造血細胞の増殖・分化機構を理解する。

3.造血因子の種類と機能を理解する。

第 回

1.赤血球の産生と機能を理解する。

2.ヘモグロビンの構造と機能を理解する。

3.血漿タンパク質の種類と機能を理解する。

第 回

1.白血球(好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球)の種類と機能を理解する。

2.血小板の機能を理解する。

第 回

1.脾臓の機能を理解する。

2.胸腺の機能を理解する。

3.リンパ網内系の機能を理解する。

第 回

1.止血機構を説明できる。

2.凝固機構を説明できる。

3.線溶機構を説明できる。

科目名 血液・造血器系コース(血液)単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー英語表記

Page 19: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 100 −

● 学修目標:

②支持組織を構成する細胞と細胞間質(線維成分と基質)を説明できる。

③血管とリンパ管の微細構造と機能を説明できる。

⑥組織の再生の機序を説明できる。

人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療

血液・造血器・リンパ系

構造と機能

学修目標:

①骨髄の構造を説明できる。

②造血幹細胞から各血球への分化と成熟の過程を説明できる。

③主な造血因子(エリスロポエチン、顆粒球コロニー刺激因子

トロンボポエチン)を説明できる。

④脾臓、胸腺、リンパ節、扁桃と 板の構造と機能を説明できる。

⑤血漿タンパク質の種類と機能を説明できる。

⑥赤血球とヘモグロビンの構造と機能を説明できる。

⑦白血球の種類と機能を説明できる。

⑧血小板の機能と止血や凝固・線溶の機序を説明できる。

診断と検査の基本

学修目標:

①末梢血の血球数の基準値とその変化の意義を説明できる。

②骨髄検査(骨髄穿刺、骨髄生検)を説明できる。

③血漿タンパク質の基準値とその変化の意義を説明できる。

● 該当するコンピテンス

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

Ⅶ グローバルシンキング (智、仁)

● その他

Page 20: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 101 −

開講年度 年

● 担当教員

水関 健司(神経生理学)他

● 科目の主題

循環器系は、血液を全身に循環させることで、身体の基盤となる細胞が必要とする酸素や栄養分を供給し、

また、代謝の結果生じた二酸化炭素や老廃物を除去するためのシステムである。

本コースでは循環器系の構造を理解し、心臓の機能、血液循環および血圧調節機構を学ぶ。

● 授業の到達目標

o ヒトの循環器系(心臓、血管、リンパ管)の肉眼的な正常構造とミクロの構造を理解する。

o 心臓の微細構造、刺激伝導系、冠状血管を理解する

o 胎児循環と生後循環、大動脈弓と頭頚部の動脈を理解する。

o 上肢、胸部、腹部、骨盤、下肢の動脈を理解する。

o 静脈とリンパ系について理解する。

o 心筋細胞の電気現象と刺激伝導について理解する。

o 心電図の原理を理解する。

o 体循環、肺循環、胎児循環、リンパ管とリンパ節の機能を理解する。

o 心周期にともなう血行動態について理解する。

o 心拍出量の調節と主要臓器の循環調節、血流の局所調節を理解する。

o 運動時の循環反応とその機序、体液の全身的調節について理解する。

o 血圧調節のメカニズムを理解する。

o 心筋細胞の機能と特性を理解する。

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義

回数月 日

限担当者 所属

講義

場所講義主題

月 中島 器官構築形態学学舎4階小講義室

心臓の位置と構造

心臓の微細構造、刺激伝導系、冠状血管3

木 中島 器官構築形態学学舎4階小講義室

胎児循環と生後循環

大動脈弓と頭頚部の動脈

上肢、胸部、腹部の動脈

金 中島 器官構築形態学学舎4階小講義室

骨盤と下肢の動脈

動脈に伴行しない静脈、リンパ系

科目名 循環器系コース(循環)単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー英語表記

● 学修目標:

②支持組織を構成する細胞と細胞間質(線維成分と基質)を説明できる。

③血管とリンパ管の微細構造と機能を説明できる。

⑥組織の再生の機序を説明できる。

人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療

血液・造血器・リンパ系

構造と機能

学修目標:

①骨髄の構造を説明できる。

②造血幹細胞から各血球への分化と成熟の過程を説明できる。

③主な造血因子(エリスロポエチン、顆粒球コロニー刺激因子

トロンボポエチン)を説明できる。

④脾臓、胸腺、リンパ節、扁桃と 板の構造と機能を説明できる。

⑤血漿タンパク質の種類と機能を説明できる。

⑥赤血球とヘモグロビンの構造と機能を説明できる。

⑦白血球の種類と機能を説明できる。

⑧血小板の機能と止血や凝固・線溶の機序を説明できる。

診断と検査の基本

学修目標:

①末梢血の血球数の基準値とその変化の意義を説明できる。

②骨髄検査(骨髄穿刺、骨髄生検)を説明できる。

③血漿タンパク質の基準値とその変化の意義を説明できる。

● 該当するコンピテンス

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

Ⅶ グローバルシンキング (智、仁)

● その他

Page 21: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 102 −

講義

回数月 日

限担当者 所属

講義

場所講義主題

水 解剖2 器官構築形態学学舎5階組織実習室

組織学実習 ・ (心筋、刺激伝導系、動脈)

火 藤田看護学科

看護基礎科学

学舎4階小講義室

心筋細胞の電気現象と刺激伝導

心筋細胞の機能と特性

木 藤田看護学科

看護基礎科学

学舎4階小講義室

心電図の原理、体循環、肺循環

心周期にともなう血行動態

柴田 心臓血管外科学学舎4階大講義室

機能形態学

藤田看護学科

看護基礎科学

学舎4階小講義室

心拍出量の調節と主要臓器の循環調節

血流の局所調節、リンパ管とリンパ節の機能

木 藤田看護学科

看護基礎科学

学舎4階小講義室

運動時の循環反応とその機序

体液の全身的調節

金 藤田看護学科

看護基礎科学

学舎4階小講義室

血圧調節のメカニズム、胎児循環

月解剖2

生理2

器官構築形態学

神経生理学

学舎4階大講義室

試験

〜 解剖学

〜 生理学

● 事前・事後学習の内容

毎回の講義・実習の内容を「講義主題」にて把握し、講義・実習の内容に関する項目を事前に学習してお

くこと。既習の内容については、関連科目の講義・実習内容を振り返り確認をしておくこと。事前・事後学

習を欠かさないようにすること。

● 評価方法

出席、レポートおよび試験で評価する。尚、評価方法の詳細については、学習開始時に提示する。

(配点:解剖学 点、生理学 点の合計 点満点で、 点以上が合格)

どうしても必要な場合のみ追再試験を一度だけ行うが、本試験と追再試験の合否判定基準は同等とする。

すなわち追再試験の合否判定が本試験と比べて甘くなることは決してないので注意すること。

● 受講生へのコメント

に進級するまでに高校の生物の内容を十分に理解しておくことを求める。事前学習を行うことで次の講

義・実習の予習をし、毎回の講義・実習後、復習を行うこと。

● 教材

推奨テキスト

グレイ解剖学原書2版(エルゼビアジャパン)

組織学(南江堂)

日本人体解剖学(南山堂)

Page 22: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 103 −

分担解剖学(金原出版)

解剖学講義(南山堂)

ネッター人体解剖学図譜(丸善)

標準組織学(医学書院)

標準生理学 第 版(医学書院)

、ギャノング生理学 第 版(丸善)

、ガイトン生理学 第

版(エルゼビア・ジャパン)

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

D 人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療

循環器系

)構造と機能

に対応している。

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

Ⅶ グローバルシンキング (智、仁)

● その他

特記事項なし

講義

回数月 日

限担当者 所属

講義

場所講義主題

水 解剖2 器官構築形態学学舎5階組織実習室

組織学実習 ・ (心筋、刺激伝導系、動脈)

火 藤田看護学科

看護基礎科学

学舎4階小講義室

心筋細胞の電気現象と刺激伝導

心筋細胞の機能と特性

木 藤田看護学科

看護基礎科学

学舎4階小講義室

心電図の原理、体循環、肺循環

心周期にともなう血行動態

柴田 心臓血管外科学学舎4階大講義室

機能形態学

藤田看護学科

看護基礎科学

学舎4階小講義室

心拍出量の調節と主要臓器の循環調節

血流の局所調節、リンパ管とリンパ節の機能

木 藤田看護学科

看護基礎科学

学舎4階小講義室

運動時の循環反応とその機序

体液の全身的調節

金 藤田看護学科

看護基礎科学

学舎4階小講義室

血圧調節のメカニズム、胎児循環

月解剖2

生理2

器官構築形態学

神経生理学

学舎4階大講義室

試験

〜 解剖学

〜 生理学

● 事前・事後学習の内容

毎回の講義・実習の内容を「講義主題」にて把握し、講義・実習の内容に関する項目を事前に学習してお

くこと。既習の内容については、関連科目の講義・実習内容を振り返り確認をしておくこと。事前・事後学

習を欠かさないようにすること。

● 評価方法

出席、レポートおよび試験で評価する。尚、評価方法の詳細については、学習開始時に提示する。

(配点:解剖学 点、生理学 点の合計 点満点で、 点以上が合格)

どうしても必要な場合のみ追再試験を一度だけ行うが、本試験と追再試験の合否判定基準は同等とする。

すなわち追再試験の合否判定が本試験と比べて甘くなることは決してないので注意すること。

● 受講生へのコメント

に進級するまでに高校の生物の内容を十分に理解しておくことを求める。事前学習を行うことで次の講

義・実習の予習をし、毎回の講義・実習後、復習を行うこと。

● 教材

推奨テキスト

グレイ解剖学原書2版(エルゼビアジャパン)

組織学(南江堂)

日本人体解剖学(南山堂)

Page 23: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 104 −

開講年度 年

● 担当教員

池田 一雄(機能細胞形態学)他 内線

● 科目の主題

本コースは、脳神経系の特に神経解剖学の領域について学習する。脳のマクロ解剖学を理解し、それらの線

維連絡・通過経路を説明できるようにする。脳実習はマクロ解剖実習直後に行う。

● 授業の到達目標

中枢神経系と末梢神経系が区別できる。

主要な動脈の名称および支配領域を説明できる。

脳室と脳脊髄液の循環について説明できる。

脊髄、脳幹の構造と伝導路を説明できる。

脳神経の名称、核の局在、走行・分布と機能を概説できる。

大脳の構造を説明できる。

大脳皮質の機能局在を説明できる。

小脳の構造と機能を説明できる。

大脳辺縁系、大脳基底核の機能を説明できる。

主要伝導路について説明できる。

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

金 島田 昌一 大阪大学学舎 階小講義室

間脳

大脳基底核、辺縁系

月 池田 一雄 機能細胞形態学学舎 階小講義室

橋、中脳

小脳

水 池田 一雄 機能細胞形態学学舎 階小講義室

脳の外観、脳血管、髄膜、脳室

脊髄、延髄

金 仲谷 和記 四天王寺大学学舎 階小講義室

末梢神経(脳神経)

末梢神経(脊髄神経・自律神経)

科目名 神経解剖コース単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー英語表記

Page 24: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 105 −

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

火 鵜川 眞也 名古屋市立大学学舎 階小講義室

大脳皮質

主要伝導路

金 三木 幸雄 放射線医学学舎 階小講義室

臨床機能形態学(画像で視る脳)

木 池田 一雄 機能細胞形態学学舎 階大講義室

小テスト

池田 一雄

松原 勤

宇留島 隼人

湯浅 秀人

機能細胞形態学

階組織実習室または

解剖実習室

脳実習 ・

池田 一雄

松原 勤

宇留島 隼人

湯浅 秀人

機能細胞形態学

階組織実習室または

解剖実習室

脳実習 ・

池田 一雄

松原 勤

宇留島 隼人

湯浅 秀人

機能細胞形態学

階組織実習室または

解剖実習室

脳実習 ・

池田 一雄

松原 勤

宇留島 隼人

湯浅 秀人

機能細胞形態学学舎 階大講義室

試験

● 事前・事後学習の内容

講義に関しては、しっかりと復習を、そして脳実習に関しては、充分に予習を行ってください。

● 評価方法

成績評価はコース終了時(または中間)に行われる筆記試験の成績による。

合格には、総合して %以上の成績が必要である。本コースには臨床機能形態学と実習が含まれるの

で、これらについては出席やレポートが重視される。

● 受講生へのコメント

脳実習はマクロ解剖実習直後に行うため、講義日程とは、時期が離れています。実習の直前には、充分な予

習が必要となります。

● 教材

推奨: 神経解剖学講義ノート、金芳堂

臨床のための神経機能解剖学、後藤文男他編、中外医学社

エッセンシャル神経科学、丸善

開講年度 年

● 担当教員

池田 一雄(機能細胞形態学)他 内線

● 科目の主題

本コースは、脳神経系の特に神経解剖学の領域について学習する。脳のマクロ解剖学を理解し、それらの線

維連絡・通過経路を説明できるようにする。脳実習はマクロ解剖実習直後に行う。

● 授業の到達目標

中枢神経系と末梢神経系が区別できる。

主要な動脈の名称および支配領域を説明できる。

脳室と脳脊髄液の循環について説明できる。

脊髄、脳幹の構造と伝導路を説明できる。

脳神経の名称、核の局在、走行・分布と機能を概説できる。

大脳の構造を説明できる。

大脳皮質の機能局在を説明できる。

小脳の構造と機能を説明できる。

大脳辺縁系、大脳基底核の機能を説明できる。

主要伝導路について説明できる。

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

金 島田 昌一 大阪大学学舎 階小講義室

間脳

大脳基底核、辺縁系

月 池田 一雄 機能細胞形態学学舎 階小講義室

橋、中脳

小脳

水 池田 一雄 機能細胞形態学学舎 階小講義室

脳の外観、脳血管、髄膜、脳室

脊髄、延髄

金 仲谷 和記 四天王寺大学学舎 階小講義室

末梢神経(脳神経)

末梢神経(脊髄神経・自律神経)

科目名 神経解剖コース単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー英語表記

Page 25: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 106 −

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅱ コミュニケーション力 (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅳ 基本的総合診療能力 (智、仁、勇)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

Ⅵ 教育マインド (仁)

Ⅶ グローバルシンキング (智、仁)

●その他

Page 26: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 107 −

開講年度 年

● 担当教員

水関 健司(神経生理学)他

● 科目の主題

脳は人類に残された最後のフロンティアである。発生・免疫・癌などの研究分野と比較しても神経科

学は未知の部分が大きく、今後の発展が期待される。実際、近年さまざまな研究手法が開発され、脳

の構造と機能に関して以前とは比べものにならないほど膨大な知見が急速に蓄積されつつある。

脳を理解することは究極的には「こころ」を知ることであり、自分自身を理解することに他ならな

い。脳が働く仕組みを理解することは、その破綻に伴う疾患を扱う精神医学・神経内科学・脳神経外

科学などに必要であることはもちろんのこと、「こころ」を持つ人間と向き合うすべての医師に必須

である。高齢化社会を迎え、脳を健康に保ち続けることが益々重要になっている。さらに精神・神経

疾患は一般的に難治である。神経科学の基礎研究を基盤として、優れた治療法や予防法を開発するこ

とが期待されている。

本コースは神経解剖学・組織学・生化学・遺伝学・細胞生物学・発生学などの基盤コースの知識を

土台にして、感覚・運動・記憶・情動・睡眠・本能行動・自律機能などの基盤となる神経回路とその

動作原理について学ぶ。

● 授業の到達目標

主要な到達目標は以下の通りである。個別の到達目標については、別途記載する。

感覚系の神経回路とその機能について説明できる。

運動系の神経回路とその機能について説明できる。

記憶の神経回路とその機能について説明できる。

情動の神経回路とその機能について説明できる。

報酬系の神経回路とその機能について説明できる。

自律神経系の神経回路とその機能について説明できる。

本能行動の神経回路とその機能について説明できる。

睡眠・覚醒の神経回路とその機能について説明できる。

脳のリズムとその破綻について説明できる。

科目名 脳機能系コース単位数 -

授業

形態講義

科目

ナンバー英語表記

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅱ コミュニケーション力 (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅳ 基本的総合診療能力 (智、仁、勇)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

Ⅵ 教育マインド (仁)

Ⅶ グローバルシンキング (智、仁)

●その他

Page 27: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 108 −

● 授業内容・授業計画

講義の日時・講義場所等は作成時点における予定である。変更の場合は掲示板等で通知するので情報に留

意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

月 水関 健司 神経生理学学舎 階小講義室

神経科学総論

海馬と記憶

水 水関 健司 神経生理学学舎 階

小講義室

海馬と扁桃体

情動と記憶

月 松本 英之 神経生理学学舎 階

小講義室報酬系

火 水関 健司 神経生理学学舎 階

小講義室視覚系

木 篠原 良章名古屋市立大学

医学部統合解剖学

学舎 階

小講義室

聴覚

平衡感覚

本能的欲求に基づく動機付け行動

(節食・飲水・性行動)

金 水関 健司 神経生理学学舎 階

小講義室小脳・運動系・運動の調節

火 松本 英之 神経生理学学舎 階

小講義室嗅覚と味覚

木 篠原 良章名古屋市立大学

医学部統合解剖学

学舎 階

小講義室

大脳皮質運動野と大脳基底核

脳幹(運動)

グリア細胞

金 水関 健司 神経生理学学舎 階

小講義室体性感覚系

木 水関 健司 神経生理学学舎 階

小講義室自律神経系

金 水関 健司 神経生理学学舎 階

小講義室神経系の発達と可塑性

火 水関 健司 神経生理学学舎 階

小講義室睡眠・覚醒・概日リズム

水 水関 健司 神経生理学学舎 階

小講義室脳のリズムと同期活動

金水関 健司

松本 英之神経生理学

学舎 階

大講義室

試験(150分間)

開始 午前9時30分

終了 正午

Page 28: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 109 −

● 事前・事後学習の内容

毎回の講義内容を「講義主題」にて把握し、教科書を使って講義内容に関する項目を事前に必ず学習して

おくこと。事後学習は必ず講義資料と教科書の両方を使って行うこと。

● 評価方法

英語又は日本語で行う筆記試験で評価する。専門用語は英語名も覚えること。出席点はない。どうしても

必要な場合のみ追再試験を一度だけ行うが、本試験と追再試験の合否判定基準は同等とする。追再試験の合

否判定が甘くなることは決してないので注意すること。

● 受講生へのコメント

に進級するまでに高校の生物の内容を十分に理解しておくことを求める。下記に推薦する神経科学の教

科書の中から1〜2冊を選んで夏休みに一通り読んでおくことを勧める。

細胞生物学コースのうち、脳機能系コース主任の水関が担当する講義内容は脳機能系コースを理解するた

めの基盤であるため、脳機能系コースの試験でも出題する。既に細胞生物学コースを合格して今年度は履修

する必要がない学生も、細胞生物学コースのうち水関が担当する講義に関しては出席することを勧める。

神経科学は、生物学・物理学・化学・数学・情報科学・心理学・社会科学など、あらゆる学問を総動員し

て推し進められている研究分野である。「医師になるためには必要ない」と受講生が現時点では考えている

学問も含めて、学生の間に深く学び、幅広い基礎を作り上げることを目指してください。

● 教材

推薦する教科書をいくつか挙げておく。教科書は必ずしも最新版である必要はなく古本で十分であるから、

1〜2冊は必ず手元において熟読すること。講義だけで神経科学を網羅することはできないため、必ず自分

で教科書を読んで体系的に学習することを求める。残念ながら英語で書かれた教科書の方が優れているため、

英語の教科書を読むことを強く勧める。

標準生理学、第 版、医学書院、

● 対象学年

年生

● 授業内容・授業計画

講義の日時・講義場所等は作成時点における予定である。変更の場合は掲示板等で通知するので情報に留

意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

月 水関 健司 神経生理学学舎 階小講義室

神経科学総論

海馬と記憶

水 水関 健司 神経生理学学舎 階

小講義室

海馬と扁桃体

情動と記憶

月 松本 英之 神経生理学学舎 階

小講義室報酬系

火 水関 健司 神経生理学学舎 階

小講義室視覚系

木 篠原 良章名古屋市立大学

医学部統合解剖学

学舎 階

小講義室

聴覚

平衡感覚

本能的欲求に基づく動機付け行動

(節食・飲水・性行動)

金 水関 健司 神経生理学学舎 階

小講義室小脳・運動系・運動の調節

火 松本 英之 神経生理学学舎 階

小講義室嗅覚と味覚

木 篠原 良章名古屋市立大学

医学部統合解剖学

学舎 階

小講義室

大脳皮質運動野と大脳基底核

脳幹(運動)

グリア細胞

金 水関 健司 神経生理学学舎 階

小講義室体性感覚系

木 水関 健司 神経生理学学舎 階

小講義室自律神経系

金 水関 健司 神経生理学学舎 階

小講義室神経系の発達と可塑性

火 水関 健司 神経生理学学舎 階

小講義室睡眠・覚醒・概日リズム

水 水関 健司 神経生理学学舎 階

小講義室脳のリズムと同期活動

金水関 健司

松本 英之神経生理学

学舎 階

大講義室

試験(150分間)

開始 午前9時30分

終了 正午

Page 29: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 110 −

● コアカリキュラムへの対応

医学一般

個体の構成と機能

個体の調節機構とホメオスタシス

情報伝達の基本

神経による情報伝達の基礎

ホメオスタシス

人の行動と心理

人の行動

行動の成り立ち

動機付け

ストレス

生涯発達

人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療

神経系

)構造と機能

神経系の一般特性

脊髄と脊髄神経

脳幹と脳神経

大脳と高次機能

運動系

感覚系

自律神経と本能行動

眼・視覚系

構造と機能

耳鼻・咽頭・口腔系

構造と機能

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

Ⅶ グローバルシンキング (智、仁)

● その他

講義中に携帯電話を使用する者や態度の悪い者には退席を命ずる。正当な理由なく試験を欠席した者には

追試験を受ける資格を与えない。

Page 30: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 111 −

開講年度 年

● 担当教員

徳永 文稔、及川 大輔、寺脇 正剛(分子病態学)

中嶋 弘一、小島 裕正、國本 浩之(免疫制御学)

吉田 佳世 実験動物学

塩田 正之(共同実験機器施設)

● 科目の主題

現在の医学研究には分子生物学的な研究手法は不可欠なものとなっている。本実習では 日間の限られた

時間ではあるが、細胞からのゲノム の抽出、 による遺伝子の増幅、簡単な遺伝子組換え、プラスミ

ド調整及び制限酵素消化などの実験を行い、分子生物学的な実験手技に触れさせる。また、実験計画を立て

るには、実験系の利点・限界などを知ることが必要であるので、実験の原理などを修得し、簡単な実験の計

画の立案が出来るレベルまで到達できることを目標とする。

● 授業の到達目標

ゲノム の抽出法を理解し、実際に抽出できる

法の原理を理解し、遺伝子断片を増幅できる

遺伝子組換え法の基本を理解し、簡単な遺伝子組換えができる

制限酵素の塩基認識原理を理解し、遺伝子上の配置を決定できる

● 授業内容・授業計画

第 週と第 週はローテーションで行う

(第 週)遺伝子コース あるいは蛋白質・酵素コース

(第 週)蛋白質・酵素コース あるいは遺伝子コース

● 授業内容・授業計画

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属

講義

場所講義主題

月 予備日

火徳永、及川、寺脇、塩田

分子病態学 学舎5階

生化学実習室

培養細胞からゲノム 抽出・濃度測定及び 反応

水中嶋、小島、國本

免疫制御学学舎5階生化学実習室

産物のクローニング

木徳永、及川、寺脇

分子病態学学舎5階生化学実習室

形質転換大腸菌の培養

金徳永、及川、寺脇、吉田

分子病態学学舎5階生化学実習室

抽出及び制限酵素消化、電気泳動

科目名分 子 系 実 習

遺伝子コース 単位数 -授業

形態講義

科目

ナンバー

英語表記

● コアカリキュラムへの対応

医学一般

個体の構成と機能

個体の調節機構とホメオスタシス

情報伝達の基本

神経による情報伝達の基礎

ホメオスタシス

人の行動と心理

人の行動

行動の成り立ち

動機付け

ストレス

生涯発達

人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療

神経系

)構造と機能

神経系の一般特性

脊髄と脊髄神経

脳幹と脳神経

大脳と高次機能

運動系

感覚系

自律神経と本能行動

眼・視覚系

構造と機能

耳鼻・咽頭・口腔系

構造と機能

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

Ⅶ グローバルシンキング (智、仁)

● その他

講義中に携帯電話を使用する者や態度の悪い者には退席を命ずる。正当な理由なく試験を欠席した者には

追試験を受ける資格を与えない。

Page 31: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 112 −

● 事前・事後学習の内容

事前に実習書を精読し、操作手順を把握すること、また事後には当日の実習内容をレポート作成のため、

まとめること。

● 評価方法

出席、レポート提出。

● 受講生へのコメント

実習中の態度も評価対象であり、必要に応じて加点・減点する。

● 教材

実習書を配布する

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

C 医学一般 –1 生命現象の科学 1)生命の最小単位 細胞 (1)細胞の構造と機能

C 医学一般 –1 生命現象の科学 1)生命の最小単位 細胞 (2)ゲノム・染色体・遺伝子

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅱ コミュニケーション力 (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

● その他

Page 32: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 113 −

開講年度 年

● 担当教員

広常 真治(細胞機能制御学)他

● 科目の主題

酵素の物性と触媒機能を生化学的に解析することにより、生体代謝の原理を理解する。疑問を解決する科学

的方法を学習し、身につけることを目標とする。また、これらの解析法を面白く理解させ、将来の研究に意

欲をもたせる。

ラット組織を用いて酵素の精製、タンパク質の定量、ウェスタンブロッティング法によるタンパク質の特異

的検出、酵素反応特性の解析の つの項目について乳酸脱水素酵素に着眼し、 日間通しの実習で取得する。

● 授業の到達目標

主要な到達目標は以下の通りである。個別の到達目標については、別途記載する。

アフィニティークロマトグラフィーによる乳酸脱水素酵素の精製と定量解析

乳酸脱水素酵素( )およびアルカリフォスファターゼの酵素反応速度論

ウェスタンブロッティング法による乳酸脱水素酵素の検出同定

● 授業内容・授業計画

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属

講義

場所講義主題

月 ~広常 真治他

細胞機能制御学学舎5階生化学実習室 酵素タンパクの精製

火 ~広常 真治他

細胞機能制御学学舎5階生化学実習室 酵素反応速度論

水 ~広常 真治他

細胞機能制御学学舎5階生化学実習室 ウェスタンブロッティング法

月 ~広常 真治他

細胞機能制御学学舎5階生化学実習室 酵素タンパクの精製

火 ~広常 真治他

細胞機能制御学学舎5階生化学実習室 酵素反応速度論

水 ~広常 真治他

細胞機能制御学学舎5階生化学実習室 ウェスタンブロッティング法

木金 予備日

● 事前・事後学習の内容

個別の事前学習・事後学習については講義毎に指示する。

科目名分 子 系 実 習

蛋 白 質 ・酵 素 コース単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー

英語表記

● 事前・事後学習の内容

事前に実習書を精読し、操作手順を把握すること、また事後には当日の実習内容をレポート作成のため、

まとめること。

● 評価方法

出席、レポート提出。

● 受講生へのコメント

実習中の態度も評価対象であり、必要に応じて加点・減点する。

● 教材

実習書を配布する

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

C 医学一般 –1 生命現象の科学 1)生命の最小単位 細胞 (1)細胞の構造と機能

C 医学一般 –1 生命現象の科学 1)生命の最小単位 細胞 (2)ゲノム・染色体・遺伝子

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅱ コミュニケーション力 (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

● その他

Page 33: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 114 −

● 評価方法

出席、レポート提出

実習は 以上出席しなければ、レポート提出資格はない。

● 教材

推奨テキスト

ハーパー・生化学(丸善)講義 第一版

ヴォート 生化学(東京化学同人)

ヒトの分子遺伝学( )

細胞生物学(南江堂)

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

全体を通じた対応は以下の通り。

医学一般

個体の構成と機能

) 個体の調節機構とホメオスタシス

情報伝達の基本

生体物質の代謝

病因と病態

)遺伝的多様性と疾患、 ) 細胞障害・変性と細胞死、 )代謝障害

● 該当するコンピテンス

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

● その他

Page 34: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 115 −

開講年度 年

● 担当教員

吉川 貴仁(運動生体医学)他

● 科目の主題

我々は炭水化物や脂肪などの栄養素を酸化分解することによって必要なエネルギーを獲得する。この代謝

過程に必要とされる酸素は外呼吸により大気中から体内に取り入れられ、体内で産生された二酸化炭素は外

呼吸により大気中に放出される。本コースでは呼吸器系の構造を理解し、呼吸運動、肺の機能、ガス交換、

酸塩基平衡、呼吸調節を学ぶ。

● 授業の到達目標

呼吸器系(鼻腔・喉頭・気管・肺)の構造を理解する。

呼吸運動と気流発生のメカニズムを理解する。

酸素・二酸化炭素分圧と肺胞でのガス拡散を理解する。

肺気量と死腔について理解する。

肺・胸郭の弾性とコンプライアンスについて理解する。

肺の血流とシャント効果、肺の換気血流比について理解する。

血液による酸素・二酸化炭素の運搬について理解する。

呼吸と酸塩基平衡について理解する。

呼吸中枢を介する呼吸調節のメカニズムについて理解する。

呼吸器系・胸腹部の解剖の知識が臨床現場でどのように応用されているかを理解する。

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

火 中島 器官構築形態学学舎4階

小講義室

呼吸器構造 (鼻腔・喉頭)

呼吸器構造 (気管・肺)

木 解剖2 器官構築形態学学舎5階

組織実習室組織実習 (喉頭・気管)

科目名 呼吸器系コース(呼吸)

単位数 -授業

形態

講義

演習

科目

ナンバー英語表記

● 評価方法

出席、レポート提出

実習は 以上出席しなければ、レポート提出資格はない。

● 教材

推奨テキスト

ハーパー・生化学(丸善)講義 第一版

ヴォート 生化学(東京化学同人)

ヒトの分子遺伝学( )

細胞生物学(南江堂)

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

全体を通じた対応は以下の通り。

医学一般

個体の構成と機能

) 個体の調節機構とホメオスタシス

情報伝達の基本

生体物質の代謝

病因と病態

)遺伝的多様性と疾患、 ) 細胞障害・変性と細胞死、 )代謝障害

● 該当するコンピテンス

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

● その他

Page 35: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 116 −

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

金 解剖2 器官構築形態学学舎5階

組織実習室組織実習 (肺)

月 西山 呼吸器外科学舎4階小講義室

機能形態学(臨床解剖学)

金 吉川 運動生体医学学舎4階小講義室

気道・肺胞の構造、呼吸運動と気流発生の

メカニズム

酸素・二酸化炭素分圧と肺胞でのガス交換

肺気量、死腔

金 吉川 運動生体医学学舎4階小講義室

肺・胸郭の弾性とコンプライアンス

肺の血流とシャント効果、肺の換気血流比

酸素・二酸化炭素の運搬

月 吉川 運動生体医学学舎4階小講義室

呼吸と酸塩基平衡

呼吸中枢を介する呼吸調節のメカニズム

月学舎4階大講義室

試験

木 大隅放射線診断学

学学舎4階大講義室

機能形態学(臨床解剖学)

金 大隅放射線診断学

学学舎4階大講義室

機能形態学(臨床解剖学)

● 事前・事後学習の内容

毎回の講義・実習の内容を「講義主題」にて把握し、講義・実習の内容に関する項目を事前に学習しておく

こと。特に、吉川の担当分(第 回)は、事前にポータルサイトのレジュメを読んでおくこと。既習の

内容については、関連科目の講義・実習内容を振り返り確認をしておくこと。事前・事後学習を欠かさない

ようにすること。

● 評価方法

出席、レポートおよび試験

尚、評価方法の詳細については、学習開始時に提示する。

(配点:解剖学 点、生理学 点の合計 点満点で、 点以上が合格)

Page 36: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 117 −

● 受講生へのコメント

講義・実習中に携帯電話を使用する者や態度の悪い者には退席を命ずる。

事前学習を行うことで次の講義・実習の予習をし、毎回の講義・実習後、復習を行うこと。

● 教材

推奨テキスト

グレイ解剖学(エルゼビア)、 組織学(南江堂)、日本人体解剖学(南山堂)、分担解剖学(金原出版)、

解剖学講義(南山堂)、ネッター人体解剖学図譜(丸善)、 ’ 、標

準組織学(医学書院)、標準生理学 第 版(医学書院)、

、ギャノング生理学 第 版(丸善)、

、ガイトン生理学 第 版(エルゼビア・ジャパン)

● 対象学年

年生

●コアカリキュラムへの対応

D 人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療

6 呼吸器系

(1)構造と機能

に対応している。

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

Ⅶ グローバルシンキング (智、仁)

Ⅷ 大阪住民の幸福と発展への貢献力 (智、仁、勇)

●その他

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

金 解剖2 器官構築形態学学舎5階

組織実習室組織実習 (肺)

月 西山 呼吸器外科学舎4階小講義室

機能形態学(臨床解剖学)

金 吉川 運動生体医学学舎4階小講義室

気道・肺胞の構造、呼吸運動と気流発生の

メカニズム

酸素・二酸化炭素分圧と肺胞でのガス交換

肺気量、死腔

金 吉川 運動生体医学学舎4階小講義室

肺・胸郭の弾性とコンプライアンス

肺の血流とシャント効果、肺の換気血流比

酸素・二酸化炭素の運搬

月 吉川 運動生体医学学舎4階小講義室

呼吸と酸塩基平衡

呼吸中枢を介する呼吸調節のメカニズム

月学舎4階大講義室

試験

木 大隅放射線診断学

学学舎4階大講義室

機能形態学(臨床解剖学)

金 大隅放射線診断学

学学舎4階大講義室

機能形態学(臨床解剖学)

● 事前・事後学習の内容

毎回の講義・実習の内容を「講義主題」にて把握し、講義・実習の内容に関する項目を事前に学習しておく

こと。特に、吉川の担当分(第 回)は、事前にポータルサイトのレジュメを読んでおくこと。既習の

内容については、関連科目の講義・実習内容を振り返り確認をしておくこと。事前・事後学習を欠かさない

ようにすること。

● 評価方法

出席、レポートおよび試験

尚、評価方法の詳細については、学習開始時に提示する。

(配点:解剖学 点、生理学 点の合計 点満点で、 点以上が合格)

Page 37: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 118 −

開講年度 年

● 担当教員

中嶋 弘一(免疫制御学)他

● 科目の主題

本コースでは、病原体やがん細胞などへの生体防御システムとして重要な免疫系について、その成り立ち、

仕組みを学び、さらに免疫系の関わる疾患の発症機序について学ぶ。

● 授業の到達目標

免疫系のしくみを分子レベルで理解し、感染病原体などに対する自然免疫と獲得免疫を理解する。

過敏症や主な自己免疫疾患、免疫不全症候群の成り立ち、がん細胞に対する免疫応答を理解する。

● 授業内容・授業計画

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

中嶋

免疫制御学 学舎4階

小講義室

免疫系概論

國本 感染微生物と自然免疫1

國本

免疫制御学 学舎4階

小講義室

自然免疫2( 、補体と炎症、 細胞)

中嶋 の構造と機能

水 山岸 器官構築形態学 学舎4階

小講義室

構造講義1 粘膜関連リンパ組織、リンパ節、

構造講義 骨髄、脾臓、胸腺

水 山岸ほか 器官構築形態学 学舎5階

組織実習室組織学実習1(扁桃、リンパ節)

火 山岸ほか 器官構築形態学 学舎5階

組織実習室組織学実習 (脾臓、胸腺)

金 中嶋 免疫制御学学舎4階

小講義室

細胞受容体、 細胞の発生

抗原提示細胞エフェクター 細胞

科目名 免疫系コース単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー英語表記

Page 38: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 119 −

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

月 石原 川崎医大免疫学舎4階

小講義室液性免疫、 細胞の発生と多様性の分子基盤

水 中嶋 免疫制御学学舎4階

小講義室

抗原受容体シグナル

細胞の活性化

細胞の分化

胚中心と 相互作用

金 中嶋 免疫制御学学舎4階

小講義室

サイトカイン、ケモカイン

免疫寛容、

粘膜免疫

小島

免疫制御学学舎4階

小講義室

感染症に対する生体防御

中嶋 過敏症による疾患

水 堀池 小児外科学学舎4階

小講義室移植免疫

田中 腫瘍外科学

学舎4階

小講義室

がん免疫

中嶋 免疫制御学自己免疫疾患

免疫不全

金 中嶋ほか 免疫制御学 大講義室 試験

● 事前・事後学習の内容

登場する細胞や分子群の多彩さに惑わされないようにするため、読みやすく体系的にまとまった教科書

( 基礎免疫学など)を常に参照できるようにしておく。

● 評価方法

成績評価はコース終了後に行われる筆記試験の成績、講義時の感想/質問表の

提出、構造講義の実習レポートの評価を総合して行う。

● 受講生へのコメント

免疫系研究の進展に伴い全体像がはっきりしてきたことから、あまり細部にとらわれず、まずは大づかみに

理解することが重要である。推薦教材を参考にプリントなどの資料を理解することがよい。

免疫系やその原理は医学や医療を学び、実践する上で必須であることから、複雑に見えることも楽しんでも

らいたい。

● 教材

基礎免疫学、 など、講義の中でも適宜紹介する。

基礎免疫学を教科書と指定する。

開講年度 年

● 担当教員

中嶋 弘一(免疫制御学)他

● 科目の主題

本コースでは、病原体やがん細胞などへの生体防御システムとして重要な免疫系について、その成り立ち、

仕組みを学び、さらに免疫系の関わる疾患の発症機序について学ぶ。

● 授業の到達目標

免疫系のしくみを分子レベルで理解し、感染病原体などに対する自然免疫と獲得免疫を理解する。

過敏症や主な自己免疫疾患、免疫不全症候群の成り立ち、がん細胞に対する免疫応答を理解する。

● 授業内容・授業計画

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

中嶋

免疫制御学 学舎4階

小講義室

免疫系概論

國本 感染微生物と自然免疫1

國本

免疫制御学 学舎4階

小講義室

自然免疫2( 、補体と炎症、 細胞)

中嶋 の構造と機能

水 山岸 器官構築形態学 学舎4階

小講義室

構造講義1 粘膜関連リンパ組織、リンパ節、

構造講義 骨髄、脾臓、胸腺

水 山岸ほか 器官構築形態学 学舎5階

組織実習室組織学実習1(扁桃、リンパ節)

火 山岸ほか 器官構築形態学 学舎5階

組織実習室組織学実習 (脾臓、胸腺)

金 中嶋 免疫制御学学舎4階

小講義室

細胞受容体、 細胞の発生

抗原提示細胞エフェクター 細胞

科目名 免疫系コース単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー英語表記

Page 39: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 120 −

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

免疫と生体防御

● 該当するコンピテンス

Ⅴ 科学的探究心 (智)

Ⅷ 大阪住民の幸福と発展への貢献力 (智、仁、勇)

● その他

Page 40: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 121 −

開講年度 年

● 担当教員

コース主任:大谷 直子(病態生理学)

担当:大谷 直子(病態生理学)、中島 裕司、山岸 敏之、甲斐 理武、

東島 沙弥佳(器官構築形態学 解剖2 )、石川 哲郎(市立柏原病院)

● 科目の主題

食物には、私たちの身体を構築するための材料や活動のためのエネルギー源などが含まれている。食物に含

まれるこれらの栄養素を体細胞で利用可能な大きさまで分解する過程を消化といい、消化器系で行われる。

消化器系は消化管とその付属器官から構成される。消化管は口から肛門までの 本の管であり、消化・吸収

が行われる。付属消化器官には唾液腺、肝臓、胆嚢、膵臓があり、消化液を産生・貯蔵し消化管内に分泌す

る。消化された栄養素は吸収後、合成・分解・解毒され、細胞が利用できる形にかえられる。吸収されなか

ったものは便として排出される。消化器系コースでは消化器系の正常構造や栄養の消化・吸収の仕組みにつ

いて学ぶ。

● 授業の到達目標

各消化器官の位置、形態と血管を図示できる。

腹膜と臓器の関係を説明できる。

食道・胃・小腸・大腸の基本構造と部位による違いを説明できる。

消化管運動の仕組みを説明できる。

消化器官に対する自律神経の作用を説明できる。

肝臓の構造と機能を説明できる。

胃液の作用と分泌機序を説明できる。

胆汁の作用と胆嚢収縮の調節機序を説明できる。

膵臓の外分泌系の構造と作用を説明できる。

小腸における消化・吸収を説明できる。

大腸における糞便形成と排便の仕組みを説明できる。

主な消化管ホルモンの作用を説明できる。

歯、舌、唾液腺の構造と機構を説明できる。

咀しゃくと嚥下の機構を説明できる。

科目名 消化器系コース単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー英語表記

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

免疫と生体防御

● 該当するコンピテンス

Ⅴ 科学的探究心 (智)

Ⅷ 大阪住民の幸福と発展への貢献力 (智、仁、勇)

● その他

Page 41: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 122 −

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は変更となる場合がある。その場合は掲示板等で通知するので情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

火 山岸 敏之 器官構築形態学学舎 階

小講義室

消化器構造 (消化器系の概要、口腔)

消化器構造 (咽頭・食道)

消化器構造 (胃)

山岸 敏之

中島 裕司

甲斐 理武

東島 沙弥佳

器官構築形態学学舎5階

組織実習室組織学実習1(舌、唾液腺)

水 大谷 直子 病態生理学学舎 階

小講義室消化器系の一般的性質

山岸 敏之 器官構築形態学

学舎 階

小講義室

消化器構造 (小腸、大腸)

消化器構造 (肝臓、胆嚢)

消化器構造 (膵臓、腹膜)

大谷 直子 病態生理学口腔、食道の生理

胃の生理

山岸 敏之

中島 裕司

甲斐 理武

東島 沙弥佳

器官構築形態学学舎5階

組織実習室組織学実習 (食道、胃)

山岸 敏之

中島 裕司

甲斐 理武

東島 沙弥佳

器官構築形態学学舎5階

組織実習室組織学実習 (小腸、大腸)

金 大谷 直子 病態生理学学舎 階

小講義室

肝臓・胆嚢・膵臓の生理

小腸・大腸の生理

山岸 敏之

中島 裕司

甲斐 理武

東島 沙弥佳

器官構築形態学学舎5階

組織実習室組織学実習 (肝臓、膵臓)

水 大谷 直子 病態生理学学舎 階

小講義室

栄養素の消化と吸収、消化管免疫

エネルギー代謝、腸脳相関

消化管ホルモン

金 石川 哲郎 市立柏原病院 学舎 階

大講義室機能形態学

火 大谷 直子 病態生理学学舎4階

大講義室試験

Page 42: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 123 −

● 事前・事後学習の内容

事前学習:「細胞と組織の基本構造と機能コース」で学んだ組織の成り立ち、「生体物質代謝・生化学コー

ス」で学んだ糖質・脂質・タンパク質・酵素に関して復習しておくこと。

事後学習:配布された資料と推奨テキストをもとに講義内容の復習をすること。また、消化器系は腹部の循

環器系と関係しているので「循環器系コース」との統合的な理解をすること。

● 評価方法

コース終了時の試験、組織学実習レポート点を総合し、 点( 点満点)以上を合格とする。

(出席点、小テストの成績も加味し、解剖学分野と生理学分野の割合は % %とする)

● 受講生へのコメント

講義の内容確認のため講義終了時にクイズ(小テスト)を行う場合がある。

組織学実習では学習効率を上げるためにバーチャルスライドシステム(組織画像のデジタルデータ)を

使用するため、ノート を持参することをすすめる。

● 教材

推奨テキスト

日本人体解剖学 第 版、金子 丑之助(南山堂)

分担解剖学、小川 鼎三、 森 於菟、平沢 興、 岡本 道雄、小川 鼎三、 山田 英智(金原出版)

解剖学講義 第 版、伊藤 隆、高野 廣子(南山堂)

組織学 第 版、 (南江堂)

標準組織学総論 第 版、藤田 尚男(医学書院)

標準組織学各論 第 版、藤田 尚男(医学書院)

人体の正常構造と機能 第 版、坂井 建雄 、河原 克雅(日本医事新報社)

ネッター解剖学アトラス 第 版、 (南江堂)

プロメテウス解剖学アトラス 胸部 腹部・骨盤部 第 版、坂井 建雄(医学書院)

標準生理学 第 版、福田 康一郎(医学書院)

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

D 人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療

7 消化器系

(1)構造と機能

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

● その他

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は変更となる場合がある。その場合は掲示板等で通知するので情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

火 山岸 敏之 器官構築形態学学舎 階

小講義室

消化器構造 (消化器系の概要、口腔)

消化器構造 (咽頭・食道)

消化器構造 (胃)

山岸 敏之

中島 裕司

甲斐 理武

東島 沙弥佳

器官構築形態学学舎5階

組織実習室組織学実習1(舌、唾液腺)

水 大谷 直子 病態生理学学舎 階

小講義室消化器系の一般的性質

山岸 敏之 器官構築形態学

学舎 階

小講義室

消化器構造 (小腸、大腸)

消化器構造 (肝臓、胆嚢)

消化器構造 (膵臓、腹膜)

大谷 直子 病態生理学口腔、食道の生理

胃の生理

山岸 敏之

中島 裕司

甲斐 理武

東島 沙弥佳

器官構築形態学学舎5階

組織実習室組織学実習 (食道、胃)

山岸 敏之

中島 裕司

甲斐 理武

東島 沙弥佳

器官構築形態学学舎5階

組織実習室組織学実習 (小腸、大腸)

金 大谷 直子 病態生理学学舎 階

小講義室

肝臓・胆嚢・膵臓の生理

小腸・大腸の生理

山岸 敏之

中島 裕司

甲斐 理武

東島 沙弥佳

器官構築形態学学舎5階

組織実習室組織学実習 (肝臓、膵臓)

水 大谷 直子 病態生理学学舎 階

小講義室

栄養素の消化と吸収、消化管免疫

エネルギー代謝、腸脳相関

消化管ホルモン

金 石川 哲郎 市立柏原病院 学舎 階

大講義室機能形態学

火 大谷 直子 病態生理学学舎4階

大講義室試験

Page 43: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 124 −

開講年度 年

● 担当教員

池田 一雄(機能細胞形態学)他 内線

● 科目の主題

本コースは、感覚器・皮膚の正常構造と基本的な機能について学ぶ。また、眼科、耳鼻科、皮膚科より臨床の

観点から解剖生理学を学ぶ。さらに光学顕微鏡を用いた組織学実習を並行して行うことにより理解を深める。

● 授業の到達目標

皮膚(表皮真皮、皮下組織)、皮膚付属器(毛胞、皮脂腺、汗腺)の構造と機能について説明できる。

視覚器(眼球)の構造と機能を説明できる。

嗅粘膜上皮の構造と機能を説明できる。

内耳の聴覚器、前庭感覚器の構造と機能を説明できる。

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

火 池田 一雄 機能細胞形態学学舎4階小講義室

各種感覚器の構造

池田 一雄

松原 勤

宇留島 隼人

湯浅 秀人

機能細胞形態学学舎5階組織実習室

組織学実習(皮膚)

木 耳鼻咽喉科学 耳鼻咽喉科学学舎4階小講義室

臨床機能形態学(耳鼻科領域)

火 本田 茂 視覚病態学学舎4階小講義室

臨床機能形態学(眼科領域)

水 鶴田 大輔 皮膚病態学学舎4階小講義室

臨床機能形態学(皮膚科領域)

池田 一雄松原 勤

宇留島 隼人湯浅 秀人

・鵜川 眞也

機能細胞形態学

・名古屋市立大学

学舎5階組織実習室

組織学実習(視覚器・内耳)

池田 一雄松原 勤

宇留島 隼人湯浅 秀人

機能細胞形態学学舎4階

大講義室試験

科目名 感覚器・皮膚コース(感覚皮膚)単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー英語表記

Page 44: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 125 −

● 事前・事後学習の内容

講義を聴講することが、実習の予習となっています。実習内容を深く理解するために講義の復習が重要です。

● 評価方法

成績評価はコース終了後に行われる筆記試験、講義・実習の出席及び提出レポートを総合的に評価する。合

格には、総合して %以上の成績が必要である。

また、臨床機能形態学(臨床系の講義)と実習は出席を必須とする。

● 受講生へのコメント

このコースは、授業および実習の出席が重視されています。

● 教材

推奨:組織学カラーアトラス(ガートナー/ハイアット)(メディカルインターナショナル)

組織学(南江堂)、「標準生理学」(医学書院)

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

) ) )

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅱ コミュニケーション力 (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅳ 基本的総合診療能力 (智、仁、勇)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

Ⅵ 教育マインド (仁)

Ⅶ グローバルシンキング (智、仁)

● その他

開講年度 年

● 担当教員

池田 一雄(機能細胞形態学)他 内線

● 科目の主題

本コースは、感覚器・皮膚の正常構造と基本的な機能について学ぶ。また、眼科、耳鼻科、皮膚科より臨床の

観点から解剖生理学を学ぶ。さらに光学顕微鏡を用いた組織学実習を並行して行うことにより理解を深める。

● 授業の到達目標

皮膚(表皮真皮、皮下組織)、皮膚付属器(毛胞、皮脂腺、汗腺)の構造と機能について説明できる。

視覚器(眼球)の構造と機能を説明できる。

嗅粘膜上皮の構造と機能を説明できる。

内耳の聴覚器、前庭感覚器の構造と機能を説明できる。

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

火 池田 一雄 機能細胞形態学学舎4階小講義室

各種感覚器の構造

池田 一雄

松原 勤

宇留島 隼人

湯浅 秀人

機能細胞形態学学舎5階組織実習室

組織学実習(皮膚)

木 耳鼻咽喉科学 耳鼻咽喉科学学舎4階小講義室

臨床機能形態学(耳鼻科領域)

火 本田 茂 視覚病態学学舎4階小講義室

臨床機能形態学(眼科領域)

水 鶴田 大輔 皮膚病態学学舎4階小講義室

臨床機能形態学(皮膚科領域)

池田 一雄松原 勤

宇留島 隼人湯浅 秀人

・鵜川 眞也

機能細胞形態学

・名古屋市立大学

学舎5階組織実習室

組織学実習(視覚器・内耳)

池田 一雄松原 勤

宇留島 隼人湯浅 秀人

機能細胞形態学学舎4階

大講義室試験

科目名 感覚器・皮膚コース(感覚皮膚)単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー英語表記

Page 45: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 126 −

開講年度 年

● 担当教員

コース主任:大谷 直子(病態生理学)

担当:池田 一雄、松原 勤、宇留島 隼人、湯浅 秀人(機能細胞形態学)

大谷 直子、山岸 良多(病態生理学)

● 科目の主題

学習目標:内分泌腺は化学的伝達物質であるホルモンを産生分泌し、ホルモンは血流により、標的器官へ特

異的に作用し、神経系と共に生体機能を協調し、統合する働きを有する。本講義では内分泌腺の

なかで、器官として存在する下垂体、松果体、甲状腺、上皮小体、副腎をとりあげ、各器官の正

常形態・構造と機能を理解する。また内分泌機能の生理についての一般的知識を得て、体内のホ

メオスタシス保持機構について、各器官の機能と全身代謝調節におけるそれぞれのホルモンの機

能的役割を理解することを目標とする。これらの理解のため、本コースでは、内分泌器官の正常

形態・基本的な機能についての講義とともに、光学顕微鏡を用いた組織学実習を並行して行う。

● 授業の到達目標

第 回

内分秘系の概念、分類と特性を理解する。

下垂体の発生、構造(前葉、中間部、後葉)とホルモンについて説明できる。

松果体の構造とホルモンについて説明できる。

甲状腺の構造とホルモンについて説明できる。

上皮小体構造とホルモンについて説明できる。

上記各内分秘腺の機能異常を説明できる。

副腎の構造とホルモンについて説明できる。

パラガングリオンの概念、構造と機能について説明できる。

第 回

以下の内分泌系組織を観察し、構造を説明できる。

.下垂体( 染色)

.甲状腺( 染色)

. 副腎 ( 染色)

第 回

内分泌系の主な働きとその作用機構、フィードバック機構の全体像を理解する。

全身代謝調節について説明できる。

内分泌系による全身代謝調節機構について説明できる。

第 回

.各視床下部-下垂体前葉系ホルモンと標的内分泌腺の作用、フィードバック機構を説明できる。

.各内分泌器官の機能異常を説明できる。

科目名内分泌・代謝コース

(内分泌・代謝)単位数 -

授業

形態

講義

演習

科目

ナンバー

英語表記

Page 46: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 127 −

第 回

.上皮小体ホルモンの産生と機能について説明できる。

.ビタミン の機能について説明できる。

.全身のカルシウムホメオスタシスについて説明できる。

.骨の役割を理解し、骨形成・骨粗しょう症などの機能異常を説明できる。

第 回

.下垂体後葉ホルモンと体液調節について説明できる。

レニンーアンギオテンシンーアルドステロン系による体液・血圧調節について説明できる。

副腎髄質ホルモンと血圧調節について説明できる。

.各内分泌器官の機能異常を説明できる。

第 回

.膵島ホルモンについて説明できる。

.膵島ホルモンの機能について説明できる。

血糖を調節する消化管ホルモンついて説明できる。

.血糖調節機構について説明できる。

.血糖調節機構の異常について説明できる。

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

木 松原 勤 機能細胞形態学学舎 階

小講義室内分泌腺の組織形態とホルモン

水 解剖 機能細胞形態学学舎 階

組織実習室組織実習・内分泌腺

木 大谷 直子 病態生理学学舎 階

小講義室内分泌総論・全身代謝調節

水 大谷 直子 病態生理学学舎 階

小講義室

視床下部-下垂体前葉系ホルモンと標

的内分泌腺の機能 1

視床下部-下垂体前葉系ホルモンと標

的内分泌腺の機能 2

山岸 良多 病態生理学学舎 階

小講義室

上皮小体とカルシウムホメオスタシス

大谷 直子 病態生理学体液量や血圧を調節するホルモン(下垂

体後葉ホルモン、副腎髄質ホルモン等)

火 大谷 直子 病態生理学学舎 階

小講義室膵島ホルモンと血糖調節

火 大谷 直子 病態生理学学舎 階

小講義室試験

● 事前・事後学習の内容

毎回の講義内容を「講義主題」にて把握し、教材の目次を用いて該当する内容を検索し、講義内容に関する

項目を事前に学習しておくこと。既習の内容については、関連科目の授業内容を振り返り確認をしておくこ

と。各自講義の要点をまとめるなど、事前・事後学習を欠かさないようにすること。

開講年度 年

● 担当教員

コース主任:大谷 直子(病態生理学)

担当:池田 一雄、松原 勤、宇留島 隼人、湯浅 秀人(機能細胞形態学)

大谷 直子、山岸 良多(病態生理学)

● 科目の主題

学習目標:内分泌腺は化学的伝達物質であるホルモンを産生分泌し、ホルモンは血流により、標的器官へ特

異的に作用し、神経系と共に生体機能を協調し、統合する働きを有する。本講義では内分泌腺の

なかで、器官として存在する下垂体、松果体、甲状腺、上皮小体、副腎をとりあげ、各器官の正

常形態・構造と機能を理解する。また内分泌機能の生理についての一般的知識を得て、体内のホ

メオスタシス保持機構について、各器官の機能と全身代謝調節におけるそれぞれのホルモンの機

能的役割を理解することを目標とする。これらの理解のため、本コースでは、内分泌器官の正常

形態・基本的な機能についての講義とともに、光学顕微鏡を用いた組織学実習を並行して行う。

● 授業の到達目標

第 回

内分秘系の概念、分類と特性を理解する。

下垂体の発生、構造(前葉、中間部、後葉)とホルモンについて説明できる。

松果体の構造とホルモンについて説明できる。

甲状腺の構造とホルモンについて説明できる。

上皮小体構造とホルモンについて説明できる。

上記各内分秘腺の機能異常を説明できる。

副腎の構造とホルモンについて説明できる。

パラガングリオンの概念、構造と機能について説明できる。

第 回

以下の内分泌系組織を観察し、構造を説明できる。

.下垂体( 染色)

.甲状腺( 染色)

. 副腎 ( 染色)

第 回

内分泌系の主な働きとその作用機構、フィードバック機構の全体像を理解する。

全身代謝調節について説明できる。

内分泌系による全身代謝調節機構について説明できる。

第 回

.各視床下部-下垂体前葉系ホルモンと標的内分泌腺の作用、フィードバック機構を説明できる。

.各内分泌器官の機能異常を説明できる。

科目名内分泌・代謝コース

(内分泌・代謝)単位数 -

授業

形態

講義

演習

科目

ナンバー

英語表記

Page 47: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 128 −

● 評価方法

成績評価はコース終了時に行われる筆記試験の成績による。普段の出席点も加味する。解剖学分野と生理学

分野の割合は %: %とする。合格には、総合して %以上の成績が必要である。ただし、筆記試験にお

いて、各教官担当ごとに一科目でも %に満たない場合は、それぞれの部分について再試験が 度行われる。

● 受講生へのコメント

事前学習を行うことで次の講義の予習をし、毎回の講義後、事後学習として復習を行うこと。

● 教材

推奨: ガイトン生理学( )、ギャノング生理学(丸善)、「標準生理学」(医学書院)

推奨: 「人体組織学」 (南江堂)、「機能を中心とした図説組織学(

)」山田英智 訳、(医学書院)

学習方法:講義資料をプリント等で配布、スライドで講義

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

全体を通じた対応は以下の通り:

個体の構成と機能

個体の調節機構とホメオスタシス

ねらい:

生体の恒常性を維持するための情報伝達と生体防御の機序を理解する。

情報伝達の基本

学修目標:

①情報伝達の種類と機能を説明できる。

②受容体による情報伝達の機序を説明できる。

③細胞内シグナル伝達過程を説明できる。

ホメオスタシス

学修目標:

①生体の恒常性維持と適応を説明できる。

②恒常性維持のための調節機構(ネガティブフィードバック調節)を説明できる。

③生体機能や体内環境のリズム性変化を説明できる。

④生体の恒常性維持における常在菌・腸内細菌と宿主との相互作用の重要性を説明できる。

⑤運動生理学など、身体活動時の神経・骨格筋、循環器、代謝系の変化を説明できる。

● 該当するコンピテンス

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

Ⅶ グローバルシンキング (智、仁)

● その他

Page 48: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 129 −

開講年度 年

● 担当教員

コース主任:大谷 直子(病態生理学)

担当:大谷 直子(病態生理学)、宇留島 隼人(機能細胞形態学)柳田 素子、松原 雄、横井 秀基(京

都大学大学院医学研究科・腎臓内科)、木村 友則(国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所)

● 科目の主題

身体の基盤となる細胞は、酸素や栄養分を取り込み、それらを代謝することで活動している。腎臓は血液

を濾過し尿を生成することで、代謝の結果生じた老廃物を除去するための臓器であり、また、身体の約 %

を占める水分の量を調節する役割も担っている。さらに、血液の電解質やpHの維持、また血圧の調節など

体内環境を整えるのも腎臓の役割である。膀胱は、腎臓で生成され尿管を通って運ばれた尿が一時的に貯留

する袋状の臓器である。腎臓および泌尿器系の構造を理解し、腎臓の糸球体と尿細管の機能、腎臓による体

液と酸塩基平衡の維持、および排尿のメカニズムを学ぶ。

● 授業の到達目標

体液の量と組成・浸透圧および一日の水分出納を説明できる。

腎機能の全体像およびネフロン各部の機能を説明できる。

泌尿器系の概念を理解する。

腎臓 ネフロン、腎小体、尿細管、血液尿関門など の構造と機能を説明できる。

尿管、膀胱および尿道の構造と機能を説明できる。

腎糸球体における濾過の機序および尿細管各部における再吸収・分泌機構を説明できる。

尿の濃縮機序および排尿のメカニズムを説明できる。

尿細管上皮細胞の機能を説明できる。

腎に作用するホルモン・血管作働性物質の作用を説明できる。

体液と電解質および酸塩基平衡の調節機構を説明できる。

泌尿器組織を図示説明ができる。

● 授業内容・授業計画

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

火 大谷 病態生理学学舎4階小講義室

腎機能の全体像、ネフロン各部の機能

木 松原雄京都大学大学院医学研究科腎臓内科

学舎4階小講義室

酸塩基平衡の調節機構

水・電解質の調節機構

宇留島

機能細胞形態学

学舎4階小講義室

腎・泌尿器の組織学1

腎・泌尿器の組織学2

解剖学舎5階組織実習室

組織学実習 ・ (腎・泌尿器)

科目名 腎・泌尿器系コース(腎・泌尿器)単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー英語表記

● 評価方法

成績評価はコース終了時に行われる筆記試験の成績による。普段の出席点も加味する。解剖学分野と生理学

分野の割合は %: %とする。合格には、総合して %以上の成績が必要である。ただし、筆記試験にお

いて、各教官担当ごとに一科目でも %に満たない場合は、それぞれの部分について再試験が 度行われる。

● 受講生へのコメント

事前学習を行うことで次の講義の予習をし、毎回の講義後、事後学習として復習を行うこと。

● 教材

推奨: ガイトン生理学( )、ギャノング生理学(丸善)、「標準生理学」(医学書院)

推奨: 「人体組織学」 (南江堂)、「機能を中心とした図説組織学(

)」山田英智 訳、(医学書院)

学習方法:講義資料をプリント等で配布、スライドで講義

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

全体を通じた対応は以下の通り:

個体の構成と機能

個体の調節機構とホメオスタシス

ねらい:

生体の恒常性を維持するための情報伝達と生体防御の機序を理解する。

情報伝達の基本

学修目標:

①情報伝達の種類と機能を説明できる。

②受容体による情報伝達の機序を説明できる。

③細胞内シグナル伝達過程を説明できる。

ホメオスタシス

学修目標:

①生体の恒常性維持と適応を説明できる。

②恒常性維持のための調節機構(ネガティブフィードバック調節)を説明できる。

③生体機能や体内環境のリズム性変化を説明できる。

④生体の恒常性維持における常在菌・腸内細菌と宿主との相互作用の重要性を説明できる。

⑤運動生理学など、身体活動時の神経・骨格筋、循環器、代謝系の変化を説明できる。

● 該当するコンピテンス

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

Ⅶ グローバルシンキング (智、仁)

● その他

Page 49: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 130 −

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

木 解剖 機能細胞形態学学舎5階組織実習室

組織学実習 ・ 腎・泌尿器

金 木村医薬基盤健康栄

養研究所

学舎4階

小講義室

尿細管各部における再吸収・分泌機構

尿細管上皮細胞の機能

柳田京都大学大学院医学研究科腎臓内科 学舎4階

小講義室

腎糸球体における濾過の機序

横井京都大学大学院医学研究科腎臓内科

腎に作用するホルモン・血管作働性物質の作用

金 大谷 病態生理学学舎 階大講義室

尿の濃縮機序・排尿のメカニズム

金 大谷 病態生理学学舎 階大講義室 試験

● 事前・事後学習の内容

毎回の講義・実習内容を「講義主題」にて把握し、教材の目次を用いて該当する内容を検索し、講義・実習内

容に関する項目を事前に学習しておくこと。既習の内容については、関連科目の講義・実習内容を振り返り確

認をしておくこと。各自講義・実習の要点をまとめるなど、事前・事後学習を欠かさないようにすること。

● 評価方法

出席、レポートおよび試験

尚、評価方法の詳細については、学習開始時に提示する。

(配点:生理学 点、解剖学 点の合計 点満点で、 点以上が合格)

● 受講生へのコメント

講義・実習中に携帯電話を使用する者や態度の悪い者には退席を命ずる。

必ず教材の関連する箇所を必ず読んで事前学習してから講義・実習に出席すること。

● 教材

推奨テキスト

組織学カラーアトラス(ガートナー/ハイアット) 第 版(メディカルインターナショナル)

標準生理学 第 版(医学書院)

ギャノング生理学 第 版(丸善)

ガイトン生理学 第

版(エルゼビア・ジャパン)

● 対象学年

年生

Page 50: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 131 −

● コアカリキュラムへの対応

D 人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療

8 腎・尿路系

(1) 構造と機能

に対応している。

● 該当するコンピテンス

大阪市立大学医学部医学科コンピテンスⅠ~Ⅷのうちどの項目が該当するのかご記入ください。

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

Ⅶ グローバルシンキング (智、仁)

● その他

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

木 解剖 機能細胞形態学学舎5階組織実習室

組織学実習 ・ 腎・泌尿器

金 木村医薬基盤健康栄

養研究所

学舎4階

小講義室

尿細管各部における再吸収・分泌機構

尿細管上皮細胞の機能

柳田京都大学大学院医学研究科腎臓内科 学舎4階

小講義室

腎糸球体における濾過の機序

横井京都大学大学院医学研究科腎臓内科

腎に作用するホルモン・血管作働性物質の作用

金 大谷 病態生理学学舎 階大講義室

尿の濃縮機序・排尿のメカニズム

金 大谷 病態生理学学舎 階大講義室 試験

● 事前・事後学習の内容

毎回の講義・実習内容を「講義主題」にて把握し、教材の目次を用いて該当する内容を検索し、講義・実習内

容に関する項目を事前に学習しておくこと。既習の内容については、関連科目の講義・実習内容を振り返り確

認をしておくこと。各自講義・実習の要点をまとめるなど、事前・事後学習を欠かさないようにすること。

● 評価方法

出席、レポートおよび試験

尚、評価方法の詳細については、学習開始時に提示する。

(配点:生理学 点、解剖学 点の合計 点満点で、 点以上が合格)

● 受講生へのコメント

講義・実習中に携帯電話を使用する者や態度の悪い者には退席を命ずる。

必ず教材の関連する箇所を必ず読んで事前学習してから講義・実習に出席すること。

● 教材

推奨テキスト

組織学カラーアトラス(ガートナー/ハイアット) 第 版(メディカルインターナショナル)

標準生理学 第 版(医学書院)

ギャノング生理学 第 版(丸善)

ガイトン生理学 第

版(エルゼビア・ジャパン)

● 対象学年

年生

Page 51: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 132 −

開講年度 年

● 担当教員

池田 一雄(機能細胞形態学)他 内線

● 科目の主題

本コースは、男性生殖器と女性生殖器の正常構造と基本的な機能について学ぶ。また、産婦人科・泌尿器科

より臨床の観点から解剖生理学を学ぶ。さらに光学顕微鏡を用いた生殖器の組織学実習を並行して行ない理

解を深める。

● 授業の到達目標

男性生殖器組織(精巣・精巣上体、精索、前立線、陰茎)の図示説明ができる。

女性生殖器(卵巣、卵管、子宮)の図示説明ができる。

テストステロンを中心とした精巣の内分泌機能について理解し、説明できる。

陰茎の構造と勃起のメカニズムについて説明でき、その異常である勃起不全( )についても病態を理解する。

子宮動静脈・卵巣動静脈の血流について説明できる。

妊娠・分娩の概要を説明できる。

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

月 安井 智代 産婦人科学学舎4階

小講義室

臨床機能形態学

(女性生殖器領域)

鞍作 克之 泌尿器科学学舎4階

小講義室

臨床機能形態学

(男性生殖器領域)

池田 一雄松原 勤宇留島 隼人湯浅 秀人

機能細胞形態学学舎4階

組織実習室組織学実習(男性生殖器)

池田 一雄松原 勤宇留島 隼人湯浅 秀人

・仲谷 和記

機能細胞形態学

・四天王寺大学

学舎5階

組織実習室組織学実習(女性生殖器)

池田 一雄松原 勤宇留島 隼人湯浅 秀人

機能細胞形態学 学舎4階

大講義室試 験

科目名 生殖器系コース(生殖)単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー2

英語表記

Page 52: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 133 −

● 事前・事後学習の内容

講義を聴講することが、実習の予習となっています。実習内容を深く理解するために講義の復習が重要です。

● 評価方法

成績評価はコース終了後に行われる筆記試験、講義・実習の出席及び提出レポートを総合的に評価する。合

格には、総合して %以上の成績が必要である。

また、臨床機能形態学は出席を必須とする。

● 受講生へのコメント

このコースは、授業および実習の出席が重視されています。

● 教材

推奨:組織学カラーアトラス(ガートナー/ハイアット)(メディカルインターナショナル)、

組織学(南江堂)

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅱ コミュニケーション力 (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅳ 基本的総合診療能力 (智、仁、勇)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

Ⅵ 教育マインド (仁)

Ⅶ グローバルシンキング (智、仁)

● その他

開講年度 年

● 担当教員

池田 一雄(機能細胞形態学)他 内線

● 科目の主題

本コースは、男性生殖器と女性生殖器の正常構造と基本的な機能について学ぶ。また、産婦人科・泌尿器科

より臨床の観点から解剖生理学を学ぶ。さらに光学顕微鏡を用いた生殖器の組織学実習を並行して行ない理

解を深める。

● 授業の到達目標

男性生殖器組織(精巣・精巣上体、精索、前立線、陰茎)の図示説明ができる。

女性生殖器(卵巣、卵管、子宮)の図示説明ができる。

テストステロンを中心とした精巣の内分泌機能について理解し、説明できる。

陰茎の構造と勃起のメカニズムについて説明でき、その異常である勃起不全( )についても病態を理解する。

子宮動静脈・卵巣動静脈の血流について説明できる。

妊娠・分娩の概要を説明できる。

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

月 安井 智代 産婦人科学学舎4階

小講義室

臨床機能形態学

(女性生殖器領域)

鞍作 克之 泌尿器科学学舎4階

小講義室

臨床機能形態学

(男性生殖器領域)

池田 一雄松原 勤宇留島 隼人湯浅 秀人

機能細胞形態学学舎4階

組織実習室組織学実習(男性生殖器)

池田 一雄松原 勤宇留島 隼人湯浅 秀人・

仲谷 和記

機能細胞形態学

・四天王寺大学

学舎5階

組織実習室組織学実習(女性生殖器)

池田 一雄松原 勤宇留島 隼人湯浅 秀人

機能細胞形態学 学舎4階

大講義室試 験

科目名 生殖器系コース(生殖)単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー2

英語表記

Page 53: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 134 −

開講年度 年

● 担当教員

コース主任:池田 一雄(機能細胞形態学)、中島 裕司(器官構築形態学)

担当教員: 池田 一雄、松原 勤、宇留島 隼人、湯浅秀人(機能細胞形態学 内線 )

中島 裕司、山岸 敏之、甲斐 理武、東島沙弥佳、安部みき子(器官構築形態学 内線 )

● 科目の主題

肉眼解剖学実習は4~5人が1チームとなって献体された御遺体を解剖し、人体の構造について調査研究を

行う。その過程で疑問点、問題点を抽出し、討論と自己学習によりそれらを解決する。また実習を通して安

全面への配慮や、チームワーク、コミュニケーション、プレゼンテーションなどの能力を向上させる。実習

中は御遺体に敬意をはらい、解剖体慰霊祭、みおつくし会総会、遺骨返還式に参加し、倫理観の自己形成を

養う。実習は下記の日程で行われるので、必ず予習をしてから臨むこと。なお実習は前半を器官構築形態学

(第二解剖)、後半を機能細胞形態学(第一解剖)が担当する。自己学習の時間帯は復習のために解剖実習室

を開放する。

● 授業の到達目標

□ 人体の構造を、局所的・系統的観点から体系的に説明できる。

□ 生命の尊厳についての深い認識を有し、そのもとに行動することができる。

□ チームの構成員として、相互の尊重のもとに適切な行動をとることができる。

□ 作業従事者が遭遇する危険性等について、基本的な予防・対処および改善ができる。

□ 情報の守秘義務を理解し、適切な取扱ができる。

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

月 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室

開会式

胸部・腹部の浅層

火 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室

背なか・うなじの皮切り

大胸筋と外腹斜筋

科目名 肉眼解剖学(マクロ)実習単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー英語表記

Page 54: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 135 −

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

水 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室

頚部の浅層の筋・神経

上腕と前腕の浅層

金 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室背部の浅筋

月 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室

頚部のやや深層

胸部の深層

火 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室腋窩

水 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室マクロ試験

金 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室

腕神経叢

上腕屈側の筋・神経

火 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室肩〜上腕伸側の筋

木 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室上肢の切り離し

金 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室前腕と手背

火 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室手掌の浅層

水 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室マクロ試験

木 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室

手の深層のまとめ・上肢の関節

固有背筋・後頭下筋(1)

開講年度 年

● 担当教員

コース主任:池田 一雄(機能細胞形態学)、中島 裕司(器官構築形態学)

担当教員: 池田 一雄、松原 勤、宇留島 隼人、湯浅秀人(機能細胞形態学 内線 )

中島 裕司、山岸 敏之、甲斐 理武、東島沙弥佳、安部みき子(器官構築形態学 内線 )

● 科目の主題

肉眼解剖学実習は4~5人が1チームとなって献体された御遺体を解剖し、人体の構造について調査研究を

行う。その過程で疑問点、問題点を抽出し、討論と自己学習によりそれらを解決する。また実習を通して安

全面への配慮や、チームワーク、コミュニケーション、プレゼンテーションなどの能力を向上させる。実習

中は御遺体に敬意をはらい、解剖体慰霊祭、みおつくし会総会、遺骨返還式に参加し、倫理観の自己形成を

養う。実習は下記の日程で行われるので、必ず予習をしてから臨むこと。なお実習は前半を器官構築形態学

(第二解剖)、後半を機能細胞形態学(第一解剖)が担当する。自己学習の時間帯は復習のために解剖実習室

を開放する。

● 授業の到達目標

□ 人体の構造を、局所的・系統的観点から体系的に説明できる。

□ 生命の尊厳についての深い認識を有し、そのもとに行動することができる。

□ チームの構成員として、相互の尊重のもとに適切な行動をとることができる。

□ 作業従事者が遭遇する危険性等について、基本的な予防・対処および改善ができる。

□ 情報の守秘義務を理解し、適切な取扱ができる。

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

月 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室

開会式

胸部・腹部の浅層

火 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室

背なか・うなじの皮切り

大胸筋と外腹斜筋

科目名 肉眼解剖学(マクロ)実習単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー英語表記

Page 55: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 136 −

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

金 解剖体慰霊祭

月 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室

手の深層のまとめ・上肢の関節

固有背筋・後頭下筋(2)

火 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室

脊髄、

大殿筋と下肢後面の皮神経

水 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室

胸壁・腹壁の筋と鼡径部、

下肢前面の皮神経

木 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室胸膜、心臓、肺

金 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室頚部の深部〜縦隔

月 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室心臓、縦隔の深部

火 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室腹部内臓

木 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室腹部内臓

金 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室腹部内臓

火 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室マクロ試験

水 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室大腿前面

Page 56: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 137 −

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

木 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室

大腿後面

殿部の深層

金 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室膝窩と下腿後面

土 みおつくし会総会

月 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室

下腿前面と足背、

足底の浅層

水 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室

足底の最深層、膝〜足指の関節、

神経・血管のまとめ

木 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室マクロ試験

金 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室まとめ、清掃

水 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室腎・副腎、後腹壁

木 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室

横隔膜、腰神経叢、膀胱と

その周辺

火 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室外陰部、会陰部

木 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室骨盤内臓とその支配血管・神経

金 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室骨盤壁、股関節

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

金 解剖体慰霊祭

月 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室

手の深層のまとめ・上肢の関節

固有背筋・後頭下筋(2)

火 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室

脊髄、

大殿筋と下肢後面の皮神経

水 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室

胸壁・腹壁の筋と鼡径部、

下肢前面の皮神経

木 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室胸膜、心臓、肺

金 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室頚部の深部〜縦隔

月 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室心臓、縦隔の深部

火 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室腹部内臓

木 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室腹部内臓

金 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室腹部内臓

火 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室マクロ試験

水 解剖 器官構築形態学学舎地下 階

解剖学実習室大腿前面

Page 57: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 138 −

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

金 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室脳出し、頭蓋底

月 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室マクロ実習予備日

火 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室顔浅層、深頚部、舌骨上筋群、頭部

離断

水 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室甲状腺、咽頭、喉頭、気管

解剖 機能細胞形態学学舎 階

大講義室確認試験

解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室咀嚼筋、顎関節

火 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室

口腔、鼻腔、舌、口蓋、

翼口蓋神経節

水 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室眼窩、眼球、外中耳

木 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室

内耳、舌下神経管、

頚静脈孔・清掃・納棺

金 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室マクロ実習予備日

火 解剖 機能細胞形態学学舎 階

大講義室確認試験

金 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室修了式

土学舎 階

大講義室遺骨返還式

Page 58: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 139 −

● 事前・事後学習の内容

指定教材などを活用し、必ず内容を事前によく理解した上で実習に臨むこと。実習期間中の自己学習の時

間帯は、事後学習のために必要に応じて実習室を解放する。

● 評価方法

□ 第一解剖:筆記試験または口頭試問

□ 第二解剖: 回の口頭試問の結果に提出レポートの評点を加味する。

● 受講生へのコメント

実習は長期にわたるので、健康管理に充分留意すること。

● 教材

必携

□ 寺田・藤田 解剖実習の手引き(南山堂)

□ 解剖学実習ノート(第二解剖担当分;実習開始時に配布)

推奨

□ 解剖学カラーアトラス(医学書院)

□ 大谷 人体解剖学実習(南江堂)

□ ネッター解剖学アトラス(南江堂)

□ 坂井 プロメテウス解剖学アトラス(医学書院)

□ 金子 日本人体解剖学(南山堂)

□ 小川・平沢ほか 解剖学 分担(1) (3)(金原出版)

□ ほか グレイ解剖学(エルゼビア・ジャパン)

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

□ 「 人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療」のうち、構造に関わる領域

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅱ コミュニケーション力 (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅳ 基本的総合診療能力 (智、仁、勇)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

● その他

□ 実習に必要なもの:

・ 解剖実習セット(生協で販売)

・ 手術用手袋(生協で販売)

・ 実習専用白衣(背中に学籍番号と名前を大きく記入)

・ 安全ゴーグル 実習開始直後は不慣れのため肉片を眼に入れる事故が多発するので必ず着用するこ

と。コーナン木工売り場、生協等で入手可能

□ 草履サンダル等足先が露出する履物は、怪我防止の観点から禁止する。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

金 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室脳出し、頭蓋底

月 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室マクロ実習予備日

火 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室顔浅層、深頚部、舌骨上筋群、頭部

離断

水 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室甲状腺、咽頭、喉頭、気管

解剖 機能細胞形態学学舎 階

大講義室確認試験

解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室咀嚼筋、顎関節

火 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室

口腔、鼻腔、舌、口蓋、

翼口蓋神経節

水 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室眼窩、眼球、外中耳

木 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室

内耳、舌下神経管、

頚静脈孔・清掃・納棺

金 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室マクロ実習予備日

火 解剖 機能細胞形態学学舎 階

大講義室確認試験

金 解剖 機能細胞形態学学舎地下 階

解剖学実習室修了式

土学舎 階

大講義室遺骨返還式

Page 59: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 140 −

開講年度 年

● 担当教員

水関 健司(神経生理学)他

● 科目の主題

生理学の講義で学習してきたことのうち、のちの臨床・研究に不可欠で実用的であるものを実習し、理論

と実際を学ぶ。特にそれぞれの測定に関する問題点を把握する。

● 授業の到達目標

主要な到達目標は以下の通りである。個別の到達目標については、機能系実習テキストに記載する。

心電図を測定し、データについて討論できる。

筋電図を測定し、データについて討論できる。

血液検査を行い、データについて討論できる。

呼吸機能検査を行い、データについて討論できる。

内分泌系検査を行い、データについて討論できる。

● 授業内容・授業計画

講義・実習の日時、講義・実習場所等は作成時点における状況である。変更する場合は掲示板等で通知す

るので情報に留意すること。 グループに分け、下記の①~⑤をローテートする。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者(所属)

講義・実習

場所講義主題

大谷直子、蒲池史卓、山岸良多、神谷知憲

(病態生理学)、水関健司、宮脇寛行、北西

卓磨、松本英之(神経生理学)、富山貴美、

梅田知宙(認知症病態学)

学舎 階

小講義室

実習講義

(概要説明)

大谷直子、蒲池史卓、山岸良多、神谷知憲

(病態生理学)、水関健司、宮脇寛行、北西

卓磨、松本英之(神経生理学)、富山貴美、

梅田知宙(認知症病態学)

生理学実習室・

グループ学習室

① 心電図

② 筋電図

③ 血液検査

④ 呼吸機能

⑤ 血糖の調節

大谷直子、蒲池史卓、山岸良多、神谷知憲

(病態生理学)、水関健司、宮脇寛行、北西

卓磨、松本英之(神経生理学)、富山貴美、

梅田知宙(認知症病態学)

生理学実習室・

グループ学習室

① 心電図

② 筋電図

③ 血液検査

④ 呼吸機能

⑤ 血糖の調節

大谷直子、蒲池史卓、山岸良多、神谷知憲

(病態生理学)、水関健司、宮脇寛行、北西

卓磨、松本英之(神経生理学)、富山貴美、

梅田知宙(認知症病態学)

生理学実習室・

グループ学習室

① 心電図

② 筋電図

③ 血液検査

④ 呼吸機能

⑤ 血糖の調節

科目名 機能系実習単位数 -

授業

形態実習

科目

ナンバー英語表記

Page 60: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 141 −

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者(所属)

講義・実習

場所講義主題

大谷直子、蒲池史卓、山岸良多、神谷知憲

(病態生理学)、水関健司、宮脇寛行、北西

卓磨、松本英之(神経生理学)、富山貴美、

梅田知宙(認知症病態学)

生理学実習室・

グループ学習室

① 心電図

② 筋電図

③ 血液検査

④ 呼吸機能

⑤ 血糖の調節

大谷直子、蒲池史卓、山岸良多、神谷知憲

(病態生理学)、水関健司、宮脇寛行、北西

卓磨、松本英之(神経生理学)、富山貴美、

梅田知宙(認知症病態学)

生理学実習室・

グループ学習室

① 心電図

② 筋電図

③ 血液検査

④ 呼吸機能

⑤ 血糖の調節

実習の各主題の担当教室は以下の通りである。

① 心電図 神経生理学 学舎6階 グループ学習室

② 筋電図 神経生理学 学舎5階 生理学実習室

③ 血液検査 病態生理学 学舎5階 生理学実習室

④ 呼吸機能 病態生理学 学舎5階 生理学実習室

⑤ 血糖の調節 認知症病態学 学舎5階 生理学実習室

● 事前・事後学習の内容

詳細については実習講義(概要説明)の際に指示する。大阪市立大学大学院医学研究科 機能系実習テキ

スト( 年度版)を熟読して事前学習を十分に行うこと。

● 評価方法

各実習のレポートを 点満点で採点し、実習への取り組み方や実習中の態度で加点・減点する。 つの実

習の合計 点満点で 点以上の者を合格とする。正当な理由がない限り、全ての実習・講義に出席し、か

つ全てのレポートを提出期限までに提出しなければ評価資格はなく、不合格となる。

● 受講生へのコメント

担当教員の話をよく聞き、怪我をしない・させないように細心の注意を払うこと。実習に使用する器機は

高価なので、使用法に関して担当教員の話をよく聞き、取り扱いには十分に気をつけること。

● 教材

大阪市立大学大学院医学研究科 機能系実習 年度版

標準生理学 第 版 小澤瀞司・福田 康一郎 監修 医学書院

● 対象学年

年生

開講年度 年

● 担当教員

水関 健司(神経生理学)他

● 科目の主題

生理学の講義で学習してきたことのうち、のちの臨床・研究に不可欠で実用的であるものを実習し、理論

と実際を学ぶ。特にそれぞれの測定に関する問題点を把握する。

● 授業の到達目標

主要な到達目標は以下の通りである。個別の到達目標については、機能系実習テキストに記載する。

心電図を測定し、データについて討論できる。

筋電図を測定し、データについて討論できる。

血液検査を行い、データについて討論できる。

呼吸機能検査を行い、データについて討論できる。

内分泌系検査を行い、データについて討論できる。

● 授業内容・授業計画

講義・実習の日時、講義・実習場所等は作成時点における状況である。変更する場合は掲示板等で通知す

るので情報に留意すること。 グループに分け、下記の①~⑤をローテートする。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者(所属)

講義・実習

場所講義主題

大谷直子、蒲池史卓、山岸良多、神谷知憲

(病態生理学)、水関健司、宮脇寛行、北西

卓磨、松本英之(神経生理学)、富山貴美、

梅田知宙(認知症病態学)

学舎 階

小講義室

実習講義

(概要説明)

大谷直子、蒲池史卓、山岸良多、神谷知憲

(病態生理学)、水関健司、宮脇寛行、北西

卓磨、松本英之(神経生理学)、富山貴美、

梅田知宙(認知症病態学)

生理学実習室・

グループ学習室

① 心電図

② 筋電図

③ 血液検査

④ 呼吸機能

⑤ 血糖の調節

大谷直子、蒲池史卓、山岸良多、神谷知憲

(病態生理学)、水関健司、宮脇寛行、北西

卓磨、松本英之(神経生理学)、富山貴美、

梅田知宙(認知症病態学)

生理学実習室・

グループ学習室

① 心電図

② 筋電図

③ 血液検査

④ 呼吸機能

⑤ 血糖の調節

大谷直子、蒲池史卓、山岸良多、神谷知憲

(病態生理学)、水関健司、宮脇寛行、北西

卓磨、松本英之(神経生理学)、富山貴美、

梅田知宙(認知症病態学)

生理学実習室・

グループ学習室

① 心電図

② 筋電図

③ 血液検査

④ 呼吸機能

⑤ 血糖の調節

科目名 機能系実習単位数 -

授業

形態実習

科目

ナンバー英語表記

Page 61: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 142 −

● コアカリキュラムへの対応

全体を通じた対応は以下の通りである。

人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療

血液・造血器・リンパ系

神経系

運動器(筋骨格)系

循環器系

呼吸器系

内分泌・栄養・代謝系

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅱ コミュニケーション力 (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅳ 基本的総合診療能力 (智、仁、勇)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

● その他

医学部医学科の学生として恥ずかしくないレポートを作成すること。提出期限までに提出されなかったレ

ポートは、正当な理由がない限り受理しない。全ての実習に出席し全てのレポートを期限内に提出しても、

5つの実習の採点結果の合計が 点未満の者は不合格とする。

全ての実習・講義に遅刻することなく出席できるように、自己管理を徹底することを求める。

Page 62: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 143 −

開講年度 年

● 担当教員

首藤 太一、栩野 吉弘、幕内安弥子、(総合医学教育学)

森村 美奈(なにわ生野病院 産婦人科)

● 科目の主題

医師は疾病そのものを診るのではなく、疾病を持った人間を診る。そして医療は、人と人とが形成する人

間関係を中心として展開される。この人間関係の在り方がコミュニケーションであり、その延長が臨床現場

における医療面接である。ここではコミュニケーションについての基本的な考えを、グループワークを通じ

て学習する。

本科目は、 つのコンピテンシーのうち、「プロフェッショナリズム」「コミュニケーション力」「大阪住民

の幸福と発展への貢献力」に繋がるものである。

● 授業の到達目標

《一般目標》

よき医療者となるために、コミュニケーションについての基本的な知識と技能を習得する。

《到達目標》

コミュニケーションの基本的知識を列挙できる。

コミュニケーションが態度あるいは行動に及ぼす影響を述べることができる。

グループ討議で基本的な人間関係を築くことができる。

グループ討議に積極的に参加できる。

患者の心理社会的背景を推察できる。

● 授業内容・授業計画

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

火 首藤 太一 総合医学教育学学舎 階

大講義室

コミュニケーションの基本的な

知識と技能を学習する。火 栩野 吉弘

幕内安弥子

森村 美奈

総合医学教育学

なにわ生野病院

産婦人科

● 事前・事後学習の内容

これまで自分が経験してきたコミュニケーションについて、授業当日までに振り返っておくこと。また、

コミュニケーションを学ぶことと、これまでの試験勉強との相違について、思い巡らせておくこと。

● 評価方法

進級条件として、すべての授業への出席を必須とし、授業への関与、態度と獲得した知識・技術から評価

する。

科目名 コミュニケーション単位数 -

授業

形態

演習

実習

科目

ナンバー英語表記

● コアカリキュラムへの対応

全体を通じた対応は以下の通りである。

人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療

血液・造血器・リンパ系

神経系

運動器(筋骨格)系

循環器系

呼吸器系

内分泌・栄養・代謝系

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅱ コミュニケーション力 (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅳ 基本的総合診療能力 (智、仁、勇)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

● その他

医学部医学科の学生として恥ずかしくないレポートを作成すること。提出期限までに提出されなかったレ

ポートは、正当な理由がない限り受理しない。全ての実習に出席し全てのレポートを期限内に提出しても、

5つの実習の採点結果の合計が 点未満の者は不合格とする。

全ての実習・講義に遅刻することなく出席できるように、自己管理を徹底することを求める。

Page 63: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 144 −

● 受講生へのコメント

授業の中で、同級生や模擬患者とのグループワークを行う。どんな小さな気付きでもよいので、必ず発言

すること。この場で自分なりに考え発言したことが、コミュニケーションを継続的に学ぶことに繋がる。

● 教材

<参考図書>

医療コミュニケーション・スキル 著 マーガレット・ロイド・ロバートボア 西村書店

メディカル・インタビューマニュアル 監修 福井次矢 インターメディカ

医療コミュニケーション入門 町田いずみ、保坂隆 著 星和書店

真実を伝える ロバート・バックマン 診断と治療社

はじめての医療面接−コミュニケーション技法とその学び方−斎藤清二 医学書院

物語としてのケア−ナラティブ・アプローチの世界へ−野口裕二 医学書院

先生はえらい 内田樹 著 ちくまプリマー新書

下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉内田樹 著 講談社文庫

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

基本事項

コミュニケーションとチーム医療

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅱ コミュニケーション力 (智、仁、勇)

Ⅷ 大阪住民の幸福と発展への貢献力 (智、仁、勇)

● その他

Page 64: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 145 −

開講年度 年

● 担当教員

各診療科の協力いただける指導医の先生方

● 科目の主題

将来医師を目指す医学部生に大学病院勤務の医師と行動をさせ、以下のことを考える機会を与える。

)「いま、そして、今後、何を学ばねばならないのか」

)「医師/社会人として最低限のマナー」

● 授業の到達目標

医学的知識については問題としない。医療現場で患者や と接する際に、医師/社会人と

して最低限のマナーが遵守されているかどうかを評価する。

① 時間厳守:指導医との待ち合わせに遅れない。( 分前集合)

② みだしなみ:名札、清潔な白衣、清潔な履物着用のこと。

③ あいさつ:自分からはっきりすること。

● 授業内容・授業計画

夏季休暇期間中の 日間。(同一診療科・同一医師になっても可)

病院内で可能な限り指導医に 日同行し、実際の医療に触れる。

● 事前・事後学習の内容

クラス代表を中心にマッチングを行う。

行き先が決まったら、学生自身から指導医の先生にメールで連絡を取り、当日の集合場所、時刻を確認する

こと。学務課から各指導医へ報告は行わない。

ご多忙な先生が多いので、当初受入可能日と設定されていても、急な予定等で対応出来ない場合があります。

指定された期日迄にまずはメールにて先生へアポを取ること。

● 評価方法

プログラム終了後、学生、指導医から双方向性の評価表の提出を行い、これをもって出席を確認する。

● 受講生へのコメント

本臨床自習は、本学医学部附属病院において行う。業務多忙の中、実習協力が得られたものであるの

で、とりわけ真摯な態度で実習に臨むこと。

● 教材

科目名 早期臨床実習Ⅱ単位数 -

授業

形態実習

科目

ナンバー英語表記

● 受講生へのコメント

授業の中で、同級生や模擬患者とのグループワークを行う。どんな小さな気付きでもよいので、必ず発言

すること。この場で自分なりに考え発言したことが、コミュニケーションを継続的に学ぶことに繋がる。

● 教材

<参考図書>

医療コミュニケーション・スキル 著 マーガレット・ロイド・ロバートボア 西村書店

メディカル・インタビューマニュアル 監修 福井次矢 インターメディカ

医療コミュニケーション入門 町田いずみ、保坂隆 著 星和書店

真実を伝える ロバート・バックマン 診断と治療社

はじめての医療面接−コミュニケーション技法とその学び方−斎藤清二 医学書院

物語としてのケア−ナラティブ・アプローチの世界へ−野口裕二 医学書院

先生はえらい 内田樹 著 ちくまプリマー新書

下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉内田樹 著 講談社文庫

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

基本事項

コミュニケーションとチーム医療

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅱ コミュニケーション力 (智、仁、勇)

Ⅷ 大阪住民の幸福と発展への貢献力 (智、仁、勇)

● その他

Page 65: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 146 −

● 対象学年

年生(前年度までに参加した学生については、希望者のみ参加可能)

● コアカリキュラムへの対応

コミュニケーション能力

チーム医療の実践

● 該当するコンピテンス

Ⅱ コミュニケーション力(智、仁、勇)

● その他

注意事項

、指導教員の指示に従うこと。

、病院の規律と秩序を乱さないこと。

、私語を慎むこと。

、白衣・名札を持参し着用のこと。

、手荷物は最小限にすること。

、実習中、携帯電話は持ち歩かないこと。

、欠席・遅刻・早退は原則として修了とは認めない。

、ご協力いただける臨床各科の先生方の御厚意に感謝することを忘れず、本プログラムに参加すること。

Page 66: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 147 −

開講年度 年

● 担当教員

冨田 修平(分子病態薬理学)他

● 科目の主題

これまでに学習した解剖学、生理学、生化学などの知識を基盤にして、薬と生体との相互作用をもとに薬

物治療に必要な基本的事項や概念を学習する。さらに、薬物の創薬から臨床治験と臨床応用されたときの問

題点まで広く学習する。

● 授業の到達目標

薬物・毒物の生体への作用について、個体・細胞・分子のレベルにおける作用機序と、生体と薬物分子と

の相互作用を理解し、的確な薬物療法を行うための基本(考え方,薬理作用、副作用)を学ぶ。

【薬理作用の基本について】

□ 薬物・毒物の濃度反応曲線を描き、その決定因子を説明できる。

□ 薬物の受容体結合と薬理作用との定量的関連性および活性薬・拮抗薬と分子標的薬を説明できる。

□ 薬物・毒物の用量反応曲線を描き、有効量・中毒量・致死量の関係を説明できる。

【薬物の動態について】

□ 薬物・毒物の吸収、分布、代謝と排泄を説明できる。

□ 薬物の生体膜通過に影響する因子を説明できる。

□ 薬物投与方法を列挙し、それぞれの薬物動態を説明できる。

□ 年齢や臓器障害などに応じた薬物動態の特徴を説明できる。

□ 薬物動態的相互作用について例を挙げて説明できる。

【薬物の評価について】

□ 薬物の評価におけるプラセボ効果の意義を説明できる。

【薬物治療の基本について】

□ 中枢神経作用薬、自律神経作用薬、循環器作用薬、呼吸器作用薬、消化器作用薬、利尿薬、ステロイド

薬および非ステロイド性抗炎症薬、抗腫瘍薬の薬理作用を説明できる。

□ 漢方医学の特徴や和漢薬 漢方薬 使用の現状について概説できる。

□ 薬物の蓄積、耐性、タキフィラキシー、依存、習慣性や嗜癖を説明できる。

□ 主な薬物の有害作用(副作用)を概説できる。

□ 主な薬物アレルギーを列挙できる。

● 授業内容・授業計画

科目名 生体と薬物コース単位数 -

授業

形態講義

科目

ナンバー―

英語表記

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義主題

月冨田 修平 分子病態薬理学 コース概要と薬理学総論

● 対象学年

年生(前年度までに参加した学生については、希望者のみ参加可能)

● コアカリキュラムへの対応

コミュニケーション能力

チーム医療の実践

● 該当するコンピテンス

Ⅱ コミュニケーション力(智、仁、勇)

● その他

注意事項

、指導教員の指示に従うこと。

、病院の規律と秩序を乱さないこと。

、私語を慎むこと。

、白衣・名札を持参し着用のこと。

、手荷物は最小限にすること。

、実習中、携帯電話は持ち歩かないこと。

、欠席・遅刻・早退は原則として修了とは認めない。

、ご協力いただける臨床各科の先生方の御厚意に感謝することを忘れず、本プログラムに参加すること。

Page 67: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 148 −

● 事前・事後学習の内容

受講するに当たり、必ず推奨テキストを使って事前に内容を確認し授業に臨むこと。また、授業のはじめ

に前回の講義内容について必要に応じて小テストを実施する。各自講義の要点をまとめるなど、準備を欠か

さないようにすること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義主題

火 塩田 正之研究支援プラットフォーム

共同実験機器施設受容体と薬物 ,

火 岡 真優子 京都府立大学 薬物動態と相互作用

火 冨田 修平 分子病態薬理学 医薬品の有害作用

火 日下部 哲也 医薬品・食品効能評価学 治験・臨床試験

水 高橋 克之 薬剤部 抗炎症薬と鎮痛薬

冨田 修平 分子病態薬理学 末梢神経系に作用する薬物

火 大野 行弘 大阪薬科大学 中枢神経作用薬 ,

水 西川 精宣 麻酔科学 全身麻酔薬と局所麻酔薬

火 大野 行弘 大阪薬科大学 中枢神経作用薬 ,

水 寒川 慶一 同源院薬局 和漢薬 ,

月 冨田 修平 分子病態薬理学 腎臓作用薬

水 大野 行弘 大阪薬科大学 中枢神経作用薬 ,

木 絵本 正憲 代謝内分泌病態内科学 糖尿病治療薬

月 浅井 一久 呼吸器内科学 呼吸器に作用する薬物

火 武田 憲彦 東京大学降圧薬

抗不整脈薬

火 冨田 修平 分子病態薬理学 泌尿器・生殖器に作用する薬物

水 吉栖 正典 奈良県立医科大学虚血性心疾患治療薬

心不全治療薬

Page 68: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 149 −

● 評価方法

講義・実習の理解度について筆記試験(前期・後期の 回)を行う。なお、講義は 以上、実習は

以上の出席が受験資格となる。実習レポート提出は必須で未提出の場合は試験を受けることが出来ない。科

目の最終評価は、本コースの講義と実習の筆記試験(小テスト含む)に加えレポート内容評価、講義・実習

の出席と態度(欠席、遅刻、途中退席、私語、飲食、居眠り、携帯電話、講義実習に関連のない行為などは

理由の如何に関わらず減点する)をもとに総合的に評価する。

● 受講生へのコメント

試験範囲は広範囲に及ぶので毎回の受講の事前・事後学習を習慣づけること。

● 教材

推奨教科書

薬理学(南江堂)、

臨床薬理学(丸善出版)

医科薬理学(南山堂)

カッツング薬理学(丸善出版)

入門漢方医学(日本東洋医学会学術教育委員会編集、南江堂)、

臨床試験の (高久史麿監修、日本医師会)

● 対象学年

2年生

● コアカリキュラムへの対応

全体を通じた対応は以下の通り。

医師として求められる基本的な資質・能力、 医療の質と安全の管理、 安全性の確保、④医療の安全性

に関する情報 薬剤等の副作用、薬害や医療過誤等の事例 経緯を含む 、やってはいけないこと、優れた取組

事例等 を共有し、事後に役立てるための分析の重要性を説明できる。

医学一般、 個体の反応、 生体と薬物 の全ての項目

人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療、に関する、各臓器・組織および疾患別に記載されてい

る 疾患 の薬物治療に関わる項目

診療の基本、 基本的診療知識、 薬物治療の基本原理 の全ての項目

全身におよぶ生理的変化、病態、診断、治療、 免疫・アレルギー疾患、 病態と疾患、⑥アレルギー疾

患の薬物治療と薬物アレルギーに関する項目

● 該当するコンピテンス

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

● その他

特記事項なし

● 事前・事後学習の内容

受講するに当たり、必ず推奨テキストを使って事前に内容を確認し授業に臨むこと。また、授業のはじめ

に前回の講義内容について必要に応じて小テストを実施する。各自講義の要点をまとめるなど、準備を欠か

さないようにすること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義主題

火 塩田 正之研究支援プラットフォーム

共同実験機器施設受容体と薬物 ,

火 岡 真優子 京都府立大学 薬物動態と相互作用

火 冨田 修平 分子病態薬理学 医薬品の有害作用

火 日下部 哲也 医薬品・食品効能評価学 治験・臨床試験

水 高橋 克之 薬剤部 抗炎症薬と鎮痛薬

冨田 修平 分子病態薬理学 末梢神経系に作用する薬物

火 大野 行弘 大阪薬科大学 中枢神経作用薬 ,

水 西川 精宣 麻酔科学 全身麻酔薬と局所麻酔薬

火 大野 行弘 大阪薬科大学 中枢神経作用薬 ,

水 寒川 慶一 同源院薬局 和漢薬 ,

月 冨田 修平 分子病態薬理学 腎臓作用薬

水 大野 行弘 大阪薬科大学 中枢神経作用薬 ,

木 絵本 正憲 代謝内分泌病態内科学 糖尿病治療薬

月 浅井 一久 呼吸器内科学 呼吸器に作用する薬物

火 武田 憲彦 東京大学降圧薬

抗不整脈薬

火 冨田 修平 分子病態薬理学 泌尿器・生殖器に作用する薬物

水 吉栖 正典 奈良県立医科大学虚血性心疾患治療薬

心不全治療薬

Page 69: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 150 −

開講年度 年

● 担当教員

鰐渕 英機(分子病理学)他

● 科目の主題

[疾病の成り立ちについて学ぶ]

病理学とは「病(やまい)」の「理(ことわり)」を「学(まな)」ぶものであり、本コースでは主に総論で

は病因論、腫瘍、遺伝子異常について、各論では腎泌尿器、内分泌、中枢神経、骨軟部、小児、消化器の疾

患について学習する。本コースを通じて病気が発生する基本的なメカニズムを理解し、病因に基づいた疾病

の分類を把握する。医師として働き患者を治療する際には、疾病が生じるメカニズムを理解しておくことで、

患者に身体に何がどのように起こっているのかを論理的に解釈し、正しい治療方法を選択することが可能と

なる。すなわち、病理学は基礎医学と臨床医学の懸け橋であり、病理学の知識は将来必ず役立つものとなる

ため、学生の間に系統的に学ぶことが望まれる。

授業は総論と各論より構成される。総論では疾病が発生する基本原理を整理する。炎症あるいは腫瘍とい

った疾患の基本概念は、様々な臓器に共通しており本質的には同じであることを理解する。各論ではそれぞ

れの臓器ごとに、総論で学んだ病態によって具体的にどのような疾患が生じるかを学習する。また、病気が

生じる際には形態的に種々の異常が起こり、各疾病に特徴的な肉眼像、組織像が観察されるため、講義にて

疾患の成り立ちを学んだ後に、実習では各疾患の組織像を実際に観察することで、形態的側面から疾病の本

態を理解できるよう指導を行う。

● 授業の到達目標

病因に基づく疾患の分類を説明できる。

外因と内因について説明できる

腫瘍の概念、成り立ちについて説明できる

遺伝子や染色体の異常に基づく疾患について説明できる

主要な内分泌疾患の分類、成り立ちについて説明できる

主要な腎疾患の分類、成り立ちについて説明できる

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義回数 月 日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

・ ・ 鰐渕 英機 分子病理学 講/講 病因論

・ ・ 鰐渕 英機 分子病理学 講/講 免疫と疾患

・ ・ ・ ・ 魏 民 環境リスク評価学 講/実/実 環境因子

・ ・ 鈴木 周五 分子病理学 講/講 遺伝子の異常と疾患

科目名 原因と病態1コース単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー―

英語表記

Page 70: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 151 −

講義回数 月 日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

・ ・ 鰐渕 英機 分子病理学 講/講 腫瘍総論Ⅰ

・ ・ 魏 民 環境リスク評価学 講/講 腫瘍総論Ⅱ

・ ・ ・ ・ 魏 民 環境リスク評価学 実/実/実 腫瘍の病理組織実習

鈴木 周五 分子病理学 講 腫瘍総論Ⅲ

大石 裕司 非常勤 講 毒性病理学入門

・ ・ ・ ・ 梯 アンナ 分子病理学 講/実/実 視床・下垂体・甲状腺疾患

・ ・ ・ ・ 鈴木 周五 分子病理学 講/実/実 皮膚疾患

・ ・ ・ ・ 梯 アンナ 分子病理学 講/実/実 膵島疾病

・ ・ 石井 真美 非常勤 講 腎疾患 Ⅰ・

・ ・ ・ ・ 梯 アンナ 分子病理学 講/実/実 副腎疾患

・ ・ ・ ・ 石井 真美 非常勤 講/講/講 腎疾患 Ⅲ・ ・

・ ・ ・ ・ 奥野 高裕 非常勤 実/実/実 腎疾患の病理組織実習

前期試験

なお、後半は3年生で提供する。

※講=学舎4階 小講義室2 実=学舎5階 組織実習室

● 事前・事後学習の内容

病理学の講義と実習には組織学と生理学の知識が前提となるため第 学年時に学んだことを復習しておくこ

と。個別の事前学習・事後学習が必要な場合には講義毎に指示する。

● 評価方法

出席、レポート提出および試験

試験は筆記および口頭試験を適宜実施する。

尚、評価方法の詳細については、学習開始時に提示する。

● 受講生へのコメント

講義・実習中の態度も評価対象であり、必要に応じて加点・減点する。

● 教材

推奨テキスト

ロビンス基礎病理学第 版、丸善出版

解明病理学 第 版、医歯薬出版

推奨アトラス

病理組織の見方と鑑別診断―カラーアトラス 第 版、医歯薬出版

組織病理アトラス 第 版、文光堂

推奨ウェブサイト等

病理学会コア画像

病理学において世界的に著名な教科書はロビンス基礎病理学であり特に推奨する。病態を表す表現、言葉に

開講年度 年

● 担当教員

鰐渕 英機(分子病理学)他

● 科目の主題

[疾病の成り立ちについて学ぶ]

病理学とは「病(やまい)」の「理(ことわり)」を「学(まな)」ぶものであり、本コースでは主に総論で

は病因論、腫瘍、遺伝子異常について、各論では腎泌尿器、内分泌、中枢神経、骨軟部、小児、消化器の疾

患について学習する。本コースを通じて病気が発生する基本的なメカニズムを理解し、病因に基づいた疾病

の分類を把握する。医師として働き患者を治療する際には、疾病が生じるメカニズムを理解しておくことで、

患者に身体に何がどのように起こっているのかを論理的に解釈し、正しい治療方法を選択することが可能と

なる。すなわち、病理学は基礎医学と臨床医学の懸け橋であり、病理学の知識は将来必ず役立つものとなる

ため、学生の間に系統的に学ぶことが望まれる。

授業は総論と各論より構成される。総論では疾病が発生する基本原理を整理する。炎症あるいは腫瘍とい

った疾患の基本概念は、様々な臓器に共通しており本質的には同じであることを理解する。各論ではそれぞ

れの臓器ごとに、総論で学んだ病態によって具体的にどのような疾患が生じるかを学習する。また、病気が

生じる際には形態的に種々の異常が起こり、各疾病に特徴的な肉眼像、組織像が観察されるため、講義にて

疾患の成り立ちを学んだ後に、実習では各疾患の組織像を実際に観察することで、形態的側面から疾病の本

態を理解できるよう指導を行う。

● 授業の到達目標

病因に基づく疾患の分類を説明できる。

外因と内因について説明できる

腫瘍の概念、成り立ちについて説明できる

遺伝子や染色体の異常に基づく疾患について説明できる

主要な内分泌疾患の分類、成り立ちについて説明できる

主要な腎疾患の分類、成り立ちについて説明できる

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合があり、掲示板等で通知するの

で情報に留意すること。

講義回数 月 日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

・ ・ 鰐渕 英機 分子病理学 講/講 病因論

・ ・ 鰐渕 英機 分子病理学 講/講 免疫と疾患

・ ・ ・ ・ 魏 民 環境リスク評価学 講/実/実 環境因子

・ ・ 鈴木 周五 分子病理学 講/講 遺伝子の異常と疾患

科目名 原因と病態1コース単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー―

英語表記

Page 71: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 152 −

関しては将来的に英語を用いることが多いため、学生のうちに英語版にチャレンジすることを期待する。ま

た、実習では各疾患の写真が載っているアトラスが大変参考になるため、教科書とアトラスの併用が望まれ

る。

● 対象学年

2年生

● コアカリキュラムへの対応

● 該当するコンピテンス

Ⅱ コミュニケーション力 (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

● その他

特記事項なし

Page 72: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 153 −

開講年度 年

● 担当教員

大澤 政彦(診断病理・病理病態学)他

● 科目の主題

本コースではヒトの病気の成り立ちを学ぶ。総論では疾病時にひきおこる変化の一般原則、特に疾病時の

肉眼的。組織学的変化や細胞小器官の変化について学習する。さらに、各論では、それぞれの臓器にみられ

る主要な疾患について、病因、病態、肉眼・組織所見や遺伝子・分子レベルの異常について系統的に学ぶ。

これらを学ぶためには、前年度に学んだ知識、特に、解剖学・組織学に関する基礎的な知識が必須である。

また、病理学は、診断学という側面を持つ。病院において疾病の診断をするという重要な役割も担っている。

その目的や意義について、癌の診断を例に学ぶ。

● 授業の到達目標

主要な到達目標は以下の通りである。

1.細胞の正常構造と機能や細胞の種類について復習し、知識を再確認する。

2.細胞の傷害や変性の多様性、およびその原因や意義を理解し説明できる

3.ネクローシスとアポトーシスの違いを説明できる。

4.炎症の定義を説明できる。

5.炎症の分類、組織病態学的変化と経時的変化を説明できる。

6.循環障害でみられる病態をあげ、説明できる。

7.組織傷害後の組織修復のメカニズムについて説明できる。

8.感覚器、循環器、肝臓、胆嚢・胆管、膵臓、乳腺、女性生殖器、呼吸器、造血器、胸腺、脾、リンパ節

などに発症する主要な疾患をあげ、その病因、病態、臨床病理所見について概説できる。

9.病理診断の目的と意義を説明できる。

● 授業内容・授業計画

【講義・実習】

講義

回数月 日

限担当者 所属 講義場所 講義主題

水1

大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室 傷害と適応2

水 3 大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室 炎症・感染

木 大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室 炎症・感染

金 大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室炎症・感染

循環障害

科目名 原因と病態2コース単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー―

英語表記 2

関しては将来的に英語を用いることが多いため、学生のうちに英語版にチャレンジすることを期待する。ま

た、実習では各疾患の写真が載っているアトラスが大変参考になるため、教科書とアトラスの併用が望まれ

る。

● 対象学年

2年生

● コアカリキュラムへの対応

● 該当するコンピテンス

Ⅱ コミュニケーション力 (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

● その他

特記事項なし

Page 73: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 154 −

講義

回数月 日

限担当者 所属 講義場所 講義主題

月 大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室 循環障害

木 大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室 循環障害

月 大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室自己免疫疾患・

サルコイドーシス

木 大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室アミロイドーシス

組織修復と再生

木 大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室組織修復と再生

感覚器疾患

金 田中さやか 診断病理・病理病態学 組織実習室 炎症・感染の組織実習

月 大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室 呼吸器疾患

月 田中さやか 診断病理・病理病態学 組織実習室 循環障害の組織実習

火 大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室 呼吸器疾患

木 大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室 呼吸器疾患

金 田中さやか 診断病理・病理病態学 組織実習室 呼吸器疾患の組織実習

金 大澤政彦 診断病理・病理病態学 試験

● 事前・事後学習の内容

講義時間に限りがあるので重要な疾患を中心に講義を行うので、自学自習も必須である。

下にあげたテキストを つ選び、講義、実習までに講義主題の範囲を読んでおくこと。

また、講義後復習も必要である。

Page 74: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 155 −

● 評価方法

出席および試験

講義は 以上、実習は 以上出席しなければ、受験資格はない。

試験は定期試験に加え講義後の小テストの成績も加え評価する。

定期試験では、筆記試験に加え、実習に関連した内容についての試験を行う。

組織実習でのスケッチの提出や、実習時の討論での発言有無なども評価に加える。

● 受講生へのコメント

講義・実習中の態度も評価対象であり、必要に応じて加点・減点する。

● 教材

【講義】

豊國伸哉ら監訳 ロビンス基礎病理学 原著 版 丸善出版

鈴木利光ら訳 ルービン病理学 臨床医学への基盤 西村書店

【組織実習】

赤木忠厚監修 カラーアトラス病理組織の見方と鑑別診断 第 版 医歯薬出版

小田義直ら編集 病理組織アトラス 第 版 文光堂

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

● 該当するコンピテンス

Ⅰ プロフェッショナリズム (智、仁、勇)

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智)

Ⅴ 科学的探究心 (智)

● その他

特記事項なし。

講義

回数月 日

限担当者 所属 講義場所 講義主題

月 大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室 循環障害

木 大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室 循環障害

月 大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室自己免疫疾患・

サルコイドーシス

木 大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室アミロイドーシス

組織修復と再生

木 大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室組織修復と再生

感覚器疾患

金 田中さやか 診断病理・病理病態学 組織実習室 炎症・感染の組織実習

月 大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室 呼吸器疾患

月 田中さやか 診断病理・病理病態学 組織実習室 循環障害の組織実習

火 大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室 呼吸器疾患

木 大澤政彦 診断病理・病理病態学 小講義室 呼吸器疾患

金 田中さやか 診断病理・病理病態学 組織実習室 呼吸器疾患の組織実習

金 大澤政彦 診断病理・病理病態学 試験

● 事前・事後学習の内容

講義時間に限りがあるので重要な疾患を中心に講義を行うので、自学自習も必須である。

下にあげたテキストを つ選び、講義、実習までに講義主題の範囲を読んでおくこと。

また、講義後復習も必要である。

Page 75: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 156 −

開講年度 年

● 担当教員

金子 幸弘(細菌学)他

● 科目の主題

[細菌および真菌による感染症について学ぶ]

感染症は、将来医師として必ず遭遇する疾患であり、感染症と立ち向かうには、まず敵を知ることが重要で

ある。細菌学は、感染症の病態・診断・治療を理解するための要となる学問であり、感染症学の入り口でもあ

る。そして、感染症は、病原体、宿主、治療の つの因子とそれぞれの関係性を考慮しなければ理解できない。

細菌学(微生物学)の対象は、前述の病原体の部分に相当する。なぜ細菌の種類によって異なる病気(つまり

感染症)を起こすのか そもそも、細菌が本当に病気を起こしているのか これらの疑問に、基礎的視点から答

えようとするのが細菌学である。つまり、感染症を理解するために細菌学を学ぶのである。進学、卒業、そし

て医師になり感染症の勉強をする機会は今後もあると思うが、細菌学を体系的に学ぶ機会はおそらくこの先少

ないことが予想される。したがって、この学年の間に細菌学の基盤をしっかり作ってほしい。

また、オンラインでの学習プログラム( 等)、統合型講義、グループワーク、相互授業等、協調的

かつ主体的に学べる体制を導入している。さらに、次学年以降の臨床的な感染症学へのスムーズな移行を目

指して、カリキュラムの後半では、臨床の第一線で活躍している感染症専門医による講義を予定している。

● 授業の到達目標

主要な到達目標は以下の通りである。個別の到達目標については、別途記載する。

病原体、宿主、治療の つの因子とそれぞれの関係性について説明できる

感染症の原因としての主要な細菌と真菌について説明できる

感染症が起こるメカニズムについて説明できる

主要な抗菌薬の作用機序・耐性機序について説明できる

感染症の病態・診断・治療について説明できる

病原体に応じた診断法・治療法について説明できる

感染症に関連する行政上の課題や義務について説明できる

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合がある。掲示板等で通知するの

で留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義主題

木 金子 幸弘 細菌学

序論、微生物学概論と細菌学の基礎

肺炎球菌と溶連菌、腸球菌

黄色ブドウ球菌

月仁木 満美子

金子 幸弘細菌学

腸内細菌科とビブリオ科

芽胞形成菌、嫌気性菌

結核の基礎と臨床、非結核性抗酸菌症

科目名 細菌・真菌感染症コース単位数 -

授業

形態講義

科目

ナンバー―

英語表記

Page 76: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 157 −

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義主題

水 金子 幸弘 細菌学 抗菌薬概論

金老沼 研一

金子 幸弘細菌学

インフルエンザ菌

緑膿菌とアシネトバクター

梅毒と淋菌およびクラミジア感染症

金子 幸弘 細菌学

感染免疫とワクチン阿戸 学 国立感染症研究所

月 金子 幸弘 細菌学

理解度テスト

解説

抗菌薬各論

火 宮崎 義継 国立感染症研究所 真菌と真菌症

金子 幸弘

吉川 貴仁

掛屋 弘

細菌学

運動生体医学

臨床感染制御学統合型グループワーク

尚、後半は3年生で提供する。

● 事前・事後学習の内容

個別の事前学習・事後学習については講義毎に指示する。

相互授業(3年生で実施)では、班毎に使用する資料を準備すること。

による中間テストと必須テストは期限までに終了すること(期限は講義開始時に連絡する)

知識の教授よりも、考え方の教授を中心とした講義形態をとっている。教え切れない知識は、 等

にて各自で補うこと。

● 評価方法

授業参加度、レポート提出、相互授業および試験等により総合的に評価する。

● 受講生へのコメント

臨床への知識の連結を目指している。ここの知識の積み重ねだけでなく、連続性を意識すること。

● 教材

指定テキスト

標準微生物学 版(平松 啓一、中込 治) 東京 医学書院

推奨テキスト

大阪市立大学医学部 細菌・真菌感染症コース 公式テキスト 医学部生のために作った細菌学講義

第一版

戸田新細菌学 版(吉田眞一、柳 雄介、吉開泰信) 東京 南山堂

イラストレイテッド微生物学 原書 版( 、 、

著:松本 哲哉、舘田 一博監訳) 東京 丸善出版

開講年度 年

● 担当教員

金子 幸弘(細菌学)他

● 科目の主題

[細菌および真菌による感染症について学ぶ]

感染症は、将来医師として必ず遭遇する疾患であり、感染症と立ち向かうには、まず敵を知ることが重要で

ある。細菌学は、感染症の病態・診断・治療を理解するための要となる学問であり、感染症学の入り口でもあ

る。そして、感染症は、病原体、宿主、治療の つの因子とそれぞれの関係性を考慮しなければ理解できない。

細菌学(微生物学)の対象は、前述の病原体の部分に相当する。なぜ細菌の種類によって異なる病気(つまり

感染症)を起こすのか そもそも、細菌が本当に病気を起こしているのか これらの疑問に、基礎的視点から答

えようとするのが細菌学である。つまり、感染症を理解するために細菌学を学ぶのである。進学、卒業、そし

て医師になり感染症の勉強をする機会は今後もあると思うが、細菌学を体系的に学ぶ機会はおそらくこの先少

ないことが予想される。したがって、この学年の間に細菌学の基盤をしっかり作ってほしい。

また、オンラインでの学習プログラム( 等)、統合型講義、グループワーク、相互授業等、協調的

かつ主体的に学べる体制を導入している。さらに、次学年以降の臨床的な感染症学へのスムーズな移行を目

指して、カリキュラムの後半では、臨床の第一線で活躍している感染症専門医による講義を予定している。

● 授業の到達目標

主要な到達目標は以下の通りである。個別の到達目標については、別途記載する。

病原体、宿主、治療の つの因子とそれぞれの関係性について説明できる

感染症の原因としての主要な細菌と真菌について説明できる

感染症が起こるメカニズムについて説明できる

主要な抗菌薬の作用機序・耐性機序について説明できる

感染症の病態・診断・治療について説明できる

病原体に応じた診断法・治療法について説明できる

感染症に関連する行政上の課題や義務について説明できる

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所等は作成時点における状況であり、変更となる場合がある。掲示板等で通知するの

で留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義主題

木 金子 幸弘 細菌学

序論、微生物学概論と細菌学の基礎

肺炎球菌と溶連菌、腸球菌

黄色ブドウ球菌

月仁木 満美子

金子 幸弘細菌学

腸内細菌科とビブリオ科

芽胞形成菌、嫌気性菌

結核の基礎と臨床、非結核性抗酸菌症

科目名 細菌・真菌感染症コース単位数 -

授業

形態講義

科目

ナンバー―

英語表記

Page 77: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 158 −

推奨ウェブサイト等

世界保健機関

米国疾病管理予防センタ—

厚生労働省

国立感染症研究所

国立感染症研究所感染症情報センタ—

大阪市立大学大学院医学研究科細菌学

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

安全性の確保 ⑦医療関連感染症の原因及び回避する方法(院内感染対策委員会、院内感染サーベイ

ランス、院内感染対策チーム 、感染対策マニュアル等 を概説できる。

保健・医療・福祉・介護の制度 ⑪感染症法・食品衛生法の概要と届出義務を説明できる。

細菌・真菌

疾患と免疫 ①ウイルス、細菌、真菌と寄生虫に対する免疫応答の特徴を説明できる。

人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療 のうち細菌・真菌感染症に関連する領域。

感染症 のうち細菌・真菌感染症に関連する領域。

● 該当するコンピテンス

Ⅱ コミュニケーション力 (智、仁、勇) :相互授業、レポート等

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智) :細菌・真菌感染症および関連知識

Ⅴ 科学的探究心 (智) :病態解明、耐性機構解明など

Ⅵ 教育マインド (仁):相互授業

● その他

特記事項なし

Page 78: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 159 −

開講年度 年

● 担当教員

金子 幸弘(細菌学)、他

● 科目の主題

ウイルス学は、細菌学や寄生虫学とともに感染症の基礎となる学問である。ウイルスは細菌とは異なり、

通常の顕微鏡で観察できず、宿主に寄生しなければ自己増殖ができないという特徴のほか、宿主特異性・臓

器特異性が高いといった性質がある。近年では、エボラウイルスやデングウイルスといったウイルスが注目

を受けているが、従来他国の疾患と考えられてきたウイルス性疾患も、グローバル化によって我が国でも問

題となる可能性が懸念されている。このような中で、適切な対応ができるように、ウイルスとそれによって

起こる疾患を科学的に理解し、正しい知識を身につけることが重要である。講義では、基本的なウイルスの

知識を習得し、臨床で重要な個々のウイルスについて知識を習得する。また、実習においては,ウイルスの

分離と増殖、定量法、ウイルス感染に伴う細胞の種々の形態変化や細胞内の構造変化の観察を実施すること

により、ウイルスの特性、無菌操作、ウイルス感染症の病態、診断法に対しての理解を深める。

また、オンラインでの学習プログラム( 等)、統合型グループワーク等、協調的かつ能動的に学べ

る体制を導入している。

● 授業の到達目標

主要な到達目標は以下の通りである。個別の到達目標については、別途記載する。

ウイルスの基本的性状(構造、ゲノムの特徴、感染・増殖様式)を理解し、説明できる。

構造と性状により、ウイルスを分類できる。

ウイルスによっておこる主な疾患を列挙できる。

ウイルス感染に対する宿主の応答、組織や細胞の変化について説明できる。

ウイルス感染に対する免疫応答について説明できる。

ウイルス感染症の診断、治療について説明できる。

ウイルス感染症の予防(特にワクチン)について説明できる。

ウイルス感染症に関連する行政上の課題や義務について説明できる。

● 授業内容・授業計画

講義の日時、講義場所は作成時点における状況であり、変更となる場合がある。掲示板等で通知するので

留意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

水 金子 幸弘 細菌学 小講義室

ウイルス感染症の考え方

インフルエンザ

および

金 金子 幸弘 ウイルス学 小講義室

一類感染症

ヘルペス

ウイルスと発癌

科目名 ウイルス感染症コース単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー―

英語表記

推奨ウェブサイト等

世界保健機関

米国疾病管理予防センタ—

厚生労働省

国立感染症研究所

国立感染症研究所感染症情報センタ—

大阪市立大学大学院医学研究科細菌学

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

安全性の確保 ⑦医療関連感染症の原因及び回避する方法(院内感染対策委員会、院内感染サーベイ

ランス、院内感染対策チーム 、感染対策マニュアル等 を概説できる。

保健・医療・福祉・介護の制度 ⑪感染症法・食品衛生法の概要と届出義務を説明できる。

細菌・真菌

疾患と免疫 ①ウイルス、細菌、真菌と寄生虫に対する免疫応答の特徴を説明できる。

人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療 のうち細菌・真菌感染症に関連する領域。

感染症 のうち細菌・真菌感染症に関連する領域。

● 該当するコンピテンス

Ⅱ コミュニケーション力 (智、仁、勇) :相互授業、レポート等

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智) :細菌・真菌感染症および関連知識

Ⅴ 科学的探究心 (智) :病態解明、耐性機構解明など

Ⅵ 教育マインド (仁):相互授業

● その他

特記事項なし

Page 79: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 160 −

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

火 金子 幸弘 細菌学 小講義室と

ワクチン

金 金子 幸弘 細菌学 小講義室

節足動物媒介性ウイルス感染症

狂犬病

アデノウイルス科、ピコルナウイルス科

火 綾田 稔 ウイルス学 小講義室

麻疹、ムンプス

ウイルス、 ウイルス

遅発性ウイルス感染症、プリオン

火 金子 幸弘 細菌学 小講義室 統合型グループワーク:肝炎ウイルス

金京極 郁夫

関西空港

検疫所 小講義室輸入感染症と検疫

金子 幸弘 細菌学 ワクチン

火 入谷 展弘大阪健康安全

基盤研究所小講義室

ウイルス性胃腸炎(レオウイルス、カリ

シウイルス、アストロウイルス)

ウイルス感染症サーベイランス

水金子 幸弘

瀬戸 俊之

細菌学

発達小児医学小講義室

統合型グループワーク:小児のウイルス

性疾患

ウイルス学試験は 月に実施する予定

実習

講義

回数月 日 曜日

限担当者 所属 講義場所 講義主題

月 綾田 稔 ウイルス学 微生物実習室

実習 :コクサッキーウイルスによる細胞変

性効果( )の観察とその 標本の観

察、およびウイルス分離

金 綾田 稔 ウイルス学 微生物実習室

実習 :インフルエンザウイルスの発育鶏卵

への接種、ヒトヘルペスウイルス感染細胞の

プラーク形成および 標本の観察

月 綾田 稔 ウイルス学 微生物実習室

実習 :赤血球凝集( )反応によるインフ

ルエンザウイルスの定量、麻疹ウイルス感

染細胞( )の観察

金 綾田 稔 ウイルス学 微生物実習室

実習 :センダイウイルス持続感染細胞の観

察と赤血球吸着現象 および 標本

の観察

Page 80: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 161 −

● 事前・事後学習の内容

個別の事前学習・事後学習については講義毎に指示する。

による課題は期限までに終了すること(期限は講義開始時に連絡する)

知識の教授よりも、考え方の教授を中心とした講義形態をとっている。教え切れない知識は、 等

にて各自で補うこと。

● 評価方法

授業参加度、レポート提出、グループワーク、試験等により総合的に評価する。

● 受講生へのコメント

講義・実習中の態度も評価対象であり、必要に応じて加点・減点する。特に実習中は感染病原体を扱うこと

から、注意事項を良く守って事故の無いように作業に集中すること。実習は 時過ぎまでかかることがある

ので、必ずスケジュールを空けておくこと。

● 教材

指定テキスト

標準微生物学 版(平松 啓一、中込 治) 東京 医学書院

推奨テキスト

戸田新細菌学 版(吉田眞一、柳 雄介、吉開泰信) 東京 南山堂

イラストレイテッド微生物学 原書 版( 、 、

著:松本 哲哉、舘田 一博監訳) 東京 丸善出版

生命科学のためのウイルス学 (原著: 著;下遠野邦忠、瀬谷司 監訳)

東京 南江堂

医科ウイルス学 改訂第 版(高田賢蔵 編集) 東京 南江堂

病原細菌・ウイルス図鑑 (新居志郎、倉田毅、林英生、本田武司著・編集)

推奨ウェブサイト等

世界保健機関

米国疾病管理予防センタ—

厚生労働省

国立感染症研究所

国立感染症研究所感染症情報センタ—

大阪市立大学大学院医学研究科細菌学

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

安全性の確保 ⑦医療関連感染症の原因及び回避する方法(院内感染対策委員会、院内感染サーベイ

ランス、院内感染対策チーム 、感染対策マニュアル等 を概説できる。

保健・医療・福祉・介護の制度 ⑪感染症法・食品衛生法の概要と届出義務を説明できる。

ウイルスの基本的性状と病原性

ウイルス感染に対する生体反応・予防

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

火 金子 幸弘 細菌学 小講義室と

ワクチン

金 金子 幸弘 細菌学 小講義室

節足動物媒介性ウイルス感染症

狂犬病

アデノウイルス科、ピコルナウイルス科

火 綾田 稔 ウイルス学 小講義室

麻疹、ムンプス

ウイルス、 ウイルス

遅発性ウイルス感染症、プリオン

火 金子 幸弘 細菌学 小講義室 統合型グループワーク:肝炎ウイルス

金京極 郁夫

関西空港

検疫所 小講義室輸入感染症と検疫

金子 幸弘 細菌学 ワクチン

火 入谷 展弘大阪健康安全

基盤研究所小講義室

ウイルス性胃腸炎(レオウイルス、カリ

シウイルス、アストロウイルス)

ウイルス感染症サーベイランス

水金子 幸弘

瀬戸 俊之

細菌学

発達小児医学小講義室

統合型グループワーク:小児のウイルス

性疾患

ウイルス学試験は 月に実施する予定

実習

講義

回数月 日 曜日

限担当者 所属 講義場所 講義主題

月 綾田 稔 ウイルス学 微生物実習室

実習 :コクサッキーウイルスによる細胞変

性効果( )の観察とその 標本の観

察、およびウイルス分離

金 綾田 稔 ウイルス学 微生物実習室

実習 :インフルエンザウイルスの発育鶏卵

への接種、ヒトヘルペスウイルス感染細胞の

プラーク形成および 標本の観察

月 綾田 稔 ウイルス学 微生物実習室

実習 :赤血球凝集( )反応によるインフ

ルエンザウイルスの定量、麻疹ウイルス感

染細胞( )の観察

金 綾田 稔 ウイルス学 微生物実習室

実習 :センダイウイルス持続感染細胞の観

察と赤血球吸着現象 および 標本

の観察

Page 81: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 162 −

各種のウイルスの特徴と病原性

疾患と免疫 ①ウイルス、細菌、真菌と寄生虫に対する免疫応答の特徴を説明できる。

人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療 のうち細菌・真菌感染症に関連する領域。

感染症 のうち細菌・真菌感染症に関連する領域。

● 該当するコンピテンス

Ⅱ コミュニケーション力 (智、仁、勇) :口頭試問等

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智) :ウイルス感染症および関連知識

Ⅴ 科学的探究心 (智) :病態解明など

● その他

インターネットに接続可能な端末および コードが読める端末を使用することがあるので準備しておく

こと。ただし、目的外に使用しないこと。また、端末が準備できない場合には、事前に申し出ること。

Page 82: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 163 −

開講年度 年

● 担当教員

新谷 歩(医療統計) 他

● 科目の主題

医師は臨床での診察のみならず、日常臨床の疑問に応えるための研究能力を身に着けることが求められてい

る。臨床研究を行う際に、多くの医師の壁となっているのが医療統計学である。この授業ではデータ解析な

どの実習を織り交ぜ、難解な数式を使わない「使える」医療統計学を身につける。

● 授業の到達目標

実際に臨床研究に用いられたデータを汎用の統計ソフトを用いて解析するプロセスを通して、データ解析の

楽しさや意義を実感できる。

● 授業内容・授業計画

各講義では を搭載したノート を利用する。初回講義から準備してくること。

*所有していない人は学務からレンタル可。 がない場合は受講できないため注意すること。

講義

回数月 日 曜日 時限 担当者 所属 講義場所 講義主題

金 ~ 新谷 歩、他 医療統計 小講義室

(座学)講義の概要

(座学)臨床研究とは

(座学・実習) の使い方

木 ~ 新谷 歩、他 医療統計 小講義室 (座学・実習)記述統計・仮説検定の選び方

水 ~ 新谷 歩、他 医療統計 小講義室(座学・実習)データの分布と仮説検定

多重検定の問題

水 ~ 新谷 歩、他 医療統計 小講義室 (座学・実習) でデータ収集

*この講義の後半は 年生で提供する

● 事前・事後学習の内容

特に設けないが、指定図書と参考図書の内容に準じて行うため、講義と併せて読むことを推奨する。

● 評価方法

講義への出席率・課題の提出・試験結果を加味して評価する。

● 受講生へのコメント

本講義では を用いた実習を行う。講義第 回までに、学務より準備に関するメールが届くため、各位注意

して準備を行うこと。なお指定した準備・講義ルール等が遵守されていない場合は、不合格となる可能性が

あるため、留意すること。

科目名 メディカル・データ・サイエンス単位数 -

授業

形態

講義

実習

科目

ナンバー―

英語表記

各種のウイルスの特徴と病原性

疾患と免疫 ①ウイルス、細菌、真菌と寄生虫に対する免疫応答の特徴を説明できる。

人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療 のうち細菌・真菌感染症に関連する領域。

感染症 のうち細菌・真菌感染症に関連する領域。

● 該当するコンピテンス

Ⅱ コミュニケーション力 (智、仁、勇) :口頭試問等

Ⅲ 医学および関連領域の知識 (智) :ウイルス感染症および関連知識

Ⅴ 科学的探究心 (智) :病態解明など

● その他

インターネットに接続可能な端末および コードが読める端末を使用することがあるので準備しておく

こと。ただし、目的外に使用しないこと。また、端末が準備できない場合には、事前に申し出ること。

Page 83: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 164 −

● 教材

*指定図書 必須

・みんなの医療統計 講談社 :新谷歩

・みんなの医療統計 多変量解析編 講談社 :新谷歩

*参考図書

今日から使える医療統計(医学書院):新谷歩

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

社会と医学・医療

集団に対する医療

統計の基礎

統計手法の適用

根拠に基づいた医療< >

● 該当するコンピテンス

Ⅴ 科学的探究心 (智)

● その他

Page 84: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 165 −

開講年度 年

● 担当教員

● 科目の主題

将来、医師もしくは研究者として必要な医学英語の基礎を学習する。

● 授業の到達目標

はじめに、実用医学英語の訓練を行い、将来の目標は、

1)英文教科書・医学論文などを読む

2)医学論文を書く

3)国際学会などで研究を発表する

4)国際学会などで討論をする ことである。

● 授業内容・授業計画

年生を約 名ずつ、 クラスに編成する。授業時間は木曜日午後の 分 金曜に行う場合もある 。

日程については、学期開始前に掲示する 。

1)前もって自習した内容を基に実践的な医学英語を行う。

2)英文教科書を を含めて前もって自習する。

3)英語で行われる医学部での講演会及びセミナーに参加し、評価対象とする。

学生は教務委員会で指定した講演会に 回以上出席しなければならない。

医学部学務課は少なくとも 週間前には学生に掲示して通知する。

講演会に出席後1週間以内にレポート 様式: 用紙 枚 両面可 を学務課に提出する。

レポートの評価は学年末に集計し進級判定の資料とする。

補講:評価が不合格の者は指定された日時に補講を受講しなければならない。

● 事前・事後学習の内容

上記の通り。

● 評価方法

授業評価(出席、試験など)を行う。不合格者は留年とし、再履修とする。

学生は、医学部で行う講演会及びセミナー(英語)への参加義務があり、評価対象。

● 受講生へのコメント

特別の機会があれば(必修ではない)、英文の医学論文を書く、国際学会などに参加することを行うことが

望まれる。

科目名 医学英語単位数 -

授業

形態講義

科目

ナンバー―

英語表記

● 教材

*指定図書 必須

・みんなの医療統計 講談社 :新谷歩

・みんなの医療統計 多変量解析編 講談社 :新谷歩

*参考図書

今日から使える医療統計(医学書院):新谷歩

● 対象学年

年生

● コアカリキュラムへの対応

社会と医学・医療

集団に対する医療

統計の基礎

統計手法の適用

根拠に基づいた医療< >

● 該当するコンピテンス

Ⅴ 科学的探究心 (智)

● その他

Page 85: 82...−82− 開講年度 年 担当教員 河邉 讓治(核医学) 年 総論 年 各論 柳原 茂人(近畿大学) 年 総論 年 各論 寒川 慶一(同源院薬局)

− 166 −

● 教材

教科書:

※英和辞典、和英辞典およびノートを持参すること。

○ステッドマン医学大事典

● 対象学年

年生

●コアカリキュラムへの対応

医師として求められる基本的な資質・能力

医学知識と問題対応能力

学修の在り方

●その他

特記事項なし。