様式第3号の2(会議公開に関する運用要領第7条関係)...1...

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1 様式第3号の2(会議公開に関する運用要領第7条関係) 第45回 伊万里市都市計画審議会議事録 開催年月日 平成26年8月4日(月) 開催場所 伊万里市民センター 情報化教室 午後1時30分 午後3時30分 出席委員 1号委員 三浦委員、黒木委員、鈴山委員 2号委員 笠原委員、渡邊委員、松尾委員 3号委員 竹本委員、小松委員、増﨑委員 出席を求め た職員 北野建設部長 中里都市開発課長 峯都市計画係長、 都市計画係:西山、副島、力武 関係機関の 臨席者 佐賀県庁道路課 垣内主査 佐賀県庁まちづくり推進課 朝長副主査 伊万里土木事務所 貞松副所長 伊万里土木事務所 太田工務課長 伊万里土木事務所 畠山工務課係長 伊万里土木事務所 工務課 九重 (諮問議案) 第1号議案 伊万里都市計画道路3・3・2号 二里黒川線の変更 〔佐賀県決定〕 13:30 事務局 1. 開 会 皆さんこんにちは。 定刻となりましたので、只今より第45回伊万里市都市計画審議会を開催致し ます。 初めに建設部長がご挨拶を申し上げます 建設部長 2.あいさつ (建設部長あいさつ) 事務局 それでは、審議会の開催にあたりまして平成26年7月22日付で委員の交替が あっております。ここで皆様方に報告致します。本日は会議重複のため欠席さ れております、農業委員会選出の一号議員につきまして松尾委員から池田議 員へ交替となりました事をご報告致します。 事務局 3.正・副会長の選出 それでは、次第に沿って進めてまいりたいと思います。

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様 式 第 3号 の2(会 議 公 開 に関 する運 用 要 領 第 7条 関 係 )

審 議 経 過

第 45回 伊 万 里 市 都 市 計 画 審 議 会 議 事 録

開 催 年 月 日 平 成 26年 8月 4日 (月 )

開 催 場 所 伊 万 里 市 民 センター 情 報 化 教 室

開 会 午 後 1時 30分

閉 会 午 後 3時 30分

出 席 委 員

1号 委 員 三 浦 委 員 、黒 木 委 員 、鈴 山 委 員

2号 委 員 笠 原 委 員 、渡 邊 委 員 、松 尾 委 員

3号 委 員 竹 本 委 員 、小 松 委 員 、増 﨑委 員

出 席 を 求 め

た職 員

北 野 建 設 部 長 中 里 都 市 開 発 課 長 峯 都 市 計 画 係 長 、

都 市 計 画 係 :西 山 、副 島 、力 武

関 係 機 関 の

臨 席 者

佐 賀 県 庁 道 路 課 垣 内 主 査

佐 賀 県 庁 まちづくり推 進 課 朝 長 副 主 査

伊 万 里 土 木 事 務 所 貞 松 副 所 長

伊 万 里 土 木 事 務 所 太 田 工 務 課 長

伊 万 里 土 木 事 務 所 畠 山 工 務 課 係 長

伊 万 里 土 木 事 務 所 工 務 課 九 重

事 件 名

(諮 問 議 案 )

第 1号 議 案 伊 万 里 都 市 計 画 道 路 3・3・2号 二 里 黒 川 線 の変 更

〔佐 賀 県 決 定 〕

13:30

事 務 局

1. 開 会

皆 さんこんにちは。

定 刻 となりましたので、只 今 より第 45回 伊 万 里 市 都 市 計 画 審 議 会 を開 催 致 し

ます。

初 めに建 設 部 長 がご挨 拶 を申 し上 げます

建 設 部 長 2.あいさつ(建 設 部 長 あいさつ)

事 務 局 それでは、審 議 会 の開 催 にあたりまして平 成 26年 7月 22日 付 で委 員 の交 替 が

あっております。ここで皆 様 方 に報 告 致 します。本 日 は会 議 重 複 のため欠 席 さ

れております、農 業 委 員 会 選 出 の一 号 議 員 につきまして松 尾 委 員 から池 田 議

員 へ交 替 となりました事 をご報 告 致 します。

事 務 局 3.正 ・副 会 長 の選 出

それでは、次 第 に沿 って進 めてまいりたいと思 います。

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まずは、会 長 、副 会 長 の選 出 となっております。

伊 万 里 市 都 市 計 画 審 議 会 条 例 第 6条 第 一 項 の規 定 によりまして

審 議 会 には、会 長 及 び副 会 長 を置 き、会 長 は学 識 経 験 のある者 に委 嘱 され

た委 員 の方 から得 るということで副 会 長 は、委 員 の互 選 によって定 めるとなって

おりますので、この規 定 に基 づく会 長 ・副 会 長 を選 出 することとなります。

まず、会 長 ではございますが一 号 委 員 からの選 出 でございますので

三 浦 委 員 、黒 木 委 員 、池 田 委 員 、鈴 山 委 員 のうちからご選 出 をいただく事 と

なっております。ここで、立 候 補 もしくは、ご推 薦 等 ございましたらお聞 きしたいと

思 いますが、いかがでしょうか。

ご意 見 等 ないようですけれども、一 応 事 務 局 からの提 案 ではございますけれど

も、昨 年 の会 長 をお引 き受 けいただきました三 浦 委 員 さんが今 回 もまた委 員 とし

て受 け入 れていただいておりますので事 務 局 としてよろしければ三 浦 委 員 への

会 長 をお願 いという事 でしたいと考 えておりますけども、いかがお考 えでしょうか。

(異 議 なしの声 有 り)

ありがとうございます。

異 議 なしという声 もありましたので

会 長 につきましては、三 浦 委 員 にお願 いしたいと思 いますが宜 しいでしょうか。

(異 議 なしの声 有 り)

それでは会 長 は三 浦 委 員 にお願 いしたいと思 います。

続 きまして、同 じく副 会 長 の選 出 をお願 いしたいと考 えております。

副 会 長 につきましては先 程 申 しましたように委 員 の方 から互 選 という事 でござい

ますけれども。こちらに対 しても立 候 補 もしくは、ご推 薦 等 があればお受 けしたい

と考 えておりますが、いかがでしょうか。

(事 務 局 から指 名 してくださいとの声 有 り)

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ありがとうございます。

いま、そういった声 がございましたので一 応 昨 年 と同 様 に昨 年 も副 会 長 をお引 き

受 けいただきました、笠 原 委 員 さんの方 に。今 、ご不 在 ではありますけどもしばら

くして駆 けつけていただけると考 えておりますので、笠 原 委 員 の方 に副 会 長 をお

願 いしたいと思 いますがいかがでしょうか。

(賛 成 の声 あり)

委 員 の皆 さんの 声 も上 が ってお りま す ので笠 原 委 員 にお 願 いしたい と思 い ま

す。

いま、ご着 席 いただきましたけれども、たった今 、副 会 長 の選 出 で笠 原 委 員 をと

いう皆 さんの意 見 で。副 会 長 もよろしいでしょうか。

(よいとの声 有 り)

ありがとうございます。それでは、新 しい会 長 副 会 長 が選 出 されましたので

それぞれ一 言 ずつ簡 単 にご挨 拶 をしていただければと思 っております。

三 浦 会 長 改 めまして、三 浦 と申 します。よろしくお願 いします。特 にご挨 拶 等 ございません

が先 程 、市 制 60周 年 という事 でいろんな意 味 での大 きな変 わり目 に差 し掛 かっ

てるのではと思 っております。今 日 の計 画 についても議 案 についても市 にとっ

て、非 常 に意 味 のある、また、大 きな意 義 のある案 件 ではないかと思 っておりま

す。どうぞよろしくお願 いします。

笠 原 (2号 )委 員 少 し遅 くなりました事 をお詫 び申 し上 げます。急 用 が出 来 まして申 し訳 ございま

せん。今 、副 会 長 という事 で。是 非 、この審 議 会 の目 的 っていうものをですね、も

う一 度 委 員 の皆 様 方 に確 認 をいただいてこの委 員 会 が委 員 の皆 様 方 の活 発 な

意 見 を拝 聴 しながら一 つの結 論 を見 出 す事 が 大 の責 務 ですのでよろしくご協

力 いただきますよう、重 ねてお願 い申 し上 げます。宜 しくお願 い致 します。

事 務 局 ありがとうございます。

それでは今 日 、先 程 も申 しましたご不 在 の委 員 さんでございますけども、今 日 は

福 田 委 員 さんにつきましては、出 席 のご連 絡 をいただいていたんですけども、体

調 不 良 で入 院 をされたという事 で欠 席 という事 で連 絡 を受 けた所 でございます。

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一 応 報 告 致 します。

それでは、議 事 の進 行 につきましては、伊 万 里 市 都 市 計 画 審 議 会 条 例 の規 定

により、会 長 は会 務 を総 理 するとなっておりますので、これからの会 務 進 行 につ

きましては三 浦 会 長 にお願 いしたいと思 います。

三 浦 会 長 4.審 議

それでは、第 45回 の都 市 計 画 審 議 会 の審 議 に入 る前 に議 員 の出 席 状 況 につ

いて。今 、ご説 明 いただいた通 りという事 でよろしいですか。

出 席 の方 が現 在 、私 を入 れて9名 。

審 議 会 条 例 第 7条 の規 定 に基 づいて、2分 の1以 上 の定 数 に達 成 しております

のでこの審 議 会 は成 立 を致 します。それから伊 万 里 市 において情 報 公 開 法 に

よる規 定 が定 められていると思 います。

本 日 は審 議 会 の公 開 についてはどういう形 式 で行 われるのか事 務 局 から説 明

をお願 いします。

事 務 局 伊 万 里 市 では伊 万 里 市 情 報 公 開 条 例 に基 づき、会 議 公 開 に関 する運 用 要 領

が定 められております。

この審 議 会 については、要 領 第 3条 に定 められた市 民 学 識 経 験 者 等 で構 成 さ

れ法 令 、条 例 を定 めるところにより、市 の事 務 について審 議 、審 査 、調 査 等 を行

うために、設 置 された審 議 会 議 。という事 で会 議 公 開 を前 提 としたものになりま

す。

会 議 公 開 の内 容 については、審 議 会 の設 置 状 況 の公 開 、会 議 開 催 日 時 等 の

公 開 、会 議 の傍 聴 、会 議 録 の公 開 となっております。本 日 審 議 していただいた

内 容 は、後 日 公 開 となりますが会 議 録 の公 開 につきましては、審 議 会 の承 認 を

得 ての公 開 となります。

三 浦 会 長 これからの議 事 につきましては、ご議 論 いただく発 言 に関 しては後 日 会 議 録 とい

う形 で公 開 されます。事 務 局 から説 明 がありました通 り、審 議 会 の承 認 が必 要 と

なります。

お尋 ねですけども、会 議 録 は、発 言 者 のお名 前 が付 けられる事 になりますか。

事 務 局 はいそうです。

三 浦 会 長 そういう事 で公 開 されることになりますが、宜 しゅうございましょうか。

それから、本 日 の傍 聴 者 はいらっしゃるんでしょうか。

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事 務 局 傍 聴 者 は、本 日 は、ございません。

三 浦 会 長 【議 事 】

分 かりました。

それでは議 事 に入 りたいと思 います。

先 日 から送 付 されております、付 議 案 をご覧 いただきたいと思 います。

初 めに、第 1号 議 案 。「伊 万 里 都 市 計 画 道 路 二 里 ・黒 川 線 の変 更 について」審

議 を行 います。事 務 局 の説 明 をよろしくお願 いします。

事 務 局 一 号 議 案 について入 る前 に、今 回 、新 たに審 議 会 委 員 になられた方 がいらっし

ゃいますので、伊 万 里 市 都 市 計 画 審 議 会 について説 明 をさせていただきます。

正 面 のスライドを使 って説 明 をさせていただきます。

担 当 者 皆 さん、こんにちは。

都 市 計 画 係 の係 長 、都 市 開 発 課 の副 課 長 をしております峯 と申 します。

どうぞ宜 しくお願 いします。

これにつきましては、前 回 もご説 明 しましたけれども、すでに承 知 の委 員 さんに関

しましては、復 習 という意 味 で一 緒 にお話 を聞 いていただきたいと思 います。ま

ず、都 市 計 画 とは。土 地 の利 用 のあり方 、都 市 施 設 、先 程 も申 しました、道 路 、

公 園 などになります、都 市 施 設 の整 備 。それと市 街 地 の開 発 等 について計 画 を

作 成 し、その実 現 を図 る。それが都 市 計 画 となります。

そしてそれを示 しております。都 市 計 画 法 の目 的 というものが、第 1条 に書 かれ

てあります。

この内 容 を申 しますと、この法 律 は都 市 計 画 の内 容 及 びその決 定 手 続 き、都 市

計 画 の制 限 、都 市 計 画 の事 業 その他 都 市 計 画 に関 し必 要 な事 項 を定 めること

により都 市 の健 全 な発 展 と秩 序 ある整 備 を図 りもって、国 土 の均 衡 ある発 展 と、

公 共 の福 祉 の増 進 に寄 与 することを目 的 とするという事 になっております。

都 市 計 画 を行 う範 囲 というのが、こちらの方 に図 面 で示 してある範 囲 になりま

す。

この赤 で着 色 された範 囲 ですけども、この範 囲 は伊 万 里 湾 が見 渡 せる範 囲 。と

なっております。ですので松 浦 町 、大 川 町 関 係 は、都 市 計 画 の区 域 には入 って

おりません。都 市 計 画 の面 積 といいますのが11198ha。

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伊 万 里 市 の面 積 の約 44%を占 めている所 でございます。

先 程 申 しました、都 市 計 画 の内 容 という所 ですけども、伊 万 里 市 で定 めている

部 分 ですけども、土 地 利 用 に関 する計 画 。伊 万 里 市 では都 市 計 画 区 域 、用 途

区 域 、準 防 火 区 域 、臨 港 地 区 を定 めております。

そして、都 市 施 設 の整 備 に関 する計 画 。これが都 市 計 画 道 路 、そして都 市 計

画 の公 園 、緑 地 、広 場 、そして公 共 下 水 道 、汚 物 処 理 場 、火 葬 場 などがこれに

あたります。今 回 ご審 議 していただく二 里 黒 川 線 は都 市 計 画 道 路 という事 にな

ります。

続 きまして、市 街 地 開 発 事 業 に関 する計 画 です。

伊 万 里 市 におきましては、二 里 第 一 、伊 万 里 駅 周 辺 そして北 部 第 一 で土 地 区

画 整 理 事 業 を実 施 しているという所 でございます。

今 回 ご審 議 していただく、二 里 黒 川 線 。この都 市 計 画 道 路 というものですけど

も、都 市 計 画 道 路 の役 割 と機 能 。これは都 市 の骨 格 をなす道 路 が都 市 計 画 道

路 となります。

そして将 来 の必 要 な交 通 量 に対 応 した、ネットワークを形 成 し都 市 の発 展 に貢

献 する道 路 という所 になります。

この道 路 につきましては、歩 行 者 、自 転 車 の安 全 性 を確 保 する。そしてその道

路 が通 る事 によって沿 線 の土 地 利 用 などが行 われるようになりまして、その土 地

利 用 の特 性 が出 てくるような形 になります。

そして、都 市 計 画 道 路 は、この沿 線 の利 用 だけでなく、居 住 環 境 を維 持 する空

間 。空 間 を生 み出 すこと。そして道 路 を整 備 する事 によって都 市 防 災 施 設 の一

部 を担 う。そしてあと一 つが先 程 も申 しました市 街 化 を誘 導 する道 路 。沿 線 利

用 によってそこに人 が集 まり、市 街 地 が形 成 されていくというのが都 市 計 画 道 路

の機 能 というところになります。

続 きまして、今 回 の都 市 計 画 審 議 会 。伊 万 里 市 の都 市 計 画 審 議 会 ですけれど

も、この役 割 を申 しますと学 識 経 験 者 等 の第 三 者 からなる都 市 計 画 審 議 会 を

設 置 の上 、都 市 計 画 を決 定 する前 にその案 について調 査 ・審 議 する機 関 という

事 でございます。

ですので、この皆 様 方 が、都 市 計 画 を決 定 する前 に、これを諮 問 していただい

て、それについてご議 論 をしていただく機 関 でございます。この都 市 計 画 審 議 会

につきましては、現 在 12名 で構 成 されています。

先 程 申 しました、学 識 経 験 者 が4名 。市 議 会 議 員 代 表 者 が3名 。そして住 民 及

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び、県 の行 政 機 関 。これを含 めまして5名 。計 12名 で構 成 しております。

続 きまして、今 回 の都 市 計 画 の決 定 に至 る流 れというものをご説 明 させていただ

きます。

この都 市 計 画 の手 続 きにつきましては、まず原 案 関 係 を作 成 してそれを説 明 会

を行 うというところですけれども今 、白 塗 りをしていない部 分 。

これが今 現 在 終 了 している部 分 です。これから始 まる流 れと言 いますと、8月 1日

から18日 にかけて、今 、都 市 計 画 案 の公 告 と縦 覧 が行 われています。そして、

今 現 在 伊 万 里 市 に対 しまして佐 賀 県 の方 から伊 万 里 市 への意 見 聴 取 という事

で文 書 の方 が来 ておりました。

それを受 けまして今 回 、伊 万 里 市 の都 市 計 画 審 議 会 。赤 の方 で示 しております

けども、本 日 開 催 をし皆 さま方 に諮 問 をしていく。という所 でございます。

そして、この答 申 を受 けまして伊 万 里 市 が佐 賀 県 に対 して回 答 を致 します。

その後 佐 賀 県 の都 市 計 画 審 議 会 が行 われましてそれぞれの意 見 を持 ち合 い、

終 的 に都 市 計 画 の決 定 が行 われるという流 れになります。

今 回 伊 万 里 市 の意 見 という形 でこの場 を審 議 していただきますのでどうぞ宜 しく

お願 い致 します。

【第 一 号 議 案 伊 万 里 市 都 市 計 画 道 路 の変 更 】

それでは、第 一 号 議 案 伊 万 里 都 市 計 画 道 路 の変 更 。

332号 の二 里 黒 川 線 佐 賀 県 決 定 になりますけども、こちらの方 に入 らせていた

だきます。まず、皆 さまに配 布 しております議 案 の方 を見 ていただきたいと思 いま

す。

まず、1ページの方 になります。第 一 号 議 案 、都 市 計 画 道 路 の変 更 、佐 賀 県 決

定 、計 画 書 、都 市 計 画 道 路 、332号 二 里 黒 川 線 を次 のように変 更 しておりま

す。主 な変 更 の内 容 と致 しましては、延 長 が変 わりますので起 点 が今 現 在 、国

見 台 の三 つ角 の所 がございますけれども、起 点 は変 わらないで終 点 の方 が変 わ

る形 になります。

終 点 が伊 万 里 市 黒 川 町 黒 塩 字 分 崎 こちらの方 に変 更 になります。この変 更 に

よって総 延 長 が約 7,620mと短 くなる所 でございます。構 造 の計 画 形 式 も、地 表

に出 る形 。車 線 につきましては4車 線 。道 路 幅 員 につきましては基 本 的 に25mで

ございます。

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続 きまして、2ページをご確 認 ください。今 回 都 市 計 画 の変 更 理 由 を述 べさせて

いただきます。

変 更 理 由 。二 里 黒 川 線 は昭 和 52年 当 時 の伊 万 里 湾 総 合 計 画 に合 わせ八 谷

搦 瀬 戸 線 を七 ツ島 工 業 団 地 付 近 まで延 長 し、総 延 長 総 合 延 長 9,010mの二

里 黒 川 線 として都 市 計 画 変 更 されております。

その変 更 当 時 は、国 道 202号 。唐 津 伊 万 里 間 を(唐 津 方 面 )204号 。(伊 万 里 松

浦 間 )を平 戸 方 面 との連 携 を担 う広 域 連 携 同 じく唐 津 方 面 との連 携 を担 う広 域

連 携 軸 として位 置 付 けておりました。その後 、西 九 州 道 路 。長 崎 、松 浦 市 。及

び、唐 津 市 方 面 を結 ぶ主 たる路 線 は広 域 連 携 軸 と位 置 づけた事 から二 里 黒

川 線 は唐 津 方 面 との連 携 の機 能 を維 持 しつつ、伊 万 里 湾 の臨 港 地 区 とともに

ネットワークを形 成 する体 制 と位 置 づけた所 でございます。

しかし、前 計 画 は伊 万 里 湾 の臨 港 道 路 と接 続 されていないため、湾 内 の交 通

ネットワークとしての機 能 が発 揮 できず、また、黒 塩 地 すべり地 域 を通 過 している

事 から今 回 見 直 す形 となっております。

見 直 しにあたっては、臨 港 道 路 との接 続 を優 先 する。黒 塩 地 すべり区 域 を避 け

ることを重 視 し、社 会 的 影 響 や経 済 性 、災 害 への影 響 などを考 慮 しております。

また、計 画 の道 路 付 近 につきましては、現 計 画 の道 路 の標 準 付 近 に関 する基

準 。標 準 付 近 にいたるものから道 路 交 通 性 をもって見 直 して25mから一 部 19.

25または21.25へ幅 員 のほうを縮 小 変 更 致 しております。

先 程 の変 更 の概 要 新 旧 対 象 表 を次 のページに載 せております。ここで、変 更 に

なる所 は延 長 。9,010mから変 更 後 につきましては、7,620m。それと基 本 的 な幅

員 が25mとしておりますけども、各 区 間 の幅 員 が先 程 も言 いました、19.25から

21.25等 へ幅 員 の方 が変 更 となっております。

そして、区 域 の変 更 という所 で終 点 の方 が臨 港 地 区 の方 にきておりますので、

区 域 の変 更 となっております。

これから、詳 細 に関 しまして土 木 事 務 所 の方 からご説 明 をしていただきたいと思

います。

担 当 者 では二 里 黒 川 線 の道 路 検 討 の経 緯 本 文 について紹 介 、説 明 させていただき

たいと思 います。よろしくお願 い致 します。

現 在 の二 里 黒 川 線 は、延 長 は約 9キロ。幅 員 が25m4車 線 の道 路 でございま

す。昭 和 52年 に都 市 計 画 決 定 を受 けまして、国 見 台 公 園 の下 の方 から警 察 署

の前 を通 って伊 万 里 津 大 橋 を渡 って、今 牧 島 小 学 校 というのがこの辺 りにあっ

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てその付 近 まで延 長 約 3.6キロを供 用 開 始 をさせている所 でございます。

都 市 計 画 にあたってまず私 共 が考 えた事 は、伊 万 里 都 市 計 画 区 域 マスタープ

ラン、伊 万 里 総 合 計 画 。これは、都 市 計 画 を作 る上 での上 位 計 画 。この上 位 計

画 に基 づいた計 画 を作 るという事 でございます。

伊 万 里 都 市 計 画 区 域 マスタープランに位 置 付 けられているという事 は、広 域 交

通 を活 用 した地 域 間 の連 携 の強 化 、という事 が一 点 。産 業 活 動 の活 性 化 や交

通 の円 滑 化 を図 るという事 に対 する今 度 は変 更 、それをまず頭 に置 いておりま

す。

そのあと昭 和 52年 に都 市 計 画 決 定 を打 っておりますけども、それが今 、どういっ

た経 緯 で打 たれたものなのか。じゃあそう言 った中 でどういった所 で問 題 をもつの

か、ということを考 えた上 での計 画 になっております。

それと当 然 ですけれども地 元 の方 の要 望 、ご意 見 を当 然 踏 まえなければならな

い、一 番 地 元 の方 が困 られてるっていうのは、交 通 渋 滞 の解 消 及 び、通 行 性 、

安 全 性 の確 保 という事 が一 番 に求 められているものでございます。

今 回 の二 里 黒 川 線 に関 する都 市 計 画 の概 要 を示 しております。まず、今 回 変

更 する二 里 黒 川 線 は、昭 和 52年 は、9010mですけども、今 回 は7620mとなりま

す。幅 員 25m以 上 を含 んだ25m、4車 線 という事 になります。

これは、平 成 10年 の都 市 計 画 法 の改 正 また、関 連 の省 令 の改 正 に基 づきまし

て、車 線 数 まで明 示 をするということになっておりますので、新 たに4車 線 というの

を加 えている形 になります。都 市 計 画 道 路 変 更 の必 要 性 ですけども、まず二 里

黒 川 線 というのは、昭 和 52年 に国 道 204号 の慢 性 的 な交 通 渋 滞 を緩 和 させると

いう目 的 で伊 万 里 市 中 心 部 と七 ツ島 工 業 団 地 方 面 を連 絡 する204のバイパス

機 能 を担 う主 要 幹 線 道 路 として計 画 をさせていただいている所 でございます。

ところがその後 、周 辺 環 境 、社 会 経 済 情 勢 や、周 辺 環 境 、交 通 環 境 が大 幅 に

入 れ替 わったと。1つが昭 和 36年 に地 すべり防 止 区 域 の指 定 がなされている、

黒 塩 地 区 地 すべりというのがそこにありますけども、これが平 成 7年 度 の豪 雨 によ

って大 規 模 な活 動 が発 生 したと。実 際 入 っておりますけども、現 ルートのままで

は、地 すべり対 策 を含 めて道 路 沿 いまで相 当 な時 間 と費 用 を要 するという問 題

点 がまず1つございます。

周 辺 環 境 の変 化 としては、大 きいのもとしては、平 成 15年 に伊 万 里 団 地 を結

ぶ伊 万 里 湾 大 橋 が供 用 されたという事 がございます。

それと、臨 港 道 路 の七 ツ島 線 。七 ツ島 工 業 団 地 から、204号 へぬける、七 ツ島

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線 という、臨 港 道 路 の計 画 が平 成 21年 度 から始 まっているという所 がございま

す。それと、またその他 に西 九 州 自 動 車 道 。これも、伊 万 里 中 インターチェンジ

が平 成 30年 代 に供 用 開 始 されるという見 込 でございまして、広 域 交 通 を活 用 し

た地 域 間 の連 携 強 化 や産 業 のさらなる活 性 化 が期 待 されるというような事 にな

っております。

従 いまして、現 在 の二 里 黒 川 線 の黒 塩 地 区 地 すべりを極 力 避 けたような形

で、なおかつ、地 域 間 を結 ぶ港 湾 の連 携 軸 という方 へ変 更 するという必 要 があり

ます。

今 回 の変 更 の区 間 が地 すべりを回 避 した区 間 で4070mの区 間 を変 更 したいと

いう所 でございます。このような状 況 の下 、今 回 の変 更 ではルートの見 直 しと道

路 幅 員 の変 更 を行 います。

ルートの見 直 しにつきましては、現 在 の山 側 といいますか、地 すべり地 区 を通 過

しているルートから港 湾 連 携 軸 の機 能 や地 域 活 性 化 を担 うルートである海 側 ル

ートの方 へ変 更 いたします。

計 画 の幅 員 については、昭 和 52年 当 時 の基 準 に記 載 された道 路 の基 準 幅 員

に関 する基 準 というものがございましたが、現 在 の道 路 構 造 令 がございますが、

現 在 の基 準 でその道 路 構 造 令 に基 づいて見 直 しを行 いまして、計 画 幅 員 を25

mから長 大 橋 部 を19メートル。バイパス沿 いを19.25m。現 道 の拡 幅 分 を21.25m

へ変 更 致 します。

なお、市 道 松 島 瀬 戸 線 との交 差 点 ですが、各 交 差 点 付 近 につきましては、その

交 差 点 計 画 に合 わせた幅 員 へ変 更 するという事 にしている所 でございます。こ

れが二 里 黒 川 線 の今 回 の変 更 の起 点 部 にあたります、長 大 橋 部 区 間 における

標 準 的 な横 断 図 で全 幅 が19mです。

車 線 の数 は道 路 の中 心 から片 側 二 車 線 の計 4車 線 で一 車 線 の幅 員 が3.25m

となっております。で、その外 側 に0.5mと1.25mの路 肩 を設 け、片 側 には2.5m

の歩 道 を配 置 しております。中 央 分 離 帯 の幅 員 が1.75mという事 になります。

次 にバイパス区 間 の標 準 的 な断 面 図 を示 している所 です。全 幅 が19.25mで

す。

車 線 数 は、道 路 の中 心 から片 側 2車 線 の計 4車 線 で1車 線 の幅 員 については

3.25m。という事 になります。その外 側 に0.75と言 って1.25mの路 肩 。それと右 側

の方 に、2.5mの歩 道 を計 画 しております。

続 きまして、現 道 拡 幅 区 間 。これは204号 へタッチする交 差 点 から、七 ツ島 線 に

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抜 けるところの交 差 点 までの標 準 的 な横 断 についてになります。

全 幅 21.25mで車 線 の数 が4車 線 。1車 線 の幅 が3.25m。そのほか外 側 に0.75

mの路 肩 を設 け、またその両 側 に歩 道 を計 画 する。現 道 拡 幅 部 については両

側 に歩 道 を計 画 するという事 で考 えている所 です。全 幅 が21.25mになります。

今 まで海 側 ルートという事 で検 討 を、お話 をさせていただきましたけれども。ルー

トの検 討 経 緯 とその評 価 についてご説 明 させていただこうかと思 います。まず、ル

ートの検 討 経 緯 ですけども、目 的 といたしましては、周 辺 環 境 や交 通 環 境 、それ

と色 々先 程 も説 明 いたしました、その変 化 に対 応 すると供 に、地 域 の課 題 をお

互 いに住 民 の方 々と共 有 してルート決 定 のための合 意 形 成 を図 りたいという事

から、各 地 区 の区 長 会 や区 長 さん方 、それと公 民 館 長 や、それと伊 万 里 市 さん

とか地 域 の市 会 議 員 さんとかと集 まって計 5回 の意 見 交 換 会 を行 いまして、その

後 ルートの検 討 経 緯 を説 明 、意 見 交 換 会 というものを住 民 の方 々に向 けて、1

回 行 っている所 です。

合 計 6回 、いや、すいません。ルートの検 討 自 体 は5回 行 っていて、その提 案 を

もとに、我 々の計 画 、海 側 ルートという事 で計 画 を致 して検 討 をしてきたという経

緯 がございます。

まず、現 状 の204号 の課 題 の箇 所 というのをまず地 域 の方 々と一 緒 にですね、ピ

ックアップしていたのが上 の写 真 の図 になります。道 路 冠 水 の②図 。安 全 安 心

では、ここは歩 道 がなかったりとか狭 かったりとかしている区 間 になります。

交 通 渋 滞 の箇 所 、それと実 際 の関 連 事 業 はほとんど臨 港 道 路 との関 係 事 業 を

写 真 で示 しております。まず、一 番 大 きいのがまず、地 すべり地 区 と、黒 塩 地 区

の黒 塩 交 差 点 の冠 水 が多 いと。それと、黒 川 の方 に行 きますと、塩 屋 東 交 差 点

とそれと今 、七 ツ島 工 業 団 地 に向 かう大 黒 川 の交 差 点 。こことここを中 心 に大

規 模 な渋 滞 が発 生 していると。一 部 歩 道 がない区 間 、それと歩 道 が手 前 にある

区 間 という事 です。

それと、牧 島 小 学 校 の前 はですね、交 通 量 が市 道 にした交 通 量 が多 すぎると。

小 学 校 の前 に、大 きい交 通 量 が入 ってきているという状 況 にございます。下 のほ

うに、今 、交 通 量 を書 いておりますけども、だいたい今 、木 須 町 の交 差 点 のほう

からバイパスを使 って牧 島 小 学 校 の前 、牧 島 小 学 校 の前 を通 って市 道 がござい

ますけども、その前 のその前 の道 で一 日 だいたい六 千 台 の交 通 量 がございま

す。

そのあと、瀬 戸 の近 くで合 流 してそれからずーっと塩 屋 東 交 差 点 までいくんです

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けれども、ここから、本 瀬 戸 の交 差 点 から塩 屋 東 交 差 点 。それと、黒 川 の大 黒

川 の交 差 点 は、だいたい一 日 当 たり、1万 台 から1万 5千 台 程 度 の交 通 量 が生

じているという状 況 でございます。

ルートを考 える際 に、海 側 ルートと山 側 ルート、二 つ考 えております。まず、現 在

の計 画 でございます。海 側 のルートについてちょっと説 明 させていただきます。海

側 ルートにつきましては、既 要 を説 明 すると地 すべり地 区 を極 力 海 側 に避 けた

バイパス。一 部 バイパスと現 道 拡 幅 のルート案 という事 になっております。

この実 際 、下 の方 の図 がですね、将 来 交 通 量 の予 測 を出 したものでございま

す。先 程 、話 がありましたけども、まず西 九 州 自 動 車 道 路 がやってくると。

平 成 21年 度 から、七 ツ島 線 が来 ると。今 実 際 事 業 化 されているという、事 を考

慮 した将 来 交 通 量 の予 測 になっております。現 在 はここの本 瀬 戸 の交 差 点 から

大 黒 川 の交 差 点 までが、だいたい1万 台 くらい1万 5千 台 くらいの容 量 になります

けども、海 側 ルートにこの4車 線 を計 画 する事 によって、黒 川 東 の交 差 点 につい

てはですね、1万 台 を切 るような、だいたい2車 線 で十 分 な交 通 量 が半 分 近 くに

落 ちるという事 。本 瀬 戸 の交 差 点 の近 くには、2千 台 とか1千 台 とか交 通 量 が落

ちていて、牧 島 小 学 校 やここの黒 川 小 学 校 、黒 川 保 育 園 、黒 川 幼 稚 園 の所 に

ついては、1万 台 以 下 で、204については半 分 近 くの交 通 量 がおちてくるので、

安 全 ・安 心 にもいいと、寄 与 するものだというふうに考 えている所 でございます。

主 なデメリットといたしましては、現 道 の所 で整 備 した場 合 、冠 水 期 の道 路 冠 水

というものが、まだ残 ってくるというデメリットはございます。

次 に、黒 塩 地 区 地 すべりを山 側 に避 けたルート、緑 で今 示 していますけども、こ

のルートと、比 較 しております。

地 すべり地 区 山 側 に極 力 避 けるといいますか、このルートにつきましては、完 全

に避 けたルートと計 画 している所 です。計 画 しましたけれども、それにつきまして

は、将 来 の交 通 事 業 予 測 で204号 まで完 全 についてしまうと、全 体 的 に交 通 量

が大 幅 に減 ってくると言 えますので、これについても渋 滞 の解 消 とか、安 全 安 心

については寄 与 できるのではないかという事 が言 えると思 います。

ただ、デメリットとして実 際 、こっちもこっちも対 応 するという事 が基 本 的 に長 期 間

かかりますので、現 実 的 に難 しいという問 題 もございますので完 全 にここまで、こ

の204号 をタッチさせるまでは、ずーっとこの道 が今 の状 況 、1万 台 とか1万 何 千

台 とか状 況 がずっと続 くというデメリットは、ございます。

その中 でですね、海 側 ルート、山 側 ルートを比 較 したところでですね道 路 冠 水 の

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観 点 、安 全 安 心 の観 点 、交 通 環 境 の交 通 渋 滞 の観 点 。それとネットワーク性 、

走 行 性 、事 業 性 、自 然 環 境 等 々の指 標 の中 を数 値 化 した所 、海 側 ルートの方

が山 側 ルートよりも、よりいい評 価 、というのを得 られるのではないかという事 で、

比 較 をまず行 いました。

比 較 の後 、じゃぁ実 際 他 に問 題 点 は残 るのでどうするのか。冠 水 対 策 について

は、県 としては、黒 塩 川 、拝 川 、立 川 の河 川 改 修 を進 める事 で、できるだけ同 時

に行 う事 でその道 路 冠 水 にも少 しでも寄 与 しようと。試 算 のほうでは、抜 本 的 な

内 水 排 除 対 策 をする必 要 がございますと。まぁ、これで、対 応 をしようと。渋 滞 対

策 につきましては先 程 も申 し上 げましたように海 側 ルートでも山 側 ルートでもどち

らとも渋 滞 の解 消 に期 待 ができるという事 でございます。ほかにですけども安 全

対 策 としては、海 側 ルートでは道 路 整 備 とあわせて歩 道 設 置 を進 める事 が可 能

であるという事 でございます。

実 際 、歩 道 が今 狭 い所 とかいう所 もこの事 業 に合 わせて歩 道 設 置 を進 められる

という事 がございます。

山 側 ルートについては、バイパス整 備 と現 道 対 策 の両 方 を検 討 して行 う事 が現

実 的 に出 来 ませんので、現 国 道 の歩 道 整 備 は今 の所 、山 側 ルートとした場 合

場 合 は、不 可 能 になってきます。

山 側 の方 に戻 していただいてよろしいでしょうか。

山 側 ルートは、実 際 このような、将 来 交 通 量 を予 測 しておりますけども、これを完

成 させる為 に、この交 通 量 を出 す為 にはですね。あくまでも、この七 ツ島 線 と結

ぶ路 線 があって初 めてこのような、将 来 交 通 量 が減 るという状 況 にございますの

で、山 側 ルートでは、市 の方 でアクセス道 路 、または今 の牧 島 小 学 校 前 の、多

い交 通 量 を逃 がすための代 替 路 を整 備 する必 要 がございます。

それに比 べて海 側 ルートについては久 原 瀬 戸 線 、七 ツ島 線 とのアクセス性 に優

れ、効 果 的 な交 通 ネットワークが形 成 されることで交 通 量 が、全 体 的 に減 ってく

るという事 が考 えられます。

総 合 的 に考 えまして、海 側 ルートに優 位 性 があるものという事 で海 側 ルートを提

案 している。海 側 ルートで計 画 を行 なったという事 でございます。

続 きまして、都 市 計 画 変 更 にかかる経 緯 ですけども、都 市 計 画 変 更 、原 案 に

ついての説 明 会 は26年 の5月 の15日 の19時 から黒 川 公 民 館 のほうで参 加 人

数 、住 民 の方 65名 を集 めて説 明 会 を行 なっております。

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都 市 計 画 変 更 原 案 について公 聴 会 を行 いましたけれども、それは6月 の5日 19

時 から。伊 万 里 市 の黒 川 公 民 館 の方 で参 加 住 民 30名 を集 めて公 聴 会 を行 な

っております。

公 述 者 が6名 の意 見 の公 述 がございました。6名 の方 のうち基 本 的 に賛 成 に関

する意 見 が2名 。基 本 的 に反 対 に関 する意 見 の方 が3名 。ご要 望 に関 する意 見

が1名 。の合 計 6名 の意 見 でございました。

お手 元 の方 に、二 里 黒 川 線 の都 市 計 画 変 更 の原 案 に関 する公 聴 会 記 録 とい

う資 料 をお配 りいたしております。

詳 しいものは、その中 にすべて、見 解 等 入 っていておりますけども、まず概 要 に

ついて説 明 をさせて、概 要 について意 見 の要 旨 と事 業 者 の見 解 をちょっと話 さ

せていただければと思 います。まず、意 見 の要 旨 です。

東 日 本 大 震 災 の状 況 を踏 まえたことになっていないと。それと、今 ある道 路 を渋

滞 対 策 として必 要 ですけども、計 画 を見 直 してバイパスはバイパスとして整 理 す

べきであるという意 見 がございました。

これにつきましては、今 、伊 万 里 市 が作 成 しております避 難 計 画 においては、現

道 を活 用 することが前 提 となっておりまして、現 況 の道 路 を利 用 して避 難 する事

で一 定 の安 全 性 が保 たれるという事 になっております。

今 後 必 要 に応 じまして、時 間 短 縮 の検 討 が行 われるという事 を聞 いております。

また、204号 をはじめとする、伊 万 里 市 内 の県 管 理 。県 の管 理 道 路 につきまして

はこれまでも、今 、避 難 道 路 位 置 付 けに関 わらずに、ずっと整 備 を行 なっていた

所 でございますが、当 然 この204号 整 備 後 にですね、災 害 時 等 の避 難 道 路 とし

ても当 然 2車 線 が4車 線 になると線 形 がよくなるといういこともございまして、有 効

に活 用 できると、より安 全 に避 難 できるようになるものと考 えている所 です。

バイパスは、バイパスとしてというお話 ではございますが、4車 線 化 を行 って臨 港

道 路 と接 続 されることで、ネットワークが形 成 され、渋 滞 が緩 和 されるという事 は

先 程 説 明 させていただきましたし、現 道 の204号 、特 に木 須 町 や瀬 戸 町 の交 通

量 が大 幅 に減 ると、黒 川 の方 の、黒 川 の塩 屋 東 の交 差 点 の方 も半 分 までなっ

てくるという事 も考 えると十 分 にバイパスとしての機 能 が果 たせるものではないか

と考 えている所 です。

また、両 方 とも整 備 というニュアンスも含 まれると思 いますが、限 られた予 算 の中

で海 側 現 道 の対 応 と山 側 ルートの両 方 に予 算 を割 くというのは非 常 に現 実 的

に厳 しい状 況 でございます。

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住 人 の意 見 はいったいどれだけ反 映 されているのか。実 際 もっと真 摯 に意 見 を

聞 きなさい。という意 見 については、今 回 の変 更 ルートにつきましては、地 元 の

区 長 さんや、地 元 住 民 の方 から、5回 の意 見 交 換 会 や、他 、地 区 における協 議

会 等 での意 見 を踏 まえながら計 画 をしております。

今 後 とも、地 元 の意 見 をいただきながら丁 寧 に説 明 を行 いつつ、事 業 を進 めて

いきたいという事 で考 えております。

次 の意 見 ですけれども、海 側 ルートに変 更 した大 きな理 由 をお聞 かせ願 いたい

という事 でございますけども、実 際 の周 辺 環 境 の変 化 、それと都 市 計 画 、都 市

計 画 区 域 マスタープランでの役 割 の変 更 等 というのもございまして、ネットワーク

として必 要 かつ十 分 である七 ツ島 交 差 点 を終 点 として都 市 計 画 の変 更 を行 い

ました。当 然 黒 塩 の地 すべりを極 力 避 けてきまして、ネットワークとして十 分 であ

る七 ツ島 交 差 点 までを都 市 計 画 の変 更 として行 うもので、という事 で考 えている

所 です。山 側 ルートと海 側 ルート。山 側 ルートが安 くないだろうかという話 、意 見

が出 ております。実 際 、今 回 、レベルも合 わせて比 較 しておりました所 、実 際 は

海 側 ルートの方 が、20億 ばかり安 くできるという試 算 がございます。海 側 ルートで

約 80億 。山 側 ルートだと約 105億 程 度 かかるという試 算 を出 している所 でござい

ます。山 側 ルートと海 側 ルートを比 較 した所 、経 済 性 だけでなくですね、安 全 安

心 といった歩 道 の未 整 備 区 間 が残 るといったような安 全 安 心 といった観 点 や、

早 期 事 業 効 果 、途 中 まで事 業 をするとそこだけは間 違 いなく事 業 効 果 が発 揮

できるといったような早 期 事 業 のその他 、事 業 効 果 の早 期 発 現 性 といった観 点

からですね、経 済 性 だけではなくそういった観 点 からも、海 側 ルートでの整 備 にメ

リットがあるという事 で考 えている所 でございます。

次 の意 見 につきましては、ご要 望 といったところではございますが、4車 線 道 路 の

乗 り入 れ口 について、きちっと整 備 をお願 いします。というようなものでございま

す。それにつきましては、詳 細 設 計 の段 階 で、交 通 管 理 者 であります、警 察 等 と

の協 議 も一 緒 にやっていきますという事 をこの回 答 でも致 しております。

それと、残 りの2つにつきましてと、これが基 本 的 に賛 成 の方 からの意 見 。都 市 計

画 の決 定 がなされれば、早 く変 更 を、早 く事 業 をして早 く事 業 効 果 を出 してほし

いと。一 日 でも早 く着 工 していただきたいというような意 見 でございます。それに

つきましては、早 期 の完 成 に向 けて予 算 の確 保 、事 業 推 進 に努 めたいと考 えて

います。この上 の意 見 につきましても、早 期 の完 成 をのぞんでおります。というよう

な意 見 でございます。

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これにつきましても、予 算 の確 保 や事 業 推 進 に努 めて参 りたいと、都 市 計 画 決

定 後 にですね、進 めて参 りたいと考 えてる所 でございます。

一 番 後 の意 見 になりますけども、まずは地 籍 問 題 や、川 の問 題 ですが、冠

水 対 策 をきちっとやってから、いろいろな計 画 をすべきではないか、という意 見 で

はございますが、実 際 の204号 、実 際 、地 籍 の問 題 につきましては、今 までも基

本 的 には伊 万 里 市 さんのほうで鋭 意 取 り組 んでいただいております。

県 としても今 まで通 り、市 に対 し協 力 していきたいと考 えております。

浸 水 対 策 につきましては、当 然 道 路 整 備 とあわせた河 川 改 修 の一 体 的 な整 備

も必 要 というのは当 然 、先 程 もご説 明 させていただいた通 り、考 えておりますので

今 後 、治 水 対 策 については、今 、特 に黒 塩 川 の治 水 対 策 についてはですね、

今 後 その問 題 点 を把 握 して、その対 策 について検 討 を始 めていきたいという所

で考 えている所 でございます。では、今 後 スケジュールになりますので、また市 の

副 課 長 とちょっと変 わります。

担 当 者 それでは議 案 の5ページをお開 きください。議 案 の5ページの方 に今 までの経 緯

関 係 を載 せている所 でございます。説 明 会 や、公 聴 会 等 の日 付 が記 載 しており

ます。今 後 の流 れといたしましては、本 日 の都 市 計 画 審 議 会 4日 開 催 しておりま

す。これを8月 の上 旬 のうちに県 へ回 答 をいたしまして、佐 賀 県 の都 市 計 画 審

議 会 が8月 の29日 。これが開 催 予 定 、決 定 でよろしいですか。

(承 諾 有 り)

開 催 決 定 となっております。その後 審 議 を経 て、おそらく都 市 計 画 の変 更 につき

ましては、9月 の下 旬 もしくは10月 の上 旬 で決 定 がなされる流 れと思 われます。

以 上 。議 案 の方 の説 明 を終 了 致 します。

ご審 議 のほど、よろしくお願 いします。

三 浦 会 長 県 と市 の方 から説 明 をいただいたのですが、審 議 会 の皆 様 からのご意 見 たまわ

ればと思 います。いかがでしょうか。

松 尾 (2号 )

委 員

(質 疑 )

松 尾 です。図 面 も出 して説 明 もなされましたので、地 元 の人 たちも、おおむねど

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の路 線 で来 るかっていうのは、お分 かりになったと思 うんですが、一 番 民 家 に接

近 する地 域 がどの程 度 接 近 するのか。何 か所 あるのか。

そして、そのことによる騒 音 対 策 なんていうのは今 からの事 でしょうけども、当 然

作 っていただけるものだと思 ってます。

そういう所 をちょっとこんなに早 くから心 配 するのはどうかとは思 いますけども、お

願 いをしたいと思 います。

それから、ここに道 路 の、1ページに松 浦 鉄 道 と立 体 交 差 二 箇 所 とか西 九 州 自

動 車 道 との立 体 交 差 一 ヶ所 とかこういう風 に書 いてありますけども、例 えば、松

浦 鉄 道 との立 体 交 差 っていうのは、いま現 在 ある搦 のところにある所 をさしている

んですか。

(はいと応 答 )

西 九 州 自 動 車 道 との立 体 交 差 っていうのは、道 路 の伸 びっていうのはそのまま

無 いんですよね。これはどうなんですか。

担 当 者 (応 答 )

それにつきましては、今 西 九 州 道 の都 市 計 画 についてにはなるんですけども、イ

ンターを通 じてタッチがしてあり、立 体 の形 ですけども基 本 的 には、地 表 式 区 間

において立 体 として、西 九 州 自 動 車 道 路 の所 の二 里 黒 川 線 が交 わりますような

事 でございます。

松 尾 (2号 )

委 員

実 際 交 わるんじゃなくて

担 当 者 平 面 タッチという意 味 ではございません。

松 尾 (2号 )

委 員

はい、騒 音 の事 も。

担 当 者 (応 答 )

騒 音 に関 してはですね。実 際 一 番 問 題 になるのが、現 道 の拡 幅 工 事 中 、現 道

の拡 幅 区 間 という所 になるかと思 いますが、その区 間 が、ほとんど、現 道 拡 幅 区

間 になってくるかと思 うんですけども、地 区 地 区 に応 じてですね、検 討 もしていき

たいと、必 要 に応 じてやっていくという意 味 で考 えております。

松 尾 (2号 )

委 員

(質 疑 )

私 は現 道 じゃなくてですよ、今 度 は牧 島 小 学 校 の所 に今 、橋 脚 がもうすでにあり

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ますよね。あそこが、立 体 で山 の方 へ向 かっていった時 にすぐ下 に家 が数 件 ある

んですよね。ここの事 は実 は具 体 的 に聞 いているんですよ。

担 当 者 (応 答 )

環 境 についてはですね、そこの所 というか他 の所 にも色 々あると思 いますので、

そこによって地 形 の状 況 とか色 々違 うと思 いますので必 要 な所 に関 してはです

ね、当 然 対 応 についてはしていきたいかなと思 います。

松 尾 (2号 )

委 員

(質 疑 )

それともう1つ。大 坪 から498号 が開 通 する工 事 を今 、はじめましたよね。498が

タッチする所 から、国 見 台 のこの204号 バイパスの根 元 までは路 線 としては何 号

と言 うようになるんですか。あの区 間 は。

担 当 者 今 の所 はですね。まだ都 市 計 画 道 路 の完 成 次 第 でございます。

松 尾 (2号 )

委 員

(質 疑 )

タッチをした後 ですよ、国 見 台 から204号 が来 てますよね。

この松 島 黒 川 線 。

じゃあそれも498と言 うんでしょう。

担 当 者

(応 答 )

あ。すみません。多 分 、202号 と498はですね

国 道 がずっと重 複 した状 態 できておりますので、それがバイパス路 線 と現 道 路

線 という形 で出 てきております。

ですので、伊 万 里 市 といたしましてはですね、将 来 的 にいまの大 坪 木 須 線 、そ

ちらの方 を、国 道 昇 格 等 においてですね、路 線 をきちんと、県 の方 にですね何

年 か前 に打 ち出 しましたけども、そういう事 で整 理 をしていきたいと考 えていま

す。将 来 的 には、国 道 昇 格 、そこが当 たるとこまで498だろうとは思 いますけど、

そういう風 な考 えではいる所 でございます。

松 尾 (2号 )

委 員

(質 疑 )

タッチするところは、当 然 松 浦 からくるのは498なんですよね。今 から、市 道 と都

市 計 画 道 路 が県 にお願 いして繋 ぐにしろ、498なんでしょうけれども、それぞれ

つながった時 に国 見 台 の根 元 まで498というように聞 いた事 があったものですか

ら、じゃあ、国 見 台 からタッチする所 まで498と204号 と二 つ交 差 する事 になるん

じゃないかなぁ。いや、そりゃ別 にいいんでしょうけどね。何 号 と言 おうが構 いはせ

んけど、整 理 上 どうなのかなぁって。国 見 台 の所 までは、さらに複 雑 で、川 東 の

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所 までは204と202と498と。三 つ乗 っかっとるとでしょう。あの道 路 には。ですよ

ね。

(はいと応 答 )

多 分 その道 路 が202からとりあえずこっちに来 るっという事 は498と204が二 つ

重 なってそこまで来 るのかなぁと。まぁいいですいいです。そっちの方 に道 ができ

れば別 に構 いはしないです。あ。すみません。会 長 さん

三 浦 会 長 (応 答 )

いえいえとんでもございません。

それではつぎの方 お願 いいたします。

渡 邊 (2号 )

委 員

(質 疑 )

はい。渡 邊 です。

臨 港 道 路 の久 原 瀬 戸 線 と七 ツ島 臨 港 道 路 の、要 するに一 番 湾 曲 している道

路 あたりの海 をうめていくわけでしょう。今 の現 道 がどのくらいの海 の方 にに入 っ

ていくんですか。

担 当 者 (応 答 )

今 おっしゃられているのが、多 分 今 さっきおっしゃられてるのが、丁 度 この区 間 に

なると思 うんですが。

基 本 的 には一 番 深 い所 ですね。全 体 的 に、海 側 の方 に来 ると。当 然 と取 り付 け

区 間 が出 てはきますけども、現 道 拡 幅 という事 で取 り付 け区 間 が出 てくるにして

も、今 現 在 この幅 員 の一 番 大 きい所 でですね、今 の海 の所 から4車 線 分 ぐらい

は海 側 の方 に来 るという計 画 ですので、走 りにくいとかって言 うのは実 際 、道 路

構 造 上 ございませんし、望 ましい値 に規 定 しております。

渡 邊 (2号 )

委 員

(質 疑 )

そこがまっすぐなる事 は無 いですね。

担 当 者 (応 答 )

それはちょっと。

渡 邊 (2号 )

委 員

私 の地 域 から5回 の意 見 交 換 会 あたりにも出 ておりましてですね、色 々意 見 は

でました。しかしやっぱりこう、今 後 の臨 港 整 備 とかを加 味 すれば、色 々問 題 もあ

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るようでしょうけどもですね、移 譲 しながら、地 元 の声 も聞 きながら、一 日 も早 く道

路 を完 成 させていただきたいなという強 い思 いをもっております。以 上 です。

三 浦 会 長

それでは他 ありますでしょうか。

小 松 (3号 )

委 員

(質 疑 )

山 側 ルートがなぜ海 側 の方 へルート変 更 になったのか。ご説 明 を聞 いて、よく分

かりました。 初 資 料 をいただいたときは、社 会 的 影 響 とか経 済 情 勢 とかで変 更

とかという事 でちょっと漠 然 としていたので、どういう風 な意 味 合 いでこうなったの

かなとよく分 からなかったんですけど、只 今 のご説 明 であ~そうなのかとわかりまし

た。ただ、私 は今 白 野 に住 んでます。

西 九 州 道 路 から、その地 域 に住 んでるんですけど、2車 線 から4車 線 に変 わりま

した。

地 域 住 民 としては、幹 線 道 路 がきちんと西 九 州 道 路 がつながっていく事 に関 し

ては、ネットワーク作 りという事 でまた、町 の活 性 化 でもある事 だし、賛 成 しており

ます。

ただ、道 路 が通 っていく地 域 住 民 としては、ただ一 つだけですね、不 満 が出 てき

ました。それは、信 号 の待 ち時 間 がとっても長 くなってしまったんです。二 車 線 の

場 合 はスイスイっと出 ていく事 ができたんですが、只 今 白 野 の住 んでいます私 の

所 では待 ち時 間 が三 倍 くらいに長 くなってちょっと不 便 だなと思 うわけですね。

変 わったばかりですから慣 れてしまったら、あ、こんなものかで済 むんでしょうが、

ただ生 活 していく上 で、道 路 幹 線 沿 いの住 民 の私 としては今 、不 満 であります。

そういう住 民 の方 の生 活 面 まで考 慮 してですね、きちんとこれからそういう幹 線 道

路 の重 要 性 は非 常 にわかりますので、協 力 していく住 民 側 としての生 活 の質 を

やっぱり信 号 の待 ち時 間 を少 し考 えてみるとか、すぐ即 、幹 線 道 路 だから我 慢 し

といてねじゃなくって住 民 の方 も、協 力 しながら使 えるように、この辺 も十 分 考 慮

をお願 いしたいなぁと今 ご説 明 を聞 きながら思 いました。

どうぞよろしくお願 いいたします。

三 浦 会 長

それでは他 にないでしょうか。

笠 原 副 会 長 (質 疑 )

すみません。小 さい事 かわかりませんし、その対 象 の箇 所 があるかどうかわからな

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くて推 測 で言 ってるんですが、道 路 予 定 地 の間 に、みなさんご存 じと思 いますが

国 の施 策 で地 籍 調 査 をやってますね。伊 万 里 は相 当 進 んでいます。

ただ予 定 地 の中 は、もう、だいたいほとんど終 わってると思 うんですが、ただです

ね、地 籍 というのは、色 々な問 題 がありまして、結 構 ですね、それがどれくらいあ

るか分 かりませんが、筆 界 未 定 になっている所 ですね、行 政 が中 に入 って相 当

苦 労 してですね地 権 者 の事 情 があってという事 で、それがやっぱり行 政 が努 力

しても手 が及 ばずに、未 定 になっている所 がですね、予 測 できるんですね。

どれくらいあるかは分 かりませんけど。地 籍 とですね。あと、こういう事 はですね、

本 来 であればより時 間 がかかってもなんでもやっぱり国 の施 策 として地 籍 をなん

で筆 界 未 定 を、お互 いしなきゃいけないかということはですね、目 的 が有 ってそう

した方 がいいんですね。子 子 孫 孫 まで。

だけどもいろんな事 情 で、筆 界 未 定 で、放 置 したわけではないんですけれども、

そういう所 が、シェアの少 ない行 為 かわかりませんか。当 然 出 てくると思 うんです

ね。

ですからこの事 業 とは別 格 でね、やっぱりこれは市 がやっていますから、地 籍 の

中 でですね、市 がやってますが、この何 年 間 の中 で調 査 をやって未 定 になって

る所 は、対 象 地 区 に点 在 するのであれば、これは市 の地 籍 の段 階 でね、それを

もう一 回 堀 りおこして、やっぱりきちっと一 回 認 定 をさせておかないと、この事 業

がですね、実 際 進 捗 したときにですね、大 きなネックが予 測 されるわけです。

そのへんはちょっと地 籍 の方 とですねよくよく、これ、早 い段 階 でやっておかない

とですね、以 外 とちっちゃなことが大 きな影 響 を及 ぼしますからそれは是 非 です

ね、私 共 も市 におりますから、地 籍 とはお話 しますがね。

小 さく調 べますが、是 非 この審 議 会 として、それは、まあこういう意 見 が出 たって

いう事 で早 め早 めにですね、相 当 難 航 すると思 いますので、特 に筆 界 未 定 にな

っている所 をですね、それはもう一 回 起 こすわけですから、そういう所 を事 前 にで

すね是 非 、進 行 していきたいという事 でお願 いしたいと思 います。

三 浦 会 長 よく分 かりました。それでは他 にありませんでしょうか。

渡 邊 (2号 )

委 員

(質 疑 )

何 度 もすみません。この沿 線 に誘 致 企 業 があるんですね。いつも誘 致 企 業 の方

がやっぱりこう4車 線 になると出 にくいよ。入 りにくいよ。というような意 見 がある訳

ですけどもその対 応 はどう考 えていらっしゃいますか。

担 当 者 (応 答 )

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今 回 実 際 詳 細 の204号 の方 についてはですね、内 田 鍛 工 さんには、基 本 的 か

からない様 に、念 頭 において計 画 を見 ております。

実 際 、ご協 力 をお願 いしなければというのは臨 港 道 路 の方 となってくるとは思 い

ますが、県 の道 路 事 業 としてですねできることがあればですね、できる範 囲 内 で

はあるんですけどもご協 力 させていただくように考 えております。

渡 邊 (2号 )

委 員

(質 疑 )

実 際 、4車 線 になって入 る時 、あるいは、出 るときになると4車 線 になれば、いろ

いろあるんじゃないかなぁと。できれば、信 号 ぐらいはっていう事 でしょうけども。な

かなかそこまで大 変 でしょうからですね。出 入 りの時 の配 慮 とかはどのように考 え

ていらっしゃるのでしょうか。

担 当 者 (応 答 )

その信 号 等 々も含 めて、道 路 の中 央 分 離 等 々も含 めてですね、地 元 の誘 地 し

た企 業 さんとですね、交 通 管 理 者 である、県 警 さんとですね、お互 いに協 力 しな

がら、できるだけ一 番 いい形 に合 意 がとれるような形 に実 際 詳 細 設 計 の時 にで

すね、やっていければと考 えています。

今 の所 まだ、例 えば何 センチくらい取 りつきますとか、何 とかというのはまだご周

知 できないところでございますので、そこらへんはですね、まだ、何 とも申 し上 げで

きないんですけども、形 としては、県 警 さんと私 共 とその地 元 の意 見 も踏 まえて、

取 り付 け等 々について協 議 させていただければなと思 います。

渡 邊 (2号 )

委 員

(質 疑 )

要 するに、当 事 者 側 でゆっくり話 して合 意 形 成 を図 りたいという事 ですね。

三 浦 会 長

(質 疑 )

私 のほうからいいですか。

1つは、牧 島 小 学 校 でしたかね。その近 くの交 通 量 の事 が、気 になるんですが、

今 計 画 されてるのが歩 道 が北 側 とおっしゃってましたよね。

それで、そこら辺 の子 供 たちへの影 響 みたいなのはないのかどうか。

担 当 者 (応 答 )

実 際 牧 島 小 学 校 は、今 、二 里 黒 川 線 が牧 島 小 学 校 付 近 まで、それから前 の

市 道 。松 島 瀬 戸 線 を介 して、今 の204号 の現 道 のほうにいってるんですけども、

ここについてはですね、今 実 際 この市 道 で、一 日 当 たり6千 台 くらいの車 が通 っ

ていっております。この本 瀬 戸 の交 差 点 からは一 万 台 超 える自 動 車 が通 るという

事 でございまして、できるだけ早 くですね、作 る事 によってですね、少 しでも早 く、

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この連 携 軸 を作 るのと早 く結 ぶことによって、交 通 量 を落 とすことで、ある程 度 安

全 に自 動 車 交 通 量 を減 らすことで、今 歩 道 は片 側 にはあるんですけれども、安

全 性 等 に寄 与 させていただきたいなと、考 えている所 でございます。

三 浦 会 長 (質 疑 )

分 かりました。前 の計 画 はもうすでに30~7,8年 経 っているわけですけども、今 回

審 議 会 でご了 解 得 られた場 合 は第 一 回 の事 業 化 はどのくらいのめどに考 えて

おられるか。

担 当 者

(応 答 )

まずは早 期 事 業 着 手 というのを考 えておりますけども。

大 変 申 し訳 ございません。ちょっと額 も結 構 大 きいので、何 年 までに完 成 させる

というのは言 えません。私 共 がちょっと答 える事 が出 来 ないんですが早 急 に事 業

に着 手 して、地 元 の課 題 である渋 滞 対 策 と交 通 弱 者 への対 応 というのを早 く解

消 させたいというのが正 直 な気 持 ちでございます。

三 浦 会 長 分 かりました。

それでは、他 にご意 見 がもし、なければまとめという様 になるんですが、宜 しゅうご

ざいますか。

それで、第 一 号 議 案 の伊 万 里 都 市 計 画 道 路 、二 里 黒 川 線 の変 更 について

は、結 論 的 には「支 障 なし」という事 で答 申 をしたいと思 います。

地 域 の方 からたくさんご意 見 が出 ておりました、ご説 明 では3名 の方 が基 本 的 に

反 対 と気 持 ちを表 しておられましたけれども、その理 由 として挙 られていた一 つ

が、今 まで山 側 で考 えていたのを海 側 に持 っていく事 の問 題 ですね。例 えば、

防 災 の問 題 であるとか、それから冠 水 の問 題 であるとか、そういう事 を気 にされて

いたようです。これに関 しては、山 側 にすると、推 定 でしょうけど、105億 くらいかか

る。海 側 だったら80億 くらいで何 とかいけそうだと。おそらく、河 川 の改 修 費 用 を

含 めても海 側 の方 がメリットがあるという判 断 ではなかったかと思 います。

それから、山 側 の方 でしたらどうしても地 すべりという問 題 が伊 万 里 地 区 は避 け

られない問 題 なのでしょうけども、こういった問 題 も少 ないという判 断 だったと思 い

ます。

産 業 的 には、臨 港 連 携 機 能 というのはとても地 域 として、伊 万 里 市 としては、重

視 されているので、この点 からも、海 側 の方 がよいと。それから、この道 路 はこの

道 路 として、バイパス機 能 はバイパス機 能 として前 のやつをそのまま残 すというの

は考 えられないかというご意 見 があった様 ですけども、それについては、多 分 、事

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業 費 の方 から、とてもそれを良 しとする訳 にはいかないだろうと、いうご判 断 では

なかったかと思 います。

また、審 議 会 の方 でいろいろご意 見 でましたけど、お名 前 は事 務 局 の方 で記 録

していると思 いますで、概 要 だけを簡 単 にご紹 介 しますと、まず、周 辺 家 屋 等 へ

の、振 動 騒 音 といった問 題 についての意 見 をされておりましたけど。

それは当 然 事 業 化 の過 程 で、しっかり地 域 の声 を聴 きながら対 策 を立 てるという

事 が答 えとしてあったと思 います。

また、4車 線 になる為 に、地 域 の方 々が、場 合 によっては、企 業 の方 々が、出 入

りするのに、車 線 変 更 したり、あるいは、出 入 りするのに、不 便 ではないかなという

懸 念 もありました。これについては、道 路 そのものは地 域 のために作 る訳 ですか

ら、やはり、地 域 の多 くの方 々の、利 便 性 というものを考 えて事 業 化 の中 で採 用

していただくことになろうかと思 います。

それから、臨 港 道 路 で海 側 の方 に張 り出 していくだろうという事 についてのご質

問 がありましたけども、車 線 を直 ぐに持 っていけば、相 当 な事 業 費 増 になるでし

ょうから、そういう事 を考 えて路 線 設 定 をされたと思 いますし、曲 線 部 について

も、道 路 構 造 令 に照 らして、問 題 があるものではないという判 断 が示 されたと思

います。

それから、地 域 住 民 の方 の代 表 的 なお声 としては、やはり、生 活 上 信 号 待 ちが

長 くなったり、例 えばお年 寄 りが、横 断 する時 に、長 い時 間 かかる、そういうことに

対 しての懸 念 ですね。これについて、先 程 ご紹 介 したことと同 じで、やはり地 域 の

方 の意 見 をしっかり聞 いていただいて、事 業 化 を進 めていただくとありがたい。

それから、地 籍 調 査 については、色 々な問 題 が想 定 されるけれども、これについ

ては、是 非 議 員 さんの方 でも、お心 遣 いいただくとは思 うんですけれども、市 の

方 でしっかり対 応 していただきたいというご要 望 がありましたし、これに対 しては、

市 の方 で対 応 されるものではないかと思 います。

私 はメモを見 てまとめたんですけれど、漏 れがあるかもしれませんがそれにつきま

してはまた、録 音 取 られていると思 いますので、きちんと議 事 録 でフォローアップ

していただければありがたいと思 います。

以 上 の様 なご意 見 を含 まえてですね、第 一 号 議 案 、伊 万 里 都 市 計 画 道 路 二

里 黒 川 線 の変 更 については、先 程 もお願 いしたように「支 障 なし」で答 申 を致 し

たいと思 います。

宜 しゅうございましょうか。

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(異 議 なしの声 あり)

ありがとうございます。

それでは、異 議 がない様 ですので、この変 更 については、支 障 なしで答 申 を致 し

ます。以 上 をもちまして今 回 の審 議 を終 了 したいと思 います。

ありがとうございました。

課 長 5.閉 会

審 議 会 の皆 様 、大 変 お疲 れ様 でございました。この審 議 会 の答 申 は伊 万 里 市

の意 見 として後 日 、県 の方 へ回 答 させていただきたいと思 います。

以 上 をもちまして、第 45回 伊 万 里 都 市 計 画 審 議 会 を閉 会 致 します。

ご審 議 ありがとうございました。