各種委員会・専門医会・rjn · (2) 実習研修会...

28
13 各種委員会・専門医会・RJN 活動報告書 1 編集委員会 2 評価・用語委員会 3 教育委員会 4 資格認定委員会 5 施設認定委員会 6 試験委員会 7 診療ガイドライン委員会 8 社会保険等委員会 9 障害保健福祉委員会 10 関連機器委員会 11 関連専門職委員会 12 会則検討委員会 13 広報委員会 14 国際委員会 15 データマネージメント委員会 16 システム委員会 17 専門医会 18 RJN 世話人会

Upload: others

Post on 20-Jul-2020

6 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

13

各種委員会・専門医会・RJN

活動報告書

1 編集委員会

2 評価・用語委員会

3 教育委員会

4 資格認定委員会

5 施設認定委員会

6 試験委員会

7 診療ガイドライン委員会

8 社会保険等委員会

9 障害保健福祉委員会

10 関連機器委員会

11 関連専門職委員会

12 会則検討委員会

13 広報委員会

14 国際委員会

15 データマネージメント委員会

16 システム委員会

17 専門医会

18 RJN 世話人会

Page 2: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

14

編集委員会報告

平成28年3月31日

編集委員会

担当理事 道免和久

委 員 長 渡邉 修

委 員 大高 洋平、岡崎 哲也、小山哲男、田中宏太佳、先﨑 章、中村 純人

水野 勝広、三原 雅史、山田 深

年度内交代委員 馬場 尊

1.委員会の開催

本年度年 6回の委員会を開催した。うち 1回は論文賞選考委員会を兼ねた。

2.活動内容

(1) 学会誌刊行の状況

会誌「The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine」第 52 巻 4 号から

12号(うち、4 号と 5号、8号と 9号は合併号)及び第 53巻 1号から 3号の計 10

冊を発行した。また、第 52 回日本リハビリテーション医学会学術集会抄録集を、

学会誌特別号として発行した。

(2) 論文投稿・審査・掲載の状況

1) 投稿原稿は、平成 27年 1月から 12月の間、38編で、このうち 16編を採用、8

編を修正後再審査、2 編を新規審査中、12 編を不採用とした。なお、取り下げ原

稿は 0編であった。

2)第 52 巻の掲載論文は、原著 6 編、短報 3 編、症例報告 6 編、総説 6 編の計 21

編であった。

3)平成 28年 1月より 3月 31日現在で 6編の論文が投稿された。

(3)編集委員会委員の交代について

平成 27 年 3 月 31 日で馬場 尊委員が退任し、小山哲男委員が就任した。また、

平成 27年 10月 1日、渡邉 修委員長は、任期満期であったが、留任となった。

(4) 論文賞選考

論文賞選考内規に基づき、平成 28 年 2 月 19 日の論文賞選考委員会における審

議により、最優秀論文賞、優秀論文賞、奨励論文賞の各賞を選定し、役員会に報

告した。

(5) 新 JJRM和文誌について

平成 28 年1月より学会誌をリニューアルし、刊行を開始した。内容は、目次、

Editorial、巻頭言、特集、連載(教育講座等)などの形式とし、J-stageでの公

開時期は、発刊の 1 年後とした。なお、新和文誌担当の業者は、選定の結果、三

Page 3: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

15

輪書店が理事会で承認された。

(6) JJRM英文誌について

編集体制についての案を理事会に提出した。Founding Editors (道免理事を編

集委員長とする)および Editorial Review Board の各委員について、国際的視野

にたった

人選をすることとし、6 分野のそれぞれに理事会推薦者2名が入ることになっ

た。編集委員会は、英文誌に対し、編集、管理、運営を引き続き行っていく。

なお、英文誌は、外部委託先として、IMIC/アトラス社が決まった。

Page 4: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

16

評価・用語委員会報告

平成28年3月31 日

評価・用語委員会

担当理事 志波 直人

委員長 水尻 強志

委 員 高倉 朋和、関 聰介、高橋 真紀、小山 祐司、沢田 光思郎、田澤昌之、

名護 健

1.委員会の開催

平成 27年度に引き続き8名の委員で対応した。殷祥洙委員、松瀬博夫委員が退任

し、田澤昌之委員、名護健委員に交代した。

計5回委員会を開催した。そのうち2回は学術集会、専門医会にあわせて実施し、

3回はメール審議(うち1回は Web会議との併用)とし、交通費等の経費削減に努

めた。

2.活動内容

(1)リハビリテーション医学用語に関する事業

Web 版リハビリテーション医学用語事典運用において、用語の追加・修正、執筆

内容の査読・承認、執筆に対する単位付与を行った。新規用語登録は 5 語だった。

なお、平成 28年 3月 31日をもって、単位付与を終了することを確認した。

Web版リハ医学用語事典トップページへのアクセス数・投稿数を調査した。また、

市民向けホームページ「主な疾患のリハビリ」のアクセス数および各ページへのア

クセスランキングを調査した。後者のアクセス数は毎月 10,000件前後となっていた。

リハビリテーション医学に対する市民の関心が高いことが推測され、内容充実につ

いて議論を行った。

(2)日本医学会用語委員会参加と関連医学会との調整

日本医学会用語委員会に参加した。ICD-10改定に係る意見取りまとめ依頼があり、

当委員会において、サルコペニアに関する用語追加の提案を行った。

日本義肢装具学会用語委員会より、「両側金属支柱付き短下肢装具」などの用語

表記で「支柱付き」と「支柱付」が混在している現状についての問い合わせがあっ

た。委員会での討議の結果、「支柱付き」で用語表記を統一することにし、用語の

修正を行った。

(3)評価法データベース事業

平成 10 年以来、国内外主要雑誌で用いられている評価法の収集作業を継続した。

平成 24年度以降は評価法データベースを学会ホームページで閲覧・検索できるよう

Page 5: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

17

にしており、アクセス数確認を行った。評価法データベースへのアクセス数は、検

索回数・ダウンロード回数あわせ、毎月 200〜300件前後となっており、一定の需要

があることを確認した。現在、平成 25 年分のデータベース作成事業を行っており、

平成 28年度上半期中に、評価法使用動向調査結果の最新版を公表する方針としてい

る。なお、今後は、これまでの事業内容での継続は行わず、別の方法で事業継続を

図る方針としており、現在、具体的な方法について協議中である。

リハビリテーション関連雑誌における評価法使用動向調査-8-に誤植があったこ

とを確認した。修正論文を J-STAGE に掲載するとともに、お詫びと訂正の文章をリ

ハビリテーション医学に載せた。

(4)その他

リハニュース、学会ホームページを用い、委員会活動の広報を行った。

委員交代に向けた準備を行った。

Page 6: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

18

教育委員会報告

平成28年3月31日

教育委員会

担当理事 島田 洋一(育成担当)、正門 由久(生涯教育担当)

委 員 長 小林 一成

副委員長 片岡 晶志

病態別研修会小委員長 野々垣 学

委 員 川上 寿一、高田 信二郎、瀬田 拓、補永 薫、松嶋 康之、

平岡 崇、阿部 玲音

1.委員会の開催

本年度は 5回の委員会を開催した。

2.活動内容

(1) 病態別実践リハビリテーション医学研修会

会員のための研修会として、研修会小委員会の実務のもと、以下の 3 病態のリ

ハビリテーション研修会を企画、開催した。

a)「骨関節障害」 7月 25日 於:品川フロントビル会議室 受 講 者

146名

b)「神経系障害」10月 10日 於:品川フロントビル会議室 受 講 者

105名

c)「内部障害」 2月 27日 於:品川フロントビル会議室 受 講 者

112名

(2) 実習研修会

9種類 10回の実習研修会を共催した。

A)第 19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

9月 6日~7日&10月 26日

於 岡山コンベンションセンター他 受講者 12名

B)第 13回 小児のリハビリテーション実習研修会 10月 29日~31日

於 ホテルハマツ 受講者 27名

C)第 18回 臨床筋電図・電気診断学入門講習会 10月 17日~18日

於 慶應義塾大学病院 受講者 65名

D)第 12回及び 13回嚥下障害実習研修会 10月 10-11 日&3月 12-13日

於 浜松市リハビリテーション病院他 受講者 第 12回 28名&第 13回 27名

E)第 23回職業リハビリテーション研修会 11月 1-2日

於 岡山国際交流センター 受講者 24名

F)第 16 回 脊損尿路管理研修会 12 月 5-6

Page 7: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

19

於 海南医療センター 受講者 11名

G)リハビリテーションに活かす医療コーチング研修会 1月 30-31日

於 東京堂ホール 受講者 25名

H)第 10 回福祉・地域リハビリテーション実習研修会 2 月 12-13

於 横浜市総合リハビリテーションセンター 受講者 21名

I)第 8回実習研修会「動作解析・運動学実習」 3月 24-26日

於 藤田保健衛生大学 受講者 14名

(3) 医学生・研修医リハビリテーションセミナー

1) 92施設より開催の申し出があり、春期・ゴールデンウィークは 12施設 29

名、夏期は 15施設 54名の参加があった。

2) 参加学生のあった施設にセミナーに関するアンケートを実施した。

3)参加学生の感想文をリハニュースおよび学会ホームページに掲載した。

4) 平成 28年開催に向けて全研修施設に開催の協力を募った。

5)チラシによる広報を行い、全国の医学部リハ担当者等に送付した。

(4) 専門医・認定臨床医 生涯教育研修会

1)細則 2)-e号に該当する関連学会、研究会の申請 11件の審査を行った。

2)細則 2)-f号に該当する研修会、研究会等の 64件の審査を行った。

(5) 一般医家に役立つリハビリテーション医療研修会について

1)第4回研修会を企画し平成 27年 4月 5 日に宮城県歯科医師会館で行った。

受講者 74名。

(6) リハビリテーション科医育成アクションプランに関連して

1)第 6回専門医試験受験支援講座を企画し、第 52回日本リハビリテーション

医学会学術集会の会期中に開催した。受講者 133名以上。

2)「臨床研修医等医師向けリハビリテーション研修会」を企画し、第3回研修

会を平成 27 年 8月 1日に品川フロントビル会議室で行った。受講者 57名。

(7) 専門医制度に関連して

1)医療倫理・医療安全・感染対策に関する講演を第 52 回日本リハビリテーシ

ョン医学会学術集会前日に開催した。受講者 312名、314名、315名。

2) 医療倫理・医療安全・感染対策に関する講演を第 10 回日本リハビリテーシ

ョン医学会専門医会学術集会の会期中に開催した。受講者 161 名、161名、429

名。

3)指導医更新に必要な第 2回指導医講習会を第 52 回日本リハビリテーション

医学会学術集会の会期中に開催した。受講者 348名。

4) 指導医更新に必要な第 3回指導医講習会を第 10 回日本リハビリテーション

医学会専門医会学術集会の会期中に開催した。受講者 344名。

Page 8: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

20

5)新専門医制度に対応した研修プログラム作成基準の整備およびフォーマット

の作成、研修カリキュラムの検討、モデルプログラムの作成を、専門医制度対

策委員会と連絡を取りながら進めた。

Page 9: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

21

資格認定委員会報告

平成28年3月31日

資格認定委員会

担当理事 浅見 豊子

委 員 長 下堂薗 恵

副委員長 岡本 さやか

委 員 緒方 直史、永野 靖典、森原 徹、依田 光正

特別委員(書類審査)浅野 由美、石田 健司、小口 和代、尾花 正義、船越 政

範、美津島 隆

1.委員会の開催

平成 27年度は年 5回の委員会を開催した他、メール審議を随時行った。

2.活動内容

(1) 専門医の認定及び資格更新について

1) 専門医試験を実施し、専門医 97名を認定した。

2)専門医の資格更新審査を行い、374 名(認定臨床医資格の繰上げ更新を含む

同時更新:253名、専門医資格のみ更新:121名)、延長 3名、資格保留 22名、

資格喪失 4名であった。

現在の専門医数は 2147名(資格保留者を除く)である。

3)学会専門医から日本専門医機構による機構認定専門医への更新の手続きにつ

いて準備をすすめた。2016年 4月からの更新が初回となるため試行的に委員会

で更新候補者を 18名選定し機構認定専門医への更新を依頼した。

4)機構認定専門医への資格更新審査を行い、18 名全てについて1次審査を通過

した。その後機構の実施する2次審査も全員通過した。機構理事会で最終承認

となり、機構からリハビリテーション科専門医の認定証が 18 名に対して渡さ

れることとなった。

5)専門医試験の受験申請書類の不備を尐なくするため症例報告には指導医の確

認および署名を必要とするように改めた。

6)受験申請書類の審査業務に特別委員を依頼するなど審査、再審査の効率化を

進めた。

(2) 認定臨床医の認定及び資格更新について

1)認定臨床医試験を実施し、認定臨床医 72名(研修施設での 1 年以上の研修に

よる:38名、教育研修会・講演の受講と指導責任者医の推薦による:34名)を

認定した。

2)認定臨床医の資格更新審査を行い、資格更新 256名、延長 2 名、資格保留 40

Page 10: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

22

名、資格喪失 60名、認定臨床医(終身)制度該当者 96名であった。

現在の認定臨床医数は 3598名(資格保留者を除く)である。

3)新専門医制度に伴う認定臨床医の今後のあり方について検討し、認定臨床医

制度の存続を答申した。

(3) 指導医の認定及び資格更新について

1)指導医の申請を審査し、47名(移行措置による名含む)を認定した。

2)指導医の資格更新審査を行い、資格更新 136名、延長 0名、喪失 10名であっ

た。

現在の指導医数は 1149名(資格保留者を除く)である。

Page 11: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

23

施設認定委員会報告

平成28年3月31日

施設認定委員会

担当理事 椿原 彰夫、浅見 豊子

委 員 長 美津島隆

委 員 中村 健、船越 政範、和田 恵美子、岡崎英人、武原格、新藤恵一郎

1.委員会の開催

平成27年度は年 3回の委員会を開催した。

なお、委員会とは別に、メール審査を 4回実施した。

2.活動内容

(1) 研修施設の認定及び資格更新について

1) 研修施設の申請を審査し、55施設を認定した。

2) 研修施設の年次・更新調査を行い、79 施設を更新した

(2) その他

1) 新専門医制度の研修プログラムについて、第一次審査を行った。

2) 研修施設からの質問に適宜回答した。

3) 委員の役割分担を修正した。

Page 12: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

24

試験委員会報告

平成28年3月31日

試験委員会

担当理事 芳賀 信彦、白倉 賢二

委 員 長 菊地 尚久

副委員長 小林 宏高

委 員 岡田 恒夫、小川 真司、加賀谷 斉、木下 篤、関 勝、長谷 公隆、

兵頭 昌樹、前野 崇、正岡 智和、宮田 知恵子、柳 東次郎、山中 義崇、

和田 直樹

年度内交替委員 幸田 剣

1.委員会の開催

本年度は筆記担当委員会 7 回、口頭担当委員会 2 回、筆記・口頭合同委員会 3 回

を開催した。

資格認定委員会と合同で専門医試験・認定臨床医試験後に KV委員会を開催した

2.活動内容

(1) 平成 27年度日本リハビリテーション医学会専門医試験(平成 28年 3月 3-4日)

を実施した。

(2) 平成 27 年度日本リハビリテーション医学会認定臨床医試験(平成 28 年 3 月 3

日)を実施した。

(3) 平成 27 年度日本リハビリテーション医学会専門医試験・臨床認定試験合格判定

(案)を作成した。

(4)専門医・試験特別委員に対して試験問題作成を依頼した。

(5) 平成 27 年度日本リハビリテーション医学会専門医試験の筆記問題 150 題を作成

した。

(6) 平成 27 年度日本リハビリテーション医学会認定臨床医試験の問題 100 題を作成

した。

(7)平成 27 年度日本リハビリテーション医学会専門医試験の口頭試験標準問題を作

成した。

(8)実施した筆記試験問題の適切・不適切に関する検討を行った。

(9)実施した試験問題および予備問題の保存・管理を行った。

(10) 平成 26年度専門医試験問題・認定臨床医試験問題および解答の学会誌掲載を行

った。

(11) 第 52 回日本リハビリテーション医学会学術集会において新作問題作成ワーク

ショップを開催した。

(12) 新専門医制度に向けた試験方法・試験内容の検討を行った。

Page 13: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

25

診療ガイドライン委員会報告

平成28年3月31日

診療ガイドライン委員会

担当理事 近藤 和泉

委 員 長 高岡 徹

委 員 數田 俊成、根本 明宜、宮越 浩一、和田 太

特別委員 高橋 秀寿、辻 哲也、橋本 茂樹、花山 耕三、藤原 俊之、

古澤 一成

1.委員会の開催

計 1回の委員会を開催した(診療ガイドラインコア委員会 1回)。その他、メール

による審議を適時行った。

2.活動内容

(1)脳卒中治療ガイドライン作成委員会

「脳卒中治療ガイドライン 2015」が 2015年 6月に発刊された。

(2)既刊ガイドラインの改定作業の支援

「リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン」の改

定作業をすすめた。平成 28年度中に策定委員会を発足する予定である。

その他の既刊ガイドラインについては当面の改定作業はなしとした。

(3)新規ガイドライン作成の検討

各委員が担当分野を決め、海外や国内他学会のガイドラインの現状・動向を調査

した。今後、脊髄損傷、切断、廃用について戦略的に継続検討する。

(4)ガイドラインの普及

日本医療機能評価機構医療情報サービス Minds に掲載されていたガイドラインが

順次タブレットやスマートフォン等のモバイル端末で閲覧できるようになった

(Mindsモバイル)。リハビリテーション医学会関連では、がんのリハビリテーショ

ンガイドライン、脳性麻痺リハビリテーションガイドライン 第 2版、神経筋疾患・

脊髄損傷の呼吸リハビリテーションガイドラインの CQ サマリーが現在公開されて

おり、掲載にあたっての協力を行った。

Page 14: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

26

社会保険等委員会報告

平成28年3月31日

社会保険等委員会

担当理事 石川 誠、

委 員 長 木村 浩彰、

委 員 赤澤 啓史、岩田 学、大塚 健一、小口 和代、黒木 洋美、

小山 照幸、杉原 勝宣、速水 聰

特別委員 川手 信行、近藤 国嗣

1.委員会の開催

本年度は平成 27 年 4月 8 日、6 月 12 日、8 月 17 日、10 月 13 日、平成 28 年 2

月 16日の計 5回の委員会を開催した。

2.活動内容 (1)医療保険に関する活動

1)内保連関連

・例会、運営会議、呼吸器関連委員会、神経関連委員会、リハ関連委員会、

在宅医療関連委員会に当委員会の委員が参加し、平成 28年診療報酬改定の

共同提案について他学会と話し合い調整を行った。

・リハ関連委員会において、座長学会として、平成 28年診療報酬改定に向け

たリハ関連領域に関する意見交換を行い、関連学会・団体と共同提案に向

けた調整を行った。

・内保連から各 5項目に限り要望するようにとの指示があり、リハ医学会が

主学会となり、技術料(未収載 5項目、既収載 5項目)、医療課長手渡し 5

項目を決定した。

2)外保連関連

・総会、実務委員会、処置委員会、検査委員会、麻酔委員会に当委員会委員

が参加し意見を述べた。

・平成 28年診療報酬改定に向けたリハ関連診療報酬に関する意見交換を行い、

外保連より、リハ医学会から技術料(未収載 3項目)を提案した。

3)リハ医療関連団体協議会・報酬部会の活動

・リハ医学会としての平成 28年度診療報酬改定への要望はリハ医療関連

団体協議会報酬部会に提出し、同部会に参加して意見交換の上、最終

要望書を作成し厚労省医療課へ提出した。

4)「急性期病棟におけるリハ医師研修会」の開催

・「急性期病棟におけるリハ専門職配置の評価(ADL維持向上加算)」の施設

基準の専任医師の研修要件に関わる研修を開催した。

Page 15: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

27

6月 27日~28日 東京:昭和大学旗の台キャンパス 修了者 89名

・平成 28年度は 8月 20日~21日 東京:品川フロントビルの予定

5)「回復期リハ病棟専従医師研修会」の開催

・リハ医学会主導、回復期リハ病棟協会共催で、回復期リハ病棟専従医のア

ドバンスコースとして位置づけた。

8月 22日~23日 東京:三田 NNホール 修了者 123 名

・平成 28年度は 7月 30日~31日 東京:品川フロントビルの予定

従来通り、回復期リハ病棟協会と共催で、アドバンスコースとして位置づ

ける

6)平成 28年度診療報酬改定の総括

・平成 28年度診療報酬改定は、ADL 維持向上等体制加算の増点、回復期

リハの専従医師体制の緩和、廃用症候群の新施設基準など、当方の要

望が認められ充分に評価できる改定と総括した。

(2)介護保険に関する活動

1)平成 26年度介護報酬改定後の影響

・平成 27年介護報酬改定について、定例委員会で介護保険の現状を報告

し、意見交換を行った。

2)リハ医療関連団体協議会・報酬部会の活動

・リハ医療関連団体協議会・報酬改定部会に当委員会委員 3 名が参加し意見

交換を行った。

3)「在宅生活期リハ研修会」の開催

・介護報酬改定により介護保険のリハへ医師の積極的関与が求められている

ことから今期初めて在宅生活期リハの研修会を開催した。

・10月 17 日~18日 東京:AP浜松町 修了者 213名

平成 28年度は 9月 10日~11日(東京:品川フロントビル)の予定

・プライマリ・ケア連合学会の地域包括ケア委員会に連絡し、数回の懇談会

せ経て今後ともお互いに連携して活動することを確認した

(3)がんのリハビリテーション研修会への協力

1)がんのリハ研修運営委員会

・がんのリハ研修運営委員会に、当委員会委員から 2名が参加し、運営など

について意見交換を行った。

2)リンパ浮腫に関する診療報酬新設の件について

・関連学会等との意見調整の元、合同で要望を行った。

(4)国保審査会・社会保険支払い基金の査定について

・85歳以上の高齢者や廃用症候群についてのレセプトの厳しい査定が全国各

地に拡大しつつあり、会員からリハ医学会としての対策を講じて欲しいと

の要望があり、継続して検討を行ったが、具体的な活動には至っていない。

Page 16: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

28

障害保健福祉委員会

平成28年3月31目

障害保健福祉委員会

担当理事 久保 俊一、菅本一臣

委員長 正岡 悟

委 員 大野重雄、緒方 徹、荻野美佐、角田 亘、下園英史、高岡 徹

1. 委員会の開催

本年度委員会を計 4回(うち web会議 2回)開催した。委員の交代はなし。

2.活動内容

(1) 障害者スポーツに関する情報の提供

1) 障害者スポーツ種目に関する情報提供。 「ホイールチェアラグビー」を含

めた 9種目について学会誌掲載企画となった。

2) パラリンピック競技にチームドクターとして協力している学会員医師の活

動・課題等について、チーム・ドクターへのアンケート調査を実施した。

(2) 地域リハビリテーション

1) 介護支援専門員協会より本医学会員向けの、地域包括ケアシステム関係アン

ケートを実施した。結果分析中。

2) 地域包括ケアシステムについて PT協会向けにアンケートを実施した。結果分

析中。

3) リハ医療関連 10 団体協議会による「リハビリテーションサミット 2015」に

参画した。

(3) 福祉関連法制度

1)「難病性疾患に関連した福祉サービスについての会員意識調査」Web アンケー

トを実施した。来年度分析予定。

2) Web 版「補装具意見書作成についての情報提供冊子」を作成した。

(4) リハニュース(RN)「委員会だより」で障害保健福祉関連情報を広報

1)身体障害認定要領の一部改正について(RN65号)

2)福祉分野での諸改正(身体障害認定基準の一部改正、障害者総合支援法対象疾

病に関する意見書の作成医師、医療費助成の対象となっている指定難病の変更、

障害者総合支援法の対象となる難病等特殊の疾病の変更)についての情報提供

(RN66号)

3)障害児福祉手当・特別障害者手当の認定基準一部改正について(RN67号)

Page 17: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

29

関連機器委員会報告

平成28年3月31日

関連機器委員会

担当理事 菅本 一臣、島田 洋一

委 員 長 尾関 恩

委 員 江畑 公仁男、加藤 剛、酒井 良忠、鈴木 禎、近藤 健男、

八幡 徹太郎

1.委員会の開催

本年度は 1回の対面式会議と 2回の Web会議の合計 3回の委員会を開催した。

2.活動内容

厚生労働省の「医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する要望の募集」につい

て、平成 27年 10月 9日から 12月 31日までリハビリテーション学会会員に MLと日本リ

ハビリテーション医学会ホームページの掲示板で広報した。応募が 1件あり、海外の承

認状況や国内での臨床試験について情報収集をし、委員会で審議中である。

今後の当委員会のあり方について、委員会内で意見交換を行った。当委員会は従来通

り、各団体からのリハビリテーション関連機器に関する依頼や問い合わせへの対応を行

うことに加え、企業のリハビリテーション関連機器開発の支援やリハビリテーション関

連機器の情報発信窓口として機能することを目指して活動の場を広げてゆく。

Page 18: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

30

関連専門職委員会報告

平成28年3月31日

関連専門職委員会

担当理事 帖佐 悦男、久保 俊一

委 員 長 太田 喜久夫

委 員 佐久川 明美、竹川 徹、中村 純人、大野 重雄

年度内交代委員 堀田 富士子

年度終了後交代委員 竹川 徹、中村 純人

1.委員会の開催

太田 喜久夫新委員長、大野重雄委員が加わり、現委員;堀田 富士子、中村 純人、竹

川 徹、佐久川明美で、本年度は年 2 回(平成 27 年 5 月 29 日、平成 27 年 11 月 28 日)

開催した。

2.活動内容

1)関連専門職実施アンケートのまとめ

リハ医のマネジメントへの期待と関連専門職の横の連携ならびにリハ医と関連専門

職が合同に会する委員会や研修会の必要性が考えられた。

社会保険等委員会を含めた他の委員会との合同で検討することとなった。

・リハサミットへの参加:リハサミット 2015 が開催され、参加した。地域包括ケア

システムでリハ医が主体的となって地域包括ケアをすすめるためのリハ専門医が果た

す役割を明確にすることが必要であることが再認識された。

2)各職種(特に PT,OT,ST,リハ看護)卒後教育問題

平成 27 年度 PT/OT/ST 養成施設等教員講習会報告として、来年度からは、8 月下

旬から 9 月上旬にかけて東京地区・大阪地区同時に開催する方向で対応している。

PT/OT/ST の教員講習は、教育学を中心とした講習会であるが、その他には各種団体

を中心に卒後研修・専門研修制度を整備していく予定でありリハ医も協力して行く必

要がある。

3)地域包括ケアシステム構築に関し

上記を含め関連専門職とのチーム医療推進に関し議論した。10 団体人材育成部会へ

の参画を継続し、連携方法を構築する。

4)マッチングアンケート調査

リハ科専門医と各学校とのマッチングシステム構築を具体的に開始する。

5)臨床心理士国家資格への協力

理事会と連携し実施する。

6)来年度予算の申請

Page 19: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

31

会則検討委員会報告

平成28年3月31日

会則検討委員会

担当理事 上月 正博

委 員 長 伊勢 眞樹

委 員 伊藤 修、染矢 富士子、高木 理彰、羽田 康司

委員交代 関 勝

1.委員会の開催

本年度はメール審議により、会則検討(学会誌リニューアルに伴う意見聴取を含

む)の審議を6回開催し、11名の医師以外の入会審査を行った。

2.活動内容

(1) 理事会、各委員会にて改正された「定款施行細則」、「代議員選挙に関する規

則」等の4規則、「役員候補者の選出並びに役員の選任に関する内規」「理事会

の人事に関する内規」「各種委員会の業務分担に関する内規」「指導医講習会に

関する内規」等の改正案5内規、「システム委員会内規」「物品調達に関する内

規」「専門医の教育研修に関する内規」の新規案3内規、「専門医会ワーキング

グループに関する申し合わせ」「実習研修の実施要領に関する申し合わせ」「指

導医講習会の実施に関する申し合わせ」の申し合わせ改正案3件、「会則に関す

る取り決め」の改正1件、計16件について、「会則に関する取り決め」に従っ

て各会則の整合性の検討をメールによる審議にて行った。審議の結果、各条の

整合性の修正や文言の訂正を行い、各委員会、理事会へ回答した。

(2)11名の医師以外正会員の入会審査を当該内規に従ってメールによる審議を

行い、11名を可として理事会へ推薦した。

(3)医師以外の入会審査の個人情報の保護のために個人資料のPWの暗号化を実

施した。

Page 20: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

32

広報委員会報告

平成28年3月31日

広報委員会

担当理事 千田 益生

委 員 長 佐々木 信幸

委 員 青柳 陽一郎、磯山 浩孝、伊藤 倫之、小林 健太郎、冨岡 正雄、古川

俊明、森 憲司、山内 克哉

1.委員会の開催

本年度は年 4 回(平成 27 年 5 月 29 日、 8 月 28日、11 月 28日、平成 28 年 3 月

4 日) 開催した。5 月 29 日は学術集会時に会場(新潟朱鷺メッセ)内の会議室で実

施、11月 28日は専門医会学術集会時に会場(ソラシティカンファレンスセンター)

近くの会議室で実施、3 月 4 日は専門医試験会場(東京国際フォーラム)内の会議

室で実施した。

2.活動内容

(1) リハニュースの発行

65号:訪問リハビリテーションの現状と今後の展望

66号:脳卒中治療ガイドライン 2015

67号(最終号):リハビリテーション分野における基礎研究について

(2)リハ学会誌リニューアルに伴い、学会誌にリハニュースのコンテンツを Topics

等として引き続き掲載

第 53巻 1号 Topics:介護報酬改訂(1)、リハ医への期待:日本医師会会長

第 53巻 2号 Topics:介護報酬改訂(2)、医局便り:昭和大学

第 53巻 3号 Topics:新専門医制度(1)、セラピスト便り:総合東京病院

(3)ホームページ運用

1) 更新を主に行った。

2) 相互リンクについては委員会で年度末に一括で審査・承認して行った。

(4)リハビリテーション医学ガイドを改訂し、発行した。

(5)その他

1) リハビリテーション医学会のプロモーションビデオ作成に関する検討

2) ホームページのトップページの改正に関する検討

Page 21: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

33

国際委員会報告

平成28 年3月31日

国際委員会

担当理事 佐浦 隆一、道免 和久

委 員 長 青木 隆明

委 員 山田 深、吉田 輝、井口はるひ

年度内交代委員 松永 俊樹、内山侑紀

1.委員会の開催

本年度は年 1 回の委員会を開催した。

第 1 回国際委員会 平成 27 年 11 月 29 日 (LEN 貸し会議室御茶ノ水ニコライ堂前)

2.活動内容

1)海外研修助成プログラム

平成 27 年度海外研修助成プログラムについて、通常助成として松瀬博夫先生、千

田譲先生、石原健先生、蜂須賀明子先生の 4 名、特別助成として西田大輔先生、向野

雅彦先生、角田哲也先生、内山侑紀先生の 4 名を決定し、平成 27 年度内に海外研修

が実施された。

平成 28 年度海外研修助成プログラムについて、募集ならびに候補者の選定を行っ

た。平成 28 年度海外研修助成プログラムは、通常助成候補者として林哲生先生、尾

崎健一先生、南里悠介先生の 3 名を決定し、理事会に上申する予定である。

2)外国人リハ医師短期交流助成プログラム

平成 27年度の外国人リハ医師交流助成プログラムについて、受け入れはなかった。

平成 28 年後期外国人リハ医師交流助成プログラムについて、H/C メンバーへの

annual report、英文ホームページにより募集を行った。その結果、Dr. Huang

Shu-Chun(Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan)の応募があり、助成候補者

(1 名)として理事会に上申する予定である。

3)Honorary/Corresponding Member との連携体制

Honorary/Corresponding Member へは、年次学術集会後に年間活動報告(総会資

料より抜粋:英語版)と 12 月にグリーティングカードおよび記念品を送付した。

Corresponding Member の任期更新に伴う事務手続きを行った。

Honorary Member の消息確認と必要な事務手続きを行った。

Corresponding Member 宛てに英文誌 Progress in Rehabilitation Medicine の

Editor への就任を依頼する文書を作成し送付した。

4)Honorary/Corresponding Member の拡充

欧米やアジア地域のリハ医学会と関連領域の指導者などの情報を集め、

Page 22: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

34

Honorary/Corresponding Member 候補の探索を行った。

5)ISPRM 関連業務

ISPRM 招致委員会の業務に関連して、国際委員会が担当する作業を行った。

6)その他

①リハニュースへの投稿

リハニュース 65 号に「委員会だより」を投稿した。

③各種問い合わせへの対応

国内外からの英文での問い合わせに対応した。

Page 23: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

35

データマネージメント委員会報告

平成28年3月31日

データマネジメント委員会

担当理事 近藤 和泉

委 員 長 近藤 克則

委 員 田中 宏太佳、宮越 浩一、角田 亘、徳永 誠、曽川 裕一郎、

田中 智香、百崎 良

1.委員会の開催

委員会を、学術総会時と学会ウェブシステムの掲示板を活用した審議で適宜行っ

た。

2.活動内容

(1) 日本リハビリテーション・データベース協議会に関わる論議

日本理学療法士協会,日本作業療法士協会,日本言語聴覚士協会とともに,2012

年 9 月 4 日から,日本リハビリテーション・データベース協議会(Japanese

Association for Rehabilitation Database,JARD)に参加し、データベースの改

訂や入力,共同研究などによる活用などの面について審議し改訂方針や活動計画

を立案し、その執行を継続してきたが、本年度でデータ入力は終了とした。

(2) データマネジメント・システムの運用

データ登録(19病院から計 1335人分)、フィードバックレポート作成,データ

を活用した研究課題の公募、投稿前審査など,運用に関わる事業を行った。デー

タベースを利用し 2015年に発表された論文は 18本になるなど、利用は増えてい

る。

(3)統計セミナー(2回)

2016年 1月 30日に第1回を開催、第 2回を 3月 19日に開催した。

Page 24: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

36

システム委員会報告

平成28年3月31日

システム委員会

担当理事 近藤 和泉

委 員 長 伊藤 倫之

委 員 小口 和代、大串 幹、渡邊 修、角田 亘、小林 一成

特別委員 園田 茂、池田 巧(特別委員)

年度内交替委員 羽田 康司、馬場 尊、今井 晋二、辻 哲也(特別委員)

1.委員会の開催

委員会を第52回リハビリテーション医学会学術集会時に1回開催した。

(2015.5.28)

2.活動内容

(1) システム委員会内規作成

システム委員会に内規がなかったため、内規を作成した。

(2) システム委員会の運営方法について

内規作成の際にシステム委員のうち所属委員会があるのは、伊藤委員長(広

報)、小口委員(社保)、大串委員(専門医)のみである。委員会の活動は、主

に理事会、各委員会からの要望を受け、ダイナコムと交渉するだけの業務であ

り、委員長、副委員長のみを残す小委員会として継続する方法を検討中である。

(3) システム運営

新専門医制度導入に向けてシステム変更改良点の確認

2016 年度から導入される新専門医制度に向けて、現行の単位カウント方法

から変更方法を検討中である。特に講習会以外の単位および講習会については、

日付と講習会の名称まで必要となってくるため新たなデータベース入力を構

築していく。

(4) システムの普及活動

第 53 回学術集会の演題登録においても、会員用 Web システムのトップペー

ジ(お知らせ欄)を経由して行う仕組みにしてもらい、会員のシステム登録を促

した。

システム登録者数

平成 28年 3月 31日現在、7,455名である。

Page 25: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

37

専門医会報告 ― 総会・学術集会・幹事会 ―

平成28年3月31日

担当理事 安保 雅博

幹事長 大串 幹

副幹事長 笠井 史人、下堂薗 恵

幹 事 池田 聡、加賀谷 斉、角田 亘、中村 健、平岡 崇、水尻 強志、

八幡 徹太郎

特別委員 勝谷 将史

1.活動概要:総会、学術集会、幹事会の開催

本年度は総会1回(定例 1 回)、学術集会 1 回、幹事会 2 回を開催した。その他、

専用掲示板を活用しての幹事会および各 SIG における議論、情報交換等を行った。

2.活動内容および報告

(1)総会(平成 27年 11月 28日)

平成 27年 11月 28日 第 10回リハビリテーション科専門医会学術集会中にソラ

シティにて定例総会を開催した。議題は①第 10回リハビリテーション科専門医会

学術集会開催状況、②第 11 回リハビリテーション科専門医会学術集会準備状況、

③RJN 活動報告、④各 SIG 活動報告(小児リハ、基礎研究、脊髄障害、切断・義

肢、ポリオ後症候群、痙縮治療、筋電図・臨床神経生理)、⑤医学生講義、⑥専門

医間の交流会活動報告、⑦専門医会研究補助金助成対象者募集、⑧今後の専門医

会のあり方について、⑨基礎研究 SIG表彰に関してであった。

(2)幹事会

1)平成 27 年 5 月 28 日 ホテル日航新潟 3 階孔雀 C にて第 1 回幹事会を開催し

た。議題は①第 10回リハビリテーション科専門医会学術集会準備状況、②第 11回

リハビリテーション科専門医会学術集会準備状況:2016 年 10 月 29 日(土)~30

日(日)、金沢市文化ホールにて「リハ科専門医の実学」をテーマに開催の予定、

③RJN活動報告、④各 SIG活動報告(小児リハ、基礎研究、脊髄障害、切断・義肢、

ポリオ後症候群、痙縮治療、筋電図・臨床神経生理)、⑤平成 27 年度予算、⑥医学

生講義、⑦新専門医交流会、⑧新専門医制度における専門医会のあり方、⑨リハ医

療に必要な電子カルテ機能に関する WG活動に関してであった。

2)平成 27年 11月 28日にソラシティカンファレンスセンター第 4会場にて第

2回幹事会を開催した。議題は①第 10回リハビリテーション科専門医会学術集会

進行状況②第 11 回リハビリテーション科専門医会学術集会準備状況(石川 金沢

市)、③第 1回秋季学術集会準備状況:大阪国際会議場にて「すべてがかわる リ

ハビリテーション-新専門医制度、地域とリハ、治療革新-」をテーマに 2017年

10月 28日(土)~29日(日)に開催予定、④RJN活動報告(達人の流儀、RJNセミナ

Page 26: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

38

ー案内)、⑤各 SIG活動報告(小児リハ、基礎研究、脊髄障害、切断・義肢、ポリ

オ後症候群、痙縮治療、筋電図・臨床神経生理)、⑥研究補助金助成対象者募集、

⑧リハ医療に必要な電子カルテ機能に関する WG活動:第 10回専門医会学術集会にて

結果報告、⑨専門医交流活動実施報告、⑩がんのリハビリテーション SIG 創設に

ついてであった。

(3)第 10回専門医会学術集会の開催

第 10回専門医会学術集会が笠井史人代表世話人により、平成 27年 11月 28日、

29日ソラシティカンファレンスセンターにて開催された。

(4)SIG活動

SIG活動としては、①掲示板での意見交換、議論(全 SIG)、②専門医会学術集

会時のハンズオン(痙縮治療、筋電図・臨床神経生理、切断・義肢)やシンポジ

ウムの企画、③第 52回学術集会専門医会企画(エビデンスとロールモデルから示

されるリハ科専門医の存在意義)、④データベース参加(小児、痙縮治療、脊髄

障害、切断・義肢)が行われた。

(5)リハ医療に必要な電子カルテ機能に関する WG

平成 26年度を最終活動年度として、「電子カルテのリハビリテーション処方機

能に関するアンケート調査」が行われ、結果が第 10回専門医会学術集会にて報告

された。

(6)専門医交流会

新専門医の交流会が、関東地区および近畿地区にて開催された。

(7)医学生向けリハビリテーション医学講義

医学生向けリハビリテーション集中講義が、「集中講義:全ての医学生について

知ってほしい、リハビリテーション科専門医の仕事と魅力」というテーマで平成

27年 4月 26日(日)に東邦大学で開催された。

(8)その他

専門医会の方向性

「専門医会あり方検討委員会」における検討項目の整理を行い、今後の専門医会の

活動方針を検討した。

Page 27: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

39

リハビリテーション科女性医師ネットワーク 世話人会報告

平成28年3月31日

担当理事 浅見 豊子

世話人長 藤谷 順子

副世話人長 大串 幹

世 話 人 浅野 由美、小口 和代、中馬 孝容、土岐 めぐみ、豊岡 志保、

永田 智子、山口 朋子

1.世話人会の開催

本年度は世話人会 2回を開催し、その他、専用掲示板及びメール審議を行った。

2.活動内容及び報告

(1)懇親会

第 52回日本リハビリテーション医学会学術集会時にランチ会(参加 106名)、第

10回日本リハビリテーション医学会専門医会学術集会時に懇親会(参加 38名)を

開催し、情報交換を行った。

(2)RJNセミナー

第 10回日本リハビリテーション医学会専門医会学術集会時(2015年 11月 29日、

於:ソラシティカンファレンスセミナー)に、日本医師会の共催にて、RJNセミナ

ーを開催した。リハビリテーション科女性医師ネットワーク(RJN)企画「リハ科が

気になる医学生・研修医・医師のためのプロフェッショナル紹介セミナー 「リハ科専

門医の仕事」(日本医師会「平成 27年度医学生、研修医等をサポートするための会」

共催)」と題し、学生・研修医・転科した医師などを含め 50名の参加があった。

(3)インタビュー企画

第 12回、第 13回、第 14回インタビューを実施した。ゲストとインタビュアー

は以下のとおりである。

第 12回 ゲスト 東北大学 出江 紳一 先生

インタビュアー 関東地方 知念 亜紀子 先生

九州地方 富口(砥上)若菜 先生

第 13回 ゲスト 京都府立医科大学 久保 俊一 先生

インタビュアー 中国四国地方 堅山 佳美 先生

関東地方 鵜飼 万実子 先生

第 14回 ゲスト 慈恵医科大学 安保 雅博 先生

インタビュアー 近畿地方 大橋 鈴世 先生

中部東海地方 山田 彬子 先生

Page 28: 各種委員会・専門医会・RJN · (2) 実習研修会 9種類10回の実習研修会を共催した。 a)第19回義手・義足適合判定医師研修会アドバンスト・コース

40

(4)インタビュー冊子第三集作成

第 9回から第 12回までのインタビュー(すでにホームページにて公開)を、勧

誘等に使用可能な紙媒体として冊子第三集を作成した。A4、表紙及び口絵カラー50

頁(表紙込み)であり、今後、研修施設その他、勧誘の拠点となる施設・人への提

供を予定している。

(5)ホームページ更新

上記企画の報告及び今年度のリハ学会の会員数やリハ専門医数における女性医

師の比率などの資料を、ホームページに掲載した。