妊娠時の安全性評価・授乳中のカテゴリー...

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妊婦授乳婦へ処方される先生方へ おくすり情報 妊娠時の安全性評価・授乳中のカテゴリー 201710 改訂 Contents 1. ワクチン 2. 抗ヒスタミン薬 3. 抗アレルギー薬 4. 副腎皮質ホルモン剤 5. 解熱鎮痛抗炎症薬 6. 甲状腺疾患治療薬 7. 造血薬 8. 抗血栓薬 9. 気管支喘息治療薬 10. 降圧薬 11. 鎮痙・制吐薬 12. 消化性潰瘍治療薬 13. 腸疾患治療薬 14. 鎮咳・去痰薬 15. 整腸、止瀉薬、下剤 16. 糖尿病治療薬 17. 抗不安薬 18. 漢方薬(繁用される薬剤について) 19. 抗生剤 20. 抗ウイルス薬

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Page 1: 妊娠時の安全性評価・授乳中のカテゴリー Contentskobemc.go.jp/wpbase/wp-content/uploads/2016/10/yakuzai...母乳育児推進委員会 は じ め に この冊子は、妊婦授乳婦に安心して、おくすりを使用できることを

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●●●●●●

妊婦授乳婦へ処方される先生方へ

おくすり情報

妊娠時の安全性評価・授乳中のカテゴリー

2017.10改訂

Contents

1. ワクチン

2. 抗ヒスタミン薬

3. 抗アレルギー薬

4. 副腎皮質ホルモン剤

5. 解熱鎮痛抗炎症薬

6. 甲状腺疾患治療薬

7. 造血薬

8. 抗血栓薬

9. 気管支喘息治療薬

10. 降圧薬

11. 鎮痙・制吐薬

12. 消化性潰瘍治療薬

13. 腸疾患治療薬

14. 鎮咳・去痰薬

15. 整腸、止瀉薬、下剤

16. 糖尿病治療薬

17. 抗不安薬

18. 漢方薬(繁用される薬剤について)

19. 抗生剤

20. 抗ウイルス薬

Page 2: 妊娠時の安全性評価・授乳中のカテゴリー Contentskobemc.go.jp/wpbase/wp-content/uploads/2016/10/yakuzai...母乳育児推進委員会 は じ め に この冊子は、妊婦授乳婦に安心して、おくすりを使用できることを

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●●●●●●

母乳育児推進委員会

は じ め に

この冊子は、妊婦授乳婦に安心して、おくすりを使用できることを

知っていただくために作成したものです。

場合によっては、添付文書では禁忌の薬剤であっても妊婦へ使用

されるケースもあります。授乳においては、新生児相対的摂取率 RIDによ

て授乳可能と明確になった薬品が多くあり、授乳を中止しなくてもいいと考

えられています。

より詳しくお知りになりたい方は、産婦人科医、助産師、薬剤師ま

でおたずねください。これまでのとおり、相談窓口では、患者さまひとりひ

とりにあったカウンセリングを実施しますので、ご連絡ください。

参考書籍

・薬物療法コンサルテーション(南山堂)

・Drugs in Pregnancy and Lactation tenth edition

・Medications and Mothers’Milk

・産婦人科診療ガイドライン

データベース

・Drugs and Lactation Database (LactMed)

・Organization of Teratology Information Specialists(OTIS)

授乳カテゴリー

Dr.Hale’s Lactation Risk Category(Medications and Mothers’Milk)

L1:安全

L2:比較的安全

L3:おそらく安全

L4:おそらく危険

L5:危険

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有益性投与

禁忌

乾燥弱毒生麻しんワクチン

○ 安全 L2

乾燥弱毒生麻しん風しんワクチン(MRワクチン)

○ 安全 L2

乾燥弱毒生風しんワクチン

○ 安全 L2

乾燥弱毒生おたふくかぜワクチン

○ 安全 L3

乾燥弱毒生水痘ワクチン

○ 安全 L2

インフルエンザワクチン ○ 安全 安全 L1ジェービックV ● ○ 安全 L3

ー ● ○ 安全 L3ヘプタバックス ● ○ 安全 安全 L2

組織培養不活化狂犬病ワクチン

● ○ 安全 L3

イモバックス ● ○ 安全 L2

ー ー

有益性投与

禁忌

アタラックスP(注) ○ 中止 安全 安全 L1

有益性投与

禁忌

フェキソフェナジンOD錠

○ 中止 安全 L2

◆ジルテック錠 ○ 中止 安全 安全 L2ザイザル錠 ○ 中止 安全 安全 L3◆クラリチン錠 ○ 中止 安全 安全 L1モンテルカスト錠 ○ 慎重 安全 L3

成育評価 授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

妊娠

授乳 妊娠授乳カテゴリー

ヒドロキシジン塩酸塩

分類 代表商品名 一般名

添付文書情報

ロイコトリエン受容体拮抗

フェキソフェナジン塩酸塩

セチリジン塩酸塩レボセチリジン塩酸塩

ロラタジン

風疹生ワクチン

ムンプス生ワクチン

第二世代抗ヒスタミンH1受容体拮抗薬

ピペラジン系

分類 代表商品名 一般名 渡航ワクチン

添付文書情報 成育評価

授乳 妊娠分類 一般名

添付文書情報 成育評価妊娠

○ 安全 安全

授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

妊娠

授乳 妊娠授乳カテゴリー

弱毒性ワクチン

水痘生ワクチン

不活化ワクチン

インフルエンザワクチン日本脳炎ワクチンA型肝炎ワクチンB型肝炎ワクチン

狂犬病ワクチン

ポリオワクチン

麻疹生ワクチン

麻疹生ワクチン風疹生ワクチン

モンテルカスト

L2トキソイド+不活化

テトラビック破傷風トキソイドジフテリアトキソイド百日咳ワクチン

授乳カテゴリー

代表商品名

授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

2抗ヒスタミン薬

1ワクチン

3抗アレルギー薬

◆第1選択薬

◆第1選択薬

成育は成育医療センターを示します。

授乳カテゴリ L1:安全 L2:比較的安全 L3:おそらく安全 L4:おそらく危険 L5:危険

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有益性投与

禁忌

メチルプレドニゾロン(注)

○ 中止 安全 L2

デカドロン錠デキサート(注)

○ 中止 安全 L3

リンデロン錠(注) ○ 中止 安全 L3

有益性投与

禁忌

バファリンA81錠 ○ 中止※ L3

ポンタールシロップ ○ 中止※ 安全 ナシ

ジクロフェナクナトリウム坐剤

○ 中止※ 安全 L2

ブルフェン ○ 末期 中止※ ナシナイキサン錠 ○ 後期 中止※ 安全 L3/L4モービック錠 ○ 中止※ 安全 L3

コキシブ系 セレコックス錠 ○ 末期 中止※ 安全 L2

有益性投与

禁忌

メルカゾール ○ 中止 ナシ

ヨウ化カリウム ○ 中止 慎重 L4ー ○ 慎重 ナシ

無機ヨウ素ヨウ化カリウムヨウ素レシチン

抗甲状腺薬チアマゾール(MMI)プロピルチオウラシル

(PTU)○チウラジール

安全 安全

中止

甲状腺ホルモン製剤レボチロキシン

ナトリウム水和物(T4)

分類 一般名

添付文書情報

代表商品名

チラーヂンS

ジクロフェナクナトリウム

成育評価妊娠

授乳 妊娠授乳カテゴリー

安全○ 末期 中止※

セレコキシブ

イブプロフェン

デキサメタゾン類

ベタメタゾン類 ベタメタゾン

成育評価妊娠

授乳 妊娠授乳カテゴリー

安全安全

分類 一般名

添付文書情報

アセトアミノフェン

酸性NSAIDs

プロピオン酸系ロキソプロフェンNa

ナプロキセンオキシカム系 メロキシカム

カルボン酸系

酢酸系

アスピリン

メフェナム酸

成育評価妊娠

授乳 妊娠授乳カテゴリー

メチルプレドニゾロン

プレドニゾロン類 安全

メチルプレドニゾロン類

添付文書情報

プレドニゾロン ○ 中止

○非ピリン系解熱鎮痛薬

分類 一般名代表商品名

◆プレドニン錠

授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

代表商品名

◆カロナール錠

ロキソプロフェン錠

授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

デキサメタゾン

L2

L1

ナシ

L1

L2

授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

4副腎皮質ホルモン薬

5解熱・鎮痛・抗炎症薬

6甲状腺疾患治療薬

※28週以降は投与しないことが望ましい

◆第1選択薬

◆第1選択薬

成育は成育医療センターを示します。

授乳カテゴリ L1:安全 L2:比較的安全 L3:おそらく安全 L4:おそらく危険 L5:危険

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有益性投与

禁忌

フェジン(注) 安全 安全 ナシ

インクレミンシロップ 安全 安全

フォリアミン錠 安全 安全 L1

シグマビタン配合カプセルB25

安全 安全 L2

メチコバイド錠(注) 安全 安全 ナシエポジン(注) ○ 安全 L3

有益性投与

禁忌

バファリンA81㎎錠アスピリン散

○ 中止 安全 L3

ヘパリンカルシウム(注)

安全 安全 L1

ワーファリン錠(散) ○ 中止 安全 L2

エパデールカプセル

クマリン系抗凝固薬 ワルファリンカリウムエイコサペンタエン酸

(EPA)製剤イコサペント酸エチル ○ 中止

エリスロポエチン製剤エポエチンベータダルベポエチン

アルファ

抗凝固薬 ヘパリンカルシウム

ビタミンB12製剤 メコバラミン

ネスプ(注)

代表商品名

抗血小板薬 (低用量)アスピリン

分類 一般名

ビタミンB6製剤

ピリドキサールリン酸エステル水和物

ピリドキシン塩酸塩

ピドキサール錠

葉酸 葉酸

安全

含糖酸化鉄鉄剤

クエン酸第一鉄ナトリウム

安全

溶性ピロリン酸第二鉄

クエン酸第一鉄ナトリウム錠

分類 一般名

添付文書情報 成育評価妊娠

授乳 妊娠授乳カテゴリー

代表商品名

添付文書情報 成育評価

授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

ナシ

安全 安全

○ 中止 安全

妊娠

授乳 妊娠授乳カテゴリー

L1

L2

L3

7造血剤

8抗血栓薬

成育は成育医療センターを示します。

授乳カテゴリ L1:安全 L2:比較的安全 L3:おそらく安全 L4:おそらく危険 L5:危険

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有益性投与

禁忌

ベネトリン吸入 ○ 安全 安全 ー

メプチン吸入(錠) ○ 中止 安全 安全 ー

スピロペント錠 ○ 中止 安全 ー

テオロング錠 ○ 中止 安全 安全 L3

インタール吸入 ○ 安全 安全 ー

パルミコート ○ 安全 安全 L1オルベスコ ○ 中止 安全 安全 L1

フルティフォーム ○ 中止 安全 安全

(L3)フルチカゾン(L3)ホルモテロール

レルベア ○ 中止 安全 安全フルチカゾン

(L3)

ビランテロールトリフェニル酢酸塩・フルチカゾンフランカルボン酸

エステル

吸入ステロイド薬・β2刺激薬配合剤

シクレソニドフルチカゾンプロピオン酸エステル・サルメテロールキシナホ酸

エステル

○ 中止

フルチカゾンプロピオン酸エステル・ホルモテロールフマル酸塩

水和物

アドエア

分類 一般名

添付文書情報 成育評価妊娠

授乳 妊娠授乳カテゴリー

吸入ステロイド薬

ベクロメタゾンプロピオン酸エステル

○キュバール吸入

フルタイド

代表商品名

授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

メディエータ遊離抑制薬

β2刺激薬

キサンチン誘導体 テオフィリン徐放性剤

安全 安全

フルチカゾンプロピオ酸エステル

L2

L1

(L3)フルチカゾン(L3)サルメテロール(L2)

サルブタモール硫酸塩

プロカテロール塩酸塩

クレンブテロール塩酸塩

クロモグリク酸ナトリウム

安全 安全

ブテソニド

中止

安全 安全

9気管支喘息治療薬

成育は成育医療センターを示します。

授乳カテゴリ L1:安全 L2:比較的安全 L3:おそらく安全 L4:おそらく危険 L5:危険

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有益性投与

禁忌

ニフェジピン錠 ○ 中止 安全 L2アムロジピン錠 ○ 中止 安全 L3ニカルジピン(注) ○ 中止 安全 L2カプトリル錠 ○ 中止 禁忌 安全 L2

ロサルタンカリウム錠 ○ 中止 禁忌 安全 L3

インデラル錠 ○ 中止 安全 L2アテノロール錠 ○ 中止 禁忌 慎重 L3アルドメット錠 ○ 中止 安全 安全 L2

○ 中止 安全○ 中止 安全

有益性投与

禁忌

抗コリン薬 硫酸アトロピン(注) ○ 有益 安全 安全 L3

メトクロプラミド錠(注) ○ 中止 安全 安全 L2ドンペリドン錠(坐剤) ○ *1 安全 L1

ドラマミン錠 ○ 安全 安全 L2

*1:大量投与を避けること

*2:末期に使用する場合は注意する

ジメンヒドリナート

 安全*2安全

制吐薬

ドパミン受容体拮抗薬

メトクロプラミドドンペリドン

抗ヒスタミン薬

分類 一般名

添付文書情報

代表商品名

ブスコパン(注)

鎮痙薬

アトロピン硫酸塩水和物

副交感神経抑制・遮断薬

○ 中止

禁忌 安全

β遮断薬プロプラノロール塩酸

アテノロール

アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬

カプトプリルエナラプリルマレイン酸塩

中止 禁忌 安全

アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬

(ARB)

ロサルタンカリウムカンデサルタンシレキセチル

○ 中止カンデサルタン錠

エナリン錠

中枢性交感神経抑制薬 メチルドパ

利尿薬

中止スピロノラクトン

トリクロルメチアジド錠

フロセミド錠(注)

分類 一般名

添付文書情報

ニカルジピン塩酸塩

成育評価妊娠

授乳 妊娠授乳カテゴリー

カルシウム拮抗薬ニフェジピン

代表商品名

アムロジピンベシル

安全

ループ利尿薬 フロセミド

K保持性利尿薬 スピロノラクトン

サイアザイド系利尿薬

トリクロルメチアジド

授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

L3

ナシ

L2

L2

L3

L3

授乳カテゴリー

妊娠

成育評価

ブチルスコポラミン臭化物

妊娠

授乳

10降圧薬

11鎮痙薬・制吐薬

成育は成育医療センターを示します。

授乳カテゴリ L1:安全 L2:比較的安全 L3:おそらく安全 L4:おそらく危険 L5:危険

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有益性投与

禁忌

ファモチジン錠 ○ 中止 安全 安全 L1ラニチジン錠 ○ 中止 安全 安全 L2

オメプラゾール(注) ○ 中止 安全 安全 L2ラベプラゾール錠 ○ 中止 安全 L3ランソプラゾール錠 ○ 中止 安全 L3

テプレノン細粒 ○ ナシレバミピド錠 ○ 中止 ナシ

アルサルミン細粒 安全 安全 L2

有益性投与

禁忌

サラゾピリン錠 ○ 中止 安全* 安全 L3メサラジン錠 中止 安全 安全 L3イムラン錠 ○ 中止 安全 安全 L3

有益性投与

禁忌

コデインリン酸塩 ○ 中止 慎重 L3

アスベリン酸 ○

小児に適応あり

ナシ

サリパラ液 ナシムコフィリン液 ナシ

カルボシステイン錠 ○ ナシスペリア錠 ○ 中止 ナシ

アンブロキソール錠

ムコサールDS界面活性剤 アレベール吸入 ○ 中止 ナシ

コデインリン酸塩

チロキサポール

中止

桜皮エキス

気道潤滑薬アンブロキソール

塩酸塩○

カルボシステインフドステイン

気道粘液溶解薬 アセチルシステイン

成育評価

妊娠

安全 安全

チペピジンヒベンズ塩酸

デキストロメトルファン臭化水素酸塩

サラゾスルファピリジン

分類 一般名

アザチオプリン

授乳

メサラジン炎症性腸疾患治療薬

プリン代謝拮抗薬

分類 一般名

添付文書情報

授乳カテゴリー

禁忌 安全○ 有益

添付文書情報 成育評価妊娠

授乳 妊娠

オメプラゾール

その他テプレノンレバミピド

スクラルファート

プロスタグランジンE1誘導体

ミソプロストール

H2受容体拮抗薬ファモチジン

ラニチジン塩酸塩

プロトンポンプ阻害薬(PPI)

分類 一般名

添付文書情報 成育評価妊娠

授乳 妊娠授乳カテゴリー

L3

ナシ

ナシ

◆メジコン錠

授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

代表商品名

サイトテック錠

代表商品名

代表商品名妊娠

授乳カテゴリー

ラベプラゾールランソプラゾール

中枢性非麻薬性鎮咳薬

鎮咳薬

中枢性麻薬性鎮咳薬

去痰薬

気道分泌促進薬

気道粘液修復薬

12消化性潰瘍治療

14鎮咳薬・去痰薬

13腸疾患治療薬

◆第1選択薬

成育は成育医療センターを示します。

授乳カテゴリ L1:安全 L2:比較的安全 L3:おそらく安全 L4:おそらく危険 L5:危険

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有益性投与

禁忌

◆マグミット 安全 安全 ナシ

プルゼニド L3ロペラミド ○ 中止 安全 L2

有益性投与

禁忌

ノボラピット 安全 安全 ナシ

有益性投与

禁忌

ロラゼパム錠 〇 中止 L3ジアゼパム錠(注) ○ 中止 L3

有益性投与

禁忌

葛根湯 ○

小青竜湯 ○

麦門冬 ○

加味逍遥散 ○柴苓湯 ○

ジアゼパムベンゾジアゼピン系

ロラゼパム

授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

妊娠

授乳 妊娠授乳カテゴリー

授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

妊娠

授乳 妊娠授乳カテゴリー

腸運動抑制薬 ロペラミド塩酸塩

分類 代表商品名 一般名

添付文書情報 成育評価

分類 代表商品名 一般名

添付文書情報 成育評価

分類 代表商品名

超速効型インスリン製剤 インスリンアスパルト

 ピコスルファートナトリウム

感冒・アレルギー性鼻炎・気管支喘息

炭の切れにくい咳

虚弱体質水溶性下痢・むくみ

適応症

添付文書情報 成育評価

センノシド

安全

授乳 妊娠授乳カテゴリー

ピコスルファートナトリウム

成育評価

塩類下剤 酸化マグネシウム

分類 一般名

添付文書情報妊娠

ナシ

授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

代表商品名

授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

妊娠

授乳 妊娠授乳カテゴリー

感冒・鼻かぜ

漢方薬

大腸刺激性下剤

15整腸・止瀉薬・下剤 ◆第1選択薬

16糖尿病治療

17抗不安薬

18漢方薬 ※妊婦・授乳婦に繁用される薬剤

成育は成育医療センターを示します。

授乳カテゴリ L1:安全 L2:比較的安全 L3:おそらく安全 L4:おそらく危険 L5:危険

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有益性投与

禁忌

ペニシリンG(注) ○ 中止 安全 安全 L1ビクシリン(注) ○ 中止 安全 安全 L1サワシリン(注) ○ 中止 安全 安全 L1ペントシリン(注) 安全 安全 L2

スルバシリン(注)  ○ 中止 安全 安全 L1

ゾシン(注) L2

オーグメンチン配合錠クラバモックス配合散

○ 安全 L1

セファゾリン(注) ○ 中止 安全 安全 L1セフォチアム(注) ○ 安全 安全 ナシ

セフメタゾール(注) ○ 安全 安全 ナシ

オラセフ錠 ○ 慎重 安全 安全 L2

クランフォラン ○ 有益 安全 安全 L2

セフトリアキソン(注) ○ ※1 安全 安全 L1

セフタジジム(注) ○ 慎重 安全 安全 L1

マキシピーム(注) ○ 中止 安全 安全 L2

バナン錠 ○ 中止 安全 安全 L2

セフジトレンピボキシル散 ○ 安全 安全 L2

セフカペンピボキシル散 ○ 安全 安全 ナシ

フルマリン(注) ○ 安全 安全 ナシアザクタム(注) ○ 中止 安全 L2メロペネム(注) ○ 中止   安全 L3フィニバックス(注) ○ 中止 安全 L3

ファロム錠 ○ 中止 安全 ナシ

アミカマイシン(注) ○ 安全 安全 L2トブラシン(注) ○ 安全 安全 L3

硫酸ストレプトマイシン(注)

○ 中止 安全 L3

カナマイシン(注) ○ 中止 安全 安全 L2

アルベカシン(注) ○ 安全 安全 ナシホスミシンS(注) × 安全 L3

有益性投与

禁忌

メロペネム水和物

ドリペネム水和物

ファロペネムナトリウム水和物

アミノグリコシド系

アミカシン硫酸塩 

トブラマイシン

ストレプトマイシン硫酸塩

カナマイシン一硫酸塩

アルベカシン硫酸塩

ホスホマイシン系 ホスホマイシンナトリウム

セフタジジム水和物

セフェピム塩酸塩   水和物

フロモキセフナトリウム

アズトレオナム

セフジトレンピボキシル

セフカペンピボキシル塩酸塩水和物

セフォタキシムナトリウム

セフトリアキソンナトリウム

スルバクタムナトリウム・アンピシリンナトリウム

タゾバクタム・ピペラシリン水和物

アモキシシリン水和物・クラブラン酸カリウム

ペニシリンGカリウムアンピシリン

アモキシシリン水和物

ピペラシリンナトリウム

セフォチアム塩酸塩

セフメタゾールナトリウム

セフロキシムアキセチル

セファゾリンナトリウム水和物

セフポドキシムプロキセチル

妊娠

授乳 妊娠授乳カテゴリー

分類 一般名代表商品名

添付文書情報 成育評価 授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

ペニシリン系

第一世代

第二世代

 第三世代

オキサセフェム系モノバクタム系

ペネム系

カルバペネム系

授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

妊娠

授乳 妊娠授乳カテゴリー

添付文書情報 成育評価

分類 代表商品名 一般名

19抗生剤 ◆第1選択薬

成育は成育医療センターを示します。

授乳カテゴリ L1:安全 L2:比較的安全 L3:おそらく安全 L4:おそらく危険 L5:危険

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塩酸バンコマイシン(注)

○ 中止 安全 L1

テイコプラニン(注) ○ 中止 ナシ

バクタ錠 ○ 中止 安全 L3

ミノマイシン錠 ○ 中止 安全 L3/L4

ビブラマイシン錠 ○ 中止 L3

ルリッド錠 ○ 中止 安全 ナシクラリスロマイシン錠 ○ 中止 安全 L1

ジスロマック錠 ○ 中止 安全 安全 L2

クリンダマイシン錠 ○ 中止 安全 L2

ドルコール ○ 中止 ナシ

ー ○ 中止 安全 安全 L2

レボフロキサシン錠 ※2 ○ 安全 L3

トスフロキサシン散 ※3 ○ 中止 ナシ

シプロキサシン錠 ※3 ○ 中止 安全 安全 L3

グレースビット錠 ○ 中止 ナシ

ザイボックス(注) ○ 中止 安全 L3

イスコチン錠 ○ 中止 安全 安全 L3

リファンピシン錠 ○ 有益 安全 安全 L2エブトール錠 ○ 中止 安全 安全 L2ピラマイド散 ○ 中止 安全 L3

イソニアジド

リファンピシンエタンブトール塩酸塩

ピラジナミド

その他 テイコプラニン

バンコマイシン塩酸塩

抗結核薬

シタフロキサシン水和物

スルファメトキサゾール・トリメトプリム(ST合剤)

オキサゾリジン系 リネゾリド

ニューキノロン系

オフロキサシン

レボフロキサシン水和物

トスフロキサシントシル酸塩水和物

塩酸シプロフロキサシン

リンコマイシン系クリンダマイシンリン酸エステル

キノロン系 ピぺミド酸水和物

アジスロマイシン水和物

テトラサイクリン系ミノサイクリン塩酸塩ドキシサイクリン塩酸塩水和物

マクロライド系

ロキシスロマイシンクラリスロマイシン

成育は成育医療センターを示します。

授乳カテゴリ L1:安全 L2:比較的安全 L3:おそらく安全 L4:おそらく危険 L5:危険

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有益性投与

禁忌

ハリゾンシロップ ○ 中止 安全 L3

フルコナゾール錠 ○ 中止 安全 L2プロジフ注 ○ 中止 安全 ナシ

イトラコナゾール錠 ○ 中止 安全 L2

ブイフェンド錠 ○有益(中止)

ナシ

テルビナフィン外用 ○ 安全 L2

ファンガード注 ○ 中止 ナシ

ビクロックス(注) ○ 中止 安全 安全 L2バルトレックス錠 ○ 慎重 安全 安全 L3ファムビル錠 ○ 中止 ナシ

◆タミフル錠・散 ○ 中止 安全 L2

イナビル吸入 ○ 中止 ナシ

ラピアクタ(注) ○ 中止 ナシ

一般名

アリルアミン系 テルビナフィン

キャンディン系ミカファンギンナトリウム

ポリエン系抗生物質 アムホテリシンB

トリアゾール系

フルコナゾールホスフルコナゾールイトラコナゾール

アシクロビルバラシクロビル

ボリコナゾール

添付文書情報 成育評価妊娠

授乳

オセルタミビルリン酸塩

ラニナミビルオクタン酸エステル水和物ペラミビル水和物

インフルエンザ治療薬

ファムシクロビル

妊娠授乳カテゴリー

代表商品名

授乳におけるリスクカテゴリ-(Lactation

Risk)

ヘルペスウイルス感染症治療薬

分類

20抗ウイルス◆第1選択薬

成育は成育医療センターを示します。

授乳カテゴリ L1:安全 L2:比較的安全 L3:おそらく安全 L4:おそらく危険 L5:危険