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MLAT news TOPIC Mimasaka Local Activation Team 伝え 継ぐ 活動 上山棚田大学 / 林野高校 MDP/「いち」出店 / 各地で講演 耕作放棄地、ぞくぞく再生中! 山村ワーキングホリデー WEB の発信、しています。 2012.7 vol.02

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Page 1: mlatnewsvol2

MLATnews

TOPIC

Mimasaka Local Activation Team

伝え 継ぐ 活動上山棚田大学 / 林野高校 MDP/「いち」出店 / 各地で講演

耕作放棄地、ぞくぞく再生中!

山村ワーキングホリデー

WEB の発信、しています。

2012.7

vol.02

Page 2: mlatnewsvol2

伝え

継ぐ

活動

上山棚田大学 田植え実践バスツアー

有機生活マーケット「いち」に出店

MLATと共に上山の棚田再生活動に取り組んでいるNPO法人英田上山棚田団主催で「上山棚田大学 岡山発着『田植え実践』バスツアー」を開催しました。(2012/6/3)JR岡山駅から往復のバスを手配。30名の参加者とMLATや棚田団などスタッフを合わせ、合計約60名の大所帯での田植えとなりました。午前中は、一カ所に集まり、全員で手植え。お昼は、古民家を改修した「いちょう庵」でカレーを食べながら、参加者同士交流しながら休憩。午後は、「水路散歩チーム」「手植えチーム」「機械植えチーム」の3つに分かれ、田植えや上山での耕作放棄地再生、稲作への理解を深めていただきました。しっかり汗を流した後は、近くの大芦高原温泉「雲海」で疲れを癒していただきました。上山棚田大学では、今後もこのような「実践」の講座、各方面で活躍されている方を招いての「座学」の講座を企画していく予定です。

岡山市の西川沿いで開催されている有機生活マーケット「いち」。安心して生活するための必要なコンテンツをそろえた循環可能なマーケットとして、年4回開催されます。岡山県内の生産者を中心に出店しており、上山のメンバーも参加しました。(2012/6/14)上山の棚田を再生してできたお米をつかった3種類のおにぎりは、あっという間に完売。

「有機生活」とは、「有機的な繋がりのある生活」や「一人一人が自然と共存出来る新しい生活」を意味する造語で、ここではとても心地の良い人の繋がりが産まれています。今後、「いち」は、マーケットにとどまらず、6次産業化に繋がるプロダクトづくりなど、様々な仕掛けがなされていく予定です。MLATも「いち」を応援していきます。

「いち」サイト  www.ichi-jp.org

MLATは、日々、農作業や山仕事など現場で身体を動かすことを大切にしています。現場を知らずに、机上で地域づくりはできません。

そんなMLAT流の地域づくりについて、県内外の方々に伝えたり、出会った地域の方々のワザを継ぐための働きかけを行ったりしています。

we

are

MLAT

【美作市地域おこし協力隊】(通称:MLAT)

ミッションは、生業をつくり、

若者がいきいき暮らせる

地域に変えていくことです。

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各地で講演など

林野高校MDP

美作市にある岡山県立林野高校では、MDP(マイ・ドリーム・プロジェクト)という総合的な学習に力をいれており、今年で14年目を迎えます。学年に関係なく、各々の興味関心に基づいた10のグループに分かて活動。様々な大人との出会いの場となっており、MLATも上山と梶並の2拠点で、林野高校の学生を受け入れています。上山では、高校生の興味関心のあることをMLATがサポートする形で関わっています。梶並では、木地師と共にソーシャルビジネスを始めることを目標とし、講義とフィールドワークを繰り返しています。(木地師×林野高校生の事業は、平成24年度福武教育文化振興財団教育助成を受けて実施しています。)

MLATの活動を、外の人たちに伝えるべく、各地でプレゼンテーション(講演)を行っています。最近では、岡山市内の一級建築士事務所ココロエさん主催のイベントで、梶並地区での古民家シェアハウスの取り組み、林業の取り組み、上山での棚田再生活動の取り組みなどについてお話ししました。お話を聞いてくださった方の中から、MLATの活動に興味を持ち、現場の作業に通ってくださる方も出てきました。

また、東京まで遠征を行い、明治大学和泉キャンパスにおいて、「新たな地域活性・地域復興への取り組み」というイベントに参加しました。イベントには約60名が参加し、「耕作放棄地再生や林業復活がビジネスになる、最先端ライフスタイル」をテーマに、美作からは4名がプレゼンテーションを行い、農山村での若者の生き方、働き方について紹介しました。現場での実践を行っている私たちの活動は、地方の研究や政策立案を行っている東京の人々にとっては極めて価値が高く、活発な意見交換を行うことができました。

MLATに何を

期待していますか?

林野高校先生に聞く 多くの生徒は、自分たちの住むこの美作の地をあまり魅力的なところだとは思っていま

せんでした。「空気が綺麗、緑が多い、でも遊ぶところもないし、マックもないし、面白くない」というのが大多数の生徒の考えです。MDPの活動を通じて、生徒の中にはどんどんと「地域」に引き込まれていく生徒も現れ、将来は地域づくりに関わりたいと、地域関連の学部に進学する生徒も増えてきました。「既存の生き方だけではなく、自分たちで創り出す人生があること」、「『必要』を『生きる糧』にしていく面白さ」など、「勉強の成績や、学歴で測るものではない指標」もあることを、「協力隊の方の背中」から生徒に感じ取って欲しいと思っています。今後も協働して「人育て」ができたらいいなと思っています。

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発行:MLAT(www.facebook.com/mimasaka.local.cooperation.team) 編集デザイン:menpei(www.menpei.com)発行:MLAT(www.facebook.com/mimasaka.local.cooperation.team) 編集/デザイン:menpei(www.menpei.com)

夏の梶並に短期滞在。

山村ワーキングホリデー

梶並地区の空き家に宿泊し、農作業のバイ

トで生活費を稼ぎながら、地域おこしの活

動に参加する、その名も「山村ワーキング

ホリデー」を実施。元旅館のシェアハウス

「恵比寿屋」で自炊しながら滞在。リアル

な田舎暮らしを仲間とともに体感する夏を

過ごしませんか?

2007年に英田上山棚田団(現在はNPO法人)が、上山で地道に

開始した耕作放棄地再生のストーリーは、勢いを増して、現在

も紡がれています。2010年からMLAT3人が美作に定住し上山を

メインフィールドに活動、2011年にさらに3人が加わり、再生の

ノウハウを蓄積していきました。2012年からは梶並に2人が移住

し、梶並地区活性化委員会(梶並の地元住民を中心とした地域

づくりのグループ)の皆さんとともに、MLATとして蓄積したノ

ウハウとパワーを発揮すべく、新たな耕作放棄地再生ストーリー

を紡ぎ始めたところです。

※一般的に、ワーキング・ホリデーとは、二つの国・地域間の取り決め等に基づき、各々の国・地域が、相手国・地域の青少年に対して自国・地域の文化や一般的な生活様式を理解する機会を提供するため、自国・地域において一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を相互に認める制度のこと。

①8/3(金)-8/9(木)②8/10(金)-8/16(木)③8/17(金)-8/23(木)④8/24(金)-8/30(木)

各回10名(期間中のべ40名)

8,000円+保険料1,060円/週

3日程度:アルバイト(草刈り等)3日程度:MLATの活動に参加   (古民家再生、林業など)1日程度:観光、手仕事体験など

高校生~30歳前後まで

期間

定員

参加費

対象[email protected]

090-7894-4942(担当:藤井)

sanson-share-house.com

耕作放棄地、ぞくぞく再生中!

WEBの発信、しています。

▶プロジェクトなど上山集楽web ueyama.shu-raku.jp

山村シェアハウス sanson-share-house.com

蕎麦 大麦 小麦

エゴマ

竹伐採 草刈り

水番

▶Facebookファンページ美作市地域おこし協力隊 上山集楽  山村シェアハウス

▶隊員個人ブログなどactual spot  水柿大地  mimasakakyouryokutai.blog134.fc2.com

岡山の山村で働く地域おこし協力隊の日々 藤井裕也 ameblo.jp/hiro-route3

ドライビングアクター論 井筒耕平 mlat.posterous.com

中山間地での百商への挑戦じゃー 西口和雄 ueyama.posterous.com

さあ、エコジョイしよう 東大史 blogs.bizmakoto.jp/ecobrand

能登夫妻 能登大次 notofusai.com

美作発!

ワーホリの

新スタイル。