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ソソソソソソソソソソソソソソ ソソソソソソソソソソソソソ ○ ソソ ソソ ソソ ソソ 2013 ソソソソソソソSSI ソ ソソソソ ソソソソソソ , September 15, 2013 Tokyo University of Information Sciences

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ソーシャルメディアを活用した自己実現支援サービスの提案

 ○ 河野 義広大部 由香

2013 年社会情報学会( SSI )学会大会於早稲田大学 , September 15, 2013

Tokyo University of Information Sciences

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本日の流れ 背景 パーソナルブランディングとキャリアデザイン ソーシャルメディア講座 メンターの重要性 自己実現支援サービス “ Mentors” の提案 Mentors システム設計 まとめ

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自己紹介 名前:河野 義広(かわの よしひろ) 出身:茨城県行方市 所属:東京情報大学 総合情報学科

システム開発コース 助教

研究テーマ:ソーシャルメディアの社会的影響 ソーシャルメディア活用&パーソナルブランディング

ソーシャルメディアを「いかに人生に活かすか!」がテーマ 各ソーシャルメディアを自ら使い込んで実践研究 学生のキャリアデザイン支援、教育現場における情報教育

個人ブログ:「穏やかに楽しく生きる」研究者のブログ ITmedia でのブログ連載:アカデミックが見た社会

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個人ブログの紹介

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ITmedia でのブログ連載

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背景 若年者の就職状況の悪化

現状 大卒者の就職内定率の低下 採用ミスマッチによる早期離職率の増加

今後の社会状況の変化 新卒一括採用、終身雇用の慣習が崩壊しつつある 自分自身の強みを活かし自律すること⇒個人の生き残りを左右

ソーシャルメディアを利用した採用活動 現状

企業は Twitter 、 Facebook をコミュニケーションツールとして活用

情報感度、コミュニケーション能力の高い学生の獲得が目的 ソーシャルリクルーティングの台頭 6

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ソーシャルリクルーティングの世界 ソーシャルリクルーティングの情報発信

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パーソナルブランディング ソーシャルメディアの時代は個人が活躍する時代

パーソナルブランディングが強みを活かす上で重要 『自分の理想』と周囲のイメージを一致させるためのすべての活動

内面のブランディング=なりたい自分を決め、強みを明確にする 外面のブランディング=自分のことを発信し、強みを知ってもらう

ソーシャルメディアリテラシーの重要性 情報発信や人脈作りに活用するための知識・考え方の修得

キャリアデザインとの関連 学生によるパーソナルブランディングの実践

ソーシャルメディア上での積極的な情報発信と人脈形成 『自分で未来を設計し、人生を切り拓く力』の醸成

『学生』『大学』『社会』への貢献を目指す8

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キャリアデザインとの関連 キャリアデザインについて

自分が何をしたいか、どう生きたいか キャリアは一生モノ(就職して終わりではない) 結果が出るまで時間が掛かるので早い段階から取り組む

ソーシャルメディアは単なるきっかけ 実際の交流が一番大切!

勉強会、イベントに積極的に参加する(人脈、見識を広げる) 実際の活動があって初めて意味を持つ

勉強での気付き、ボランティア活動、インターンなど ソーシャルメディアは活動をアピールする場

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研究の動機 動機

パーソナルブランディングによる自己実現の支援 メンターの存在は必要不可欠

メンティーの成長のための助言、コーチングを行う 自己実現のための強みの明確化を支援

メンティーに要求されるスキル 内省

メンタリング、コーチング、他者との交流を通じて ソーシャルメディアリテラシー

ソーシャルメディア活用によるパーソナルブランディング    の必須スキル

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ソーシャルメディアリテラシーとは ソーシャルメディアをうまく活用できる能力

トラブルに適切に対応できること 情報の公開範囲を管理できること 他者と適切にコミュニケーションが取れること

ソーシャルメディアを使った人付き合い 基本は普段のコミュニケーションと一緒

単にいろんな人が見ているだけ(インターネット上で) ツールは単なる手段であり、本質は道徳の授業と通じる

相手のことを考えて発言する 相手が言って欲しくないこと、相手を傷付ける発言はしない 当たり前のことができれば、特に恐れることはない

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ソーシャルメディア活用講座 講座概要

対象:高校生、中学・高校の教師 テーマ:

ソーシャルメディアリテラシー、パーソナルブランディング 講座の実施日

生徒: 2012 年 8月 1 日 1~ 4限 教師: 2012 年 8月 9 日 1~ 4限

講座内容 強み ソーシャルメディアリテラシー 中学・高校での情報教育 生徒によるパーソナルブランディング

上記テーマでのディスカッションを実施12

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SlideShare の講座資料

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生徒に対するアンケート調査

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Fig. 1. The recognition level of strong points

強みの認識度を 5 つのレベルに分類

Level 0 :認識していない状態Level 4 :最も認識度の高い状態      強みを実際の活動につなげる

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生徒指導における教育者としての強み

教師に対するアンケート調査

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Table 1. Strong point as a teachers (N:29)

教師の強み 回答者数

担当教科の専門性 21

人脈 10

生徒指導・進路指導 8

社会的信用 7

生徒の人生を左右する責任感 7

若さを保てる 6

コミュニケーションスキル 5

民間企業での経験 1

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メンターの重要性 現状

生徒 自己理解、自己効力はパーソナルブランディングの初めの一歩 強みを実際の活動につなげる生徒はいない

教師 生徒指導における教育者としての強みがある

結論 メンターの存在は強みの明確化に必要不可欠

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メンターとは? メンターの役割

自己実現のための気付きを与えること ロールモデルとなること 人生哲学を伝えること

マインドセット、問題意識、価値観、ライフスタイル メンターの人物像

教員・教師、キャリアアドバイザー、他の学生 メンターの数に上限はない

ゴール 自律的な活動によりメンティーの自己実現を支援

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自己実現支援サービスの提案 自己実現支援サービス“ Mentors”

誰しもメンターとメンティー双方の側面を持っている Everyone has the face of both mentor and mentee 他者との切磋琢磨による自己実現

概要 人生設計における自己分析の 3 つの要素

バリュー:人生に対し最も価値を感じること 例:人の役に立つ、人生を楽しむ

ミッション:本当に成し遂げたいと願う目標 例:天職を見付ける、切磋琢磨できる仲間と出会う

ストラテジー:バリュー、ミッションを実現する TODO リスト 例: IT系資格を取得する、多くの勉強会に参加する

※参考:坪田一男著『理系のための人生設計ガイド』18

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自己実現のための成長過程

19Fig. 2. Growth process by values, missions, and strategies

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メンタリングステップ メンタリングのステップ

Step 1. バリューの発見 Step 2. ミッションの設定 Step 3. ストラテジーに関するディスカッション Step 4. ミッション達成度の評価 Step 5. Step 1 からの繰り返し

補足事項 Step1, 2 はメンティー自身で決定する必要がある

バリューとミッションは内面の課題であるため ミッション達成度は設定した期間内で評価する

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Mentors の概要 Mentors はメンターとメンティーをつなぐ

21Fig. 3. Overview of Mentors

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Mentors のシステム設計 システム設計

機能 プロフィール:バリュー、ミッション、ストラテジー

ソーシャルアカウントのリンク (Twitter, Facebook, LinkedIn) フォロー:メンターやメンティーの動向確認

ロールモデルの活動や思考から学ぶ メンティーの活動を観察する

ストラテジーの提案:ミッション達成のためのストラテジー提案 ストラテジーチェック: TODO リストのチェック 検索:名前、バリュー、ミッションからの検索

開発状況 開発環境: Ruby on Rails, MySQL ソーシャルアカウントでのログイン

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データベース設計

23Fig. 4. ER diagram about database of Mentors

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デモ

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バリュー:穏やかに楽しく生きる

ミッション 1 :学生指導

ミッション 2 :研究成果

Fig. 5. Screenshot of profile

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まとめ まとめ

自己実現におけるパーソナルブランディング ソーシャルメディア講義の実施

自己実現支援サービス”Mentors”

今後の課題 Mentors のローンチ&評価 自己実現のための教育方法の確立

多くの学生が実践できるためには課題が多く存在 コーチング、情報リテラシーがキーワード

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おわり ご清聴ありがとうございました ご質問・コメント等ありましたらお願いします

                              

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東京情報大学 総合情報学科システム開発コース

河野 義広                          Twitter : @yoshi_kawano

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