オープンイノベーション:ハッカソンから学ぶこと (in japanese)
TRANSCRIPT
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
オープンイノベーション:ハッカソンから学ぶこと
山上俊彦
IoT 事業本部, [email protected]
2016/03
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 1 / 20
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
土曜日曜 2 日間のハッカソンの設定
募集、登録、など周辺が重い
- Hackcamp が受注
【オープンイノベーションのコスト:周辺事務コスト】
・60 人登録でキャンセル待ち、のはずが、直前にキャンセルで最終 50 人(5 人ずつ 10 班)・飲食、弁当、デバイス用意、WiFi、外部との接続、受付、同意書、
ビデオ撮影、写真撮影、インタビュー
デバイス、開発環境など
- 貸与、講習、メンター
【運営の工夫:スポンサー企業】
・ロボット、グラス、ロボット、MESH、カメラ、など
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 2 / 20
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
周辺支援情報通信環境
WiFi電源アダプタ
- FacebookGoogle Docs
【運営の情報通信環境支援】
(活用情報など共有)・今回は、スマホ画面を直接投影する機器はなし(Web カメラで写す代替)
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 3 / 20
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
ドキュメント
体験スケッチボード アイデアシート チームシート
【運営の情報通信環境支援】
メンバ、運営フォロー関連情報アプリ概要
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 4 / 20
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
作業
ブレーンライティング
- アイディア選択(投票)
- 仕様イメージ意識合わせ
- 実装ポイント(フォーカス)
【仕様策定】
プラットフォーム設定
- 開発環境、支援環境設定
- UI 仕様 - 実装分担
【開発: 時には実装開始後、アーキテクチャ変更】
・実装すると、いろいろな問題が明らかに】
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 5 / 20
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
実装アーキテクチャ選択
機能項目(必要サービス)
- 構成要素(入出力)
- アーキテクチャ - Web, アプリ,独立システム
【関係要素の相互連携:開発プラットフォームの選択の要求条件開】
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 6 / 20
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
プラットフォーム、開発環境
プログラマが複数いても
- 言語、環境はそれぞれ違う
【メンバを活かす開発アーキテクチャ】
・プラットフォームが食い違う、ということはよくある:開発止まる (例: ADB)
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 7 / 20
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
分散開発は難しい
プログラマが複数
- ファイルの共有、IF
【分散開発は難しい】
うまく行けば1 人でやるより
- 創発、協創:いいものができる
【チーム・ハッカソンのメリット:刺激、創発、協創(「はまれば」すごい)】
・意味のある動くプロトタイプがあれば、展開させるのが楽
頭のいい人はどこにでもいる
- 一緒に目標達成するのは楽しい
【頭のいいメンバと働くのは楽しい】
頭のゆっくりな人はそもそも来ない
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 8 / 20
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
土曜日曜 2 日でも短い
2 日でも結構苦しい
- 1 日だと動くものを作るのは相当苦しい
【土曜日曜 2 日でも短い】
仕様検討はやればきりがない
- 時間を切って作成に入る意味あり
【ハッカソン(短期集中)のメリット】
仕様検討は「つまらない」
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 9 / 20
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
スコープを決めるのが「課題」
参加者は面白いプログラムを書きたい
- 面白くて完結するスコープ設定が重要
【一定時間で完結する「スコープ」設定が重要】
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 10 / 20
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
成功するハッカソン
負荷が偏らない - タスクリストを作りメンバが取り合う
【前向きで生産的で全員が貢献するチーム】
・一人がプログラム、あとはパワポ作り、はプログラマがストレス
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 11 / 20
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
IoT の難しさ
フォアグラウンドでデータ取り続ける
- 端末側がブラウザだと難しい
【IoT の難しさ】
・端末側を Unity にしたりすると、今度はサーバとの通信の難度ががあがる
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 12 / 20
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
支援リソース
a. デザイナが足りない
b. デバイス、開発環境も支援プログラマ必要
【支援リソース; メンター】
Hackcamp がデザイナを準備UX メンターも動員
某キャリアの未踏クリエータが支援
・主催 SI 会社の社員も 20 人近く動員(参加者含む)・主催 SI 会社は 100 万円は使っている雰囲気(推定)
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 13 / 20
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
現場通信環境の確保
50 人もいるとWiFi 混む
- 外部とのビデオ接続などに支障
【帯域利用】
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 14 / 20
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
関係者以外でハッカソンへ来る人
プログラミングスキルを磨きたい
就業機会を拡大したい
【ハッカソン参加者の動機】
スポンサー提供の装置、環境
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 15 / 20
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
関係者以外でハッカソンへ来る人
プログラミングスキルを磨きたい
就業機会を拡大したい
【ハッカソン参加者の動機】
スポンサー提供の装置、環境
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 16 / 20
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
ハッカソンの主催者の目的
企業イメージ(間接人材確保)
問題解決(サービス発見)
製品販促:ハード、ソフト環境
【ハッカソンの主催者の 3 つのタイプ】
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 17 / 20
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
ハッカソンの評価基準例
新規性 着眼性 効果性 革新性 実用性
【ハッカソンの評価基準例】
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 18 / 20
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
ハッカソンの越えるべき壁
マーケティングより作る楽しさ
運用の優先度低い
目標共有の難しさ
【ハッカソンの越えるべき壁】
低リテラシ環境へのハイテク導入電池の持ち、設定管理
適当に石を投げて飛ぶ鳥に命中はない
- トライしなければ成功はないのも事実
【ハッカソンのチャレンジ: 成功率は低いがやる意義はある】
・きちんと考える人なら学ぶことは多い
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 19 / 20
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
...
.
ハッカソン・プレゼンの方向性
問題設定(マーケティング)
出来た物、作り方、実装で見えた課題
実装で今後何が実証できるか
【ハッカソンプレゼンの方向性は 3 つある】
・他に「チーム作業の楽しさ」…
山上俊彦 (ACCESS Confidential) オープンイノベーション: ハッカソンから学ぶこと 2016/03 20 / 20