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平成 29・30・令和元年度 熊毛地区研究協力校(特別支援教育) 授業のユニバーサルデザイン化を目指して~国語科授業を中心に~ 令和元年 10 月 29 日(火) 南種子町立中平小学校 本校が捉える「授業のユニバーサルデザイン化」とは・・・(平成 26 年度からの継続研究) ユニバーサルデザインについては,文部科学省の中央教育審議会初等中等教育分科会において取りま とめられた「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(平 成 24年 7月,抜粋)」で,「バリアフリーは,障害によりもたらせるバリア(障壁)に対処するとの考え 方であるのに対し,ユニバーサルデザインはあらかじめ,障害の有無,年齢,性別,人権等にかかわら ず多様な人々が利用しやすいよう都市や生活環境をデザインする考え方」と報告されている。 このことから,学校現場におけるユニバーサルデザインも, 「特別な誰か」のためではなく,多様なニ ーズをもった子供たちにとって,あらかじめ学びやすいようにデザインされたものであると捉える。して,施設や設備といったハード面だけでなく,指導する内容や方法,子供一人一人の実態把握,校内 の支援体制の整備など,ソフト面の工夫も含まれると考えた。そこで,本校では,「授業のユニバーサル デザイン化」を次のようにとらえた。 授業のユニバーサルデザイン化 特別支援教育 〔授業のユニバーサルデザイン化〕 より多くの子供が 「できる」「分かる」喜びを味わうことができる授業 より多くの子供に合う環境 一人一人の実態に合った 適切な指導・支援

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Page 1: 研究紀要 - さくらのレンタルサーバchuhei.sakura.ne.jp/kennkyuushi/h31-kiyou.pdf · Ⅳ 研究の内容 仮説を検証するために,以下の2つの柱で研究を進めていくことにした。

平成 29・30・令和元年度 熊毛地区研究協力校(特別支援教育)

研 究 紀 要 授業のユニバーサルデザイン化を目指してⅡ

~国語科授業を中心に~

令和元年 10月 29日(火) 南種子町立中平小学校

本校が捉える「授業のユニバーサルデザイン化」とは・・・(平成 26年度からの継続研究)

ユニバーサルデザインについては,文部科学省の中央教育審議会初等中等教育分科会において取りま

とめられた「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(平

成 24年 7月,抜粋)」で,「バリアフリーは,障害によりもたらせるバリア(障壁)に対処するとの考え

方であるのに対し,ユニバーサルデザインはあらかじめ,障害の有無,年齢,性別,人権等にかかわら

ず多様な人々が利用しやすいよう都市や生活環境をデザインする考え方」と報告されている。

このことから,学校現場におけるユニバーサルデザインも,「特別な誰か」のためではなく,多様なニ

ーズをもった子供たちにとって,あらかじめ学びやすいようにデザインされたものであると捉える。そ

して,施設や設備といったハード面だけでなく,指導する内容や方法,子供一人一人の実態把握,校内

の支援体制の整備など,ソフト面の工夫も含まれると考えた。そこで,本校では,「授業のユニバーサル

デザイン化」を次のようにとらえた。

授業のユニバーサルデザイン化

特別支援教育

〔授業のユニバーサルデザイン化〕

より多くの子供が 「できる」「分かる」喜びを味わうことができる授業

より多くの子供に合う環境 一人一人の実態に合った 適切な指導・支援

Page 2: 研究紀要 - さくらのレンタルサーバchuhei.sakura.ne.jp/kennkyuushi/h31-kiyou.pdf · Ⅳ 研究の内容 仮説を検証するために,以下の2つの柱で研究を進めていくことにした。

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Ⅰ 研究主題

Ⅱ 主題設定の理由

1 これまでの研究から

本校では,平成 26 年度からの3年間「授業のユニバーサルデザイン化(以下,UD化)を目指

して~算数科の授業を中心とした実践~」をテーマに研究を進めてきた。研究では,「みんなでつ

くる」の共通認識のもと,学習指導,実態把握,環境構成の三つの柱で指導方法の改善を図ったこ

とにより,児童一人一人に学習意欲の高まり,学習内容(算数科)の定着,自己肯定感の高まりが

見られるなどの成果が得られた。一方で,以下のような課題が明確になり,継続的な更なる研究実

践の必要性が高まった。

2 「主体的・対話的で深い学び」の取組の重要性から

新学習指導要領では,「主体的・対話的で深い学び」の視点から,「見通しをもって,粘り

強く取り組む力がつく授業」,「周りの人たちと共に考え,学び,新しい発見や豊かな発想が

生まれる授業」,「自分の学びを振り返り,次の学びや生活に生かす力を育む授業」への授業

改善が求められている。本校においても現在の学びの中心テーマと関連する課題がみられ,「話

す」「聞く」「書く」「読む」などの言語活動の充実を図る中で,UD化の視点から,「主体

的に授業に臨むための手立て」や,「自分の考えを持ち対話を深めていく手立て」,更には,

「学びを深めていく手立て」などの授業改善を図る必要があると考えた。

3 「学級づくり」の重要性から

自分の考えを素直に表現し,自分の考えを深めさせるためには,学級の雰囲気が支持的・共

感的人間関係に支えられていることが大切である。ユニバーサルデザインのソフト面の視点で

ある「安心感」「認め合う関係づくり」等の関わりは,授業を支える基盤づくりにつながって

いくものと考える。また,学級づくりは,学校教育目標の目指す子供像(豊かなコミュニケシ

ョン能力を備えた子供,思いやりの心をもって友達と仲良くし,互いのよさや違いを認め合う

子供など)に自ずと向かっていく必要がある。UD化を進めるにあたっては,これらを踏まえ,

学級づくりの充実を更に図っていく必要性があると考えた。

上記1~3を踏まえ三つの視点から,更に研究実践を深めていきたい。

以上のことから,以下の3つの観点から,更に研究実践を深めていきたい。

Ⅲ 研究の仮説

◆ 全児童に研究成果を還元できない現状がある。

◆ 意見を交わしながら,自分の考えを深める力が弱い。

◆ 算数科以外の教科の定着が不十分である。

授業のユニバーサルデザイン化を目指してⅡ

~ 国語科授業を中心に ~

【仮説1】 ユニバーサルデザインの視点を取り入れた学級づくり,授業づくりを充実させることで,児童一人一人が「できる」「分かる」を実感し,共に学び合い,高め合うことができるのではないか。

【仮説2】 国語科における言語活動を充実させることで,主体的に課題を解決するための思考力・判断力・表現力を高めることができるのではないか。

○ 3年間の研究成果を引き継ぎ「授業のユニバーサルデザイン化」を継続研究し,その基盤

となる「学級づくり」の充実を図っていきたい。

◯ 「話す」「聞く」「書く」「読む」などの言語活動に深まりを持たせ,児童一人一人の思考力・

判断力・表現力をより一層高めていきたい。

○ 言語活動の充実を図る観点から,すべての教科の中核となる国語科を中心に研究を進め,

算数科以外の教科でも学力向上を図っていきたい。

Page 3: 研究紀要 - さくらのレンタルサーバchuhei.sakura.ne.jp/kennkyuushi/h31-kiyou.pdf · Ⅳ 研究の内容 仮説を検証するために,以下の2つの柱で研究を進めていくことにした。

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Ⅳ 研究の内容

仮説を検証するために,以下の2つの柱で研究を進めていくことにした。 Ⅴ 研究の実際 1 実践の立場 (1) 研究組織

本校では,特別支援教育班と国語科教育班の 2 つの班で研究を推進してきた。 研究は全員で取り組むことを大切にし,代表授業や相互授業参観(一人一研)など,授業を通した実践を中心に進めてきた。

(2) 各班の活動 各班の取組内容については以下の通りである。

2 実践内容 (1) 授業のUD化の基盤(学級づくり)

学級づくりでは,以下の点を明らかにして,共通理解を図ってきた。 ア 安心できる・居場所のある学級

授業のUD化の基盤(学級づくり) 授業のUD化の要件(授業づくり)

期待される効果

学級づくりは,授業のユニバーサルデザイン化を支える基盤となる。安心して過ごせる学級,互いのよさや違いを認め合う学級をつくっていくことで,学習効果を更に高めることができる。

授業づくりは,子供一人一人に「できる」「分かる」喜びを味わわせる根幹である。より子供の側に立った国語科の言語活動を充実させることで,思考力・判断力・表現力を高め,学習内容を確実に身に付けさせることができる。

具体的な取組

◆ 安心できる・居場所のある学級 ◆ 整理された環境 ◆ 明確なルール (生活のルール・学習のルール)

◆ 授業構成の工夫 ◆ 情報伝達の工夫 ◆ 一人一人の学びへの対応 ◆ 学びの日常化

【特別支援教育班】…UD 化の方向性の明確化と児童の実態の把握や支援の在り方の研究や環境整備

UD 化の方向性の明確化 ・UD化の基本的理念や方向性,具体的取組の検討 校内の環境の整備 ・関心・意欲を高める環境の整備

・教室環境の整備 ・「チーム中平」としての支援体制

児童の実態把握 ・実態調査の実施と集計 特別な支援を必要とする児童への手立て

・児童一人一人の実態やニーズに応じた支援の在り方

【国語科教育班】…国語科の理論を中心とした研究 学習過程の構築 ・国語科の UD化を図る学習過程

単元計画の構想 ・学習内容を深める単元計画の構想の仕方

学び合いを深める取組 ・学び合いを深めるための手立ての検討 系統性 ・各領域や単元の学年によるつながり

学級づくり・授業づくり

ユニバーサルデザイン化

全体会 代表授業

相互授業参観

国語科教育班

特別支援教育班 研究推進委員会

【学級づくりの視点】 4つの「学級づくりの視点」を全学級で共有

し学級経営を進めていくことが大切だと考えた。

一人一人を大切にする,お互いがお互いを思い

やる・認め合う,安心でき,居場所がある学級

が,授業のユニバーサルデザイン化の基盤とな

ると考え,全学級で実践を深めた。

◆ 所属感がある ◆ 分からないと言える ◆ 全員が活躍できる ◆ 一人一人の違いを

認め合える

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イ 整理された環境

ウ 明確なルール(形をそろえ,心をそろえる経験の積み重ね)

(2) 授業のUD化の要件(授業づくり)

ア 授業構成の工夫

〈学習の流れのルーティーン化(一単元)〉

〈学習の焦点化(一単位時間)〉

学習内容を一つに絞るなど,学習内容や学習方法の焦点化を図るために,「めあて」や「学

習の流れ」を毎時間提示した。

【黒板周りの整理】 黒板の周りの情報量を制限し,授業に集中しやすい環境を整えた。

【机上の整理】 用具の置き方を示し,机上の整理ができる環境を整えた。

【掲示物の整理】 掲示物の場所を統一し,必要な情報を得やすい環境を整えた。

【道具の整理】 机の横にかけたり,鞄棚に置いたりするものを統一し,何をどこに置いたらよいか分かる環境を整えた。

〈学習の構造化〉(組み立て)

叙述に即して読み取ったこと

を動作化することで,叙述を視

覚化して読みの共有化を図らせ

た。このほかにも,ユニット化や作

業化などを行わせることで,集中

力の持続を目指した。

〈共有化〉

ペア,グループ,全体での話合いなど,それぞれの学び合いのよさを踏まえた上で,子供同士で表現し合う場を設定し,それぞれの考えのよさを共有させた。話合いにおいては,「学び合いの話型」を活用させた。

〈振り返り〉 自分のよさやがんばり

を実感させるために,毎

時間,振り返りシート(関

心・意欲,知識・技能,

思考・判断・表現)を活

用して本時の振り返りを

させた。

【学習のルール】

南種子町基本的学習習

慣系統表(学級版)を重点

化した「授業のきまり7」

の定着を行った。

(次の時間の授業準備,1

分前着席,道具の置き方,

返事 ほか)

【生活のルール】

【給食当番の仕方】 配膳の仕方(当番が配る)を統一する。

【 座 席 配 置 】 席替えの自由度を押さえ,担任があらゆる要素を統合して判断する。

【掃除の手順】 掃除の手順や,道具・ぞうきんの並べ方を掲示,指導する。

【くつの並べ方】 正しい並べ方(つま先が奥,かかとが手前で靴箱のふちにそろえる)を掲示,指導する。

【教室移動の仕方】 担任が特別教室まで責任をも って誘導する。

「つかむ・見通す」では,児童が意欲をもって取り組めるような言語活動を設定し,単元の見通しをもたせる。

「調べる・深める」では,目的をもって教材文を読む学習活動をすることで,自分の表現に生かせる材料を増やすことができる。

「振り返る・生かす」では,教材文を生かした学習活動をすることで,自分の表現に,教材文で学んだことを生かすことができる。

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〈視覚化〉(視覚的情報の掲示)

イ 情報伝達の工夫

ウ 一人一人の学びへの対応

エ 学びの日常化

〈スピーチタイムの設定〉

テーマに沿って説明したり,自分の考えを述べたり,話し手に質問したりする活動を通して,「話す」「聞く」力の基礎を身に付けさせた。(朝活動)

〈国語コーナーの設置〉

子供たちの国語への興味・関心を高めるために,国語コーナーを設置し,詩や県作文,読書郵便などの作品を常掲した。

〈言葉のたから箱の活用〉

2年以上の教科書の巻末にある「言葉のたから箱」を常時活用させ,語彙力を高めてきた。また,担任は,全学年(2年以上)分のラミネート版を保管し,日頃の指導に生かしてきた。

〈家庭との連携〉

南種子町基本的学習習慣系統表(家庭版)の活用を重点目標にし,「おうちの人にサインをも

らう」「漢字や計算はまちがいがないか確認する」ことを継続的に取り組ませた。

〈自力で課題を解決できる支援〉

〈学び方の違いへの対応〉 子供のつまずきに応じて,具体物を操作させたり,視覚情報を与えたりした。

時間の量や経過を視覚的に

捉え,見通しをもって学習に

取り組むことができるように

全学級でタイマーを活用して

きた。

がりや関係を捉えさせた。

さし絵や写真,動作化や劇化

などで,情景や心情のイメージ

をそろえたり,図解化(図・表)

で段落どうしのつながりや関

係を捉えさせたりした。

読み取りの視点に沿って,自力解決ができるように,必要な情報だけを抜粋して学習内容の焦点化を図った。

課題解決につながる考え方やキーワードなどを示して,つまずきに対する支援を行った。

登場人物の心情の変化や文章の構造,内容を理解しやすくするためにセンテンスカードを活用した。

〈指示・発問・説明の工夫〉

「言葉を精選して,短く,分かり

やすく話をする」ことは「中平小の

教師の8つの心がけ」に位置付け,

子供の側に立った学習の指導を心が

けている。また,言葉の後に続く動

作や表情・掲示する見本など,非言

語指示の工夫も行っている。

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Ⅵ 研究の成果と課題 1 研究の成果

(1) 仮説Ⅰから(ユニバーサルデザインの視点を取り入れた学級づくり・授業づくり) ア 子供の意識調査から,国語科に 対する関心や「できる」「わかる」 の実感が高まり,表現を通した友 達との関わりに自信を深めてきて いることが分かる。子供の側に立 った学級づくり,授業づくりに全 校体制で取り組んだ成果といえる。

イ 研究授業や相互授業参観(一人 一研)を通して,研究に伴う共通実 践事項の自己評価,他者評価を定期的に

行ったことで,指導する側の意識の持続 化を図ることができた。チェックリスト 集計から,「授業のユニバーサルデザイン 化」を支える学級づくりが確実に推進さ れたといえる。

(2) 仮説Ⅱから(国語科の言語活動の充実) ア 各種学力調査等結果(CRT,鹿児島学 習定着度調査,全国学力・学習状況調査) から,国語科の学力は,過去3年間,全 国や県の通過率を徐々に上回るようになり,学力の定着が図られつつあるといえる。また,全国学力・学習状況調査のB問題(活用)と鹿児島学習定着度調査の思考・表現の 3 年間の推移を見ると,全国や県の通過率を上回ることが多く,思考力・判断力・表現力の面で成果が出ていることが分かる。

イ 普段の授業において,見通しをもって課題を解決し ようとする姿,自分の考えをしっかりもった上で,友 達に伝え合う姿など,主体的に学習に取り組む姿がこれまで以上にみられるようになった。また,学び合いの仕方も定着し,学習の深まりもみられた。

(3) ユニバーサルデザイン化の考え方・取組について 研究全体を通して,ユニバーサルデザイン化の基本的考

え方(安心感-落ち着いた環境-整理された情報-活動 の見通し-個への対応-学び合いの工夫)に基づく様々 な取組の成果がみられた。また,これらの成果は,現在 の学びの中心テーマ「主体的・対話的で深い学び」の三 つの要素を追究する上においても,重要な視点になるものと考えられる。

2 今後の課題

(1) ユニバーサルデザインの視点に基づく授業の日常化(研究成果の日常的実践)と学力向上に確実につながる手立ての工夫を更に追究したい。

(2) 安心できる居場所のある学級づくりを充実させ,対話的な学びを支える良好な人間関係の形成を更に進めていきたい。

研究を通して,「ユニバーサルデザイン化」という考え方に基づく学級づくり,授業づくりが推進され

た。これらの根底にあるのは「一人一人を大切にする心」であり,今後も「一人一人を受け止め,安心

感を育み,他者とともに学習や生活に意欲的に取り組む子供」を育てていきながら,「中平魂」を更に豊

かに発展させていきたい。… 研究に関わった多くの関係の皆様方に感謝を申し上げます。…

子供の意識調査(H30.5と R 元.5 との比較)(%)

評価項目 H30.5 R 元.5

国語の学習が好きである 65 77

学んだことが分かっている 72 89

自信がある 65 74

書いたり表現したりできる 53 70

意見を交換できる 63 76

相互授業参観チェックリスト集計(三段階評価)

評価項目 評価

授業のきまり7 2.7

国語の学び 2.8

8つの心がけ 2.8

教室環境等 2.9

鹿児島学習定着度調査(国語)

全体 基礎・基本 思考・表現

H28 年度 113 110 120

H29 年度 105 97 149

H30 年度 103 102 101

CRT(国語)の得点率の全国比の推移(全国 100)

1年 2年 3 年 4年 5 年 6 年

H28 年度 99 108 110 102 105 105

H29 年度 106 98 116 106 109 103

H30 年度 102 112 89 106 106 101

全国学力・学習状況調査(国語)

全体 基礎・基本 思考・表現

H29 年度 98 96 99

H30 年度 97 91 102

H31 年度 102 105 102

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