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(第三種郵便物認可)(5、15、25日発行) 大阪歯科保険医新聞(3) 2007年4月25日
電 話 06-6568-7731
ファクス 06-6568-0564協会行事案内 お申し込みは講習会へ参加ご希望の方は、必ず事前に協会
までお申し込み下さい。
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※協会行事などを本紙で報道するため、講習会などの写真で
個人が特定されることがありますが、趣旨をご理解の上、
ご了承ください。また、講習会でのビデオ撮影や録音はお
断りします。
※M&Dホールとは、医科・歯科両協会が協同組合会館5F
に共同で建てたホールの愛称です。
未入会者とは、協
会に加
入す
ること
ができ
る歯
科医師
です
日時6月
16日(土)午後2時集合
場所JR環状線「玉造」駅改札前
案内人西俣稔氏
会費300円(資料代)
コース
今も残る戦跡、玉造
↓京橋
↓鴫野を歩く
(天候・時間などにより変更あり)
懇親会
そば処「仙酔庵」(JR片町線「鴫野」駅
近く)
参加費5千円程度
「大阪ウォッチング
今も残る戦跡
玉造~
京橋~鴫野を歩く」
女性医師・歯科医師の会
日時6月
24日(日)午前9時
45分~午後4時
内容午前接遇マナー講習
岩崎小百合氏(歯科臨床学術・学会部員)
午後
歯科助手編、歯科衛生士編に分かれて
受講
会場M&Dホールおよび保険医会館
定員120人(先着順)
会費会員院所スタッフ6千円(資料代含む)
※午前・午後通しての参加になります、昼食は各自
でご用意ください
※内容については後日、個別にご案内します
新人スタッフ総合講座
日時6月
10日(日)午前9時
30分~午後4時
会場
三井アーバンホテル大阪ベイタワー(地下鉄
中央線「弁天町」駅またはJR環状線「弁天
町」駅から徒歩3分)
定員200人
内容午前・分科会(午前9時
30分~
11時
30分)
午後・シンポジウム(午後1時~4時)
第3回日常診療経験交流会
日時5月
27日(日)午後0時
30分~2時
40分
会場
三井アーバンホテル大阪ベイタワー(地下鉄
中央線「弁天町」駅またはJR環状線「弁天
町」駅から徒歩3分)
定員200人
講師
大島清氏(京都大学名誉教授・生殖生理学専
攻、医学博士)
会費会員無料、未入会者1万円
※生涯研修カードをご持参ください
「豊かな脳を育てる食脳学」
第
48回定期総会・記念講演
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掲載は協会会員に限り
ます。詳細の確認や条件
などの交渉は当事者間で。
物案
件内
183
聖徳太子の墓を守護するために建立された叡福寺
聖徳太子ゆかりの地
れから走る方向」をテー
マに歯科医院が今後進む
べき方向について話し
た。吉永氏は、現在の日
本の保険診療の仕組みは
非常に問題が多く、もは
や崩壊していると言って
も過言ではないとし、①
診療単価は100円均一
ショップ並みである②特
に根管治療では歯科医師
の労働時間で換
算すると
労働
基準
法以下の
賃金に
なる
――
ことを
指摘。現
状では診療の
質が
低下す
るのは
当然であり、歯科
医師としてのプ
ライドを
保てる
レベルにはないと
述べた。また、一度崩壊
した
制度を
再構
築する
こ
協会の
東西
南地
区は
8
日、保険医会館で
総会を
開き
17人が参加した。
活
動のまと
め・方
針、会
計
報告と
予算案を
承認し、
地区
役員と
評議員を
選出
した。地
区責
任者に中
村
誠之氏を
再任し、
06年9
月からスター
トした医科
協会・中央地
域懇
談会と
の「
連携
交流会」による
医療
機関マップの
作成や
講習会の
開催、スタッフ
接遇講
座や地
元での
健康
教室・歯科
健診などの
取
り組みを進
める
ことを
確
認した。
記念講
演は、吉永
勉氏
(生野
区開
業)が「本
音
で語る
�今視る
こと・
こ
とは非常に
難しく時間も
要するた
め、崩壊に
至る
までに改
める
必要があ
り、
この
点で保険医
協会
の医療改
善運
動は
重要で
あると
強調した。
この
ほか、歯科医師が
技術向
上のた
め日
々研
鑽
する
ことや、
幅広く
書物
を読み医療
以外の
ことも
積極
的に学
ぶことなど、
医療人・
知識人としての
努力を
惜しまない
ことが
大切だとされた。吉永氏
は「
暗い話題ばかりの歯
科界だが、
ぜひ地に
足を
着けて歯科医療を
全うし
てほしい」と
締めくくっ
た。
(中央区・宇治田竜一)
今、
石室の
解体で
注目
を集
めている
高松
塚が、
奈良
県の
明日
香村にある
ことは
誰もがご
存じのは
ずである。しかし、アス
カが大阪にもある
ことに
気づか
ぬ方もおられるか
もしれない。
河内の
飛鳥の
ことを近
つ飛
鳥といい、
東は
二上
山、
北は大
和川、西は
石
川、
南は
河内
飛鳥
川に
囲
まれた地
域だそ
うだ。5
世紀から
7世
紀、多くの
渡来人が
この地に
定着し
大陸の
文化を
伝えた。ア
スカとは、
古代
朝鮮
語の
安宿(アス
ク)が
転化し
たものだともい
われる。
何年か前に
府立近つ
飛
鳥博
物館の
開設の
ニュー
スを
耳にしていたので、
見学を
思い
立った。地
図
厚な
構えの
古い
家並みが
見事である。
少し
疲れた
頃、
孝徳天
皇が
葬られている大阪
磯
長陵(おおさかのしなが
のみささ
ぎ)を
発見した。
山の一
角を
切り
取った小
二上
山は
古事
記や日本
書紀に
幾多の
ロマンや
悲
劇で
語られる
山だが、
考
古学では
全国に
供給され
たサ
ヌカイ
ト石
器の生
産
でも
有名だ。今も各所で
金剛
砂を
採掘、研
磨材を
生産しているよ
うだ。
町に
戻って
聖徳
太子
陵
墓のある
叡福
寺を
訪れ
石室の
墓所を造ったが、
翌年生
母間人(はし
ひと)
皇后が
死去したので、ま
ず奥に
葬り、更に
次の
年
太子と
妃膳手
姫(かし
わ
でひ
め)が
同時に
死去し
て手前に並べて
葬られた
とされている。時の
推古
女帝が
太子
追福のた
め陵
墓の
南西に
創造さ
せたの
た。
祭神は百
済の
混伎
(コン
キ)とあった。だ
らだら
坂を
上って町並み
に入る。近つ
飛鳥は、
実
は聖
徳太
子ゆかりの町、
太子町であった。
古代、
難波と大
和を
結んだ
有名
な竹内
街道に
沿って、
趣
のある
古道をたどると
重
円墳である。近くに
竹内
街道
歴史資料館があった
が、あいにく
休館日。
目
の前の
二上
山の中
腹にあ
る鹿
谷寺跡は
足が無理な
のであきら
めた。
る。先入
観で
何となく
法
隆寺の
裏山にある
横穴
式
古墳だと
思っていたが、
思い
違いであった。
寺伝
では
推古
28年、
太子自ら
が人
夫を
督励して
横穴
式
が当時の
起源であるとい
う。
寺は
南北
朝期と戦
国
末期、
織田
信長の
兵火で
全焼、
江戸
初期に
豊臣
秀
頼によって
再建されたそ
うだ。
太子
殿を
始め
金
堂、多
宝塔、
鐘楼、その
他多
数の
堂塔が
立ち並
ぶ、な
んとも大
層立
派な
お寺である。
貧乏人には、
聖徳
太子
とい
えばま
ずお札だが、
小学生から教
えられてき
たよ
うに
太子は
熱烈な
仏
教崇
拝者、
仏教学者で、
聡明
極まりない
有徳の人
とい
うイ
メージが
強い。
しかし
歴史の研
究者によ
れば、
太子
信仰に
覆われ
てか
えって
実像が
掴み
難
いのだそ
うだ。
厩戸(
うまやど)皇
子は
用明天
皇を
父に、
稲目の
孫を
母として生まれ、
蘇
我馬
子の
娘を
妃とした
完
全な
蘇我一
族だが、
当時
の複
雑な
政治環
境の中で
遂に大
王(天
皇)とはなら
なかった方のようである。
(つづく)
(新聞部・永田悦夫)
を見て近鉄
南大阪線「
上
ノ太
子」駅で
降りた。
花
曇りの
春の野
原は
実にの
どかで
静まりか
えってい
る。人通りも
ほと
んどな
い。
東の
正面に
二上
山が
間近く
見える。
ブドウ
畑
の大地の
上に
こぢ
んまり
とした
飛鳥
戸神
社があっ
東西南地区
医科との連携交流会など
の方針
歯科医院譲渡
【所在地】
泉佐野
市
【条
件等
】2
階テナン
ト
の1
階部分、
敷地
面積3
74・
48㎡、
店舗
面積1
26・
63㎡、
駐車
場6
台、
パノ
ラマ、
レン
トゲ
ン、
口腔内カ
メラ、
チェ
ア4
台設
置可
能(
配管
済
み)1
台は特診
室、現在
2台
設置、
レセ
コン、院
内L
AN
済み、その
他仕
器・
備品すべて
揃ってい
ます。
オール
モリタ
製
品、院内内
装ほ
ぼ新
品同
様です。即
開業可
能
【連
絡先
】協会
新聞部
記念講演「今視ること、これから走る方向」
++
日 常 診 療経験交流会を 語 る
冨本
昌之
協会理事・日常
診療経験交流会
実行委員
()
????
きる」となっており、医
科・歯科
共通のテーマと
して
最適である。
我われ
としても
身近なテーマで
あるので、大いに
議論が
盛り
上がると
思われる。
自分の歯で一生涯しっ
かり
噛んで食べる
ことを
楽し
めるよ
うに、
我われ
がどのよ
うに
頑張ってい
るか、医科の先生方に
知っていただく
チャンス
である。また、医療
制度
改善に向
けて
共に
運動し
ていく
うえで、医科と歯
科で意
思疎通を
図り、
互
いの
認識を
深めていく
こ
とは非常に
重要である。
医師・歯科医師が
共通
のテーマで
発表ができる
日常臨床
経験
交流会に、
ぜひとも多くの先生方に
ご参加いただき、そして
大いに
交流していただき
たいと思
う。
で、
我われは
全身
疾患と
歯科のかか
わり方に
関す
る講習会をよく
開いてい
る。しかし、歯科の方か
ら医科の方
への問題
提起
はあまり
活発ではない。
そのよ
うな状
況の中
で、今
年の日常診療
経験
交流会のテーマは「より
良く食べるはより
良く生
医科
・歯科
交流の
絶好の機会
我われが
毎日治療して
いる
口の中は
鏡を
使えば
誰でも
見る
ことができ、
理解してもらいやすいの
だが、医者には、あまり
歯科医師の仕
事に
関して
理解してもらっていない
ように
思う。
全身の中での
口腔を治
療しているとい
うこと
大阪
にも
ある
アス
カ
近近つつ飛飛鳥鳥①①