こども食堂支援レポート 縦 0415 · 第2回ミーティング 参加者...

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●支援期間  2018 年 10 月~ 2019 年 3 月 ●支援内容  別紙報告書をご覧ください。 ●支援総額  10 万円 2017 年 12 月にスタートしました、「しおじり1%プロジェクト」も皆様のおかげをもちまして第 1弾の支援事業が終了いたしました。 塩尻市を中心に希望団体を募集したところ。4 団体から応募があり、その中で塩尻市でこども 食堂を運営されている「ホットライン信州子ども食堂しおじり」を支援先に選定いたしました。 2018 年 10 月から支援に入りこの 3 月まで継続的に支援をさせて頂きました。その結果別紙のよ うな成果を得ることができました。ひとえに参加企業の皆様のご支援の賜物です。ありがとうご ざいました。 このプロジェクトは今後も継続し、地元の企業の皆様の力でより良い社会を作っていくための取 り組みですので、今後とも更なるご支援を賜りますようお願い申し上げます。 「しおじり1%プロジェクト」は 2019 年 3 月より 「信州1%プロジェクト」に 改称いたします。 有限会社 森川デンキ 株式会社 Tom's Green Field 笑亀酒造株式会社 信濃工機株式会社 中信興業株式会社 中信会館 信濃ワイン株式会社 ラ メゾン グルマンディーズ 古美術 山木屋 有限会社 クマガイ印刷 有限会社 木下商店 株式会社 オフィス P’dj 民宿 豊飯豊衣 / Big Raccoon ◎応募団体数  4 団体 支援員の人件費、デザイン料 印刷代等に使用しています。 運営費は、寄付金額の20%に設定していますが、今回は原資が少ないため 頂いておりません。 ◎採択団体   1 団体 特定非営利活動法人 NPO ホットライン信州こども食堂しおじり しおじり1%プロジェクト 一般社団法人 信州アルプス大学校 後援 塩尻市・塩尻市教育委員会 ●寄付金総額 210,204 円 ●第 1 弾・支援金額 10 万円 ●参加企業 12 社(2019 年 3 月現在) しおじり1%プロジェクト (2017 年 12 月~ 2019 年 3 月) 事業報告書 第 1 弾・支援事業

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Page 1: こども食堂支援レポート 縦 0415 · 第2回ミーティング 参加者 野口裕子さん(こども食堂しおじり代表) 吉國明夫(1%pj代表) 渡辺勉(エイブルデザイン・支援コーディネート)

●支援期間  2018 年 10 月~ 2019 年 3 月●支援内容  別紙報告書をご覧ください。●支援総額  10 万円

参加企業

 2017 年 12 月にスタートしました、「しおじり1%プロジェクト」も皆様のおかげをもちまして第1弾の支援事業が終了いたしました。 塩尻市を中心に希望団体を募集したところ。4 団体から応募があり、その中で塩尻市でこども食堂を運営されている「ホットライン信州子ども食堂しおじり」を支援先に選定いたしました。2018 年 10 月から支援に入りこの 3 月まで継続的に支援をさせて頂きました。その結果別紙のような成果を得ることができました。ひとえに参加企業の皆様のご支援の賜物です。ありがとうございました。 このプロジェクトは今後も継続し、地元の企業の皆様の力でより良い社会を作っていくための取り組みですので、今後とも更なるご支援を賜りますようお願い申し上げます。

「しおじり1%プロジェクト」は2019 年 3月より

「信州1%プロジェクト」に改称いたします。

有限会社 森川デンキ株式会社 Tom's Green Field笑亀酒造株式会社信濃工機株式会社中信興業株式会社 中信会館信濃ワイン株式会社ラ メゾン グルマンディーズ古美術 山木屋有限会社 クマガイ印刷有限会社 木下商店株式会社 オフィス P’dj民宿 豊飯豊衣 / Big Raccoon

◎応募団体数  4団体

支援員の人件費、デザイン料印刷代等に使用しています。

運営費は、寄付金額の20%に設定していますが、今回は原資が少ないため頂いておりません。

◎採択団体   1 団体 特定非営利活動法人

NPO ホットライン信州こども食堂しおじり

しおじり1%プロジェクト一般社団法人 信州アルプス大学校

後援 塩尻市・塩尻市教育委員会

●寄付金総額 210,204 円●第 1 弾・支援金額 10 万円●参加企業 12 社(2019 年 3 月現在)

しおじり1%プロジェクト(2017 年 12 月~ 2019 年 3月)

事業報告書第 1 弾・支援事業

Page 2: こども食堂支援レポート 縦 0415 · 第2回ミーティング 参加者 野口裕子さん(こども食堂しおじり代表) 吉國明夫(1%pj代表) 渡辺勉(エイブルデザイン・支援コーディネート)

しおじり1%プロジェクト第1弾助成

「NPOホットライン信州」信州こども食堂しおじり

支援事業報告

一般社団法人信州アルプス大学校「しおじり 1% プロジェクト」

株式会社 エイブルデザイン

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① 2018 年 9月14日(えんぱーく協働フリースペース)

情報収集・共有のための事前ミーティング●参加者野口裕子さん(こども食堂しおじり代表) 吉國明夫(1% pj 代表) 渡辺勉(エイブルデザイン・支援コーディネート)

③ 2018 年11月13日(えんぱーく協働フリースペース)

第 2 回ミーティング●参加者野口裕子さん(こども食堂しおじり代表) 吉國明夫(1% pj 代表) 渡辺勉(エイブルデザイン・支援コーディネート)

●ミーティング内容1. 第 1 回ミーティングの振り返り2. ネットワークのつくりかたの提案と検討3. 広報ツール「信州こども食堂しおじり」だより・ネーミング提案4.「信州こども食堂しおじり」だよりの構成検討

■支援事業過程 _1

② 2018 年10月29日(えんぱーく協働フリースペース)

第 1 回ミーティング●参加者野口裕子さん(こども食堂しおじり代表) 吉國明夫(1% pj 代表) 渡辺勉(エイブルデザイン・支援コーディネート)

●ミーティング内容現状の活動状況等の聞き取り1. こども食堂の実施内容とスタッフ・食材等の支援の内容2. 現在の課題と今後浮かび上がる課題の洗い出し3. 支援や課題解決活動のための可能性の懇談4.今後のために、こども食堂の目的の確認5. 支援の目的の共有6. 支援行動の優先順位

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広報ツール「信州こども食堂しおじり」だより・ネーミング提案(コミュニケーションキャッチフレーズ)

●PLAN_1good+come(ラッキーや幸せがやって来る)goo+come (ぐーとお腹(こころ)のすいた子どもたちがやって来る)→ goocome(グーコム)

●PLAN_2・ホットラインの hot・ほっとするね hotto surune・あたたかい・やさしい音 hot tone→ hotto-ne(ほっとね)

●PLAN_3・山盛り yamamori・元気もりもり genki mori-mori→ mori-mori(モリモリ)

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④ 2018 年12 月11日(えんぱーく協働フリースペース)

第 3 回ミーティング●参加者野口裕子さん(こども食堂しおじり代表) 吉國明夫(1% pj 代表) 渡辺勉(エイブルデザイン・支援コーディネート)

●ミーティング内容1. 第 2 回ミーティングの振り返り2. 広報ツール「信州こども食堂しおじり」だより・ネーミング決定3.「信州こども食堂しおじり」だよりのデザイン 事前に野口さんデザインを検討・修正案を制作。野口さんと一緒にデザインの方向性を 実作業しながら詰める。デザインの方向性が出来上がる。

⑤ 2018 年12 月27日(えんぱーく協働フリースペース)

第 4 回ミーティング●参加者野口裕子さん(こども食堂しおじり代表) 吉國明夫(1% pj 代表) 渡辺勉(エイブルデザイン・支援コーディネート)

●ミーティング内容1. 第 3 回ミーティングの振り返り2.今後の成果目標検討 3 月のこども食堂に合わせて、ボランティアスタッフ募集につながるイベント開催の検討 (こども食堂参観日)。チームほっとね結成を目指す。

⑥ 2019 年1月25日(えんぱーく協働フリースペース)

第 5 回ミーティング●参加者野口裕子さん(こども食堂しおじり代表) 吉國明夫(1% pj 代表) 渡辺勉(エイブルデザイン・支援コーディネート)

●ミーティング内容1. こども食堂だより「ほっとね」の制作指導 イラストレーターを使った「ほっとね」の制作疑問点等を一緒にパソコンに向かって練習。2. こども食堂参観日の開催決定 3 月13 日のこども食堂に合わせて、ボランティアスタッフ募集につながるイベント 「こども食堂参観日」を開催することを決定。内容提案を検討。

■支援事業過程 _2

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困っているこどもを助けようとする活動は、こどもと大人、こどもと社会をつなげる取り組みであると感じたので、文字と文字をつなげて、その活動を表現いたしました。パステルカラーの円で、ほっとするあたたかい食事をイメージしています。

A

信州こども食堂_情報媒体「hotto -ne ほっとね」_ロゴ案

製作意図

B

信州こども食堂_情報媒体「hotto -ne ほっとね」_ロゴ案

ごはんを食べてこどもたちに元気になってもらいたいという思いを、カラフルなカラーで表しました。フォークやスプーン、お皿をロゴの中で表現し、ごはんのイメージを瞬間的に伝わるようにしました。

製作意図

信州こども食堂しおじり通信

C

信州こども食堂_情報媒体「hotto -ne ほっとね」_ロゴ案

丸みのある太いフォントでやさしい雰囲気にしました。ポイントに赤丸を入れ、おにぎり(ごはん)のイメージを持てるようにしました。

製作意図

信州こども食堂しおじり通信

ロゴデザイン提案

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広報ツールフォーマット案

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チームほっとねteam

ほっとね

●調理をお手伝いしていただける方●食材を寄付・提供していただける方●記録写真を撮っていただける方●子どもたちと一緒に遊んでくれる方●子どもたちにものづくりを教えていただける方●子どもたちの宿題を見ていただける方などなど、ご自分の得意分野の力をぜひ発揮して、

いっしょに子どもたちの未来づくりに貢献していただけませんか。

ご興味のある方は、お気軽に電話でお問い合わせください。

TEL 090-9357-3143(野口)

こども食堂しおじりのボランティア&応援者チーム「チームほっとね」メンバー募集

コミュニケーションロゴ(ブランド)を作成。情報フライヤーの名前、ボランティアチームの名前等に使用。

メンバーは登録制です。こども食堂開催情報をお送りします。参加できる時にお手伝いください。食材を提供していただける方も、ぜひご登録いただき可能なときにご提供をよろしくお願いいたします。

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④ 2019 年 2 月14日(えんぱーく協働フリースペース)

第 6 回ミーティング●参加者野口裕子さん(こども食堂しおじり代表)吉國明夫(1% pj 代表) 渡辺勉(エイブルデザイン・支援コーディネート)

●ミーティング内容1. こども食堂しおじり「参観日」内容確認 3 月13 日のこども食堂に合わせ、ボランティアスタッフ募集につながるイベントとして開催の 「こども食堂参観日」のフライヤーデザインの内容を最終検討。 2 月 20 日デザイン完成を目指しフライヤー制作を進行する。(印刷納品は 2 月中)

⑤ 2019 年 3月13日(塩尻市片丘公民館)

こども食堂しおじり

「こども食堂参観日」●参加者野口裕子さん(こども食堂しおじり代表)吉國明夫(1% pj 代表)渡辺勉(エイブルデザイン・支援コーディネート)他、ボランティアスタッフ+参観者 4 名★参加児童・生徒 12 名

★プレス取材:信濃毎日新聞、市民タイムス

他、ボランティアスタッフ+参観者 4 名

■支援事業過程 _3

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2019_0314_ 信濃毎日新聞

2019_0315_ 市民タイムス

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1. こども食堂しおじりの自立持続運営のためにするべきことの確認と 方策についての意見交換

2. コミュニケーションキャッチフレーズ(ネーミング)Hotto-ne(ほっとね)の 提案とロゴデザイン

3. 広報用 A4 フライヤーデザインフォーマットづくりと制作勉強会

4. ボランティアメンバー募集のための登録制のしくみ 「チームほっとね」によるアピール

5.「チームほっとね」メンバー募集と子ども食堂の認知度向上のためのイベント 『こども食堂参観日』開催プランおよび告知用 A4 フライヤー作成 ※信州アルプス大学の学生約 400 名のメーリングリストに情報提供

■実施内容まとめ

1. こども食堂しおじりの認知度向上への貢献

2. ボランティアメンバー候補の確保

3. コミュニケーションネットワークの広がり(信州アルプス大学、シニア大学、モモの会)

■成果について

助成金での支援事業は終了しますが、こども食堂参観日、チームほっとねの継続のための

支援をプロボノにて継続予定。

また、信州アルプス大学の提携飲食店(学食)とのコラボプロジェクトの実現を目指す。

(双方のメリット創出できるプラン)

■今後について

Page 15: こども食堂支援レポート 縦 0415 · 第2回ミーティング 参加者 野口裕子さん(こども食堂しおじり代表) 吉國明夫(1%pj代表) 渡辺勉(エイブルデザイン・支援コーディネート)

「ステップアップからステージアップへの一歩」

しおじり1%プロジェクト成果報告

NPOホットライン信州しおじり 野口裕子

 平成30年度 当団体がしおじり1%プロジェクトの第1号として助成を受けることができました。まず初

めにご尽力いただきました関係者の皆様・ご担当いただきました吉國様、エイブルデザインの渡辺様に心よ

り御礼申し上げます。

 当団体のこども食堂についての活動は、市内において平成28年度より3年間で58回開催をいたしました。

当初は参加者が数人の回もあり、市内にどのように「知ってもらうか」ということが大きな課題でありました。

また、ボランティアスタッフも、当日の運営に限定され活動そのものに関わる部分はほとんどなく、ほぼ個人

での運営となっていました。

  この度1%プロジェクトにて、フライヤーの制作・活動の内容を伝える通信の制作に適切なアドバイスを

いただくことができました。弱小団体としてはプロの方に関わっていただけるというまたとない幸運の機会

であり、また「チーム」として活動していく契機ともなりました。活動も3年目を迎え、プロジェクト形式で

の運営に移行しなければならない時期に来ていたのですが、踏切れないでいたところを絶妙なタイミングで

背中を押していただきました。また、こども食堂の意義や役割につきましても、これまで関心がなかったり、

興味はあってもどう関わっていいかわからなかったという方々に知っていただく機会が増えたことは大きなス

テップアップでありました。

 こども食堂しおじりも3年目を終え、節目となった今、1%プロジェクトのご支援をいただいたことで得ら

れたステップアップを、活動の新たなステージアップにつなげ、より充実させていきたいと思います。この度

は本当にありがとうございました。

■支援団体からの報告