windows 8 cp 速攻レビュー

107
Windows 8 CP 速攻レビュー 株式会社システムフレンド 西村誠

Upload: makoto-nishimura

Post on 26-Jan-2015

113 views

Category:

Documents


2 download

DESCRIPTION

 

TRANSCRIPT

Windows 8 CP 速攻レビュー

株式会社システムフレンド

西村誠

自己紹介

株式会社システムフレンド

西村誠

ブログ:眠るシーラカンスと水底のプログラマー

自己紹介の続きはWebで!!

今日は時間がもったいないので自己紹介は

省略します

Menu

Windows8とは?

インストール

さわってみよう

メトロ開発入門

Windows8とは?

2012年3月1日

Windows8 Consumer Preview公開!!

Windows8とは?

Consumer Preview

=消費者向けプレビュー

Windows8とは?

Developer Preview (開発者向けプレビュー) に続くバージョン Developer Previewは人柱的な色合いが強い Consumer Previewはかなり安定版と見ていいはず=リリースが近い

Windows8とは?

というわけで、今回は

Windows8の概要紹介と、

開発環境について簡単に紹介します。

前バージョンの7からかなり変貌するOSであることは確かです。

Windows8とは?

それではWindows8の世界に

触れてみましょう

さぁ、まずは新しいスタート画面を

ご紹介!!

???

Windows8とは?

いいよね・・・もうWindow(窓)sじゃなくてもいいよね・・・

大きなWindowsPhoneみーつけた

タブレットに寄りすぎじゃない?

最初は戸惑い、マイナスのイメージを持ちやすい変貌ぶりです

Windows8とは?

まずは落ち着いて

「Windowsキー」を押しましょう

はい、いつものWindowsの画面です・・・

Windows8とは?

いつもの???

Windows8とは?

いつもの???

画面下部・・・

Windows8とは?

いつもの???

スタートボタンないじゃん!!!

←いつもの

↑新しいの

Windows8とは?

のっけから戸惑いの連続でしたが、

これからの40分

Windows8について一緒に考えてみましょう

第一印象から感じるWindows8ご乱心・・・

なわけではなく意図があってのOSのはずです

インストール

Windows8のConsumer Previewは

誰でもパソコンさえあればインストールできます。

インストール

・Windows7からのアップデート

・0からフルインストール

・仮想環境にインストール

・VHDブート

インストール

Windows8のインストーラーを

取得する

ISO形式

インストーラー

http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-8/consumer-preview

インストール

今回はISO形式を選択

VirtualBoxならデフォルトでWindows8が選択できる!!

ただし重い・・・

ほかにもVMWareもあるよ(私のMacBook環境だとVMWareが安定しています)

インストール

今回はISO形式を選択

やはりフルインストールがおすすめ。

元のOSを維持したいならデュアルブートかVHDブート

デュアルブートを選択

ISOをDVDなどのメディアに焼きましょう

インストール

デュアルブート後もWin8のブートローダーから

古いOSを起動可能。

インストール おおっ金魚来た!!

ちょっとメトロ版

水泡とか背景がさりげなく8です

インストール

そういえばWindows7のbetaなどの壁紙も金魚でしたね

インストール

新しいロゴ!!

インストール

新しいロゴ!!

インストール

インストール

パスワードはISOをダウンロードしたページに書いてある

インストール

パスワードはISOをダウンロードしたページに書いてある

インストール

インストール

インストール

インストール

再起動を経て・・・

インストール

インストール

LiveID メールアドレスでログイン

インストール

インストール

インストール

インストール

はい、これでインストール完了です

時間にして20分から30分という感じでしょうか。

インストール

さわってみよう

最初に登場するこの画面が「スタート画面」

まさにタブレット向けの画面で、デスクトップではやはり操作し難いです。

デスクトップ用途ではあまり見なくなりました

さわってみよう

Windowキーで従来のWindowsに近い画面に

遷移します。

さわってみよう

ではスタートボタンがないのはどうなるのでしょう?

Windows8 Developer Previewが出た当初言われたのが、

終了方法がわからない!!

という叫びでした。

さわってみよう

≪終了方法

画面左したにマウスポインタを移動させると・・・

さわってみよう

≪終了方法

画面右端にバーが出現します

(Windowsキー+Cでも出せます。

慣れるとこちらを使うのが楽チン)

さわってみよう

≪終了方法

設定をクリックすると

さわってみよう

≪終了方法

このように画面端から

あらわれるようなUIを

チャームと呼びます。

チャームは「通常時はなるべく画面はコンテンツを表示するために使え」というメトロのコンセプトの表れの一つです。

あなたがMetroアプリを作るさいの参考にしましょうー

さわってみよう

≪LiveIDと紐づけ

LiveIDと紐づけされたアカウントなので、

たとえばそのLiveIDをfacebookなどに紐づけしてあると、

ログインした直後からfacebookが利用できます。

さわってみよう

≪LiveIDと紐づけ

SkyDriveでファイルをクラウド共有も簡単

WindowsPhoneがあると携帯で撮った画像がすぐに同期されて便利。

iCloudみたいですね

さわってみよう

≪アプリの終了のしかた

メトロアプリの終了はAlt+F4でもいいですが・・・

画面上部にマウスポインタをあてると、ハンドマークに変わります。

そのまま画面下部にドラッグしていくと・・・

さわってみよう

≪ショートカットキー

Windows8はチャームの概念に表わされるように、

隠れた部分から色々と出てくることがありますが、基本画面左右端なので、マウス+キーボード環境だとちょっと不便です。

タブレットを両手で持つ利用を想定して左右端にいろいろ配置してる

さわってみよう

≪ショートカットキー

チャームは先程のWindos+Cで呼び出し

Windows+Tabで左端からタスク切り替え可能

Alt+Tabも毎度おなじみのタスク切り替え

Windos+Fで検索(これが便利)

さわってみよう

≪ショートカットキー

Windows+Dですべてのウィンドウを最小化

Windows+Eで新しいウィンドウを開く

さわってみよう

≪IE10

メトロ版のIE10はプラグインをサポートしていません

FlashもPDFもあれもこれもできません

さわってみよう

≪Windows Defender

デフォルトでセキュリティソフトが入っています!!

独占禁止法とか気になりますが、便利には違いありません。

Securitey Essensialの簡易版らしい

さわってみよう

≪Windows To Go

USBなどの外付けデバイスにWindows8を

入れて持ち出せる

・32GB以上の容量

・USB2.0ではかなり重いらしい

さわってみよう

≪リボンUI

ウィンドウ上部のメニューがリボンUIに統一

普段は折りたたんでおけるので高さはそんなに気にならない

ようやくOSもリボンで統一ですね

さわってみよう

≪リボンUI

ウィンドウ上部のメニューがリボンUIに統一

普段は折りたたんでおけるので高さはそんなに気にならない

ようやくOSもリボンで統一ですね

さわってみよう ≪Altキーでショートカットインフォメーション

リボンUIのアプリなどでAltキーを押すと

ショートカットが表示される(BootCampの場合はoption)

これはOSというよりリボンの機能ですね

7などでもリボンのついたOfficeなどでは確認できます

さわってみよう

≪Windows+Qで検索フォーム起動

アプリの高速起動が可能!!

さわってみよう

≪文字入力が何気に便利

補完機能がついてます

さわってみよう

≪処理中の表示が統一

10個解凍で10個

ポップアップ表示とかが

なくなりました

さわってみよう ≪ Windows8の感想

デスクトップPCとして使っている感じでは、実はあまりWindows7と違和感ありません。

(思っているほどスタートボタンは表示しないし)

アプリの起動は検索からさくっと起動させるので楽チンです。

MetroはSkyDriveアプリを利用して画像をさっと共有したいときに使うぐらい。

タブレットOSとしてのレビューは今度!!

さわってみよう ≪ 気になるエディションは?

噂では8つのエディションがあるといわれている

Windows8ですが正式な情報はまだありません。

噂=レジストリの内容

タブレット版のARMエディションがあるのは間違い無いとは思いますが

メトロアプリ開発入門

それではWindows8用のMetroアプリ開発について

説明します!!

やっと本題という感じですが

メトロアプリ開発入門

Windows8のメトロスタイルアプリケーションを開発するには、

Windows8CP上にインストールされたVisualStudio11betaが必要です。

ここまでくるとパワフルなPCでない限り、仮想OSで厳しいのでデュアルブートか、VHDブートなどを利用することを推奨します。

メトロアプリ開発入門

メトロアプリ開発入門

メトロアプリ開発入門

Windows8のMetroスタイルアプリケーションは

大きく2つの開発スタイルに分類されます

XAML+C#(またはC++、VB)

HTML/CSS+JavaScript

メトロアプリ開発入門

Windows8のMetroスタイルアプリケーションは

大きく2つの開発スタイルに分類されます

OSのカーネルと各言語の

間にある

WinRT APIsが新しい

フレームワークです。

メトロアプリ開発入門

ちょっとWindows Phoneのプラットフォームを思い出してみましょう

Phone OS

.NET Framework

Silverlight or XNA

メトロアプリ開発入門

従来の.NET Frameworkに変わるのが

WinRTということを漠然と意識しておいてください

メトロアプリ開発入門

≪ 開発ツール

VisualStudio11 Beta + Blend for VisualStudio

VS+Blendという構成は健在です

メトロアプリ開発入門

≪ 開発ツール

http://www.microsoft.com/visualstudio/11/ja-jp

メトロアプリ開発入門

≪ 開発ツール

Visual Studio 11 beta

&

Blend for Visual Studio

メトロアプリ開発入門

≪ VisualStudio11beta

メトロアプリ開発入門

≪ VisualStudio11beta

コーディングに最適化されたソフト。

(ExpressionBlendはデザイン向け)

前バージョンの2010betaはよく落ちましたが、

こいつは今のところ無敗。

そういえば8もブルースクリーン

見てないなぁ。(MacBookをのぞく)

メトロアプリ開発入門

≪ Blend for VisualStudio

デザインに適したソフト。

メトロアプリ開発入門

≪ Blend for VisualStudio

コーディングはVisualStudio、

デザインを作りこみたいときはBlend

特にタイムラインを使ったアニメーションは

Blendでやらないととても無理です。

メトロアプリ開発入門

≪ 開発OSは?

VisualStudio11はWindows7などにもインストール可能ですが、メトロスタイルのアプリはWindows8でしか開発できません(現在)

デバッグはシミュレータと実際のWindows8上で起動することが可能。

メトロアプリ開発入門

≪ シミュレーター起動・・・といいながら実は・・・

メトロアプリ開発入門

≪ シミュレーター起動・・・といいながら実は・・・

実際の8にリモートデスクトップログインしているだけのような・・・・

メトロアプリ開発入門

≪ シミュレーター?

シミュレーターを起動したままOSをシャットダウンしようとすると

・・・

メトロアプリ開発入門

≪ Windows Phoneも8もメトロだよね?

というわけでWindows PhoneのアプリをWindows8に簡単に移植できるかというとNoです。

スキルがそのまま使えるかというと一部Noです。

表示側のコントロールXAMLは同様のものが多く、資産を生かせるのですが、C#コードはかなり変更が必要になります。

メトロアプリ開発入門

≪ 理由はWinRT

WinRTという新しいAPIにより既存のクラスで使えないものが多い。

今後の流れとしてWindowsPhoneとWindows8のMetro Style AppsはWinRTに統一されていく流れなんじゃないかと思うんですが、推測とか期待の域を出ていません。

WinRTもどこまで普及するかまだまだこれからのAPIなので

メトロアプリ開発入門

≪ 理由はWinRT

WinRTでは時間がかかるような処理はすべて非同期で処理するように修正。

この方向性はWindowsPhoneアプリでも共通のはず

WinRTについては私もまだまだ勉強中なので

方向性が見えてきたらまた別の機会にレポートします

メトロアプリ開発入門

≪ 画像の処理

/********************** Phone***************************/

var image = new BitmapImage();

Image UriSource = new Uri("/Assets/Images/0.PNG", UriKind.Relative);

/********************** 8 ***************************/

var image = new BitmapImage();

var uriFile = String.Format("ms-appx:///Assets/Images/{0}.PNG", i);

var uri = new Uri(uriFile);

ImageSource imagesrc = new BitmapImage(uri);

image= imagesrc;

メトロアプリ開発入門

≪ タイマー処理 /********************** Phone***************************/ Timer timer = new Timer(new TimerCallback(this._timerEvent), null, 0, 1 * 1000); this._timerEvent(null); /********************** 8***************************/ // タイマーの指定がTimerクラスが無いThreadPoolTimerクラスを使う PeriodicTimer = ThreadPoolTimer.CreatePeriodicTimer(new TimerElapsedHandler(PeriodicTimerCallback), TimeSpan.FromMilliseconds(500)); //UIスレッドにアクセスするためCoreWindowのDispacherを取得しておく SampleDispatcher = Window.Current.CoreWindow.Dispatcher;

メトロアプリ開発入門

≪ アプリケーションライフサイクル

触ったことのある人はわかると思いますが、

アプリケーションはフルスクリーンで表示されます

Side by Sideを利用すれば

同時に2つまで起動できますが一定の解像度以上のモニターなどの制限があります

メトロアプリ開発入門

≪ アプリケーションライフサイクル

起動中のアプリはほかのアプリが起動されることで、

サスペンド状態となる

サスペンド状態では限られた処理しかできなくなる

バックグラウンドでバリバリ動くイメージではない

サスペンド中のアプリはOSが制御するタイミングで

削除される

メトロアプリ開発入門

≪ アプリケーションライフサイクル

削除は本当にOS任せなので、アプリ側はサスペンドのタイミングで

終了処理をしておく

起動 Running サスペンド

再度起動される

削除

メトロアプリ開発入門

≪ リソース

アプリからファイルを選択させる場合にもSkyDriveやカメラ起動ができる。

この辺はWindows Phoneに近い。

メトロアプリ開発入門

≪ リソース

アプリからファイルを選択させる場合にもSkyDriveやカメラ起動ができる。

この辺はWindows Phoneに近い。

SkyDriveでのリソース選択はWindowsPhoneもバージョンアップで対応しそう

メトロアプリ開発入門

≪ マーケット

Windows8のメトロスタイルアプリはマーケットを通してのみ配布されます。

iPhoneやWindowsPhoneのマーケットのような感じですね。

Windows Phoneの場合に試用版はコードで書いていましたが、8の場合はマーケットで設定できるようになるとか?

あと、定期課金もサポートされるとか

メトロアプリ開発入門

≪ マーケット

そんなマーケットは近日公開予定で、

普通の開発者は利用できません。

(今後行われるWin8系のキャンプ=ハンズオン的なイベントでアカウントがもらえるとかもらえないとか・・・)

メトロアプリ開発入門

≪ Windows8の情報は?

以前にDeveloperPreviewが出たとき、

ユーザーがテスト可能になったのに

MSの人は箝口令をしかれていて

何も8について話せないという奇妙な状態なりました。

メトロアプリ開発入門

≪ Windows8の情報は?

実はまだそれが続いていて、

MSの人はあまり8について発信できていません。

唯一公式の8についてブログだけが日本語での情報を発信できています。

後は、開発者や利用者の発信が大事です。

メトロアプリ開発入門

≪ WDD

4月24,25日にWindows Developer Daysという大きなイベントが日本であります!!

メトロアプリ開発入門

≪ WDD

これを境に8の情報がどんどん出てくるんじゃないかと期待されていますので、

Windows8にいち早く触れたい方はぜひ参加のご検討を!!

メトロアプリ開発入門

≪ 広島でメトロアプリについて学びたい

同じメトロUIを使うWindows Phoneの開発勉強会を広島でやっていますよ!!

Windows Phone ハンズオン

月1か2で平日の夜やってますので、詳しい話は私西村までか、

FacebookのWindows Phone ハンズオン in 広島まで

メトロアプリ開発入門

≪ 広島でメトロアプリについて学びたい

同じくWindows Phoneの開発ハッカソンやるよ!!

当日一本のアプリを作れるようにする予定なので、

開発に興味がある方はぜひ!!

Windows Phoneハッカソンin広島 vol2 http://atnd.org/events/26570

メトロアプリ開発入門

≪ 広島でメトロアプリについて学びたい

ハッカソンをWindowsPhone端末をゲットする

ステップに役立ててください!! http://blogs.msdn.com/b/shintak/archive/2012/03/08/10279606.aspx

メトロアプリ開発入門

≪ 開発者にとってのMetro Style Apps

WinRTは新しい技術なのでアーリーアダプターになるチャンス!

スマフォとかタブレットに興味あるけどiPhone, Androidに乗り遅れたなぁというあなたはWindowsPhone&Windows8のメトロコンビですよ!!

メトロアプリ開発入門

≪ まとめ

メトロのUIが良くも悪くも印象的なWindows8ですが、

メトロはやはりタブレット向けUIだが、デスクトップ用途でメトロを触って不便を感じることはほぼない。

タブレットでの運用をしたことがないので、これはわからないがWindows Phone同様メトロはタッチに適したUIなのは間違い無い

メトロアプリ開発入門

≪ まとめ

Windows8がタブレット用のUIとデスクトップ用のUIを同時に備えるわけ

家では据え置きのPCのディスプレイ、

持ち出すとタブレットPCというようなパソコンが今後出るはず。

この辺はメーカーのアイデア次第だけど、

両方の側面があることを活かしたハードの登場が待たれますね

メトロアプリ開発入門

≪ まとめ

というわけで、

マイクロソフトの次期OS Windows8はいかがだったでしょうか?

使ってみるとあまり違和感がないとはいえ、

7からかなり変更が加わっていることは確かです。

そういう安全牌でないところが逆に楽しみなOSなので、

これからも追い続けていきたいと思います。

ご清聴ありがとうございました