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Page 1: 2001年 バリュークリエイト創設 2016年 デジタル・ブラン …KPI(経営指標) 中期計画 資本政策 フィードバック市場からの 市場価値とGapをクリアにするIR改善
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JUNE JUNE2020 20201 2Value Value

新たなチャレンジとして「人材紹介事業」をスタートしました。企業価値創造の源泉は『人』、つまり「人的資産」です 。個のモチベーション(ワクワクしていること)とスキルや成果(デキルこと)に視点をおいた新しい形の人材紹介にチャレンジします。

経営アドバイスをしていく過程で必ず最後は何かにアウトプットされます。それまでは外部の制作会社とコラボしていましたが、想いが伝わりきらないジレンマがありました。クリエイティブディレクターの岡部を迎え、制作事業を開始しました。

デジタルとコーポレート・ブランディングを重点領域として位置づけ、専門チームを発足すると同時にこの分野の採用を強化しました。現在は7名のチームで活動しています。

『企業の価値創造』をテーマに佐藤と三冨が経営アドバイス事業で創業しました。現在のロゴは2002年にnendoにデザインしていただきました。

2020年 人材紹介事業誕生

2009年 制作事業を開始

2016年 デジタル・ブランディングチームの発足2001年 バリュークリエイト創設

2021年で創業20周年を迎えるバリュークリエイトの過去を振り返りました。

20年までの歩み

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JUNE JUNE2020 20203 4Value Value

バリュークリエイトでは5つの事業を展開しています。上場企業の経営者層向けに提供される「アドバイス事業」、質の高いデザインと企画に定評がある「クリエイティブ事業」、長期の視点で企業をファイナンス面から応援する「投資事業」、世界中でバリュークリエイトのフレームワークや考え方を広める「海外事業」、2020年4月より本格的にスタートした「ワクワク」する仕事、夢中になれる環境で働く人を増やす「人材紹介事業」です。一見関連性が見えづらいこれらの事業・サービスですが、私たちの中では、「企業価値創造」という視点で一本の太い軸が通っています。経営アドバイスを提供している多くの会社は、アドバイスで終わってしまいます。多くの制作会社は、経営、投資家等の重要な視点を持ち合わせていません。多くの投資を商いとしている会社は、ファイナンスにしか専門性がありません。バリュークリエイトは、企業経営者が本来必要としているサービスを一貫して提供することが出来る、世界でも稀な会社です。

創業以来、「企業価値の創造」をテーマに情熱を傾け、 様々なサービスを提供してきたバリュークリエイト。日本発のビジョナリーカンパニーを応援することにワクワクしています。

様々な視点とサービスで価値を創造します。

企業の価値を

デザインする

私たちの使命は、企業の価値をデザインすること。

Value Create私達の挑戦

1アドバイス事業

事業領域

2クリエイティブ

事業

3投資事業

4海外事業

5人材紹介事業

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経営者・経営チームの方々との対話を中心に、企業価値創造についての考え方を提供します。経営について企業価値という軸で、外部の視点から問いかけをします。経営者が気づいていないこと、過大評価していること、過小評価していることなどを考えるお手伝いをします。たとえば次世代経営者の育成は、経営において大きな課題のひとつです。経営者・次世代経営チームとの対話や研修を通して、そのために取り組まなければならないことを見出していきます。私たちは、外部の視点を持つインサイダー(Outside insider)という位置付けですので、資本政策やM&A等、なかなか外部には相談できない経営の問題も共有させていただきます。

バリュートライアングルの短期、中期、長期の3つの価値を、3つの輪として考えると、「企業価値を創造する」とは、3つの輪が重なっている部分を意識し、実践することです。情熱、ビジョンから日常の行動まで、一貫性があることが大切です。

経営がうまくいっていると「好循環にある」、うまくいかなくなると「悪循環に入った」と言ったりします。企業価値が創造されていくのが「好循環」、企業価値が破壊されていくのが「悪循環」であれば、このような循環を5つの資産で考えることができます。価値創造には、組織資産→人的資産→物的資産→顧客資産→金融資産→組織資産→・・・という循環があります。顧客づくり(お客様がニコニコする)と人づくり(社員がイキイキする)と、そのベースにある組織づくり(組織にワクワクがある)がうまく回ると、お金が入ってくるというものです。すなわち、ワクワクして、イキイキして、ニコニコすると、お金が入ってくるという流れです。遠回りのようですが、それをやり続けることで自分たちの「強み」と「機会」がはっきりして、戦略が明確になるため、利益率が高くなり、売上が伸び、業界での地位が高まります。

「見えない資産」が会社を必ず強くする。

企業文化と戦略・日常の行動の一貫性

5つの資産TM

戦略

成果

3つの輪

共に考え、共に歩む。そうしなければ、コミットはできない。

出し惜しみは、しない。[ F o r Y o u r B e s t , W e D o O u r B e s t ]

(中期的な価値)

(短期的な価値)

(長期的な価値)

価値観・行動基準ビジョン情熱熱

戦略

成果

(中期的な価値)

(短期的な価値)日常の行動意思決定

バリュートライアングル

文化文化

(長期的な価値)

強み機会タイミング

(短期的な価値)

物的資産

組織資産

金融資産

顧客資産

人的資産

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市場評価から資本市場の会社に対する期待を考え、本質価値 と市場評価のギャップを埋めるためのアドバイスを行います。さらに、ビジョン・将来の方向性を資本市場のみならず、社員や顧客にいかに伝えていくかについて一緒に考えます。

私たちは、企業価値を次の2 つで定義しています。

本質価値:企業が将来生み出すキャッシュフロー(現金収入)の現在価値

市場価値:市場(株式市場)における企業価値(本質価値)の評価そして、企業価値の創造には、大きく、①「本質価値」と「市場価値」のギャップを埋める、②「本質価値」を高める、の2 つのステップがあります。①、②のいずれにおいても、IR の役割が大切です。

一般的には、IRの仕事を「投資家やアナリストの対応」と考えられていますが、私たちは「自社の企業価値を高める仕事」だと考えています。企業が本質価値(フェアバリュー)で評価されるように市場との関係を築く仕事です。また、市場の声を経営者にフィードバックするという大事な役割も担っています。私たちは、様々な局面で企業価値という視点から貴社をサポートしていきます。

投資家アナリスト

バリュークリエイトでは、企業価値創造の2つのステップにおいて、IRを通じた価値創造をお手伝いします。

IRは、自社の企業価値を高める仕事

IRの役割と私たちのサービス

の視点で、

IRを通じた価値創造

IRの失敗 IRの成功

IRを通じた価値創造

IRの役割①

IRの役割②

フィードバック&資本コスト低下

ギャップを埋める

市場の声をフィードバックすることなので、本質的な企業価値を高める

市場における評価(株価)と本質的な企業価値とのギャップを埋める

市場における評価(株価)

本質的な企業価値

価値創造のフレームワーク

価値創造の道筋を可視化

KPI(経営指標)

中期計画

資本政策

市場からの

フィードバック

市場価値とGapをクリアにするIR改善

Howを見直す

株主の質の改善

誰に・いつ・どのように

Whatを見直す

文脈を整理する

表現改善

本質価値と市場評価のGapをクリアにします。How(=投資家との対話の進め方)を見直します。

What(=投資家との対話の内容)を見直します。価値創造のフレームワークを作ります。

本質価値 本質価値

市場評価

市場評価

(株価)

(株価)

・実態以上の大きな山は必ず大きな谷を生む

・割安に放置されるとM&Aや投機的投資の対象となる

・M&A投機的投資の対象になるリスクが低減する

・投資家との信頼関係が築ける

企業価値

時間

企業のIRをデザインする。

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「デザイン」と聞くと、ファッションやプロダクト、広告等をイメージされると思いますが、私たちの唱える「デザイン」は、もっと広義な意味を持っています。見えなかったモノやコトを見える様にカタチにする。隠れていた本質を表面化させる。さらにそれらを様々な手法で価値に結び付けていく。そのことを私たちは「デザインする」と定義しています。広告やプロダクトのデザインもやりますが、ビジネスや戦略、そしてコミュニケーション全般をデザインしていきます。

各種ロゴアニュアルレポート統合レポート事業報告書(株主通信)株主総会動画IRサイト会社案内会社案内動画

コーポレートツール採用ツール各種広告製品カタログプロダクトデザインカンパニーソング

私たちは創業以来、財務諸表に載らない資産(見えない資産)が企業価値を高めていくことを提唱し、サービスを提供しています。「見えない資産」を高めるためには、まずは「見えない資産」を“見える化”することが重要です。バリュークリエイトは、様々な手法で企業の「見えない資産」を“見える化”させてきました。ステークホルダーにその企業“らしさ”を伝えるために、議論を重ね、企業のサービスや施設を実際に体感し、理解を深めた上で、アウトプットに結び付けていきます。

バリュークリエイトのクリエイティブチームは、元々広告の世界に身を置いているクリエイターです。広告のクオリティがベストであるということではありませんが、広告は、限られたスペースで印象付ける役割があり、その環境下で我々は表現力を鍛えられてきています。

バリュークリエイトでは、製品、プロセス、経営手腕においてイノベーションを起こし、これを土台として独自性がある戦略を実行し、その結果として業界において高い収益性を達成・維持している企業を表彰している「ポーター賞」運営をサポートしています。

私たちが考える “デザイン”財務諸表に載らない「見えない資産」が企業の価値を高めていく。

広告の表現力をIRやコーポレートツールの領域へ様々な手法で、本質を価値に結び付けていく マイケルポーター賞を応援しています!

制作ツール

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JUNE JUNE2020 202011 12Value Value

国内

コモンズ投信投資運用業

MATCHAインバウンドWebメディア

Virtusizeバーチャルフィンテックサービス

八面六臂食品EC事業

主なIPO実績

2009年3634 株式会社ソケッツ マザース上場

2013年2588 株式会社ウォーターダイレクト(当時) マザース上場

2016年3267 株式会社フィル・カンパニー マザーズ上場

海外

zakkajapan(オーストラリア)雑貨販売卸売業

上海満意多(中国)会計等コンサルティング事業

Touch Press(アイルランド)アプリ開発

モンゴリア(モンゴル)ファンド任意組合

決して大きな規模ではありませんが、私たちが出来る範囲で「投資」を事業としています。スタートアップの会社に投資をするエンジェル投資、経営にも関わっていく投資、公開企業への投資等、海外企業への投資等、目的と形態は様々ですが、その企業と同じ船に乗るという想いは共通です。

投資事業「投資」というカタチで、企業価値を創造する

イギリスと香港にリサーチパートナーを有しています。日本企業のさらなるグローバル化に伴い、「海外の特定の会社と事業提携したいのでリサーチしてほしい」、「アジアのある国で事業展開するが、その国の競合の状況を調べてほしい」、「グローバルでライバル関係にある複数社のリサーチを行い競争力の変化を分析してほしい」等の具体的なニーズが増えてきています。事業会社向け海外リサーチでは、トップマネジメントと対話を重ねてリサーチニーズを明確にし、当社独自のグローバルなプロフェッショナルネットワークを駆使してリサーチをし、結果をダイレクトにトップマネジメントへ上げ、経営者の意思決定をサポートします。

長年バリュークリエイトのサポーターをしてきましたが、今年ジョインできたことを光栄に思っています。デジタル化が進むグローバル市場では、日本と海外のクライアントがグローバル市場で価値を高める多くの機会があります。チームと共にこれらの機会を切り開き、国際的なバリュークリエイトの存在感を築くことを楽しみにしています。

大きな活動ではありませんが、海外の取り組みを増やしています。三冨が執筆した『「見えない資産」経営』の英語版、中国語版を販売。中国版の翻訳には、青島の森 豪利さんにご協力いただきました。さらに多言語展開をしていきたいと考えています。現在、韓国、スペイン、インドネシア、中国出身の者が参画しています。パートナーのダイバーシティーを豊かにしたいと考えています。

経営の意思決定に繋がるリサーチをイギリス・香港から

2020年3月から参画したBarryからのメッセージ

韓国出身

中国出身

スペイン出身

インドネシア出身

海外事業

主な投資先

東京で働く多様なパートナー

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私たちは創業以来、自社内において「ワクワクとデキル」という2軸のマッピングを利用して社員の「ワクワク」の見える化をしています。この2軸を利用することよって個々のアクションプランを立てています。この仕組みを人材紹介事業の中に組み込むことで求職者のワクワクを見える化し、クライアントと共有することで双方にとってより良いご縁を築いていきます。

私たちは、2001年に『企業の価値創造』をテーマに経営アドバイスの事業で創業しました。企業価値の好循環は、「顧客づくり(お客さまがニコニコする)」と「人づくり(社員がイキイキする)」とそのベースにある「組織づくり(組織にワクワクがある)」がうまく回ると収益が上がる(お金が入ってくる)という考え方をベースに多くの経営者をサポートしています。つまり、企業価値の源泉は『人』。「人的資産」が企業の価値を創造していくことの重要性を唱え続けています。これまで、文化・戦略・I R・制作・フィナンスなどの面から国内の上場企業を中心に企業の価値創造をサポートしてきましたが、2020年4月より本格的に人材紹介の事業を展開することとなりました。

人材紹介事業

岡部哲也は、2018年度より武蔵野美術大学でUXデザインのゼミを担当しています。テーマは、ブランディングをベースにビジネスシーンで活躍するクリエイターの育成です。若いクリエイターとの接点は岡部自身のインプットや刺激の場になっています。

佐藤明は、2019年度より非常勤講師として企業との共同研究を担当しています。価値創造を成し遂げた大企業からスタートアップまで多くの経営者を招き、パネルディスカッションを通して、価値創造のプロセスやリーダーシップを学ぶことを目指しています。

取締役の三人はバックグラウンドが異なりますが、それぞれの分野でそれぞれの強みを伝える活動に取り組んでいます。企業価値に貢献することを目指しています。テーマは“出し惜しみをしない”です。

三冨正博は、2009年度より集中企業研究を担当しています。授業では、毎年一つの企業を取り上げトップにヒアリングを行い、どのように経営していくかについて考え、議論をし、ケースにまとめ、ケース授業を行うことを通じて経営者の育成を目指しています。

岡部 哲也武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科

佐藤 明東京理科大学大学院経営学研究科技術経営専攻(MOT)

三冨 正博慶應義塾大学大学院経営管理研究科

外部での社会貢献活動学びの面で人を育てる活動

「価値創造」のナレッジを広めていく

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Think straight, talk straight

チャレンジを続ける

継続的改善

期待を超え続ける

プロアクティブ

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楽しいと感じたよ。福岡:葉さんはどうですか。葉:前職は中国の銀行員、だから雰囲気は全く違う。僕は日本が好きで、日本のデザインを勉強したいから日本に来たんだ。バリュークリエイトに入社して、会社は堅すぎず、明るく、オープンな雰囲気だと感じた。福岡:三人とも日本っぽくないと考えているのですね。バリュークリエイトのユニークさが故でしょうかね。中村さんはどう感じていますか。中村:オープンなイメージで上下関係がないと感じています。制作会社と聞くと、末端の仕事をしているイメージですけど、バリュークリエイトでは上流工程から制作をできる点は、働くうえでも優れた制作物を作るうえでも良いところだと思っています。福岡:その発想はデザイナー視点ですね。私は、会社の考え方“出る杭を伸ばす”という点だと思います。従来の日本型企業は“出る杭は打たれる”とのイメージを持っていま

インから日本に来て、バリュークリエイトについてどう感じていますか?マックス:私も二つあると思う。一つ目は、社員の個性を大事にする文化だと思う。スペインから日本に来て、仕事を始めた時に、「日本の会社は厳しいよ」と家族に心配されたんだ。僕は「バリュークリエイトは日本っぽくない、グローバルな考え方を持った企業だと思う。出る杭をとことん伸ばす企業文化が良いと思うよ。」と家族に伝えると、心配は払拭されたよ。二つ目は、何でもチャレンジできること。自分で手を挙げれば、クリエイティブな仕事にチャレンジできる。そういった機会やプロアクティブな考えを尊重してくれることは良いと思う。福岡:アイマンさんはどうですか。アイマン:僕も“日本っぽくない”ところだと思う。岡部さんと初めてお話しした時、グローバルで、自由、仕事がしやすいという印象を受けた。様々な人たちが集まっていて、

今年度(19期)入社メンバーの

19期に入社した国籍も経験も違う新卒4名、中途2名の計6名で「バリュークリエイト に入社して感じたこと」について語り合いました。

対談

したが、バリュークリエイトは真逆の考え方で、とことん伸ばしてくれるというのは面白い文化だと思います。そういったところが、日本企業っぽくないと思われる理由なのですかね。中村:そうかもしれませんね。

福岡:バリュークリエイトで働いていてどのようなことにワクワクしますか?松井:二つあるね。一つ目は、新規事業の立ち上げ。これはワクワクとデキルの2軸でいうと、左上。ワクワクして仕事に取り組めている。二つ目は、コミュニケーションが多いことだと思う。僕は人と話していると、ワクワクする。バックグラウンドが違う様々な方の意見や聞くことが、知識を吸収出来て、嬉しいんだ。マックス:才能のあるチームで多くの視点と経験を学ぶことができる点かな。グラフィックデザイナーの経験がなかったけど、チームで働くことで様々なことを吸収できる。中村:岡部さんのプレゼンを見た時にすごいなとワクワクしました。岡部さんのようなプレゼンができるようになりたいと思いました。福岡:松井さんのいう「スーパーマン」の仕事を間近で体験できるのは大きいですね。私も、佐藤さんの仕事を近くで見ると、ワクワクします。アイマン:普段からワクワクするけど、様々な人と違った考えを話すときにワクワクするね。特に、ボードメンバーの方と話すときに、さらにワクワクする。葉:いい評価をもらえたときにワクワクする。

福岡:松井さんは前職と比較したバリュークリエイトの特徴や良さは何だと思いますか?松井:二点あると思う。一つ目は社風を大事にしていること。パートナーは全員フラットな関係で、いい意味で上下関係がなく、思ったことを率直に言える。企業文化が社員にまで通じていると感じているね。僕はこれが四社目だけど、会社ごとにビジョンはあるが、実践されていないことが多いんだよね。福岡:私もそう思います。パートナーは価値観や五つの行動基準をかなり意識して、実践していると感じました。松井:二つ目は、“個”。バリュークリエイトには一人で黙々と稼いで来るスーパーマンが多いと思う。そういう人からたくさんの事を学んでいきたいと思っているんだ。 福岡:私も、バリュークリエイトにはスーパーマンがいると感じます。マックスさんはスペ

バリュークリエイトの良さは“個性”と“社風”

新メンバーのワクワク

今後の目標

課題に真剣に取り組んで、評価してもらえた時はとてもワクワクするね。

福岡:今後バリュークリエイトで実現したい目標はありますか?松井:短期的にはHR事業で早く成果を出したい。新規事業のHR事業は私一人だけなので、周りからするとどのような業務をしているか分からないと思う。だから、実績を出して、皆さんに貢献したいという気持ちが強い。長期的には、三冨さんや岡部さんも言っているけど、HR事業を大きくして、仲間を増やしたいね。福岡:仲間欲しいですよね。その方がよりワクワク働くことができそうですね。マックス:デザイナーとして、学びながら、成長したいかな。また、印象的なものを制作し、バリュークリエイトに貢献したい。中村:私はいろいろな武器が欲しいと考えています。グラフィックデザイナーだけでは将来不安なので、色々な武器を手にしたいですね。アイマン:ブランディングができるようになることかな。アメリカの会社にLANDORという会社がある。ここは、様々な企業のブランディングを行った実績がある。この会社を目標にして、ブランディングができるようになりたい。葉:短期的には、バリュークリエイトの仕事やソフトウェアを使いこなせるようになること。長期的には、デザイナー業務だけではなく、ディレクター業務もできるようになりたい。福岡:長期的な目標は、IRの担当者や経営

者にアドバイスができるようになることです。理想像は佐藤さんのように、アドバイスができるようになることです。優れた経営者にアドバイスができることは、簡単なことではなく、道のりは険しいと思いますが。

最後に・・・今後もワクワクをもった人が増えていくといいですね。

アイマン フサイニ イルシャドAiman Husainy IrsyadJoined in 2020(新卒) Digital Team

松井 雄一朗Yuichiro MatsuiJoined in 2020 Sales representative

カラスコ・マルティネズ・マクシミリアノMaxilimiliano Carrasco MartinezJoined in 2019 Digital Team

福岡 知晃Tomoaki FukuokaJoined in 2020(新卒) Analyst

中村 知愛Tomoe NakamuraJoined in 2020(新卒) Director

葉 帰帆Ye GuifanJoined in 2020(新卒) Designer

「社員の個性を大事にする文化」

日本っぽくない。グローバルで、自由、仕事がしやすいという印象を受けた。

バリュークリエイトの行動基準

「ワクワクシート」の2軸マッピング

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JUNE JUNE2020 202017 18Value Value

主な取引先実績(50音順)

味の素株式会社オリックス株式会社オリックス銀行株式会社株式会社J-オイルミルズ株式会社ツムラ東京ガス株式会社日本製鉄株式会社野村ホールディングス株式会社株式会社 日立製作所株式会社丸井グループ株式会社ローソン等

某有名スポーツ雑誌をオマージュし制作を行いました。コロナウイルスの影響で入社してすぐリモートワークになりましたが、先輩たちや同期と多くのビデオ通話やメッセージのやり取りをして制作しました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!

ディレクター中村知愛

商号株式会社バリュークリエイトValue Create Inc.

設立2001年5月23日

主な事業アドバイス事業クリエイティブ事業投資事業人材紹介事業海外事業

株主資本(2020年3月末現在)

477百万円 

所在地〒104-0061東京都中央区銀座1丁目18番2号辰ビル7FTel: 03-6263-0777Fax: 03-6263-0888

ネットワーク中野、町田、青島、上海

本社アクセス

都営浅草線[宝町駅] A1番出口から徒歩2分銀座線[京橋駅] 1番出口から徒歩6分有楽町線[銀座一丁目駅] 10番出口から徒歩5分JR[東京駅] 八重洲南口から徒歩13分

1993年株式会社協同宣伝入社。株式会社アサツーディ・ケイを経て、株式会社エルゴ・ブレインズに入社。CCO(チーフコンテンツオフィサー)、 常務執行役員サービス統括本部長を経て2007年取締役COOに就任。2009年3月に退任。その後、クリエイティブ・ディレクターとして、独立。2009年10月よりバリュークリエイト パートナー。企業文化をベースとしたコーポレートブランディングが専門。武蔵野美術大学デザイン情報学科 非常勤講師。

1987年野村證券グループ入社、以後1989年に同社証券アナリスト。日経金融新聞(現日経ヴェリタス)アナリストランキングでは、29歳で企業総合部門で1995年第1位、1994~2000年同造船・プラント部門7年連続第1位。2000年、IT業界に特化した投資調査会社に在席。2001年、株式会社バリュークリエイトを設立。東京理科大学大学院(MOT)非常勤講師、デジタルハリウッド大学准教授、海外資産運用会社、レオス・キャピタルワークス株式会社、コモンズ投信取締役などの社外取締役を経験。株式会社ソケッツ(マザーズ)社外取締役。

1987年アーサー・アンダーセン東京事務所に入所。1991年から9年間、アーサー・アンダーセンのサンフランシスコ、シアトル、アトランタの3拠点で公認会計士として経験を積む。2000年に日本に帰国、ベンチャー企業でCFOとして部門を統括。2001年、株式会社バリュークリエイトを設立。ベンチャー企業から大企業まで企業の規模・業種を問わず、経営者に企業価値創造の視点を提供。慶應義塾大学ビジネス・スクール非常勤講師。日本・米国公認会計士。株式会社SUMCO(東証一部)社外取締役。

三冨正博 佐藤 明 岡部哲也 編集後記

CORPORATE DATA

BOARD OF DIRECTORS

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