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第5期第4 第4 第4 第4回江東区男女共同参画審議会要旨 江東区男女共同参画審議会要旨 江東区男女共同参画審議会要旨 江東区男女共同参画審議会要旨

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日 時 平成24年10月29日(月) 午前10時~12時 場 所 江東区男女共同参画推進センター3階 第1・2研修室 第4回審議会議題 (1)ワーク・ライフ・バランス啓発パンフレットについて (2)「こうとうの女性」第37号について (3)その他 資料1 ワーク・ライフ・バランス啓発パンフレット(案) 仕事と生活の調和により企業と従業員の活力の向上を! 資料2 こうとうの女性 第37号 その他 ちらし類 出席者 <第5期委員15名> 江上会長(学識経験)、新澤副会長(学識経験)、櫻木副会長(学識経験)、秋山、猪塚、浦田、金田、齋藤、田中、永島、野嶋、茂木、元村、山本、吉田(敬称略) <区側出席者> 海老澤総務部長、須田男女共同参画推進センター所長、遠藤人権推進課長、坂本男女共同参画担当係長、市川男女共同参画推進センター管理係長、大屋敷男女共同参画推進センター管理主査、㈱キャリアライズ職員3名(男女共同参画推進センターの窓口・講座業務委託業者) <傍聴者> 2名 【議事概要】 (1) 開会 海老澤総務部長挨拶(省略) (2) ワーク・ライフ・バランス啓発パンフレットについて 会 長:今日は、ワーク・ライフ・バランス・パンフレットの案ができたということで、その検討と、「こうとうの女性」に関して、今後どういう紙面の配置にするかとか編集の方針などについて忌憚のないご意見をお願いしたいと思います。 ワーク・ライフ・バランスにも関係してきますが、最近亀戸の労働情報センターで、パワハラとセクハラの講演を頼まれまして、セクハラに関しては従来

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通り人数が集まりましたが、びっくりしたのはパワハラの講義の時に、部屋に入りきらないくらいの人数が来てしまい、大分お断りしたということです。パワハラの講義が終わった後の質疑の時間は2人だけだったのですが、その後に20名ほどが壇上の私のところに並び、個別に質問をしてきました。半分ぐらいが企業サイド、半分が労働者の方でした。双方とも興味があるいうことで、職場ではストレスが現状で多いのだなという印象を受け、労働者側だけでなく、事業主にとっても悩ましい問題になっているのだなと感じました。今日もよろしくお願いいたします。 早速ですが審議に入らせていただきます。次第により、1の「ワーク・ライフ・バランス啓発パンフレット」について、須田所長からご説明をお願いいたします。 所 長:ワーク・ライフ・バランス啓発パンフレットですが、本日資料1として机上に配布したものをご覧下さい。去る7月24日の第2回審議会で素案を提示し、審議をいただきました「中小企業向け啓発パンフレット」について、いただいたご意見を基に作成したものです。今回またご意見をいただいて、最終案を固めたいと考えています。全体としての意匠は、仮のもので、今後きちんとしたデザインにしてまいりますが、文章の内容及び展開は、検討した結果の案ということになります。 前回たくさんのご意見をいただきまして、その内容については議事録をお送りしておりますが、改めて要約して申し上げますと、まず、 ・「対象を絞って説得する形にすべきである」こと。 ・「会社の弱みをどう感じ、どう対処するのか、こういう問題があれば、こういう解決策がある、という話にすべき」であること。 ・「もう少しすっきりさせてコラムは小さくてよい」こと、 更に、 ・「文字が多すぎる」という意見と、反対に「せめて10ページくらいあったほうがいい」というご意見もありました。 そして、 ・「企業利益のみの問題ではなく、社会全体の問題ととらえる側面があった方が良い」といったご意見もありました。 ・「子育て中の母親が、具合が悪くなった時に、夫の会社に電話すれば夫が帰ってこられる雰囲気が会社の中にあることが大事で、それが社会につながっていく、そういう流れが自然に出るようなワーク・ライフ・バランスのメリットを表現すべき」といったご意見、 ・「中小企業の人を『説得する』とか『教える』といったスタンスはよくない」「中小企業の人に来てもらって、一緒に考えることが必要だ」といった

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ご意見もいただきました。 これらを勘案し、対象は「企業経営者」とし、また、「会社の弱み」として考えられるものを掲げ、解決策として「職場の雰囲気醸成」といった部分も含めて、企業利益のみではなく、社会的問題にもつながるものとの認識のうえで、かつ「教える」といったスタンスではなくて、解決の糸口のヒントを提案するといった意識で作成したものが、今回ご提案する案であります。 パンフレット1面をご覧下さい。タイトルは「仕事と生活の調和により、企業と従業員の活力の向上を!」として、対象を江東区内の企業経営者の皆様に絞り、このパンフレットを作成・送付する趣旨を簡単に説明し、その後、語りかける形で、「江東区内の企業経営者の皆様、このようなことでお悩みではありませんか」として、「経営環境が厳しい中、最小限の人材で仕事を回しており、一人あたりの負担が大きいこと」、「優秀な女性職員が、出産・育児と仕事の問で、また管理職やベテラン社員が親の介護で悩んでいること」、そして、「育児介護休業法や次世代育成支援法などの法律の改正に働き方が対応できていないこと」などの例を挙げまして、囲み記事で「ワーク・ライフ・バランスを正しく理解し、企業経営に生かすことは、上記の問題を解決し仕事と生活のより良い両立を従業員にもたらすことにつながります」というのを導入部といたしました。 続きまして、2ページ目の冒頭ですが、近年の介護離職の増加傾向に着目して、「介護・育児により離職する人が増えています」という小見出しを掲げ、ワーク・ライフ・バランスの意味内容とともに、最近では、子育てと仕事の両立の問題だけではなく、企業経営の中核を担う管理職やベテラン社員が、親や親戚の介護のために仕事を辞めざるを得ないという問題について、グラフで表示をするとともに、育児・介護と仕事との両立支援の法的取り組みは進んでいるものの、企業経営者にとっては、経営環境が厳しさを増す中で大きな負担を強いられていることが課題となっている、こういったことの認識を示しました。 そのページの下段では、江東区での調査では、4割以上の企業(事業所)で、「育児・介護期間中の深夜労働の禁止」「有給休暇の半日未満単位での利用」「育児期間中の短時間勤務体制の導入」などの両立支援策を実施しており、女性社員の定着率向上や、従業員同士の助け合いの雰囲気・一体感の醸成で効果があったとする回答が一定量あった反面、「代替要員の確保など業務体制の確保が難しい」「職場で周りの人の業務量が増える」「日常的に労働時間の長い部門、事業所がある」「全体的に休暇取得率が低い」といった課題があることを記載しました。 そこで、次のページになりますが、上段では、「ワーク・ライフ・バランスは経営改革の視点で進めましょう」というコピーで、「ワーク・ライフ・バラ

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ンスを経営改善、経営改革の有効な手段とするには、制度の導入だけではなく、働き方の見直しが必要不可欠」として、ワーク・ライフ・バランスのとれた職場づくりに向けた第1歩、ステップ1は「働く人の意識改革」であり、まず、経営者がワーク・ライフ・バランスの重要性を正しく理解すること、そして次に管理職が時間制約のある社員を前提として、マネジメントの必要性を認識すること、同時に、働く人すべてが「お互い様の意識」を醸成し、互いに助け合うことの重要性を理解することを始めてほしい、としました。 そしてその上で、ステップ2として、ルールの整備と働き方の見直しの実践に移り、「法律改正対応だけでなく、実際の働き方に即した規定を整備すること」「互いに助け合える仕事の仕方の工夫をし、マニュアル化すること」「仕事のムリ、ムダ、ムラを発見し、確認し、是正すること」を訴えます。 その次に下段に移り、こうした見直しの結果、成果や変化に結び付けるワーク・ライフ・バランス推進の例として、仕事のロスの発見の仕方や、ロスが起きる原因についての着眼点と、「ムダ取りのステップ」について記載しました。 このページについては、「公益財団法人 日本生産性本部」のワーク・ライフ・バランス実践ハンドブックの内容の一部を引用したものです。 最後のページに移りまして、ワーク・ライフ・バランスを進めることは、「その他のメリット」もあるとして、ライフ(生活)の充実が新しい企画や商品のヒントにつながる可能性もあること、ワーク・ライフ・バランスは企業の将来にとって「明目への投資」になることを強調し、ぜひ出来ることから初めて欲しい旨を伝えるとともに、江東区として、今後ワーク・ライフ・バランスを大切にする区内企業を応援していくこと、そのためにご意見をいただきたいこと、また男女共同参画推進センターでは、ワーク・ライフ・バランスに関する講座を実施して、ワーク・ライフ・バランスヘの取り組みに対する支援を行っていく旨、述べたものといたしました。 説明としては以上になります。第2回審議会でも申し上げましたが、ワーク・ライフ・バランスに関する講座以外の本区の施策の第一歩となるパンフレットであります。 先に申しました通り、デザイン等の意匠は、今後詰めてまいります。文章表現については、不適切表現や分かりにくい部分など、お気付きの点があればご指摘いただければと思います。また、「論理展開」や「着眼点」などについても、別の見方があれば、ご意見をいただきたいと思います。ご意見を参考に修正を加えていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。 会 長:いろいろ質問だとか意見があると思うのですが、どことか細かく分けないで、何でもということで、いかかでしょうか。 委 員:大分よくなったと思いますが、ネーミングを工夫されたらと思います。企業経

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営者の方がパッと目につくネーミングで、最初にどんな内容か伝わってくるようなネーミングがあればいいと思います。 会 長:最後まで熟読してもらえますでしょうかね。 委 員:字が小さいので、読むのに疲れます。4ぺージでなく、6ページにするとか。ごちゃごちゃしていると読もうという意欲をなくしてしまう。 会 長:講座のことが書かれていますが、江東区でやっている講座のパンフレットを同封するとかいう案はないのでしょうか。 所 長:企業向けの講座を計画中です。固まりましたら、1枚ものの案内を挟んで送付しようかと思っています。いままでもワーク・ライフ・バランスの講座はありましたが、企業向けというのは初めてです。このパンフレットに続く形で、講座を予定しています。 委 員:講座のことですが、たまたま渥美由喜さんのパンフレットを見ました。山梨県でやる講演会のものですが、参考にしてはどうでしょうか。 委 員:巣鴨には公共のパンフレット置き場があります。学習院大学の脇坂先生の「ワーク・ライフ・バランスからの人づくり」という講座の案内があったのですが、簡単な優しい言葉で書いてあります。関心を持ちましたのでお持ちしました。 副会長:脇坂先生は男性でワーク・ライフ・バランス研究の第一人者です。少し労働経済学よりですが。 会 長:個人的な話ですが、葛飾区でワーク・ライフ・バランスの冊子を作っていて、そこで原稿依頼をされています。江東区でも講座をやるのなら、櫻木先生(副会長)にぜひ講師を依頼されては。 副会長:見開きの右側の下ですが、これは製造業の生産性の話で20年くらい前のものです。ムダとかロスとかは労務管理の話で、今は労務管理の時代ではないので、具体的な進歩的な企業の例で差し替えたりすることをお勧めします。ムダ・ムリ・ムラは生産性の論理であって、本来の三無主義とは違います。しっかり書きたければ、産業能率大学の上野先生の提唱したものなので、その原典にあたらないとダメです。 委 員:中小企業で働いている友人もたくさんいますが、いらない人はおいてくれないほどの厳しい現場があります。私は医療面接のプロですので、医師の卵もよく知っていますが、医師の現場には女性が3割いて、出産とかでリターンの教育も非常によくしてくれます。そうして現場に戻っていきます。ワーク・ライフ・バランスは個人の質の良い生活がなければなりたたないというのが私の持論です。個人生活が豊かであることと、男性と女性の素晴らしいコミュニケーションがとれて、初めて持続可能で活力のある社会が築かれると思います。このパンフレットは立派なことばかり書かれていますが、これを見て助かる人がどれだけいるのか疑問に思っています。

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委 員:5~6人の零細企業で、これを活用して、どんな結果が出るか、モデル例を出して欲しい。異業種交流みたいなことをするとか、タイム的に働いてもらって、ロスをなくせるならば、それがどのように影響するかとか、働きやすい環境を作れるとか、具体的な案が示された方がいい。 副会長:どこに焦点を当てるかが問題ですね。 委 員:出産で仕事を辞めたお母さんが周りにたくさんいます。子供のことを考えて週2~3日働きたいが、保育園に預けられない。区では、半年までなら、週2~3日でも預かってくれるが、アゼリア保育園一つしかありません。仕事に戻ることがネックになっています。週2~3日でも預かれる保育園があれば、そういう情報が載っていれば、企業のメリットにもなるのでは。 副会長:新潟で「マザーズ」というグループがあり、出張講座を行っています。家庭を持った母親たちが出張して、様々なことを訴える。昼の時間に行っています。地域活動の一環としてはよい例と思います。南砂の「みずべ」に育児休業をとっている2人の男性が来ていますが、見ていると素敵な活動をしている。男性の居場所が地域の中に欲しいので、そういう記事を載せたらどうでしょうか。 会 長:挿絵を見ると、子どもを世話しているのは女性、介護しているのは女性で、されているのは男性。細かいですが、ちょっとどうでしょうか。 委 員:この間、27日に第三大島小学校にボランティアについての出前講座に行きました。出前出張講座はどうでしょうか。センターは立地が悪いのですから、ゲリラ的にやっていくのも、本当の意味で地域を耕すこととなるのでは。「待っていますよ」ではダメ。講座をやっても意識のある人しか呼べない。 会 長:字が小さくて読みにくいです。 副会長:大きさと、文字数をどうするのかですね。枚数を増やすにはお金がかかるし。平成17年に浜松市のパンフを作り、江東区にも何部か渡しましたが、字の大きさは「これくらい」が限度ということで作りました。 会 長:産業構造基本調査が平成19年とありますが、もう少し新しいものはないのでしょうか。 所 長:調査は5年ごとなのでありません。 副会長:事例が入るといいです。経営改善になったところがあるわけですよね。育児休暇を取って、生き甲斐を感じたとか、会社だけでなく家庭だけでなく地域も含めて。そういう人の事例とかを入れられれば、心を動かすのでは。 委 員:ワーク・ライフ・バランスというのは、結局豊かな生活をどうやって作り出すかです。そういう豊かさを享受する立場と、提供する立場で、利害が相反する。経営者はなるべく安いコストで生産性を高くする、これが大手であれ中小であれ企業の目的ですね。経営者に納得して推進してもらうためには、こういう具体例があってメリットがありましたという、特に中小企業はそういう経験がほとんど

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ないので、具体例を紹介して、成果が上がっています、決してマイナスばかりでありません、という意識を持ってもらうような情報を提供できれば説得力が増すのではないでしょうか。 委 員:百科事典でワーク・ライフ・バランスという項目を引いたときの答えが書いてあるようなパンフレットです。浜松のパンフレットは中小企業経営者の声を入れたり、銀行の取り組みを挙げたり具体例がある。ここで初めて自分との接点が出てくるのでは。 委 員:例えば、最後のページで、区は「応援します」と書かれていますが、具体的に、どのようにサポートするのか、中小企業の交流の場所とか、橋渡しができるような、そういう情報がのっているといい。 委 員:ぱっと見て、読みたいと思うかどうか。タイトルも堅い。ちょっと見てみたいという意識を持ってもらうようなタイトルがいい。説明書にならないように注意しなくてはいけない。全体の柔らかさとか、イメージ・色、イラストの統一性とかも問題。活字が多すぎて、ページ数を増やすのかどうか考えては。視覚から入っていくと思うので、そこを重要視する。企業が困っている問題について、解決のためのヒントを簡潔に記載するとかも必要。 副会長:これだけのスペースにすべてを盛り込むのは無理。実際の活動とセットということも考えられる。 委 員:ぱっと見た時に江東区のカラーだと思った。文章が堅い。途中で見る気をなくした。ロス・ロスと書かれているが、企業は努力しているのにと感じた。ムダ取りのステップは理解できない。いらないのでは。それよりは、やることのメリットを入れる。どういう支援があるとか具体例を入れるのが大事です。数字も小さく老眼には厳しい。4ページ目の「各種支援を充実させていく予定ですので」というのは逃げの表現かなと思います。予定だったら「しないのじゃないかな」と不安を抱かせます。1ページ目の「踏み出していただきたいと思います」という投げかけも、ちょっとそういう表現方法もやめた方がいいと思う。色の専門家ではないが、青は落ち着いた色で、これからアクションを起こさせるカラーではないと思う。ぱっと手に取って見ようかなという、ネーミング・見出し・色づかいとか検討していただきたい。 副会長:最後は「一緒にそういった社会にしていきましょう」というような表現がいい。 また、物事を実現しようとする時に不可能となる要素が3つあり、一つは「懸念」があるから動けない。一つは「誤解」しているから、もう一つはそもそも実現不可能。例えば、中小企業は労務管理の専門家がいないので、無理なんです。実現不可能な時にどうしたらよいのかというチャートが一つ必要です。それから「懸念」、こういうことをしたらコストが上がるのではないか。そうではなく、結果的にレベルが高い・前向きな人が入ることにより、組織にとって成果が上が

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るということを、ちゃんと具体例を入れればいい。そうすると「懸念」が解消される。もう一つはいろいろな「誤解」があるので、「誤解」を解消するためにどこに問い合わせたらいいのかという、その三つのことに関して、どうしたらいいのかをちゃんと中に入れてあげると、分かりやすいと思います。 副会長:零細企業のおじさんが語りかけるような表現を使って、共感を生むやり方があるかも知れません。ただし、別の委員会で私が文章を書くと全部カットされます。役所表現に直されるので、限界があると思いますが。 委 員:時代は確実に動いています。私の時代は家庭に入るのが普通でした。働くなんていうと後ろから石を投げられるような。こういうパンフレットを作ること自体はよいと思っています。具体的に、病気の子どもを預かってくれる登録看護師の情報とかが入れば魅力的なパンフレットになると思います。 委 員:皆さんの意見を聞いていると、本日の主題と変わってきているのかなと感じました。パンフレットそのものというより、むしろワーク・ライフ・バランスを江東区で広げる、または実行力を上げていく、そのためにはこうしたほうがいい、ああしたほうがいいというご意見がいろいろと出ています。パンフレットに加えて、どんなアクションが必要か再考する必要があると感じました。 委 員:2ページ目の見出しは「離職している人が増えているのは何故か」ともう少し暗くない表現にした方がいい。3ページ目の「ワーク・ライフ・バランスは経営改革の視点で進めましょう」という表現は柔らかすぎるので、もうちょっとインパクトのある表現にしたらいいと思います。また小見出しをもう少しつけたらどうでしょうか。全部読まないと分からないのではなく、内容が一目で分かるように。「バランスが取れた職場づくり」ではなく、「どうすればバランスが取れた職場が作れるのか」とか、強い表現にすべきでは。最終頁に電話番号が2つありますが、どう違うのでしょう。担当がいるのでしょうか。 男女共同参画担当係長:講座の部分は代表番号で、最後の四角の中のものは、男女共同参画担当係長の私の席につながるようにしてあります。パンフレットの詳細は担当でないと答えきれないので。 会 長:代表電話で何でも分かるようにすべきだと思います。代表では講座の日程しか聞けないのかと思われます。 委 員:「こうとうの女性」からうまくいった具体例をピックアップするべき。見開きの左は出来れば見たくなく、右だけ載っていればと思いました。 委 員:審議会に出るので読んだのですが、読んで疲れました。字も小さい。 委 員:前回の審議会の資料の時に大きく「ワーク・ライフ・バランス」という言葉がタイトルだったと思いましたが、今回それをやめて、「仕事と生活の調和~」というタイトルになっていますが、企業の人が見て「何だろう」と思うのでは。見開きの右下のロス・ロス・ロスは経営者が見て、何か参考になるのでしょうか。

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企業にとっては不愉快な気分になるのかなと。役所からロスはないかロスはないか言われているようで不愉快になるのでは。左下の字のグラフは小さく読む気を失いました。正直詳しく読みませんでした。 NHKの番組で、女性のみの職場を紹介していて、短時間勤務にしたら、集中して効率アップになったといいます。最近ワーク・ライフ・バランスについてはかなり報道されていますが、知らない方もいると思うので、タイトルに大きく使ったらいいと思います。「必要性を理解する」とか、ちょっと命令的・指導的で、上から言われている感じです。前回いただいた葛飾の方がもう少し読もうという気が起きるパンフレットです。 副会長:所轄官庁によって「社員」という言葉と「従業員」という言葉を使い分けていますよね。これは「女性社員」とか「従業員」とか言葉に統一感がありません。「社員」という言葉は、民法上は株主のことで、本来使用人のことです。それはあまりにひどいので「従業員」という言葉を使うのです。私は「働いている人」とかを使っています。言葉に敏感になって丁寧な言葉を使っていくというのが大事であって、上が勝手に決めた言葉を何の疑問も持たずに引用するのはどうでしょうか。乱暴に言ったら「使用人」ですから、法的には。 会 長:所長、何かありますか。 所 長:これだけ議論いただきまして、ご意見をいただきましたので、もう一度考え直して作ってみたいと思います。 部 長:ご意見は皆貴重なものと思います。ただ、限られた紙幅ですので全部盛り込むのが難しいと思いますが、盛り込めるものについては、今後検討していきたいと思います。 会 長:落とすべきところは落として、盛り込むべきところは盛り込んで、読みやすい形で、お願いしたいと思います。 (3)「こうとうの女性」第37号について 会 長:続きまして「こうとうの女性」第37号について、須田所長から説明をお願いいたします。 所 長:ご覧の通り、「こうとうの女性」は当センターの情報発信の基本でありまして、情報紙として長年やってきて今回で37号になります。毎年2回出しています。新聞折り込みで配布していまして、平成22年度に行った「男女共同参画に関する意識実態調査」の結果、情報誌「こうとうの女性」の認知度が非常に低いことが判明しました。8割ほど知らないということでした。それが今大きな課題となっています。認知度向上のためにどうしようかということになり、センターが直営になったこともありまして、内容的に絞ろうということで、ここ数年につ

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いては、ワーク・ライフ・バランスとDV問題について絞って掲載しています。今、紙面検討の途中というところです。いろいろご意見をいただきまして、今年度中に第38号を出しますので、アイデア・ご意見をいただければ反映させたいと思っています。 今センターではパルカレッジ(旧女性大学)という事業を実施していますが、その終了生2名にも編集に参加してもらって、違った角度からの視点も取り入れてみたいと思っています。第38号につきましては、年度末3月末に発行予定ですが、もしこういった機会に忌憚のないご意見をいただければ、参考にさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いたします。 委 員:基本的なことをお伺いしたいのですが、これは何部刷っているのですか。 所 長:1号で15万4千部です。新聞折り込みが13万1千部で、区の世帯数は24万なので、半分ほどにしか行き渡っていません。その他は各施設等で配布しています。 委 員:どれくらいの予算がかかっているのでしょう。 男女共同参画担当:(資料を取りに行った後に)印刷・新聞折り込み等含め全部で548万6千円です。 所 長:外部評価でも一時発行停止やむなしという意見もありましたが、これをなくしてしまいますと、情報発信のツールが非常に少なくなってしまいます。やはり文字にしたものを目に見える機会がないと啓発になりませんので、なんとか存続したいと考えています。 副会長:外部監査の一番の問題は、評価項目を勝手に作ってあって、「認知度」という評価項目にするから日本中で問題があると指摘されているわけで、形成的にどういう効果があったのか訴えていくのがポイントだと思います。外部監査の人はプロでも何でもなくて、その人たちが「認知度」という評価項目しか持っていないのだったら、別の評価項目を自治体が作って、こういう評価が出ているということを示さないと。 委 員:外部評価委員を今年やったのですが、男女共同参画の委員になりませんでした。認知度が低くとも、意味のあることはあるから、その辺りを本当に考えなければならない時期に来ているのではないでしょうか。ただ発行停止すればいいという問題ではないです。 副会長:かつて行政自身が評価していたというカウンターバランスで外部評価が入ったというのは分かるのですが、一概に行政でやったことが全部悪いというわけではなく、立派なことは沢山あるのです。日本の評価は、「ここがいい」ということではなく、ケチをつけるのが評価だと思っているきらいがあります。そうではなく、やってきたことに有効性があるという評価も必要なのに、そこのウエイトがわりと低くて、マイナスのことばかりあげつらうことが非常に多いので、そうい

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う仕組みを変えていかないといけません。 どれくらい助かった人がいるかとか、「こうとうの女性」をきっかけに相談などに来るようになった人がいるとか沢山いいところはあるではないですか。 会 長:編集にパルカレッジの終了生が入るのはこれからでしたっけ。 男女共同参画担当係長:次号からです。 会 長:例えば、審議会の委員が編集に入るのもいいのでは。 委 員:それはペイがあるのですか。 男女共同参画担当係長:謝礼金として2千円です。 会 長:希望があれば審議会の委員が入ることも検討していただけますか。 男女共同参画担当係長:大丈夫です。 副会長:これは民生費ですか 男女共同参画担当係長:総務費です。 会 長:中身に入ってよろしいでしょうか。37号は発行済みなので、次の号をより良いものにするのにはどうしたらよいかというご意見などをお願いします。 委 員:震災の時の避難場所の犯罪被害という記事を出したのは、「こうとうの女性」ならでは。被災地に行った女性から聞いたところ、実際に犯罪とかがあったらしい。そういうことを日本は報道しない。防災に関してはぜひ女性を入れるべきということで、以前区の防災の審議会に女性がいなかったのが、今年は入ったので、よかったと思いました。こうとうの女性だからこの記事を出せたと思います。他では出さない記事だな、役割があるなと思いました。 委 員:男女共同参画川柳について、最優秀作品に「介護税」が「介護説」に見えた。字が小さく読みにくい。字を太字にすればと思いました。 委 員:コミュニティ財団の時の「ぱるペーパー」が最近出ていませんが、「こうとうの女性」から、「センターニュース」を独立させて、推進の啓発事業の情報を3か月に一度は発信して欲しい。 また、「女性の視点から防災を考える」は、さらっといかないで、もう少し具体的な提案につながる真実を発信できれば、もっと良かったのではと思いました。 会 長:最終ページの写真が大きいですね。 委 員:一人でこんなに紙面を使っている。 委 員:「こうとうの人」は有名人が好きですね。双方向性という意味で、読者の投稿欄があってもいい。 委 員:質問ですが、これは女性のみを読者として対象としていますか。 所 長:男女両方です。 委 員:例えば夫はこういう広報紙を結構見るのですが、これは「女性」と書いてあるのがだめなのか見ません。男性も読むような記事を1面に持ってきた方が。 委 員:今気づいたのですが、ワーク・ライフ・バランスを訴えているのに「こうとう

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の女性」と何で言うのでしょう。 副会長:それは「女子大学」の意義と一緒で、そこの部分をなくしてしてしまうと、全部ファジーになってしまうからという議論が、以前の審議会で出ました。 副会長:基本的なことですが、まちづくりに関わってきて、いつも男性が主役で男性の感覚で物事が進められてきたと思うのです。最近は女性が街の中で活躍してきています。そういうものを励ますという記事があっていいと思います。そう考えると「こうとうの女性」は魅力がない、生き生きと女性が動いていない。もっと、あなたに期待していますよとか、こんな活動していますよとか、こんな思いを持っていますよとか、そういう形のものがあってもいい。「女性が町づくりの主役」とか主題を出していけば、動き出すのではないか。「みずべ通信」の中ではお母さんたちからの感想文を記載しています。 委 員:「地域でイキイキ!!」で紹介している団体は、推進センターの登録団体だけですか? 男女共同参画担当係長:半分がセンターの登録団体で、半分が文化センター系の団体になっています。 委 員:それはどういう理由ですか? 管理係長:詳しい理由は分かりませんが、センターの登録団体は、当センターを中心に活躍しており、地域のバランスをとる意味で文化センターの団体も入れているのではないかと思います。 委 員:この部分だけ「文化センター」という内容なので、インタビューとか取り組んでいることが記事に欲しいと思いました。ごちゃまぜになっています。趣味系と学習系と。 副会長:正直、作るときにこんなに記事があるので何を落とそうかと考えているのか、ネタがないので探されているのかどっちなのでしょうか。 所 長:後者です。おっしゃるように内容的にちぐはぐだとは認識しております。来年度は、この部分は削除して内容的に濃い紙面にしようかと考えています。若干経費の削減はあります。同時に配布の方も新聞折り込みでいいのかという問題もあり、その辺も含め現在予算要求の中で提案をしているところです。もし通れば、来年度からは見開き4ページの形になる予定です。 副会長:いま予算が548万という話がありましたが、区民一人ひとりにしてみれば、13円ぐらいの話ですから、あまり大きな金額が計上されていないので、こういうところに罪悪感を持つというのはどうでしょうか。 また、男女共同参画はもともと権力を持つものとそうでないものの構造の問題ですから、たまたま持っている人が男性だから、共同参画でこれを越えていかないといけないというのがスタートなわけです。権力構造の中にない子どもたちだとか、中・高校生の女性とか、定期的に学校訪問して将来の夢を聞くと

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か、成人の女性ばかりでなく、これから社会に出ていく女性に焦点を当てるということもやっていかないと、権力構造を越えていかないので。 委 員:江東区には都立高校が8校ありますね。私立は2校。高校生に配って、どういう感想があるのか聞いてみるべきでは。 委 員:男女共同フォーラムの報告の記事がありますが、知り合いでひとつの講座の主催者が、公共と一緒にやったので、いろいろなところから参加があり、すごく感謝しているという声がありました。「ありました」で終わるのではなく、感想などを載せるのが、次の参加につながるのでは。 副会長:生活の中に密着して、なくてはならない紙面にすればいい。女性が輝いて生きるための、江東区の行事とか文化的なことも含め、日常の子育てに関するものが記載されているものがあっていい。女性や子どもが幸せな町ができなければ、幸せな国にならない。そこに男女共同があるのだと思います。 委 員:双方向性をもうちょっと取り入れてほしい。これは、ご報告というか掲示という感じです。 委 員:フォーラム参加者の声を入れるとか。 委 員:無償なり、有償なり、もう少し編集をやってもらったらいい。作っている人が楽しいのが必要。編集後記があればいいと思います。後記のファンというのも沢山います。 委 員:もう少しパルカレッジをやった人の参加を。 委 員:都合のいい人だけ、編集委員に呼んでいるような気がします。 委 員:外国の人にも渡していたのですが、地域でがんばっている外国人にもスポットを当ててほしい。国際交流をやっている人とか。 委 員:試みに外国語版も作ってみたらどうでしょうか。 会 長:まだまだ改善の余地はありそうですね。意見があれば電話でもメールでもFAXでも事務局に出していただければと思います。次に次第の3、「その他」ですが、お願いします。 男女共同参画担当係長:冒頭の部長からの話にもありましたが、資料の最後にオリンピック東京招致のイベントのチラシがあります。11月11日月曜日、3時からティアラ江東で開催されますので、お時間がある方はぜひ足をお運び願います。入場整理券が1枚ついていますが、なくても入場できますので、お誘い合わせのうえ、ご参加ください。 所 長:次回の日程ですが、年を越しまして3月26日の火曜日、午前10時から12時まで、場所は当センターです。平成25年度の事業計画をお示しする予定です。 会 長:まだ少し時間がありますので、何かあれば。 委 員:「こうとうの女性」の1面にもありますが、11月12日から25日は女性に対する暴力をなくす運動の実施期間です。このチラシにありますが、12日から

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16日は強化週間ということで電話相談を無料でしています。直接当事者に手渡しは難しいのですけれども、こんなこともありますということで取次していますので、皆さまにご紹介させていただきました。 会 長:他に何かありますか。 人権推進課長:「こうとうの女性」の最後に出ているのですが、12月7日に「守ろう人権~講演とメッセージの集い~」という催し物があります。亀戸のカメリアプラザで、小池龍之介さんの講演とか、映画の上映とかを実施しますので、よろしかったらぜひお出でになってください。よろしくお願いいたします。 所 長:では今日はこれで終了したいと思います。皆さんありがとうございました。