media literacy part 12

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メディア・リテラシー 12

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Page 1: Media Literacy Part 12

メディアリテラシー12

社会部と社会ニュース

bull 社会部は名前の通り社会で起きた「事」を扱う

bull 事件事故汚職裁判から街の明るい話題まで社会のあらゆる出来事を担当する

bull 社会部の担当は広範に及ぶ為多くの記者が所属している

bull 多くの社会部記者は何らかの記者クラブ(後述)に所属している

bull 特定の記者クラブに属さずに自由取材を行う遊軍記者もいる

bull 社会問題を追及し埋もれた社会問題を掘り起こし隠された社会悪を暴いて社会問題にしていくのが社会部の役割

bull 社会部の特徴は「市民の視点に立って記事を書く」こと

bull 故に「永田町の論理」で許される事が社会部記者からは「許されざる事」になる事も多い

bull 社会部の事件記者(俗にサツマワリと呼ぶ)の取材手法は政治部の派閥記者と似た取材手法を採る

bull 即ち警察の捜査員や幹部そして検察官に食い込んで取材をする

bull 事件や事故が発生すると概要が書かれた「素材」や「記者発表」と呼ばれる資料が警察から記者クラブに提供される

bull ここに書かれている事は事件事故のあらましだけで詳細はわからない

bull 所管の警察署に電話取材を行って記事に仕上げる

bull よほどの大事件で無い限り記者会見は行われないし記者が直接現場に行く事もない

bull ほとんどの事件事故の記事は簡単な資料と電話取材だけでできている

bull しかし警察発表を待っていたのでは他のマスメディアと違いが出せない

bull 事件記者の本分は他のマスメディアが知らない事実を「スクープ」するところにある

bull 事件記者はその為に「シンパ」と呼ばれる内通者を作る事に躍起になる

bull 警察官や検察官に頻繁に会いに行き自宅を様々な方法で調べて直接自宅に行く事もある

bull 警察官や検察官は公務員であり捜査情報を記者に流すのは「違法行為」である

bull また捜査情報がマスメディアによって報道される事で容疑者が証拠隠滅を図ったり逃亡する事もある

bull この様な背景があるにも関わらず捜査員が「違法行為」を犯してまで情報を流してくれる人間関係を構築する

bull しかし食い込むが故に警察と同化してしまい市民の視点を失ってしまう事もある

bull 警察の見込み捜査の片棒を担いだり警察の不祥事に配慮してしまう事もある

bull 一例ではあるが無実の人を警察と一緒になって犯人扱いする事も珍しい事ではない

bull 許される事ではない

bull 前回話した松本サリン事件の第一通報者はこの例の被害者

bull 一方食い込むが故に警察が隠している重要な事実警察内部の不祥事情報がもたらされることもある

bull 警察内部の不祥事を警察自らが発表する事はまずない

bull 警察本部や警察署ぐるみの不祥事が表沙汰になるがこれはシンパからのリークによるものでスクープになる

bull 警察が自発的に発表する事はない

bull 犯人が逮捕され連行される場面や警察署から検察に移送される場面が報道されるが疑念を抱いた事はないだろうか

bull 何故その瞬間の撮影を多くのマスメディアが行えるのか

bull 実は警察側からメディアに事前予告がある

bull 警察のお手柄を誇示する為

bull 記者クラブを通じて連絡される事もあればシンパを通じて特定の記者だけが知る場合もある

bull 「時にここを通るのでそこからこのアングルで狙うと良いですよ」等具体的に教えられる

bull 引き回しと呼ぶ

bull 注意しなければならないのはこの時点ではまだ容疑者であって犯人ではないと言う点

bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

bull そもそも数える事自体不可能

bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 2: Media Literacy Part 12

社会部と社会ニュース

bull 社会部は名前の通り社会で起きた「事」を扱う

bull 事件事故汚職裁判から街の明るい話題まで社会のあらゆる出来事を担当する

bull 社会部の担当は広範に及ぶ為多くの記者が所属している

bull 多くの社会部記者は何らかの記者クラブ(後述)に所属している

bull 特定の記者クラブに属さずに自由取材を行う遊軍記者もいる

bull 社会問題を追及し埋もれた社会問題を掘り起こし隠された社会悪を暴いて社会問題にしていくのが社会部の役割

bull 社会部の特徴は「市民の視点に立って記事を書く」こと

bull 故に「永田町の論理」で許される事が社会部記者からは「許されざる事」になる事も多い

bull 社会部の事件記者(俗にサツマワリと呼ぶ)の取材手法は政治部の派閥記者と似た取材手法を採る

bull 即ち警察の捜査員や幹部そして検察官に食い込んで取材をする

bull 事件や事故が発生すると概要が書かれた「素材」や「記者発表」と呼ばれる資料が警察から記者クラブに提供される

bull ここに書かれている事は事件事故のあらましだけで詳細はわからない

bull 所管の警察署に電話取材を行って記事に仕上げる

bull よほどの大事件で無い限り記者会見は行われないし記者が直接現場に行く事もない

bull ほとんどの事件事故の記事は簡単な資料と電話取材だけでできている

bull しかし警察発表を待っていたのでは他のマスメディアと違いが出せない

bull 事件記者の本分は他のマスメディアが知らない事実を「スクープ」するところにある

bull 事件記者はその為に「シンパ」と呼ばれる内通者を作る事に躍起になる

bull 警察官や検察官に頻繁に会いに行き自宅を様々な方法で調べて直接自宅に行く事もある

bull 警察官や検察官は公務員であり捜査情報を記者に流すのは「違法行為」である

bull また捜査情報がマスメディアによって報道される事で容疑者が証拠隠滅を図ったり逃亡する事もある

bull この様な背景があるにも関わらず捜査員が「違法行為」を犯してまで情報を流してくれる人間関係を構築する

bull しかし食い込むが故に警察と同化してしまい市民の視点を失ってしまう事もある

bull 警察の見込み捜査の片棒を担いだり警察の不祥事に配慮してしまう事もある

bull 一例ではあるが無実の人を警察と一緒になって犯人扱いする事も珍しい事ではない

bull 許される事ではない

bull 前回話した松本サリン事件の第一通報者はこの例の被害者

bull 一方食い込むが故に警察が隠している重要な事実警察内部の不祥事情報がもたらされることもある

bull 警察内部の不祥事を警察自らが発表する事はまずない

bull 警察本部や警察署ぐるみの不祥事が表沙汰になるがこれはシンパからのリークによるものでスクープになる

bull 警察が自発的に発表する事はない

bull 犯人が逮捕され連行される場面や警察署から検察に移送される場面が報道されるが疑念を抱いた事はないだろうか

bull 何故その瞬間の撮影を多くのマスメディアが行えるのか

bull 実は警察側からメディアに事前予告がある

bull 警察のお手柄を誇示する為

bull 記者クラブを通じて連絡される事もあればシンパを通じて特定の記者だけが知る場合もある

bull 「時にここを通るのでそこからこのアングルで狙うと良いですよ」等具体的に教えられる

bull 引き回しと呼ぶ

bull 注意しなければならないのはこの時点ではまだ容疑者であって犯人ではないと言う点

bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

bull そもそも数える事自体不可能

bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 3: Media Literacy Part 12

bull 社会部の担当は広範に及ぶ為多くの記者が所属している

bull 多くの社会部記者は何らかの記者クラブ(後述)に所属している

bull 特定の記者クラブに属さずに自由取材を行う遊軍記者もいる

bull 社会問題を追及し埋もれた社会問題を掘り起こし隠された社会悪を暴いて社会問題にしていくのが社会部の役割

bull 社会部の特徴は「市民の視点に立って記事を書く」こと

bull 故に「永田町の論理」で許される事が社会部記者からは「許されざる事」になる事も多い

bull 社会部の事件記者(俗にサツマワリと呼ぶ)の取材手法は政治部の派閥記者と似た取材手法を採る

bull 即ち警察の捜査員や幹部そして検察官に食い込んで取材をする

bull 事件や事故が発生すると概要が書かれた「素材」や「記者発表」と呼ばれる資料が警察から記者クラブに提供される

bull ここに書かれている事は事件事故のあらましだけで詳細はわからない

bull 所管の警察署に電話取材を行って記事に仕上げる

bull よほどの大事件で無い限り記者会見は行われないし記者が直接現場に行く事もない

bull ほとんどの事件事故の記事は簡単な資料と電話取材だけでできている

bull しかし警察発表を待っていたのでは他のマスメディアと違いが出せない

bull 事件記者の本分は他のマスメディアが知らない事実を「スクープ」するところにある

bull 事件記者はその為に「シンパ」と呼ばれる内通者を作る事に躍起になる

bull 警察官や検察官に頻繁に会いに行き自宅を様々な方法で調べて直接自宅に行く事もある

bull 警察官や検察官は公務員であり捜査情報を記者に流すのは「違法行為」である

bull また捜査情報がマスメディアによって報道される事で容疑者が証拠隠滅を図ったり逃亡する事もある

bull この様な背景があるにも関わらず捜査員が「違法行為」を犯してまで情報を流してくれる人間関係を構築する

bull しかし食い込むが故に警察と同化してしまい市民の視点を失ってしまう事もある

bull 警察の見込み捜査の片棒を担いだり警察の不祥事に配慮してしまう事もある

bull 一例ではあるが無実の人を警察と一緒になって犯人扱いする事も珍しい事ではない

bull 許される事ではない

bull 前回話した松本サリン事件の第一通報者はこの例の被害者

bull 一方食い込むが故に警察が隠している重要な事実警察内部の不祥事情報がもたらされることもある

bull 警察内部の不祥事を警察自らが発表する事はまずない

bull 警察本部や警察署ぐるみの不祥事が表沙汰になるがこれはシンパからのリークによるものでスクープになる

bull 警察が自発的に発表する事はない

bull 犯人が逮捕され連行される場面や警察署から検察に移送される場面が報道されるが疑念を抱いた事はないだろうか

bull 何故その瞬間の撮影を多くのマスメディアが行えるのか

bull 実は警察側からメディアに事前予告がある

bull 警察のお手柄を誇示する為

bull 記者クラブを通じて連絡される事もあればシンパを通じて特定の記者だけが知る場合もある

bull 「時にここを通るのでそこからこのアングルで狙うと良いですよ」等具体的に教えられる

bull 引き回しと呼ぶ

bull 注意しなければならないのはこの時点ではまだ容疑者であって犯人ではないと言う点

bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

bull そもそも数える事自体不可能

bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 4: Media Literacy Part 12

bull 社会問題を追及し埋もれた社会問題を掘り起こし隠された社会悪を暴いて社会問題にしていくのが社会部の役割

bull 社会部の特徴は「市民の視点に立って記事を書く」こと

bull 故に「永田町の論理」で許される事が社会部記者からは「許されざる事」になる事も多い

bull 社会部の事件記者(俗にサツマワリと呼ぶ)の取材手法は政治部の派閥記者と似た取材手法を採る

bull 即ち警察の捜査員や幹部そして検察官に食い込んで取材をする

bull 事件や事故が発生すると概要が書かれた「素材」や「記者発表」と呼ばれる資料が警察から記者クラブに提供される

bull ここに書かれている事は事件事故のあらましだけで詳細はわからない

bull 所管の警察署に電話取材を行って記事に仕上げる

bull よほどの大事件で無い限り記者会見は行われないし記者が直接現場に行く事もない

bull ほとんどの事件事故の記事は簡単な資料と電話取材だけでできている

bull しかし警察発表を待っていたのでは他のマスメディアと違いが出せない

bull 事件記者の本分は他のマスメディアが知らない事実を「スクープ」するところにある

bull 事件記者はその為に「シンパ」と呼ばれる内通者を作る事に躍起になる

bull 警察官や検察官に頻繁に会いに行き自宅を様々な方法で調べて直接自宅に行く事もある

bull 警察官や検察官は公務員であり捜査情報を記者に流すのは「違法行為」である

bull また捜査情報がマスメディアによって報道される事で容疑者が証拠隠滅を図ったり逃亡する事もある

bull この様な背景があるにも関わらず捜査員が「違法行為」を犯してまで情報を流してくれる人間関係を構築する

bull しかし食い込むが故に警察と同化してしまい市民の視点を失ってしまう事もある

bull 警察の見込み捜査の片棒を担いだり警察の不祥事に配慮してしまう事もある

bull 一例ではあるが無実の人を警察と一緒になって犯人扱いする事も珍しい事ではない

bull 許される事ではない

bull 前回話した松本サリン事件の第一通報者はこの例の被害者

bull 一方食い込むが故に警察が隠している重要な事実警察内部の不祥事情報がもたらされることもある

bull 警察内部の不祥事を警察自らが発表する事はまずない

bull 警察本部や警察署ぐるみの不祥事が表沙汰になるがこれはシンパからのリークによるものでスクープになる

bull 警察が自発的に発表する事はない

bull 犯人が逮捕され連行される場面や警察署から検察に移送される場面が報道されるが疑念を抱いた事はないだろうか

bull 何故その瞬間の撮影を多くのマスメディアが行えるのか

bull 実は警察側からメディアに事前予告がある

bull 警察のお手柄を誇示する為

bull 記者クラブを通じて連絡される事もあればシンパを通じて特定の記者だけが知る場合もある

bull 「時にここを通るのでそこからこのアングルで狙うと良いですよ」等具体的に教えられる

bull 引き回しと呼ぶ

bull 注意しなければならないのはこの時点ではまだ容疑者であって犯人ではないと言う点

bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

bull そもそも数える事自体不可能

bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 5: Media Literacy Part 12

bull 社会部の特徴は「市民の視点に立って記事を書く」こと

bull 故に「永田町の論理」で許される事が社会部記者からは「許されざる事」になる事も多い

bull 社会部の事件記者(俗にサツマワリと呼ぶ)の取材手法は政治部の派閥記者と似た取材手法を採る

bull 即ち警察の捜査員や幹部そして検察官に食い込んで取材をする

bull 事件や事故が発生すると概要が書かれた「素材」や「記者発表」と呼ばれる資料が警察から記者クラブに提供される

bull ここに書かれている事は事件事故のあらましだけで詳細はわからない

bull 所管の警察署に電話取材を行って記事に仕上げる

bull よほどの大事件で無い限り記者会見は行われないし記者が直接現場に行く事もない

bull ほとんどの事件事故の記事は簡単な資料と電話取材だけでできている

bull しかし警察発表を待っていたのでは他のマスメディアと違いが出せない

bull 事件記者の本分は他のマスメディアが知らない事実を「スクープ」するところにある

bull 事件記者はその為に「シンパ」と呼ばれる内通者を作る事に躍起になる

bull 警察官や検察官に頻繁に会いに行き自宅を様々な方法で調べて直接自宅に行く事もある

bull 警察官や検察官は公務員であり捜査情報を記者に流すのは「違法行為」である

bull また捜査情報がマスメディアによって報道される事で容疑者が証拠隠滅を図ったり逃亡する事もある

bull この様な背景があるにも関わらず捜査員が「違法行為」を犯してまで情報を流してくれる人間関係を構築する

bull しかし食い込むが故に警察と同化してしまい市民の視点を失ってしまう事もある

bull 警察の見込み捜査の片棒を担いだり警察の不祥事に配慮してしまう事もある

bull 一例ではあるが無実の人を警察と一緒になって犯人扱いする事も珍しい事ではない

bull 許される事ではない

bull 前回話した松本サリン事件の第一通報者はこの例の被害者

bull 一方食い込むが故に警察が隠している重要な事実警察内部の不祥事情報がもたらされることもある

bull 警察内部の不祥事を警察自らが発表する事はまずない

bull 警察本部や警察署ぐるみの不祥事が表沙汰になるがこれはシンパからのリークによるものでスクープになる

bull 警察が自発的に発表する事はない

bull 犯人が逮捕され連行される場面や警察署から検察に移送される場面が報道されるが疑念を抱いた事はないだろうか

bull 何故その瞬間の撮影を多くのマスメディアが行えるのか

bull 実は警察側からメディアに事前予告がある

bull 警察のお手柄を誇示する為

bull 記者クラブを通じて連絡される事もあればシンパを通じて特定の記者だけが知る場合もある

bull 「時にここを通るのでそこからこのアングルで狙うと良いですよ」等具体的に教えられる

bull 引き回しと呼ぶ

bull 注意しなければならないのはこの時点ではまだ容疑者であって犯人ではないと言う点

bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

bull そもそも数える事自体不可能

bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 6: Media Literacy Part 12

bull 社会部の事件記者(俗にサツマワリと呼ぶ)の取材手法は政治部の派閥記者と似た取材手法を採る

bull 即ち警察の捜査員や幹部そして検察官に食い込んで取材をする

bull 事件や事故が発生すると概要が書かれた「素材」や「記者発表」と呼ばれる資料が警察から記者クラブに提供される

bull ここに書かれている事は事件事故のあらましだけで詳細はわからない

bull 所管の警察署に電話取材を行って記事に仕上げる

bull よほどの大事件で無い限り記者会見は行われないし記者が直接現場に行く事もない

bull ほとんどの事件事故の記事は簡単な資料と電話取材だけでできている

bull しかし警察発表を待っていたのでは他のマスメディアと違いが出せない

bull 事件記者の本分は他のマスメディアが知らない事実を「スクープ」するところにある

bull 事件記者はその為に「シンパ」と呼ばれる内通者を作る事に躍起になる

bull 警察官や検察官に頻繁に会いに行き自宅を様々な方法で調べて直接自宅に行く事もある

bull 警察官や検察官は公務員であり捜査情報を記者に流すのは「違法行為」である

bull また捜査情報がマスメディアによって報道される事で容疑者が証拠隠滅を図ったり逃亡する事もある

bull この様な背景があるにも関わらず捜査員が「違法行為」を犯してまで情報を流してくれる人間関係を構築する

bull しかし食い込むが故に警察と同化してしまい市民の視点を失ってしまう事もある

bull 警察の見込み捜査の片棒を担いだり警察の不祥事に配慮してしまう事もある

bull 一例ではあるが無実の人を警察と一緒になって犯人扱いする事も珍しい事ではない

bull 許される事ではない

bull 前回話した松本サリン事件の第一通報者はこの例の被害者

bull 一方食い込むが故に警察が隠している重要な事実警察内部の不祥事情報がもたらされることもある

bull 警察内部の不祥事を警察自らが発表する事はまずない

bull 警察本部や警察署ぐるみの不祥事が表沙汰になるがこれはシンパからのリークによるものでスクープになる

bull 警察が自発的に発表する事はない

bull 犯人が逮捕され連行される場面や警察署から検察に移送される場面が報道されるが疑念を抱いた事はないだろうか

bull 何故その瞬間の撮影を多くのマスメディアが行えるのか

bull 実は警察側からメディアに事前予告がある

bull 警察のお手柄を誇示する為

bull 記者クラブを通じて連絡される事もあればシンパを通じて特定の記者だけが知る場合もある

bull 「時にここを通るのでそこからこのアングルで狙うと良いですよ」等具体的に教えられる

bull 引き回しと呼ぶ

bull 注意しなければならないのはこの時点ではまだ容疑者であって犯人ではないと言う点

bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

bull そもそも数える事自体不可能

bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 7: Media Literacy Part 12

bull 事件や事故が発生すると概要が書かれた「素材」や「記者発表」と呼ばれる資料が警察から記者クラブに提供される

bull ここに書かれている事は事件事故のあらましだけで詳細はわからない

bull 所管の警察署に電話取材を行って記事に仕上げる

bull よほどの大事件で無い限り記者会見は行われないし記者が直接現場に行く事もない

bull ほとんどの事件事故の記事は簡単な資料と電話取材だけでできている

bull しかし警察発表を待っていたのでは他のマスメディアと違いが出せない

bull 事件記者の本分は他のマスメディアが知らない事実を「スクープ」するところにある

bull 事件記者はその為に「シンパ」と呼ばれる内通者を作る事に躍起になる

bull 警察官や検察官に頻繁に会いに行き自宅を様々な方法で調べて直接自宅に行く事もある

bull 警察官や検察官は公務員であり捜査情報を記者に流すのは「違法行為」である

bull また捜査情報がマスメディアによって報道される事で容疑者が証拠隠滅を図ったり逃亡する事もある

bull この様な背景があるにも関わらず捜査員が「違法行為」を犯してまで情報を流してくれる人間関係を構築する

bull しかし食い込むが故に警察と同化してしまい市民の視点を失ってしまう事もある

bull 警察の見込み捜査の片棒を担いだり警察の不祥事に配慮してしまう事もある

bull 一例ではあるが無実の人を警察と一緒になって犯人扱いする事も珍しい事ではない

bull 許される事ではない

bull 前回話した松本サリン事件の第一通報者はこの例の被害者

bull 一方食い込むが故に警察が隠している重要な事実警察内部の不祥事情報がもたらされることもある

bull 警察内部の不祥事を警察自らが発表する事はまずない

bull 警察本部や警察署ぐるみの不祥事が表沙汰になるがこれはシンパからのリークによるものでスクープになる

bull 警察が自発的に発表する事はない

bull 犯人が逮捕され連行される場面や警察署から検察に移送される場面が報道されるが疑念を抱いた事はないだろうか

bull 何故その瞬間の撮影を多くのマスメディアが行えるのか

bull 実は警察側からメディアに事前予告がある

bull 警察のお手柄を誇示する為

bull 記者クラブを通じて連絡される事もあればシンパを通じて特定の記者だけが知る場合もある

bull 「時にここを通るのでそこからこのアングルで狙うと良いですよ」等具体的に教えられる

bull 引き回しと呼ぶ

bull 注意しなければならないのはこの時点ではまだ容疑者であって犯人ではないと言う点

bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

bull そもそも数える事自体不可能

bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 8: Media Literacy Part 12

bull 所管の警察署に電話取材を行って記事に仕上げる

bull よほどの大事件で無い限り記者会見は行われないし記者が直接現場に行く事もない

bull ほとんどの事件事故の記事は簡単な資料と電話取材だけでできている

bull しかし警察発表を待っていたのでは他のマスメディアと違いが出せない

bull 事件記者の本分は他のマスメディアが知らない事実を「スクープ」するところにある

bull 事件記者はその為に「シンパ」と呼ばれる内通者を作る事に躍起になる

bull 警察官や検察官に頻繁に会いに行き自宅を様々な方法で調べて直接自宅に行く事もある

bull 警察官や検察官は公務員であり捜査情報を記者に流すのは「違法行為」である

bull また捜査情報がマスメディアによって報道される事で容疑者が証拠隠滅を図ったり逃亡する事もある

bull この様な背景があるにも関わらず捜査員が「違法行為」を犯してまで情報を流してくれる人間関係を構築する

bull しかし食い込むが故に警察と同化してしまい市民の視点を失ってしまう事もある

bull 警察の見込み捜査の片棒を担いだり警察の不祥事に配慮してしまう事もある

bull 一例ではあるが無実の人を警察と一緒になって犯人扱いする事も珍しい事ではない

bull 許される事ではない

bull 前回話した松本サリン事件の第一通報者はこの例の被害者

bull 一方食い込むが故に警察が隠している重要な事実警察内部の不祥事情報がもたらされることもある

bull 警察内部の不祥事を警察自らが発表する事はまずない

bull 警察本部や警察署ぐるみの不祥事が表沙汰になるがこれはシンパからのリークによるものでスクープになる

bull 警察が自発的に発表する事はない

bull 犯人が逮捕され連行される場面や警察署から検察に移送される場面が報道されるが疑念を抱いた事はないだろうか

bull 何故その瞬間の撮影を多くのマスメディアが行えるのか

bull 実は警察側からメディアに事前予告がある

bull 警察のお手柄を誇示する為

bull 記者クラブを通じて連絡される事もあればシンパを通じて特定の記者だけが知る場合もある

bull 「時にここを通るのでそこからこのアングルで狙うと良いですよ」等具体的に教えられる

bull 引き回しと呼ぶ

bull 注意しなければならないのはこの時点ではまだ容疑者であって犯人ではないと言う点

bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

bull そもそも数える事自体不可能

bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 9: Media Literacy Part 12

bull しかし警察発表を待っていたのでは他のマスメディアと違いが出せない

bull 事件記者の本分は他のマスメディアが知らない事実を「スクープ」するところにある

bull 事件記者はその為に「シンパ」と呼ばれる内通者を作る事に躍起になる

bull 警察官や検察官に頻繁に会いに行き自宅を様々な方法で調べて直接自宅に行く事もある

bull 警察官や検察官は公務員であり捜査情報を記者に流すのは「違法行為」である

bull また捜査情報がマスメディアによって報道される事で容疑者が証拠隠滅を図ったり逃亡する事もある

bull この様な背景があるにも関わらず捜査員が「違法行為」を犯してまで情報を流してくれる人間関係を構築する

bull しかし食い込むが故に警察と同化してしまい市民の視点を失ってしまう事もある

bull 警察の見込み捜査の片棒を担いだり警察の不祥事に配慮してしまう事もある

bull 一例ではあるが無実の人を警察と一緒になって犯人扱いする事も珍しい事ではない

bull 許される事ではない

bull 前回話した松本サリン事件の第一通報者はこの例の被害者

bull 一方食い込むが故に警察が隠している重要な事実警察内部の不祥事情報がもたらされることもある

bull 警察内部の不祥事を警察自らが発表する事はまずない

bull 警察本部や警察署ぐるみの不祥事が表沙汰になるがこれはシンパからのリークによるものでスクープになる

bull 警察が自発的に発表する事はない

bull 犯人が逮捕され連行される場面や警察署から検察に移送される場面が報道されるが疑念を抱いた事はないだろうか

bull 何故その瞬間の撮影を多くのマスメディアが行えるのか

bull 実は警察側からメディアに事前予告がある

bull 警察のお手柄を誇示する為

bull 記者クラブを通じて連絡される事もあればシンパを通じて特定の記者だけが知る場合もある

bull 「時にここを通るのでそこからこのアングルで狙うと良いですよ」等具体的に教えられる

bull 引き回しと呼ぶ

bull 注意しなければならないのはこの時点ではまだ容疑者であって犯人ではないと言う点

bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

bull そもそも数える事自体不可能

bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 10: Media Literacy Part 12

bull 事件記者はその為に「シンパ」と呼ばれる内通者を作る事に躍起になる

bull 警察官や検察官に頻繁に会いに行き自宅を様々な方法で調べて直接自宅に行く事もある

bull 警察官や検察官は公務員であり捜査情報を記者に流すのは「違法行為」である

bull また捜査情報がマスメディアによって報道される事で容疑者が証拠隠滅を図ったり逃亡する事もある

bull この様な背景があるにも関わらず捜査員が「違法行為」を犯してまで情報を流してくれる人間関係を構築する

bull しかし食い込むが故に警察と同化してしまい市民の視点を失ってしまう事もある

bull 警察の見込み捜査の片棒を担いだり警察の不祥事に配慮してしまう事もある

bull 一例ではあるが無実の人を警察と一緒になって犯人扱いする事も珍しい事ではない

bull 許される事ではない

bull 前回話した松本サリン事件の第一通報者はこの例の被害者

bull 一方食い込むが故に警察が隠している重要な事実警察内部の不祥事情報がもたらされることもある

bull 警察内部の不祥事を警察自らが発表する事はまずない

bull 警察本部や警察署ぐるみの不祥事が表沙汰になるがこれはシンパからのリークによるものでスクープになる

bull 警察が自発的に発表する事はない

bull 犯人が逮捕され連行される場面や警察署から検察に移送される場面が報道されるが疑念を抱いた事はないだろうか

bull 何故その瞬間の撮影を多くのマスメディアが行えるのか

bull 実は警察側からメディアに事前予告がある

bull 警察のお手柄を誇示する為

bull 記者クラブを通じて連絡される事もあればシンパを通じて特定の記者だけが知る場合もある

bull 「時にここを通るのでそこからこのアングルで狙うと良いですよ」等具体的に教えられる

bull 引き回しと呼ぶ

bull 注意しなければならないのはこの時点ではまだ容疑者であって犯人ではないと言う点

bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

bull そもそも数える事自体不可能

bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 11: Media Literacy Part 12

bull 警察官や検察官は公務員であり捜査情報を記者に流すのは「違法行為」である

bull また捜査情報がマスメディアによって報道される事で容疑者が証拠隠滅を図ったり逃亡する事もある

bull この様な背景があるにも関わらず捜査員が「違法行為」を犯してまで情報を流してくれる人間関係を構築する

bull しかし食い込むが故に警察と同化してしまい市民の視点を失ってしまう事もある

bull 警察の見込み捜査の片棒を担いだり警察の不祥事に配慮してしまう事もある

bull 一例ではあるが無実の人を警察と一緒になって犯人扱いする事も珍しい事ではない

bull 許される事ではない

bull 前回話した松本サリン事件の第一通報者はこの例の被害者

bull 一方食い込むが故に警察が隠している重要な事実警察内部の不祥事情報がもたらされることもある

bull 警察内部の不祥事を警察自らが発表する事はまずない

bull 警察本部や警察署ぐるみの不祥事が表沙汰になるがこれはシンパからのリークによるものでスクープになる

bull 警察が自発的に発表する事はない

bull 犯人が逮捕され連行される場面や警察署から検察に移送される場面が報道されるが疑念を抱いた事はないだろうか

bull 何故その瞬間の撮影を多くのマスメディアが行えるのか

bull 実は警察側からメディアに事前予告がある

bull 警察のお手柄を誇示する為

bull 記者クラブを通じて連絡される事もあればシンパを通じて特定の記者だけが知る場合もある

bull 「時にここを通るのでそこからこのアングルで狙うと良いですよ」等具体的に教えられる

bull 引き回しと呼ぶ

bull 注意しなければならないのはこの時点ではまだ容疑者であって犯人ではないと言う点

bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

bull そもそも数える事自体不可能

bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 12: Media Literacy Part 12

bull この様な背景があるにも関わらず捜査員が「違法行為」を犯してまで情報を流してくれる人間関係を構築する

bull しかし食い込むが故に警察と同化してしまい市民の視点を失ってしまう事もある

bull 警察の見込み捜査の片棒を担いだり警察の不祥事に配慮してしまう事もある

bull 一例ではあるが無実の人を警察と一緒になって犯人扱いする事も珍しい事ではない

bull 許される事ではない

bull 前回話した松本サリン事件の第一通報者はこの例の被害者

bull 一方食い込むが故に警察が隠している重要な事実警察内部の不祥事情報がもたらされることもある

bull 警察内部の不祥事を警察自らが発表する事はまずない

bull 警察本部や警察署ぐるみの不祥事が表沙汰になるがこれはシンパからのリークによるものでスクープになる

bull 警察が自発的に発表する事はない

bull 犯人が逮捕され連行される場面や警察署から検察に移送される場面が報道されるが疑念を抱いた事はないだろうか

bull 何故その瞬間の撮影を多くのマスメディアが行えるのか

bull 実は警察側からメディアに事前予告がある

bull 警察のお手柄を誇示する為

bull 記者クラブを通じて連絡される事もあればシンパを通じて特定の記者だけが知る場合もある

bull 「時にここを通るのでそこからこのアングルで狙うと良いですよ」等具体的に教えられる

bull 引き回しと呼ぶ

bull 注意しなければならないのはこの時点ではまだ容疑者であって犯人ではないと言う点

bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

bull そもそも数える事自体不可能

bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 13: Media Literacy Part 12

bull しかし食い込むが故に警察と同化してしまい市民の視点を失ってしまう事もある

bull 警察の見込み捜査の片棒を担いだり警察の不祥事に配慮してしまう事もある

bull 一例ではあるが無実の人を警察と一緒になって犯人扱いする事も珍しい事ではない

bull 許される事ではない

bull 前回話した松本サリン事件の第一通報者はこの例の被害者

bull 一方食い込むが故に警察が隠している重要な事実警察内部の不祥事情報がもたらされることもある

bull 警察内部の不祥事を警察自らが発表する事はまずない

bull 警察本部や警察署ぐるみの不祥事が表沙汰になるがこれはシンパからのリークによるものでスクープになる

bull 警察が自発的に発表する事はない

bull 犯人が逮捕され連行される場面や警察署から検察に移送される場面が報道されるが疑念を抱いた事はないだろうか

bull 何故その瞬間の撮影を多くのマスメディアが行えるのか

bull 実は警察側からメディアに事前予告がある

bull 警察のお手柄を誇示する為

bull 記者クラブを通じて連絡される事もあればシンパを通じて特定の記者だけが知る場合もある

bull 「時にここを通るのでそこからこのアングルで狙うと良いですよ」等具体的に教えられる

bull 引き回しと呼ぶ

bull 注意しなければならないのはこの時点ではまだ容疑者であって犯人ではないと言う点

bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

bull そもそも数える事自体不可能

bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 14: Media Literacy Part 12

bull 一例ではあるが無実の人を警察と一緒になって犯人扱いする事も珍しい事ではない

bull 許される事ではない

bull 前回話した松本サリン事件の第一通報者はこの例の被害者

bull 一方食い込むが故に警察が隠している重要な事実警察内部の不祥事情報がもたらされることもある

bull 警察内部の不祥事を警察自らが発表する事はまずない

bull 警察本部や警察署ぐるみの不祥事が表沙汰になるがこれはシンパからのリークによるものでスクープになる

bull 警察が自発的に発表する事はない

bull 犯人が逮捕され連行される場面や警察署から検察に移送される場面が報道されるが疑念を抱いた事はないだろうか

bull 何故その瞬間の撮影を多くのマスメディアが行えるのか

bull 実は警察側からメディアに事前予告がある

bull 警察のお手柄を誇示する為

bull 記者クラブを通じて連絡される事もあればシンパを通じて特定の記者だけが知る場合もある

bull 「時にここを通るのでそこからこのアングルで狙うと良いですよ」等具体的に教えられる

bull 引き回しと呼ぶ

bull 注意しなければならないのはこの時点ではまだ容疑者であって犯人ではないと言う点

bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

bull そもそも数える事自体不可能

bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

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bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 15: Media Literacy Part 12

bull 一方食い込むが故に警察が隠している重要な事実警察内部の不祥事情報がもたらされることもある

bull 警察内部の不祥事を警察自らが発表する事はまずない

bull 警察本部や警察署ぐるみの不祥事が表沙汰になるがこれはシンパからのリークによるものでスクープになる

bull 警察が自発的に発表する事はない

bull 犯人が逮捕され連行される場面や警察署から検察に移送される場面が報道されるが疑念を抱いた事はないだろうか

bull 何故その瞬間の撮影を多くのマスメディアが行えるのか

bull 実は警察側からメディアに事前予告がある

bull 警察のお手柄を誇示する為

bull 記者クラブを通じて連絡される事もあればシンパを通じて特定の記者だけが知る場合もある

bull 「時にここを通るのでそこからこのアングルで狙うと良いですよ」等具体的に教えられる

bull 引き回しと呼ぶ

bull 注意しなければならないのはこの時点ではまだ容疑者であって犯人ではないと言う点

bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

bull そもそも数える事自体不可能

bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 16: Media Literacy Part 12

bull 警察本部や警察署ぐるみの不祥事が表沙汰になるがこれはシンパからのリークによるものでスクープになる

bull 警察が自発的に発表する事はない

bull 犯人が逮捕され連行される場面や警察署から検察に移送される場面が報道されるが疑念を抱いた事はないだろうか

bull 何故その瞬間の撮影を多くのマスメディアが行えるのか

bull 実は警察側からメディアに事前予告がある

bull 警察のお手柄を誇示する為

bull 記者クラブを通じて連絡される事もあればシンパを通じて特定の記者だけが知る場合もある

bull 「時にここを通るのでそこからこのアングルで狙うと良いですよ」等具体的に教えられる

bull 引き回しと呼ぶ

bull 注意しなければならないのはこの時点ではまだ容疑者であって犯人ではないと言う点

bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

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bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 17: Media Literacy Part 12

bull 犯人が逮捕され連行される場面や警察署から検察に移送される場面が報道されるが疑念を抱いた事はないだろうか

bull 何故その瞬間の撮影を多くのマスメディアが行えるのか

bull 実は警察側からメディアに事前予告がある

bull 警察のお手柄を誇示する為

bull 記者クラブを通じて連絡される事もあればシンパを通じて特定の記者だけが知る場合もある

bull 「時にここを通るのでそこからこのアングルで狙うと良いですよ」等具体的に教えられる

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bull 注意しなければならないのはこの時点ではまだ容疑者であって犯人ではないと言う点

bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

bull そもそも数える事自体不可能

bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

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bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

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bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

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bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 18: Media Literacy Part 12

bull 実は警察側からメディアに事前予告がある

bull 警察のお手柄を誇示する為

bull 記者クラブを通じて連絡される事もあればシンパを通じて特定の記者だけが知る場合もある

bull 「時にここを通るのでそこからこのアングルで狙うと良いですよ」等具体的に教えられる

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bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

bull そもそも数える事自体不可能

bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 19: Media Literacy Part 12

bull 「時にここを通るのでそこからこのアングルで狙うと良いですよ」等具体的に教えられる

bull 引き回しと呼ぶ

bull 注意しなければならないのはこの時点ではまだ容疑者であって犯人ではないと言う点

bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

bull そもそも数える事自体不可能

bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 20: Media Literacy Part 12

bull 注意しなければならないのはこの時点ではまだ容疑者であって犯人ではないと言う点

bull 後に194584罪だった場合重大な人権侵害にあたる

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

bull この数値は決して正しくない

bull そもそも数える事自体不可能

bull 午前午後終わりにおおよその人数をカウントしてその合計値を報道する

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

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bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

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Page 21: Media Literacy Part 12

bull またある催事があった場合に当日の人出が数値として報道される事がある

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記者クラブ

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bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

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bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

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bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

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Page 22: Media Literacy Part 12

bull ある人が朝から最後まで居たとしたらその人は「3人」としてカウントされる

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

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bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

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bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 23: Media Literacy Part 12

記者クラブ

bull 記者クラブについては批判的な意見が多いがその理由を知る事こそが重要

bull 国内のニュースのほとんどは記者クラブ経由だから

bull 実は記者クラブは正式な機関ではなく「記者の親睦の場」に過ぎない

bull にも関わらず取材拠点として機能している

bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

bull 一つの部屋の中にライバル各社の記者が集まっている不思議な空間である

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bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

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bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

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Page 24: Media Literacy Part 12

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bull 記者クラブは国の省庁国会都道府県庁議会警察本部政令指定都市の市役所議会業界団体の本部や企業にまである

bull 記者クラブの目的は「取材の効率化と国民の知る権利を代行する報道メディアが権力を監視しながら市民に情報提供するもの」と言う事になっている

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

bull 日本新聞協会にはテレビ局も加盟している

bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

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bull そして設置機関は先に述べた通り官公庁や業界団体と言う権力資本政治力を持つところである

bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

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bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

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bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

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Page 25: Media Literacy Part 12

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bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

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bull 日本新聞協会に加盟していない宗教や政党の新聞(機関誌)出版雑誌フリージャーナリストは立ち入り禁止である

bull 「記者発表資料」は記者クラブ加盟の報道メディアだけに配布される

bull 記者クラブには設置機関が部屋を提供している

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Page 26: Media Literacy Part 12

bull 親睦団体であり正式な組織でない為記者クラブによって会則は異なるが一般的に業界団体である「日本新聞協会」に所属している新聞社通信社テレビ局の記者に限られる

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Page 29: Media Literacy Part 12

bull この事はつまり設置機関の発表した内容がそのまま流れている事を示す

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bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

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bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

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bull 発表される情報に疑問を抱き虚実を判断し隠された問題を追及する記者もいるが非常に稀である

bull またこの様な事をすると記者クラブの中で疎外される

bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

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bull 記者クラブ宛の情報は加盟報道各社に同時かつ平等に発表される為特オチ(自社だけが知らずに報道できなかった)が無い

bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

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bull 記者クラブには情報規制の問題があるbull 記者発表される日程が記者クラブの黒板に書き出される「黒板協定」

bull 報道できる日時を取り決める「しばり」

bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

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bull 「しばり」がかかった場合以前から取材を続けて記事が出来上がっていても報道できない

bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

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bull これらの協定は記者同士の話し合いで決まる事が多い

bull 誘拐事件の場合容疑者を報道する事によって被害者の生命が脅かされる危険がある為警察から報道自粛の依頼がある

bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

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bull 強盗事件の場合でも容疑者を報道すると証拠隠滅や逃亡の恐れがある為にやはり警察から報道自粛依頼がある

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 36: Media Literacy Part 12

bull その他に例えば誤って母親が乳幼児を死なせてしまった場合事件性が無ければ両親や親族の心境を考慮して報道しない事を決める場合もある

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 37: Media Literacy Part 12

bull 協定やしばりを破ると記者クラブから「除名」され数ヶ月復帰できない

bull その為報道が横並びになってしまうと言う問題がある

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 38: Media Literacy Part 12

bull 記者クラブが設置機関からの情報を元に報道をすると言う事は虚偽の情報が提供された場合にその内容を報道してしまう事になる

bull 東京電力の福島第一原発に関する一連の報道を見れば国の機関や東京電力が虚偽の記者会見や記者発表を平然と行っている事が判る

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない

Page 39: Media Literacy Part 12

bull 発表する側は後に事実が明るみに出たとしても「あの時点ではそう認識していた」と「嘘」ではない事を強調する

bull 報道メディアは発表された内容を記事にした為であり虚偽報道ではない事を強調する

bull 結果として虚偽の記事への発表は誰も責任を取らない